JP4731565B2 - 内境界膜掻集器具 - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
本発明は、本出願全体に亘って引用する、出願人の同時係属出願である2004年10月15日提出の“内境界膜掻集器具”と題した米国意匠出願第29/215,250号、および2004年11月30日に提出の“内境界膜掻集器具”と題した米国仮出願第60/631,509号の利点を主張するものである。
本発明は、眼の網膜の内表面上に形成された膜を除去するために使用される医療器具に関する。
病気によっては、医療処置により取り除くべき瘢痕組織の薄膜の存在に起因するものもある。例えば、これらの処置には、網膜上膜や、恐らくは特発性網膜上膜の結果である内境界膜の剥離処置がある。これらの膜は黄斑孔を伴う場合もあり、硝子体黄斑牽引症候群では、糖尿病性網膜症、増殖性硝子体網膜症による網膜上膜の剥離、精神的ショックの後の網膜上膜の剥離や、ぶどう膜炎および眼炎などを含む眼内炎症後の網膜上膜の剥離をも伴う。
現在、これらの処置は、典型的に三つのタイプの医療装置のうちの一つを使用して行われる。第1のタイプは、図1(a)に示すように、典型的に20から23ゲージの寸法を有し、一端で屈曲している針2を備えた鋭利なピック1である。針2の屈曲端は、鋭利な先端3を形成しており、膜20を拘束するために使用する。しかしながら、鋭利なピック1を使用する前に、図1(a)に矢印で示すように膜20を小さく切開しなければならない場合が多い。その後、鋭利なピック1を切り口の中に挿入し、ピック1を使って網膜30の内表面と膜20の下側表面の間の切り口の縁部に沿って掬い上げて、図1(b)に矢印で示す方向に膜20を持ち上げようとする。
しかし、ピック1には欠点がある。特に、ピック1は、膜20の比較的小さい領域を拘束することはできるが、同時に膜20全体もしくは大部分を除去する場合には非常に問題がある。
膜20を取り除くために現在使用されている、図2に示す第2の医療装置は、ピンセット4であり、膜20の小さい部分を外縁に沿って、もしくはそこに作った切り口の縁部に沿って挟むために使用する。ピンセット4は、膜20の一部を掴持して、膜20を網膜30から離す。ピンセット4はそのように膜20の小さい部分を拘束するため、ピンセット4は、膜20を一度で除去するのは難しく、膜の小片を残したままとなる危険性がある。
網膜を取り除くために現在使用されている、図3に示す第3の医療装置は、スクレイパ5であり、共通して、外表面上にダイヤモンド7の小片を埋め込んだ一片のシリコンチューブ6を含む。図3の矢印で示すように、チューブ6のダイヤ片7を埋め込んだ領域を膜20の内表面に当ててこする。こする動作により、膜20が網膜30の表面から外れる。しかし、こする動作は、網膜30上に下方向の圧力をかけることを余儀なくされるため、網膜30や隣接する組織を傷つけるという重大なリスクを伴う。同様に、スクレイパ5は、膜20のうち、小さい領域のみしか拘束できず、よって、膜20を一度で除去するのは非常に難しく、膜の小片が残る可能性がさらに高くなる。最後に、スクレイパ5は、網膜
30から膜20を完全に除去するためには眼の中に別の器具(図示せず)を挿入する必要がある。
上記装置すなわちピック1、ピンセット4、およびスクレイパ5それぞれのさらなる欠点は、膜20を除去するための処置の間に比較的高い拡大レベルを必要とする点である。高い拡大レベルでは、膜20を除去しようとする際に、医療関係者が見ることができる網膜30の面積が本質的に縮小されるため、処置を行うために必要な時間が長くなると共に、医療関係者が膜20を一度で首尾よく除去するのがさらに難しくなる。
周知の医療装置における上記および他の欠点を解決するため、本発明は、膜の大きい表面積に沿って膜のいかなる領域をも拘束することができ、膜の縁部または膜に形成した切り口の縁部の拘束に限定されない膜掻集器具を提供する。さらに、膜掻集器具の構造的構成により、使用者は、周知のいかなる医療装置よりかなり大きい膜の表面積を拘束することができる。
さらに、本発明は、眼の網膜から膜を除去する処理を補助または完了するために膜に切り口を形成する必要も、眼に別の器具を導入する必要もない。さらに、本発明は、上記の周知の医療装置のいずれかによって網膜上にかかる圧力に比較して、膜を最初に拘束する際に網膜にかかる圧力がかなり低い。さらに、本発明が一度網膜上の膜を拘束すると、網膜から膜を除去するために本発明を使用する際に網膜にかかる接線力および揚力が比較的最小となる。
最後に、本発明は、周知の医療装置が使用する比較的高い拡大レベルに対して低い拡大レベルにおいて使用するため、膜除去処理の間に十分広い視野を確保できる。本発明の上記の利点および特性により、網膜から膜を除去する工程がかなり簡素化されながらにして、眼に対する損傷の危険性が大幅に低減されると共に、膜全体を一度で除去できる可能性が高くなる。
上記および他の利点を実現するため、本発明は、眼の網膜の内表面に形成された薄膜を除去するために構成された掻集器具を提供する。一実施形態では、掻集器具はハンドルと、手動または機械的にハンドルの内部から伸張またはハンドルの内部へ後退可能な複数の歯を備える。理想的には、ハンドルは中空の本体を有し、少なくとも1本の棘または他の類似した組織拘束機構がそれぞれの歯の先端に設けられている。
本発明の一実施形態によると、歯は、中空のハンドル本体の内部へ摺動して後退すると共に、摺動して中空のハンドル本体の内部から伸張する。ハンドル本体の作動端から一度伸張すると、歯は互いに離れ、外側に向かって展開する。このようにして、掻集器具は膜の表面の比較的大きい領域を拘束することができる。
本発明の別の実施形態では、歯は可撓性を有しており、歯の可撓性は、ハンドル本体の作業端から延在する歯の量によって異なる。歯がハンドル本体の作業端から長く延びれば延びるほど、可撓性は大きくなる。同様に、歯がハンドル本体の作業端に近ければ近いほど、すなわち、ハンドル本体の作業端から延在する歯の量が少なければ少ないほど、歯が有する可撓性は小さくなる。
本発明の別の局面によると、伸張した歯が一度膜の上表面を拘束すると、歯が後退し、膜を持ち上げて、少なくとも1本の棘もしくは他の組織拘束部とハンドルの作業端との間に固定する。
本発明のさらなる利点と新規の特徴については、下記に示す説明の中で述べると共に、それらは、下記の調査および本発明の実施による学習により、当業者にとっては明らかとなろう。
また、本発明の他の局面は、下記の説明および添付の図面により、より明らかとなろう。
本発明は、膜20の全表面に沿って膜20のどの領域をも拘束する膜掻集器具10を提供する。膜掻集器具10の構造的構成により、使用者は、周知のいかなる医療装置よりも大きい膜20の表面積を拘束することができる。さらに、本発明は、眼の網膜30から膜20を除去する処理を補助または完了するために、膜20に切り口を形成する必要も、眼の中に別の器具を導入する必要もない。さらに、掻集器具10は、上記の周知の医療装置のいずれかによって網膜にかかる圧力に比較して、始めに膜20を拘束する際に網膜および隣接する組織にかかる圧力がかなり小さい。最終的に掻集器具10は、周知の医療装置が使用しなければならない比較的高い拡大レベルに比較して低い拡大レベルで使用するため、膜除去処理中にかなり大きい視野を提供することができる。
図4は、眼の網膜30(図6および図8〜10)の内表面から膜20(図6および図8〜10)を除去するために使用する本発明の実施形態による掻集器具10の例を示す。本実施形態の掻集器具10は、ハンドル40と、入れ子式の摺動部材50を備える。ハンドル40は、中空管を備え、その内部で、摺動部材50がハンドル40の内表面内で自由に伸縮する(例えば、ハンドルの長さに亘って中央開口が延在している)。好ましくは、ハンドル40の本体は管状であるが、本発明の範囲内において、ハンドル40の本体は、ハンドル40の把持性を促進するものであれば、例えば、断面が楕円、矩形、台形、半球状のものなど、適したものであれば、いかなる幾何学的形状のものでもよい。
それぞれ一端がスライド50に取り付けられ、反対側の端部がそこから自由に延在する多数の歯60が、スライド50の端部に固定されている。各歯60の自由端には、棘もしくは他の組織拘束部70(図5〜図6)がその上に設けられている。
図5の最も右側に位置する掻集器具10のように、摺動部材50が完全に後退すると、摺動部材50と歯60の長さのほとんどの部分がハンドル40の本体内部に収容され、組織拘束部70がハンドル40の端部から突出した状態になる。図5の右から2番目に示す掻集器具10のように、歯60は、歯60の外側端部が掻集器具10の長手の軸から互いに離れる方向にハンドル10から展開し、延在しているので、組織拘束部70が互いに干渉しないように離隔される。完全に伸張すると、図5の右から3番目に示す掻集器具10のように、歯60は拘束可能な領域が増加するため、膜20を除去する際に制御しやすくなる。最後に、図5の最も左側に示す掻集器具10は、歯60が完全に伸張した状態を示し、摺動部材50は、ハンドル40の本体から伸張もしくは摺動して突出する。
本実施形態では、ハンドル40を超えて突出可能な歯60の量は、歯60が延在する側と反対側端部に位置する摺動部材50の端部を引っ張る、または押すことによって調整できる。当業者は、伸張および展開する歯を組み込んだ本発明の実施形態では、このような伸張および展開する歯を実現する別の構成も適用可能であることは理解できよう。例えば、歯は、摺動部材を使用せずにハンドルから後退または伸張させるようにすることもできる。さらに、図5の伸張部材50およびハンドル40の相対的位置は、摺動部材50とハンドル40の間の単純な摩擦契合によって維持することができる一方、機械的機構、液圧機構、電気機械的機構などを含む、開口部の内部のロッキングピン、ネジ止め、溝穴に係合するクリップのような他の構成によって相対位置を維持することも可能である。
図6を参照すると、本発明の一実施形態において、組織拘束部70は、それぞれの歯60の自由端から延在する複数の鋸状の棘71を有している。図6に示すように、それぞれの組織拘束部70は、横方向延在部70bによって拘束部70cに連結された可撓性本体部70aを有する。完全に後退した状態で、横方向延在部70bは掻集器具10の長手方向の軸に対して直交して延在する。さらに、完全に後退した状態で、拘束部70cは、掻集器具10の長手方向の軸に対して平行かつ摺動部材50がハンドル40の本体から離れる方向に伸張するのとは逆の方向に延在する。また、図6に示すように、少なくとも1つ、また、好ましくは複数の棘71が歯60のそれぞれの拘束部70cの自由端上に設けられている。さらに、図6の実施形態では、組織拘束部70は、膜20の表面との摩擦もしくは他の把持拘束を高めるための鋸状端部を備えていてもよい。
図6は、尖った、もしくは鋸状の本体を有する棘71を示すが、本発明の範囲内において、棘71は、網膜30から膜20を把持して持ち上げやすければ、いかなる適した幾何学的形状を有するものでもよい。例えば、考えられる別の態様(図示せず)として、図6の実施形態の組織拘束部70は、鋸状でなく、むしろ、鋭利な縁部であって鋸形状を有さないものでもよい。また、さらに別の例では、図7は本発明の別の実施形態を示すものであり、組織拘束部70′が湾曲している。
図8に示すように、膜20を拘束する際、組織拘束部70および70′は、接線力および揚力を生成して膜20を除去し、矢印で示すように網膜30にかかる下方向の圧力を軽減する。歯60のハンドル40からの伸張およびハンドル40内への後退と組織拘束部70および70′との組み合わせにより、さらに別の利点がある。特に、伸張した歯60が一度膜20を拘束すると、歯60はその後、後退し、組織拘束部70および70′と、摺動部材50が伸縮する際に出入りするハンドル40の端部で膜20を持ち上げて挟持する。この挟持動作により、膜20を除去するために第2の器具を眼の内部に導入する必要性がさらに低減される。さらに、歯60をハンドル40の内部に後退させることができるため、掻集器具10が挿入される際、または眼から引き出される際に歯60を後退させることによって、網膜30の内表面と眼の他の部分が歯60によって損傷を受ける可能性が低減される。
図9は、網膜30の表面から膜20を除去するための掻集器具10の例を示す図である。図9の最も右側に示す掻集器具10は、膜20の縁部を拘束する組織拘束部70および70′を示す。図9に示すように、掻集器具10の図の右から左への進行は、掻集器具10をどのように使用して膜10を引っ張りあげるかを示している。また、図9は、本発明の実施形態により、歯60が屈曲する様子を示す。
図9に示す実施形態では、歯60をハンドル40から長く伸張すればするほど、歯60が対象物に押し付けられたときにより屈折しやすくなる。歯60の可撓性が増すことにより、掻集器具10によって網膜30の上表面にかかる圧力が小さくなる。例えば、ある実施形態では、歯60が完全に伸張し、膜20に接触すると、ハンドル40は、網膜30上に大きな、または顕著な力をかけることなく、網膜30に向かって下方向に1mmまで移動することができる。このような可撓性により、掻集器具10の使用中に眼が損傷を受ける危険性が低減される。希望の硬さになるまで単に歯60をハンドル40の中に後退させることにより、歯60の可撓性を低減させることができる、すなわち、希望の硬さになるまで単に歯60をハンドル40内部に後退させることで歯60の硬さを増すことができる。
図10は、膜20の内表面に沿った一箇所において、その箇所に除去する膜20の外縁が含まれていなくても、掻集器具10が膜20を拘束できることを示す図である。掻集器
具10は、組織拘束部70および70′が膜20の表面を拘束するまで膜20の上表面に沿って引きずられる。組織拘束部70および70′が一度膜の表面を拘束したら、掻集器具10を単に網膜30の上表面から上方向および接線方向に離れる方向に引っ張って膜20をそこから除去する。掻集器具10が一度膜20を拘束すると、それ以上網膜30上には下方向に力がかからず、よって、眼に損傷を与える危険性が低減する。
本発明の実施例について、上記の利点に従ってこれまで説明してきたが、これらの例は、本発明の一例に過ぎない。本発明の範囲と精神にもとることなく、本発明のさまざま変形、変更が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
網膜から膜を除去するために使用する、従来の鋭利なピック装置を示す図である。 網膜から膜を除去するために使用する、従来の鋭利なピック装置を示す図である。 網膜から膜を除去するために使用する、従来のピンセット装置を示す図である。 網膜から膜を除去するために使用する、従来のスクレイパ装置を示す図である。 本発明の実施形態による掻集器具の断面図である。 図4に示す掻集器具の歯が、掻集器具のハンドルから伸張できる異なる状態を示す図である。 それぞれの歯の自由端に設けられた組織拘束部の一実施形態を示す図である。 それぞれの歯の自由端に設けられた組織拘束部の別の実施形態を示す図である。 眼の網膜から膜を除去するために使用する本発明の掻集器具によって生成される接線力および揚力を示す図である。 眼の網膜上の膜を拘束し、そこから膜を除去する掻集器具の異なる状態を示す図である。 膜の周囲の縁部から離れた中間部において膜を拘束している掻集器具を示す図である。

Claims (18)

  1. 眼球内部に挿入され、眼球内の膜を拘束し、かつ選択的に除去するためにサイズ調整可能に形成された、顕微鏡手術のアプリケーションのための内境界膜掻集器具において、
    開口部を有する膜掻集器具本体と、
    前記膜掻集器具本体の開口部内で摺動可能な摺動部材と、
    前記摺動部材を伸張させたときに互いに広がり、前記摺動部材を前記膜掻集器具本体の前記開口部内へ収納させたときに互いに引き込まれるように、前記摺動部材に取り付けられ、前記膜掻集器具本体の前記開口部を通る前記摺動部材によって伸張可能な複数の歯と、
    を備え、
    前記複数の歯のそれぞれは、伸張方向に伸張する少なくとも1つの組織拘束要素を有し、
    前記少なくとも1つの組織拘束要素は、眼の網膜の外側の表面から膜を除去するために形成される組織拘束特性を有し、
    前記組織拘束特性は、少なくとも1つの棘から構成され、
    複数の前記組織拘束要素の前記伸張方向は、前記複数の組織拘束要素によって一方向から網膜の外部表面を同時に拘束するように形成され
    前記複数の歯は、前記眼の網膜の外表面から除去する膜をしっかり保持するように形成されることを特徴とする内境界膜掻集器具。
  2. 請求項1に記載の内境界膜掻集器具において、
    前記膜掻集器具本体は、楕円、矩形、台形又は半球のいずれか1つの断面形状からなることを特徴とする内境界膜掻集器具。
  3. 請求項1に記載の内境界膜掻集器具において、
    前記複数の歯のそれぞれは可撓性であるとともに、前記膜掻集器具本体から前記摺動部材が伸張すればするほど屈折する度合いが大きくなることを特徴とする内境界膜掻集器具。
  4. 請求項1に記載の内境界膜掻集器具において、
    前記複数の歯のそれぞれは、前記複数の歯が前記膜掻集器具本体に対して完全に伸張した状態で、かつ前記網膜の外表面を拘束しないときに、前記膜掻集器具本体の長手の軸に対して、一平面内で、かつ略放射方向に隣接する歯から離れるように伸張することを特徴とする内境界膜掻集器具。
  5. 請求項1に記載の内境界膜掻集器具において、
    前記少なくとも1つの組織拘束要素は、湾曲形状からなることを特徴とする内境界膜掻集器具。
  6. 眼球内部に挿入され、眼球内の膜を拘束し、選択的に除去するためにサイズ調整可能に形成された、顕微鏡手術のアプリケーションのための内境界膜掻集器具において、
    開口部を有する膜掻集器具本体と、
    前記膜掻集器具本体の開口部内で摺動可能な摺動部材と、
    前記摺動部材を伸張させたときに互いに広がり、前記摺動部材を前記膜掻集器具本体の開口部内へ収納させたときに互いに引き込まれるように、前記摺動部材に取り付けられ、前記膜掻集器具本体の前記開口部を通る前記摺動部材によって伸張可能な複数の歯と、
    を備え、
    前記複数の歯のそれぞれは、伸張方向に伸張する少なくとも1つの組織拘束要素を有し、
    前記少なくとも1つの組織拘束要素は、眼の網膜の外表面から膜を除去するために形成される組織拘束特性を有し、
    前記組織拘束特性は、鋸歯状の端部からなり、
    複数の前記組織拘束要素の前記伸張方向は、前記複数の組織拘束要素によって一方向から網膜の外表面を同時に拘束するように形成され、
    前記複数の歯は、前記眼の網膜の外表面から除去する膜をしっかり保持するように形成されることを特徴とする内境界膜掻集器具。
  7. 眼球内部に挿入され、眼球内の膜を拘束し、選択的に除去するためにサイズ調整可能に形成された、眼球の網膜の一部を除去するための顕微鏡手術に使用される膜掻集器具において、
    本体部と、
    複数の歯が取り付けられ、該複数の歯のそれぞれが伸張方向を有する、前記本体部内で可動な歯伸張機構と、
    を備え、
    前記複数の歯は、前記本体部から伸張可能であり、
    前記複数の歯は、前記本体部から完全に伸張したときに、前記複数の歯が延出方向で同一平面内に収まるように放射状に広がり、前記本体部に対する前記歯伸張機構の動きにより前記複数の歯の広がりが変化するように形成され、
    前記複数の歯のそれぞれが、その伸張方向が前記網膜の表面に対して規定されることで前記網膜の表面の膜を拘束するような伸張方向に伸張された鋭い棘を有し、
    前記複数の歯は、前記網膜の外表面から除去する膜をしっかり保持するように形成されることを特徴とする膜掻集器具。
  8. 請求項7に記載の膜掻集器具において、
    前記本体部は、開口部を有し、
    前記歯伸張機構は、前記開口部に摺動受容可能であることを特徴とする膜掻集器具。
  9. 請求項7に記載の膜掻集器具において、
    前記複数の歯は、前記本体部に収納することが可能であることを特徴とする膜掻集器具。
  10. 請求項7に記載の膜掻集器具において、
    それぞれの歯の前記鋭い棘の伸張方向は、前記棘が伸張される歯の伸張方向に対してほぼ垂直に伸張されることを特徴とする膜掻集器具。
  11. 請求項7に記載の膜掻集器具において、
    前記歯伸張機構は、前記本体部に対して固定位置で係止可能であることを特徴とする膜掻集器具。
  12. 請求項11に記載の膜掻集器具において、
    前記歯伸張機構は、摩擦により係止可能であることを特徴とする膜掻集器具。
  13. 請求項7に記載の膜掻集器具において、
    前記複数の歯の伸張は、機械制御、液圧制御、電気機械制御のいずれか1つの制御方法によって制御されることを特徴とする膜掻集器具。
  14. 請求項9に記載の膜掻集器具において、
    前記複数の歯は屈曲可能であり、前記本体部に対して伸張する度合いに応じて、屈曲の度合いが変化することを特徴とする膜掻集器具。
  15. 眼球内部に挿入され、眼球内の膜を拘束し、選択的に除去するためにサイズ調整可能に形成された顕微鏡手術用の膜掻集器具において、
    開口部を有する掻集器具本体と、
    前記掻集器具本体の開口部内に収納自在で、且つスライド自在な複数の歯と、
    を備え、
    前記複数の歯のそれぞれが、
    伸張方向を有する歯の伸張と、
    歯の伸張における伸張方向に対して略規定され、少なくとも1以上の鋭い棘、又は鋸歯状の端部を有する組織拘束特性と、
    複数の歯が取り付けられるとともに、前記掻集器具本体から前記複数の歯が伸張された時点で前記複数の歯を幅広く分布させるために、前記複数の歯のそれぞれが該複数の歯のうちの他の歯のそれぞれから離れるように伸張し、分布する歯が眼の表面に対して規定された方向に、かつ前記眼の表面で前記複数の歯の組織拘束特性の全てにおける拘束を許容するために幅広く分布されるように形成されたスライドと、を有し、
    前記複数の歯は、前記眼の外表面から除去する膜をしっかり保持するように形成されることを特徴とする膜掻集器具。
  16. 請求項15に記載の膜掻集器具において、
    前記掻集器具本体は、ハンドルからなることを特徴とする膜掻集器具。
  17. 眼球内部に挿入され、眼球内の膜を拘束し、膜の一部を選択的に除去する、眼の網膜の膜に対して使用される、顕微鏡手術用の膜掻集器具において、
    ハンドルと、
    複数の膜拘束エクステンションと接続され、前記ハンドル内にて受容することができるスライディングエクステンションと、
    を備え、
    前記複数の膜拘束エクステンションは、それぞれ、少なくとも1つの鋭い棘又は鋸歯状の端部を有するとともに、前記ハンドルから伸張可能であり、
    前記膜拘束エクステンションは、互いに広がり、且つ方向付けられる前記スライディングエクステンションに取り付けられ、前記複数の膜拘束エクステンションの伸張及び広がりは前記ハンドルに対する前記スライディングエクステンションの動きによって制御可能であり、
    膜を拘束したときに、前記膜拘束エクステンションは、前記目の網膜の前記膜の一部分を除去するために、接線方向の力と持ち上げる力とを引き起こすために操作可能であることを特徴とする膜掻集器具。
  18. 眼の網膜の表面から膜を顕微鏡手術的に除去する内境界膜掻集器具において、
    開口部を有するハンドルと、
    前記ハンドルの前記開口部内に受容することが可能なテレスコーピング摺動部材と、
    前記テレスコーピング摺動部材の一端から放射方向に伸張される複数の歯と、
    を備え、
    前記複数の歯は、一端に少なくとも1つの組織拘束要素をそれぞれ有し、
    前記少なくとも一つの組織拘束要素のそれぞれは、
    長手方向を有するフレキシブルな本体部と、
    少なくとも1つの鋭い棘又は鋸歯状の端部を有し、前記フレキシブルな本体部の伸張方向における前記長手方向の軸に対して略垂直に、かつ他の拘束部の少なくとも一つの伸張方向と平行に伸張する拘束部と、
    を有し、
    前記複数の歯は、前記目の網膜の外表面から除去する膜をしっかり保持するように形成されることを特徴とする内境界膜掻集器具。
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