JP5824227B2 - 包装用容器及びブランクシート - Google Patents
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Description
本発明にかかる包装用容器は、
心材に巻回された包装媒体を収納する容器本体と、前記容器本体の開口部を被包する容器蓋と、前記容器本体の底面板に設けられ前記包装媒体を切断する切断刃と、を有し、前記容器蓋は、前記容器本体の一頂縁に連接し、前記一頂縁を軸として前記容器本体に対して回動可能な構造の包装用容器であって、
前記容器蓋は、前記包装用容器の開封部となる開封片と切取線を介して連接し、前記開封片により前記容器本体の前面板の玉抜部と接着しており、
前記開封片は、曲線形状と直線形状とで構成する切り込みが施されており、前記曲線形状は、一方の端部が前記切取線側に位置し、他方の端部が前記切断刃側に位置し、両端部の間に存在する湾曲した部分が前記開封片の開封を開始する側とは反対側に位置するように施されており、前記直線形状は、一方の端部が前記曲線形状の前記他方の端部と接続し、他方の端部が前記開封片の開封を開始する側に位置するように施されており、
前記切り込みが施された内側の領域が少なくとも前記玉抜部と接着剤を介して接着されていることを特徴とする。
本発明にかかるブランクシートは、
上記記載の包装用容器の構造を形成するためのブランクシートであることを特徴とする。
まず、図1、図3(a)を参照しながら、本実施形態の包装用容器1の概要について説明する。図1は、本実施形態の包装用容器1の外観を示す図であり、図3(a)は、切り込み31の構成例を示す図である。
まず、図1を参照しながら、本実施形態の包装用容器1の構成例について説明する。図1は、本実施形態の包装用容器1の外観斜視図であり、開封のために開封片5の一部が切り離された状態を示している。
次に、図4を参照しながら、本実施形態の包装用容器1の概略展開図について説明する。なお、図4は、図1に示す包装用容器1を展開したものであり、包装用容器1の表面側の構成例を示す。
容器本体2の部分は、本体前面板11と、本体底面板12と、本体後面板13と、が順次、折線a、bを介して連接している。本実施形態の包装用容器1は、本体底面板12の表面に切断刃8が設けられており、その切断刃8は、本体前面板11から1〜2mm程度だけ前方に突出して設けられるため、図4に示す折線aは、切断刃8により覆われている。また、本体前面板11の表面に玉抜部30,30aが設けられている。本体前面板11の両端の玉抜部30aは、楕円形状で構成し、その他の玉抜部30は、円形状で構成する。
容器蓋3の部分は、蓋体蓋板21が本体後面板13に折線iを介して連接している。
次に、図4、図5を参照しながら、図4に示す板紙製のブランクシートを組み立てて、図1に示すような包装用容器1を構成するまでの製造工程について説明する。図5は、包装用容器1を構成する際の製造工程を説明するための図である。なお、以下に説明する製造工程は一例であり、本実施形態の包装用容器1を構成することが可能であれば、当業者が適宜修正、変更を加え、様々な製造工程を適用することが可能であることは言うまでもない。
このように、本実施形態の包装用容器1は、図3(a)に示す曲線形状310と直線形状311とで構成する切り込み31が開封片5に施されており、その切り込み31が施された内側の領域が少なくとも玉抜部30と接着剤を介して接着されているため、開封片5の先端に意図しない力が加わった場合でも玉抜部30が層間剥離しないようにすることができる。その結果、開封片5の先端に意図しない力が加わった場合でも開封片5が玉抜部30と剥がれることがないため、開封片5を開封させないようにすることができる。
次に、第2の実施形態について説明する。
2 容器本体
3 容器蓋
4 切取線
5 開封片
6 掩蓋片
8 切断刃
11 本体前面板
12 本体底面板
13 本体後面板
14、14' 第1の折込片
15、15' 本体側面板
16、16' 第2の折込片
17、17' 第3の折込片
21 蓋体蓋板
30、30a 玉抜部
31、41 切り込み
310、410 曲線形状
311、411、412 直線形状
R 包装媒体
Claims (4)
- 心材に巻回された包装媒体を収納する容器本体と、前記容器本体の開口部を被包する容器蓋と、前記容器本体の底面板に設けられ前記包装媒体を切断する切断刃と、を有し、前記容器蓋は、前記容器本体の一頂縁に連接し、前記一頂縁を軸として前記容器本体に対して回動可能な構造の包装用容器であって、
前記容器蓋は、前記包装用容器の開封部となる開封片と切取線を介して連接し、前記開封片により前記容器本体の前面板の表面に円形状や楕円形状のハーフカットが施されて構成する玉抜部と接着しており、前記開封片を前記切取線に沿って切り離すと、前記玉抜部の部分が前記前面板から層間剥離し、該層間剥離した前記玉抜部が前記開封片に接着した状態で前記開封片を前記前面板から剥がすことになり、
前記開封片は、曲線形状と直線形状とで構成する切り込みが施されており、前記曲線形状は、一方の端部が前記切取線側に位置し、他方の端部が前記切断刃側に位置し、両端部の間に存在する湾曲した部分が前記開封片の開封を開始する側とは反対側に位置するように施されており、前記直線形状は、一方の端部が前記曲線形状の前記他方の端部と接続し、他方の端部が前記開封片の開封を開始する側に位置するように施されており、
前記切り込みが施された内側の領域が少なくとも前記玉抜部と接着剤を介して接着されていることを特徴とする包装用容器。 - 前記直線形状の他方の端部は、前記曲線形状の一方の端部から前記開封片に沿って水平に伸ばした第1の水平線と、前記曲線形状の他方の端部から前記開封片に沿って水平に伸ばした第2の水平線と、の間に位置することを特徴とする、請求項1記載の包装用容器。
- 心材に巻回された包装媒体を収納する容器本体と、前記容器本体の開口部を被包する容器蓋と、前記容器本体の底面板に設けられ前記包装媒体を切断する切断刃と、を有し、前記容器蓋は、前記容器本体の一頂縁に連接し、前記一頂縁を軸として前記容器本体に対して回動可能な構造の包装用容器であって、
前記容器蓋は、前記包装用容器の開封部となる開封片と切取線を介して連接し、前記開封片により前記容器本体の前面板の表面に円形状や楕円形状のハーフカットが施されて構成する玉抜部と接着しており、前記開封片を前記切取線に沿って切り離すと、前記玉抜部の部分が前記前面板から層間剥離し、該層間剥離した前記玉抜部が前記開封片に接着した状態で前記開封片を前記前面板から剥がすことになり、
前記開封片は、曲線形状と第1の直線形状と第2の直線形状とで構成する切り込みが施されており、前記曲線形状は、一方の端部が前記切取線側に位置し、他方の端部が前記切断刃側に位置し、両端部の間に存在する湾曲した部分が前記開封片の開封を開始する側とは反対側に位置するように施されており、前記第1の直線形状は、一方の端部が前記曲線形状の前記他方の端部と接続し、他方の端部が前記曲線形状の前記他方の端部から前記開封片に沿って水平に伸ばした第2の水平線上に位置するように施されており、前記第2の直線形状は、一方の端部が前記第1の直線形状の前記他方の端部と接続し、他方の端部が前記曲線形状の一方の端部から前記開封片に沿って水平に伸ばした第1の水平線と前記第2の水平線との間に位置するように施されており、
前記切り込みが施された内側の領域が少なくとも前記玉抜部と接着剤を介して接着されていることを特徴とする包装用容器。 - 請求項1から請求項3の何れかの請求項に記載の包装用容器の構造を形成するためのブランクシート。
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