JP5830411B2 - 無線管理システムおよび伝送管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、点在して配置された複数の無線端末装置から受信するデータを無線管理装置で管理する無線管理システムおよび伝送管理方法に関する。
IT(情報技術)は様々な産業で利用されているが、将来に向けて大きく期待されているのが農業の分野である。特に、生産効率の向上だけでなく、親世代から子世代へと引き継がれた農業のノウハウを広く共有化したい、という狙いが背景にある。そして、生産から経営に至る農業のIT化への実証実験が各地で行われているが、対象となる圃場は法人化などにより複数の農地が集約化されるため、建造物などを挟んで離れた場所に農地が点在している場合が多い。
一方、農業のIT化の例として、温度や湿度などのデータをセンサで取得したり、作物の生育状態や農地の状態を見るために通常画像や色温度画像などの画像データを取得する画像センサ(カメラ)を設置することが考えられている。
ところが、建造物や道路などを挟んで点在している農地からデータを取得して管理するためには、無線でデータを送受信する必要がある。そこで、携帯電話を利用したり、無線LANを利用してデータを送受信する方法などが考えられる。例えば、複数の無線装置による分散型の無線ネットワークで時分割多重してデータを伝送する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特表2002−538640号公報
しかしながら、携帯電話や無線LANを用いる場合は、設備費やランニングコストが嵩むため、個人経営の農場で長期的にシステム運用することは難しい。特に農場などは屋外にあるため電源の確保が難しく、新たな電源ケーブルの敷設や太陽電池およびバッテリーなど大掛かり電源設備が必要になるという問題がある。また、例えば複数の無線端末装置から各無線端末装置で撮影される画像データを取得する場合は、天候によって画像圧縮率が異なるため撮影後の画像データ量も大きく変動する。このため、予め設定した時間間隔で複数の無線端末装置から画像データを取得する場合は時間間隔を想定される最大の画像データ量を送信する時間以上に設定しなければならず、全ての無線端末装置から画像データを取得するのに膨大な時間が掛かり、電池で動作している無線端末装置にとっては大きな問題であった。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、設置が簡単で電源ケーブルの敷設や大掛かりな電源設備が不要であり、電池で長期間に亘って安定したシステム運用を行うことができる無線管理システムおよび伝送管理方法を提供することである。
本発明に係る無線管理システムは、点在して配置された複数の無線端末装置と、前記複数の無線端末装置を管理する無線管理装置とを含む無線管理システムにおいて、前記複数の無線端末装置は、データを取得するデータ取得部と、隣接する前記無線端末装置または前記無線管理装置との間でデータやコマンドを送受信する無線通信部と、前記データ取得部で取得したデータまたは他装置から前記無線通信部が受信する他装置宛のデータおよびコマンドを前記無線通信部から送信し、自装置宛のコマンドに応じて自装置の動作を制御する制御部と、時間を計測し、前記時間が予め設定された時刻になった時にスリープ状態にある前記制御部をウェイクアップさせる計時部とを有し、前記制御部は、前記計時部によりウェイクアップした状態にある場合に前記無線管理装置から受信する自装置宛のコマンドを実行終了後に応答信号を前記無線管理装置に送信し、前記無線管理装置が送信した自装置宛のスリープコマンドを受信した場合に少なくとも前記計時部を除いてスリープ状態に移行し、前記無線管理装置は、前記複数の無線端末装置のうち隣接する前記無線端末装置との間でデータやコマンドを送受信する親局無線通信部と、前記複数の無線端末装置にコマンドを送信し、前記複数の無線端末装置から前記応答信号を受信した場合に自動的に次のコマンドを送信する親局制御部とを有し、前記親局制御部は、前記複数の無線端末装置を複数のグループに分けて、前記グループ毎に前記無線端末装置を直列に配置して転送する順序を管理し、前記グループ毎に前記無線管理装置に近い前記無線端末装置から順番にウェイクアップさせる時刻を前記計時部に設定する時刻設定コマンドを送信し、前記同じグループ内のうち中継先の前記無線端末装置を持たない遠端の前記無線端末装置から順にスリープコマンドを送信することを特徴とする。
本発明に係る伝送管理方法は、点在して配置された複数の無線端末装置と、前記複数の無線端末装置を管理する無線管理装置とを含む無線管理システムに用いられる伝送管理方法おいて、前記複数の無線端末装置は、自装置が取得したデータまたは他装置から受信する他装置宛のデータおよびコマンドは他装置に転送すると共に、自装置宛のコマンドに応じて自装置の動作を制御し、前記無線管理装置が送信した自装置宛のスリープコマンドを受信した場合にスリープ状態に移行し、時間を計測して前記時間が予め設定された時刻になった時にスリープ状態にある自装置をウェイクアップし、自装置がウェイクアップした状態にある場合に前記無線管理装置から受信する自装置宛のコマンドに応じた処理を実行終了後に応答信号を前記無線管理装置に送信し、前記無線管理装置は、前記複数の無線端末装置にコマンドを送信し、前記複数の無線端末装置から前記応答信号を受信した場合に自動的に次のコマンドを送信し、前記複数の無線端末装置を複数のグループに分けて、前記グループ毎に前記無線端末装置を直列に配置して転送する順序を管理し、前記グループ毎に前記無線管理装置に近い前記無線端末装置から順番にウェイクアップさせる時刻を前記計時部に設定する時刻設定コマンドを送信し、前記同じグループ内のうち中継先の前記無線端末装置を持たない遠端の前記無線端末装置から順にスリープコマンドを送信することを特徴とする。
本発明に係る無線管理システムおよび伝送管理方法は、無線端末装置が稼動していない時にスリープ状態に移行し、予め設定された時刻にウェイクアップしてデータの送信やコマンドの受信などを行うので、低消費電力化を実現することができ、電池で長期間に亘る運用が可能になる。特に、無線管理装置は、無線端末装置から送信されるデータ量が予測できない場合でも短い時間で効率よくデータを取得することができる。
本発明に係る無線管理システムおよび伝送管理方法では、画像データの受信が終了した時点で自動的に連続して次の無線端末装置に画像データの送信を要求するので、全ての無線端末装置から最短の時間で画像データを取得することができ、無線端末装置の省電力化を図ることができる。
無線管理システム100の一例を示す図である。 データフォーマット例を示す図である。 子局101の一例を示す図である。 親局102の一例を示す図である。 時分割方式と自動応答方式の動作の違いを示す図である。 自動応答方式の動作シーケンス例を示す図である。 時分割方式の動作シーケンス例を示す図である。 時分割方式と自動応答方式の稼働時間の違いを示す図である。 時分割方式と自動応答方式の組み合わせ動作例を示す図である。 複数の子局101を有する場合の自動応答方式の動作シーケンス例を示す図である。 稼働時間の短縮効果を示す図である。 子局101が中継局として動作する場合の自動応答方式の動作シーケンス例を示す図である。
以下、本発明に係る無線管理システムおよび伝送管理方法の実施形態について詳しく説明する。尚、本実施形態では、例えば400MHz帯特定小電力無線規格(ARIB STD−T67規格)に基づいた無線を利用するものとする。この規格では、チャネル数がch7からch46までの39chがあり、送信する場合にキャリアセンスして使用されていないことを確認して、所定の送信時間内で自由に使用することができるようになっている。
[無線管理システム100]
図1は、無線管理システム100全体の構成例を示す図である。図1において、無線管理システム100は、離れた場所に点在する複数の圃場に設置された複数の子局(無線端末装置)101の何れかから通信可能な場所に設置された1つの親局(無線管理装置)102とを有する。そして、親局102では、管理者が管理用端末であるパソコン103を操作して、各子局101の設定を行ったり、各子局101からデータを集めて管理する。子局101から取得するデータ例として、畑の土壌温度や雰囲気温度、湿度、或いはpH値や水分量、日照量などのデータを取得する。また、作物の生育状態や農地の状態を撮影するカメラを設置して画像データを取得する。このようにして、親局102は、遠隔地から各圃場の状態を確認することができる。
図1の例では、親局102は、複数の子局101をグループAからグループCまでの3つのグループに分けて管理する。例えばグループAは、子局101a1、子局101a2および子局101a3の3つの装置、グループBは、子局101b1、子局101b2および子局101b3の3つの装置、グループCは、子局101c1、子局101c2および子局101c3の3つの装置でそれぞれ構成される。そして、親局102との間で直接通信できる位置に配置された子局101a3、子局101b3および子局101c3が中継局として動作して、親局102との間で直接通信できない位置にある各グループの子局101a2、子局101b2および子局101c2と通信する。さらに遠くに配置され子局101a3、子局101b3および子局101c3と直接通信できない位置に配置された子局101a1、子局101b1および子局101c1は、各グループの子局101a2、子局101b2および子局101c2が中継局としてバケツリレー方式により、データやコマンドを転送する。
尚、以降の説明において、子局101a1から子局101c3までの9つの装置に共通の内容を説明する場合は、グループを示すアルファベットとグループ内の順番を示す数字を省略して子局101と記載し、特定の子局101を指す場合は符号に(アルファベットと数字)を付加して例えば子局101a1や子局101c3のように記載する。
図1において、矢印はシステム設計時に予め決められた通信ルートを示している。尚、矢印は親局102への上り方向の通信と下り方向の通信とを示しており、同じ通信ルートを時分割で使用する。ここで、親局102を親局、親局の通信先である末端の子局101を子局と定義し、親局と子局との間で中継を行う子局101を中継局と定義する。上記のグループAの例では、子局101a1からデータを取得する場合は、子局101a1が子局、子局101a2および子局101a3は中継局として動作する。同様に、子局101a2からデータを取得する場合は、子局101a2が子局、子局101a3は中継局として動作し、子局101a3からデータを取得する場合は、子局101a3が子局で、親局102と直接通信できるので中継局は介在しない。
次に、親局102と子局101との間で通信するデータフォーマット例を図2(a)に示す。尚、本実施形態では、各データはパケットで送受信されるものとする。図2(a)において、パケットデータ201はヘッダ202とペイロード203とを有し、ヘッダ202は送信先アドレス251と、送信元アドレス252と、中継ルートにある中継局アドレス253とを有する。ペイロード203には、子局の取得データや応答データ或いは親局のコマンドなどが格納される。尚、パケットデータ201に誤り検出符号を付加するようにしてもよい。例えば図1において、親局102から子局101a1にコマンドを送信する場合は、ヘッダ202は図2(b)に示すように、送信先アドレス251は(a1)、送信元アドレス252は(c(親局のアドレス))、中継局アドレス253は(a3)>(a2)となる。ここで、(a3)>(a2)の”>”は転送順序を示している。尚、図2の例では、理解し易いように、アドレスを(a1)、(a2)、(a3)および(c)のように表記したが、実際には装置のシリアル番号や予め設定したIDなどの識別子が設定され、自局に割り当てられた識別子が何であるかは、予め自局内に記憶されている。また、中継ルートについても、システム設計時に予め決められているものとし、親局102内部に中継ルートが記憶されている。
図1のグループAの例では、親局102から送信されたパケットデータ201を受信した子局101a3は、パケットデータ201のヘッダ202の中継局アドレス253を参照して、自装置のアドレスが記載されている場合は、自装置のアドレスを削除後のパケットデータ201を再送信する。例えば子局101a3から再送信されたパケットデータ201のヘッダ202の中継局アドレス253は(a3)>(a2)から(a3)が削除されて(a2)となる。尚、自装置のアドレスを削除するのは、中継局間で無限ループに陥るのを防止するためである。従って、受信したパケットデータ201のヘッダ251の中継局アドレス253に自装置のアドレスが無い場合は再送信されない。これにより、仮に親局102が送信したパケットデータ201を子局101b3や子局101c3が受信した場合、子局101b3や子局101c3は、送信先アドレス251や中継局アドレス253に自局のアドレスが記載されていないので、再送信しない。また、仮に親局102が送信したパケットデータ201が子局101a2で受信された場合、子局101a2は中継局アドレス253の自局アドレスより前に他局のアドレスa3が記載されているので、再送信しない。他のグループの中継局についても同様に動作する。
このようにして、親局102が送信するパケットデータ201は、最終的に送信先の子局である子局101(上記の例では子局101a1)に送信される。尚、送信先の子局101a1が子局101a2が再送信する前に子局101a3が再送信するパケットデータ201を受信した場合は、中継局アドレス253にアドレス(a2)が残っているので、当該パケットデータ201に記載されているコマンドの実行は行わないように動作する。これにより、同じコマンドを重複して実行することを防止できる。
子局101から親局102に取得データを送信する場合も上記の説明と同様に動作する。この場合は、パケットデータ201のヘッダ202の送信先アドレス251は(c)、送信元アドレス252は(a1)、中継局アドレス253は(a2)>(a3)となり、ペイロード203には子局101a1の取得データが格納される。そして、中継局の子局101a2、子局101a3の順番に中継局アドレス253に記載された自局のアドレスを削除しながら再送信を繰り返し、最終的に親局の親局102で受信される。
[子局101の構成例]
次に、子局101の構成例について図3を用いて説明する。図3において、子局101は、CPU301と、無線モジュール302と、センサ303と、カメラ304と、RTC(Real Time Clock)305と、メモリ306と、乾電池307と、フォトモスリレー308とで構成される。尚、各ブロックはバス309を介して相互に接続されている。
CPU301は、内部に予め記憶されたプログラムに従って動作する中央演算処理部で、子局101全体の動作を制御する。
無線モジュール302は、他の子局101や親局102との間でパケットデータ201を送受信するための回路を有している。尚、本実施形態では、特定小電力無線規格に従った無線通信方法でパケットデータ201を送受信し、CPU301から指令される通信チャネルを用いている。例えば、特定小電力無線規格のch7を用いて通信するようCPU301から指令された場合は、無線モジュール302の通信周波数帯域をch7を設定する。
センサ303は、畑の土壌温度や雰囲気温度、湿度、或いはpH値や水分量、日照量などのデータを取得するためのセンサモジュールで構成される。センサモジュールは、温度センサ、湿度センサ、pHセンサ、水分センサ、日照量センサなどで構成される。
カメラ304は、作物の生育状態や農地の状態を撮影して画像データを取得する画像センサである。尚、画像データは、例えばVGA(640×480画素)やQVGA(320×240画素)フォーマットが用いられる。また、画像は、カラー画像であっても構わないし、モノクロ画像であっても構わない。或いは、色温度画像であっても構わない。撮影された画像データはデータ量を少なくするために、JPEG規格などにより画像圧縮処理が行われる。ここで、一般的な画像圧縮の特徴として、例えば晴天時のコントラストが高くて精細な画像の圧縮率は低くなり、雨天や曇天時のコントラストが低くて周波数成分が低い画像の圧縮率は高くなる傾向がある。このため、撮影される画像に応じてデータ量が異なり、同じデータ速度の場合は送信時間が一定しないという問題が生じる。そこで、従来は、親局が予め設定した時間間隔で子局の画像データを取得する場合、最大の画像データの送信時間を想定して、時間間隔を設定する必要があった(時分割方式と称する)。これに対して、本実施形態に係る無線管理システム100では、画像データの送信が終了した時に自動的に次の画像データの取得を開始するので、無駄な時間が無く、効率よく短い時間で複数の子局から画像データを連続して取得することができる(自動応答方式と称する)。尚、自動応答方式の具体例については、後で詳しく説明する。
RTC305は、時計機能と予め設定された時間を計測するタイマー機能の少なくとも1つを有し、予め設定された時刻になった場合、或いは予め設定された時間が経過した場合に、CPU301に割り込み信号を出力し、スリープ状態にあるCPU301を起動する。
メモリ306は、センサ303の取得データやカメラ304が撮影した画像データを一時的に保持する。尚、メモリ306は、電源供給がされなくても記憶内容が保持される不揮発性のメモリとする。
乾電池307は、子局101に動作電源を供給する。特に、子局101の主要部には乾電池307から直接電源が供給され、非主要部にはフォトモスリレー308を介して電源が供給される。ここで、主要部とは、子局101をスリープ状態からウェイクアップ状態にするために必要な回路ブロックで、少なくともRTC305と、RTC305が出力する割り込み信号を検出してCPU301を起動するためのCPU301の一部の回路に対応する。また、非主要部とは、例えば無線モジュール302、センサ303、カメラ304、メモリ306およびCPU301内部の回路でスリープ状態からウェイクアップ状態にするために必要ではない部分の回路である。尚、センサ303やメモリ306およびCPU301全体を主要部としてフォトモスリレー308を介さずに乾電池307から電源を供給するようにしてもよい。これにより、センサ303から取得するデータをメモリ306に記憶することができる。
フォトモスリレー308は、CPU301からの指令に応じて乾電池307から供給される電源のオンオフを切り替えるためのスイッチである。そして、フォトモスリレー308を経由して非主要部に電源が供給される。
バス309は、各ブロック間でデータやコマンド或いは制御信号などを入出力するための共通バスである。
[CPU301の処理]
次に、CPU301の処理について詳しく説明する。CPU301は、図3に示したように、データ取得処理部351と、通信処理部352と、ウェイクアップ処理部353と、スリープ処理部354と、時刻設定処理部355とを有する。
データ取得処理部351は、センサ303から取得するデータやカメラ304で撮影した画像データをメモリ306に一時的に記憶する処理を行う。尚、RTC305が日時データを出力する機能を有する場合は、RTC305が出力する日時データを付加して記憶するようにしてもよい。例えば、センサ303の取得データが”土壌温度:10℃”であった場合、且つその時の日時データが”2011年1月1日”の場合は、例えば”土壌温度:10℃、2011年1月1日”のようなデータがメモリ306に記憶される。或いは、カメラ304が取得した画像データである場合は、一般的な電子カメラのように、RTC305が出力する日時データを画像ファイルのヘッダ情報として付加し、メモリ306に一時的に記憶する。
通信処理部352は、無線モジュール302で他の子局101または親局102との間で通信を行うための処理を行う。例えば、特定小電力無線規格のch7を用いて通信する場合は、無線モジュール302にch7を設定する。そして、メモリ306に一時的に記憶されているデータを送信したり、親局102や他の子局101からデータやコマンドを受信する。尚、データやコマンドは、図2で説明したようなデータフォーマットのパケットとして送受信される。また、通信処理部352は、受信したパケットのヘッダ情報をチェックして、自装置宛ではない場合および中継局として記載されていない場合は無視し、自装置宛の場合はパケット内容に応じた処理を行い、中継局として記載されている場合は無線モジュール302から受信したパケットを再送信する。特に本実施形態に係る無線管理システム100は、親局102から受信したコマンドに応じた処理を終了後に応答信号(ACK)を親局102に返信する。これにより、親局102は、指令した処理が終了したことを確認することができる。尚、ACK信号は、各処理部により親局102に返信される。
ウェイクアップ処理部353は、RTC305による割り込み信号を検出した場合に、フォトモスリレー308をオンして非主要部への電源供給を開始し、CPU301を通常の動作状態に起動する処理を行う。特に本実施形態に係る無線管理システム100では、センサ303やカメラ304などの非主要部への電源供給を開始して、データを取得できる稼動状態にする。そして、稼動状態になったらウェイクアップ通知を親局102に送信する。これにより、親局102は、子局101がウェイクアップして稼動状態になったことを確認できる。
スリープ処理部354は、無線モジュール302を介して親局102からスリープコマンドを受信した場合に、フォトモスリレー308をオフして非主要部への電源供給を停止し、CPU301をスリープ状態にする処理を行う。
時刻設定処理部355は、無線モジュール302を介して親局102から時刻設定コマンドを受信した場合に、時刻設定コマンドに記載されている時刻にRTC305を設定する。尚、RTC305に設定する情報は、タイマー機能で計測する時間(例えば1時間など)であってもよいし、現在の日時情報(例えば2012年1月1日12時0分0秒など)であってもよい。
このように、子局101は、CPU301の内部に予め記憶されたプログラムに従って動作し、センサ303の取得データやカメラ304の画像データをメモリ306に一時的に取り込み、親局102から送られてくるコマンドに応じてスリープ状態への移行や時刻設定を行い、メモリ306に取り込まれた各データやACK信号は無線モジュール302から親局102に向けて送信される。
[親局102の構成例]
次に、親局102の構成例について図4を用いて説明する。図4において、親局102は、CPU401と、無線モジュール402と、RTC403と、メモリ404とで構成される。尚、各ブロックはバス405を介して相互に接続されている。
CPU401は、内部に予め記憶されたプログラムに従って動作する中央演算処理部で、親局102全体の動作を制御する。
無線モジュール402は、子局101との間で通信するための無線機である。尚、本実施形態では、先に説明したように、特定小電力無線規格に従った通信方法でコマンドやデータを送受信する。
RTC403は、現在の日時情報(例えば2012年1月1日12時0分0秒など)を出力する。尚、日時はパソコン151から適宜、設定される。
メモリ404は、子局101から送られてくるデータ(取得データや画像データ)を記憶する。
尚、親局102は、AC100Vの商用電源に接続され、AC/DC変換を行う電源アダプター152から電源が供給される。
ここで、親局102のCPU401は、管理者が操作するための入出力端末としてパソコン(PC)151が接続されている。管理者は、パソコン151で各子局101の設定や動作をチェックし、また受信されたデータを確認する。尚、パソコン151は、無線管理システム100を立ち上げ、子局101や親局102の設定を手動で変更する場合、各子局101から受信して親局102のメモリ404に蓄積された取得データを確認する場合に使用される。尚、子局101からデータを自動的に収集する通常動作時は、親局102のCPU401の内部に予め記憶されたプログラムに従って自立して動作する。
[CPU401の処理]
次に、CPU401の処理について詳しく説明する。CPU401は、図4に示したように、入出力端末IF部451と、時刻設定処理部452と、データ管理処理部453と、コマンド発行処理部454と、通信処理部455とを有する。
入出力端末IF部451は、例えばUSB規格やRS232C規格などのシリアルインターフェースで接続された入出力端末(パソコン151など)との間でコマンドやデータなどを入出力する処理を行う。尚、本実施形態では、入出力端末をパソコン151としたが、コマンドを入力するキーボードや、データや画像を表示するモニタなどを有する専用端末であっても構わない。
時刻設定処理部452は、パソコン151から入力される日時情報(例えば2012年1月1日12時0分0秒など)をRTC403に設定する。
データ管理処理部453は、子局101から送られてくるデータ(センサデータや画像データ)をメモリ404に記憶する。この時、データを受信した時刻をRTC403から入力して、データに付加してメモリ404に記憶する。そして、パソコン151はCPU401を介してメモリ404に記憶されているデータを読み出し、パソコン151のモニタに出力したり、専用のアプリケーションソフトウェアでデータ解析や管理などを行う。
コマンド発行処理部454は、パソコン151から手動で入力されるコマンドやCPU401が通常動作時に自動的に発行するコマンドなどを図2で説明したデータフォーマットのパケットに格納し、無線モジュール402から子局101に送信する。特に本実施形態に係る無線管理システム100では、コマンド発行処理部454は、子局101に発行したコマンドに対して、当該子局101から返信されるACK信号を確認して次のコマンドを子局101に送信する。また、本実施形態に係る無線管理システム100では、時分割モードと、自動応答モードとの2つの動作モードを有し、いずれか1つのモード、または2つのモードの組み合わせなど、予め設定された動作モードで動作する。
通信処理部455は、無線モジュール402で子局101との間で通信を行うための処理を行う。例えば、特定小電力無線規格のch7を用いて通信する場合は、無線モジュール402にch7を設定する。そして、コマンド発行処理部454が作成したコマンドが格納されたパケットを子局101に送信したり、子局101からデータを受信する。
このように、親局102は、CPU401の内部に予め記憶されたプログラムに従って動作し、各種のコマンドを子局101に送信し、また子局101から受信するデータに日時情報を付加してメモリ404に記憶する。特に親局102は、子局101から返信されるACK信号を確認して自動的に次のコマンドを送信するので、無駄な時間が無くなり、効率よくコマンドを発行して、子局101の制御やデータの取得を行うことができる。
次に、時分割方式と自動応答方式について詳しく説明する。
[時分割方式]
図5(a)は時分割方式による親局102と子局101との通信例を示した図である。親局102は、コマンド発行処理部454に予め設定されたスケジュールに従ってコマンドを発行する。図5(a)の例では、時刻Aにある制御コマンドを子局101に送信する。そして、子局101は、親局102から受信したコマンドの実行が終了した時にACK信号を親局102に返信する。そして、時刻Bに次の制御コマンドを子局101に送信し、子局101は親局102から受信したコマンドの実行が終了した時にACK信号を親局102に返信する。この場合、時刻Aに送信した制御コマンドの実行終了時刻が次のコマンドを発行する時刻Bよりも遅くなると子局101の処理が重複してしまうので、子局101の最大の処理時間を想定して、時刻Aと時刻Bの時間間隔を設定しなければならない。
[自動応答方式]
図5(b)は自動応答方式による親局102と子局101との通信例を示した図である。図5(a)の例では、時刻Aにある制御コマンドを子局101に送信する。ここで、親局102は、最初のコマンドについてはコマンド発行処理部454に予め設定されたスケジュールに従ってコマンドを発行する。そして、子局101は、親局102から受信したコマンドの実行が終了した時にACK信号を親局102に返信する。そして、親局102は、ACK信号を受信したら直ちに次の制御コマンドを子局101に送信し、子局101は親局102から受信したコマンドの実行が終了した時にACK信号を親局102に返信する。この場合、時刻Aに送信した制御コマンドの実行終了時刻に応じて次のコマンドを発行する時刻が変化するので、連続して確実に制御コマンドを子局101に送信することができ、データを取得する時間をできるだけ少なくすることができる。これにより、子局101の無駄な稼働時間がなくなり、乾電池307の消耗を防ぐことができる。
[無線管理システム100の具体的な動作例]
次に、無線管理システム100の具体的な動作例について説明する。図6は、時分割方式で子局101が予め設定された時刻にウェイクアップした後、自動応答方式で親局102から送信される各コマンドに応じた処理を行って子局101が取得したデータ(例えば画像データ)を親局102に送信終了後、親局102からのスリープコマンドでスリープ状態になるまでの動作を示した図である。
以下、図6の動作について順番に説明する。
(ステップS100)子局101は、予め設定された時刻(例えば9:00)にウェイクアップしてウェイクアップ処理を開始する。具体的には、RTC305により予め設定された時刻にCPU301に割り込み信号を出力し、スリープ状態にあるCPU301を起動して稼動状態(非主要部に電源供給した状態)にする。
(ステップS101)子局101は、稼動状態になったらウェイクアップ通知(wakeup通知)を親局102に送信する。尚、ウェイクアップ通知は、図2で説明したようなデータフォーマットのパケットで送信される。
(ステップS102)子局101からのウェイクアップ通知によって子局101が稼動状態になったことを確認したら自動的に親局102は時刻同期コマンドを送信する。尚、時刻同期コマンドは、親局102のRTC403の時刻に子局101のRTC305の時刻を同期させるためのコマンドである。ここで、次にウェイクアップする時刻を時刻同期コマンドに含めて送信するようにしてもよい。また、時刻同期コマンドは、図2で説明したようなデータフォーマットのパケットで送信される。
(ステップS103)親局102からの時刻同期コマンドを受信した子局101は、時刻同期コマンドに含まれる親局102のRTC403の時刻に自局のRTC305の時刻を同期させる。尚、時刻同期コマンドを送受信する時間を考慮して時刻調整が行われる。例えば、時刻同期コマンドはコマンドのデータ長が固定なので、データ速度から送受信時間を求めることができ、時刻同期コマンドに含まれる親局102のRTC403の時刻に送受信時間(処理時間を含む)を加算した時刻が自局のRTC305に設定される。
(ステップS104)子局101は、時刻同期処理が終了したらACK信号を親局102に送信する。
(ステップS105)子局101からのACK信号によって子局101の時刻同期処理が終了したことを確認したら自動的に親局102はデータ取得コマンドを送信する。尚、データ取得コマンドは、例えばセンサ303による温度データの取得やカメラ304による画像データの撮影などを子局101に行わせるコマンドである。ここで、データ取得コマンドは、図2で説明したようなデータフォーマットのパケットで送信される。
(ステップS106)親局102からのデータ取得コマンドを受信した子局101は、例えばカメラ304による画像撮影を行い、撮影された画像データをメモリ306に取り込む。尚、取得するデータの種類は、データ取得コマンドで指示される。
(ステップS107)子局101は、データの取得が終了したらACK信号を親局102に送信する。
(ステップS108)子局101からのACK信号によって子局101のデータ取得が終了したことを確認したら自動的に親局102はデータ転送コマンドを送信する。尚、データ転送コマンドは、例えばメモリ106に取得された温度データや画像データなどを親局102に送信させるコマンドである。ここで、データ転送コマンドは、図2で説明したようなデータフォーマットのパケットで送信される。
(ステップS109)親局102からのデータ転送コマンドを受信した子局101は、メモリ306などに取り込まれているデータを無線モジュール302を介して親局102に送信する。
(ステップS110)子局101は、データの転送が終了したらACK信号を親局102に送信する。
(ステップS111)子局101からのACK信号によって全てのデータ転送が終了したことを確認したら自動的に親局102はスリープコマンド(sleepコマンド)を送信する。尚、スリープコマンドは、図2で説明したようなデータフォーマットのパケットで送信される。
(ステップS112)親局102からのスリープコマンドを受信した子局101は、非主要部(センサ303やカメラ304など)への電源供給を停止し、RTC305に設定された時刻の割り込みでCPU301がウェイクアップできる機能だけが動作するスリープ状態に移行する。
(ステップS113)子局101は、スリープ状態に移行する直前にスリープ状態に移行することを通知するACK信号を親局102に送信する。
このようにして、親局102は、時分割方式で子局101がウェイクアップした後、以降のコマンドを自動応答方式によって送信するので、できるだけ短い時間で子局101からデータを取得することができ、子局101の稼働時間をできるだけ短くすることができる。同様にして、ある子局101に対するデータ取得が終了した親局102は、次の子局101からデータを取得する処理を開始することができる。尚、この場合は、例えば図1で説明したように、グループ毎にウェイクアップさせておくので、次の子局101はウェイクアップ状態になっているものとする。
ここで、図6の例では、子局101が時刻9:00にウェイクアップしてから親局102が時刻9:08頃にスリープコマンドを送信するまでの時間は、約7分から8分である。
次に、本実施形態に係る無線管理システム100の効果がわかり易いように、予め設定されたスケジュールに従ってコマンドを発行する時分割方式のみで子局101からデータを取得する動作例について説明する。尚、図7は、図6と同様に時分割方式で子局101が予め設定された時刻にウェイクアップするが、その後の親局102の各コマンドも予め設定された時刻に送信され、データ取得後に親局102からの指令でスリープ状態になるまでの動作を示した図である。
以下、図7の動作について順番に説明する。尚、図6と同符号の処理ステップは同じ処理を示し、符号番号にアルファベットの”a”を付加した処理ステップは図6と少し異なる。ここでは、図6と重複処理については説明を省略して、図6と異なる処理を中心に説明する。ステップS100およびステップS101の動作は図6と同じである。
(ステップS102a)親局102は、予め設定された時刻9:02に時刻同期コマンドを送信する。ここで、時分割方式では、図6のステップS102のように、子局101から受信するウェイクアップ通知には応答せず、予め決められたスケジュールに従って動作する。尚、親局102は、子局101が時刻9:00にウェイクアップすることをスケジュールにより把握しているが、子局101のRTC305との時刻のずれや非主要部への電源供給を開始する処理時間およびウェイクアップ通知の送信時間などにより、親局102でウェイクアップ通知が受信されるまでの時間が変動する場合があるので、ウェイクアップ時刻から想定される最長の時間を待った後、次の時刻同期コマンドを送信する必要がある。図7の例では、ウェイクアップ時刻から想定される最長の時間を1分間として、時刻9:02に時刻同期コマンドを子局101に送信する。
次のステップS103およびステップS104の動作は図6と同じ処理である。
(ステップS105a)親局102は、予め設定された時刻9:03にデータ取得コマンドを送信する。ステップS102aと同様に、親局102は子局101から受信する信号(ACK信号)には応答せず、予め決められたスケジュールに従って動作する。尚、図7の例では、時刻同期コマンドの送信時刻から子局101が時刻設定を終了しACK信号を送信するまでの想定される最長の時間を1分間として、時刻9:03にデータ取込コマンドを子局101に送信する。
次のステップS106およびステップS107の動作は図6と同じ処理である。
(ステップS108a)親局102は、予め設定された時刻9:08にデータ転送コマンドを送信する。ここでも、ステップS105aと同様に、親局102は子局101から受信するACK信号には応答せず、予め決められたスケジュールに従って動作する。尚、図7の例では、データ取込コマンドの送信時刻から子局101がデータの取り込みを終了してACK信号を送信するまでの想定される最長の時間を5分間として、時刻9:08にデータ転送コマンドを子局101に送信する。
次のステップS109およびステップS110の動作は図6と同じである。
(ステップS111a)親局102は、予め設定された時刻9:18にスリープコマンドを送信する。ここでも、ステップS105aおよびステップS108aと同様に、親局102は子局101から受信するACK信号には応答せず、予め決められたスケジュールに従って動作する。尚、図7の例では、データ転送コマンドの送信時刻から子局101が全てのデータ(例えば画像データ)の送信を終了してACK信号を送信するまでの想定される最長の時間を10分間として、時刻9:18にスリープコマンドを子局101に送信する。
次のステップS112およびステップS113の動作は図6と同じである。
このようにして、時分割方式では、親局102は、子局101が時分割方式でウェイクアップした後、予め設定されたスケジュールに従って、決められた時刻にデータ取得コマンドやデータ転送コマンドを送信するので、コマンドの送信間隔を子局101での処理が終了するのに十分な時間間隔にする必要がある。もし時間間隔が短い場合は、子局101の処理が終了する前に次のコマンドを発行することになり、子局101側が対応できなくなるという問題や無線チャネルが使用できないなどの問題が生じる。
ここで、図7の例では、子局101が時刻9:00にウェイクアップしてから親局102が時刻9:18にスリープコマンドを送信するまでの時間は、約17分から18分である。さらに、続けて次の子局101にコマンドを発行する場合もスケジュールに従って十分に長い時間間隔(図7の例では時刻9:25までの約7分間)を空ける必要がある。
このように、図7の時分割方式のみで動作する場合に比べて、図6の自動応答方式では、約10分間の短縮が可能になり、子局101の省電力化を図ることができる。
図8の(a)は時分割方式のみの場合、図8の(b)は時分割方式でウェイクアップした後、自動応答方式で行う場合の処理時刻を対比して表示した図である。ここで、図8(a)は図7の例に対応し、図8(b)は図6の例に対応する。
図8(a)において、子局101のウェイクアップおよび親局102から子局101に送信される各コマンドは、全てスケジュールに従って予め設定された時刻に実行される。先ず、時刻9:00に子局101がウェイクアップする。そして、子局101のウェイクアップ動作が完了するのに十分な時間を空けて、時刻9:02に親局102は時刻同期コマンドを子局101に送信する。さらに、子局101の時刻同期処理が完了するのに十分な時間を空けて、時刻9:03に親局102はデータ取込コマンドを子局101に送信する。これに対して、図8(b)の自動応答方式を用いる場合は、時刻9:00に時分割方式で子局101がウェイクアップして送信するウェイクアップ通知を受けた親局102は直ぐに時刻同期コマンドを子局101に送信し、さらに、子局101が時刻同期処理終了後に送信するACK信号を受けて直ぐにデータ取込コマンドを子局101に送信する。ここまでの段階で、自動応答方式は時分割方式のみの場合に比べて1分以上の時間短縮を図ることができる。
そして、図8(a)の時分割方式では、子局101がデータ取得コマンドで指定されたデータ(例えばセンサ303やカメラ304などのデータ)の取得が完了するのに十分な時間を空けて、時刻9:08に親局102はデータ転送コマンドを子局101に送信する。ここで、センサ303で取得するデータ(温度、湿度、pH値、水分量、日照量など)やカメラ304で撮影する画像データなど、データの種類によって取得に要する時間が異なるため、想定される最大の取得時間を考慮して取得が完了するのに十分な時間を空ける必要があり、取得時間が短いデータの場合は無駄な時間が生じる。例えば図8の場合は、時刻9:05頃に実際のデータ取得が完了しているが、親局102は次のコマンドを送信する時刻9:08まで待機することになる。
これに対して、図8(b)の自動応答方式を用いる場合は、時刻9:03頃に子局101から送信されるデータ取り込みの完了を示すACK信号を受けて直ぐにデータ転送コマンドを子局101に送信する。ここまでの段階で、自動応答方式は時分割方式のみの場合に比べて約5分の時間短縮を図ることができる。
さらに、図8(a)の時分割方式では、子局101から親局102に取得したデータを転送するのに十分な時間を空けた後、時刻9:18に親局102はスリープコマンドを子局101に送信する。ここで、取得したデータの種類や画像によってデータ量が異なり、子局101から親局102への送信時間が変化するので、想定される最大の送信時間を考慮して全てのデータの送信が完了するのに十分な時間を空ける必要があり、送信時間が短いデータの場合は無駄な時間が生じる。例えば図8の場合は、時刻9:13頃に実際のデータ転送が完了しているが、親局102が次のコマンドを送信する時刻9:18まで子局101は待機しなければならない。
これに対して、図8(b)の自動応答方式を用いる場合は、時刻9:08頃に子局101から送信されるデータ転送の終了を示すACK信号を受けて直ぐにスリープコマンドを子局101に送信する。
このようにして、無線管理システム100を時分割方式のみで稼動させた場合、子局101は時刻9:00にウェイクアップして、時刻9:18に親局102が送信したスリープコマンドでスリープ状態に移行するまでの約18分間は稼動状態になっている。これに対して、図8(b)では、子局101が時分割方式でウェイクアップ後に親局102が送信する各コマンドを自動応答方式で行うことによって、子局101の稼働時間を約10分間短縮することができる。
尚、図6および図8(b)において、時分割方式で子局101がウェイクアップ後は、全て自動応答方式で親局102から子局101に各コマンドを送信するようにしたが、時分割方式と自動応答方式とを併用しても構わない。例えば図9に示すように、先ず時分割方式で予め設定されたスケジュールに従って時刻Aに親局102から子局101に制御コマンドを送信し、次に自動応答方式で子局101がコマンド実行後に返信するACK信号を受信したら直ぐに次の制御コマンドを子局101に送信する。そして、再び時分割方式で時刻Bに親局102から子局101に制御コマンドを送信し、次に自動応答方式で子局101がコマンド実行後に返信するACK信号を受信したら直ぐに次の制御コマンドを子局101に送信する。同様に、再び時分割方式で時刻Cに親局102から子局101に制御コマンドを送信し、次に自動応答方式で子局101がコマンド実行後に返信するACK信号を受信したら直ぐに次の制御コマンドを子局101に送信する。
このように、時分割方式と自動応答方式とを併用することにより、定期的にデータを取得したい場合でも短い時間でデータの取得動作を行うことができ、子局101の稼働時間をできるだけ短くすることができる。
[複数の子局101からデータを取得する場合]
次に、複数の子局101からデータを取得する場合の具体例について図10を用いて説明する。図10の例では、親局102は、図1で説明したグループAの3つの子局101(子局101a1、子局101a2および子局101a3)から連続してデータを取得する動作を示している。尚、図10の各子局101は、図6で説明した子局101と同じ動作を行う。また、図6のステップ番号と同じ番号の処理は同じ内容の処理を示すが、図10ではステップ番号に各子局のグループを示すアルファベットと、同じグループ内の子局を区別するための番号とを付加して表記する。例えば図6のステップS100に対応する子局101a1の処理は、ステップ番号にa1を付加してステップS100a1のように表記する。同様に、図6のステップS106に対応する子局101a2の処理はステップS106a2のように表記する。子局101a3についても同様である。
図10において、親局102に近い子局101から順番に時分割方式でウェイクアップするように予め各子局101のウェイクアップ時刻が設定されている。図10の例では、子局101a1が親局102から一番遠い子局101で、子局101a3が親局102に一番近い子局101である。また、子局101a2は子局101a1と子局101a3との間で中継を行う子局101である。
先ず、一番近い子局101a3がウェイクアップしてウェイクアップ処理を行い(ステップS100a3)、親局102にウェイクアップ通知を送信する(ステップS101a3)。次に、子局101a2がウェイクアップしてウェイクアップ処理を行い(ステップS100a2)、子局101a3を介して親局102にウェイクアップ通知を送信する(ステップS101a2)。最後に、一番遠い子局101a1がウェイクアップしてウェイクアップ処理を行い(ステップS100a1)、子局101a2および子局101a3を介して親局102にウェイクアップ通知を送信する(ステップS101a1)。
そして、親局102は、同じグループAの全ての子局101がウェイクアップしたことを確認したら、図6と同様に、一番遠い子局101a1に時刻同期コマンドを送信した後(ステップS102a1)、子局101a1は時刻同期処理(ステップS103a1)を実行してACK信号を返信する(ステップS104a1)。これを受けた親局102は、データを取得する処理を行い(ステップS105a1からステップS107a1)、データ転送処理の完了後(ステップS108a1からステップS110a1)、子局101a1をスリープ状態にする(ステップS111a1からステップS112a1)。そして、子局101a1がスリープ状態になったことをACK信号で確認後(ステップS113a1)、直ちに次の子局101a2は時刻同期処理を行う(ステップS102a2からステップS104a2)。そして、子局101a2の時刻同期処理が終了したことをACK信号で確認後(ステップS104a2)、データ取込処理およびデータ転送処理を自動応答方式で行い(ステップS105a2からステップS110a2)、データ転送が終了したことをACK信号で確認後(ステップS110a2)、子局101a2をスリープ状態にする(ステップS111a2からステップS112a2)。さらに、子局101a2がスリープ状態になったことをACK信号で確認後(ステップS113a2)、直ちに次の子局101a3に時刻同期処理を行う(ステップS102a3からステップS104a3)。そして、子局101a3の時刻同期処理が終了したことをACK信号で確認後(ステップS104a3)、データ取込処理およびデータ転送処理を自動応答方式で行い(ステップS105a3からステップS110a3)、データ転送が終了したことをACK信号で確認後(ステップS110a3)、子局101a3をスリープ状態にする(ステップS111a3からステップS113a3)。
このようにして、本実施形態に係る無線管理システム100は、複数の子局101から自動応答方式により連続してデータを取得することができるので、各子局101の稼働時間をできるだけ少なくすることができる。図10の例では、図11に示すように、時分割方式のみの場合に比べて各子局101の稼働時間を約10分間短縮できるので、子局101a1からデータを取得する際に10分×3台の延べ30分間、子局101a2からデータを取得する際に10分×2台の延べ20分間、子局101a3からデータを取得する際に10分間、それぞれ時間短縮できるので、トータルの稼働時間(データの取得に要する時間)を60分間短くすることができる。
尚、図10の例では、データ転送前に時刻同期処理を行うようにしたが、時刻同期処理をウェイクアップ時またはスリープ前に一括して行うようにしてもしてもよいし、全く別の処理(新たに時刻設定用の時分割方式として実行)として行ってもよい。
また、図10の例では、中継局を含む全ての子局101(子局101a1から子局101a3)が自局のデータを取得して転送するようにしたが、特定の子局101がデータを取得して他の子局101が中継だけを行うようにしてもよい。例えば図12は、子局101a1が取得したデータを親局102に転送し、その他の子局101a2および子局101a3は中継のみを行う場合の動作を示している。尚、図12は、図10に対応する図で、図10と同符号の処理は同じ処理を示す。ここで、図10と異なるのは以下の処理である。先ず、子局101a1が取得したデータを親局102に転送終了後、スリープ処理で子局101a1がスリープ状態になることを示すACK信号を受信したら(ステップS113a1)、直ちに、中継局である子局101a2にスリープコマンドを送信して、子局101a2をスリープ状態にする。さらに、子局101a2がスリープ状態になることを示すACK信号を受信したら(ステップS113a2)、直ちに、次の中継局である子局101a3にスリープコマンドを送信して、子局101a3をスリープ状態にする。
このようにして、本実施形態に係る無線管理システム100は、子局101が中継局として動作する場合でも、自動応答方式を用いることにより、各子局101の稼働時間をできるだけ短くすることができる。
以上説明したように、子局101が稼動する時間をできるだけ短くすることにより、省電力化を図り、電池の寿命を延ばすことができる。
ここで、子局101のウェイクアップ時刻は、各子局101で異なるように管理者により予めスケジューリングされている。尚、ウェイクアップ時刻の設定は、無線管理システム100を立ち上げる時にパソコン151から管理者が設定するようにしてもよいし、運用中にパソコン151から変更できるようにしてもよい。また、ここでは、各子局101のRTC305の時刻は同期しているものとするが、部品のばらつきや環境条件によってずれる場合があるので、後に説明するように、各子局101のRTC305の時刻設定を行う。
尚、本実施形態では、点在する圃場に子局101を設置して、センサ303が取得するセンサデータやカメラ304で撮影した画像データを親局102に送信して管理する無線管理システム100について説明したが、圃場に限らず、例えば、点在する水道設備の水漏れを監視するシステム、動的対象物(家畜等)を監視するシステム、遊園地やイベント会場の迷子を防止するシステムなどへの適用が可能である。さらに、作業員に衛星利用測位システム(GPS)付きの子局101を持たせて、逐次、作業位置を収集して管理するシステム、或いは各作業員がどこでどれだけ作業したかを記録して作業の効率化を図るシステムなどへの適用も可能である。
以上説明したように、本発明に係る無線管理システムおよび伝送管理方法は、大掛かりな電源設備が不要で、電池だけで長期間に亘って安定したシステム運用を行うことができる。
尚、本発明に係る無線管理システムおよび伝送管理方法について、各実施例を挙げて説明してきたが、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の多様な形で実施することができる。そのため、上述した実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
100・・・無線管理システム
101・・・子局
102・・・親局
301・・・CPU
302・・・無線モジュール
303・・・センサ
304・・・カメラ
305・・・RTC
306・・・メモリ
307・・・乾電池
308・・・フォトモスリレー
309・・・バス
351・・・データ取得処理部
352・・・通信処理部
353・・・ウェイクアップ処理部
355・・・時刻設定処理部
401・・・CPU
402・・・無線モジュール
403・・・RTC
404・・・メモリ
405・・・バス
451・・・入出力端末IF部
452・・・時刻設定処理部
453・・・データ管理処理部
454・・・コマンド発行処理部
455・・・通信処理部

Claims (6)

  1. 点在して配置された複数の無線端末装置と、前記複数の無線端末装置を管理する無線管理装置とを含む無線管理システムにおいて、
    前記複数の無線端末装置は、
    データを取得するデータ取得部と、
    隣接する前記無線端末装置または前記無線管理装置との間でデータやコマンドを送受信する無線通信部と、
    前記データ取得部で取得したデータまたは他装置から前記無線通信部が受信する他装置宛のデータおよびコマンドを前記無線通信部から送信し、自装置宛のコマンドに応じて自装置の動作を制御する制御部と、
    時間を計測し、前記時間が予め設定された時刻になった時にスリープ状態にある前記制御部をウェイクアップさせる計時部と
    を有し、
    前記制御部は、前記計時部によりウェイクアップした状態にある場合に前記無線管理装置から受信する自装置宛のコマンドを実行終了後に応答信号を前記無線管理装置に送信し、前記無線管理装置が送信した自装置宛のスリープコマンドを受信した場合に少なくとも前記計時部を除いてスリープ状態に移行し、
    前記無線管理装置は、
    前記複数の無線端末装置のうち隣接する前記無線端末装置との間でデータやコマンドを送受信する親局無線通信部と、
    前記複数の無線端末装置にコマンドを送信し、前記複数の無線端末装置から前記応答信号を受信した場合に自動的に次のコマンドを送信する親局制御部と
    を有し、
    前記親局制御部は、前記複数の無線端末装置を複数のグループに分けて、前記グループ毎に前記無線端末装置を直列に配置して転送する順序を管理し、前記グループ毎に前記無線管理装置に近い前記無線端末装置から順番にウェイクアップさせる時刻を前記計時部に設定する時刻設定コマンドを送信し、前記同じグループ内のうち中継先の前記無線端末装置を持たない遠端の前記無線端末装置から順にスリープコマンドを送信する
    ことを特徴とする無線管理システム。
  2. 請求項1に記載の無線管理システムにおいて、
    前記親局制御部は、前記複数の無線端末装置から予め設定した時間に定期的にデータを取得する時分割モードと、前記複数の無線端末装置から順番に連続してデータを取得する自動応答モードと、を有する
    ことを特徴とする無線管理システム。
  3. 請求項1または2に記載の無線管理システムにおいて、
    前記データ取得部が取得するデータは、温度センサ、湿度センサ、pHセンサ、水分センサ、日照量センサ、画像センサの少なくとも1つのセンサが出力するデータである
    ことを特徴とする無線管理システム。
  4. 点在して配置された複数の無線端末装置と、前記複数の無線端末装置を管理する無線管理装置とを含む無線管理システムに用いられる伝送管理方法おいて、
    前記複数の無線端末装置は、
    自装置が取得したデータまたは他装置から受信する他装置宛のデータおよびコマンドは他装置に転送すると共に、自装置宛のコマンドに応じて自装置の動作を制御し、前記無線管理装置が送信した自装置宛のスリープコマンドを受信した場合にスリープ状態に移行し、時間を計測して前記時間が予め設定された時刻になった時にスリープ状態にある自装置をウェイクアップし、自装置がウェイクアップした状態にある場合に前記無線管理装置から受信する自装置宛のコマンドに応じた処理を実行終了後に応答信号を前記無線管理装置に送信し、
    前記無線管理装置は、
    前記複数の無線端末装置にコマンドを送信し、前記複数の無線端末装置から前記応答信号を受信した場合に自動的に次のコマンドを送信し、
    前記複数の無線端末装置を複数のグループに分けて、前記グループ毎に前記無線端末装置を直列に配置して転送する順序を管理し、前記グループ毎に前記無線管理装置に近い前記無線端末装置から順番にウェイクアップさせる時刻を前記計時部に設定する時刻設定コマンドを送信し、前記同じグループ内のうち中継先の前記無線端末装置を持たない遠端の前記無線端末装置から順にスリープコマンドを送信する
    ことを特徴とする伝送管理方法。
  5. 請求項に記載の伝送管理方法において、
    前記無線管理装置は、前記複数の無線端末装置から予め設定した時間に定期的にデータを取得する時分割モードと、前記複数の無線端末装置から順番に連続してデータを取得する自動応答モードと、を有する
    ことを特徴とする伝送管理方法。
  6. 請求項4または5に記載の伝送管理方法において、
    前記無線端末装置が取得するデータは、温度センサ、湿度センサ、pHセンサ、水分センサ、日照量センサ、画像センサの少なくとも1つのセンサが出力するデータである
    ことを特徴とする伝送管理方法。
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