JP5831713B2 - コンテンツアクセス管理システム、サーバ、方法及びプログラム - Google Patents

コンテンツアクセス管理システム、サーバ、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツアクセス管理システム、コンテンツアクセス管理サーバ、コンテンツアクセス管理方法及びプログラムに関する。
近年、ネットワークを通じて、動画や音楽といったコンテンツを購入して視聴することが可能となっているが、コンテンツを提供する事業者(以下、コンテンツ事業者と記載する)は、コンテンツが勝手に他のユーザに複製されることを回避するため、配布するコンテンツに対し、一般にDRM(Digital Rights Management)と呼ばれるコピープロテクトを施している場合が多い。
しかし、他ユーザへの複製を回避するためにDRMが施されたコンテンツの多くは、その性質から、端末間でのコンテンツの複製を制限したり、コンテンツの視聴可能な端末を制限したりする制約がかけられており、コンテンツを購入したユーザがそのコンテンツを家族や親しい友人と共有することは難しかった。
このような状況に鑑みて、コンテンツ事業者の中にはDRMを施さずにコンテンツを提供するコンテンツ事業者もあるが、コンテンツを正規に保有しているユーザと何ら関係のない他人に制限なしに流出することは、コンテンツの保護の観点より好ましくなく、著作権法などの違法となる可能性がある。
一方で、著作権法第30条は、「著作権の目的となっている著作物は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用することを目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。」と定められており、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内での使用、すなわち、私的使用ならばコンテンツの視聴や閲覧等は認められている。
しかし、現在のインターネットを中心とするサービスにおいては、家族や親しい少数の友人を特定することは困難である。
この課題に対し、特許文献1では、コンテンツを購入したユーザが管理するコンテンツ処理装置を中心とした解決策を提案している。
特許文献1では、図14にあるように、コンテンツにアクセスするユーザやその端末を管理するグループ管理サーバ300と、コンテンツの管理を行う機能を有するユーザAに紐付いているコンテンツ処理装置A310と、コンテンツの管理を行う機能を有するユーザBに紐付いているコンテンツ処理装置B320、ユーザBが所有し、コンテンツの再生を行う再生装置B320とにより構成される。
また、グループ管理サーバ300は、ユーザ識別子とコンテンツ処理装置の識別子とを紐付けて管理するテーブル301と、ユーザ識別子とユーザが所有する再生端末の識別子を紐付けて管理するテーブル302と、ユーザ間の関係を管理するテーブル303とを持つ。
まず、ユーザBが自身で購入したコンテンツBを再生する場合、再生装置B330は、コンテンツ処理装置B320を介して、グループ管理サーバ300に接続を行う。
グループ管理サーバ300は、テーブル301およびテーブル302を利用して、コンテンツ処理装置B320及び再生装置B330がユーザBに属するものであることを確認し、再生装置B330でのコンテンツBの視聴を許可する。一方、ユーザAが購入したコンテンツAをユーザBが視聴する場合、ユーザBは再生装置B330をユーザAのコンテンツ処理装置A310に接続する。このとき、コンテンツ処理装置A310はユーザAにユーザBに接続を許可するか確認し、許可が下りた場合、その情報をグループ管理サーバ300に登録を行う。
グループ管理サーバ300は、テーブル303を更新し、ユーザAとユーザBとの関係を登録する。ユーザBは、再生装置B330でのコンテンツAの視聴要求を、コンテンツ処理装置A310を通じて、グループ管理サーバ300に発行する。グループ管理サーバ300は、テーブル301、テーブル302、テーブル303を確認し、ユーザBがユーザAに認められた関係にあり、コンテンツAの視聴が可能であると判断する。この結果に従い、ユーザBは再生装置B330でコンテンツAの視聴を行う。
特開2007−102484号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、ユーザAとユーザBとの関係を確認する手段をもたないため、ユーザAとユーザBとの関係が著作権法でいうところの私的使用に該当する家族等の関係であるとは限らないとい課題があった。
また、ユーザAとユーザBとの関係が家族等の関係にあったとしても、ユーザが所有するコンテンツ処理装置への再生装置の接続が必要であり、非常に煩雑な手続きを必要とした。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は、法律で認められる範囲でコンテンツのアクセスを許可できるコンテンツアクセス管理システム、コンテンツアクセス管理サーバ、コンテンツアクセス管理方法及びプログラムを提供することにある。
本発明は、通信事業者の契約者に関する契約情報に基づく家族、知人に関する家族・知人情報を少なくとも記憶する家族・知人情報データベースと、コンテンツの保有者の保有者情報が記憶されたコンテンツ保有者情報データベースと、所定のコンテンツのアクセス要求を行ったユーザを特定するアクセスユーザ認証部と、前記コンテンツ所有者情報データベースからアクセス要求されたコンテンツのコンテンツ保有者情報と前記特定されたユーザの家族・知人情報とに基づいて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定するアクセス許否判定部とを有するコンテンツアクセス管理システムである。
本発明は、所定のコンテンツのアクセス要求に応答し、前記アクセス要求を行ったユーザのユーザ情報と、前記アクセス要求を行ったユーザの通信事業者の契約者に関する契約情報に基づく家族、知人に関する家族・知人情報とを取得し、前記ユーザ情報と前記ユーザの家族・知人情報とに基づいて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定するアクセス許否判定部を有するコンテンツアクセス管理サーバである。
本発明は、所定のコンテンツのアクセス要求を行ったユーザを特定し、コンテンツの保有者の保有者情報が記憶されたコンテンツ保有者情報データベースから、前記アクセス要求されたコンテンツのコンテンツ保有者情報を取得し、通信事業者の契約者に関する契約情報に基づく家族、知人に関する家族・知人情報を少なくとも記憶する家族・知人情報データベースから、前記特定されたユーザの家族・知人情報を取得し、前記取得したコンテンツ保有者情報と前記取得した家族・知人情報とに基づいて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定するコンテンツアクセス管理方法である。
本発明は、所定のコンテンツのアクセス要求に応答し、前記アクセス要求を行ったユーザのユーザ情報と、前記アクセス要求を行ったユーザの通信事業者の契約者に関する契約情報に基づく家族、知人に関する家族・知人情報とを取得し、前記ユーザ情報と前記ユーザの家族・知人情報とに基づいて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定する判定処理を情報処理装置に実行させるプログラムである。
本発明は、法律で認められる範囲でコンテンツのアクセスを許可できる。
図1は本発明の実施の形態におけるコンテンツアクセス管理システムのブロック図である。 図2は家族・知人情報データベース1の一例を示した図である。 図3はコンテンツ保有者情報データベース2の一例を示した図である。 図4は第1の実施の形態におけるコンテンツ共有システムの構成図である。 図5は第1の実施の形態のフローチャートである。 図6は第2の実施の形態におけるコンテンツ共有システムの構成図である。 図7は第2の実施の形態のフローチャートである。 図8は実施例1の構成図である。 図9はユーザがキャリア通信事業者と結んでいる契約情報を含む契約情報テーブルである。 図10はユーザが過去購入したコンテンツ情報を管理するコンテンツ購入情報テーブルである。 図11はコンテンツを提供する事業者が販売するコンテンツに対してアクセスポリシを管理するコンテンツアクセスポリシ管理テーブルである。 図12は実施例2の構成図である。 図13は実施例3の構成図である。 図14は関連する技術を説明するための図である。
本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるコンテンツアクセス管理システムのブロック図である。
本発明の実施の形態におけるコンテンツアクセス管理システムは、家族・知人情報データベース1と、コンテンツ保有者情報データベース2と、アクセスユーザ認証部3と、アクセス許否判定部4とを備える。
家族・知人情報データベース1は、固定電話回線や携帯電話回線などの回線契約者の契約情報に基づく家族、知人に関する家族・知人情報を少なくとも記憶するデータベースである。近年、通信業者は、契約者の家族間や、親しい友人間の通信を無料にしたり割引いたりするサービスを行っている。このような無料・割引サービスを実施するために、各通信業者は、回線契約に伴い、無料・割引サービスを適用するユーザを特定するために、契約者の家族構成や友人などに関する家族・知人情報を契約情報の一部として保有している。家族・知人情報データベース1は、このような回線契約に基づく家族・知人情報が記憶されている。家族・知人情報は、その通信事業の利用者毎に、夫婦関係や親子関係を具体的に特定するような、契約者「本人」に対する「妻」や「子」など具体的な関係を示す情報だけでなく、その通信事業利用者を家族ごとや友人毎にグルーピングし、それらの関係を識別する情報であっても良い。
家族・知人情報データベース1の一例を図2に示す。図2の例は、ユーザ名と電話番号とそのユーザの家族情報とが関連付けられたデータベースである。例えば、ユーザAの電話番号「090-XXXX-0001」と、ユーザBの電話番号「090-XXXX-0002」と、ユーザCの電話番号「090-XXXX-0003」とは、同一の家族情報「a」と関連付けられており、ユーザAとユーザBとユーザCとは家族であることを示している。
コンテンツ保有者情報データベース2は、コンテンツを誰が保有しているかのコンテンツ保有者情報を記憶している。尚、コンテンツの保有者とは、コンテンツを購入したコンテンツの所有者ばかりでなく、コンテンツを利用することができる権限を与えられている権限者も含む広い概念を意味する。
コンテンツ保有者情報データベース2の一例を図3に示す。図3では、保有者を識別するユーザ名と、保有するコンテンツとが関連付けられたデータベースである。例えば、ユーザAとコンテンツC1及びコンテンツC2と関連付けられており、ユーザAはコンテンツC1及びコンテンツC2を保有していることを示している。
アクセスユーザ認証部3は、所定のコンテンツのアクセス要求を行ったユーザを特定する。特定の方法としては、アクセス要求を行ったユーザの電話番号やユーザ識別情報などで特定する。
アクセス許否判定部4は、ユーザからのコンテンツへのアクセス要求を受け付け、また、その要求に対する回答をユーザに通知する。アクセス許否判定部4は、ユーザからのコンテンツへのアクセス要求を受け付けると、コンテンツへのアクセス要求したユーザの特定をアクセスユーザ認証部3に依頼する。そして、アクセスユーザ認証部3により特定されたユーザの家族・知人情報を、家族・知人情報データベース1から取得する。
また、アクセス許否判定部4は、コンテンツ所有者情報データベース2からアクセス要求されたコンテンツのコンテンツ保有者情報を取得する。
そして、アクセス許否判定部4は、ユーザの家族・知人情報とコンテンツ保有者情報とに基づいて、アクセス要求したユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定する。
アクセスの許否の判定は、例えば、アクセス要求されたコンテンツの保有者とアクセス要求したユーザとの関係が、一定の関係にある場合、ユーザのコンテンツへのアクセスを許可する。アクセス要求されたコンテンツの保有者とアクセス要求したユーザとの関係が一定の関係にある場合とは、あるユーザが所有するコンテンツを著作権法で許される「個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内」、すなわち、著作権法に基づく私的使用が許される範囲の関係である。より具体的には、アクセス要求されたコンテンツの保有者とアクセス要求したユーザとの関係が、家族、親しい友人である場合等である。上記のような一定の関係の条件は、アクセス許否判定部4が、全コンテンツに対してひとつの条件として記憶しておいても良く、また、コンテンツ毎に記憶していても良い。更に、その条件を外部の記憶媒体に記憶しておいても良い。
次に、上述の如く構成されたコンテンツアクセス管理システムの具体的な動作を説明する。尚、以下の説明において、家族・知人情報データベース1及びコンテンツ保有者情報データベース2に記憶されている内容が、図2及び図3に示されるものであるとし、アクセス要求されたコンテンツの保有者とアクセス要求したユーザとの関係が家族である場合に、コンテンツへのアクセスを許可するものとする。
まず、ユーザAが電話番号「090-XXXX-0001」を用いて、アクセス許否判定部4にコンテンツC3へのアクセス要求をしたとする。すると、アクセス許否判定部4は、コンテンツC3へのアクセス要求したユーザの特定を、アクセスユーザ認証部3に依頼する。
アクセスユーザ認証部3は、電話番号「090-XXXX-0001」より、コンテンツC3のアクセス要求がユーザAであることを特定する。
アクセス許否判定部3は、アクセス要求のあったコンテンツC3の保有者を取得する。コンテンツC3の保有者は、コンテンツ保有者情報データベース2からユーザBであることが特定できる。続いて、アクセス許否判定部3は、家族・知人情報データベース1に基づいて、ユーザAとユーザBとの関係を判定する。ユーザAとユーザBとの関係は、ユーザA及びユーザBの家族情報により、家族であると判定される。よって、ユーザAによるコンテンツC3へのアクセスを許可する判定を行う。
このように、所定コンテンツへのアクセス許可の判定がされた場合、アクセス要求を行ったユーザはそのコンテンツにアクセスができるようになり、コンテンツの視聴や閲覧が可能となる。
以上の如く、契約情報に基づく家族・知人情報をアクセス許可の判定に用いることで、著作権法等で許される家族や親しい友人の範囲を特定することができる。
尚、本発明は、単なるコンテンツへのアクセス許可のみならず、コンテンツの共有にも利用できる。
以下、具体的な実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態は本発明のコンテンツアクセス管理システムを、コンテンツを共有するコンテンツ共有システムに適用した例である。
図4は第1の実施の形態におけるコンテンツ共有システムの構成図である。
図4に示されるごとく、契約情報データベース101と、コンテンツ購入者データベース102と、アクセスユーザ認証部103と、コンテンツアクセス管理部104と、コンテンツアクセス鍵発行部105とを備える。
契約情報データベース101は、固定電話回線や携帯電話回線などの回線契約者の契約情報のデータベースであり、無料・割引サービスを実施するために、契約者の家族構成や友人などに関する家族・知人情報を契約情報の一部として保有している。尚、家族・知人情報は、上述した家族・知人情報データベース1の家族・知人情報と同様な情報である。
コンテンツ購入者データベース102は、ユーザが購入したコンテンツに関する情報を記憶している。コンテンツ購入者データベース102は、基本的には、上述したコンテンツ保有者情報データベース2と同様なものである。
アクセスユーザ認証部103は、コンテンツの視聴・閲覧要求(コンテンツの共有要求)を発行したユーザを、契約情報データベース101の契約情報を用いて、認証して特定する。アクセスユーザ認証部103は、基本的には、上述したアクセスユーザ認証部3と同様な構成である。
コンテンツアクセス管理部104は、ユーザからのコンテンツの視聴・閲覧要求を受け付け、また、その要求に対する回答をユーザに通知する。基本的には、上述したアクセス許否判定部4と同様な構成であるが、コンテンツアクセス管理部104は、コンテンツの視聴・閲覧(コンテンツの共有)の許可の判定がされると、コンテンツアクセス鍵発行部105にコンテンツのアクセスを可能とする鍵の発行を依頼する。
コンテンツアクセス鍵発行部105は、コンテンツアクセス管理部104により、コンテンツの視聴・閲覧(コンテンツの共有)の許可の判定がされると、許可されたコンテンツのアクセスを可能とする鍵を発行し、コンテンツアクセス管理部104に渡す。
次に、図4の構成図と図5のフローチャートとを参照して、第1の実施の形態の全体の動作について説明する。
まず、コンテンツアクセス管理部104は、ユーザからのコンテンツの視聴・閲覧要求を受信し、そのユーザの認証を行うため、視聴・閲覧要求を送付したユーザについての認証要求をアクセスユーザ認証部103に依頼する(ステップS101)。
アクセスユーザ認証部103は、コンテンツアクセス管理部104の要求に基づき、コンテンツの視聴・閲覧要求を発行したユーザを特定する(ステップS102)。
コンテンツアクセス管理部104は、ステップS102で特定されたユーザの家族構成などの共有可能ユーザ情報(家族・知人情報)を取得するため、契約情報データベース101に問い合わせを行い、契約情報データベース101から指定されたユーザ情報を基にユーザの家族構成などの共有可能ユーザ情報(家族・知人情報)を取得する(ステップS103)。
コンテンツアクセス管理部104は、ユーザが視聴・閲覧要求を行ったコンテンツが、ステップS103で取得した共有可能ユーザ情報(家族・知人情報)で特定されるユーザ(以下、共有可能ユーザと記載する)が購入済みのコンテンツに含まれるか否かを、コンテンツ購入者データベース102に問い合わせを行って確認する(ステップS104)。
コンテンツアクセス管理部104は、ステップS104で、視聴・閲覧要求を行ったコンテンツが、共有可能ユーザが購入したコンテンツに含まれると判断した場合、視聴・閲覧要求を行ったユーザは該当コンテンツを視聴・閲覧可能であると判断し、コンテンツアクセス鍵発行部105にアクセス鍵の発行を依頼する。そして、コンテンツアクセス鍵発行部105はコンテンツにアクセスするためのアクセス鍵を発行し、コンテンツアクセス管理部104は、アクセス鍵をクライアントに送付する(ステップS105)。
一方、コンテンツアクセス管理部104は、ステップS104で、視聴・閲覧要求を行ったコンテンツが、共有可能ユーザが購入したコンテンツに含まれていないと判断した場合、視聴・閲覧要求を行ったユーザは該当コンテンツを視聴・閲覧不可能であると判断し、コンテンツアクセス管理部104は、その旨をクライアントに通知する(ステップS106)。
尚、視聴・閲覧するコンテンツの格納場所であるが、例えば、コンテンツ事業者や通信事業者が提供するコンテンツサーバや、コンテンツの保有者(ユーザ)が管理するオンラインストレージ(オンラインストレージを提供するサービスを利用してもよい)等がある。コンテンツにアクセス要求したユーザは、それらのサーバやストレージから暗号化されたコンテンツをダウンロードしたり、ストリーミング配信されたりすることにより、コンテンツを取得する。そして、コンテンツアクセス管理部104から送信されてきたアクセス鍵を用いて、暗号化を解除してコンテンツを視聴する。
また、コンテンツを閲覧・視聴するユーザは、そのコンテンツを過去にダウンロードしたことがある端末(通常は、コンテンツを保有するユーザの端末)のストレージから、暗号化されたコンテンツを、ネットワークやUSBメモリ等の記録媒体を介して、自己の端末のストレージに取得するようにしても良い。そして、コンテンツアクセス管理部104から送信されてきたアクセス鍵を用いて、暗号化を解除してコンテンツを視聴する。
第1の実施の形態の効果について説明する。
第1の実施の形態の効果は、コンテンツの視聴・閲覧を行った者を、契約情報を用いて、家族や親しい友人であるか否かを確認することで、家族や親しい友人が購入したコンテンツの視聴・閲覧を実現することができる。なぜなら、家族や親しい友人との間でコンテンツを視聴・閲覧する際に、従来では家族や親しい友人を特定する方法がなかったが、本実施の形態では契約情報を利用することで、家族や親しい友人を特定できるからである。
<第2の実施の形態>
図6は、第2の実施の形態におけるコンテンツ共有システムの構成図である。
図6を参照すると、第2の実施の形態におけるコンテンツ共有システムは、第1の実施の形態におけるコンテンツ共有システムの構成に加えて、コンテンツアクセスポリシ管理テーブル106を含む。
コンテンツアクセスポリシ管理データベース106は、コンテンツに関するアクセス制限を判断するアクセス制限ポリシを管理している。アクセス制限ポリシの具体例としては、例えば、コンテンツの共有可能人数に上限を設定する場合や、コンテンツの視聴・閲覧に年齢制限を設定する場合などがあるが、これに限られず、コンテンツ提供事業者又はコンテンツ保有者によって設定される利用制限などであれば良い。尚、コンテンツアクセスポリシ管理データベース106は、コンテンツ購入者データベース102と同一のデータベースで構成しても良い。
コンテンツアクセス管理部104は、コンテンツアクセスポリシ管理テーブル106を参照し、コンテンツの視聴・閲覧要求を発行したユーザが該当コンテンツへのアクセス制限を満たすものであるかを判断する。
また、アクセスユーザ認証部103は、第1の実施の形態の動作に加え、契約情報データベース101から、コンテンツに関するアクセス制限を判断するための情報として、認証対象者のユーザに関する属性、例えば、年齢や性別なども取得する。
次に図6の構成図と図7のフローチャート図を参照して、本実施の形態の全体の動作について説明する。
コンテンツアクセス管理部104は、ユーザからのコンテンツの視聴・閲覧要求を受信し、そのユーザの認証を行うため、視聴・閲覧要求を送付したユーザについての認証要求をアクセスユーザ認証部103に依頼する(ステップS201)。
アクセスユーザ認証部103は、コンテンツアクセス管理部104の要求に基づき、コンテンツの視聴・閲覧要求を発行したユーザを特定する(ステップS202)。
コンテンツアクセス管理部104は、ステップS202で特定されたユーザの家族構成などの共有可能ユーザ情報(家族・知人情報)を取得するため、契約情報データベース101に問い合わせを行う。そして、コンテンツアクセス管理部104は、契約情報データベース101から指定されたユーザ情報を基にユーザの家族構成などの共有可能ユーザ情報(家族・知人情報)を取得する(ステップS203)。
コンテンツアクセス管理部104は、ユーザが視聴・閲覧要求を行ったコンテンツが、ステップS203で取得した共有可能ユーザが購入済みのコンテンツに含まれるか否かを確認する(ステップS204)。
ステップS204で、視聴・閲覧要求を行ったコンテンツが、共有可能ユーザが購入したコンテンツに含まれると判断され、視聴・閲覧要求を行ったユーザは該当コンテンツを視聴・閲覧可能であると判断された場合、コンテンツアクセス管理部104は、視聴・閲覧要求を行ったユーザは該当コンテンツを視聴・閲覧することが可能か否か、コンテンツアクセスポリシ管理テーブル106を参照して確認する(ステップS205)。
コンテンツアクセス管理部104は、視聴・閲覧要求を行ったユーザが該当コンテンツを視聴・閲覧することが可能と判断した場合、コンテンツアクセス鍵発行部105を通じて、コンテンツにアクセスするための鍵を発行し、ユーザに通知する(ステップS206)。
一方、ステップS204で視聴・閲覧要求を行ったコンテンツが、共有可能ユーザが購入したコンテンツに含まれないと判断された場合、あるいは、ステップS205で、コンテンツアクセスポリシ管理テーブル106が管理するコンテンツアクセスポリシの条件下で、視聴・閲覧要求を行ったユーザが該当コンテンツを視聴・閲覧することが不可能と判断された場合、コンテンツアクセス管理部104は、その旨をユーザに通知する(ステップS207)。
第2の実施の形態の効果について説明する。
第2の実施の形態の効果は、第1の実施の形態に加えて、コンテンツを提供する事業者がコンテンツの共有可能人数に上限を設定する場合やコンテンツの視聴・閲覧に年齢制限を設定する場合等、上記条件に該当する場合、コンテンツの視聴・閲覧を許可しないサービスを実現することができる。なぜなら、ユーザ認証との連携により、これまでに視聴・閲覧を行ったユーザ数を特定することで共有可能人数をカウントしたり、契約情報からユーザの年齢情報を取得したりすることでコンテンツの視聴条件に合致しているかを判断できるためである。
以下、上述した実施の形態を更に具体的な実施例を説明する。
実施例1を説明する。
図8は、実施例1の構成図である。
実施例1は、第2の実施の形態におけるコンテンツ共有システムA01と、コンテンツ共有システムA01を通じて、コンテンツの視聴・閲覧を行う端末A02、端末A03、端末A04、端末A05、端末A06、とそれらを結ぶキャリアネットワークA07から構成される。尚、コンテンツ共有システムA01は、キャリアネットワークA07を提供するキャリア通信事業者が提供しているとする。
図9、図10及び図11は、コンテンツ共有システムA01が管理する情報テーブルであり、図9はユーザがキャリア通信事業者と結んでいる契約情報を含む契約情報テーブル、図10はユーザが過去購入したコンテンツ情報を管理するコンテンツ購入情報テーブル、図11はコンテンツを提供する事業者が販売するコンテンツに対して設定しているコンテンツの視聴年齢制限や最大共有人数などのアクセスポリシを管理するコンテンツアクセスポリシ管理テーブルである。
本実施例では、図9にあるように、ユーザA、ユーザB、ユーザC、ユーザDの4人のユーザを想定する。そして、ユーザAは固定端末A02と携帯端末A03とを1台ずつ保有しており、ユーザBは携帯端末A04を保有し、ユーザCは携帯端末A05を保有し、ユーザDは携帯端末A06を保有している。また、ユーザA、ユーザB、ユーザCは家族関係にあるものとする。尚、キャリア通信事業者が家族関係を把握する方法としては、未成年のユーザに対する保護者情報や、家族や親しい友人との通話を割引するために収集された情報を利用する。また、コンテンツを複製し、視聴・閲覧できる範囲としては、著作権法による私的使用の範囲、すなわち、家族間でのコンテンツの視聴、閲覧を許可するものとする。
以下、それぞれのユーザがコンテンツの視聴・閲覧要求を行う場合を説明する。
(1)ユーザAが、端末A02を通じてコンテンツCZの視聴・閲覧要求を行う場合。
ユーザAは、端末A02を通じて、コンテンツCZの視聴・閲覧要求をコンテンツ共有システムA01に発信する。
コンテンツ共有システムA01は、図9の契約情報テーブルを用いて、固定網が持つ認証機能を利用してユーザAからの要求であることを特定し、ユーザAはユーザB及びユーザCと家族であることを確認する。
次に、コンテンツ共有システムA01は、図10のコンテンツ情報テーブルを用いて、ユーザA、ユーザB又はユーザCがコンテンツCZを購入しているか確認し、ユーザCがコンテンツCZを購入した実績があることを確認する。
続いて、コンテンツ共有システムA01は、図11のコンテンツアクセスポリシ管理テーブルを参照し、コンテンツCZに課せられている条件を確認する。コンテンツCZには、視聴年齢制限は設定がないが、視聴期限が6ヶ月と設定されている。ユーザAのコンテンツCZの視聴・閲覧要求の発行日が、ユーザCがコンテンツCZを購入した2010年10月1日から6ヶ月以内であれば、ユーザAはコンテンツCZの視聴・閲覧は可能であると判断される。そして、視聴・閲覧は可能であると判断された場合には、コンテンツ共有システムA01は、コンテンツCZへのアクセス鍵をユーザAに発行する。ユーザAは発行されたアクセス鍵を用いて、コンテンツCZにアクセスし、視聴・閲覧を行う。
一方、ユーザAのコンテンツCZの視聴・閲覧要求の発行日が、2011年4月1日以降(2010年10月1日から6ヶ月経過後)であれば、コンテンツ共有システムA01は、ユーザAはコンテンツCZへの視聴・閲覧は出来ないことを、ユーザAに通知する。
(2)ユーザBが、端末A04を通じて、コンテンツCAの視聴・閲覧要求を行う場合。
まず、ユーザBが、端末A04を通じて、コンテンツCAの視聴・閲覧要求を発行する。
コンテンツ共有システムA01は、図9の契約情報テーブルから、携帯網の認証機能を利用してユーザBであることを特定し、ユーザBはユーザA及びユーザCと家族であることを確認する。
コンテンツ共有システムA01は、図10のコンテンツ購入情報テーブルを参照し、コンテンツCAが家族であるユーザAにより購入された実績があることを確認する。そして、図11のコンテンツアクセスポリシ管理テーブルを参照し、コンテンツCAに課せられている条件を確認する。
コンテンツCAには視聴年齢制限などの条件は課されていないため、コンテンツ共有システムA01は、ユーザBはコンテンツCAへの視聴・閲覧は可能であると判断し、コンテンツCAへのアクセス鍵をユーザBに発行する。ユーザBは発行されたアクセス鍵を用いて、コンテンツCAの視聴・閲覧が可能となる。
(3)ユーザBが、端末A04を通じて、コンテンツCBの視聴・閲覧要求を行う場合。
ユーザBが、端末A04を通じて、コンテンツCBの視聴・閲覧要求を発信する。
コンテンツ共有システムA01は、図9の契約情報テーブルから、携帯網の認証機能を利用してユーザBであることを特定し、ユーザBはユーザA及びユーザCと家族であることを確認する。
次に、コンテンツ共有システムA01は、図10のコンテンツ購入情報テーブルを参照し、コンテンツCBについては、ユーザBを含めて家族(ユーザA及びユーザC)のいずれもが購入実績がないことを確認する。そして、コンテンツ共有システムA01は、ユーザBにコンテンツCBの視聴・閲覧が出来ないメッセージを発行する。
(4)ユーザBが、端末A04を通じて、コンテンツCCの視聴・閲覧要求を行う場合。
ユーザBが端末A04を通じて、コンテンツCCの視聴・閲覧要求を行う。
コンテンツ共有システムA01は、図9の契約情報テーブルから、携帯網の認証機能を利用してユーザBであることを特定し、ユーザBはユーザA及びユーザCと家族であることを確認する。また、コンテンツ共有システムA01は、図10のコンテンツ購入情報テーブルから、ユーザBの家族であるユーザAがコンテンツCCの購入実績があることを確認する。
コンテンツ共有システムA01は、図11のコンテンツアクセスポリシ管理テーブルを参照し、コンテンツCCのアクセス条件を確認する。コンテンツCCは、ユーザAが購入したものであり、端末A02あるいは端末A03のいずれの端末でも視聴可能であり、最大共有ユーザ数は2ユーザであることが確認される。ここで、現時点では、コンテンツCCの共有ユーザ数は、コンテンツCCを購入したユーザAの1ユーザであると仮定する。
先に述べたようにコンテンツCCにアクセス可能なユーザとして、すでにユーザAがカウントされているが、最大共有ユーザ数である2ユーザには到達していないため、コンテンツ共有システムA01は、ユーザBはコンテンツCCの視聴・閲覧が可能であると判断し、コンテンツCCへのアクセス鍵を発行する。ユーザBは発行されたアクセス鍵を利用して、コンテンツCCの視聴・閲覧を行う。
(5)ユーザCが、端末A05を通じて、コンテンツCAの視聴・閲覧要求を行う場合。
ユーザCが、端末A05を通じて、コンテンツCAの視聴・閲覧要求を発信する。
コンテンツ共有システムA01は、図9の契約情報テーブルから、携帯網の認証機能を利用してユーザCであることを特定し、ユーザCはユーザA及びユーザBと家族であることを確認する。
次に、コンテンツ共有システムA01は、図10のコンテンツ購入情報テーブルを参照し、コンテンツCAが家族であるユーザAにより購入された実績があることを確認する。
また、コンテンツ共有システムA01は、図11のコンテンツアクセスポリシ管理テーブルを参照し、コンテンツCAに課せられている条件を確認する。コンテンツCAには視聴年齢制限などの条件は課されていないため、コンテンツ共有システムA01は、ユーザCはコンテンツCAへの視聴・閲覧が可能であると判断し、コンテンツCAへのアクセス鍵をユーザCに発行する。ユーザCは発行されたアクセス鍵を用いて、コンテンツCAの視聴・閲覧が可能となる。
(6)ユーザCが、端末A05を通じて、コンテンツCBの視聴・閲覧要求を行う場合。
ユーザCが、端末A05を通じて、コンテンツCBの視聴・閲覧要求を発行する。
コンテンツ共有システムA01は、図9の契約情報テーブルから、携帯網の認証機能を利用してユーザCであることを特定し、ユーザCはユーザA及びユーザBと家族であることを確認する。
次に、コンテンツ共有システムA01は、図10のコンテンツ購入情報テーブルを参照し、コンテンツCBが家族であるユーザBにより購入された実績があることを確認する。
また、コンテンツ共有システムA01は、図11のコンテンツアクセスポリシ管理テーブルを参照し、コンテンツCBに課せられている条件を確認する。コンテンツCBには視聴年齢制限が課せられており、コンテンツ共有システムA01は、ユーザCが図9の契約情報テーブルの年齢情報から、ユーザCの年齢が15歳であり、コンテンツCBに課せられている視聴年齢制限をクリアできないと判断し、ユーザCにその旨を通知する。
(7)ユーザCが、端末A05を通じて、コンテンツCCの視聴・閲覧要求を行う場合。
ユーザCが、端末A05を通じて、コンテンツCCの視聴・閲覧要求を発行する。
コンテンツ共有システムA01は、図9の契約情報テーブルから、認証機能を利用してユーザCであることを特定し、ユーザCはユーザA及びユーザBと家族であることを確認する。
また、コンテンツ共有システムA01は、図10のコンテンツ購入情報テーブルを参照し、コンテンツCCが家族であるユーザAにより購入された実績があることを確認する。続いて、コンテンツ共有システムA01は、図11のコンテンツアクセスポリシ管理テーブルを参照し、コンテンツCCに課せられている条件を確認し、最大共有ユーザ数に制限があることを確認する。コンテンツCCは、すでにユーザA及びユーザBが視聴を行っているため、コンテンツ共有システムA01は、最大共有ユーザ数であるユーザ数2に達していると判断し、ユーザCはコンテンツCCの視聴・閲覧要求は出来ないと判断し、その旨をユーザCに通知する。
(8)ユーザDが、端末A06を通じて、コンテンツCAの視聴・閲覧要求を行う場合。
ユーザDが、端末A06を通じて、コンテンツCAの視聴・閲覧要求を発行する。
コンテンツ共有システムA01は、図9の契約情報テーブルから、携帯網の認証機能を利用してユーザDであることを特定し、ユーザDの家族が登録されていないことを確認する。
また、コンテンツ共有システムA01は、図10のコンテンツ購入情報テーブルを参照し、ユーザDが過去にコンテンツCAの購入実績があるかを確認し、その実績がないことから、ユーザDはコンテンツCAに視聴・閲覧できないと判断し、その旨を通知する。
上記実施例の説明では、ユーザが個々のコンテンツに視聴・閲覧要求を発行した場合の処理を記述したが、例えば、ユーザがポータルサイトにアクセスした場合に、該当するユーザがアクセス可能なコンテンツを同様の手順で確認し、その一覧を表示するといったことも可能である。
また、今回の実施例における図9に記載の契約情報テーブルとして、家族情報が含まれていることを仮定しているが、親しい友人との通話を割引く等のサービスにより、親しい友人に関する情報が含まれていてもよい。図9に記載の契約情報テーブルは、契約情報の更新が行われた際、その更新内容に基づいて変更されてもよい。
また、図11に記載のコンテンツアクセスポリシ管理テーブルに記載されているアクセスポリシは、コンテンツを提供する事業者が設定することを想定した記述となっているが、例えば、ユーザが独自に視聴制限を設けたい場合にはその条件を追加することも可能である。
尚、視聴・閲覧するコンテンツの格納場所であるが、上述の例では、コンテンツ共有システムA01がコンテンツサーバを有し、コンテンツの視聴・閲覧が可能な場合、アクセス鍵とともに、コンテンツを配信する。また、これに限られず、コンテンツの保有者(ユーザ)が管理するオンラインストレージ(オンラインストレージを提供するサービスを利用してもよい)からコンテンツをダウンロードしても良い。
そして、コンテンツにアクセス要求したユーザは、それらのサーバやストレージから暗号化されたコンテンツをダウンロードしたり、ストリーミング配信されたりすることにより、コンテンツを取得する。そして、コンテンツアクセス管理部104から送信されてきたアクセス鍵を用いて、暗号化を解除してコンテンツを視聴する。
実施例1では、コンテンツの視聴・閲覧要求を発行するユーザを特定し、その視聴・閲覧要求の可否を判断するコンテンツ共有システムをキャリア通信事業者が一括して提供することを想定した。
実施例2では、キャリア通信事業者がユーザの認証および契約情報テーブルを管理し、視聴・閲覧要求を行ったユーザのコンテンツのアクセス可否判断をコンテンツ提供事業者が行う場合を想定する。
図12は実施例2の構成図である。実施例2は、コンテンツ共有システムB01と、コンテンツ共有システムB01を通じてコンテンツの視聴・閲覧を行う端末B04と、両者を結ぶキャリアネットワークB05から構成される。
コンテンツ共有システムB01は、コンテンツ提供事業者のコンテンツ管理システムB02と、キャリア通信事業者のテレコムシステムB03とを有する。
また、コンテンツ管理システムB02は、第1の実施の形態におけるコンテンツ購入者データベース102と、コンテンツアクセス管理部104と、コンテンツアクセス鍵発行部105とを備える。また、テレコムシステムB03は、第1の実施の形態における契約情報データベース101と、アクセスユーザ認証部103とを備える。
端末B04から特定のコンテンツへの視聴・閲覧要求がコンテンツ共有システムB01に発行された場合、その視聴・閲覧要求をテレコムシステムB03が受け取る。テレコムシステムB03は、視聴・閲覧要求を発行したユーザを特定し、また、その契約情報をもちいて、家族・知人情報を抽出し、ユーザ情報および家族・知人情報を視聴・閲覧要求に付与して、コンテンツ管理システムB02に転送する。
コンテンツ管理システムB02は、受信した視聴・閲覧要求に付与されているユーザ情報および家族・知人情報を利用し、視聴・閲覧要求されているコンテンツへのアクセス可否を判断し、その結果を端末B04に通知する。
尚、図12のコンテンツ管理システムB02は一つしか記載されていないが、異なるコンテンツ管理システムが複数存在してもよい。また、テレコムシステムB03からコンテンツ管理システムB02にユーザ情報および家族・知人情報を付与して転送する場合、テレコムシステムB03が保有する契約情報をそのまま付与するのではなく、コンテンツ管理システムB02向けの特別なユーザ識別子に変換してもよい。
尚、視聴・閲覧するコンテンツの格納場所であるが、上述の例では、コンテンツ管理システムB02がコンテンツサーバを有し、コンテンツの視聴・閲覧が可能な場合、コンテンツを配信する。また、これに限られず、コンテンツの保有者(ユーザ)が管理するオンラインストレージ(オンラインストレージを提供するサービスを利用してもよい)からコンテンツをダウンロードしても良い。
そして、コンテンツにアクセス要求したユーザは、それらのサーバやストレージから暗号化されたコンテンツをダウンロードしたり、ストリーミング配信されたりすることにより、コンテンツを取得する。そして、コンテンツアクセス管理部104から送信されてきたアクセス鍵を用いて、暗号化を解除してコンテンツを視聴する。
実施例3は、キャリア通信事業者がユーザの認証および契約情報テーブルを管理し、視聴・閲覧要求を行ったユーザのコンテンツのアクセス可否判断をコンテンツ提供事業者が行うことは実施例2と同様であるが、コンテンツの視聴・閲覧を受信するのがコンテンツ提供事業者であり、コンテンツの視聴・閲覧を受信したコンテンツ提供事業者が、ユーザの認証情報、家族・知人情報等を、キャリア通信事業者から提供してもらう例を説明する。
図13は、実施例3の構成図である。実施例3は、コンテンツ共有システムC01と、コンテンツ共有システムC01を通じてコンテンツの視聴・閲覧を行う端末C04と、両者を結ぶキャリアネットワークC05から構成される。
コンテンツ共有システムC01は、コンテンツ提供事業者のコンテンツ管理システムC02と、キャリア通信事業者のテレコムシステムC03とを有する。
また、コンテンツ管理システムC02は、第1の実施の形態におけるコンテンツ購入者データベース102と、コンテンツアクセス管理部104と、コンテンツアクセス鍵発行部105とを備える。また、テレコムシステムC03は、第1の実施の形態における契約情報データベース101と、アクセスユーザ認証部103とを備える。
端末C04から特定のコンテンツへの視聴・閲覧要求がコンテンツ共有システムC01に発行された場合、その視聴・閲覧要求をコンテンツ管理システムC02が受け取る。コンテンツ管理システムC02は、視聴・閲覧要求に含まれるユーザ情報を抽出し、テレコムシステムC03に家族・知人情報の提供を依頼する。
テレコムシステムC03は、コンテンツ管理システムC02からの要求を受取り、契約情報データベース101の契約情報をもちいて家族・知人情報を抽出し、その家族・知人情報をコンテンツ管理システムC02に提供する。
コンテンツ管理システムC02は、テレコムシステムC03から提供された家族・知人情報を利用し、視聴・閲覧要求されているコンテンツへのアクセス可否を判断し、その結果を端末C04に通知する。
尚、視聴・閲覧するコンテンツの格納場所であるが、上述の例では、コンテンツ管理システムB02がコンテンツサーバを有し、コンテンツの視聴・閲覧が可能な場合、コンテンツを配信する。また、これに限られず、コンテンツの保有者(ユーザ)が管理するオンラインストレージ(オンラインストレージを提供するサービスを利用してもよい)からコンテンツをダウンロードしても良い。
そして、コンテンツにアクセス要求したユーザは、それらのサーバやストレージから暗号化されたコンテンツをダウンロードしたり、ストリーミング配信されたりすることにより、コンテンツを取得する。そして、コンテンツアクセス管理部104から送信されてきたアクセス鍵を用いて、暗号化を解除してコンテンツを視聴する。
また、図13のコンテンツ管理システムC02は一つしか記載されていないが、異なるコンテンツ管理システムが複数存在してもよい。また、テレコムシステムC03からコンテンツ管理システムC02に家族・知人情報を提供する場合、テレコムシステムC03が保有する契約情報をそのまま付与するのではなく、コンテンツ管理システムC02向けの特別なユーザ識別子に変換してもよい。
また、上述した説明からも明らかなように、各部をハードウェアで構成することも可能であるが、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。この場合、プログラムメモリに格納されているプログラムで動作するプロセッサによって、上述した各実施の形態と同様の機能、動作を実現させる。また、上述した実施の形態の一部の機能のみをコンピュータプログラムにより実現することも可能である。
尚、以下に付記を記載する。
[付記1] 通信事業者の契約者に関する契約情報に基づく家族、知人に関する家族・知人情報を少なくとも記憶する家族・知人情報データベースと、
コンテンツの保有者の保有者情報が記憶されたコンテンツ保有者情報データベースと、
所定のコンテンツのアクセス要求を行ったユーザを特定するアクセスユーザ認証部と、
前記コンテンツ所有者情報データベースからアクセス要求されたコンテンツのコンテンツ保有者情報と前記特定されたユーザの家族・知人情報とに基づいて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定するアクセス許否判定部と
を有するコンテンツアクセス管理システム。
[付記2] 前記アクセス許否判定部は、コンテンツ保有者情報と前記特定されたユーザの家族・知人情報とに基づいて、前記アクセス要求されたコンテンツの保有者と前記特定されたユーザとの関係が予め定められた一定の関係にある場合、前記ユーザのコンテンツへのアクセスを許可する
付記1に記載のコンテンツアクセス管理システム。
[付記3] 前記一定の関係が、著作権法に基づく私的使用が許される範囲の関係である
付記2に記載のコンテンツアクセス管理システム。
[付記4] 前記アクセス許否判定部は、コンテンツへのアクセス制限を管理するアクセス管理ポリシを記憶し、前記家族・知人情報に基づく判定に加えて、前記特定されたユーザのコンテンツへのアクセスが前記アクセス管理ポリシを満たすものであるかを判定し、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定する
付記1から付記3のいずれかに記載のコンテンツアクセス管理システム。
[付記5] 前記アクセス管理ポリシは、コンテンツの利用者数による制限、コンテンツの視聴許可年齢による年齢制限、コンテンツ提供事業者又はコンテンツ保有者によって設定される利用制限の少なくともひとつである
付記4に記載のコンテンツアクセス管理システム。
[付記6] 前記アクセス許否判定部により、前記所定のコンテンツへのアクセスが許可された場合、前記所定のコンテンツのアクセス鍵を発行するアクセス鍵発行部を有する
付記1から付記5のいずれかに記載のコンテンツアクセス管理システム。
[付記7] 所定のコンテンツのアクセス要求に応答し、前記アクセス要求を行ったユーザのユーザ情報と、前記アクセス要求を行ったユーザの通信事業者の契約者に関する契約情報に基づく家族、知人に関する家族・知人情報とを取得し、前記ユーザ情報と前記ユーザの家族・知人情報とに基づいて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定するアクセス許否判定部を有するコンテンツアクセス管理サーバ。
[付記8] 前記アクセス許否判定部は、前記コンテンツ保有者情報と前記特定されたユーザの家族・知人情報とに基づいて、前記アクセス要求されたコンテンツの保有者と前記ユーザとの関係が予め定められた一定の関係にある場合、前記ユーザのコンテンツへのアクセスを許可する
付記7に記載のコンテンツアクセス管理サーバ。
[付記9] 前記一定の関係が、著作権法に基づく私的使用が許される範囲の関係である
付記8に記載のコンテンツアクセス管理サーバ。
[付記10] 前記家族・知人情報に基づく判定に加えて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスが、コンテンツへのアクセス制限を管理するアクセス管理ポリシを満たすものであるかを判定し、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定する
付記7から9のいずれかに記載のコンテンツアクセス管理サーバ。
[付記11] 前記アクセス管理ポリシは、コンテンツの利用者数による制限、コンテンツの視聴許可年齢による年齢制限、コンテンツ提供事業者又はコンテンツ保有者によって設定される利用制限の少なくともひとつである
付記10に記載のコンテンツアクセス管理サーバ。
[付記12] 前記アクセス許否判定部により、前記所定のコンテンツへのアクセスが許可された場合、前記所定のコンテンツのアクセス鍵を発行するアクセス鍵発行部を有する
付記7から付記11のいずれかに記載のコンテンツアクセス管理サーバ。
[付記13] 所定のコンテンツのアクセス要求を行ったユーザを特定し、
コンテンツの保有者の保有者情報が記憶されたコンテンツ保有者情報データベースから、前記アクセス要求されたコンテンツのコンテンツ保有者情報を取得し、
通信事業者の契約者に関する契約情報に基づく家族、知人に関する家族・知人情報を少なくとも記憶する家族・知人情報データベースから、前記特定されたユーザの家族・知人情報を取得し、
前記取得したコンテンツ保有者情報と前記取得した家族・知人情報とに基づいて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定する
コンテンツアクセス管理方法。
[付記14] 前記取得したコンテンツ保有者情報と前記取得した家族・知人情報とに基づいて、前記アクセス要求されたコンテンツの保有者と前記特定されたユーザとの関係が予め定められた一定の関係にある場合、前記ユーザのコンテンツへのアクセスを許可する
付記13に記載のコンテンツアクセス管理方法。
[付記15] 前記一定の関係が、著作権法に基づく私的使用が許される範囲の関係である
付記14に記載のコンテンツアクセス管理方法。
[付記16] 前記家族・知人情報に基づく判定に加えて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスが、コンテンツへのアクセス制限を管理するアクセス管理ポリシを満たすものであるかを判定し、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定する
付記13から15のいずれかに記載のコンテンツアクセス管理方法。
[付記17] 前記アクセス管理ポリシは、コンテンツの利用者数による制限、コンテンツの視聴許可年齢による年齢制限、コンテンツ提供事業者又はコンテンツ保有者によって設定される利用制限の少なくともひとつである
付記16に記載のコンテンツアクセス管理方法。
[付記18] 前記所定のコンテンツへのアクセスが許可された場合、前記所定のコンテンツのアクセス鍵を発行する
付記13から付記17のいずれかに記載のコンテンツアクセス管理方法。
[付記19] 所定のコンテンツのアクセス要求に応答し、前記アクセス要求を行ったユーザのユーザ情報と、前記アクセス要求を行ったユーザの通信事業者の契約者に関する契約情報に基づく家族、知人に関する家族・知人情報とを取得し、前記ユーザ情報と前記ユーザの家族・知人情報とに基づいて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定する判定処理を情報処理装置に実行させるプログラム。
[付記20] 前記判定処理は、前記コンテンツ保有者情報と前記特定されたユーザの家族・知人情報とに基づいて、前記アクセス要求されたコンテンツの保有者と前記ユーザとの関係が予め定められた一定の関係にある場合、前記ユーザのコンテンツへのアクセスを許可する
付記19に記載のプログラム。
[付記21] 前記一定の関係が、著作権法に基づく私的使用が許される範囲の関係である
付記20に記載のプログラム。
[付記22] 前記判定処理は、前記家族・知人情報に基づく判定に加えて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスが、コンテンツへのアクセス制限を管理するアクセス管理ポリシを満たすものであるかを判定し、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定する
付記19から付記21のいずれかに記載のプログラム。
[付記23] 前記アクセス管理ポリシは、コンテンツの利用者数による制限、コンテンツの視聴許可年齢による年齢制限、コンテンツ提供事業者又はコンテンツ保有者によって設定される利用制限の少なくともひとつである
付記22に記載のプログラム。
[付記24] 前記所定のコンテンツへのアクセスが許可された場合、前記所定のコンテンツのアクセス鍵を発行するアクセス鍵発行処理を情報処理装置に実行させる
付記19から付記23のいずれかに記載のプログラム。
以上好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
本出願は、2011年2月3日に出願された日本出願特願2011−21529号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 家族・知人情報データベース
2 コンテンツ保有者情報データベース
3 アクセスユーザ認証部
4 アクセス許否判定部
101,201 契約情報データベース
102,202 コンテンツ購入者データベース
103,203 アクセスユーザ認証部
104,204 コンテンツアクセス管理部
105,205 コンテンツアクセス鍵発行部
106 コンテンツアクセスポリシ管理データベース

Claims (19)

  1. 通信事業者の契約者に関する契約情報に基づく家族、知人に関する家族・知人情報を少なくとも記憶する家族・知人情報データベースと、
    コンテンツの保有者の保有者情報が記憶されたコンテンツ保有者情報データベースと、
    所定のコンテンツのアクセス要求を行ったユーザを特定するアクセスユーザ認証部と、
    前記コンテンツ保有者情報データベースからアクセス要求されたコンテンツのコンテンツ保有者情報と前記特定されたユーザの家族・知人情報とに基づいて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定するアクセス許否判定部と
    を有するコンテンツアクセス管理システム。
  2. 前記アクセス許否判定部は、コンテンツ保有者情報と前記特定されたユーザの家族・知人情報とに基づいて、前記アクセス要求されたコンテンツの保有者と前記特定されたユーザとの関係が予め定められた一定の関係にある場合、前記ユーザのコンテンツへのアクセスを許可する
    請求項1に記載のコンテンツアクセス管理システム。
  3. 前記一定の関係が、著作権法に基づく私的使用が許される範囲の関係である
    請求項2に記載のコンテンツアクセス管理システム。
  4. 前記アクセス許否判定部は、コンテンツへのアクセス制限を管理するアクセス管理ポリシを記憶し、前記家族・知人情報に基づく判定に加えて、前記特定されたユーザのコンテンツへのアクセスが前記アクセス管理ポリシを満たすものであるかを判定し、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定する
    請求項1から請求項3のいずれかに記載のコンテンツアクセス管理システム。
  5. 前記アクセス管理ポリシは、コンテンツの利用者数による制限、コンテンツの視聴許可年齢による年齢制限、コンテンツ提供事業者又はコンテンツ保有者によって設定される利用制限の少なくともひとつである
    請求項4に記載のコンテンツアクセス管理システム。
  6. 前記アクセス許否判定部により、前記所定のコンテンツへのアクセスが許可された場合、前記所定のコンテンツのアクセス鍵を発行するアクセス鍵発行部を有する
    請求項1から請求項5のいずれかに記載のコンテンツアクセス管理システム。
  7. 所定のコンテンツのアクセス要求に応答し、前記アクセス要求を行ったユーザのユーザ情報と、前記アクセス要求を行ったユーザの通信事業者の契約者に関する契約情報に基づく家族、知人に関する家族・知人情報とを取得し、前記ユーザ情報と前記ユーザの家族・知人情報とに基づいて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定するアクセス許否判定部を有するコンテンツアクセス管理サーバ。
  8. 前記アクセス許否判定部は、前記所定のコンテンツのコンテンツ保有者情報と、前記アクセス要求を行ったユーザの通信事業者の契約者に関する契約情報に基づく家族、知人に関するユーザの家族・知人情報とに基づいて、前記アクセス要求されたコンテンツの保有者と前記ユーザとの関係が予め定められた一定の関係にある場合、前記ユーザのコンテンツへのアクセスを許可する
    請求項7に記載のコンテンツアクセス管理サーバ。
  9. 前記一定の関係が、著作権法に基づく私的使用が許される範囲の関係である
    請求項8に記載のコンテンツアクセス管理サーバ。
  10. 前記家族・知人情報に基づく判定に加えて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスが、コンテンツへのアクセス制限を管理するアクセス管理ポリシを満たすものであるかを判定し、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定する
    請求項7から請求項9のいずれかに記載のコンテンツアクセス管理サーバ。
  11. 前記アクセス管理ポリシは、コンテンツの利用者数による制限、コンテンツの視聴許可年齢による年齢制限、コンテンツ提供事業者又はコンテンツ保有者によって設定される利用制限の少なくともひとつである
    請求項10に記載のコンテンツアクセス管理サーバ。
  12. 前記アクセス許否判定部により、前記所定のコンテンツへのアクセスが許可された場合、前記所定のコンテンツのアクセス鍵を発行するアクセス鍵発行部を有する
    請求項7から請求項11のいずれかに記載のコンテンツアクセス管理サーバ。
  13. コンテンツ管理システムは、所定のコンテンツのアクセス要求を行ったユーザを特定し、
    前記コンテンツ管理システムは、コンテンツの保有者の保有者情報が記憶されたコンテンツ保有者情報データベースから、前記アクセス要求されたコンテンツのコンテンツ保有者情報を取得し、
    前記コンテンツ管理システムは、通信事業者の契約者に関する契約情報に基づく家族、知人に関する家族・知人情報を少なくとも記憶する家族・知人情報データベースから、前記特定されたユーザの家族・知人情報を取得し、
    前記コンテンツ管理システムは、前記取得したコンテンツ保有者情報と前記取得した家族・知人情報とに基づいて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定する
    コンテンツアクセス管理方法。
  14. 前記コンテンツ管理システムは、前記取得したコンテンツ保有者情報と前記取得した家族・知人情報とに基づいて、前記アクセス要求されたコンテンツの保有者と前記特定されたユーザとの関係が予め定められた一定の関係にある場合、前記ユーザのコンテンツへのアクセスを許可する
    請求項13に記載のコンテンツアクセス管理方法。
  15. 前記一定の関係が、著作権法に基づく私的使用が許される範囲の関係である
    請求項14に記載のコンテンツアクセス管理方法。
  16. 前記コンテンツ管理システムは、前記家族・知人情報に基づく判定に加えて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスが、コンテンツへのアクセス制限を管理するアクセス管理ポリシを満たすものであるかを判定し、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定する
    請求項13から請求項15のいずれかに記載のコンテンツアクセス管理方法。
  17. 前記アクセス管理ポリシは、コンテンツの利用者数による制限、コンテンツの視聴許可年齢による年齢制限、コンテンツ提供事業者又はコンテンツ保有者によって設定される利用制限の少なくともひとつである
    請求項16に記載のコンテンツアクセス管理方法。
  18. 前記コンテンツ管理システムは、前記所定のコンテンツへのアクセスが許可された場合、前記所定のコンテンツのアクセス鍵を発行する
    請求項13から請求項17のいずれかに記載のコンテンツアクセス管理方法。
  19. 所定のコンテンツのアクセス要求に応答し、前記アクセス要求を行ったユーザのユーザ情報と、前記アクセス要求を行ったユーザの通信事業者の契約者に関する契約情報に基づく家族、知人に関する家族・知人情報とを取得し、前記ユーザ情報と前記ユーザの家族・知人情報とに基づいて、前記ユーザのコンテンツへのアクセスの許否を判定する判定処理
    を情報処理装置に実行させるプログラム。
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