JP5830724B2 - 棚受け装置及びこれを適用した収納装置 - Google Patents

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本発明は、ガラス棚板等を適切に支持できるようにした棚受け装置及びこれを適用した収納装置に関するものである。
従来より、棚受け装置として、前後の補強部にそれぞれ上下方向に所定ピッチでフック孔を開口させ、各々の補強部に棚受け金具を取り付けて、それらの棚受け金具にスチール製の棚を引っ掛けて取り付けるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1にも見られるように、棚受け金具は通常、板金を複数個所で折り曲げて一部の折曲げ部をフック孔に引っ掛け、この状態で外側にコ字状の受け部を持ち出して、この受け部に、棚の縁部に設けた下向き折り曲げ部を凹凸で引っ掛けて取り付けるようにしている。
特開2002−45250号公報
このように、棚がスチールの場合には、棚をある程度持ち上げて下向き折り曲げ部を棚受け金具のコ字部から離脱させない限り棚受け金具から外れることはなく、結果として棚受け金具も外れない構造であるため、棚受け金具が折曲げ部においてフック孔に対し回転したりガタつくなどある程度の遊びをもって取り付けられていても、特に支障が生じることは少ない。
しかしながら、例えばガラス棚板を支持させるような場合には、ガラス棚板は縁部に折曲げ部等がなく、少なくとも縁部は上面も下面も引っ掛かりのない平坦な形状であるのが普通であって、棚受け金具に載せ置くだけの取付け状態になり、なおかつ滑り易いため、上記のようなガタつきのある棚受け金具で支持すると、棚受け金具が遊動したり傾いたりして不安定な支持状態になり易く、棚受け金具から脱落する事態も起こり得る。
本発明は、このような課題に着目し、補強部のような取付部間に簡単に取り付けてこのような棚板を適切に支持することができるようにした棚受け装置をこれを適用した収納装置とともに提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の棚受け装置は、一対の取付部の間に跨って取り付けられる棚受け装置であって、前記取付部間に延びる棚受け本体と、この棚受け本体の一端部に一体的に設けられ、対応する取付部の上下複数個所に設けた係合孔に水平方向から同時に係脱可能な複数の第1係合爪と、前記棚受け本体の他端部に相対移動可能に支持させた可動部に設けられ、対応する取付部の上下複数個所に設けた係合孔に水平方向から同時に係脱可能であり、第1係合爪を所定の動作によって対応する取付部の係合孔に係合させる際に同時に対応する取付部の係合孔に挿入され、その後に可動部を前記所定動作と異なる方向に移動させることによって挿入先の係合孔に係合する複数の第2係合爪と、これら第1係合爪および第2係合爪が各々対応する取付部の係合孔に係合した位置で棚受け本体に対する可動部の相対移動を固定して、第1係合爪および第2係合爪の係合孔からの抜脱方向を含む水平面内の位置ずれを規制する規制部とを具備し、当該棚受け本体の上向面に棚を支持するようにしたことを特徴とする。
このような棚受け装置であると、棚受け本体は第1、第2係合爪を介して上下方向複数個所で一端部および他端部を支持され、それらの係合爪は係合孔に対して水平方向に係脱して棚受け本体の所定の高さ位置と水平姿勢を保持する。しかも、両係合爪が対応する取付部の係合孔に係合した状態で、規制部が水平面内の位置ずれを規制するので、結果的に棚受け本体は前後左右、上下何れの方向にも安定的に固定されるものとなる。
また、第1係合爪は棚受け本体の一端部に一体的に設けられるのに対して、第2係合爪は棚受け本体の他端部に相対移動可能に支持させた可動部に設けられており、この第2係合爪は第1係合爪を所定の動作によって対応する取付部の係合孔に係合させる際に同時に対応する取付部の係合孔に挿入され、その後に可動部を前記所定動作と異なる方向に移動させることによって挿入先の係合孔に係合するものであり、その位置で規制部が棚受け本体に対する可動部の相対移動を固定し得るように構成していることから、最初の棚受け本体に加える所定動作と、その次に可動部に加える異なる方向への移動動作と、最後に規制部を通じて行う固定操作とによって、棚受け装置の棚への取り付けを簡単に完了することができる。
この場合、取付け作業をより平易化し、取付強度も高めるためには、第1係合爪が棚受け本体の一端部から前方に向けて左右方向に屈曲しつつ突出し、この第1係合爪に対応する係合孔が後方に向けて開口するとともに、第2係合爪が可動部から外側方に向けて前後方向に屈曲しつつ突出し、この第2係合爪に対応する係合孔が左右方向に向けて開口しており、第1係合爪が対応する係合孔に係合する動作を回動動作を通じて行い、この動作により第2係合爪が対応する係合孔に挿入されるとともに棚受け本体の一部が取付部間の相対する面の間に挿入されるように構成してあり、その位置から第2係合爪が回動方向と交叉する方向である前後方向にスライドすることによって挿入先の係合孔に係合するようにしていることが好ましい。
取扱いの便を向上させるためには、規制部が、棚受け本体と可動部とを連結する連結部材の役割を兼ね、入力される操作に応じて、連結状態を保ったまま棚受け本体に対する可動部の固定状態若しくは固定解除状態を切り替えるものであることが好適である。
作業に確実性を期するためには、棚受け本体に窓を設け、この窓の内側を可動部が相対移動した際に窓から見える可動部の位置が変化するように構成して、第2係合爪が取付部の係合孔に係合したか否かを可動部の位置変化を通じて間接的に窓から視認可能としていることが効果的である。
本発明の棚受け装置は、以上のような構成であるから、この棚受け装置を一対の取付部の間に取り付けて棚板を支持させることによって、ガラス棚板のような凹凸のない平坦な形状の棚板を水平状態に安定して保持することが可能となる。
本発明は、以上説明した構成を通じて、一対の取付部に跨って簡単に取り付けて、棚板を安定な水平状態に支持することができるため、ガラス棚板のように凹凸のない平坦な形状の棚板に適用して極めて有用なものとなり得る。
本発明の一実施形態に係る棚受け装置を棚に取り付けた状態を、更にその棚受け装置に棚板を載せ置く際の様子とともに示す斜視図。 同棚受け装置の分解斜視図。 同棚受け装置を構成する棚受け本体の部品図。 同棚受け装置を構成する可動部の部品図。 同棚受け装置の取付手順を示す説明図。 図5に対応した要部拡大図。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、収納家具である棚1に本実施形態の棚受け装置2を取り付けてガラス棚板3を支持させる際の様子を示している。
棚1は、左右の側板11の内面に棚受け装置2の取付部となる前補強12と後補強13をそれぞれ内側に突出させたもので、左右の側板11、11の間を頂板14および図示しない底板で接続して、内側に収納空間を形成している。これらの補強12、13には、長手方向すなわち上下方向に沿って所定ピッチで取付孔となるフック孔12a、13aが設けてある。前補強12のフック孔12aは後方すなわち後補強13に向かって開口し、後補強13のフック孔13aは左右方向すなわち対面するもう1つの後補強13に向かって内側に開口している。
一方、棚受け装置2は、図2に示すように棚受け本体21と、この棚受け本体に相対移動可能に支承される可動部22と、棚受け本体21に対する可動部22の相対移動を選択的に規制する規制部たる固定ボルト23とから構成される。
棚受け本体21は、図2および図3に示すように、板材を塑性変形加工することによって、上面21a、立面21bおよび底面21cをコ字形に形成し、上面21aおよび底面21cの一端部に同一形状をなす平面視鉤形の係合爪21dを前方に向けて左右方向に屈曲させつつ突出させ、他端部近傍の立面21bに真円の一部を達磨状に広げた挿通孔21eを形成するとともに、その隣接位置に矩形状の窓21fを形成している。立面21bの前後両端はそれぞれ折り返されて前壁21gと後壁21hを形成しており、上面21aおよび立面21bの後端部近傍の縁部には後補強13の一部を受容するために立面21b側に凹む切欠部21jが設けてある。係合爪21dは、より具体的には首部21d1と屈曲部21d2とからなり、首部21d1と屈曲部21d2の境界部分の外縁にはR部21d3が形成され、首部21d1の幅寸法W1は図1に示す前補強12のスリット12aの幅寸法に略対応し、首部21d1と屈曲部21d2と前壁21gとの間には前補強12の厚み寸法に略対応する溝21kが形成されている。上向き面である上面21aの前後2箇所には樹脂シートからなる樹脂ブッシュ4(図1参照)を嵌め込むための孔21mが形成してある。
一方、可動部22は、図2および図4に示すように、板材を塑性変形加工することによって、上面22a、立面22bおよび底面22cをコ字形に形成したもので、このコ字部分の外周は図3に想像線で示すように前記棚受け本体21のコ字部分の内側に比較的密接に収まる寸法関係に設定されている。そして、図2および図4に示すように、上面22aおよび底面22bの側縁に同一形状をなす平面視鉤形の係合爪22dを外側方に向けて前後方向に屈曲させつつ突出させ、立面22bの中央における前記挿通孔21eに対応する高さ位置にねじ孔22eを形成し、同じく立面22bのうち前記矩形状の窓21fに対応する位置に矩形状の窓22fを形成している。係合爪22dは、より具体的には首部22d1と屈曲部22d2とからなり、屈曲部22d2の幅寸法W2は図1に示す後補強13のスリット13aの幅寸法よりも小さく、棚受け本体21に収容して立面21b、22b同士を当接させた図3の状態で、可動部22の係合爪22dは棚受け本体21の切欠部21jから外側方に突出し、このとき首部22d1と屈曲部22d2と切欠部21jの縁部との間に平面視において図1に示す後補強13の厚み寸法に略対応する溝22kが形成されるようにしている。
他方、固定ボルト23は、図2に示すようにねじ軸23aの基端に摘み23bを備えたもので、ねじ軸23aを棚受け本体21の挿通孔21eに挿入して可動部22のねじ孔22eに螺合させることで、可動部22の立面22bを棚受け本体21の立面21bに引き寄せることが可能とされており、強く締め付けることによって可動部22を棚受け本体21に固定し、緩めることによってねじ軸23aが挿通孔21e内を遊動し得る範囲において棚受け本体21に対する可動部22の長手方向に沿った相対移動を許容する構造をなしている。
図5は、この棚受け装置2の棚1への取付手順を示し、図6はその一部の工程を拡大図示しているものである。先ず、図5(a)に示すように、固定ボルト23を緩めて、棚受け本体21に対する可動部22の拘束を解除する。棚受け本体21の孔21mには樹脂ブッシュ4を嵌め込んでおく。次に、同図(b)に示すように上下の第1係合爪21dを斜め方向から前補強12のスリット12aに水平方向から差し込む。このとき、樹脂ブッシュ21dが上向きになっていることを確認する。そして、固定ボルト23が前方に引かれて挿通孔21eの前端にある状態にした上で、図3に示した上下の第1係合爪21dの屈曲部21d2が図5(b)に示すスリット12aを介して前補強12の裏面に回り込むように、スリット12aの開口縁と図3に示す溝21kとの係合部分を支点にして棚受け本体21を図5(c)、図6(a)に矢印で示すように水平方向に回動させ、上下の第2係合爪22dを対応する後補強13のスリット13aに水平方向から差し込む。これと同時に、棚受け本体21の切欠部21jは図6に示すように後補強13の一部を受容し、棚受け本体21の一部である外縁側の縁辺21xは前補強12と後補強13の相対する面の間に挿入された状態になる。この段階では、棚受け本体21の窓21fと可動部22の窓22fとは図6(a)に示すように重合したまま位置関係にあるように予め設定されている。そして、図5(d)および図6(b)に直線の矢印で示すように固定ボルト23を通じて可動部23を後方に水平に移動させることによって、上下の第2係合爪22dを後補強13のスリット13aに対し変位させて当該後補強13の裏面に係合させ、引き続き図5(e)、図6(b)に回転を表す矢印で示すように固定ボルト23を締め付けることによって、棚受け本体21に対する可動部22の相対移動を規制し、棚受け装置2の取り付けを完了する。このとき、可動部22の窓22fは棚受け本体21の窓21fと重合しない位置に移動して、棚受け本体21の窓21fには可動部22の立面22bが重合し、例えば立面22bにホワイトの塗装が施してあれば棚受け本体21の窓21fはブランクの状態からホワイトの表示状態に切り替わる。
このようにして左右の棚受け装置2を棚1の左右に取り付けたら、図1に示すように上方からガラス棚板3の四隅下面を樹脂ブッシュ4に滑りを防止した状態で支持させて、組み立てを完了する。
棚受け装置2を取り外すときや、棚受け装置2の高さを変更するときは、ガラス棚板3を取り外し、以上とは逆の操作を行うことによって、棚受け装置2を棚1から取り外すことができる。
この棚受け装置2は上下対称に構成されていて、棚1の左右に兼用できるようになっている。この場合、樹脂ブッシュ4の取付け先は一方が上面21a、下方が下面21cとなり、他方の棚受け装置2は下面21cを上にして使用する。すなわち、ここに言う上下関係は、単に一方の棚受け装置2を基準にしているに過ぎない。
以上のように、本実施形態の棚受け装置2は、一対の取付部である前補強12および後補強13の間に跨って取り付けられるものであり、前補強12と後補強13の間に延びる棚受け本体21と、この棚受け本体21の一端部にあって対応する前補強12の上下複数個所に設けた係合孔12aに水平方向から同時に係脱可能な2つの第1係合爪21dと、棚受け本体21の他端部にあって対応する後補強13の上下複数個所に設けた係合孔13aに水平方向から同時に係脱可能な2つの第2係合爪22dと、これら第1係合爪21dおよび第2係合爪22dが各々対応する前補強12および後補強13の各係合孔12a、13aに係合した位置でこれらの係合爪21d、22dの係合孔12a、13aからの抜脱方向を含む水平面内の位置ずれを規制する規制部たる固定ボルト23とを備え、棚受け本体21の上向面である上面21aに棚3を支持するようにしたものである。
このような棚受け装置2であると、棚受け本体21は第1、第2係合爪21d、22dを介して上下方向2個所で一端部および他端部を支持され、それらの係合爪21d、22dは係合孔12a、13aに対して水平方向に係脱して棚受け本体21の所定の高さ位置と水平姿勢を保持する。しかも、両係合爪21d、22dが対応する係合孔12a、13aに係合した状態で、固定ボルト23が水平面内の位置ずれを規制するので、結果的に棚受け本体21は前後左右、上下何れの方向にも安定的に固定されるものとなる。したがって、ガラス棚板3をガタつかせたり傾かせたりすることなく安定して支持することが可能となる。
特に、第1係合爪21dは棚受け本体21の一端部に一体的に設けられるのに対して、第2係合爪22dは棚受け本体21の他端部に相対移動可能に支持させた可動部22に設けられており、この第2係合爪22dは第1係合爪21dを所定の動作によって対応する前補強12の係合孔21aに係合させる際に同時に対応する後補強13の係合孔13aに挿入され、その後に可動部23を前記所定動作と異なる方向に移動させることによって挿入先の係合孔13aに係合するものであり、その位置で固定ボルト23が棚受け本体21に対する可動部22の相対移動を固定し得るようにしているので、最初の棚受け本体21に加える所定動作と、その次に可動部22に加える異なる方向への移動動作と、最後に固定ボルト23を通じて行う固定操作とによって、棚受け装置2の棚1への取り付けを簡単に完了することができる。
とりわけ、第1係合爪21dが棚受け本体21の一端部から前方に向けて左右方向に屈曲しつつ突出し、この第1係合爪21dに対応する係合孔12aが後方に向けて開口するとともに、第2係合爪22dが可動部22の外側方に向けて前後方向に屈曲しつつ突出し、第2係合爪22dに対応する係合孔13aが左右方向に向けて開口しており、第1係合爪21dが対応する係合孔12aに係合する動作を回動動作を通じて行い、この動作により第2係合爪22dが対応する係合孔13aに挿入されるとともに棚受け本体21の一部が前補強12と後補強13の相対する面の間に挿入されるように構成してあり、その位置から第2係合爪22dが回動方向と交叉する方向である後方にスライドすることによって挿入先の係合孔13に係合するようにしているので、回動動作を通じて棚受け本体21の第1係合孔21dと対応する係合孔12aとの係合動作を平易に行うことができ、しかも棚受け本体21の一部を前補強12と後補強13の間に挿入することで挿入部分で棚受け本体21が前補強12と後補強13を結ぶ方向すなわち前後方向に移動することを規制して、取付強度を高めることができる。さらに、回動動作を通じて第2係合爪22dを対応する係合孔13aに自然に挿入することも容易となり、その後の第2係合爪22dのスライド動作によって棚受け本体21の反回動方向の挙動を簡単、適切に規制することができるようになる。
また、規制部である固定ボルト23は、棚受け本体21と可動部22とを連結する連結部材の役割を兼ね、入力される操作に応じて、連結状態を保ったまま棚受け本体21に対する可動部22の固定状態若しくは固定解除状態を切り替えるものであるため、棚受け本体21、可動部22および規制部23をばらばらにせずに一体的に取り扱うことができ、取扱いの便を有効に向上させることができる。
さらに、棚受け本体21に窓21fを設け、この窓21fの内側を可動部22が相対移動した際に窓21fから見える可動部22の位置が変化するように構成されており、第2係合爪22dが後補強13の係合孔13aに係合したか否かが可動部22の位置変化を通じて間接的に窓21fから視認可能となるので、係合状態が不完全な状態となる作業を回避して、確実な取付状態を実現することができる。
したがって、このような棚受け装置2を前補強12と後補強13の間に取り付けてガラス棚板3を支持させて構成される本実施形態の棚1は、従来の棚よりもガラス棚板3を適切な水平状態に安定して保持することが可能となる。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、一対の取付部は支柱であってもよいし、第1、第2の係合爪は3つ以上の組をなして設けても構わない。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…収納装置(棚)
2…棚受け装置
3…ガラス棚板
12…取付部(前補強)
12a…係合孔
13…取付部(後補強)
13a…係合孔
21…棚受け本体
21d…第1係合爪
21f…窓
22…可動部
22d…第2係合爪
23…規制部(固定ボルト)

Claims (5)

  1. 一対の取付部の間に跨って取り付けられる棚受け装置であって、
    前記取付部間に延びる棚受け本体と、この棚受け本体の一端部に一体的に設けられ、対応する取付部の上下複数個所に設けた係合孔に水平方向から同時に係脱可能な複数の第1係合爪と、前記棚受け本体の他端部に相対移動可能に支持させた可動部に設けられ、対応する取付部の上下複数個所に設けた係合孔に水平方向から同時に係脱可能であり、第1係合爪を所定の動作によって対応する取付部の係合孔に係合させる際に同時に対応する取付部の係合孔に挿入され、その後に可動部を前記所定動作と異なる方向に移動させることによって挿入先の係合孔に係合する複数の第2係合爪と、これら第1係合爪および第2係合爪が各々対応する取付部の係合孔に係合した位置で棚受け本体に対する可動部の相対移動を固定して、第1係合爪および第2係合爪の係合孔からの抜脱方向を含む水平面内の位置ずれを規制する規制部とを具備し、当該棚受け本体の上向面に棚を支持するようにしたことを特徴とする棚受け装置。
  2. 第1係合爪が棚受け本体の一端部から前方に向けて左右方向に屈曲しつつ突出し、この第1係合爪に対応する係合孔が後方に向けて開口するとともに、第2係合爪が可動部から外側方に向けて前後方向に屈曲しつつ突出し、この第2係合爪に対応する係合孔が左右方向に向けて開口しており、第1係合爪が対応する係合孔に係合する動作を回動動作を通じて行い、この動作により第2係合爪が対応する係合孔に挿入されるとともに棚受け本体の一部が取付部間の相対する面の間に挿入されるように構成してあり、その位置から第2係合爪が回動方向と交叉する方向である前後方向にスライドすることによって挿入先の係合孔に係合するようにしている請求項記載の棚受け装置。
  3. 規制部は、棚受け本体と可動部とを連結する連結部材の役割を兼ね、入力される操作に応じて、連結状態を保ったまま棚受け本体に対する可動部の固定状態若しくは固定解除状態を切り替えるものである請求項又は記載の棚受け装置。
  4. 棚受け本体に窓を設け、この窓の内側を可動部が相対移動した際に窓から見える可動部の位置が変化するように構成して、第2係合爪が取付部の係合孔に係合したか否かを可動部の位置変化を通じて間接的に窓から視認可能としている請求項何れかに記載の棚受け装置。
  5. 請求項1〜何れかに記載の棚受け装置を一対の取付部の間に取り付けて棚板を支持させてなることを特徴とする収納装置。
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