JP5833206B2 - マルチキャリアワイヤレス通信システムにおける動的負荷分散のための装置および方法 - Google Patents

マルチキャリアワイヤレス通信システムにおける動的負荷分散のための装置および方法 Download PDF

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Description

関連出願
本出願は、「Dynamic NodeB Based UL Load Balancing in 4C−HSDPA」という題名で2009年10月5日に出願され、参照により本明細書に明示的に組み込まれる米国仮特許出願第61/248,863号の利益を要求するものである。
本開示の複数の態様は、一般にワイヤレス通信システムに関し、特にマルチキャリアワイヤレス通信システムにおけるトラフィック負荷を分散するためのシステムおよび方法に関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、電話通信、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。このようなネットワークは通常多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによってマルチユーザの通信をサポートする。このようなネットワークの一例は、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイル電話技術であるユニバーサルモバイル遠隔通信システム(UMTS)の一部と定義される無線アクセスネットワーク(RAN)である。グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM(登録商標))技術の後継であるUMTSは、現在広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)、時分割符号分割多元接続(TD−CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)などの様々な電波インターフェース規格をサポートしている。UMTSは、関連UMTSネットワークにより速いデータ転送速度およびより大きな容量を提供する高速パケット接続(HSDPA)などの、拡張3Gデータ通信プロトコルもサポートする。
モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けていることから、研究および開発がUMTS技術を発展させるために続けられ、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要の高まりを満足させるだけでなく、モバイル通信でのユーザエクスペリエンスを発展させ向上させている。
装置および方法が、ワイヤレス遠隔通信システムにおける、ある搬送波から他の搬送波への動的な変更を可能にする。一例を挙げると、ユーザ装置が、最初の搬送波および後続の搬送波についてユーザ装置を事前設定できるように適合された事前設定メッセージを受信する。ここでは、最初にユーザ装置は最初の搬送波周波数を利用して、電波インターフェースを介して通信する。最初の搬送波のうちの1つが高負荷である、またはほぼ容量いっぱいであるなどのある条件を満たすと、ノードBは、最初の搬送波から事前設定された二次搬送波に切り替える命令をユーザ装置に提供する。このように、比較的迅速な搬送波切替えは、ノードBによって主に制御される拡張負荷分散を提供する。
一態様では、本開示は、アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信することと、少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を受信することと、命令に応じて、少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化することまたは少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つとを含む、ワイヤレス通信の方法を提供する。
本開示の他の態様は、アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信することと、少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を送信することと、少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止すること、または少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つとを含む、ワイヤレス通信の方法を提供する。
本開示の他の態様は、アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信するための手段と、少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を受信するための手段と、命令に応じて、少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化すること、または少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つのための手段とを含む、ワイヤレス通信のための装置を提供する。
本開示の他の態様は、アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信するための手段と、少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を送信するための手段と、少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止すること、または少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つのための手段とを含む、ワイヤレス通信のための装置を提供する。
本開示の他の態様は、アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信することと、少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を受信することと、命令に応じて、少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化すること、または少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つとのためのコードを有するコンピュータ可読メディアを含む、コンピュータプログラム製品を提供する。
本開示の他の態様は、アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信することと、少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を送信することと、少なくとも1つも最初の二次搬送波を介する通信を停止すること、または少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つとのためのコードを有するコンピュータ可読メディアを含む、コンピュータプログラム製品を提供する。
本開示の他の態様は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む、ワイヤレス通信のための装置を提供する。ここでは、少なくとも1つのプロセッサは、アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信し、少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を受信し、命令に応じて、少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化すること、または少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つを行うように構成されている。
本開示の他の態様は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む、ワイヤレス通信のための装置を提供する。ここでは、少なくとも1つのプロセッサは、アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信し、少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を提供し、少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止すること、または少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つを行うように構成されている。
本発明のこれらおよび他の態様は、以下のより詳細な記述を参照すればより完全に理解されよう。
処理システムを使用する装置のためのハードウェア実装の例を示す図。 遠隔通信システムの例を概念的に示すブロック図。 アクセスネットワークの例を示す概念図。 遠隔通信システムにおいてUEと通信しているノードBの例を概念的に示すブロック図。 DC−HSDPAシステムにおける動的ダウンリンク搬送波変更を示す概念図。 4C−HSDPAシステムにおける動的アップリンク搬送波変更を示す概念図。 本開示の態様による、アップリンク搬送波を動的に変更する処理を示す呼の流れ図。 本開示の様々な態様による、搬送波を動的に変更する2つの例示的処理を示す流れ図。
添付の図面とともに以下で説明する詳細な記述は、様々な構成の記述を意図するものであり、本明細書に記述される概念を実施できる唯一の構成を表すことを意図するものではない。詳細な記述は、様々な概念の完全な理解を提供するために特定の詳細を含む。しかし、これらの概念はこれらの特定の詳細なしに実施できることが当業者には明らかだろう。場合によっては、このような概念を曖昧にすることを避けるために、よく知られている構造およびコンポーネントがブロック図の形式で示されている。
図1は、処理システム114を使用する装置100のためのハードウェア実装の例を示す概念図である。この例では、処理システム114は、一般にバス102によって表されるバスアーキテクチャとともに実装できる。バス102は、処理システム114の特定用途および全体的な設計制約に応じて任意の数の相互接続バスとブリッジとを含むことができる。バス102は、一般にプロセッサ104によって表される1つまたは複数のプロセッサ、メモリ116、および一般にコンピュータ可読メディア106によって表されるコンピュータ可読メディアを含む、様々な回路を結合する。バス102は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路などの他の様々な回路も結合するが、それらは当分野でよく知られているのでこれ以上記述しない。バスインターフェース108は、バス102とトランシーバ110との間のインターフェースを提供する。トランシーバ110は、送信メディアを介して他の様々な装置と通信するための手段を提供する。装置の性質に応じて、ユーザインターフェース112(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイク、ジョイスティック)も提供できる。
プロセッサ104は、バス102の管理、およびコンピュータ可読メディア106に格納されたソフトウェアの実行を含む一般的処理を担当する。プロセッサ104によって実行されると、ソフトウェアは、あらゆる特定の装置について以下に記述される様々な機能を処理システム114に実行させる。コンピュータ可読メディア106は、ソフトウェア実行時にプロセッサ104によって操作されるデータを格納するためにも使用できる。
本開示を通じて提示される様々な概念は、様々な遠隔通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装できる。例を挙げると、図2に示される本開示の態様は、W−CDMA電波インターフェースを使用するUMTSシステム200を参照して提示されているが、これに限定されない。UMTSネットワークは、コアネットワーク(CN)204、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)202、およびユーザ装置(UE)210の3つの相互作用ドメインを含む。この例では、UTRAN202は、電話技術、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを提供する。UTRAN202は、RNS207などの複数の無線ネットワークサブシステム(RNS)を含むことができ、それぞれはRNC206などのそれぞれの無線ネットワークコントローラ(RNC)によって制御される。ここでは、UTRAN202は、本明細書で示されるRNC206およびRNS207に加えていくつものRNC206とRNS207とを含むことができる。RNC206は、特にRNS207内の無線リソースの割当て、再構成、および割当て解除を担当する装置である。RNC206は、何らかの適切な転送ネットワークを使用して、直接物理的接続、仮想ネットワーク、または同様のものなどの様々なタイプのインターフェースを通じて、UTRAN202内の他のRNCと相互接続できる。たとえば、Iurインターフェースは、無線ネットワークサブシステムアプリケーションパート(RNSAP)プロトコルを利用してRNC206を相互に接続できる。
UE210とノードB208との間の通信は、物理(PHY)レイヤと、メディアアクセス制御(MAC)レイヤとを含むものと見なすことができる。さらに、それぞれのノードB208を経由するUE210とRNC206との間の通信は、無線リソース制御(RRC)レイヤを含むものと見なすことができる。本明細書では、PHYレイヤをレイヤ1と見なすことができ、MACレイヤをレイヤ2と見なすことができ、またRRCレイヤをレイヤ3と見なすことができる。以下の情報は、RRCプロトコル仕様書、3GPP TS 25.331 v9.1.0で採用される専門用語を利用し、参照により本明細書に組み込む。
RNS207によってカバーされる地理的領域はいくつかのセルに分割でき、無線トランシーバ装置がそれぞれのセルをサービスする。無線トランシーバ装置は、一般にUMTSアプリケーションにおけるノードBと呼ばれるが、当業者によって基地局(BS)、ベーストランシーバ基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または他の何らかの適切な用語で呼ばれることもある。明確にするために、それぞれのRNS207内に3つのノードB208が示されているが、RNS207はいくつものワイヤレスノードBを含むことができる。ノードB208は、ノードBアプリケーションパート(NBAP)プロトコルなどの何らかの適切な通信プロトコルを利用して、Iubインターフェースを経由してそれぞれのRNS207内のRNC206に通信可能なように結合できる。ノードB208は、いくつものモバイル装置にコアネットワーク(CN)204へのワイヤレスアクセスポイントを提供する。モバイル装置の例には、セルラー電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全世界測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレイヤ(たとえば、MP3プレイヤ)、カメラ、ゲーム機、または他の何らかの同様の機能デバイスがある。モバイル装置は、一般にUMTSアプリケーション内のUEと呼ばれるが、当業者によって移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または他の何らかの適切な用語で呼ばれることもある。UMTSシステムでは、UE210は、ユーザのネットワーク加入情報を含むユニバーサル加入者識別モジュール(USIM)211をさらに含むことができる。例示のために、いくつかのノードB208と通信している1つのUE210が示されている。順方向リンクとも呼ばれるダウンリンク(DL)はノードB208からUE210への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるアップリンク(UL)はUE210からノードB208への通信リンクを指す。
コアネットワーク204は、UTRAN202などの1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースしている。図示されるように、コアネットワーク204はGSMコアネットワークである。しかし、本開示を通じて提示される様々な概念は、当業者なら理解できるように、UEにGSMネットワーク以外のコアネットワークのタイプへのアクセスを提供するためにRANまたは他の適切なアクセスネットワーク内で実装できる。
コアネットワーク204は、回線交換(CS)ドメインと、パケット交換(PS)ドメインとを含む。回線交換要素のうちのいくつかは、モバイルサービス交換センター(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)とゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)とを含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCなどのいくつかのネットワーク要素は、回線交換ドメインとパケット交換ドメインの両方によって共有できる。図示した例では、コアネットワーク204は、MSC212およびGMSC214で回線交換サービスをサポートする。いくつかのアプリケーションでは、GMSC214はメディアゲートウェイ(MGW)と呼ばれる場合がある。RNC206などの1つまたは複数のRNCは、MSC212に接続できる。MSC212は呼設定と、呼ルーティングと、UEモビリティ機能とを制御する装置である。MSC212は、UEがMSC212のカバレージエリアにある期間の加入者関連情報を含むVLRも含む。GMSC214は、MSC212を通じて、回線交換ネットワーク216にアクセスするためのゲートウェイをUEに提供する。GMSC214は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータなどの加入者データを含むホームロケーションレジスタ(HLR)215を含む。HLRは、加入者固有の認証データを含む認証センター(AuC)にも関連付けられる。特定のUEについて呼が受信されると、GMSC214は、UEのロケーションを決定するためにHLR215に問い合わせて、そのロケーションをサービスしている特定のMSCに呼を転送する。
コアネットワーク204は、SGSN218およびGGSN220でパケットデータサービスもサポートする。汎用パケット無線サービスの略であるGPRSは、標準的な回線交換データサービスで利用可能な速度よりも速い速度でパケットデータサービスを提供するように設計されている。GGSN220は、UTRAN202にパケットベースのネットワーク222への接続を提供する。パケットベースのネットワーク222は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または他の何らかの適切なパケットベースのネットワークでもよい。GGSN220の主な機能は、UE210にパケットベースのネットワーク接続性を提供することである。データパケットは、MSC212が回線交換ドメインにおいて実行する機能と主に同じ機能をパケットベースのドメインにおいて実行するSGSN218を通じて、GGSN220とUE210との間で転送できる。
UMTS電波インターフェースは、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS−CDMA:Direct-Sequence Code Division Multiple Access)システムである。スペクトラム拡散DS−CDMAは、チップと呼ばれる疑似ランダムビットのシーケンスによる増加を通じてユーザデータを拡散する。UMTSのためのW−CDMA電波インターフェースは、このような直接シーケンススペクトラム拡散技術に基づき、さらに周波数分割二重(FDD)を要求する。FDDは、ノードB208とUE210との間のULおよびDLのために異なる周波数を使用する。DS−CDMAを利用する、および時分割二重を使用するUMTSのための他の電波インターフェースは、TD−SCDMA電波インターフェースである。本明細書に記述される様々な例はW−CDMA電波インターフェースに言及しているが、基本的原則がTD−SCDMA電波インターフェースに等しく適用可能であることが、当業者なら理解できるだろう。
図3を参照すると、UTRANアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク300が示されている。多元接続ワイヤレス通信システムは、セル302と、304と、306とを含む多数のセルラー領域(セル)を含み、それぞれのセルは1つまたは複数のセクタを含むことができる。多数のセクタはアンテナのグループによって形成でき、それぞれのアンテナはセルの一部の中のUEとの通信を担当する。たとえば、セル302では、アンテナグループ312、314、および316はそれぞれ異なるセクタに対応できる。セル304では、アンテナグループ318、320、および322はそれぞれ異なるセクタに対応する。セル306では、アンテナグループ324、326、および328はそれぞれ異なるセクタに対応する。セル302、304、および306は、それぞれのセル302、304、または306の1つまたは複数のセクタと通信できるユーザ装置すなわちUEなどの、いくつかのワイヤレス通信デバイスを含むことができる。たとえば、UE330および332はノードB342と通信でき、UE334および336はノードB344と通信でき、UE338および340はノードB346と通信できる。ここでは、それぞれのノードB342、344、346は、それぞれのセル302、304、および306内の全てのUE330、332、334、336、338、340にコアネットワーク204へのアクセスポイント(図2参照)を提供するように構成されている。
UE334がセル304内の図示されたロケーションからセル306に移動すると、サービングセル変更(SCC)またはハンドオーバが発生して、UE334との通信が、ソースセルと呼ばれる場合があるセル304からターゲットセルと呼ばれる場合があるセル306に遷移する。ハンドオーバ手順の管理はUE334、それぞれのセルに対応するノードB、無線ネットワークコントローラ206(図2参照)、またはワイヤレスネットワーク内の他の適切なノードで行うことができる。たとえば、ソースセル304との呼の間、または他の何らかの時間に、UE334はソースセル304の様々なパラメータ、ならびにセル306および302などの隣接するセルの様々なパラメータを監視できる。さらに、これらのパラメータの質に応じて、UE334は隣接するセルのうちの1つまたは複数との通信を維持できる。この時間の間に、UE334はアクティブセット、すなわちUE334が同時に接続するセルのリストを維持できる(すなわち、現在UE334にダウンリンク専用物理チャネル(DPCH)または断片的ダウンリンク専用物理チャネル(F−DPCH:fractional downlink dedicated physical channel)を割り当てているUTRAセルがアクティブセットを構成できる)。
アクセスネットワーク300によって使用される変調および多元接続スキームは、展開されている特定の遠隔通信規格によって異なる。例を挙げると、規格はEvolution−Data Optimized(EV−DO)、またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)を含むことができる。EV−DOおよびUMBは、第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によってCDMA2000規格ファミリの一部として発布された電波インターフェース規格であり、移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを使用する。あるいは、規格は、広帯域CDMA(W−CDMA)およびTD−SCDMAなどの他の様々なCDMAを使用するユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、TDMAを使用するグローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM)、ならびにEvolved UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、およびOFDMAを使用するFlash−OFDMでよい。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE Advanced、およびGSMは、3GPP組織からの文書に記述されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2組織からの文書に記述されている。実際のワイヤレス通信規格および使用される多元接続技術は、特定用途およびシステムに課された全体的な設計制約に依存することになる。
図4は、UE450と通信しているノードB410のブロック図であり、ノードB410は図2におけるノードB208でよく、UE450は図2におけるUE210でよい。ダウンリンク通信において、送信プロセッサ420はデータソース412からデータを受信して、コントローラ/プロセッサ440からの信号を制御できる。送信プロセッサ420は、データおよび制御信号、ならびに参照信号(たとえばパイロット信号)についての様々な信号処理機能を提供する。たとえば、送信プロセッサ420は、エラー検出のための巡回冗長検査(CRC)コード、順方向エラー訂正(FEC)を容易にするためのコーディングおよびインターリービングと、様々な変調スキーム(たとえば、2相位相シフトキーイング(BPSK)、4相位相シフトキーイング(QPSK)、M値位相シフトキーイング(M−PSK)、M値直交振幅変調(M−QAM)、および同様のもの)に基づく信号配列へのマッピングと、直交可変拡散ファクタ(OVSF)での拡散と、一連のシンボルを生成するためのスクランブルコードでのマルチプライング(multiplying)とを提供できる。チャネルプロセッサ444からのチャネル推定は、送信プロセッサ420のためのコーディング、変調、拡散、および/またはスクランブリングスキームを決定するためにコントローラ/プロセッサ440によって使用できる。これらのチャネル推定は、UE450によって送信された参照信号から、またはUE450からのフィードバックから得ることができる。送信プロセッサ420によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために送信フレームプロセッサ430に提供される。送信フレームプロセッサ430は、コントローラ/プロセッサ440からの情報でシンボルを多重化することによってこのフレーム構造を作成し、一連のフレームをもたらす。次いで、フレームは、アンテナ434を通じてワイヤレスメディアを介するダウンリンク送信用の搬送波上でフレームを増幅し、フィルタリングし、変調することを含む様々な信号調整機能を提供するトランスミッタ432に提供される。アンテナ434は、たとえばビームステアリング双方向適応アンテナアレイ、または他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含むことができる。
UE450で、受信機454がアンテナ452を通じてダウンリンク送信を受信して、搬送波上で変調された情報を回復するためにその送信を処理する。受信機454によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ460に提供され、それぞれのフレームを構文解析して、フレームからの情報をチャネルプロセッサ494に、またデータ、制御、および参照信号を受信プロセッサ470に提供する。次いで、受信プロセッサ470は、ノードB410内の送信プロセッサ420によって実行された処理の逆を実行する。より具体的には、受信プロセッサ470はシンボルをスクランブル解除して開き、次いで、変調スキームに基づいて、ノードBによって送信された最も可能性の高い信号配列ポイントを決定する。これらのソフト決定は、チャネルプロセッサ494によって計算されたチャネル推定に基づくことができる。次いで、データと、制御と、参照信号とを回復するために、ソフト決定が復号およびデインタリーブされる。次いで、フレームが無事に復号されたかどうかを決定するためにCRCコードが検査される。無事に復号されたフレームによって搬送されたデータは、次いで、UE450内で実行しているアプリケーション、および/または様々なユーザインターフェース(たとえばディスプレイ)を表すデータシンク472に提供されることになる。無事に復号されたフレームによって搬送される制御信号は、コントローラ/プロセッサ490に提供されることになる。フレームが受信プロセッサ470によって無事に復号されなかった場合、コントローラ/プロセッサ490は、それらのフレームの再送信要求をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルも使用できる。
アップリンクでは、データソース478からのデータ、およびコントローラ/プロセッサ490からの制御信号が送信プロセッサ480に提供される。データソース478はUE450内で実行しているアプリケーションと、様々なユーザインターフェース(たとえば、キーボード)とを表すことができる。ノードB410によるダウンリンク送信とともに記述した機能と同様、送信プロセッサ480は、CRCコードと、FECを容易にするためのコーディングおよびインターリービングと、信号配列へのマッピングと、OVSFでの拡散と、および一連のシンボルを生成するためのスクランブリングとを含む、様々な信号処理機能を提供する。ノードB410によって送信された参照信号から、またはノードB410によって送信されたミッドアンブルに含まれるフィードバックからチャネルプロセッサ494によって得られるチャネル推定は、適切なコーディング、変調、拡散、および/またはスクランブルスキームを選択するために使用できる。送信プロセッサ480によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために送信フレームプロセッサ482に提供されることになる。送信フレームプロセッサ482は、コントローラ/プロセッサ490からの情報でシンボルを多重化することによってこのフレーム構造を作成し、一連のフレームをもたらす。次いで、フレームはアンテナ452を通じてワイヤレスメディアを介するアップリンク送信用の搬送波上でフレームを増幅し、フィルタリングし、変調することを含む、様々な信号調整機能を提供するトランスミッタ456に提供される。
アップリンク送信は、UE450での受信機能とともに記述される方法と同様の方法で、ノードB410で処理される。受信機435はアンテナ434を通じてアップリンク送信を受信して、搬送波上で変調された情報を回復するためにその送信を処理する。受信機435によって回復された情報は受信フレームプロセッサ436に提供され、それぞれのフレームを構文解析して、フレームからの情報をチャネルプロセッサ444に、またデータと、制御と、参照信号とを受信プロセッサ438に提供する。受信プロセッサ438は、UE450内の送信プロセッサ480によって実行される処理の逆を実行する。次いで、無事に復号されたフレームによって搬送されたデータおよび制御信号を、データシンク439およびコントローラ/プロセッサにそれぞれ提供できる。フレームのうちのいくつかが受信プロセッサによって無事に復号されなかった場合、コントローラ/プロセッサ440は、それらのフレームの再送信要求をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルも使用できる。
コントローラ/プロセッサ440および490は、ノードB410およびUE450でそれぞれ操作を指示するために使用できる。たとえば、コントローラ/プロセッサ440および490は、タイミングと、周辺インターフェースと、電圧調整と、電力管理と、他の制御機能とを含む、様々な機能を提供できる。メモリ442および492のコンピュータ可読メディアは、ノードB410およびUE450についてのデータとソフトウェアとをそれぞれ格納できる。ノードB410のスケジューラ/プロセッサ446は、リソースをUEに割り当てて、UEについてのDLおよび/またはUL送信をスケジューリングするために使用できる。
UMTSについての3GPP仕様による搬送波結合が可能な現代の高速パケットアクセス(HSPA)システムでは、それぞれのULおよびDLは複数の搬送波周波数を利用できるが、DLに使用される搬送波の数はULに使用される搬送波の数とは異なる場合がある。アンカー搬送波は、データおよび制御チャネルを含む全ての物理チャネルを搬送する搬送波である。一般に、それぞれのULおよびDLには1つのアンカー搬送波がある。補助的または二次的な搬送波は、アンカー搬送波ではないいずれかの搬送波であり、搬送する制御情報は、もしあれば、それは一般により少ない。それぞれのULおよびDLには、ゼロ以上の二次搬送波があってよい。いくつかの例では、結合された搬送波周波数は、同じ周波数帯域内で動作している隣接搬送波に限定される。しかし他の例では、同じ周波数帯域内の非隣接搬送波、および/または異なる周波数帯域内の搬送波を含むことができるより柔軟な搬送波結合を利用できる。
本開示の様々な態様によれば、二次搬送波の活性化および不活性化によって複数の搬送波にわたる動的負荷分散をHSPAネットワーク内で実現できる。UMTSネットワークにおけるデータデバイスの数および需要の増加に伴い、動的負荷分散は所与のシステム容量について改善されたユーザエクスペリエンスを提供できる。
すなわち、マルチキャリアシステムはある程度の負荷分散を本質的に提供し、必要に応じてそれぞれの送信時間間隔(TTI)でユーザごとにそれぞれの搬送波上で搬送される情報量を増加および/または減少して、搬送波にわたる負荷分散を改善できる。ここで、UEが高負荷搬送波から低負荷搬送波に切替えできるようにすることによって、負荷分散へのさらなる改善を提供できる。さらに、切替えが生じる搬送波についてUEを事前設定することによって、より迅速な搬送波切替え(不活性化および活性化)に備えて、このような切替えの間のパフォーマンスを改善することができる。ここで、切替え(すなわち、他の二次搬送波への活性化)は、データ送信の間に生じる必要はないが、たとえデータバーストの間に生じても、周波数切替えによる遅延または中断は、ユーザによるデータバーストの送信にかかる時間の量と比較して依然として十分に小さくて済む。
一例では、2つの搬送波を利用するように構成されたUEは、第3の搬送波周波数を事前設定することによって動的負荷分散が可能になる。すなわち、UEは、UEが3つの搬送波のうちのいずれか2つを利用できるようにするように適合された情報要素を含む事前設定メッセージを受信できる。事前設定メッセージはRNCから届いてよく、RRC再構成メッセージ、アクティブセットアップデートメッセージ、またはUEが選択された搬送波を利用できるように適合された情報要素を含む他の何らかの適切なメッセージの形式をとってよい。
ここでは、二重搬送波UEにおいて、UEは所与のどの時間にも搬送波のうちの2つの上で活性化され得るに過ぎない。すなわち、UEは3つの搬送波が使用できるようになるために十分な事前設定情報を提供されているが、UEは1つのアンカー搬送波と1つの二次搬送波とを活性化する。二次搬送波として利用されている搬送波上の高負荷条件、および第3の不活性搬送波上の低負荷条件などの適切な条件を満たすと、ノードBはUEに二次搬送波を不活性化して第3の搬送波を新しい二次搬送波として活性化する命令を提供できる。命令はノードBから届いてよく、HS−SCCH命令、またはUEに事前設定に従って搬送波を変更する命令を提供するように適合された情報要素を含む他の何らかの適切なメッセージの形式をとってよい。少なくとも1つの二次搬送波を変更するという決定の条件は、複数の搬送波間の負荷不均衡、アップリンクノイズ測定、ダウンリンク電力、および/またはアンカー搬送波を利用する同時接続の数を含む、いくつかの要因に基づいてよい。ここでは、負荷不均衡は複数の搬送波上のトラフィック利用に基づいてよい。トラフィック利用は、複数の搬送波上で送信時間間隔(TTI)のどの部分が空であるかを分析することによって決定できる。すなわち、搬送波がアイドル状態の場合、TTIはその時間部分について空でよい。したがって、ある搬送波が他の搬送波よりも多数の空のTTIを有する場合、搬送波にわたって負荷をよりよく分散するための命令を生成できる。
ノードBは特定の搬送波の負荷についての情報をよりすぐに利用できるので、RNCなどの他のノードとは反対に、ノードBは特定のUEに搬送波周波数を切り替える命令を提供するより適切なノードである場合がある。さらに、ノードBが命令をHS−SCCH命令の形式で提供すると、UEは、RNCから上位レイヤの命令を受信するのと比較して、より短時間で二次搬送波を切り替えることができる。また、UEは新しい二次搬送波について事前設定されているので、比較的迅速にその搬送波に切り替えることができる。
周波数分割二重を利用する場合、一般的にそれぞれのUL搬送波は対応するDL搬送波から二重距離によって分離された同じ搬送波周波数内にある。本開示の一態様によれば、少なくとも2つのUL搬送波が活性化される場合、二次UL搬送波に対応する二次DL搬送波は、その二次UL搬送波が活性化されたままである限り不活性化されないという規則を適用できる。
切り替えられているのがアップリンク搬送波の場合、対処するべきさらなる問題がある場合がある。たとえば、二次UL搬送波のリダイレクションは、搬送波にわたるULトラフィック負荷における長期変更による場合があるので、いつでも最良の搬送波を割り当てるための柔軟性を保有したいという要望がある場合がある。さらに、DL搬送波を切り替える場合、通常は断片的専用物理チャネル(F−DPCH:Fractional Dedicated Physical Channel)などの制御チャネルを事前設定する必要はない。F−DPCHは、ULを制御するために電力制御情報を搬送するチャネルである。しかし、本開示の態様では、動的なUL搬送波切替えを可能にするためにF−DPCHを事前設定できる。
本開示のいくつかの態様では、UL搬送波の動的負荷分散は、1つまたは複数の二次搬送波がアンカー搬送波のいずれかのサイド上で構成される場合に限られることがある。たとえば、3つの隣接する構成されたDL搬送波(F1/F2/F3)の場合はF2がアンカー搬送波であり、4つの隣接する構成されたDL搬送波(F1/F2/F3/F4)の場合はF2またはF3のいずれかがアンカー搬送波である。ここでは、3つまたは4つの隣接DL搬送波上でUEを構成でき、アンカー搬送波は2つの構成された二次搬送波間にある。ネットワークは、アンカー搬送波およびアンカー搬送波のいずれかのサイド上で構成された搬送波に対応する3つの隣接UL搬送波上でUEを事前設定できる。したがって、どの時間にも、2つのUL搬送波が相互に隣接しているという条件で、ノードBはUL搬送波のうちの最大2つを活性化できる。次いで、UEは、活性化されたアップリンク搬送波に対応する活性化されたダウンリンク搬送波におけるF−DPCHとE−DCH制御情報とを監視する。モビリティによって、UEおよびネットワークは、それぞれの3つの事前設定された隣接アップリンク搬送波上のアクティブセットを維持できる。
本開示の態様は、アップリンクまたはダウンリンクのいずれかの上のどのような特定の数の搬送波にも限定されず、さらにどのような数の搬送波の切替えにも限定されない。たとえば、対応するHS−SCCH命令を受信すると、搬送波のうちの複数を切り替えることができる。さらに、対応するHS−SCCH命令を受信すると、それぞれのダウンリンクおよびアップリンク搬送波のうちの1つまたは複数を切り替えることができる。
本開示の他の態様では、DC−HSDPA対応のUEなどの、2つのダウンリンク搬送波および1つのアップリンク搬送波にしか対応しないUEに動的負荷分散を実装できる。たとえば、UEは、2つの構成された二次搬送波の間にアンカー搬送波がある、3つの隣接ダウンリンク搬送波上で事前設定できる。ノードBは、どの時間にもサービングHS−DSCHセルに隣接している2つの二次サービングHS−DSCHセルのうちの1つを活性化する選択ができる。たとえば、図5は特定の場合のダウンリンク上のトラフィック負荷を動的に変更するための2つの代替案を示す概念図である。図において、搬送波はブロックで示されており、異なる搬送波は、ダウンリンク搬送波にはDL、アップリンク搬送波にはUL、およびFnなどのラベルによって示されている。nは任意の数を表し、それぞれの搬送波の実際の周波数に必ずしも対応しなくてよい。
切替えの実装は、活性化されたアップリンクおよびダウンリンク搬送波の許容可能な組合せ、および構成されたアップリンクおよびダウンリンク搬送波の許容可能な構成を含むインデックス付きテーブルなどのデータ構造を利用することによって達成できる。一例として、ここでは4つのダウンリンク搬送波と2つのアップリンク搬送波とをサポートできるUEのテーブルは、4つから6つのダウンリンク搬送波、および2つから4つのアップリンク搬送波の構成についてのエントリを含むことができる。さらに、テーブルはダウンリンク搬送波のうちの最大4つの何らかの適切な数、およびアップリンク搬送波のうちの最大2つの何らかの適切な数の活性化についてのエントリを含むことができる。このようにして、1つ、2つ、または3つのアップリンク搬送波についてUEを事前設定でき、事前設定できるテーブル内に4つの可能なアップリンク搬送波のうち3つの隣接アップリンク搬送波の2つの可能なグループがある。同様に、UEは1つから5つのダウンリンク搬送波について事前設定でき、事前設定できるテーブル内に5つの隣接ダウンリンク搬送波の2つの可能なグループがある。上述のRRCシグナリングによる所望の搬送波周波数について一旦UEが事前設定されると、HS−SCCH命令は活性化された搬送周波数の所望の組合せに対応するエントリを指すテーブルへのインデックスを含むことができる。
図5は、2つのダウンリンク搬送波と1つのアップリンク搬送波とを利用する(たとえば、DC−HSDPAにおけるように)例示的なケースを示している。図5において、左側に開始状態が示されており、ダウンリンク搬送波502および504がノードBによって隣接周波数F1およびF2上で送信されており、アップリンク搬送波506がUEによって周波数F2上で送信されている。ここでは、周波数F2上のダウンリンク搬送波504およびアップリンク搬送波506がアンカー搬送波であり、周波数F1上のダウンリンク搬送波502が二次搬送波である。本開示の文脈では、2つの搬送波周波数が相互に隣接しているといわれる場合、間に別の搬送波を挟まずにそれぞれの搬送波が周波数内で間隔を置いて配置されていることを意味する。たとえば、例示的なHSPAシステムでは、アップリンクまたはダウンリンクのいずれかの隣接搬送波は一般に約5MHzの間隔を置かれるが、本開示の態様によれば他の搬送波間隔を利用できる。
本開示の態様では、図示された搬送波スキームを利用するUEは、レベル3 RRCメッセージ上で、周波数F3上で第3のダウンリンク搬送波508を利用するためにUEを構成できるように適合された情報を含む事前設定情報を受信する。したがって、UEにダウンリンク搬送波を変更するよう指示するように適合されたノードBからHS−SCCH命令を受信すると、周波数F1上の最初の二次ダウンリンク搬送波502を不活性化でき、後続の二次ダウンリンク搬送波508を事前設定のおかげで比較的迅速に活性化できる。
ここでは、ダウンリンクについてのアンカー搬送波504は変更されないままであり、後続の二次ダウンリンク搬送波508はアンカー搬送波504に隣接するが、逆のサイドである。たとえば、F1がアンカー搬送波504よりも低い周波数を有する次の隣接搬送波である場合、F3がアンカー搬送波504よりも高い周波数を有する次の隣接搬送波になる。当然、本開示の範囲内の他の特定のスキームも利用できる。
図5の右下方に示した代替案では、後続の二次ダウンリンク搬送波を活性化せずに周波数F1内の二次搬送波502を不活性化できる。したがってHS−SCCH命令は、二次搬送波を単に不活性化するようUEに指示できる。図示された例では、これによりダウンリンク上で利用される単一の搬送波が得られる。このような一連の行動は、たとえば、UEの電池寿命を節約するために、または二重ダウンリンク搬送波を必要としない電波インターフェースを介して送信されている特定の情報について低いスループットだけが必要な場合に行われてよい。いずれにしても、HS−SCCH命令の結果は柔軟でよく、二次搬送波の変更または不活性化を可能にすることができることがわかる。
図6は、最大4つのダウンリンク搬送波と最大2つのアップリンク搬送波とを利用するシステムにおける、動的アップリンク搬送波活性化および不活性化の2つの例を示している。図6では、電波インターフェースは、4つのダウンリンク搬送波602と、604と、606と、608とをそれぞれF1、F2、F3、およびF4の周波数上で、また2つのアップリンク搬送波610と612とをそれぞれ周波数F2およびF3上で利用している。この例では、周波数F2はダウンリンクおよびアップリンク上でそれぞれアンカー搬送波604と610とを搬送する。上述し、図5に示したケースと同様に、UEは周波数F1上で第3のアップリンク搬送波614を利用するためにUEを構成できるように適合された情報を含む事前設定メッセージを受信する。ここでは、事前設定メッセージはUEが二次アップリンク搬送波の電力を制御するためのF−DPCHなどの制御チャネルを構成できるようにするために情報を含むことができる。したがって、UEにアップリンク搬送波を変更するよう指示するように適合されたノードBからHS−SCCH命令を受信すると、周波数F3上の最初の二次アップリンク搬送波612を不活性化でき、後続の二次アップリンク搬送波614を事前設定のおかげで比較的迅速に活性化できる。
ここでは、アップリンクについてのアンカー搬送波610は変更されないままであり、後続の二次アップリンク搬送波614はアンカー搬送波610に隣接するが、逆のサイドである。図6の右上方に示した代替案では、後続の二次アップリンク搬送波を活性化せずに周波数F3内の二次アップリンク搬送波612を不活性化できる。もちろんこれは一例に過ぎず、本開示の他の態様では、それぞれの搬送波を比較的迅速に変更するために事前設定とHS−SCCH命令とを利用することによって、図5および6に関連して本明細書に述べるような同様の方法でいくつものアップリンクおよびダウンリンク搬送波を変更できる。
図7は、本開示の例示的態様による、動的負荷分散のための処理を示す呼の流れ図である。ここでは、UE702はノードB704とRNC706とを含む無線ネットワークサブシステムと通信している。この例におけるUEは、4つのダウンリンク搬送波と2つのアップリンク搬送波とを含むことができるマルチキャリアHSPA(MC−HSPA)用に構成されているが、他の数および組合せの搬送波も利用できる。RNCは、RRCメッセージなどのレイヤ3メッセージを利用して事前設定メッセージ708をUEに提供できる。ここでは、UE702とノードB704との間の電波インターフェースを介するMC−HSPA通信710よりも前に事前設定メッセージ708が発生するものとして示されているが、この最初の事前設定メッセージ708は任意である。事前設定メッセージ708は、後述するように、対応するHS−SCCH命令を受信するとUEが切り替えることができる少なくとも1つの後続の搬送波を利用するためにUE702を構成するように適合されてよい。最初のMC−HSPA通信710に続いて第2の事前設定メッセージ712が示されているが、この第2の事前設定メッセージも任意である。ここでは、第2の事前設定メッセージ712は、対応するHS−SCCH命令を受信するとUE702が二次搬送波を変更できる後続の搬送波周波数を利用するためにUE702を構成するように適合されてよい。時間内のいくつかの点のノードB704は、たとえば複数の搬送波上の呼負荷を分散するためにUE702によって使用される搬送波を動的に変更するために決定を行わせる負荷条件714を決定できる。したがってノードB704は、UE702に搬送波を変更するよう指示するHS−SCCH命令などの命令716を提供する。次いで、事前設定メッセージ712によって構成された後続の搬送波によってUEは搬送波718を切り替える。次いで、UEは新しい搬送波構成を利用してMC−HSPA通信720を再開する。
上述のように搬送波が切り替えられるべき条件を決定するために、いくつかの異なるメトリクスを利用できる。たとえば、アップリンク搬送波を切り替えるかどうかを決定するために、ノードBはシステム情報ブロック(SIB)を見ることができる。ノードBは、利用されている様々な搬送波の負荷を決定するためにSIBを見て、それによってそれぞれの事前設定に従ってアップリンク搬送波を動的に変更するために、適切なHS−SCCH命令を1つまたは複数のUEに送ることを決定できるように構成され得る。ダウンリンク搬送波を切り替えるかどうかを決定するために、ノードBは特定の周波数搬送波を現在利用しているUEの数を単に見ることができ、この情報に基づいて、それぞれの事前設定によってダウンリンク搬送波を動的に変更するために適切なHS−SCCH命令を1つまたは複数のUEに提供することを決定できる。
図8は、本開示のある態様による、例示的処理800と850とを示す2つの流れ図を含む概念図である。処理800は、アップリンク搬送波が最初の二次搬送波から後続の二次搬送波に変更される例示的処理である。ここでは、ブロック802はUEで事前設定情報を受信することを含み、次いでUEは、利用されるべきアンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波、ならびに命令を受信すると比較的迅速な切替えが発生し得る少なくとも1つの後続の二次搬送波を含む、複数の搬送波を介する事前設定通信を利用できる。変更されるべき搬送波がアップリンク搬送波である例では、アップリンク送信電力の適切な制御を可能にするためにF−DPCHなどの制御チャネルをさらに事前設定するように事前設定情報を適合できる。ここでは、電波インターフェースを介して事前設定情報を提供でき、RRC再構成メッセージの形式のノードB、アクティブセットアップデート、または他の何らかの適切なメッセージフォーマットによって中継される。ブロック804でUEは少なくともアンカー搬送波と、最初の二次搬送波と、後続の二次搬送波とを含むアップリンク搬送波ごとにアクティブセットを維持する。ブロック806でUEはアンカーアップリンク搬送波と最初の二次アップリンク搬送波とを利用している電波インターフェースを介してノードBと通信する。変更されるべき搬送波がダウンリンクである例では、当然UEも少なくとも1つの最初の二次ダウンリンク搬送波を利用する。いずれにしても、本明細書では少なくとも1つのアンカーダウンリンク搬送波およびアンカーアップリンク搬送波が利用される。ブロック808でUEは、UEに搬送波を変更するよう指示するように適合されたノードBからHS−SCCH命令を受信する。この例では、命令はUEに二次アップリンク搬送波を変更するよう指示する。命令に応じて、UEはブロック810で最初の二次アップリンク搬送波を不活性化して、ブロック812で後続の二次アップリンク搬送波を活性化する。ダウンリンク搬送波を変更する例では、当然最初の、および二次ダウンリンク搬送波に関して同様の手順が行われる。
処理850は、電波インターフェースのネットワークサイドからの処理の例である。ここでは、ブロック852でRNSAPおよび/またはNBAPプロトコルを利用してRNCまたは他のノードからノードBに事前設定情報が提供され、ブロック854で事前設定情報が電波インターフェースを利用してUEに中継される。事前設定情報は、負荷分散の必要性に応じて、計画された動的搬送波切替えのためにUEを事前設定できるように適合される。ブロック856でノードBはアンカー搬送波と少なくとも1つの二次搬送波とを利用して電波インターフェースを介してUEと通信する。ブロック858でノードBは電波インターフェースを介する通信のために利用されている搬送波を変更する決定が行われる条件を決定する。たとえば、利用されている搬送波上の呼負荷が高すぎ、また事前設定された搬送波に変更のために利用可能な容量がある場合である。ブロック860でノードBはUEに搬送波を変更するよう指示するためにHS−SCCH命令を提供する。ブロック862でノードBは最初の二次搬送波上の通信を停止して、ブロック864でノードBは後続の二次搬送波を活性化する。これらの処理に続いて、UEおよびノードBは、アンカー搬送波と後続の二次搬送波とを利用して電波インターフェースを介する通信を開始できる。
再び図4を参照すると、ある構成で、ワイヤレス通信のための装置450は、事前設定情報を受信するための手段と、アップリンク搬送波ごとにアクティブセットを維持するための手段と、アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信するための手段と、少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を受信するための手段と、命令に応じて、少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化すること、または少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つのための手段と、命令に応じて後続の二次搬送波を活性化するための手段とを含む。一態様では、上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成されたプロセッサ460、470、494、490、482、および/または480、トランスミッタ456、あるいは受信機454でよい。他の態様では、上述の手段は、モジュールまたは上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された何らかの装置でよい。他の構成では、ワイヤレス通信のための装置410は、ノードBに事前設定情報を提供するためにRNSAPおよび/またはNBAPを利用するための手段と、事前設定情報をUEに中継するための手段と、アンカー搬送波および少なくとも1つの二次搬送波を介して通信するための手段と、二次搬送波のうちの少なくとも1つを変更する条件を決定するための手段と、少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を送信するための手段と、少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止すること、または少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つのための手段と、命令に応じて後続の二次搬送波を活性化するための手段とを含む。一態様では、上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成されたプロセッサ420、430、440、444、446、438、および/または436、トランスミッタ432、受信機435、データソース412、あるいはデータシンク439でよい。他の態様では、上述の手段はモジュールまたは上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された何らかの装置でよい。
W−CDMAシステムを参照して、遠隔通信システムのいくつかの態様を提示してきた。当業者なら容易に理解できるように、本開示を通じて記述した様々な態様は、他の遠隔通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格に拡張できる。
例を挙げると、様々な態様は、TD−SCDMA、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセスプラス(HSPA+)およびTD−CDMAなどの他のUMTSシステムに拡張できる。様々な態様は、ロングタームエボリューション(LTE)(FDD、TDD、または両方のモードで)、LTE−Advanced(LTE−A)(FDD、TDD、または両方のモードで)、CDMA2000、Evolution−Data Optimized(EV−DO)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、ウルトラワイドバンド(UWB)、Bluetooth(登録商標)を使用するシステム、および/または他の適切なシステムにも拡張できる。使用される実際の遠隔通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、特定用途およびシステムに課された全体的な設計制約に依存することになる。
本開示の様々な態様によれば、要素、または要素の何らかの部分、または要素の何らかの組合せを、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」に実装できる。プロセッサの例には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲートロジック、離散ハードウェア回路、および本開示を通じて記述した様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行できる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などと呼ばれるか否かにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、手順、機能などを意味するように広く解釈されるべきである。ソフトウェアはコンピュータ可読メディア上に常駐してよい。コンピュータ可読メディアは非一時的コンピュータ可読メディアでよい。非一時的コンピュータ可読メディアは、例を挙げると、磁気ストレージデバイス(たとえばハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストライプ)、光ディスク(たとえばコンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえばカード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ならびにコンピュータによるアクセスおよび読出しが可能なソフトウェアおよび/または命令を格納するための他の何らかの適切なメディアを含む。コンピュータ可読メディアは、例を挙げると、搬送波、伝送路、ならびにコンピュータによるアクセスおよび読出しが可能なソフトウェアおよび/または命令を送信するための他の何らかの適切なメディアも含むことができる。コンピュータ可読メディアは、処理システムに常駐してもよく、処理システムに外付けされてもよく、または処理システムを含む複数のエンティティにわたって分散されてもよい。コンピュータ可読メディアはコンピュータプログラム製品に組み入れられてよい。例を挙げると、コンピュータプログラム製品は梱包材に入ったコンピュータ可読メディアを含むことができる。特定用途およびシステム全体に課された全体的な設計制約に応じて、本開示を通じて提示された記述した機能を実装する最良の方法を当業者なら理解できるだろう。
開示した方法におけるステップの特定の順序または階層は、例示的処理の説明であることが理解されるべきである。方法におけるステップの特定の順序または階層は、設計嗜好に基づいて再構成できることが理解される。添付の方法クレームはサンプル順序における様々なステップの要素を提示しており、本明細書に特に記載のない限り、提示された特定の順序または階層に限定されることを意味するものではない。
上記の記述は、当業者の誰もが本明細書に記述した様々な態様を実施できるようにするために提供される。これらの態様の様々な修正形態は当業者には容易に明らかだろう。また、本明細書で定義される一般的原理は他の態様に適用できる。したがって、特許請求の範囲は本明細書に示された態様に限定することを意図しないが、特許請求の範囲の言語と一致する十分な範囲を与えられるべきである。単数形の要素への参照は、そのように記述されない限り「唯一のもの(one and only one)」を意味することを意図せず、むしろ「1つまたは複数(one or more)」を意味することを意図する。特に記載のない限り、「いくつかの(some)」という用語は1つまたは複数を指す。列挙した項目の「少なくとも1つ(at least one of)」を指す語句は、単一のメンバーを含むそれらの項目のあらゆる組合せを指す。一例を挙げると、「a、b、またはcの少なくとも1つ」は、a、b、c、aとb、aとc、bとc、およびaとbとcをカバーすることを意図する。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示を通じて記述した様々な態様の要素の全ての構造的および機能的同等物は、参照により本明細書に明示的に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることを意図する。さらに、このような開示が特許請求の範囲に明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、本明細書に開示されたいずれも一般公衆に開放される(dedicated to)ことを意図しない。どの特許請求の範囲の要素も、その要素が「ための手段(means for)」という語句を使用して明示的に列挙されていない限り、または方法クレームの場合はその要素が「ためのステップ(step for)」という語句を使用して列挙されていない限り、米国特許法第112条第6項の条項に準拠すると見なされるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信することと、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を受信することと、
前記命令に応じて、前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化すること、または少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つとを備える、ワイヤレス通信の方法。
[C2]
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化すること、または少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することのうちの前記少なくとも1つが、前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することを備え、
前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を事前設定するための事前設定情報を受信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記事前設定情報が、無線ネットワークコントローラによって提供される無線リソース制御シグナリングを備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記通信することがアップリンクを送信することを備え、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波が1つの二次アップリンク搬送波を構成し、
前記事前設定情報が、前記後続の二次アップリンク搬送波の電力を制御するための制御チャネルを事前設定するように適合される、C2に記載の方法。
[C5]
前記事前設定されたアップリンク搬送波ごとにアクティブセットを維持することをさらに備える、C4に記載の方法。
[C6]
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する前記命令が高速共有制御チャネル上に提供された情報要素を備える、C2に記載の方法。
[C7]
前記1つの二次アップリンク搬送波が前記アンカー搬送波に隣接する、C4に記載の方法。
[C8]
アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信することと、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を送信することと、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止すること、または少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つとを備える、ワイヤレス通信の方法。
[C9]
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止すること、または少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化することのうちの前記少なくとも1つが、前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することを備え、
前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を事前設定するためにユーザ装置に事前設定情報を中継することをさらに備える、C8に記載の方法。
[C10]
前記ユーザ装置に中継されるべき事前設定メッセージをノードBで受信するために、無線ネットワークサブシステムアプリケーションパートシグナリング、またはノードBアプリケーションパートシグナリングの少なくとも1つを利用することをさらに備える、C9に記載の方法。
[C11]
前記通信することがアップリンクを受信することを備え、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波が1つの二次アップリンク搬送波を構成し、
前記事前設定情報が、前記後続の二次アップリンク搬送波の電力を制御するための制御チャネルを事前設定するように適合される、C8に記載の方法。
[C12]
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する前記命令が高速共有制御チャネル上に提供された情報要素を備える、C8に記載の方法。
[C13]
条件を満たすと前記少なくとも1つの最初の二次搬送波の変更を決定することをさらに備え、前記条件が、複数の搬送波間の負荷不均衡、アップリンクノイズ発生測定、ダウンリンク電力、および前記アンカー搬送波を利用するいくつかの同時接続のうちの少なくとも1つに基づく、C8に記載の方法。
[C14]
前記条件が複数の搬送波間の負荷不均衡に基づき、前記負荷不均衡が前記複数の搬送波上で送信時間間隔のどの部分が空であるかの決定に基づく、C13に記載の方法。
[C15]
アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信するための手段と、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を受信するための手段と、
前記命令に応じて、前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化すること、または少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つのための手段とを備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C16]
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化すること、または少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つのための前記手段が、前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化するための手段を備え、
前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を事前設定するための事前設定情報を受信するための手段をさらに備える、C15に記載の装置。
[C17]
前記事前設定情報が、無線ネットワークコントローラによって提供される無線リソース制御シグナリングを備える、C16に記載の装置。
[C18]
通信するための前記手段がアップリンクを送信するための手段を備え、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波が1つの二次アップリンク搬送波を構成し、
前記事前設定情報が、前記後続の二次アップリンク搬送波の電力を制御するための制御チャネルを事前設定するように適合される、C16に記載の装置。
[C19]
前記事前設定されたアップリンク搬送波ごとにアクティブセットを維持するための手段をさらに備える、C18に記載の装置。
[C20]
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する前記命令が高速共有制御チャネル上に提供された情報要素を備える、C16に記載の装置。
[C21]
前記1つの二次アップリンク搬送波が前記アンカー搬送波に隣接する、C18に記載の装置。
[C22]
アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信するための手段と、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を送信するための手段と、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止すること、または少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つのための手段とを備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C23]
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止すること、または少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つのための前記手段が、前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化するための手段を備え、
前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を事前設定するためにユーザ装置に事前設定情報を中継するための手段をさらに備える、C22に記載の装置。
[C24]
前記ユーザ装置に中継されるべき事前設定メッセージをノードBで受信するために、無線ネットワークサブシステムアプリケーションパートシグナリング、またはノードBアプリケーションパートシグナリングの少なくとも1つを利用するための手段をさらに備える、C23に記載の装置。
[C25]
通信するための前記手段がアップリンクを受信するための手段を備え、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波が1つの二次アップリンク搬送波を構成し、
前記事前設定情報が、前記後続の二次アップリンク搬送波の電力を制御するための制御チャネルを事前設定するように適合される、C22に記載の装置。
[C26]
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する前記命令が高速共有制御チャネル上に提供された情報要素を備える、C22に記載の装置。
[C27]
条件を満たすと前記少なくとも1つの最初の二次搬送波の変更を決定するための手段をさらに備え、前記条件が、複数の搬送波間の負荷不均衡、アップリンクノイズ発生測定、ダウンリンク電力、および前記アンカー搬送波を利用するいくつかの同時接続のうちの少なくとも1つに基づく、C22に記載の装置。
[C28]
前記条件が複数の搬送波間の負荷不均衡に基づき、前記負荷不均衡が前記複数の搬送波上で送信時間間隔のどの部分が空であるかの決定に基づく、C27に記載の装置。
[C29]
アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信することと、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を受信することと、
前記命令に応じて、前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化すること、または少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つとのためのコードを備えるコンピュータ可読メディアを備える、コンピュータプログラム製品。
[C30]
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化すること、または少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することのうちの前記少なくとも1つが、前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することを備え、前記コンピュータ可読メディアが、
前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を事前設定するための事前設定情報を受信するためのコードをさらに備える、C29に記載のコンピュータプログラム製品。
[C31]
前記事前設定情報が、無線ネットワークコントローラによって提供される無線リソース制御シグナリングを備える、C30に記載のコンピュータプログラム製品。
[C32]
アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信することと、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を送信することと、
前記少なくとも1つも最初の二次搬送波を介する通信を停止すること、または少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つとのためのコードを備えるコンピュータ可読メディアを備える、コンピュータプログラム製品。
[C33]
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止すること、または少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化することのうちの前記少なくとも1つが、前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することを備え、前記コンピュータ可読メディアが、
前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を事前設定するためにユーザ装置に事前設定情報を中継するためのコードをさらに備える、C32に記載のコンピュータプログラム製品。
[C34]
前記ユーザ装置に中継されるべき事前設定メッセージをノードBで受信するために、無線ネットワークサブシステムアプリケーションパートシグナリング、またはノードBアプリケーションパートシグナリングの少なくとも1つを利用するためのコードをさらに備える、C33に記載のコンピュータプログラム製品。
[C35]
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、
アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信し、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を受信し、
前記命令に応じて、前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化すること、または少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つを行うように構成されている、ワイヤレス通信のための装置。
[C36]
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化すること、または少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することのうちの前記少なくとも1つが、前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することを備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を事前設定するための事前設定情報を受信するようにさらに構成される、C35に記載の装置。
[C37]
前記事前設定情報が、無線ネットワークコントローラによって提供される無線リソース制御シグナリングを備える、C36に記載の装置。
[C38]
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、
アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信し、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を提供し、
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止すること、または少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化することのうちの少なくとも1つを行うように構成されている、ワイヤレス通信のための装置。
[C39]
前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止すること、または少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化することのうちの前記少なくとも1つが、前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することを備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つの後続の二次搬送波を事前設定するためにユーザ装置に事前設定情報を中継するようにさらに構成される、C38に記載の装置。
[C40]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記ユーザ装置に中継されるべき事前設定メッセージをノードBで受信するために、無線ネットワークサブシステムアプリケーションパートシグナリング、またはノードBアプリケーションパートシグナリングの少なくとも1つを利用するようにさらに構成される、C39に記載の装置。

Claims (18)

  1. ユーザ機器(UE)でのワイヤレス通信の方法であって、
    アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信することと、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を受信することと、
    前記命令に応じて、前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化し、少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化することとを備え、
    前記少なくとも1つの後続の二次搬送波の事前設定情報は前記命令受信よりも前に無線ネットワークコントローラ(RNC)から無線リソース制御(RRC)再構成メッセージを介して前記UEで受信され、アクティブセットが前記命令の受信よりも前に前記UEで前記後続の二次搬送波のために維持され、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波および前記少なくとも1つの後続の二次搬送波は相互に隣接し、
    前記変更する命令は基地局から高速共有制御チャネル(HS-SCCH)命令の形式で受信され、かつ前記基地局によって決定された複数の二次搬送波上の負荷不均衡に少なくとも基づく、方法。
  2. 前記通信することがアップリンク上で送信することを備え、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波は1つの二次アップリンク搬送波を備え
    前記事前設定情報が、後続の二次アップリンク搬送波の電力を制御するための制御チャネルを事前設定するように適合される、請求項に記載の方法。
  3. 前記事前設定されたアップリンク搬送波ごとにアクティブセットを維持することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  4. 基地局でのワイヤレス通信の方法であって、
    アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介してユーザ機器(UE)と通信することと、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を送信することと、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止し、少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化することとを備え、前記少なくとも1つの追加二次搬送波の事前設定情報は前記命令送信よりも前に前記UEに送信され、アクティブセットが前記命令の送信よりも前に前記UEで前記追加二次搬送波のために維持され、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波および前記少なくとも1つの追加二次搬送波は相互に隣接し、
    前記変更する命令は前記基地局から高速共有制御チャネル(HS-SCCH)命令の形式で送信され、かつ前記基地局で決定された複数の二次搬送波上の負荷不均衡に少なくとも基づく、方法。
  5. 前記通信することがアップリンク上で受信することを備え、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波が1つの二次アップリンク搬送波を備え
    前記事前設定情報が、追加二次アップリンク搬送波の電力を制御するための制御チャネルを事前設定するように適合される、請求項に記載の方法。
  6. 条件を満たすと前記少なくとも1つの最初の二次搬送波の変更を決定することをさらに備え、前記条件が、複数の搬送波間の負荷不均衡、アップリンクノイズ発生測定、ダウンリンク電力、および前記アンカー搬送波を利用するいくつかの同時接続のうちの少なくとも1つに基づく、請求項に記載の方法。
  7. 前記条件が複数の搬送波間の負荷不均衡に基づき、前記負荷不均衡が前記複数の搬送波上で送信時間間隔のどの部分が空であるかの決定に基づく、請求項に記載の方法。
  8. ユーザ機器(UE)でのワイヤレス通信ための装置であって、
    アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信するための手段と、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を受信するための手段と、
    前記命令に応じて、前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化し、少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化するための手段とを備え、
    前記少なくとも1つの後続の二次搬送波の事前設定情報は前記命令信よりも前に無線ネットワークコントローラ(RNC)から無線リソース制御(RRC)再構成メッセージを介して前記UEで受信され、アクティブセットが前記命令の受信よりも前に前記UEで前記後続の二次搬送波のために維持され、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波および前記少なくとも1つの後続の二次搬送波は相互に隣接し、
    前記変更する命令は基地局から高速共有制御チャネル(HS-SCCH)命令の形式で受信され、かつ前記基地局によって決定された複数の二次搬送波上の負荷不均衡に少なくとも基づく、装置。
  9. 通信するための前記手段がアップリンク上で送信するための手段を備え、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波が1つの二次アップリンク搬送波を備え
    前記事前設定情報が、後続の二次アップリンク搬送波の電力を制御するための制御チャネルを事前設定するように適合される、請求項に記載の装置。
  10. 前記事前設定されたアップリンク搬送波ごとにアクティブセットを維持するための手段をさらに備える、請求項に記載の装置。
  11. 基地局でのワイヤレス通信のための装置であって、
    アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介してユーザ機器(UE)と通信するための手段と、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を送信するための手段と、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止し、少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化するための手段とを備え、前記少なくとも1つの追加二次搬送波の事前設定情報は前記命令の送信よりも前に前記UEに送信され、アクティブセットが前記命令の送信よりも前に前記UEで前記追加二次搬送波のために維持され、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波および前記少なくとも1つの追加二次搬送波は相互に隣接し、
    前記変更する命令は前記基地局から高速共有制御チャネル(HS-SCCH)命令の形式で送信され、かつ前記基地局で決定された複数の二次搬送波上の負荷不均衡に少なくとも基づく、装置。
  12. 通信するための前記手段がアップリンク上で受信するための手段を備え、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波が1つの二次アップリンク搬送波を備え
    前記事前設定情報が、追加二次アップリンク搬送波の電力を制御するための制御チャネルを事前設定するように適合される、請求項11に記載の装置。
  13. 条件を満たすと前記少なくとも1つの最初の二次搬送波の変更を決定するための手段をさらに備え、前記条件が、複数の搬送波間の負荷不均衡、アップリンクノイズ発生測定、ダウンリンク電力、および前記アンカー搬送波を利用するいくつかの同時接続のうちの少なくとも1つに基づく、請求項11に記載の装置。
  14. 前記条件が複数の搬送波間の負荷不均衡に基づき、前記負荷不均衡が前記複数の搬送波上で送信時間間隔のどの部分が空であるかの決定に基づく、請求項13に記載の装置。
  15. ユーザ機器(UE)でコンピュータによって実行可能なコンピュータプログラムであって、
    アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信し、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を受信し、
    前記命令に応じて、前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止し、少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化するためのコードを備え、
    前記少なくとも1つの後続の二次搬送波の事前設定情報は前記命令信よりも前に無線ネットワークコントローラ(RNC)から無線リソース制御(RRC)再構成メッセージを介して前記UEで受信され、アクティブセットが前記命令の受信よりも前に前記UEで前記後続の二次搬送波のために維持され、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波および前記少なくとも1つの後続の二次搬送波は相互に隣接し、
    前記変更する命令は基地局から高速共有制御チャネル(HS-SCCH)命令の形式で受信され、かつ前記基地局によって決定された複数の二次搬送波上の負荷不均衡に少なくとも基づく、コンピュータプログラム。
  16. 基地局でコンピュータによって実行可能なコンピュータプログラムであって、
    アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介してユーザ機器(UE)と通信し、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を送信し、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止し、少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化するためのコードを備え、
    前記少なくとも1つの追加二次搬送波の事前設定情報は前記命令信よりも前に前記UEに送信されアクティブセットが前記命令の送信よりも前に前記UEで前記追加二次搬送波のために維持され、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波および前記少なくとも1つの追加二次搬送波は相互に隣接し、
    前記変更する命令は前記基地局から高速共有制御チャネル(HS-SCCH)命令の形式で送信され、かつ前記基地局で決定された複数の二次搬送波上の負荷不均衡に少なくとも基づく、コンピュータプログラム。
  17. ユーザ機器(UE)でのワイヤレス通信ための装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信し、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を受信し、
    前記命令に応じて、前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を不活性化し、少なくとも1つの後続の二次搬送波を活性化するように構成され、
    前記少なくとも1つの後続の二次搬送波の事前設定情報は前記命令信よりも前に無線ネットワークコントローラ(RNC)から無線リソース制御(RRC)再構成メッセージを介して前記UEで受信され、アクティブセットが前記命令の受信よりも前に前記UEで前記後続の二次搬送波のために維持され、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波および前記少なくとも1つの後続の二次搬送波は相互に隣接し、
    前記変更する命令は基地局から高速共有制御チャネル(HS-SCCH)命令の形式で受信され、かつ前記基地局によって決定された複数の二次搬送波上の負荷不均衡に少なくとも基づく、装置。
  18. 基地局でのワイヤレス通信のための装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    アンカー搬送波および少なくとも1つの最初の二次搬送波を介して通信し、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を変更する命令を提供し、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波を介する通信を停止し、少なくとも1つの追加二次搬送波を活性化するように構成され、
    前記少なくとも1つの追加二次搬送波の事前設定情報は前記命令供よりも前に前記UEに送信され、アクティブセットが前記活性化よりも前に前記UEで前記追加二次搬送波のために維持され、
    前記少なくとも1つの最初の二次搬送波および前記少なくとも1つの追加二次搬送波は相互に隣接し、
    前記変更する命令は前記基地局から高速共有制御チャネル(HS-SCCH)命令の形式で提供され、かつ前記基地局で決定された複数の二次搬送波上の負荷不均衡に少なくとも基づく、装置。
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