JP5833743B2 - 波を送受信するためのデバイス、そのデバイスを備えたシステム、及びそのようなデバイスの使用 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁波を送受信するためのデバイス、そのデバイスを備えたシステム、及びそのようなデバイスの使用に関する。
例えば、特許文献1から、複数のパッシブ反射素子を備えた、電磁波を送受信するためのデバイスが知られている。パッシブ反射素子は、デバイスに内において周期的に間隔が空けられる。そのデバイスは、ブラッグの法則の特定の電磁特性を利用する。
しかしながら、パッシブ反射素子は、波長λの倍数の距離で互いに間隔が空けられ、その距離が略λ/2以上であるので、このようなデバイスが大型のものになる。
また、特許文献2から、複数の金属拡散器に取り囲まれた反応型アンテナ素子を有するデバイスも知られている。この構成によって、電磁波は、サブ波長距離においてアンテナ素子付近の点iに集束される。このようなデバイスはほとんど金属拡散器の周期的パターンを含まない。
しかしながら、このようなデバイスは、電磁波の優先方向を有さない。
こうしたデバイスには全て、効率の上昇及びサイズの減少に関して、依然として改善の必要がある。
仏国特許発明第2863109号明細書 国際公開第2008/007024号
本発明の一課題は、電磁波を送受信するための改善されたデバイスを提供することである。
このため、本発明は、1mmと10mの間の自由空間波長λを有する電磁波を送受信するためのデバイスを提案し、そのデバイスは以下のものを備える:
‐ 誘電体の媒体。自由空間波長λは媒体内の波長λに対応している。
‐ 媒体内に組み込まれた複数のパッシブ共振素子。各パッシブ共振素子は、少なくとも第一形状及び第一物理パラメータを備えた第一形状を有する。第一構造は複数のパッシブ共振素子に属する全てのパッシブ共振素子に対して同一である。各パッシブ共振素子は少なくとも一つの第一共振周波数を有する。複数のパッシブ共振素子は周波数バンドギャップを備える。複数のパッシブ共振素子に属する二つの隣接するパッシブ共振素子は、λ/4未満の第一距離で互いに離隔される。
パッシブ共振素子とパッシブ共振素子との間において媒体内に組み込まれた少なくとも一つのアクティブ共振素子。アクティブ共振素子は、λ/4未満の第二距離でパッシブ共振素子から離隔される。アクティブ共振素子は、少なくとも第二形状及び際に物理パラメータを備えた第二構造を有する。第二構造は第一構造と異なり、アクティブ共振素子が、複数のパッシブ素子の周波数バンドギャップ内において少なくとも一つの第二共振周波数を有するようになる。アクティブ共振素子は、第二周波数に実質的に等しい少なくとも一つの周波数成分を有する信号を送受信するための電子デバイスに接続される。
これらの特徴によって、本電磁波を送受信するためのデバイスは、従来技術の既知の等価なデバイスと比較して小型になる。
パッシブ共振素子は互いに結合され、本デバイスはブラッグの法則を利用せず、パッシブ共振素子が媒体内部において周期的に又は非周期的なものとなることができる。
本デバイスは、ハイブリダイゼーションバンドギャップとして知られているバンドギャップを利用する。
パッシブ共振素子を備えたデバイスの第一領域は、第二共振周波数の電磁波が、アクティブ共振素子からその第一領域を通って伝播することを防止する。本デバイスは、第一領域の形状によって決定される指向性図を備える。本デバイスは、一つ又は複数の所定の方向において電磁波を送受信することができる。
第二共振周波数の電磁エネルギーは、アクティブ共振素子周辺において第二領域内に集束される。本デバイスは、そのデバイスからかなり離れた距離において電磁波を送受信することができる。本デバイスは感度が高くて効率的である。
本デバイスの変形実施形態では、以下の特徴及び/又は他の特徴が任意で組み込まれ得る。
本発明の他の側面によると、第二形状は第一形状と同一であり、第二構造の少なくとも一つの第二物理パラメータが、第一構造の対応する第一パラメータと異なる。
本発明の他の側面によると、第一物理パラメータ及び第二物理パラメータはそれぞれ第一構造及び第二構造のサイズ及び材料を備える。
本発明の他の側面によると、第一距離及び第二距離はλ/10未満である。
本発明の他の側面によると、パッシブ共振素子は、媒体内部に周期的に配置されない。
本発明の他の側面によると、アクティブ共振素子は、媒体の側面近傍に存在する。
本発明の他の側面によると、アクティブ共振素子は、側面から第三距離の位置にあり、その第三距離は波長λ未満である。
本発明の他の側面によると、本デバイスは、少なくとも二つのアクティブ共振素子を備え、それら二つのアクティブ共振素子は第四距離で互いに離隔され、二つのアクティブ共振素子が異なる第二共振周波数を有し、それら異なる第二共振周波数の各々がバンドギャップ内にある。
従って、二つのアクティブ共振素子が、独立した無相関の電磁波を送信することができる。
本発明の他の側面によると、第四距離は、波長λ未満、好ましくはλ/4未満である。
本発明の他の側面によると、少なくとも一つのパッシブ共振素子が実質的に二つのアクティブ共振素子の間に存在するように、第四距離が設定される。
本発明の他の側面によると、二つのアクティブ共振素子は、デバイスの幾何学的中心に対して対称に配置される。
本発明の他の側面によると、本デバイスは以下のものを備える:
‐ 同一の第一形状及び同一の第一物理パラメータを有する複数のパッシブ共振素子。各パッシブ共振素子は複数の第一共振周波数を有する。複数のパッシブ共振素子は少なくとも第一バンドギャップ及び第二バンドギャップを備える。
‐ 少なくとも二つのアクティブ共振素子。二つのアクティブ共振素子は第四距離で互いに離隔されている。
ここで、二つのアクティブ共振素子はそれぞれ異なる第二共振周波数を有し、一番目の第二共振周波数は複数のパッシブ共振素子の第一バンドギャップ内にあり、二番目の第二共振周波数は複数のパッシブ共振素子の第二バンドギャップ内にある。
従って、二つのアクティブ共振素子は、独立した無相関の電磁波を送信することができる。
本発明の他の側面によると、本デバイスは以下のものを備える:
‐ 少なくとも二組のパッシブ共振素子。二組のパッシブ共振素子は同一の第一形状及び異なる第一物理パラメータを備え、第一の組が第一バンドギャップを備え、第二の組が第二バンドギャップを備える。
‐ 少なくとも二つのアクティブ共振素子、それら二つのアクティブ共振素子は第四距離で互いに離隔される。
ここで、二つのアクティブ共振素子はそれぞれ異なる第二共振周波数を有し、一番目の第二共振周波数は第一バンドギャップ内にあり、二番目の第二共振周波数波は第二バンドギャップ内にある。
従って、二つのアクティブ共振素子が、独立した無相関の電磁波を送信することができる。
本発明の他の側面によると、第一形状及び第二形状は導電性ワイヤであり、第一共振周波数が第一形状の長さに依存し、第二共振周波数が第二形状の長さに依存する。
本発明の他の側面によると、第一形状及び第二形状は導電性分割リングであり、第一共振周波数が、第一形状の電気キャパシタ及び電気インダクタンスに依存し、第二共振周波数が、第二形状の電気キャパシタ及び電気インダクタンスに依存する。
本発明の他の側面によると、第一形状及び第二形状は、導電性プレートのスリットであり、第一共振周波数が第一形状のスロットの周囲長さに依存し、第二共振周波数が第二形状のスロットの長さに依存する。
本発明の他の側面は、電磁波を送受信するためのデバイスを備えたシステムを提供することであり、アクティブ共振素子が、電磁波を表す信号を送受信するための電子デバイスに接続され、電気信号は、第二周波数に実質的に等しい少なくとも一つの周波数成分を有する。
本発明の他の側面は、1mmから1mの間、好ましくは10cmから40cmの間の自由空間波長を有する電磁波を送受信するためのデバイスの使用である。
本発明の他の特徴及び利点は、添付図面を参照して以下の非限定的な例として与えられる三実施形態の詳細な説明から明らかになるものである。
本発明に係る電磁波を送受信するためのデバイスの第一実施形態の斜視図である。 図1の第一実施形態の変形例の上面図である。 図2のデバイスに属するアクティブ素子に関する指向性図である。 本発明に係るデバイスのバンドグラフである。 図1のデバイスに属するパッシブ又はアクティブ共振素子の変形例である。 図1のデバイスに属するパッシブ又はアクティブ共振素子の変形例である。 図1のデバイスに属するパッシブ又はアクティブ共振素子の変形例である。 図1のデバイスに属するパッシブ又はアクティブ共振素子の変形例である。 第一実施形態の折り返し型の変形例の図である。 本発明に係る電磁波を送受信するためのデバイスの第二実施形態の斜視図である。 図6のデバイスに属するパッシブ又はアクティブ共振素子の変形例である。 図6のデバイスに属するパッシブ又はアクティブ共振素子の変形例である。 図6のデバイスに属するパッシブ又はアクティブ共振素子の変形例である。 図6のデバイスに属するパッシブ又はアクティブ共振素子の変形例である。 本発明に係る電磁波を送受信するためのデバイスの第三実施形態の図である。
多様な図面において、同じ参照番号は、同一又は同様の要素を示す。方向Zは垂直方向である。方向X又はYは水平方向又は横方向である。
図1は、空間において電磁波Wを送受信するためのデバイス10の第一の実施形態を示し、その電磁波は、1mmから10の間、好ましくは10cmから40cmの間の自由空間波長λを有する。
本デバイスは:
‐ 誘電体の媒体11と、
‐ 媒体11内部に組み込まれた複数のパッシブ(受動)共振素子12と、
パッシブ共振素子12とパッシブ共振素子12との間において媒体11内部に組み込まれた少なくとも一つのアクティブ(能動)共振素子13とを備え、そのアクティブ共振素子13は、電磁波Wを表す電気信号Sを送受信するための電子デバイス14に接続される。
媒体11は屈折率nを有する。
空間は空気であり得る。この場合、その屈折率は1に等しい。
自由空間波長λは、以下の周知の関係式に従って、媒体11内部の波長λに対応する:
・λ=λ
媒体11は例えば平行六面体状であり、第一表面S1及び第二表面S2を備え、その第二表面S2は、垂直方向Zに沿ってその第一表面に対向する。第一表面S1及び第二表面S2は、実質的に平行な平面である。方向Dは、実質的に、これら表面に垂直で且つ垂直方向Zに平行な直線である。第一表面S1及び第二表面S2は高さの値Hで離れている。
媒体11はεの誘電率を有する。
この説明では、パッシブ共振素子12が、少なくとも第一形状及び第一物理パラメータを備えた第一構造を有するものとする。
本発明の第一実施形態の場合:
‐ 第一構造は導電性ワイヤであり;
‐ 第一形状は方向Dの直線であり;
‐ 第一物理パラメータは、各導電性ワイヤの直径a、長さLW1、導電性ワイヤ用の選択された材料を備える。
各パッシブ共振素子の長さLW1は、例えば媒体11の高さの値Hに等しい。
言い換えると、第一実施形態の各パッシブ共振素子12は、直径aを有し、第一表面S1上の第一端部12aと第二表面S2上の第二端部12bとの間の長さLW1に応じて、方向Dに沿って延伸する導電性ワイヤである。
この第一実施形態では、パッシブ共振素子12は、第一表面S1又は垂直方向Zに垂直な平面XYの上に、規則的な間隔の正方形グリッドを形成する。パッシブ共振素子12は、垂直方向Zに沿って互いに平行である。
パッシブ共振素子12は、少なくとも一つの共振周波数f(第一共振周波数)を有する。
パッシブ共振素子12は、方向X又はYに沿って、λ/4未満、好ましくはλ/10未満の第一距離d1で互いに間隔が空けられている。このサブ波長の第一距離d1は、グリッドのステップである。
従って、パッシブ共振素子12が、互いに電磁的に結合される。
この特徴のおかげで、第一共振周波数f前後においてハイブリダイゼーションバンドギャップが形成される。導電性ワイヤの場合、バンドギャップは、単一のワイヤの共振周波数の上にある。
図1において、パッシブ共振素子12は、ワイヤの規則的な格子(周期的に間隔が空いている)を形成する。しかしながら、パッシブ共振素子12が規則的、周期的に配置されていなくても、このようなデバイスは動作可能となり得る。
図5aから図5dは、パッシブ共振素子12の第一形状に対する複数の変形例を示す。
図5a及び図5bでは、パッシブ共振素子12は一本のワイヤから成る。第一共振周波数fは、第一端部12aと第二端部12bとの間の曲線長さである長さLW1に依存する。
第一共振波長λは以下のように定められる:
λ/2=LW1
ここで、LW1 は、パッシブ共振素子12の第一幾何学的長さLW1に対応する第一電気的長さである。
実際には、長さLW1は、複数の第一共振周波数fを発生させ、その各々は、一次のものの倍数である。しかしながら、本明細書では、簡単のため、一次のものについてのみ説明する。
第一共振周波数fは、
=c/λ
であり、つまり、
=c/(2・LW1
であり、ここで、cは、真空中における波(光)の速度である。
図5c及び図5dでは、パッシブ共振素子12は、第一端部12aと第二端部12bとの間で延伸し且つ追加ワイヤに接続された主ワイヤで構成されて、また、例えば、その追加ワイヤは、端部12dと端部12cとの間で延伸する一本の追加ワイヤであり、その端部12dは、主ワイヤにも属するものであるか、及び/又は、主ワイヤの端部12a、12bの間の中間位置において主ワイヤに接続されたものである。
このようなパッシブ共振素子は、以下の複数の幾何学的長さを備える:
‐ 端部12aと端部12bとの間の第一長さLW1
‐ 端部12aと端部12cとの間の第二長さLW2
‐ 端部12bと端部12cとの間の第三長さLW3
各幾何学的長さLWi(iはパッシブ共振素子12のワイヤ部分を表す添え字である)は、電気的長さLWi 、第一共振波長λ1i、第一共振周波数f1iに関係している。
波に対応する波数kは、単位長さ当たりの波の数として定義され、つまり、
=2π/λ
である。
パッシブ共振素子12は複数の共振周波数f1iを有し、それら複数の共振周波数は全て、図4に示されるような波数‐周波数グラフで表すことができるものである。このグラフにおいて、特定の第一周波数f11が波数kに対して与えられている。複数のパッシブ共振素子12に対して利用可能な全ての対(f1i,k)が、複数の曲線21,22でこのグラフに示されている。散乱現象が、このグラフにおいて漸近線を形成し、また、周波数バンドギャップΔfを形成していて、ここで、複数のパッシブ共振素子12が、バンドギャップΔfに属する、つまり周波数間隔[fΔ1,fΔ2]に属する周波数fを有する電磁波を伝播させる可能性はない。
パッシブ共振素子12を、周期的パターンに従って、媒体11内部に組み込むことができる。そのデバイスは単純な幾何学的形状を有し、デバイスの電磁特性(感度、指向性、効率性能)を製造前により簡単に計算して予測することができる。
パッシブ共振素子12を、非周期的パターンに従って、媒体11内部に組み込むこともできる。そのデバイスは、媒体内部11におけるパッシブ共振素子12の位置に関する製造の不確実性にあまり影響を受けない。このような問題は、ブラッグバンドギャップ材料又はメタマテリアルに対して周知である。
一つ又は複数のアクティブ共振素子13も、パッシブ素子12とパッシブ素子12との間において媒体11内部に組み込まれる。
アクティブ共振素子13は、信号を送受信するための電子デバイス14に結合又は接続される。
アクティブ共振素子13に単一の電気信号Sを供給して、単一の電磁波Wを送受信することができ、又は複数の電気信号(各アクティブ素子に対して一つの異なる信号)を供給して、複数の独立した電磁波を介して複数の信号を同時に送受信することもできる。
アクティブ共振素子13は、パッシブ共振素子12に近接している。アクティブ共振素子13は、複数のパッシブ共振素子に属する一つのパッシブ共振素子から、λ/2未満、場合によってはλ/10未満の第二距離d2で間隔が空けられている。
好ましくは、アクティブ共振素子13は、媒体11の周辺部近傍に、つまり側面LS近傍において、媒体11内部に配置される。
例えば、アクティブ共振素子13と、そのアクティブ共振素子近傍の側面との間の距離は、第三距離d3未満である。アクティブ共振素子13とその近傍の側面との間には、パッシブ共振素子12が一つのみ存在するか又は存在しない。従って、アクティブ共振素子13が、側面LSから横方向に電磁波Wを放出することができて(図1及び図2)、その電磁波Wは主に平面XY内において空間を伝播する。
第三距離d3は、波長λ未満、好ましくはλ/4未満である。アクティブ共振素子13は、その近傍の側面LSの近くにある。
アクティブ共振素子13は、好ましくは周辺部に存在し、デバイスが小型になる。
アクティブ共振素子13は、第二形状及び第二物理パラメータを備えた第二構造を有する。
本発明の第一実施形態の場合:
‐ 第二構造は導電性ワイヤであり;
‐ 第二形状は、方向Dの直線であり;
‐ 第二物理パラメータは、直径、長さLW2、その導電性ワイヤ用に選択された材料を備える。
特定の第一実施形態では、アクティブ共振素子の第二形状は、パッシブ共振素子の第一形状と同一である。アクティブ共振素子13は、長さLW1よりも短い長さLW2という点においてのみパッシブ共振素子12と異なる。パッシブ共振素子12及びアクティブ共振素子13は、物理パラメータの点においてのみ異なる。従って、アクティブ共振素子の第二構造は、パッシブ共振素子の第一構造と異なる。
アクティブ共振素子13は、共振周波数、具体的には第二共振周波数fを有する。第二共振周波数fはfΔ1とfΔ2との間、つまり、複数のパッシブ共振素子12のバンドギャップΔf内にある。
アクティブ共振素子13のワイヤの電気的長さは、例えば、パッシブ共振素子12のワイヤの電気的な長さと比較して短い。アクティブ共振素子13の第二共振周波数fは、パッシブ共振素子12の第一周波数fよりも高く、その第二共振周波数fは、バッドギャップΔf内にあり得る。
しかしながら、複数のパッシブ共振素子12は、バンドギャップΔfに属する波を伝播しない。
アクティブ共振素子13から送信された送信波Wは、複数のパッシブ共振素子12の方向において減衰される。デバイスは、大半のパッシブ共振素子12を備えた第一領域R1と、アクティブ共振素子13を備えた第二領域R2を有するかのように振る舞い、第一領域R1及び第二領域R2は、排他的であり、境界19によって互いに分離されている(図2)。アクティブ共振素子13周辺の第二領域R2は、アクティブ共振素子13からの電磁エネルギーを集束させて、第一領域R1は、そこを通ってエネルギーが伝播することを防止する。
従って、デバイスは、一つの所定の方向又は複数の所定の方向に対して電磁波Wを送受信することができ、所定の方向は、第一領域R1及び第二領域R2の形状によって定めらえる。図3は、図2に示されるデバイスの一アクティブ共振素子13に対応する指向性図の一例である。このようなデバイスは、180°の方向に配向した明確な指向性曲線30を有する。
各アクティブ共振素子13の所定の指向性図に従って、デバイスは、多入力多出力(MIMO,multi−input multi−output)応用のために各アクティブ共振素子13から異なる信号を送信することができる。
従って、第二周波数fに実質的に等しい周波数成分を有する信号を効率的に送受信することができる。
デバイスは、アクティブ共振素子13の第二周波数fが複数のパッシブ共振素子12のバンドギャップ内にないデバイスと比較して、改善された感度で、遠距離場において電磁波を送受信することができる。
アクティブ共振素子13の形状は、好ましくはパッシブ共振素子12の形状と同一である。アクティブ共振素子13の物理パラメータのうち少なくとも一つは、パッシブ共振素子12の物理パラメータと異なる。アクティブ共振素子13は、複数のパッシブ共振素子12のバンドギャップΔf内に第二共振周波数fを有することができる。
図2のデバイスは、四つのアクティブ共振素子13、13、13、13を備え、その各々は、異なる方向において、例えば平面XY内の各四分の一の方向において電磁波Wを送受信する。
送信の場合、複数のアクティブ共振素子13の電気信号は互いに異なるものであり得る。受信の場合、複数のアクティブ共振素子13の電気信号は、互いに異なり無相関の者であり得る。
これらアクティブ共振素子13を互いに独立して使用することができ、また、MIMO構成のデバイスにおいて使用することができる。
複数のアクティブ共振素子13を備えたこのデバイスは、極度に小型のアンテナアレイである。
更に、二つのアクティブ共振素子(13、13)は、第四距離d4で互いに離隔される。
二つのアクティブ共振素子13間の第四距離d4は、好ましくはアクティブ共振素子13とそれに隣接するパッシブ共振素子12との間の第二距離d2よりも長い。少なくとも一つのパッシブ共振素子12が、例えば二つのアクティブ共振素子13間に存在する。複数のアクティブ共振素子13は互いに結合されていない。
第四距離d4は、例えば媒体内部での波長、好ましくはλ/4よりも短く、複数のアクティブ共振素子13を備えたデバイスが小型になる。
従って、複数のアクティブ共振素子13の電気信号は互いに更に無相関となり、独立的に使用可能となる。
二つのアクティブ共振素子(13、13)は、異なる第二物理パラメータを有することもできて、第一アクティブ共振素子13が、第二アクティブ共振素子13の第二共振周波数f22と異なる第二共振周波数f21を有するようになる。
二つのアクティブ共振素子(13、13)は互いに結合されず、アクティブ共振素子13の信号が更に非相関になる。
図6は、本発明の第一実施形態の変形例を示し、パッシブ共振素子12及びアクティブ共振素子13の形状が折り返しワイヤである。
パッシブ共振素子12は、長さ略30mmの導電性ワイヤであり、方向Zにおける半分の第一部分と、方向Yにおける半分の第二部分とを備える。第一共振周波数fは、パッシブ共振素子12の導電性ワイヤの上記長さに対応する。この場合、第一共振周波数fは略2.2GHzである。
アクティブ共振素子13は、長さ略25mmの導電性ワイヤであり、方向Zの第一部分と、パッシブ共振素子12の半分の第二部分の上方における方向Yの第二部分とを備える。第二共振周波数fは、アクティブ共振素子13の導電性ワイヤの上記長さに対応する。この場合、第二共振周波数fは略2.45GHzである。
互いに平行なワイヤの異なる部分は、2mm離れている。
このデバイスは、第二共振周波数f2に対応する略2.45GHzの中心周波数の波を略100MHzの周波数帯域幅で送受信することができ、その周波数帯域幅は、パッシブ共振素子の周波数バンドギャップ(Δf)内にある。中心周波数は、20cmから12cmとの間の自由空間波長λに対応する。この場合、第一距離及び第二距離(d1、d3)はλ/10未満である。
従って、この変形例のデバイスのX方向及びZ方向のサイズは、図1のデバイスのものよりも小さい。
図7は、複数のパッシブ共振素子12及び少なくとも一つのアクティブ共振素子13を備えた、電磁波Wを送受信するためのデバイス10の第二実施形態を示す。パッシブ共振素子及びアクティブ共振素子は、第一実施形態のものと比較して異なる形状を有する。
パッシブ共振素子12及びアクティブ共振素子13は、第一表面S1上においてXY平面内に延在する分割リング素子状である。こうした構造も導電性素子を利用する。
このような本発明の第二実施形態は、本発明の第一実施形態と比較して方向Zにおいて小型である。
第一形状及び第二形状は、C字のように、少なくとも一つの開口を有する小型ループである。そのループは電気インダクタンスLのように振る舞い、その開口は電気キャパシタCのように振る舞う。パッシブ共振素子12又はアクティブ共振素子13は、(1/2π)√(LC)に実質的に等しい共振周波数fを有する小型電気回路のように振る舞う。
パッシブ共振素子12は、電気キャパシタC及び電気インダクタンスLに応じた第一共振周波数fを有する。アクティブ共振素子13は、電気キャパシタC及び電気インダクタンスLに応じた第二共振周波数fを有する。
複数のパッシブ共振素子12はバンドギャップΔfを有する。アクティブ共振素子13は、バンドギャップ内の第二共振周波数を有するように設計される。
本発明のこの実施形態の他の特徴は同様のものであり、同じ利点を提供する。
任意の変形例も考えられるものである。
このようなデバイスは小型であり、効率的に遠距離場に対して電磁波Wを送受信することができる。
図8aから図8dは、パッシブ素子12又はアクティブ素子13の形状の四つの変形例を示す。図8cの変形例は、二つの異なる第二共振周波数(f21、f22)を提供する。
二つの第二共振周波数は、パッシブ共振素子12の周波数バンドギャップΔf内に存在し得る。
このような二つのアクティブ共振素子13を有するデバイスでは、二つの波を、干渉なく同時に送受信することができるが、これは、複数のパッシブ共振素子12がバンドギャップを形成することによって、それらからの信号が非相関となるからである。
図9は、複数のパッシブ共振素子12及び少なくとも一つのアクティブ共振素子13を備えた、電磁波Wを送受信するためのデバイス10の第三実施形態を示す。パッシブ共振素子及びアクティブ共振素子は、第一の実施形態のものと比較して異なる形状を有し、平面XYに沿って延在する導電性プレートにおけるスロットである。
この第三実施形態のデバイスは、第一及び第二実施形態のものよりも小型である。第一共振周波数(f)は、スロットの周囲長さに依存し、スロットの長さに依存するものではない。周囲長さは、長さよりも略二倍長い。
パッシブ共振素子12は、長さ24mmで幅0.5mmの導電性プレート内のスロットである。第一共振周波数fは、パッシブ共振素子12のスロットの上記長さ及び幅(周囲長さ)に対応する。この場合、第一共振周波数fは略2.2GHzである。
アクティブ共振素子13は、長さ19mmで幅0.5mmのスロットである。第二共振周波数fは、アクティブ共振素子13のスロットの上記長さ及び幅に対応する。この場合、第二共振周波数fは略2.45GHzである。
スロット同士は互いに2mmで離れている。
このデバイスは、略100MHzの周波数帯域幅で、第二共振周波数f2に対応する略2.45GHzの中心周波数における波を送受信することができ、その周波数帯域幅は、パッシブ共振素子の周波数バンドギャップ(Δf)内にある。
この例では、第一距離及び第二距離(d1、d3)はλ/10未満である。
このデバイスのY方向におけるサイズは、図6のサイズの1/2である。このようなデバイスは更に小型となる。
本発明の全ての実施形態によると、電磁波を送受信するためのデバイスは、従来技術において既知の等価なデバイスと比較して小型である。
このようなデバイスは、高効率で電磁波を送受信することができ、データをデバイスからかなり遠くに送信することができる。
更に、本デバイスを、第一領域及び第二領域の形状(パッシブ共振素子を備えた領域とアクティブ共振素子を備えた領域)によって決定された所定の指向性図を提供するように設計することができる。
また、本デバイスは、パッシブ共振素子12のバンドギャップによって互いに孤立化された複数のアクティブ共振素子を備えることができる。本デバイスは、チャネルの相関をほとんど有さずにMIMO応用に使用可能である。
11 媒体
12 パッシブ共振素子
13 アクティブ共振素子
14 電子デバイス

Claims (18)

  1. 1mmから10mの間の自由空間波長(λ)を有する電磁波を送受信するためのデバイスであって、
    誘電体の媒体(11)と、
    前記媒体内に組み込まれた複数のパッシブ共振素子(12)と、
    前記パッシブ共振素子と前記パッシブ共振素子との間において前記媒体内に組み込まれた少なくとも一つのアクティブ共振素子(13)とを備え、
    前記自由空間波長(λ)が前記媒体(11)内部での波長(λ)に対応していて、
    各パッシブ共振素子(12)が少なくとも第一形状及び第一物理パラメータを備えた第一構造を有し、前記第一構造が前記複数のパッシブ共振素子に属する全てのパッシブ共振素子に対して同一であり、各パッシブ共振素子(12)が少なくとも一つの第一共振周波数(f)を有し、前記複数のパッシブ共振素子(12)が周波数バンドギャップ(Δf)を備え、前記複数のパッシブ共振素子に属する二つの隣接するパッシブ共振素子がλ/4未満の第一距離(d1)で互いに離隔されていて、
    前記アクティブ共振素子(13)が、λ/4未満の第二距離(d2)でパッシブ共振素子から離隔されていて、前記アクティブ共振素子(13)が少なくとも第二形状及び第二物理パラメータを備えた第二構造を有し、前記アクティブ共振素子(13)が前記複数のパッシブ共振素子(12)の周波数バンドギャップ(Δf)内の少なくとも一つの第二共振周波数(f)を有するように前記第二構造が前記第一構造と異なり、前記アクティブ共振素子(13)が前記第二共振周波数(f)に実質的に等しい少なくとも一つの周波数成分を有する信号(S)を送受信するための電子デバイス(14)に接続されている、デバイス。
  2. 前記第二形状が前記第一形状と同一であり、前記第二構造の少なくとも一つの第二物理パラメータが、前記第一構造の対応する第一物理パラメータと異なる、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記第一物理パラメータ及び前記第二物理パラメータがそれぞれ前記第一構造及び前記第二構造のサイズ及び材料を備える、請求項1又は2に記載のデバイス。
  4. 前記第一距離及び前記第二距離がλ/10未満である、請求項1から3のいずれか一項に記載のデバイス。
  5. 前記パッシブ共振素子が前記媒体(11)内に周期的に配置されていない、請求項1から4のいずれか一項に記載のデバイス。
  6. 前記アクティブ共振素子(13)が、前記媒体(11)の側面(LS)近傍に存在している、請求項1から5のいずれか一項に記載のデバイス。
  7. 前記アクティブ共振素子(13)が前記側面(LS)から第三距離(d3)の位置に存在し、前記第三距離(d3)が前記波長(λ)未満である、請求項6に記載のデバイス。
  8. 少なくとも二つのアクティブ共振素子(13、13)を備え、前記二つのアクティブ共振素子(13、13)が第四距離(d4)で互いに離隔されていて、前記二つのアクティブ共振素子(13、13)が異なる第二共振周波数(f21、f22)を有し、各第二共振周波数が前記周波数バンドギャップ(Δf)内にある、請求項1から7のいずれか一項に記載のデバイス。
  9. 前記第四距離(d4)が前記波長(λ)未満、好ましくはλ/4未満である、請求項8に記載のデバイス。
  10. 少なくとも一つのパッシブ共振素子(12)が実質的に前記二つのアクティブ共振素子の間に存在するように前記第四距離(d4)が設定されている、請求項8又は9に記載のデバイス。
  11. 前記二つのアクティブ共振素子(13、13)が、前記デバイスの幾何学的中心に対して対称に配置されている、請求項8から10のいずれか一項に記載のデバイス。
  12. 同一の第一形状及び同一の第一物理パラメータを有する複数のパッシブ共振素子(12)と、
    少なくとも二つのアクティブ共振素子(13、13)とを備え、
    各パッシブ共振素子が複数の第一共振周波数(f)を有し、前記複数のパッシブ共振素子が少なくとも第一バンドギャップ(Δf)及び第二バンドギャップ(Δf)を備え、
    前記二つのアクティブ共振素子(13、13)が第四距離(d4)で互いに離隔されていて、
    前記二つのアクティブ共振素子(13、13)がそれぞれ異なる第二共振周波数(f21、f22)を有し、一番目の第二共振周波数(f21)が前記複数のパッシブ共振素子(12)の第一バンドギャップ(Δf)内にあり、二番目の第二共振周波数(f22)が前記複数のパッシブ共振素子(12)の第二バンドギャップ(Δf)内にある、請求項1から7のいずれか一項に記載のデバイス。
  13. 少なくとも二組のパッシブ共振素子(12、12)と、
    少なくとも二つのアクティブ共振素子(13、13)とを備え、
    前記少なくとも二組のパッシブ共振素子が、第一の組が第一バンドギャップ(Δf)を有し且つ第二の組が第二バンドギャップ(Δf)を有するように同一の第一形状及び異なる第一物理パラメータを有し、
    前記二つのアクティブ共振素子(13、13)が第四距離(d4)で互いに離隔されていて、
    前記二つのアクティブ共振素子(13、13)がそれぞれ異なる第二共振周波数(f21、f22)を有し、一番目の第二共振周波数(f21)が前記第一バンドギャップ(Δf)内にあり、二番目の第二共振周波数(f22)が前記第二バンドギャップ(Δf)内にある、請求項1から7のいずれか一項に記載のデバイス。
  14. 前記第一形状及び前記第二形状が導電性ワイヤであり、前記第一共振周波数(f)が前記第一形状の長さに依存し、前記第二共振周波数(f)が前記第二形状の長さに依存している、請求項1から13のいずれか一項に記載のデバイス。
  15. 前記第一形状及び前記第二形状が導電性分割リングであり、前記第一共振周波数(f)が前記第一形状の電気キャパシタ(C)及び電気インダクタンス(L)に依存し、前記第二共振周波数(f)が前記第二形状の電気キャパシタ(C)及び電気インダクタンス(L)に依存している、請求項1から13のいずれか一項に記載のデバイス。
  16. 前記第一形状及び前記第二形状が導電性プレートのスロットであり、前記第一共振周波数(f)が前記第一形状のスロットの周囲長さに依存し、前記第二共振周波数(f)が前記第二形状のスロットの長さに依存している、請求項1から13のいずれか一項に記載のデバイス。
  17. 請求項1から16のいずれか一項に記載の電磁波を送受信するためのデバイス(10)を備えたシステムであって、前記アクティブ共振素子(13)が前記電磁波を表す信号を送受信するための電子デバイス(14)に接続されていて、前記電気信号が前記第二共振周波数(f)に実質的に等しい少なくとも一つの周波数成分を有する、システム。
  18. 1mmから10mの間、好ましくは10cmから40cmの間の自由空間波長(λ)を有する電磁波を送受信するための請求項1から16のいずれか一項に記載のデバイス(10)の使用。
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