JP5829294B2 - 対物レンズ構造、対物レンズ構造の製造方法 - Google Patents

対物レンズ構造、対物レンズ構造の製造方法 Download PDF

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本発明は対物レンズに係り、特に鏡胴内で精度よくレンズ群を固定するための構造に関する。
顕微鏡の対物レンズ等のように高精度のレンズ配置を要する光学系では、個々のレンズ群を中枠と呼ばれる鏡枠に固着させ、この中枠たちを鏡胴内のそれぞれの所定の位置に固定することによって全体の光学系を構成する。
そして、組み立て時の対物レンズの調整は、レンズ群を固着している中枠の位置を鏡胴内で微調整することによって行う。つまり、レンズ群を精度よく中枠に固着することが、鏡胴内で精度よくレンズ群を固定するための基礎となっている。
レンズ群を中枠に固定するには、レンズ群に含まれるレンズの偏心状態を観察しながら固着する。このとき、そのレンズ群が接合レンズである場合には、まず一枚のレンズを中枠に固着して、その後に残りのレンズを中枠に固着されたレンズに接合していくという手順をとっている。
一般にこの方法では、最初に中枠に固着するレンズは最も像側のレンズであるかあるいは最も物体側のレンズが選択される。つまり、中枠を最下層として積み上げるようにレンズを接合していく。その理由は、組み立てや測定などの作業中に、中枠はレンズ群を支える足となるからである。
特開平10−123386号公報
一方で、最初の一枚目のレンズを精度よく固着しなければその誤差が二枚目以降のレンズの位置精度にも影響してしまうので、接合レンズを中枠に固着するには、最初の一枚目のレンズを精度よく固着しなければいけないという要因もある。そのためには、偏心状態が測定しやすいレンズを中枠に固着することが好ましい。
本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、中枠に固着されたレンズ群の偏心を少なくし、精度よく調節可能な対物レンズ構造を提供する。
本発明の上記課題は、1つ以上の接合レンズ群を含む複数のレンズ群と、前記複数のレンズ群をそれぞれ固着して保持する複数の中枠と、前記複数のレンズ群が固着されている複数の中枠を内部に積層して保持する鏡胴とを備え、前記接合レンズ群のうち、少なくとも1つの接合レンズ群は、互いに凹面を向かい合わせた2つのレンズ群の一方であり、3枚のレンズからなり、レンズの偏心状態を測定しながら中枠に固着されるものであって、先ず、前記少なくとも1つの接合レンズ群のうちの1枚目のレンズを中枠に固着して、その後に、2枚目のレンズを前記中枠に固着された前記1枚目のレンズに接合し、さらに残りのレンズを、前記1枚目のレンズの前記2枚目のレンズとの接合面とは反対側の面に接合することで形成され、前記中枠に固着された1枚目のレンズ以外のレンズは中枠に固着されていない接合レンズ群であって、前記中枠への固着は、前記中枠に固着する前記1枚目のレンズの接合面の前記2枚目または前記3枚目のレンズと接合する部分の延長である面に、前記中枠の当接突起を当て付けて固着し、前記2枚目または前記3枚目のレンズは、向かい合わせた前記凹面を形成するための両凹レンズであることを特徴とする顕微鏡の対物レンズ構造を提供することによって解決される。
また、本発明の上記課題は、1つ以上の接合レンズ群を含む複数のレンズ群であって、前記接合レンズ群のうち少なくとも1つの接合レンズ群は、3枚のレンズからなり、且つ、互いに凹面を向かい合わせた2つのレンズ群の一方である、という前記複数のレンズ群と、前記複数のレンズ群をそれぞれ固着して保持する複数の中枠と、前記複数のレンズ群が固着されている複数の中枠を内部に積層して保持する鏡胴と、を備えた対物レンズ構造の製造方法であって、前記3枚のレンズからなる前記少なくとも1つの接合レンズ群のうちの1枚目のレンズを、レンズの偏心状態を測定しながら中枠に固着し、その後に、前記少なくとも1つの接合レンズ群のうちの2枚目のレンズを、前記中枠に固着しないように、前記中枠に固着された前記1枚目のレンズに接合し、さらに前記少なくとも1つの接合レンズ群のうちの残りのレンズを、前記中枠に固着しないように、前記1枚目のレンズの前記2枚目のレンズとの接合面とは反対側の面に接合し、前記1枚目のレンズの前記中枠への固着は、前記中枠に固着する前記1枚目のレンズの接合面の前記2枚目または前記3枚目のレンズと接合する部分の延長である面に、前記中枠の当接突起を当て付けることにより行われ、前記中枠の前記当接突起を当て付けられた面に接合される前記2枚目または前記3枚目のレンズは、両凹レンズであって、向かい合わせた前記凹面を形成する顕微鏡の対物レンズ構造の製造方法を提供することによっても解決される。
本発明によれば、中枠に固着されたレンズ群の偏心を少なくし、精度よく調節可能な対物レンズ構造を提供できる。
従来の接合レンズの中枠への固着の仕方を示す断面図。 本発明の接合レンズの中枠への固着の仕方を示す断面図。 本発明の実施による顕微鏡の対物レンズの断面図。 2枚接合レンズにおける実施例 3枚接合レンズにおける実施例 移動群レンズにおける実施例
まず始めに、本発明の技術的特徴について説明する。
本発明の一つの特徴は、接合レンズ群を含む複数のレンズ群と、そのレンズ群の外周部を固着して保持する複数の中枠と、それら中枠を内部に積層して保持する鏡胴とを備える対物レンズにおいて、接合レンズ群における接合面の延長である面の外周部と中枠の当接突起とが当て付けられて固着することである。
一般に、接合レンズを中枠に固着する際には、最も像側(あるいは物体側)のレンズを像側(あるいは物体側)から当て付けて位置決めする。図1はこのときの中枠とレンズ群の固着の様子を断面図を使って示している。
図1に示される方法では、中枠1はレンズ2を当接突起3によって位置決めしている。このとき、中枠同士の当接面4はレンズ2よりも(図における)下方に張り出した構造を持っている。しかも、当接突起3はレンズ2を(図における)下方から支える構造となっている(当接突起3は接合面側ではない光学面に当て付く)。その理由は当接面4を基準として、レンズ2の偏心を測定するからである。
レンズ2の偏心の状態を計測する方法としては球心と呼ばれる位置を測定する。レンズ2において、第一の光学面5の球心は球心位置6であり、第二の光学面7の球心は球心位置8である。この二つの球心位置6、8を測定し、当接面4を基準とした光軸9との離れている度合いをもって、レンズ2の偏心の状態を判断する。
レンズ2の偏心の状態を計測した結果から、レンズ2の偏心を補正し、その後にレンズ11とレンズ12を同様に偏心状態を計測しながら接合していく。
図1に示される例から読み取れるように、レンズ2がメニスカスレンズである場合は球心位置6、8が近い位置になる傾向をもつ。その場合、レンズ2は当接突起3によって保持されているので、レンズ2を中枠の中で微動させても、球心位置8は球心位置6を中心にしか移動しない。その結果、球心位置6、8が近いメニスカスレンズの場合に偏心状態を調節することは難しくなってしまう。
本発明の実施に係る中枠とレンズ群の固着方法では、敢えて接合面(正確には接合面の延長である面)を中枠に固着することによって、偏心が調節しやすいレンズから固着する。図2は、図1で示された接合レンズと同じものを、本発明の実施に係る構成で中枠に固着したものの断面図である。
図2に示されるように、本発明の実施に係る中枠13はレンズ14の接合面を当接突起15によって位置決めする。このとき、当接突起15は(図における)上方からレンズ14を支えるような形状となっているので、偏心状態を計測する基準は中枠同士の当接面16である。ところが、当接面16はレンズ14よりも(図における)下方にあるので、不図示の冶具によって、レンズ14と測定器が干渉しないようにする。
図2から読み取れるように、レンズ14の第一の光学面17の球心位置18と、第二の光学面19の球心位置20は大きく離れている。よって、この球心位置18、20と当接面16によって定まる光軸21との差が解り易いという利点がある。さらに、偏心の補正をするためにレンズ14を中枠13の中で微動させたときに、球心位置20が球心位置18と離れているので、球心位置20は比較的大きく動く。そのために、レンズ14の偏心を補正することが容易となる。
以下では、本発明の一つの特徴である、接合レンズ群における接合面の延長である面の外周部を中枠の当接突起で当て付けて固着する構成に対して、より好ましい状況に関して説明する。
まず、中枠の当接突起が当て付けられる接合面の延長である面は凸面であることが好ましい。
一般に、凹面で当て付ける場合には、当接突起が特別な形状をしなければいけない。そのためには加工に手間がかかり好ましくない。また、接合面が凹面である場合は、その延長である面が存在せずに平面となっていることが多い。
さらに、中枠の当接突起が当て付けられる接合面の延長である面は凸レンズの光学面であることが好ましい。
一般に、凸レンズは2つの光学面の球心位置が離れている。そのことによって偏心の計測が正確に行える。よって、当接突起が当て付けられる面だけではなく、その反対の光学面も凸面である方がより好ましい。
さらに、中枠の当接突起が当て付けられる接合面の延長である面は3枚接合レンズの中央のレンズの光学面であることが好ましい。
3枚接合レンズを中枠に固定する場合に、最も像側(あるいは物体側)から順に接合していく場合には、偏心の誤差が累積してしまうという問題がある。本発明のように、3枚接合レンズの中央のレンズを最初に中枠に固着する構成では、偏心の誤差が積み重なるようなことはないので好ましい。
さらに、中枠の当接突起が当て付けられる接合面の延長である面は、3枚接合レンズにある2つの接合面のうち、光線高が低い方の接合面であることが好ましい。
3枚接合レンズには接合面が2つある。このときには、光線高が低い方の接合面である方が、接合面の延長である領域が大きく利用できる。
また、中枠の当接突起が当て付けられる接合面は、レンズ外径が1割以上異なるレンズ同士の接合面であることが好ましい。
接合面の延長部分に中枠を固着する場合は、接合するレンズ同士の外径に差がある方が、当接突起部を当て付く領域が大きく取れる。
また、中枠の当接突起が当て付けられる接合面をもつ接合レンズ群は、入射端の光線高と出射端の光線高が1割以上異なる接合レンズ群であることが好ましい。
一般に、レンズ外径は光線高によって決まってくる。つまり、レンズ外径に差が出来る接合レンズは、入射端の光線高と出射端の光線高が異なっている場合である。
また、中枠の当接突起が当て付けられる接合面をもつ接合レンズ群は、互いに凹面を向かい合わせた2つのレンズ群の一方であることが好ましい。
顕微鏡をはじめとして、多くの光学系では凹面を向かい合わせた光学面で光線高を絞る構成をとる。その目的は像面湾曲などの収差を補正するためである。そして、この凹面を向かい合わせた構成の前後は、光線高が大きく変化するので、中枠の当接突起が当て付けるための領域を確保しやすい。
また、中枠の当接突起が当て付けられる接合面を持つ接合レンズ群は、移動群であることが好ましい。
移動群の近傍には、移動を適切に制御するためにカムやバネなどの部品が配置される。そのために、移動群の近傍では中枠の配置も限定されてしまう。この様な状況にも、接合面で中枠の当接突起と当て付けて固着する構成によって、中枠の大きさを小さく抑えることが可能である。
以下、本発明の実施例を説明する。
図3は本発明の実施による顕微鏡の対物レンズの断面を示したものである。同図に示されるように、本実施例の対物レンズのレンズ群22a、22b、22c、22d、22e、22fは、各レンズ群の外周部を中枠23a、23b、23c、23d、23e、23fによって固着し、さらに中枠23a、23b、23c、23d、23e、23fが鏡胴24の内部に積層して保持されている。このとき、中枠23a、23b、23c、23d、23e、23fは鏡胴24の中に確実に固定されるために、押さえ環25によって対物レンズの胴付き側からトルクを掛けられ固定している。
本実施例において、レンズ群22eは接合面の延長である面の外周部と、中枠23eの当接突起26とが当てつけられて固着されている。このとき、レンズ群22eは3枚接合の接合レンズであり、中枠23eの当接突起26に当て付けられている面は中央の凸レンズである。
このレンズ群22eはレンズ群22fと合わせて、いわゆるガウスタイプのレンズ構成をしている。すなわち、レンズ群22eとレンズ群22fは互いに凹面を向かい合わせて、この部分で光線高が低く絞られている。つまり、レンズ群22eは入射端の光線高と出射端の光線高が大きく変化することが解る。このことは、レンズ群22eにおいて入射側のレンズ外径と出射側のレンズ外径が大きく異なることからも読み取ることができる。
さらに、レンズ群22eにおいて、中枠23eの当接突起26が当て付けられて固着する接合レンズ群における接合面は、3枚接合レンズにある2つの接合面のうち、光線高が低い方の接合面である。
図4は2枚接合レンズ群と中枠との固着に関する実施例を示している。
図4(a)は凸レンズ27aと凹レンズ27bの2枚接合レンズを中枠28aに固着した例を示している。中枠28aの当接突起は、凸レンズ27aと凹レンズ27bの接合面の延長である凸面(凸レンズ27a)に当て付いている。
図4(b)はメニスカスレンズ27cとメニスカスレンズ27dの2枚接合レンズを中枠28bに固着した例を示している。中枠28bの当接突起は、メニスカスレンズ27cとメニスカスレンズ27dの接合面の延長である凹面(メニスカスレンズ27c)に当て付いている。
図4(c)はメニスカスレンズ27eと凸レンズ27fの2枚接合レンズを中枠28cに固着した例を示している。中枠28cの当接突起は、メニスカスレンズ27eと凸レンズ27fの接合面の延長である平面(メニスカスレンズ27e)に当て付いている。
図5は3枚接合レンズ群と中枠との固着に関する実施例を示している。
図5(a)は凸レンズ29aと凹レンズ29bと凸レンズ29cの3枚接合レンズを中枠30aに固着した例を示している。中枠30aの当接突起は、凸レンズ29aと凹レンズ29bの接合面の延長である平面(凸レンズ29b)に当て付いている。
図5(b)はメニスカスレンズ29dと凸レンズ29eと凹レンズ29fの3枚接合レンズを中枠30bに固着した例を示している。中枠30bの当接突起は、凸レンズ29eと凹レンズ29fの接合面の延長である凸面(凸レンズ29e)に当て付いている。
図6は移動群と中枠との固着に関する実施例を示している。
図6(a)はメニスカスレンズ31aと凸レンズ31bと凹レンズ31cの3枚接合レンズを中枠32aに固着した例を示している。中枠32aは、カムピン33aを備え、不図示のカムに咬み合わされ、カムの回転によって移動群を動かす。中枠32aの当接突起は、メニスカスレンズ31aと凸レンズ31bの接合面の延長である平面(メニスカスレンズ31a)に当て付いている。
図6(b)は凹レンズ31dと凸レンズ31eの2枚接合レンズを中枠32bに固着した例を示している。中枠32bは、カムピン33bを備え、不図示のカムに咬み合わされ、カムの回転によって移動群を動かす。中枠32bの当接突起は、凹レンズ31dと凸レンズ31eの接合面の延長である凸面(凸レンズ31e)に当て付いている。
1・・・中枠
2・・・レンズ
3・・・当接突起
4・・・当接面
5・・・第一の光学面
6・・・球心位置
7・・・第二の光学面
8・・・球心位置
9・・・光軸
11・・・レンズ
12・・・レンズ
13・・・中枠
14・・・レンズ
15・・・当接突起
16・・・当接面
17・・・第一の光学面
18・・・球心位置
19・・・第二の光学面
20・・・球心位置
21・・・光軸
22・・・レンズ群
23・・・中枠
24・・・鏡胴
25・・・押さえ環
26・・・当接突起
27・・・レンズ
28・・・中枠
29・・・レンズ
30・・・中枠
31・・・レンズ
32・・・中枠
33・・・カムピン

Claims (10)

  1. 1つ以上の接合レンズ群を含む複数のレンズ群と、
    前記複数のレンズ群をそれぞれ固着して保持する複数の中枠と、
    前記複数のレンズ群が固着されている複数の中枠を内部に積層して保持する鏡胴とを備え、
    前記接合レンズ群のうち、少なくとも1つの接合レンズ群は、互いに凹面を向かい合わせた2つのレンズ群の一方であり、3枚のレンズからなり、レンズの偏心状態を測定しながら中枠に固着されるものであって、先ず、前記少なくとも1つの接合レンズ群のうちの1枚目のレンズを中枠に固着して、その後に、2枚目のレンズを前記中枠に固着された前記1枚目のレンズに接合し、さらに残りのレンズを、前記1枚目のレンズの前記2枚目のレンズとの接合面とは反対側の面に接合することで形成され、前記中枠に固着された1枚目のレンズ以外のレンズは中枠に固着されていない接合レンズ群であって、
    前記中枠への固着は、前記中枠に固着する前記1枚目のレンズの接合面の前記2枚目または前記3枚目のレンズと接合する部分の延長である面に、前記中枠の当接突起を当て付けて固着し、
    前記2枚目または前記3枚目のレンズは、向かい合わせた前記凹面を形成するための両凹レンズである
    ことを特徴とする顕微鏡の対物レンズ構造。
  2. 前記少なくとも1つの接合レンズ群における接合面の延長である面は凸面であることを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ構造。
  3. 前記少なくとも1つの接合レンズ群における接合面の延長である面は凸レンズの光学面であることを特徴とする請求項2に記載の対物レンズ構造。
  4. 前記少なくとも1つの接合レンズ群における接合面の延長である面は3枚接合レンズの中央のレンズの光学面であることを特徴とする請求項3に記載の対物レンズ構造。
  5. 前記少なくとも1つの接合レンズ群における接合面の延長である面は、3枚接合レンズにある2つの接合面のうち、光線高が低い方の接合面の延長である面であることを特徴とする請求項4に記載の対物レンズ構造。
  6. 前記少なくとも1つの接合レンズ群における接合面は、レンズ外径が1割以上異なるレンズ同士の接合面であることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の対物レンズ構造。
  7. 前記少なくとも1つの接合レンズ群は、入射端の光線高と出射端の光線高が1割以上異なる接合レンズ群であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の対物レンズ構造。
  8. 前記少なくとも1つの接合レンズ群は、移動群であることを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の対物レンズ構造。
  9. 前記1枚目のレンズは、両凸レンズであることを特徴とする請求項1から請求項8の何れかに記載の対物レンズ構造。
  10. 1つ以上の接合レンズ群を含む複数のレンズ群であって、前記接合レンズ群のうち少なくとも1つの接合レンズ群は、3枚のレンズからなり、且つ、互いに凹面を向かい合わせた2つのレンズ群の一方である、という前記複数のレンズ群と、
    前記複数のレンズ群をそれぞれ固着して保持する複数の中枠と、
    前記複数のレンズ群が固着されている複数の中枠を内部に積層して保持する鏡胴と、を備えた対物レンズ構造の製造方法であって、
    前記3枚のレンズからなる前記少なくとも1つの接合レンズ群のうちの1枚目のレンズを、レンズの偏心状態を測定しながら中枠に固着し、
    その後に、前記少なくとも1つの接合レンズ群のうちの2枚目のレンズを、前記中枠に固着しないように、前記中枠に固着された前記1枚目のレンズに接合し、
    さらに前記少なくとも1つの接合レンズ群のうちの残りのレンズを、前記中枠に固着しないように、前記1枚目のレンズの前記2枚目のレンズとの接合面とは反対側の面に接合し、
    前記1枚目のレンズの前記中枠への固着は、前記中枠に固着する前記1枚目のレンズの接合面の前記2枚目または前記3枚目のレンズと接合する部分の延長である面に、前記中枠の当接突起を当て付けることにより行われ、
    前記中枠の前記当接突起を当て付けられた面に接合される前記2枚目または前記3枚目のレンズは、両凹レンズであって、向かい合わせた前記凹面を形成する
    顕微鏡の対物レンズ構造の製造方法。
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