JP5820795B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、平面コイルを用いた差動トランス式磁気センサー及びこのセンサーを利用して現像部内に収容されたトナーの残量を検出する画像形成装置に関する。
現像剤としてトナーを用いる画像形成装置では、トナーの残量や濃度の検出に磁気センサーが利用される。磁気センサーには各種方式があり、差動トランス方式の磁気センサーは、駆動コイルと、検出コイルとして機能する差動コイルと、基準コイルとして機能する差動コイルと、を同一のコアに配置した構成を有する。
コイルを平面コイルにすることにより、差動トランス式磁気センサーを小型化することができる。平面コイルを用いた差動トランス式磁気センサーとして、第1層に第1のコイル(駆動コイル)、第2層に第2のコイル(差動コイル)、第3層に第3のコイル(差動コイル)、第4層に第4のコイル(駆動コイル)を配置し、各層の間に絶縁性の基板を配置したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、平面コイルを用いた差動トランス式磁気センサーとして、絶縁性の磁性基板の一方の面に、第1のコイル(駆動コイル)と第3のコイル(差動コイル)とを並べて配置し、絶縁性の磁性基板の他方の面に、第2のコイル(駆動コイル)と第4のコイル(差動コイル)とを並べて配置したものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−165910号公報 特開平10−104934号公報
差動トランス式磁気センサーを利用して、検出対象物の少量の変化を検出したい場合がある。検出対象物が磁性の1成分現像剤(以下、トナー)を例に説明する。現像部内に収容されたトナーの残量が少ないと、静電潜像に供給されるトナーの量が不十分となり、画像がかすれる。一方、現像部内に収容されたトナーの残量が多いと、トナーを攪拌してトナーを帯電させる際にトナーの帯電が不十分となる。いずれも画質が低下する原因となる。
そこで、磁気センサーを利用して、現像部内に収容されたトナーの基準量(言い換えれば、現像部内に収容されたトナーの基準高さ)が予め定められた設定値に制御される。高画質な画像を形成するためには、トナー量の変化の許容範囲が狭いので、現像部内に収容されたトナーの少量の変化を検出する必要がある。
本発明の目的は、現像部内に収容されたトナーの少量の変化の検出精度を向上させることができる画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、検出対象物の少量の変化の検出精度を向上させることができる差動トランス式磁気センサーを提供することである。
上記目的を達成する本発明の一局面に係る画像形成装置は、現像部内に収容されたトナーの高さに応じた出力をする差動トランス式磁気センサーを、前記現像部に備えた画像形成装置であって、前記差動トランス式磁気センサーは、基板と、縦寸法及び横寸法の一方である第1の方向の寸法が、前記縦寸法及び前記横寸法の他方である第2の方向の寸法より小さい平面コイルを含み、前記基板に配置された駆動コイルと、前記駆動コイルに駆動電流が流れることにより生じる磁束によって誘導電流が流れ、前記駆動コイルと同じ形状の平面コイルを含み、前記基板に配置された第1の差動コイルと、前記駆動コイルに駆動電流が流れることにより生じる磁束によって誘導電流が流れ、前記駆動コイルと同じ形状の平面コイルを含み、前記基板に配置された第2の差動コイルと、を備え、前記第1の差動コイルを流れる誘導電流の向きと前記第2の差動コイルを流れる誘導電流の向きとが逆になるように、前記第1の差動コイルと前記第2の差動コイルとは電気的に接続されており、前記差動トランス式磁気センサーは、前記第1の方向を垂直にし、かつ前記第2の方向を水平にして前記現像部に配置されている。
上記目的を達成する本発明の他の局面に係る差動トランス式磁気センサーは、基板と、縦寸法及び横寸法の一方である第1の方向の寸法が、前記縦寸法及び前記横寸法の他方である第2の方向の寸法より小さい多角形の平面コイルを含み、前記基板に配置された駆動コイルと、前記駆動コイルに駆動電流が流れることにより生じる磁束によって誘導電流が流れ、前記駆動コイルと同じ形状の平面コイルを含み、前記基板に配置された第1の差動コイルと、前記駆動コイルに駆動電流が流れることにより生じる磁束によって誘導電流が流れ、前記駆動コイルと同じ形状の平面コイルを含み、前記基板に配置された第2の差動コイルと、を備え、前記第1の差動コイルを流れる誘導電流の向きと前記第2の差動コイルを流れる誘導電流の向きとが逆になるように、前記第1の差動コイルと前記第2の差動コイルとは電気的に接続されており、前記基板の厚み方向から見て、前記駆動コイルの配置領域、前記第1の差動コイルの配置領域、前記第2の差動コイルの配置領域が互いに重なっている。
本発明の一局面において、駆動コイル、第1の差動コイル及び第2の差動コイルとなる平面コイルは、縦寸法及び横寸法の一方である第1の方向の寸法が、縦寸法及び横寸法の他方である第2の方向の寸法より小さい平面コイルである。このような平面コイルとして、長方形の平面コイル、四角形より角数が多く、扁平な多角形(扁平な六角形、扁平な八角形等)の平面コイル、楕円形の平面コイルが挙げられる。
本発明の一局面では、駆動コイル、第1の差動コイル及び第2の差動コイルのそれぞれの第1の方向の寸法が、第2の方向の寸法より小さい。そして、差動トランス式磁気センサーが、第1の方向を垂直にし、かつ第2の方向を水平にして現像部に配置される。このため、差動トランス式磁気センサーが第2の方向を垂直にし、かつ第1の方向を水平にして現像部に配置されている場合と比較して、本発明の一局面によれば、センサー出力の最小値と最大値との幅は同じであるが、トナーの高さの検出可能な幅が狭くなる。従って、本発明の一局面では、上記場合よりも、現像部内に収容されたトナーの高さの変化に対するセンサー出力の変化を大きくできる。
以上のように、本発明の一局面によれば、現像部内に収容されたトナーの高さの少しの変化に対して、センサー出力の変化を大きくすることができる。このため、現像部内に収容されたトナーの高さの少しの変化に対するセンサーの感度を高くすることができるので、現像部内に収容されたトナーの高さの少しの変化、すなわち、現像部内に収容されたトナーの少量の変化の検出精度を向上させることができる。
本発明の他の局面に係る差動トランス式磁気センサーについても、本発明の一局面に係る画像形成装置と同様の理由により、検出対象物の少量の変化の検出精度を向上させることができる。
なお、本発明の他の局面に係る差動トランス式磁気センサーでは、差動トランス式磁気センサーの基板の厚み方向から見て、駆動コイルの配置領域、第1の差動コイルの配置領域、第2の差動コイルの配置領域が互いに重なっており、かつ、これらのコイルの形状を多角形に限定している。これは、先行技術と区別するためである。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、以下の構成が可能である。前記現像部内に収容されたトナーの基準高さの位置に、前記駆動コイル、前記第1の差動コイル及び前記第2の差動コイルのそれぞれの中心部が位置するように、前記差動トランス式磁気センサーは、前記現像部に配置されている。
この構成によれば、現像部内に収容されたトナーの基準高さ近傍において、トナーの高さの少しの変化に対して、センサー出力の変化を大きくすることできる。従って、現像部内に収容されたトナーの量を基準高さに制御しながら、静電潜像をトナー像に現像する場合において、現像部内のトナー量を高精度に制御することができる。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、以下の構成が可能である。前記基板は、第1の面と、前記第1の面と反対側に位置する第2の面とを含み、前記駆動コイルは、前記第1の面に配置された第1の駆動コイルと、前記第1の面側から見て前記第1の駆動コイルと逆向きに巻かれて前記第2の面に配置された第2の駆動コイルとを含み、前記第1の差動コイルは前記第1の駆動コイルと同じ向きに巻かれ、かつ、前記第1の差動コイルを構成する線材と前記第1の駆動コイルを構成する線材とが交互になるように、前記第1の差動コイルと前記第1の駆動コイルとが前記第1の面に配置され、前記第2の差動コイルは前記第2の駆動コイルと逆向きに巻かれ、かつ、前記第2の差動コイルを構成する線材と前記第2の駆動コイルを構成する線材とが交互になるように、前記第2の差動コイルと前記第2の駆動コイルとが前記第2の面に配置され、前記基板の厚み方向から見て、前記第1の駆動コイルの配置領域、前記第1の差動コイルの配置領域、前記第2の駆動コイルの配置領域、前記第2の差動コイルの配置領域が互いに重なっており、前記差動トランス式磁気センサーは、前記基板を貫通して形成され、前記第1の駆動コイルの一端と前記第2の駆動コイルの一端とを電気的に接続する第1の接続部材と、前記基板を貫通して形成され、前記第1の差動コイルの一端と前記第2の差動コイルの一端とを電気的に接続する第2の接続部材と、前記基板を貫通して形成された第3の接続部材と、前記第1の面に配置され、前記第2の駆動コイルの一部又は前記第2の差動コイルの一部となる接続パターンと、備え、前記接続パターンは、前記第3の接続部材によって前記第2の駆動コイルを構成する線材又は前記第2の差動コイルを構成する線材と接続されることにより、前記第2の差動コイルを構成する線材と前記第2の駆動コイルを構成する線材とを立体交差させる。
本発明の他の局面に係る差動トランス式磁気センサーは、以下の構成が可能である。前記基板は、第1の面と、前記第1の面と反対側に位置する第2の面とを含み、前記駆動コイルは、前記第1の面に配置された第1の駆動コイルと、前記第1の面側から見て前記第1の駆動コイルと逆向きに巻かれて前記第2の面に配置された第2の駆動コイルとを含み、前記第1の差動コイルは前記第1の駆動コイルと同じ向きに巻かれ、かつ、前記第1の差動コイルを構成する線材と前記第1の駆動コイルを構成する線材とが交互になるように、前記第1の差動コイルと前記第1の駆動コイルとが前記第1の面に配置され、前記第2の差動コイルは前記第2の駆動コイルと逆向きに巻かれ、かつ、前記第2の差動コイルを構成する線材と前記第2の駆動コイルを構成する線材とが交互になるように、前記第2の差動コイルと前記第2の駆動コイルとが前記第2の面に配置され、前記差動トランス式磁気センサーは、前記基板を貫通して形成され、前記第1の駆動コイルの一端と前記第2の駆動コイルの一端とを電気的に接続する第1の接続部材と、前記基板を貫通して形成され、前記第1の差動コイルの一端と前記第2の差動コイルの一端とを電気的に接続する第2の接続部材と、前記基板を貫通して形成された第3の接続部材と、前記第1の面に配置され、前記第2の駆動コイルの一部又は前記第2の差動コイルの一部となる接続パターンと、備え、前記接続パターンは、前記第3の接続部材によって前記第2の駆動コイルを構成する線材又は前記第2の差動コイルを構成する線材と接続されることにより、前記第2の差動コイルを構成する線材と前記第2の駆動コイルを構成する線材とを立体交差させる。
これらの構成では、第1の面において、第1の駆動コイルを構成する線材と第1の差動コイルを構成する線材とを交互に配置しているので、これらのコイルの磁気結合を大きくすることができる。また、第2の面において、第2の駆動コイルを構成する線材と第2の差動コイルを構成する線材とを交互に配置しているので、これらのコイルの磁気結合を大きくすることができる。
第2の駆動コイルと第2の差動コイルとは、逆向きに巻かれているので、第2の駆動コイルを構成する線材と第2の差動コイルを構成する線材との交差が不可避となる。第2の駆動コイルと第2の差動コイルとが接触すると、これらのコイルの間でショートが発生する。そこで、これら構成では、第2の駆動コイルを構成する線材と第2の差動コイルを構成する線材とを、接続パターンと第3の接続部材を用いて立体交差させている。これにより、第2の駆動コイルを構成する線材と第2の差動コイルを構成する線材とを交差させつつ、第2の駆動コイルと第2の差動コイルとの接触を防いでいる。なお、接続パターンを第2の駆動コイルの一部にすることによって立体交差させてもよいし、接続パターンを第2の差動コイルの一部にすることによって立体交差させてもよい。
そして、これらの構成では、基板の第1の面に第1の駆動コイル及び第1の差動コイルを配置し、第1の面の反対側の第2の面に第2の駆動コイル及び第2の差動コイルを配置している。このように、第1の駆動コイル、第1の差動コイル、第2の駆動コイル及び第2の差動コイルを一枚の基板に配置しているので、センサーの小型化を図れる。
本発明の一局面に係る画像形成装置及び本発明の他の局面に係る差動トランス式磁気センサーにおいて、以下の構成が可能である。前記第1の駆動コイル、前記第1の差動コイル、前記第2の駆動コイル及び前記第2の差動コイルの形状は、短辺の方向が前記第1の方向となり、長辺の方向が前記第2の方向となる長方形である。
これらの構成は、第1の駆動コイル、第1の差動コイル、第2の駆動コイル及び第2の差動コイルとなる平面コイルの形状の具体例である。
本発明の一局面に係る画像形成装置及び本発明の他の局面に係る差動トランス式磁気センサーにおいて、以下の構成が可能である。前記接続パターンは、前記第1の方向に延びて前記第1の面上に配置されている。
第1の面には、第2の駆動コイルの一部又は第2の差動コイルの一部となる接続パターンが配置されている。このため、第1の面に配置されるコイル(すなわち、第1の駆動コイルと第1の差動コイル)の長さと第2の面に配置されるコイル(すなわち、第2の駆動コイルと第2の差動コイル)の長さとのバランスを崩すことになる。バランスの崩れは、センサーの測定精度が低下する原因となるので、接続パターンの長さは小さい方が好ましい。
第1の駆動コイル、第1の差動コイル、第2の駆動コイル及び第2の差動コイルの第1の方向の寸法は、第2の方向の寸法よりも小さい。従って、これらの構成によれば、接続パターンが第2の方向に延びて第1の面上に配置されている場合と比べて、接続パターンの長さを小さくすることができるので、センサーの測定精度の低下を抑制できる。
本発明によれば、現像部内に収容されたトナーの少量の変化の検出精度を向上させることができる。また、本発明によれば、検出対象物の少量の変化の検出精度を向上させることができる。
本実施形態に係る画像形成装置の内部構造の概略を示す図である。 図1に示す画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る差動トランス式磁気センサーの回路図である。 本実施形態に係る差動トランス式磁気センサーに備えられる第1の駆動コイル、第1の差動コイル及び接続パターンのレイアウトを示す平面図である。 本実施形態に係る差動トランス式磁気センサーに備えられる第2の駆動コイル及び第2の差動コイルのレイアウトを示す平面図である。 基板をA1−A2線に沿って切断した断面図である。 第1の駆動コイルを他のコイルと区別して示した平面図である。 第1の差動コイルを他のコイルと区別して示した平面図である。 第2の駆動コイルを他のコイルと区別して示した平面図である。 第2の差動コイルを他のコイルと区別して示した平面図である。 扁平な八角形の平面コイルの平面図である。 本実施形態に係る差動トランス式磁気センサーの平面図と現像部に取り付けられたその磁気センサーの断面を示す断面図である。 本実施形態に係る画像形成装置に備えられた差動トランス式磁気センサーの出力電圧と現像部内に収容されたトナーの高さとの関係を示すグラフである。 比較例に係る差動トランス式磁気センサーの出力電圧と現像部内に収容されたトナーの高さとの関係を示すグラフである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の内部構造の概略を示す図である。画像形成装置1は例えば、コピー、プリンター、スキャナー及びファクシミリーの機能を有するデジタル複合機に適用することができる。画像形成装置1は装置本体100、装置本体100の上に配置された原稿読取部200、原稿読取部200の上に配置された原稿給送部300及び装置本体100の上部前面に配置された操作部400を備える。
原稿給送部300は自動原稿送り装置として機能し、原稿載置部301に置かれた複数枚の原稿を連続的に原稿読取部200で読み取ることができるように送ることができる。
原稿読取部200は露光ランプ等を搭載したキャリッジ201、ガラス等の透明部材により構成された原稿台203、不図示のCCD(Charge Coupled Device)センサー及び原稿読取スリット205を備える。原稿台203に載置された原稿を読み取る場合、キャリッジ201を原稿台203の長手方向に移動させながらCCDセンサーにより原稿を読み取る。これに対して、原稿給送部300から給送された原稿を読み取る場合、キャリッジ201を原稿読取スリット205と対向する位置に移動させて、原稿給送部300から送られてきた原稿を、原稿読取スリット205を通してCCDセンサーにより読み取る。CCDセンサーは読み取った原稿を画像データとして出力する。
装置本体100は用紙貯留部101、画像形成部103及び定着部105を備える。用紙貯留部101は装置本体100の最下部に配置されており、用紙の束を貯留することができる用紙トレイ107を備える。用紙トレイ107に貯留された用紙の束において、最上位の用紙がピックアップローラー109の駆動により、用紙搬送路111へ向けて送出される。用紙は用紙搬送路111を通って、画像形成部103へ搬送される。
画像形成部103は搬送されてきた用紙にトナー画像を形成する。画像形成部103は感光体ドラム113、露光部115、現像部117及び転写部119を備える。露光部115は画像データ(原稿読取部200から出力された画像データ、パソコンから送信された画像データ、ファクシミリー受信の画像データ等)に対応して変調された光を生成し、一様に帯電された感光体ドラム113(像担持体)の周面を走査する。これにより、感光体ドラム113の周面には画像データに対応する静電潜像が形成される。この状態で感光体ドラム113の周面に現像部117からトナーを供給することにより、周面には画像データに対応するトナー像が形成される。このトナー像は転写部119によって先ほど説明した用紙貯留部101から搬送されてきた用紙に転写される。
トナー像が転写された用紙は定着部105に送られる。定着部105において、トナー像と用紙に熱と圧力が加えられて、トナー像は用紙に定着される。用紙はスタックトレイ121又は排紙トレイ123に排紙される。以上のようにして、画像形成装置1はモノクロ画像を印刷する。
操作部400は操作キー部401と表示部403を備える。表示部403はタッチパネル機能を有しており、ソフトキーを含む画面が表示される。ユーザーは画面を見ながらソフトキーを操作することによって、コピー等の機能の実行に必要な設定等をする。
操作キー部401にはハードキーからなる操作キーが設けられている。具体的にはスタートキー405、テンキー407、ストップキー409、リセットキー411、コピー、プリンター、スキャナー及びファクシミリーを切り換えるための機能切換キー413等が設けられている。
スタートキー405はコピー、ファクシミリー送信等の動作を開始させるキーである。テンキー407はコピー部数、ファクシミリー番号等の数字を入力するキーである。ストップキー409はコピー動作等を途中で中止させるキーである。リセットキー411は設定された内容を初期設定状態に戻すキーである。
機能切換キー413はコピーキー及び送信キー等を備えており、コピー機能、送信機能等を相互に切り替えるキーである。コピーキーを操作すれば、コピーの初期画面が表示部403に表示される。送信キーを操作すれば、ファクシミリー送信及びメール送信の初期画面が表示部403に表示される。
図2は、図1に示す画像形成装置1の構成を示すブロック図である。画像形成装置1は装置本体100、差動トランス式磁気センサー3、トナー用コンテナー127、原稿読取部200、原稿給送部300、操作部400、制御部500及び通信部600がバスによって相互に接続された構成を有する。装置本体100、原稿読取部200、原稿給送部300及び操作部400に関しては既に説明したので、説明を省略する。
トナー用コンテナー127にはトナー(磁性の1成分現像剤)が収容されており、トナー用コンテナー127から現像部117にトナーが補給される。
差動トランス式磁気センサー3は、本発明の一実施形態に係る差動トランス式磁気センサーであり、現像部117内のトナーの高さの変化を検出し、これを基にして現像部117内のトナー残量が計測される。差動トランス式磁気センサー3については、後で詳細に説明する。
制御部500はCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び画像メモリ等を備える。CPUは画像形成装置1を動作させるために必要な制御を、装置本体100等の画像形成装置1の上記構成要素に対して実行する。ROMは画像形成装置1の動作の制御に必要なソフトウェアを記憶している。RAMはソフトウェアの実行時に発生するデータの一時的な記憶及びアプリケーションソフトの記憶等に利用される。画像メモリは画像データ(原稿読取部200から出力された画像データ、パソコンから送信された画像データ、ファクシミリー受信の画像データ等)を一時的に記憶する。
通信部600はファクシミリー通信部601及びネットワークI/F部603を備える。ファクシミリー通信部601は相手先ファクシミリーとの電話回線の接続を制御するNCU(Network Control Unit)及びファクシミリー通信用の信号を変復調する変復調回路を備える。ファクシミリー通信部601は電話回線605に接続される。
ネットワークI/F部603はLAN(Local Area Network)607に接続される。ネットワークI/F部603はLAN607に接続されたパソコン等の端末装置との間で通信を実行するための通信インターフェイス回路である。
図3は、本実施形態に係る差動トランス式磁気センサー3(以下、磁気センサー3と記載する場合もある)の回路図である。差動トランス式磁気センサー3は、第1の駆動コイル4、第2の駆動コイル5、基準コイルとして機能する第1の差動コイル6、検出コイルとして機能する第2の差動コイル7、発振回路11、増幅回路12、抵抗13及びコンデンサー14を備える。
発振回路11は、第1の駆動コイル4及び第2の駆動コイル5を駆動させる高周波の駆動電流を生成する。第1の駆動コイル4と第2の駆動コイル5とは、直列に接続されている。第1の駆動コイル4及び第2の駆動コイル5に駆動電流が流れた際に、第1の駆動コイル4で生成される磁束と第2の駆動コイル5で生成される磁束とが同じ向きになるように(言い換えれば、第1の駆動コイル4を流れる誘導電流の向きと第2の駆動コイル5を流れる駆動電流の向きとが互いに同じになるように)、第1の駆動コイル4の一端と第2の駆動コイル5の一端とが接続されている。これにより、第1の駆動コイル4で生成される磁束と第2の駆動コイル5で生成される磁束とが打ち消し合わないようにしている。第1の駆動コイル4の他端及び第2の駆動コイル5の他端は、発振回路11に接続されている。
第1の差動コイル6(基準コイル)は、第1の駆動コイル4と磁気的に結合される。第2の差動コイル7(検出コイル)は、第2の駆動コイル5と磁気的に結合される。第1の差動コイル6と第2の差動コイル7とは、直列に差動接続されている。言い換えれば、第1の差動コイル6及び第2の差動コイル7を流れる誘導電流の向きが、互いに逆向きになるように、第1の差動コイル6と第2の差動コイル7とが電気的に接続されている。これにより、差動電圧V0(=第1の差動コイル6の起電圧V1−第2の差動コイル7の起電圧V2)が増幅回路12に入力される。
第1の差動コイル6の他端は抵抗13を介して、第2の差動コイル7の他端はコンデンサー14を介して、増幅回路12に接続されている。抵抗13は増幅回路12内のバイポーラトランジスタのベースに接続されており、増幅回路12の増幅率の設定に用いられる。
コンデンサー14は差動電圧V0のうち、直流成分をカットする機能を有する。これにより、増幅回路12には差動電圧V0の交流成分だけが入力される。
磁気センサー3の動作を簡単に説明する。発振回路11で生成された駆動電流が、第1の駆動コイル4及び第2の駆動コイル5に流れると、第1の差動コイル6に起電圧V1、第2の差動コイル7に起電圧V2が生じる。第2の差動コイル7の付近にトナーが存在すると、起電圧V2は起電圧V1よりも大きくなるので、差動電圧V0は0Vにならない。差動電圧V0を増幅回路12で増幅し、増幅回路12から出力された信号を用いてトナーの残量が検出される。
次に、差動トランス式磁気センサー3の構造について説明する。図4は、磁気センサー3に備えられる第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6及び接続パターン8a,8b,8c,8dのレイアウトを示す平面図である。図5は、磁気センサー3に備えられる第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7のレイアウトを示す平面図である。
磁気センサー3は、基板21、第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6、接続パターン8a,8b,8c,8d、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7を備える。接続パターン8a,8b,8c,8dを区別する必要がなければ、接続パターン8と記載する。
長方形の形状を有する基板21の短辺の方向を、第1の方向D1、長辺の方向を第2の方向D2とする。第1の方向D1と第2の方向D2とは、直交している。基板21は、第1の面31と、第1の面31と反対側に位置する第2の面41とを含む。図5は、第1の面31側から、第2の面41、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7を透視した図である。
第1の面31の配置領域33に、第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6及び接続パターン8が配置されている。第2の面41の配置領域43に、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7が配置されている。基板21の厚み方向から見て、第1の駆動コイル4の配置領域、第1の差動コイル6の配置領域、第2の駆動コイル5の配置領域、第2の差動コイル7の配置領域が互いに重なっている。
基板21をA1−A2線に沿って切断した図が、図6である。基板21は、絶縁性の一層のプリント基板である。
第1の駆動コイル4について説明する。図7は、第1の駆動コイル4を他のコイルと区別して示した平面図である。(A)は、第1の面31の配置領域33を示し、(B)は、第2の面41の配置領域43を示している。実線で示す線が、第1の駆動コイル4を示し、点線で示す線が、第1の差動コイル6、接続パターン8、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7を示している。
第1の駆動コイル4は、長方形状に巻かれた線材4aにより構成され、端子4bを始点とし、反時計回りの方向において、長方形の寸法が徐々に大きくなるように、線材4aがパターニングされている。
第1の差動コイル6について説明する。図8は、第1の差動コイル6を他のコイルと区別して示した平面図である。(A)は、第1の面31の配置領域33を示し、(B)は、第2の面41の配置領域43を示している。実線で示す線が、第1の差動コイル6を示し、点線で示す線が、第1の駆動コイル4、接続パターン8、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7を示している。
第1の差動コイル6は、長方形状に巻かれた線材6aにより構成され、端子6bを始点とし、反時計回りの方向において、長方形の寸法が徐々に大きくなるように、線材6aがパターニングされている。
第1の駆動コイル4を構成する線材4aと第1の差動コイル6を構成する線材6aとは、並行して同じ向きに巻かれている。これにより、第1の駆動コイル4を構成する線材4aと第1の差動コイル6を構成する線材6aとが交互に配置されている。
第2の駆動コイル5について説明する。図9は、第2の駆動コイル5を他のコイルと区別して示した平面図である。(A)は、第1の面31の配置領域33を示し、(B)は、第2の面41の配置領域43を示している。実線で示す線が、第2の駆動コイル5を示し、点線で示す線が、第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6、接続パターン8及び第2の差動コイル7を示している。
第2の駆動コイル5は、第1の面31側から見て第1の駆動コイル4と逆向きに巻かれている。詳しくは、第2の駆動コイル5は、長方形状に巻かれた線材5aにより構成され、端子5bを始点とし、時計回りの方向において、長方形の寸法が徐々に大きくなるように、線材5aがパターニングされている。
第2の駆動コイル5の端子5bは、図6に示すように、基板21に貫通して形成された第1の接続部材52によって、第1の駆動コイル4の端子4bと電気的に接続されている。これにより、第2の駆動コイル5は、第1の駆動コイル4を流れる駆動電流の向きと同じ向きに駆動電流が流れるように、第1の駆動コイル4と電気的に接続される。
第2の差動コイル7について説明する。図10は、第2の差動コイル7を他のコイルと区別して示した平面図である。(A)は、第1の面31の配置領域33を示し、(B)は、第2の面41の配置領域43を示している。実線で示す線が、第2の差動コイル7を示し、点線で示す線が、第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6及び第2の駆動コイル5を示している。
第2の差動コイル7は、第2の駆動コイル5と逆向きに巻かれている。詳しくは、第2の差動コイル7は、長方形状に巻かれた線材7aにより構成され、端子7bを始点とし、反時計回りの方向において、長方形の寸法が徐々に大きくなるように、線材7aがパターニングされている。第2の差動コイル7を構成する線材7aと第2の駆動コイル5を構成する線材5aとが交互に配置されている。
第2の差動コイル7は、第2の面41に配置された断続パターンである。理由は以下の通りである。第2の差動コイル7は、第2の駆動コイル5と逆向きに巻かれているので、第2の差動コイル7と第2の駆動コイル5とが交差する。第2の差動コイル7と第2の駆動コイル5とが接触するのを防止するために、接続パターン8を利用して、第2の差動コイル7と第2の駆動コイル5とを立体交差させている。
図10の(B)に示すように、第2の面41の配置領域43において、第2の差動コイル7が第2の駆動コイル5と立体交差される箇所では、第2の差動コイル7が途切れており、途切れた部分に端子7c1〜7c8が形成されている。端子7c1と端子7c2、端子7c3と端子7c4、端子7c5と端子7c6、端子7c7と端子7c8は、それぞれ第1の方向D1に沿って並んだ位置に設けられている。
図10の(A)に示すように、接続パターン8は、第1の方向D1に延びる直線パターンであり、上述した第2の差動コイル7が第2の駆動コイル5と立体交差される箇所と対向する箇所に配置されている。
接続パターン8aの両端の端子8a1,8a2は、それぞれ、図10の(B)に示す端子7c1,7c2と電気的に接続され、接続パターン8bの両端の端子8b1,8b2は、それぞれ、図10の(B)に示す端子7c3,7c4と電気的に接続され、接続パターン8cの両端の端子8c1,8c2は、それぞれ、図10の(B)に示す端子7c5,7c6と電気的に接続され、接続パターン8dの両端の端子8d1,8d2は、それぞれ、図10の(B)に示す端子7c7,7c8と電気的に接続されている。これらの接続は、不図示の第3の接続部材によって行われる。第3の接続部材は、図6に示す第1の接続部材52と同様に、基板21に貫通して形成された接続プラグである。
第1の差動コイル6の端子6bと第2の差動コイル7の端子7bとは、不図示の第2の接続部材によって電気的に接続されている。第2の接続部材は、図6に示す第1の接続部材52と同様に、基板21に貫通して形成された接続プラグである。
磁気センサー3の精度を高めるには、図3に示す差動電圧V0の出力範囲(例えば、0.2〜3.3V)で、差動電圧V0を大きく変化させる必要がある。このためには、磁気センサー3の付近に磁性体が存在しない状態で、第1の差動コイル6により生じる起電圧V1と第2の差動コイル7により生じる起電圧V2とが釣り合っていることが好ましい。起電圧V1と起電圧V2とが釣り合うようにするために、次のようにされている。
第1の差動コイル6のターン数と第2の差動コイル7のターン数とを同じにし、第1の差動コイル6のパターンと第2の差動コイル7のパターンとが基板21を介して可能な限り重なるように、第1の差動コイル6が第1の面31に配置され、第2の差動コイル7が第2の面41に配置されている。同様に、第1の駆動コイル4のターン数と第2の駆動コイル5のターン数とを同じにし、第1の駆動コイル4のパターンと第2の駆動コイル5のパターンとが基板21を介して可能な限り重なるように、第1の駆動コイル4が第1の面31に配置され、第2の駆動コイル5が第2の面41に配置されている。
第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7は、長方形の平面コイルであり、短辺の方向が第1の方向D1であり、長辺の方向が第2の方向D2である。
第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7となる平面コイルとして、長方形の平面コイルを例に説明しているが、これに限定されない。第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7となる平面コイルは、縦寸法及び横寸法の一方である第1の方向D1の寸法が、縦寸法及び横寸法の他方である第2の方向D2の寸法より小さい平面コイルである。
このような平面コイルとして、図11に示す扁平な八角形の平面コイル9が挙げられる。また、このような平面コイルとして、図示はしないが、四角形より角数が多く、扁平な多角形(扁平な六角形等)の平面コイルや楕円形の平面コイルが挙げられる。
図12は、差動トランス式磁気センサー3の平面図と現像部117に取り付けられたその磁気センサー3の断面を示す断面図である。磁気センサー3は、第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7の短辺の方向である第1の方向D1を垂直にし、これらのコイルの長辺の方向である第2の方向D2を水平にして、現像部117のキャビネットの外側面に取り付けられている。
符合Hで示す線は、現像部117に収容されたトナー(1成分現像剤)の基準高さを示している。基準高さHの位置に、第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7のそれぞれの中心部が位置するように、磁気センサー3は、現像部117のキャビネットの外側面に配置されている。
本実施形態に係る画像形成装置1によれば、現像部117内に収容されたトナーの少量の変化の検出精度を向上させることができる。これについて図13及び図14を用いて説明する。図13は、本実施形態に係る画像形成装置1に備えられた差動トランス式磁気センサー3の出力電圧と現像部117内に収容されたトナーの高さとの関係を示すグラフである。図14は、比較例に係る差動トランス式磁気センサーの出力電圧と現像部117内に収容されたトナーの高さとの関係を示すグラフである。比較例に係る磁気センサーは、図12に示す本実施形態と異なり、第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7の短辺の方向である第1の方向D1を水平にし、これらのコイルの長辺の方向である第2の方向D2を垂直にして、現像部117のキャビネットの外側面に取り付けられている。
図13及び図14に示すグラフの横軸がセンサーの出力電圧を示し、縦軸がトナーの高さを示している。トナーの高さは、言い換えれば、現像部117内に収容されたトナーの残量である。
トナーの基準高さH、制御したいトナーの高さの範囲、磁気センサーの出力電圧幅、及び、磁気センサーの出力電圧のばらつきは、図13に示す本実施形態、図14に示す比較例のいずれも同じとする。出力電圧幅とは、出力電圧の最小値と最大値との幅である。出力電圧のばらつきは、磁気センサーが配置されている箇所の温度等の原因で生じる。
本実施形態では、第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7の短辺の方向である第1の方向D1を垂直にしてトナーの高さを検出し、比較例では、それらのコイルの長辺の方向である第2の方向D2を垂直にしてトナーの高さを検出している。このため、トナーの高さの検出可能な幅は、本実施形態の方が比較例よりも狭くなる。出力電圧幅は本実施形態と比較例とでは同じなので、トナーの高さの変化に対するセンサーの出力電圧の変化は、本実施形態の方が比較例より大きくなる。
以上のように、本実施形態によれば、現像部117内に収容されたトナーの高さの少しの変化に対して、センサーの出力電圧の変化を大きくすることができる。このため、現像部117内に収容されたトナーの高さの少しの変化、すなわち、現像部117内に収容されたトナーの少量の変化の検出精度を向上させることができる。
上述したように、比較例において、トナーの高さの変化に対するセンサーの出力電圧の変化が小さい。このため、比較例ではセンサーの出力電圧のばらつきを吸収できず、図14に示すように、トナーの高さが、制御したいトナーの高さの範囲外となる。一方、本実施形態において、トナーの高さの変化に対するセンサーの出力電圧の変化が大きい。このため、本実施形態ではセンサーの出力電圧のばらつきを吸収でき、図13に示すように、トナーの高さを、制御したいトナーの高さの範囲に収めることができる。
本実施形態の他の効果を説明する。本実施形態によれば、図12に示すように、現像部117内に収容されたトナーの基準高さHの位置に、第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7のそれぞれの中心部が位置するように、差動トランス式磁気センサー3は、現像部117に配置されている。
このため、現像部117内に収容されたトナーの基準高さH近傍において、トナーの高さの少しの変化に対して、センサーの出力電圧の変化を大きくすることできる。従って、現像部117内に収容されたトナーの残量を基準高さHに制御しながら、静電潜像をトナー像に現像する場合において、現像部117内のトナーの残量を高精度に制御することができる。
また、図10に示すように、本実施形態において、第1の面31には、第2の差動コイル7の一部となる接続パターン8a,8b,8c,8dが配置されている。このため、第1の面31に配置されるコイル(すなわち、第1の駆動コイル4と第1の差動コイル6)の長さと第2の面41に配置されるコイル(すなわち、第2の駆動コイル5と第2の差動コイル7)の長さとのバランスを崩すことになる。バランスの崩れは、センサーの測定精度が低下する原因となるので、接続パターン8a,8b,8c,8dの長さは小さい方が好ましい。
本実施形態によれば、接続パターン8a,8b,8c,8dは、第1の方向D1に延びて第1の面31上に配置されている。第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7の第1の方向D1の寸法は、第2の方向D2の寸法よりも小さい。従って、接続パターン8a,8b,8c,8dが第2の方向D2に延びて第1の面31上に配置されている場合と比べて、本実施形態によれば、接続パターン8a,8b,8c,8dの長さを小さくすることができるので、センサーの測定精度の低下を抑制できる。
さらに、本実施形態は、以下の効果を有する。本実施形態では、図4に示すように、第1の駆動コイル4を構成する線材4aと第1の差動コイル6を構成する線材6aとを交互に配置しているので、これらのコイルの磁気結合を大きくすることができる。また、図5に示すように、第2の駆動コイル5を構成する線材5aと第2の差動コイル7を構成する線材7aとを交互に配置しているので、これらのコイルの磁気結合を大きくすることができる。
第2の駆動コイル5と第2の差動コイル7とは、逆向きに巻かれているので、第2の駆動コイル5を構成する線材5aと第2の差動コイル7を構成する線材7aとの交差が不可避となる。第2の駆動コイル5と第2の差動コイル7とが接触すると、これらのコイルの間でショートが発生する。そこで、本実施形態では、第2の駆動コイル5を構成する線材5aと第2の差動コイル7を構成する線材7aとを、接続パターン8a〜8dと基板21に貫通して形成された第3の接続部材(不図示)を用いて立体交差させている。これにより、第2の駆動コイル5を構成する線材5aと第2の差動コイル7を構成する線材7aとを交差させつつ、第2の駆動コイル5と第2の差動コイル7との接触を防いでいる。
そして、本実施形態では、基板21の第1の面31に第1の駆動コイル4及び第1の差動コイル6を配置し、第1の面31の反対側の第2の面41に第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7を配置している。このように、第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7を、一枚の基板に配置しているので、磁気センサー3の小型化を図れる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の駆動コイル4と第1の差動コイル6との磁気結合及び第2の駆動コイル5と第2の差動コイル7との磁気結合を大きくし、かつ、磁気センサー3を小型化することができる。また、第1の駆動コイル4、第1の差動コイル6、第2の駆動コイル5及び第2の差動コイル7を、複数層の基板でなく、一層の基板に配置しているので、磁気センサーのコストを下げることが可能となる。
なお、本実施形態では、図10に示すように、接続パターン8a〜8dを第2の差動コイル7の一部にすることによって立体交差させている。しかしながら、接続パターン8a〜8dを第2の駆動コイル5の一部にすることによって立体交差させてもよい。
本実施形態では、図6に示すように、第1の駆動コイル4と第1の差動コイル6とを同じ層に形成し、第2の駆動コイル5と第2の差動コイル7とを同じ層に形成している。しかしながら、これらのコイルをそれぞれ別の層に形成してもよい。また、第1の駆動コイル4と第2の駆動コイル5とを一つの駆動コイルにして、第1の差動コイル6、駆動コイル、第2の差動コイル7をそれぞれ別の層に形成してもよい。
本実施形態では、画像形成装置1の現像部117内のトナーの残量を検出するセンサーを例にして、差動トランス式磁気センサー3を説明したが、本発明に係る差動トランス式磁気センサーの用途は、現像部117内のトナー残量の検出に限定されない。
図1の感光体ドラム113及び露光部115は、画像データによって示される潜像を形成する潜像形成部として機能する。本実施形態では、画像データによって示される静電潜像を感光体ドラム113に形成し、この静電潜像をトナーによって現像する方式で説明した。しかしながら現像の方式は、その方式に限定されない。画像データによって示される静電潜像を用紙に形成し、この静電潜像をトナーによって現像する方式でもよいし、画像データによって示される磁気潜像にトナーを供給して現像する方式でもよい。
3 差動トランス式磁気センサー
4 第1の駆動コイル
5 第2の駆動コイル
6 第1の差動コイル
7 第2の差動コイル
8a,8b,8c,8d 接続パターン
21 基板
31 第1の面
33 配置領域
41 第2の面
43 配置領域
52 第1の接続部材
117 現像部
D1 第1の方向
D2 第2の方向
H 基準高さ

Claims (4)

  1. 現像部内に収容されたトナーの高さに応じた出力をする差動トランス式磁気センサーを、前記現像部に備えた画像形成装置であって、
    前記差動トランス式磁気センサーは、
    基板と、
    縦寸法及び横寸法の一方である第1の方向の寸法が、前記縦寸法及び前記横寸法の他方である第2の方向の寸法より小さい平面コイルを含み、前記基板に配置された駆動コイルと、
    前記駆動コイルに駆動電流が流れることにより生じる磁束によって誘導電流が流れ、前記駆動コイルと同じ形状の平面コイルを含み、前記基板に配置された第1の差動コイルと、
    前記駆動コイルに駆動電流が流れることにより生じる磁束によって誘導電流が流れ、前記駆動コイルと同じ形状の平面コイルを含み、前記基板に配置された第2の差動コイルと、を備え、
    前記第1の差動コイルを流れる誘導電流の向きと前記第2の差動コイルを流れる誘導電流の向きとが逆になるように、前記第1の差動コイルと前記第2の差動コイルとは電気的に接続されており、
    前記差動トランス式磁気センサーは、前記第1の方向を垂直にし、かつ前記第2の方向を水平にして前記現像部に配置されており、
    前記基板は、第1の面と、前記第1の面と反対側に位置する第2の面とを含み、
    前記駆動コイルは、前記第1の面に配置された第1の駆動コイルと、前記第1の面側から見て前記第1の駆動コイルと逆向きに巻かれて前記第2の面に配置された第2の駆動コイルとを含み、
    前記第1の差動コイルは前記第1の駆動コイルと同じ向きに巻かれ、かつ、前記第1の差動コイルを構成する線材と前記第1の駆動コイルを構成する線材とが交互になるように、前記第1の差動コイルと前記第1の駆動コイルとが前記第1の面に配置され、
    前記第2の差動コイルは前記第2の駆動コイルと逆向きに巻かれ、かつ、前記第2の差動コイルを構成する線材と前記第2の駆動コイルを構成する線材とが交互になるように、前記第2の差動コイルと前記第2の駆動コイルとが前記第2の面に配置され、
    前記基板の厚み方向から見て、前記第1の駆動コイルの配置領域、前記第1の差動コイルの配置領域、前記第2の駆動コイルの配置領域、前記第2の差動コイルの配置領域が互いに重なっており、
    前記差動トランス式磁気センサーは、
    前記基板を貫通して形成され、前記第1の駆動コイルの一端と前記第2の駆動コイルの一端とを電気的に接続する第1の接続部材と、
    前記基板を貫通して形成され、前記第1の差動コイルの一端と前記第2の差動コイルの一端とを電気的に接続する第2の接続部材と、
    前記基板を貫通して形成された第3の接続部材と、
    前記第1の面に配置され、前記第2の駆動コイルの一部又は前記第2の差動コイルの一部となる接続パターンと、備え、
    前記接続パターンは、前記第3の接続部材によって前記第2の駆動コイルを構成する線材又は前記第2の差動コイルを構成する線材と接続されることにより、前記第2の差動コイルを構成する線材と前記第2の駆動コイルを構成する線材とを立体交差させる画像形成装置。
  2. 前記現像部内に収容されたトナーの基準高さの位置に、前記駆動コイル、前記第1の差動コイル及び前記第2の差動コイルのそれぞれの中心部が位置するように、前記差動トランス式磁気センサーは、前記現像部に配置されている請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の駆動コイル、前記第1の差動コイル、前記第2の駆動コイル及び前記第2の差動コイルの形状は、短辺の方向が前記第1の方向となり、長辺の方向が前記第2の方向となる長方形である請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記接続パターンは、前記第1の方向に延びて前記第1の面上に配置されている請求項に記載の画像形成装置。
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