JP5826958B1 - 内燃機関用ピストンリング - Google Patents
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Description
この露出したアルミニウム合金面は、衝突によりピストンリング側面と接触し、さらに摺動を繰り返すと、アルミニウム合金がピストンリング側面に凝着する現象である、アルミニウム凝着(以下、「アルミ凝着」と称する)が発生する。これは特に、燃焼室に最も近くに位置し、高温条件下に置かれるトップリングにおいて顕著である。
さらにまた、特許文献5には、硬質ナノ粒子を含有したポリシラザンをガラス化した被膜について記載されている。
また、特許文献4に記載されたDLC被膜は、260℃を超える高温条件下ではグラファイト化してしまい、また酸化雰囲気では酸化が進み、DLC被膜本来の特性を発揮して耐アルミ凝着性を維持することは困難である。
さらに、特許文献5に記載された被膜は、260℃を超える高温条件下では、シリカ転化に際して被膜内に残った有機物や、樹脂系粒子が酸化などの化学反応により被膜が劣化してしまい、十分な耐アルミ凝着性を維持できない場合があり、260℃を超える高温条件下、エンジン内の圧力が10MPaを超えるような高負荷条件下では、長期に亘って耐アルミ凝着性を維持できないおそれがある。
(1)ピストンリング用母材に耐アルミ凝着被膜が被覆された内燃機関用のピストンリングであって、前記耐アルミ凝着被膜は、前記ピストンリング用母材の上下側面の少なくとも一方に被覆された第1のセラミックスをマトリックスとして、該マトリックスを構成する第1のセラミックスよりも硬い第2のセラミックスを含有した、セラミックスのみからなる複合被膜であり、前記耐アルミ凝着被膜のビッカース硬さHVと前記耐アルミ凝着被膜の表面の算術平均粗さRa(μm)とが以下の式(A)を満たすことを特徴とする内燃機関用ピストンリング。
記
Ra<−8.7×10 -5 HV+0.39 (A)
記
h>−2.9×10-4HV+0.89 (B)
Ra<−8.7×10-5HV+0.39 (A)
発明者らは、様々な材料、ビッカース硬さ、表面粗さ、膜厚を有する耐アルミ凝着被膜12をピストンリング用母材11上に形成し、得られたピストンリング1の耐アルミニウム凝着性能、及びピストン材の摩耗量を評価した。その結果、耐アルミ凝着被膜12のビッカース硬さHVと表面の算術平均粗さRaが上記式(A)を満足する場合に、ピストン材の摩耗を抑制しつつ高い耐アルミニウム凝着性能を有することを見出した。これは、表面の算術平均粗さRaを耐アルミ凝着被膜12の硬さに応じた適切な値とすることにより、ピストンリング1とリング溝21の上面22と下面23とが接触する際に、それらの間の面圧を低減できるためと考えられる。
h>−2.9×10-4HV+0.89 (B)
発明者らは、上記式(A)の場合と同様に、耐アルミ凝着被膜12のビッカース硬さHVと膜厚hが上記式(B)を満足する場合にも、ピストン材の摩耗を抑制しつつ高い耐アルミニウム凝着性能を有することを見出した。これは、膜厚hを耐アルミ凝着被膜12の硬さに応じた適切な値とすることにより、耐アルミ凝着被膜12が摩滅することなくピストン材の摩耗を抑制できるためと考えられる。
以下、本発明の実施例について説明する。
低クロム鋼からなるピストンリング母材の上下側面に、表1に示す材料、材料の硬さ、硬質材料の含有量、被膜の表面粗さ、膜厚を有する被膜を形成した。尚、表2における発明例33及び34は、表1における発明例19及び20とそれぞれ同一であり、表3における発明例42は、表1における発明例24と同一である。
発明例1〜46と比較例5については、セラミックス微粒子や気化したセラミックス微粒子を直接表面に積層させる既知の様々な方法より被膜を形成してピストンリングを作製した。また、発明例1〜46において、第1のセラミックスからなるマトリックスに含有する第2のセラミックスである硬質材料は、微細粒子状のものであり、粒径は表1に示したとおりである。一方、比較例1、2及び6については、後述する各組成に調整した塗料をスプレーコーティングにより被膜を形成してピストンリングを作製した。また、比較例3については、無電解めっき法により被膜を形成してピストンリングを作製した。さらに、比較例4については、PVD法により被膜を形成してピストンリングを作製した。比較例6に関しては、硬質ナノ粒子(第2のセラミックス)として発明例28と同じ材料を用いて、特許文献5の発明例1と同様の方法により、ポリシラザン由来のシリカを第1のセラミックスとする以外は、発明例28と同様のピストンリングを作製した。
尚、比較例1の樹脂被膜Aは、MoS2粉末(平均粒径2μm)を5質量%、グラファイト粉末(平均粒径2μm)を5質量%含有するポリイミド樹脂被膜である。さらに、比較例2の樹脂被膜Bは、Al2O3粉末(平均粒径0.5μm)を10質量%含有するポリイミド樹脂被膜である。
◎:初期膜厚に対し、80%以上が残存
○:初期膜厚に対し、40%以上80%未満が残存
△:初期膜厚に対し、40%未満が残存
×:被膜なし
◎:アルミ凝着の発生なし
○:アルミ凝着が発生しているが極めて軽微
×:アルミ凝着が発生している
◎:0.5μm未満
○:0.5μm以上1.0μm未満
△:1.0μm以上3.0μm未満
×:3.0μm以上
◎:優良
○:良好
△:比較的良好
×:悪い
ここで、総合評価は、被膜残存量、耐アルミ凝着性能及びピストン材の摩耗量の全ての評価が◎の場合には◎、被膜残存量、耐アルミ凝着性能及びピストン材の摩耗量の評価のいずれか1つが△あるいは○の場合には○、評価のうち1つでも×の場合には×とし、それ以外は△とした。
表1に示すように、発明例1〜46のピストンリングの全てについて、アルミ凝着が発生しなかった。また、発明例10、23、37及び41を除く発明例については、被膜残存量が初期膜厚に対し80%以上と極めて多かった。一方、比較例1及び2については、試験後に被膜が全く残っておらず、アルミ凝着が発生していた。また、比較例3及び6については、比較例1及び2と同様、試験後に被膜が全く残っておらず、アルミ凝着が発生していたが、ごく軽微なものであった。さらに、比較例4については、被膜残存量が多く、アルミ凝着は発生しなかった。さらにまた、比較例5については、被膜残存量があったが、発明例1〜9等ほどではなく、アルミ凝着は発生しなかった。
表1に示すように、発明例16、22、23、28、32、36、37及び41を除く発明例については、ピストン摩耗量は0.5μm未満で極めて少なかった。硬質材料の含有量が比較的多い発明例16については、摩耗量が1.0μm以上3.0μm未満とやや多かった。また、耐アルミ凝着被膜(複合被膜)のビッカース硬さに対して表面粗さが大きかった発明例22、32及び36についても、摩耗量が1.0μm以上3.0μm未満とやや多かった。同様に、アルミ凝着被膜の膜厚が小さかった発明例23、37及び41についても、摩耗量が1.0μm以上3.0μm未満とやや多かった。
一方、比較例1及び2については、摩耗量が3μm以上と多かった。また、比較例3については、摩耗量はやや少なかったものの、比較例4については、摩耗量は多かった。さらに、比較例5及び6については、ピストン材の摩耗量は少ないものの、発明例1〜15等ほどではなかった。
発明例1〜46の全てに対して、優良又は比較的良好の評価が与えられた。特に、耐アルミ凝着被膜のマトリックスがチタニア、イットリア、マグネシア、アルミナからなる群から選ばれる少なくとも一種からなるセラミックスの被膜に、マトリックスよりも硬いセラミックスであるアルミナ、ジルコニア、シリカ、クロミア、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、炭化ケイ素からなる群から選ばれる少なくとも一種を5重量%以上40重量%を含有した被膜であって、式(A)あるいは式(B)を満足した場合の全てについて、優良の評価が与えられ、すなわち、被膜の自己摩耗とピストン材の摩耗を抑制しつつ、高い耐アルミ凝着性能を有するピストンリングが得られたことが分かる。
これに対して、樹脂被膜が設けられた比較例1及び2については、耐アルミ凝着性能及びピストン材摩耗量の双方について劣っていた。また、ニッケル被膜が設けられた比較例3及びDLC被膜が設けられた比較例4については、耐アルミ凝着性能は良好あるいは優良であったが、ピストン材摩耗特性はやや劣っていた。さらに、比較例5については、高い耐アルミニウム凝着性能を示した。また、ピストン材の摩耗量も少なかったが、発明例1〜9等ほどではなかった。
また、加速試験として700℃下に5日間曝した発明例28と比較例6について同様の評価を行ったところ、比較例6は、耐アルミニウム凝着性能の劣化とともに部分的に被膜の欠落が確認されたが、発明例28は良好な結果となった。アルキメデス法により、それぞれの被膜の空隙率を正確に調べたところ、比較例6は、5〜14%(10点測定の平均10%)、発明例28は、0.1〜6%(10点測定の平均0.6%)であった。他の発明例の空隙率は、0〜6%(各発明例10点測定の平均0.4%)となり、加速試験を行っても被膜の欠落は確認されなかった。このように、空隙率を6%以下にすることにより、長期間における被膜の欠落を抑制できることが分かった。
11 ピストンリング用母材
11a ピストンリング用母材の上側側面
11b ピストンリング用母材の下側側面
12 耐アルミ凝着被膜
20 ピストン
21 ピストンリング溝
22 ピストンリング溝の上面
23 ピストンリング溝の下面
24 シリンダ
30 エンジン模擬試験装置
31 ヒーター
32 ピストン材
34 温度コントローラー
35 熱電対
Claims (9)
- ピストンリング用母材に耐アルミ凝着被膜が被覆された内燃機関用のピストンリングであって、前記耐アルミ凝着被膜は、前記ピストンリング用母材の上下側面の少なくとも一方に被覆された第1のセラミックスをマトリックスとして、該マトリックスを構成する第1のセラミックスよりも硬い第2のセラミックスを含有した、セラミックスのみからなる複合被膜であり、
前記耐アルミ凝着被膜のビッカース硬さHVと前記耐アルミ凝着被膜の表面の算術平均粗さRa(μm)とが以下の式(A)を満たすことを特徴とする内燃機関用ピストンリング。
記
Ra<−8.7×10 -5 HV+0.39 (A) - 前記耐アルミ凝着被膜のビッカース硬さHVと前記耐アルミ凝着被膜の厚みh(μm)とが以下の式(B)を満たす、請求項1に記載の内燃機関用ピストンリング。
記
h>−2.9×10-4HV+0.89 (B) - 前記アルミ凝着被膜は、その厚み方向の断面において、前記第1のセラミックスからなる層と前記第2のセラミックスからなる層とが互いに重なり合う組織を有する、請求項1または2に記載の内燃機関用ピストンリング。
- 前記第1のセラミックスのビッカース硬さHVが、500以上1300以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関用ピストンリング。
- 前記第2のセラミックスのビッカース硬さHVが、1000以上2500以下である請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関用ピストンリング。
- 前記第2のセラミックスの含有量が、被膜全体に対して5重量%以上40重量%以下である請求項1〜5のいずれか一項に記載の内燃機関用ピストンリング。
- 前記耐アルミ凝着被膜の表面の算術平均粗さが0.3μm以下である請求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関用ピストンリング。
- 前記耐アルミ凝着被膜の厚さが1μm以上20μm以下である請求項1〜7のいずれか一項に記載の内燃機関用ピストンリング。
- 前記第1のセラミックスは、チタニア、イットリア、マグネシア、アルミナからなる群から選ばれる少なくとも一種からなり、前記第2のセラミックスは、アルミナ、ジルコニア、シリカ、クロミア、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、炭化ケイ素からなる群から選ばれる少なくとも一種からなる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の内燃機関用ピストンリング。
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