JP2018531188A6 - インサートを含む再密封可能な容器および製造方法 - Google Patents

インサートを含む再密封可能な容器および製造方法 Download PDF

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方法は、外部表面および内部表面をもつ内側ライナーを切断して、内側パッケージの開口部を形成することを含む。最初に、インサートは、内側ライナーの外部表面に取り付けられる。その後に、再密封可能なラベルは、インサートの部分と内側ライナーの外部表面の部分の両方にわたって取り付けられる。再密封可能なラベルの内部表面は、密封領域および非密封領域をもち、非密封領域のみがインサート上に配置される。消費財の束は、消費財を内側ライナーで包装することによって形成される。容器は、消費財の束の周りに形成され、その結果、インサートは、内側ライナーと容器との間に位置付けられる。そのような方法を用いて形成された容器がまた開示される。
【選択図】図1

Description

アクセス可能なインサートを含む再密封可能な容器およびその容器を製造するための方法が開示される。この容器には、紙巻たばこなどの細長い喫煙物品のための容器としての特定の用途がある。
連通の手段としてインサートを使用することが、産業分野において一般的である。
WO 2015/011621は、インサートを含む再密封可能なパックを示すが、そのインサートは、リッド上にオフセットシールを反映する形状(その上部において)をもつ。インサートの反映した部分は、それによってインサートとのアクセスをもたらすタブを提供する。そのような構成は、容器および容器を抜本的に変更するための方法を要求するであろう。
WO 2015/045070は、内側ライナーに容器の前部壁にポケットを形成してインサートを保持するための前部壁にわたるフィンシールを提供する。ポケットは、インサートの寸法を著しく制限する。
上述の容器、同様に一般的に利用される再密封可能な容器および特に、自動的に再密封可能な容器に関して、インサートの使用は、インサートのような追加的な構成要素にアクセスするための利用できる空間がないので実行可能でない。
本発明の1つの目的は、外側リッドを開くことおよびインサートへのアクセスに基づいて、内側にシールされたパッケージの自動的な開封および再密封の両方を可能とする容器を提供することである。本発明の別の目的は、こうした容器を作製する方法である。
本発明の一態様において、容器が説明される。容器は、ボックスおよびボックスにヒンジ止めされるリッドを備えるハウジングを備える。リッドは内部表面および外部表面を有する。容器は、少なくとも部分的にハウジング内に配置され、かつ消費財を収容するための内部容積を少なくとも部分的に画定する、内側パッケージも備える。内側パッケージは、外部表面および内部表面をもち、その内部表面は、ボックスの内部表面と接触する。容器は、ハウジングのリッドが開閉されるときに内側パッケージを開閉するように構成された再密封可能なラベルも備える。再密封可能なラベルは、外部表面および内部表面をもち、その内部表面は、密封領域および非密封領域を備える。容器は、ボックスの内部表面と内側パッケージの外部表面との間に位置付けられたインサートも備える。インサートの少なくとも一部分は、再密封可能なラベルの内部表面の非密封領域と接触する。
本発明の他の態様では、方法は、外部表面および内部表面をもつ内側ライナーを切断して、内側パッケージの開口部を形成することを含む。インサートは、内側ライナーの外部表面に取り付けられる。再密封可能なラベルは、インサートの部分と内側ライナーの外部表面の部分の両方にわたって取り付けられる。再密封可能なラベルの内部表面は、密封領域および非密封領域をもち、非密封領域のみがインサート上に配置される。消費財の束は、消費財を内側ライナーで包装することによって形成される。容器は、消費財の束の周りに形成され、その結果、インサートは、内側ライナーと容器との間に位置付けられる。
本発明の様々な態様は、現時点で入手可能であるかまたはこれまでに説明されている容器および方法に対して1つ以上の利点を提供しうる。例えば、本容器は、本発明の時点までは組み合わせることができなかった、自動的に再密封可能な特徴をインサートの使用と組み合わせる。さらに、インサートが少なくとも部分的にラベルの下側にあることを許容することにより、インサートのための追加的な空間が、部分的重複のないインサートと比較して利用できるようになる。このことは特に、自動的に再密封可能なパックに関して重要であり、ここにおいて、ラベルの下部端は、リッドの内側に取り付けられる。このことは、ラベルの外側にインサートを配置することを抑制し、他の点では、ラベルとリッドの接続を妨げるであろう。有利には、追加的な空間は、インサートへのアクセスを容易にするために用いられうる。さらに、追加的な連通空間が利用できる。さらに、本容器は、2つの特徴の組み合わせを可能とするが、内側の特徴の自動的閉じ込めの適切な機能性を損失しない。さらに、本明細書で開示される方法は、標準的な密封包装プロセス装置およびほとんどまたは全く変更されないプロセスを用いて行われ、それにより、製造の複雑さまたは費用が増大せず、インサートをもつ機能的に再密封可能な容器を提供することができる。
発明は、例えば細長い喫煙物品など、消費財用の任意の適切な容器に適用できる。消費財(例えば、細長い喫煙物品)を、折り畳まれた層状ブランクから形成された容器内に包装することが知られている。例えば、紙巻たばこおよび葉巻たばこなどの細長い喫煙物品は一般に、喫煙物品を収容するボックスと、容器の後部壁を横切って延びるヒンジ線でボックスに連結されたリッドとを有する、ヒンジリッドパック入りで販売される。
容器は、消費財を収容するために任意の適切な形状をとりうる。例えば、既に言及した通り、容器は、消費財を収容するボックスに連結される1つ以上のヒンジ式リッドをもつ、ヒンジリッド容器として描写されうるハウジングを備えうる。1つ以上の実施形態で、容器は、外側シェル内に取り付けられた消費財を収容するための内側スライドを持つ、スライド・アンド・シェル容器としうる。容器がスライド・アンド・シェル容器である場合、外側シェルまたは内側スライドは1つ以上のヒンジリッドを含みうる。容器は、厚紙、ボール紙、プラスチック、金属、その他の材料またはその組み合わせを含むがこれに限定されない、任意の適切な材料から形成しうる。厚紙の重さは、約100グラム/平方メートル〜約350グラム/平方メートルとしうる。
本明細書に記載された容器は一般に、ハウジングと同一または類似した形状を持つことになる。そのため、本発明によるハウジングは、長手方向の直角の端および横断方向の直角の端をもつ直方体の形状とすることができる。別の方法として、ハウジングは1つ以上の長手方向の丸み付きの端、横断する丸み付きの端、長手方向の面取りした端または横断する面取りした端、その他のタイプの端、またはその組み合わせを備えうる。例えば、本発明によるハウジングは以下の特徴のうちの1つ以上を含んでもよいが、これに限定されない。
・前部壁および後部壁のうちの少なくとも1つの上の1つまたは2つの長手方向の丸みのあるまたは面取りした端。
・前部壁および後部壁のうちの少なくとも1つの上の1つまたは2つの横断方向の丸みのあるまたは面取りした端。
・前部壁の1つの長手方向の丸み付きの端および1つの長手方向の面取りした端、または後部壁の1つの横断方向の丸み付きの端および1つの横断方向の面取りした端。
・前部壁の1つの長手方向の丸み付きの端および1つの長手方向の面取りした端、および後部壁の1つの横断方向の丸み付きの端および1つの横断方向の面取りした端。
・前部壁の1つまたは2つの横断する丸み付きの端または面取りした端、および前部壁の1つまたは2つの長手方向の丸み付きの端または面取りした端。
・第一の側壁の2つの長手方向の丸み付きまたは面取りした端、または第二の側壁の2つの横断方向の丸み付きまたは面取りした端。
ハウジングが1つ以上の丸み付きの端を備える場合、ハウジングを形成するブランクは、組み立てられた容器内でそれぞれの丸み付きの端を形成する3、4、5、6または7本の横罫線または縦罫線を含むことが好ましい。横罫線または縦罫線はハウジングの内側、またはハウジングの外側のいずれかとしうる。横罫線または縦罫線は互いに約0.3mm〜4mmの間隔をもつことが好ましい。
縦罫線または横罫線の間隔は、層状ブランクの厚さの関数であることが好ましい。縦罫線または横罫線の間隔は、層状ブランクの厚さの約0.5〜約4倍であることが好ましい。
ハウジングが1つ以上の面取りした端を含む場合、面取りした端の幅は約1mm〜約10mmであることが好ましく、約2mm〜約6mmであることが好ましい。1つ以上の実施形態において、ハウジングは、2つの明確な面取りが容器の端の上に形成されるように間隔を置いた、3本の平行な縦罫線または横罫線によって形成された二重面取りを備えてもよい。ハウジングが面取りした端を備える場合、面取りは、容器を形成する層状ブランクにある2本の平行な縦罫線または横罫線によって形成されることが好ましい。縦罫線または横罫線は、第一の壁と第二の壁の間の端に対して対称的に配置しうる。別の方法として、縦罫線または横罫線は、面取りが容器の第二の壁内よりもハウジングの第一の壁内に深く達するように、第一の壁と第二の壁の間の端に対して非対称的に配置しうる。
別の方法として、ハウジングは、例えば多角形(三角形または六角形など)、または楕円形、半楕円形、円形または半円形といった、非長方形の横断断面を持ちうる。
本発明による容器は、例えば、紙巻たばこ、葉巻たばこまたはシガリロなど、細長い喫煙物品用のパックとしての特定用途がある。その他の実施形態において、消費財は、たばこを加熱するが燃焼しない物品などのエアロゾル発生物品であってもよい。当然のことながら、その寸法を適切に選択することにより、本発明による容器は、異なる数の従来サイズ、キングサイズ、スーパーキングサイズ、スリムまたはスーパースリムの紙巻たばこ用に設計しうる。その寸法の適切な選択によって、本発明による容器またはハウジングは、異なる合計数の喫煙物品、または異なる配置の喫煙物品を保持するよう設計しうる。例えば、その寸法の適切な選択によって、本発明による容器またはハウジングは、合計10〜30の喫煙物品を保持するよう設計しうる。
喫煙物品の束を収容するだけでなく、容器はさらに、例えば、マッチ、ライター、消火手段、口臭フレッシュまたは電子装置などのその他の消費財を含みうる。その他の消費財は、容器の外側に取り付けられてもよく、容器の中に喫煙物品とともに、容器の別の区画内に収容されてもよく、またはその任意の組み合わせであってもよい。
開示される容器はハウジングを備える。ハウジングは内部表面および外部表面を有する。ハウジングはまた、後方壁、前部壁および2つの側壁を有する。ハウジングはリッドおよびボックスを備える。
ハウジングのリッドはボックスにヒンジ止めされ、開位置と閉位置の間で操作されるように適合される。開位置では、消費者はハウジング内に配置された消費財にアクセスできる。リッドは、ハウジングの後方壁または後方壁の上部端を横切って延びるヒンジ線に沿って、ボックスにヒンジ止めされる。ヒンジ線は、例えば、ハウジングの後部壁を形成するパネル内の折り目または横罫線としうる。リッドおよびボックスはさらに、開封線によって画定される。開封線は、リッドとボックスの間の線引きを意味し、これはヒンジ線の一方の端から始まり、ハウジングの右側、ハウジングの正面、次にハウジングの左側、またはその逆の順で横断し、ヒンジ線の他方の端で終わる。
ボックスは、ボックス前部壁、ボックス左側壁、ボックス右側壁、ボックス後部壁およびボックス下部壁を含むことが好ましい。ボックスは内部表面および外部表面を有する。ボックスの前部壁は、閉じているときリッドの下部端に対応する上部端をもつ。
リッドは、リッド前部壁、リッド左側壁、リッド右側壁、リッド後部壁およびリッド上部壁を含むことが好ましい。リッドは内部表面および外部表面を有する。リッドの前部壁はまた、下部端をもつ。
容器はまた内側パッケージを備える。内側パッケージは、容器のハウジング内に少なくとも部分的に配置される。内側パッケージは消費財を収容するように構成することができる。例示的な消費財は、細長い喫煙物品などの喫煙物品を含むことができる。特定の例示的細長い喫煙物品は、例えば、紙巻たばこ、葉巻たばこ、シガリロ、たばこを加熱するが燃焼しないエアロゾル発生物品などの消費財、またはそれらの組合せを含むことができる。
内側パッケージは、任意の適切な材料、例えば高分子材料、金属箔、その他の材料、またはその組み合わせで作製されうる。内側パッケージは、ポリエチレンフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリ乳酸(PLA)フィルム、またはそのいくつかの組み合わせなどの高分子材料を含むことが好ましい。内側パッケージは、少なくともその周囲に取り付けられる第一の層および第二の層を含むことができ、内部容積をもつパッケージを形成することが好ましい。
内側パッケージは、アクセス開口部を含み、それにより内側パッケージが開いた時に内部に収容された消費財とのアクセスが可能となる。内側パッケージのフラップは、容器およびフラップが閉位置にある時にアクセス開口部を覆う。容器およびフラップが開位置にある時に、アクセス開口部は少なくとも部分的に覆われない。アクセス開口部は、例えば、製造時に切って作られうる。フラップは、フラップが開いた時に少なくとも2つの変向点をもつS字形状の曲線を形成することが好ましい。
内側パッケージはまた、フラップを備える。多層内側パッケージの第一の層は、フラップを備えることが好ましい。1つ以上の接着剤領域を備える再密封可能なラベルを用いて、フラップをリッドの内部表面へ取り付けることができる。
再密封可能なラベルは、フラップをリッドの内部表面に取り付けるように、ならびに内側パッケージを再密封するように構成されうる。そのような一実施形態では、リッドおよび内側パッケージを開けた時に、フラップおよびフラップに取り付けられた第二の層の部分、密封領域は、それぞれ第一および第二の切れ目に沿って相互に分離し、アクセス開口部を露出する。例えば、機械的留め具、接着剤、熱接着または超音波接着である、任意の適切な技術を利用して、再密封可能なラベルをリッドに取り付けてもよい。再密封可能なラベルは、接着剤、より好ましくは耐久的な接着剤を用いてリッドに取り付けられうることが好ましい。再密封可能なラベルを介するフラップは、容器のフラップおよびリッドが閉位置にある時に、第二の層に再取り付けされるように構成されうる。
上述したように、有利には、追加的な空間は、インサートへのアクセスを容易にするために用いられうる。さらに、追加的な連通空間が利用できる。再密封可能なラベルは、消費財に個別にアクセスするために内側パッケージを繰り返し開閉できるようにする。再密封可能なラベルは、少なくとも内側パッケージ内の消費財の個数と同じ回数だけフラップを再び取り付けるための十分な接着を提供することが好ましい。再密封可能なラベルは、パッケージが空になるまで、消費者が内側パッケージを開封および再密封できるようにすることが好ましい。
再密封可能なラベルは、内部表面と外部表面を有する。再密封可能なラベルの外部表面は、ラベルおよび内側パッケージのフラップをリッドの前部壁の内部表面に恒久的に取り付けるように構成されうる。
再密封可能なラベルの内部表面は、少なくとも密封領域と非密封領域とを備えることができる。密封領域は、リッドの開位置と閉位置との間の動きと同時に、フラップおよび内側パッケージのアクセス開口部を同時に開位置と閉位置との間で動かすようにすることができる。閉位置では、フラップおよびラベルは、内側パッケージのアクセス開口部を覆い、密封領域の再密封可能な接着によって内側パッケージに再密封可能に取り付けられる。開位置では、フラップおよびラベルは、内側パッケージから少なくとも部分的に分離され、内側パッケージのアクセス開口部は、少なくとも部分的に覆われず、または開いている。ラベルの密封領域は、接着剤を利用することができ、例えば、感圧接着剤を利用できることが好ましい。ラベルの内部表面の非密封領域は、再密封可能なラベル上に位置付けられ、その結果、それはリッドに取り付けられた時にリッドの下部端に向かうように位置付けられうる。非密封領域は、接着剤領域をより容易に開放できるようにすることができる。非密封領域は接着剤を含むことができるが、こうした接着剤が内側パッケージの密封には貢献しないことに留意されたい。そのような一実施形態における接着剤は、インサートをラベルに取り付けるために用いられることが好ましく、その結果、ラベルを開けることによりインサートが容器から離れるように引っ張られる。
容器はまたインサートを備える。インサートは連通のために利用されうる。インサートは、任意の適切な材料を含むことができ、またはそれらから作られうる。例えば、インサートは厚紙、板紙、紙、プラスチック、金属、またはそれらの組み合わせを含むことができる。インサートの上に、例えば、任意の公知の印刷技法を使用して印刷することができる。インサートは、利用できる連通空間を増加するために折り曲げることができる。インサートを、長手方向、または横断方向、または長手方向と横断方向との両方に折り曲げることができる。インサートの少なくとも1つの寸法(全体であってもまたは折り曲げたものであっても)、例えば、インサートの高さは、ボックスの前部壁の高さより小さくすることができることが好ましい。インサートの長さは、前部壁の長さの最も長い長手方向の長さとアクセス領域の面積における前部壁の長さとの間であることが好ましい。そのような構成により、インサートの最大長さの使用が可能となる。インサートのその他の寸法(全体であってもまたは折り曲げたものであっても)、例えば、インサートの幅は、ボックスの前部の幅より小さくすることができることが好ましい。インサートを、1回、2回、またはそれより多い回数折り曲げる能力のために、インサートの全体的な表面積をボックスの前部壁より大きくすることができる。
インサートは、ボックスの前部壁の内部表面と内側パッケージの前部壁の外部表面との間に位置付けられる。インサートの少なくとも一部分は、再密封可能なラベルの内部表面の非密封領域と接触する。インサートは、内側パッケージの外部表面に貼り付けられる必要はなくてもよい。このことは、任意の適切な技法(例えば、機械的取り付け、接着剤、熱的接合、超音波接合、マイクロ吸引特徴の利用、またはそれらの任意の組合せ)を使用して達成することができる。インサートは、接着剤、マイクロ吸引特徴、またはいくつかのそれらの組合せを用いて内側パッケージの外部表面に貼り付けられることが好ましい。
容器はまた、ボックス内に配置された任意の内側フレームを備えうる。内側フレームは、ボックスの前部壁内部に配置されうる。別の方法として、内側フレームは内側ライナー内に配置されてもよい。有利なことに、ボックスの前部壁に隣接して提供される大きな表面積を有する内側フレームは、容器の構造的強度を増大する。これは、容器が完全に充填されていない時のその後の使用に特に有利である。容器はまた、任意で内側ライナーを含みうる。内側ライナーは消費財を包装しうる。内側ライナーおよび消費財は、集合的に内側パッケージと呼ばれうる。リッドおよび少なくとも1つの側壁を含むカートンは、本明細書に記述される複数の容器を収容することができる。
容器を製造するための方法がまた本明細書において開示される。上述したように、有利には、ラベルが少なくとも部分的にインサートの上を覆う構造では、インサートのための追加的な空間が、重複のないインサートと比較して利用できるようになる。特に、ラベルの下部端がリッドの内側に取り付けられるので、インサートはラベルの上にあることはない。他の点では、このことはラベルとリッドの接続を妨げる。しかし、ラベルが変換器において内側ライナーにあらかじめ取り付けられ、容器の製造の間にボビン上に提供される現在市場で入手可能なものと同様の容器において、このことはラベルの下にあるインサートの取り付けを複雑にする。
開示される方法は、消費財の束のパッケージを形成するための、およびその周りに容器を形成するための任意のプロセスと結合して利用されうる。例えば、開示される方法は、標準的な密封包装プロセス、そのようなプロセスを実行する装置およびシステムを用いて利用されうる。いくつかの実施形態では、開示される方法は、一方がインサートを内側パッケージに取り付け、他方がインサート組み合わせに対して再密封可能なラベルを内側パッケージに取り付ける2つのラベラーを利用することができる。
開示される方法は、種々の順序で実行されうる種々の工程を含むことができ、その他の工程を含んでいても含まなくてもよい。種々の工程は、輸送ベルトまたは輸送システムに従って相互に作用する物品の輸送と同時に、輸送前に、または輸送後に達成されうる。種々の工程はまた、開示される方法を実行するための輸送システムに従う物品の電子装置またはロボット制御によって、またはそれと結合して達成されうる。その他の公知な制御および移動のプロセスがまた、本明細書で説明される特定の工程と結合して利用されうる。本明細書で開示される任意の工程は、単一の装置上で、またはその工程を実行するために互いに作用するように構成された1つ以上の装置のシステムを用いて達成されうる。
いくつかの例示的方法において、1つの工程は、最終的には折り曲げられて内側パッケージを形成して開口部を形成する内側ライナーを切断することを含む。例示的方法はまた、内側ライナー材料の連続的なロールから内側ライナーを切断する工程を含んでもよい。これらの2つの切断工程(ならびに他の工程)は、同時にまたは異なる時に行われてもよい。内側ライナーを切断するために、任意の適切な技法または技法の組み合わせが利用されうる。例えば、内側ライナーまたは内側ライナーの連続的なロール(またはその両方)を切断する工程は、例えば、回転ホイールに取り付けられた1つ以上の刃をもつ回転ホイールの使用、ダイ打ち抜きツール(複数可)または、その他の適切な切断装置、分離装置、もしくは切断装置と分離装置の両方の使用により実行されうる。
いくつかの例示的方法はまた、内側ライナーを打ち出す工程を含みうる。この工程は、内側ライナーを切断する前に、後に、またはその両方において達成されうる。内側ライナーを打ち出す工程は、消費財の周りに内側パッケージを形成するのに利用される折り目線を提供するために利用されうる。打ち出すことはまた、再密封可能なラベルの開ける力および閉じる力を改善しうる、または制御しうるパターンを形成するように設計されてもよい。そのような工程が行われる場合、内側ライナーを打ち出すために、任意の適切な技法または技法の組み合わせが利用されうる。
いくつかの例示的方法では、インサートは、内側ライナーの外部表面上に取り付けられる。この工程は、内側ライナーが切断されて開口部を形成する前に、または形成した後に達成されうる。この工程は、内側ライナーが切断されて開口部を形成した後に行われることが好ましい。インサートを内側ライナーの外部表面に取り付けるために、任意の適切な技法または技法の組み合わせが利用されうる。この工程の目的は、残りの製造プロセスの間にインサートが内側ライナーから落下するのを回避することである。そのため、この工程は、接着剤(恒久的または一時的のどちらか)、マイクロ吸引特徴(インサートまたは内側ライナーまたはその両方上のどちらか)、その2つの間の自然凝集力(例えば、静電気など)、または任意のそれらの組合せを用いて達成され、またはそれらと組み合わされてもよい。インサートを内側ライナーの外部表面に取り付けるために、任意の適切な技法または技法の組み合わせが利用されうる。利用される特定の技法は、特定の方法に少なくとも部分的に依存してもよく、もし存在する場合、インサートおよび内側ライナーは接触したままである(例えば、接着剤、マイクロ吸引特徴またはその組合せにより)。
いくつかの実施形態では、インサートは、ラベラーを用いて内側ライナーに取り付けられうる。ラベラーは、インサートを内側ライナーの外部表面上に位置付け、またはより好ましくは、最終的には内側パッケージの前部パネルとなる内側ライナーの外部表面の部分上に位置付ける。いくつかの実施形態では、ラベラーはプロセスまたは装置と共に構成され、インサートと内側ライナーとの間の接触を維持する方法に作用し得る。インサートと内側ライナーとの間の接着剤は十分に堅固であり、その結果、使用時にインサートが内側ライナーの外部表面から取り外すことができないほど十分に堅固であり、または長時間効果がある(またはその両方)程ではないが、接触が製造時に維持されることに留意されたい。例えば、接着剤(恒久的または一時的のどちらか)は、インサート上、内側ライナー上、またはいくつかのその組合せのいずれかにおいてインサートと内側ライナーとの間に位置付けられる。別の方法として、内側ライナーおよびインサートのうち一方または両方は、その中に、またはその上に形成されたマイクロ吸引特徴を有しうる。別の方法として、液体(例えば、水)の液滴が、インサート、内側ライナーまたはその両方の上に位置付けられてもよく、液体とインサート、内側ライナーまたはその両方との相互作用からのファンデルワールス力が、液体が蒸発するまでインサートと内側ライナーの接触を維持しうる。ファンデルワールス力を誘発するために利用される液体は、インサート、内側ライナーまたはその両方を実質的に分解しないものであることが好ましい。
次の工程は、内側ライナー組み合わせに対して再密封可能なラベルをインサートに取り付けることを含む。この工程は、インサートが内側ライナーの外部表面上に取り付けられた後に達成されうる。再密封可能なラベルは、内側ライナーの外部表面の部分およびインサートの部分にわたって取り付けられる。再密封可能なラベルの非密封領域のみが、インサート上に配置され、またはインサートと接触する。再密封可能なラベルは、ラベラーを用いて内側ライナーをインサート組み合わせに取り付けられうることが好ましい。ラベラーは、再密封可能なラベルの内部表面に置かれ、それは、より好ましくは、内側ライナーの外部表面上の、またはさらにより好ましくは、容器のリッドの内部表面に最終的に取り付けられる内側ライナーの外部表面の部分上の再密封可能なラベルの密封領域に置かれる。いくつかの実施形態では、ラベラーは、再密封可能なラベルの配置に作用するプロセスまたは装置(またはその両方)と共に構成されうる。再密封可能なラベルは、再密封可能なラベルの内部表面の少なくとも密封領域と接触する剥離ライナー(剥離材料または非粘着性材料で被覆された紙または同様の材料などの)を用いた製造プロセスに提供されうることに留意されたい。本明細書で開示される方法はまた、再密封可能なラベルがインサートと内側ライナー接触において配置される前にそのような剥離ライナーを取り外すことを任意で含むことができる。
ラベル組み合わせに対するインサートへの内側ライナーが形成されると、消費財の束が、消費財をラベル組み合わせに対するインサートへの内側ライナーで包装することによって形成されうる。束は、ラベルへのインサートが束の外側にあるように形成される。この工程は、切断技法、折り曲げ技法、包装技法、またはそれらの組合せを含む任意の適切な技法または技法の組み合わせを用いて達成されうる。消費財の束が形成された後、容器が束の周りに形成されうる。容器は、ボックスと、ボックスにヒンジ止めされたリッドとを最終的に備える。この工程は、切断技法、折り曲げ技法、包装技法などを含む任意の適切な技法または技法の組み合わせを用いて達成されうる。
「内部表面」という用語は、本明細書全体を通して、容器が閉位置にある時に、その容器の内部に向かって(例えば、消費財に向かって)面する、組み立てられた容器の構成要素の表面を意味するために使用される。例えば、外側フィルムは、容器のハウジングに面する内部表面を備える。
「外部表面」という用語は、本明細書全体を通して、その容器の外側に面する容器の構成要素の表面を意味するために使用される。例えば、外側フィルムは、容器のハウジングの反対方向に面する外部表面を備える。注目すべきは、内部表面または外部表面は容器の組立に使用されるブランクの一定の側には必ずしも相当しないことである。消費財の周りでブランクがどのように折り曲げられるかに応じて、容器の同じ側にある区域は、容器の内側に面する可能性も外側に面する可能性もある。
「前部」、「後部」、「上側」、「下側」、「上部」、「下部」および「側部」という用語は本明細書で使用される場合、ハウジングのリッドを閉位置に備え、ヒンジ線を容器の後部に備えて、容器が直立した位置にある時の、本発明による容器およびその構成要素の部分の相対的な位置を意味する。本発明による容器を記述する時、描写する容器の向きに関係なく、これらの用語が使用される。容器の後方壁または後部壁には、ヒンジ線が含まれる。
ここで本発明の一部の態様が図示されている図面を参照する。
図1は、開位置にある容器の概略斜視図であり、この容器は、虚弱線を含むアクセス領域およびインサートを備える。 図2は、図1の容器の側面の開位置での概略断面図である。 図3は、図1の容器の正面の閉位置での概略斜視図である。 図4は、内側パッケージ、再密封可能なラベルおよびインサートの部分のみを示す容器の部分の断面図である。 図5は、開位置にある容器の概略斜視図であり、ここにおいて、インサートは、内側パッケージに接着する。 図6は、インサートが容器から取り外された状態の図5の容器の概略斜視図である。
図1および図2を参照すると、消費財用の容器10の一実施形態の概略斜視図(および図2においては断面図)が図示される。容器は、ボックス14と、ヒンジ線(図示せず)によってボックスにヒンジ止めされたリッド20とを含む、ハウジング12を含む。ボックスは、前部壁16と後部壁18とをもつ。ボックスの前部壁は上部端21をもつ。ボックスはまた、内部表面17と外部表面19とをもつ。ヒンジ線は、容器10のボックス14の後部壁18を横切って延び、リッド20が閉位置(図3)から、図1に図示するように開位置に移動することを許容するよう機能する。リッド20は、内部表面22および外部表面26(図2)をもつ前部壁24をもつ。
内側パッケージ30は、ハウジング12の中に配置される。内側パッケージ30は、消費財を収容するための内部容積を少なくとも部分的に画定する。内側パッケージ30は、容器を初めて開くまで消費財を密封封止するためのバリア材料からなる。バリア材料は、金属箔またはプラスチックと金属の積層体からなってもよい。内側パッケージ30は、前部壁32と後部壁34を含む(図2参照)。内側パッケージ30は外部表面33を含む。内側パッケージはまた、第一の層40と第一の層の内部表面に取り付けられた第二の層50を含む。
内側パッケージ30は、消費財(図示せず)をそこを通して取り出すことができるアクセス開口部54を含む。アクセス開口部54は、フラップが閉位置にあるときは、フラップ44によって覆われる(図3)。さらに、アクセス開口部54は、フラップ44が開位置にあるときは、少なくとも部分的に覆われない。再密封可能なラベル45を用いて、フラップをリッドの内部表面へ取り付けることができる。再密封可能なラベル45は、内部表面と外部表面を含む。その内部表面は、密封領域と非密封領域とを備える(図4においてより詳細に示す)。フラップ44は、ヒンジ線49に沿って第一の層40に取り付けられうる(図2)。リッドを開放する際に、フラップおよびフラップに取り付けられた第二の層50の部分55が内側パッケージ30から第一の虚弱線および第二の虚弱線(本明細書では図示せず)に沿って分離され、アクセス開口部54が露出するように、フラップ44はまた、リッド20の前部壁24の内部表面22(図2)に取り付けられる。フラップ44は、フラップが閉位置にある時に密封領域72内でフラップが第二の層50に取り付けられるようにアクセス開口部54が密封領域72に重なるよう適合される。
図2を参照すると、図1の容器10の概略断面図が、開位置におけるリッド20とフラップ44とともに図示される。内側パッケージ30は、ハウジング12のボックス14内に配置されて図示される。フラップ44は、リッド20に取り付けられる。開位置では、フラップ44はS字形状を形成する。容器10の幾何学的形状は、フラップ(およびリッド20)が閉位置に戻るときにフラップ44が自動的に内側パッケージ30に再密封されるようにされる。
さらに、すべての図はインサート60を示す。インサート60は、ボックスの前部壁18の内部表面17と内側パッケージ30の前部壁31の外部表面32との間に位置付けられる。インサートは、アクセス領域62を介してアクセス可能な上部端35をもつ。インサートは、任意の有用な材料で作られてもよく、任意の有用な寸法をもっていてもよく、また任意で横方向または長手方向のいずれかに折り畳まれてもよい。インサートは、第二の層50の密封領域72の下方に全体的に位置付けられる。インサートが密封領域72の上方に位置付けられた場合、内側パッケージを閉じる機能を果たすラベルの接着剤部分は、インサートに接着され、内側パッケージは再密封可能でなくなる。
図3を参照すると、閉じている容器の一実施形態の概略斜視図が示される。この図から分かるように、ラベル45は、リッドの内部にあり、かつリッドの内部表面と接触する。ラベルの内部表面は、密封領域46および非密封領域47を含む。この図から分かるように、内側ライナーと容器との間にあるインサート60は、密封領域46ではなくラベル45の非密封領域47のみと接触する。
図4を参照すると、容器の部分の断面図が示される。示される部分は、内側ライナー30、インサート60および再密封可能なラベル45を含む。図4から分かるように、インサート60は、内側ライナー30と再密封可能なラベル45との間に位置付けられる。再密封可能なラベル45は、内部表面53と外部表面51を有する。インサート60は内部表面53と接触する。ラベル45の非密封領域47のみがインサート60と接触し、密封領域43は、内側ライナー30と接触する。密封領域43が、内部表面53上にある一方で、外部表面51は、再密封可能なラベル45をリッド24の内部表面に取り付ける恒久的な接着剤領域52を含むことにも留意されたい。
図5は、図1および図2に見られるようないくつかの同様の特徴を含むだけでなく、インサートを内側ライナーに取り付ける機能を果たすインサート接着剤部分71を含む消費財のための容器10の一実施形態の概略斜視図を示す。インサート接着剤部分71は、内側ライナーとインサートとの間に位置することに留意されたい。この接着剤は、製造時にインサートが内側ライナーと接触するのを維持するために塗布されうる。この接着剤(またはその他の固定剤)は、インサートを容器から取り外すことができない程の堅固性または長時間効果はもたないことが好ましい。図6は、インサートが容器から取り外された同様の容器を示し、またインサート64が任意で折り畳まれうることを示す。

Claims (15)

  1. 内側ライナーを切断して内側パッケージの開口部を形成することであって、前記内側ライナーが、外部表面および内部表面を含む、形成することと、
    インサートを前記内側ライナーの前記外部表面上に最初に取り付けることと、
    再密封可能なラベルを前記インサートの部分と前記内側ライナーの前記外部表面の部分の両方にわたって、その後に取り付けることであって、前記再密封可能なラベルが、内部表面および外部表面をもち、前記内部表面が、密封領域および非密封領域を含み、前記内部表面の前記非密封領域のみが、前記インサート上に配置される、取り付けることと、
    消費財を前記内側ライナーで包装して、消費財の束を形成することと、
    容器を前記消費財の束の周りに形成することであって、前記インサートが、前記内側ライナーと前記容器との間に位置付けられ、前記容器が、ボックスおよび前記ボックスにヒンジ止めされるリッドを備える、形成することと、を含む方法。
  2. インサートを前記内側ライナーの前記外部表面上に取り付ける工程が、接着剤の塗布を含む、請求項1に記載の方法。
  3. インサートを前記内側ライナーの前記外部表面上に取り付ける工程が、マイクロ吸引特徴の利用を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記マイクロ吸引特徴が前記内側ライナー上にある、請求項3に記載の方法。
  5. 前記マイクロ吸引特徴が前記インサート上にある、請求項3に記載の方法。
  6. 前記インサートが、前記内側ライナーの前部壁の前記外部表面に取り付けられる、請求項1に記載の方法。
  7. 前記開口部が切断される前に前記内側ライナーを打ち出すことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記再密封可能なラベルの前記外部表面を前記リッドの内部表面に取り付けることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記束が前記内側ライナーを用いて形成される前に、内側フレームを前記消費財の周りに形成することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法によって形成される容器。
  11. ボックスおよび前記ボックスにヒンジ止めされるリッドを備えるハウジングであって、前記ボックスと前記リッドの両方が、内部表面をもつ、ハウジングと、
    前記ボックス内に少なくとも部分的に配置され、かつ消費財を収容するための内部容積を少なくとも部分的に画定する内側パッケージであって、前記内側パッケージが、外部表面をもち、前記内側パッケージの前記外部表面の少なくとも一部分が、前記ボックスの前記内部表面と接触する、内側パッケージと、
    前記ハウジングの前記リッドが開いた時、また閉じた時に前記内側パッケージが開く、また閉じるように構成された再密封可能なラベルであって、前記再密封可能なラベルが、外部表面および内部表面をもち、前記内部表面が、密封領域および非密封領域を備える、再密封可能なラベルと、
    前記ボックスの前記内部表面と前記内側パッケージの前記外部表面との間に位置付けられ、その少なくとも一部分が、前記再密封可能なラベルの前記内部表面の前記非密封領域と接触するインサートと、を備える、消費財のための容器。
  12. 前記インサートが、前記内側パッケージの前記外部表面と接着する、請求項11に記載の容器。
  13. 前記インサート、前記内側パッケージの前記外部表面、またはその両方のいずれかが、マイクロ吸引特徴を含む、請求項11に記載の容器。
  14. 前記内側パッケージによって画定された前記内部容積に収容された消費財をさらに備える、請求項1〜13のいずれか1項に記載の容器。
  15. 前記消費財が喫煙物品である、請求項10〜14のいずれか1項に記載の容器。
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