JP5833181B2 - 物理ダウンリンク共有チャネル(pdsch)保護 - Google Patents

物理ダウンリンク共有チャネル(pdsch)保護 Download PDF

Info

Publication number
JP5833181B2
JP5833181B2 JP2014105428A JP2014105428A JP5833181B2 JP 5833181 B2 JP5833181 B2 JP 5833181B2 JP 2014105428 A JP2014105428 A JP 2014105428A JP 2014105428 A JP2014105428 A JP 2014105428A JP 5833181 B2 JP5833181 B2 JP 5833181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rbs
pdsch
base station
guard
identified
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014105428A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014180037A (ja
Inventor
テサン・ヨ
タオ・ルオ
ヨンビン・ウェイ
ダーガ・プラサド・マラディ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2014180037A publication Critical patent/JP2014180037A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5833181B2 publication Critical patent/JP5833181B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0053Allocation of signaling, i.e. of overhead other than pilot signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0058Allocation criteria
    • H04L5/0073Allocation arrangements that take into account other cell interferences
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • H04W72/541Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using the level of interference

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、全体が本明細書において参照によって明確に組み込まれている2010年3月26日出願の「ガード・リソース・ブロック(RB)を用いた物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)保護のための装置および方法」(APPARATUS AND METHOD FOR PHYSICAL DOWNLINK SHARED CHANNEL (PDSCH) PROTECTION USING GUARD RESOURCE BLOCKS (RBs))と題された米国仮出願61/318,171号に対する優先権を主張する。
本開示は、一般に、通信に関し、さらに詳しくは、送信電力を制御することによって干渉を管理するための技術に関する。
無線通信ネットワークは、例えば音声、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャスト等のようなさまざまな通信コンテンツを提供するために広く開発された。これら無線ネットワークは、利用可能なネットワーク・リソースを共有することにより、複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークでありうる。このような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
無線通信ネットワークは、多くのユーザ機器(UE)のための通信をサポートしうる多くの基地局を含みうる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクによって基地局と通信しうる。ダウンリンク(すなわち順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを称し、アップリンク(すなわち逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを称する。
基地局は、ダウンリンクで1または複数のUEへデータを送信し、アップリンクで1または複数のUEからデータを受信する。ダウンリンクにおいては、基地局からのデータ送信が、近隣の基地局からのデータ送信による干渉を観察しうる。アップリンクにおいては、UEからのデータ送信が、近隣の基地局と通信する他のUEからのデータ送信による干渉を観察しうる。ダウンリンクとアップリンクとの両方について、干渉元の基地局および干渉元のUEによる干渉が、パフォーマンスを低下させうる。
ある態様によれば、少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための方法が提供される。この方法は一般に、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信するためのリソース・ブロック(RB)のセットを、第1の基地局によって識別することと、ここで、第2のセルの基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、識別されたRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを識別することと、制限付きで送信される識別されたRBを用いて、または、識別されたRBを送信せずに、ガードRBにおいて、第1の基地局または第2の基地局のうちの何れかによって、PDSCHを送信することと、を含み、無線通信ネットワークにおける干渉を低減する方法が提供される。
ある態様によれば、少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有するシステムにおける無線通信のための方法。この方法は一般に、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を割り当てるためのリソース・ブロック(RB)のセットを、第1の基地局から受信することと、ここで、第2のセルの基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いてPDSCHを復号することと、ここで、サブセットは、PDSCHのために割り当てられたRBのセットの何れかの端部に、1または複数のRBを含んでいない、を備える。
ある態様によれば、少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための装置が提供される。この装置は一般に、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信するためのリソース・ブロック(RB)のセットを、第1の基地局によって識別する手段と、ここで、第2のセルの基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、識別されたRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを識別する手段と、制限付きで送信される識別されたRBを用いて、または、識別されたRBを送信せずに、ガードRBにおいて、第1の基地局または第2の基地局のうちの何れかによって、PDSCHを送信する手段とを備えており、無線通信ネットワークにおける干渉を低減する。
ある態様によれば、少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有するシステムにおける無線通信のための装置。この装置は一般に、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を割り当てるためのリソース・ブロック(RB)のセットを、第1の基地局から受信する手段と、ここで、第2のセルの基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いてPDSCHを復号する手段と、ここで、サブセットは、PDSCHのために割り当てられたRBのセットの何れかの端部に、1または複数のRBを含んでいない、を含む。
ある態様によれば、少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための装置が提供される。この装置は一般に、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信するためのリソース・ブロック(RB)のセットを、第1の基地局によって識別し、ここで、第2のセルの基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、識別されたRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを識別し、制限付きで送信される識別されたRBを用いて、または、識別されたRBを送信せずに、ガードRBにおいて、第1の基地局または第2の基地局のうちの何れかによって、PDSCHを送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む。
ある態様によれば、少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有するシステムにおける無線通信のための装置。この装置は一般に、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を割り当てるためのリソース・ブロック(RB)のセットを、第1の基地局から受信し、ここで、第2のセルの基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いてPDSCHを復号し、ここで、サブセットは、PDSCHのために割り当てられたRBのセットの何れかの端部に、1または複数のRBを含んでいない、ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、を含む。
ある態様によれば、少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための命令群を備えたコンピュータ読取可能な媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品が提供される。これら命令群は一般に、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信するためのリソース・ブロック(RB)のセットを、第1の基地局によって識別することと、ここで、第2のセルの基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、識別されたRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを識別することと、制限付きで送信される識別されたRBを用いて、または、識別されたRBを送信せずに、ガードRBにおいて、第1の基地局または第2の基地局のうちの何れかによって、PDSCHを送信することとのために1または複数のプロセッサによって実行可能であり、無線通信ネットワークにおける干渉を低減する命令群が提供される。
ある態様によれば、少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための命令群を備えたコンピュータ読取可能な媒体を備えたコンピュータ・プログラム製品が提供される。これら命令群は一般に、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を割り当てるためのリソース・ブロック(RB)のセットを、第1の基地局から受信することと、ここで、第2のセルの基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いてPDSCHを復号することと、ここで、サブセットは、PDSCHのために割り当てられたRBのセットの何れかの端部に、1または複数のRBを含んでいない、のために1または複数のプロセッサによって実行可能である。
本開示のさまざまな態様および特徴が、以下にさらに詳細に記載される。
図1は、無線通信ネットワークを示す。 図2は、基地局およびUEのブロック図を示す。 図3は、周波数分割多重(FDD)のためのフレーム構造を示す。 図4は、ダウンリンクのための2つの典型的なサブフレーム・フォーマットを示す。 図5は、アップリンクのための典型的なサブフレーム・フォーマットを示す。 図6は、時分割多重(TDD)のためのフレーム構造を示す。 図7Aは、本開示のある態様を用いて対処されうる、隣接セルにおいて利用されるリソース・ブロック(RB)の潜在的な干渉の例を示す。 図7Bは、本開示のある態様を用いて対処されうる、隣接セルにおいて利用されるリソース・ブロック(RB)の潜在的な干渉の例を示す。 図8は、本開示のある態様にしたがう、基地局とUEとの機能構成要素の例を示す。 図9は、本開示のある態様にしたがって、BSによって実行されうる動作の例を例示する。 図10は、本開示のある態様にしたがうリソース・ブロック(RB)割当の例を示す。 図11は、本開示のある態様にしたがって、UEによって実行されうる動作の例を示す。 図12は、本開示のある態様にしたがうリソース・ブロック(RB)割当の例を示す。
本明細書では、潜在的に干渉を被るリソース・ブロック(RB)を割り当て、処理することによって、干渉を管理する技術が記載される。RBは、周波数分割多重(FDM)スキームによって、少なくとも第1の基地局と第2の基地局とによって共有されうる。
ある態様によれば、第1の基地局は、物理ダウンリンク共有チャネルを送信するために使用されるRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを利用しうる。PDSCHは、制限付きの送信か、無送信によって、ガードRBにおいて、第1の基地局または第2の基地局のうちの何れかによって送信されうる。PDSCHを送信する場合、このようにして、干渉が低減されうる。
ある態様によれば、第1の基地局は、物理ダウンリンク共有チャネルを送信するために使用されるRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを利用しうる。PDSCHは、制限付きの送信か、無送信によって、ガードRBにおいて、第1の基地局または第2の基地局のうちの何れかによって送信されうる。PDSCHを送信する場合、このようにして、干渉が低減されうる。
本明細書に記載された技術は、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他のネットワークのようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用されうる。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、時分割同期CDMA(TD−SCDMA)、およびCDMAのその他の変形を含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現する。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、周波数分割多重(FDD)と時分割多重(TDD)との両方において、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いるUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。本明細書で記載された技術は、他の無線ネットワークおよびラジオ技術と同様に、前述された無線ネットワークおよびラジオ技術のために使用されうる。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEに関して記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
図1は、無線通信ネットワーク100を示す。これは、LTEネットワークまたはその他いくつかの無線ネットワークでありうる。本明細書で示された干渉管理技術は、このようなシステムにおいて使用されうる。
無線ネットワーク100は、多くのイボルブド・ノードB(eNB)110およびその他のネットワーク・エンティティを含みうる。eNBは、UEと通信するエンティティであり、基地局、ノードB、アクセス・ポイント等とも称されうる。おのおののeNBは、特定の地理的エリアのために通信有効範囲を提供する。3GPPでは、用語「セル」は、この用語が使用される文脈に依存して、この有効通信範囲エリアにサービス提供しているeNBおよび/またはeNBサブシステムからなる有効通信範囲エリアを称しうる。
eNBは、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セル、および/または、その他のタイプのセルのために、通信有効通信範囲を提供しうる。マクロ・セルは、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメータ)をカバーし、サービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。ピコ・セルは、比較的小さな地理的エリアをカバーし、サービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。フェムト・セルは、比較的小さな地理的エリア(例えば、住宅)をカバーし、フェムト・セルとの関連を持つUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)におけるUE)による無制限のアクセスを許可しうる。マクロ・セルのためのeNBは、マクロeNBと称されうる。ピコ・セルのためのeNBは、ピコeNBと称されうる。フェムト・セルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNB(HeNB)と称されうる。図1に示す例では、eNB110aは、マクロ・セル102aのためのマクロeNBであり、eNB110bは、ピコ・セル102bのためのピコeNBであり、eNB110cは、フェムト・セル102cのためのフェムトeNBでありうる。eNBは、1または複数(例えば3つ)のセルをサポートしうる。「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書において置換可能に使用されうる。
無線ネットワーク100はさらに、リレーをも含みうる。リレーは、データの伝送を上流局(例えば、eNBまたはUE)から受信し、データの伝送を下流局(例えば、UEまたはeNB)へ送信するエンティティである。リレーまた、他のUEのための送信を中継するUEでもありうる。図1に示される例において、リレー110dは、eNB110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、バックホール・リンクを介してマクロeNB110aと、アクセス・リンクを介してUE120dと通信しうる。リレーはまた、リレーeNB、リレー局、リレー基地局等とも称されうる。
無線ネットワーク100はまた、例えば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーeNB等のような異なるタイプのeNBを含むヘテロジニアスなネットワークでありうる。これら異なるタイプのeNBは、異なる送信電力レベル、異なる有効通信範囲サイズ、および、無線ネットワーク100内の干渉に対する異なるインパクトを有しうる。例えば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(例えば、5乃至40ワット)を有する一方、ピコeNB、フェムトeNB、およびリレーは、低い送信電力レベル(例えば、0.1乃至2ワット)を有しうる。
ネットワーク・コントローラ130は、eNBのセットに接続しており、これらeNBに対して調整および制御を提供しうる。ネットワーク・コントローラ130は、単一のネットワーク・エンティティであるか、ネットワーク・エンティティの集合でありうる。ネットワーク・コントローラ130は、バックホールを介してeNBと通信しうる。eNBはまた、例えば、ダイレクトに、または、無線または有線のバックホールを介して非ダイレクトに、互いに通信しうる。
無線ネットワーク100の全体にわたって、多くのUE120が分布しうる。そして、おのおののUEは、固定式または移動式でありうる。UEは、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局等とも称されうる。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、スマート・フォン、ネットブック、スマートブック等でありうる。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレー等と通信することができうる。UEはまた、別のUEとピア・トゥ・ピア(P2P)通信することができうる。図1に示された例では、UE120e,120fが、無線ネットワーク100内のeNBと通信することなく、互いにダイレクトに通信しうる。P2P通信は、UE間のローカルな通信のために、無線ネットワーク100における負荷を低減しうる。また、UE間のP2P通信によって、1つのUEは、他のUEのためのリレーとして動作できるようになるので、他のUEが、eNBに接続することが可能となる。
図1では、2つの矢印を持つ実線が、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでUEにサービス提供するように指定されたeNBであるサービス提供eNBと、UEとの間の所望の送信を示す。2つの矢印を持つ破線は、UEとeNBとの間の干渉送信を示す。
UEは、複数のeNBの有効通信範囲内に存在しうる。これらのeNBのうちの1つが、UEにサービス提供するために選択されうる。サービス提供eNBは、例えば受信信号強度、受信信号品質、経路喪失等のようなさまざまな基準に基づいて選択されうる。受信信号品質は、信号対雑音および干渉比(SINR:signal-to-noise-and-interference ratio)、または基準信号受信品質(reference signal received quality)、またはその他のメトリックによって定量化されうる。
UEは、1または複数の干渉元のeNBからの高い干渉を観察しうる支配的な干渉シナリオで動作しうる。支配的な干渉シナリオは、制限された関連付けによって生じうる。例えば、図1では、UE120cが、フェムトeNB110cの近くにあり、eNB110cに関し高い受信電力を有しうる。しかしながら、UE120cは、制限された関連付けによって、フェムトeNB110cへアクセスすることができず、低い受信電力のマクロeNB110aに接続しうる。UE120cは、その後、ダウンリンクで、フェムトeNB110cからの高い干渉を観察し、アップリンクで、フェムトeNB110cへの高い干渉を引き起こしうる。
支配的な干渉シナリオはまた、範囲拡張によっても生じうる。これは、経路喪失が低く、かつ、UEによって検出されたすべてのeNBの中でも恐らくはSINRが低いeNBにUEが接続するシナリオである。例えば、図1では、UE120bは、マクロeNB110aよりもピコeNB110bの近くに配置され、ピコeNB110bに関し低い経路喪失しか有さない。しかしながら、UE120bは、マクロeNB110aと比較してピコeNB110bの送信電力レベルが低いことによって、ピコeNB110bについて、マクロeNB110aよりも低い受信電力しか有さない。それにも関わらず、UE120bは、低い経路喪失によって、ピコeNB110bに接続することが望ましいことがありうる。この結果、UE120bにとって、所与のデータ・レートの場合、無線ネットワークへの干渉が低くなりうる。
支配的な干渉シナリオにおける通信をサポートするために、さまざまな干渉管理技術が使用されうる。これら干渉管理技術は、(セル間干渉調整(ICIC)とも称されうる)準静的なリソース分割、動的なリソース割当、および干渉除去等を含みうる。準静的なリソース分割は、異なるセルへリソースを割り当てるために(例えば、バックホール・ネゴシエーションによって)実行されうる。これらリソースは、サブフレーム、サブ帯域、キャリア、リソース・ブロック、送信電力等を備えうる。おのおののセルは、他のセルまたはこれらのUEからの干渉がほとんど観察されないか、または、まったく観察されないリソースのセットを割り当てられうる。動的なリソース割当はまた、ダウンリンクおよび/またはアップリンクで強い干渉を観察しているUEのための通信をサポートするために必要とされるようなリソースを割り当てるために、(例えば、セルとUEとの間でオーバ・ザ・エア・メッセージを交換することによって)実行されうる。干渉除去はまた、干渉元のセルからの干渉を緩和するためにUEによって実行されうる。
無線ネットワーク100は、ダウンリンクおよびアップリンクにおけるデータ送信のために、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートしうる。HARQの場合、パケットが受信機(例えば、UE)によって正確に復号されるか、または、その他の終了条件に到達するまで、送信機(例えば、eNB)は、パケットの1または複数の伝送を送りうる。同期HARQの場合、パケットのすべての送信が、Q番目毎のサブフレームを含む単一のHARQインタレースのサブフレームで送信されうる。ここで、Qは、4,6,8,10またはその他のいくつかの値に等しくなりうる。非同期HARQの場合、パケットの送信はそれぞれ、任意のサブフレームで送られうる。
無線ネットワーク100は、同期動作または非同期動作を支援しうる。同期動作の場合、eNBは、同じようなフレーム・タイミングを有し、異なるeNBからの送信は、時間的にほぼ揃えられうる。非同期動作の場合、eNBは、異なるフレーム・タイミングを有し、異なるeNBからの送信は、時間的に揃えられない場合がある。
無線ネットワーク100は、FDDまたはTDDを利用しうる。FDDの場合、ダウンリンクとアップリンクは、個別の周波数チャネルを割り当てられ、ダウンリンク送信およびアップリンク送信は、2つの周波数チャネルで同時に送信されうる。TDDの場合、アップリンクとダウンリンクとが同じ周波数チャネルを共有し、ダウンリンク送信およびアップリンク送信が、異なる期間において、同じ周波数チャネルで送信されうる。
図2は、図1における基地局/eNBのうちの1つ、およびUEのうちの1つでありうる、基地局/eNB110とUE120との設計のブロック図を示す。図2に示されるさまざまな構成要素(例えば、プロセッサ)は、本明細書において記載された干渉管理技術を実行するために利用されうる。例示されるように、基地局110およびUEは、リソース割当情報202を交換しうる。以下に詳しく記載されるであろうが、リソース割当情報202は、PDSCHを送信するために基地局110によって使用されるべきRBを示すインジケーションを含みうる。そして、ある場合には、PDSCHを送信する場合に使用するガードRBを示しうる。
基地局110は、T個のアンテナ234a乃至234tを備え、UE120は、R個のアンテナ252a乃至252rを備えうる。ここで、一般に、T≧1およびR≧1である。
基地局110では、送信プロセッサ220が、データ・ソース212から1または複数のUEのためのデータを、コントローラ/プロセッサ240から制御情報を受信しうる。プロセッサ220は、データおよび制御情報を処理(例えば、符号化および変調)し、データ・シンボルおよび制御シンボルをそれぞれ取得する。プロセッサ220はさらに、同期信号、基準信号等のための基準シンボルを生成しうる。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能であれば、データ・シンボル、制御シンボル、および/または、基準シンボルに空間処理(例えば、プリコーディング)を実行し、T個の出力シンボル・ストリームをT個の変調器(MOD)232a乃至232tに提供しうる。おのおのの変調器232は、(例えば、OFDM等のために)それぞれの出力シンボル・ストリームを処理して、出力サンプル・ストリームを得る。おのおのの変調器232はさらに、出力サンプル・ストリームを処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)し、ダウンリンク信号を取得する。T個の変調器232a乃至232tからのダウンリンク信号は、T個のアンテナ234a乃至234tによってそれぞれ送信されうる。
UE120では、アンテナ252a乃至252rが、基地局110からダウンリンク信号を、別の基地局からダウンリンク信号を、および/または、他のUEからP2P信号を受信し、受信した信号を、復調器(DEMOD)254a乃至254rへそれぞれ提供しうる。おのおのの復調器254は、受信されたそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得しうる。おのおのの復調器254はさらに、(例えば、OFDM等のため)これら入力サンプルを処理して、受信されたシンボルを取得しうる。MIMO検出器256は、R個すべての復調器254a乃至254rから受信したシンボルを取得し、適用可能である場合、これら受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供しうる。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調および復号)し、UE120のために復号されたデータをデータ・シンク260に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ280へ提供しうる。
アップリンクでは、UE120において、送信プロセッサ264が、データ・ソース262からデータを、コントローラ/プロセッサ280から制御情報を受信し、これらを処理しうる。プロセッサ264は、データおよび制御情報を処理(例えば、符号化および変調)し、データ・シンボルおよび制御シンボルをそれぞれ取得する。プロセッサ264はさらに、1または複数の基準信号のための基準シンボル等を生成しうる。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能であれば、TX MIMOプロセッサ266によってプリコードされ、さらに、(例えば、SC−FDM、OFDM等のために)変調器254a乃至254rによって処理され、基地局110、他の基地局、および/または、他のUEへ送信されうる。基地局110では、UE120およびその他のUEからのアップリンク信号が、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能な場合にはMIMO検出器236によって検出され、さらに、受信プロセッサ238によって処理されて、UE120およびその他のUEによって送信された復号されたデータおよび制御情報が取得される。プロセッサ238は、復号されたデータをデータ・シンク239へ提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240へ提供しうる。
コントローラ/プロセッサ240,280は、基地局110およびUE120それぞれにおける動作を指示しうる。基地局110におけるプロセッサ240および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書に記載された技術のための処理の実行または指示を行いうる。UE120におけるプロセッサ280および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明された技術のための処理の実行または指示を行いうる。メモリ242,282は、基地局110およびUE120それぞれのためのデータおよびプログラム・コードを格納しうる。通信(Comm)ユニット244によって、基地局110は、他のネットワーク・エンティティ(例えば、ネットワーク・コントローラ130)と通信できるようになりうる。スケジューラ246は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでのデータ送信のためにUEをスケジュールしうる。
ある態様によれば、受信プロセッサ238および/またはコントローラ/プロセッサ240は、リソース割当情報202を決定し、UE120への送信のために、この情報を、送信プロセッサ220に提供しうる。一方、UE120の受信プロセッサ258および/またはコントローラ・プロセッサ280は、リソース割当情報を抽出し、これにしたがって、PDSCH送信を処理しうる。
図2は、図1におけるネットワーク・コントローラ130の設計をも示す。ネットワーク・コントローラ130内では、コントローラ/プロセッサ290が、UEのための通信をサポートするさまざまな機能を実行しうる。コントローラ/プロセッサ290は、本明細書に記載された技術のための処理を実行しうる。メモリ292は、ネットワーク・コントローラ130のためのデータおよびプログラム・コードを格納しうる。通信ユニット294によって、ネットワーク・コントローラ130は、他のネットワーク・エンティティと通信できるようになりうる。
前述したように、BS110およびUE120は、FDDまたはTDDを利用しうる。FDDの場合、ダウンリンクとアップリンクは、個別の周波数チャネルを割り当てられ、ダウンリンク送信およびアップリンク送信は、2つの周波数チャネルで同時に送信されうる。
図3は、LTEにおけるFDDのための典型的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクのおのおののための送信タイムラインは、ラジオ・フレームの単位に分割されうる。おのおののラジオ・フレームは、(例えば10ミリ秒(ms)のような)予め定められた持続時間を有し、0乃至9のインデクスを付された10個のサブフレームへ分割されうる。おのおののサブフレームは2つのスロットを含みうる。したがって、おのおののラジオ・フレームは、0乃至19のインデクスを付された20のスロットを含みうる。おのおののスロットは、例えば、(図3に示すように)通常のサイクリック・プレフィクスの場合、7つのシンボル期間、拡張されたサイクリック・プレフィクスの場合、6つのシンボル期間のように、L個のシンボル期間を含みうる。おのおののサブフレームでは、2L個のシンボル期間が、0乃至2L−1のインデクスを割り当てられうる。
LTEは、ダウンリンクで周波数分割多重(OFDM)を、アップリンクでシングル・キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、周波数範囲を、一般にトーン、ビン等とも称される複数(NFFT)個の直交サブキャリアに分割する。おのおののサブキャリアは、データを用いて変調されうる。一般に、変調シンボルは、OFDMを用いて周波数領域で、SC−FDMを用いて時間領域で送信される。隣接するサブキャリア間の間隔は固定され、サブキャリアの総数(NFFT)は、システム帯域幅に依存しうる。例えば、NFFTは、1.25,2.5,5,10,20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅についてそれぞれ128,256,512,1024,2048にそれぞれ等しくなりうる。システム帯域幅はまた、多くのサブ帯域に分割されうる。そして、各々のサブ帯域は、例えば1.08MHzのような周波数の範囲をカバーしうる。
ダウンリンクおよびアップリンクのおのおのために利用可能な時間周波数リソースは、リソース・ブロックに分割されうる。おのおののリソース・ブロックは、1つのスロット内に12のサブキャリアをカバーし、多くのリソース要素を含みうる。おのおののリソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし、実数値または複素数値である1つの変調シンボルを送信するために使用されうる。
LTEでは、eNBは、サブフレームの制御領域で、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)、物理HARQインジケータ・チャネル(PHICH)、および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信しうる。PCFICHは、制御領域のサイズを伝送しうる。PHICHは、HARQを用いてアップリンクで送信されるデータ送信のためのアクノレッジメント(ACK)およびネガティブ・アクノレッジメント(NACK)のフィードバックを伝送しうる。PDCCHはダウンリンク許可、アップリンク許可、および/または、その他の制御情報を伝送しうる。eNBはまた、(図3に示されていない)サブフレームのデータ領域で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信しうる。PDSCHは、ダウンリンクで、データ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを伝送しうる。
LTEでは、eNBはまた、eNBによってサポートされるおのおののセルのためのシステム帯域幅の中央1.08MHzで、ダウンリンクで一次同期信号(PSS)および二次同期信号(SSS)を送信しうる。図3に示すように、PSSおよびSSSは、通常のサイクリック・プレフィクスを持つ各ラジオ・フレームのサブフレーム0およびサブフレーム5において、シンボル期間6およびシンボル期間5でそれぞれ送信されうる。PSSおよびSSSは、UEによって、セル探索および獲得のために使用されうる。eNBは、eNBによってサポートされているおのおののセルについて、システム帯域幅で、セル特有基準信号(CRS)を送信しうる。CRSは、おのおののサブフレームのあるシンボル期間で送信されうる。そして、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または、その他の機能を実行するために、UEによって使用されうる。eNBはまた、あるラジオ・フレームのスロット1におけるシンボル期間0乃至3で、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信しうる。PBCHは、いくつかのシステム情報を伝送しうる。eNBは、例えばシステム情報ブロック(SIB)のようなその他のシステム情報を、あるサブフレームで、PDSCHで送信しうる。
図4は、LTEにおいて、通常のサイクリック・プレフィクスを用いたダウンリンクのための典型的なサブフレーム・フォーマット410,420を示す。ダウンリンクのためのサブフレームは、時分割多重されたデータ領域が後に続く制御領域を含みうる。制御領域は、サブフレームのうちの最初のM個のシンボル期間を含みうる。ここで、Mは、1,2,3または4に等しくなりうる。Mは、サブフレーム毎に変化し、サブフレームの最初のシンボル期間においてPCFICHによって伝送されうる。制御領域は、制御情報を伝送しうる。データ領域は、サブフレームのうちの残りの(2L−M)個のシンボル期間を含み、UEのためのデータおよび/またはその他の情報を伝送しうる。
サブフレーム・フォーマット410は、2つのアンテナを装備したeNBのために使用されうる。CRSは、シンボル期間0,4,7,11において、アンテナ0,1から送信されうる。基準信号は、送信機および受信機に演繹的に知られている信号であり、パイロットと称されうる。CRSは、例えば、セル識別情報(ID)に基づいて生成された、セルに特有の基準信号である。図4では、ラベルRを付された所与のリソース要素について、アンテナaから、このリソース要素で変調シンボルが送信され、他のアンテナからは、このリソース要素で、変調シンボルは送信されない。サブフレーム・フォーマット420は、4つのアンテナを装備したeNBのために使用されうる。CRSは、シンボル期間0,4,7,11において、アンテナ0,1から送信され、シンボル期間1,8において、アンテナ2,3から送信されうる。サブフレーム・フォーマット410,420の両方について、セルIDに基づいて決定されうる、等間隔で配置されたサブキャリアでCRSが送信されうる。異なるeNBは、これらセルのセルIDに依存して、同じサブキャリアまたは異なるサブキャリアで、これらセルのためのCRSを送信しうる。サブフレーム・フォーマット410,420の両方について、CRSのために使用されていないリソース要素は、データまたは制御情報を送信するために使用されうる。
図5は、LTEにおけるアップリンクのための典型的なサブフレーム・フォーマット400を示す。アップリンク用のサブフレームは、周波数分割多重されうる制御領域およびデータ領域を含みうる。制御領域は、システム帯域幅の2つの端部において形成され、設定可能なサイズを有しうる。データ領域は、制御領域に含まれていないすべてのリソース・ブロックを含みうる。
UEは、eNBへ制御情報を送信するために、制御領域においてリソース・ブロックを割り当てられうる。UEはまた、eNBへデータを送信するために、データ領域においてリソース・ブロックを割り当てられうる。UEは、制御領域において割り当てられたリソース・ブロック510a,510bで、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で制御情報を送信しうる。UEは、データ領域において割り当てられたリソース・ブロック520a,520bで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、データのみ、または、データと制御情報との両方を送信しうる。図5に示すように、アップリンク送信は、サブフレームの両スロットに及び、周波数を越えてホップしうる。
図6は、LTEにおけるTDDのための典型的なフレーム構造600を示す。LTEは、TDDのために、多くのダウンリンク−アップリンク構成をサポートする。すべてのダウンリンク−アップリンク構成について、サブフレーム0,5がダウンリンク(DL)のために使用され、サブフレーム2がアップリンク(UL)のために使用される。サブフレーム3,4,7,8,9は各々、ダウンリンク−アップリンク構成に依存して、ダウンリンクまたはアップリンクのために使用されうる。サブフレーム1は、(i)ダウンリンク制御チャネルのみならずデータ送信のために使用されるダウンリンク・パイロット時間スロット(DwPTS)と、(ii)無送信のガード期間(GP)と、(iii)ランダム・アクセス・チャネル(RACH)またはサウンディング基準信号(SRS)の何れかのために使用されるアップリンク・パイロット時間スロット(UpPTS)とからなる。サブフレーム6は、ダウンリンク−アップリンク構成に依存して、DwPTSのみを含むか、または、3つの特別なフィールドすべてを含むか、または、ダウンリンク・サブフレームを含みうる。DwPTS、GP、およびUpPTSは、異なるサブフレーム構成について、異なる持続時間を有しうる。
ダウンリンクにおいては、eNBが、(図6に図示されていないが)サブフレーム1,6のシンボル期間2でPSSを送信し、サブフレーム0,5の最後のシンボル期間でSSSを送信しうる。eNBは、おのおののダウンリンク・サブフレームのあるシンボル期間で、CRSを送信しうる。eNBはまた、あるラジオ・フレームのサブフレーム0で、PBCHをも送信しうる。
LTEにおけるさまざまなフレーム構造、サブフレーム・フォーマット、物理チャネル、および信号は、公的に利用可能な「イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」(Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation)と題された3GPP TS 36.211に記載されている。
当業者であれば、本明細書で示された干渉管理技術は、ハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素の任意の適切な組み合わせを用いて実現されうることを認識するであろう。ある態様によれば、このような技術のさまざまな動作は、1または複数の「ソフトウェア設定可能な」プログラマブル・プロセッサを用いて実現されうる。
(PDSCH送信の保護)
本開示のある態様は、例えばFDMを利用して、基地局間で共有されるRBの戦略的な割当によって、干渉管理を提供する。ある態様によれば、基地局は、干渉を回避するために、PDSCHを送信する場合に、ガードRBを利用しうる。ある態様によれば、UEは、PDSCHを復号する場合に、PDSCH情報を含むあるRBを無視しうる。
制御チャネル送信およびユニキャストPDSCH送信のために、干渉を管理するために提案されるアプローチは、TDM分割アプローチである。このアプローチによれば、サブフレームが、おのおのの異なる電力クラスのセット(例えば、マクロ、フェムト、ピコ)に分割され、セルは、割り当てられたサブフレームのみを用いて、制御チャネルを送信し、PDSCHをユニキャストすることが許容されうる。このアプローチでは、UEは、(「保護された」サブフレーム中の送信を制限または阻止する)より強いセルからの干渉を被ることなく、弱いセルとの間でデータを送信または受信しうる。
不運にも、(セル内のUEへブロードキャストされるPDSCHである)SIB1メッセージおよびページング・メッセージは、割り当てられた保護されたサブフレームのうちの1つにならない、予めスケジュールされたインスタンスで送信される必要がありうる。例えば、SIB1は、全てのセルからの偶数ラジオ・フレーム毎の指定されたサブフレーム(例えば、サブフレーム5)から送信されうるので、SIB1は、TDM分割ルールに容易にしたがうことができない。その結果、弱いセルから、非割当サブフレームで送信されたSIB1メッセージおよびページング・メッセージは、より強いセルからのより強い干渉が存在する場合、UEにおいて正しく復号されない場合がある。同様に、SIB1とページングを伴うPDCCHも、UEにおいて復号されない場合がある。
TDM分割を必要としない、PDCCH復号のためのその他さまざまな解決策が利用されうる。このような解決策の例は、PDCCHの同時復号を回避するための「PDCCHのない動作」と、異なる(割り当てられた)サブフレームにおけるPDCCHを提供するためのサブフレーム間PDCCH割当と、SIB1/ページングのための変調符号スキーム(MCS)およびRBを取得するための代替方法とを含みうる。
TDM分割を必要としないSIB1/ページング復号のためのその他のさまざまな解決策も利用されうる。このような解決策の例は、周波数分割多重(FDM)方式でセル間のSIB1/ページング送信を直交させる技術を含みうる。図7Aは、弱いセル−強いセルのシナリオにおけるSIB1/ページング直交化の例を例示する。例示するように、より弱いセルにおけるPDSCH送信のために使用されるRB704のセットが、より強いセルにおけるPDSCH送信のために使用されるRB702のセットとオーバラップしないように選択されうる。図7Bに例示されるように、オーバラップするRBの共通のセット706は、両方のセルによって利用されうる。そして、SIB1/ページング送信は、セル間で衝突することが許容され、UEは、これらを復号するために、ICに依存するようにされる。しかしながら、このアプローチは、すべてのUEがIC対応とは限らないシステムに制限されうる。
さらに、より弱いセルからのUEが、より強いセルがPDSCHを送信しうるサブフレームにおいてSIB1/ページングを復号する必要のあるシナリオにおいて、UEは、SIB1/ページングを伝送するRBにおける共通のRS(CRS)トーンにのみ依存して、ナローバンド・チャネル推定を使用することを強いられうる。なぜなら、これらRBの外側のRSトーンは、厳しく干渉を受けており、頼ることができないからである。セルが、支配的な近隣セルに対する支配的な干渉体であり、非割当サブフレームでSIB1/ページングを送信するという逆のシナリオでは、SIB1/ページング送信は、SIB1/ページング送信のために使用されるRBに隣接したRBにおいて、近隣セルに対する厳しい干渉をもたらしうる。
ある態様によれば、ブロードバンド・チャネル推定のために許容された、PDSCH直交化を含む技術(すなわち、周波数領域におけるすべてのCRSトーン、つまり、SIB1/ページングを伝送するRBの内部と外部と両方のCRSトーンを用いたチャネル推定)が提供される。ある態様によれば、この技術は、異なるタイプのPDSCH(例えば、SIB1またはページング/msg2)に適用されうる。ある態様によれば、基地局は、追加のガード帯域を用いてPDSCHを送信しうる。さらに、または、代案として、UEは、PDSCHを復号する場合、PDSCHを送信するために使用される1または複数のRBを無視しうる。
図8は、本明細書に記載された干渉管理技術が利用されうる通信システム800の例を例示する。例示されるように、無線通信システム800は、BS802,822と、BS802,822によってサービス提供されるUE804,824とをそれぞれ含みうる。BS802,822は、互いに潜在的に干渉する異なるセル内に配置されうる。ある態様によれば、通信システム800は、ヘテロジニアスなネットワークでありうる。そして、BS802,822は、マクロBS、フェムトBS、ピコBS等の組み合わせでありうる。ある態様によれば、無線通信システム800は、LTEシステムまたはLTE−Aシステムでありうる。
BS802,822は、データおよび/または制御情報、および/または、システム、方法、装置、および/または、コンピュータ・プログラム製品のうちの何れかを参照して記載されているその他任意のタイプの情報を、UE804,824へ送信、およびUE804,824から受信、するように構成されたトランシーバ806,816を含みうる。例えば、トランシーバ806,816は、情報チャネル、データ・チャネル、および制御チャネルを分割する時間リソースおよび/または周波数リソースを送信および/または受信するように構成されうる。
BS802,822はまた、さまざまなプロセッサ808,828およびメモリ810,830を含みうる。プロセッサ808,828は、本明細書に記載された干渉管理機能のうちの1または複数を実行するように構成されうる。BS802,822はおのおの、本明細書に記載されたさまざまな動作を実行するための、例えば、プロセッサ808,828によって実行可能な命令群を格納するメモリ810,830を含みうる。
BS802,822はさらに、干渉管理のためにリソースを割り当てるように構成されたBSリソース割当モジュール812,832を含みうる。割り当てられたリソースは、限定される訳ではないが、時間および/または周波数の送信リソースを含みうる。例えば、リソース割当モジュール812,832は、異なる電力クラスのBS間で分割するリソースを送信、生成、および/または、処理するように構成されうる。ある態様によれば、リソース割当モジュール812,832は、本明細書に記載されたような干渉管理のための電力制御情報を生成するように構成されうる。
無線通信システム800はまた、BS802,822によってそれぞれサービス提供され、かつ、BS802,822によって管理される対応するセルに配置されたUE804,824をも含みうる。
UE804,824は、データおよび/または制御情報、および/または、本明細書に記載されたその他任意のタイプの情報を、BS802,822へ送信、およびBS802,822から受信、するように構成されたトランシーバ814,834を含みうる。例えば、トランシーバ814,834は、異なるタイプのサブフレームにおいて、アップリンク送信の送信電力を変化させるために、情報および電力制御情報を分割する時間リソースおよび/または周波数リソースを送信および/または受信するように構成されうる。ある態様によれば、トランシーバ814,834は、限定される訳ではないが、使用可能な、使用不能な、およびフレキシブルに使用可能なサブフレームを含む異なるタイプのサブフレームにおいて送信するように構成されうる。トランシーバ814,834は、データ・チャネルおよび制御チャネルを受信するように構成されうる。
UE804,824はまた、さまざまなプロセッサ816,836およびメモリ818,838を含みうる。プロセッサ816,836は、システム、方法、装置、および/または、コンピュータ・プログラム製品のうちの何れかを参照して本明細書に記載された機能のうちの1または複数を実行するように構成されうる。UE804,824はおのおの、本明細書に記載されたさまざまな動作を実行するための、例えば、プロセッサ816,836によって実行可能な命令群を格納するメモリ818,838を含みうる。
BS804,824はさらに、干渉管理のためのリソース割当情報を受信および処理するように構成されたUEリソース割当モジュール820,840を含みうる。例えば、UEリソース割当モジュール820,840は、異なる電力クラスのBS間で情報を分割するリソースを、受信および処理するように構成されうる。ある態様によれば、リソース割当モジュール820,840はまた、リソース割当情報を受信し、PDSCH送信を復号するようにも構成されうる。
図9は、少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための動作900の例を例示する。動作800は、例えば、第1の基地局によって実行されうる。この動作800は、802において、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信するためのリソース・ブロック(RB)のセットを、第1の基地局によって識別することによって始まる。ここで、第2のセルの基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる。804では、第1のBSが、識別されたRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを識別する。806では、第1のBSが、制限付きで送信される識別されたRBを用いて、または、識別されたRBを送信せずに、ガードRBにおいて、第1の基地局または第2の基地局のうちの何れかによって、PDSCHを送信する。
図10は、動作900にしたがうRBの割当の例を例示する。例示されるように、PDSCHは、1または複数のガードRB1002によって囲まれるRB1004のセットを利用して、第1のセル(セルA)で送信されうる。ガード・トーン1002は、RB1006を用いて別のセル(セルB)において送信されたPDSCH送信を復号することを試みる別のUEによって、潜在的に影響を与えるブロードバンド・チャネル推定からPDSCHを分離しうる。例示されるように、RB1004 PDSCHおよびガードRB1002は、第2のセルにおいて送信が制限されるか、送信されないRBに対応しうる。
セルAに接続されたUEは、セルBからの強い干渉を観察しうる。このUEは、RB1004において、セルAからのPDSCH情報を復号する場合、PDSCHを復号するために、未だにブロードバンド・チャネル推定を使用することができる。一般に、このようなチャネル推定は、セルBからの強い干渉によって、RB1006およびRB1002における貧弱なチャネル推定品質に至りうる。しかしながら、ガードRBによって提供される保護を用いると、RB1004(セルAからのPDSCHを伝送するRB)におけるUEのチャネル推定品質は、セルAからのPDSCHを復号するために十分良好となりうる。
図10に例示される解決策は、eNBからのガードRBの使用を必須とすることによって、UEに対して透過的となりうる。したがって、UE実装の変化を必要としない。あるいは、ガードRBは、オプションとして、eNBによって使用されうる。この場合、UEがブロードバンド・チャネル推定またはナローバンド・チャネル推定かの何れかを使用しなければならないことを決定することを支援できるように、ガードRBの存在がUEへシグナルされうる。
ガードRBの特定の位置は、使用される特定のリソース割当スキームに依存しうる。例えば、タイプ2局所リソース割当の場合、ガードRBは、PDSCHのために割り当てられたRBの各側に位置しうる。タイプ2分散リソース割当の場合、ガードRBは、PDSCHのために割り当てられたRBの別(いくつかまたはすべて)の部分の各側に位置しうる。
何れの場合であれ、ガードRB(の位置および数)は、例えばバックホール接続によって、eNBまたはセル間でネゴシエートされうる。ある態様によれば、ガードRBの数は、例えばRRCシグナリングによって設定可能であるか、あるいは、固定されうる。ある態様によれば、ガードRBの数は、例えば、PDSCHのために使用されているRBに応じて決定されうる。この場合、UEは、PDSCHのために使用されているガードRBの数を知っているかもしれないので、ガードRBの数を明示的にシグナリングすることは不要かもしれない。
さらに、本明細書に記載された技術は、例えば、システム情報ブロック(SIB)、ページング、Msg2、あるいはユニキャストPDSCHのようなPDSCHにマップされた任意の伝送チャネルに適用されうることが認識されるだろう。
ある態様によれば、ブロードバンド・チャネル推定を適用するUEは、PDSCHのために割り当てられたRBの端部近傍のRBを無視しうる。このアプローチによって、UEは、ガードRBが使用されない場合でさえも、PDSCHを正しく復号できるようになりうる。例えば、強い近隣のセルが、SIB1/ページング領域の丁度外側にあるRBで送信すると、UEは、PDSCHを復号する場合に、(例えば、対応するLLRをパンクチャすることによって、)端部近傍のRBを無視しうる。このようなシナリオでは、eNBは、UEの低下した復号能力を補償するために、より多くのRBにPDSCHをスケジュールしうる。ガードRBの存在は、UEが、端部近傍のRBを破棄しなければならないか否かの決定を支援できるように、UEへシグナルされうる。ナローバンド・チャネル推定を適用するUEは、すべてのRBを使用しうる。この場合、PDSCHは、端部のRBを破棄する必要なく送信される。
図11は、例えば、少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有するシステムにおいて、UEによって実行されうる動作1100の例を例示する。この動作1100は、1102において、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を割り当てるためのリソース・ブロック(RB)のセットを、第1の基地局から受信することによって始まる。ここで、第2のセルの基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる。1104において、UEは、PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いてPDSCHを復号する。ここで、サブセットは、PDSCHのために割り当てられたRBのセットの何れかの端部に、1または複数のRBを含んでいない。
図12は、動作1100にしたがうRBの割当の例を例示する。例示されるように、第2のセル(セルB)におけるPDSCH送信のために使用される端部近傍のRB1206において、RB1202のセットを含む、RB1204のセットを利用する第1のセル(セルA)で、PDSCHが送信されうる。図示されるように、RB1202におけるブロードバンド・チャネル推定は、RB1206におけるセルBにおけるPDSCH送信による干渉を被らないかもしれないので、UEは、PDSCHを復号するために、RB1202のセットを使用しないことがありうる。例示されるように、UEは、第2のセルにおける送信から、UEのチャネル推定に対して、制限されたインパクトしか与えない、または、全くインパクトを与えないRBに対応するRB1204のみを用いてPDSCHを復号しうる。
このように、UEは、RB1202を無視しながら、割り当てられたRB1204のサブセットのみを使用しうる。ある態様によれば、これを考慮するために、eNBは、実際に必要とされるよりも多くのRBにPDSCHをスケジュールしうる。言い換えれば、この「過剰割当」は、(RB1202を無視することによって低下される)UEの低下した復号能力を補償することに役立ちうる。ある態様によれば、PDSCHが送信される場合、ナローバンド・チャネル推定を適応するUEは、すべてのRBを使用することができうる。
本明細書に記載されたシナリオおよび実施形態は、限定される訳ではないが、フェムト・トゥ・フェムト・ネットワーク、マクロ・トゥ・ピコ・ネットワーク、および/または、干渉を受けているBSが本明細書に記載された機能の何れかを実施しうるその他任意のタイプのHetNetを含む任意のHetNetに適用されうる。
本明細書に記載された技術は、ハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素との任意の適切な組み合わせを含みうる任意の適切な手段を用いて実施されうる。1つの態様では、前述した手段は、前述された機能を実行するように構成された、例えば前述した図面に記載されたようなプロセッサ(単数または複数)でありうる。別の態様では、前述した手段は、前述した手段によって記述された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置でありうる。
用語「モジュール」、「構成要素」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、あるいは実行中のソフトウェアのうちの何れかのようなコンピュータ関連エンティティを称することが意図されている。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピューティング・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピューティング・デバイスとの両方が構成要素となりうる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、2つ以上のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、格納されたさまざまなデータ構造を有するさまざまなコンピュータ読取可能な媒体から実行しうる。構成要素は、例えば、1または複数のデータ・パケット(例えば、シグナルによって、ローカル・システム内の別の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、配信システムからのデータ、および/または、他のシステムを備えたインターネットのようなネットワークを介したデータ)を有する信号にしたがってローカル処理および/または遠隔処理によって通信しうる。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、前述された説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書の開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとして、ソフトウェアとして、あるいはこれら両方の組み合わせとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、または順序回路でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、またはこの2つの組合せで実現されうる。ソフトウェア・モジュールは、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電子的プログラマブルROM(EPROM)、電子的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、または当該技術において周知であるその他任意の形式の記憶媒体に存在しうる。限定ではなく例示によって、RAMは、例えばシンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM(登録商標))のような多くの形態で利用可能である。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、また記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
1または複数の典型的な設計では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく、一例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは、命令群またはデータ構造の形式で所望のプログラム・コード手段を伝送または格納するために使用され、かつ、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは特別目的プロセッサによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルー・レイ・ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本明細書に記載されるように、アイテムのリストのうちの「少なくとも1つ」と称する文言は、単数を含むこれらアイテムのうちの任意の組み合わせを称する。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーすることが意図されている。
本開示の前述した記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。本開示に対するさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された例および設計に限定されることは意図されておらず、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当するとされている。
なお、以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための方法であって、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信するためのリソース・ブロック(RB)のセットを、前記第1の基地局によって識別することと、ここで、第2のセルの基地局は、前記識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
前記識別されたRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを識別することと、
制限付きで送信される前記識別されたRBを用いて、または、前記識別されたRBを送信せずに、前記ガードRBにおいて、前記第1の基地局または前記第2の基地局のうちの何れかによって、前記PDSCHを送信することと、
を備える方法。
[C2]前記無線通信ネットワークは、ヘテロジニアスなネットワークを備え、
第1のセルと第2のセルとは、異なる電力クラスのタイプからなる、
C1に記載の方法。
[C3]前記識別されたRBのセットは、局所的なリソース割当によって割り当てられ、
前記ガードRBは、前記識別されたRBのセットの各側に1または複数のRBを備える、
C1に記載の方法。
[C4]前記識別されたRBのセットは、分散されたリソース割当によって割り当てられ、
前記ガードRBは、前記識別されたRBのセットの1または複数の別の部位の各側に、1または複数のRBを備える、
C1に記載の方法。
[C5]前記ガードRBを識別するために、前記第2の基地局とネゴシエートすること、をさらに備えるC1に記載の方法。
[C6]基地局が前記ガードRBの数をUEへシグナルする必要がないように、PDSCHを送信する場合、前記ガードRBを使用することが必須とされる、C1に記載の方法。
[C7]UEが、前記PDSCHを送信する場合に使用されるガードRBの存在または不在に基づいて、前記PDSCHを復号するために前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのすべてまたはサブセットを使用すべきかを判定する、C1に記載の方法。
[C8]UEが、前記PDSCHを送信する場合に使用されるガードRBの存在または不在に基づいて、ブロードバンド・チャネル推定またはナローバンド・チャネル推定を使用するかを判定する、C1に記載の方法。
[C9]前記ガードRBの数は、ラジオ・リソース制御(RRC)シグナリングによって設定可能である、C1に記載の方法。
[C10]前記ガードRBの数は、前記識別されたRBのセットにおけるRBの数に依存する、C1に記載の方法。
[C11]前記PDSCHを送信することは、システム情報ブロック(SIB)、ページング・メッセージ、または応答メッセージmsg2のうちの少なくとも1つを送信することを備える、C1に記載の方法。
[C12]少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有するシステムにおける無線通信のための方法であって、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を割り当てるためのリソース・ブロック(RB)のセットを、前記第1の基地局から受信することと、ここで、第2のセルの基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
前記PDSCHのために割り当てられた前記RBのセットのサブセットのみを用いて前記PDSCHを復号することと、ここで、前記サブセットは、前記PDSCHのために割り当てられた前記RBのセットの何れかの端部に、1または複数のRBを含んでいない、
を備える方法。
[C13]前記無線通信ネットワークは、ヘテロジニアスなネットワークを備え、
第1のセルと第2のセルとは、異なる電力クラスのタイプからなる、
C12に記載の方法。
[C14]前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いて復号することを補償するために、増加された数のRBの割り当てを、基地局から受信すること、をさらに備えるC12に記載の方法。
[C15]前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いて前記PDSCHを復号することは、前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットの何れかの端部における1または複数のRBのためのログ尤度比(LLR)をパンクチャすることを備える、C12に記載の方法。
[C16]前記PDSCHを送信する場合に使用されるガードRBの存在または不在に基づいて、前記PDSCHを復号するために前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのすべてまたはサブセットを使用すべきかを判定すること、をさらに備えるC12に記載の方法。
[C17]少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための装置であって、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信するためのリソース・ブロック(RB)のセットを、前記第1の基地局によって識別する手段と、ここで、第2のセルの基地局は、前記識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
前記識別されたRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを識別する手段と、
制限付きで送信される前記識別されたRBを用いて、または、前記識別されたRBを送信せずに、前記ガードRBにおいて、前記第1の基地局または前記第2の基地局のうちの何れかによって、前記PDSCHを送信する手段と、
を備える装置。
[C18]前記無線通信ネットワークは、ヘテロジニアスなネットワークを備え、
第1のセルと第2のセルとは、異なる電力クラスのタイプからなる、
C17に記載の装置。
[C19]前記識別されたRBのセットは、局所的なリソース割当によって割り当てられ、
前記ガードRBは、前記識別されたRBのセットの各側に1または複数のRBを備える、
C17に記載の装置。
[C20]前記識別されたRBのセットは、分散されたリソース割当によって割り当てられ、
前記ガードRBは、前記識別されたRBのセットの1または複数の別の部位の各側に、1または複数のRBを備える、
C17に記載の装置。
[C21]前記ガードRBを識別するために、前記第2の基地局とネゴシエートする手段、をさらに備えるC17に記載の装置。
[C22]基地局が前記ガードRBの数をUEへシグナルする必要がないように、PDSCHを送信する場合、前記ガードRBを使用することが必須とされる、C17に記載の装置。
[C23]UEが、前記PDSCHを送信する場合に使用されるガードRBの存在または不在に基づいて、前記PDSCHを復号するために前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのすべてまたはサブセットを使用すべきかを判定する、C17に記載の装置。
[C24]UEが、前記PDSCHを送信する場合に使用されるガードRBの存在または不在に基づいて、ブロードバンド・チャネル推定またはナローバンド・チャネル推定を使用するかを判定する、C17に記載の装置。
[C25]前記ガードRBの数は、ラジオ・リソース制御(RRC)シグナリングによって設定可能である、C17に記載の装置。
[C26]前記ガードRBの数は、前記識別されたRBのセットにおけるRBの数に依存する、C17に記載の装置。
[C27]前記PDSCHを送信する手段は、システム情報ブロック(SIB)、ページング・メッセージ、または応答メッセージmsg2のうちの少なくとも1つを送信する手段を備える、C17に記載の装置。
[C28]少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有するシステムにおける無線通信のための装置であって、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を割り当てるためのリソース・ブロック(RB)のセットを、前記第1の基地局から受信する手段と、ここで、第2のセルの基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いて前記PDSCHを復号する手段と、ここで、前記サブセットは、前記PDSCHのために割り当てられた前記RBのセットの何れかの端部に、1または複数のRBを含んでいない、
を備える装置。
[C29]前記無線通信ネットワークは、ヘテロジニアスなネットワークを備え、
第1のセルと第2のセルとは、異なる電力クラスのタイプからなる、
C28に記載の装置。
[C30]前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いて復号することを補償するために、増加された数のRBの割り当てを、基地局から受信する手段、をさらに備えるC28に記載の装置。
[C31]前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いて前記PDSCHを復号する手段は、前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットの何れかの端部における1または複数のRBのためのログ尤度比(LLR)をパンクチャする手段を備える、C28に記載の装置。
[C32]前記PDSCHを送信する場合に使用されるガードRBの存在または不在に基づいて、前記PDSCHを復号するために前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのすべてまたはサブセットを使用すべきかを判定する手段、をさらに備えるC28に記載の装置。
[C33]少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための装置であって、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信するためのリソース・ブロック(RB)のセットを、前記第1の基地局によって識別することと、ここで、第2のセルの基地局は、前記識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
前記識別されたRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを識別することと、
制限付きで送信される前記識別されたRBを用いて、または、前記識別されたRBを送信せずに、前記ガードRBにおいて、前記第1の基地局または前記第2の基地局のうちの何れかによって、前記PDSCHを送信することと、
を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
を備える装置。
[C34]少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有するシステムにおける無線通信のための装置であって、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を割り当てるためのリソース・ブロック(RB)のセットを、前記第1の基地局から受信することと、ここで、第2のセルの基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
前記PDSCHのために割り当てられた前記RBのセットのサブセットのみを用いて前記PDSCHを復号することと、ここで、前記サブセットは、前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットの何れかの端部に、1または複数のRBを含んでいない、
を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
を備える装置。
[C35]少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記命令群は、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信するためのリソース・ブロック(RB)のセットを、前記第1の基地局によって識別することと、ここで、第2のセルの基地局は、前記識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
前記識別されたRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを識別することと、
制限付きで送信される前記識別されたRBを用いて、または、前記識別されたRBを送信せずに、前記ガードRBにおいて、前記第1の基地局または前記第2の基地局のうちの何れかによって、前記PDSCHを送信することと、
のために1または複数のプロセッサによって実行可能である、
コンピュータ・プログラム製品。
[C36]少なくとも第1の基地局と第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記命令群は、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を割り当てるためのリソース・ブロック(RB)のセットを、前記第1の基地局から受信することと、ここで、第2のセルの基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
前記PDSCHのために割り当てられた前記RBのセットのサブセットのみを用いて前記PDSCHを復号することと、ここで、前記サブセットは、前記PDSCHのために割り当てられた前記RBのセットの何れかの端部に、1または複数のRBを含んでいない、
のために1または複数のプロセッサによって実行可能である、
コンピュータ・プログラム製品。

Claims (36)

  1. 少なくとも第1のセルの第1の基地局と第2のセルの第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための方法であって、
    物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信するためのリソース・ブロック(RB)のセットを、前記第1の基地局によって識別することと、ここで、前記第2の基地局は、前記識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
    前記識別されたRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを識別することと、
    制限付きで送信される前記識別されたRBを用いて、または、前記識別されたRBを送信せずに、前記ガードRBにおいて、前記第1の基地局または前記第2の基地局のうちの何れかによって、前記PDSCHを送信することと、
    を備える方法。
  2. 前記無線通信ネットワークは、ヘテロジニアスなネットワークを備え、
    第1のセルと第2のセルとは、異なる電力クラスのタイプからなる、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記識別されたRBのセットは、局所的なリソース割当によって割り当てられ、
    前記ガードRBは、前記識別されたRBのセットの各側に1または複数のRBを備える、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記識別されたRBのセットは、分散されたリソース割当によって割り当てられ、
    前記ガードRBは、前記識別されたRBのセットの1または複数の別の部位の各側に、1または複数のRBを備える、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記ガードRBを識別するために、前記第2の基地局とネゴシエートすること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1の基地局が前記ガードRBの数をUEへシグナルする必要がないように、PDSCHを送信する場合、前記ガードRBを使用することが必須とされる、請求項1に記載の方法。
  7. UEが、前記PDSCHを送信する場合に使用されるガードRBの存在または不在に基づいて、前記PDSCHを復号するために前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのすべてまたはサブセットを使用すべきかを判定する、請求項1に記載の方法。
  8. UEが、前記PDSCHを送信する場合に使用されるガードRBの存在または不在に基づいて、ブロードバンド・チャネル推定またはナローバンド・チャネル推定を使用するかを判定する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ガードRBの数は、ラジオ・リソース制御(RRC)シグナリングによって設定可能である、請求項1に記載の方法。
  10. 前記ガードRBの数は、前記識別されたRBのセットにおけるRBの数に依存する、請求項1に記載の方法。
  11. 前記PDSCHを送信することは、システム情報ブロック(SIB)、ページング・メッセージ、または応答メッセージmsg2のうちの少なくとも1つを送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  12. 少なくとも第1のセルの第1の基地局と第2のセルの第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有するシステムにおける無線通信のための方法であって、
    物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を割り当てるためのリソース・ブロック(RB)のセットを、前記第1の基地局から受信することと、ここで、前記第2の基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
    前記PDSCHのために割り当てられた前記RBのセットのサブセットのみを用いて前記PDSCHを復号することと、ここで、前記サブセットは、前記PDSCHのために割り当てられた前記RBのセットの何れかの端部に、1または複数のRBを含んでいない、
    を備える方法。
  13. 前記無線通信ネットワークは、ヘテロジニアスなネットワークを備え、
    第1のセルと第2のセルとは、異なる電力クラスのタイプからなる、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いて復号することを補償するために、増加された数のRBの割り当てを、前記第1の基地局から受信すること、をさらに備える請求項12に記載の方法。
  15. 前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いて前記PDSCHを復号することは、前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットの何れかの端部における1または複数のRBのためのログ尤度比(LLR)をパンクチャすることを備える、請求項12に記載の方法。
  16. 前記PDSCHを送信する場合に使用されるガードRBの存在または不在に基づいて、前記PDSCHを復号するために前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのすべてまたはサブセットを使用すべきかを判定すること、をさらに備える請求項12に記載の方法
  17. 少なくとも第1のセルの第1の基地局と第2のセルの第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための装置であって、
    物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信するためのリソース・ブロック(RB)のセットを識別する手段と、ここで、前記第2の基地局は、前記識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
    前記識別されたRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを識別する手段と、
    制限付きで送信される前記識別されたRBを用いて、または、前記識別されたRBを送信せずに、前記ガードRBにおいて、前記第1の基地局または前記第2の基地局のうちの何れかによって、前記PDSCHを送信する手段と、
    を備える装置。
  18. 前記無線通信ネットワークは、ヘテロジニアスなネットワークを備え、
    第1のセルと第2のセルとは、異なる電力クラスのタイプからなる、
    請求項17に記載の装置。
  19. 前記識別されたRBのセットは、局所的なリソース割当によって割り当てられ、
    前記ガードRBは、前記識別されたRBのセットの各側に1または複数のRBを備える、
    請求項17に記載の装置。
  20. 前記識別されたRBのセットは、分散されたリソース割当によって割り当てられ、
    前記ガードRBは、前記識別されたRBのセットの1または複数の別の部位の各側に、1または複数のRBを備える、
    請求項17に記載の装置。
  21. 前記ガードRBを識別するために、前記第2の基地局とネゴシエートする手段、をさらに備える請求項17に記載の装置。
  22. 前記第1の基地局が前記ガードRBの数をUEへシグナルする必要がないように、PDSCHを送信する場合、前記ガードRBを使用することが必須とされる、請求項17に記載の装置。
  23. UEが、前記PDSCHを送信する場合に使用されるガードRBの存在または不在に基づいて、前記PDSCHを復号するために前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのすべてまたはサブセットを使用すべきかを判定する、請求項17に記載の装置。
  24. UEが、前記PDSCHを送信する場合に使用されるガードRBの存在または不在に基づいて、ブロードバンド・チャネル推定またはナローバンド・チャネル推定を使用するかを判定する、請求項17に記載の装置。
  25. 前記ガードRBの数は、ラジオ・リソース制御(RRC)シグナリングによって設定可能である、請求項17に記載の装置。
  26. 前記ガードRBの数は、前記識別されたRBのセットにおけるRBの数に依存する、請求項17に記載の装置。
  27. 前記PDSCHを送信する手段は、システム情報ブロック(SIB)、ページング・メッセージ、または応答メッセージmsg2のうちの少なくとも1つを送信する手段を備える、請求項17に記載の装置。
  28. 少なくとも第1のセルの第1の基地局と第2のセルの第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有するシステムにおける無線通信のための装置であって、
    物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を割り当てるためのリソース・ブロック(RB)のセットを、前記第1の基地局から受信する手段と、ここで、前記第2の基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
    前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いて前記PDSCHを復号する手段と、ここで、前記サブセットは、前記PDSCHのために割り当てられた前記RBのセットの何れかの端部に、1または複数のRBを含んでいない、
    を備える装置。
  29. 前記無線通信ネットワークは、ヘテロジニアスなネットワークを備え、
    第1のセルと第2のセルとは、異なる電力クラスのタイプからなる、
    請求項28に記載の装置。
  30. 前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いて復号することを補償するために、増加された数のRBの割り当てを、前記第1の基地局から受信する手段、をさらに備える請求項28に記載の装置。
  31. 前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのサブセットのみを用いて前記PDSCHを復号する手段は、前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットの何れかの端部における1または複数のRBのためのログ尤度比(LLR)をパンクチャする手段を備える、請求項28に記載の装置。
  32. 前記PDSCHを送信する場合に使用されるガードRBの存在または不在に基づいて、前記PDSCHを復号するために前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットのすべてまたはサブセットを使用すべきかを判定する手段、をさらに備える請求項28に記載の装置。
  33. 少なくとも第1のセルの第1の基地局と第2のセルの第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための装置であって、
    物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信するためのリソース・ブロック(RB)のセットを識別することと、ここで、前記第2の基地局は、前記識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
    前記識別されたRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを識別することと、
    制限付きで送信される前記識別されたRBを用いて、または、前記識別されたRBを送信せずに、前記ガードRBにおいて、前記第1の基地局または前記第2の基地局のうちの何れかによって、前記PDSCHを送信することと、
    を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  34. 少なくとも第1のセルの第1の基地局と第2のセルの第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有するシステムにおける無線通信のための装置であって、
    物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を割り当てるためのリソース・ブロック(RB)のセットを、前記第1の基地局から受信することと、ここで、前記第2の基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
    前記PDSCHのために割り当てられた前記RBのセットのサブセットのみを用いて前記PDSCHを復号することと、ここで、前記サブセットは、前記PDSCHのために割り当てられたRBのセットの何れかの端部に、1または複数のRBを含んでいない、
    を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  35. 少なくとも第1のセルの第1の基地局と第2のセルの第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    前記命令群は、
    物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信するためのリソース・ブロック(RB)のセットを識別することと、ここで、前記第2の基地局は、前記識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
    前記識別されたRBのセットの周囲の1または複数のガードRBを識別することと、
    制限付きで送信される前記識別されたRBを用いて、または、前記識別されたRBを送信せずに、前記ガードRBにおいて、前記第1の基地局または前記第2の基地局のうちの何れかによって、前記PDSCHを送信することと、
    のために1または複数のプロセッサによって実行可能である、
    コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  36. 少なくとも第1のセルの第1の基地局と第2のセルの第2の基地局とが周波数分割多重(FDM)スキームによってリソース・ブロック(RB)を共有する無線通信ネットワークにおける無線通信のための、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    前記命令群は、
    物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を割り当てるためのリソース・ブロック(RB)のセットを、前記第1の基地局から受信することと、ここで、前記第2の基地局は、識別されたRBのセットを用いた送信を制限するようにスケジュールされる、
    前記PDSCHのために割り当てられた前記RBのセットのサブセットのみを用いて前記PDSCHを復号することと、ここで、前記サブセットは、前記PDSCHのために割り当てられた前記RBのセットの何れかの端部に、1または複数のRBを含んでいない、
    のために1または複数のプロセッサによって実行可能である、
    コンピュータ読取可能な記憶媒体。
JP2014105428A 2010-03-26 2014-05-21 物理ダウンリンク共有チャネル(pdsch)保護 Active JP5833181B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US31817110P 2010-03-26 2010-03-26
US61/318,171 2010-03-26
US13/071,145 US8897236B2 (en) 2010-03-26 2011-03-24 Physical downlink shared channel (PDSCH) protection
US13/071,145 2011-03-24

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013502675A Division JP2013530552A (ja) 2010-03-26 2011-03-25 物理ダウンリンク共有チャネル(pdsch)保護

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014180037A JP2014180037A (ja) 2014-09-25
JP5833181B2 true JP5833181B2 (ja) 2015-12-16

Family

ID=44656424

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013502675A Withdrawn JP2013530552A (ja) 2010-03-26 2011-03-25 物理ダウンリンク共有チャネル(pdsch)保護
JP2014105428A Active JP5833181B2 (ja) 2010-03-26 2014-05-21 物理ダウンリンク共有チャネル(pdsch)保護

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013502675A Withdrawn JP2013530552A (ja) 2010-03-26 2011-03-25 物理ダウンリンク共有チャネル(pdsch)保護

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8897236B2 (ja)
EP (1) EP2553859B1 (ja)
JP (2) JP2013530552A (ja)
KR (1) KR101432759B1 (ja)
CN (1) CN102812661B (ja)
BR (1) BR112012024296B1 (ja)
TW (1) TWI467998B (ja)
WO (1) WO2011119964A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7178611B2 (ja) 2019-07-01 2022-11-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 溶接用チップ

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011075908A1 (en) * 2009-12-25 2011-06-30 Nokia Siemens Networks Oy Mapping reference signal for multi-cell transmission
EP2557831A4 (en) * 2010-04-06 2016-06-15 Kyocera Corp WIRELESS COMMUNICATION SYSTEM, RADIO BASE STATION AND COMMUNICATION CONTROL METHOD
WO2011129450A1 (ja) * 2010-04-16 2011-10-20 京セラ株式会社 無線通信システム、高電力基地局、低電力基地局、及び通信制御方法
EP2693807A4 (en) * 2011-03-28 2015-05-20 Lg Electronics Inc METHOD AND DEVICE FOR TRANSFER IN A MOBILE COMMUNICATION SYSTEM
US9276709B2 (en) 2011-11-08 2016-03-01 Futurewei Technologies, Inc. System and method for interference management in cellular networks
US20140301298A1 (en) * 2013-04-05 2014-10-09 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for transmission restriction and efficient signaling
US10091766B2 (en) * 2013-04-05 2018-10-02 Qualcomm Incorporated Interference cancellation/suppression in TDD wireless communications systems
CN104620650B (zh) * 2013-09-12 2019-06-11 华为技术有限公司 一种信息获取的方法、终端、基站及系统
CN104468433B (zh) 2013-09-25 2018-07-20 华为技术有限公司 一种校正信号发射方法和基站
US20150181575A1 (en) * 2013-11-01 2015-06-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods and apparatus for enhanced coverage transmission for lte advanced
WO2015094256A1 (en) * 2013-12-19 2015-06-25 Intel IP Corporation Apparatus, system and method of dynamic allocation of radio resources to wireless communication links of a plurality of types
US20150264552A1 (en) * 2014-03-14 2015-09-17 Gang Xiong Systems, methods, and devices for device-to-device discovery and communication
US9967827B2 (en) * 2014-10-02 2018-05-08 Futurewei Technologies, Inc. System and method for power control
WO2016123762A1 (en) * 2015-02-04 2016-08-11 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and user equipment for receiving sib1
US10201014B2 (en) 2015-08-12 2019-02-05 Qualcomm Incorporated Contention-based co-existence on a shared communication medium
US10291379B2 (en) 2015-08-12 2019-05-14 Qualcomm Incorporated Contention-based co-existence on a shared communication medium
US10243929B2 (en) * 2016-03-30 2019-03-26 Qualcomm Incorporated Uplink control channel scheduling for jamming resilience
US10397944B2 (en) * 2016-07-28 2019-08-27 Qualcomm Incorporated Apparatus and method for estimating downlink channel conditions at cell-edge
US10419171B2 (en) * 2016-08-11 2019-09-17 Qualcomm Incorporated Flexible guard band for heterogeneous symbol lengths/subcarrier spacing
US11528171B2 (en) * 2016-08-12 2022-12-13 Motorola Mobility Llc Method and apparatus including one or more parameters for defining a more flexible radio communication
US10680785B2 (en) * 2017-03-31 2020-06-09 Apple Inc. Extending narrow band monitoring
US10708002B2 (en) * 2017-08-02 2020-07-07 Apple Inc. Adaptive channel estimation for power optimization for narrow band systems
TWI662852B (zh) * 2017-10-23 2019-06-11 財團法人資訊工業策進會 窄頻網路基地台及其行動台資料傳送排程方法
KR20210067461A (ko) * 2019-11-29 2021-06-08 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 동적으로 주파수 자원을 공유하기 위한 방법 및 장치
US11968634B2 (en) 2020-04-24 2024-04-23 Qualcomm Incorporated Synchronization signal block (SSB) in full-duplex
US11533688B2 (en) * 2021-03-17 2022-12-20 T-Mobile Usa, Inc. Dynamic switching of user equipment power class

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070232349A1 (en) 2006-04-04 2007-10-04 Jones Alan E Simultaneous dual mode operation in cellular networks
WO2008108228A1 (ja) 2007-03-01 2008-09-12 Ntt Docomo, Inc. 基地局装置及び通信制御方法
US8811373B2 (en) * 2007-08-15 2014-08-19 Qualcomm Incorporated Rate matching of messages containing system parameters
US8761824B2 (en) 2008-06-27 2014-06-24 Qualcomm Incorporated Multi-carrier operation in a wireless communication network
US8340605B2 (en) * 2008-08-06 2012-12-25 Qualcomm Incorporated Coordinated transmissions between cells of a base station in a wireless communications system
US8965294B2 (en) * 2010-03-24 2015-02-24 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for reducing inter-cell interference in radio communication system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7178611B2 (ja) 2019-07-01 2022-11-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 溶接用チップ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013530552A (ja) 2013-07-25
US8897236B2 (en) 2014-11-25
BR112012024296B1 (pt) 2021-12-28
KR101432759B1 (ko) 2014-08-21
CN102812661B (zh) 2016-08-03
CN102812661A (zh) 2012-12-05
BR112012024296A2 (pt) 2018-07-24
JP2014180037A (ja) 2014-09-25
KR20130016314A (ko) 2013-02-14
EP2553859A1 (en) 2013-02-06
WO2011119964A1 (en) 2011-09-29
TW201203985A (en) 2012-01-16
US20110235601A1 (en) 2011-09-29
TWI467998B (zh) 2015-01-01
EP2553859B1 (en) 2021-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5833181B2 (ja) 物理ダウンリンク共有チャネル(pdsch)保護
JP5944548B2 (ja) サブフレーム依存の物理アップリンク制御チャネル(pucch)領域の設計
JP6426062B2 (ja) ピアツーピア通信および広域ネットワーク(wan)通信の多重化
TWI822926B (zh) 用於dci重複的剪枝規則
JP5752781B2 (ja) 干渉管理のためのサブフレーム依存の送信電力制御
JP5774700B2 (ja) 非対称アップリンク/ダウンリンク・スペクトルのための後方互換性のあるlteシステム設計
JP6009442B2 (ja) Lte−aのためのヘテロジニアスなネットワークにおける制御/データ分割スキームの方法
US8953507B2 (en) Frequency and time domain range expansion
JP5512876B2 (ja) Tddにおける効率的なリソース利用
JP5675970B2 (ja) 無線通信システムにおけるデータ・チャネルおよび制御チャネルのためのレート・マッチング
JP6392326B2 (ja) Eimtaのための効率的なダウンリンク動作
US20140334397A1 (en) Enhanced pdsch operation
EP2457335A1 (en) Asynchronous time division duplex operation in a wireless network
JP2017184251A (ja) 複数のアクセスノード間でユーザ機器処理能力を割り振るための技術
JP2013534778A5 (ja)
JP2015216660A (ja) 同期harqの事前スケジュールされた再送信の保留
US20140120893A1 (en) Method and apparatus for enhanced new carrier type in wirelss communication systems
WO2019103807A1 (en) Inter-cell interference mitigation for uplink ultra-reliable low latency communications
US11889545B2 (en) Downlink reception assumption prioritization based on downlink physical layer (PHY) priority

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151028

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5833181

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250