以下、スケジュール管理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態におけるスケジュール管理装置1のブロック図である。
スケジュール管理装置1は、日付情報格納部11、予定情報格納部12、表示部13、日付指定情報受付部14、予定情報取得部15、日付予定画面表示部16、予定指定情報受付部17、予定編集画面表示部18、予定編集指示受付部19、および予定情報更新部20を備える。
日付情報格納部11には、1以上の月を構成する複数の日付を示す情報である複数の日付情報が格納される。日付とは、例えば、暦の中の特定の日(暦日)であり、日付情報は、この日付を指定する情報である。一の日付情報は、例えば、一の日付情報は、例えば、一の日付の属する月(1月、2月等)を示す情報と、一の日付の日(1日、2日、3日等)を示す情報とを有する。また、日付情報は、各日付の暦上の曜日を示す情報(例えば、月曜日、火曜日等)を有していても良い。また、日付情報は、一の日付の属する年の情報(例えば、2000年や、平成21年等)を有していても良い。例えば、一の日付情報は、年月日および曜日を有する情報である。日付情報は、一の日付を指定可能な情報であればそのデータ構造は問わない。一の月を構成する複数の日付とは、例えば、一の月に含まれる全ての日付であっても良いし、一部であっても良い。例えば、一の月に含まれる特定の曜日(例えば、月曜〜金曜まで)と対応付けられた複数の日付であっても良い。日付情報格納部11には、例えば、1以上の年を構成する12ヶ月分の月をそれぞれ構成する複数の日付を示す複数の日付情報が格納される。日付情報は、カレンダーの情報と考えても良い。日付情報は、日付情報を識別する日付識別情報を有していても良い。また、日付情報の一部(例えば、日付を特定可能な部分)を日付識別情報として用いても良い。ここでの格納は一時記憶も含む概念である。例えば、図示しない処理部等において、予め指定されたルールに従って生成された複数の日付が一時記憶されても良い。また、図示しない他の装置等から送信された日付情報が、日付情報格納部11に一時記憶されても良い。日付情報格納部11は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。かかることは、他の格納部についても同様である。
予定情報格納部12には、日付情報と対応付けられた情報であって、予定を示す情報である予定情報が格納される。予定情報は、例えば、対応する日付情報が示す日付に予定があることを示す情報である。予定情報は、例えば、予定の内容を示す情報を有していても良い。また、予定情報は、予定のタイトルを示す情報を有していても良い。また、予定情報は、予定に関するコメントの情報を有していても良い。また、予定情報は、予定に関連した場所の情報を有していても良い。予定情報は、単に、何らかの予定があることを示す情報であっても良い。また、予定情報は、予定の開始時刻や終了時刻の等の時刻の情報や、予定の時間帯を示す情報を有していても良い。また、予定情報は、予定を識別する情報である予定識別情報を有していても良い。
予定情報は、日付情報に対してどのように対応付けられていてもよい。例えば、予定情報と日付情報とを有する情報である予定管理情報が、予定情報格納部12に格納されていても良い。また、予定情報格納部12と日付情報格納部11とを一の格納部で実現するようにして、日付情報格納部に格納されている日付情報のうちの、予定のある日付に対応する日付情報に対して、この予定に関する予定情報が対応付けられているようにしても良い。
表示部13は、一か月に対応した複数の日付情報を日付情報格納部11から取得して、取得した複数の日付情報が示す複数の日付を表示する。ここでの一か月とは、例えば、予め指定された一か月である。例えば、ユーザにより指定された一か月や、デフォルトにより指定されている一か月、あるいは、スケジュール管理装置1の図示しないカレンダー機能等から取得した現在の月を示す一か月である。一か月に対応した複数の日付情報は、例えば、一か月含まれる複数の日付の日付情報である。一か月に対応した複数の日付情報は、例えば、一か月に含まれる全ての日付の日付情報であっても良いし、一か月に含まれる全ての日付の日付情報のうちの、特定の曜日と対応付けられた日付情報(例えば、月曜から金曜までの曜日と対応付けられた日付情報)であっても良い。なお、必要に応じて、一の月の前後の月の一週間分程度の日付情報も取得するようにしても良い。
また、表示部13は、上記で取得した複数の日付情報にそれぞれ対応付けられた予定情報を予定情報格納部12から検索等により取得して、この予定情報を、各日付と対応付けて表示してもよい。予定情報を日付と対応付けて表示するということは、例えば、日付の近傍、あるいは、後述するような日付と同じセル内に、予定情報の少なくとも一部、例えば、予定の開始時刻や、タイトル等を表示することである。あるいは、何らかの予定情報があることを示す情報を表示することであっても良い。
表示部13は、例えば、取得した複数の日付情報が示す複数の日付を、各行が週単位の日付で構成される複数の行で表示する。このとき、例えば、各行においては、左側から右に向かって、対応する曜日の順番に沿って日付を配列され、各行は、上から下に向かって順番に各行に含まれる日付が増加するように配列されるようにする。また、各日付は、矩形等の予め指定された形状の枠等で区切られた領域に配置されるようにしても良い。例えば、表示部13は、各日付、または、各日付が配置された領域を、横(列)を曜日、縦(行)を週としたマトリクス等で表示しても良い。表示部13は、マトリクス状の1か月分のカレンダーを表示すると考えてもよい。また、マトリクスを構成する各セルが、各日付が表示される領域と考えても良い。また、各行は、各週に対応すると考えて良く、上からk行目(kは自然数)を、第k週と考えて良い。日付を表示するとは、例えば、日付情報が示す日付の数字等を表示することである。また、月の名称(例えば、3月、4月等)や年の情報等を、日付情報とともに表示しても良いし、各日に対応する曜日を表示しても良い。また、日付を表示する際の各日付間の間隔等は予め指定されていても良い。例えば、表示部13は、予め図示しない記憶媒体等に格納されているテンプレート等を読み出して、このテンプレートに複数の日付情報に対応する日付を配置して、日付を表示する。テンプレートは、例えば、HTMLファイル等で構成される。
なお、表示部13は、取得した一ヶ月に対応した複数の日付情報の全てを、表示デバイスの表示領域に一度に表示しなくても良く、例えば、日付情報の一部が画面に表示されていないようにして、その一部がスクロール等によって表示されるようにしても良い。
また、表示部13は、必要に応じて、一の月の前後の月の一週間分程度の日付情報も一の月の前後に表示しても良い。
また、表示部13は、後述する日付予定画面表示部16が、日付予定画面を表示する場合、上記のように表示していた1以上の日付を、表示される日付予定画面に重ならない位置に移動させて表示するようにしても良い。例えば、表示部13は、一か月に対応した複数の日付情報が示す複数の日付を、各行が週単位の日付で構成される複数の行で表示し、日付予定画面が表示される場合には、表示していた日付を、行単位で、日付予定画面に重ならない位置に移動させるようにしても良い。例えば、日付予定画面表示部16が日付予定画面を、表示部13が表示している日付のうちの、後述する日付指定情報が指定する日付に隣接する領域に表示する場合、この領域と重なる領域となる日付の行を、日付予定画面と重ならないよう各行に対して垂直な方向に移動させる。また、これに伴って、例えば、移動方向の他の行も同じ距離だけ移動させる。これによって、日付予定画面が、日付の行に挿入されたような状態となる。
なお、日付を、日付予定画面に重ならない位置に移動させるということは、結果的に、日付予定画面と日付が重ならないように日付を移動させることであればよく、例えば、表示部13が、後述する日付指定情報が指定する日付に隣接する領域の日付を、予め指定された一定または不定の距離だけ移動させ、この移動によって発生した日付のない領域に、後述する日付予定画面表示部16が日付予定画面を表示するようにすることでもよい。予め指定された距離は、例えば、日付予定画面が収まる行数分である。移動の単位は、例えば行単位(行の高さ単位)としても良い。日付指定情報が指定する日付の上または下のいずれの側の行を移動させるか否かについては、例えば、日付指定情報が指定する日付の位置に応じて予め指定されているようにして良い。日付の位置に応じてと予め指定されているということは、例えば日付の含まれる行が、何行目の行であるか(言い換えれば、第何週の行であるか)否かに応じて予め指定されていることであっても良い。例えば、日付指定情報が指定する日付が含まれる行が、1行目の行(つまり、第一週)である場合、2行目以降の行が、下方向に移動するように指定しておくようにしてよい。また、例えば、日付指定情報が指定する日付が含まれる行が、4行目の行(つまり、第4週)である場合、3行目以前の行(即ち1〜3行目)が、上方向に移動するように指定しておくようにして良い。このような日付指定情報が指定する日付と、移動する日付及びその移動場所(位置)等の関係は、予め用意されたルールによって指定されているようにしても良い。このようなルールは、例えば、図示しない記憶媒体等に予め格納しておくようにすればよい。なお、例えば、日付が表示される各行に、透明なボタン等を配置しておき、このボタンが押された場合の、各行の移動する動作を指定しておくことで、このような表示の変更を実現させるようにしてもよい。
また、表示部13は、日付予定画面が表示される際に、日付予定画面と重なる日付または日付を有する領域を検出し、この日付または日付を有する領域が重ならなくなるように、表示していた日付または日付の領域を、日付指定情報が指定する日付の、日付予定画面が配置される側の方向に、移動させるようにしてもよい。例えば、日付予定画面が日付指定情報で指定する日付の上方に配置される場合、少なくともこの日付予定画面に重なる日付を含む日付指定情報が指定する日付の上方の日付または日付を含む領域を、日付指定情報が指定する日付に対して上向きの方向に移動させる。移動量は、例えば、日付予定画面の高さ分の距離、または高さに予め指定した長さを加算した分の距離である。なお、日付予定画面が日付指定情報で指定する日付の下方に配置される場合の日付の移動は、上方向が下方向に変更される以外は、上記の日付指定情報で指定する日付の上方に日付予定画面が配置される場合と同様である。
なお、表示部13は、日付指定情報が指定する日付や、この日付を含む行(週)等の日付等も、適宜移動させても良い。
表示部13は、ディスプレイデバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。表示部13は、ディスプレイデバイスのドライバーソフトまたは、ディスプレイデバイスのドライバーソフトとディスプレイデバイス等で実現され得る。かかることは、他の表示部においても同様である。
日付指定情報受付部14は、表示部13が表示する複数の日付のうちの一つを指定する情報である日付指定情報を受け付ける。日付指定情報は、例えば、指定された日付を示す情報を有している。受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付けなどを含む概念である。日付指定情報受付部14は、例えば、マウスやタッチパネル等で指定された表示画面上の座標と、表示画面に表示されている各日付に対応付けられた領域の座標とを用いて、マウスやタッチパネル等で指定された座標を含む領域に対応付けられている日付を指定する日付指定情報を受け付ける。各日付に対応付けられた領域とは、例えば、各日付上の領域、あるいは各日付を含む領域である。例えば、入力デバイスがタッチパネルである場合、日付の一つを指でタップ(叩く)された場合、このタップされた座標を含む領域に対応付けられた日付を指定する日付指定情報を受け付ける。なお、表示部13が、日付を表示する際に用いた日付情報(またはこの日付情報の識別情報)と、表示部13が各日付を表示する領域(例えば、セル)とを対応付けて図示しない記憶媒体等に蓄積しておくようにして、日付指定情報受付部14は、入力デバイス等で指定された日付を表示する領域に対応した日付情報(またはこの日付情報の識別情報)を日付指定情報としてこの記憶媒体から取得してもよい。
また、後述する日付予定画面や予定編集画面が表示されている場合においても、表示部13が表示している日付のうちの、この日付予定画面や予定編集画面に対応する日付とは異なる日付を指定する日付指定情報を受け付けても良い。ここでは、このような日付予定画面や予定編集画面が表示されている場合に受け付ける日付指定情報を、第二日付指定情報と呼ぶ
日付指定情報を受け付けるための入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。日付指定情報受付部14は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。かかることは、他の受付部においても同様である。
予定情報取得部15は、日付指定情報が指定する日付に対応する予定情報を予定情報格納部12から取得する。予定情報取得部15は、例えば、日付指定情報が指定する日付と一致する日付と対応付けられた1以上の予定情報を予定情報格納部12から検索する。そして、検出した予定情報を取得する。なお、予定情報が日付に加えて、更に、時刻等と対応付けられている場合であっても、日付が一致すれば、この予定情報は、日付指定情報が指定する日付と一致する日付と対応付けられた予定情報と考えて良い。
また、予定情報取得部15は、第二日付指定情報が指定する日付に対応した予定情報を予定情報格納部12から取得する。この場合の予定情報を取得する処理は、上記の日付指定情報が指定する日付に対応した予定情報を取得する処理と同様である。
日付予定画面表示部16は、予定情報取得部15が取得した予定情報が示す予定を表す画面である日付予定画面を表示する。日付予定画面は、例えば、予定を表すウィンドウ画面やポップアップ画面やサブ画面である。日付予定画面表示部16は、日付指定情報が指定する日付に隣接した領域である隣接領域に、日付予定画面を表示する。隣接領域は、例えば、日付指定情報が指定する日付の上、または下に隣接する領域である。隣接領域は、日付指定情報が指定する日付または日付が表示される領域と直接接していなくてもよく、日付指定情報が指定する日付または日付が表示される領域と視覚的に隣接していることが分かる程度の間隔を隔てていても良い。この隣接領域のサイズは、例えば、日付予定画面が配置可能なサイズである。隣接領域は、隣接する位置と考えても良い。日付予定画面は、例えば、日付指定情報が指定する日付に対応付けられた予定情報が示す予定を表示した画面である。具体的には、予定情報取得部15が取得した、日付指定情報が指定する日付に対応した予定情報が示す予定を表示した画面である。例えば、日付予定画面には、予定情報が示す予定のタイトルや、予定の内容や、予定の時刻や時間帯が、表示される。日付予定画面には、更に、日付指定情報が指定する日付が表示されていても良い。また、予定情報が示す予定を表示した画面とは、単に、何らかの予定があることを示す情報を表示した画面も含むものと考えてもよい。日付予定画面は、例えば、予め図示しない記憶媒体等に蓄積されている日付予定画面を生成するために用いられるテンプレートを読み出して、このテンプレートに、日付や、予定情報が示す予定等を配置することで生成されて表示される。テンプレートは、例えば、HTMLファイル等で構成される。日付予定画面の高さ等のサイズは予め固定であっても良いし、日付予定画面に配置される予定の数に応じて可変であっても良い。
また、日付予定画面表示部16は、日付予定画面を表示する位置(例えば、表示する隣接領域)をどのように決定しても良い。例えば、ランダムに決定しても良い。また、日付指定情報が指定する日付の位置に応じて決定しても良い。例えば、日付指定情報が指定する日付の位置が、一の月の日付が表示される領域の上に位置する場合、日付指定情報が示す日付の下に隣接する領域に日付予定画面を表示するようにし、一の月の日付が表示される領域の中心より下に位置する場合、日付指定情報が示す日付の上に隣接する領域に日付予定画面を表示するようにしても良い。また、例えば、日付指定情報が指定する日付が、第j週(jは自然数)よりも前の週を示す行に位置する場合、日付指定情報が示す日付の下に隣接する領域に日付予定画面を表示するようにし、第j週よりも後の週を示す行に位置する場合、日付指定情報が示す日付の上に隣接する領域に日付予定画面を表示するようにしても良い。また、表示部13が日付を移動させたことにより発生した日付指定情報が示す日付に隣接する日付の存在しない領域内に日付予定画面を表示しても良い。また、上述したような表示部13が日付を移動させる際に利用したルールに、日付予定画面を日付と重ならないように配置するための、日付予定画面を配置する位置が指定されていても良い。
また、日付予定画面または後述する予定編集画面が表示されている場合において、日付指定情報受付部14が第二日付指定情報を受け付けた場合に、日付予定画面表示部16は、日付予定画面または予定編集画面の代わりに、第二日付指定情報が示す日付の隣接領域に、第二日付指定情報が指定する日付に対応した予定を示す日付予定画面を表示するようにしても良い。日付予定画面または予定編集画面の代わりに、第二日付指定情報が指定する日付に対応した予定を示す日付予定画面を表示するということは、例えば、現在表示されている日付予定画面または予定編集画面の表示を終了して、第二日付指定情報が指定する日付に対応した予定を示す日付予定画面を新たに表示することである。第二日付指定情報が指定する日付に対応した予定を示す日付予定画面を表示する処理は、上記の日付指定情報が指定する日付に対応した予定を示す日付予定画面を表示する処理と同様の処理により行われる。どの隣接領域に日付予定画面を表示するか等も同様に決定される。
予定指定情報受付部17は、日付予定画面に表示されている一の予定を指定する情報である予定指定情報を受け付ける。予定指定情報は、例えば、指定された予定を示す情報を有している。例えば、予定指定情報は、指定された予定についての識別情報(以下、予定識別情報と称す)等を有している。予定指定情報受付部17は、例えば、マウスやタッチパネル等で指定された日付予定画面上の座標と、日付予定画面に表示されている各予定に対応付けられた領域の座標とを用いて、マウスやタッチパネル等で指定された座標を含む領域に対応付けられている予定を指定する予定指定情報を受け付ける。例えば、日付予定画面表示部16が、各予定を表示する際に用いた予定情報に含まれる予定識別情報と、各予定に対応付けられた領域とを対応付けて有する情報を図示しない記憶媒体等に蓄積するようにし、予定指定情報受付部17は、各予定に対応付けられた領域のうちの入力デバイス等で指定された領域に対応する予定識別情報をこの記憶媒体から取得して、この予定識別情報を有する予定指定情報を取得してもよい。各予定に対応付けられた領域とは、例えば、各予定を示す文字列上の領域、あるいは各予定の文字列を含む予め指定された領域である。例えば、入力デバイスがタッチパネルである場合、表示されている予定の一つを指でタップ(叩く)された場合、このタップされた座標を含む領域に対応付けられた予定を指定する予定指定情報(例えば、タップされた座標を含む領域に対応付けられた予定識別情報を有する予定指定情報)を受け付ける。
予定指定情報を受け付けるための入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
予定編集画面表示部18は、予定指定情報が指定する予定に対応した予定情報を編集する指示である予定編集指示を受け付けるための入力画面である予定編集画面を表示する。予定編集画面は、予定編集指示を受け付けるためのウィンドウ画面やポップアップ画面やサブ画面と考えても良い。予定編集指示は、例えば、予定情報に含まれる日付や、時間帯や時刻、予定の内容、タイトル、重要度等を変更する指示である。また、予定情報自体を削除する指示、即ち予定を削除する指示であっても良い。
予定編集画面は、例えば、予定編集指示を受け付けるためのボタンや入力フィールド等の部品を有している。予定編集画面表示部18は、現状の予定情報の詳細を示すために、例えば、予定指定情報が指定する予定に対応した予定情報を取得し、この予定情報を編集対象として配置した予定編集画面を表示してもよい。予定指定情報が指定する予定に対応した予定情報は、例えば、予定指定情報に含まれる予定識別情報を用いて検索により予定情報格納部12から取得可能である。予定編集画面表示部18は、予め図示しない記憶媒体等に格納されているテンプレート等に、例えば、予定指定情報が指定する予定に対応した予定情報を配置して、予定編集画面を生成し表示する。テンプレートは、例えばHTMLファイル等で構成される。
予定編集画面表示部18は、日付予定画面の代わりに、予定編集画面を上述した日付指定情報が指定した日付の隣接領域に表示する。日付予定画面の代わりに、予定編集画面を表示するということは、例えば、現在表示されている日付予定画面の表示を終了して、この日付予定画面に表示されていた予定のうちの、予定指定情報で指定された予定に対応する予定編集画面を新たに表示することである。例えば、予定編集画面は、日付指定情報が指定した日付に対して、日付予定画面が表示されていた隣接領域と同じ方向の隣接領域に表示される。ただし、表示する予定編集画面のサイズは、日付予定画面のサイズと異なるサイズであっても良い。この場合、表示部13は、このサイズの変更に応じて、予定編集画面と日付とが重ならないよう日付を移動させたり、予定編集画面と日付との隙間が予め指定された間隔以上空かないように、日付を移動させる(詰める)ように日付の表示を更新しても良い。なお、日付予定画面の代わりに、予定編集画面を上述した日付指定情報が指定した日付の隣接領域に表示するということは、表示部13が表示する日付と重ならないよう予定編集画面を表示することと考えても良い。あるいは、表示部13が日付を移動させた日付指定情報が指定する日付に隣接する領域に、予定編集画面を表示することと考えてもよい。
予定編集指示受付部19は、予定編集画面を介して入力された予定編集指示を受け付ける。予定編集指示は、予定情報を編集する指示である。編集とは、例えば、予定情報の内容を変更したり、予定情報を削除したりすることである。例えば、予定編集画面を介して、日付や、時間帯や、時刻や、予定の内容や、タイトルや重要度等を変更する指示や、予定情報を削除する指示等の入力を受け付ける。予定編集指示は、例えば、編集対象となる予定の予定識別情報と、その編集内容を指示する情報を有している。編集内容を指示する情報は、例えば、編集する項目(例えば、日付、時間帯等)と、この項目を変更する値とを有する。変更する値は、対応する項目の内容を削除する指示であってよい。また、編集内容を指示する情報は、予定情報を削除する指示であってもよい。
予定編集指示の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
予定情報更新部20は、予定編集指示受付部19が受け付けた予定編集指示を用いて、予定編集指示に対応する予定情報を更新する。例えば、予定情報更新部20は、予定編集指示が有する予定識別情報に対応する予定情報を、予定編集指示が有する編集内容を指示する情報が示す指示に従って更新する。また、例えば、予定情報更新部20は、編集内容を指示する情報が、予定情報を削除する指示である場合、予定情報を削除する。
予定情報更新部20は、通常は、例えば、予定編集指示受付部19等を介して、予定編集指示を用いて予定情報を更新する指示を受け付けた場合に、予定編集指示を用いて予定情報を更新する。また、予定情報更新部20は、特に、予定編集画面表示部18が予定編集画面を表示している場合において、日付指定情報受付部14が、上述した第二日付指定情報を受け付けた場合に、予定編集指示受付部19が受け付けた予定編集指示を用いて、予定編集指示に対応する予定情報を更新する。
次に、スケジュール管理装置1の動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)表示部13は、一の月を指定する情報があるか否かを判断する。例えば、図示しない受付部等がユーザ等により入力された月を指定する情報を受け付けたか否かを判断する。また、スケジュール管理装置1内のカレンダー機能や、外部のサーバ装置等から、現在の月を示す情報を取得する処理を行って、現在の月を示す情報を取得できたか否かを判断しても良い。一の日付が指定されれば、この日付を含む月を特定できることから、一の月を指定する情報は、一の日付を指定する情報であっても良い。一の日付は、例えば、スケジュール管理装置1内のカレンダー機能や、外部のサーバ装置等から取得される現在の日付である。あるいはユーザにより指定された日付であっても良い。一の月を指定する情報がある場合、ステップS202に進み、ない場合、ステップS201に戻る。
(ステップS202)表示部13は、ステップS201で取得した月を指定する情報が示す月に対応付けられた1以上の日付情報を、日付情報格納部11から取得する。取得した日付は、図示しない記憶媒体等に一時記憶する。
(ステップS203)表示部13は、ステップS202で取得した一の月に対応する日付情報が示す日付を表示する。例えば、表示部13は、行を週、列を曜日としたマトリクスの各セル内に日付を配置して表示する。
(ステップS204)スケジュール管理装置1は、図示しない受付部等が、表示する月を変更する指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS202に戻る。そして、表示部13は、ステップS202において、この変更する指示が示す月に対応する日付情報を取得する処理を行う。受け付けていない場合、ステップS205に進む。
(ステップS205)日付指定情報受付部17は、表示部13が表示した複数の日付の一つを指定する日付指定情報を受け付けたか否かを判断する。例えば、各日付が表示されるセルに対して、それぞれ、各日付についての日付指定情報を受け付けるための判定領域をそれぞれ設定しておくようにして、一のセルに対応する判定領域に対して、予め指定された操作を受け付けた場合に、この判定領域に対応する日付指定情報、即ちこの判定領域に対応するセル内に表示されている日付を指定する日付指定情報を受け付ける。日付指定情報を受け付けた場合、ステップS206に進み、受け付けていない場合、ステップS204に戻る。
(ステップS206)予定情報取得部15は、ステップS205で受け付けた日付指定情報が示す日付に対応する予定情報を、予定情報格納部12から検索により取得する。なお、対応する予定情報がない場合、表示部13等が後述するステップS207と同様の処理を行った後、予定編集画面表示部18等が、日付指定情報が指定する日付の隣接領域に新たに予定情報を入力するための予定編集画面と同様の画面等を表示して、予定情報を入力できるようにしても良い。あるいは、ステップS204に戻るようにしてもよい。
(ステップS207)表示部13は、日付指定情報で指定された日付の属する行に応じて現在表示されていた日付を移動させる。例えば、表示部13は、日付指定情報が指定する日付に対応する行の識別情報を取得し、取得した行の識別情報に応じて、他の日付を行単位で移動させる。例えば、日付指定情報が指定する日付が属する行と、移動対象となる行と、移動方向、および移動距離等とを指定するルール等を予め図示しない記憶媒体等に蓄積しておくようにして、表示部13は、このルールに従って、表示している日付を移動させるようにしてもよい。これによって、結果的に、後述する日付予定画面表示部16が表示する日付予定画面と、表示部13が表示する日付とが重ならないようにできる。
(ステップS208)日付予定画面表示部16は、ステップS206で取得した予定情報を示す日付予定画面を日付指定情報が示す日付の隣接領域に表示する。具体的には、日付予定画面表示部16は、ステップS207において表示部13が日付を移動させた跡の領域内に日付予定画面を表示する。日付予定画面表示部16が、日付指定情報が指定する日付と、日付予定画面が表示される領域とを指定するルール等を、予め図示しない記憶媒体等に蓄積しておくようにして、表示部13は、このルールに従って、日付指定情報が指定する日付に対応した位置に、日付予定画面を表示するようにしてもよい。
(ステップS209)日付予定画面表示部16は、日付予定画面の表示を終了するか否かを判断する。例えば、表示を終了する指示を、図示しない受付部等が受け付けた場合に、表示を終了すると判断し、受け付けていない場合には表示を終了しないと判断する。表示を終了する場合、ステップS203に戻り、終了しない場合、ステップS210に進む。
(ステップS210)日付指定情報受付部14は、第二日付指定情報を受け付けたか否かを判断する。受け付けていない場合、ステップS211に進み、受け付けた場合、ステップS206に進む。なお、第二日付指定情報を受け付けた後の、ステップS206等においては、第二日付指定情報を、上記日付指定情報と同じように扱って予定情報の取得等を行う。
(ステップS211)予定指定情報受付部17は、日付予定画面を介して、予定指定情報を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS212に進み、受け付けていない場合、ステップS209に戻る。
(ステップS212)予定編集画面表示部18は、予定指定情報が指定する予定を編集するための予定編集画面を、日付予定画面に代えて隣接領域に表示する。例えば、予定編集画面表示部18は、予定指定情報が示す予定に対応した予定情報を予定情報格納部12から読み出し、この予定情報を配置した予定編集画面を表示する。
(ステップS213)予定編集画面表示部18は、予定編集画面を介して予定編集指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS214に進み、受け付けていない場合、ステップS216に進む。
(ステップS214)予定情報更新部20は、予定情報を更新する指示を、図示しない受付部等が受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS215に進み、受け付けていない場合、ステップS217に進む。
(ステップS215)予定情報更新部20は、ステップS213で受け付けた予定編集指示に従って予定情報格納部12に格納されている予定情報を更新する。そして、ステップS203に戻る。なお、ステップS203においては、直前のステップS202で取得した日付情報を用いて日付の表示が行われる。
(ステップS216)日付指定情報受付部14は、第二日付指定情報を受け付けたか否かを判断する。受け付けていない場合、ステップS219に進み、受け付けた場合、ステップS206に進む。
(ステップS217)日付指定情報受付部14は、第二日付指定情報を受け付けたか否かを判断する。受け付けていない場合、ステップS219に進み、受け付けた場合、ステップS218に進む。
(ステップS218)予定情報更新部20は、ステップS213で受け付けた予定編集指示に従って予定情報格納部12に格納されている予定情報を更新する。そして、予定編集画面の表示を終了して、ステップS206に戻る。なお、第二日付指定情報を受け付けた後の、ステップS206等においては、第二日付指定情報を、上記日付指定情報と同じように扱って予定情報の取得等を行う。
(ステップS219)予定編集画面表示部18は、予定編集画面の表示を終了するか否かを判断する。例えば、表示を終了する指示を、図示しない受付部等が受け付けた場合に、表示を終了すると判断し、受け付けていない場合には表示を終了しないと判断する。表示を終了する場合、ステップS203に戻り、終了しない場合、ステップS213に戻る。
なお、ステップS202の前後や、ステップS203の後等において、ステップS201で取得した月を指定する情報が示す月に対応付けられた1以上の予定情報を、予定情報格納部12から検索により検出して、この予定情報に含まれる予定のタイトルや予定開始時刻等の情報を、表示部13が、日付を表示する際に、予定情報に含まれる日付と対応付けて表示するようにしても良い。例えば、日付のセル内に表示するようにしても良い。あるいは、ステップS202で取得した日付情報と同じ日付の予定情報を予定情報格納部12から検索により検出し、検出した予定情報に含まれる予定のタイトルや予定の開始時刻等の情報を、対応する日付情報が示す日付と対応付けて表示するようにしても良い。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態におけるスケジュール管理装置1の具体的な動作について説明する。スケジュール管理装置1の概念図は図3である。この具体例においては、スケジュール管理装置1が、ユーザが携帯可能なスケジュール管理装置である場合を例に挙げて説明する。スケジュール管理装置1は、スケジュール管理専用の装置であっても良いし、スケジュール管理機能を実現する携帯電話やスマートフォン等の携帯情報端末であっても良い。ここでは、一例として、スケジュール管理装置1はタッチパネルを備えており、いわゆるスマートフォンを兼用しているものであるとする。ここでは、スケジュール管理装置1はタッチパネルが表面に配置されているモニタ31を有しているものとする。
図4は、日付情報格納部11に格納されている日付情報を示す図である。日付情報は、「年月日」、「曜日」という項目を有している。「年月日」は、日付を特定するための年月日を示す情報であり、ここでは、「年/月/日」というフォーマットで示されている。「曜日」は日付に対応する曜日を示している。
図5は、予定情報格納部12に格納されている予定情報を管理する予定情報管理表を示す図である。予定情報は、「予定ID」、「年月日」、「予定タイトル」、「予定開始時刻」、「予定終了時刻」という項目を有している。「予定ID」は、予定情報の識別情報である。「年月日」は、日付情報の「年月日」に対応するものであり、予定の設定されている日付を特定するための情報である。「予定タイトル」は予定のタイトル、「予定開始時刻」は予定の開始時刻、「予定終了時刻」は予定の終了時刻を示している。この場合、この「日付ID」に対応する日付情報が示す日付が、予定の日付となる。また、「予定タイトル」、「予定開始時刻」、「予定終了時刻」の値は、空欄であっても良い。この場合の予定情報は、「年月日」が示す日付に何らかの予定があることを示すものとなる。なお、「年月日」、「予定開始時刻」、および「予定終了時刻」という項目を設ける代わりに、予定の開始される年月日と時刻の情報である「予定開始年月日時刻」および予定が終了する年月日と時刻の情報である「予定終了年月日時刻」という項目を設けるようにしても良い。
図6は、表示部13が、一の月の日付情報を表示する際に利用するテンプレートの表示例を示す図である。このテンプレートは、例えばHTMLファイルと、このHTMLファイルで参照するCSSファイルとの組合せで構成されている。この具体例のテンプレートは、行を週、列を曜日とした6(週)×7(曜日)のテーブルを示すテンプレートである。このテーブルの各セルには、セルを識別するセル識別情報が対応付けられている。図6においては、便宜上、各セル内の下部に三桁の数字のセル識別情報を表示している。但し、実際には表示されない。また、各セルには、セルが指定されたか否かを判定するための判定領域(図示せず)が設定されているものとする。判定領域は、例えば、CSS等を用いて各セルをブロックレベルの要素として指定することで、各セルに対して設定できる。また、「<年>」、「<月>」、「<日>」等は、それぞれ「年月日」の年、月、及び日付が配置される位置を示している。なお、テンプレートは、例えば(Extensible Application Markup Language)ファイルや、XMLファイル等であっても良い。
図7は、セル識別情報とセルの属する行番号とを管理するセル管理情報を示す図である。セル管理情報は、「セルID」と「行番号」という項目を有している。「セルID」は、図6に示したセル識別情報である。「行番号」は、図6に示したテンプレートの各行の番号である。行番号は行に割り当てられた識別情報と考えても良い。また、行番号の代わりに他の行の識別情報を用いても良い。ここでは、一番上の行から一番下の行までに対して順番に「W1」から「W6」までの行番号を割り当てられているものとする。この行番号は、週の番号と考えても良い。
まず、ユーザがスケジュール管理装置1を起動すると、スケジュール管理装置1は、時計(図示せず)や、内部のカレンダー等から現在の月の情報を取得する。取得した月の情報が「2011年8月」であったとする。
表示部13は、日付情報格納部11に格納されている日付情報の中から、現在の月に対応する日付情報を検索する。具体的には、「年月日」の先頭の文字列が「2011/08」である日付情報を検索により取得する。検索により得られた日付情報を図示しない記憶媒体等に一時記憶する。
次に、表示部13は、図6に示したテンプレートを図示しない記憶媒体等から読み出し、上記で一時記憶した日付情報が示す日付を、テンプレートの各行に、日付が小さいものから順に、左から右に日付を配置していく処理を、上の行から下の行に向かって繰り返して、一ヶ月分の日付を配置したマトリクスを生成してモニタ31に表示する。ただし、1行目の起点となるセルは、最も値の小さい日付(通常は、1日)に対応した曜日のセルである。例えば、取得した日付情報のうちの、最も値の小さい日付が1日である場合、この日付に対応する曜日(ここでは月曜日)のセルが1行目の起点となるセルになり、この日付から順番に日付がセルに配置される。なお、一の行に、1以上の日付が配置されない場合、表示部13この行は削除して表示を行わないものとする。つまり、この場合は、5(週)×7(曜日)のテーブルが表示されることとなる。
また、表示部13は、各セルのセルIDと、セル内に配置されている日付に対応する日付情報の「年月日」の情報とを対応付けた管理情報を、図示しない記憶媒体等に蓄積する。
図8は、表示部13が表示する各セルのセルIDと、各セルに配置されている日付に対応する日付情報の「年月日」とを対応付けて管理するセル日付管理情報を示す図である。セル日付管理情報は、「セルID」と「年月日」という項目を有している。
また、表示部13は、予定情報格納部12に格納されている予定情報の中から、上記のセル日付管理情報の各「年月日」の値と、それぞれ一致する「年月日」の予定情報を予定情報格納部12から検索により順次検出し、検出した予定情報に含まれる予定のタイトル等を、対応する「セルID」が示すセルに順次配置してモニタ31に表示する。
図9は、表示部13による一か月分の日付と、予定のタイトル等を表示した表示画面を示す図である。ここでは、第6週目(6行目)には、日付が入らないため、第6週の表示は行われない。なお、図9に示した一か月分の日付において、月の始めや終わりに発生する空欄には、前の月の最終の週の日付や次の月の始まりの週の日付を取得して表示するようにしても良い。
ここで、ユーザが、図9に示したような画面において、例えば、「8月10日」を示しているセルを指でタップしたとする。日付指定情報受付部14は、タップされた座標が、いずれかのセルの領域内の座標であるか否かを判断する。ここでは、「セルID」が「204」であるセルをタップされたと判断する。そして、日付指定情報受付部14は、図8に示したセル日付管理情報から、セルID「204」に対応する「年月日」の値である「2011/08/10」を受け付ける。
予定情報取得部15は、図5に示した予定情報管理表から、「年月日」の値が、上記で受け付けた「2011/08/10」と一致するレコードを検索する。ここでは、一致するレコードとして、「予定ID」が「50000005」から「50000007」までの3つのレコードが検出され、この3つのレコードの各項目の値をそれぞれ取得する。なお、一致するレコードがない場合、ここでは、予定がない旨を示すエラー表示等を行い、他の日付の指定等を受け付ける状態に戻る。なお、この処理の代わりに、予定編集画面表示部18等が、日付指定情報が指定する日付の隣接領域に新たに予定情報を入力するための予定編集画面と同様の画面等を表示して、新たな予定情報を入力できるようにするとともに、表示部13が、後述するように、指定された日付の隣接領域に表示される日付を、予定編集画面と同様の画面と重ならないよう移動させるようにしても良い。
表示部13は、日付指定情報が受け付けた日付「2011/08/10」が属する行番号を、図7に示したセル管理情報を用いて取得する。具体的には、「セルID」が、日付指定情報が受け付けた日付「2011/08/10」に対応するセルのセルID「204」と一致するレコードを、セル管理情報から検索し、検出したレコードの「行番号」の値である「W2」を取得する。そして、取得した行番号に対応する予め指定された移動ルールに従って、現在表示されていた日付の表示位置を移動させる。
図10は、図示しない記憶媒体等に予め格納されている日付指定情報により指定された日付が属する行と、日付の移動ルールとの対応関係の例を示す図である。各移動ルールは、移動前の行の配列と、移動後の行の配列とを示している。「指定行」は、日付指定情報が受け付けた日付が属する行番号である。「ルールID」は移動ルールの識別情報である。図において、斜線で示した領域が、日付の移動により発生する日付予定画面や予定編集画面を表示するための隣接領域である。なお、この対応関係においては、一画面に5週分の日付が表示される場合と、6週分の日付が表示される場合とで、移動ルールが異なるものとなっている。なお、このルールを管理する情報は、例えば、図示しない記憶媒体等に予め格納されているものとする。
ここでは、取得した行番号が「W2」であり、表示部13は5週分の日付を表示しているため、表示部13は、図10に示す移動ルールのうちの、「ルールID」が「002」である移動ルールで日付を移動させる。つまり、3行目以降の行を、それぞれ2行分下に移動させる。また、表示部13は、指定された日付のセルを、他のセルと異なる表示に変更する。例えば枠線を二重にして強調表示する。
次に、日付予定画面表示部16は、予め用意されたテンプレート(図示せず)に、上記で予定情報取得部15が取得した予定情報の値(例えば、予定タイトルと、予定開始時刻と予定終了時刻等)を配置して日付予定画面を生成する。なお、日付予定画面の高さは、日付の移動する行の高さとほぼ同じ高さに自動設定されるものとする。また、日付予定画面の各予定情報が配置される領域上には、各予定情報が指定されたか否かを判断するための判定領域(図示せず)が、各予定情報の「予定ID」と対応付けられて設定されているものとする。そして、日付予定画面表示部16は、表示部13が日付を移動させた領域に、この日付予定画面を表示する。
図11は、モニタ31に表示される日付の表示画面と日付予定画面111との一例を示す図である。このようにして、結果的に、指定された日付「2011/08/10」の下部の隣接領域に日付予定画面111が表示され、この日付予定画面が表示されている位置に表示されていた日付はモニタ31に入りきらないものを除いて、日付予定画面111の下方に移動されて表示されることとなる。なお、日付予定画面は、スクロールバーを有するようにしても良い。また、日付予定画面は、いわゆるフリック操作(指によるスライドや弾く操作)でスクロールできるようにしても良い。
ここで、ユーザが、図11に示したような日付予定画面111において、上から二番目の予定を示す文字列をタップしたとする。予定指定情報受付部17は、タップされた座標が、いずれかの予定上の領域内の座標であるか否かを判断する。ここでは、予定指定情報受付部17は、「C社打ち合わせ」という予定タイトルの文字列がタップされたと判断する。そして、予定指定情報受付部17は、タップされた文字列上に設定されている判定領域に対応する「予定ID」である「50000006」を有する予定指定情報を受け付ける。
予定編集画面表示部18は、予定指定情報受付部17が受け付けた予定ID「50000006」に対応する予定情報を、図5に示した予定情報管理表から読み出し、予め用意されたテンプレート(図示せず)に、上記で取得した予定情報の値を配置して予定編集画面を生成する。なお、テンプレートの高さは、日付予定画面の高さと同じ高さに自動設定されるものとする。また、テンプレートには、予定情報の各項目が配置される領域が予め指定されており、この指定された領域に予定情報の各項目が配置されることで、予定編集画面が生成される。そして、予定編集画面表示部18は、生成した予定編集画面を、日付予定画面111が表示されていた位置に表示する。
図12は、モニタ31に表示される日付の表示画面と予定編集画面との一例を示す図である。このようにして、結果的に、指定された日付「2011/08/10」の下部の隣接領域に、この日付に対応した予定のうちの一の予定についての予定編集画面121が、日付予定画面と置き換えて表示されることとなる。
ここで、ユーザが予定編集画面121の入力フィールド等に変更する値等を入力すると、予定編集指示受付部19は、入力された値で「予定ID」が「50000006」である予定情報を編集する指示を受け付ける。そして、ユーザが、予定編集画面の「更新」ボタン122を指でタップすると、予定情報更新部20が、入力フィールド等に入力された値により、予定情報管理表に格納されている「予定ID」が「50000006」である予定情報の各項目の値を更新する。例えば、上書きする。
そして、予定編集画面表示部18は、予定編集画面121の表示を終了し、表示部13は、一の日付がタップされる前と同様の日付の画面を、上記と同様に表示する。
ここで、ユーザが、予定編集画面の「更新」ボタン122をタップする代わりに、表示部13が表示している日付の一つである「8月17日」のセルを指でタップしたとする。
予定情報更新部20は、日付の一つが指定されたことを受けて、現在予定編集画面121の入力フィールド等に入力を受け付けている値で、予定情報管理表に格納されている「予定ID」が「50000006」である予定情報の各項目の値を更新する。
そして、表示部13は、図9に示したような最初に日付を表示している状態から、「8月17日」の日付に対応するセルを指定された場合と同様の状態となるように、図11に示した移動ルールの情報を用いて、日付を移動させた画面を表示する。また、この日付を移動させたことにより発生した日付が配置されていない領域に、上記と同様に「8月17日」の日付に対応する日付予定画面131を生成して表示する。
図13は、モニタ31に表示される日付の表示画面と日付予定画面との一例を示す図である。このようにして、結果的に、予定編集画面表示中に新たに指定された日付「8月17日」の隣接領域に、この日付に対応した日付予定画面131が表示されることとなる。また、「更新」ボタン122が押されなくても、予定編集指示受付部19が予定編集画面を介して受け付けていた予定編集指示の内容により、予定情報管理表の内容が更新されることとなる。これにより、更新のための操作が省略できるとともに、更新操作を行わなくても、既に入力されている内容による予定情報の更新を確実に行うことができる。
以上、本実施の形態によれば、日付に対応する予定を表示する日付予定画面や、日付に対応する予定を編集するための予定編集画面と、日付の表示とを重ならないようにすることができるため、日付予定画面や予定編集画面が、他の日付を覆い隠すことがなく、予定を編集する際に日付を参照しやすくなり、スケジュールに対する操作を適切に行うことが可能となる。
これにより、関連する可能性の高い情報の全体を、モニタの限られた表示領域内に効率的に表示できる。
(実施の形態2)
本実施の形態のスケジュール管理装置2は、ユーザにより指定された予定についての予定編集画面と、この予定と同じ日付に対応する予定を示す予定表示画面とを同時に表示するようにして、予定表示画面の一の予定を指定した場合に、指定された予定の予定編集画面を表示するようにしたものである。
図14は、本実施の形態におけるスケジュール管理装置2のブロック図である。
スケジュール管理装置2は、日付情報格納部21、予定情報格納部22、予定情報取得部23、表示部24、予定指定情報受付部25、編集用画面表示部26、予定編集指示受付部27、予定情報更新部28、変更予定指定情報受付部29を備える。
日付情報格納部21には、1以上の週を構成する複数の日付を示す情報である複数の日付情報が格納される。日付情報格納部21には、1以上の週を構成する複数の日付情報が格納される点が異なることを除けば、上述した日付情報格納部11と同様であるので、ここでは詳細な説明は省略する。なお、日付情報格納部21に格納されている日付情報は、各日付が属する週の識別情報等を有していても良い。
予定情報格納部22は、日付情報と対応付けられた情報であって、予定を示す情報である予定情報が格納される。予定情報格納部22については、上記実施の形態1の予定情報格納部12と同様であるので、ここでは詳細な説明は省略する。なお、各予定情報は、予定情報の識別情報を有していても良い。
予定情報取得部23は、一の週に含まれる各日付に対応する予定情報を予定情報格納部22から取得する。ここでの一の週とは、例えば、予め指定された一の週である。例えば、ユーザにより指定された一の週や、デフォルトにより指定されている一の週、あるいは、スケジュール管理装置1の図示しないカレンダー機能等から取得した現在の週を示す一の週である。一の週に含まれる日付とは、例えば、一の週に含まれる全ての日付であっても良いし、一の週に含まれる全ての日付のうちの、特定の曜日と対応付けられた日付(例えば、月曜から金曜までの曜日と対応付けられた日付)であっても良い。予定情報取得部23は、一の週に含まれる日付に対応する日付情報と対応付けられた予定情報を、検索等により予定情報格納部22から取得する。予定情報取得部23は、一の週に含まれる各日付に対応する予定情報のうちの一部のみを取得しても良い。この一部は、予定情報の識別情報であっても良い。
表示部24は、一の週に対応した複数の日付情報を日付情報格納部21から取得して、取得した複数の日付情報が示す複数の日付と、予定情報取得部23が取得した各日付に対応する予定情報が示す予定とを対応付けて表示する。ここで述べる一の週とは、例えば、予定情報取得部23が予定情報を取得する対象となる一の週である。日付情報が示す日付と、日付に対応する予定情報が示す予定とを対応付けて表示するということは、例えば、各日付情報が示す日付の近傍に、この日付に対応した各予定情報の一部、例えば、開始時刻や、タイトル等を表示することである。各日付情報が示す日付の近傍は、上記実施の形態1において説明した各日付に対応したセル内の位置と考えても良い。また、各日付に対応する各予定ごとに、予定があることを示す情報を表示しても良い。予定を表示するということは、例えば、予定の文字列や予定があることを示す図形等を表示することである。例えば、一の日付に対応する3つの予定がある場合、各予定ごとに、「予定1」、「予定2」、「予定3」等の文字列を各日付の近傍に表示しても良い。なお、各予定情報が示す予定上には、各予定が指定されたことを判定するための判定領域が配置されていても良い。各判定領域には、例えば、各予定情報の識別情報等が対応付けられていても良い。
予定指定情報受付部25は、表示部24が表示する予定のうちの一つを指定する情報である予定指定情報を受け付ける。予定指定情報は、例えば、例えば、指定された予定に対応する予定情報を示す情報、例えば予定識別情報等を有している。予定指定情報受付部25は、例えば、マウスやタッチパネル等で指定された表示画面上の座標と、表示画面に表示されている各予定上に設定されている判定領域の座標とを用いて、マウスやタッチパネル等で指定された座標を含む領域に対応付けられている予定を指定する予定指定情報を受け付ける。例えば、入力デバイスがタッチパネルである場合において、一の予定を指でタップ(叩く)されたとすると、各予定情報に配置された判定領域のうちの、このタップされた座標を含む判定領域に対応付けられた予定情報を指定する日付指定情報を予定指定情報受付部25が受け付ける。
予定指定情報を受け付けるための入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
編集用画面表示部26は、予定指定情報が示す予定を編集する予定編集画面と、予定指定情報が示す予定に対応付けられた日付に対応する予定情報が示す予定を表示する予定表示画面とを同時に表示する。編集用画面表示部26は、例えば、予定編集画面と予定表示画面とを縦方向や横方向に並べて表示する。同時に表示するということは、例えば、予定表示画面と予定変更画面とが同時に表示されている期間があることを意味し、必ずしも、これらの表示開始が同時でなくてもよい。ただし、同時に表示開始されることが好ましい。この場合の同時は、視覚的に同時と感じられる程度の多少の時間のずれを許容するものとする。編集用画面表示部26は、表示部24が表示する一の週の日付の代わりに、予定編集画面と予定表示画面とを表示してもよい。予定編集画面は、上記実施の形態1において予定編集画面表示部18が表示する予定編集画面と同様の画面である。例えば、予定指定情報が示す予定に対応する予定情報を、予め用意されたテンプレート等に配置して生成した画面である。例えば、予定編集画面は、予定を編集するための値を受け付けるための入力フィールド等を備えた画面である。予定表示画面は、例えば、予定指定情報が示す予定に対応付けられた日付と同日の予定を表示する画面である。編集用画面表示部26は、例えば、予定情報取得部23が取得した予定情報の中から、予定指定情報が示す予定に対応付けられた日付と同じ日付と対応付けられた予定情報を検索し、この予定情報を表示する。ここでの予定情報の表示とは、上述した表示部24による予定情報の表示と同様の概念であり、例えば、予定の開始時刻等の表示であっても良いし、予定のタイトル等の表示であっても良い。例えば、時刻の軸に沿って、予定の継続時間を示す帯状の図形等を配置したいわゆるタイムテーブルを表示しても良い。また、予定表示画面においては、例えば、各予定上に、予定情報と対応付けられた判定領域を設けられているようにして、各予定が指定されたか否かを判定できるようにする。
また、後述する変更予定指定情報受付部29が、予定表示画面に表示されている予定の一つ(好ましくは、現在、予定編集画面が表示されている予定以外の予定)を指定する情報である変更予定指定情報を受け付けた場合、編集用画面表示部26は、この変更予定指定情報が指定する予定を編集する予定編集画面を生成して、直前に表示されている予定編集画面の代わりに表示する。例えば、編集用画面表示部26は、生成した予定編集画面で、予定編集画面の表示を更新する。例えば、編集用画面表示部26は、後述する変更予定指定情報が指定する予定に対応する予定情報を取得して、この予定情報を編集する予定編集画面を生成して表示する。予定表示画面に表示されている予定の一つが指定されたか否かは、例えば、各予定上に配置された判定領域内の座標が指定されたか否か等により判断可能である。
予定編集指示受付部27は、予定編集画面を介して入力された予定編集指示を受け付ける。予定編集指示受付部27の構成や動作等は、予定編集指示受付部19と同様であるので、ここでは、詳細な説明は省略する。
予定情報更新部28は、予定編集指示受付部27が受け付けた予定編集指示を用いて、予定編集指示に対応する予定情報を更新する。予定情報更新部28の構成や動作等は、予定情報更新部20と同様であるので、ここでは、詳細な説明は省略する。
変更予定指定情報受付部29は、予定表示画面に表示されている一の予定を指定する情報である変更予定指定情報を受け付ける。例えば、変更予定指定情報受付部29は、一の予定上に配置された判定領域内の座標をタップ等の操作によって指定した場合に、この判定領域に対応付けられた予定情報に対応する予定を指定する変更予定指定情報を受け付ける。変更予定指定情報は、例えば、予定情報の識別情報等を含む情報である。
変更予定指定情報の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
次に、スケジュール管理装置2の動作について図15のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1501)表示部24は、一の週を指定する情報があるか否かを判断する。例えば、図示しない受付部等がユーザ等により入力された週を指定する情報を受け付けたか否かを判断する。また、スケジュール管理装置1内のカレンダー機能や、外部のサーバ装置等から、現在の週を示す情報を取得する処理を行って、現在の週を示す情報を取得できたか否かを判断しても良い。一の日付が指定されれば、この日付を有する週を特定できることから、一の週を指定する情報は、一の日付を指定する情報であっても良い。例えば、一の日付が指定された場合、指定された日付の前後の日曜から土曜までの日付で構成される週が、指定された週となる。一の日付は、例えば、スケジュール管理装置2内のカレンダー機能や、外部のサーバ装置等から取得される現在の日付である。あるいは、ユーザにより指定された日付であってもよい。一の週を指定する情報がある場合、ステップ1502に進み、ない場合、ステップS1501に戻る。
(ステップS1502)表示部24は、ステップS1501で取得した週を指定する情報が示す週に対応付けられた1以上の日付情報を、日付情報格納部21から取得する。取得した日付は、図示しない記憶媒体等に一時記憶する。
(ステップS1503)表示部24は、ステップS1502で取得した週に対応する日付に対応付けられた予定情報を、予定情報格納部22から検索等により取得する。なお、予定情報の識別情報を取得することも、ここでは、予定情報を取得することと考えて良い。
(ステップS1504)表示部24は、ステップS1502で取得した週の日付情報が示す日付と、各日付に対応付けられた予定情報が示す予定とを対応付けて表示する。例えば、日付順に並べられた日付を示すセル内に、各日付に対応する予定を表示する。
(ステップS1505)スケジュール管理装置2は、図示しない受付部等が、表示する週を変更する指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS1502に戻る。そして、表示部24は、ステップS1502において、この変更する指示が示す月に対応する日付情報を取得する処理を行う。受け付けていない場合、ステップS1506に進む。
(ステップS1506)予定指定情報受付部25は、表示部24が表示している予定の一つを指定する予定指定情報を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS1507に進み、受け付けていない場合、ステップS1505に戻る。
(ステップS1507)編集用画面表示部26は、ステップS1506で受け付けた予定指定情報が示す予定情報の予定が示す日付を取得し、同じ日付と対応付けられた予定情報を、ステップS1503で取得した予定情報の中から検索して取得する。
(ステップS1508)編集用画面表示部26は、ステップS1507で取得した予定情報を、予め用意されたテンプレート等に配置して予定表示画面を生成して表示する。
(ステップS1509)編集用画面表示部26は、ステップS1507で取得した予定指定情報が指定する予定に対応する予定情報を、ステップS1503で取得した予定情報の中から取得する。
(ステップS1510)編集用画面表示部26は、ステップS1509で取得した予定情報を、予め用意されたテンプレート等に配置して予定編集画面を生成して表示する。
(ステップS1511)予定編集指示受付部27は、予定編集画面を介して予定編集指示を受け付けたか否かを判断する。例えば、予定の日付やタイトルを変更する入力を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS1512に進み、受け付けていない場合、ステップS1514に進む。
(ステップS1512)予定情報更新部28は、ステップS1511で受け付けた予定編集指示により予定情報格納部22に格納されている予定情報を更新する指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS1513に進み、受け付けていない場合、ステップS1511に戻る。
(ステップS1513)予定情報更新部28は、ステップS1511で受け付けた予定編集指示により、現在表示されている予定編集画面に対応する予定情報を更新する。そして、ステップS1503に戻る。
(ステップS1514)変更予定指定情報受付部29は、変更予定指定情報を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS1515に進み、受け付けていない場合、ステップS1517に進む。
(ステップS1515)編集用画面表示部26は、変更予定指定情報が指定する予定に対応する予定情報を、ステップS1503で取得した予定情報の中から取得する。
(ステップS1516)編集用画面表示部26は、ステップS1515で取得した予定情報を用いて予定編集画面を生成し、現在表示されている予定編集画面を、生成した予定編集画面で更新する。つまり、生成した予定編集画面を、現在表示されている予定編集画面の代わりに表示する。そして、ステップS1511に戻る。
(ステップS1517)編集用画面表示部26は、予定表示画面と予定編集画面との表示を終了するか否かを判断する。例えば、表示を終了する指示を、図示しない受付部等を介して受け付けた場合、表示を終了することを判断する。表示を終了すると判断した場合、表示を終了して、ステップS1504に戻り、表示を終了しないと判断した場合、ステップS1511に戻る。
なお、図15のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態におけるスケジュール管理装置2の具体的な動作について説明する。スケジュール管理装置2の概念図は図3と同様であり、ここでも、上記実施の形態1の具体例と同様、スケジュール管理装置2が、スケジュール管理装置1と同様の、ユーザが携帯可能なものである場合を例に挙げて説明する。なお、ここでは、スケジュール管理装置1を、画面を横向きに持って利用する場合について説明する。
日付情報格納部21には、図4と同様の日付情報が格納されているものとする。
予定情報格納部22には、予定情報格納部12と同様の予定情報が格納されており、図5と同様の予定情報管理表で管理されているものとする。
図16は、表示部24が、一の週の日付情報を表示する際に利用するテンプレートの表示例を示す図である。このテンプレートは、例えばHTMLファイルと、このHTMLファイルで参照するCSSファイルとの組合せで構成されている。この具体例のテンプレートは、行を週、列を曜日とした1(週)×7(曜日)のテーブルを示すテンプレートである。
まず、ユーザがスケジュール管理装置2を起動すると、スケジュール管理装置1は、時計(図示せず)や内部のカレンダー等を用いて、現在の日の情報を取得する。取得した日の情報が「2011年8月9日」であったとする。
表示部24は、日付情報格納部11に格納されている日付情報の中から、現在の日を含む一の週の日付情報を検索する。具体的には、「2011年8月9日」の前の日付を示す日付情報のうちの曜日が「日曜日」である最も「2011年8月9日」に近い日付を示す日付情報と、「2011年8月9日」の後の日付を示す日付情報のうちの曜日が「土曜日」である最も「2011年8月9日」に近い日付を示す日付情報とを検出し、これらの日付情報が示す日付の間の日付を示す日付情報を、日付情報格納部11から取得する。なお、「2011年8月9日」に対応した日付情報が「日曜日」または「土曜日」の日付情報である場合、この日付情報を、「2011年8月9日」に最も近い「日曜日」または「土曜日」の日付を示す日付情報と判断するようにしても良い。ここでは、表示部24は、図4に示す日付情報から「年月日」が「2011/08/07」から「2011/08/13」までの日付情報を取得する。検索により得られた日付情報を図示しない記憶媒体等に一時記憶する。
予定情報取得部15は、表示部24が取得した各日付情報に対応付けられた予定情報を、図5に示した予定情報管理表から取得する。具体的には、「年月日」が「2011/08/07」から「2011/08/13」までのうちのいずれかと一致する予定情報(レコード)を予定情報管理表から検索し取得する。検索により得られた予定情報を図示しない記憶媒体等に一時記憶する。
次に、表示部24は、図16に示したテンプレートを図示しない記憶媒体等から読み出し、上記で一時記憶した日付情報が示す日付を、テンプレートの各行に、日付が小さいものから順に、左から右に日付を配置していく処理を行って、一週間の日付を配置したマトリクスを生成してモニタ31に表示する。ここでは日付のうちの日の部分だけを配置し、年と月の部分は、マトリクスの上部にまとめて表示する。
また、表示部24は、予定情報取得部15が上記で取得した各予定情報に含まれる予定のタイトル等を、各予定情報が示す予定のセル内に順次配置していく。
そして、セル日付管理情報で管理される全てのセルについての上記の処理が終了した時点で、表示部13は、上記のように日付と予定のタイトル等を各セルに配置した画面をモニタ31に表示する。また、各予定上には、予定が指定されたか否かを判定するための判定領域(図示せず)が設定されているものとする。判定領域は、例えば、CSS等を用いて各予定の文字列や画像に対して設定できる。各予定上に設定される判定領域には、各予定に対応する予定情報の識別情報(ここでは、「予定ID」)が対応付けられているものとする。
図17は、表示部24による現在の日付を含む一週間の日付と、予定のタイトル等を表示した表示画面を示す図である。
ここで、ユーザが、図17に示したような画面において、例えば、「8月10日」を示しているセル内の、「部内会議」という予定171を指でタップしたとする。予定指定情報受付部25は、タップされた座標が、いずれの「予定ID」と対応付けられた判定領域内の座標であるか否かを判断する。ここでは、予定ID「50000005」と対応付けられた判定領域内をタップされたと判断する。そして、予定指定情報受付部25は、この予定ID「50000005」を有する予定指定情報を受け付ける。
編集用画面表示部26は、予定指定情報が有する「予定ID」である「50000005」に対応する予定情報を、上記で予定情報取得部23が取得した予定情報の中から検出し、検出した予定情報に含まれる「年月日」の値である「2011/08/13」を取得する。そして、上記で予定情報取得部23が取得した予定情報の中から、「年月日」の値が、「2011/08/13」と一致する予定情報を検出する。ここでは、「予定ID」が「50000005」、「50000006」、および「50000007」である予定情報が検出される。そして、検出した予定情報の「年月日」と、「予定タイトル」と、「予定開始時刻」と、「予定終了時刻」とを、予め用意されているテンプレートに配置して、予定表示画面を生成し、ここではモニタ31の左側に表示する。ここでは、例えば、各予定情報の予定開始時刻と予定終了時刻との範囲を示す帯状の図形(ここでは、矩形の図形)を、縦軸を時刻としたタイムテーブルに配置した予定表示画面を表示する。この矩形には、対応する予定情報の予定タイトルが表示される。なお、各予定情報に対応する予定が表示される領域(例えば、上記の矩形の領域)には、各予定が指定されたか否かを判断するための判定領域が設定され、各判定領域には、対応する予定情報の「予定ID」が対応付けられるものとする。なお、このようなタイムテーブルの予定表示画面を表示する処理等は公知であるので、詳細な説明は省略する。なお、このようなタイムテーブルで予定表示画面を表示する構成を、上記実施の形態1の日付予定画面表示部16が日付予定画面を表示するための構成に適用しても良い。つまり、日付予定画面表示部16がタイムテーブルで構成される日付予定画面を表示するようにしても良い。
また、編集用画面表示部26は、上記で取得した予定指定情報が有する「予定ID」である「50000005」に対応する予定情報を、上記で予定情報取得部23が取得した予定情報の中から取得し、取得した予定情報の各項目の値を、予め用意されたテンプレート(図示せず)に配置して予定編集画面を生成する。このテンプレートには、予定情報の各項目が配置される領域が予め指定されており、この指定された領域に予定情報の各項目が配置されることで、予定編集画面が生成される。そして、編集用画面表示部26は、生成した予定編集画面をモニタ31の右側に表示する。この結果、編集用画面表示部26は、予定表示画面と予定編集画面とを、モニタ31内に、同時に並べて表示することとなる。また、ここでは、予定表示画面と予定編集画面とを表示する際には、表示部24による1の週の日付の表示を行わないようにする。
図18は、編集用画面表示部26による予定表示画面と予定編集画面との表示例を示す図である。画面に向かって左側が予定表示画面181、画面に向かって右側が予定編集画面182である。
なお、表示部24が、図17に示すように現在の日付を含む一週間の予定のタイトル等を一週間の日付ごとに表示する際に、現在の日付を含む一週間の各日付に対応する予定情報を検出し、上記の編集画面表示部26と同様に、検出した各日付に対応する各予定情報の「予定タイトル」等と、各予定情報の「予定開始時刻」と「予定終了時刻」との範囲を示す情報(例えば、帯状の図形)とを、縦軸を時刻、横軸を一週間分の日付としたタイムテーブルの各日付に対応した列に表示するようにしても良い。このようにして、図18の、画面に向かって左側の予定表示画面を、一週間の日付分だけ並べたようなタイムテーブルを表示するようにしてもよい。なお、各「予定タイトル」等は、例えば、対応する範囲を示す情報内に配置される。また、各「予定タイトル」等が配置された範囲には、例えば、各「予定タイトル」等が指定されたか否かを判定するための判定領域が設定される。そして、表示された「予定タイトル」等の一つを指定する予定指定情報を、予定指定情報受付部15が受け付けると、この予定指定情報が指定する「予定タイトル」等を含む日付の列以外の列の表示を終了し、この予定指定情報が指定する「予定タイトル」等を含む日付の列の幅を広げて表示することで、図18に示すような予定表示画面を表示するようにしても良い。
ここで、この予定編集画面182の入力フィールド等に値等を入力することにより、予定情報を編集したりする処理等は、上記実施の形態1の具体例の動作等と同様であるので、ここでは説明を省略する。
ここで、ユーザが、予定表示画面181の「送別会」という予定183を指でタップしたとする。変更予定指定情報受付部29は、タップされた座標が、予定編集画面のうちの、いずれの「予定ID」と対応付けられた判定領域内の座標であるか否かを判断する。ここでは、予定ID「50000007」と対応付けられた判定領域内をタップされたと判断する。そして、変更予定指定情報受付部29は、この予定ID「50000007」を有する変更予定指定情報を受け付ける。
編集用画面表示部26は、上記で取得した変更予定指定情報が有する「予定ID」である「50000007」に対応する予定情報を、上記で予定情報取得部23が取得した予定情報の中から取得し、取得した予定情報の各項目の値を、予め用意されたテンプレート(図示せず)に配置して予定編集画面を生成する。そして、編集用画面表示部26は、生成した予定編集画面で、現在表示されている予定編集画面を更新する。つまり、生成した予定編集画面を、現在表示されている予定編集画面上に上書きして表示する。
図19は、予定表示画面と、編集用画面表示部26により更新された予定編集画面と、の表示例を示す図である。画面に向かって右側が更新された予定編集画面183である。
このように、本実施の形態においては、予定情報を編集する予定編集画面を表示する際に、同じ日付の予定情報を予定表示画面で表示するようにした。これにより、表示部24が表示する一の週の日付を表示する画面に表示されている予定のうちの一つを編集対象として指定する際に、誤って、近傍の異なる予定を指定したとしても、予定表示画面から、所望の編集対象となる予定を用意に選び直すことができ、操作性を向上させることができる。特に、携帯型のスケジュール管理装置2においては、一の週の日付を表示する際に表示される各予定の占めるサイズが小さいため、指等で所望の予定を指定することが困難であり、誤った予定を選んでしまうことが多いが、本実施の形態においては、予定編集画面を表示した横に、一の日付に対応した1以上の予定だけを大きく表示することができるため、予定を選び直す際も正しい予定を選びやすい。
以上、本実施の形態によれば、一の週の日付を表示した画面から、一の予定の予定編集画面を表示する際に、この予定と同じ日付の他の予定も予定表示画面で同時に表示して、この予定表示画面に表示されている予定を指定した場合に、この指定された予定に対応する予定編集画面で、直前に表示されていた予定編集画面を更新するようにしたことにより、予定の指定を間違えた場合においても、容易に予定の指定をやり直すことができ、入力誤りのリカバリーのための構成を適切に提供することができる。
また、本実施の形態によれば、関連する画面を1つの操作で同時に表示することができ、画面を表示させるためのインターフェースの出力等を最小限に減らすことができるとともに、情報を一のモニタに効率的に表示することができる。
なお、本実施の形態においては、表示部24が一の週の日付と各日付に対応した予定を表示し、予定指定情報受付部25が、この予定の一つに対して指定を受け付けた場合に、編集用画面表示部26が、この予定に関して予定編集画面と予定表示画面とを表示する場合について説明した。しかし、本発明においては、日付情報格納部21に、1以上の月を構成する複数の日付情報が格納されているようにし、予定情報取得部23が、一の月に含まれる各日付に対応する予定情報を取得するようにして、表示部24が、一の月に対応した複数の日付情報を日付情報格納部21から取得して、この取得した複数の日付情報が示す複数の日付と、予定情報取得部23が取得した各日付に対応する予定情報が示す予定とを対応付けて表示し、予定指定情報受付部25が、この予定の一つに対して指定を受け付けた場合に、編集用画面表示部26が、この予定に関して予定編集画面と予定表示画面とを表示するようにしてもよい。このような場合においても、上記実施の形態2と同様の効果を奏することができる。
なお、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態では、スケジュール管理装置がスタンドアロンである場合について説明したが、スケジュール管理装置は、スタンドアロンの装置であってもよく、サーバ・クライアントシステムにおけるサーバ装置であってもよい。後者の場合には、出力部や受付部は、通信回線を介して入力を受け付けたり、画面を出力したりすることになる。
また、上記各実施の形態において、予定情報取得部15、予定情報更新部20、および予定情報取得部23は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。予定情報取得部15の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
なお、上記各実施の形態におけるスケジュール管理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、1以上の月を構成する複数の日付を示す情報である複数の日付情報が格納される日付情報格納部と、日付情報と対応付けられた情報であって、予定を示す情報である予定情報が格納される予定情報格納部と、にアクセス可能なコンピュータを、一か月に対応した複数の日付情報を日付情報格納部から取得して、取得した複数の日付情報が示す複数の日付を表示する表示部と、表示部が表示する複数の日付のうちの一つを指定する情報である日付指定情報を受け付ける日付指定情報受付部と、日付指定情報が指定する日付に対応する予定情報を予定情報格納部から取得する予定情報取得部と、予定情報取得部が取得した予定情報が示す予定を表す画面である日付予定画面を表示する日付予定画面表示部として機能させるプログラムであって、日付予定画面表示部は、日付指定情報が指定する日付に隣接した領域である隣接領域に、日付予定画面を表示し、表示部は、表示していた1以上の日付を、日付予定画面に重ならない位置に移動させて表示するプログラムである。
また、このプログラムは、1以上の週または1以上の月を構成する複数の日付を示す情報である複数の日付情報が格納される日付情報格納部と、日付情報と対応付けられた情報であって、予定を示す情報である予定情報が格納される予定情報格納部と、にアクセス可能なコンピュータを、一の週または一の月に含まれる各日付に対応する予定情報を予定情報格納部から取得する予定情報取得部と、一の週または一の月に対応した複数の日付情報を日付情報格納部から取得して、取得した複数の日付情報が示す複数の日付と、予定情報取得部が取得した各日付に対応する予定情報が示す予定とを対応付けて表示する表示部と、表示部が表示する予定のうちの一つを指定する情報である予定指定情報を受け付ける予定指定情報受付部と、予定指定情報が示す予定を編集する予定編集画面と、予定指定情報が示す予定に対応付けられた日付に対応する予定情報が示す予定を表示する予定表示画面とを同時に表示する編集用画面表示部と、予定編集画面を介して入力された予定編集指示を受け付ける予定編集指示受付部と、予定編集指示受付部が受け付けた予定編集指示を用いて、予定編集指示に対応する予定情報を更新する予定情報更新部と、予定表示画面に表示されている一の予定を指定する情報である変更予定指定情報を受け付ける変更予定指定情報受付部と、して機能させるためのプログラムであって、編集用画面表示部は、変更予定指定情報が指定する予定を編集する予定編集画面を、直前に表示されている予定編集画面の代わりに表示するプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。例えば、情報を取得する取得部や、情報を出力する出力部などにおけるモデムやインターフェースカードなどのハードウェアでしか実現できない機能は、上記プログラムが実現する機能には含まれない。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
図20は、上記プログラムを実行して、上記実施の形態によるスケジュール管理装置を実現するコンピュータの外観の一例を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されうる。
図20において、コンピュータシステム900は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ905、FD(Floppy(登録商標) Disk)ドライブ906を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
図21は、コンピュータシステム900の内部構成を示す図である。図21において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ905、FDドライブ906に加えて、MPU(Micro Processing Unit)911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM(Random Access Memory)913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するハードディスク914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915とを備える。なお、コンピュータ901は、LANへの接続を提供する図示しないネットワークカードを含んでいてもよい。
コンピュータシステム900に、上記実施の形態によるスケジュール管理装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM921、またはFD922に記憶されて、CD−ROMドライブ905、またはFDドライブ906に挿入され、ハードディスク914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク914に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、CD−ROM921やFD922、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
プログラムは、コンピュータ901に、上記実施の形態によるスケジュール管理装置の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。