JP5827389B1 - 自転車の楕円形ギア、クランク - Google Patents

Abstract

【課題】従来の自転車の円形ギア、クランクはペダルクランクを漕ぐ場合、脚の踏む筋力はギア、クランクが円形のため常時回転しても直径が変らず強弱なしに絶え間なく続き疲れてしまう。その疲れを軽減する機構を提供する。【解決手段】円形ギア、クランクは脚踏みのペダル、クランク３への筋力にも強弱の変化を及ぼす。そこで従来の円形ギア、クランクを楕円形ギア、クランク２に変えれば直径は一回転毎に２回１／３に短くなり、踏む脚の筋力も一回転毎に２回ずつ１／３に軽減される。【選択図】図２

Description

本発明は、従来の自転車の円形ギア、クランク１を楕円形に変形して、脚の筋力を軽減する装置に関するものである。

従来の自転車の円形ギア、クランク１と後方Ｒハブ、ギア６の段差（ギア数）を利用した、各段変速機付自転車は、現存しているが、円形ギア、クランク１を楕円形に変える技術はなかった。

従来の自転車の円形ギア、クランク１はペダル、クランク３を何回漕ぎ回しても、直径の変化はなく、均等な筋力が要求され、脚の筋力の負担は変らず、疲れる。

従来の円形ギア、クランク１を、楕円形ギア、クランク２に変形してペダルクランク３回転による楕円形ギア、クランク２の直径が、長、短相互の繰り返し（一回転毎に２回ずつ）の変化を利用した。例へば楕円形ギア、クランク２が回転により水平の位置に来た場合、直径は短くなり、楕円形ギア、クランク２が垂直の位置に来た場合は、直径は長くなる（図面［図４］［図５］［図６］提示）。
以上の様な楕円形ギア、クランク２の回転により直径変化の特徴を解決の手段とした。

従来の自転車円形ギア、クランク１ではペダル、クランク３を何回漕ぎ回しても直径の変化はなく、脚の負担は変らず疲れる。本発明は円形ギア、クランク１を楕円形に変える事によりペダル、クランク３回転により生ずる楕円形ギア、クランク２の位置（垂直、水平）の交互直径（長、短）の変化により、脚の筋力は一回転毎に二回ずつ強弱リズミカルに軽減される。
又従来のあらゆる自転車（例へばスポーツ車、トライアル、ロード、タウン三輪車、電動アシスト車、各種の各段変速車、等にも併用可能。

本発明の楕円形ギア、クランク２は円形ギア、クランク１の直径の１／３細めの楕円形ギア、クランク２（図面［図２］）にするのと、それに取付固定するペダル、クランク３はその角度（３６０°内は自由選定可能）こゝでは楕円形ギア、クランク２の垂直時左側に４５°傾斜角度（図面［図３］）にするのが最良の形態。

各ギア、クランクの側面概略図
従来の円形ギア、クランク１とペダル、クランク３チェーン５ 従来の円形ギア、クランク１の直径を１／３に圧縮した楕円形ギア、クランク２とペダル、クランク３とガイド、ギア４チェーン５ 楕円形ギア、クランク２のペダル、クランク３の取付固定位置（こゝでは４５°）とガイド、ギア４チェーン５ 楕円形ギア、クランク２の垂直時直径７（最長）とガイド、ギア４チェーン５ 楕円形ギア、クランク２の６０°傾斜時直径７（中間）とガイドギア４チェーン５ 楕円形ギア、クランク２の水平時直径７（最短）とガイドギア４チェーン５Ｒハブギア６。尚［図４］［図５］［図６］はペダル、クランク３を抜き図にしました。

１ 従来の円形ギア、クランク ２ 楕円形ギア、クランク
３ ペダル、クランク ４ ガイド、ギア ５ チェーン ６ Ｒ、ハブ、ギア
７ 直径

Claims (1)

1. 一対の直線部と、これら両直線部の端部同士を接続する一対の円弧部とからなる疑似楕円形状であり、その短径が長径の１／３とされたギアと、前記ギアの中心に前記直線部に対して４５°の傾斜角度で取付固定されたクランク（２）と、前記クランク（２）に取付固定されたペダル（３）と、前記ギアの後方下側に設けられた第２ギア（４）と、前記ギアと前記第２ギア（４）とに掛け直されたチェーン（５）と、前記チェーン（５）の弛み止用ガイド（４）とを備え、前記ペダル（３）及び前記クランク（２）の一回転毎に前記ギアの位置（垂直、水平）が２回変るのを利用して、脚の筋力を軽減する自転車。

Images