JP5838146B2 - ベッド装置 - Google Patents

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Description

この発明はベッド本体の幅方向の端部に側柵が設けられるベッド装置に関する。
たとえば、介護用などのベッド装置はベッド本体を有し、このベッド本体の長手方向一端にはボード体としてのヘッドボード、他端には同じくボード体としてのフットボードが設けられている。
このようなベッド装置においては、利用者や利用者に掛けられた寝具などが上記ベッド本体上から落ちるのを防止するため、上記ベッド本体の側部に側柵を設けることができるようにしている。
通常、上記側柵は下端に差込み部を有し、上記ベッド本体の側部のサイドフレームに形成された取り付け孔に上記差込み部を着脱可能に差し込んで設けられ、不要な場合には取り外すことができるようになっている。
上記側柵の幅寸法は、ベッド本体の長さ寸法よりも短く形成され、必要に応じて複数、通常2つの側柵をベッド本体のサイドフレームに並べて取り付けるということが行なわれている。側柵をサイドフレームに取り付けると、ヘッドボードと側柵の端部との間、さらにはフットボードと側柵の端部との間に隙間が生じることがあり、その隙間に物や利用者の身体の一部が挟まるという虞がある。
そこで、上記ボード体と上記側柵の端部との間に生じる隙間に物や利用者の身体の一部が挟まるのを防止するということが行なわれている。たとえば、特許文献1ではほぼ直角に位置するボード体の上端と、ベッド本体の側部に設けられた側柵の上端とがなすL字状の個所に、ほぼ直角に屈曲した、断面が半円筒形状のサイドレールスペーサを装着することで、上記ボード体と側柵との間に生じた隙間の上端開口部分を閉塞するようにしている。
特許文献2では、ボード体の側部に第2の差込支持部を設け、ベッド本体の側部の第1の差込支持部に第1の支持棒体を差し込んで設けられる側柵には、上記第2の差込支持部に差し込むための第2の支持棒体を設けることで、上記ボード体と上記側柵の端部とに隙間が生じないようにしている。
特開2010−69179号公報 特許第5051780号公報
しかしながら、特許文献1に示された構成によると、ボード体と側柵との高さ寸法が同じでないと、これらの上端にほぼ直角に屈曲した上記サイドレールスペーサを装着することができないということがある。つまり、上記ボード体と側柵との高さ寸法に制限を受けることになるから、既存のベッド装置において、ボード体と側柵との高さ寸法が異なる場合には適用できないということがある。
特許文献2に示された構成によると、ボード体と側柵の端部とに隙間が生じないよう、上記側柵をベッド本体に設けるため、ボード体の側部、つまりベッド本体に第2の差込支持部を設け、側柵には第2の支持棒体を設け、この第2の支持棒体を上記第2の差込支持部に差し込むようにしなければならないから、上記第2の差込支持部や第2の支持棒体を有していない既存のベッド装置に直ちに適用することができないということがある。
この発明は、既存のベッド本体に側柵を設けた場合、この側柵の端部とボード体との間に隙間が生じても、その隙間を直ちに塞ぐことができるようにしたベッド装置を提供することにある。
この発明は、ベッド本体と、
このベッド本体の長手方向の端部に設けられるボード体と、
上記ベッド本体の側部に設けられる側柵と、
弾性材料によって形成され上記ボード体と上記側柵の端部に生じる第1の隙間に設けられる第1のスペーサ部材を具備し、
上記側柵の少なくとも端部はパイプ材によって形成されていて、
上記第1のスペーサ部材は、対向する側面のそれぞれに備える一対の収容部に隣り合う上記側柵の上記パイプ材を挟み込む2つの分割部材と、上記2つの分割部材の側面を結合する連結手段とから構成されていることを特徴とするベッド装置。
この発明は、ベッド本体と、
このベッド本体の長手方向の端部に設けられるボード体と、
上記ベッド本体の側部に設けられる側柵と、
弾性材料によって形成され上記ボード体と上記側柵の端部に生じる第1の隙間に設けられる第1のスペーサ部材を具備し、
上記ベッド本体の側部には複数の側柵が並設され、隣り合う複数の側柵間に生じる第2の隙間には第2のスペーサ部材が設けられるようになっていて、
上記側柵の少なくとも端部はパイプ材によって形成されていて、
上記第2のスペーサ部材は、対向する側面のそれぞれに備える一対の収容部に隣り合う上記側柵の上記パイプ材を挟み込む2つの分割部材と、上記2つの分割部材の側面を結合する連結手段とから構成されていることを特徴とするベッド装置にある。
この発明によれば、ボード体と側柵の端部に生じる隙間に弾性材料によって形成されたスペーサ部材を設けて上記隙間を塞ぐようにした。
そのため、ボード体と側柵の高さに制限を受けたり、ベッド本体や側柵を改造して上記隙間がなくなるよう上記側柵をベッド本体に取付けるようするなどのことなく、既存のベッド本体のボード体と側柵の端部に生じる隙間を塞ぐことが可能となる。
この発明の第1の実施の形態を示すベッド装置の斜視図。 (a)は第1のスペーサ部材の斜視図、(b)は第1のスペーサ部材と第1の隙間を示す平面図。 (a)は第2のスペーサ部材の斜視図、(b)は第2のスペーサ部材と第2の隙間を示す平面図。 この発明の第2の実施の形態を示す第1のスペーサ部材の斜視図。 この発明の第3の実施の形態を示す第2のスペーサ部材の斜視図。 この発明の第4の実施の形態を示す第1、第2のスペーサ部材の斜視図。 この発明の第5の実施の形態を示す第1、第2のスペーサ部材の斜視図。 (a)はこの発明の第6の実施の形態を示す第1のスペーサ部材の斜視図、(b)は図8(a)に示す第1のスペーサ部材を第1の隙間に設けた状態の平面図。 この発明の第7の実施の形態を示す第1のスペーサ部材の斜視図。 この発明の第8の実施の形態を示す第2のスペーサ部材の斜視図。 (a)はこの発明の第9の実施の形態を示す第1のスペーサ部材の斜視図、(b)は図11(a)に示す第1のスペーサ部材を第1の隙間に設けた状態の平面図。 この発明の第10の実施の形態を示す第1のスペーサ部材を第1の隙間に設けた状態の平面図。 この発明の第11の実施の形態を示す第2のスペーサ部材を第2の隙間に設けた状態の平面図。 この発明の第12の実施の形態を示す第2のスペーサ部材を第2の隙間に設けた状態の平面図。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1乃至図3はこの発明の第1の実施の形態を示し、図1はベッド装置を示す斜視図であって、このベッド装置はベッド本体1を備えている。このベッド本体1は複数の脚体2によって所定の高さで水平に支持されている。このベッド本体1の長手方向一端にはボード体としてのヘッドボード3が設けられ、他端には同じくボード体としてのフットボード4が設けられている。
上記ベッド本体1の幅方向の両側にはサイドレール6(一方のみ図示)が設けられ、一方のサイドレール6には2つの側柵7が着脱可能に並設されている。つまり、上記側柵7はパイプ材によって形成された枠部7aを有し、この枠部7aの高さ方向中途部にはパイプ材からなる横部材7bが水平に架設されている。
上記横部材7bと上記枠部7aの下辺との間には、同じくパイプ材からなる複数の縦部材7cが所定間隔で設けられている。複数の縦部材7cのうちの2本の縦部材7cは他の縦部材7cよりも長く形成されていて、下端部を上記枠部7aの下辺から下方へ突出させた差込み部7dとなっている。
上記サイドレール5には上記差込み部7dと対応する位置に4つの取付け孔8が上面に開口して形成されていて、これら取付け孔8に各側柵7の上記2本の縦部材7cの差込み部7dがそれぞれ着脱可能に差し込まれる。それによって、上記側柵7が上記ベッド本体1の側部に着脱可能に取り付けられている。
なお、上記ベッド本体1の上面には利用者が仰臥するためのマットレスMが載置されている。
上記ベッド本体1の側部に2つの側柵7を取付けると、一方の側柵7の端部と上記ヘッドボード3の板面との間、及び他方の側柵7の端部と上記フットボード4の板面との間にそれぞれ第1の隙間11が生じ、2つの側柵7の互いに隣り合う端部間には第2の隙間12が生じる。つまり、第1の隙間11と第2の隙間12は上記側柵7の高さ方向全長にわたって生じることになる。
2つの上記第1の隙間11にはそれぞれ第1のスペーサ部材14が設けられ、上記第2の隙間12には第2のスペーサ部材15が設けられている。上記第1のスペーサ部材14と第2のスペーサ部材15は比較的硬い弾力性を有する、たとえば硬質ウレタン、ポリエチレンなどの発泡素材、あるいは合成ゴムなどの弾性材料によって柱状に成形されている。
具体的には、上記第1、第2のスペーサ部材14,15は上記側柵7の高さ寸法とほぼ同等或いは少し短めの長さ寸法を有する柱状であって、表面はたとえば成形加工時にスキン層にするなどして気泡の凹凸が生じない円滑面に形成されている。
図2(a),(b)に示すように、上記第1のスペーサ部材14の一側面には、上記側柵7の端部である、上記枠部7aを形成するパイプ材に対応する円弧状の第1の凹部14aが全長にわたって形成されている。
図2(b)に示すように、上記第1の凹部14aの底面と、上記第1のスペーサ部材14の他側面との厚さ寸法t1は、上記第1の隙間11の幅寸法t2よりもわずかに大きく設定されている。
それによって、上記第1のスペーサ部材14の上記第1の凹部14aを上記側柵7の端部の枠部7aを形成するパイプ材に係合させて、上記第1の隙間11に装着すると、上記第1のスペーサ部材14はその第1の凹部14aの部分の厚さ寸法t1と、第1の隙間11の幅寸法t2との差に応じて圧縮変形させられた状態で上記第1の隙間11に設けられることになる。
つまり、上記第1のスペーサ部材14は圧縮変形による復元力によって、上記第1の隙間11に確実に保持されることになる。
図3(a),(b)に示すように、上記第2のスペーサ部材15は、その両側面に上記側柵7の上記枠部7aを形成するパイプ材に対応する円弧状の一対の第2の凹部15aが全長にわたって形成されている。
図3(b)に示すように、一対の第2の凹部15aの底面間の厚さ寸法t11は、隣り合う一対の側柵7の枠部7aの端部間の上記第2の隙間12の幅寸法t12よりもわずかに大きく設定されている。
それによって、上記第2のスペーサ部材15を一対の上記第2の凹部15aを各側柵7の枠部7aの端部のパイプ材に係合させて、上記第2の隙間12に装着すると、上記第2のスペーサ部材14は一対の第1の凹部14の底面間の厚さ寸法t11と、第2の隙間12の幅寸法t12との差によって圧縮変形させられた状態で上記第2の隙間12に設けられることになる。
つまり、上記第2のスペーサ部材15は圧縮変形による復元力によって、上記第2の隙間12に確実に保持されることになる。
上記構成のベッド装置によれば、ベッド本体1の側部に一対の側柵7を設けたときに生じる、ヘッドボード3と側柵7の端部との間の第1の隙間11、及びフットボード4と側柵7の端部との間の第1の隙間11にそれぞれ第1のスペーサ部材14を設け、一対の側柵7の端部間に生じる第2の隙間12には第2のスペーサ部材15を設けるようにしている。
つまり、側柵7を設けることによって生じる上記第1、第2の隙間11,12は上記第1、第2のスペーサ部材14,15によって塞がれている。そのため、マットレスM上に仰臥した利用者が側柵7に手を掛けて立ち上がる際など、手を滑らした場合などに、手首や腕、或いは身体の他の部分などが上記各隙間11,12の上端の開放部分から内部に入り込んで挟まれるのが防止されることになる。
上記第1、第2のスペーサ部材14,15は、上記各隙間11,12の上下方向のほぼ全長にわたって設けられている。そのため、利用者は上記各隙間11,12上端の開放部分からだけでなく、高さ方向の中途部の側方部分からも、手首や腕、或いは身体の他の部分などが入り込んで挟まれるのが防止されることになるから、安全性がさらに向上することになる。
上記第1、第2のスペーサ部材14,15には、上記側柵7の枠部7aの端部のパイプ材に係合する第1、第2の凹部14a,15aが形成されている。しかも、各スペーサ部材14,15は上記各隙間11,12に圧縮変形させられた状態で設けられている。
そのため、第1、第2の隙間11,12に挟み込まれた第1、第2のスペーサ部材14,15に不用意な外力が加わることがあっても、これらのスペーサ部材14,15が上記第1、第2の隙間11,12から容易に脱落するということがない。
しかも、上記スペーサ部材14,15が比較的硬質な弾性材料によって形成されていることによっても、上記第1、第2の隙間11,12から脱落し難いということがある。
したがって、上記第1、第2の隙間11,12に設けられた上記第1、第2のスペーサ部材14,15は、上記第1、第2の隙間11,12に利用者の身体が入り込むのを防止するという機能を十分に果たすことが可能となる。
上記第1、第2のスペーサ部材14,15は発泡樹脂などの弾性材料によって形成されているが、それらの表面はスキン層などによって円滑面に形成されている。そのため、上記第1、第2のスペーサ部材14,15に利用者などが繰り返して手を触れることがあっても、その表面が汚れ難いばかりか、汚れた場合には清掃、消毒を確実に行なえるから、清潔な状態での使用が可能となる。
上記第1、第2のスペーサ部材14,15にはそれぞれ枠部7aのパイプ材がはまり込む第1、第2の凹部14a,15bが形成されている。そのため、上記第1、第2のスペーサ部材14,15は上記第1、第2の隙間11,12の、たとえば上端の開放部分から下方に向かって差し込むだけ、上記第1、第2の隙間11,12に設けることができる。
つまり、ベッド本体1に側柵7を設けたときに生じる、上記第1、第2の隙間11,12に上記第1、第2のスペーサ部材14,15を装着するだけで、その第1、第2の隙間11,12を塞ぐことができる。
しかも、上記第1、第2の隙間11,12に、弾性材料によって形成された上記第1、第2のスペーサ部材14,15を弾性的に圧縮変形させて設けるようにしている。そのため、上記第1、第2のスペーサ部材14,15の厚さ寸法を、上記第1、第2の隙間11,12の幅寸法よりもある程度大きく設定しておけば、既存のベッド装置毎に上記第1、第2の隙間11,12の幅寸法にばらつきがあても、上記第1、第2のスペーサ部材14,15によって上記第1、第2の隙間11,12を確実にふさぐことが可能となる。
つまり、ベッド本体1の側部に側柵7が設けられる既存のベッド装置であれば、そのベッド装置に改良を施すことなく、側柵7とヘッドボード3及びフットボード4に生じる第1の隙間11と、隣り合う一対の側柵7間に生じる第2の隙間12を塞ぐために使用することができる。
図4乃至図14はそれぞれ上記第1、第2のスペーサ部材の変形例を示す。
図4は第1のスペーサ部材14の変形例を示す第2の実施の形態であって、凹部14aが形成された一側面と隣接する2つの側面の一方には第1のファスナ21が固定して設けられ、他方の側面の上下端部にはそれぞれ布地などの可撓性テープで形成されたバンド22の一端が固着されている。各バンド22の他端には上記第1のファスナ21と係脱するテープ状の第2のファスナ23が設けられている。
この実施の形態において、上記第1のファスナ21、バンド22及び第2のファスナ23は第1のスペーサ部材14を上記側柵7に保持する保持手段を構成している。
そして、上記第1のスペーサ部材14を、その凹部14aを側柵7のパイプ材によって形成された枠部7aの端部に係合させて第1の隙間11に装着した後、上記一対のバンド22によって上記第1のスペーサ部材14を上記枠部7aに保持する。
それによって、上記第1のスペーサ部材14が上記第1の隙間11に対して小さめで、がた付く状態であっても、上記第1のスペーサ部材14を上記第1の隙間11に、不用意な外力が加わっても脱落するようなことなく、確実に保持することが可能となる。つまり、側柵7の枠部7aの端部と、ヘッドボード3及びフットボード4とがなす第1の隙間11の幅寸法にばらつきがあっても、上記第1のスペーサ部材14によって上記第1の隙間11を確実に塞ぐことが可能となる。
図5は第2のスペーサ部材15の変形例を示す第3の実施の形態で、この第2のスペーサ部材15にも、第1の変形例の第1のスペーサ部材14と同様、凹部15aが形成されていない2つの側面のうちの、一方の側面にはそれぞれ一対の第1のファスナ24が所定間隔で設けられ、他方の側面の上下二箇所にはバンド25の中途部が取り付けられている。各バンド25の両端には上記一対の第1のファスナ24に係脱する第2のファスナ26がそれぞれ設けられている。
そして、上記第2のスペーサ部材14を第2の隙間12に装着したならば、上記バンド25の第1のファスナ24を上記第1のファスナ24に係着させて上記第2のスペーサ部材14を一対の側柵7の枠部7aの隣り合う端部間に保持する。
上記第1のファスナ24、バンド25及び第2のファスナ26は第2のスペーサ部材15を上記側柵7に保持する保持手段を構成している。
このような構成によれば、上記第2のスペーサ部材15がバンド25によって一対の側柵7に保持されているため、上記第2のスペーサ部材15に不用意な外力が加わることがあったり、第2のスペーサ部材15の一対の凹部15a間の寸法が第2の隙間12の寸法より小さな場合であっても、上記第2のスペーサ部材15を上記第2の隙間12から脱落するようなことなく確実に保持することができる。
図6は第1、第2のスペーサ部材14A,15Aの変形例である第4の実施の形態であって、これらスペーサ部材14A,15Aは第1の隙間11或いは第2の隙間12の幅寸法よりも大きな幅寸法を有する角柱状に形成されている。
それによって、上記第1、第2のスペーサ部材14A,15Aは圧縮変形させられて上記第1の隙間11或いは第2の隙間12に保持されることになる。
なお、図6においては第1スペーサ部材14Aと第2のスペーサ部材15Aを同じ大きさで示しているが、これら第1、第2のスペーサ部材14A,15Aは第1の隙間11と第2の隙間12の大きさに応じて寸法が設定されることは勿論である。
図7は第1、第2のスペーサ部材14B,15Bの変形例を示す第5の実施の形態であって、これらスペーサ部材14B,15Bは、一端側が第1の隙間11或いは第2の隙間12の幅寸法よりも大きな幅寸法を有する断面形状が台形状に形成されている。
それによって、上記第1、第2のスペーサ部材14B,15Bは圧縮変形させられて上記第1の隙間11或いは第2の隙間12に保持されることになる。
なお、図7においても第1スペーサ部材14Bと第2のスペーサ部材15Bを同じ大きさで示しているが、これら第1、第2のスペーサ部材14B,15Bも上記第4の実施の形態と同様、第1の隙間11と第2の隙間12の大きさに応じて寸法が設定されることは勿論である。
図8(a),(b)は第1のスペーサ部材14Cの変形例である第6の実施の形態あって、この第1のスペーサ部材14Cは断面形状がL字状に形成されていて、図8(b)に示すように、その一辺が上記第1の隙間11に圧縮変形させながら差し込まれ、他辺を側柵7の内面側に位置させた状態で使用される。
それによって、マットレスM上の利用者が側柵7の内面側から第1のスペーサ部材14Cに外力を加えても、この第1のスペーサ部材14が第1の隙間11から脱落し難いということがある。
図9は第1のスペーサ部材14Dの変形例を示す第7の実施の形態であって、この第1のスペーサ部材14Dは矩形状の凹部27を有する断面形状がコ字状をなしていて、その凹部17を側柵7の枠部7aの体部に係合させて上記第1の隙間11に設けられる。
このような構成の第1のスペーサ部材14Dによれば、側柵7の両側面を挟む状態で設けられるから、マットレスM上の利用者が側柵7の内面側から第1のスペーサ部材14Cに外力を加えたり、外部の人が側柵7の外面側から第1のスペーサ部材14Cに外力を加えたりしても、上記第1のスペーサ部材14Cが第1の隙間11から脱落し難いということがある。
図10は第2のスペース部材15Cの変形例を示す第8の実施の形態あって、この第2のスペース部材15Cは帯状部28aと、この帯状部28aの一側面の幅方向中途部に設けられた凸状部28bとによって断面形状がT字状に形成されている。
そして、上記第2のスペーサ部材15Cは側柵7の内面側から、上記凸状部28bを隣り合う一対の側柵7の端部間に形成された第2の隙間12に弾性変形させて差し込ませて設けられる。その場合、上記帯状部28aは側柵7の内面側に位置することになる。
したがって、上記第2のスペーサ部材15Cによれば、側柵7の内面側から不用意な外力が加わることがあっても、外面側へ脱落するのが防止されるということがある。
図11(a),(b)は第1のスペーサ部材14Eの変形例を示す第9の実施の形態であって、この第1のスペーサ部材14Eは上記第1の隙間11よりも大きな幅寸法を有する角柱状であって、その中心部には上下方向に貫通した貫通孔31が形成されている。この貫通孔31は側柵7の枠部7aを形成するパイプ材が入り込む大きさに設定されている。
上記第1のスペーサ部材14Eには上記貫通孔31と、第1のスペーサ部材14Eの外面を連通するスリット32が形成されている。
そして、上記第1のスペーサ部材14Eは上記スリット32を弾性的に押し開いて上記貫通孔31を上記側柵7の枠部7aの端部にはめ込むことで、上記第1の隙間11を閉塞する状態で設けられている。
なお、上記スリット32は第1のスペーサ部材14Eの外面に向かって開口が次第に大きくなるテーパ状としてもよい。
このような構成の第1のスペーサ部材14Eによれば、第1の隙間11の大きさが変動しても、上記第1の隙間11に確実に介在させて保持することが可能となる。つまり、第1のスペーサ部材14Eによって第1の隙間11を確実に塞ぐことができる。しかも、側柵7をベッド本体1から取外しても、上記第1のスペーサ部材14Eを側柵7から外れないようにすることができる。
上記スリット32を上記スリット32とすれば、このスリット32を上記側柵7の枠部7aの端部に押し当てることで、上記第1のスペーサ部材14Eを上記側柵7の枠部7aの端部に装着することが可能となる。つまり、上記第1のスペーサ部材14Eを上記枠部7aの端部に容易に装着することが可能となる。
図12は第1のスペーサ部材14Fの変形例を示す第10の実施の形態であって、この第1のスペーサ部材14Fは上記第1の隙間11よりも大きな幅寸法を有する角柱状の弾性部材が2つの分割部材33に分割されている。
各分割部材33の対向する側面には側柵7の枠部7aのパイプ材を挟み込むことができる断面半円形状の収容部34が形成されている。さらに、一対の分割部材33は、両面粘着テープや接着剤などの連結手段、この例では両面粘着テープ35によって互いの側面を接着して一体的化できるようになっている。
そして、上記構成の第1のスペーサ部材14Fの一対の分割部材33は、それぞれの収容部34によって側柵7の枠部7aのパイプ材を挟み込んだ状態で、上記両面粘着テープ35によって一体化される。
したがって、このような構成の第1のスペーサ部材14Fによれば、第1の隙間11の幅寸法が多少変動しても、その第1の隙間11に脱落するようなことなく確実に設けることができるばかりか、側柵7をベッド本体1から取外しても、上記第1のスペーサ部材14Fを側柵7から外れないようにすることができる。
しかも、上記第1のスペーサ部材14Fに側柵の内面側或いは外面側から不用意な外力が加わっても、上記第1の隙間11から脱落するのを確実に防止することができるから、安全性の向上を図ることができるということもある。
図13は第2の隙間12を閉塞するための第2のスペース部材15Dを示す第11の実施の形態であって、この第2のスペース部材15Dは第2の隙間12よりも大きな幅寸法を有する角柱状の弾性部材からなり、この弾性部材には隣り合う一対の側柵7の枠部7aの端部に位置する一対のパイプ材とほぼ同じ間隔で一対の貫通孔37が上下方向に沿って穿設されている。
各貫通孔37はそれぞれスリット38によって角柱状の弾性部材の側面に開放している。そして、上記第2のスペース部材15Dは上記スリット38を弾性変形させながら2つの貫通孔37を一対の側柵7の枠部7aの隣り合う端部のパイプ材にはめ込むことで、上記第2の隙間12に設けられる。
なお、上記スリット38は上記貫通孔37から上記第2のスペース部材15Dの外面に向かって開放寸法が次第に大きくなるテーパ状であってもよい。
上記構成の上記第2のスペース部材15Dによれば、上記一対の貫通孔37によって一対の側柵7のパイプ材によって形成された枠部7aの端部に確実に保持されて上記第2の隙間12を塞いでいるから、上記第2のスペース部材15Dに側柵7の内面側や外面側から不用意な外力が加わるようなことがあっても、脱落するようなことない。
図14は第2のスペース部材15Eを示す第10の変形例である第12の実施の形態であって、この第2のスペース部材15Eは第2の隙間12よりも大きな幅寸法を有する角柱状の弾性部材が幅方向に沿って2つの分割部材41に分割されている。
2つの分割部材41の互いに対向する側面には、隣り合う2つの側柵7の枠部7aのパイプ材を挟み込む一対の収容部42が形成されている。さらに、一対の分割部材41は、両面粘着テープや接着剤などの連結手段、この例では両面粘着テープ43によって互いの側面を接着して一体的化できるようになっている。上記両面粘着テープ43は剥離可能な粘着性を有するもの、貼着と剥離を繰り返して行えるものが使用される。
そして、上記構成の第2のスペーサ部材15Eの一対の分割部材41は、それぞれの収容部42によって隣り合う一対の側柵7のパイプ材によって形成された枠部7aの端部を挟み込んだ状態で、上記両面粘着テープ43によって一体化されて第2の隙間12を塞ぐよう設けられる。
上記構成の第2のスペーサ部材15Eによれば、一対の側柵7と一体化されて第2の隙間12に設けられるから、側柵7の内面側や外面側から不用意な外力が加わることがあっても、第2の隙間12から脱落するようなことなく確実に設けることができる。
上記両面粘着テープ43は剥離可能な粘着性を有するものが用いられている。そのため、側柵7をベッド本体1から取り外す際には一対の分割部材41を分解することができ、再度使用する場合には接着することができるから、実用上、非常に便利であるということもある。
なお、上記2乃至第10の実施の形態に示された第1或いは第2のスペーサ部材は、第1の実施の形態のスペーサ部材と同様、弾性材料によって表面が円滑面に形成されたものが用いられている。
上記第1乃至第10の実施の形態における第1、第2のスペーサ部材は、長さ寸法を第1、第2の隙間の長さ寸法とほぼ同等に形成する例を挙げて説明したが、第1、第2のスペーサ部材の長さ寸法は上記第1、第2の隙間の開放した上端部分を閉塞するだけの長さ寸法であってもよい。
また、側柵がベッド本体の幅方向両側に設けられることで、4つの第1の隙間と2つの第2の隙間が形成される場合、或いは幅方向の側方に側柵が1つだけ設けられ、ヘッドボードと側柵の間又はフットボードと側柵の間のいずれかに1つの第1の隙間だけが形成される場合であっても、第1のスペース部材或いは第2のスペース部材を用いるようにすればよい。
1…ベッド本体、3…ヘッドボード(ボード体)、4…フットボード(ボード体)、6…サイドレール、7…側柵、11…第1の隙間、12…第2の隙間、14…第1のスペーサ部材、15…第2のスペーサ部材、21,24…第1のファスナ(保持手段)、22,25…バンド(保持手段)、23,26…第2のファスナ(保持手段)、27…凹部、31,37…貫通孔、33,41分割部材、34,42…収容部、35,43…両面粘着テープ(連結手段)。

Claims (2)

  1. ベッド本体と、
    このベッド本体の長手方向の端部に設けられるボード体と、
    上記ベッド本体の側部に設けられる側柵と、
    弾性材料によって形成され上記ボード体と上記側柵の端部に生じる第1の隙間に設けられる第1のスペーサ部材を具備し、
    上記側柵の少なくとも端部はパイプ材によって形成されていて、
    上記第1のスペーサ部材は、対向する側面のそれぞれに備える一対の収容部に隣り合う上記側柵の上記パイプ材を挟み込む2つの分割部材と、上記2つの分割部材の側面を結合する連結手段とから構成されていることを特徴とするベッド装置。
  2. ベッド本体と、
    このベッド本体の長手方向の端部に設けられるボード体と、
    上記ベッド本体の側部に設けられる側柵と、
    弾性材料によって形成され上記ボード体と上記側柵の端部に生じる第1の隙間に設けられる第1のスペーサ部材を具備し、
    上記ベッド本体の側部には複数の側柵が並設され、隣り合う複数の側柵間に生じる第2の隙間には第2のスペーサ部材が設けられるようになっていて、
    上記側柵の少なくとも端部はパイプ材によって形成されていて、
    上記第2のスペーサ部材は、対向する側面のそれぞれに備える一対の収容部に隣り合う上記側柵の上記パイプ材を挟み込む2つの分割部材と、上記2つの分割部材の側面を結合する連結手段とから構成されていることを特徴とするベッド装置。
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