JP5826978B1 - 保持装置 - Google Patents

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Abstract

この保持装置は、第一部材と、第二部材と、第三部材と、第一部材を支持し、第一部材に対して第二部材及び第三部材を相対的に移動可能に支持する支持部と、第一部材と第二部材と第三部材とを相対移動させる操作部と、を備える。第一部材と第二部材との間及び第一部材と第三部材との間に第一組織が配された状態で第一部材と第三部材とによって第一組織を把持可能であり、第一部材と第三部材とが第一組織を把持した状態で、第一部材と第二部材との間及び第二部材と第三部材との間に第二組織を配して第一組織と第二組織とが接するように第一組織および第二組織を第一部材と第二部材とによって把持可能である。

Description

本発明は、生体の組織を保持する保持装置に関する。
本願は、2014年1月14日に出願された日本国特願2014−004638号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、体内組織の壁面等が大きく裂けているような場合や、手術等により切開を加えた場合において、裂けている部位や切開部位における一方(第一組織)側と他方(第二組織)側とを近接させて縫合することが行われている。この場合は、第一組織と第二組織との各々に縫合糸を通してから縫合糸を引き絞ってこれらの部位を閉じたり、複数の把持鉗子を用いて裂け目の組織を引き寄せてからクリップ装置やステープラ装置を用いてこれらの部位を締結したりすることが多い。たとえば特許文献1及び特許文献2には、生体組織を縫合するための装置が開示されている。
日本国特表2001−512703号公報 日本国特開2010−125200号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、生体の組織を把持するために開閉可能な一対の顎部材を二組備えて各組が相対移動可能となっているので装置構成が複雑である。また、特許文献2に記載の装置では、縫合後の組織において第一組織と第二組織との間に平板が介在しているので、この平板が第一組織と第二組織との癒着を遅らせてしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、生体の第一組織と第二組織とが接した状態となるように第一組織と第二組織とを容易に把持し、引き続いて第一組織と第二組織とが互いに接した状態で組織締結具によって第一組織と第二組織とを締結し、さらに第一組織と第二組織とが締結された状態の組織締結具を締結部位に留置することができる保持装置を提供することである。
本発明の態様によれば、保持装置は、第一組織及び前記第一組織から離間して位置する第二組織を把持する第一部材及び第二部材と、前記第一部材及び前記第二部材に対して近接離間動作可能な第三部材と、前記第一部材を支持し、前記第一部材に対して近接と離間とが可能となるように前記第二部材を相対的に移動可能に支持し、前記第一部材に対して近接と離間とが可能となるように前記第三部材を相対的に移動可能に支持する支持部と、前記支持部に連結されて前記第一部材と前記第二部材と前記第三部材とが相対的に移動するように操作可能な操作部と、を備える。前記第一部材と前記第二部材との間及び前記第一部材と前記第三部材との間に前記第一組織が配された状態で前記第一部材と前記第三部材とによって前記第一組織を把持可能であり、前記第一部材と前記第三部材とが前記第一組織を把持した状態で、前記第一部材と前記第二部材との間及び前記第二部材と前記第三部材との間に前記第二組織を配して前記第一組織と前記第二組織とが接するように前記第一組織および前記第二組織を前記第一部材と前記第二部材とによって把持可能である。
上記の保持装置は、前記第一部材と前記第二部材との間で前記第一組織と前記第二組織とを挟み込む第一片及び第二片を有し、体内に留置される組織締結具と、前記第一片が前記第一部材の外面において前記第二部材側に位置するように前記第一片と前記第一部材とを連結する第一連結部と、前記第二片が前記第二部材の外面において前記第一部材側に位置するように前記第二片と前記第二部材とを連結する第二連結部と、をさらに備えてもよい。
上記の保持装置において、前記操作部は、前記第一連結部に前記第一片が連結され且つ前記第二連結部に前記第二片が連結された連結状態と、前記第一連結部から前記第一片が離間し且つ前記第二連結部から前記第二片が離間した解放状態とを切り替える切替部を有してもよい。
上記の保持装置において、前記第三部材は、前記第一部材及び前記第二部材が互いに近接または離間する方向と直交する方向において前記第一部材及び前記第二部材の位置から逸れた位置に配置されてもよい。
上記の保持装置において、前記第三部材は、前記第一部材に対して近接させると、前記第二部材に対して離間するように前記支持部に支持されてもよい。
上記の保持装置において、前記支持部は、前記第一部材に対する前記第二部材の移動方向が所定の一平面内の往復移動となるように前記第一部材と前記第二部材とを相対移動可能に支持する第一開閉部と、前記第一部材に対する前記第三部材の当接方向が前記一平面に交差する面に沿った方向となるように前記第三部材を前記第一部材に対して相対移動可能に支持する第二開閉部と、を有していてもよい。
上記の保持装置において、前記第二開閉部は、前記第三部材を、前記第二部材に前記第三部材が隣接する位置と前記第一部材に前記第三部材が隣接する位置との間で往復移動させてもよい。
上記の保持装置において、前記支持部は、前記第一部材と前記第二部材とを支持する棒状の第一支持体と、前記第一支持体が内部に挿通される筒状に形成され前記第一支持体の中心線を回転中心として前記第一支持体に対して回転動作可能であり前記第三部材が固定された第二支持体と、を備えてもよい。前記第二開閉部は、前記第一支持体に対する前記第二支持体の回転動作によって、前記第一支持体の中心線を回転中心とする円周に沿って、前記第三部材を、前記第二部材に前記第三部材が隣接する位置と前記第一部材に前記第三部材が隣接する位置との間で往復移動させてもよい。
上記の保持装置において、前記第二開閉部は、前記第三部材を前記第一部材に対して直線移動させてもよい。
上記各態様の保持装置によれば、生体の第一組織と第二組織とが接した状態となるように第一組織と第二組織とを容易に把持し、引き続いて第一組織と第二組織とが互いに接した状態で組織締結具によって第一組織と第二組織とを締結し、さらに第一組織と第二組織とが締結された状態の組織締結具を締結部位に留置することができる。
本発明の第1実施形態の保持装置の側面図である。 第1実施形態の保持装置に取り付けて使用可能な組織締結具の一例を示す平面図である。 前記組織締結具を用いた組織締結状態を示す模式図である。 第1実施形態の保持装置の一部の構成を示す部分断面図である。 前記保持装置の正面図である。 前記保持装置に組織締結具が取り付けられた状態を示す正面図である。 前記保持装置の処置部の平面図である。 前記保持装置に組織締結具が取り付けられた状態を示す正面図である。 前記保持装置の作用を説明するための図である。 前記保持装置の作用を説明するための図である。 前記保持装置を用いた組織締結の手技の一過程を示す図である。 前記保持装置を用いた組織締結の手技の一過程を示す図である。 前記保持装置を用いた組織締結の手技の一過程を示す図である。 前記保持装置を用いた組織締結の手技の一過程を示す図である。 組織締結具が組織を締結している状態を示す模式図である。 第1実施形態の変形例の構成を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態の保持装置を示す部分断面図である。 第2実施形態の保持装置の正面図である。 第2実施形態の変形例の構成を示す正面図である。 第2実施形態の変形例における他の構成を示す正面図である。 第2実施形態の変形例におけるさらに他の構成を示す正面図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態の保持装置の側面図である。図1に示す本実施形態の保持装置1は、生体の第一組織T1と第二組織T2と(図3参照)を隣接した状態に保持する装置である。本実施形態において、第一組織T1と第二組織T2とは、互いに異なる臓器にあってもよいし、切創や裂創を有する臓器において受傷により離間した二か所であってもよいし、正常組織において互いに離間する二か所であってもよい。以下では、第一組織T1および第二組織T2として、手術による切開によって互いに離間することとなった二か所を例に挙げて説明を行う。
まず、第一組織T1と第二組織T2とを締結する本実施形態の組織締結具30の構成について説明する。図2は、本実施形態の保持装置に取り付けて使用可能な組織締結具の一例を示す平面図である。図3は、本組織締結具を用いた組織締結状態を示す模式図である。
図2に示す組織締結具30は、U字状に形成され、塑性変形可能である。組織締結具30は、たとえば金属から構成される。組織締結具30は、第一組織T1と第二組織T2とを締結する場合に第一組織T1に接触可能な第一片31と、第一組織T1と第二組織T2とを締結する場合に第二組織T2に接触可能な第二片32とを有する。第一片31の端部と第二片32の端部とは繋がっている。すなわち、組織締結具30は、第一片31と第二片32との間に第一組織T1および第二組織T2とが挿入された状態で第一片31と第二片32とが閉じられることによって、図3に示すように、第一組織T1と第二組織T2とを共に挟み込み、第一組織T1と第二組織T2とが互いに接触した状態で第一組織T1および第二組織T2を保持する。本実施形態の組織締結具30によって保持された第一組織T1と第二組織T2とは、互いの接触部分において癒着する。
次に、本実施形態の保持装置1の構成について説明する。図4は、本実施形態の保持装置の一部の構成を示す部分断面図である。図5は、前記保持装置の正面図である。図6は、前記保持装置に組織締結具が取り付けられた状態を示す正面図である。図7は、前記保持装置の処置部の平面図である。図8は、前記保持装置に組織締結具が取り付けられた状態を示す正面図である。
図1に示すように、保持装置1は、体内に挿入可能な棒状の挿入部2と、挿入部2の遠位端に設けられた処置部10と、挿入部2の近位端に設けられた操作部20とを備える。
図4に示すように、挿入部2は、内筒部3(第一支持体)と、外筒部4(第二支持体)と、内筒部3内に配された伝達部5とを備える。
内筒部3は、硬質で細長い部材である。内筒部3の材料は、たとえば樹脂や金属等としてよい。
外筒部4は、内筒部3の外径より大きな内径を有する硬質で細長い部材である。外筒部4の材料は、たとえば樹脂や金属等としてよい。外筒部4の遠位端には、指部材14(第三部材)が固定されている。指部材14は、外筒部4の中心線と平行に延びる棒状部材である。すなわち、外筒部4の遠位端は、指部材14を支持する支持部となっている。外筒部4の近位端は、操作部20の近傍に配されている。外筒部4の内部に内筒部3が配されている状態では、外筒部4の中心線と内筒部3の中心線とが略一致している。このため、外筒部4は、内筒部3の中心線を回転中心として、内筒部3に対して回転可能である。
伝達部5は、組織締結具30を生体組織に留置するための操作を操作部20から処置部10へと伝達するために内筒部3の内部に配されている。伝達部5は、処置部10における後述するリンク部15に遠位端が固定され近位端が操作部20に配された連結棒6を有する。
図4および図5に示すように、処置部10は、組織締結具30を生体組織に留置するための一対のジョー11(第一部材12、第二部材13)と、外筒部4の遠位端に固定された上述の指部材14(第三部材)と、一対のジョー11を開閉可能に支持するリンク部15(支持部、第一開閉部)とを備える。一対のジョー11は、リンク部15によって、開閉動作可能である。一対のジョー11の間には、図6及び図8に示すように、組織締結具30を取り付け可能である。
図7および図8に示すように、第一部材12は、略棒状に形成される。第一部材12の近位端はリンク部15に取り付けられている。第一部材12は、組織締結具30の第一片31を連結可能な第一連結部12aを有する。本実施形態の第一連結部12aは、第一部材12の外面のうち、第二部材13側に向けられた面である。
第二部材13は、略棒状に形成される。第二部材13の近位端はリンク部15に取り付けられている。第二部材13は、組織締結具30の第二片32を連結可能な第二連結部13aを有する。本実施形態の第二連結部13aは、第二部材13の外面のうち、第一部材12側に向けられた面である。
第一部材12と第二部材13との間隔は、第一連結部12aに第一片31が連結され第二連結部13aに第二片32が連結された状態(以下、「連結状態」という。)において、組織締結具30の第一片31と第二片32との距離を規定する。すなわち、第一連結部12aと第二連結部13aとが互いに近接するように第一連結部12aおよび第二連結部13aが相対移動すると、組織締結具30の第一片31と第二片32とが近接し、組織締結具30は生体組織を保持可能となるように閉じる。また、連結状態にあった組織締結具30が閉じた後に第一部材12と第二部材13とが互いに離間するように相対移動すると、第一連結部12aから第一片31が離間し、第二連結部13aから第二片32が離間することにより、第一部材12および第二部材13から組織締結具30が開放された状態(以下、「解放状態」という。)となる。
図4に示すリンク部15は、第一部材12と第二部材13とが開閉動作するように第一部材12と第二部材13との各々を支持する(図7参照)。リンク部15は、伝達部5の連結棒6の遠位端に連結されている。リンク部15は、連結棒6が内筒部3の内部で内筒部3の中心線方向に移動されたときに、連結棒6の直線移動を、第一部材12と第二部材13との開閉移動に変換する。
図1に示す操作部20は、第一部材12と第二部材13とを開閉動作させるために連結棒6の近位端に連結されたレバー21(図4参照)と、操作者がレバー21と共に握ることができるグリップ23が形成された操作本体部22とを備える。すなわち、操作部20は、連結棒6を介してリンク部15に連結されている。レバー21は、第一部材12と第二部材13と開閉状態を切り替えることにより、第一部材12および第二部材13に対する組織締結具30の連結状態と解放状態とを切り替える切替部として機能する。
また、本実施形態では、操作部20と挿入部2との境界部分近傍に外筒部4の近位端が配されている。外筒部4の近位部分は、外筒部4をその中心線を回転中心として回転動作させるために操作者が操作可能な部分である。
次に、本実施形態の保持装置1の作用について説明する。図9および図10は、本実施形態の保持装置の作用を説明するための図である。本実施形態の保持装置1は、図4に示すレバー21を動作させることによって第一部材12と第二部材13とを開閉動作させることができる。このため、レバー21を動作させることによって、第一部材12と第二部材13との間に配された組織締結具30を閉じることができる。また、本実施形態の保持装置1は、第一部材12および第二部材13の開閉動作とは独立して、図9および図10に示すように、内筒部3の中心線を回転中心として内筒部3に対して外筒部4を回転させることにより、外筒部4の遠位端に固定された指部材14を内筒部3の中心線を回転中心として回転させることができる。
外筒部4の中心線と内筒部3の中心線とは略一致しているので、外筒部4は、外筒部4の中心線を中心として回転する。外筒部4がその中心線を回転中心として回転することにより、指部材14も外筒部4と共に外筒部4の中心線を回転中心として回転し、第一部材12に当接する。すなわち、筒部材の遠位部分は、内筒部3に対する外筒部4の回動動作によって、外筒部4の中心線およびこれと同軸をなす内筒部3の中心線を回転中心とする円周に沿って指部材14を移動させる。第一部材12に対する指部材14の当接方向は、第一部材12と第二部材13との開閉動作が行われる平面に交差する面に沿った方向となる。外筒部4の遠位部分は、指部材14と第一部材12とを開閉動作させる第二開閉部として機能している。
第二開閉部は、指部材14を、第二部材13に指部材14が隣接する位置と第一部材12に指部材14が隣接する位置との間で往復移動させることができる。したがって、操作者は、第一部材12と指部材14との間に組織を挟むこともでき、第二部材13と指部材14との間に組織を挟むこともできる。
次に、本実施形態の保持装置1を用いた手技の一例を示して本実施形態の保持装置1の作用および効果について詳述する。図11から図14は、本実施形態の保持装置を用いた組織締結の手技の一過程を示す図である。図15は、組織締結具が組織を締結している状態を示す模式図である。
本実施形態では、組織締結具30によって締結される第一組織T1および第二組織T2(図3参照)として、手術による切開によって互いに離間することとなった二か所を例に挙げて説明を行う。このような締結は、たとえば、腸間膜を閉鎖する手技、腸管吻合時のステープラ挿入口の閉鎖、腸管吻合時の仮止め等が挙げられる。以下では、手術において切開された腸間膜を閉鎖する例を示す。
本実施形態の保持装置1の使用時には、たとえば、腸間膜を閉鎖する場合には、腹壁に取り付けられた不図示のトラカールを通じて、挿入部2を腹腔内に挿入する。挿入部2の遠位端に配された処置部10は操作者の操作によって、閉鎖すべき部位へと案内される。
腸間膜の切開部分において、まず、締結対象となる2ヶ所のうちの一か所に、処置部10を案内する。このとき、本実施形態では、図11に示すように第一部材12と第二部材13との間に指部材14が位置するように、あるいは第二部材13に指部材14が接するように、外筒部4を内筒部3に対して位置決めしておく。これにより、第一部材12と指部材14との間には、腸間膜の組織(第一組織T1)を挿入するための隙間が生じている。
操作者は、第一部材12と指部材14との間に第一組織T1を挿入し、図12に示すように外筒部4を内筒部3に対して回転操作することによって、第一部材12に指部材14が近接するように指部材14を第一部材12に対して移動させる。これにより、第一組織T1は、第一部材12と指部材14とによって把持される。ここで、第一組織T1は、第一部材12の第一連結部12aに連結された組織締結具30の第一片31に接している。
第一組織T1が処置部10によって上記の通りに把持されたら、続いて、操作者は、第一組織T1が第一部材12と指部材14との間に把持された状態を維持しつつ、閉鎖対象となる組織の他方(第二組織T2)に向かって処置部10を移動させる。操作者が処置部10を移動させることにより、処置部10に把持されている第一組織T1は、第二組織T2(図13参照)まで引き寄せられる。
第一組織T1が第二組織T2に接する所まで第一組織T1が引き寄せされたら、操作者は、第一部材12と指部材14とが第一組織T1を把持している状態を維持したまま、図13に示すように、第一部材12と第二部材13との間に第二組織T2を挿入する。これにより、第二組織T2は、第一組織T1と直接接触可能であり、且つ第二連結部13aに配された組織締結具30の第二片32に接触可能な位置関係となる。
操作者は、第一部材12と指部材14とが第一組織T1を把持した状態のまま、図1に示すレバー21を操作して第一部材12と第二部材13とを閉じる。保持装置1は、一対のジョー11によって、図14に示すように、第一組織T1と第二組織T2とが互いに接した状態で、第一組織T1と第二組織T2とを共に保持する。さらに、第一部材12と第二部材13とは、組織締結具30の第一片31と第二片32とを近接させるように組織締結具30を塑性変形させる。つまり、第一部材12と第二部材13とは、組織締結具30が第一組織T1と第二組織T2とを共に挟んで締結した状態となるように、組織締結具30を塑性変形させる。
第一組織T1と第二組織T2とは、塑性変形した組織締結具30によって、第一組織T1と第二組織T2とが直接接触した状態で保持される。操作者は、レバー21を操作して第一部材12と第二部材13とを開く。これにより、第一部材12の第一連結部12aおよび第二部材13の第二連結部13aから組織締結具30は解放される。これにより、組織締結具30は、図15に示すように、閉鎖対象である腸間膜の第一組織T1と第二組織T2とを閉鎖状態とするように腸間膜に留置される。必要に応じて、複数の組織締結具30が組織の締結に使用されてよい。
組織締結具30は、第一組織T1と第二組織T2とが直接接触した状態で第一組織T1と第二組織T2とを締結しているので、第一組織T1と第二組織T2との接触部分を起点として、第一組織T1と第二組織T2とは徐々に癒着する。これにより、切開された腸間膜は閉鎖される。
腸間膜を閉鎖する手技は、たとえば腸の一部を切除したり、腸間膜自体の一部を切除したり、胃バイパス手術をしたりする場合に行われる。しかしながら、従来の縫合は、縫合対象となる部分を引き寄せる動作と、引き寄せられた部分を保持しながら組織を縫合する動作とを同時に行うために煩雑な手順が必要である。また、たとえば、肥満手術においては、患者の腹壁が厚いので、本実施形態の保持装置1を含めた医療器具を使用する際の空間を広く体内に確保することが難しい場合がある。
本実施形態の保持装置1では、第一組織T1と第二組織T2との各々を把持し、第一組織T1と第二組織T2とが互いに接した状態で第一組織T1と第二組織T2とを共に保持し、さらに引き続いて第一組織T1と第二組織T2とを組織締結具30により締結し、組織締結具30を体内に留置することができる。このため、組織の把持をするための医療器具と組織を締結するためのクリップ装置との両方を体内に導入する場合と比較して、狭い空間においても簡便かつ迅速に手技を進めることができる。
第一部材12に指部材14が接するまで指部材14を第一部材12に対して往復動作させることができることに加えて、第二部材13に指部材14が接するまで指部材14を第二部材13に対して往復動作させることもできる。このため、閉鎖対象となる組織において、第一組織T1と第二組織T2とのどちらを先に把持しても、第一組織T1と第二組織T2との締結までスムーズに手技を進めることができる。さらに、本実施形態の保持装置1は処置部10が左右対称の構造であるので、操作者の利き手や保持装置1のアプローチ方向に関わらず組織の把持および締結が可能である。
第一部材12と指部材14との間に第一組織T1が把持された状態のまま第一部材12と第二部材13との間に第二組織T2を挿入することができるので、第一組織T1と第二組織T2との締結位置の調整および変更が容易である。
本実施形態では、組織締結具30は、第一組織T1と第二組織T2とが直接接するように第一組織T1と第二組織T2とを共に挟んで締結するので、第一組織T1と第二組織T2との間に他の部材が介在する場合と比較して第一組織T1と第二組織T2との癒着が早い。
内筒部3に対して外筒部4を回転させることで指部材14を動作させることができるので、簡易な構成で効率よく操作力量を指部材14に伝達できる。
(変形例1−1)
次に、上記第1実施形態の変形例について説明する。図16は、本実施形態の変形例の構成を示す斜視図である。図16に示すように、本変形例の保持装置1Aは、公知のクリップ装置40に取り付け可能な装置である。保持装置1Aは、クリップ装置40において体内に挿入される挿入体41を内部に挿通可能な筒状の外筒部4Aと、外筒部4Aの遠位端に設けられた指部材14Aとを備える。また、外筒部4Aの遠位端には、クリップ装置40の挿入体41の中心線方向におけるクリップ装置40のジョー42、43と本変形例の保持装置1Aの指部材14Aとの位置関係を規定するためのストッパが設けられていてもよい。
本変形例では、公知のクリップ装置40に対して本変形例の保持装置1Aを取り付けることによって、上記第1実施形態で説明した保持装置1と同様の手技を行うことができる。また、指部材14Aを用いた組織の把持が必要ないときにはクリップ装置40から保持装置1Aを取り外しておくことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図17は、本実施形態の保持装置を示す部分断面図である。図18は、前記保持装置の正面図である。図17に示す本実施形態の保持装置1Bは、第1実施形態で説明した外筒部4および指部材14を備えておらず、外筒部4および指部材14に代えて、内筒部3の内部に、第二リンク部15Bおよび指部材14Bが設けられている。さらに、本実施形態では、第1実施形態とは異なり、内筒部3の内部には、第二リンク部15Bに遠位端が連結された連結棒6Bが配されている。また、本実施形態では、第1実施形態と異なり、操作部20には、第1実施形態で説明した連結棒6を内筒部3の中心線方向に進退させるレバー21に加えて、本実施形態の連結棒6Bを内筒部3の中心線方向に進退させるための不図示の操作手段が設けられている。図17および図18に示すように、第二リンク部15Bは、指部材14Bが第一部材12に対して近接あるいは離間するように指部材14Bを往復移動させるように、連結棒6Bの進退動作を指部材14Bの往復動作に変換する。本実施形態では、第二リンク部15Bは、第一部材12と第二部材13との開閉動作が行われる平面に直交する面に沿った方向に指部材14Bを移動させる。
本実施形態では、第一組織T1と第二組織T2とを締結する手技において、第1実施形態と同様の手順で、第1実施形態と同様に第一組織T1と第二組織T2とが互いに隣接した状態に各組織を引き寄せてから各組織を締結できる。
(変形例2−1)
次に、本実施形態の変形例について説明する。図19は、本実施形態の変形例の構成を示す正面図である。図20は、本実施形態の変形例における他の構成を示す正面図である。図21は、本実施形態の変形例におけるさらに他の構成を示す正面図である。
図19に示すように、第一部材12に対する指部材14Bの移動方向は上記第2実施形態で説明した方向には限られない。たとえば、第二リンク部15Bは、第一部材12と第二部材13との開閉動作が行われる平面に対して傾斜する面に沿った方向に指部材14Bを移動させてもよい。また、第二リンク部15Bは、第一部材12に対して近接あるいは離間することに加えて、第二部材13に対して近接あるいは離間するように指部材14Bを往復移動させてもよい。
図20に示すように、上記実施形態の保持装置1Bは、第二リンク部15Bに加えて、第二部材13に対して近接あるいは離間する指部材14Cを往復移動させる第三リンク部(不図示)を備えていてもよい。
図21に示すように、第二リンク部15Bは、第一部材12に指部材14Bが接する位置と第二部材13に指部材14が接する位置とを往復するように、第一部材12と第二部材13との開閉動作が行われる平面に対して平行な面に沿った方向に指部材14Bを移動させてもよい。この場合、第二リンク部15Bは、第一部材12の外面のうち第一連結部12aとは異なる面に指部材14Bが接し、第二部材13の外面のうち第二連結部13aとは異なる面に指部材14Bが接するようにして、組織締結具30による組織の締結の邪魔にならない領域で指部材14Bを支持する。これにより、たとえば第一部材12と指部材14Bとによって第一組織を把持したあとに第一部材12と第二部材13との間に第二組織を挿入すると、第一部材12と指部材14Bとによって第一組織を把持したままで第一組織と第二組織との締結が可能である。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
たとえば、生体組織を締結する手段はクリップやステープラ等適宜選択して採用されてよい。また、上記第1実施形態において説明した内筒部3、外筒部4、伝達部5、及び連結棒6は軟性であってもよい。内筒部3、外筒部4、伝達部5、及び連結棒6が軟性である場合には、挿入部2が全体として軟性であり、軟性内視鏡の処置具チャンネル内に挿入部2を通して管腔内から組織を閉鎖することができる。
上述の各実施形態及び各変形例において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付の請求の範囲によってのみ限定される。
上記各実施形態の保持装置によれば、生体の第一組織と第二組織とが接した状態となるように第一組織と第二組織とを容易に把持し、引き続いて第一組織と第二組織とが互いに接した状態で組織締結具によって第一組織と第二組織とを締結し、さらに第一組織と第二組織とが締結された状態の組織締結具を締結部位に留置することができる。
1,1A,1B 保持装置
2 挿入部
3 内筒部
4,4A 外筒部
5 伝達部
6,6B 連結棒
10 処置部
11 ジョー
12 第一部材
12a 第一連結部
13 第二部材
13a 第二連結部
14,14A,14B 指部材(第三部材)
15 リンク部
15B 第二リンク部
20 操作部
21 レバー
22 操作本体部
23 グリップ
30 組織締結具
31 第一片
32 第二片
40 クリップ装置
41 挿入体
42,43 ジョー
T1 第一組織
T2 第二組織

Claims (9)

  1. 一組織及び前記第一組織から離間して位置する第二組織を把持する第一部材及び第二部材と、
    前記第一部材及び前記第二部材に対して近接離間動作可能な第三部材と、
    前記第一部材を支持し、前記第一部材に対して近接と離間とが可能となるように前記第二部材を相対的に移動可能に支持し、前記第一部材に対して近接と離間とが可能となるように前記第三部材を相対的に移動可能に支持する支持部と、
    前記支持部に連結されて前記第一部材と前記第二部材と前記第三部材とが相対的に移動するように操作可能な操作部と、
    を備え
    前記第一部材と前記第二部材との間及び前記第一部材と前記第三部材との間に前記第一組織が配された状態で前記第一部材と前記第三部材とによって前記第一組織を把持可能であり、前記第一部材と前記第三部材とが前記第一組織を把持した状態で、前記第一部材と前記第二部材との間及び前記第二部材と前記第三部材との間に前記第二組織を配して前記第一組織と前記第二組織とが接するように前記第一組織および前記第二組織を前記第一部材と前記第二部材とによって把持可能である保持装置。
  2. 請求項1に記載の保持装置であって、
    前記第一部材と前記第二部材との間で前記第一組織と前記第二組織とを挟み込む第一片及び第二片を有し、体内に留置される組織締結具と、
    前記第一片が前記第一部材の外面において前記第二部材側に位置するように前記第一片と前記第一部材とを連結する第一連結部と、
    前記第二片が前記第二部材の外面において前記第一部材側に位置するように前記第二片と前記第二部材とを連結する第二連結部と、
    をさらに備える保持装置。
  3. 請求項2に記載の保持装置であって、
    前記操作部は、前記第一連結部に前記第一片が連結され且つ前記第二連結部に前記第二片が連結された連結状態と、前記第一連結部から前記第一片が離間し且つ前記第二連結部から前記第二片が離間した解放状態とを切り替える切替部を有する
    保持装置。
  4. 請求項1に記載の保持装置であって、
    前記第三部材は、前記第一部材及び前記第二部材が互いに近接または離間する方向と直交する方向において前記第一部材及び前記第二部材の位置から逸れた位置に配置される
    保持装置。
  5. 請求項1に記載の保持装置であって、
    前記第三部材は、前記第一部材に対して近接させると、前記第二部材に対して離間するように前記支持部に支持される
    保持装置。
  6. 請求項1に記載の保持装置であって、
    前記支持部は、
    前記第一部材に対する前記第二部材の移動方向が所定の一平面内の往復移動となるように前記第一部材と前記第二部材とを相対移動可能に支持する第一開閉部と、
    前記第一部材に対する前記第三部材の当接方向が前記一平面に交差する面に沿った方向となるように前記第三部材を前記第一部材に対して相対移動可能に支持する第二開閉部と、
    を有する保持装置。
  7. 請求項に記載の保持装置であって、前記第二開閉部は、前記第三部材を、前記第二部材に前記第三部材が隣接する位置と前記第一部材に前記第三部材が隣接する位置との間で往復移動させる保持装置。
  8. 請求項に記載の保持装置であって、
    前記支持部は、
    前記第一部材と前記第二部材とを支持する棒状の第一支持体と、
    前記第一支持体が内部に挿通される筒状に形成され前記第一支持体の中心線を回転中心として前記第一支持体に対して回転動作可能であり前記第三部材が固定された第二支持体と、
    を備え、
    前記第二開閉部は、前記第一支持体に対する前記第二支持体の回転動作によって、前記第一支持体の中心線を回転中心とする円周に沿って、前記第三部材を、前記第二部材に前記第三部材が隣接する位置と前記第一部材に前記第三部材が隣接する位置との間で往復移動させる保持装置。
  9. 請求項に記載の保持装置であって、前記第二開閉部は、前記第三部材を前記第一部材に対して直線移動させる保持装置。
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