JP5836011B2 - X線CT(ComputedTomography)装置、放射線検出器及びその製造方法 - Google Patents

X線CT(ComputedTomography)装置、放射線検出器及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、X線CT装置、放射線検出器及びその製造方法に関する。
従来、X線CT装置などの放射線診断装置は、X線やγ線などの放射線を検出するための放射線検出器を備える。そして、放射線診断装置は、放射線検出器に入射する放射線から散乱線を除去するコリメータを備えるのが一般的である。かかるコリメータには、チャンネル方向からの散乱線を除去する1次元のコリメータと、チャンネル方向及びスライス方向(体軸方向)からの散乱線を除去する2次元のコリメータとがある。
ここで、従来、1次元のコリメータは、全チャンネル分のコリメータを一体で切れ目なく作成することで、コリメータ板の板厚やピッチが均一になるように製造される。一方、2次元のコリメータは、2次元の方向にコリメータ板を配置する必要があるため、全チャンネル分及び全スライス分のコリメータを一体で切れ目なく作成することが難しい。そのため、2次元のコリメータについては、複数のコリメータモジュールを作成し、各コリメータをチャンネル方向及びスライス方向に並べて配置する製造方法が用いられている。
特開2007−47174号公報
しかしながら、複数のコリメータモジュールを並べて配置する従来技術では、コリメータ板の板厚及びピッチが不均一になってしまう場合があった。図20〜23は、従来技術における課題を説明するための図である。
例えば、図20に示すように、四方に外枠を有するコリメータモジュールを並べる場合には、図21に示すように、モジュールのつなぎ目でコリメータ板の板厚やピッチがチャンネル方向(矢印Cの方向)やスライス方向(矢印Sの方向)で不連続になってしまう。また、例えば、図22及び23に示すように、2方に外枠を形成したコリメータモジュールを、外枠がない側に突出するコリメータ板の端部が隣接するモジュールの外枠に当接するように並べる場合には、製造誤差によってモジュール間でピッチのずれが生じてしまうことがある。このピッチの誤差は、組み合わせるモジュールの数が増えるほど累積して大きくなってしまう。このように、従来技術では、コリメータ板の板厚及びピッチが不均一になってしまう場合があった。
実施形態のX線CT装置は、X線検出部と、コリメータ部とを備える。X線検出部は、被検体を透過したX線を検出する。コリメータ部は、前記X線検出部に入射するX線から散乱線を除去する。ここで、コリメータ部は、複数のコリメータモジュールと、固定部とを備える。複数のコリメータモジュールは、互いに直交するチャンネル方向及びスライス方向に沿って格子状に配置された複数のコリメータ板をそれぞれ有する。固定部は、前記支持部に設けられ、前記複数のコリメータモジュールの前記チャンネル方向及び前記スライス方向の位置を固定する。また、複数のコリメータモジュールは、それぞれ、少なくとも一つの側部に形成された外枠をさらに有し、かつ、前記複数のコリメータ板が、前記少なくとも一つの側部以外の側部の少なくとも一つから端部を突出させた状態で配置される。固定部は、前記複数のコリメータモジュールを、前記チャンネル方向及び前記スライス方向に沿って並べた状態で、かつ、各コリメータモジュールが有する前記コリメータ板の突出した端部が隣接するコリメータモジュールの外枠に接触した状態で固定する。
図1は、第1の実施形態に係るX線CT装置の構成を示す図である。 図2は、図1に示したX線検出器の構成を示す図である。 図3は、図2に示したコリメータ基部の外観を示す図である。 図4は、図2に示したコリメータモジュールの構成を示す図(1)である。 図5は、図2に示したコリメータモジュールの構成を示す図(2)である。 図6は、図2に示したコリメータモジュールの構成を示す図(3)である。 図7は、図2に示したコリメータモジュールの構成を示す図(4)である。 図8は、第2の実施形態に係るコリメータモジュールの固定方法を示す図である。 図9は、第3の実施形態に係るコリメータモジュールの固定方法を示す図(1)である。 図10は、第3の実施形態に係るコリメータモジュールの固定方法を示す図(2)である。 図11は、第4の実施形態に係るX線検出部及びコリメータモジュールを示す図である。 図12は、第5の実施形態に係るコリメータ部を示す図である。 図13は、第5の実施形態に係るコリメータ支持板及びコリメータモジュールの構成を示す図(1)である。 図14は、第5の実施形態に係るコリメータ支持板及びコリメータモジュールの構成を示す図(2)である。 図15は、第5の実施形態に係るコリメータ支持板及びコリメータモジュールの構成を示す図(3)である。 図16は、第6の実施形態に係るコリメータ支持板及びコリメータモジュールの構成を示す(1)図である。 図17は、第6の実施形態に係るコリメータ支持板及びコリメータモジュールの構成を示す(2)図である。 図18は、第6の実施形態に係るコリメータ支持板及びコリメータモジュールの構成を示す(3)図である。 図19は、第7の実施形態に係るコリメータ支持板及びコリメータモジュールの構成を示す図である。 図20は、従来技術における課題を説明するための図(1)である。 図21は、従来技術における課題を説明するための図(2)である。 図22は、従来技術における課題を説明するための図(3)である。 図23は、従来技術における課題を説明するための図(4)である。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係るX線CT装置100の構成を示す図である。図1に示すように、X線CT装置100は、ガントリ110と、高電圧発生装置120と、前処理装置130と、再構成装置140と、画像処理装置150と、記憶装置160と、入力装置170と、表示装置180と、システムコントローラ190とを有する。
ガントリ110は、被検体にX線を照射し、被検体を透過したX線を検出して生データを生成する。このガントリ110は、X線管111と、スリップリング112と、X線検出器200と、フレーム113と、回転部114と、データ収集回路(Data Acquisition System:DAS)115と、非接触データ伝送装置116とを有する。
X線管111は、スリップリング112を経由して高電圧発生装置120から供給される管電圧及び管電流により、被検体に対して照射するためのX線を発生する。X線検出器200は、X線管111から発生して被検体を透過したX線を検出する。なお、このX線検出器200については、後に詳細に説明する。
フレーム113は、円環状に形成され、回転軸RAを中心にして回転可能に設けられている。このフレーム113は、回転軸RAを挟んで対向するようにX線管111及びX線検出器200を支持する。回転部114は、回転軸RAを中心にしてフレーム113を回転させる。例えば、回転部114は、0.4秒/回転の速度でフレーム113を高速に回転させる。
データ収集回路115は、X線検出器200によって検出されたX線の信号を収集し、増幅し、さらにデジタル信号のデータ(生データ)に変換する。非接触データ伝送装置116は、データ収集回路115から出力される生データを前処理装置130に送信する。
高電圧発生装置120は、ガントリ110のX線管111に管電圧及び管電流を供給してX線を発生させる装置である。前処理装置130は、非接触データ伝送装置116から送信される生データに対して感度補正などの補正処理を行うことによって、画像再構成のもとになる投影データを生成する。
再構成装置140は、前処理装置130によって生成された投影データに対して所定の再構成処理を行うことによって、被検体の画像データを再構成する。画像処理装置150は、再構成装置140により再構成された画像データを用いて3次元画像、曲面MPR(Multi Planar Reconstruction)画像、クロスカット画像などを生成する。
記憶装置160は、前処理装置130によって生成された投影データや、再構成装置140によって再構成された画像データ、画像処理装置150によって生成された各種画像などを記憶する。例えば、記憶装置160は、HDD(Hard Disk Drive)やDVD(Digital Versatile Disc)ドライブなどである。
入力装置170は、X線CT装置100に対する各種操作を操作者から受け付ける。例えば、入力装置170は、キーボードやマウスなどである。表示装置180は、再構成装置140又は画像処理装置150により生成された各種画像や、操作者から各種操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)などを出力する。例えば、表示装置180は、液晶パネルやCRT(Cathode Ray Tube)モニタなどである。
システムコントローラ190は、入力装置170によって受け付けられた各種操作に基づいて、X線CT装置100全体の動作を制御する。
次に、図1に示したX線検出器200の構成について説明する。図2は、図1に示したX線検出器200の構成を示す図である。図2に示すように、X線検出器200は、X線検出部210と、コリメータ部220とを有する。なお、図2において、矢印Cは、チャンネル方向を示している。また、矢印Sは、チャンネル方向に直交するスライス方向(体軸方向)を示している。
X線検出部210は、X線管111により発生して被検体を透過したX線を検出する。具体的には、X線検出部210は、シンチレータアレイと、PD(Photo Diode)アレイと、回路基板とを有する。シンチレータアレイは、チャンネル方向及びスライス方向に配列された複数のシンチレータブロックを有し、X線を受けて蛍光を発生させる。PDアレイは、複数のフォトダイオードを有し、シンチレータアレイにより発生した蛍光を電気信号に変換する。回路基板は、PDアレイにより変換された電気信号を取り込んでデータ収集回路115に出力する。
コリメータ部220は、X線検出部210に入射するX線から散乱線を除去する。具体的には、コリメータ部220は、コリメータ枠部221と、コリメータ基部222と、複数のコリメータモジュール223とを有する。
コリメータ枠部221は、X線の入射方向に厚みを有する概略矩形状に形成され、かつ、X線管111の焦点fを中心とする球面に沿って湾曲するように形成されている。そして、コリメータ枠部221は、内側にコリメータ基部222及び複数のコリメータモジュール223を保持する。
コリメータ基部222は、複数のコリメータモジュール223をチャンネル方向及びスライス方向に配列させて支持する。図3は、図2に示したコリメータ基部222の外観を示す図である。図3に示すように、具体的には、コリメータ基部222は、チャンネル方向及びスライス方向に並ぶように格子状に配列された複数のコリメータ板222aを有する。このように、コリメータ板222aが格子状に配列されることで、コリメータ基部222においてマトリクス状に複数の区画が形成される。これら複数の区画それぞれには、後述するコリメータモジュール223が収納される。
また、図3に示すように、複数のコリメータ板222aそれぞれは、円弧状に形成されており、X線管111の焦点fに円弧の中心が一致するように配置されている。これにより、コリメータ基部222全体が、焦点fを中心とする球面に沿って湾曲する形状となる。このため、各コリメータ板222aによって区分けされた区画それぞれにコリメータモジュール223が配置された際に、各コリメータモジュール223がそれぞれ焦点fに向くようになる。
コリメータモジュール223は、コリメータ基部222が有する複数のコリメータ板222aによって区切られた複数の区画それぞれに配置され、X線検出部210に入射するX線から散乱線を除去する。図4〜7は、図2に示したコリメータモジュール223の構成を示す図である。
図4に示すように、具体的には、コリメータモジュール223は、チャンネル方向及びスライス方向に並ぶように格子状に配列されたコリメータ板223aを有する。例えば、コリメータ板223aは、チャンネル方向に24列配置され、スライス方向に64列配置される。
ここで、各コリメータモジュール223が有する複数のコリメータ板223aは、コリメータ基部222が有するコリメータ板222aと同じ厚さを有している。なお、図4では、チャンネル方向及びスライス方向それぞれに沿って複数のコリメータ板223aが平行に並ぶように図示したが、実際には、各コリメータ板223aは、それぞれX線管111の焦点fを向くように配置されている。かかるコリメータモジュール223は、小さな単位で作成されるので、製造誤差によるコリメータ板223aのピッチずれが小さい。
また、図5に示すように、コリメータ板223aは、それぞれの両端より内側で互いに直交するように配置されている。すなわち、コリメータ板223aは、四方を取り囲む外枠がなく、複数のコリメータ板223aそれぞれの端部が四方それぞれに突出するように形成されている。
そして、図6に示すように、各コリメータ板223aは、コリメータ基部222が有するコリメータ板222aによって区分けされた区画にコリメータモジュール223が配置された際に、その区画を囲むコリメータ板222aの板面にそれぞれの両端が接するように形成されている。これにより、コリメータ基部222が有するコリメータ板222aが、コリメータモジュール223の外枠となる。また、隣接して配置されたコリメータモジュール223の間がコリメータ板223aと同じ厚さのコリメータ板222aで仕切られることになり、コリメータモジュール223のつなぎ目でもコリメータ板の厚さが連続するようになる。
また、図6に示すように、コリメータ板222aによって区分けされた各区画にコリメータモジュール223が配置されることで、コリメータモジュール223がチャンネル方向及びスライス方向に沿って精度よく配列される。これにより、コリメータモジュール間でピッチのずれが生じるのを防ぐことができる。
なお、各コリメータ板223aの端部は、例えば接着剤などを用いて、コリメータ基部222のコリメータ板222aの板面にそれぞれ固定される。このとき、例えば、図7の上側に示すように、複数のコリメータ板223aの端部を1枚おきに固定されてもよいし、図7の下側に示すように、複数のコリメータ板223aのうちいずれか1枚の端部が固定されてもよい。
上述したように、第1の実施形態に係るX線CT装置100は、被検体を透過したX線を検出するX線検出部210と、X線検出部210に入射するX線から散乱線を除去するコリメータ部220とを備える。ここで、コリメータ部220は、互いに直交するチャンネル方向及びスライス方向に並ぶように格子状に配列された複数のコリメータ板222aを有するコリメータ基部222と、複数のコリメータ板222aによって区切られた複数の区画それぞれに配置され、チャンネル方向及びスライス方向に並ぶように格子状に配列された複数のコリメータ板223aを有する複数のコリメータモジュール223とを備える。そして、各コリメータモジュール223が有する複数のコリメータ板223aは、コリメータ基部222が有するコリメータ板222aと同じ厚さを有し、それぞれの両端より内側で互いに直交するように配置され、当該コリメータモジュール223が区画に配置された際にその区画を囲むコリメータ板222aの板面にそれぞれの両端が接するように形成されている。
すなわち、コリメータ基部222が有するコリメータ板222aと各コリメータモジュール223が有するコリメータ板223aとは、それぞれ同じ厚さを有するので、コリメータ部220全体として、コリメータ板の厚さが均一になる。また、コリメータ基部222を基準にして、複数のコリメータモジュール223がチャンネル方向及びスライス方向に精度よく配列されるので、コリメータ部220全体として、コリメータ板のピッチが均一になる。したがって、第1の実施形態によれば、コリメータ板の板厚及びピッチが均一なコリメータを得ることができる。また、散乱線の除去量がチャンネル間及びスライス間で均一になるので、アーチファクトが少ない画像が得られる。
また、第1の実施形態では、コリメータ基部222が有する複数のコリメータ板222aそれぞれは、円弧状に形成されており、X線を発生するX線管111の焦点fに円弧の中心が一致するように配置されている。したがって、第1の実施形態によれば、各コリメータ板222aによって区分けされた区画それぞれにコリメータモジュール223が配置された際に、各コリメータモジュール223がそれぞれ焦点fに向くようになる。すなわち、2次元のコリメータモジュールを焦点fに向けて精度よく配列することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態で説明したコリメータモジュール223の固定方法の一例について説明する。図8は、第2の実施形態に係るコリメータモジュール223の固定方法を示す図である。
図8に示すように、本実施形態では、コリメータ基部222が有するコリメータ板222aの板面には、X線の入射方向に沿って複数の溝222bが形成される。そして、コリメータ板222aによって区分けされた区画にコリメータモジュール223が配置された際に、コリメータモジュール223が有するコリメータ板223aの端部が溝222bに当接する。ここで、コリメータ板222aに形成された溝222bにコリメータ板223aの端部が当接することで、コリメータ板222aによって区分けされた区画においてコリメータモジュール223が位置決めされる。
なお、溝222bは、コリメータモジュール223が有するコリメータ板223aの枚数と同じ数だけ形成されてもよいし、コリメータ板223aの枚数より少ない数だけ形成されてもよい。すなわち、少なくとも一つの溝222bが形成されていればよい。また、コリメータモジュール223が配置される区画を囲む4つの板面全ての板面に溝222bが形成されていてもよいし、一つの板面、2つの板面、又は3つの板面に溝222bが形成されていてもよい。
このように、第2の実施形態によれば、コリメータ基部222が有するコリメータ板222aの板面に形成された溝222bによってコリメータモジュール223の位置が決められるので、各コリメータモジュール223を精度よく固定することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態で説明したコリメータモジュール223の固定方法について、第2の実施形態とは異なる他の例を説明する。図9及び10は、第3の実施形態に係るコリメータモジュール223の固定方法を示す図である。
図9に示すように、本実施形態では、コリメータ板222aによって区分けされた区画にコリメータモジュール223が配置された際に、コリメータ板223aの端部がコリメータ板222aの一部に係合する(図9に示す円A内を参照)。
具体的には、本実施形態では、コリメータモジュール223が有するコリメータ板223aの端部に係合部が形成される。また、コリメータ基部222が有するコリメータ板222aには、コリメータ板223aの端部に形成された係合部に係合する被係合部が形成される。そして、コリメータ板222aによって区分けされた区画にコリメータモジュール223が配置された際に、コリメータ板222aの被係合部にコリメータ板223aの端部に形成された係合部が係合する。このように、コリメータ板223aの端部がコリメータ板222aの一部に係合することで、コリメータ板222aによって区分けされた区画においてコリメータモジュール223が位置決めされる。
例えば、図10に示すように、コリメータモジュール223が有するコリメータ板223aの端部には、切り欠き223cが係合部として形成される。また、コリメータ基部222が有するコリメータ板222aには、コリメータ板223aの切り欠き223cと噛み合うことが可能な切り欠き222cが被係合部として形成される。
なお、ここでは、係合部及び被係合部が切り欠きである場合について説明したが、係合部及び被係合部の形状はこれに限られない。例えば、コリメータモジュール223の端部に凸部が形成され、コリメータ基部222が有するコリメータ板222aの板面に、コリメータモジュール223の凸部に嵌合する穴が形成されてもよい。
また、係合部及び被係合部は、コリメータモジュール223が有する全てのコリメータ板223aの端部について形成されてもよいし、一部の端部について形成されてもよい。すなわち、複数のコリメータ板223aの端部のうち少なくとも一つの端部について係合部及び被係合部が形成されていればよい。
このように、第3の実施形態によれば、コリメータモジュール223が有するコリメータ板223aの端部に形成された係合部と、コリメータ基部222が有するコリメータ板222aに形成された被係合部とが係合することによって、コリメータモジュール223の位置が決められるので、各コリメータモジュール223を精度よく固定することができる。また、コリメータ板223aの厚さが薄く、その板面に溝を形成することができないような場合でも、各コリメータモジュール223の位置決めを行うことができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態で説明したX線検出部210を複数の部分に分割し、分割された各部分をそれぞれコリメータモジュール223と組み合わせてモジュール化する場合について説明する。図11は、第4の実施形態に係るX線検出部及びコリメータモジュール223を示す図である。
本実施形態では、X線検出部210は、コリメータモジュール223に対応する大きさに分割されている。すなわち、X線検出部210は、コリメータ基部222が有する複数のコリメータ板222aによって区切られた複数の区画ごとに、複数のブロックに分割されている。そして、分割された各ブロックが、それぞれコリメータモジュール223に取り付けられている。
具体的には、図11に示すように、シンチレータアレイを分割したブロック211、PDアレイを分割したブロック212、及び、回路基板を分割したブロック213をそれぞれコリメータモジュール223に取り付ける。これにより、コリメータモジュール223とX線検出部210のブロックとがモジュール化される。さらに、図11に示すように、DAS115を分割したブロック115aをコリメータモジュール223及びX線検出部210のブロックと組み合わせてモジュール化してもよい。
このように、第4の実施形態によれば、X線検出部210の一部、又は、X線検出部210及びDAS115の一部がコリメータモジュール223と組み合わせてモジュール化される。これにより、X線検出部210やDAS115の一部が故障した場合でも、故障箇所を含むブロックを交換することで、容易に故障から復旧させることができる。また、モジュールの数を増やしたり減らしたりすることで、X線検出器やDASの大きさを容易に変更することができるので、X線検出器やDASの開発における拡張性を高めることができる。
なお、上記第1〜第4の実施形態において、コリメータ枠部221は、チャンネル方向に沿った複数の直線上及びスライス方向に沿った複数の直線上に複数のコリメータモジュール223を並べて支持する支持部として機能する。また、コリメータ基部222は、支持部であるコリメータ枠部221に設けられ、複数のコリメータモジュール223のチャンネル方向及びスライス方向の位置を固定する固定部として機能する。
ここで、支持部及び固定部は、上記第1〜第4の実施形態に示したものに限られず、各種の形状のものを用いることができる。そこで、以下では、支持部及び固定部の他の例について説明する。なお、上記実施形態で説明した各部と同一の機能を有するものについては、同一の符号を付すこととして詳細な説明を省略する。
(第5の実施形態)
まず、第5の実施形態について説明する。本実施形態では、支持部として板状の部材を用いた場合について説明する。図12は、第5の実施形態に係るコリメータ部320を示す図である。図12に示すように、本実施形態では、コリメータ部320は、コリメータ支持板321と、複数のコリメータモジュール323とを有する。ここで、各コリメータモジュール323は、コリメータ支持板321を介して、X線検出部210の上に配置される。
コリメータ支持板321は、X線の焦点を中心とする球面に沿って湾曲する板状に形成される。そして、コリメータ支持板321は、X線が照射される側の面上に複数のコリメータモジュール323を並べて支持する。ここで、コリメータ支持板321は、チャンネル方向(矢印Cの方向)に沿った複数の直線上、及び、スライス方向(矢印Sの方向)に沿った複数の直線上に、複数のコリメータモジュールを並べて支持する。なお、コリメータ支持板321は、例えばガラスエポキシのように、X線の吸収係数が低い材質で形成される。
コリメータモジュール323は、X線検出部210に入射するX線から散乱線を除去する。図13〜15は、第5の実施形態に係るコリメータ支持板321及びコリメータモジュール323の構成を示す図である。ここで、図13は、コリメータ支持板321及びコリメータモジュール323の上面図である。また、図14は、図13に示す矢印Aの方向からみたコリメータモジュール323の側面図であり、図15は、図13に示す矢印Bの方向からみたコリメータモジュール323の側面図である。
図13に示すように、各コリメータモジュール323は、チャンネル方向(矢印Cの方向)に沿った等間隔に並ぶ複数の平行な直線上、及び、スライス方向(矢印Sの方向)に沿った等間隔に並ぶ複数の平行な直線上に、並べて配置される。なお、本実施形態では、コリメータモジュール323として、例えば、図13の右下に示すように、2方に外枠を形成したコリメータモジュールが用いられる。
ここで、コリメータ支持板321において、複数のコリメータモジュール323が配置される面上には、固定部として、各コリメータモジュール323が置かれる区画(図13に点線で示された区画)ごとに、各コリメータモジュール323に設けられた被係合部に係合する係合部が形成される。本実施形態では、例えば、係合部として、コリメータ支持板321の各区画における1つの対角線上の両端部に、係合凹部321a及び321bが形成される。
また、図14及び15に示すように、コリメータモジュール323は、チャンネル方向及びスライス方向に並ぶように格子状に配列された複数のコリメータ板323aを有する。ここで、各コリメータモジュール323が有する各コリメータ板323aは、全て同じ厚さを有しており、それぞれX線管111の焦点fを向くように配置されている。
そして、コリメータモジュール323には、コリメータ支持板321に形成された係合部に係合する被係合部が形成される。本実施形態では、例えば、図14及び15に示すように、被係合部として、コリメータモジュール323の底部における1つの対角線上の両端部に係合凸部324a及び324bが設けられる。係合凸部324aは、コリメータ支持板321の区画にコリメータモジュール323が置かれた際に係合凹部321aに係合する位置に設けられる。また、係合凸部324bは、コリメータ支持板321の区画にコリメータモジュール323が置かれた際に係合凹部321bに係合する位置に設けられる。
そして、各コリメータモジュール323の係合凸部324a及び324bがコリメータ支持板321の各区画に形成された係合凹部321a及び321bに係合することで、各コリメータモジュール323が、チャンネル方向に沿った複数直線上及びスライス方向に沿った複数の直線上に並べられた状態で、コリメータ支持板321上に固定される。
上述したように、第5の実施形態では、支持部であるコリメータ支持板321は、X線の焦点を中心とする球面に沿って湾曲する板状に形成され、X線が照射される側の面上に複数のコリメータモジュール323を並べて支持する。また、固定部は、コリメータ支持板321において複数のコリメータモジュール323が配置される面上に設けられた複数の係合凹部321a及び321bを有し、各係合凹部が各コリメータモジュール323に設けられた係合凸部324a及び324bと係合することで複数のコリメータモジュール323の位置を固定する。したがって、第5の実施形態によれば、支持部として板状の部材を用いることによって、簡易な構成で、コリメータ板の板厚及びピッチが均一なコリメータを得ることができる。
なお、上記実施形態では、コリメータ支持板321に係合凹部が形成され、コリメータモジュール323に係合凸部が設けられる場合について説明したが、固定部の実施形態はこれに限られない。例えば、コリメータ支持板321に係合凸部が設けられ、コリメータモジュール323に係合凹部が形成されてもよい。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態について説明する。本実施形態では、第5の実施形態と同様に支持部として板状の部材を用いつつ、他の形状の固定部を用いた例について説明する。本実施形態では、コリメータ部は、コリメータ支持板421と、複数のコリメータモジュール423とを有する。ここで、各コリメータモジュール423は、コリメータ支持板421を介して、X線検出部210の上に配置される。
コリメータ支持板421は、図12に示したコリメータ支持板321と同様に、X線の焦点を中心とする球面に沿って湾曲する板状に形成される。そして、コリメータ支持板421は、X線が照射される側の面上に複数のコリメータモジュール423を並べて支持する。ここで、コリメータ支持板421は、チャンネル方向(矢印Cの方向)に沿った複数の直線上、及び、スライス方向(矢印Sの方向)に沿った複数の直線上に、複数のコリメータモジュールを並べて支持する。なお、コリメータ支持板321は、例えばガラスエポキシのように、X線の吸収係数が低い材質で形成される。
コリメータモジュール423は、X線検出部210に入射するX線から散乱線を除去する。図16〜18は、第6の実施形態に係るコリメータ支持板421及びコリメータモジュール423の構成を示す図である。ここで、図16は、コリメータ支持板421及びコリメータモジュール423の上面図である。また、図17は、図16に示す矢印Xの方向からみたコリメータモジュール423の側面図であり、図18は、図16に示す矢印Yの方向からみたコリメータモジュール423の側面図である。
図16に示すように、各コリメータモジュール423は、第5の実施形態と同様に、チャンネル方向(矢印Cの方向)に沿った等間隔に並ぶ複数の平行な直線上、及び、スライス方向(矢印Sの方向)に沿った等間隔に並ぶ複数の平行な直線上に、並べて配置される。なお、本実施形態でも、コリメータモジュール423として、例えば、図16の右下に示すように、2方に外枠を形成したコリメータモジュールが用いられる。
ここで、コリメータ支持板421において、複数のコリメータモジュール423が配置される面上には、固定部として、各コリメータモジュール423が置かれる区画(図16に点線で示された区画)ごとに、各コリメータモジュール423に設けられた被係合部に係合する係合部が形成される。本実施形態では、係合部として、コリメータ支持板321の各区画に、十字状に形成された溝部421a及び421bが形成される。
また、図17及び18に示すように、コリメータモジュール423は、チャンネル方向及びスライス方向に並ぶように格子状に配列された複数のコリメータ板423aを有する。ここで、各コリメータモジュール423が有する各コリメータ板423aは、全て同じ厚さを有しており、それぞれX線管111の焦点fを向くように配置されている。
そして、コリメータモジュール423には、コリメータ支持板421に形成された係合部に係合する被係合部が形成される。本実施形態では、例えば、図17及び18に示すように、被係合部として、コリメータモジュール423の底部に十字状の突起部424a及び424bが形成される。突起部424aは、コリメータ支持板421の区画にコリメータモジュール323が置かれた際に溝部421aに係合する位置に設けられる。また、突起部424bは、コリメータ支持板321の区画にコリメータモジュール323が置かれた際に溝部421bに係合する位置に設けられる。
ここで、突起部424aは、例えば、コリメータモジュール423が有するスライス方向に沿った複数のコリメータ板423aのうちの1つのコリメータ板について、X線照射方向の厚みを他のコリメータ板の厚みよりも大きく形成することで実現される。すなわち、突起部424aは、図17に示すように、チャンネル方向に並ぶ複数のコリメータ板423aのうちの1つのコリメータ板の端部を他のコリメータ板の端部より突出させることで形成される。ここで、例えば、突起部424aは、コリメータモジュール423の中央付近を通るコリメータ板の端部を突出させることで形成される。
同様に、突起部424bは、例えば、コリメータモジュール423が有するチャンネル方向に沿った複数のコリメータ板423aのうちの1つのコリメータ板について、X線照射方向の厚みを他のコリメータ板の厚みよりも大きく形成することで実現される。すなわち、突起部424bは、図18に示すように、スライス方向に並ぶ複数のコリメータ板423aのうちの1つのコリメータ板の端部を他のコリメータ板の端部より突出させることで形成される。ここで、例えば、突起部424bは、コリメータモジュール423の中央付近を通るコリメータ板の端部を突出させることで形成される。
そして、各コリメータモジュール423の突起部424a及び424bがコリメータ支持板421の各区画に形成された溝部421a及び421bに係合することで、各コリメータモジュール423が、チャンネル方向に沿った複数直線上及びスライス方向に沿った複数の直線上に並べられた状態で、コリメータ支持板421上に固定される。
上述したように、第6の実施形態では、支持部であるコリメータ支持板421は、X線の焦点を中心とする球面に沿って湾曲する板状に形成され、X線が照射される側の面上に複数のコリメータモジュール423を並べて支持する。また、固定部は、コリメータ支持板421において複数のコリメータモジュール423が配置される面上に設けられた複数の溝部421a及び421bを有し、各溝部が各コリメータモジュール423に設けられた突起部424a及び424bと係合することで複数のコリメータモジュール423の位置を固定する。したがって、第6の実施形態によれば、支持部として板状の部材を用いることによって、簡易な構成で、コリメータ板の板厚及びピッチが均一なコリメータを得ることができる。
なお、上記実施形態では、コリメータ支持板421に溝部が設けられ、コリメータモジュール423に突起部が設けられる場合について説明したが、固定部の実施形態はこれに限られない。例えば、コリメータ支持板421に突起部が設けられ、コリメータモジュール423に溝部が形成されてもよい。
(第7の実施形態)
次に、第7の実施形態について説明する。本実施形態では、第5及び第6の実施形態と同様に支持部として板状の部材を用いつつ、第4の実施形態で説明したようにX線検出部210とコリメータモジュール223とをモジュール化した例について説明する。図19は、第7の実施形態に係るコリメータ支持板521及びコリメータモジュール223の構成を示す図である。ここで、図19は、コリメータ支持板521及びコリメータモジュール223をスライス方向からみた側面図である。
図19に示すように、本実施形態では、X線検出部210のブロックとモジュール化されたコリメータモジュール223が用いられる。具体的には、コリメータモジュール223には、図11に示したように、シンチレータアレイを分割したブロック211、PDアレイを分割したブロック212、回路基板を分割したブロック213、DAS115を分割したブロック115aが、それぞれ取り付けられる。
また、図19に示すように、コリメータ支持板521は、第5及び第6の実施形態と同様に、X線の焦点を中心とする球面に沿って湾曲する板状に形成される。そして、コリメータ支持板421は、X線が照射される側の面上にX線検出部210の各ブロックを介して複数のコリメータモジュール223を並べて支持する。ここで、コリメータ支持板421は、チャンネル方向(矢印Cの方向)に沿った複数の直線上、及び、スライス方向(矢印Sの方向)に沿った複数の直線上に、複数のコリメータモジュールを並べて支持する。
ここで、コリメータ支持板521において、複数のコリメータモジュール223及びX線検出部210の各ブロックが配置される面上には、固定部として、各コリメータモジュール223が置かれる区画ごとに、各コリメータモジュール223に取り付けられたX線検出部210のブロックに設けられた被係合部に係合する係合部が形成される。本実施形態では、例えば、コリメータ支持板521の各区画における1つの対角線上の両端部に、図13に示した係合凹部321a及び321bと同様に、係合凹部521a及び521bが形成される。
一方、コリメータモジュール223に取り付けられたX線検出部210のブロックには、コリメータ支持板521に形成された係合部に係合する被係合部が形成される。本実施形態では、例えば、図19に示すように、被係合部として、DAS115を分割したブロック115aの底部における1つの対角線上の両端部に、図14及び15に示した係合凸部324a及び324bと同様に、係合凸部524a及び524bが設けられる。係合凸部524aは、コリメータ支持板521の区画にコリメータモジュール223及びX線検出部210のブロックが置かれた際に係合凹部521aに係合する位置に設けられる。また、係合凸部524bは、コリメータ支持板521の区画にコリメータモジュール223及びX線検出部210のブロックが置かれた際に係合凹部521bに係合する位置に設けられる。
そして、X線検出部210の各ブロックの係合凸部524a及び524bがコリメータ支持板521の各区画に形成された係合凹部521a及び521bに係合することで、各コリメータモジュール223が、チャンネル方向に沿った複数直線上及びスライス方向に沿った複数の直線上に並べられた状態で、コリメータ支持板521上に固定される。
上述したように、第7の実施形態では、X線検出部210は、複数のコリメータモジュール223と同じ数の複数のブロックに分割され、各ブロックが複数のコリメータモジュール223それぞれに取り付けられる。また、支持部であるコリメータ支持板521は、X線の焦点を中心とする球面に沿って湾曲する板状に形成され、X線が照射される側の面上にX線検出器210の各ブロックを介して複数のコリメータモジュール223を並べて支持する。また、固定部は、コリメータ支持板521において複数のコリメータモジュール223及びX線検出器210の各ブロックが配置される面上に設けられた複数の係合凹部521a及び521bを有し、各係合凹部がX線検出器210の各ブロックに設けられた係合凸部と係合することで複数のコリメータモジュール223の位置を固定する。したがって、第7の実施形態によれば、コリメータモジュールとX線検出部との間にコリメータ支持板が配置されないので、X線の検出精度を低下させることなく、コリメータ板の板厚及びピッチが均一なコリメータを得ることができる。
なお、上記実施形態では、コリメータ支持板521に係合凹部が形成され、コリメータモジュール223に係合凸部が設けられる場合について説明したが、固定部の実施形態はこれに限られない。例えば、コリメータ支持板521に係合凸部が設けられ、コリメータモジュール223に係合凹部が形成されてもよい。
以上、第1〜第7の実施形態では、X線CT装置及びX線検出器について説明した。しかしながら、上記実施形態で説明した技術は、例えば、X線診断装置やPETなどの他の放射線診断装置でも同様に適用することができる。すなわち、被検体を透過した放射線を検出する放射線検出部と、放射線検出部に入射する放射線から散乱線を除去するコリメータ部とを備える放射線診断装置において、上記実施形態で説明したコリメータ部を適用する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 X線CT装置
210 X線検出部
220 コリメータ部
222 コリメータ基部
223 コリメータモジュール

Claims (10)

  1. 被検体を透過したX線を検出するX線検出部と、
    前記X線検出部に入射するX線から散乱線を除去するコリメータ部とを備え、
    前記コリメータ部は、
    互いに直交するチャンネル方向及びスライス方向に沿って格子状に配置された複数のコリメータ板をそれぞれ有する複数のコリメータモジュールと
    記複数のコリメータモジュールの前記チャンネル方向及び前記スライス方向の位置を固定する固定部と、
    を備え
    前記複数のコリメータモジュールは、それぞれ、少なくとも一つの側部に形成された外枠をさらに有し、かつ、前記複数のコリメータ板が、前記少なくとも一つの側部以外の側部の少なくとも一つから端部を突出させた状態で配置され、
    前記固定部は、前記複数のコリメータモジュールを、前記チャンネル方向及び前記スライス方向に沿って並べた状態で、かつ、各コリメータモジュールが有する前記コリメータ板の突出した端部が隣接するコリメータモジュールの外枠に接触した状態で固定する、
    X線CT装置。
  2. 記X線の焦点を中心とする球面に沿って湾曲する板状に形成され、前記X線が照射される側の面上に前記複数のコリメータモジュールを並べて支持する支持部をさらに備え
    前記固定部は、前記支持部において前記複数のコリメータモジュールが配置される面上に設けられた複数の係合部を有し、各係合部が各コリメータモジュールに設けられた被係合部と係合することで前記複数のコリメータモジュールの位置を固定する、
    請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 前記X線の焦点を中心とする球面に沿って湾曲する板状に形成され、前記X線が照射される側の面上に前記複数のコリメータモジュールを並べて支持する支持部をさらに備え、
    前記X線検出部は、前記複数のコリメータモジュールと同じ数の複数のブロックに分割され、各ブロックが前記複数のコリメータモジュールそれぞれに取り付けられており、
    前記支持部は、前記X線が照射される側の面上に前記X線検出の各ブロックを介して前記複数のコリメータモジュールを並べて支持し、
    前記固定部は、前記支持部において前記複数のコリメータモジュール及び前記X線検出の各ブロックが配置される面上に設けられた複数の係合部を有し、各係合部が前記X線検出の各ブロックに設けられた被係合部と係合することで前記複数のコリメータモジュールの位置を固定する、
    請求項1に記載のX線CT装置。
  4. 前記係合部及び前記被係合部の一方は、前記支持部の表面に形成された少なくとも2つの凹部であり、
    前記係合部及び前記被係合部の他方は、前記コリメータモジュールに形成され、当該コリメータモジュールが前記支持部に置かれた際に前記凹部に係合する少なくとも2つの凸部である、
    請求項2又は3に記載のX線CT装置。
  5. 前記係合部及び前記被係合部の一方は、前記支持部の表面に形成された十字状の溝であり、
    前記係合部及び前記被係合部の他方は、前記コリメータモジュールに形成され、当該コリメータモジュールが前記支持部に置かれた際に前記溝に係合する十字状の突起部である、
    請求項2又は3に記載のX線CT装置。
  6. 前記X線の照射方向に厚みを有する矩形状に形成され、当該矩形の内側に前記複数のコリメータモジュールを並べて支持する支持部をさらに備える、請求項1に記載のX線CT装置。
  7. 前記コリメータモジュールが有する前記複数のコリメータ板は、それぞれの両端より内側で互いに直交するように配置される、請求項1〜6のいずれか一つに記載のX線CT装置。
  8. 被検体を透過した放射線を検出する放射線検出部と、
    前記放射線検出部に入射する放射線から散乱線を除去するコリメータ部とを備え、
    前記コリメータ部は、
    互いに直交するチャンネル方向及びスライス方向に沿って格子状に配置された複数のコリメータ板をそれぞれ有する複数のコリメータモジュールと
    記複数のコリメータモジュールの前記チャンネル方向及び前記スライス方向の位置を固定する固定部と、
    を備え
    前記複数のコリメータモジュールは、それぞれ、少なくとも一つの側部に形成された外枠をさらに有し、かつ、前記複数のコリメータ板が、前記少なくとも一つの側部以外の側部の少なくとも一つから端部を突出させた状態で配置され、
    前記固定部は、前記複数のコリメータモジュールを、前記チャンネル方向及び前記スライス方向に沿って並べた状態で、かつ、各コリメータモジュールが有する前記コリメータ板の突出した端部が隣接するコリメータモジュールの外枠に接触した状態で固定する、
    放射線検出器。
  9. 放射線を検出する放射線検出部と、前記放射線検出部に入射する放射線から散乱線を除去するコリメータ部とを有する放射線検出器の製造方法であって、
    互いに直交するチャンネル方向及びスライス方向に沿って複数のコリメータ板を格子状に配置して複数のコリメータモジュールを形成し
    定部により前記複数のコリメータモジュールの前記チャンネル方向及び前記スライス方向の位置を固定して前記コリメータ部を形成する、
    ことを含み、
    前記複数のコリメータモジュールは、それぞれ、少なくとも一つの側部に形成された外枠をさらに有し、かつ、前記複数のコリメータ板が、前記少なくとも一つの側部以外の側部の少なくとも一つから端部を突出させた状態で配置され、
    前記固定部は、前記複数のコリメータモジュールを、前記チャンネル方向及び前記スライス方向に沿って並べた状態で、かつ、各コリメータモジュールが有する前記コリメータ板の突出した端部が隣接するコリメータモジュールの外枠に接触した状態で固定する、
    放射線検出器の製造方法。
  10. 被検体を透過したX線を検出するX線検出部と、
    前記X線検出部に入射するX線から散乱線を除去するコリメータ部とを備え、
    前記コリメータ部は、
    互いに直交するチャンネル方向及びスライス方向に沿って格子状に配置された複数のコリメータ板をそれぞれ有する複数のコリメータモジュールと、
    前記X線検出部と前記複数のコリメータモジュールとの間に設けられ、前記複数のコリメータモジュールを支持する支持部と、
    前記複数のコリメータモジュールの前記チャンネル方向及び前記スライス方向の位置を固定する固定部と、
    を備え、
    前記複数のコリメータモジュールは、それぞれ、少なくとも一つの側部に形成された外枠をさらに有し、かつ、前記複数のコリメータ板が、前記少なくとも一つの側部以外の側部の少なくとも一つから端部を突出させた状態で配置され、
    前記固定部は、前記複数のコリメータモジュールを、前記チャンネル方向及び前記スライス方向に沿って並べた状態で、かつ、各コリメータモジュールが有する前記コリメータ板の突出した端部が隣接するコリメータモジュールの外枠に接触した状態で固定する、
    X線CT装置。
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