JP5833874B2 - 膨張装置のアクチュエーター - Google Patents
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Description
前記アクチュエーター・ソケットの可撓片部の嵌合外側に設けられ可撓片部の径方向外側への撓みを規制し水などの液体で溶け又は強度が低下する紙製のアクチュエーター・ロールと、前記アクチュエーター・シャフトを前記突起及び凹部の係合を外して移動させるように付勢する弾性体と、前記撃心及びアクチュエーター・シャフトに中空部を形成してこの中空部に貫通配置され先端が撃針から突出して臨むインジケーター軸と、前記インジケーター軸の後端に配置されこのインジケーター軸が前記容器の封止端により押圧されて移動すると外観上の表示を変化させる表示部とを備えたことを特徴とする。
[撃針部]
撃針体部3は、ケース17、撃針19を備えている。
ケース17は、樹脂により中空に形成され、容器取付口21を備えている。容器取付口21は、ガス・ボンベ9の封止端を着脱可能に取り付ける部分であり、この容器取付口21には、ガス・ボンベ9取付用の雌ねじ23が形成されている。容器取付口21の奥壁25には、密閉用のボンベ・オーリング27が装着され、ガス・ボンベ9の封止端に密接可能となっている。
撃針19は、通路ガイド孔31及びガイド孔33内に装填されている。この撃針19は、ケース17に可動支持されて水などの液体に反応するアクチュエーター7の動作により又はレバー11の操作により尖端部が前記容器取付口21内へ進出してガス・ボンベ9の封止端を貫通するように駆動される構成となっている。
[アクチュエーター]
アクチュエーター7は、アクチュエーター・ハウジング111の他、アクチュエーター・ソケット121とアクチュエーター・シャフト123とアクチュエーター・ロール125とを備えている。
[マウント・シャフト]
図14〜図17は、マウント・シャフトに係り、図14は、マウント・シャフトの側面図、図15は、同上面図、図16は、同下面図、図17は、図15のXVII−XVII線矢視断面図である。
[膨張装置の作動]
(自動作動)
ガス・ボンベ9を取り付けた膨張装置1は、マウント孔35に密に取り付けられたマウント・シャフト149がライフ・ジャケット等の浮揚体に結合され、ガス・ボンベ9からの圧縮ガスにより浮揚体が膨張する。
膨張装置1は、レバー11によっても動作させることができる。
図18(A)は、実施例に係るシャーピンの破断トルクと撃針のボンベ貫通トルクとの比較を示すグラフ、(B)は、比較例に係るシャーピンの破断トルクと撃針のボンベ貫通トルクとの比較を示すグラフである。横軸は時間を示し、縦軸は破断トルクを示す。この場合のトルクは、レバー11を回転させるトルクとしている。
[ボンベ取付等]
図19(A)は、空ボンベ取り付け時の説明図、(B)は、ボンベ取り付け時の説明図、(C)は、自動作動時の説明図である。
図19のように、膨張装置1には、容器取付口21にガス・ボンベ9を取り付けて使用される。
図19(B)のように、新しいガス・ボンベ9を正規位置に取り付けると、封止端がインジケーター軸79に当接して押圧する。
撃針19がアクチュエーター7により自動で作動すると、図19(C)のように、圧縮コイル・スプリング147の巻き線間の間隔が広がり、動作したアクチュエーター・シャフト123の作動表示部141がアクチュエーター・ソケット121外へ移動してその赤色が巻き線間に視認できる。
[ボンベの交換]
ボンベの交換は、ガス・ボンベ9を軸周りに回転させて容器取付口21の雌ねじ23から離脱させ、同時に閉止端部に貫通している撃針19が抜かれる。
[アクチュエーターの交換]
図20(A)は、アクチュエーター組立単体の説明図、(B)は、自動作動後の説明図、(C)は、脱落防止の説明図である。
[実施例の効果]
本発明実施例1は、水などの液体に反応して動作することにより撃針19を駆動し、この撃針19がガス・ボンベ9の封止端を貫通して圧縮ガスを噴出させ、この圧縮ガスによりライフ・ジャケットを膨張させる膨張装置1のアクチュエーター7であって、アクチュエーター・ハウジング111に固定された中空のアクチュエーター・ソケット121と、 このアクチュエーター・ソケット121に一側部が嵌合するアクチュエーター・シャフト123と、アクチュエーター・ソケット121の一側部に形成されアクチュエーター・シャフト123に対する嵌合を広げる方向へ変形可能な可撓片部131と、可撓片部131に形成された断面山形の突起133及びアクチュエーター・シャフト123に形成され突起133に係合してアクチュエーター・ソケット121からのアクチュエーター・シャフト123の抜けを規制する断面谷形の凹部145と、アクチュエーター・ソケット121の可撓片部131の嵌合外側に設けられ可撓片部131の径方向外側への撓みを規制し水などの液体で膨潤する紙製のアクチュエーター・ロール125と、アクチュエーター・シャフト123を突起133及び凹部145の係合を外して移動させるように付勢する圧縮コイル・スプリング147とを備えた。
3 撃針体部
5 インジケーター部
7 アクチュエーター
9 ガス・ボンベ(圧縮ガスを内蔵した容器)
11 レバー
19 撃針
19a 中空部
21 容器取付口
41 アクチュエーター取付部
79 インジケーター軸
81 表示部
93 表示視認部
105 表示窓
111 アクチュエーター・ハウジング
121 アクチュエーター・ソケット
123 アクチュエーター・シャフト
131 可撓片部
133 突起
145 凹部
141 動表示部
147 圧縮コイル・スプリン(弾性体)
Claims (4)
- 水などの液体に反応して動作することにより撃針を駆動し、この撃針が圧縮ガスを内蔵した容器の封止端を貫通して圧縮ガスを噴出させ、この圧縮ガスにより浮揚体側を膨張させる膨張装置のアクチュエーターであって、
アクチュエーター・ハウジングに固定されたアクチュエーター・ソケットと、
このアクチュエーター・ソケットに一側部が嵌合するアクチュエーター・シャフトと、
前記アクチュエーター・ソケットの一側部に形成され前記アクチュエーター・シャフトに対する嵌合を広げる方向へ変形可能な可撓片部と、
この可撓片部と前記アクチュエーター・シャフトとに各別に形成された断面山形の突起及びこの突起に係合してアクチュエーター・ソケットからの動作体の抜けを規制する断面谷形の凹部と、
前記アクチュエーター・ソケットの可撓片部の嵌合外側に設けられ可撓片部の径方向外側への撓みを規制し水などの液体で溶け又は強度が低下する紙製のアクチュエーター・ロールと、
前記アクチュエーター・シャフトを前記突起及び凹部の係合を外して移動させるように付勢する弾性体と、
前記撃心及びアクチュエーター・シャフトに中空部を形成してこの中空部に貫通配置され先端が撃針から突出して臨むインジケーター軸と、
前記インジケーター軸の後端に配置されこのインジケーター軸が前記容器の封止端により押圧されて移動すると外観上の表示を変化させる表示部と、
を備えたことを特徴とする膨張装置のアクチュエーター。 - 請求項1記載の膨張装置であって、
前記インジケーター軸に、前記撃針の中空部に密接するシール部材を設け、
前記インジケーター軸が貫通する前記アクチュエーター・シャフトの中空部に前記シール部材に係合可能な係合部を設けた、
ことを特徴とする膨張装置のアクチュエーター。 - 請求項1又は2記載の膨張装置のアクチュエーターであって、
前記表示部は、前記アクチュエーター・ハウジングに固定支持され表示窓を備えたインジケーター・ハウジングと、前記インジケーター軸が前記容器の封止端により押圧されて移動する前後で表示窓が異なる表示態様となる表示視認部とを備えた、
ことを特徴とする膨張装置のアクチュエーター。 - 請求項1〜3の何れか1項記載の膨張装置であって、
前記アクチュエーター・シャフトは、先端にスプリング座フランジを備え、
前記弾性体は、前記アクチュエーター・ソケットと前記スプリング座フランジとの間に介設された圧縮コイル・スプリングであり、
前記アクチュエーター・シャフトは、非作動時に前記アクチュエーター・ソケット内に位置し前記圧縮コイル・スプリングが伸長する作動時に圧縮コイル・スプリング内へ飛び出す着色などの作動表示部を備えた、
ことを特徴とする膨張装置のアクチュエーター。
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JP2011218444A JP5833874B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | 膨張装置のアクチュエーター |
Applications Claiming Priority (1)
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Country Status (1)
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