JP5820343B2 - 画像形成ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、電子写真プリンタ、ファクシミリ装置、複合機等に用いられる画像形成ユニットおよびそれを用いた画像形成装置に関する。
従来の画像形成ユニットは、感光体ドラムを有するドラムユニットと、現像ローラを有する現像ユニットとに分割され、ドラムユニットに現像ユニットが所定の回転支点を中心に回動可能に支持され、付勢部材の付勢力により現像ユニットが感光体ドラムに接近する方向に回転移動し、その結果、現像ローラが感光体ドラムに所定の圧力で接触するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−48018号公報(段落「0013」〜段落「0025」、図1、図2)
しかしながら、従来の技術においては、感光体ドラムと現像ローラとの接触圧には付勢部材の付勢力とは別の力が掛かり、感光体ドラムと現像ローラとの接触圧が変動してしまう場合がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、感光体ドラムと現像ローラとの接触圧の変動を低減させることを目的とする。
そのため、本発明は、静電潜像が形成される像担持体を回転可能に支持する第1のユニットと、前記静電潜像を現像剤で現像する現像剤担持体を回転可能に支持する第2のユニットと、前記像担持体と前記現像剤担持体とを当接させる付勢部材と、を有し、前記第1のユニットは、前記像担持体の回転軸方向における一端側に形成された第1の係合部と、前記一端側に前記第1の係合部と所定の距離をおいて形成された第2の係合部と、前記回転軸方向における前記一端側の反対の他端側において、前記第1の係合部の中心を通り前記回転軸方向に延在する第1の仮想直線と、前記第2の係合部の中心を通り前記回転軸方向に延在する第2の仮想直線との略中央に形成された第3の係合部とを有し、前記第2のユニットは、前記現像剤担持体を回転させるための駆動入力部と、前記第1の係合部と係合する第1の被係合部と、前記第1の被係合部と並設され、前記第2の係合部と係合する第2の被係合部と、前記第3の係合部と係合する第3の被係合部とを有し、前記駆動入力部は、前記第1の被係合部と第2の被係合部との略中央に位置し、前記第2のユニットの重心は、前記第1の被係合部と前記第2の被係合部と前記第3の被係合部とを結ぶ領域内に位置し、前記第1の係合部は、前記第1の被係合部の下方において略水平に延在し、前記第1の被係合部と接触する第1の規制面を有し、前記第2の係合部は、前記第2の被係合部の下方において略水平に延在し、前記第2の被係合部と接触する第2の規制面を有し、前記第3の係合部は、前記第3の被係合部の下方において略水平に延在し、前記第3の被係合部と接触する第3の規制面を有し、前記付勢部材は、前記第1の被係合部と前記第2の被係合部とを結ぶ第1の仮想水平面と、前記像担持体と前記現像剤担持体との間の当接部を通る第2の仮想水平面との間に位置することを特徴とする。
このようにした本発明は、感光体ドラムと現像ローラとの接触圧の変動を低減させることができるという効果が得られる。
第1の実施例におけるドラムユニットに現像ユニットが結合した状態を示す側面図 第1の実施例における画像形成装置の概略側断面図 第1の実施例における画像形成装置の駆動入力カップリングの斜視図 第1の実施例における画像形成ユニットの斜視図 第1の実施例における画像形成ユニットの分解斜視図 第1の実施例における画像形成ユニットの断面図 第1の実施例における現像ユニットの斜視図 第1の実施例における現像ユニットの現像ローラ駆動部の斜視図 第1の実施例における現像ユニットの駆動受領側の斜視図 第1の実施例における現像ユニットの反駆動受領側の斜視図 第1の実施例におけるドラムユニットの分解斜視図 第1の実施例におけるドラムユニットの駆動受領側の斜視図 第1の実施例におけるドラムユニットの反駆動受領側の斜視図 第1の実施例におけるドラムユニットに現像ユニットが結合した画像形成ユニットの側面図 第1の実施例における現像ユニットに作用する力の説明図 第1の実施例における現像ユニットに作用する力の説明図 第1の実施例における現像ユニットに作用する力の説明図 第1の実施例における現像ユニットに作用する力の説明図 第1の実施例における現像ユニットに作用する力の説明図 第1の実施例における現像ユニットの概略上面図 第1の実施例における現像ユニットの概略上面図 第1の実施例における現像ユニットの概略上面図 第1の実施例における現像ユニットの概略上面図 第2の実施例における現像ユニットの駆動受領側の斜視図 第2の実施例における現像ユニットの反駆動受領側の斜視図 第2の実施例におけるドラムユニットに現像ユニットが結合した状態を示す側面図 第2の実施例におけるドラムユニットに現像ユニットが結合した画像形成ユニットの側面図
以下、図面を参照して本発明による画像形成ユニットおよび画像形成装置の実施例を説明する。
図2は第1の実施例における画像形成装置の概略側断面図、図3は第1の実施例における画像形成装置の駆動入力カップリングの斜視図である。
図2において、複写機、電子写真プリンタ、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置101には、画像形成装置101に対して着脱可能な画像形成ユニット121、122、123、124と、その画像形成ユニット121〜124に着脱可能に配置され、ユーザにより交換される現像剤収納容器(現像剤カートリッジ)131、132、133、134と、感光体ドラムに光を照射する露光装置141、142、143、144と、画像形成ユニット121〜124に対向配置され、画像形成ユニット121〜124で形成された現像剤像を媒体に転写する転写ベルトユニット105と、媒体に転写された現像剤を定着する定着装置106と、媒体を収容する給紙カセット107と、媒体を給紙する給紙部108と、画像形成ユニット121〜124を画像形成装置101から取り出す際に開閉する本体カバー109とを備えている。
また、画像形成装置101は、装着された画像形成ユニット121〜124の側方に、図3に示す、感光体ドラムに駆動を伝達するドラム駆動入力カップリング150と、現像ユニットに駆動を伝達する現像駆動入力カップリング151とを備えている。
図4は第1の実施例における画像形成ユニットの斜視図、図5は第1の実施例における画像形成ユニットの分解斜視図、図6は第1の実施例における画像形成ユニットの断面図であり、図2に示す画像形成ユニット121の構成を図4〜図6を用いて説明する。
なお、図2において、画像形成ユニット、現像剤収納容器および露光装置は4つ示されているが、4つとも同一の構成であり、現像剤収納容器に関しては収納してある現像剤の色のみが異なるため、以下の説明では、代表してブラック色の画像形成ユニット121、現像剤収納容器131および露光装置141を説明する。
図4および図5において、画像形成ユニット121は、図6に示す静電潜像が形成される像担持体としての感光体ドラム51を回転可能に支持する第1のユニットとしてのドラムユニット200と、感光体ドラム51に形成された静電潜像に現像剤を現像する現像剤担持体としての現像ローラ53を回転可能に支持する第2のユニットとしての現像ユニット300との2つのユニットからなり、ドラムユニット200の両側部のドラムフレーム201の側壁部201a、201bに現像ユニット300が支持されてドラムユニット200と現像ユニット300とは一体化されている。
図6に示すように、ドラムユニット200には、静電潜像を形成する感光体ドラム51と、その感光体ドラム51を帯電させる帯電装置52と、感光体ドラム51上の残留現像剤58を除去するクリーニング部57とが備えられ、現像ユニット300には、感光体ドラム51の外周表面に押圧されて接触する現像ローラ53と、現像ローラ53に押圧されて接触した状態で配置され、現像ローラ53の外周表面に現像剤54の薄層を形成する現像ブレード55と、現像ローラ53に現像剤54を供給する供給ローラ56と、現像剤収容器131から供給された現像剤54が収容される現像剤収容室59とが備えられている。
感光体ドラム51の表面には、露光装置141により光が選択的に照射されることにより静電潜像が形成され、その静電潜像に現像ローラ53から現像剤54が供給されて現像剤画像が現像される。
次に、現像ユニット300の構成を図4〜図10、図20に基づいて詳細に説明する。
図7は第1の実施例における現像ユニットの斜視図、図8は第1の実施例における現像ユニットの現像ローラ駆動部の斜視図、図9は第1の実施例における現像ユニットの駆動受領側の斜視図、図10は第1の実施例における現像ユニットの反駆動受領側の斜視図、図20は第1の実施例における現像ユニットの概略上面図である。
図7において、現像ユニット300には、現像ローラ53および図6に示す供給ローラ56の外周面と隙間を保持して各ローラを被い、図6に示す現像剤収容室59の空間を形成する現像主フレーム301と、現像主フレーム301の両端部に現像ローラ53および図6に示す供給ローラ56を回転可能に支持する現像側面フレーム302、303とが配置されている。現像側面フレーム302の内部には、現像ローラ53および図6に示す供給ローラ56を回転させる駆動ギヤ列が配置されている。
図8において、現像側面フレーム302の内部に配置されたギヤ列は、現像ローラ53および供給ローラ56の回転軸としてのシャフトに固定された現像ローラギヤ311および供給ローラギヤ312と、両ギヤに噛合う駆動受領ギヤ313とからなる。
駆動入力部としての駆動受領ギヤ313は、回転軸方向の外側に画像形成装置101本体の現像駆動入力カップリング151に嵌合する結合部313aが形成されていて、現像ユニット300の側面から突出している。
現像駆動入力カップリング151は、図3に示すように画像形成装置101の本体に備えられ、駆動受領ギヤ313の結合部313aとの僅かな中心ずれがあっても、調芯作用が働かない一般的なオルダムカップリングを使用する。
また、現像側面フレーム302、303のローラ回転軸方向の外側には、図7に示すように、現像側面フレーム302、303に係止された現像端部フレーム304、305が配置されている。
図9において、現像ローラ53の軸方向における一端側の現像端部フレーム304には、駆動受領ギヤ313の両側に、一体で形成された一対の支持ポスト314、315が現像ローラ53の回転軸53aと平行に、回転軸方向における外側に向かい現像端部フレーム304から突出するように配置されている。また、一対の支持ポスト314、315には、コロ321、322がそれぞれの支持ポスト314、315を中心に回転自在に設けられている。
一対の支持ポスト314、315の位置は、駆動受領ギヤ313の回転軸313b中心を通る重力方向に対して略垂直な水平線上であって、図7に示す現像ユニット300の重心を水平方向に跨ぐ位置に配置してある。ここで、略垂直とは、80〜110°の範囲をいう。すなわち、現像ユニット300の重心は、支持ポスト314と支持ポスト315との間に位置している。なお、支持ポスト314、315の水平方向における位置は、駆動受領ギヤ313の回転軸313b中心に対して非対称であっても良い。また、支持ポスト314、315を駆動受領ギヤ313の回転軸313b中心から等距離に配置する場合、支持ポスト314、315の中心を通る直線が駆動受領ギヤ313の回転軸313b中心を通る水平線に対して角度を持つように配置しても良い。
また、支持ポスト315の下方には、後述する付勢部材250を引掛けるための金属製の付勢部材支持ポスト316が配置されている。
なお、本実施例では、支持ポスト314、315を現像端部フレーム304に形成したが、現像端部フレーム304に金属製のポストを固定することや図7に示す現像側面フレーム302に形成するようにしても良い。
さらに、図10に示すように、現像ローラ53の軸方向における他端側の現像端部フレーム305には、支持ポスト325が一体に形成されている。この支持ポスト325は、図20に示すように、図2に示す画像形成ユニット121を画像形成装置101に装着した状態で重力方向上側から下側に向かって見たとき、3つの支持ポスト314、315、325を結んで作られる三角形の水平断面の内側に現像ユニット300の重心Pが位置するように配置されている。また、現像ローラ53の軸方向から現像ユニット300を見たとき、支持ポスト314、315の間に、支持ポスト325が形成されている。なお、本実施例では、支持ポスト325の重力(鉛直)方向における位置を、支持ポスト314、315の重力(鉛直)方向における位置と同位置としたが、現像ユニット300の重心Pに対して上述した条件を満たせば、重力(鉛直)方向の位置はこれに限定されない。なお、支持ポスト325には、上述した支持ポスト314、315と同様に、これを中心に回転自在のコロ326が設けられている。
本実施例においては、図9に示す駆動受領ギヤ313の回転軸313bと図10に示す第3の被係合部を形成する支持ポスト325の中心軸325aとを略一致するように構成した。しかし、これに限ったものではなく、駆動受領ギヤ313の回転軸313bの近傍に支持ポスト325の中心軸325aを設けることで一定の効果を得ることができる。より具体的には、第1の被係合部を形成する支持ポスト314の中心軸と第2の被係合部を形成する支持ポスト315の中心軸との距離をD1としたとき、現像ユニット300を回転軸313bの軸方向から見たときに、回転軸313bを中心とした半径r=0.3×D1の円の中に支持ポスト325の中心軸325aが配置されていれば良い。
次に、ドラムユニット200の構成を図11〜図13に基づいて詳細に説明する。
図11は第1の実施例におけるドラムユニットの分解斜視図、図12は第1の実施例におけるドラムユニットの駆動受領側の斜視図、図13は第1の実施例におけるドラムユニットの反駆動受領側の斜視図である。
図11において、ドラムユニット200には、帯電装置52およびクリーニング部57を被い、感光体ドラム51の回転軸方向の端部の外側に回り込むドラムフレーム201が配置されている。このドラムフレーム201には、感光体ドラム51の回転軸方向の両端部に、その回転軸に直交し、鉛直方向に伸びる側壁部201a、201bが配置され、感光体ドラム51を回転可能に支持している。
感光体ドラム51の回転軸方向の一方の端部には、感光体ドラム51のフランジがドラムフレーム201の側壁部201aを貫通して回転軸方向における外側に突出していて、その端面には図2に示す画像形成装置101のドラム駆動入力カップリング150と嵌合するドラム結合部210が形成されている。
図12および図13において、側壁部201aには、図7および図8に示す現像ユニット300に配置されている駆動受領ギヤ313が貫通する孔224が、駆動受領ギヤ313の外径と隙間を保持して形成されている。
また、孔224の両脇には、図9に示す現像ユニット300に配置された支持ポスト314、315に設けられたコロ321、322と嵌合する一対の第1の係合部としての位置規制孔221、第2の係合部としての位置規制孔222が形成されている。位置規制孔221と係合する第1の被係合部は、支持ポスト314およびコロ321によって構成され、位置規制孔222と係合する第2の被係合部は、支持ポスト315およびコロ322によって構成される。
図2に示す画像形成ユニット121を画像形成装置101に装着した状態において、位置規制孔221、222の内側には規制面221a,b,c,d、222a,b,c,dが形成され、その規制面221a,bおよび規制面222a,bは互いに平行な面で、下面221a、222aおよび上面221b、222bが重力方向において水平な面であり、その下面221aと上面221bおよび下面222aと上面222bの間隔はコロ321、322の外径に対して微小量大きい間隔となっている。その微小量は0.01mm〜0.05mmであることが望ましい。
一方、位置規制孔221、222の水平方向の対向面に、向きや角度の規制はないが、位置規制孔221、222の大きさはコロ321、322に対して大きな間隔を持つように形成されている。その間隔は、1mm以上であることが望ましい。
位置規制孔221の下方には、付勢部材250を装着する溝225と、付勢部材250の一端部を固定する付勢部材固定ポスト223とが配置されている。
もう一方側の側壁部201bには、側壁部201aの孔224と対称の位置に第3の係合部としての位置規制孔230が設けられ、溝225および付勢部材固定ポスト223と対象の位置には、同形状の溝228および付勢部材固定ポスト229が配置されてドラムユニット200が構成されている。位置規制孔230と係合する第3の被係合部は、支持ポスト325およびコロ326によって構成される。
本実施例では、位置規制孔221の規制面221c、dは、上面221aに対して略垂直に互いに平行に形成されている。また、現像ユニット300が位置規制孔221、222、230上を摺動して、付勢部材250の付勢によって現像ローラ53が感光ドラム51に付勢されるよう、規制面221cと規制面221dとの間隔が支点ポストの外径よりも大きくなるように形成した。ここでは、支点ポストの外径に対して1mm〜5mm大きくした。なお、位置規制孔222、230についても同様である。
ここで、位置規制孔221、222、230は、重力方向に対して略垂直な水平方向に長手方向を有する長孔とした。長孔は、その長辺が、付勢部材250が現像ユニット300をドラムユニット200へと付勢する付勢方向へと伸びている。また、位置規制孔221の中心と、位置規制孔222の中心とを結んだ直線上に位置規制孔230の中心がくるように配置し、位置規制孔221の中心と、位置規制孔222の中心とを結んだ直線の中点を位置規制孔230の中心とした。
次に、図1を用いてドラムユニットと現像ユニットとが結合した状態を詳細に説明する。図1は第1の実施例におけるドラムユニットに現像ユニットが結合した状態を示す側面図である。
図1に示すように、ドラムユニット200と現像ユニット300とを結合すると、現像ユニット300の両側面の支持ポスト314、315、325に設けられたコロ321、322、326がドラムフレーム201の位置規制孔221、222、230に嵌合し、支持ポスト314、315、325が位置規制孔221、222、230の鉛直方向において対向した面と接触し、その表面を転がることで現像ユニット300はドラムユニット200に水平方向に移動可能に支持される。
現像ユニット300を現像ローラ53の回転軸53aの軸方向から見たとき、位置規制孔221と位置規制孔222は軸方向における一端側に形成され、他端側に位置規制孔230が形成されている。また、現像ユニット300を現像ローラ53の回転軸53aの軸方向から見たとき、位置規制孔221と、その位置規制孔221から所定の距離をおいて形成された位置規制孔222との間に、位置規制孔230が形成されている。支持ポスト314、315、325の位置関係も位置規制孔221、222、230の位置関係と同様である。これによって、現像ローラ53と感光体ドラム51との押圧力の変動を低減することができる。
ドラムユニット200および現像ユニット300の両側部に配置された付勢部材250の一方の端部がドラムフレーム201の付勢部材固定ポスト223および図13に示す付勢部材固定ポスト229に固定され、もう一方の端部が現像ユニット300の付勢部材支持ポスト316および図13に示す付勢部材支持ポスト319に固定され、付勢部材250は現像ユニット300を図中矢印Aが示す方向へ付勢し、感光体ドラム51と現像ローラ53とを接触部51aで当接させている。
付勢部材250の鉛直方向における位置は、支持ポスト314、315および駆動受領ギヤ313と、感光体ドラム51と現像ローラ53の接触部51aとの間に配置されている。
この位置で付勢部材250による付勢力をかけることで、現像ユニット300に新たな回転モーメントや力を作用させずに現像ユニット300を移動することができる。この結果、現像ユニット300は、ドラムユニット200に対して、図中矢印Aが示す方向に付勢力を受け、水平方向に移動し、感光体ドラム51と現像ローラ53とが所定の圧力で接触する。
ここで、現像ユニット300が動作したときに働く力を説明する。
現像ユニット300に働く力は、大きく3つあり、駆動受領ギヤ313を中心に現像ユニット300の負荷トルクによる回転力と、現像ユニット300の自重による重力と、感光体ドラム51と現像ローラ53との接触部51aの摩擦力とである。
各力による現像ローラ53の位置に作用する力の大きさは、回転力が1.5〜2.5Kgf程度、重力が1〜2Kgf程度、摩擦力が0.3Kgf程度であり、回転力および自重による重力が大きく、摩擦力は3つの力の中では非常に小さい。摩擦力のばらつきや変動はさらに小さいため、感光体ドラム51と現像ローラ53との接触圧への影響は無視しても問題ない。
したがって、感光体ドラム51と現像ローラ53との接触圧へ影響を与える力は、上述した回転力および重力であり、これらの回転力および重力の影響を低減することにより、感光体ドラム51と現像ローラ53との接触圧の変動を低減することができる。
上述した構成の作用について説明する。
画像形成ユニットの動作を図14の第1の実施例におけるドラムユニットに現像ユニットが結合した画像形成ユニットの側面図に基づいて説明する。
まず、画像形成装置に図示しない指令部より印刷指令が入力されると、画像形成装置は印刷動作を開始する。
印刷動作を開始すると画像形成装置の図示しない制御部および駆動モータにより、図3に示す画像形成装置101のドラム駆動入力カップリング150および現像駆動入力カップリング151は回転する。
図3に示す画像形成装置101のドラム駆動入力カップリング150はドラム結合部210と嵌合し、また現像駆動入力カップリング151は結合部313aと嵌合しているため、図3に示すドラム駆動入力カップリング150および現像駆動入力カップリング151の回転により、画像形成ユニット121に駆動が伝達される。
駆動が伝達された画像形成ユニット121では、感光体ドラム51は図中矢印Bが示す方向に回転し、現像ローラ53は駆動受領ギヤ313の図中矢印Cが示す方向の回転により駆動が伝達されて図中矢印Dが示す方向に回転し、印刷動作を開始する。
このとき、現像ユニット300は、自身の負荷トルクにより駆動受領ギヤ313を中心に図中矢印Eが示す方向に回転しようとする回転モーメントによる回転力と、自身の重量による重力とを受けている。
ここで、現像ユニット300に作用する回転力および重力を打ち消す方法を図15〜図18および図21〜図23を用いて説明する。
なお、図15〜図18(a)は現像ユニット300の駆動受領側の側面図であり、図15〜図18(b)は現像ユニット300の駆動受領側の反対側である反駆動受領側の側面図である。
また、図15〜図18および図21〜図23において、Q1、Q2、R1、R2、S1、S2、T1、T2、U1、U2は、現像ユニット300を支持する駆動受領側の支持ポストの配置を表し、Q3、R3、S3、T3、U3は駆動受領側の支持ポストに対応した反駆動受領側の支持ポストの配置を表している。
まず、回転力によって現像ユニット300に作用する力の水平方向の成分を打ち消す方法を、図15を用いて説明する。
回転力を打ち消すには、駆動入力部としての駆動受領ギヤ313の回転中心Oが固定されない条件とすると、2箇所の位置規制が必要であるが、これは3点支持のうち、2点支持側の1対の支持ポストの配置と、規制面の角度の規制で実現可能である。
まず、1対の支持ポストQ1、Q2を、駆動受領ギヤ313の回転中心Oに対して点対象となるように配置する。このとき、支持ポストQ1と回転中心Oとの距離L1と、支持ポストQ2と回転中心Oとの距離L2とは等しく(距離L1=距離L2)なる。
そして、駆動受領ギヤ313を中心とする円周の接線方向と直交する方向に規制面Q1a、Q2aを、図中矢印Eが示す駆動受領ギヤ313の回転方向の下流側に配置し、回転力によって支持ポストQ1、Q2に働く力F1、F2を垂直に受けることで回転力を打ち消すことができる。
つまり、本実施例に示すように、図1に示す駆動受領ギヤ313は、第1の被係合部としての支持ポスト314と、第2の被係合部としての支持ポスト315との略中央に設けられるのが好ましい。ここで、略中央とは、支持ポスト314と支持ポスト315との距離をD1としたとき、駆動受領ギヤ313の回転中心から支持ポスト314までの距離D2が距離D1の40%〜60%の範囲にあることであり、この範囲にあれば同様の効果が得られる。
以上のように、回転力は駆動受領側の1対の支持ポストQ1、Q2によって打ち消されるため、反駆動受領側の支持ポストQ3には回転力が作用しない。したがって、反駆動受領側の1点支持ポストQ3の配置は限定されない。また、図15では、水平面Q3aで支持ポストQ3の下面を規制しているが、その規制面Q3aの角度も限定されるものではない。
さらに、駆動受領ギヤ313の回転中心Oが、1対の支持ポストを結ぶ線分上にありながら、その支持ポストが駆動受領ギヤ313の回転中心Oに対して点対象でない位置に配置されている場合、すなわち支持ポストR1と回転中心Oとの距離L3と、支持ポストR2と回転中心Oとの距離L4とが等しくない(距離L3≒距離L4)場合でも、1対の支持ポストR1、R2のように水平であれば、回転力を打ち消すことができる。この場合も、上述した支持ポストQ3と同様に、反駆動受領側の支持ポストR3に回転力は作用しないので、その配置および規制面R3aの角度は限定されない。
次に、重力を打ち消す方法を図16および図21を用いて説明する。なお、図21は、図16に示す現像ユニット300を図中矢印Hが示す方向、すなわち鉛直上方から見た矢視図である。
重力を打ち消すためには、図21に示すように、駆動受領側の1対の支持ポストS1、S2と、反駆動受領側の支持ポストS3とが形成する三角形の水平断面の内側(すなわち、第1の被係合部と第2の被係合部と第3の被係合部とを結ぶ領域内)に現像ユニット300の重心Pが位置するように、各支持ポストS1、S2、S3を配置する。このとき、各支持ポストS1、S2、S3の鉛直方向における配置に規制はなく、図16に示すように、支持ポストS1、S2、S3の鉛直方向における位置がすべて異なっていても良い。また、重心Pの鉛直方向における配置も同様に規制されない。
さらに、3点のすべての支持ポストS1、S2、S3の下面を水平面S1a、S2a、S3aで規制することによって、現像ユニット300の自重によって各支持ポストS1、S2、S3に働く鉛直下方の力Ws1、Ws2、Ws3はすべて打ち消される。
つまり、本実施例に示すように、図1に示す駆動受領ギヤ313の回転中心は、第1の被係合部としての支持ポスト314と第2の被係合部としての支持ポスト315の中心を結んだ直線Lの近傍に設けられるのが好ましい。ここで、近傍とは、支持ポスト314と支持ポスト315との距離をD1としたとき、駆動受領ギヤ313の回転中心から直線Lまでの距離D3が距離D1の20%以下であることであり、この範囲にあれば同様の効果が得られる。
次に、回転力および重力の二つの力を同時に打ち消す方法を説明する。
まず、重力を打ち消すために、図17において現像ユニット300を図中矢印Hが示す方向から見た矢視図である図22に示すように、3点の支持ポストが形成する三角形の水平断面の内側に現像ユニット300の重心Pが位置するように各支持ポストT1、T2、T3を配置する。
そして、図17に示すように、各支持ポストT1、T2、T3に働く重力Wt1、Wt2、Wt3を打ち消すために、3点すべての支持ポストT1、T2、T3の下面を水平面T1a、T2a、T3aで規制する必要がある。
そのため、現像ユニット300は、水平方向に移動可能に支持する必要があることから、回転力は水平方向に働く力を打ち消さなければならず、規制面は鉛直方向に水平面T1a、T2a、T3aと対向する1対の水平面T1b、T2b、T3bを配置する。
また、図17(a)に示す駆動受領側の1対の支持ポストT1、T2の配置は、水平かつ駆動受領ギヤ313の回転中心Oが支持ポストT1と支持ポストT2とを結ぶ線分上に位置するように配置する。
この配置によって、支持ポストT1、T2のそれぞれに働く力F5、F6は規制面としての水平面T1b、T2aに垂直に受け止められて打ち消される。この場合、駆動受領ギヤ313の回転中心Oから支持ポストT1、T2までの距離L5、L6に規制はない。
さらに、このときの反駆動側の支持ポストT3は、図17では支持ポストT1、T2と鉛直方向の位置が同じになるように描かれているが、鉛直方向における配置はこれに限定されるものではない。
次に、図18に示すように、駆動受領側の1対の支持ポストが鉛直方向に距離をおいて配置されている場合について説明する。
まず、重力を打ち消すために、図18において現像ユニット300を図中矢印Hが示す方向から見た矢視図である図23に示すように、3点の支持ポストが形成する三角形の水平断面の内側に現像ユニット300の重心Pが位置するように各支持ポストU1、U2、U3を配置する。
そして、図18に示すように、各支持ポストU1、U2、U3に働く重力Wu1、Wu2、Wu3を打ち消すために、3点すべての支持ポストU1、U2、U3の下面を水平面U1a、U2a、U3aで規制する必要がある。
そのため、現像ユニット300は、水平方向に移動可能に支持する必要があることから、回転力は水平方向に働く力を打ち消さなければならず、規制面は鉛直方向に水平面U1a、U2a、U3aと対向する1対の水平面U1b、U2b、U3bを配置する。このとき、支持ポストU1、U2には回転力による力F7、F8がそれぞれ作用するが、上述したとおり、規制面が水平であるため、水平成分の力F7h、F8hがそれぞれ発生する。
しかし、2つ力F7h、F8hが作用する方向は逆であり、駆動受領ギヤ313の回転中心Oから支持ポストU1、U2までの距離L7、L8を等しくすることで、力F7h=力F8hとすることができるので、相殺することが可能である。
したがって、駆動受領側の1対の支持ポストが鉛直方向に距離をおいて配置されている場合であっても、回転力と重力とを打ち消すことが可能である。
なお、このときの反駆動側の支持ポストU3は、駆動受領側の支持ポストU1、U2との鉛直方向における配置に規制はない。
ここで、図19および図20を用いて本実施例における現像ユニット300の動作並びに駆動受領側の支持ポスト314、315および反駆動受領側の支持ポスト325に発生する力について説明する。本実施例では、図17および図22に示すように、支持ポストを配置し、回転力と重力を打ち消す方法について説明する。
まず、駆動受領側の支持ポスト314、315および反駆動受領側の支持ポスト325は、現像ユニット300の自重による重力W1、W2、W3を鉛直下方にそれぞれ受け、各支持ポスト314、315、325に取り付けられたコロ321、322、326を介して位置規制孔221、222、230の下面に規制される。
このとき、位置規制孔221、222、230は、水平面が形成されているため、上述の重力W1、W2、W3を垂直に受け止めることができ、現像ユニット300は重力による作用を受けない。
次に、図19に示す駆動受領ギヤ313が図3に示す現像駆動入力カップリング151から駆動力を受けて図中矢印Eが示す方向に回転すると、支持ポスト314、315は、回転モーメントによる力F1が鉛直上方に、力F2が鉛直下方にそれぞれ受け、各支持ポストに取り付けられたコロ321、322を介して位置規制孔221の上面、位置規制孔222の下面に規制される。
しかし、位置規制孔221、222は、水平面で構成されているため、上述の回転モーメントによる力F1、F2は垂直に受け止められるので、現像ユニット300は回転力の作用を受けない。なお、上述の回転力は、駆動受領側の支持ポスト314、315で打ち消されるため、反駆動受領側の支持ポスト325には回転モーメントによる力は作用していない。
このようにして、現像ユニット300は回転力および重力の水平方向の成分が打ち消され、ドラムユニットに対する現像ユニット300の現像ローラ53の回転軸周りの回転が規制され、図1に示す付勢部材250の付勢力のみで水平方向の力を受け、感光体ドラム51に現像ローラ53が所定の圧力で接触し、印刷動作が行われる。
ここで、反駆動受領側の支持ポストの配置が、駆動受領側の支持ポストの配置と対称の場合に、その支持ポストにかかる力関係について述べる。この場合、駆動受領側の支持ポストおよび反駆動受領側の支持ポストの合計数は4点となるが、4点すべての支持ポストの移動が規制される必要がある。そのためには、各支持ポストおよび位置規制孔の位置、コロの外径などに非常に高い寸法精度が要求される。仮に、これらの部材の寸法精度が不足することなどが原因で支持ポストのいずれか1点が位置規制孔に対して非接触で規制されない場合、この支持ポストは印刷動作中の回転力および重力の変動の影響を受けるので、現像ユニットの姿勢は不安定となり、この支持ポスト側の感光体ドラムと現像ローラとの接触圧は変動してしまうため、印刷画像品質が損なわれてしまう。
本実施例では、図1に示すように、第1の係合部としての位置規制孔221と第1の被係合部としての支持ポスト314との係合部と、第2の係合部としての位置規制孔222と第2の被係合部としての支持ポスト315との係合部との間に、駆動入力部としての駆動受動ギヤ313を配置することにより、感光体ドラム51と現像ローラ53との間の接触圧の変動を低減することができる。
以上説明したように、第1の実施例では、画像形成ユニットの構成部品に高い寸法精度を要求せずに、動作時の現像ユニットに働く負荷トルクによる回転力と自重による重力とを安定して打ち消すことができるため、付勢部材の付勢力のみで感光体ドラムに現像ローラを接触させることで、感光体ドラムと現像ローラとの間の接触圧の変動を低減させて接触圧を安定化することができるという効果が得られる。
また、現像ユニットに働く負荷トルクのばらつき、変動および現像ユニットの重量変化が発生しても感光体ドラムと現像ローラとの間の接触圧を安定化することが可能になり、かぶり、白抜け印刷、グレイネスの悪化、現像剤フィルミング等の印刷品質の低下を防止することができるという効果が得られる。
第2の実施例の構成は、第1の実施例における現像ユニットの支持ポストの構成が異なるものであり、その構成を図24〜図26に基づいて説明する。なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図24は第2の実施例における現像ユニットの駆動受領側の斜視図、図25は第2の実施例における現像ユニットの反駆動受領側の斜視図、図26は第2の実施例におけるドラムユニットに現像ユニットが結合した状態を示す側面図である。
図24〜図26において、現像ユニット300の駆動受領側の支持ポスト314、315と、その支持ポスト314、315に対して回転自在なコロ321、322が設けられている。また、位置規制孔221、222は、内側の下面および上面が水平面であり、下面と上面との間隔はコロ321、322の外径に対して微小量大きい間隔となっている。その間隔は0.01〜0.05mmであることが望ましい。
一方、本実施例では、現像ユニット300の反駆動受領側の支持ポスト350にはコロを設けておらず、支持ポスト350の外径はコロ321、322と同じ寸法になっている。したがって、支持ポスト350と位置規制孔230との間隔は、駆動受領側のコロ321、322と位置規制孔221、222との間隔と同じになっている。
なお、支持ポスト350の材質は、ドラムフレーム201が樹脂成型品の場合、すべり性に富んだステンレスなどの金属製であることが望ましい。
上述した構成の作用について図27を用いて説明する。
図27は第2の実施例におけるドラムユニットに現像ユニットが結合した画像形成ユニットの側面図である。
本実施例では、現像ユニット300を支持する駆動受領側の支持ポスト314、315は、位置規制孔221、222に対してコロ321、322を用いた転がり接触であるが、反駆動受領側の支持ポスト350は、コロを設けていないため位置規制孔230に対してすべり接触となっている。
しかし、第1の実施例でも述べたように、反駆動受領側の支持ポスト350には、重力のみで働く力が小さいので、位置規制孔230に対してすべり接触であっても付勢部材による付勢力の妨げとならない。したがって、支持ポスト350にコロを設け、そのコロを介して位置規制孔230に転がり接触させたときと同等の付勢部材による付勢力が得られる。
以上説明したように、第2の実施例では、第1の実施例の効果に加え、部品点数を削減させても付勢部材による付勢力を損なうことがないため、印刷品質を低下させることなく、製品コストを下げることができるという効果が得られる。
なお、本発明は、接触現像方式および非接触現像方式を使用する画像形成ユニットを用いた複写機、電子写真プリンタ、ファクシミリ装置、複合機(MFP)等の画像形成ユニットに適用することが可能である。
51 感光体ドラム
53 現像ローラ
101 画像形成装置
121、122、123、124 画像形成ユニット
150 ドラム駆動入力カップリング
151 現像駆動入力カップリング
200 ドラムユニット
201 ドラムフレーム
201a、201b 側壁部
210 ドラム結合部
221、222、230 位置規制孔
250 付勢部材
300 現像ユニット
301 現像主フレーム
302、303 現像側面フレーム
304、305 現像端部フレーム
313 駆動受領ギヤ
313a 結合部
313b 回転軸
314、315、325 支持ポスト
321、322、326 コロ

Claims (6)

  1. 静電潜像が形成される像担持体を回転可能に支持する第1のユニットと、
    前記静電潜像を現像剤で現像する現像剤担持体を回転可能に支持する第2のユニットと
    前記像担持体と前記現像剤担持体とを当接させる付勢部材と、
    を有し、
    前記第1のユニットは、
    前記像担持体の回転軸方向における一端側に形成された第1の係合部と、
    前記一端側に前記第1の係合部と所定の距離をおいて形成された第2の係合部と、
    前記回転軸方向における前記一端側の反対の他端側において、前記第1の係合部の中心を通り前記回転軸方向に延在する第1の仮想直線と、前記第2の係合部の中心を通り前記回転軸方向に延在する第2の仮想直線との略中央に形成された第3の係合部とを有し、
    前記第2のユニットは、
    前記現像剤担持体を回転させるための駆動入力部と、
    前記第1の係合部と係合する第1の被係合部と、
    前記第1の被係合部と並設され、前記第2の係合部と係合する第2の被係合部と、
    前記第3の係合部と係合する第3の被係合部とを有し、
    前記駆動入力部は、前記第1の被係合部と第2の被係合部との略中央に位置し、
    前記第2のユニットの重心は、前記第1の被係合部と前記第2の被係合部と前記第3の被係合部とを結ぶ領域内に位置し、
    前記第1の係合部は、前記第1の被係合部の下方において略水平に延在し、前記第1の被係合部と接触する第1の規制面を有し、
    前記第2の係合部は、前記第2の被係合部の下方において略水平に延在し、前記第2の被係合部と接触する第2の規制面を有し、
    前記第3の係合部は、前記第3の被係合部の下方において略水平に延在し、前記第3の被係合部と接触する第3の規制面を有し、
    前記付勢部材は、前記第1の被係合部と前記第2の被係合部とを結ぶ第1の仮想水平面と、前記像担持体と前記現像剤担持体との間の当接部を通る第2の仮想水平面との間に位置することを特徴とする画像形成ユニット。
  2. 請求項1に記載の画像形成ユニットにおいて、
    前記駆動入力部および前記第3の被係合部は、共に前記回転軸方向に延在する第3の仮想直線上に位置することを特徴とする画像形成ユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成ユニットにおいて、
    前記第1の被係合部と前記駆動入力部との間の距離は、前記第1の被係合部と前記第2の被係合部との間の距離の40%乃至60%の範囲内にあることを特徴とする画像形成ユニット。
  4. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成ユニットにおいて、
    前記第1の係合部、前記第2の係合部、および前記第3の係合部は、共に略水平方向に延在する規制孔からなり、
    前記第1の被係合部、前記第2の被係合部、および前記第3の被係合部は、共に円柱形のポストを含むことを特徴とする画像形成ユニット。
  5. 請求項に記載の画像形成ユニットにおいて、
    前記第1の被係合部および前記第2の被係合部は、それぞれ回転可能なコロをさらに含むことを特徴とする画像形成ユニット。
  6. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成ユニットを備えることを特徴とする画像形成装置。
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