JP5834926B2 - 光ファイバコネクタの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は光ファイバコネクタ及びその製造方法に関し、特に、基板によらず光ファイバ搭載溝部分の変形・そりの少ない光ファイバコネクタ及びその製造方法に関する。
一般的に光ケーブル(光ファイバケーブルともいう)は、多量の情報の高速通信が可能であることから、家庭用、産業用の情報通信に広く利用されている。また、例えば自動車には、各種電装品(例えば、カーナビゲーションシステム等)が装備されているが、それらの電装品の光通信にも採用されている。このような光ケーブルが有する光ファイバの端末同士を突き合わせて接続する光ケーブルコネクタとして、特許文献1に開示されるものがある。
また、情報容量の増大に伴い、幹線やアクセス系といった通信分野のみならず、ルータやサーバ内の情報処理にも光信号を用いる光インターコネクション技術の開発が進められている。具体的には、ルータやサーバ装置内のボード間あるいはボード内の短距離信号伝送に光を用いるために、光伝送路として、光ファイバに比べ、配線の自由度が高く、かつ高密度化が可能な光導波路が用いられている。
そして、この光導波路と光ファイバとを接合する場合、例えば、特許文献2に記載したような光ファイバコネクタが挙げられる。
しかしながら、このような、光ファイバコネクタにおいては、光ファイバ搭載溝をダイシングによる切削加工により形成する必要があるため作業効率が悪く、また、光導波路コアは溝の切削工程とは別の工程においてフォトリソ及びエッチングで作製するため、光ファイバの位置ずれが生じることがあった。更に、上記の方法ではシリコンウエハなどの寸法安定性の良い硬い基板上に形成しないと、より大きな光ファイバの位置ずれが生じた。
また、特許文献3に記載の光導波路が形成された導波路基板と、光ファイバがキャリアされた光コネクタをそれぞれ別のホルダに装着し、各ホルダの端面同士を固着するような光ファイバと光導波路の接続方法があるが、接続までの工程数が多く煩雑であった。
また、特許文献4に記載の光ファイバコネクタにおいては、フォトリソグラフィーによってコア配線パターンと光ファイバガイド溝とを一括形成する手法が提案されているが、この場合、基板の一部分を除去しないと光信号を基板方向に光路変換できない。さらに、省スペース化のために基板を薄くしたり、光信号を透過するような透明且つ薄い基板を用いると、光ファイバガイド溝が変形したり、基板自体が光ファイバガイド溝部分でそりやすいという問題があった。
特開2010−48925 特開2001−201646 特開平7−13040 特許4577376
本発明は、前記の課題を解決するためになされたもので、基板によらず光ファイバ搭載溝部分の変形・そりの少ない光ファイバコネクタ及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は上記の課題を解決するために鋭意研究した結果、基板上に、光ファイバを固定するための光ファイバガイド溝を有する光ファイバガイド部材と、光導波路が併設されてなる光ファイバコネクタにおいて、基板の裏面に特定の補強板を設けることで、上記課題を解決し得ることを見出した。本発明は、かかる知見にもとづいて完成したものである。
すなわち、本発明は、
(1)基板上に、光ファイバガイド部材と光導波路とを具備する光ファイバコネクタであって、該光ファイバガイド部材は光ファイバを固定するための光ファイバガイド溝を有し、該光導波路は下部クラッド層、光信号伝達用コアパターン、上部クラッド層からなり、該光ファイバガイド溝に固定された光ファイバと該光導波路の光信号伝達用コアパターンとが、光信号を送受可能な位置に接合するように、光ファイバガイド部材と光導波路が併設されてなり、かつ基板の光ファイバガイド部材形成面の反対面に、光ファイバガイド溝と垂直方向に延在する補強板Aを有する光ファイバコネクタ、
(2)前記補強板Aが、前記光ファイバガイド溝の幅よりも広い上記(1)に記載の光ファイバコネクタ、
(3)前記基板の光導波路形成面の反対面に、前記光信号伝達用コアパターンと垂直方向に延在する補強板Bをさらに有する上記(1)又は(2)に記載の光ファイバコネクタ、
(4)前記補強板Aと前記補強板Bとが一体となっている上記(3)に記載の光ファイバコネクタ、
(5)基板上に、光ファイバガイド部材と光導波路とを具備する光ファイバコネクタであって、該光ファイバガイド部材は光ファイバを固定するための光ファイバガイド溝を有し、該光導波路は下部クラッド層、光信号伝達用コアパターン、上部クラッド層からなり、該光ファイバガイド溝に固定された光ファイバと該光導波路の光信号伝達用コアパターンとが、光信号を送受可能な位置に接合するように、光ファイバガイド部材と光導波路が併設されてなり、かつ基板の光ファイバガイド部材形成面の反対面に、光ファイバガイド溝と平行方向に延在する補強板Cを有する光ファイバコネクタ、
(6)前記補強板Cが、光導波路形成面の反対面まで途切れることなく延在する上記(5)に記載の光ファイバコネクタ、
(7)前記光導波路が、光路変換ミラー付きの光導波路であり、前記光路変換ミラー部に前記補強板がないことを特徴とする(1)〜(6)のいずれかに記載の光ファイバコネクタ、
(8)前記補強板が、金属板である上記(1)〜(7)のいずれかに記載の光ファイバコネクタ、
(9)上記(1)〜(8)のいずれかに記載の光ファイバコネクタの製造方法であって、前記補強板が、フォトリソグラフィープロセスによって形成される光ファイバコネクタの製造方法、及び
(10)補強板付きの基板を形成した後に、該基板の該補強板形成面と反対面に光導波路及び光ファイバガイド部材を形成する(9)に記載の光ファイバコネクタの製造方法、
を提供するものである。
本発明の光ファイバコネクタは、基板によらず光ファイバ搭載溝部分の変形・そりが少ない。
本発明の光ファイバコネクタ及びその製造方法を示す模式図である。 本発明の光ファイバコネクタに用いられる補強板の形状の一例を示す平面図である。 本発明の光ファイバコネクタに用いられる補強板の形状の他の一例を示す平面図である。 本発明の光ファイバコネクタに用いられる補強板の形状の他の一例を示す平面図である。 本発明の光ファイバコネクタに用いられる補強板の形状の他の一例を示す平面図である。 本発明の光ファイバコネクタに用いられる補強板の形状の他の一例を示す平面図である。
本発明の光ファイバコネクタを、図1を用いて説明する。図1は本発明の光ファイバコネクタ及びその製造方法を示す模式図であって、(a)〜(f)は、それぞれ以下を示す図である。
(a)補強板の製造過程を示す断面図
(b)光ファイバガイド部材に対して平行方向の断面図
(c)光信号伝達用コアパターンのパターンに対して平行方向断面図
(d)光導波路形成部の光信号伝達用コアパターンに対して垂直方向断面図
(e)光ファイバガイド部材形成部の光ファイバガイド溝に対して垂直方向断面図
(f)光ファイバと光導波路の接続部分の斜視図
なお、(a)〜(f)に付記される数字は製造工程の段階を示すものであり、数字が同一である場合には同一工程における断面図を、異なる方向から見た図であることを示すものである。
本発明の光ファイバコネクタは、基板1上に光ファイバを固定するための光ファイバガイド溝8を有する光ファイバガイド部材6と、第1下部クラッド層4上に光信号伝達用コアパターン5が形成され、該光信号伝達用コアパターン上に上部クラッド層7が形成された光導波路20とが並設された構造を有する(図1(f)参照)。
以下、光導波路形成部と表記した場合(図1(f)の12)は、光ファイバと光導波路の接続端面より、光信号伝達用コアパターン5側全体を示すものとし、光導波路20及び光信号伝達用コアパターン5を直接示すものではない。また、光ファイバガイド溝形成部(図1(f)の13)と表記した場合は、光ファイバと光導波路の接続端面より、光ファイバガイド溝8側全体を示すものとし、光ファイバガイド溝8を直接示すものではない。
なお、光導波路形成面とは基材上の光導波路形成部が形成された側の面を指し、その反対面とは基材における裏面を意味する。また光ファイバガイド部材形成面とは基材上の光ファイバガイド部材が形成された面を指し、その反対面とは、同様に基材における裏面を意味する。
上記光ファイバガイド部材6は、光ファイバを固定するための光ファイバ溝8を有しており、図1(e)−5に示すように、複数の側壁部からなる。本発明ではこれらの側壁部をコアパターンとして形成することが、製造の容易性の観点から好ましい。
当該光ファイバガイド部材6は、接着層3(クラッド層としての機能を有する場合があり、「第2下部クラッド層」と標記する場合がある。)上に、形成されることが接着性の観点から好ましい。このとき、光ファイバガイド部材6及び第1下部クラッド層4と基板1とに密着性がある場合は、接着層3(第2下部クラッド層)を用いずに、基板1上に直接形成しても良い。
本発明において、光ファイバ30は光ファイバガイド溝8と接着層3(接着層を用いない場合には基板1を示す、以下同様である。)により形成される矩形部に押し込むだけで光ファイバと光導波路の位置合わせが可能である。
この際、図1に示すX方向の位置合わせは光ファイバガイド部材6の側壁部の位置により行い、Z方向の位置合わせは、接着層3の厚さを調整することにより行うことができる。光ファイバを接着層3方向に押し込む方法としては、例えば、ガラスブロック等で光ファイバを押すことにより行うことができ、押し込むことでZ方向の位置合わせが容易にできる。
なお、本発明において光信号の進行方向をX軸、基板1上でX軸に垂直な方向をY軸、基板の厚さ方向をZ軸と称する。
本発明の特徴は、基板1の光ファイバガイド部材形成面と反対面に、光ファイバガイド溝8と垂直方向に延在する補強板A(図中では201)を設けた点、または基板1の光ファイバガイド部材形成面と反対面の光ファイバガイド溝形成部13に前記光ファイバガイド溝8と平行方向に延在する補強板C(図中では202)を設けた点である。さらに該補強板A及びCをフォトリソグラフィープロセスによって形成するため、高精度かつ任意の形状で設けることができる点である。
該補強板Aによって、光ファイバガイド溝8及び光ファイバガイド部材6部分の基板1のX方向の変形を抑制できるため、光ファイバ30を固定する際に、確実かつ簡便に光ファイバと光導波路とを接続することができる。また、該補強板Cによって、光ファイバガイド溝部13の基板1のY方向の変形を抑制できるため、確実かつ簡便に光ファイバと光導波路とを接続することができる。
本発明における補強板の形状及び設置位置について図2〜図6を用いて説明する。
補強板A及びCの形状については、本発明の効果を奏する範囲であれば特に制限はなく、例えば、図2に示す202Aや図3に示す201Aのように長方形であってもよいし、図2に示す202Bのように湾曲していてもよい。
なお、補強板Aは、基板の光ファイバガイド部材形成面の反対面に設けられる光ファイバガイド溝と垂直方向に延在する補強板であり、補強板Bは基板の光導波路形成面の反対面に設けられる光ファイバガイド溝と垂直方向に延在する補強板であり、補強板Cは、基板の光ファイバガイド部材形成面の反対面に設けられる光ファイバガイド溝と平行方向に延在する補強板である。
補強板Aとしては、光ファイバガイド部材形成面と反対の光ファイバガイド溝形成部13の基板1上に、光ファイバガイド溝8と垂直方向に延在する補強板があれば良く、図3の補強板201Aのように光ファイバガイド溝8を横断するように設置されていることが好ましい。また、該補強板Aは、光ファイバガイド溝8の幅より広い幅とすることが好ましい。
より具体的には、補強板Aは光ファイバガイド溝8の幅よりも左右に50μm以上広いことが、X方向の基板1の変形をさらに抑制できるためより好ましい。
光ファイバガイド溝8が複数箇所ある場合には、図3及び図5に示すように、一つの補強板201A又は補強板201Eで、全ての光ファイバガイド溝8を横断するような補強板であっても良いし、各光ファイバガイド溝8にそれぞれ補強板201を設置しても良い。また、図6に示すように、補強板Aが、補強板201Gと補強板201Hのように光ファイバガイド溝8方向に対して垂直方向に2箇所有していても良く、さらに3箇所以上の複数個有していても良い。
また、補強板Aの光ファイバガイド溝に対して平行方向の幅については特に制限はないが、X方向の基板の変形が抑制できるという点から10μm以上であることが好ましく、50μm以上であることがさらに好ましい。
次に、光導波路形成部12に形成する補強板Bについて説明する。光導波路形成部12に形成する補強板Bは、必ずしも設置しなくても良いが、設置することによって、光導波路と光ファイバを接続する部分にZ方向の段差を生じにくくさせるため、設置することが好ましい。設置する場合には、図3の補強板201Bに示すように、光ファイバガイド溝8よりも広い幅になるように設置することが好ましい。図3に示す態様では、光導波路と光ファイバ接合部分を挟んで、補強板201A(補強板A)と補強板201B(補強板B)をそれぞれ独立に設けているが、このような態様とすることにより、光導波路と光ファイバを接合させる際に、基板1側から接続部を視認できるという利点がある。図3に示す態様における、補強板201Aと201Bとの間の間隙幅は、特に限定はないが、光導波路と光ファイバを接続する部分にZ方向の段差が生じにくくなるという点から250μm以下であることが好ましい。
一方、光導波路と光ファイバを接続する際に、基板1側から接続部を視認しない場合には、図4に示すように、光導波路形成部12と光ファイバガイド溝形成部13にかけて一体化した補強板201Cとしても良く、一体化させることによって、光導波路と光ファイバを接続する部分にZ方向の段差が生じにくくなるという利点がある。
また、光導波路形成部12に形成する補強板Bは、光ファイバガイド溝形成部に形成する補強板Aと同様に、光信号伝達用コアパターン5に対して垂直方向に複数箇所に分離する形で有していても良い。
光導波路形成部12に形成する補強板Bの光信号伝達用コアパターンに対して平行方向の幅については特に制限はないが、X方向の基板の変形が抑制できるという点から10μm以上であることが好ましく、50μm以上であることがさらに好ましい。
次に、光ファイバガイド溝8と平行方向に延在する補強板Cについて説明する。補強板Cは、光ファイバガイド溝形成部13における、光ファイバガイド部材形成面と反対面に、光ファイバガイド溝8と平行方向に延在する補強板であれば良く、図2の補強板202Aのように光ファイバガイド溝8と平行に設置されているものが例示される。これにより、光ファイバガイド溝形成部13のY方向の変形を抑制することができる。
なお、補強板Cは、上記202Aとして例示されるように、光ファイバガイド溝8の直下に形成する必要はない。
さらに、図2に示す補強板202Bや図4に示す補強板202Cのように光ファイバガイド溝形成部13から光導波路形成部12に連続した補強板とすることも好ましい態様である。すなわち、補強板Cが光ファイバガイド部材形成面の反対面から、光導波路形成面の反対面まで途切れることなく延在する形状を有するものである。このような態様とすることで、スリット溝9での基板1の変形を抑制することができる。また、設置する補強板Cの個数は、1箇所以上有することが好ましいが、特に制限されない。
なお、ここで補強板202Cは201Cと同じ範囲の補強板であって、X方向及びY方向のいずれの方向にも延在するものであり、これら両方向の変形を抑制することができる。すなわち、補強板Aと補強板Cを兼ね備えたものである。
光ファイバガイド溝と平行方向に延在する補強板Cの延在方向の長さには、本発明の効果を奏する範囲で特に制限はないが、光ファイバガイド溝形成部13に形成する場合には、光ファイバガイド溝の長さの1/2以上であることが、光ファイバガイド溝形成部13のY方向の変形(そり)を抑制できる点から好ましく、同様の観点から、光ファイバガイド溝の長さの2/3以上の長さであることがさらに好ましい。なお、図3に示す補強板201A、図5に示す補強板201Eは補強板Cであると同時に補強板Aとみなすこともできる。
一方、光ファイバガイド溝形成部13から光導波路形成部12に連続した補強板とする場合は、少なくともスリット溝9よりも光導波路形成部12側に延在していれば良いが、図2に示す補強板202Bのように、光路変換ミラー部14付近まで延在させることが、光導波路形成部12のY方向の変形まで抑制できるため好ましい。
補強板Cの幅については、本発明の効果を奏する範囲で特に制限はないが、X方向の基板の変形が抑制できる点から、10μm以上であることが好ましく、同様の観点から、50μm以上であることがさらに好ましい。
補強板A、B及びCの厚みに関しては、特に制限はないが、3μm以上、基板1の厚みの4/5以下であることが、光信号伝達用コアパターン5や光ファイバガイド溝8の底面のZ方向の変形が少なくなるため好ましく、同様の観点から、基板1の厚みの1/2以下であることがさらに好ましい。
具体的には、後述する基板1の種類や厚みにもよるが、基板1の厚みが25μmである場合、補強板の厚みは、3〜20μmであることが好ましく、3〜12.5μmであることがさらに好ましい。
光路変換ミラー10を備えた光導波路20を用いる場合には、光路変換ミラー部14(光路変換ミラー10へ光信号を入出力させる部位)の基板1上に補強板を設置しないことが好ましい。これにより、効果的に光信号を光路変換ミラー10に送受することができる。
補強板の材料としては特に制限はないが、フォトリソグラフィー加工によって形成し得る材料であると、複数箇所に補強板を設置する場合や、微細な形状の補強板でも効率的に設置できる点で好ましい。このような観点から、Au、Ag、Cu、Al、Ni、Fe等の各種金属、それらの合金、それらを積層した多層金属や、感光性の樹脂組成物が好適に挙げられる。感光性の樹脂組成物を用いる場合には、基板1の変形を抑制するとの観点から、基板1と同等以上の弾性率の材料であることが好ましい。
補強板の形成方法としては特に制限はなく、補強板を、接着剤等を用いて基板に貼り付けても良いし、基板1全面または一部に補強板を形成した後にフォトリソグラフィープロセスによって、パターン化しても良いが、後者のほうが、上述の理由により好ましい。
上述の各種金属層をフォトリソグラフィープロセスによって形成する場合は、金属層上にパターン化したレジストを形成した後に、エッチングによってレジストがない部分の金属層を除去し、最後にレジストを除去することによってパターン化すれば良く、感光性の樹脂組成物を用いる場合には、パターン露光後、未硬化部分の感光性樹脂組成物をエッチング除去し、パターン化すれば良い。
補強板A、B及びCは、それぞれ別の工程で、形成しても良いが、フォトリソグラフィープロセスによって、同時に形成しても良い。
また、補強板は光ファイバコネクタ製造中のどのタイミングで形成しても良いが、第1下部クラッド層4を形成する前に行うと、補強板A、B及びCと第1下部クラッド層、コア層、上部クラッド層をパターン化する際の位置合わせが容易となるためより好ましい。
接着層3を用いる光ファイバコネクタの場合には、接着層3を形成する前に、補強板を形成することが好ましい。これにより、補強板の凹凸が、光導波路20及び光ファイバガイド部材6形成面側の基板1に生じても、接着層3の樹脂流動性によって、光ファイバガイド溝の底面の該凹凸や、第1下部クラッド層形成面の該凹凸を緩和することができ、光信号の伝達に支障のない光信号伝達用コアパターン5や、良好に光ファイバを搭載できる光ファイバガイド溝を形成できる。
本発明の光ファイバコネクタは、基板1の光導波路20及び光ファイバガイド部材6形成面と反対の面に電気配線を形成した光電気複合コネクタとすることができ、その場合、該電気配線の形成と同一プロセスによって、補強板A、B及びCを設けても良く、該電気配線を補強板A、B及びCとして用いても良い。
以下、本発明の光ファイバコネクタを構成する各層について説明する。
(下部クラッド層及び上部クラッド層)
以下、本発明で使用される下部クラッド層(第1下部クラッド層、第2下部クラッド層)3、4及び上部クラッド層7について説明する。下部クラッド層3、4及び上部クラッド層7としては、クラッド層形成用樹脂またはクラッド層形成用樹脂フィルムを用いることができる。
本発明で用いるクラッド層形成用樹脂としては、光信号伝達用コアパターン5より低屈折率で、光または熱により硬化する樹脂組成物であれば特に限定されず、熱硬化性樹脂組成物や感光性樹脂組成物を好適に使用することができる。クラッド層形成用樹脂に用いる樹脂組成物は、下部クラッド層3、4及び上部クラッド層7において、該樹脂組成物に含有する成分が同一であっても異なっていてもよく、該樹脂組成物の屈折率が同一であっても異なっていてもよい。また、第2下部クラッド層3については、接着層3としての機能があれば、屈折率や光硬化性の性質は必要なく、後述の接着剤やコア形成用樹脂フィルムを用いても良い。
本発明においては、クラッド層の形成方法は特に限定されず、例えば、クラッド層形成用樹脂の塗布またはクラッド層形成用樹脂フィルムのラミネートにより形成すれば良い。
塗布による場合には、その方法は限定されず、クラッド層形成用樹脂組成物を常法により塗布すれば良い。
また、ラミネートに用いるクラッド層形成用樹脂フィルムは、例えば、クラッド層形成用樹脂組成物を溶媒に溶解して、キャリアフィルムに塗布し、溶媒を除去することにより容易に製造することができる。
下部クラッド層3、4及び上部クラッド層7の厚さに関しては、特に限定するものではないが、乾燥後の厚さで、5〜500μmの範囲が好ましい。5μm以上であると、光の閉じ込めに必要なクラッド厚さが確保でき、500μm以下であると、膜厚を均一に制御することが容易である。以上の観点から、下部クラッド層3、4及び上部クラッド層7の厚さは、さらに10〜100μmの範囲であることがより好ましい。また、第1下部クラッド層4は、光ファイバの中心と光信号伝達用コアパターン中心合わせのため、硬化後のフィルム厚みが、[(光ファイバの半径)−(第1下部クラッド層4上に形成された光信号伝達用コアパターン厚み)/2]の厚みのフィルムを用いることが更に好ましい。
具体例として、光ファイバの直径80μm及び光ファイバのコア径50μmの光ファイバを用いたときの好ましい下部クラッド層3の厚みを、以下説明する。まず、光導波路のコア径は、光ファイバから光信号伝達用コアパターンへ光信号が伝搬してくる場合、光ファイバのコア径に外接する正方形が光損失なく伝搬できる。この場合、光導波路のコアは50μm×50μm(コア高さ;50μm)となる。上記の式に当てはめると最適な下部クラッド層3の厚みは15μmとなる。また、上記と同一の光ファイバを用いて、光ファイバから光信号伝達用コアパターンへ光信号が伝搬してくる場合、光ファイバのコア径に内接する正方形が光損失なく伝搬できる。この場合、光導波路のコアは40μm×40μm(コア高さ;40μm)となる。上記の式に当てはめると最適な下部クラッド層3の厚みは20μmとなる。
また、光導波路20において、光信号伝達用コアパターン5を埋め込むための上部クラッド層7の厚みは、コアパターン5の厚さ以上にすることが好ましいが、基板1表面から上部クラッド層上面までの高さが光ファイバの直径以下になるように適宜調整すれば良い。
(コア層形成用樹脂及びコア層形成用樹脂フィルム)
本発明においては、下部クラッド層3又は4に積層するコア層光信号伝達用コアパターン5、光ファイバガイド部材用のコアパターンの形成方法は特に限定されず、例えば、コア層形成用樹脂の塗布またはコア層形成用樹脂フィルムのラミネートによりコア層を形成し、エッチングによりコアパターンを形成すれば良い。
本発明においては、光導波路20と光ファイバガイド部材6において、それぞれコア層を形成した後、同時にエッチングして光信号伝達用コアパターン5と光ファイバガイド部材用のコアパターンを同時に形成することにより、効率よく光ファイバコネクタを製造することができる。
コア層形成用樹脂、特に光信号伝達用コアパターン5に用いるコア層形成用樹脂は、クラッド層3より高屈折率であるように設計され、活性光線によりコアバターンを形成し得る樹脂組成物を用いることができる。パターン化する前のコア層の形成方法は限定されず、前記コア層形成用樹脂組成物を常法により塗布する方法等が挙げられる。
コア層形成用樹脂フィルムの厚さについては特に限定されず、乾燥後のコア層の厚さが、通常は10〜100μmとなるように調整される。該フィルムの仕上がり後の光信号伝達用コアパターン5の厚さが10μm以上であると、光導波路形成後の受発光素子または光ファイバとの結合において位置合わせトレランスが拡大できるという利点があり、100μm以下であると、光導波路形成後の受発光素子または光ファイバとの結合において、結合効率が向上するという利点がある。以上の観点から、該フィルムの厚さは、さらに30〜90μmの範囲であることが好ましく、該厚みを得るために適宜フィルム厚みを調整すれば良い。
また、光信号伝達用コアパターンの硬化後の厚みは、光ファイバから光信号伝達用コアパターンへ光を伝達する場合は、光ファイバのコア径以上になれば光の損失が少なく、光信号伝達用コアパターンから光ファイバへ光を伝達する場合は、光信号伝達用コアパターンの厚さと幅からなる矩形が、光ファイバのコア径の内側になるように調整すると更に良い。
クラッド層形成用樹脂フィルム及びコア層形成用樹脂フィルムは、上述のように、キャリアフィルム上に形成すると良い。キャリアフィルムの種類としては、柔軟性及び強靭性のあるキャリアフィルムとして、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリエーテルサルファイド、ポリアリレート、液晶ポリマー、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリアミドイミド、ポリイミドが好適に挙げられる。キャリアフィルムの厚さは、5〜200μmであることが好ましい。
5μm以上であると、キャリアフィルムとしての強度が得やすいという利点があり、200μm以下であると、パターン形成時のマスクとのギャップが小さくなり、より微細なパターンが形成できるという利点がある。以上の観点から、キャリアフィルムの厚さは10〜100μmの範囲であることがより好ましく、15〜50μmであることが特に好ましい。
(基板)
基板1の材質としては、特に制限はなく、例えば、ガラスエポキシ樹脂基板、セラミック基板、ガラス基板、シリコン基板、プラスチック基板、金属基板、樹脂層付き基板、金属層付き基板、プラスチックフィルム、樹脂層付きプラスチックフィルム、金属層付きプラスチックフィルム、電気配線板などが挙げられる。
基板1として柔軟性及び強靭性のある基材、例えば、前記クラッド層形成用樹脂フィルム及びコア層形成用樹脂フィルムのキャリアフィルムを基板として用いることで、フレキシブルな光ファイバコネクタとしてもよい。
本発明において、光ファイバ30を光ファイバガイド溝8に固定する方法は上述したとおりであるが、その際に、光ファイバガイド部材6の基板面から光導波路20の上部クラッド層7の上面までの距離が、光ファイバ30の直径以下だと、ガラスブロックで光ファイバを抑えて光ファイバガイド溝8に押し込むなどの作業がしやすい。
また、光ファイバガイド部材用のコアパターンの高さ(厚さ)が、光ファイバ30の半径以上であると光ファイバ30の位置ずれがしにくい。
本発明においては、具体的には、光ファイバの直径は、コア層形成用樹脂フィルムの膜厚が制御しやすいという観点から、200μm以下であることが好ましく、125μm径や80μm径の光ファイバを用いることが更に好ましい。光ファイバガイド溝8の横幅としては、光ファイバの直径以上の幅であればよく、光ファイバの実装性及びトレランスの観点から、光ファイバの直径より0.1〜10μm広い幅であると更に良い。光ファイバガイド部材用のコアパターンの高さは光ファイバの半径以上の高さであれば良く、且つ光ファイバの直径以下であれば良い。光ファイバの半径より5μm以上高く、直径より3μm以上低いと光ファイバの実装性が良いため更に好ましい。光ファイバガイド部材用のコアパターン上に上部クラッド層7を形成する場合、光ファイバガイド部材7の基板面から光導波路20の上部クラッド層7の上面までの距離(第1下部クラッド層4と上部クラッド層7の厚さ合計)は光ファイバの直径以下であれば良く、光ファイバの直径未満であればより効果的に光ファイバを固定できる。
なお、「光ファイバの直径」と表記した場合、光ファイバのクラッド外径もしくは光ファイバの被覆外径を表すこととする。
また、使用する光ファイバの材質等については特に制限はない。
図1に記載の光ファイバコネクタの場合、第1下部クラッド層4を除去する面積を低減することで基板表面からのコア高さ(特に光ファイバガイド部材用のコアパターン)の厚みばらつきを低減できるという理由及び光ファイバを固定する際のガラスブロックと上部クラッド層の接地領域を多くするという理由から、光ファイバガイド部材6において、光ファイバガイド部材用のコアパターンの光ファイバガイド溝8以外の部分に、第1下部クラッド層4及び上部クラッド層7が設けられていても良い。
また、光信号伝達用コアパターン5、光ファイバガイド部材用のコアパターンが、特に基板1に密着性が無い場合には、接着層3付きの基板1を用いてもよく、接着層が第2下部クラッド層3であっても良い。
接着層3の種類としては特に限定されないが、両面テープ、UVまたは熱硬化性接着剤、プリプレグ、ビルドアップ材、電気配線板製造用途に使用される種々の接着剤が好適に挙げられる。光信号が基板1を透過する場合には、光信号波長において透明であればよくその際には、基板1と接着力のあるクラッド層形成用樹脂フィルムやコア層形成用樹脂フィルムを用いて接着層3とするのが好ましい。
光ファイバと光導波路を接続する光導波路端面を平滑化する方法としては、特に限定するものではないが、例えば、ダイシングソーを用いて光導波路端面を切削し、スリット溝9を形成すると共に平滑化すればよい。この際のダイシングブレードの切削深さは、基板1表面以下にすると光ファイバ30が良好に実装できるため好ましい。
光路変換ミラー10を形成する方法は特に限定はないが、ダイシングソーによる切削加工やレーザアブレーションによって形成できる。ダイシングソーを用いる場合、切り欠き部を45°に切削することにより、基板1方向への光路変換が可能となる。
光路変換ミラー10に金属層11を形成する方法は特に限定はないが、蒸着、スパタリング、めっき等の方法が好適に挙げられる。形成する金属の種類としては、特に限定はなく、Au、Ag、Cu、Ti、Ni、Pd、Al等の各種金属が挙げられる。反射率の観点から、Au、Alを用いると高い反射率が得られるため尚良い。また、形成する金属層11の厚みは、光信号が透過しない範囲の厚みであれば良く、AuやAlの場合、0.1μm〜2μmの範囲で適宜調整すると良い。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定されない。
実施例1
[クラッド層形成用樹脂フィルムの作製]
<(A)ベースポリマー;(メタ)アクリルポリマー(A−1)の作製>
撹拌機、冷却管、ガス導入管、滴下ろうと、及び温度計を備えたフラスコに、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート46質量部及び乳酸メチル23質量部を秤量し、窒素ガスを導入しながら撹拌を行った。液温を65℃に上昇させ、メチルメタクリレート47質量部、ブチルアクリレート33質量部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート16質量部、メタクリル酸14質量部、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)3質量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート46質量部、及び乳酸メチル23質量部の混合物を3時間かけて滴下後、65℃で3時間撹拌し、さらに95℃で1時間撹拌を続けて、(メタ)アクリルポリマー(A−1)溶液(固形分45質量%)を得た。
(重量平均分子量の測定)
(A−1)の重量平均分子量(標準ポリスチレン換算)をGPC(東ソー(株)製「SD−8022」、「DP−8020」、及び「RI−8020」)を用いて測定した結果、3.9×104であった。なお、カラムは日立化成工業(株)製「Gelpack GL−A150−S」及び「Gelpack GL−A160−S」を使用した。
(酸価の測定)
A−1の酸価を測定した結果、79mgKOH/gであった。なお、酸価はA−1溶液を中和するのに要した0.1mol/L水酸化カリウム水溶液量から算出した。このとき、指示薬として添加したフェノールフタレインが無色からピンク色に変色した点を中和点とした。
<クラッド層形成用樹脂ワニスの調合>
(A)ベースポリマーとして、前記A−1溶液(固形分45質量%)84質量部(固形分38質量部)、(B)光硬化成分として、ポリエステル骨格を有するウレタン(メタ)アクリレート(新中村化学工業(株)製「U−200AX」)33質量部、及びポリプロピレングリコール骨格を有するウレタン(メタ)アクリレート(新中村化学工業(株)製「UA−4200」)15質量部、(C)熱硬化成分として、ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート型三量体をメチルエチルケトンオキシムで保護した多官能ブロックイソシアネート溶液(固形分75質量%)(住化バイエルウレタン(株)製「スミジュールBL3175」)20質量部(固形分15質量部)、(D)光重合開始剤として、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン(チバ・ジャパン(株)製「イルガキュア2959」)1質量部、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド(チバ・ジャパン(株)製「イルガキュア819」)1質量部、及び希釈用有機溶剤としてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート23質量部を攪拌しながら混合した。孔径2μmのポリフロンフィルタ(アドバンテック東洋(株)製「PF020」)を用いて加圧濾過後、減圧脱泡し、クラッド層形成用樹脂ワニスAを得た。
上記で得られたクラッド層形成用樹脂ワニスAを、PETフィルム(東洋紡績(株)製「コスモシャインA4100」、厚み50μm)の非処理面上に、塗工機(マルチコーターTM−MC、(株)ヒラノテクシード製)を用いて塗布し、80℃、10分、その後100℃、10分乾燥し、保護フィルムとして表面離型処理PETフィルム(帝人デュポンフィルム(株)製「ピューレックスA31」、厚み25μm)を貼付け、クラッド層形成用樹脂フィルムを得た。このとき樹脂層の厚みは、塗工機のギャップを調節することで任意に調整可能であり、本実施例では使用した第1下部クラッド層及び第2下部クラッド層(接着層)の厚みに付いては、実施例中に記載する。また、第1下部クラッド層及び第2下部クラッド層の硬化後の膜厚と塗工後の膜厚は同一であった。本実施例で用いた上部クラッド層形成用樹脂フィルムの膜厚についても実施例中に記載する。実施例中に記載する上部クラッド層形成用樹脂フィルムの膜厚は乾燥後の膜厚とする。
[コア層形成用樹脂フィルムの作製]
(A)ベースポリマーとして、フェノキシ樹脂(商品名:フェノトートYP−70、東都化成(株)製)26質量部、(B)光重合性化合物として、9,9−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン(商品名:A−BPEF、新中村化学工業(株)製)36質量部、及びビスフェノールA型エポキシアクリレート(商品名:EA−1020、新中村化学工業(株)製)36質量部、(C)光重合開始剤として、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルフォスフィンオキサイド(商品名:イルガキュア819、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)1質量部、及び1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン(商品名:イルガキュア2959、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)1質量部、有機溶剤としてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート40質量部を用いたこと以外は上記製造例と同様の方法及び条件でコア層形成用樹脂ワニスBを調合した。その後、上記製造例と同様の方法及び条件で加圧濾過さらに減圧脱泡した。
上記で得られたコア層形成用樹脂ワニスBを、PETフィルム(商品名:コスモシャインA1517、東洋紡績(株)製、厚さ:16μm)の非処理面上に、上記製造例と同様な方法で塗布乾燥し、次いで保護フィルムとして離型PETフィルム(商品名:ピューレックスA31、帝人デュポンフィルム(株)、厚さ:25μm)を離型面が樹脂側になるように貼り付け、コア層形成用樹脂フィルムを得た。このとき樹脂層の厚みは、塗工機のギャップを調節することで任意に調整可能であり、本実施例では使用したコア層形成用樹脂フィルム厚みに付いては、実施例中に記載する。実施例中に記載するコア層形成用樹脂フィルムの膜厚は乾燥後の膜厚とする。
[補強板付きの基板の作製]
金属層2として片面銅箔付きのポリイミドフィルム1((ポリイミド;ユーピレックスVT(宇部日東化成製)、厚み;25μm)、(銅箔;NA−DFF(三井金属鉱業社製))、厚み;9μm)(図1(a)−1参照)の銅箔面に感光性ドライフィルムレジスト(商品名:フォテック、日立化成工業(株)製、厚さ:25μm)をロールラミネータ(日立化成テクノプラント(株)製、HLM−1500)を用い圧力0.4MPa、温度110℃、ラミネート速度0.4m/minの条件で貼り、次いで紫外線露光機((株)オーク製作所製、EXM−1172)にて感光性ドライフィルムレジスト側から表1の補強板202A及び補強板202B形状の開口部を有するネガ型フォトマスクを介し、紫外線(波長365nm)を120mJ/cm2照射し、未露光部分の感光性ドライフィルムレジストを35℃の0.1〜5質量%炭酸ナトリウムの希薄溶液で除去した。その後、塩化第二鉄溶液を用いて、感光性ドライフィルムレジストが除去されむき出しになった部分の銅箔をエッチングにより除去し、35℃の1〜10質量%水酸化ナトリウム水溶液を用いて、露光部分の感光性ドライフィルムレジストを除去し、補強板202A及び補強板202Bを形成した(表2及び図1(a)−2参照)。
<Ni/Auめっきの形成>
その後、フレキシブル配線板を、脱脂、ソフトエッチング、酸洗浄し、無電解Niめっき用増感剤(商品名:SA−100、日立化成工業(株)製)に25℃で5分間浸漬後水洗し、83℃の無電解Niめっき液(奥野製薬社製、ICPニコロンGM−SD溶液、pH4.6)に8分間浸漬して3μmのNi被膜を形成し、その後、純水にて洗浄を実施した。
次に、置換金めっき液(100mL;HGS−500及び1.5g;シアン化金カリウム/Lで建浴)(商品名:HGS−500、日立化成工業(株)製、)に85℃で8分間浸漬し、Ni被膜上に0.06μmの置換金被膜を形成した。これにより、補強板の酸化防止膜として、Ni及びAuのめっきに被覆された補強板を得た。
接着層3として上記で得られた10μm厚のクラッド層形成用樹脂フィルムを大きさ100×100mmに裁断し、保護フィルムである離型PETフィルム(ピューレックスA31)を剥離し、上記で形成した基板1の補強板と反対の面のポリイミド面に、平板型ラミネータとして真空加圧式ラミネータ((株)名機製作所製、MVLP−500)を用い、500Pa以下に真空引きした後、圧力0.4MPa、温度100℃、加圧時間30秒の条件にて加熱圧着して、第2下部クラッド層3付きの基板1を形成した。紫外線露光機((株)オーク製作所製、EXM−1172)にてキャリアフィルム側から紫外線(波長365nm)を4J/cm2照射し、次いでキャリアフィルムを剥離し、170℃で1時間加熱処理することにより、厚さ10μmの第2下部クラッド層3付きの基板1を形成した(図1(b)−3、図1(d)−3参照)。
[光ファイバコネクタの作製]
上記で得られた15μm厚の下部クラッド層形成用樹脂フィルムを大きさ100×100μmに裁断し、保護フィルムを剥離して、第2下部クラッド層3面側に上記と同様の条件で、真空ラミネータによって積層した。660μm×3.0mmの非露光部を有したネガ型フォトマスクを介し、紫外線露光機((株)オーク製作所製、EXM−1172)にてキャリアフィルム側から紫外線(波長365nm)を250mJ/cm2照射した。その後、キャリアフィルムを剥離し、現像液(1%炭酸カリウム水溶液)を用いて、第1下部クラッド層4をエッチングした。続いて、水洗浄し、170℃で1時間加熱乾燥及び硬化し、光ファイバガイド溝形成部分に660μm×3.0mmの開口部を形成した第1下部クラッド層4付きの基板1を作製した(図1(b)−4、図1(d)−4、図1(e)−4参照)。これにより、光信号伝達用コアパターン5形成部分には、第1下部クラッド層4が形成され、光ファイバガイド溝8形成部分には、第1下部クラッド層4が無い状態となっている。
次に、上記の第1下部クラッド層4面にロールラミネータ(日立化成テクノプラント(株)製、HLM−1500)を用い圧力0.4MPa、温度50℃、ラミネート速度0.2m/minの条件で、保護フィルムを剥離した50μm厚の上記コア層形成用樹脂フィルムをラミネートし、次いで上記の真空加圧式ラミネータ((株)名機製作所製、MVLP−500)を用い、500Pa以下に真空引きした後、圧力0.4MPa、温度70℃、加圧時間30秒の条件にて加熱圧着した。その後、光信号伝達用コアパターン幅50μm(ファイバ接続部分のパターンピッチ;125μm、光路変換ミラー形成部(光ファイバ接続部分より4.5mm地点)のパターンピッチ;250μm、4本)、光ファイバガイド部材用のコアパターン幅40μm(ファイバ溝ピッチ;125μm、4本、両端の光ファイバガイド部材用のコアパターンのみ150μm)のネガ型フォトマスクを介し、光信号伝達用コアパターン5が第1下部クラッド層4上に、光ファイバガイド部材用のコアパターンが基板1(第2下部クラッド層201)上に形成されるように位置合わせをし、上記紫外線露光機にて紫外線(波長365nm)を700mJ/cm2照射し、次いで80℃で5分間露光後加熱を行った。その後、キャリアフィルムであるPETフィルムを剥離し、現像液(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート/N,N−ジメチルアセトアミド=8/2、質量比)を用いて、コアパターンをエッチングした。続いて、洗浄液(イソプロパノール)を用いて洗浄し、100℃で10分間加熱乾燥し、光信号伝達用コアパターン5及び光ファイバガイド部材用のコアパターンを形成し、同時に85μm幅の光ファイバガイド溝8が形成された。なお、光ファイバガイド部材用のコアパターンにおける各パターンの大きさは、光ファイバを溝8に固定した際に、光ファイバが光信号伝達用コアパターン5に光信号を送受可能な位置に接合するように設計されている(図1(b)−5、図1(c)−5、図1(d)−5、図1(e)−5、図1(f)参照)。
次いで、保護フィルムを剥離した52μm厚の上部クラッド層樹脂フィルムをコアパターン形成面側から上記の真空加圧式ラミネータ((株)名機製作所製、MVLP−500)を用い、500Pa以下に真空引きした後、圧力0.4MPa、温度110℃、加圧時間30秒の条件にて加熱圧着して、ラミネートした。さらに、第1下部クラッド層4形成の際に使用したネガ型フォトマスクを使用して紫外線(波長365nm)を150mJ/cm2照射後、キャリアフィルムを剥離し、現像液(1%炭酸カリウム水溶液)を用いて、光ファイバガイド溝8部分の上部クラッド層形成用樹脂フィルムをエッチングした。続いて、水洗浄し、170℃で1時間加熱乾燥及び硬化し、125μmピッチ、光ファイバ径80μm、4チャンネル用の光ファイバコネクタを作製した。
得られた光ファイバコネクタにおいて、光ファイバガイド部材用のコアパターンの溝8の横幅は85μm、光ファイバガイド部材用のコアパターンの高さは64μm、基板面から上部クラッド層上面までの高さは75μm、光信号伝達用コアパターン5の厚みは50μmであった(図1(b)−6、図1(c)−6、図1(d)−6、図1(e)−6参照)。
<スリット溝の形成>
得られた光導波路20の光ファイバ接続端面を平滑化するためにダイシングソー(DAC552、(株)ディスコ社製)を用いて100μm幅のスリット溝9を形成した。併せて、光ファイバガイド部材用のコアパターンに対して垂直(スリット溝9からY方向3mm地点)、光信号伝達用コアパターン5に対して垂直(スリット溝9からY方向5mm地点)、X方向の幅1.5mmになるように外形加工を行った。
<光路変換ミラーの形成>
得られた光導波路20の上部クラッド層7側からダイシングソー(DAC552、(株)ディスコ社製)を用いて45°の光路変換ミラー10を形成した(スリット溝9から4.5mm地点)(図1(b)−7、図1(c)−7参照)。次いでミラー形成部分を開口させたメタルマスクをミラー付きの光ファイバコネクタに設置し、蒸着装置(RE−0025、ファースト技研製)を用いて金属層11としてAuを0.5μm蒸着させた(図1(b)−8、図1(c)−8、図2参照)。
以上のようにして得られた光ファイバコネクタの光ファイバガイド溝8に、125μmピッチ、4チャンネルの光ファイバ30(コア径;50μm、クラッド径;80μm)をガラスブロックで抑えて光ファイバガイド溝8に押し込んだところ、光導波路20の光信号伝達用コアパターン5の光伝達面に接合し、光ファイバ30から光信号を送受することが可能であり、かつ、光ファイバ30が位置ずれすることもなかった。
(X方向の反り量の測定)
得られた光ファイバコネクタの光ファイバガイド溝8側の端面の左右の基板1表面端部を結ぶ直線を平行線として、該平行線から最も離れた基板1表面の距離をX方向の反り量とし、測定を行った。基板1の反り量が50μm以上を×、50μm以下を○として判定した。結果を表2に示す。
(Y方向の反り量の測定)
得られた光ファイバコネクタのスリット溝9の基板1表面と光ファイバガイド溝側の外形端面の基板1表面を結ぶ直線を平行線として、該平行線から最も離れた基板1表面の距離をY方向の反り量とし、測定を行った。基板1の反り量が50μm以上を×、35〜50μmを△、50μm以下を○として判定した。結果を表2に示す。
(スリット溝での変形)
得られた光ファイバコネクタの光導波路形成部12と光ファイバガイド溝形成部13とが、スリット溝9で折れ曲がっている場合は×、折れ曲がっていない場合は○として判定した。結果を表2に示す。
実施例2
実施例1において補強板を表1の補強板201A及び補強板201Bの形状にしたがって形成した以外は、同様の方法で光ファイバコネクタを作製した(図3参照)。
その後、実施例1と同様に、X方向の反り量、Y方向の反り量、及びスリット溝での変形を測定・観察した。結果を表2に示す。
実施例3
実施例1において補強板を表1の補強板201、202Cの形状にしたがって形成した以外は、同様の方法で光ファイバコネクタを作製した(図4参照)。その後、実施例1と同様に、X方向の反り量、Y方向の反り量、及びスリット溝での変形を測定・観察した。結果を表2に示す。
実施例4
実施例1において補強板を表1の補強板201D、補強板201E、補強板202Dの形状にしたがって形成した以外は、同様の方法で光ファイバコネクタを作製した(図5参照)。その後、実施例1と同様に、X方向の反り量、Y方向の反り量、及びスリット溝での変形を測定・観察した。結果を表2に示す。
実施例5
実施例1において補強板を表1の補強板201F、補強板201G、補強板201H、補強板202Eの形状にしたがって形成した以外は、同様の方法で光ファイバコネクタを作製した(図6参照)。
その後、実施例1と同様に、X方向の反り量、Y方向の反り量、及びスリット溝での変形を測定・観察した。結果を表2に示す。
比較例1
実施例1において金属層2を全て除去し、補強板を形成しなかった以外は、同様の方法で光ファイバコネクタを作製した。その後、実施例1と同様に、X方向の反り量、Y方向の反り量、及びスリット溝での変形を測定・観察した。結果を表2に示す。
本発明によれば、基板によらず光ファイバ搭載溝部分の変形・そりの少ない光ファイバコネクタが得られる。このため、本発明の光ファイバコネクタは、光ファイバ用の光電気変換基板等として有用である。
1.基板(ポリイミドフィルム)
2.補強板(金属層)
201.光ファイバガイド溝と垂直方向に延在した補強板(金属パターン)
202.光ファイバガイド溝と平行方向に延在した補強板(金属パターン)
3.接着層(第2下部クラッド層)
4.下部クラッド層(第1下部クラッド層)
5.光信号伝達用コアパターン
6.光ファイバガイド部材
7.上部クラッド層
8.光ファイバガイド溝
9.スリット溝
10.光路変換ミラー
11.金属層
12.光導波路形成部
13.光ファイバガイド溝形成部
14.光路変換ミラー部
20.光導波路
30.光ファイバ

Claims (9)

  1. 基板上に、光ファイバガイド部材と光導波路とを具備する光ファイバコネクタの製造方法であって、
    前記光ファイバガイド部材は、光ファイバを固定するための光ファイバガイド溝を有し、
    前記光導波路は、下部クラッド層、光信号伝達用コアパターン、上部クラッド層からなり、
    前記光ファイバガイド溝に固定された光ファイバと前記光導波路の光信号伝達用コアパターンとが光信号を送受可能な位置に接合するように、前記光ファイバガイド部材と前記光導波路とが併設されてなり、
    基板の前記光ファイバガイド部材形成面の反対面に、前記光ファイバガイド溝と垂直方向に延在する補強板Aを有し、
    前記補強板Aが、フォトリソグラフィープロセスによって形成される、光ファイバコネクタの製造方法
  2. 前記補強板Aが、前記光ファイバガイド溝の幅よりも広い、請求項1に記載の光ファイバコネクタの製造方法
  3. 前記基板の前記光導波路形成面の反対面に、前記光信号伝達用コアパターンと垂直方向に延在する補強板Bをさらに有する、請求項1又は2に記載の光ファイバコネクタの製造方法
  4. 前記補強板Aと前記補強板Bとが一体となっている、請求項3に記載の光ファイバコネクタの製造方法
  5. 基板上に、光ファイバガイド部材と光導波路とを具備する光ファイバコネクタの製造方法であって、
    前記光ファイバガイド部材は、光ファイバを固定するための光ファイバガイド溝を有し、
    前記光導波路は、下部クラッド層、光信号伝達用コアパターン、上部クラッド層からなり、
    前記光ファイバガイド溝に固定された光ファイバと前記光導波路の光信号伝達用コアパターンとが光信号を送受可能な位置に接合するように、前記光ファイバガイド部材と前記光導波路が併設されてなり、
    基板の前記光ファイバガイド部材形成面の反対面に、前記光ファイバガイド溝と平行方向に延在する補強板Cを有し、
    前記補強板Cが、フォトリソグラフィープロセスによって形成される、光ファイバコネクタの製造方法
  6. 前記補強板Cが、光導波路形成面の反対面まで途切れることなく延在する、請求項5に記載の光ファイバコネクタの製造方法
  7. 前記光導波路が光路変換ミラー付きの光導波路であり、
    前記光路変換ミラー部に前記補強板がないことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の光ファイバコネクタの製造方法
  8. 前記補強板が金属板である、請求項1〜7のいずれかに記載の光ファイバコネクタの製造方法
  9. 補強板付きの基板を形成した後に、該基板の該補強板形成面と反対面に光導波路及び光ファイバガイド部材を形成する、請求項1から8のいずれかに記載の光ファイバコネクタの製造方法
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