JP5819311B2 - 虹彩リトラクタ - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、眼科手術で使用される虹彩リトラクタに関する。
瞳の拡張を必要とする様々な眼科手術が存在する。例えば、白内障を伴うレンズは一般に水晶体超音波乳化吸引術によって眼から除去される。この処置は、一般的には超音波で駆動される器具によってレンズを破壊する。器具は、破壊されたレンズ材料を患者の眼球室から吸引する吸引ポートを有する。レンズの幅広い視野を医師に与えるためには、水晶体超音波乳化吸引術中に瞳を引き伸ばすことが望ましい。瞳を引き伸ばすための1つの技術は、虹彩リトラクタと称されるものを用いて虹彩を引き戻しあるいは引き込んで、虹彩をその外縁に保持することを含む。
本発明は、以下で更に詳しく説明される改良された虹彩リトラクタを提供しようとする。
したがって、本発明の一実施形態によれば、細長要素の先端に配置されあるいは形成される複数の虹彩捕捉フックと、細長要素の基端の基端ハンドルとを含み、細長要素が細長要素の操作によって引き込み位置と拡張位置との間で弾性的に移動し、引き込み位置では、フックが互いに近接するとともに、細長要素が互いに近接し、拡張位置では、フックが分離して互いに離間するとともに、細長要素の先端部が分離して互いに離間する、虹彩リトラクタが提供される。
本発明の一実施形態によれば、細長要素を拡張位置へ移動するようにハンドルが操作されるまで保持要素が細長要素を引き込み位置に保持する。
本発明の他の実施形態によれば、保持要素の一部に溝が形成され、拡張位置で、ハンドルが溝内に受けられる。
本発明の更なる他の実施形態によれば、保持要素は、他方の細長要素を受けるために細長要素の一方に形成される溝を含む。
本発明の更なる他の実施形態によれば、細長要素が枢軸で互いに回動可能に取り付けられる。
本発明の一実施形態によれば、細長要素の先端が短い先端延在部を有するU形状フックを含む。
本発明の一実施形態によれば、細長要素の先端が基端スリーブから延びる。
本発明の一実施形態によれば、フックが細長要素内に引き込み可能である。
また、本発明の一実施形態によれば、細長要素の先端に配置されあるいは形成される複数のフックと、前記細長要素の基端の基端ハンドルとを含む虹彩リトラクタを用意するステップであって、細長要素がハンドルの操作によって引き込み位置と拡張位置との間で弾性的に移動し、引き込み位置では、フックが互いに近接するとともに、細長要素が互いに近接し、拡張位置では、フックが分離して互いに離間するとともに、細長要素の先端部が分離して互いに離間するステップと、引き込み位置にある細長要素を眼の角膜輪部近傍の小切開部に挿通するステップと、ハンドルを操作して細長要素を拡張位置へと移動するステップと、フックを用いて虹彩の一部をつかんで引き込むステップとを含む、虹彩の引き込み方法が提供される。
細長要素の挿入のための切開部は、水晶体超音波乳化吸引術のための切開部とは異なる位置に形成できる。
本発明は、図面と併せて解釈される以下の詳細な説明から更に十分に理解されて認識される。
本発明の一実施形態にしたがって構成されて動作する非拡張状態の虹彩リトラクタの簡略斜視図である。 本発明の一実施形態にしたがって構成されて動作する非拡張状態の虹彩リトラクタの簡略平面図である。 本発明の一実施形態にしたがって構成されて動作する非拡張状態の虹彩リトラクタの簡略側面図である。 眼の上に配置された非拡張状態の図1Aから1Cの虹彩リトラクタの簡略斜視図である。 眼の上に配置された非拡張状態の図1Aから1Cの虹彩リトラクタの簡略側面図である。 本発明の一実施形態に係る部分的に拡張された状態の図1Aから1Cの虹彩リトラクタの簡略斜視図である。 本発明の一実施形態に係る部分的に拡張された状態の図1Aから1Cの虹彩リトラクタの簡略側面図である。 本発明の一実施形態に係る部分的に拡張された状態の図1Aから1Cの虹彩リトラクタの簡略平面図である。 本発明の一実施形態に係る完全拡張状態の図1Aから1Cの虹彩リトラクタの簡略斜視図である。 本発明の一実施形態に係る完全拡張状態の図1Aから1Cの虹彩リトラクタの簡略側面図である。 本発明の一実施形態に係る完全拡張状態の図1Aから1Cの虹彩リトラクタの簡略平面図である。 眼の上に配置された完全拡張状態の図1Aから1Cの虹彩リトラクタの簡略側面図である。 眼の上に配置された完全拡張状態の図1Aから1Cの虹彩リトラクタの簡略斜視図である。 本発明の他の実施形態にしたがって構成されて動作する非拡張状態の虹彩リトラクタの簡略斜視図である。 本発明の他の実施形態にしたがって構成されて動作する非拡張状態の虹彩リトラクタの簡略側面図である。 本発明の他の実施形態にしたがって構成されて動作する非拡張状態の虹彩リトラクタの簡略平面図である。 眼の上に配置された非拡張状態の図4Aから4Cの虹彩リトラクタの簡略斜視図である。 眼の上に配置された非拡張状態の図4Aから4Cの虹彩リトラクタの簡略側面図である。 本発明の一実施形態に係る拡張状態の図4Aから4Cの虹彩リトラクタの簡略斜視図である。 本発明の一実施形態に係る拡張状態の図4Aから4Cの虹彩リトラクタの簡略平面図である。 本発明の一実施形態に係る拡張状態の図4Aから4Cの虹彩リトラクタの簡略側面図である。 眼の上に配置された拡張状態の図4Aから4Cの虹彩リトラクタの簡略側面図である。 眼の上に配置された拡張状態の図4Aから4Cの虹彩リトラクタの簡略斜視図である。 本発明の一実施形態に係る図4Aから4Cの虹彩リトラクタの変形版の簡略斜視図である。 本発明の更なる他の実施形態にしたがって構成されて動作する非拡張状態の虹彩リトラクタの簡略斜視図である。 本発明の更なる他の実施形態にしたがって構成されて動作する非拡張状態の虹彩リトラクタの簡略側面図である。 本発明の更なる他の実施形態にしたがって構成されて動作する非拡張状態の虹彩リトラクタの簡略平面図である。 眼の上に配置された非拡張状態の図6Aから6Cの虹彩リトラクタの簡略側面図である。 眼の上に配置された非拡張状態の図6Aから6Cの虹彩リトラクタの簡略斜視図である。 本発明の一実施形態に係る拡張状態の図6Aから6Cの虹彩リトラクタの簡略斜視図である。 本発明の一実施形態に係る拡張状態の図6Aから6Cの虹彩リトラクタの簡略平面図である。 本発明の一実施形態に係る拡張状態の図6Aから6Cの虹彩リトラクタの簡略側面図である。 眼の上に配置された拡張状態の図7Aから7Cの虹彩リトラクタの簡略側面図である。 眼の上に配置された拡張状態の図7Aから7Cの虹彩リトラクタの簡略斜視図である。 本発明の異なる実施形態に係る、前述した実施形態のいずれかの虹彩リトラクタにおける異なる先端の簡略斜視図である。 本発明の異なる実施形態に係る、前述した実施形態のいずれかの虹彩リトラクタにおける異なる先端の簡略斜視図である。 本発明の一実施形態に係る使用時の図8または図9の先端延在部を有する虹彩リトラクタの簡略斜視図である。 図10A−10Eは、完全延出位置から完全引き込み位置へと段階的に示される、本発明の一実施形態に係る前述した実施形態のいずれかの虹彩リトラクタの引き込み可能な先端の簡略斜視図である。 本発明の他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタの簡略絵図である。 本発明の更なる他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタの簡略絵図である。 本発明の更なる他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタの簡略絵図である。 本発明の更なる他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタの簡略絵図である。 本発明の更なる他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタの簡略絵図である。 図13A、13Bは、本発明の一実施形態にしたがって構成されて動作する図12Aから12Dの虹彩リトラクタを作動させるためのマニピュレータの簡略絵図である。 図13C、13Dは、本発明の一実施形態にしたがって構成されて動作する図12Aから12Dの虹彩リトラクタを作動させるためのマニピュレータの簡略絵図である。 図13E、13Fは、本発明の一実施形態にしたがって構成されて動作する図12Aから12Dの虹彩リトラクタを作動させるためのマニピュレータの簡略絵図である。 図13G、13Hは、本発明の一実施形態にしたがって構成されて動作する図12Aから12Dの虹彩リトラクタを作動させるためのマニピュレータの簡略絵図である。 本発明の更なる他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタの簡略絵図である。 本発明の更なる他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタの簡略絵図である。 本発明の更なる他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタの簡略絵図である。 本発明の更なる他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタの簡略絵図である。 本発明の他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタの簡略絵図である。 本発明の他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタの簡略絵図である。 本発明の他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタの簡略絵図である。 本発明の他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタの簡略絵図である。 本発明の他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタの簡略絵図である。
ここで、本発明の非限定的な実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタ10を示す図1Aから3Cを参照する。
虹彩リトラクタ10は、1つ以上の細長要素14の先端に配置されあるいは形成される複数の虹彩捕捉フック12(図2Aから3C)を含む。図示の実施形態では、2つの細長要素14が存在する。細長要素14は、完全引き込み位置(図1Aから1C)から部分拡張位置(図2Aから2C)、完全拡張位置(図3Aから3C)へと保持要素16を貫通して移動するように配置されている。保持要素16の基端部18には溝19が形成される。細長要素14の基端は基端ハンドル20で終端する。細長要素14は、ハンドル20への接続前に単一要素として結合されてもよく、あるいは、ハンドル20に結合されてもよい。完全拡張位置において、ハンドル20は、溝19内に完全に押し込まれ、この位置で溝19の側壁により締め付けられて保持される(あるいは、ハンドル20が溝19内に“クリック係合”されてもよい)。したがって、ハンドル20が溝19内にクリック係合して細長要素14が固定された拡張形態または調整可能な拡張形態を有する、固定形態が存在し得る。この場合、細長要素14が眼の中に挿入されればされるほど、細長要素の横方向の拡張も大きくなる。保持要素16は、ハンドル20が溝19へ向けて押し進められるまで細長要素14を引き込み位置に保持する。
細長要素14およびフック12は、金属またはプラスチックのワイヤ、例えばニチノールまたはステンレススチール、あるいは、好適な弾力を有する医学的に安全なプラスチック、例えば形状記憶高分子プラスチックから構成されてもよいが、これらに限定されない。
図1Dから1Eは、眼の上に配置された非拡張状態(すなわち、引き込み位置)の一対の虹彩リトラクタ10を示している。保持要素16の一部は一般的には角膜輪部23で角膜22に当接するが、必ずしもそうである必要はない。図から分かるように、虹彩リトラクタ10は角膜輪部23の小切開部(例えば1.0から1.5mm切開部)に挿通される。保持要素16は、虹彩リトラクタ10が角膜22内に過度に侵入するのを防止する。
ハンドル20を保持要素16へ向けて押し進めると、細長要素14およびフック12が保持要素16から外側へ展開する。図3Dから3Eに見られるように、フック12は、虹彩24を捕捉してこれに引っ掛かるとともに、レンズ25を露出させて医師にとって良好な作業開口を提供するために虹彩24を引き込む。保持要素16は、角膜輪部23の外側に抗力を加えることによりリトラクタ10を固定する。
フック12は、細長要素14を保持要素16に挿通して先端側へ移動させる際に、分離して互いに離間される。したがって、単一の虹彩リトラクタは、単一のポイントでしか作業しない一部の従来の虹彩リトラクタとは対照的に、離間した引き込みポイントを与える。
虹彩リトラクタの挿入用の切開部は、水晶体超音波乳化吸引術のために形成される切開部とは異なる位置(例えば、水晶体超音波乳化吸引術のために形成される切開部に対して垂直な位置)に形成されてもよい。これは、この態様で虹彩リトラクタが医師の妨げとならないため有利である。
ここで、本発明の他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタ30を示す図4Aから5Eを参照する。
虹彩リトラクタ30は、1つ以上の細長要素34の先端に配置されあるいは形成される複数のフック32を含む。図示の実施形態では、2つの細長要素34が存在する。細長要素34の基端は基端ハンドル40で終端する。ハンドル40および細長要素34は、一種の弾性ピンセットまたはプライヤーを形成するために弾力性のある柔軟な材料(例えば、金属またはプラスチック)から形成される。細長要素34は、細長要素34の(ループとして形成されてもよい)保持要素36が他方の細長要素34に形成される1つ以上の基端溝38内に捕捉されることによって非拡張(引き込み)状態に保持される。虹彩リトラクタ30を非拡張状態に維持するための他の選択肢は、押圧要素37によるものである。この場合、細長要素34は溝38内に捕捉されない。
図4Dから4Eは、眼の上に配置された非拡張状態(すなわち、引き込み位置)の一対の虹彩リトラクタ30を示している。保持要素36の一部は一般的には角膜輪部23で角膜22に当接するが、必ずしもそうである必要はない。
ハンドル40を握り込むと、最初は保持要素36の溝38に捕捉されている細長要素34が解放される(前述した他の選択肢の場合には、虹彩リトラクタ30が解放要素37によって拡張位置へと移動する)。細長要素34は、それらの弾力により、図5Aから5Eの拡張位置へと外側へ跳ね出る。図4Aから5Eに見られるように、虹彩リトラクタ30の形状は、保持要素36の領域で大きな拡張をもたらすことなく、フック32の拡張を可能にする。
図5Dから5Eに見られるように、フック32は、虹彩24を捕捉してこれに引っ掛かるとともに、レンズ25を露出させて医師にとって良好な作業開口を提供するために虹彩24を引き込む。保持要素36は、角膜輪部23の外側に抗力を加えることによりリトラクタ30を固定する。
ここで、本発明の一実施形態に係る虹彩リトラクタ30の変形版を示す図5Fを参照する。この実施形態において、虹彩リトラクタ30には、ハンドル40に弾性クリップ42が設けられる。この形態により、リトラクタを更に小さくすることができるとともに、より大きなバネ(拡張)力を与えることができる。
ここで、本発明の更なる他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタ50を示す図6Aから7Eを参照する。
虹彩リトラクタ50は、1つ以上の細長要素54の先端に配置されあるいは形成される複数のフック52を含む。図示の実施形態では、枢軸56を中心に回動する2つの細長要素54が存在する。細長要素54の基端は基端ハンドル60で終端する。ハンドル60、枢軸56、および、細長要素54は一種のハサミを形成する。虹彩リトラクタ50は通常は拡張されており、また、細長要素54は、ハンドル60の弾力によって非拡張(引き込み)状態に保持される(したがって、ハンドル60は、最初に細長要素54を引き込み状態に保持するための保持要素としての機能を果たす)。
図6Dから6Eは、眼の上に配置された非拡張状態(すなわち、引き込み位置)の一対の虹彩リトラクタ50を示している。虹彩リトラクタ50の一部(例えば、枢軸56の近傍の部分)は一般的には角膜輪部23で角膜22に当接するが、必ずしもそうである必要はない。
ハンドル60を操作すると、“ハサミが開いて”、細長要素54が図7Aから7Eの拡張位置になる。図7Dから7Eに見られるように、フック52は、虹彩24を捕捉してこれに引っ掛かるとともに、レンズ25を露出させて医師にとって良好な作業開口を提供するために虹彩24を引き込む。虹彩リトラクタ50の一部(例えば、枢軸56の近傍の部分)は、角膜輪部23の外側に抗力を加えることによりリトラクタ50を固定する。
ここで、本発明の異なる実施形態に係る、前述した実施形態のいずれかの虹彩リトラクタにおける異なる先端を示す図8および図9を参照する。図8には、短い先端延在部72を伴うU形状フックを有する先端70が示されている。図9には、基端スリーブ74から延びる同じ先端70が示されている。スリーブ付きのフック(図9に示される)は図10に示されるように引き込むことができる。
ここで、本発明の一実施形態に係る使用時の図8または図9の先端延在部72を有する虹彩リトラクタを示す図9Aを参照する。図示のように、先端延在部72は、工具を虹彩の縁に対して強固に確実にセットし、したがって、虹彩の適切な、確実な、安全な引き込みを確保するのに役立つ。
ここで、完全延出位置から完全引き込み位置へと段階的に示される、本発明の一実施形態に係る前述した実施形態のいずれかの虹彩リトラクタのためのスリーブ付きフック80を示す図10Aから10Eを参照する。スリーブ付きフック80は、図9に示されるフックと同様であり、図9の実施形態と同様な先端延在部を有していてもいなくてもよい。引き込み可能なフック80を細長要素内へ引き込むおよび/または細長要素から延出させるために任意の好適な引き込み機構(図示せず)が使用されてもよい。
ここで、本発明の他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタ150を示す図11を参照する。
虹彩リトラクタ150は、第1の細長要素154の先端に配置されあるいは形成される複数のフック152を含む。第1の細長要素154は、例えばその中心部にある柔軟で伸長可能な部材155によって長さを調整できてもよい。第2の細長要素156(前述したものと同様の図示しないガイド要素を貫通して移動するように配置されていてもよい)は第1の細長要素154に対して回動可能に取り付けられる。固定要素158が第2の細長要素156の基端位置に装着される。第2の細長要素156の基端は基端ハンドル160で終端する。
図11に見られるように、フック152および第1の細長要素154は、角膜輪部144にある小切開部に挿通されるとともに、フック152が広がって離れて虹彩134を引き込むように医師により操作される。固定要素158は、角膜輪部144の外側に抗力を加えることによりリトラクタを固定する。
ここで、本発明の他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタ170を示す図12Aから12Dを参照する。
虹彩リトラクタ170は、1つ以上の細長要素174の先端に配置されあるいは形成される複数のフック172を含む。図示の実施形態では、2つの細長要素174が存在する。細長要素174の基端は基端ハンドル176で終端する。ハンドル176および細長要素174は、一種の弾性ピンセットまたはプライヤーを形成するために弾力性のある柔軟な材料(例えば、金属またはプラスチック)から形成される。この実施形態において、フック172は、湾曲して細長要素174へと戻っており、随意的に細長要素174に当接してもよい。
図12Cは、角膜輪部23の小切開部に挿通された非拡張状態の虹彩リトラクタ170を示している。図12Dは拡張状態の虹彩リトラクタ170を示しており、この場合、フック172は、虹彩24を捕捉してこれに引っ掛かるとともに、レンズを露出させて医師にとって良好な作業開口を提供するために虹彩24を引き込む。
ここで、本発明の一実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタ170を作動させるためのマニピュレータ180を示す図13Aから13Hを参照する。
マニピュレータ180は、トグルレバー182に回動可能に接続される保持要素181を含み、トグルレバー182は、ハンドル184の先端の枢軸183で回動可能に接続される。ハンドル184の先端は穴186が形成されたアンビル185を含み、保持要素181が穴186を通過する。虹彩リトラクタ170のハンドル176は、アンビル185の下面から突出するラグ187(例えばピン)に取着する。ラグ187はハンドル176の中心に嵌合する。
図13A,13B,13E,13Fにおいて、トグルレバー182は、保持要素181が虹彩リトラクタ170の細長要素174の周囲にクランプするように下方へ移動される位置まで移動され、これにより、細長要素174が非拡張状態(引き込み位置)に保持される。図13C,13D,13G,13Hにおいて、トグルレバー182は、保持要素181が虹彩リトラクタ170の細長要素174を解放するように上方へ移動される位置(矢印Fにより示される)まで移動され、それにより、細長要素174が拡張状態へと拡張できる。
ここで、本発明の他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタ190を示す図14Aから14Dを参照する。
虹彩リトラクタ190は、1つ以上の細長要素194の先端に配置されあるいは形成される複数のフック192を含む。図示の実施形態では、2つの細長要素194が存在する。細長要素194の基端は基端ハンドル196で終端する。ハンドル196および細長要素194は、一種の弾性ピンセットまたはプライヤーを形成するために弾力性のある柔軟な材料(例えば、金属またはプラスチックまたは形状記憶)から形成される。ハンドル196は、この実施形態では、それが握り込まれたときに図14Bに見られるように楕円形状へと平坦化するように十分に弾力がある。ハンドル196は、虹彩リトラクタ190を拡張状態へと移動させるためにその当初の形状へと跳ね戻る。
図14Cは、角膜輪部23の小切開部に挿通された非拡張状態の虹彩リトラクタ190を示している。前述したように、ハンドル196は楕円形状へと平坦化する。図14Dは拡張状態の虹彩リトラクタ190を示しており、この場合、フック192は、虹彩24を捕捉してこれに引っ掛かるとともに、レンズを露出させて医師にとって良好な作業開口を提供するために虹彩24を引き込む。
ここで、本発明の他の実施形態にしたがって構成されて動作する虹彩リトラクタ200を示す図15Aから15Eを参照する。
虹彩リトラクタ200は、1つ以上の細長要素204の先端に配置されあるいは形成される複数のフック202を含む。図示の実施形態では、2つの細長要素204が存在する。細長要素204の基端は、2つのハサミハンドル206を含む基端ハンドルを形成する。ハンドル206は、両端がハンドル206に取り付けられるコイルスプリングなどの付勢装置208によってバネ荷重される。
図15Dは、角膜輪部23の小切開部に挿通された非拡張状態の虹彩リトラクタ200を示している。図15Bに示されるように、ハンドル206が握り込まれて互いに保持され、それにより、細長要素204が互いに引き込まれる。図15Eは拡張状態の虹彩リトラクタ200を示しており、この場合、フック202は、虹彩24を捕捉してこれに引っ掛かるとともに、レンズを露出させて医師にとって良好な作業開口を提供するために虹彩24を引き込む。
当業者であれば分かるように、本発明は、特に図示して前述したものによって限定されない。むしろ、本発明の範囲は、前述した特徴の組み合わせおよび部分的組み合わせの両方を含むとともに、当業者が先の説明を読むときに想起する、従来技術ではない前記特徴の改良および変形を含む。

Claims (5)

  1. 一対の虹彩リトラクタにおいて、
    各虹彩リトラクタが:細長要素の先端に配置されあるいは形成され、虹彩を捕捉して引っ掛ける複数のフックと;前記細長要素を拡張位置に保持するスプリングと;前記細長要素の基端に設けられた基端ハンドルとを備え、
    前記細長要素が前記基端ハンドルの操作によって、引き込み位置と拡張位置との間で移動可能に構成され
    前記引き込み位置では、前記フックが互いに近接するとともに、前記細長要素が互いに近接する構造であり
    前記拡張位置では、前記フックが分離して互いに離間するとともに、前記細長要素の先端部が分離して互いに離間する構造であることを特徴とする一対の虹彩リトラクタ。
  2. 前記細長要素が、枢軸で互いに回動可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の一対の虹彩リトラクタ。
  3. 前記フックのそれぞれは、前記細長要素の先端に形成されたU形状フックであることを特徴とする請求項1又は2に記載の一対の虹彩リトラクタ。
  4. 前記フックが湾曲して前記細長要素へと戻る形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の一対の虹彩リトラクタ
  5. 前記基端ハンドルがハサミハンドルであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の一対の虹彩リトラクタ。
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