JP5830657B1 - 携帯カメラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】イヤフォンジャック等の筒状部材(2)から筐体の内部に入射する光が、カメラセンサ部に到達しフレア現象を起こす。【解決手段】携帯カメラ装置(1)は、筐体(6)の内部に配置され、略筒の形状であり、筒の一端が筐体から露出するイヤフォンジャック等の筒状部材と、筐体の内部に配置されたカメラセンサ部(3)と、を有し、筒状部材は、一端から入射した光が、筒の内部を経て、筒の外部かつ筐体の内部に通過可能な光通過部(25)を備え、光通過部とカメラセンサ部との間に、遮光部材(4)を配置した。【選択図】図7

Description

本発明は、持ち運び可能であり携帯に適した携帯カメラ装置に関する。
携帯カメラ装置においては、小型化とともに高画質化が継続して求められている。
この高画質化を妨げる要因の一つとして、光漏れによるフレア現象が知られている。例えば、鏡胴付近の光漏れに起因するフレア現象を防ぐために、鏡胴付近の遮光構造が知られている(特許文献1)。
特開平09−211283号公報
ところで近年、携帯カメラ装置の高機能化が進展し、例えば、音声信号を外部へ出力するイヤフォンジャック等を備えることも考えられる。イヤフォンジャック等は、対応する接続部が接続されていない場合や、カバーが装着されていない場合等において、外部からの光を携帯カメラ装置の内部に入れてしまう可能性がある。これによって、イヤフォンジャック等の近くにカメラセンサ等を配置した場合等において、入った光がカメラセンサに届きカメラセンサにおいてフレア現象が起きる可能性がある。
本発明の携帯カメラ装置は、平面視において略長方形である筐体と、前記筐体の内部に配置された電池と、前記筐体の内部に配置され、略筒の形状であり、前記筒の一端が前記筐体から露出する筒状部材と、前記筐体の内部に配置された、センサ基板と、前記センサ基板に実装されたカメラセンサ部と、前記カメラセンサ部を覆うセンサハウジング部と、を有し、前記電池は前記長方形の長手方向について中線を横切って配置されるとともに、前記電池と前記カメラセンサ部と前記筒状部材は前記長手方向に沿って並んで配置され、前記筒状部材は、前記一端から入射した光が、前記筒の内部を経て、前記筒の外部かつ前記筐体の内部に通過可能であり、第1の幅を備える第1の隙間を備え、前記センサ基板と前記センサハウジング部との間によって構成され、前記第1の幅より狭い第2の幅を備える第2の隙間を備える携帯カメラ装置であって、前記第1の隙間と前記第2の隙間との間に配置され、前記第1の隙間と対向するとともに、前記第2の隙間及び前記カメラセンサ部と対向する遮光部材を更に備えた。
本発明によれば、イヤフォンジャック等の筒状部材の光通過部とカメラセンサ部との間に遮光部材を配置することで、筒状部材の一端から入射し筐体の内部に通過する光を遮光部材で少なくとも減少させることができる。これにより、カメラセンサ部に到達する光の量を減少させ、フレア現象を抑制することができる。
実施の形態に係る携帯カメラ装置を4方向から見た外観図 実施の形態に係る携帯カメラ装置の分解斜視図 実施の形態に係るカメラモジュール部の分解斜視図 実施の形態に係る携帯カメラ装置を示すブロック図 実施の形態に係る携帯カメラ装置の内部の配置を示す図 携帯カメラ装置のイヤフォンジャック周辺の一例を示す断面図 実施の形態に係る携帯カメラ装置のイヤフォンジャック周辺を示す断面図
(実施の形態)
以下、本発明の一例である、実施の形態に係る携帯カメラ装置1について図面を参照して説明する。
図1(A)は、携帯カメラ装置1をレンズ部17が露出する側から見た外観図である。
図1(A)の右上に記されたx軸、y軸、z軸は各図面における方向と向きを統一的に示す模式的な図形である。x軸の矢印は、x軸に沿う方向で負から正への向きを示し、y軸の矢印も、同様にy軸に沿う方向で負から正への向きを示す。各軸の矢印は、以下の各図においても同様である。
z軸の円と円の中のバツ印(×)は、z軸が、紙面の垂直な方向に沿って紙面の手前から紙面の裏側に向かう向きであることを示す。なお、この場合z軸は紙面の手前が負で紙面の裏側が正である。各軸の円と円の中のバツ印(×)は、以下の各図においても同様である。
なお、各軸における正/負については、単にこれだけで技術的な意義を有するものではない。単に向きを統一的に説明するために用いる概念である。このことは以下の各図においても同様である。
図1(A)の携帯カメラ装置1について説明する。筐体6は、少なくとも一部が樹脂で構成されている。その樹脂で構成される部分は射出成形技術を用いて、形成される。また、筐体6は、樹脂に限らず、金属で構成されるようにしてもよい。また、筐体6は、図1(A)の様に、長方形を成している。
二次電池14は、筐体6の内部に配置され、長方形の長手方向(y軸方向)について一端側(y軸方向の負側)に寄って配置されている。ここで、図1(A)において、一点鎖線は長手方向(y軸方向)について中線を示す。即ち二次電池14は、図1(A)に示す様に、少なくとも5割が中線より一端側(y軸方向の負側)になるように配置されている。
レンズ部17と鏡筒20は、後述するカメラモジュール24の一部である。レンズ部17と鏡筒20の少なくとも一部は、筐体6から露出するようになっている。レンズ部17は、z軸に沿ってカメラモジュール24内のカメラセンサ部3(図1(A)には図示しない。)に光を導く。従って、図1(A)からも明らかな様に、レンズ部17の光軸、即ち携帯カメラ装置1の光軸は、z軸に平行になっている。そして、その光軸の向きは、z軸における負から正の向きである。
また、少なくともレンズ部17は、長方形の長手方向(y軸方向)について他端側(y軸方向の正側)に寄って配置されている。即ち、レンズ部17は、図1(A)に示す様に、中線をより他端側(y軸方向の正側)に配置されている。
また、少なくともレンズ部17と二次電池14は、図1(A)に示す様に、重ならない様に、長手方向に沿って並んで配置されている。ここで、筐体の一部6aは、鏡筒20を囲うとともに、z軸方向に沿って負から正に向かって突出するように構成されている。
コントロールリング18は、リング形状であって、鏡筒20の外側において、リングが筐体の一部6aを囲うように配置されている。コントロールリング18は、筐体6の一部6aに対して回動自在に装着されている。
図1(B)は、携帯カメラ装置1をx軸に沿って正から負の向きで見た外観図である。
図1(B)の右上に記された、x軸の円と円の中心の点は、x軸が紙面の垂直な方向に沿って、紙面の裏側から紙面の手前に向かう向きであることを示す。なお、この場合x軸は紙面の裏側が負で紙面の手前が正である。各軸の円と円の中心の点は、以下の各図においても同様である。
図1(B)に示す様に、携帯カメラ装置1の一端側(y軸方向の負側)の厚さ(z軸方向の長さ)は、他端側(y軸方向の正側)の厚さ(z軸方向の長さ)より薄い構成になっている。ここで、他端側の厚さは、図1(B)における筐体6とコントロールリング18を含む厚さである。
図1(C)は、携帯カメラ装置1を、z軸に沿って正から負の向きで見た外観図である。
筐体6は、図1(A)に示す面を表面とすると、その表面と反対の、図1(C)に示す裏面を有する。表示部9は、筐体6の裏面に配置されている。
表示部9と二次電池14は、図1(C)に示す様に、二次電池14の大部分が重なる様に、配置されている。即ち、二次電池14の8割以上が表示部9と重なるように配置されている。
カメラセンサ部3は、筐体6の内部に配置されている。表示部9とカメラセンサ部3は、図1(A)に示す様に、カメラセンサ部3の少なくとも一部は、表示部9と重なるように配置されている。
マイク部8は、筐体6外部の音を集音できるように配置されている。なお、マイク部8は、図1(c)に示すように筐体6の裏面に配置するようにしても良いし、裏面以外に配置しても良い。
イヤフォンジャック2とUSBコネクタ13は、筐体6の内部であって、筐体6の表面と裏面の間に配置されている。イヤフォンジャック2とUSBコネクタ13は、図1(c)に示すように、それぞれ少なくとも一部は、表示部9と重ならないように配置されている。また、イヤフォンジャック2とUSBコネクタ13は、それぞれ略筒の形状を成しており、それぞれ筒の一端が、筐体6の長手方向(y軸方向)について他端側(y軸方向の正側)に寄せて配置されている。
図1(D)は、携帯カメラ装置1を、y軸に沿って正から負の向きで見た概観図である。
イヤフォンジャック2とUSBコネクタ13のそれぞれの一端は、図1(D)に示す様に、筐体6の端面に露出するように配置されている。なお、ここでの筐体6の端面は、筐体6の表面と裏面を繋ぐ面の少なくとも一つである。この様な配置において、少なくともイヤフォンジャック2の筒の一端は、筐体6の外部の光を筒の内部に入れる場合がある。
図2は、携帯カメラ装置1の主要構成部品に係る分解斜視図である。
筐体の裏面部6bと、筐体の表面部6cの間に、カメラモジュール24、メイン基板19、イヤフォンジャック2、USBコネクタ13、二次電池14等が配置される。
メイン基板19は、カメラモジュール24に対応する位置に切欠部19cが設けられている。また、メイン基板19は、切欠部19cを囲むように延伸しており、メイン基板の端部19a、19bを備える。メイン基板の端部19a、19bは離れており、メイン基板の端部19a、19bの間に、イヤフォンジャック2が配置されるようになっている。
カメラモジュール24は、メイン基板19の切欠部19cを、z軸に沿って正から負の向きで通って、筐体の表面部6cに設けられた孔6dに収まるようになっている。そして、カメラモジュール24のレンズ部17は孔6dから外部に露出するようになっている。
第1アンテナ11と、第2アンテナ22は、それぞれ金属片であって、筐体の表面部6cに配置されている。そして、第1アンテナ11と、第2アンテナ22は、カメラモジュール24の周辺であって、筐体6の長手方向(y軸方向)について他端側(y軸方向の正側)に配置されている。
図3は、カメラモジュール24の分解斜視図である。これは、図2の分解斜視図と比べると、x軸とy軸について向きが逆転した方向から見ている図であり、注意が必要である。
センサ基板7の上にカメラセンサ部3が実装され、センサハウジング部5は、内部に空洞を持つとともに、カメラセンサ部3を覆うように配置される。さらに、センサハウジング部5の上には、鏡筒20とレンズ部17が配置される。これにより、レンズ部17に入射した光がカメラセンサ部3に結像するようになっている。
なお、鏡筒20とセンサハウジング部5は連続して、レンズ部17とカメラセンサ部3を覆っており、基本的にはレンズ部17から入った光のみが、カメラセンサ部3に届くようになっている。しかし、後述する通り、カメラモジュール24は、センサハウジング部5とセンサ基板7の間等に、隙間を備えることがある。
図4は、携帯カメラ装置1の概略構成の一例を示すブロック図である。
記憶部12は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリを有し、ユーザが携帯カメラ装置1に対して各種設定を行った際、その設定を記憶する。
制御部16は携帯カメラ装置1の各部を制御するものである。制御部16は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、およびインタフェース回路で構成される。ROMにはCPUを制御するためのプログラムが記憶されており、RAMはCPUの動作時に演算領域として使用される。
第1無線通信部10は、第1アンテナ11が接続されている。第1無線通信部10は、第1アンテナを介して外部との間で、無線送信と無線受信を行い、プログラム等のデータを送信したり、受信したりする。第2無線通信部21は、第2アンテナ22が接続されており、同様に第2アンテナを介して外部との間で、無線送信と無線受信を行い、プログラム等のデータを送信したり、受信したりする。
電源部15は、リチウムイオン電池等の二次電池14が接続されている。電源部15は、USBコネクタ13を介して外部より給電さられる電力を基に、二次電池14を充電し、二次電池14が供給する電力を、携帯カメラ装置1の各部に供給する。
制御部16は、カメラセンサ部3で撮像した映像と、マイク部8で集音した音声を記憶部12に記憶させ、記憶部12に記録された映像と音声を、それぞれ表示部9に表示するとともに、イヤフォンジャック2に出力したりする。コントロールリング18は、操作者が行う回転動作によって回転し、入力を受け付ける。制御部16は、コントロールリング18の入力によって、カメラとしてのシャッタースピードや、絞りの値を切り替えたりする。
なお、制御部16、第1無線通信部10、第2無線通信部21、記憶部12、及び電源部15等は、図2等で図示はしないがメイン基板19上に実装されている。
図5は、携帯カメラ装置1の内部の配置を示した模式図である。この図は、z軸に垂直なxy平面に沿ったものである。
図5における一点鎖線は、筒状のイヤフォンジャック2の筒の中心線を示している。図5から判るように、イヤフォンジャック2とカメラセンサ部3は、少なくとも当該中心線がカメラセンサ部3に重なるように配置されている。また、当該中心線は、xy平面に沿ったものであり、携帯カメラ装置1の光軸と凡そ直交している。
遮光部材4は、イヤフォンジャック2とカメラセンサ部3の間に配置され、イヤフォンジャック2の内部を通過し、カメラセンサ部3に到達する光を少なくとも減少させる。
遮光部材4は、板状の樹脂で形成されており、筐体6の一部と一体となったリブで構成されても良い。また、遮光部材4は、板状に限らず、光を減少させれば良く、例えばフィルム状のものでも良い。また、遮光部材4は、樹脂に限らず、金属等で形成するようにしても良い。
携帯カメラ装置1は、図5に示すように、二次電池14、カメラセンサ部3、及びイヤフォンジャック2が、凡そy軸に沿って並んで配置されている。
ここで、一般に近年の携帯カメラ装置は、薄型化が進むとともに、通信機能や大画面の液晶等を備え消費電力量が大きくなり、二次電池の容量が大きくする為に二次電池が大きく、筐体6の内部で大きな割合を占めるようになっている。
その為、携帯カメラ装置1は、前述の通り二次電池14、カメラセンサ部3、及びイヤフォンジャック2が並んで配置されるとともに、カメラセンサ部3がイヤフォンジャック2の近くに配置されている。
図6(A)は、携帯カメラ装置1のイヤフォンジャック2付近を、yz平面で切った断面図において、説明上便宜的に遮光部材4を除いた場合を示すものである。
イヤフォンジャック2は、筐体6の内部に配置されるとともに、略筒の形状である。その筒の一端が筐体6から露出している。ここで筒の一端とは、図6(A)に示す様に、イヤフォンジャック2のy軸の正側の端である。イヤフォンジャック2は、筐体6から露出している一端から入射した光について、筒の内部を通過させる。
光通過部25は、イヤフォンジャック2において一端と反対の他端に配置され、筒の内部を通過した光を、筒の外部であって、かつ、筐体6の内部に通過させる。
そして、光通過部25は、所定の幅(第1の幅)を有する隙間と捕らえることも可能である。
電気接点23は、筒の内部に露出するように配置され、イヤフォンジャック2にイヤフォンプラグ(図示せず)が挿入された場合に、イヤフォンプラグと接触するようになっている。そして、電気接点23は、制御部16にも接続され、制御部16が出力する電気的音声信号をイヤフォンプラグに出力する。
カメラセンサ部3は、凹部を備えるセンサケース33と、凹部の底部に配置されたセンサ面32と、センサケース33の上部(z軸の負側)に配置され、センサ面32を保護するセンサカバーガラス31を備える。センサカバーガラス31は、光透過率の高いガラスで構成されており、レンズ部17を通過して来た光を、センサ面32へ透過させる。また、センサカバーガラス31は端面31aを備える。
センサハウジング部5は、カメラセンサ部3を覆うとともに、センサ基板7との間に隙間26(第2の隙間)を構成する。
図6(A)に示す様に、遮光部材4を除いた場合は、光通過部25を通過した光は、大部分がセンサハウジング部5に当たるが、一部は隙間26に入る。
隙間26が十分に狭いと、隙間26に入った光は、回折し、広がりを持つようになる。広がった光の一部がカメラセンサ部の端面3aと、センサハウジング部5の内壁との間で反射等を繰り返して、センサカバーガラスの端面31aに到達する。センサカバーガラスの端面31aからセンサカバーガラス31の内部に入った光は、センサカバーガラス31と外部の界面で反射を繰り返して、センサカバーガラス31の内部全体に広がるとともに、一部がセンサ面32側の界面からセンサカバーガラス31の内部から外部へ出て、センサ面32に届き、フレア現象を発生させてしまう。
ここで、隙間26は、狭いと回折を発生させやすい。例えば、隙間26の幅(第2の幅)は、光通過部25の幅(第1の幅)より狭くなっている。
光通過部25とカメラセンサ部3の少なくとも端面3aは、遮光部材4を除いた場合、図6(A)に示すように空間を介して対向している。
図6(B)は、携帯カメラ装置1のイヤフォンジャック2付近を、xy平面であって、イヤフォンジャック2の筒の中心を通る線に沿って切った断面図において、図6(A)と同様に便宜上、遮光部材4を除いた場合を示すものである。
図6(B)において、一点鎖線はイヤフォンジャック2の筒の中心を通る線を示す。この中心線は、図6(B)に示すように、カメラセンサ部3を通るようになっているが、必ずしもカメラセンサ部の中心3bを通る必要はない。
図7(A)は、図6(A)に対応し、実施の形態に係る携帯カメラ装置1(遮光部材4を備える)のイヤフォンジャック2付近を、yz平面で切った断面図である。
遮光部材4は、筐体6の内部において、光通過部25と少なくもカメラセンサ部の端面3aの間であって、光通過部25を覆う様に配置されている。これにより、イヤフォンジャック2の筒の一端から入射し、筐体の内部に通過する光を遮光部材4で、少なくとも減少させることができる。これにより、カメラセンサ部3に到達する光の量を減少させ、フレア現象を抑制することができる。
また、遮光部材4は、図7(A)の通り、幅の広い光通過部25(第1の隙間)と幅の狭い隙間26(第2の隙間)の間に配置していると捕らえることも出来る。
ここで、幅の狭い第2の隙間26においては、光の回折現象で、光が広がる可能性が、第1の隙間25より高い。しかし、このように遮光部材4を第1の隙間25と第2の隙間26の間に配置することで、光が広がる可能性が高い第2の隙間に光が入る前に、光を減少させることができる。これにより、広がる光の量を減少させることができ、カメラセンサ部に到達する光の量をより減少させ、フレア現象をより抑制することができる。
図7(B)は、図6(B)に対応する携帯カメラ装置1の断面図である。図7(A)と同様に遮光部材4が配置されている。
図7(A)(B)に示す通り、光通過部25と遮光部材4は、空間を介して対向している。また、遮光部材4と隙間26は空間を介して対向している。また、隙間26とカメラセンサ部3の少なくとも一部は、空間を介して対向している。即ち、遮光部材4とカメラセンサ部3の少なくとも一部は、空間を介して対抗している。
なお、光通過部25と遮光部材4の間の空間に、可視光について所定の透過率を備える透明部材(例:透明な樹脂)を備えるようにしても良い。また、遮光部材4と隙間26の間の空間に、同様な透明部材を備えるようにしても良い。また、隙間26とカメラセンサ部3の間の空間に、同様な透明部材を備えるようにしても良い。
これまで、光通過部25は第1の隙間として説明して来たが、隙間に限定されるものではない、筒内部の光を筒外部に通過させれば良く、例えば可視光について所定の透過率を備える透明部材で構成されるようにしても良い。
また、これまでイヤフォンジャック2とカメラセンサ部3の位置関係について、イヤフォンジャック2の中心線がカメラセンサ部3に重なる場合について説明したが、これに限らない。イヤフォンジャック2の筒を通った光が、カメラセンサ部3に到達する可能性のある配置であれば良い。
また、これまでイヤフォンジャック2の光通過部25は、イヤフォンジャック2の他端に配置された場合について説明したが、これに限らない。筒の内部を通過した光を、筒の外部に通過させれば良く、例えば、筒の壁面(一端と他端の間)に光通過部25を設けて、電気接点23等が筒の内部を通過した光を反射し、壁面の光通過部25から光が筒の外部に通過する様にしても良い。
また、これまで、イヤフォンジャック2の場合について説明したが、これに限らない。例えば、マイクジャック(図示せず)等でも良い。また、イヤフォンジャック2の代わりは、筒状の部材であれば良い。例えば、雌コネクタの一部であっても良い。そして、雌コネクタは、筐体6の外部より、対応する雄コネクタを挿入可能にしても良い。更に、雌コネクタは、例えばUSBコネクタ13であっても良い。
本発明は、持ち運び可能であり携帯に適した携帯カメラ装置等に適応可能である。
1 携帯カメラ装置
2 イヤフォンジャック(筒状部材)
3 カメラセンサ部
4 遮光部材
5 センサハウジング部
6 筐体
7 センサ基板
8 マイク部
9 表示部
10 第1無線通信部
11 第1アンテナ
12 記憶部
13 USBコネクタ(筒状部材)
14 二次電池
15 電源部
16 制御部
17 レンズ部
18 コントロールリング
19 メイン基板
20 鏡筒
21 第2無線通信部
22 第2アンテナ
23 電気接点
24 カメラモジュール
25 光通過部(第1の隙間)
26 隙間(第2の隙間)
31 センサカバーガラス
32 センサ面
33 センサケース

Claims (16)

  1. 平面視において略長方形である筐体と、
    前記筐体の内部に配置された電池と、
    前記筐体の内部に配置され、略筒の形状であり、前記筒の一端が前記筐体から露出する筒状部材と、
    前記筐体の内部に配置された、センサ基板と、前記センサ基板に実装されたカメラセンサ部と、前記カメラセンサ部を覆うセンサハウジング部と、を有し、
    前記電池は前記長方形の長手方向について中線を横切って配置されるとともに、前記電池と前記カメラセンサ部と前記筒状部材は前記長手方向に沿って並んで配置され、
    前記筒状部材は、前記一端から入射した光が、前記筒の内部を経て、前記筒の外部かつ前記筐体の内部に通過可能であり、第1の幅を備える第1の隙間を備え、
    前記センサ基板と前記センサハウジング部との間によって構成され、前記第1の幅より狭い第2の幅を備える第2の隙間を備える携帯カメラ装置であって、
    前記第1の隙間と前記第2の隙間との間に配置され、前記第1の隙間と対向するとともに、前記第2の隙間及び前記カメラセンサ部と対向する遮光部材を更に備えた
    携帯カメラ装置。
  2. 請求項1に記載の携帯カメラ装置であって、
    前記遮光部材は板状である、
    携帯カメラ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の携帯カメラ装置であって、
    前記遮光部材は、前記筐体の一部と一体である、
    携帯カメラ装置。
  4. 請求項3に記載の携帯カメラ装置であって、
    前記遮光部材は、前記筐体の一部に設けられたリブで構成された、
    携帯カメラ装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の携帯カメラ装置であって、
    前記第1の隙間と前記遮光部材は、空間を介して対向している、
    携帯カメラ装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の携帯カメラ装置であって、
    前記第2の隙間と前記遮光部材は、空間を介して対向している、
    携帯カメラ装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の携帯カメラ装置であって、
    前記カメラセンサ部は端部を備え、
    前記入射した光が、前記第2の隙間を経て前記端部に到達可能であるところを、
    前記遮光部材によって、前記第1の隙間から前記筐体内部に通過する光の量を減少させることで、
    前記端部に到達する光の量を減少させる、
    携帯カメラ装置。
  8. 請求項に記載の携帯カメラ装置であって、
    前記カメラセンサ部は、センサ面を覆うセンサカバーガラスを備え、
    前記センサカバーガラスは端面を備え、
    前記入射した光が、前記第2の隙間を経て前記端面に到達可能であるところを、
    前記遮光部材によって、前記第1の隙間から前記筐体内部に通過する光の量を減少させることで、
    前記端面に到達する光の量を減少させる、
    携帯カメラ装置。
  9. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の携帯カメラ装置であって、
    レンズ部を備え、
    前記レンズ部を介する光を基に前記カメラセンサ部で撮像が可能な、
    携帯カメラ装置。
  10. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の携帯カメラ装置であって、
    少なくとも前記電池を電源として動作可能な、
    携帯カメラ装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の携帯カメラ装置であって、
    前記筒状部材は、雌コネクタの一部であって、
    前記雌コネクタは、前記筐体の外部より雄コネクタを挿入可能である、
    携帯カメラ装置。
  12. 請求項11に記載の携帯カメラ装置であって、
    少なくとも前記雌コネクタは、電気接点を有する、
    携帯カメラ装置。
  13. 請求項12に記載の携帯カメラ装置であって、
    少なくとも前記雌コネクタは、イヤフォンジャックである、
    携帯カメラ装置。
  14. 請求項13に記載の携帯カメラ装置であって、
    マイク部と、
    記憶部と、
    表示部と、を備え、
    前記カメラセンサ部で撮像した映像と、前記マイク部で集音した音声を前記記憶部に記憶させ、
    前記記憶部に記録された映像と音声を、それぞれ前記表示部に表示するとともに、前記イヤフォンジャックに出力可能な、
    携帯カメラ装置。
  15. 請求項12に記載の携帯カメラ装置であって、
    少なくとも前記雌コネクタは、USBコネクタである、
    携帯カメラ装置。
  16. 請求項15に記載の携帯カメラ装置であって、
    二次電池を備え、
    前記USBコネクタを介して外部から供給される電力を基に、前記二次電池を充電可能であるとともに、前記二次電池が供給する電力を基に動作可能な、
    携帯カメラ装置。
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