JP5820573B2 - 掘削工具 - Google Patents
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Description
前記インナービットの前端部には、所定の角度間隔で、半径方向に延びるチップが取り付けられ、かつ、当該チップが取り付けられる部分を含み、その半径が後続する部分より拡大した拡大部が形成され、
前記インナービットは、拡大部から後続した、前記半径が前記拡大部より小さい小径部を有し、
前記リングビットの後半部の内側には、前記軸の半径方向内側突出し、前記インナービットの所定の位置に前記軸の半径方向に形成されたキー受け溝と整合する位置に、キーが形成され、前記インナービットが軸中心に所定の第1の方向に回転したときに、前記キーが前記キー受け溝に係合し、前記インナービットの前記第1の方向の回転に伴って、前記リングビットが前記第1の方向に回転するとともに、前記インナービットが、後方に引き抜くことができない状態となるように構成され、
前記リングビットの前半部において、円周方向に前記隣接するキーとの間の位置に、前記所定の角度間隔で、前記インナービットの拡大部の正面形状と整合する空間が設けられ、当該空間が設けられた位置においては、前記リングビットは他の部分より厚みが小さな薄肉部が形成され、
前記インナービットの挿入の際に、前記インナービットの拡大部が、前記リングビットの前半部の空間を通って、前記リングビットから前方に突出され、その状態で、インナービットが第1の方向に回転することで、前記キーが前記キー受け溝に係合し、前記インナービットの前記第1の方向の回転に伴って、前記リングビットが前記第1の方向に回転するように構成されたことを特徴とする掘削工具により達成される。
前記インナービットが、隣接する拡大部の間に、前記所定の角度間隔で、軸方向に延びる溝部を有し、
前記リングビットの薄肉部およびインナービットの溝部により排水口が形成され、かつ、前記リングビットの内壁および溝部により供給された削孔水の排水経路が形成される。
11 リングビット
12 ケーシングシュー
13 ケーシングパイプ
14 インナービット
22 フランジ
23 スリーブ
24 縮径部
31 後端部
33 中央部
34 前端部
35 チップ
36 キー
37 接触壁
38 保持部材
40 薄肉部
41 空間
51 本体
52 削孔水の供給経路
53 チップ
54 後半部
55 貫通孔
56、72 吐出口
57 前半部
58 キー受け溝
59 キー受け溝の端面
61 拡大部
62 溝部
63 小径部
66 排水口
70 第1の部分
71 第2の部分
Claims (6)
- 円筒状のケーシングパイプの前端に配置された、中空のリングビットと、前記ケーシングパイプの前端において前記ケーシングパイプと前記リングビットとの間に介在し、前記ケーシングパイプと固定され、かつ、前記リングビットを、前記ケーシングパイプの軸を中心に回転自在に支持する中空のケーシングシューと、を備え、前記ケーシングパイプ、ケーシングシューおよびリングビットの内部を、前端に地山掘削用のチップが取り付けられたインナービットが通って、前記チップが取り付けられた前端が、前記リングビットの前端から突出するように構成された掘削工具であって、
前記インナービットの前端部には、所定の角度間隔で、半径方向に延びるチップが取り付けられ、かつ、当該チップが取り付けられる部分を含み、その半径が後続する部分より拡大した拡大部が形成され、
前記インナービットのチップは、前記拡大部の外径に達するまで半径方向に延び、
前記インナービットは、拡大部から後続した、前記半径が前記拡大部より小さい小径部を有し、
前記リングビットの後半部の内側には、前記軸の半径方向内側に突出し、前記インナービットの所定の位置に前記軸の半径方向に形成されたキー受け溝と整合する位置に、キーが形成され、前記インナービットが軸中心に所定の第1の方向に回転したときに、前記キーが前記キー受け溝に係合し、前記インナービットの前記第1の方向の回転に伴って、前記リングビットが前記第1の方向に回転するとともに、前記インナービットが、後方に引き抜くことができない状態となるように構成され、
前記リングビットの前半部において、前記キーと円周方向において隣接し、かつ円周方向に二以上設けた前記キーの間の位置に、前記所定の角度間隔で、前記インナービットの拡大部の正面形状と整合する空間が設けられ、当該空間が設けられた位置においては、前記リングビットは他の部分より厚みが小さな薄肉部が形成され、
前記リングビットの薄肉部の内側に、前記軸の中心に向かって傾斜部が形成され、前記リングビットの傾斜部において、螺旋状の凸条が形成されており、
前記インナービットの挿入の際に、前記インナービットの拡大部が、前記リングビットの前半部の空間を通って、前記リングビットから前方に突出され、その状態で、インナービットが第1の方向に回転することで、前記キーが前記キー受け溝に係合し、前記インナービットの前記第1の方向の回転に伴って、前記リングビットが前記第1の方向に回転するように構成されたことを特徴とする掘削工具。 - 前記リングビットの前端部には、所定の角度間隔で、複数のチップが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の掘削工具。
- 前記リングビットの前端部には、それぞれが前方に突出する突出部と、前記突出部の頂点から前記前端部の周に沿って、前記第1の方向と逆方向に沿って形成される傾斜部と、を有する複数の破砕部材が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の掘削工具。
- 前記インナービットの内部には、供給された削孔水の供給経路が形成され、かつ、前記インナービットには、供給経路を経て供給された削孔水を外部に吐出させる吐出口を有し、前記インナービットが、隣接する拡大部の間に、前記所定の角度間隔で、軸方向に延びる溝部を有し、
前記リングビットの薄肉部およびインナービットの溝部により排水口が形成され、かつ、前記リングビットの内壁および溝部により供給された削孔水の排水経路が形成されたことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載の掘削工具。 - 円筒状のケーシングパイプの前端に配置された、中空のリングビットと、前記ケーシングパイプの前端において前記ケーシングパイプと前記リングビットとの間に介在し、前記ケーシングパイプと固定され、かつ、前記リングビットを、前記ケーシングパイプの軸を中心に回転自在に支持する中空のケーシングシューと、を備え、前記ケーシングパイプ、ケーシングシューおよびリングビットの内部を、前端に地山掘削用のチップが取り付けられたインナービットが通って、前記チップが取り付けられた前端が、前記リングビットの前端から突出するように構成された掘削工具であって、
前記インナービットの前端部には、所定の角度間隔で、半径方向に延びるチップが取り付けられ、かつ、当該チップが取り付けられる部分を含み、その半径が後続する部分より拡大した拡大部が形成され、
前記インナービットのチップは、前記拡大部の外径に達するまで半径方向に延び、
前記インナービットは、拡大部から後続した、前記半径が前記拡大部より小さい小径部を有し、
前記リングビットの後半部の内側には、前記軸の半径方向内側に突出し、前記インナービットの所定の位置に前記軸の半径方向に形成されたキー受け溝と整合する位置に、キーが形成され、前記インナービットが軸中心に所定の第1の方向に回転したときに、前記キーが前記キー受け溝に係合し、前記インナービットの前記第1の方向の回転に伴って、前記リングビットが前記第1の方向に回転するとともに、前記インナービットが、後方に引き抜くことができない状態となるように構成され、
前記リングビットの前半部において、前記キーと円周方向において隣接し、かつ円周方向に二以上設けた前記キーの間の位置に、前記所定の角度間隔で、前記インナービットの拡大部の正面形状と整合する空間が設けられ、当該空間が設けられた位置においては、前記リングビットは他の部分より厚みが小さな薄肉部が形成され、
前記リングビットの薄肉部の内側に、前記軸の中心に向かって傾斜部が形成され、
前記インナービットの挿入の際に、前記インナービットの拡大部が、前記リングビットの前半部の空間を通って、前記リングビットから前方に突出され、その状態で、インナービットが第1の方向に回転することで、前記キーが前記キー受け溝に係合し、前記インナービットの前記第1の方向の回転に伴って、前記リングビットが前記第1の方向に回転するように構成されており、
前記インナービットの内部には、供給された削孔水の供給経路が形成され、かつ、前記インナービットには、供給経路を経て供給された削孔水を外部に吐出させる吐出口を有し、前記インナービットが、隣接する拡大部の間に、前記所定の角度間隔で、軸方向に延びる溝部を有し、
前記リングビットの薄肉部およびインナービットの溝部により排水口が形成され、かつ、前記リングビットの内壁および溝部により供給された削孔水の排水経路が形成され、
前記供給経路は、前記インナービットの前記小径部で、前記インナービットの半径方向に削孔水を吐出する吐出口を備え、
前記キーと前記キー溝とが係合状態にあるときは、前記吐出口が、前記リングビットの内壁により閉塞され、
係合状態が解除されたときは、前記吐出口が露出することを特徴とする掘削工具。 - 前記溝部の前記軸方向に垂直な方向の幅が、軸方向に後方になるのにしたがって大きくなることを特徴とする請求項5に記載の掘削工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010164534A JP5820573B2 (ja) | 2010-07-22 | 2010-07-22 | 掘削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010164534A JP5820573B2 (ja) | 2010-07-22 | 2010-07-22 | 掘削工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012026132A JP2012026132A (ja) | 2012-02-09 |
JP5820573B2 true JP5820573B2 (ja) | 2015-11-24 |
Family
ID=45779383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010164534A Active JP5820573B2 (ja) | 2010-07-22 | 2010-07-22 | 掘削工具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP5820573B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JP2001115766A (ja) * | 1999-10-22 | 2001-04-24 | Kameyama:Kk | 掘削ドリル |
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-
2010
- 2010-07-22 JP JP2010164534A patent/JP5820573B2/ja active Active
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