JP5827433B1 - 肌に優しいマスク - Google Patents
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Abstract
【課題】鼻と頬の隙間を埋める機能を有すると共に、長時間装着してもワイヤー痕や擦れによる不快感がないマスクを提供する。【解決手段】マスク上部の折返し部分の帯2に綿、軟質ウレタン等の柔軟素材3を部分的に入れ、帯を凹凸のある筒状に変形させることにより、千差万別な鼻や頬の形状に、マスクの隙間に合わせ自由に変形でき鼻や頬を圧迫せず、マスクがズレることなく、敏感肌でも敏感肌や就寝時含め長時間の使用にも耐える事ができる。【選択図】図1
Description
本発明は、従前のマスク上部のノーズフィットワイヤーの代替えとして、柔軟素材を使用し、耳紐の収縮力と柔軟素材の反発力を応用して、マスクと鼻、頬の隙間を埋める構造に関する。
従前のマスクは鼻と頬にフィットするようにノーズフィットワイヤーや3D構造が使用されているが、耳紐で引っ張る構造上、外に広がり隙間ができる。さらにその広がりを防止するために口元を開きにくい加工を施しマスク全体を頬に密着させるため圧迫感がある。
硬質ウレタン等の工業製品から製造されたノーズアダプタは素材その物が剥き出しで敏感肌の方には不向きであり、形状が定型化されており万人の鼻にフィットしない。
就寝時や長時間使用時にノーズフィットワイヤーや硬質ウレタンが頬に当たり敏感肌の方には接触痕が残り安全性に欠ける。
ノーズフィットワイヤーを使用しないので環境、生産コスト、肌にも優しい。
肌に優しいマスクは、任意に鼻とマスクの間の隙間を皆無にすると共に耳紐の収縮力と柔軟素材の反発力で良好なフィット感や密着性を与え、マスクのズレや就寝、長時間使用時の安全、安心を目的としている。
マスク装着時に塞ぎ切れない鼻と頬の隙間をノーズフィットワイヤーや硬質ウレタンパット、3D構造により防ぐのではなく、マスクの製造工程において綿、軟質ウレタン、等の柔軟素材をマスク上部の折返し部分の帯に挿入し、その柔軟素材の外周方向の反発力を応用して帯を凹凸の付いた筒状に変形させ緩衝機能を付加し、さらに耳紐による横方向の収縮力を活用することで、鼻と頬の隙間を防止する。
不特定多数の方の鼻と頬の隙間に柔軟素材でできた緩衝部分を柔軟に自由変形させて、ソフトに且つ確りと隙間を塞ぎ、使用感が優しく安心して、就寝時にワイヤーの硬質部が頬を圧迫してできる圧迫痕などのワイヤー痕を防止する。
請求項1記載の発明の肌に優しいマスクによれば、マスク製造工程においてノーズフィットワイヤーを削除しても柔軟素材の反発力と耳紐の収縮力を応用し安全に密着性、高気密性を確保できる。また、請求項2記載の発明の肌に優しいマスクによれば、不特定多数の鼻と頬の隙間形状にフィットする、凹凸のついた筒状の緩衝機能を容易に提供することが出来る。更に、請求項3記載の発明の肌に優しいマスクによれば、マスク自体は外側に膨らみ、その膨らみが口元に適度な空間を確保し口紅や化粧品の付着を防止し、呼吸をし易くできる。
請求項1記載の発明の肌に優しいマスクによれば、
マスク製造工程においてノーズフィットワイヤーを削除しても
柔軟素材の反発力と耳紐の収縮力を応用し安全に密着性、高気密性を確保できる。
また、請求項2記載の発明の肌に優しいマスクによれば、
不特定多数の鼻と頬の隙間形状にフィットする、
凹凸のついた筒状の緩衝機能を容易に提供することが出来る。
請求項1記載の発明の肌に優しいマスクによれば、
マスク製造工程においてノーズフィットワイヤーを削除しても
柔軟素材の反発力と耳紐の収縮力を応用し安全に密着性、高気密性を確保できる。
また、請求項2記載の発明の肌に優しいマスクによれば、
不特定多数の鼻と頬の隙間形状にフィットする、
凹凸のついた筒状の緩衝機能を容易に提供することが出来る。
図1は、マスク1の上部折返し部分の帯2に入れるノーズフィットワイヤーの替わりに柔軟素材3を挿入し、帯2に柔軟素材3の反発力を利用し空間を設けるように柔軟素材3を配置した完成型である。
図2は、マスク1に柔軟素材3を帯2に挿入し、柔軟素材3の反発力5で張りを持たせ帯2が凹凸のある筒4に変化した状態である。
図3は、マスク上部帯面7と折返帯面6を開放した状態で、柔軟素材配置場所8である。
図4は、貼り合せにより出来た帯2の空間に柔軟素材3を空間外側より挿入し定位置に配置した状態と挿入前柔軟素材9である。
図5は、出来上がった肌に優しいマスクを鼻に合わせると中央部が凹み、柔軟素材が変形しながら支点となり、空間10と空間11を形成し万人の鼻と頬の形状に合うように、凹凸のある筒4が変形する。
1 マスク本体裏側
2 マスク上部帯
3 柔軟素材
4 凹凸のある筒
5 反発力
6 折返帯面
7 マスク上部帯面
8 柔軟素材配置場所
9 挿入前柔軟素材
10 空間
11 空間
2 マスク上部帯
3 柔軟素材
4 凹凸のある筒
5 反発力
6 折返帯面
7 マスク上部帯面
8 柔軟素材配置場所
9 挿入前柔軟素材
10 空間
11 空間
Claims (2)
- マスク本体と、
マスク本体の上部の帯状の折返し部分からなる筒状の空洞部と、
綿、軟質ウレタン、ビーズクッション、等の柔軟素材からなり、前記空洞部内
に左右それぞれに少なくとも1箇所に配置されている前記柔軟素材と、
前記柔軟素材を置いた所と置いていない所を設けてできた凹凸部を有し、
前記折返し部分は、前記凹凸部が鼻と頬の境目に当たるように配置された、マスク。 - 前記マスクを顔に装着した際、
鼻の頂上部に当たる前記折返し部分の左右方向中央には、前記柔軟素材が配置
されず、空洞部であり、
折返し部分の前記空洞部が前記柔軟素材を頂点に変形する、請求項1に記載のマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015077286A JP5827433B1 (ja) | 2015-04-04 | 2015-04-04 | 肌に優しいマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015077286A JP5827433B1 (ja) | 2015-04-04 | 2015-04-04 | 肌に優しいマスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5827433B1 true JP5827433B1 (ja) | 2015-12-02 |
JP2016196716A JP2016196716A (ja) | 2016-11-24 |
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ID=54776804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015077286A Expired - Fee Related JP5827433B1 (ja) | 2015-04-04 | 2015-04-04 | 肌に優しいマスク |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6063087B1 (ja) * | 2016-08-12 | 2017-01-18 | 努 宮内 | すべらないマスクパッド |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009011709A (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-22 | Suzuran Kk | マスク |
JP2013063266A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-04-11 | Sit:Kk | マスク、マスク用フィルターバッグ、通気フィルタリング方法及び防塵マスク |
JP2013188281A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Mitsuaki Kamiyama | マスク補助部材、マスク及び挿入部材 |
JP2014087578A (ja) * | 2012-10-29 | 2014-05-15 | Toshiaki Sakai | 清浄綿シート付きマスク |
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2015
- 2015-04-04 JP JP2015077286A patent/JP5827433B1/ja not_active Expired - Fee Related
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