JP5835714B2 - クリップ - Google Patents

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Description

本発明は、食品等の物品が入った紙袋やプラスチック・フィルム袋等の開口部をシールするためのクリップであり、特にレトルト食品の一部を安定的に保存するのに適している。
従来から、食品が入ったプラスチック・フィルム袋の開口部をシールするクリップが市販されており、簡単に使用できるために広く普及している。このクリップは、図2に示す様に、棒状で断面がU字状の溝が形成されている支持部材3の端に、該U字状の溝に嵌合する嵌合部材2が回動自在に取り付けられており、プラスチック・フィルム袋のシール時には、プラスチック・フィルム袋の開口部付近を嵌合部材2と支持部材3で上下から挟んで、嵌合部材2と支持部材3を嵌合させる。嵌合部材2と支持部材3はポリプロピレン等のプラスチックで形成されているので、その弾力性と摩擦力を利用してプラスチック・フィルム袋の上下の膜を密着させることによりシール状態を保つ様になっている。
しかし、この従来のクリップは、プラスチック・フィルム袋の開口部をカットしてから使用することが前提とされており、レトルト食品の袋をこの手順でシールすると、シールする前に空気とともに雑菌が食品に触れるため、レトルト食品の一部を残して保存するのには不向きであった。したがって、レトルト食品は一旦封を切った後はすみやかに使い切ることが推奨されている。しかし、一般に市販されているレトルト食品は通常3〜4人前用になっており、例えば一人暮らしの人が一度に食する量ではないので、少量だけ使って余った分を引き続き保存できれば理想的である。
レトルト袋内の食品に空気が触れないためには、レトルト袋をカットする前に、所望の量に分割する位置に完全にクリップしてシールしてから、クリップから出ている部分だけレトルト袋をカットすれば、残りのレトルト袋には空気が全く入ることがない。しかし。レトルト食品の場合は、少しでも空気に触れると保存性が急に悪くなるので、シールが長期に安定的になされていることが必須となる。この点、従来のクリップは、単にプラスチックの弾力性と摩擦力を利用しているだけなので、経年による使用により嵌合部材2と支持部材3が変形して嵌合部分が緩み、シール性が悪化することが多く、また何かの弾みでクリップが動いて嵌合部分が外れることも多かった。
本発明の目的は、この問題を解決するために創意工夫されたものであって、本発明の目的は、紙袋やプラスチック・フィルム袋等、特にレトルト等の開口部を長期に安定的にシールすることができる物品保存用クリップを提供することにある。
本発明に係るクリップは、棒状で断面がU字状の溝を有する第1の支持部材、該第1の支持部材に回動自在に取り付けられ該溝に嵌合する嵌合部材、および該嵌合部材が該第1の支持部材に嵌合された状態で該第1の支持部材が嵌合する棒状で断面がコの字状の溝を有する第2の支持部材から構成され、該第2の支持部材が該第1の支持部材に回動自在に取り付けられていることを特徴としている。
本発明に係る物品収納用クリップの他の実施態様では、該U字状の溝の長さ方向に沿って物品収納袋を切断するためのカッターが該第1の支持部材の側面に設けられていることを特徴としている。
本発明に係るクリップを用いることよって、シール状態が言わばロックされるので、食品等の物品が入ったプラスチック・フィルム袋や紙袋を確実に長期に亘って安定的にシールすることが可能である。特にレトルト袋をクリップする場合に使用する場合には、空気の混入を防ぎながらレトルトの一部を必要量だけ取り出して、残りを空気に触れさせることなく安定的に保存を継続することができる。
また、クリップからはみ出たプラスチック・フィルム袋やレトルト袋はカットして保存すれば、かさばることなく見た目もきれいになるので、旅行等で携帯するのにも適している。
本発明に係るクリップの一実施態様を説明する斜視図である。 従来のクリップを説明する斜視図である。 本発明に係るクリップを使用する状態を説明する斜視図である。 図3の矢印Cにおける断面図である。 図3の矢印Cにおける他の断面図である。 本発明に係るクリップの他の一実施態様を説明する斜視図である。 図6の実施態様の場合の断面図である。 本発明に係るクリップの他の一実施態様を説明する斜視図である。
図1は本発明の実施例の一つを示している。嵌合部材2と第1の支持部材3とは、従来のクリップと同様な素材により形成されるが、本発明では、これらに更にポリプロピレン等のプラスチックでできた第2の支持部材4が第1の支持部材3の端に回動自在に取り付けられている。破線でその位置を示しているレトルト袋6の食品の一部だけ使用して残りを引き続き保存する場合について以下に説明するが、本発明によるクリップ1は、従来のクリップと同様に通常のプラスチック・フィルム袋や紙袋にも使用できる。
適当な位置でレトルト袋6を嵌合部材2と第1の支持部材3で挟み込み、嵌合部材2を矢印Aの方向に押し下げて嵌合部材2を第1の支持部材3のU字状溝に嵌合させてシールする。その後、レトルト袋6に通常設けられている切り欠け部7を手で引き裂くか、はさみでカットしてレトルト袋6の内容物を普通の通りに取り出す。この時点で、レトルト袋6で残しておきたい食品の入った部分は嵌合部材2と第1の支持部材3によって完全にシールされているので、空気が残りのレトルト袋6に混入することはない。次に、クリップ1からはみ出たレトルト袋6について、第1の支持部材3の長手方向側面に沿ってはさみで切り取り、その後第2の支持部材4を矢印B方向に回して、レトルト袋6の残りを挟み込んだ嵌合部材2と第1の支持部材3が嵌合されて一体となったものを第2の支持部材4のコの字状の溝に嵌合させる。図3の実線はこの時の状態を示すもので、図4は矢印Cの位置の断面図を表している。第2の支持部材4の断面は、図4に示す様に嵌合部材2と第1の支持部材3がコの字状の溝に嵌合された時にクリック感を伴ってロックされる形状になっている。この仕組みによって、従来のクリップで生じていた知らぬ間に嵌合部材2と支持部材3の嵌合が外れていたということがなくなる。なお、図4に見られる様に、嵌合部材2は弾力性を強めるために、その断面はやはりU字状になっている。
レトルト食品の場合は、レトルト袋から食品を取り出してもレトルト袋の内側に食品が多少付着して残ってしまうので、クリップ1からはみ出た部分は切り取った方が見た目にも衛生的にもよいが、レトルト食品以外のプラスチック・フィルム袋、紙袋の場合は、図5に示す様にはさみで切り取らず第1の支持部材3に巻きついた状態で第2の支持部材4でロックすることができる。
後日、引き続き保存したレトルト食品の残りを使用する場合は、上記の嵌合部分をはずして、カットしたレトルト袋6の開口部から食品を出してもよいが、第1の支持部材3の反対側側面をはさみ等で切り取り、新しい切り口を作って食品を出す方が衛生上はより好ましい。
図6は、第1の支持部材3の側面にカッター5を取り付けた実施例を示している。このカッター5は、はさみを用いることなくレトルト袋6を第1の支持部材3の長さ方向に沿って手で切り取るとるためのもので、図6の様に第1の支持部材3に直接カッター5を形成するか、別に作ったカッター5を第1の支持部材3の側面に貼付してもよい。カッター5の刃の形状としては、少し力を加えないとレトルト袋6が切れない様なノコギリ刃が望ましいが、切れ味を重視する場合は平刃でもよい。カッター5の素材としては硬質プラスチック、アルミ、スチール等であるが特に制限はない。また、図6では第1の支持部材3の両側面にカッター5が設けられているが、片側だけでもよい。図7はカッター5がある場合の断面図を示している。なお、カッター5を使用する場合、レトルト袋6内に圧力がかかっていると途中の切り口から中の食品が噴出するので注意が必要である。
図8は逆に支持部材が1つ(第2の支持部材がない)で、その側面にカッター5が設けられた実施例であり、シールのロック機能はないが全体が簡便であり、部品点数も少ないのでコストが安い利点がある。
一旦レトルト袋6を図3の様にクリップしてシールして、後日レトルト食品の一部だけ使用して、更に残りをそのまま維持保存する場合には次の様にする。
まず、本発明に係る別のクリップで図3のレトルト袋6を所望の位置において挟む準備をしておき、次に現在の開口部をシールしているクリップの第2の支持部材4を外してロックを解除し、嵌合部材2についても第1の支持部材3からやや嵌合状態を緩めておく。この状態で新しいクリップの嵌合部材2を押し下げて第1の支持部材2に嵌合させると、レトルト袋6の内圧が上がるので、レトルト食品が既に緩めてあった開口部から出てくる。この場合にも、残りのレトルト袋6に全く空気が入り込むことがなく、シール状態は維持される。
なお、以上は収納する物品を主に食品として説明したが、食品以外の物品であっても、外気を遮断して密封シールする場合に本発明のクリップが利用できるのは言うまでもない。
クリップ
2 嵌合部材
3 第1の支持部材
4 第2の支持部材
5 カッター
6 レトルト袋
7 切り欠け部

Claims (1)

  1. 物品収納袋用のクリップであって、該クリップは、棒状で溝を有する第1の支持部材、該第1の支持部材に回動自在に取り付けられ該溝に嵌合する嵌合部材、および棒状で溝を有する第2の支持部材から構成され、該第2の支持部材は該第1の支持部材に該嵌合部材の回動方向とは垂直方向に回動自在に取り付けられ、該第1の支持部材は該嵌合部材を嵌合した状態で、その嵌合している部分のほぼ全体を該第2の支持部材の溝に嵌合させることにより、該嵌合部材が該第1の支持部材から離間しないようにしたことを特徴とするクリップ
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