JP5832126B2 - 通信装置、処理方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5832126B2
JP5832126B2 JP2011090403A JP2011090403A JP5832126B2 JP 5832126 B2 JP5832126 B2 JP 5832126B2 JP 2011090403 A JP2011090403 A JP 2011090403A JP 2011090403 A JP2011090403 A JP 2011090403A JP 5832126 B2 JP5832126 B2 JP 5832126B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
access point
station
communication device
terminal station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011090403A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012227561A (ja
Inventor
宗士 大志万
宗士 大志万
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2011090403A priority Critical patent/JP5832126B2/ja
Publication of JP2012227561A publication Critical patent/JP2012227561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5832126B2 publication Critical patent/JP5832126B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、通信装置、処理方法及びプログラムに関する。
IEEE802.11規格で定められたパワーセーブ・モードを採用した端末局は、送受信可能状態であるアウェイク状態と、送受信不可能状態であるドーズ状態とを定期的に繰り返すことにより省電力化を実現する。
しかし、端末局が、ステーションとしての機能の他、アクセスポイントとしての機能をも併せ持つ場合(以下、双機能端末局と呼ぶ)、当該端末局は、ドーズ状態に移行できず、省電力化を図れない。
そこで、特許文献1には、アクセスポイントとしての機能を常時起動せず、必要な機能だけを起動させることによって消費電力の低減を図る技術について言及されている。具体的には、自らがアクセスポイントとしてビーコンを送信するタイミングにおいて、アクセスポイント機能を起動する。また、ステーションとして機能している際のパケット待ち受け状態において、アクセスポイントを探すプローブリクエストを受信したときにもアクセスポイント機能を起動する。
また、特許文献2では、双機能端末局が、パワーセーブ・モードのアウェイク状態とドーズ状態との繰り返しに伴って、アクセスポイント機能の起動と終了とを繰り返す技術について言及されている。このとき、双機能端末局に接続を試みる端末局は、双機能端末局がアウェイク状態で送信したビーコンを監視し、そのビーコンに合わせてパワーセーブ・モードの終了又は休止を要求する信号を送信する。
特開2009−239371号公報 特開2008−219358号公報
しかし、上述した技術に代表される従来の技術では、省電力動作を行なっている間、他の端末局と直接接続を行なうためのインタフェース(すなわち、アクセスポイント用のインターフェース)を起動していない場合がある。すなわち、アクセスポイント機能が無効化されており、アクセスポイントとして信号の送受信が不可能な状態に移行している場合がある。この場合、当該端末局に対して信号を直接送信したとしても、当該端末は、その信号を受信できない。
また、外部からの信号によりアクセスポイント機能を有効化させようとしたとしても、そのインターフェースが送受信可能になるタイミングを把握できないため、当該インタフェースの起動を指示する信号を常に送り続ける必要がある。この場合、常に信号を送り続ける必要があるため、電力や通信帯域を無駄に消費してしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、通信帯域を無駄に使用せずに、子局間通信が可能な通信装置の消費電力の低減を図れるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様による通信装置は、他の通信装置と直接通信するための通信パラメータを設定するための設定処理を、ユーザ操作に応じて実行する実行手段と、アクセスポイントに接続される省電力モードの装置が通信可能であるタイミングを、当該アクセスポイントから送信される情報に基づいて判定する判定手段と、前記実行手段により前記設定処理が実行された後であって、前記通信装置が前記アクセスポイントに接続し、かつ、前記他の通信装置が省電力モードで前記アクセスポイントに接続している場合、前記他の通信装置との直接通信を要求するための信号であって、前記通信パラメータの少なくとも一部が含まれる信号を、前記判定手段により判定されたタイミングに従って前記他の通信装置に送信する送信手段と、前記送信手段による送信に応じて、前記アクセスポイントを介さず前記他の通信装置との直接通信を前記通信パラメータに基づいて行う通信手段と、を具備する。
本発明によれば、通信帯域を無駄に使用せずに、子局間通信が可能な通信装置の消費電力の低減を図れる。
本発明の一実施の形態に係わる通信システムの構成の一例を示す図。 アクセスポイント10と、省電力動作中の双機能端末局30との概要を説明するための図。 図1に示す通信システムの処理の流れの一例を示すシーケンスチャート。 双機能端末局30及びステーション20の機能的な構成の一例を示す図。 双機能端末局30の動作の流れの一例を示すフローチャート。 ステーション20の動作の流れの一例を示すフローチャート。 実施形態2に係わる通信システムの構成の一例を示す図。 実施形態2に係わる通信システムの処理の流れの一例を示すシーケンスチャート。 実施形態2に係わるステーション20の動作の流れの一例を示すフローチャート。 実施形態3に係わる通信システムの処理の流れの一例を示すシーケンスチャート。 実施形態3に係わる双機能端末局30の動作の流れの一例を示すフローチャート。 実施形態3に係わるステーション20の動作の流れの一例を示すフローチャート。
以下、本発明に係わる実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施の形態に係わる通信システムの構成の一例を示す図である。
通信システムには、基地局として機能するアクセスポイント10と、子局として機能するステーション20と、基地局機能及び子局機能の両機能を有する双機能端末局30とが設けられる。
アクセスポイント10は、無線ネットワーク(例えば、無線LANネットワーク)を構築し、構築した無線ネットワークの管理及び制御を行なうアクセスポイント機能のみを有する装置である。また、ステーション20は、アクセスポイント10や双機能端末局30により構築された無線ネットワークを介して通信を行なうステーション機能のみを有する装置である。
双機能端末局30は、アクセスポイント機能部32と、ステーション機能部31とを具備して構成され、アクセスポイント機能とステーション機能とを有する双機能通信装置として機能する。双機能端末局30は、アクセスポイント機能を用いて基地局として動作し、他の子局と通信することができる。つまり、双機能端末局30は、アクセスポイント10の子局として動作しつつ、アクセスポイント機能を子局間の直接通信機能として用いて他の子局と子局間の直接通信を行なうことができる。
双機能端末局30は、アクセスポイント機能部32を動作させていない場合(無効化している場合)、ステーション機能部31の機能によりIEEE802.11により定められたパワーセーブ機構を用いて省電力動作を行なうことができる。省電力動作中には、双機能端末局30は、アウェイク状態(送受信可能状態)とドーズ状態(仮眠状態、送受信不可能状態)とを周期的に繰り返す。
双機能端末局30及びアクセスポイント10は、無線ネットワークを介して接続される。ステーション20には、双機能端末局30により構築される無線ネットワークのネットワーク識別子(SSID1)と、アクセスポイント10により構築される無線ネットワークのネットワーク識別子(SSID2)が既に設定されている。
なお、以下の説明においては、双機能端末局30及びステーション20は、アクセスポイント10により構築された無線ネットワークの(配下に)接続しているものとして説明する。また、双機能端末局30は、省電力動作状態にあり、アクセスポイント機能部32を動作させず、ステーション機能部31の機能によりアウェイク状態とドーズ状態とを周期的に繰り返す。
以上が、通信システムの全体構成の一例についての説明である。なお、上記説明した、アクセスポイント10、ステーション20及び双機能端末局30各々には、例えば、コンピュータが内蔵されている。コンピュータには、CPU等の主制御手段、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段が具備される。また、コンピュータにはその他、キーボード、マウス、ディスプレイ又はタッチパネル等の入出力手段等も具備される。これら各構成部は、バス等により接続され、主制御手段が記憶手段に記憶されたプログラムを実行することで制御される。
図2は、アクセスポイント10と、省電力動作中の双機能端末局30との概要を説明するための図である。
双機能端末局30は、上述した通り、アクセスポイント機能部32を動作させていない場合、ステーション機能部31の機能により省電力動作を行なう。省電力動作中の双機能端末局30は、図2に示すように、アウェイク状態(送受信可能状態)44とドーズ状態(仮眠状態、送受信不可能状態)45とを周期的に繰り返す。
ここで、省電力動作中のアウェイク状態とドーズ状態との周期について説明する。双機能端末局30の親局となるアクセスポイント10から送信されるビーコンには、(ユーザに定義された)所定回数につき1度、DTIMが含まれる。すなわち、DTIM(Delivery Traffic Indication Message)は、所定の周期毎に含まれる。図2の場合、符号43で示される。すなわち、ビーコン間隔41に対してユーザ定義の回数を積算することにより得られる期間42が、アウェイク状態とドーズ状態との周期となる。
DTIMには、ステーション20又は双機能端末局30が受け取るべきブロードキャストやマルチキャストのデータがアクセスポイント10にあるか否かを示す情報が格納される。そのため、ステーション20及び双機能端末局30は、DTIM(特定情報)を含むビーコン43を受信するタイミングでアウェイク状態44になる必要がある。
ここで、図3を用いて、図1に示す通信システムにおける処理の流れの一例について簡単に説明する。ここでは、双機能端末局30に(アクセスポイント10を経由せずに)直接接続するために、ステーション20が双機能端末局30のアクセスポイント機能部32を起動させる際の処理の流れについて説明する。
ドーズ状態45における双機能端末局30に対して何らかのデータ(信号)を送信したとしても、双機能端末局30は受信不可能である。そのため、ステーション20は、双機能端末局30が送受信可能となるアウェイク状態44のタイミングを知る必要がある。
ここで、ステーション20は、双機能端末局30の親局であるアクセスポイント10が送信するビーコンを受信する(S101〜S103)。ステーション20は、当該受信したビーコン内の情報からDTIM周期42を取得する。すなわち、アクセスポイント10によりDTIMを含むビーコンが送信されるタイミングを取得する。なお、ステーション20には、アクセスポイント10のネットワーク識別子(SSID2)が予め設定されているため、ステーション20は、アクセスポイント10が送信するビーコンを検知することができる。
ここで、ステーション20は、当該取得したDTIM周期42に従って、プローブリクエストを双機能端末局30に向けて送信する(S104)。このとき、ステーション20は、DTIMを含むビーコン(S105)がアクセスポイント10から送信される直前にプローブリクエストを送信する。これにより、ステーション20は、アクセスポイント10がDTIMを含むビーコンを送信するタイミング、つまり、双機能端末局30がアウェイク状態44となるタイミングでアクセスポイント機能部32の起動を指示できることになる。なお、プローブリクエストの送信タイミングは、DTIMを含むビーコンの送信前(直前)である必要はなく、当該ビーコンの送信後(直後)であっても良い。すなわち、ビーコンの送信タイミングを基準にして前後所定時間内に行なわれるのであれば、ビーコンの送信前であっても、送信後であっても構わない。ここでは、ビーコンの送信前(直前)にプローブリクエストを送信する場合について説明したが、これは、双機能端末局30がビーコンを受信する直前であるため、双機能端末局30が確実にアウェイク状態44となっているためである。
続いて、双機能端末局30は、ステーション機能部31において、ステーション20からのプローブリクエストを受信する。すると、双機能端末局30は、ステーション機能部31において、アクセスポイント機能部32に起動要求を行なう(S106)。これにより、アクセスポイント機能部32が起動する。これにより、双機能端末局30においては、アクセスポイント機能部32の機能が有効化し、アクセスポイントとして信号の送受信が可能な状態へ移行する。
その後、双機能端末局30は、アクセスポイント機能部32において、ステーション20に向けてプローブレスポンスを送信する(S107)。
ここで、図4を用いて、図1に示す双機能端末局30及びステーション20における機能的な構成の一例について説明する。
双機能端末局30は、その機能的な構成として、ステーション機能部31と、アクセスポイント機能部32と、通信インターフェース53と、パラメータ保持部54とを具備して構成される。
ここで、ステーション機能部31には、起動判定部51と、起動指示部52とが設けられる。
起動判定部51は、省電力動作中にアクセスポイント機能部32が無効である場合に、当該アクセスポイント機能部32の機能を有効化(すなわち、アクセスポイント機能部32を起動)させるか否かを判定する。
起動指示部52は、起動判定部51の判定結果に基づいて、アクセスポイント機能部32の機能を有効化(すなわち、アクセスポイント機能部32を起動)させる指示を行なう。
ここで、通信インターフェース53は、双機能端末局30と他の装置との間で各種信号を送受信するためのインターフェースである。図4においては、ステーション機能部31とアクセスポイント機能部32とが同一の通信インターフェースを用いて通信を行なう場合について説明するが、これに限られない。すなわち、ステーション機能部31及びアクセスポイント機能部32それぞれに対応して通信インターフェースを設けても良い。このように構成した場合、例えば、双機能端末局30は、ステーションとして機能する場合と、アクセスポイントとして機能する場合とで異なるチャネルを用いた通信が行なえることになる。また、省電力動作中には、ステーション機能部31に対応した通信インターフェースは起動させ、アクセスポイント機能部32に対応したインターフェースは無効化すれば良い。
パラメータ保持部54は、自局(双機能端末局30)により構築する無線ネットワークにおける通信パラメータ(例えば、SSID1)を保持する。なお、パラメータ保持部54には、アクセスポイント10の通信パラメータ(例えば、SSID2)が保持される場合もある。
アクセスポイント機能部32には、パラメータ管理部55が設けられる。パラメータ管理部55は、ステーション20からの要求に応じてパラメータ保持部54に保持された通信パラメータをステーション20側に提供する。また、パラメータ管理部55は、アクセスポイント10から通信パラメータを取得した場合、それをパラメータ保持部54に格納する。
続いて、ステーション20には、その機能的な構成として、通信インターフェース61と、処理開始判定部62と、解析部63と、パラメータ保持部64と、送信部65と、パラメータ設定部66とを具備して構成される。
通信インターフェース61は、ステーション20と他の装置との間で各種信号を送受信するためのインターフェースである。
処理開始判定部62は、上述したアクセスポイント起動処理(省電力動作中に双機能端末局30のアクセスポイント機能部32を起動させる処理)を実施するか否かの判定を行なう。解析部63は、アクセスポイント10から周期的に送信されてくるビーコン(報知信号)を解析し、当該ビーコンの送信周期を取得する。
パラメータ保持部64は、双機能端末局30やアクセスポイント10により構築される無線ネットワークの通信パラメータ(例えば、SSID1、SSID2)を保持する。パラメータ設定部66は、パラメータ保持部64に上述した通信パラメータを設定する。
送信部65は、解析部63により取得されたビーコンの送信周期に同期して、双機能端末局30のアクセスポイント機能部32を起動させる信号(有効化させる信号)を送信する。これにより、アクセスポイント機能部32は、アクセスポイントとして信号の送受信が可能な状態へ移行する。
次に、図5を用いて、省電力動作中における双機能端末局30の動作の流れの一例について説明する。
双機能端末局30は、スリープタイマーの計時を開始するとともに(S201)、ドーズ状態に移行する(S202)。双機能端末局30は、上述した周期の期間42、ドーズ状態を続ける。
ここで、タイムアウトすると(S203)、双機能端末局30は、送受信可能な状態であるアウェイク状態に移行する(S204)。アウェイク状態の間、双機能端末局30は、ステーション機能部31を用いて周囲の無線環境をモニタリングしており、ビーコンやプローブリクエスト等の信号(データ)を受信できる。
このとき、双機能端末局30は、ステーション機能部31を用いていずれの信号も受信しなければ(S205でNO)、再度、S201の処理に戻る。一方、何らかの信号を受信した場合(S205でYES)、双機能端末局30は、起動判定部51において、親局であるアクセスポイント10からのビーコンであるか否かを判定する。より具体的には、アクセスポイント10からのDTIMを含むビーコンであるか否かの判定を行なう。
判定の結果、DTIMを含むビーコンであれば(S206でYES)、双機能端末局30は、ビーコン受信後の処理を起動し、DTIM情報等を確認した後(S207)、再度、S201の処理に戻る。また、DTIMを含むビーコンでなければ(S206でNO)、双機能端末局30は、起動判定部51において、プローブリクエストであるか否かを判定する。なお、一般的な無線端末局においては、受信した信号がビーコンでなければ、当該受信した信号を破棄する。
ここで、プローブリクエストでなければ(S208でNO)、双機能端末局30は、S201の処理に戻る。一方、プローブリクエストであれば(S208でYES)、双機能端末局30は、起動判定部51において、当該プローブリクエストのSSIDが、アクセスポイント機能部32に予め設定されたSSID(SSID1)と同一であるか否かを判定する(S209)。
判定の結果、SSIDが、アクセスポイント機能部32に予め設定されたSSIDと異なれば(S210でNO)、双機能端末局30は、S210の処理に戻る。一方、SSIDが一致すれば(S210でYES)、双機能端末局30は、起動指示部52において、アクセスポイント機能部32に対して起動要求を行なう。これにより、双機能端末局30のアクセスポイント機能部32が起動する(S211)。そして、双機能端末局30は、アクセスポイント機能部32において、ステーション20に向けてプローブレスポンスを送信する(S212)。
次に、図6を用いて、ステーション20の動作の流れの一例について説明する。
ステーション20は、双機能端末局30の親局であるアクセスポイント10が送信するビーコンを受信する(S301)。ステーション20は、解析部63において、当該受信したビーコン内の情報からDTIM周期42を取得する(S302)。
ここで、アクセスポイント10によりDTIMを含むビーコンが送信されるタイミングになると、ステーション20は、送信部65において、双機能端末局30に向けてプローブリクエストを送信する(S303)。このプローブリクエストには、双機能端末局30に対応するネットワーク識別子(SSID1)が含まれる。また、プローブリクエストは、例えば、DTIMを含むビーコンがアクセスポイント10から送信されるタイミング(送信の直前又は送信の直後)で送信され、双機能端末局30のアクセスポイント機能部32を有効化させる役割を果たす。これにより、ステーション20は、アクセスポイント10がDTIMを含むビーコンを送信するタイミング、つまり、双機能端末局30がアウェイク状態44となるタイミングでアクセスポイント機能部32の起動を指示できる。なお、ここでは、双機能端末局30のアクセスポイント機能部32の起動を指示する信号が、プローブリクエストである場合について説明しているが、これに限られない。すなわち、双機能端末局30のアクセスポイント機能部32を起動(有効化)させられるのであれば、どのような信号であっても良い。
プローブリクエストを送信した後、ステーション20は、プローブレスポンスの受信待ち状態へ遷移する(S304)。なお、双機能端末局30のアクセスポイント機能部32の起動等に時間がかかる可能性があるため、ステーション20は、所定時間の間、プローブレスポンスの受信待ち状態を維持することになる。
ここで、ステーション20は、プローブレスポンスを受信したか否かを確認し、受信していれば(S305でYES)、双機能端末局30との間で接続処理を実施する(S306)。より具体的には、双機能端末局30のアクセスポイント機能部32との間で接続処理を行なう。その後、ステーション20は、この処理を終了する。
一方、プローブレスポンスを受信していなければ(S305でNO)、ステーション20は、送信部65において、プローブリクエストの送信回数が所定回数(ユーザにより定義された回数)を越えているか否かを判定する。越えていなければ(S307でNO)、ステーション20は、再度、S303の処理に戻り、DTIMを含むビーコンの送信タイミングまで待機する。一方、プローブリクエストの送信回数が所定回数を越えていれば(S307でYES)、ステーション20は、この処理を終了する。
以上が、ステーション20の動作の一例についての説明であるが、必ずしもここに示す通りに動作を行なう必要はない。例えば、ステーション20は、図6で説明した処理を行なう前に、処理開始判定部62において、双機能端末局30により構築される無線ネットワークを検索し、その結果に基づいて図6に示す処理を実施するか否かを決めても良い。なお、無線ネットワークの検索(すなわち、双機能端末局30の検索)は、アクティブ・スキャニング及びパッシブ・スキャニングのいずれで行なわれても良い。例えば、パッシブ・スキャニングを用いて無線ネットワークを検索する場合、双機能端末局30のアクセスポイント機能部32が既に起動済みである必要がある。この場合、ステーション20は、双機能端末局30が構築する無線ネットワークのネットワーク識別子(SSID1)に対してプローブリクエストを送信すれば良い。また、アクティブ・スキャニングを用いて無線ネットワークの検索を行なう場合に双機能端末局30を検出(発見)できるケースとしては、当該スキャン時にステーション20が送信したプローブリクエストによりアクセスポイント機能部32が起動した可能性がある。また、既にアクセスポイント機能部32が起動していた可能性もある。すなわち、図6で説明した処理を行なう前に、いずれかの手法により双機能端末局30の検出を行ない、いずれの手法を用いても検出できなかった場合に、図6で説明した処理を行なうようにしても良い。
また、例えば、ステーション20は、図6で説明した処理を行なう前に、双機能端末局30に対応するネットワーク識別子(SSID1)を含むプローブリクエストを(ユーザにより定義された回数)送信するようにしても良い。このとき、ステーション20は、処理開始判定部62において、その応答に基づいて図6に示す処理を実施するか否かを決める。この場合、応答としてプローブレスポンスが得られるのは、ステーション20が送信したプローブリクエストによりアクセスポイント機能部32が起動したか、既に起動していたかのいずれかである。なお、プローブレスポンスが得られなかった場合、ステーション20は、図6で説明した処理を行なう。
また、例えば、ステーション20においては、DTIMを含むビーコンに同期してプローブリクエストを送信していたが、これに限られず、アクセスポイント10により送信される全てのビーコンに同期してプローブリクエストの送信を行なうようにしても良い。
以上説明したように実施形態1によれば、省電力動作中の双機能端末局30がアウェイク状態になったタイミングで当該双機能端末局30のアクセスポイント機能を有効化させる。
これにより、双機能端末局30の消費電力の低減が図れるとともに、また、双機能端末局30のアクセスポイント機能を有効化させるための信号を送り続けるといった必要もないので、通信帯域も無駄に使用せずに済む。
(実施形態2)
次に、実施形態2について説明する。実施形態2においては、アクセスポイント10が複数設けられる場合について説明する。
図7は、実施形態2に係わる通信システムの構成の一例を示す図である。通信システムには、実施形態1を説明した図1に示すアクセスポイント10、ステーション20及び双機能端末局30に加えて、複数のアクセスポイント(11、12)が設けられる。また更に、ステーション21も新たに設けられる。
ここで、双機能端末局30及びステーション20は、実施形態1と同様に、アクセスポイント10により構築された無線ネットワークに接続されている。ここで、ステーション20には、双機能端末局30に対応したネットワーク識別子(SSID1)は予め設定されているが、アクセスポイント10に対応したネットワーク識別子(SSID2)は設定されていないものとする。
また、アクセスポイント11は、ステーション20及びステーション21の親局(アクセスポイント)として機能しており、アクセスポイント12は、ステーション20の親局として機能している。
ここで、図8を用いて、実施形態2に係わる通信システムにおける処理の流れの一例について簡単に説明する。ここでは、双機能端末局30に(アクセスポイント10を経由せずに)直接接続するために、ステーション20が双機能端末局30のアクセスポイント機能部32を起動させる際の処理の流れについて説明する。
ステーション20は、検知し得る全てのビーコンを受信する(S401〜S403)。すなわち、ステーション20は、アクセスポイント10〜12からビーコンをそれぞれ受信する。ステーション20は、当該受信したビーコン内の情報からDTIM周期42を取得する。すなわち、アクセスポイント10〜12によりDTIMを含むビーコンが送信されるタイミングをそれぞれ取得する。
ここで、ステーション20は、当該取得したDTIM周期42に従って、プローブリクエストを双機能端末局30に向けて送信する(S404、S406、S408)。このプローブリクエストには、双機能端末局30に対応するネットワーク識別子(SSID1)が含まれる。また、プローブリクエストは、例えば、アクセスポイント10〜12それぞれがDTIMを含むビーコンを送信する直前に送信される。なお、実施形態1と同様に、双機能端末局30のアクセスポイント機能部32の起動(機能の有効化)を指示できるのであれば、プローブリクエストでなくても良いし、また、この送信タイミングもこれに限られない。
ここで、S404に示すプローブリクエストの送信タイミングは、アクセスポイント12がDTIMを含むビーコンを送信するタイミングである(S405)。S406に示すプローブリクエストの送信タイミングは、アクセスポイント11がDTIMを含むビーコンを送信するタイミングである(S407)。また、S408に示すプローブリクエストの送信タイミングは、アクセスポイント10がDTIMを含むビーコンを送信するタイミングである(S409)。図7に示すように、双機能端末局30の親局は、アクセスポイント10である。そのため、S409に示すタイミングで双機能端末局30がアウェイク状態44になっており、S408に示すプローブリクエストが双機能端末局30により受信される。なお、上述した通り、ステーション20から送信されるプローブリクエストには、双機能端末局30のネットワーク識別子(SSID1)が設定されている。
このようにしてステーション20からのプローブリクエストを受信した双機能端末局30は、ステーション機能部31において、アクセスポイント機能部32に起動要求を行なう(S410)。これにより、アクセスポイント機能部32が起動する。すなわち、双機能端末局30においては、アクセスポイント機能部32の機能が有効化し、アクセスポイントとして信号の送受信が可能な状態へ移行する。
その後、双機能端末局30は、アクセスポイント機能部32において、ステーション20に向けてプローブレスポンスを送信する(S411)。
次に、図9を用いて、実施形態2に係わるステーション20の動作の流れの一例について説明する。
ステーション20は、検知し得る全てのビーコンを受信する(S501)。そして、解析部63において、当該受信した全てのビーコンからDTIM周期42をそれぞれ取得する(S502)。
ここで、ステーション20は、送信部65において、双機能端末局30に向けてプローブリクエストを送信する(S503)。このプローブリクエストには、双機能端末局30に対応するネットワーク識別子(SSID1)が含まれる。プローブリクエストは、DTIMを含むビーコンがアクセスポイント10〜12それぞれから送信されるよりも前のタイミングで送信される。
プローブリクエストを送信した後、ステーション20は、プローブレスポンスの受信待ち状態へ遷移する(S504)。また、ステーション20は、次の同期タイミング(DTIMを含むビーコンの送信)が来たか否かの判定を行なう。
判定の結果、次の同期タイミングが来た場合(S505でYES)、ステーション20は、再度、S503の処理に戻り、プローブリクエストを送信する。次の同期タイミングが来ていない(若しくは次の同期タイミングが存在しない場合)場合(S505でNO)、ステーション20は、プローブレスポンスを受信したか否かの判定を行なう。
プローブレスポンスを受信していれば(S506でYES)、ステーション20は、プローブレスポンスの送信元の双機能端末局30(アクセスポイント機能部32)との接続処理を行なう(S507)。プローブレスポンスを受信していなければ(S506でNO)、ステーション20は、S502の処理で取得した全てのDTIM周期に同期してプローブリクエストを送信したか否かを判定する。
判定の結果、全て送信済みでなければ(S508でNO)、ステーション20は、再度、S503の処理に戻る。一方、全てのDTIM周期に同期してプローブリクエストを送信していれば(S508でYES)、ステーション20は、送信部65において、プローブリクエストの送信回数が所定回数(ユーザにより定義された回数)を越えているか否かを判定する。越えていなければ(S509でNO)、ステーション20は、再度、S503の処理に戻り、プローブレスポンスを送信する。一方、プローブリクエストの送信回数が所定回数を越えていれば(S509でYES)、ステーション20は、この処理を終了する。
以上が、実施形態2に係わるステーション20の動作の流れの一例についての説明である。なお、実施形態2に係わる双機能端末局30の動作は、実施形態1と同様であるため、ここでは、その説明については省略する。
なお、上述したステーションの動作は、必ずしも図9に示す通りに動作を行なう必要はない。例えば、実施形態1と同様に、ステーション20は、図9で説明した処理を行なう前に、双機能端末局30が構築する無線ネットワークの検索や、ネットワーク識別子(SSID1)を含むプローブリクエストの非同期送信を行なっても良い。
また、例えば、ステーション20においては、(双機能端末局30を配下に持つ)アクセスポイント10により構築されるネットワークのSSIDを予め保持している場合がある。この場合、当該保持されたSSIDと、一致するSSIDを含むビーコンを送信したアクセスポイントのDTIM周期のみに基づいてプローブリクエストの送信を行なうようにしても良い。
また、例えば、ステーション20において、検知した全てのビーコン情報を解析し、アクセスポイント10〜12の配下に接続中で且つ省電力動作中の装置(双機能端末局30)が存在するか否かの情報を取得するようにしても良い。すなわち、アクセスポイント10〜12のビーコンには、省電力動作中の装置(例えば、ステーション21及び双機能端末局30)が存在するか否かを示す情報が含まれる。この場合、省電力動作中の装置(ステーション21及び双機能端末局30)を配下に持つアクセスポイント10及び11が発するDTIMを含むビーコンのみに同期して、ネットワーク識別子(SSID1)を含むプローブリクエストを送信する。つまり、アクセスポイント12が発するDTIMを含むビーコンに同期してプローブリクエストを送信しなくて済む。
以上説明したように実施形態2によれば、複数のアクセスポイントが設けられていたり、また、(直接接続の対象となる)双機能端末局を配下に持つアクセスポイントに対応したSSIDを把握していない場合にも、実施形態1と同様の処理が行なえる。
(実施形態3)
次に、実施形態3について説明する。上述した実施形態1においては、ステーション20では、双機能端末局30に対応したネットワーク識別子(SSID1)と、アクセスポイント10に対応したネットワーク識別子(SSID2)とが既に設定済みである場合について説明した。実施形態3においては、このような通信パラメータの設定方法について説明する。
図10を用いて、ステーション20と双機能端末局30との間で通信パラメータ設定処理を行なう際の処理の流れの一例について簡単に説明する。
ユーザが、ステーション20及び双機能端末局30に設けられた通信パラメータ設定用ボタンをそれぞれ押下すると(S601、S602)、この処理は開始する。
この処理が開始すると、ステーション20は、通信パラメータ設定信号(双機能端末局30のパラメータ、又は双機能端末局30及びアクセスポイント10のパラメータ両方を含む)の受信待ち状態となる。
ここで、双機能端末局30からステーション20に向けて通信パラメータ設定信号が送られる(S603)。すると、ステーション20は、当該信号に基づいて通信パラメータの設定を行なう(S604)。
その後、ステーション20及び双機能端末局30は、例えば、WPS(Wi-Fi Protected Service)等に従って、通信パラメータ設定後の後処理を行なう(S605)。そして、この処理を終了する。
次に、図11を用いて、双機能端末局30の動作の流れの一例について説明する。ここでは、通信パラメータの設定処理について説明する。
この処理は、ユーザにより双機能端末局30のパラメータ設定ボタンが押下されると開始する(S701)。この処理が開始すると、双機能端末局30は、パラメータ管理部55において、まず、親局となるアクセスポイント10の通信パラメータが設定済みであるか否かを判定する。
判定の結果、設定済みであれば(S702でYES)、双機能端末局30は、パラメータ管理部55において、アクセスポイント10及び自局(双機能端末局30)の通信パラメータを含む通信パラメータ設定信号を送信する(S703)。このとき、アクセスポイント10の通信パラメータとしては、ネットワーク識別子(SSID2)を少なくとも含めば良い。
一方、親局となるアクセスポイント10の通信パラメータが設定済みでなければ(S702でNO)、双機能端末局30は、パラメータ管理部55において、双機能端末局30のパラメータを含む通信パラメータ設定信号を送信する(S704)。その後、双機能端末局30は、後処理を実施した後(S705)、この処理を終了する。
次に、図12を用いて、ステーション20の動作の流れの一例について説明する。ここでは、通信パラメータの設定処理について説明する。
この処理は、ユーザによりステーション20のパラメータ設定ボタンが押下されると開始する(S801)。この処理が開始すると、ステーション20は、まず、通信パラメータ設定信号を受信したか否かを判定する。ここで、例えば、所定時間を経過しても、通信パラメータ設定信号を受信しなかった場合(S803でNO)、ステーション20は、この処理を終了する。
一方、通信パラメータ設定信号を受信した場合、(S803でYES)、ステーション20は、パラメータ設定部66において、当該信号の中に(双機能端末局30の親局となる)アクセスポイント10のパラメータが含まれているか否かを判定する。アクセスポイント10のパラメータが含まれていなければ(S804でNO)、ステーション20は、パラメータ設定部66において、双機能端末局30のパラメータを設定する(S806)。アクセスポイント10のパラメータが含まれていれば(S804でYES)、ステーション20は、パラメータ設定部66において、まず、アクセスポイント10のパラメータを設定する(S805)。その後、双機能端末局30のパラメータを設定する(S806)。ステーション20は、後処理を実施した後(S807)、この処理を終了する。
以上が本発明の代表的な実施形態の例であるが、本発明は、上記及び図面に示す実施形態に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
(その他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (12)

  1. 通信装置であって、
    他の通信装置と直接通信するための通信パラメータを設定するための設定処理を、ユーザ操作に応じて実行する実行手段と、
    アクセスポイントに接続される省電力モードの装置が通信可能であるタイミングを、当該アクセスポイントから送信される情報に基づいて判定する判定手段と、
    前記実行手段により前記設定処理が実行された後であって、前記通信装置が前記アクセスポイントに接続し、かつ、前記他の通信装置が省電力モードで前記アクセスポイントに接続している場合、前記他の通信装置との直接通信を要求するための信号であって、前記通信パラメータの少なくとも一部が含まれる信号を、前記判定手段により判定されたタイミングに従って前記他の通信装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段による送信に応じて、前記アクセスポイントを介さず前記他の通信装置との直接通信を前記通信パラメータに基づいて行う通信手段と、
    を具備することを特徴とする通信装置。
  2. 前記送信手段により送信される信号は、
    基地局機能と子局機能とを有する前記他の通信装置の前記基地局機能を有効化させるための信号を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記判定手段は、
    前記アクセスポイントにより送信される報知信号に基づいて、前記アクセスポイントに接続される省電力モードの装置が通信可能であるタイミングを判定する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の通信装置。
  4. 前記判定手段は、
    複数のアクセスポイント夫々に接続される省電力モードの装置が通信可能であるタイミングを判定し、
    前記送信手段は、
    前記複数のアクセスポイント夫々に接続される省電力モードの装置が通信可能であるタイミングに同期して、アクセスポイントを介さず直接通信する直接通信機能を有効化させるための信号を送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記判定手段により判定されるタイミングは、DTIM周期に基づくタイミングである
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  6. 前記送信手段は、
    基地局機能と子局機能とを有する前記他の通信装置により構築されるネットワークを検索し、当該ネットワークが発見されなかった場合、前記他の通信装置と直接通信するために、前記基地局機能を有効化させるための信号を送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記通信装置は、前記設定処理において、前記アクセスポイントと通信するための通信パラメータと、前記他の通信装置と直接通信するための通信パラメータとを取得することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記送信手段により送信される前記信号に含まれる通信パラメータは、前記他の通信装置と直接通信するためのネットワークの識別子を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記設定処理は、WPS(Wi-Fi Protected Service)であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記通信パラメータは、前記他の通信装置が基地局として形成する無線ネットワークにおいて通信するためのパラメータであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 通信装置の処理方法であって、
    実行手段が、他の通信装置と直接通信するための通信パラメータを設定するための設定処理を、ユーザ操作に応じて実行する工程と
    判定手段が、アクセスポイントに接続される省電力モードの装置が通信可能であるタイミングを、当該アクセスポイントから送信される情報に基づいて判定する工程と、
    送信手段が、前記実行手段により前記設定処理が実行された後であって、前記通信装置が前記アクセスポイントに接続し、かつ、前記他の通信装置が省電力モードで前記アクセスポイントに接続している場合、前記他の通信装置との直接通信を要求するための信号であって、前記通信パラメータの少なくとも一部が含まれる信号を、前記判定手段により判定されたタイミングに従って前記他の通信装置に送信する工程と、
    信手段が、前記送信手段による送信に応じて、前記アクセスポイントを介さず前記他の通信装置との直接通信を前記通信パラメータに基づいて行う工程と、
    を含むことを特徴とする処理方法。
  12. 通信装置のコンピュータを、
    他の通信装置と直接通信するための通信パラメータを設定するための設定処理を、ユーザ操作に応じて実行する実行手段、
    アクセスポイントに接続される省電力モードの装置が通信可能であるタイミングを、当該アクセスポイントから送信される情報に基づいて判定する判定手段、
    前記実行手段により前記設定処理が実行された後であって、前記通信装置が前記アクセスポイントに接続し、かつ、前記他の通信装置が省電力モードで前記アクセスポイントに接続している場合、前記他の通信装置との直接通信を要求するための信号であって、前記通信パラメータの少なくとも一部が含まれる信号を、前記判定手段により判定されたタイミングに従って前記他の通信装置に送信する送信手段、
    前記送信手段による送信に応じて、前記アクセスポイントを介さず前記他の通信装置との直接通信を前記通信パラメータに基づいて行う通信手段、
    として機能させるためのプログラム。
JP2011090403A 2011-04-14 2011-04-14 通信装置、処理方法及びプログラム Expired - Fee Related JP5832126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011090403A JP5832126B2 (ja) 2011-04-14 2011-04-14 通信装置、処理方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011090403A JP5832126B2 (ja) 2011-04-14 2011-04-14 通信装置、処理方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012227561A JP2012227561A (ja) 2012-11-15
JP5832126B2 true JP5832126B2 (ja) 2015-12-16

Family

ID=47277319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011090403A Expired - Fee Related JP5832126B2 (ja) 2011-04-14 2011-04-14 通信装置、処理方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5832126B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5506007B1 (ja) * 2013-02-27 2014-05-28 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 端末装置、それと無線通信を行う無線装置およびそれらを備えた無線通信システム
WO2014132469A1 (ja) * 2013-02-27 2014-09-04 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 端末装置、それと無線通信を行う無線装置およびそれらを備えた無線通信システム
JP6330265B2 (ja) * 2013-06-24 2018-05-30 カシオ計算機株式会社 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、及びプログラム
JP6117033B2 (ja) * 2013-07-09 2017-04-19 京セラ株式会社 移動通信システム及びユーザ端末
WO2015019465A1 (ja) * 2013-08-08 2015-02-12 富士通株式会社 無線通信システム、無線通信方法、及び、無線局
JP6478696B2 (ja) * 2015-02-23 2019-03-06 キヤノン株式会社 無線通信装置およびその制御方法
CN104837154B (zh) * 2015-03-31 2018-09-04 小米科技有限责任公司 无线访问接入点的控制方法及装置
JP6457017B2 (ja) * 2017-05-25 2019-01-23 富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社 移動局、及び、通信方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080031208A1 (en) * 2006-08-04 2008-02-07 Microsoft Corporation Synchronization between wireless devices while saving power
US8432920B2 (en) * 2006-09-19 2013-04-30 Marvell World Trade Ltd. Direct link setup mechanisms for wireless LANs
JP4902394B2 (ja) * 2007-03-01 2012-03-21 株式会社Kddi研究所 無線装置及び無線リンク選択方法
JP5139851B2 (ja) * 2008-03-14 2013-02-06 キヤノン株式会社 通信装置及びそのネットワーク構築方法
US20110246637A1 (en) * 2008-12-18 2011-10-06 Takuya Murakami Communication device, communication system, communication control method and communication control program

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012227561A (ja) 2012-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5832126B2 (ja) 通信装置、処理方法及びプログラム
WO2022028467A1 (zh) 定位方法、装置及相关设备
KR101258846B1 (ko) 통신단말장치, 통신을 확립하기 위한 방법
KR101122877B1 (ko) 네트워크 인터페이스 모듈에서 전력을 관리하기 위한 방법, 전력 관리 설정들을 제공하기 위한 방법, 패킷 송신 방법, 컴퓨터 시스템, 네트워크 인터페이스 모듈 및 컴퓨터 판독가능한 기록매체
US9706600B2 (en) Connectionless Wi-Fi mesh communication
JP6579882B2 (ja) 通信装置、制御方法、及びプログラム
EP2911460A1 (en) Communication apparatus, method of controlling a communication apparatus, and computer program
KR20130066905A (ko) 무선 시스템에서 디바이스 디스커버리 운용 방법 및 장치
JP7130364B2 (ja) 通信装置、制御方法、およびプログラム
JP4958634B2 (ja) 通信装置及び通信方法
KR20170067774A (ko) 무선 디바이스 성능을 개선하기 위한 방법 및 장치
JP2008104076A (ja) 通信パラメータの設定方法、通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム
JP2017063311A (ja) 通信装置、制御方法、及びプログラム
EP3220711B1 (en) Wireless communication apparatus and wireless communication method
CN111343709A (zh) 节点控制方法、系统、芯片、电子设备和存储介质
JP2002135314A (ja) 通信制御方法および通信機器
WO2018051781A1 (ja) 通信装置、通信方法、及びプログラム
JP6872318B2 (ja) ゲームシステム、処理プログラム、処理方法、および、ゲーム装置
JP2019134322A (ja) 通信装置、制御方法、及びプログラム
JP2019083481A (ja) 通信装置、制御方法、およびプログラム
KR20190004664A (ko) 통신장치, 외부 장치, 통신장치의 제어방법, 외부 장치의 제어방법, 및, 비일시적인 컴퓨터 판독가능한 기억매체
JP5584582B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム
CN114390482A (zh) 中继的配置方法、装置及用户设备
JP6566796B2 (ja) 通信装置、通信方法、および、プログラム
JP2006093882A (ja) 無線通信装置及びその制御方法、無線通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151027

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5832126

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees