JP3151536U - マスク - Google Patents

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忠雄 安田
忠雄 安田
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Abstract

【課題】マスクの縁と顔面の皮膚との間の隙間をなくして、吸気排気の漏れを低減し、顔面での装着位置がずれることを防止できるマスクを提供する。【解決手段】通気性のマスク本体部分1の縁の全周に粘着性ゲル材21を配設し、顔面に装着した時に顔面の鼻に当接する領域にも粘着性ゲル材22を配設した。前記マスク本体部分は、ガーゼ材11と不織布材12とを積層して形成し、前記粘着性ゲル材には、ビタミン成分、コエンザイムQ10成分、ゲルマニウム成分、トルマリン成分、もしくは竹炭成分の少なくとも何れか1つの成分を含有させる。【選択図】図1

Description

本考案は、口と鼻を覆うマスクに関するものである。
従来市販されている一般的なマスクは、ゴムバンドを両耳に掛けて装着する形態のものが多い。
しかし、このようなゴムバンド装着型のマスクは、装着した状態において、顔面の肌とマスクの縁との間に隙間ができてしまい、その隙間から呼吸による吸気と排気の漏れが発生するという問題がある。このような吸気排気漏れは、本来であれば、マスクによって取り除かれるはずの外気中の細菌やウィルスや浮遊物質などが人体に吸入されてしまう可能性が高いということが様々な研究結果により明らかにされている。
そこで、マスクの縁と皮膚の間の隙間を無くすために、ゴムバンドを使用せずに、マスクの縁に粘着シールを設け、この粘着シールを皮膚に粘着させることによって、ガーゼの縁と皮膚の間に隙間が生じないようにしたものも提案されている。(特許文献1参照。)
しかし、特許文献1に記載のマスクのように、ゴムバンドを使用しないものは、顔面での装着位置がずれやすいという問題がある。
そこで、顔面における鼻の凸部に対応して、マスクが鼻に当たる部分にくぼみを形成して、そのくぼみが丁度鼻の凸部に掛かるようにして、顔面におけるマスクのずれを防止するように構成したマスクが提案されている。(特許文献2参照。)
特開平10−248948号公報 特開2009−420号公報
しかし、本来はガーゼ質の通気性の生地で形成されているマスクにくぼみを形成することは困難であり、低コストでマスクを作製することはできないという問題がある。また、マスクの縁だけの粘着力では、マスクを顔面に装着した状態で保持することは困難であった。
そこで、本実用新案は、ゴムバンド装着型でないマスクを、顔面により確実に装着した状態で保持することが可能な構造を提案するためになされたものである。
本考案は、
通気性のマスク本体部分の縁の全周に粘着性ゲル材を配設し、
顔面に装着した時に顔面の鼻に当接する領域にも粘着性ゲル材を配設したことを最も主要な特徴とする。
請求項2では、
前記マスク本体部分は、ガーゼ材と不織布材とを積層して形成した。
請求項3では、
前記粘着性ゲル材には、
ビタミン成分、コエンザイムQ10成分、ゲルマニウム成分、トルマリン成分、もしくは竹炭成分の少なくとも何れか1つの成分を含有している。
本考案にかかるマスクでは、
通気性のマスク本体部分の縁の全周に粘着性ゲル材を配設し、
顔面に装着した時に顔面の鼻に当接する領域にも粘着性ゲル材を配設したので、
装着時に位置がずれにくいという効果が得られる。
また、前記マスク本体部分は、ガーゼ材と不織布材とを積層して形成したので、優れた使用感とフィルター効果が得られる。
また、前記粘着性ゲル材には、
ビタミン成分、コエンザイムQ10成分、ゲルマニウム成分、トルマリン成分、もしくは竹炭成分の少なくとも何れか1つの成分を含有しているので、それぞれの薬剤効果が得られる。
本考案にかかるマスクを顔面装着側から見た平面図である。 前記マスクの側面断面図である。 実施例2のマスクの平面図である。
本考案にかかるマスクは、
通気性のマスク本体部分の縁の全周に粘着性ゲル材を配設したので、顔面の皮膚とマスク本体部分とが前記粘着性ゲル材によって密着する。よって、マスク本体部分の縁の部分からの吸気排気の漏れを防ぐことができる。
また、顔面に装着した時に顔面の鼻に当接する領域にも粘着性ゲル材を配設したので、鼻に粘着して密着するので、ずれにくい。
なお、ゴムバンドを用いることなく、顔面に装着することができるが、ゴムバンドを備えてもよい。
図1は、本考案に係るマスクの平面図であって、マスク1の裏側(顔面に密着する側)の縁の部分には、全周にわたって1ミリから10ミリ程度の幅で粘着性ゲル材21を粘着させて配設している。
さらに、前記マスク1の中央部分から上の領域には、鼻に粘着させるための粘着性ゲル材22を粘着させて配設している。この粘着性ゲル材22は、鼻の形状に応じた形状とすることが望ましく、例えば、台形状とする。
図2は、前記マスク1の側面断面図であり、前記マスク1の裏側(顔面に密着する側)はガーゼ素材11であり、表側は不織布素材12としている。
さらに、前記マスク1の中央部分から上の領域には、前述したように鼻に粘着させるための粘着性ゲル材22を粘着させて配設している。
以上のように、鼻の部分にも粘着性ゲル材を配設したので、顔面に装着したとき、まず、全体的には、縁の部分の粘着性ゲル材21によってマスクは顔面に密着し、さらに、鼻の部分の粘着性ゲル材22が人の鼻に密着する。
したがって、マスク1の縁からの吸気排気の漏れは防ぐことができるとともに、顔面での位置がずれることも防止することができる。
図3は、実施例2のマスク1Aの平面図である。
このマスク1Aでは、鼻に粘着させるための粘着性ゲル材22Aの形状を逆T字状として、小鼻の部分にも粘着性ゲル材が密着するようにした。
1 マスク
11 ガーゼ材
12 不織布材
21 縁の粘着性ゲル材
22 鼻に当たる部分の粘着性ゲル材

Claims (3)

  1. 通気性のマスク本体部分の縁の全周に粘着性ゲル材を配設し、
    顔面に装着した時に顔面の鼻に当接する領域にも粘着性ゲル材を配設したことを最も主要な特徴とするマスク。
  2. 前記マスク本体部分は、ガーゼ材と不織布材とを積層して形成したことを特徴とする請求項1に記載のマスク。
  3. 前記粘着性ゲル材には、
    ビタミン成分、コエンザイムQ10成分、ゲルマニウム成分、トルマリン成分、もしくは竹炭成分の少なくとも何れか1つの成分を含有していることを特徴とする請求項1、2の何れか1項に記載のマスク。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102988188A (zh) * 2012-10-26 2013-03-27 张建新 一种竹碳面膜的制备方法
KR20210044918A (ko) * 2019-10-15 2021-04-26 단국대학교 천안캠퍼스 산학협력단 마스크 및 이에 적용되는 접착테이프
WO2021234975A1 (ja) * 2020-05-21 2021-11-25 元博 大塚 マスク用固定シールおよびマスク用固定シールを備えたマスク
ES2890751A1 (es) * 2020-07-13 2022-01-21 Movivo Movilidad Sostenible S L Dispositivo porta-mascarillas

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