JP6063087B1 - すべらないマスクパッド - Google Patents
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Abstract
【課題】特公２０１５−０４５３３９号のマスクパッドの筒素材はマスク本体と同様の不織布を使用しており、その特性上通気性があり呼気が漏れる。またマスク装着時に鼻の頂点部分で空間が潰れることで隙間を自動調整しているが、筒状から平面に変形し鼻の曲線に追従する時に筒の内外面に湾曲差（歪み）が生じ、シワやたるみ ができ隙間ができる。【解決手段】マスクパッドの素材を不通気性の素材に変更するか裏面に不通気性素材を張り呼気を遮断し、筒部が湾曲時に生じる歪みは、スリット、切欠き溝や穴を設ける事で解消できる。【選択図】 図３
Description
本発明は、不織布を筒状に成形し内部に綿、不織布、スポンジ、エアーキャップ等の柔軟素材を用いてマスク裏面に後付し、従前のマスクに使用されているワイヤーの代替え機能や不快感を取除き、頬への圧迫を防ぎ安心して使用できる構造に関する。
従前のマスクパッドは鼻の形状に関係なくパッドの形が固定されており、就寝時や長時間装着時に鼻から頬にかけて摺動し擦過傷や利用者の鼻の形状合わない等、利便性に欠け、敏感肌の方の圧迫痕や化粧品がマスクに移りマスクを外した時に痕が残る。
不織布を筒状に成形した筒部と、綿、不織布、ウレタン等の柔軟部材からなる、前記筒部の内部空間に、左右に それぞれ少なくとも１箇所に配置された前記柔軟部材と、
前記柔軟部材を置いた所と置いていない所を設けてできた凹凸部を有し、前記凹凸部により、マスクの装着時に、マスクと頬の隙間を埋め、両面テープや水ゲル等の固定手段でマスクに後付するためのマスクパッド。
（特許文献１参照）
前記柔軟部材を置いた所と置いていない所を設けてできた凹凸部を有し、前記凹凸部により、マスクの装着時に、マスクと頬の隙間を埋め、両面テープや水ゲル等の固定手段でマスクに後付するためのマスクパッド。
（特許文献１参照）
特公２０１５−０４５３３９号のマスクパッドの筒素材はマスク本体と同様の不織布を使用しており、その特性上通気性があり呼気が漏れる。
特公２０１５−０４５３３９号のマスクパッドは、マスク装着時に鼻の頂点部分で空間が潰れることで隙間を自動調整しているが、筒状から平面に変形し鼻の曲線に追従する時に内外面に湾曲差（歪み）が生じ、シワやたるみ ができ隙間ができる。
すべらないマスクパッドは、マスクパッド本体からの通気性の遮断や筒内部の粘着素材が鼻と頬の密着性を高める事を目的としている。
すべらないマスクパッドは、マスクパッドの裏面に絆創膏、マスキングテープ、粘着素材、等を貼付け通気性を遮断する。
マスクパッドの中央部空間にスリット、切欠き溝や穴を設け、筒状から平面に変形し鼻の曲線に追従する時に内外面に湾曲差（歪み）を解消する。
通気性を遮断する事で、不織布の隙間かあら侵入する微細な異物の侵入する事ができ、花粉、PM2.5や感染症リスクを軽減する事が可能である。
呼気がマスク上部の隙間から抜ける事を防止できるので、メガネの曇り防止にも有効である。
筒内面から粘着特性が得られるので、特公２０１５−０４５３３９号のマスクパッドより肌に張り付き、マスクがズレ難くなる。
マスクパッドの中央部空間にスリット、切欠き溝や穴があり、筒状から平面に変形し鼻の曲線に追従する時に内外面の湾曲差（歪み）を解消することで、より密着性が向上し感染症のリスクを低減、メガネの曇り防止に有効である。
図１は、不織布の裏面に粘着素材を貼り付けた状態である。
図２は、前記素材を筒状にし、両端を両面テープで固定した状態である。
図３は、前記素材の内部に柔軟素材を左右１箇所に配置し、スリット、切欠き溝や穴を入れた状態である。
図４は、すべらないマスクパッドを横から見た図であり、筒の中は一部空洞で自由に変形する形状である。
図５は、マスク裏面に すべらないマスクマッドを貼り付けた状態である
図６は、マスク裏面に すべらないマスクマッドを貼付け、横部から見た状態である。
図７は、すべらないマスクパッドをマスク裏面に固定し正面上部から垂直方向に見た図であり、すべらないマスクパットの空洞部が柔軟部材を頂点に変形し、鼻とマスク、頬とマスクの隙間を筒が圧縮されて埋めるが、筒の内外面に湾曲差によって生じる歪みをスリット、切欠き溝や穴で解消する工夫が施してある。
１ 不織布の生地裏面
１ａ 筒状の すべらないマスクパッド本体にスリット、切欠き溝や穴を入れる前の状態を横から見た図である
２ 絆創膏、マスキングテープ、粘着素材を１の不織布裏面に貼り付けた状態
３ 両面テープ
４ 柔軟素材
５ すべらないマスク本体裏面にスリット、切欠き溝や穴を入れた状態
６ すべらないマスクパッド本体
６ａすべらないマスクパッド本体を横から見た図である
７ マスク本体裏面上部に すべらないマスクパッドを貼付けた状態
７ａマスク本体裏面上部に すべらないマスクパッドを貼付け横から見た状態
８ 楕円形に湾曲した すべらないマスクパッド中央部の湾曲部に歪みが生じ、その歪みを符号５のスリット、切欠き溝や穴が歪みを開放し、鼻に柔軟素材の頂点部が隙間の最大深部に当たり一辺を鼻に、もう一辺を頬の隙間に無意識に触れる状態。
９ すべらないマスクパッドをマスク本体裏面上部に貼付け顔に装着した図である
１ａ 筒状の すべらないマスクパッド本体にスリット、切欠き溝や穴を入れる前の状態を横から見た図である
２ 絆創膏、マスキングテープ、粘着素材を１の不織布裏面に貼り付けた状態
３ 両面テープ
４ 柔軟素材
５ すべらないマスク本体裏面にスリット、切欠き溝や穴を入れた状態
６ すべらないマスクパッド本体
６ａすべらないマスクパッド本体を横から見た図である
７ マスク本体裏面上部に すべらないマスクパッドを貼付けた状態
７ａマスク本体裏面上部に すべらないマスクパッドを貼付け横から見た状態
８ 楕円形に湾曲した すべらないマスクパッド中央部の湾曲部に歪みが生じ、その歪みを符号５のスリット、切欠き溝や穴が歪みを開放し、鼻に柔軟素材の頂点部が隙間の最大深部に当たり一辺を鼻に、もう一辺を頬の隙間に無意識に触れる状態。
９ すべらないマスクパッドをマスク本体裏面上部に貼付け顔に装着した図である
Claims (2)
- 不織布の裏面に粘着素材を貼付け、その生地を筒状に成形した筒部と、前記筒部の内部空間に、左右にそれぞれ少なくとも１箇所に配置された綿、不織布、ウレタン、エアーキャップ、等の柔軟部材と、前記柔軟部材を置いた所と置いていない所を設けてできた凹凸部を有し、前記凹凸部により、マスクの装着時に、マスクと頬の隙間を埋め、両面テープや水ゲル等の固定手段でマスクに後付するためのマスクパッド。
- 前記筒部の表面は肌と直接接触し、前記筒部の内側面で粘着素材の付着した、のり面から表面へ浸透する前記粘着素材を適度に遮蔽しつつ肌に密着し、かつ前記筒部自体の通気を遮断することで、気密性を向上させた請求項１に記載のマスクパッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016158424A JP6063087B1 (ja) | 2016-08-12 | 2016-08-12 | すべらないマスクパッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016158424A JP6063087B1 (ja) | 2016-08-12 | 2016-08-12 | すべらないマスクパッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP6063087B1 true JP6063087B1 (ja) | 2017-01-18 |
| JP2018024959A JP2018024959A (ja) | 2018-02-15 |
Family
ID=57800034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016158424A Active JP6063087B1 (ja) | 2016-08-12 | 2016-08-12 | すべらないマスクパッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
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Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02109653U (ja) * | 1989-02-17 | 1990-09-03 | ||
| JP5827433B1 (ja) * | 2015-04-04 | 2015-12-02 | 努 宮内 | 肌に優しいマスク |
-
2016
- 2016-08-12 JP JP2016158424A patent/JP6063087B1/ja active Active
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH02109653U (ja) * | 1989-02-17 | 1990-09-03 | ||
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Also Published As
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| JP2018024959A (ja) | 2018-02-15 |
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