JP5831341B2 - 照明装置 - Google Patents

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    • Y02B20/30Semiconductor lamps, e.g. solid state lamps [SSL] light emitting diodes [LED] or organic LED [OLED]

Description

本発明は、有機ELパネル(Organic Electroluminescence Panel)を備える照明装置に関する。
面光源として有機ELパネルを用いた照明装置が知られている。特開2010−123397号公報(特許文献1)に開示されている照明装置は、有機ELパネルと、有機ELパネルの有機発光部を面内において選択的に加熱する加熱機構とを備えている。同文献は、この照明装置によれば、面光源として用いられる有機ELパネルの輝度ムラの発生を低減することができると述べている。
特開2010−123397号公報
本発明は、有機ELパネルの輝度ムラの発生をより一層低減することが可能な照明装置を提供することを目的とする。
本発明のある局面に基づく照明装置は、発光領域および非発光領域を有する有機ELパネルと、表面および背面を有し、上記有機ELパネルを駆動する駆動素子が上記背面上に実装され、上記有機ELパネルが上記表面上に取り付けられる基板と、を備え、上記駆動素子は、上記基板の上記背面のうちの上記有機ELパネルの上記非発光領域を上記基板の上記背面に投影したときに得られる投影領域内に配置されている。
本発明の他の局面に基づく照明装置は、発光領域および非発光領域を有する有機ELパネルと、表面および背面を有し、上記有機ELパネルを駆動する駆動素子が上記背面上に実装され、上記有機ELパネルが上記表面上に取り付けられた基板と、を備え、上記有機ELパネルの上記発光領域は、所定の輝度を有する高輝度領域と上記高輝度領域よりも発光輝度が低い低輝度領域とを含み、上記駆動素子は、上記基板の上記背面のうちの上記有機ELパネルの上記低輝度領域を上記基板の上記背面に投影したときに得られる投影領域内に配置されている。
好ましくは、複数の上記有機ELパネルが面状に並べられ、上記駆動素子は、上記基板のうちの外周寄りに位置する上記有機ELパネルを上記基板の上記背面に投影したときに得られる投影領域内に配置されている。
本発明によれば、有機ELパネルの輝度ムラをより一層低減すること可能な照明装置を得ることができる。
比較例における照明装置をその背面側から見た平面図である。 図1中のII線に囲まれる領域を拡大して示す図である。 図2中のIII−III線に沿った矢視断面図である。 比較例における照明装置をその表面側(発光面側)から見た平面図である。 実施の形態1における照明装置をその表面側(発光面側)から見た平面図である。 図5中のVI−VI線に沿った矢視断面図である。 実施の形態2における照明装置をその表面側(発光面側)から見た平面図である。 図7中のVIII−VIII線に沿った矢視断面図である。 実施の形態3における照明装置をその表面側(発光面側)から見た平面図である。
[比較例]
本発明に基づいた各実施の形態について説明する前に、本発明に関する比較例について説明する。比較例の説明において、同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
図1は、比較例における照明装置100をその背面側から見た平面図である。図2は、図1中のII線に囲まれる領域を拡大して示す図である。図2では、基板20および基板20の背面側に配置された駆動素子21が点線を用いて透過的に図示されており、基板20の表面側に配置された有機ELパネル10が実線を用いて図示されている。図3は、図2中のIII−III線に沿った矢視断面図である。
図1および図2に示すように、照明装置100は、複数の有機ELパネル10と、基板20と、複数の駆動素子21とを備える。比較例の照明装置100は、一例として、9枚の有機ELパネル10と、3つの駆動素子21とを備えている。複数の有機ELパネル10は、3×3の行列状(マトリックス状)に並べられ、面状(同一平面上)に配置されている。複数の有機ELパネル10の各々は、外形が略正方形状に形成され、同一の構成を有している。
図3に示すように、複数の有機ELパネル10は、基板20の表面側に両面テープ等を用いて取り付けられ、タイリングされている。複数の駆動素子21は、図示しない配線パターンおよび図示しない電子部品などとともに、基板20の背面側に実装されている。本比較例においては、1つの駆動素子21が、3つの有機ELパネル10を駆動する。駆動素子21は、ドライバー回路等を含むIC(Integrated Circuit)から構成されている。本比較例における3つの駆動素子21は、9枚のうちの中央に位置する有機ELパネル10に対応する基板20上の部分に配置されている(図1参照)。
有機ELパネル10は、有機ELを含む発光手段である。有機ELパネル10は、透明基板12(カバー層)、陽極13、有機層14、陰極15、封止部材16、絶縁層17、および、発光面11を含む。陽極13、有機層14、および陰極15は、透明基板12の表面に順次積層される。
透明基板12は、たとえば各種のガラス基板から構成される。透明基板12を構成する部材としては、PET(Polyethylene Terephthalate)またはポリカーボネイト等のフィルム基板が用いられてもよい。発光面11は、透明基板12の有機層14とは反対側の表面に形成される。
陽極13は、透明性を有する導電膜である。陽極13を形成するためには、スパッタリング法等によって、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)等が透明基板12上に成膜される。フォトリソグラフィ法等によりITO膜が所定の形状にパターニングされることによって、陽極13が形成される。陽極13は、電極取出部18(陽極用)および電極取出部19(陰極用)を形成するために、パターニングによって2つの領域に分割されている。
有機層14(発光部)は、電力を供給されることによって光(可視光)を生成することができる。有機層14は、単層の発光層から構成されていてもよく、正孔輸送層、発光層、正孔阻止層、および電子輸送層などが順次積層されることによって構成されていてもよい。
陰極15は、たとえばアルミニウム(AL)である。陰極15は、真空蒸着法等によって有機層14を覆うように形成される。陰極15を所定の形状にパターニングするために、真空蒸着の際にはマスクが用いられるとよい。
陰極15と陽極13とが短絡しないように、陰極15と電極取出部18側の陽極13との間に絶縁層17が設けられる。陰極15の絶縁層17が設けられる側とは反対側の部分は、電極取出部19側の陽極13に接続される。絶縁層17は、たとえばスパッタリング法を用いてSiOなどが成膜された後、フォトリソグラフィ法等を用いて陽極13と陰極15とを互いに絶縁する箇所を覆うように所望のパターンに形成される。
封止部材16は、絶縁性を有する樹脂またはガラス基板などから構成される。封止部材16は、有機層14を水分等から保護するために形成される。封止部材16は、陽極13、有機層14、および陰極15(有機ELパネル10の内部に設けられる部材)の略全体を透明基板12上に封止する。陽極13の一部は、電気的な接続のために、封止部材16から露出している。
図2および図3を参照して、陽極13の封止部材16から露出している(図3左側の)部分は、電極取出部18(陽極用)を構成する。電極取出部18と陽極13とは互いに同じ材料で構成される。電極取出部18は、有機ELパネル10の外周に位置する。陽極13の封止部材16から露出している(図3右側の)部分は、電極取出部19(陰極用)を構成する。電極取出部19と陽極13とは互いに同じ材料で構成される。電極取出部19も、有機ELパネル10の外周に位置する。電極取出部18および電極取出部19は、有機層14を挟んで相互に反対側に位置している。
有機ELパネル10の電極取出部18には、電極部材22が設けられる。電極部材22は、図示上の便宜のため、図3にのみ記載し、図2には記載していない。電極部材22と電極取出部18とは、図示しない銀ペーストなどを用いて互いに固定される。電極部材22と基板20に設けられた配線パターン(図示せず)とは、はんだ付けによって接続されている。
有機ELパネル10の電極取出部19には、電極部材23が設けられる。電極部材23も、図示上の便宜のため、図3にのみ記載し、図2には記載していない。電極部材23と電極取出部19とは、図示しない銀ペーストなどを用いて互いに固定される。電極部材23と基板20に設けられた配線パターン(図示せず)とは、はんだ付けによって接続されている。電極部材22および電極部材23は、基板20に設けられた図示しない配線パターンなどを通して、駆動素子21に接続されている。
以上のように構成される有機ELパネル10においては、有機層14が形成されている領域にほぼ対応して発光領域R1が形成され、発光領域R1の外周に非発光領域R2が形成される(図3および図4参照)。有機ELパネル10の有機層14は、外部の電源装置から、駆動素子21、基板20に設けられた図示しない配線パターン、電極部材22,23、陽極13、および陰極15を通して電力が供給されることによって、光を生成する。有機層14で生成された光は、透明基板12および陽極13を通して、発光面11の発光領域R1から外部に取り出される。
ここで、照明装置100における3つの駆動素子21は、9枚のうちの中央に位置する有機ELパネル10に対応する基板20の部分において実装され、基板20の駆動素子21が実装されている部分は、中央に位置する有機ELパネル10の発光領域R1に対応している(図1〜図3参照)。他の8枚の有機ELパネル10に対応する基板20の部分には、図示しない配線パターンのみが形成されている。
駆動素子21は、有機ELパネル10を駆動する際に発熱する。駆動素子21で発生した熱は、図3中の矢印ARで示すように、基板20、封止部材16、および陰極15を通して有機層14に伝わる。駆動素子21からの熱を受けて、有機層14は局所的に温度が高くなる。有機層14のうちの温度が高くなった部分は、電流抵抗値が低くなり、電流が他の部分に比べて多く流れる。結果として、有機層14のうちの温度が高くなった部分は、他の部分に比べて発光輝度が局所的に高くなる。
図4は、照明装置100をその表面側(発光面11側)から見た平面図である。図4に示すように、照明装置100が駆動されたとき、9枚のうちの中央に位置する有機ELパネル10の発光面11(図3参照)には、3つの輝点RRが形成される。
たとえば発光面11の全体を平均輝度が約1000cd/mとなるように複数の有機ELパネル10を駆動させた際には、輝点RRの輝度は約1400cd/mとなり、輝点RRの輝度はその周囲に比べて局所的に高くなる。3つの輝点RRが形成される位置は、有機層14のうちの温度が高くなった部分に対応している。つまり、3つの輝点RRが形成される位置は、駆動素子21が基板20に設けられている部分に対応している。
基板20のうちの発光領域R1に対応する部分に駆動素子21が配置されていることに起因して、中央に配置された有機ELパネル10の発光領域R1には、輝度ムラ(輝点RR)が発生している。したがって、比較例の照明装置100の構成では、輝度ムラの発生を低減することは困難となっている。
[実施の形態]
本発明に基づいた各実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。各実施の形態の説明において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。各実施の形態の説明において、上述の比較例と同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
[実施の形態1]
図5および図6を参照して、本実施の形態における照明装置200について説明する。図5は、照明装置200をその表面側(発光面11側)から見た平面図である。図6は、図5中のVI−VI線に沿った矢視断面図である。
図5および図6に示すように、照明装置200は、複数の有機ELパネル10と、基板20と、複数の駆動素子21とを備える。本実施の形態における照明装置200は、一例として、9枚の有機ELパネル10と、3つの駆動素子21とを備えている。複数の有機ELパネル10は、3×3の行列状(マトリックス状)に並べられ、面状(同一平面上)に配置されている。複数の有機ELパネル10の各々は、外形が略正方形状に形成され、同一の構成を有している。
複数の有機ELパネル10は、基板20の表面側に両面テープ等を用いて取り付けられ、タイリングされている。複数の駆動素子21は、図示しない配線パターンおよび図示しない電子部品などとともに、基板20の背面側に実装されている。本実施の形態においては、1つの駆動素子21が、3つの有機ELパネル10を駆動する。駆動素子21は、ドライバー回路等を含むIC(Integrated Circuit)から構成されている。
本実施の形態における3つの駆動素子21は、9枚のうちの中央に位置する有機ELパネル10の非発光領域R2に対応する基板20上の部分(図5中の領域RPに対応する部分)に配置されている。
上述のとおり、駆動素子21は、有機ELパネル10を駆動する際に発熱する。駆動素子21で発生した熱は、図6中の矢印ARで示すように、基板20、封止部材16、および陽極13を通して透明基板12の領域RP(図5参照)に伝わる。領域RPは、非発光領域R2内に位置している。照明装置200においては、駆動素子21からの熱が、有機層14に伝わることはほとんど若しくは全くない。
照明装置200においては、有機層14の温度が局所的に高くなったり、発光面11の一部の発光輝度が局所的に高くなったりすることは抑制されている。したがって、本実施の形態における照明装置200によれば、輝度ムラの発生を効果的に低減することが可能となっている。
ドライバーICなどから構成される駆動素子21は、有機ELパネル10を駆動する際に、外部の電源装置からの電流を駆動に必要な状態に変換してから有機ELパネル10に供給する。駆動電流の駆動素子21による変換は、変換後の駆動電流へのノイズの影響を抑制したり、個々の有機ELパネル10周りの配線の複雑化を抑制したりすることなどを考えると、なるべく有機ELパネル10の近傍で行われることが望ましい。
本実施の形態の照明装置200においては、有機ELパネル10の裏側の部分に対応する基板20上のスペース内に駆動素子21を配置しているため(換言すると、有機ELパネル10の非発光領域R2を基板20側に投影したときに得られる投影領域内に駆動素子21を配置しているため)、駆動電流の駆動素子21による変換は、有機ELパネル10の近傍で行われる。したがって照明装置200によれば、駆動電流へのノイズの影響も抑制され、個々の有機ELパネル10周りの配線が複雑化することも抑制可能となっている。
さらに、本実施の形態の照明装置200においては、有機ELパネル10と駆動素子21を有する基板20とを隣接して配置し、有機ELパネル10の裏側の部分に対応する基板20上のスペースにドライバーICなどから構成される駆動素子21を配置しているため、照明装置200としての薄型化を図ることも可能となっている。
冒頭に説明した特開2010−123397号公報(特許文献1)の照明装置では、加熱機構を用いて低輝度部を加熱することで有機ELパネル10の温度ムラを軽減し、輝度ムラを目立たなくしている。しかしながら、加熱機構は、ドライバーICなどの駆動素子21が有機ELパネル10の近傍に配置されている場合には、それらの電子部品も同時に加熱することになる。電子部品は、加熱されると正常な動作をしにくくなる。
これに対して本実施の形態における照明装置200は、加熱機構を用いなくても輝度ムラの発生を抑制できるため、駆動素子21の周囲に配置された電子部品は正常な動作をすることができる。したがって以上のように構成される照明装置200によれば、高い品質を有する照明手段を提供することが可能となっている。
[実施の形態2]
図7および図8を参照して、本実施の形態における照明装置300について説明する。図7は、照明装置300をその表面側(発光面11側)から見た平面図である。図8は、図7中のVIII−VIII線に沿った矢視断面図である。
図7および図8に示すように、照明装置300においては、有機ELパネル10の発光領域R1が、所定の輝度を有する高輝度領域Raと、高輝度領域Raよりも発光輝度が低い低輝度領域Rbとを含んでいる。
高輝度領域Raに対応する有機層14の部分は、その構造に起因する放熱条件の関係により、温度がその周囲の部分に比べて高くなりやすい。高輝度領域Raは、高輝度領域Raに対応する有機層14の部分の温度が高くなることによって形成されている。
一方で、低輝度領域Rbに対応する有機層14の部分の温度は、その構造に起因する放熱条件の関係により、高輝度領域Raに対応する有機層14の部分の温度に比べて高くなりにくい。低輝度領域Rbは、低輝度領域Rbに対応する有機層14の部分の温度が、高輝度領域Raに対応する有機層14の部分に比べて相対的に温度が高くなっていないことによって形成されている。本実施の形態においては、低輝度領域Rbは、高輝度領域Raの外周に位置している。
本実施の形態における3つの駆動素子21は、9枚のうちの中央に位置する有機ELパネル10の低輝度領域Rbに対応する基板20上の部分(図7中の領域RPに対応する部分)に配置されている。
上述のとおり、駆動素子21は、有機ELパネル10を駆動する際に発熱する。駆動素子21で発生した熱は、図8中の矢印ARで示すように、基板20、封止部材16、および陰極15を通して、有機層14のうちの低輝度領域Rbに対応する部分に伝わる。
有機層14のうちの低輝度領域Rbに対応する部分は、有機層14のうちの高輝度領域Raに対応する部分に比べて温度が低い。したがって、領域RPにおいてやや発光輝度が高くなったとしても、その発光輝度は発光面11の中で突出して高くなることはない。領域RPが発光面11の中央部で輝点として発生する場合に比べて、本実施の形態の領域RPは視覚特性上目立ちにくく、輝度ムラとしても認識されにくい。したがって、本実施の形態の照明装置300においても、輝度ムラの発生を効果的に低減することが可能となっている。
[実施の形態3]
図9を参照して、9枚のうちの外周寄りに位置する有機ELパネル10は、その構造に起因する放熱条件の関係から、中央に位置する有機ELパネル10に比べて温度が高くなりにくい。したがって、図9に示す照明装置400のように、駆動素子21は、基板20のうちの、外周寄りに位置する有機ELパネル10に対応する部分(図9中の領域RPに対応する部分)に配置されているとよい。
駆動素子21は、図9に示すように、基板20のうちの低輝度領域Rbに対応する部分に含まれるように配置されていてもよいし、上述の実施の形態1と同様に、基板20のうちの非発光領域R2に対応する部分に含まれるように配置されていてもよい。図9に示すように、配線レイアウト上の都合に応じて、3つの駆動素子21を面方向に分散させて配置してもよい。照明装置400によれば、輝度ムラの発生をさらに低減することが可能となる。
[変形例]
上述の実施の形態1においては、駆動素子21の全部分が、基板20のうちの非発光領域R2に対応する部分に含まれるように配置されている。上述の実施の形態2,3においては、駆動素子21の全部分が、基板20のうちの低輝度領域Rbに対応する部分に含まれるように配置されている。
これに対して、駆動素子21は、駆動素子21の一部分が、基板20のうちの非発光領域R2に対応する部分に含まれるように配置されていてもよく、基板20のうちの低輝度領域Rbに対応する部分に含まれるように配置されていてもよい。駆動素子21は、基板20のうちの非発光領域R2に対応する部分から基板20のうちの低輝度領域Rbに対応する部分に跨るように配置されていてもよい。
上述の各実施の形態においては、複数の有機ELパネル10が用いられる。本発明は、照明装置に1枚の有機ELパネル10が用いられる場合であっても適用されることができる。
以上、本発明に基づいた各実施の形態について説明したが、今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 有機ELパネル、11 発光面、12 透明基板、13 陽極、14 有機層、15 陰極、16 封止部材、17 絶縁層、18,19 電極取出部、20 基板、21 駆動素子、22,23 電極部材、100,200,300,400 照明装置、AR 矢印、R1 発光領域、R2 非発光領域、RP 領域、RR 輝点、Ra 高輝度領域、Rb 低輝度領域。

Claims (3)

  1. 発光領域および非発光領域を有する有機ELパネルと、
    表面および背面を有し、前記有機ELパネルを駆動する駆動素子が前記背面上に実装され、前記有機ELパネルが前記表面上に取り付けられる基板と、を備え、
    前記駆動素子は、前記基板の前記背面のうちの前記有機ELパネルの前記非発光領域を前記基板の前記背面に投影したときに得られる投影領域内に配置されている、
    照明装置。
  2. 発光領域および非発光領域を有する有機ELパネルと、
    表面および背面を有し、前記有機ELパネルを駆動する駆動素子が前記背面上に実装され、前記有機ELパネルが前記表面上に取り付けられた基板と、を備え、
    前記有機ELパネルの前記発光領域は、所定の輝度を有する高輝度領域と前記高輝度領域よりも発光輝度が低い低輝度領域とを含み、
    前記駆動素子は、前記基板の前記背面のうちの前記有機ELパネルの前記低輝度領域を前記基板の前記背面に投影したときに得られる投影領域内に配置されている、
    照明装置。
  3. 複数の前記有機ELパネルが面状に並べられ、
    前記駆動素子は、前記基板のうちの外周寄りに位置する前記有機ELパネルを前記基板の前記背面に投影したときに得られる投影領域内に配置されている、
    請求項1または2に記載の照明装置。
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