JP5833029B2 - 閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替え - Google Patents

閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替え Download PDF

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Description

関連出願
本出願は、「Closed Loop Transmit Diversity: Antenna Switching」と題する2010年2月5日に出願された米国仮特許出願第61/302,063号に関し、その優先権を主張する。
本出願は、閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのための通信システムに関する。
ワイヤレス通信システムは、ボイス、パケットデータなどの様々なタイプの通信を与えるために広く展開されている。これらのシステムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)または、他の多元接続技法に基づき得る。そのようなシステムは、Third−Generation Partnership Project 2(3GPP2、または「CDMA2000」)、Third−Generation Partnership(3GPP、または「W−CDMA」)またはLong Term Evolution(「LTE」)などの規格に準拠することができる。そのような通信システムの設計では、利用可能なリソースがあるとすれば、容量を最大にすること、またはシステムが確実にサポートすることができるユーザ数を最大にすることが望ましい。
本特許出願の装置および方法は、従来技術の制限を克服し、閉ループ送信ダイバーシティシステムにおける改善されたアンテナ切替えを提供することを対象とする。
閉ループ送信ダイバーシティのための方法を開示する。複数の送信アンテナを使用して送信されたユーザ機器(UE)からのデータを受信する。UEのための新しい送信アンテナを選択する。UEのための新しいサイクル期間を判定する。新しい送信アンテナインデックスと、新しいサイクル期間に基づくテスト指示とをUEに送る。
選択することは、より強い送信アンテナを判定するために複数の送信アンテナのチャネル強度メトリックを比較することを含み得る。選択することはさらに、UEに送られる電力制御コマンドの影響を除去することによってチャネル強度メトリックを判定することを含み得る。選択することはさらに、1つのフレーム内の複数のスロットにわたって、または複数のフレームにわたってチャネル強度メトリックを平均化することを含み得る。
一構成では、ノードBにおいて新しいサイクル期間を維持し得る。新しいサイクル期間は、ユーザ機器(UE)が、選択されなかったアンテナを使用して送信するテスト期間と、UEが、選択されたアンテナを使用して送信する拡張された使用期間とを含み得る。新しい送信アンテナインデックスと、テスト指示とは、フラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)を使用して送られ得る。テスト指示は、UEが、選択されたアンテナのみを使用して次のフレームを送信すべきであるか、または選択されたアンテナと選択されなかったアンテナとを使用して次のフレームを送信すべきであるかを指示し得る。新しい送信アンテナと、新しいサイクル期間とは、現在のテスト期間の終了時に判定され得る。直接符号化または差分符号化を使用して新しい送信アンテナインデックスを符号化し得る。
また、閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのための装置を開示する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリとを含む。メモリには実行可能命令が記憶される。これらの命令は、複数の送信アンテナを使用して送信されたユーザ機器(UE)からのデータを受信するように実行可能である。命令はまた、UEのための新しい送信アンテナを選択するように実行可能である。命令はまた、UEのための新しいサイクル期間を判定するように実行可能である。命令はまた、新しい送信アンテナインデックスと、新しいサイクル期間に基づくテスト指示とをUEに送るように実行可能である。
また、閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのためのノードBを開示する。このノードBは、複数の送信アンテナを使用して送信されたユーザ機器(UE)からのデータを受信するための手段を含む。ノードBはまた、UEのための新しい送信アンテナを選択するための手段を含む。ノードBはまた、UEのための新しいサイクル期間を判定するための手段を含む。ノードBはまた、新しい送信アンテナインデックスと、新しいサイクル期間に基づくテスト指示とをUEに送るための手段を含む。
また、閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのためのコンピュータプログラム製品を開示する。このコンピュータプログラム製品は、命令をその上に有する非一時的コンピュータ可読媒体を備える。これらの命令は、複数の送信アンテナを使用して送信されたユーザ機器(UE)からのデータを受信することをノードBに行わせるためのコードを含む。命令はまた、UEのための新しい送信アンテナを選択することをノードBに行わせるためのコードを含む。命令はまた、UEのための新しいサイクル期間を判定することをノードBに行わせるためのコードを含む。命令はまた、新しい送信アンテナインデックスと、新しいサイクル期間に基づくテスト指示とをUEに送ることをノードBに行わせるためのコードを含む。
また、閉ループ送信ダイバーシティシステムにおいてアンテナを切り替えるための方法を開示する。複数の送信アンテナを使用してアップリンク上でデータを送信する。選択された送信アンテナインデックスと、次のフレームがテストフレームであるかどうかに関する指示とを含むフィードバックデータを受信する。フィードバックデータによって指示された1つまたは複数のアンテナを使用してアップリンク上で次のフレームを送信する。
一構成では、次のフレームがテストフレームである場合、選択された送信アンテナと、選択されなかった送信アンテナとを使用して次のフレームを送信し得る。代替的に、次のフレームがテストフレームでない場合、選択された送信アンテナのみを使用して次のフレームを送信し得る。
また、閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのための装置を開示する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリとを含む。メモリには実行可能命令が記憶される。これらの命令は、複数の送信アンテナを使用してアップリンク上でデータを送信するように実行可能である。命令はまた、選択された送信アンテナインデックスと、次のフレームがテストフレームであるかどうかに関する指示とを備えるフィードバックデータを受信するように実行可能である。命令はまた、フィードバックデータによって指示された1つまたは複数のアンテナを使用してアップリンク上で次のフレームを送信するように実行可能である。
また、閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのためのワイヤレス通信デバイスを開示する。このワイヤレス通信デバイスは、複数の送信アンテナを使用してアップリンク上でデータを送信するための手段を含む。ワイヤレス通信デバイスはまた、選択された送信アンテナインデックスと、次のフレームがテストフレームであるかどうかに関する指示とを備えるフィードバックデータを受信するための手段を含む。ワイヤレス通信デバイスはまた、フィードバックデータによって指示された1つまたは複数のアンテナを使用してアップリンク上で次のフレームを送信するための手段を含む。
また、閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのためのコンピュータプログラム製品を開示する。このコンピュータプログラム製品は、命令をその上に有する非一時的コンピュータ可読媒体を備える。これらの命令は、複数の送信アンテナを使用してアップリンク上でデータを送信することをワイヤレス通信デバイスに行わせるためのコードを含む。コンピュータプログラム製品はまた、選択された送信アンテナインデックスと、次のフレームがテストフレームであるかどうかに関する指示とを備えるフィードバックデータを受信することをワイヤレス通信デバイスに行わせるためのコードを含む。コンピュータプログラム製品はまた、フィードバックデータによって指示された1つまたは複数のアンテナを使用してアップリンク上で次のフレームを送信することをワイヤレス通信デバイスに行わせるためのコードを含む。
上記に鑑みて、本発明の説明する特徴は、一般に、改善されたアップリンク送信ダイバーシティのための1つまたは複数の改善されたシステム、方法および/または装置に関する。
本方法および装置の適用性のさらなる範囲は、以下の発明を実施するための形態、特許請求の範囲、および図面から明らかになろう。ただし、本発明の好適な実施形態を示すが、当業者には本発明の趣旨および範囲内の様々な変更および改変が明らかになるので、発明を実施するための形態および特定の例は単に例として与えるものであることを理解されたい。
本開示の方法および装置の特徴、目的および利点は、全体を通じて同様の参照符号が同様のものを指す図面とともに、以下に記載する発明を実施するための形態を読めばより明らかになろう。
コアおよびユーザ機器へのそれのインターフェースとともに2つの無線ネットワークサブシステムを有する無線アクセスシステムを示すブロック図。 ワイヤレス通信システムを示すブロック図。 別のワイヤレス通信システムを示すブロック図。 複数のワイヤレスデバイスをもつワイヤレス通信システムを示すブロック図。 閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのための方法を示すフローチャート。 閉ループ送信ダイバーシティシステムにおける送信データの一構成を示すブロック図。 送信ダイバーシティシステムにおけるユーザ機器(UE)を示すブロック図。 ノードBにおける閉ループ送信ダイバーシティモジュールを示すブロック図。 閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ選択のための方法を示すフローチャート。 閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ選択のための方法を示すフローチャート。 閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるサイクル期間を適応的に変化させるための方法を示すフローチャート。 ユーザ機器(UE)を示すブロック図。 たとえば、ユーザ機器(UE)において実装され得る送信機構造および/またはプロセスの一例を示す図。
添付の図面に関して以下に記載する発明を実施するための形態は、本発明の例示的な実施形態を説明するものであり、本発明を実施することができる唯一の実施形態を表すものではない。この説明全体にわたって使用する「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、必ずしも他の実施形態よりも好ましいまたは有利であると解釈すべきではない。発明を実施するための形態は、本発明の完全な理解を与える目的で具体的な詳細を含む。しかしながら、本発明はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、本発明の概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形式で示す。
図1は、コアおよびユーザ機器へのそれのインターフェースとともに2つの無線ネットワークサブシステムを有する無線アクセスシステム100aを示すブロック図である。詳細には、図1〜図4は、本開示の原理が適用され得る、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)に従って動作する無線ネットワークを示している。システム100aは、ノードB110、111、114と無線ネットワークコントローラ(RNC)141、142とを含み得る。「ノードB」という用語は、固定ロケーションに設置され、ユーザ機器(UE)123〜127などのワイヤレス通信デバイスと通信するために使用されるワイヤレス通信局を指す。ノードB110、111、114は、代替的に、アクセスポイント、基地局、発展型ノードBまたは何らかの他の同様の用語で呼ばれることがある。
無線ネットワークコントローラ(RNC)141、142およびノードB110、111、114は、無線アクセスネットワーク(RAN)120の一部として含まれ、「無線ネットワーク」、「RN」、「アクセスネットワーク」、または「AN」とも呼ばれることがある。無線アクセスネットワーク(RAN)120は、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)120であり得る。UTRAN120は、ノードB(または基地局)110、111、114と、それが含んでいるノードB110、111、114(または無線ネットワークコントローラ(RNC)141、142)用の制御機器との総称であり、それらはUMTS無線アクセスネットワーク(RAN)120を構成する。システム100aは、リアルタイム回線交換トラフィックタイプとIPベースのパケット交換トラフィックタイプの両方を搬送することが可能な第3世代(3G)通信ネットワークであり得る。UTRAN120は、エアインターフェースアクセス方法をユーザ機器(UE)123〜127に提供する。UTRAN120によってユーザ機器(UE)123〜127とコアネットワーク121との間に接続性が与えられる。無線アクセスネットワーク(RAN)120は、複数のユーザ機器(UE)デバイス123〜127間でデータパケットをトランスポートし得る。ノードB110、111、114および無線ネットワークコントローラ(RNC)141、142は、無線ネットワークサブシステム(RNS)66a〜bの一部であり得る。
UTRAN120は、4つのインターフェースIu、Uu、IubおよびIurによって他の機能エンティティに内部または外部で接続される。UTRAN120は、Iuと呼ばれる外部インターフェースを介してGSM(登録商標)コアネットワーク121に接続される。(図2に示す)無線ネットワークコントローラ(RNC)141〜144は、そのうちの141、142が図1に示されており、このインターフェースをサポートする。さらに、RNC141、142は、Iubと標示されたインターフェースを介してノードBを管理する。Iurインターフェースは、2つのRNC141、142を互いに接続する。RNC141、142がIurインターフェースによって相互接続されるので、UTRAN120は大部分がコアネットワーク121から自律している。図1に、RNC141、142と、ノードB110、111、114と、IuインターフェースおよびUuインターフェースとを使用する通信システム100aを開示する。Uuも外部にあり、ノードB110、111、114をUE123〜127と接続するが、Iubは、RNC141、142をノードB110、111、114と接続する内部インターフェースである。
システム100aは、上述のように、企業内イントラネット、インターネットまたは従来の公衆交換電話網など、無線ネットワーク120外部の追加のネットワークにさらに接続され得、各UE123〜127とそのような外部のネットワークとの間でデータパケットをトランスポートし得る。
図2は、セルラー通信システム100bを示すブロック図である。詳細には、図2は、ノードB(または基地局またはワイヤレス送受信基地局)110、111、114に結合された無線ネットワークコントローラ(RNC)(または基地局コントローラ(BSC))141〜144を含む通信ネットワーク100bを示すブロック図である。ノードB110、111、114は、対応するワイヤレス接続155、167、182、192、193、194を介してユーザ機器(UE)(または遠隔局)123〜127と通信する。通信チャネルは、ノードB110、111、114からユーザ機器(UE)123〜127への送信のための(ダウンリンクとしても知られる)順方向リンク(FL)155、192と、UE123〜127からノードB110、111、114への送信のための(アップリンクとしても知られる)逆方向リンク(RL)182、194とを含む。RNC141〜144は、1つまたは複数のノードB110、111、114に制御機能を与える。無線ネットワークコントローラ141〜144は、モバイル交換センター(MSC)151、152を介して公衆交換電話網(PSTN)148に結合される。別の例では、無線ネットワークコントローラ(RNC)141〜144は、パケットデータサーバノード(PDSN)(図示せず)を介してパケット交換ネットワーク(PSN)(図示せず)に結合される。無線ネットワークコントローラ(RNC)141〜144およびパケットデータサーバノードなど、様々なネットワーク要素間のデータ交換は、任意の数のプロトコル、たとえば、インターネットプロトコル(「IP」)、非同期転送モード(ATM)プロトコル、T1、E1、フレームリレーおよび他のプロトコルを使用して実装され得る。
RNC141〜144は複数の役割を果たす。第1に、それは、ノードB110、111、114を使用しようと試みる新しいUE123〜127またはサービスの承認を制御し得る。第2に、ノードB110、111、114の観点から、RNC141〜144は制御RNC141〜144である。承認を制御することは、UE123〜127が、ネットワークが利用可能にしたものまでの無線リソース(帯域幅および信号対雑音比)を割り振られることを確実にする。それは、ノードB110、111、114からのIubインターフェースが終端するところである。UE123〜127またはモバイルの観点から、RNC141〜144はサービングRNC141〜144として働き、そこで、UE123〜127のリンクレイヤ通信を終端する。コアネットワーク121の観点から、サービングRNC141〜144は、UE123〜127のためのIuを終端する。また、サービングRNC141〜144は、それのIuインターフェースを介してコアネットワーク121を使用しようと試みる新しいUE123〜127またはサービスの承認を制御する。
広帯域符号分割多元接続(WCDMA)。
エアインターフェースの場合、UMTSは、最も一般的には、広帯域符号分割多元接続(またはW−CDMA)として知られる広帯域スペクトラム拡散モバイルエアインターフェースを使用する。W−CDMAは、別々のユーザに対して直接シーケンス符号分割多元接続シグナリング方法(direct sequence code division multiple access signaling method)(またはCDMA)を使用する。W−CDMAは、モバイル通信のための第3世代規格である。W−CDMAは、限られたデータ機能をもつボイス通信に適応されるGSM(Global System for Mobile Communications)/GPRS、第2世代規格から発展した。W−CDMAの第1の商用展開は、W−CDMA Release 99と呼ばれる規格のバージョンに基づく。
Release 99仕様は、アップリンクパケットデータを有効化する2つの技法を定義している。最も一般的には、データ送信は、専用チャネル(DCH)またはランダムアクセスチャネル(RACH)のいずれかを使用してサポートされる。しかしながら、DCHは、パケットデータサービスのサポートのための1次チャネルである。各遠隔局(またはユーザ機器)123〜127は、直交可変拡散率(OVSF)符号を使用する。当業者なら諒解するように、OVSF符号は、個々の通信チャネルを一意に識別することを可能にする直交符号である。さらに、ソフトハンドオーバを使用してマイクロダイバーシティがサポートされ、閉ループ電力制御がDCHとともに採用される。
送信されたパイロット信号を含む送信されたデータを拡散するために、通常、擬似ランダム雑音(PN)系列がCDMAシステムにおいて使用される。PN系列の単一の値を送信するように要求される時間はチップとして知られ、チップが変動するレートはチップレートとして知られている。受信機がそれのPN系列をノードB110、111、114のPN系列に整合させる要件は、直接シーケンスCDMAシステムの設計に固有である。W−CDMA規格によって定義されたものなど、いくつかのシステムは、プライマリスクランブリングコードとして知られる、各々についての一意のPN符号を使用して基地局110、111、114を区別する。W−CDMA規格は、ダウンリンクをスクランブルするための2つのゴールド符号系列、すなわち、同相成分(I)のためのゴールド符号系列と、直角位相(Q)のための別のゴールド符号系列とを定義している。I PN系列およびQ PN系列は一緒に、データ変調なしにセル全体にわたってブロードキャストされる。このブロードキャストは、共通パイロットチャネル(CPICH)と呼ばれる。生成されたPNシーケンスは、38,400チップの長さに切り捨てられる。38,400チップの期間は無線フレームと呼ばれる。各無線フレームは、スロットと呼ばれる15個の等しいセクションに分割される。W−CDMAノードB110、111、114は、互いに対して非同期的に動作し、したがって、1つの基地局110、111、114のフレームタイミングの知識は、他のノードB110、111、114のフレームタイミングの知識につながらない。この知識を取得するために、W−CDMAシステムは同期チャネルとセル探索技法とを使用する。
HSPA。
3GPP Release 5以降は高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)をサポートしている。3GPP Release 6以降は高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)をサポートしている。HSDPAおよびHSUPAは、それぞれダウンリンクおよびアップリンク上での高速パケットデータ送信を可能にするチャネルと手順のセットである。Release 7 HSPA+は、データレートを改善するために3つの拡張を使用している。第1に、それは、ダウンリンク上での2×2MIMOのためのサポートを導入した。MIMOの場合、ダウンリンク上でサポートされるピークデータレートは、28Mbpsである。第2に、高次変調がダウンリンク上で導入されている。ダウンリンク上での64QAMの使用は、ピークデータレート21Mbpsを可能にする。第3に、高次変調がアップリンク上で導入されている。アップリンク上での16QAMの使用は、ピークデータレート11Mbpsを可能にする。
HSUPAでは、ノードB110、111、114は、いくつかのユーザ機器(UE)デバイス123〜127がある電力レベルにおいて同時に送信することを許可する。これらの許可は、短期ベースで(数十ミリ秒ごとに)リソースを割り振る高速スケジューリングアルゴリズム(fast scheduling algorithm)を使用することによってユーザに割り当てられる。HSUPAの迅速なスケジューリングは、パケットデータのバースト的性質に好適である。高いアクティビティの期間中に、ユーザは、より大きい割合の利用可能なリソースを得ることがあるが、低いアクティビティの期間中にほとんどまたはまったく帯域幅を得ないことがある。
3GPP Release 5 HSDPAでは、アクセスネットワークの送受信基地局110、111、114は、ユーザ機器(UE)デバイス123〜127に、ダウンリンクペイロードデータを高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH)上で送り、ダウンリンクデータに関連する制御情報を高速共有制御チャネル(HS−SCCH)上で送る。データ送信のために使用される256個のOrthogonal Variable Spreading Factor(OVSFまたはウォルシュ)符号がある。HSDPAシステムでは、これらの符号は、セルラーテレフォニー(ボイス)のために一般に使用されるRelease 1999(レガシーシステム)符号と、データサービスのために使用されるHSDPA符号とに区分される。送信時間インターバル(TTI)ごとに、HSDPA対応ユーザ機器(UE)デバイス123〜127に送られた専用制御情報は、デバイス123〜127に対して、符号空間内のどの符号がダウンリンクペイロードデータをデバイスに送るために使用されるかと、ダウンリンクペイロードデータの送信のために使用される変調とを示す。
HSDPA動作の場合、ユーザ機器(UE)デバイス123〜127へのダウンリンク送信は、15個の利用可能なHSDPA OVSF符号を使用して、異なる送信時間インターバル(TTI)のためにスケジュールされ得る。所与のTTI(TTI)の間、TTI中にデバイスに割り振られたダウンリンク帯域幅に応じて、各ユーザ機器(UE)デバイス123〜127は、15個のHSDPA符号のうちの1つまたは複数を使用し得る。すでに言及したように、TTIごとに、制御情報は、ユーザ機器(UE)デバイス123〜127に対して、符号空間内のどの符号がダウンリンクペイロードデータ(無線ネットワークの制御データ以外のデータ)をデバイスに送るために使用されるかと、ダウンリンクペイロードデータの送信のために使用される変調とを示す。
MIMO。
MIMOシステムでは、送信アンテナおよび受信アンテナからのいくつかの送信機アンテナ(N)およびいくつかの受信機アンテナ(M)(すなわち、N×M個の信号経路)があり、これらの経路上の信号は同じでない。MIMOは複数のデータ送信パイプを作成する。パイプは、時空間領域において直交である。パイプの数はシステムのランクに等しい。これらのパイプが時空間領域において直交であるので、それらは互いとの干渉をほとんど生じない。データパイプは、N×M個の経路上の信号を適切に組み合わせることによる適切なデジタル信号処理を用いて実現される。送信パイプは、アンテナ送信チェーンまたはいずれか1つの特定の送信経路に対応しないことに留意されたい。
通信システムは単一のキャリア周波数または複数のキャリア周波数を使用し得る。各リンクは、異なる数のキャリア周波数を組み込み得る。さらに、アクセス端末(またはユーザ機器(UE))123〜127は、ワイヤレスチャネルを介して、あるいは、たとえば、光ファイバまたは同軸ケーブルを使用するワイヤードチャネルを介して通信する任意のデータデバイスであり得る。UE123〜127は、限定はしないが、セルラー電話、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、外部または内部モデム、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、携帯情報端末(PDA)あるいはワイヤレスまたはワイヤラインフォン(wireless or wire line phone)を含む、いくつかのタイプのデバイスのいずれかであり得る。UE123〜127は、アクセス端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザ端末、遠隔局、移動局、モバイル端末または加入者局と呼ばれることもある。また、UE123〜127は移動または固定であり得る。
1つまたは複数のノードB110、111、114とのアクティブトラフィックチャネル接続を確立したユーザ機器(UE)123〜127は、アクティブユーザ機器(UE)123〜127と呼ばれ、トラフィック状態にあると言われる。1つまたは複数のノードB110、111、114とのアクティブトラフィックチャネル接続を確立中であるユーザ機器(UE)123〜127は、接続セットアップ状態にあると言われる。ユーザ機器(UE)123〜127は、ワイヤレスチャネルを介して、あるいは、たとえば、光ファイバまたは同軸ケーブルを使用するワイヤードチャネルを介して通信する任意のデータデバイスであり得る。ユーザ機器(UE)123〜127が信号をノードB110、111、114に送る通信リンクは、アップリンクと呼ばれる。ノードB110、111、114が信号をユーザ機器(UE)123〜127に送る通信リンクは、ダウンリンクと呼ばれる。
図3は、別のワイヤレス通信システム100cを示すブロック図である。ノードB110、111、114および無線ネットワークコントローラ(RNC)141〜144は、パケットネットワークインターフェース146とインターフェースし得る。図3には、簡単のために、ただ1つのノードB110、111、114が示されていることに留意されたい。ノードB110、111、114および無線ネットワークコントローラ(RNC)141〜144は無線ネットワークサブシステム(RNS)66cの一部であり得る。ノードB110、111、114から送信されるべき関連する量のデータがデータキュー172から取り出され、データキュー172に関連するユーザ機器(UE)123〜127への送信のためのチャネル要素168に供給される。
無線ネットワークコントローラ(RNC)141〜144は、モバイル交換センター(MSC)151、152を介して公衆交換電話網(PSTN)148とインターフェースする。また、無線ネットワークコントローラ(RNC)141〜144は、1つまたは複数のノードB110、111、114(図2には、簡単のために、ただ1つのノードB110、111、114が示されている)とインターフェースし得る。さらに、無線ネットワークコントローラ(RNC)141〜144はパケットネットワークインターフェース146とインターフェースし得る。無線ネットワークコントローラ(RNC)141〜144は、通信システム中のユーザ機器(UE)123〜127とパケットネットワークインターフェース146およびPSTN148に接続された他のユーザとの間の通信を調整し得る。PSTN148は、標準電話ネットワーク(図3に図示せず)を介してユーザとインターフェースし得る。
無線ネットワークコントローラ(RNC)141〜144は、多くのセレクタ要素136を含み得るが、図3には、簡単のために1つのみが示されている。各セレクタ要素136は、1つまたは複数のノードB110、111、114と1つのユーザ機器(UE)123〜127(図示せず)との間の通信を制御するために割り当てられる。セレクタ要素136が所与のユーザ機器(UE)123〜127に割り当てられていない場合、ユーザ機器(UE)123〜127をページングする必要が呼制御プロセッサ140に通知される。呼制御プロセッサ140は、次いで、ユーザ機器(UE)123〜127をページングするようにノードB110、111、114に指示する。
データソース122は、所与のユーザ機器(UE)123〜127に送信されるべきデータを含む。データソース122はデータをパケットネットワークインターフェース146に供給する。パケットネットワークインターフェース146は、データを受信し、データをセレクタ要素136にルーティングする。セレクタ要素136は、次いで、データを、ターゲットユーザ機器(UE)123〜127と通信しているノードB110、111、114に送信する。例示的な実施形態では、各ノードB110、111、114は、ユーザ機器(UE)123〜127に送信されるべきデータを記憶するデータキュー172を維持する。ノードB110、111、114は、ソフトウェアまたはファームウェアの形態で記憶された命令43を含むメモリ161をも含み得る。これらの命令43は、ノードB110、111、114の制御ユニット162によって実行され得る。
データパケットごとに、チャネル要素168は必要な制御フィールドを挿入する。例示的な実施形態では、チャネル要素168は、データパケットと制御フィールドとのサイクリック冗長検査(CRC)、符号化を実行し、符号テールビットのセットを挿入する。データパケット、制御フィールド、CRCパリティビット、および符号テールビットは、フォーマットされたパケットを構成する。例示的な実施形態では、チャネル要素168は、次いで、フォーマットされたパケットを符号化し、符号化されたパケット内でシンボルをインターリーブ(またはリオーダー)する。例示的な実施形態では、インターリーブされたパケットは、ウォルシュ符号でカバーされ、短いPNI符号およびPNQ符号で拡散される。拡散されたデータは、信号を直交変調し、フィルタ処理し、増幅する無線周波数(RF)ユニット170に供給される。ダウンリンク信号が、アンテナ171を介してダウンリンクに無線で送信される。
ユーザ機器(UE)123〜127において、ダウンリンク信号は、アンテナによって受信され、受信機にルーティングされる。受信機は、信号をフィルタ処理し、増幅し、直交復調し、量子化する。デジタル化された信号は、復調器(DEMOD)に供給され、そこで、短いPNI符号およびPNQ符号で逆拡散され、ウォルシュカバーでデカバー(decover)される。復調されたデータが、ノードB110、111、114において行われた信号処理機能の逆、具体的には、デインターリーブ、復号、CRC検査機能を実行するデコーダに供給される。復号されたデータがデータシンクに供給される。
セルラーシステムでは、アップリンクにおいて2つのタイプの問題が起こり得る。一方はユーザ機器(UE)123〜127における送信電力制限に関係し、他方はセルラーシステム中のノードB110、111、114において受信されるアップリンク干渉に関係する。送信電力制限に関して、データ送信のために利用可能な送信電力が制限されるので、ユーザは不満なことがある。アップリンク干渉に関して、他のセルユーザからの信号は、システム容量に対する制限ファクタになり得る。所与のデータレートの場合にユーザ機器(UE)123〜127において必要とされる送信電力を最小限に抑えるどの方式も、これらの2つの問題を緩和するのを助ける。
図4は、複数のワイヤレスデバイスをもつワイヤレス通信システム400を示すブロック図である。ワイヤレスデバイスは、ノードB402、モバイルデバイス、コントローラなどであり得る。ノードB402は、1つまたは複数のUE404と通信する局である。ノードB402はまた、アクセスポイント、ブロードキャスト送信機、基地局、発展型ノードBなどとも呼ばれることがあり、それらの機能の一部または全部を含み得る。本明細書では、「ノードB」という用語を使用する。各ノードB402は、特定の地理的エリアに通信カバレージを与える。ノードB402は、1つまたは複数のUE404に通信カバレージを与え得る。「セル」という用語は、その用語が使用されるコンテキストに応じてノードB402および/またはそのカバレージエリアを指すことができる。
UE404は、端末、アクセス端末、ワイヤレス通信デバイス、加入者ユニット、局などとも呼ばれることがあり、それらの機能の一部または全部を含み得る。UE404は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスデバイス、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータなどであり得る。UE404は、所与の瞬間において、ダウンリンク412および/またはアップリンク410上の0、1つ、または複数のノードB402と通信し得る。ダウンリンク412(または順方向リンク)はノードB402からUE404への通信リンクを指し、アップリンク410(または逆方向リンク)はUE404からノードB402への通信リンクを指す。
ワイヤレスシステム(たとえば、多元接続システム)中のUE404とノードB402との間の通信は、順方向リンク412および逆方向リンク410から構成されるワイヤレスリンクを介した送信によって達成される。そのような通信リンクは、単入力単出力(SISO)、多入力単出力(MISO)、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。MIMOシステムは、それぞれ、データ伝送のための複数の(MT)送信アンテナと複数の(MR)受信アンテナとを装備した、(1つまたは複数の)送信機と(1つまたは複数の)受信機とを含む。SISOシステムおよびMISOシステムは、MIMOシステムの特定の例である。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは、改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループット、より大きい容量、または改善された信頼性)を与えることができる。
ワイヤレス通信システム400はMIMOを利用し得る。送信機において、データストリームの各部分が異なるアンテナから送信され得る。受信機において、データストリームの異なる部分が、異なるアンテナによって受信され、次いで組み合わせられ得る。
Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)のための最近の3rd Generation Partnership Project(3GPP)規格関係の取り組みでは、既存の開ループ方法の制限を克服するために閉ループ方法を検討し始めている。これは、UTRANからUE404へのフィードバック情報を指定することを含み得る。
ワイヤレス通信システム400は送信ダイバーシティを利用し得る。送信ダイバーシティでは、同じ情報搬送信号で変調された、複数の独立したソースから発信した信号が送信される。送信ダイバーシティでは、信号の伝送特性は変化し得る。アップリンク送信構成がより長期の利点を有するとき、より長いサイクルと、したがってより低いデューティサイクルとを使用することによって有意なパフォーマンスゲインが達成され得、したがって、アップリンク送信構成テストの欠点を回避する。迅速なアップリンク送信構成選択がチャネルダイナミクスを反映し得るとき、より短いサイクルが使用され得る。したがって、最良のアップリンク送信構成、または少なくとも許容できるアップリンク送信構成が使用され得る。
ワイヤレス通信システム400は、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のUE404との通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムおよび空間分割多元接続(SDMA)システムを含む。
開ループアップリンク送信ダイバーシティでは、UE404は、送信ダイバーシティに関する決定を自律的に行い得る。UE404は、アップリンク送信ダイバーシティパフォーマンスの測度を直接または間接的に示し得る、ノードB402からのフィードバック情報を使用し得る。対照的に、閉ループアップリンク送信ダイバーシティシステムでは、ノードB402は、UE404のための送信ダイバーシティ変更を判定し得る。次いで、ノードB402は送信ダイバーシティ変更をUE404に送り得る。本システムおよび方法は閉ループアップリンク送信ダイバーシティを使用し得る。ノードB402は閉ループ送信ダイバーシティモジュール406を含み得る。閉ループ送信ダイバーシティモジュール406は、UE404に対して最良のアンテナを判定するためにチャネル強度モジュール414を含み得る。閉ループ送信ダイバーシティモジュール406は、UE404によって送信された次のフレームが再びアップリンク構成をテストすべきかどうかを判定するサイクル適応モジュール416をも含み得る。閉ループ送信ダイバーシティモジュール406について、図8に関して以下でさらに詳細に説明する。
UE404からのアップリンク送信は、1つまたは複数のアンテナ408a〜bを使用し得る。ノードB402からのフィードバックデータに応じて、いくつかの送信されたフレームが両方のアンテナ408a〜bを使用し得るので、各アンテナ408a〜bに関連するチャネル強度が測定され得、ノードB402が、アンテナ408a〜bのうちの1つの上で送信するようにUE404に指示するより多くのフィードバックデータを返信し得る。アップリンク送信は、1つまたは複数のアンテナ408c〜dを介してノードB402によって受信され得る。
一構成では、本システムおよび方法は、純粋なアンテナ切替え、たとえば、アップリンクの場合にUE404において複数の送信アンテナ408a〜bのうちの1つを選択することを実行するために使用され得る。言い換えれば、本システムおよび方法は、時空間ブロックコーディングと、(基地局においてプリコーディング行列を変更する)一次元または多次元ビームフォーミングとの組合せを使用することとは異なり得る。より詳細には、本システムおよび方法は、アップリンク上で受信した信号対雑音比(SNR)、ならびに、たとえば、基地局402からのフィードバックを使用して選択されたアンテナのためのテスト期間および使用期間を最大にする最良のUEアンテナ408a〜bを効果的に発見するための特定の技法を含み得る。これは、小さい仮定候補セットに絞り込み、最良の仮定を選定することを含み得る。言い換えれば、本システムおよび方法は、最良のアップリンク送信アンテナ408a〜bを選択し、選択されたアンテナをどのくらい長く使用すべきかを判定し得る。
図5は、閉ループ送信ダイバーシティシステム400におけるアンテナ切替えのための方法500を示すフローチャートである。方法500はUE404およびノードB402によって実行され得る。閉ループアンテナ切替え方法500は、各UE送信アンテナ408a〜bからノードB402受信アンテナ408c〜dへのチャネルの考えられる不平衡を利用するために使用される。その不平衡は、2つの送信アンテナ408a〜bの品質の不等、フェージング現象などに起因し得る。ノードB402サイドにおけるアンテナ切替え方法500は、UE送信アンテナ408a〜bのうちの一方が他方よりも良好なチャネル強度(アンテナ品質とエアリンクとの複合物)を有することを検出した場合、アップリンク送信のためにより強いUE送信アンテナ408a〜bを使用するようにUE404にシグナリングする。送信するためにより強いアンテナ408a〜bを選定することによって、UE404は、アップリンク410のデータレートの増加または送信電力の低減を享受し、したがってアップリンク410のカバレージ範囲を改善し得る。
方法500では、518において、UE404は、複数の送信アンテナを使用してアップリンク上で送信する。520において、ノードB402は新しい送信アンテナを選択する。これは、各アップリンク送信アンテナ408a〜bに関連するチャネル強度メトリックに基づき得る。522において、ノードB402はまた、UE404によって送信される次のフレームがテストフレームであるべきかどうか、すなわち、次のフレームが、複数のアップリンク送信アンテナ408a〜bを使用して送信されるべきかどうかを判定する。524において、ノードB402はまた、選択された送信アンテナインデックスと、次のフレームがテストフレームであるかどうかについてのテスト指示とを含むフィードバックデータをUE404に送る。526において、UE402はまた、選択された送信アンテナインデックスと、次のフレームがテストフレームであるかどうかに関するテスト指示とを含むフィードバックデータを受信する。528において、UE402はまた、フィードバックデータによって指示された1つまたは複数のアンテナを使用してアップリンク上で次のフレームを送信する。選択された送信アンテナインデックスは、直接符号化または差分符号化を使用して符号化され得る。たとえば、直接符号化では、「0」はアンテナ1を示し得、「1」はアンテナ2を示し得る。代替的に、差分符号化では、「0」は、選択された送信アンテナが切り替わるべきであること、すなわち、新しいアンテナが使用されていないアンテナであることを示し得る。「1」は、UE402に対して、切り替わらないこと、すなわち、同じアンテナを使用し続けることを示し得る。
図6は、閉ループ送信ダイバーシティシステムにおける送信データの一構成を示すブロック図である。各番号付けされたブロックは、フレーム、たとえば、HSPAにおいて使用される10ミリ秒フレーム内のスロット633を表し得る。フレームは、15個のスロット633を有するものとして示されるが、他の構成も使用され得る。最上行635は、非テストフレーム630と、フレーム境界631によって分離された後続のテストフレーム632とにおけるスロット633を表し得る。言い換えれば、最上行635は、たとえば、専用物理制御チャネル(DPCCH)上でUEによって送られるものとして、非テストフレーム630のスロット633番号12〜15と、後続のテストフレーム632のスロット633 1〜5とを示す。サイクル期間が1フレームである他の構成では、非テストフレーム630は代わりにテストフレーム632であり得る。複数のアンテナをもつUE404では、テストフレーム632の最初の5つのスロット633は、選択されなかったアンテナを使用して送信され得る。選択されなかったアンテナによって送信されたデータの一部または全部は、選択されなかったアンテナチャネル強度メトリック(
Figure 0005833029
)638を判定するためにノードB402によって使用され得る。次いで、テストフレーム632中の残りの10個のスロット633は、選択されたアンテナ、すなわち、より高いチャネル強度メトリックをもつアンテナを使用して送信され得る。
最下行637は、たとえば、DPCCH上でノードB402において受信されたフレームを示す。伝搬遅延634の後に、ノードB402はUE404からフレームを受信し得る。非テストフレーム630からのスロット633の一部分は、選択されたアンテナチャネル強度メトリック(
Figure 0005833029
)636を判定するために使用され得る。選択されたアンテナチャネル強度メトリック(
Figure 0005833029
)636と、選択されなかったアンテナチャネル強度メトリック(
Figure 0005833029
)638との比較に基づいて、ノードB402は、UE404が使用すべき新しい選択されたアンテナを判定し得る。(1つまたは複数のフレームを含む)各サイクル期間は、相互排他的であるテスト期間641と拡張された使用期間639とを含み得、すなわち、サイクル期間は、少なくとも1つのテストフレーム632と、場合によっては1つまたは複数の非テストフレーム630とを含み得る(ただし、サイクル期間が1フレームである場合、非テストフレーム632はない)。テスト期間641は、選択されなかったアンテナを使用して送信されるサイクル期間の部分であり得、たとえば、テスト期間は、サイクル期間の第1のフレーム(テストフレーム632)中の最初の5つのスロット633であり得る。拡張された使用期間639は、選択されたアンテナを使用して送信されるサイクル期間の残りであり得る。拡張された使用期間639は、2つ以上のフレームにわたり得、フレームの部分を含み得、たとえば、拡張された使用期間639は、テストフレーム632の最後の10個のスロット633と3つの非テストフレーム630とを含み得る。新しいサイクル期間が、現在のテスト期間641の終了時に判定され得る。
図7は、閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるUE704を示すブロック図である。UE704は、選択されたアンテナ(b2)742とテスト指示(b1)744とを含むフィードバックデータ740を受信し得る。選択されたアンテナ(b2)742は、ノードB402によって判定された、より高いチャネル強度メトリックをもつアップリンク送信アンテナ708a〜bを示し得る。フィードバックデータ740は、スイッチ746が、アップリンク送信アンテナ708a〜b間で切り替わるために使用し得る。言い換えれば、スイッチ746は、非テストフレーム630中のすべてのデータが、選択されたアンテナ(b2)742上で送られることを保証し得る。テスト指示(b1)744は、次のフレームがテストフレーム632であるかどうかをUE704に示し得る。スイッチ746はまた、チャネル強度メトリックを計算することを可能にするために、テストフレーム632中に切替えを実行し得、たとえば、最初の5つのスロット633は選択されなかったアンテナを使用し、最後の10個のスロット633は選択されたアンテナ(b2)742を使用する。さらに、UE704はまた、データストリームを送信可能形態に処理するために、エンコーダ748と、インターリーバ750と、変調器752とを含み得る。
テストフレーム632を送信するのか、非テストフレーム630を送信するのかにかかわらず、UE704送信機は、データ、制御およびパイロットチャネル、たとえば、従来の高速パケットアクセス(HSPA)UEなど、同じアップリンク信号を送信する。言い換えれば、送信されるフレームをテストまたは非テストとして分類することは、送信されるデータのコンテンツに影響を及ぼさない。所与のフレームの場合、UE704は、専用物理制御チャネル(DPCCH)754a、拡張専用物理制御チャネル(E−DPCCH)754b、拡張専用物理データチャネル1〜4(E−DPDCH1〜4)754c、高速専用物理制御チャネル(HS−DPCCH)754d、専用物理データチャネル(DPDCH)754e、またはいくつかの組合せを介してデータを送信し得る。唯一の差は送信アンテナ708a〜bの選定である。ノードB402からのフィードバックデータ740に基づいて、UE704は、対応する送信アンテナを使用し得る。UE704が別の送信アンテナをテストしているときでも、データチャネルおよび制御チャネルは通常通りオンである。
図8は、ノードB402における閉ループ送信ダイバーシティモジュール806を示すブロック図である。サービングノードB402受信機は、各UE送信アンテナ408a〜bからノードB受信アンテナ408c〜dへのチャネルのアップリンクチャネル測定値に基づいて、最良のUE送信アンテナ408a〜bを判定するための適応アルゴリズムを実行し得る。このアルゴリズムについて2つの部分がある。第1に、新しいUE送信アンテナ408a〜bを判定するために、チャネル強度メトリックが判定され、使用される。第2に、選択されたUE送信アンテナ408a〜bのサイクル期間(たとえば、フレームの数)が判定される。各サイクル期間は、テスト期間(合計5つのスロットで、3つのスロットのみが切替え決定のために使用される)と拡張された使用期間とからなり得る。サイクル期間の最初の5つのスロット(たとえば、テストフレームの最初の5つのスロット)は、選択されなかったアンテナ上で送信され得る。サイクル中のスロットの残りは、選択されたアンテナ上で送信され得る。サイクル期間が終了すると、UE404は、ノードB402が、新しい選択された送信アンテナ408a〜bと新しいサイクル期間とを判定するのを助けるために別のテストフレームを送り得る。
チャネル強度メトリック
Figure 0005833029
836および
Figure 0005833029
838はチャネル強度モジュール814において判定され得る。アップリンクチャネルはhr,t,kによって示され得、r、t、kはそれぞれ、受信アンテナ、送信アンテナおよびマルチパスのためのインデックスである。それはアンテナ品質とエアリンク品質との複合物である。
Figure 0005833029
を、スロットnの間にノードB402によって取得され、式(1)によって判定されるスロット平均チャネル推定値856であるとする:
Figure 0005833029
ここで、ρ[n]およびz[n]はそれぞれ、UE404送信機における電力制御係数、および推定雑音である。電力制御コマンド858はスロット633ごとにUE404に送られ得る。チャネル強度を分離するために、チャネル推定値から電力制御の効果を除去することは有益であり得る。
したがって、サービングノードB402受信機は、UE404に送られた電力制御コマンド858の局所積分を(たとえば、局所積分器860を使用して)実行し、それらを除去し得る。一構成では、この電力制御コマンド積分は式(2)によって与えられる:
Figure 0005833029
ただし、n=1,...,5である。言い換えれば、式(2)は、テストフレームより前のフレームのスロット12からテストフレームのスロット1までの間の電力制御コマンドの総和(running sum)を表す。この和は、さらに0.05によってスケーリングされ、10乗される。さらに、式(3)に示すように、3つのスロットにわたって平均することによって、3スロットチャネル推定値(
Figure 0005833029
)862を取得することが望ましいことがある:
Figure 0005833029
スロットインデックスn0は、図6に示すように、
Figure 0005833029
836のチャネル強度メトリック計算の場合13に等しくなり得、
Figure 0005833029
838の場合1に等しくなり得る。代替的に、チャネル推定値は、異なる数のスロットにわたって平均化され得、すなわち、2スロットチャネル推定値、4スロットチャネル推定値などである。
現在のサイクルの最後の3つのスロットの場合、選択されたチャネル強度メトリック(
Figure 0005833029
)836は、式(4)に従ってチャネル強度メトリック計算器864によって計算され得る:
Figure 0005833029
上式で、NR、Lrは、それぞれ受信アンテナの数866(よりソフトなハンドオーバの場合は4、他の場合は2)、および受信アンテナrについてのフィンガーの数868である。同様に、選択されなかったチャネル強度メトリック(
Figure 0005833029
)838は、チャネル強度メトリック計算器864によってテストフレーム中の最初の3つのスロットの間に判定され得る。次いで、UE送信アンテナ408a〜bは、式(5)におけるルールに従って更新され得る:
Figure 0005833029
上式で、「S」は新しいUE送信アンテナの切替えを表し、「NS」は切替えがないことを表し、ΔEはヒステリシス872である。ヒステリシス872は、2つのチャネル強度メトリック間で十分な差が観測された場合のみ切替えが起こることを確認するために使用され得る。式(5)は、入力として
Figure 0005833029
836と、
Figure 0005833029
838と、ヒステリシス(ΔE)872とを受信し、選択されたアンテナ(b2)842ビットを生成する比較モジュール870を用いて実装され得る。式(5)は、選択されたアンテナインデックスの差分符号化の例である。
UE404においてテストが起こらないフレーム(すなわち、サイクルの最初のフレーム以外のフレーム)の場合、ノードB402は「NS」をUE404に送り得、たとえば、選択されたアンテナ(b2)842が特定の値に設定され得る。より一般化された決定機構は、その間に「テスト」コマンドおよび「NS」コマンドがUE404に送られる複数のフレームにわたって、チャネル強度を蓄積することであり得る。
選択された送信アンテナ(b2)842が現在の送信アンテナとして選定されると、サイクル適応モジュール816は、どのくらい多くのフレームが使用されるか、すなわち、次のフレームがテストフレームであるかどうかを判定し得る。
サービングノードB402受信機において、両方の送信アンテナ408a〜bのための相関メトリックが維持される。最初に、(s番目のサイクルの)s番目のテストが行われると、正規化相対メトリック(m)874が式(6)に従って定義される:
Figure 0005833029
上式で、tはUE送信アンテナ408a〜bのインデックスである。
次に、選択されたアンテナの相関メトリック882は、前の相関メトリック876を使用して相関メトリック計算器880によって判定され得る。相関メトリックは式(7)に従って定義される:
Figure 0005833029
上式で、0≦α≦1は無限インパルス応答フィルタ係数(Infinite Impulse Response filtering coefficient)878である。相関メトリックが与えられれば、式(8)によって新しいサイクル期間TC(単位:フレーム)を判定することができる:
Figure 0005833029
上式で、t*は、選択されたUE送信アンテナb2842を示す。TC892の初期値は、1つのフレームのデフォルト値を有するT0886である。式(8)における上側サイクルしきい値(δ+)890および下側サイクルしきい値(δ-)891は、デューティサイクルd=1/(3TC)887に依存し、式(9)および式(10)に従ってしきい値計算器889によって判定され得る:
Figure 0005833029
上式で、chystはヒステリシスファクタ888であり、f(a,d)は式(11)に従って与えられる:
Figure 0005833029
上式で、f(a,d)は、上側サイクルしきい値(δ+)890と下側サイクルしきい値(δ-)891とを判定するために使用される中間関数であり、aおよびdは、f(a,d)を判定するために使用される変数である。新しいサイクル期間(TC)892はサイクル期間ごとに1回計算され得る。新しいサイクル期間(TC)892が(たとえば、サイクル期間計算器884によって)計算されると、ノードB402は、式(12)に従ってテスト指示計算器896を使用してテスト指示(b1)844を判定し得る:
Figure 0005833029
上式で、「T」はテストを表し、「NT」はテストがないことを表す。これは、累積カウンタ894を新しいサイクル期間(TC)892と比較することを含み得る。新しいテストフレームが始まると、カウンタ894がリセットし得る。テスト期間641の終了時に、ノードB402は、スロット5において、現在選択されたアンテナ(b2)842のための使用フレームの数+テストフレーム632による1フレームである新しいサイクル期間(TC)892を判定し得る。ビットb1=Tは、この新しいサイクル期間(TC)892の最後のフレームのスロット5において送られ得る(1フレームサイクル期間の場合、b1=Tはテストフレーム632の第5のスロット上で送られ得る)。残りのフレームの場合、ノードB402はb1=NTを送り得る。
フィードバックコンバイナ898は、UE404に送られ得るフィードバックデータ840を生成するために、テスト指示(b1)844を、選択されたアンテナ(b2)842と組み合わせ得る。ノードB402送信機は、フラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)を介して、たとえば、電力制御ビットをパンクチャすることによって、選択されたアンテナ(b2)842とテスト指示(b1)844とをUE404に送り得る。本明細書で使用する、選択されたアンテナ(b2)842は、選択されたアンテナインデックスを指すことがあり、すなわち、選択されたアンテナ(2)842を示すために、そのインデックスは、実際に送信されたデータ(直接符号化)であり得るか、または実際に送信されたデータから推測されるデータ(差分符号化)であり得る。
図9は、閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ選択のための方法900を示すフローチャートである。方法900は、UE404によって実行され得る。902において、UE404は、第1のアンテナから第1のデータフレーム中のスロットの第1のセットを送信する。904において、UE404はまた、第2のアンテナから第1のデータフレーム中のスロットの第2のセットを送信する。言い換えれば、UE404は、フレーム中の最初のスロットが、選択されなかったアンテナを使用して送信され、テストフレーム632中の残りのスロットが、選択されたアンテナを使用して送信される場合、テストフレーム632を送信し得る。906において、UE404はまた、新しい選択された送信アンテナ(b2)842と、第2のデータフレームの一部を送信するために選択されなかった送信アンテナを使用すべきかどうかとを示すフィードバックデータ840を受信する。言い換えれば、フィードバックデータ840は、選択されたアンテナ(b2)842と、次のフレームがテストフレーム632であるかどうかを示すテスト指示(b1)844とを含み得る。908において、UE404はまた、フィードバックデータ840中で示された1つまたは複数のアンテナを使用して、第2のデータフレームを送信する。言い換えれば、テスト指示(b1)844が、次のフレームがテストフレーム632であることを示した場合、UE404は、上記で説明したように選択されなかったアンテナと選択されたアンテナとを使用し得る。しかしながら、テスト指示(b1)844が、次のフレームが非テストフレーム630であることを示した場合、UE404は、選択されたアンテナ(b2)842のみを使用し得る。
図10は、閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ選択のための方法1000を示すフローチャートである。方法1000はノードB402によって実行され得る。1010において、ノードB402は、UE404の第1のアンテナによって送信されたスロットの第1のセットと、UE404の第2のアンテナによって送信されたスロットの第2のセットとを含む第1のデータフレームを受信し、すなわち、1010において、ノードB402はテストフレーム632を受信する。1012において、ノードB402はまた、第1のデータフレームに基づいて、より高いチャネル強度メトリックをもつアンテナを選択する。これは、選択されなかったチャネル強度メトリック(
Figure 0005833029
)838と選択されたチャネル強度メトリック(
Figure 0005833029
)836とを判定することと、新しい選択されたアンテナ(b2)842を判定するためにそれらを比較することとを含み得る。1014において、ノードB402はまた、UE404が第2のフレームを、選択されたアンテナ(b2)842のみを使用して送信すべき(すなわち、非テストフレーム630を送信するとき)なのか、または選択されたアンテナ(b2)842と選択されなかったアンテナとを使用して送信すべき(すなわち、テストフレーム632を送信するとき)なのかを判定する。この情報はテスト指示844中で搬送され得る。1016において、ノードB402はまた、選択されたアンテナとその判定とを示すフィードバックデータをUE402に送り、すなわち、1016において、ノードB404は、選択されたアンテナ842とテスト指示(b1)844とをUE404に送る。
図11は、閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるサイクル期間を適応的に変化させるための方法1100を示すフローチャートである。言い換えれば、図11の方法は、図10に示す方法1000のステップ1014の一構成のさらなる説明である。方法1100は、ノードB402によって実行され得、テストフレーム632を受信することに応答して実行され得る。1120において、ノードB402は、各アンテナについて、たとえば、式(6)に従って定義される正規化相対メトリック(m)874を計算する。1122において、ノードB402はまた、たとえば、式(7)に従って定義される、選択されたアンテナ相関のメトリック882を計算する。1124において、ノードB402はまた、選択されたアンテナの相関メトリック882に基づいて、新しいサイクル期間(Tc)892を判定する。これは、式(8)中のルールを使用することを含み得る。1126において、ノードB402はまた、新しいサイクル期間(TC)892に基づいてテスト指示(b1)844を判定する。
図12は、ユーザ機器(UE)123〜127を示すブロック図である。図12には、簡単のために、ただ1つのユーザ機器(UE)123〜127が示されていることに留意されたい。UE123〜127は、(電力増幅器108を含む)送信回路164と、受信回路109と、電力コントローラ107と、復号プロセッサ158と、信号を処理する際に使用する処理ユニット103と、メモリ116とを含み得る。送信回路164および受信回路109は、UE123〜127と遠隔ロケーションとの間で、オーディオ通信など、データ44の送信および受信を可能にし得る。送信回路164および受信回路109はアンテナ118に結合され得る。
処理ユニット103はUE123〜127の動作を制御する。処理ユニット103は中央処理装置(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ116は、命令42とデータ44とを処理ユニット103に供給する。メモリ116の一部は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含み得る。
UE123〜127の様々な構成要素は、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含み得るバスシステム130によって一緒に結合される。しかしながら、明快のために、図12では様々なバスはバスシステム130として示している。
説明される方法のステップは、図3に示すように、ノードB110、111、114中のメモリ161中にあるソフトウェアまたはファームウェアの形態の命令43としても記憶され得る。これらの命令43は、ノードB110、111、114の制御ユニット162によって実行され得る。代替的に、または連携して、説明される方法のステップは、図12に示すように、UE123〜127中のメモリ116中にあるソフトウェアまたはファームウェアの形態の命令42として記憶され得る。これらの命令42は、図12中のUE123〜127の処理ユニット103によって実行され得る。
図13は、たとえば、ユーザ機器(UE)123〜127において実装され得る送信機構造および/またはプロセスの一例を示している。図13に示す機能および構成要素は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組合せによって実装され得る。図13に示す機能に加えてまたはその代わりに、他の機能が図13に追加され得る。
図13では、データソース200が、データd(t)201をフレーム品質インジケータ(FQI)/エンコーダ202に与える。FQI/エンコーダ202は、巡回冗長検査(CRC)などのフレーム品質インジケータ(FQI)をデータd(t)201に付加し得る。FQI/エンコーダ202は、1つまたは複数の符号化方式を使用してデータd(t)201とFQIとをさらに符号化して、符号化されたシンボル203をインターリーバ204に与え得る。各符号化方式は、畳み込み符号化、ターボ符号化、ブロック符号化、反復符号化、他のタイプの符号化、またはまったく符号化しないなど、1つまたは複数のタイプの符号化を含み得る。他の符号化方式には、自動再送要求(ARQ)、ハイブリッドARQ(H−ARQ)、および増分冗長反復(incremental redundancy repeat)技法があり得る。異なるタイプのデータは、異なる符号化方式で符号化され得る。
インターリーバ204は、フェージングをなくすために符号化されたデータシンボル203を時間的にインターリーブし、インターリーブされたシンボル215を生成する。信号215のインターリーブされたシンボルは、フレーム(またはフレームデータ)211を生成するために、フレームフォーマットブロック205によって、あらかじめ定義されたフレームフォーマットにマッピングされ得る。一実装形態では、フレームフォーマット205は、複数のサブセグメントから構成されるものとしてフレーム211を指定し得る。一実装形態では、サブセグメントは、所与の次元、たとえば、時間、周波数、符号、または他の次元に沿ったフレーム211の任意の連続部分であり得る。フレーム211は、固定の複数のそのようなサブセグメントから構成され得、各サブセグメントは、フレームに割り振られるシンボルの総数の一部分を含んでいる。たとえば、例示的な実施形態では、W−CDMA規格に従って、サブセグメントがスロットとして定義され得る。cdma2000規格による一実装形態では、サブセグメントは電力制御グループ(PCG)として定義され得る。一例では、インターリーブされたシンボル215は、フレーム211を構成する複数S個のサブセグメントにセグメント化される。
いくつかの実装形態では、たとえば、フレームフォーマット205は、インターリーブされたシンボル215とともに制御シンボル(図示せず)を含むことをさらに指定し得る。そのような制御シンボルは、たとえば、電力制御シンボル、フレームフォーマット情報シンボルなどを含み得る。
変調器206は、フレーム211を変調して、変調されたデータ207を生成する。変調技法の例には、2位相シフトキーイング(BPSK)および4位相シフトキーイング(QPSK)がある。変調器206はまた、一連の変調されたデータ207を反復し得る。
ベースバンド対無線周波数(RF)変換ブロック208は、ワイヤレス通信リンク上でアンテナ210を介して信号として1つまたは複数のノードB局受信機に送信するために、変調されたデータ207をRF信号209に変換し得る。
情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書で開示した実施形態に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課せられた設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示した実施形態に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラまたは状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサあるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書で開示する実施形態に関して説明する方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施され得るか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施され得るか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末内に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
開示する実施形態の前述の説明は、当業者が本発明を実施または使用できるようにするために提供されるものである。これらの実施形態への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明は、本明細書に示す実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきある。
したがって、本発明は、以下の特許請求の範囲による場合を除いて、限定されるものではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
閉ループ送信ダイバーシティのための方法であって、
複数の送信アンテナを使用して送信されたユーザ機器(UE)からのデータを受信することと、
前記UEのための新しい送信アンテナを選択することと、
前記UEのための新しいサイクル期間を判定することと、
新しい送信アンテナインデックスと前記新しいサイクル期間に基づくテスト指示とを前記UEに送ることと
を備える、方法。
[C2]
前記選択することは、より強い送信アンテナを判定するために複数の送信アンテナのチャネル強度メトリックを比較することを備える、
[C1]に記載の方法。
[C3]
前記選択することは、前記ユーザ機器(UE)に送られる電力制御コマンドの影響を除去することによって前記チャネル強度メトリックを判定することをさらに備える、
[C2]に記載の方法。
[C4]
前記選択することは、1つのフレーム内の複数のスロットにわたって、または複数のフレームにわたって前記チャネル強度メトリックを平均化することをさらに備える、
[C2]に記載の方法。
[C5]
ノードBにおいて前記新しいサイクル期間を維持することをさらに備え、前記新しいサイクル期間は、前記ユーザ機器(UE)が、選択されなかったアンテナを使用して送信するテスト期間と、前記UEが、前記選択されたアンテナを使用して送信する拡張された使用期間とを備える、
[C1]に記載の方法。
[C6]
前記送ることは、フラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)を使用することを備える、
[C1]に記載の方法。
[C7]
前記テスト指示は、前記ユーザ機器(UE)が、前記選択されたアンテナのみを使用して次のフレームを送信すべきであるか、または前記選択されたアンテナと選択されなかったアンテナとを使用して前記次のフレームを送信すべきであるかを指示する、
[C1]に記載の方法。
[C8]
前記新しい送信アンテナと前記新しいサイクル期間とは、現在のテスト期間の終了時に判定される、
[C1]に記載の方法。
[C9]
直接符号化または差分符号化を使用して前記新しい送信アンテナインデックスを符号化することをさらに備える、
[C1]に記載の方法。
[C10]
閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのためのノードBであって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶された命令と
を備え、前記命令は、
複数の送信アンテナを使用して送信されたユーザ機器(UE)からのデータを受信し、
前記UEのための新しい送信アンテナを選択し、
前記UEのための新しいサイクル期間を判定し、
新しい送信アンテナインデックスと前記新しいサイクル期間に基づくテスト指示とを前記UEに送る
ように前記プロセッサによって実行可能である、ノードB。
[C11]
選択するように実行可能である前記命令は、より強い送信アンテナを判定するために複数の送信アンテナのチャネル強度メトリックを比較するように実行可能である命令を備える、
[C10]に記載のノードB。
[C12]
選択するように実行可能である前記命令は、前記ユーザ機器(UE)に送られる電力制御コマンドの影響を除去することによって前記チャネル強度メトリックを判定するように実行可能である命令をさらに備える、
[C11]に記載のノードB。
[C13]
選択するように実行可能である前記命令は、1つのフレーム内の複数のスロットにわたって、または複数のフレームにわたって前記チャネル強度メトリックを平均化するように実行可能である命令をさらに備える、
[C11]に記載のノードB。
[C14]
ノードBにおいて前記新しいサイクル期間を維持するように実行可能である命令をさらに備え、前記新しいサイクル期間は、前記ユーザ機器(UE)が、選択されなかったアンテナを使用して送信するテスト期間と、前記UEが、前記選択されたアンテナを使用して送信する拡張された使用期間とを備える、
[C10]に記載のノードB。
[C15]
送るように実行可能である前記命令は、フラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)を使用するように実行可能である命令を備える、
[C10]に記載のノードB。
[C16]
前記テスト指示は、前記ユーザ機器(UE)が、前記選択されたアンテナのみを使用して次のフレームを送信すべきであるか、または前記選択されたアンテナと選択されなかったアンテナとを使用して前記次のフレームを送信すべきであるかを指示する、
[C10]に記載のノードB。
[C17]
前記新しい送信アンテナと前記新しいサイクル期間とは、現在のテスト期間の終了時に判定される、
[C10]に記載のノードB。
[C18]
直接符号化または差分符号化を使用して前記新しい送信アンテナインデックスを符号化するように実行可能である命令をさらに備える、
[C10]に記載のノードB。
[C19]
閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのためのノードBであって、
複数の送信アンテナを使用して送信されたユーザ機器(UE)からのデータを受信するための手段と、
前記UEのための新しい送信アンテナを選択するための手段と、
前記UEのための新しいサイクル期間を判定するための手段と、
新しい送信アンテナインデックスと前記新しいサイクル期間に基づくテスト指示とを前記UEに送るための手段と
を備える、ノードB。
[C20]
前記選択するための手段は、より強い送信アンテナを判定するために複数の送信アンテナのチャネル強度メトリックを比較するための手段を備える、
[C19]に記載のノードB。
[C21]
前記選択するための手段は、前記ユーザ機器(UE)に送られる電力制御コマンドの影響を除去することによって前記チャネル強度メトリックを判定するための手段をさらに備える、
[C20]に記載のノードB。
[C22]
前記選択するための手段は、1つのフレーム内の複数のスロットにわたって、または複数のフレームにわたって前記チャネル強度メトリックを平均化するための手段をさらに備える、
[C20]に記載のノードB。
[C23]
閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのためのコンピュータプログラム製品であって、
命令をその上に有する非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、
複数の送信アンテナを使用して送信されたユーザ機器(UE)からのデータを受信することをノードBに行わせるためのコードと、
前記UEのための新しい送信アンテナを選択することを前記ノードBに行わせるためのコードと、
前記UEのための新しいサイクル期間を判定することを前記ノードBに行わせるためのコードと、
新しい送信アンテナインデックスと前記新しいサイクル期間に基づくテスト指示とを前記UEに送ることを前記ノードBに行わせるためのコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C24]
選択することを前記ノードBに行わせるための前記コードは、より強い送信アンテナを判定するために複数の送信アンテナのチャネル強度メトリックを比較することを前記ノードBに行わせるためのコードを備える、
[C23]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C25]
選択することを前記ノードBに行わせるための前記コードは、前記ユーザ機器(UE)に送られる電力制御コマンドの影響を除去することによって前記チャネル強度メトリックを判定することを前記ノードBに行わせるためのコードをさらに備える、
[C24]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C26]
選択することを前記ノードBに行わせるための前記コードは、1つのフレーム内の複数のスロットにわたって、または複数のフレームにわたって前記チャネル強度メトリックを平均化することを前記ノードBに行わせるためのコードをさらに備える、
[C25]に記載のコンピュータプログラム製品。
[C27]
閉ループ送信ダイバーシティシステムにおいてアンテナを切り替えるための方法であって、
複数の送信アンテナを使用してアップリンク上でデータを送信することと、
選択された送信アンテナインデックスと次のフレームがテストフレームであるかどうかに関する指示とを備えるフィードバックデータを受信することと、
前記フィードバックデータによって指示された1つまたは複数のアンテナを使用して前記アップリンク上で前記次のフレームを送信することと
を備える、方法。
[C28]
前記次のフレームを前記送信することは、
前記次のフレームがテストフレームである場合、選択された送信アンテナと選択されなかった送信アンテナとを使用して前記次のフレームを送信することと、
前記次のフレームがテストフレームでない場合、前記選択された送信アンテナのみを使用して前記次のフレームを送信することと
を備える、[C27]に記載の方法。
[C29]
閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのためのワイヤレス通信デバイスであって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶された命令と
を備え、前記命令は、
複数の送信アンテナを使用してアップリンク上でデータを送信し、
選択された送信アンテナインデックスと次のフレームがテストフレームであるかどうかに関する指示とを備えるフィードバックデータを受信し、
前記フィードバックデータによって指示された1つまたは複数のアンテナを使用して前記アップリンク上で前記次のフレームを送信する
ように前記プロセッサによって実行可能である、ワイヤレス通信デバイス。
[C30]
前記次のフレームを送信するように実行可能である前記命令は、
前記次のフレームがテストフレームである場合、選択された送信アンテナと選択されなかった送信アンテナとを使用して前記次のフレームを送信し、
前記次のフレームがテストフレームでない場合、前記選択された送信アンテナのみを使用して前記次のフレームを送信する
ように実行可能である命令を備える、[C29]に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C31]
閉ループ送信ダイバーシティシステムにおいてアンテナを切り替えるためのワイヤレス通信デバイスであって、
複数の送信アンテナを使用してアップリンク上でデータを送信するための手段と、
選択された送信アンテナインデックスと次のフレームがテストフレームであるかどうかに関する指示とを備えるフィードバックデータを受信するための手段と、
前記フィードバックデータによって指示された1つまたは複数のアンテナを使用して前記アップリンク上で前記次のフレームを送信するための手段と
を備える、ワイヤレス通信デバイス。
[C32]
前記次のフレームを前記送信することは、
前記次のフレームがテストフレームである場合、選択された送信アンテナと選択されなかった送信アンテナとを使用して前記次のフレームを送信するための手段と、
前記次のフレームがテストフレームでない場合、前記選択された送信アンテナのみを使用して前記次のフレームを送信するための手段と
を備える、[C31]に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C33]
閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのためのコンピュータプログラム製品であって、
命令をその上に有する非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、
複数の送信アンテナを使用してアップリンク上でデータを送信することをワイヤレス通信デバイスに行わせるためのコードと、
選択された送信アンテナインデックスと次のフレームがテストフレームであるかどうかに関する指示とを備えるフィードバックデータを受信することを前記ワイヤレス通信デバイスに行わせるためのコードと、
前記フィードバックデータによって指示された1つまたは複数のアンテナを使用して前記アップリンク上で前記次のフレームを送信することを前記ワイヤレス通信デバイスに行わせるためのコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C34]
前記次のフレームを送信することを前記ワイヤレス通信デバイスに行わせるための前記コードは、
前記次のフレームがテストフレームである場合、選択された送信アンテナと選択されなかった送信アンテナとを使用して前記次のフレームを送信することを前記ワイヤレス通信デバイスに行わせるためのコードと、
前記次のフレームがテストフレームでない場合、前記選択された送信アンテナのみを使用して前記次のフレームを送信することを前記ワイヤレス通信デバイスに行わせるためのコードと
を備える、[C33]に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (26)

  1. 閉ループ送信ダイバーシティのための方法であって、
    複数の送信アンテナを使用して送信されたユーザ機器(UE)からのデータを受信することと、
    前記UEのための新しい送信アンテナを選択することと、
    前記UEのための新しいサイクル期間を判定することと、
    新しい送信アンテナインデックスと前記新しいサイクル期間に基づくテスト指示とを前記UEに送ることと
    ノードBにおいて前記新しいサイクル期間を維持することと
    を備え、前記新しいサイクル期間は、前記ユーザ機器(UE)が、選択されなかったアンテナを使用して送信するテスト期間と、前記UEが、前記選択されたアンテナを使用して送信する拡張された使用期間とを備え、前記テスト指示は、前記ユーザ機器(UE)が、前記選択されたアンテナのみを使用して次のフレームを送信すべきであるか、または前記選択されたアンテナと選択されなかったアンテナとを使用して前記次のフレームを送信すべきであるかを指示する、
    方法。
  2. 前記選択することは、より強い送信アンテナを判定するために複数の送信アンテナのチャネル強度メトリックを比較することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択することは、前記ユーザ機器(UE)に送られる電力制御コマンドの影響を除去することによって前記チャネル強度メトリックを判定することをさらに備える、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記選択することは、1つのフレーム内の複数のスロットにわたって、または複数のフレームにわたって前記チャネル強度メトリックを平均化することをさらに備える、
    請求項2に記載の方法。
  5. 前記送ることは、フラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)を使用することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記新しい送信アンテナと前記新しいサイクル期間とは、現在のテスト期間の終了時に判定される、
    請求項1に記載の方法。
  7. 直接符号化または差分符号化を使用して前記新しい送信アンテナインデックスを符号化することをさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  8. 閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのためのノードBであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
    前記メモリに記憶された命令と
    を備え、前記命令は、
    複数の送信アンテナを使用して送信されたユーザ機器(UE)からのデータを受信し、
    前記UEのための新しい送信アンテナを選択し、
    前記UEのための新しいサイクル期間を判定し、
    新しい送信アンテナインデックスと前記新しいサイクル期間に基づくテスト指示とを前記UEに送り、
    ノードBにおいて前記新しいサイクル期間を維持する
    ように前記プロセッサによって実行可能であり、前記新しいサイクル期間は、前記ユーザ機器(UE)が、選択されなかったアンテナを使用して送信するテスト期間と、前記UEが、前記選択されたアンテナを使用して送信する拡張された使用期間とを備え、前記テスト指示は、前記ユーザ機器(UE)が、前記選択されたアンテナのみを使用して次のフレームを送信すべきであるか、または前記選択されたアンテナと選択されなかったアンテナとを使用して前記次のフレームを送信すべきであるかを指示する、
    ノードB。
  9. 選択するように実行可能である前記命令は、より強い送信アンテナを判定するために複数の送信アンテナのチャネル強度メトリックを比較するように実行可能である命令を備える、
    請求項に記載のノードB。
  10. 選択するように実行可能である前記命令は、前記ユーザ機器(UE)に送られる電力制御コマンドの影響を除去することによって前記チャネル強度メトリックを判定するように実行可能である命令をさらに備える、
    請求項に記載のノードB。
  11. 選択するように実行可能である前記命令は、1つのフレーム内の複数のスロットにわたって、または複数のフレームにわたって前記チャネル強度メトリックを平均化するように実行可能である命令をさらに備える、
    請求項に記載のノードB。
  12. 送るように実行可能である前記命令は、フラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)を使用するように実行可能である命令を備える、
    請求項に記載のノードB。
  13. 前記新しい送信アンテナと前記新しいサイクル期間とは、現在のテスト期間の終了時に判定される、
    請求項に記載のノードB。
  14. 直接符号化または差分符号化を使用して前記新しい送信アンテナインデックスを符号化するように実行可能である命令をさらに備える、
    請求項に記載のノードB。
  15. 閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのためのノードBであって、
    複数の送信アンテナを使用して送信されたユーザ機器(UE)からのデータを受信するための手段と、
    前記UEのための新しい送信アンテナを選択するための手段と、
    前記UEのための新しいサイクル期間を判定するための手段と、
    新しい送信アンテナインデックスと前記新しいサイクル期間に基づくテスト指示とを前記UEに送るための手段と、
    ノードBにおいて前記新しいサイクル期間を維持するための手段と
    を備え、前記新しいサイクル期間は、前記ユーザ機器(UE)が、選択されなかったアンテナを使用して送信するテスト期間と、前記UEが、前記選択されたアンテナを使用して送信する拡張された使用期間とを備え、前記テスト指示は、前記ユーザ機器(UE)が、前記選択されたアンテナのみを使用して次のフレームを送信すべきであるか、または前記選択されたアンテナと選択されなかったアンテナとを使用して前記次のフレームを送信すべきであるかを指示する、
    ノードB。
  16. 前記選択するための手段は、より強い送信アンテナを判定するために複数の送信アンテナのチャネル強度メトリックを比較するための手段を備える、
    請求項15に記載のノードB。
  17. 前記選択するための手段は、前記ユーザ機器(UE)に送られる電力制御コマンドの影響を除去することによって前記チャネル強度メトリックを判定するための手段をさらに備える、
    請求項16に記載のノードB。
  18. 前記選択するための手段は、1つのフレーム内の複数のスロットにわたって、または複数のフレームにわたって前記チャネル強度メトリックを平均化するための手段をさらに備える、
    請求項16に記載のノードB。
  19. 閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのためのコンピュータプログラムであって、
    複数の送信アンテナを使用して送信されたユーザ機器(UE)からのデータを受信することをノードBに行わせるためのコードと、
    前記UEのための新しい送信アンテナを選択することを前記ノードBに行わせるためのコードと、
    前記UEのための新しいサイクル期間を判定することを前記ノードBに行わせるためのコードと、
    新しい送信アンテナインデックスと前記新しいサイクル期間に基づくテスト指示とを前記UEに送ることを前記ノードBに行わせるためのコードと、
    ノードBにおいて前記新しいサイクル期間を維持することを前記ノードBに行わせるためのコードと
    を備え、前記新しいサイクル期間は、前記ユーザ機器(UE)が、選択されなかったアンテナを使用して送信するテスト期間と、前記UEが、前記選択されたアンテナを使用して送信する拡張された使用期間とを備え、前記テスト指示は、前記ユーザ機器(UE)が、前記選択されたアンテナのみを使用して次のフレームを送信すべきであるか、または前記選択されたアンテナと選択されなかったアンテナとを使用して前記次のフレームを送信すべきであるかを指示する、
    コンピュータプログラム。
  20. 選択することを前記ノードBに行わせるための前記コードは、より強い送信アンテナを判定するために複数の送信アンテナのチャネル強度メトリックを比較することを前記ノードBに行わせるためのコードを備える、
    請求項19に記載のコンピュータプログラム。
  21. 選択することを前記ノードBに行わせるための前記コードは、前記ユーザ機器(UE)に送られる電力制御コマンドの影響を除去することによって前記チャネル強度メトリックを判定することを前記ノードBに行わせるためのコードをさらに備える、
    請求項20に記載のコンピュータプログラム。
  22. 選択することを前記ノードBに行わせるための前記コードは、1つのフレーム内の複数のスロットにわたって、または複数のフレームにわたって前記チャネル強度メトリックを平均化することを前記ノードBに行わせるためのコードをさらに備える、
    請求項21に記載のコンピュータプログラム。
  23. 閉ループ送信ダイバーシティシステムにおいてアンテナを切り替えるための方法であって、
    複数の送信アンテナを使用してアップリンク上でデータを送信することと、
    選択された送信アンテナインデックスと次のフレームがテストフレームであるかどうかに関する指示とを備えるフィードバックデータを受信することと、
    前記フィードバックデータによって指示された1つまたは複数のアンテナを使用して前記アップリンク上で前記次のフレームを送信することと
    を備え、前記次のフレームを前記送信することは、
    前記次のフレームがテストフレームである場合、選択された送信アンテナと選択されなかった送信アンテナとを使用して前記次のフレームを送信することと、
    前記次のフレームがテストフレームでない場合、前記選択された送信アンテナのみを使用して前記次のフレームを送信することと
    を備える、方法。
  24. 閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのためのワイヤレス通信デバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
    前記メモリに記憶された命令と
    を備え、前記命令は、
    複数の送信アンテナを使用してアップリンク上でデータを送信し、
    選択された送信アンテナインデックスと次のフレームがテストフレームであるかどうかに関する指示とを備えるフィードバックデータを受信し、
    前記フィードバックデータによって指示された1つまたは複数のアンテナを使用して前記アップリンク上で前記次のフレームを送信する
    ように前記プロセッサによって実行可能であり、前記次のフレームを送信するように実行可能である前記命令は、
    前記次のフレームがテストフレームである場合、選択された送信アンテナと選択されなかった送信アンテナとを使用して前記次のフレームを送信し、
    前記次のフレームがテストフレームでない場合、前記選択された送信アンテナのみを使用して前記次のフレームを送信する
    ように実行可能である命令を備えるワイヤレス通信デバイス。
  25. 閉ループ送信ダイバーシティシステムにおいてアンテナを切り替えるためのワイヤレス通信デバイスであって、
    複数の送信アンテナを使用してアップリンク上でデータを送信するための手段と、
    選択された送信アンテナインデックスと次のフレームがテストフレームであるかどうかに関する指示とを備えるフィードバックデータを受信するための手段と、
    前記フィードバックデータによって指示された1つまたは複数のアンテナを使用して前記アップリンク上で前記次のフレームを送信するための手段と
    を備え、前記次のフレームを前記送信することは、
    前記次のフレームがテストフレームである場合、選択された送信アンテナと選択されなかった送信アンテナとを使用して前記次のフレームを送信するための手段と、
    前記次のフレームがテストフレームでない場合、前記選択された送信アンテナのみを使用して前記次のフレームを送信するための手段と
    を備えるワイヤレス通信デバイス。
  26. 閉ループ送信ダイバーシティシステムにおけるアンテナ切替えのためのコンピュータプログラムであって、
    複数の送信アンテナを使用してアップリンク上でデータを送信することをワイヤレス通信デバイスに行わせるためのコードと、
    選択された送信アンテナインデックスと次のフレームがテストフレームであるかどうかに関する指示とを備えるフィードバックデータを受信することを前記ワイヤレス通信デバイスに行わせるためのコードと、
    前記フィードバックデータによって指示された1つまたは複数のアンテナを使用して前記アップリンク上で前記次のフレームを送信することを前記ワイヤレス通信デバイスに行わせるためのコードと
    を備え、前記次のフレームを送信することを前記ワイヤレス通信デバイスに行わせるための前記コードは、
    前記次のフレームがテストフレームである場合、選択された送信アンテナと選択されなかった送信アンテナとを使用して前記次のフレームを送信することを前記ワイヤレス通信デバイスに行わせるためのコードと、
    前記次のフレームがテストフレームでない場合、前記選択された送信アンテナのみを使用して前記次のフレームを送信することを前記ワイヤレス通信デバイスに行わせるためのコードと
    を備えるコンピュータプログラム。
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