JP5818899B2 - デバイス間でのデータ転送中のコンテンツ保護ルールを実施するための装置及び方法 - Google Patents

デバイス間でのデータ転送中のコンテンツ保護ルールを実施するための装置及び方法 Download PDF

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Description

(優先件と関連出願)
この出願は、同一名称の、そしてその全文が本明細書に参照することにより取り込まれている、2010年10月8日に出願された共有の、同時係属中の米国特許出願シリアル番号第12/901,417の優先権を請求する。この出願は、その全文が参照することにより本明細書に取り込まれている、2009年6月8日に出願され、そして「メディアブリッジ装置及び方法」(MEDIA BRIDGE APPARATUS AND METHODS)という標題の、共有の、同時係属中の米国特許出願シリアル番号第12/480,597号に関する。
(著作権)
この特許文献の開示の一部は、著作権保護の対象になる資料を含む。著作権所有者は、特許商標局の特許ファイル又は記録に現れる通りの、特許文献又は特許開示の如何なる者によるファックス再生に対して全く異議はないが、他の点では何であれ、全ての著作権を留保する
(発明の背景)
本発明は、一般的に、ネットワークに亘るコンテンツ及び/又はデータ管理の分野に関する。より詳しくは、本発明は、一つの例示的態様において、複数のユーザーデバイスの間でプログラミングコンテンツ及び/又はデータを送達する又は配信するための方法及び装置、及びコンテンツの保護に関する。
デジタル情報の処理及び技術における最近の進展により、その構内での消費者への送達に対して、非常に妥当な価格又は購読料金で全範囲のサービス及び機能が利用できるようになった。これらのサービス及び機能には、デジタルコンテンツ又はプログラミング(映画など)、デジタルビデオオンデマンド(VOD)、パーソナルビデオレコーダ(PVR)、及びネットワーク化されたPVR(nPVR)、インターネットプロトコールテレビジョン(IPTV)、デジタルメディア再生及び記録、並びに高速インターネットアクセス及びIPベースの電話(例えば、VoIP)が含まれる。ネットワークユーザーに利用可能な他のサービスには、デジタル音楽(例えば、MP3ファイル)ヘのアクセス及び記録、並びにこれらのサービスを、ユーザーの構内を通して及びその後も、配信するための(有線及び無線のローカルエリアネットワークを含む)ローカルエリアネットワーキングが含まれる。ネットワークで送達される又はネットワークベースのゲーミング及びアプリケーション(「アプリ」)も各々、加入者に対する人気があるコンテンツ領域として、最近世間の注目を浴びてきている。
最近、これらのサービスの多くは、とりわけ、ケーブルモデル、Wi−FiTMハブ、Ethernethハブ、ゲートウエイ、スイッチ及びルーター、コンピュータ、サーバ、ケーブル又はサテライトネットワーク及び関連するセットトップボックス、並びにPSTNを含む多様な異なる機器環境を介してユーザーに供されそして送達される。
家電製品の最近の進展も、ユーザーがオーディオ及びビデオファイルを保存しそして再生することを可能にする、とりわけ、周知のアップルiPodTM及び他の所謂「MP3プレーヤー」、携帯電話/スマートフォン、携帯型コンピュータ、ラップトップコンピュータ、ネットブック、及びパーソナルデジタルアシスタント(PDA)などの携帯デジタル音楽デバイスなどの種々の携帯メディアデバイス(PMD)の広汎な導入に繋がっている。種々のデジタルオーディオ及びビデオフォーマットがPMDによって利用される。例えば、MP3プレーヤーは多くのデジタル化されたオーディオファイルをMP3ファイルの形態で保存し、それらは次いでユーザーにアクセス可能にされる。加えて、そのような技術に関連するサービスは一般的には、例えば、ケーブルサービスプロバイダ(MOS)、携帯電話サービスプロバイダ(CPS)、無線サービスプロバイダ(WSP)、VoIPサービスプロバイダ、音楽ダウンロードサービス、「アプリ」ストア、ゲームベンダ、インターネットサービスプロバイダ(ISP)、PSTN電話サービスなどを含む多くのベンダによって供される。
無数のサービス、装置、データフォーマット及びプロバイダは、しばしば装置又はサービスが互いに相互運用し得なくて、従ってユーザーに提供される全体的な利便性を低下させ、彼らの不満が増すので、ユーザーに容易に混乱を生じさせ得る。
従って、オーディオ及びビデオファイルの再生は、しばしば、コンテンツが保存されるデバイス上でのみの再生に限られる。言い換えれば、ユーザーは、オーディオ及びビデオファイルをその同じデバイス上でユーザーに再生されるデバイスからのみ選択し得る。このように、もし、ユーザーがビデオコンテンツを、例えば構内の装置で保存するならば、ユーザーは構内に関連するディスプレイ上でコンテンツを見ることに制限される。
最近の装置は、コンテンツを利用したり、コピーしたり及び/又は配信することについての如何なる制約にも従いながら、第一のデバイスに関連するデバイス上に保存されたコンテンツを(パーソナル移動型(mobile)デバイス、つまりPMDのような)、第二のデバイスに動かす能力をユーザーに上手く供給できない。つまり、第一のデバイス上に保存されたコンテンツの使用及び/又は転送は種々のルール又は条件に固執しなければならない。例えば、コンテンツソース(source)又はジェネレーター及びプロバイダ/配信者は、デジタルコンテンツの使用(例えば、プレイ回数及び誰によってか)、再生、及び/又は転送についての制約に一般的に同意する。また保管用のコピーが作成できるか、何枚のコピーが作成できるか、DRM、透かしを入れるなどのデータの保護等がコピープロセスにおいて含まれるべきか否か、及び作成された如何なるコピーがどのように管理されるか、等を規制する法に基づく著作権ルール又は制約があり得る。加えて、種々のルールが、コンテンツをコピーすること、使用すること及び/又は配信することについて特別な加入者の権利に関してサービスプロバイダによって指定され得る。最近実施されたシステムの下では、前述の著作権保護ルールを実施し続けながら、顧客は多くの場合、それに接続されている一つより多くのデバイスに利用可能なユーザーの構内デバイスでコンテンツの保存が禁止される。
更に、最近使用されているコンテンツ条件付きアクセス(CA)パラダイムはしばしば極めて制約され、そしてユーザーのゲートウエイ、端末又はケーブル/サテライトセットトップボックスを超えて一般的に拡張できない。そこで、適切な条件付きアクセスサポート、例えば、それらのホストの地上波の(例えば、ケーブル又はファイバー)又はサテライトネットワークに関連するものがこれらのデバイスにおいては存在しない故に、例えば、ユーザーはストリームされている(streamed)又はダウンロードされたコンテンツをそれらのWi−Fiが可能なラップトップ又はPCに転送することを禁止されるであろう。
従って、コンテンツに対する所定のコンテンツ保護(例えば、著作権)ルールにやはり固執しつつ、ユーザーの構内及び(移動型デバイスなどの)他のデバイスの間でデジタルサービスを配信するための改善された装置及び方法が必要である。そのような改善された装置及び方法は、コンテンツの所有者の同意及び著作権法が守られるように、コンテンツの転送を制御しながら、第一のデバイス上に保存されたコンテンツにアクセスし、そしてそれを(移動型デバイスなどの)第二のデバイスから再生する能力をユーザーに理想的に提供する。
本発明は、とりわけ、複数のユーザーデバイスの間でプログラミングコンテンツ及び/又はデータを送達、利用及び/又は配信するための装置及び方法を開示することによって、前述のニーズに対処する。
本発明の第一の態様においては、第一の加入者デバイスから第二の加入者デバイスにコンテンツを供する方法が開示される。コンテンツはそれと関連する一つ又はそれ以上のコンテンツ保護ルールを有する。一つの実施態様において、本方法は、(i)第一の加入者デバイスで、第二の加入者デバイスからコンテンツに対する要求を受信すること、(ii)コンテンツが利用可能である得か否かを決定すること、(iii)もし、コンテンツが利用不可能ならば、第二の加入者デバイスにコンテンツへのアクセスを供しないこと、(iv)もし、コンテンツが利用可能であるならば、要求が満たされ得るか否かを決定すること、コンテンツのコピーをとること、引き続く要求に対してコンテンツを利用不可能にすること、そして第二の加入者デバイスにコンテンツのコピーを供すること、を含む。決定は、少なくとも部分的に、コンテンツと関連する一つ又はそれ以上のコンテンツ保護ルールに基づき得る。
一つの変形例において、コンテンツが利用可能か否かを決定する上記行為は、複数のコンテンツの各々に対する複数のコンテンツ及び状態識別子を含むテーブルを調べる(consult)ことを含む。別の変形例において、引き続く要求に対してコンテンツを利用不可能にする行為は、該テーブルにおけるコンテンツの状態を変えることを含む。更に別の変形例において、コンテンツが利用できるか否かを決定する行為は、コンテンツが第二の加入者デバイスに存在するか否かを決定することを含む。一つの変形例において、本方法は更に、もしコンテンツが第二の加入者デバイスに存在するならば、第一の加入者デバイスにコンテンツへのアクセスを供しないことを含む。
コンテンツのコピーは、第二の加入者デバイスの能力と互換性があるように特別にフォーマットされたコピーを含み得る。別の変形例において、コンテンツを利用不可能にする行為は、第一の加入者デバイスから転送すること、そして第一の加入者デバイスで再生することに対して、コンテンツを利用できなくすることを含む。
本発明の第二の態様においては、著作権保護されたコンテンツを、それと通信している複数のクライアントデバイスに供するように構成される顧客端末(CPE)が開示される。一つの実施態様において、CPEは、ネットワークからの著作権保護されたコンテンツ、及びそれの転送又は使用のための少なくとも一つのルールを受信するように構成される第一のインターフェイス、保存デバイス、プロセッサ、及びコピーを第一のクライアントデバイスに転送するように構成される第二のインターフェイスを含む。プロセッサは、その上で少なくとも一つのコンピュータアプリケーションを動かすよう構成される。一つの変形例において、アプリケーションは:(i)第一のクライアントデバイスから、著作権保護されたコンテンツに対する要求を受信すること、(ii)著作権保護されたコンテンツが第一のクライアントデバイスに転送され得るか否かを決定すること、(iii)著作権保護されたコンテンツのコピーをとること、及び(iv)CPEで使用できない、そして複数のクライアントデバイスの第二のものに転送できないものであるとしてコンテンツが印を付けられる(marked)ことを含む。
本発明の第三の態様においては、第一のデバイスにコンテンツを供するように構成されるコンテンツサーバ装置が開示され、第一のデバイスは、それと通信している第二のデバイスにコンテンツを供するように構成され、コンテンツは一つ又はそれ以上の使用ルールによって保護される。一つの実施態様において、コンテンツサーバ装置は、コンテンツ、及びコンテンツに関する一つ又はそれ以上の第一の使用ルールをコンテンツソースから受信するように構成される第一のインターフェイス、保存デバイス、デジタルプロセッサを含み、プロセッサはその上で少なくとも一つのコンピュータプログラムを動かすように構成される。
一つの変形例において、プログラムは:(i)コンテンツに対する要求を第一のデバイスから受信する、(ii)第一のデバイス及び/又は、それに関連する加入者の少なくとも一つに関する情報を集めるために、一つ又はそれ以上の遠隔デバイスに問い合わせる(query)、(iii)一つ又はそれ以上の第二の使用ルールをつくる、第二の使用ルールは少なくとも部分的には第一のデバイス、及び/又は加入者のアイデンティティの少なくとも一つに基づく、及び(iv)ルールパッケージをつくるために、一つ又はそれ以上の第一の使用ルール及び一つ又はそれ以上の第二の使用ルール組み合わせるように適合される。コンテンツサーバ装置は更に、コンテンツ及びルールパッケージを第一のデバイスに供するように構成される第二のインターフェイスを含む。
別の変形例において、第一のインターフェイスは更に、第一のデバイスからエラー信号を受信するように構成され、エラー信号は、使用ルールパッケージ中の使用ルールの一つ又はそれ以上の違反を示し、そして少なくとも一つのコンピュータプログラムは更に、使用ルールの一つ又はそれ以上の違反を、ネットワークオペレータに報告するか否かを決定するように構成される。
本発明の第四の態様において、保護されたコンテンツを、加入者と関連する複数のクライアントデバイスを含む構内ネットワークに供する方法が開示される。一つの実施態様において、本方法は:(i)第一のクライアントデバイスで、保護されたコンテンツを第二のクライアントデバイスに送達するための要求を受信すること、(ii)もし、コンテンツが利用可能であり、そしてその送達がコンテンツに関連する一つ又はそれ以上の保護ルールに準拠しているならば、該コンテンツを第二のクライアントデバイスに供すること、及び(iii)第二のクライアントデバイスがコンテンツへのアクセスを有しつつ、第一のデバイスがコンテンツを使用することを防ぐことを含む。
本発明の第五の態様においては、第一のデバイスから第二のデバイスにコンテンツを供する方法が開示される。一つの実施態様において、本方法は:(i)第一のデバイスで、第二のデバイスからのコンテンツに対する要求を受信すること、(ii)コンテンツが利用できるか否かを決定すること、(iii)もし、コンテンツが利用できるならば、要求がサービスされ得るか否かを決定すること、決定は少なくとも部分的に、コンテンツに関連する一つ又はそれ以上のコンテンツ保護ルール、並びに第二のデバイスに関連するユーザーのアイデンティティ、及び/又は第二のデバイスのアイデンティティの少なくとも一つに基づく、及び(iv)第一のデバイスから第二のデバイスに該コンテンツを動かすことを含む。
本発明の第六の態様において、そのコピー保護ルールを実施しつつ、デバイス間でデータを転送するためのシステムが開示される。
本発明の第七の態様において、デバイスの間でコンテンツを転送する際に、著作権保護ルールが実施されることを確保するため、少なくとも一つのコンピュータプログラムを含むコンピュータが読むことができる装置が開示される。
本発明のこれらのそして他の態様は、本明細書において供された開示に照らして考えられるとき明らかになるであろう。
本発明を用いると有用な例示的HFCケーブルネットワーク構成を図示する機能ブロック図である。 本発明を用いると有用な例示的HFCケーブルネットワークヘッドエンド構成を図示する機能ブロック図である。 本発明を用いると有用な一つの例示的ローカルサービスノード構成を図示する機能ブロック図である。 本発明を用いると有用な一つの例示的なパケット化されたコンテンツ送達ネットワーク構成を図示する機能ブロック図である。 本発明の一つの実施態様に従って構成された配信ネットワーク構成を図示する機能ブロック図である。 本発明の第二の実施態様に従って構成された配信ネットワーク構成を図示する機能ブロック図である。 コンテンツ及びデータの著作権保護を実施しつつ、第一のデバイスにコンテンツ及びデータを供する方法の一つの実施態様を図示する論理フロー図である。 コンテンツ及びデータの著作権保護を実施しつつ、第一のデバイスから第二のデバイスにコンテンツ及びデータを転送する方法の一つの実施態様を図示する論理フロー図である。 コンテンツ及びデータの著作権保護を実施するために、第二のデバイスから第一のデバイスに戻してコンテンツを開放する方法の一つの実施態様を図示する論理フロー図である。 コンテンツが第一の状態にあるときに、例示的な利用可能コンテンツリストを作成することを図示するブロック図である。 コンテンツが第二の状態にあるときに、例示的な利用可能コンテンツリストを作成することを図示するブロック図である。 クライアント又はそれと通信しているディスプレイデバイス上にディスプレイされる、本発明のCPEによって作成されるスケジュール案内の一つの実施態様の図的提示である。 本発明において使用するための例示的コンテンツサーバを図示する機能ブロック図である。 本発明において使用するための例示的クライアントデバイスを図示する機能ブロック図である。 全ての図及び付属書はTime Warner Cable社の2010年の著作権に属する。無断複写・複製・転載を禁ず。
ここで図を参照するが、全体を通して類似符号は類似部品を言及する。
本明細書において使用されるように、用語「アプリケーション」は一般に、或る機能性又は主題を実行する実行可能なソフトウエアのユニットを言及する。アプリケーションの主題は、如何なる数の(オンデマンドコンテンツ管理、電子商取引、仲買手数料売買、家庭娯楽、計算機などのような)規律及び機能に亘って広く変わり、そして一つのアプリケーションは一つより多くの主題を有し得る。実行可能なソフトウエアのユニットは一般的に、所定の環境において動く;例えば、ユニットは、Java TVTM環境内で動くダウンロード可能なJava XletTMを含むであろう。
本明細書において使用されるように、用語「クライアントデバイス」又は「エンドユーザーデバイス」は、限定するものではないが、セットトップボックス(例えば、DSTB)、デスクトップ、ラップトップにかかわらず、パーソナルコンピュータ(PC)、及びマイクロコンピュータ、並びに携帯型コンピュータ、PDA、パーソナルメディアデバイス(PMD)、及びスマートフォンなどの移動型デバイスを含む。
本明細書において使用されるように、用語「コーデック」は、限定するものではないが、MPEG(例えば、MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4等)、Real(RealVideo等)、AC−3(オーディオ)、DiVX、XViD/ViDX、ウインドウズメディアビデオ(例えば、WMV7、8、又は9)、ATI Videoコーデック、又はVC−1(SMPTE標準421M)ファミリーのものを含む、ビデオ、オーディオ、又は他のデータ符号化及び/又は復号アルゴリズム、プロセス又は装置を言及する。
本明細書において使用されるように、用語「コンピュータプログラム」又は「ソフトウエア」は、機能を実行するいかなるシーケンス又は人若しくは機械が認識できる工程をも含むことを意味する。そのようなプログラムは、例えば、C/C++、Fortran、COBOL、PASCAL、アセンブリ言語、マークアップ言語(例えば、HTML、SGML、XML、VoXML)など、並びに共通オブジェクトリクエストブローカアーキテクチャ(CORBA)、JavaTM(J2ME、Java Beans、等を含む)、Binary Runtime Environment(例えば、BREW)などの目的志向環境を含む、事実上いかなるプログラミング言語又は環境においても提供され得る。
本明細書において使用されるように、用語「条件付きアクセス」は、制限するものではないが、“Powerkey”ファミリー(Powerkey Book 2、Powerkey Book 3等)、(VideoGuard、mVideoGuard等を含む)NDS、その全文が本明細書に参照することにより取り込まれているANSI/SCTE標準52 2003(DVS−042)、及びMotorola/General Instrument DigiCipher ファミリー(DigiCipher II等)の部材を含む、ハードウエア、ソフトウエア、又はファームウエア(又はそれらの組合せ)を問わず、いかなるアクセス制御スキームをも言及する。これらは、例えば、所謂“CableCard”プラグインセキュリティモジュールアクセス技術、ダウンロード可能なCAシステム(DCAS)、又はその他を用いて実行できる。
用語「顧客端末(CPE)、」は、顧客の又はユーザーの構内に置かれ、そして、セットトップボックス(例えば、DSTB又はIP TV デバイス)、テレビジョン、ケーブルモデム(CM)、自立的であるか又は他のデバイスと統合されているかを問わず、埋め込まれたマルチメディア端子アダプタ(eMTA)、デジタルビデオレコーダ(DVR)、ゲートウエイ保存デバイス(Furnace)、及びITVパーソナルコンピュータなどのネットワークに接続されるいかなるタイプの電子装置をも言及する。
本明細書において使用されるように、用語「ディスプレイ」は、限定するものではないが、CRT、LCD、TFT、プラズマディスプレイ、LED、白熱及び蛍光デバイスを含む情報をディスプレイするように適合された、いかなるタイプのデバイスをも意味する。ディスプレイデバイスは、例えば、プリンタ、電子インクデバイスなどの、より動的でないデバイスをも含み得る。
本明細書において使用されるように、用語「DVR」(デジタルビデオレコーダ)は一般的に、それによってネットワークに亘って送られるコンテンツが記録できてそして選択的に呼び戻すことができる、ヘッドエンドにおいてユーザーの構内又はいかなる他の場所にも置かれる、いかなるタイプの記録機構及び/又はソフトウエア環境のことをも言及する。そのようなDVRは、本来は専用化され得るか又は非専用化されたものの部分であり得るか又は多機能システムであり得る。
本明細書において使用されるように、用語「DOCSIS」は、例えば、DOCSISバージョン1.0、1.1、2.0、及び3.0を含むデータオーバーケーブルサービスインターフェイス仕様の既存の又は計画された変形例の何れをも言及する。DOCSIS(バージョン1.0)は、「デジタル」ケーブルネットワークを用いる、インターネットアクセスのための標準及びプロトコールである。
本明細書において使用されるように、用語「インターネット(Internet)」及び「インターネット(internet)」は、限定するものではないが、インターネットを含むインターネットワークを言及するよう、互換的に使用される。
本明細書において使用されるように、用語「メモリ」は、限定するものではないが、ROM、PROM、EEPPOM、DRAM、SDRAM、DDR/2 SDRAM、EDO/FPMS、RLDRAM、SRAM、「フラッシュ」メモリ(例えば、NAND/NOR)、及びPSRAMを含む、デジタルデータを保存するように適合された集積回路又はその他の保存デバイスのいかなるタイプをも含む。
本明細書において使用されるように、用語「マイクロプロセッサ」及び「デジタルプロセッサ」は一般的に、限定するものではないが、デジタル信号プロセッサ(DSPs)、縮小命令セットコンピュータ(RISC)、汎用(CISC)プロセッサ、マイクロプロセッサ、ゲートアレイ(例えば、FPGAs)、PLD、再構成可能コンピュートファブリック(RCF)、アレイプロセッサ、及びアプリケーション特有の集積回路(ASIC)を含むデジタルプロセッシングデバイスの全てのタイプを含むことを意味する。そのようなデジタルプロセッサはただ一つの単一ICダイ上に含まれ得るか、又は複数部品に亘って配信され得る。
本明細書において使用されるように、用語「MSO」又は「複数システムオペレータ」は、それらのメディアに亘るプログラミング及びデータを含むサービスを送達するように要求されたインフラストラクチャを有するケーブル、サテライト又は地上波のネットワークプロバイダを言及する。
本明細書において使用されるように、用語「ネットワーク」及び「基幹ネットワーク」は一般的に、限定するものではないが、ハイブリッドファイバ同軸(HFC)ネットワーク、サテライトネットワーク、電話会社のネットワーク、及び(MAN、WAN、LAN、WLAN、インターネット及びイントラネットを含む)、データネットワークを含む遠距離通信又はデータネットワークの如何なるタイプをも言及する。そのようなネットワーク又はその部分は、一つ又はそれ以上の異なるいかなるトポロジ(例えば、リング、バス、スター、ループ等)、送信メディア(例えば、有線/RFケーブル、RF無線、ミリ波、光学等)、及び/又は通信又はネットワーキングプロトコール(例えば、SONET、DOCSIS、IEEE Std.802.3、ATM、X.25、Frame Relay、3GPP、3GPP2、WAP、SIP、UDP、FTP、RTP/RTCP、H.323等)をも利用し得る。
本明細書において使用されるように、用語「ネットワークインターフェイス」は、限定するものではないが、Firewire(例えば、FW400、FW800等)、USB(例えば、USB2)、Ethernet(例えば、10/100、10/100/1000(Gigabit Ethernet、10−Gig−E等)、MoCA、Serial ATA(例えば、SATA、e−SATA、SATAII)、Ultra−ATA/DMA、Coaxsys(例えば、TVnetTM)、無線周波数チューナー(例えば、帯域内又はOOB、ケーブルモデム等)、Wi−Fi(802.11a、b、g、n)、Wi−MAX(802.16)、PAN(802.15)、又はIrDAファミリーのものを含む構成部材又はネットワークを備えた如何なる信号又はデータインターフェイスをも言及する。
本明細書において使用されるように、用語「パーソナルメディアデバイス」及び「PMD」は、限定するものではないが、携帯型又はその他の型を問わず、メディアを保存可能及び/又はレンダリング(rendering)可能な、いかなるデバイスをも言及する。
本明細書において使用されるように、用語「サーバ」は、コンピュータネットワーク上の一つ又はそれ以上の他のデバイス又はエンティティ(entity)に、データ、ファイル、アプリケーション、コンテンツ又は他のサービスを供するように適合される、形態に関わらない、いかなるコンピュータ化された部品、システム又はエンティティをも言及する。
本明細書において使用されるように、用語「ユーザーインターフェイス」は、限定するものではないが、ユーザー又は他のエンティティに情報を供するための及び/又はそこから情報を受信するための、いかなる視的な、図的な、触れることができる、聞くことができる、感覚的な、又は他の手段をも言及する。
本明細書において使用されるように、用語「Wi−Fi」は、限定するものではないが、802.11a/b/g/nを含むIEEE−Std.802.11又は関連標準の、いかなる変形例をも言及する。
本明細書において使用されるように、用語「無線」は、限定するものではないが、Wi−Fi、Bluetooth、3G、HSDPA/HSUPA、TDMA、CDMA(例えば、IS−95A、WCDMA等)、FHSS、DSSS、GSM、PAN/802.15、Wi−MAX(802.16)、802.20、狭帯域/FDMA、OFDM、PCS/DCS、アナログ携帯電話、CDPD、サテライトシステム、ミリ波又はマイクロ波システム、音響、及び赤外(つまりIrDA)を含む、いかなる無線信号、データ、通信又は他のインターフェイスをも意味する。
概要
一つの顕著な態様において、本発明は、コンテンツの保護ルールを維持しながら、デバイスの間でデータ及びコンテンツを利用しそして転送するための装置及び方法を含む。一つの例示的な実施態様において、コンテンツサーバは、コピー保護権(周知のデジタル送信コンテンツ保護−インターネットプロトコル(DTCP−IP)によって利用されるものなど)のみならず、コンテンツのアクセス、使用、コピー及び/又は配信を要求している特定の加入者の権利も決定するために利用される。これらのルールは、特定のコンテンツを要求している加入者デバイスに供され、そしてそれによって実行される。具体的には、加入者デバイスは、如何にコンテンツが使用され得るかを、そしてコンテンツが引き続くデバイスに供され得るか否かを決定するときの保護ルールを実行する。
一つの更なる実施態様において、加入者デバイスは、コンテンツの移動型又は転送可能なバージョンを作成することによって、保護ルールと合致する第二のデバイスにコンテンツが供されること、そして要求しているデバイスにこのバージョンを供することを可能にするように構成される。(ソース)加入者デバイス、及びそこに加入者がコンテンツを転送した目標デバイスの両方に存在している同じコンテンツの複数の利用可能なバージョンを有することを避けるために、加入者デバイスは、一つの変形例において、目標デバイスで移動型バージョンが存在している間(つまり、所謂「チェックアウト」)、使用又は更なる転送のためにそれが利用不可能なように、その上に保存されたオリジナルコンテンツに印を付けるための機構を使用する(employ)。このようにして、何れかの一度に、ある加入者に対して、コンテンツの一つの利用可能な又は使用可能なバージョンのみがある。加入者は、それがその上で使用されるために、又は更に別のデバイスに転送されるために、コンテンツのオリジナルバージョンを加入者デバイスで現状回復し得る(つまり、所謂「チェックイン」)。現状回復は、一つの実行例において、第一の目標デバイスで存在しているバージョンを削除すること、そして信号又はメッセージを加入者デバイスに送信して戻して、コピーが削除されたことを示すことによって達成される。次いで、この送信によって、加入者デバイスが、その上に保存された通りのコンテンツのオリジナルバージョンを「ブロック解除」する。
別の実行例において、コンテンツは、コピーされるよりもむしろ第一のデバイスから別の加入者デバイスに単に動かされる。この実行例によれば、コンテンツは、それがその上で使用可能及び/又はそこから転送可能になるために、第一のデバイスに後戻りしなければならない。
一つの例示的な実施態様において、顧客端末(CPE)、は、コンテンツを保存するために及び前述の保護ルールの実施を実行するために使用される。CPEは、例えば、他のCPE、メディアデバイス、スマートフォン、デスクトップ又はラップトップコンピュータなどを含む多くの第二のデバイスの何れか一つにコンテンツを転送し得る。
保護ルールを実行する及び/又は実施する責任があるクライアントデバイスも、メディアコンテンツに対する構内ネットワーク又は信頼される側のドメイン内で動作し得、そうすることによって構内ネットワークにおける加入者の全体的な移動度(mobility)が可能になる。例えば、クライアントデバイスからのメディアコンテンツは、ネットワーク中のいかなるSTB、PC、移動型デバイス又は他のPMDへの配信のための現存のネットワーク(例えば、MoCA、Ethernet、WiFi又はPAN)を介してアクセスされ得る。クライアントデバイスは、他のデバイスがメディアコンテンツをそれと共有することを可能にするために、既存の構内ネットワークも利用し得る。
種々のビジネスルールも、特別な加入者のアクセス権、使用権及びコンテンツをコピーする能力に関してコンテンツサーバで供されるものを含む、ホストネットワーク又は加入者デバイスによって実行され得る。
本発明の装置及び方法の例示的実施態様がここで詳細に述べられる。これらの例示的実施態様は、複数システムオペレータ、デジタルネットワーキング能力及び複数のクライアントデバイス/CPEを有する前述のハイブリッドファイバd同軸(HFC)ケーブルシステムアーキテクチャ(architecture)の文脈において述べられているものの、発明の一般原理及び利点は、広帯域、狭帯域、有線若しくは無線、地上波の若しくはサテライト又はその他を問わず他のタイプのネットワーク及びアーキテクチャに拡張され得て、従って以下は本来単に例示的なものである。
消費者(つまり、家庭)エンドユーザードメインの文脈で一般的に述べられるものの、本発明は他のタイプの環境(例えば、商用/企業、政府/軍事等)にも同様に容易に適合され得るとも理解されるであろう。無数の他のアプリケーションが可能である。
また、主として(とりわけ、RFC791及び2460において述べられた)、周知のインターネットプロトコールの文脈で、或る態様が述べられるものの、本発明は、述べられた機能性を実行するために他のタイプのプロトコール(及び、事実、他のインターネット及びイントラネットを含む基幹ネットワーク)を利用し得ると理解されるであろう。
ネットワーク−
図1は、それを用いて本発明の装置及び方法が使用され得る典型的なコンテンツベースのネットワーク構成を図示する。ネットワーク100の種々の構成部材には(i)一つ又はそれ以上のデータ及びアプリケーション発信点102;(ii)一つ又はそれ以上のコンテンツソース103、(iii)一つ又はそれ以上のアプリケーション配信サーバ104;(iv)一つ又はそれ以上のVODサーバ105、及び(v)顧客端末(CPE)106が挙げられる。一つ又は複数の配信サーバ104、VODサーバ105及び一つ又は複数のCPE106は、基幹(例えば、HFC)ネットワーク101を介して接続される。複数の発信点、配信サーバ、VODサーバ、及び/又はCPEデバイス(並びに異なるネットワークトポロジ)を備えた同等のアーキテクチャが本発明と調和して利用され得ると認められるであろうが、簡略化のために、前述の構成部材102、104、105、106の各々の一つを含む簡単なアーキテクチャが図1において示される。例えば、図1a(以下により詳細に述べられる)のヘッドエンドアーキテクチャが使用され得る。
データ/アプリケーション発信点102は、データ及び/又は(VODベースの又は「TVを見る」アプリケーションなどの)アプリケーションがアプリケーション配信サーバ104に転送されることを可能にするいかなるメディアをも含む。これには、例えば、第三者のデータソース、アプリケーションベンダウエブサイト、CD−ROM、外部ネットワークインターフェイス、大量保存デバイス(例えば、RAIDシステム)等を含むことができる。そのような転送は、(要求パケット又はACKの受信などの)一つ又はそれ以上の特定のイベントが生じた際に自動的に開始され得て、手動で実行され得て、又は当業者によって容易に認められるいかなる数の他のモードにおいても達成され得る。
アプリケーション配信サーバ104は、そのようなアプリケーションがネットワークシステムに入ることができるコンピュータシステムを含む。配信サーバはネットワーキング技術においては周知であり、従って本明細書においては更には述べられない。
VODサーバ105は、オンデマドコンテンツが、一つ又はそれ以上の前述のデータソース102から受信できて、そしてネットワークシステムに入ることができるコンピュータシステムを含む。これらのサーバは、コンテンツを局所的に生成し得るか、あるいはゲートウエイ若しくは遠隔ソースからの仲介体として作用し得る。
CPE106は、配信サーバ104によってアクセスできる、「顧客の構内」(又は、配信サーバ104に近くか若しくはそれから遠く離れているかを問わず他の場所)におけるいかなる機器をも含む。本発明の「統一された(unified)」CPEの例示的実施態様が、本明細書において、図2及び3を参照して引き続き記述される。
ここで、図1を参照すると、本発明を用いると有用なヘッドエンドアーキテクチャの一つの例示的実施態様が記述される。図1において示された通り、ヘッドエンドアーキテクチャ150は、典型的なヘッドエンド構成部材、及び請求書作成モジュール152、加入者管理システム(SMS)及びCPE構成管理モジュール154、ケーブルモデム終了システム(CMTS)及びOOBシステム156、並びに種々の構成部材を互いにデータ通信に置く一つ又は複数のLAN158、160を含むサービスを含む。バー又はバスLANトポロジが図示されているけれども、前に引用された(例えば、リング、星等)もののようないかなる数の他の配置も発明と調和して使用され得ると理解されるであろう。同様に、図1aにおいて描かれたヘッドエンド構成がハイレベルの、概念アーキテクチャであること、そして各MSOがカスタムアーキテクチャを用いて配置された(deployed)複数のヘッドエンドを有することも理解されるであろう。
図1aの構成150は更に、ネットワークに亘って送信するための「条件」コンテンツに適合されたHFCネットワーク101に連結されたマルチプレクサ/暗号化装置/変調器(MEM)162を含む。配信サーバ104はLAN160に連結され、それは一つ又はそれ以上のファイルサーバ170を介してMEM162及びネットワーク101へのアクセスを供する。VODサーバ105は(例えば、VODサーバが802.3zギガバイトのEthernetデバイスなどのコアスイッチングデバイスと関連付けられるような)、他のアーキテクチャが使用され得るけれども、同様にLAN160に連結される。前に記述した通り、情報は複数のチャンネルを横切って運ばれる。このように、ヘッドエンドは、運ばれたチャンネルに対する情報を種々のソースから取得するように適合されなければならない。典型的には、ヘッドエンド150からCPE106(「下流」)に送達されているチャンネルは、ヘッドエンドにおいて一緒に多重送信され、そして種々の介在するネットワーク構成部材を介して隣のハブ(図1b)に送られる。
コンテンツ(例えば、オーディオ、ビデオ等)は、当該サービスグループに関連付けられる各下流(帯域内)チャンネルにおいて供される。ヘッドエンド又は仲介ノード(例えば、ハブサーバ)と通信するために、CPE106は帯域外(OOB)又はDOCSISチャンネル及び関連プロトコールを使用し得る。本発明はこれらのアプローチに決して限られるものではないが、OCAP1.0、2.0、3.0(及びそれ以降の)仕様は、下流及び上流の両者で例示的ネットワーキングプロトコールを供する。
複数サーバ(放送、VOD、又はその他)が使用できて、そしてもし望まれるならば、異なるサーバの「ファーム(farm)」の部分であるような、二つ又はそれ以上の異なる場所に配列できることも認められるであろう。これらの複数のサーバは、一つのサービスグループ、又は代わりに異なるサービスグループに供給(feed)ために使用できる。簡単なアーキテクチャにおいて、一つ又はそれ以上のサービスグループに供給するために、単一サーバが使用される。別の変形例において、一つ又はそれ以上のサービスグループに供給するために、同じ場所に置かれた複数サーバが使用される。更に別の変形例において、一つ又はそれ以上のサービスグループに供するために、異なる場所に配列された複数サーバが使用される。
図1bにおいて示された通り、図1及び1aのネットワーク101は、図1aのMEM162の出力が(例えば、ヘッドエンド又は更に下流で光トランシーバ177を介して)光学的ドメインに転送されるファイバー/同軸配置を含む。次いで、光学的ドメイン信号はファイバーノード178に配信され、それは更に、信号を配信ネットワーク180に亘って複数のローカルサービスノード182に配信する。これによって、ネットワークの効果的な1:N拡張がローカルサービス端で供される。
デジタル通信技術において周知のタイプの他のプロトコール及び輸送機構も代替され得るが、オンデマンド及び放送コンテンツ(例えば、ビデオプログラミング)に加えて、図1a及び1b(及び以下に論じられる1c)のシステムも、インターネットプロトコール(IP)を使用してインターネット111データサービスを送達する。一つの例示的送達パラダイムは、MPEG(又はH.264又はAVCなどの他のビデオコーデック)を含む前述のDOCSISチャンネルに亘って、IPに亘って、MPEGに亘って、ユーザーPC(又はIPベースのSTB)に輸送されるビデオを用いてMPEGベースのビデオコンテンツを送達することを含む。 つまり、より高い層のMPEG−又は他の符号化されたコンテンツが、IPプロトコールを用いてカプセル化され、次いでそれは、多重送信輸送ストリーム(MPTS)を介してのようなRFチャンネルに亘って送達するための当業技術において周知のタイプのMPEGパケット化を利用する。このように、通常の放送送達に対して平行送達モードが存在する;つまり伝統的な下流QAMに亘ってユーザーのSTBのチューナーへの、又はテレビジョン上で見るための他の受信機デバイスの両者で、及びまたユーザーのケーブルモデムを介した、DOCSIS QAMに亘ってユーザーのPC又は他のIP−可能なデバイスへのパッケージ化されたIPデータとしてのビデオコンテンツの送達。そのようなパケット化されたモードにおける送達は、ユニキャスト、マルチキャスト又は放送であり得る。IPカプセル化されたデータの送達も、図1cを参照して以下に述べられる通り、非DOCSIS QAMに亘って起こり得る。
CPE106は各々、それらが供する加入者の構内/アドレスのために意図されたIPパケットに対して(例えば、ポート又はソケットID/アドレス、又は他のそのような機構を介して)、特別な割り当てられたRFチャンネルを監視するように構成される。
本明細書に記述された前記ネットワークアーキテクチャは、パケット化されたコンテンツ(例えば、IP 高速データ又はインターネットTVのためのMPEGに亘るIP、MPTS用のQAMに亘るMPEG2パケットコンテンツ等)を運ぶことができる(そして事実そうする)一方、それらはしばしばそのような送達に対して最適化されていない。従って、本発明の別の実施態様に従って、パケットコンテンツ(例えば、IPTVコンテンツ)の運搬に対して「パケット最適化された」送達ネットワークが使用される。図1cは、その全文が、参照によって本明細書に取り込まれている、「コンテンツ送達ネットワークに亘るパケット化されたコンテンツ送達のための方法及び装置」(METHODS AND APPARATUS FOR PACKETIZED CONTENT DELIVERY OVER A CONTENT DELIVERY NETWORK)という名称の、同時係属中の米国特許出願シリアル第61/256,903号において記述された通り、共通制御面及びサービス送達プラットフォーム(SDP)を備えたIMS(IPマルチメディアサブシステム)ネットワークの文脈において、そのようなネットワークの一つの例示的実行を図示する。そのようなネットワークは、IPパケット化されたコンテンツストリームに対するユニキャスト又はマルチキャストモデル、サービスの品質(QoS)によるコンテンツ送達セッションの異なるサービス、実行及び管理の共通制御に関する著しい向上を供する;しかしながら、本発明の種々の機能は前述のアーキテクチャの何れにも全く制限されないと理解される。
データ転送ネットワーク構成−
図2は、本発明の一つの実施態様に従って構成されたコンテンツ及びデータ配信ネットワークアーキテクチャを図示しているブロック図である。図示されたように、コンテンツ及びデータは、コンテンツ及びデータソース103からネットワークヘッドエンド150に供される。コンテンツサーバ201はネットワークヘッドエンドで、要求されたコンテンツ及びデータを、ネットワーク101を介してコンテンツサーバ201と通信している一つ又はそれ以上の顧客端末(CPE)106に供するように構成される。一つの実施態様において、ネットワークは、例えば、図1〜1Cに関して上で論じられたタイプのコンテンツ配信ネットワークなどの、管理された(例えば、MSO-制御された)コンテンツ及びデータ送達ネットワークを含む。
図2のCPE106は、それに要求されたコンテンツ及びデータへのアクセスを供するために、例えば、他のCPE106、パーソナルメディアデバイス(PMD)107等を含む種々の他の「クライアント」デバイスと通信するように構成される。本発明の文脈における用語「クライアント」は、クライアントサーバ又はマスタスレーブ関係を全く命令しないと理解されるであろう;事実、「クライアントデバイス」は、本明細書において引き続いてより詳細に述べられるように、ローカルコンテンツサーバ又はソースとして作用し得る。
CPE106は更に、それへのコンテンツ及びデータの送達のためにも第二のCPE106と通信していることがあり得る。CPE106は、他のデバイスに提示されるコンテンツを保存するための(図示されていない)別々の保存デバイスを含むか、又はそれと通信している。加入者特定ネットワーク200は、そうすることによって、CPE106から種々のデバイス(クライアント107、CPE106等)にコンテンツを送達するために作られる。
例示的CPE106は、例えば、セットップボックス(STB)、デジタルビデオレコーダ(DVR)、又は如何なる数の消費者デバイスを含み得る。図2のクライアントデバイス107は、いかなる数の異なるインターフェイスを介してCPE106に連結される、PC、ラップトップコンピュータ、携帯音楽プレーヤー(例えば、MP3プレーヤー、iPodsTM等)、携帯ビデオプレーヤー、カメラ、ビデオレコーダ、スマートフォン等のような如何なるタイプのデバイスも含み得る。別の実施態様において、クライアント107は、メディアファイルを取り外し可能な光ディスクに書き込むための書き込み可能な光ドライブを有する携帯保存デバイスを含み得る。例えば、所謂「CompactFlashTM」、フラッシュベースのUSBキー、安全デジタルカード等が利用され得て、CPE106は、(例えば、適切なポートを有することによって)携帯保存デバイスを受取るように構成される。
例示的CPE106、クライアントデバイス107及び他のCPE106の間の通信は、有線化され得るか(例えば、CAT−5、MoCa等)、又はWLAN(例えば、Wi−Fi)、PAN、又は他の無線通信プロトコールに亘って行われ得る。例えば、「構内LAN」が(例えば、構内ネットワーク200で)生み出され得て、それは、例えば、構内において設置された同軸ケーブルに亘って形成されるネットワーク、Wi−Fiネットワーク等を含み得る。
CPE106は、制限するものではないが、MPEG−1、MPEG−2、MPEG−4、AVC/H.264、WMV、VC−1、AVI及びRealを含む、種々の解像度及びビットレートの複数のビデオフォーマットを送信する/送達するための能力を供する。CPE106も、例えば、MPEG−2オーディオ、AC−3、AC−3+、AAC+、MP3、Real及びWMAを含む複数のオーディオフォーマットを送信する/送達することができる。例えば、Graphic Image File(GIF)、Joint Photographic Experts Group(JPEG)、Bitmap(BMP)、及びタグイメージファイルフォーマット(TIFF)を含む、複数の写真又は画像フォーマットもサポートされる。
CPE106は、オーディオ/ビデオ/メディアの復号のためのデコーダーを含むことを要求されない;しかしながら、そのようなデコーダー能力(並びにトランスコーディング、例えば第一のフォーマットにおいて解読し、次いで第二のフォーマットにおいて符号化する)及び/又は翻訳能力(つまり、ビットレートを変更し、又は一定のビットレート出力を確立するように処理する)がCPE106、又は望まれるならば、関連するデバイス内で実行できると認められるであろう。
一つの例示的実施態様において、CPE106は、その全文が本明細書に参照することにより取り込まれているOpenCableTM Specification Home Networking Protocol 2.0 (2008年4月18日付けのOC−SP−HNP 1.0−101−080418)において開示された通りのOpenCableTM Home Networking Architectureに準拠している。その中で論じられた通り、適合するCPE106は、とりわけ、DLNAバージョン1.0又はその後のバージョンなどの、デジタルリビングネットワーク連盟(DLNA)要求事項との合致を含む。この能力によって、なかでも、コンテンツをDLNA1.5フォーマットにすること、及び以下により詳細に述べられる通り、DLNAを用いてコンテンツディレクトリを作ることが可能になる。
更に別の実施態様において、図2のCPE106は、共有の、同時係属中のその全文が、前に参照によって本明細書に前に取り込まれた、米国特許出願シリアル番号第12/480,597号において論じられたタイプのメディアブリッジ装置を含み得る。そこで論じられたように、コンテンツ及びデータは、メディアブリッジを介してその上で使用しそして見るために種々のデバイスに送信される。ブリッジ装置は、例えば、PMD上に保存されたコンテンツを、ユーザーのセットトップボックス又は他のクライアントデバイス上で提示できるフォーマットに、及びその逆に、変換するために使用され得る。プレゼンテーションの制御もブリッジング装置によって供される。一つの実施態様において、装置は、使用者が、テレビジョン、パーソナルコンピュータ又は他のユーザーデバイスに関連するユーザーインターフェイスを介してPMDからメディアの再生にアクセスしそして制御することを可能にする。装置は、PMD上に保存されたコンテンツをコピーさせそしてユーザーのデジタルビデオレコーダ(DVR)、又はその他の保存装置上に保存させることも可能にし、そして操作されるコンテンツに関連する適切な著作権及びデジタル著作権管理(DRM)要求事項を維持しながら、構内のユーザーのデバイスがPMDとメディアコンテンツを共有することも可能にする。
CPE106は物理的に及び論理的に他のCPE106及び一つ又は複数のクライアント107とインターフェイスで接続する。本発明はまた、実質的にユニバーサルな若しくは(USB2.0、USB3.0、IEEE−1394、ディスプレイポート等のような)収束したインターフェイス、又は代わりに複数の個別のインターフェイスを含む、異なるタイプの物理的/論理的インターフェイスの使用をも熟慮する。
以下に更に詳細に論じられるであろうように、一つの実施態様において、CPE106は、ある種の「変換器」として作用して、CPE106で受信されたコンテンツ及びデータをクライアント107に対して適するフォーマットに変換する。
更に別の実施態様において、CPE106は、音楽、ビデオ及び写真などのコンテンツが、UPnPメディアレンダリング)/記録デバイス(CPE106、クライアント107等)に送達されることを可能にするために、Universal Plug and Play(UPnP)AVメディアサーバを利用する。Universal Plug and Play(UPnP)AVメディアサーバ要求事項は、とりわけ、その全文が本明細書に参照することにより取り込まれている、2002年6月25日付けのMediaServer:l Device Templateバージョン1.01において詳細に述べられている;同様にその全文が本明細書に参照することにより取り込まれている、2000年6月8日付けの“UPnPTM Device Architecture”バージョン1.0も参照。
本発明において種々のデバイス(例えば、CPE106、クライアント107等)に送達されるコンテンツは、場合により、権利管理(例えば、デジタル著作権管理(DRM))又はコピー保護を要求しない個人の又は他のメディアコンテンツを含み得るが、本発明は全体を通して論じられた通り、デバイス間でのコンテンツの安全な転送のための機構を追加的に供する。
「保護された」コンテンツは、一つの実施態様において、適切なセキュリティパッケージを用いてCPE106に送達される。CPE106は、セキュリティパッケージを受信しそして認証する。一つの変形例において、ネットワークに対するそれ自身の適切な認証及びセキュリティパッケージの認証なしに、保護されたコンテンツをレンダリングし(render)又は記録するために、デバイス(例えばCPE106)をレンダリングする又は記録することは全く許されない。また更に、(例えば、デバイスのCPE106への事前の登録などの)認証は、保護されたコンテンツのCPE106からクライアント107への送達の前に要求され得る。
別の変形例において、レンダリングデバイスは、コンテンツソースを認証するように構成される(つまり、認証されたソースからのみコンテンツヲレンダリング又は記録するであろう)。例えば、その全文が、参照によって本明細書に取り込まれている、2005年3月14日に出願された、「ネットワークコンテンツのダウンロード及び記録のための方法及び装置」(METHOD AND APPARATUS FOR NETWORK CONTENT DOWNLOAD AND RECORDING)という名称の米国特許出願シリアル番号第11/080,693号において記述された装置及び方法は、他のアプローチも同様に使用され得るが、そのような機能性を供するために使用できる。
ここで図2aを参照すれば、本発明を用いると有用なコンテンツ及びデータ配信ネットワーク構成の第二の実施態様が示されそして記述されている。図2aの実施態様において、コンテンツ及びデータソース103からのコンテンツ及びデータは、第二の非MSOネットワーク202で、MSOネットワーク101を介してコンテンツサーバ201に供される。一つの実施態様において、コンテンツ及びデータは、MSOネットワーク101中に置かれ、そしてコンテンツサーバ201と通信しているゲートウエイ装置(示されていない)を介してそこに供され得る。図2aの実施態様によれば、種々のCPE106及びクライアント107が、非MSOネットワーク202におけるコンテンツサーバ201と直接通信し得る。
図2aのアーキテクチャは、例えば、MSOネットワーク101のヘッドエンド150で加入者に関連するコンテンツ及びデータを、インターネット又は他の管理されていないネットワークなどの、第二の非MSOネットワーク202を介してその加入者に同様に関連している他のデバイス(例えば、クライアント107、CPE106)に供するために利用され得る。
コンテンツ及びデータは、コンテンツを要求しているデバイスに関わらず送達され得る;つまり、例えば、認証及び許可は、ログイン手順、難題(challenge question)、個人専有の識別デバイス(例えば、RFIDタグ、SIMカードなど)を介して、加入者のアイデンティティに完全に頼り得る。または、コンテンツ及びデータは、加入者の口座に登録済みのデバイス及び/又は上で論じられた通り、認証されているデバイスのみに送達され得る。
別の変形例において、非MSOネットワーク202はインターネットを含む。パーソナルビデオエンコーダ(PVE)又は同等デバイスも、CPE106(又はそれに連結された関連クライアント)の部分として使用され得るか又はそれと通信している。例えば、San Mateo、CAのSling Media社によって製造された“Slingbox”デバイスは、ユーザーが種々の場所からインターネットに接続されたPC又は類似のデバイスを介してTVプログラムを見ることを可能にすることができるそのような例示的デバイスの一つである。デバイスは一般的に、加入者のケーブル/サテライトビデオドロップ及びDSTBの間で接続され、そして内部にTVチューナーを有する。ユーザーは或るチャンネルに合わせ、そしてデバイスはウインドウズメディア又は類似のフォーマットにおいて、ケーブル/サテライトに亘ってストリームされる(stream)ビデオを符号化する。符号化されたコンテンツは、インターネットなどのIPネットワークを介してウインドウズXPベースの又は類似のPC上でクライアントアプリケーションにストリームされ、従って、ユーザーは、IP配信ネットワーク(例えば、非MSOネットワーク202)へのアクセスを有する限り、データを近くで(つまり、同じ構内で)又は遠隔地で見ることができる。
図2及び2aにおいて論じられたアーキテクチャを用いて、例えば、音楽ファイル、デジタルカメラのイメージデータ等のコンテンツ及びデータが第一のデバイス(例えば、CPE106)で受信できて、そして容易に追加のデバイス(例えば、クライアント107)に、又はネットワーク環境から他のネットワーク環境へ動かすことができる(MSOネットワーク101から非MSOネットワーク202へのように)。
何れかのアーキテクチャ(図2及び2a)において、コンテンツを保存するように構成される(示されていない)MSOネットワーク系サーバが供され得ると更に理解される。保存されたコンテンツは特別な加入者と関連し、そして加入者によって要求されたとき、非MSOネットワーク202を介してそれに供され得る。例えば、共有の、同時係属中の、その全文が、参照によって本明細書に取り込まれている、2006年5月24日に出願された、「パーソナルコンテンツサーバ装置及び方法」(PERSONAL CONTENT SERVER APPARATUS AND METHODS)という名称の米国特許出願シリアル番号第11/440,490号の保存エンティティ。そこで論じられた通り、「ネットワークDVR」又は「仮想DVR」が、ヘッドエンド又は(例えば、非MSOネットワーク202を含む)加入者の構内の外部の他の場所での加入者に対して維持される。別の実施態様において、全てのコンテンツ保存が、非MSOネットワーク202(図2a参照)、又はMSOネットワーク101(図2参照)に置かれたコンテンツサーバ201で実行され/維持される。更に別の実施態様において、上述の通り、コンテンツがユーザーの構内デバイス(例えば、DVRなどのCPE106又はそれと通信している別のデバイス)で保存される。
上述の実施態様において、コンテンツはユーザーの構内から遠く離れて保存され得るが、CPE106(又はコンテンツサーバ201)は、以下の例示的方法に関して論じられる通り、前述のコンテンツ保護ルールをやはり実施し得る。
方法論−
ここで図3に参照すれば、第一のデバイスでネットワークからコンテンツを受信するための方法300の一つの実施態様が図示されそして記述される。
工程302について、示される通り、コンテンツへのアクセスを要求しているコマンドが、コンテンツをデバイスに供する責任があるネットワークエンティティで受信される。ネットワークエンティティはMSOネットワーク101(図2を参照)に、又は非MSOネットワーク202(図2aを参照)に配列されたコンテンツサーバ201を含み得る。工程302の要求は、電子プログラム案内(EPG)、プロモーション(例えば、その全文が、参照によって本明細書に取り込まれている、2004年9月22日に出願された、「スケジューリングトリガー装置及び方法」(SCHEDULING TRIGGER APPARATUS AND METHOD)という名称の、共有の、同時係属中の米国特許出願シリアル番号第10/948,271号を参照)、又は他の手段からなどの、ユーザーデバイスでのコンテンツの選択から生じ得る。また別の実施態様において、前に参照された米国特許出願シリアル番号第10/948,271号において論じられたように、コンテンツを記録するためのコマンドは、第一のデバイスから受信され得るがやはり(例えば、クライアント107などの)第二のデバイス上で記録が生じるように指示し得る。
工程304について、ネットワークエンティティ(例えば、コンテンツサーバ201)又はそれと通信している他のエンティティは、要求しているデバイスが、前述の通り、要求されたコンテンツを受信するために許可されているか否かを決定し、及び/又は要求しているデバイス(例えば、デバイスに関連する加入者)を認証する。許可及び/又は認証を決定するための装置及び方法は、例えば、その全文が、参照によって本明細書に取り込まれている、2009年8月6日に出願された、「ネットワークに亘るデータへの日付を付ける資格を与える管理のためのシステム及び方法」(SYSTEM AND METHOD FOR MANAGING ENTITLEMENTS TO DATA OVER A NETWORK)という名称の、共有の、同時係属中の米国特許出願シリアル番号第12/536,724号において論じられたタイプのものであり得る。もし、要求しているデバイス/ユーザーが許可及び/又は認証されないならば、コンテンツはそこに供することができない。
本明細書に使用される「認証」は一般的に、要求しているデバイスが、コンテンツを受信し得るデバイスである、及び/又は要求しているデバイスのユーザーがネットワーク又は他の資格を有するユーザーに対する加入者であることを決定することを言及し得る。これは、使用者がネットワークに(例えば、パスワード及び/又はユーザー識別、難題等によって)ログインすることを要求すること、又は幾つかの(MAC ID、デジタル署名、SIM IDなどの)他の独特な識別子を認証されたデバイス識別子のリストと(前述のコンテンツサーバ201などの)ヘッドエンドエンティティで比較することによって達成され得る。他の機構も同様に使用され得る。
本明細書に使用される「承認」は一般的に、要求されたコンテンツが、加入者又はデバイスが受信するコンテンツのセットの中にあるか、及び/又はコンテンツの提案された使用が、その加入者に対して設定された許可された使用の中にあるか決定することを言及する。例えば、許可とは、要求されたコンテンツが、要求しているユーザーに対する購読計画(subscription plan)(例えば、レベル又は階層(tier))内であるか否かを言及するために使用され得る。他のセキュリティチェックも同様にこの工程で実行され得る。
コンテンツ自身は、もし望まれるならば、物理的に守ることができることも理解されるであろう;例えば、公的な/個人的なキー又はAES暗号化を介した暗号残渣又は完全静保護のためのハッシュ(hash)の使用等。
次いで、工程306で、一旦、要求しているデバイスが承認され/強化されると使用/コピールールのセットが要求されたコンテンツに対して決定される。使用/コピールールは、保存されたメタデーター並びに要求されたコンテンツを含み得て、(例えば、暗号化されたファイルを介して)別々に伝えられ得て、又は手動で入力され得る。一つの実施態様において、使用/コピールールは、(i)コンテンツがコピーされ得るか否か(例えば、「決してコピーしないでください」)、(ii)何回コンテンツがコピーしてもよいか(例えば、「一度コピー」、「自由にコピー」等)を示しているデジタル送信コンテンツ保護−インターネットプロトコール(Digital Transmission Content Protection−Internet Protocol)、(DTCP−IP)ルールを含む。加えて、これらの使用/コピールールは、拡張された使用要求事項を含み得る:例えば、(1)コンテンツに対する時間又は満了期限の長さ、(2)プレイアウト(又は、多くのプレイアウト)後にコンテンツを自動的に消去(delete)させるルール、(3)種々の機能の無能化(例えば、「トリックモード」)、及び/又は(4)動かされたコンテンツのプレイアウト数の制限(例えば、X期間内にN回のプレイアウト)を含む。前述の使用ルールの何れか又は全ては更に、例えば、コンテンツをコピーし得るデバイスのクラス又はタイプ、コンテンツのタイプ、デバイスに関連する加入者の購読レベル等に基づいて制限され得る。追加の使用/コピールールも供され得る。
一つの例示的実施態様において、使用/コピールールの第一のセットは、コンテンツソース(又は他のネットワークエンティティ)から受信され得る。これらのルールは、前述の「決してコピーしないでください」、「一度コピー」、「自由にコピー」等、又は他のタイプの制約などのより多くの伝統的な使用/コピールールを含み得る。使用/コピールールは、コンテンツサーバ201で受信され、そしてコンテンツと関連付けられる。次いで、コンテンツは次いで使用者によって要求されそして使用者に送信される。前述のルールは、要求しているデバイス、並びに要求しているデバイス及び/又は加入者に特有の使用/コピールールの第二のセットに供される。例えば、コンテンツサーバ201は、コンテンツに対する要求が受信されるとき、加入者に適用されることになる一つ又はそれ以上の追加ルールのセットを決定するために、請求エンティティ(又は他のネットワークエンティティ)に問い合せ得る。例えば、要求している加入者が、規定された期間に対して、第一のデバイスから第二のデバイスにコピーの送信を維持する権利のみを備えたより低い階層の加入者であると仮定して、コンテンツサーバ201はこれらの制約を、使用/コピールールの第二のセットとして確立する。伝統的な(例えば、DTCP−IP)ルール、並びに加入者特有のルールを含むルールパッケージは、コンテンツを備えた加入者に供され得る。ルールの第二のセットは代替的に又は同時に、要求しているデバイス、又は(MSOの制御下にあり得るか又はあり得ない)加入者の構内の他のデバイスに特有であり得て、及び/又は(「プレミアム」コンテンツなどの)要求されたコンテンツ自身に更にまた関連し得ると理解されるであろう。
更に、方法300の一つの実施態様は、前述の複数(例えば、二つ)のルールのセットの一貫性をチェックする。例えば、コンテンツソースによって生成される(又はコンテンツ自身に固有の)第一のルールのセットは、第一のセットが如何なるコピーに関しても禁止されるが第二のセットはそうでないなどの、第二のセットにおける使用又はコピーのルールと矛盾する使用又はコピーの制限を有し得る。この程度に、ルールのセットは、本発明の一つの実行例において、全ての制約が実施されるように適用される:つまり、第一のセットにおけるか又は第二のセットにおけるかに関わらず、最も厳しい制約ルールの合計。従って、先の実施例において、第二のセットが制約のより少ないコピーポリシーを有するという事実は重要でない;第一の(より制約的な)ポリシーはそれにもかかわらず実施される。
しかしながら、他のルール論理が適用できると理解されるであろう。例えば、前述の例において、発明の別の実行例はそれを解決するための論争に対して所定の論理を適用する。例えば、一つのそのような解決論理は、そのような対立が存在する(つまり、MSOポリシーがコンテンツソースのそれらに勝つ)場合、第二のルールのセットの方を選んで第一のルールのセットを無視するであろう。別の変形例において、論理(例えば、サーバ201上で動いているコンピュータプログラム)は、決定 (例えば、顧客としてのユーザーの寿命、請求履歴、MSOを用いて登録されたデバイスのリスト化等)を行うように、そしてコンテンツを内密にコピー及び配信することに対するその加入者の「リスクアセスメント」を許すように、追加の入力を求める。同様に、第一のセットのルールの厳しさ又は範囲はMSOによって修正され得て又は改善され得る;例えば、コンテンツソースが「決してコピーしてはいけない」を特定する場合、MSOはこのルールを「コピー一度」に修正するであろう。
別の実施態様において、第二の(例えば、MSO)ルールのセットは、第一のセットに由来する;つまり、ルール生成プロセスに対して第一のセットを入力として使用する。一つのルールのセットのみが、最終的にMSOからユーザー/要求しているデバイスに転送され、このセットは、コンテンツソース及びMSOのそれらによって特定される考慮又はポリシーの両者に基づく。
一つの実施態様において、加入者の異なるクラスに対してより包括的な使用/コピールールが許され得ると理解される。例えば、最も高い階層の加入者には、より低い階層の加入者よりもより多くの又は異なるコンテンツに対する「自由にコピーする」権利が与えられ得る。同様に、加入者は、ペイパーコピーサービスにおいて、受け取られた支払いのレベルに依存して、加入者がコンテンツに対する使用/コピー権利を変更したことを許すように登録し得る。例えば、加入者はコンテンツが「一度のコピー」としてラベルされる第一のレイトを、そして「自由にコピーする」使用/コピールールを備えた同じコンテンツをユーザーに送達させるための追加の料金を支払い得る。上述の各々は、第一の供給された又は第二の供給された使用/コピールールのセットのどちらかにセット込まれ得る。
方法300の工程308及び310について、(ルールパッケージなどの)要求されたコンテンツ及び使用/コピールールが、要求しているデバイスに供される。コンテンツ及びデータ(使用/コピールール)は、図1〜1cを参照して上で論じられた前述の方法及び装置を介して供され得る。
次に、工程312について、コンテンツは、要求しているデバイスで記録され及び/又は保存される;使用/コピールールも、要求しているデバイスで保存される。一つの実施態様において、要求しているデバイスは、デジタルビデオレコーダ(DVR)能力及び/又はそれと通信しているDVRを有するCPE106を含む。コンテンツはDVRで保存され得る、一方、使用/コピールールを示しているメタデータファイルはCPE106自身で保存できる。以下に論じられるであろうように、使用/コピールールは、発明の一つの実行例において、CPE106で動く著作権ルール実施アプリケーション606によって利用される。
次いで工程314で、コンテンツが処理される。一つの実施態様において、コンテンツ処理は、CPE106(又は、それと通信しているディスプレイデバイス)によるそのディスプレイのための準備のコンテンツの復号、解読等を含み得る。別の実施態様において、CPE106は、コンテンツを処理して(例えば、以下に詳細に論じられるであろう通りのクライアント107などの)移動型デバイスへの引き続く送信のための一つ又はそれ以上の圧縮された又は代わりのフォーマットにし得る。これらのコンテンツの所謂「携帯」バージョンは、例えば、CPE106又はそれに関連する保存デバイスで保存される。更に、コンテンツは、それがCPE106に送達される前でさえ、つまり、コンテンツサーバ201によってなどの上記工程308及び310の前に、処理され得る(例えば、トランスコード又は翻訳され得る)。
ここで図4を参照すると、コンテンツの適切な保護を維持しながら、コンテンツを第一のユーザーデバイスから第二のユーザーデバイスに転送するための例示的方法400が図示される。示される通り、工程402について、転送コマンドは、(CPE106などの)第一のデバイスで、(クライアント107などの)第二のデバイスから受信される。一つの実施態様において、コマンドは、第二のデバイスのユーザーが、第一のデバイスによって作成されたコンテンツのリストからコンテンツを選択するときに生成され、そして第二のデバイスに供される。言い換えれば、第一のデバイスは、一つ又はそれ以上の第二のデバイスに送信するために利用可能なコンテンツのリスト又はダイレクトリを作成するように構成され得る。第二のデバイスへの送信のためにどのコンテンツが利用可能かの決定は、前述の使用/コピールール及びCPE106のプロセッサで送達されたリストに基づき得る。あるいは、利用可能なコンテンツリストは、前述のコンテンツサーバ201などの別のエンティティで生成され得る。
上述の工程402が「要求/応答」モデルを利用する一方、方法400も「コンテンツプッシュ」モデルを用いて操作されるように構成され得て、そうすることによってソース(第一の)デバイスが、そのための要求を受信することなくコンテンツの転送を開始する、とも理解されるであろう。これは、一日中、構内を去ると期待してなどの、ユーザーが第一のデバイスから移動型の第二のデバイス(例えば、PMD)にコンテンツを動かすことを望む場合に起こるであろう。この「プッシュ」モデルも、もし望まれるならば自動化され得る;例えば、第一のデバイスは、それがネットワーク又は別のデバイスから定期的(例えば、毎週一回)に便宜的なベース等で受信された後、新しいコンテンツをプッシュする。
次いで、工程404で、CPE106は、要求された転送が要求されたコンテンツに対する使用/コピールールに準拠しているか否かを決定する。CPE106が、例えば、コンテンツがコピーできるか否か、コンテンツがコピーされ得る回数が超えていないか、コンテンツのコピー利用可能期間が切れているか否か等を決定するために使用/コピールールを調べるのはこの工程においてである。もし、使用/コピールールが、転送がこれらのコピールール内でないことを示すならば、コンテンツは供できない。エラーメッセージ又はヘルプ資源へのリンクは、もし望まれるならば、この時点で第二のデバイスのユーザーに提示され得る。
もし、転送が使用/コピールール内であれば、次に、コンテンツのコピーが利用できるか否かが決定される(工程406)。例えば、CPE106で記録されそして保存されるコンテンツがコピーされ得ない(CPE106で保存された単一コピーを超える)と仮定すれば、;もし、CPEコピーが使用されている(例えば、現在、CPE106又は別のデバイス上でディスプレイされている)ならば、コンテンツは利用不可と印を付けられ(以下の工程410を参照)、そして「現在利用できない」というメッセージが要求しているユーザーに工程408で戻される。
もし、コンテンツが(単一コピーが使用中でない、又は追加のコピーが作られることが許されるかのいずれかの理由で)利用可能であれば、コンテンツは工程410で(もし必要ならば)処理される。一つの実施態様において、処理工程は、(例えば、一つのコーデックフォーマットから別のものへ、又は第二のデバイスに対してより適する解像度での)要求しているデバイスでのディスプレイに適するフォーマットへトランスコーディングする又は再符号化することを含む。あるいは、トランスコーディング及び/又は再符号化は、ネットワークエンティティで起こり得て、そしてCPE106で機能性をトランスコーディングすることを要求することなしで、コンテンツの種々のフォーマットがCPE106に供される。この実施態様によれば、フォーマットの標準のセットは自動的に供されるか、又は第二の変形例においては、ネットワークを用いて登録されるCPE106に関連する全てのデバイス(例えば、クライアント107)に基づいて、CPE106に供するために、ネットワークエンティティが一つ又はそれ以上の適切なフォーマットを選択し得る。
コンテンツが利用可能であると決定されるとき、それが要求しているデバイスに送信される前のコンテンツの状態を変える工程が取られる。工程412で、状態マーカーはコンテンツ上に置かれる。例えば、コンテンツの単一のコピーのみが許される場合(つまり、CPE106で保存されたコンテンツが「一度のコピー」であり、そしてCPE106がそのコピーを有する場合)、マーカーは、それが使用中であることを示すCPEコピー(つまり、「オリジナル」)の上に置かれるであろう。この工程は、要求しているデバイスに供されるコンテンツのフォーマットとは関わらずに実行されるであろう。要求されたコンテンツの適切なフォーマットバージョンはクライアント107に供することができて、一方「一度のコピー」ルールの下で、CPE106にてCPEバージョンを保持する。これらのルールは状態マーカーを介して実施される。従って、一つの実施態様において、一度に単一のコピーのみがユーザーによってアクセス可能である;コピーがクライアント107に供されるとき、CPE106でのコピーは利用不可と印を付けられる(つまり、「チェックアウトされる」)。本明細書のどこか別の場所で論じられた通り、(コンテンツを供したCPE106を含む)別のデバイス上での引き続く使用のために利用可能にされるべく、コンテンツは「チェックインされ」なければならない。
一つの実施態様において、前述の「チェックインされた」(アクセス可能)、及び「チェックアウトされた」又は(アクセス不可能)状態は、その状態を示しているコンテンツファイルから変えられ、追加され及び/又は除去され得る小さなXMLファイルを介して実行され得る。あるいは、CPE106は単純なデータベース又はコンテンツの識別子をリストにしているデータ保存、及びコンテンツの利用可能性又は状態を示す対応する一つ又は二つのビット識別子(例えば、1ビットに対してyes/no、2ビットに対して2=4状態等)を含み得る。更なる実施態様において、(「チェックインされた」又は「チェックアウトされた」としての)コンテンツの状態を示すための機構が、デジタル著作権管理(DRM)又はコンテンツに対する著作権保護を供するために使用される他のアクセス制御技術内に含まれる。
最後に、工程414について、要求されたコンテンツが第二のデバイス(例えば、クライアント107)に供される。上述の通り、コンテンツの供されたバージョンは、CPE106、又は(コンテンツサーバ201などの)ネットワークエンティティの何れかで作成される通りの、クライアント107によるディスプレイ又は使用に対して特別に適するフォーマット状態であり得る。
前に記述された通り、CPE106又は他のデバイス上で使用するためにそれが再び利用可能になるために、コンテンツはCPE106に「チェックイン」されなければならない。ここで図5を参照すると、(図4に関して上で論じられた)第一のデバイスから第二のデバイスに転送されたコンテンツを再開し又は現状回復(「チェックイン」)するための例示的方法500が記述される。上で論じられた通り、コンテンツがクライアント107によって要求されるか又はクライアント107に供給されるとき、コンテンツの物理的コピーがCPE106で保持され、そしてクライアント107はその代わり、コンテンツの第二のコピー(例えば、多くの場合、クライアント107に対して特別にフォーマットされる移動型又は携帯バージョン)を備える。また上述の通り、CPE106で存在するコピーが利用できるようになり、一方、第二のコピーはクライアント107で保持される。従って、図5は、その上で使用するために、又は別のデバイス(例えば、クライアント107又はCPE106)への引き続く転送のためのどちらかで、コンテンツをCPE106で再度利用可能にするための方法を供する。
一つの実施態様において、図5の方法は、クライアント107からコンテンツの上書き消去(clearing)前に又はそれと同時に実行されなければならない。言い換えれば、クライアント107のユーザーがそれらのデバイスからのコンテンツの削除を選択するとき、コンテンツは図5の方法が実行されない限り除去されないであろう。クライアント107からコンテンツを除去するための及び/又は同期化オペレーションをトリガーするための追加のそして代替のルールが、本明細書のどこか別の場所で論じられる。
方法の工程502について示されるように、同期化コマンドはクライアント107から受信される。同期化コマンドは所定の期間の後、自動的に生成され得る。例えば、或るコンテンツは、その際にコンテンツがCPE106に戻されなければならない(つまり、「チェックインされる」)満了日/時を有し得る。あるいは、同期化信号は、選択されたコンテンツをそこからそれが受信されたCPE106に戻すためにユーザーが「同期化」又は「チェックイン」機能をインスタンス生成するときに生成され得る。
同期化信号はクライアント107から無線で送信され得るか、または代替法として、例えば、USB、HDMI、1394、ディスプレイポート又は他のケーブルを介して、クライアント107のCPE106への物理的接続の際に(手動で又は自動的に、のどちらかで)起こる。同期化信号がデバイスの間での物理的接続を介して送信される場合、同期化をもたらすためにクライアント107がCPE106に接続される場合の間にかなりの待ち時間があり得る。このように、(本明細書においてどこか別の場所で論じられた通り、期限切れしたコンテンツなどの)或るコンテンツは、それがCPE106から「チェックアウト」されているにも拘らず、例えば、コンテンツをクライアント107から削除することによって、そしてクライアント107がCPE106に再び接続される(又は無線範囲/通信内にくる)ときに実行される同期化イベントを保存することによって、クライアント107で「利用不可能」とされ得ることが理解されるであろう。
本明細書において別のところで論じられるように、クライアント107及びCPE106の同期化が、どちららの及び/又は両方のデバイスがアクセスする権利を与えられる(例えば、許可される及び認証される)コンテンツの同期化のみを含むことを確保するために、一つ又はそれ以上の機構が適当な位置に(in place)置かれ得る。別の実施態様において、同期化は、クライアント107でCPE106から受信される信号に応じてインスタンスを生成し得る。例えば、コンテンツに対する要求はCPE106でクライアント107から受信され得る。第二のクライアント107の要求に応じて、CPE106は、コンテンツが現在第一のクライアント107の上に配列されている(又はそれによって使用されている)ので、それが利用不可能であることを決定する。CPE106はクライアント107に(例えば、無線伝達機構を介して)送信されるプロトコールメッセージを発し得る。そのメッセージは、別のユーザー又はデバイスがコンテンツへのアクセスを要求しており、そして本明細書において論じられた(図5を参照)同期化プロセスを自動的に始めるか又は第一のクライアント107のユーザーが同期化を始めるかまたはアクセスを拒否するかを選択することを可能にするかのどちらかであり得ることを示している。
コンテンツに対する競合する使用又は要求のための種々の論理的ルールが、本開示を与えられた当業者によって認められるであろう。例えば、「先着順サービス」パラダイムが使用できて、ここでは第一のユーザー(例えば、上の例における第一のクライアントデバイス107)は、そのコンテンツに対して彼らに与えられる少なくとも使用ルールが守られている間(例えば、アクセス期間中に、彼らが割り当てられたプレイアウト数を超えていない等)、第二の又は引き続く要求を拒否するための優先件及び権利を与えられる。あるいは、ユーザー又はデバイスプロファイルは優先件のベースとして使用できる;例えば、上の例において第二の(要求している)ユーザーは、より高い契約階層又は権利を備えたユーザーを含み得て、その場合、コンテンツは第一のデバイスからチェックアウトされ、そして(CPE106を介して)第二のクライアント107に供される。更に別の代替として、コンテンツをレンダリングするとき、ユーザーの経験を邪魔しないように、CPEとの同期化の前に第一のクライアント107が進行中のプレイアウトを完成することを許すように、第一のクライアント107からのチェックインは遅らされ得る。
次いで方法500の工程504で、CPE106は、それに対して同期化が要求されるコンテンツが、既にCPE106で利用可能であるか否かを決定する。上述の通り、もし、コンテンツがクライアント107上に存在するならば、それはCPE106で利用可能でないであろう;従って、クライアント107がコンテンツのコピーを潜在的に不法に保存していたという不一致が示されるであろう。CPE106はコンテンツの誤った又は未許可のコピーがユーザーのクライアント107上に存在するか否かを決定して、誤り又は不一致をネットワークに報告する(工程506)。
もし、CPE106でコンテンツが利用できない(つまり、それが「チェックアウトされている」又は利用できないとして印付けられている)ならば、方法は工程508に進み、ここでコンテンツのCPEコピー上のマーカーは、それが現在利用できることを反映するように更新される。
最後に、工程510で、コンテンツのクライアントコピーがクライアント107での保存から除去される。そのような除去は、(i)コンテンツの完全な除去又は消去、または代替法として(ii)それがアクセスできない、プレイできない及び/又はコピーできないようにコンテンツを無効にすること、そして無効にされたコピーを後であり得る再活性化のためにクライアント上に残すことを、含み得て。例えば、後者(ii)のそのような一つの実行例において、CPE106はクライアントに、CPE106によって生成される又は供される暗号化キーを用いて一つ又は複数のコンテンツファイルを暗号化するよう指示し得る;クライアント107はそのキーを保持しないので、コンテンツを使用するためには、ファイルをロック解除する(解読する)ために同じキーをCPE106によって再び供されなければならない。他のスキームは本開示を与えられた暗号化技術における当業者によって認められるであろう。
同様に、無効にされたクライアントコピーは、「トレーラ(trailer)」又はプレビュー能力が供されるがより広いコンテンツファイルにはアクセスできない場合のように、部分的にのみ無効にされ得る。例えば、コンテンツには、その最初又は最後に添えられるトレーラセグメントが備えられ得て、そしてクライアント107のユーザーがそれに制約なしにアクセスできるように(ただし、コンテンツエレメント自身はそうではない)、このトレーラセグメントは暗号化されていない状態で残される。あるいは、「無効にされた」コンテンツエレメントは、ゲームが、ユーザーがゲームを見ることのみを可能にするが、まだそれと相互作用させないような、(制約されない)コンテンツエレメント内に存在する利用可能な機能のサブセットのみを有するであろう。
本明細書において論じられた同期化はクライアント107で保存されたコンテンツのバージョンを削除すること、及びCPE106で保存されたコンテンツのオリジナルバージョンの状態を復元することを含む一方、別の実施態様において、オリジナルコンテンツ(又はその携帯バージョン)は、同期化の際にも、(例えば、ファイルを「動かす」オペレーションを実行するために、CPE106又はクライアント107のオペレーションシステムを用いて)USBフラッシュドライブからそれらのPCにファイルを人が動かすのと同じように、CPE106に物理的に動かされて戻され得ると理解される。
尚、図6a〜6bにおいて図示されたように、CPE106でコンテンツの数個のバージョンが存在する場合、これらのバージョンの各々は適宜、現在の状態に依存して、「チェックインされた」又は「チェックアウトされた」として印が付けられる。CPE106で作成されそして維持されるとして図示される一方、代替実施態様において、利用可能コンテンツリストは、コンテンツサーバ201又は他のMSOネットワーク101エンティティ、又は非MSOネットワーク202エンティティ(例えば、第三者のインタネットサーバ)でさえ、生成されそして維持され得る(例えば、コンテンツの状態が更新され得る)と理解される。
図6aは、CPE106と通信しているクライアント107の各々に供される利用可能コンテンツリストの作成を図示する。二つのクライアント107のみが図示されているが、それより多い又は少ないクライアント107が利用され得ると理解される。更になお、例えば、第二のCPE106を含む他のデバイスは、図示されたCPE106と更に通信状態にあり得る。
利用可能コンテンツリストは一つ又は複数のクライアント107の能力を考慮に入れる。例えば、フォーマットバージョン2でコンテンツを復号のみできる第一のクライアント107aが与えられ、一方、第二のクライアント107bはフォーマットバージョン3でコンテンツを復号のみできる。従って、第一のクライアント107aに対する利用可能コンテンツリストは、これらの両者が、第一のクライアント107aが復号できるフォーマットでCPE106から利用できるので、コンテンツX及びコンテンツYを与える。第二のクライアント107bに対する利用可能コンテンツリストは、これがこのデバイスに対して適切なフォーマットで利用できる唯一のコンテンツであるので、コンテンツXのみをリストアップする。利用可能コンテンツリスト中に載せられたコンテンツは更に、現在利用できない、いかなるコンテンツも考慮に入れる。このように、コンテンツZは利用できないため、それは利用可能コンテンツリスト中に供されない。別の実施態様において、このコンテンツのリスティングは、コンテンツが(適切なフォーマットで)CPE106に存在するが現在利用できないことを示すクライアント107a、107bに供され得る。
ここで図6bに戻れば、例えば、第一のクライアント107aがコンテンツXを(フォーマットバージョン2で)受信することを選択すると仮定する;このコンテンツはそこに供されるであろう。クライアント107aへのコンテンツXの送達は、コンテンツがCPE106で利用不可(又は「チェックアウトされている」)として印を付けられる結果をもたらす。従って、各々の場合(コンテンツX、コンテンツX及びコンテンツX)がCPE106において利用不可能コンテンツリストに動かされる。更に、第二のクライアント107bに提示された利用可能コンテンツリストは、コンテンツXがもはや利用できないことを示すように更新される。
上述の通り、CPE106へのクライアント107の同期化の際に、コンテンツXに対するマーカーは、それが利用できる(「チェックインされている」)ことを示すように更新される。コンテンツXは、図6aにおいて前に図示された通り、両方のクライアント107に対する利用可能コンテンツリスト中に再度現れる。
更に、本発明は、コンテンツエレメントが何時利用できるかのスケジュールを供するように、種々のクライアント107上の対応するプロセスと通信する「スケジューリング」機能(例えば、CPE106上に存在するソフトウエアアプリケーション)を考慮する。例えば、一つの変形例において、図6cに示されるように、EPGディスプレイ650の同等物が、種々のコンテンツエレメント(例えば、映画、音楽、ゲーム、アプリ、デジタルブック等)の利用可能性を図示しているCPE106から、要求しているユーザーに供される。この実行例において、他のディスプレイフォーマットも同じように首尾よく使用され得るが、利用可能性は時刻の関数として示される。更に、ディスプレイ650は場合により、何が利用可能であり何が利用不可能であるかについてユーザーに対して「迅速な一瞥」能力を供するように、着色、陰影及び/又はハイライトをつけることを含む。括弧で挟んだ表現652はどの他の家族メンバー(例えば、F=父、M=母、S=息子、D=娘)又は構内にあるその他のデバイスが利用不可能な項目、「チェックアウトされている」を有するかを便利に示す。更に、ユーザーがコンテンツを前もって予約できるが、その時点でまだそれをチェックアウトできない、オプションの予約システムが使用される。そのような予約されたコンテンツは、図6cにおいて示される通り、コンテンツが先を見越して利用可能であるが予約された状態にあることをユーザーが知るように、例えば、色、フォント、明滅等によって、視的に区別された654である。一つの実行例において、ユーザーは次いで、もし、第一の予約が完了していない(つまり、コンテンツがチェックアウトされていない)ならば、次いでそれらが次の順番であるように、既存のもののトップに第二の又はそれに続く予約を「積み重ねる(stack)」ことができる。もし、望まれるならば、第一の予約がそれぞれ実行され又はキャンセルされるとき、コンテンツの利用可能性(又は利用不可能性)をユーザーに警告するように、この効果に対する警報又は通知が第二の予約しているユーザー(デバイス)に同様にCPE106又は他のエンティティによって送ることができる。
一つの実施態様において、その全文が、参照によって本明細書に取り込まれている、2007年2月14日に出願された、「コンテンツ送達通知及び管理のための方法及び装置」(METHODS AND APPARATUS FOR CONTENT DELIVERY NOTIFICATION AND MANAGEMENT)という名称の、共有の、同時係属中の米国特許出願シリアル番号第11/706,620号の装置及び方法が示される。そこで論じられた通り、現在利用できないコンテンツが要求されるとき、それに応じて、要求されたコンテンツが潜在的に利用不可能であると警告するための通知が加入者に送られる。加入者は、例えば、要求をキャンセルするか又は要求されたコンテンツの遅れた送達を受け入れるかの何れかの選択を提示され得る。とりわけ、(i)要求されたコンテンツに対する予想される送達又は利用可能時間を(要求しているモダリティ(modality)を介して;例えば、セットトップボックス及びケーブルネットワークインターフェイス、又は別の通信チャンネルを介しての何れかで)加入者に供すること;(ii)加入者が、彼らに便利なようなもののように、送達の日時を特定することを可能にすること;(iii)コンテンツが実際に送達の準備ができているとき、加入者に「コンテンツの準備ができている」通知を供すること;(iv)加入者のCPE又は接続されたデバイスを、予想される又は実際の送達情報に基づいて、自動的にプログラミングすること又はオペレーションすること;を含む、この基本的なシナリオに関する多くの変形例も開示される。更に別の態様において、前述の通知装置及び方法のコンテンツは、加入者又は他の当事者に新しいコンテンツ(例えば、最近発売されたビデオ、ゲーム等)が利用可能であることを通知するために使用され得る。
更に別の実施態様において、前述の方法は、第三の又は引き続くデバイスに拡張され得る。従って、元々コンテンツを要求したクライアント107は、「デイジーチェーン(daisy chain)」構成におけるように、別のクライアント107又は他のデバイスにそのコピーを供するように構成され得る。この機能性を実行するために、クライアント107は更に、そこにコンテンツが転送されることになる目標デバイスも同じ加入者に関連しているか否かを決定するように構成されねばならない。これは、CPE106又は他の信頼されるソースに、ユーザーに対して登録されたデバイスのリスト(例えば、MAC ID、SIM、デジタル認証等によってリストを作成された)について問い合わせることによって達成され得る。あるいは、クライアント107は、顧客識別子について、要求しているデバイスに質問し得る;つまり、要求しているデバイスのアイデンティティとは独立して。もし、要求しているクライアント107の顧客識別子が第一のクライアント107のそれと同じであるならば、コンテンツは転送され得る。第一のクライアント107からコンテンツを受信するため、要求しているクライアント107の許可を決定するための種々の他の機構も、クライアント107内でのみ生じるか、又は(CPE106、ネットワークエンティティ等のような)一つ又はそれ以上の遠隔エンティティを利用するかを問わず、本発明と合致して利用され得る。この実施態様によれば、同じ同期化プロセスが、CPE106でコンテンツの状態を更新する(つまり、コンテンツを再び利用可能にする、「チェックイン」の)ために、第三のデバイス(例えば、コンテンツを最後に受信したクライアント107)から使用される。
エラー検出−
本明細書のどこが別のところで述べられた通り、本発明の態様は、そのコンテンツ保護ルールを実施しつつ、許可されたデバイスの間でのコンテンツの動きを供する。従って、コンテンツに関連する使用/コピールールが違反されているか否かを決定するための機構は、システムの信頼性を向上させるために有用である。
一つの実施態様において、MSOネットワーク101は、潜在的エラーに関するメッセージをCPE106から受信することによって潜在的なコピー保護ルール違反に気付くようになる(つまり、本明細書のどこか他の場所で記述されたCPE上で動くアプリケーションのコンテンツエラーモジュール)。この実施態様によれば、CPE106(又は他のエンティティ)が、クライアント107(又は他の要求しているデバイス)に転送するための、所謂コンテンツの一つ又は複数の「携帯」バージョンを作成するとき、これらのバージョンはデバイス及び/又はユーザー特有タグで印を付けられる。例えば、ネットワークからCPE106に送信される特別なコンテンツエレメントはUタグを有し、それがユーザー1及びデバイス1(CPE106)に特有であることを示す。それが引き続いてクライアント107に転送されるとき、そのコンテンツの携帯バージョンはUタグを有し、それがユーザー1(CPE106と同じユーザー)及びデバイス2(クライアント107)に特有であることを示す。その後、コンテンツがCPE106に戻されて同期化され、そして別のデバイスによって要求されるとき、そのバージョンはUタグを有する、等々である。
もし、例えば、Uと印を付けられたコンテンツのみを有すべきクライアント107のユーザーが別のデバイスからコンテンツのコピーを不法に獲得するならば、そのコンテンツは、(U、若しくは前述のスキームと矛盾する別の表示で印を付けられるか、又は全く表示されないことによって)間違って印を付けられるであろう。クライアント107がCPE106に同期化するとき、間違ったタグが印されそしてエラーメッセージがMSOネットワーク101の上流に送信される。しかしながら、クライアント107も同じコンテンツの有効な又は許可されたコピーを所有し得るが、やはり、一貫性の無い又は行方不明の指示を有する別のソースから得られた(例えば、Amozon.comのようなオンラインストアを介してインターネット上で購入された)と理解されるであろう。従って、クライアント107上で別のコピーが存在することは事実上、内密の再生の表示ではなく、むしろその合法性を決定するために更なる評価を必要とする。
別の実施例において、Uと印を付けられたコンテンツが第一のクライアント107に送信され、そしてクライアント107のユーザーはコンテンツの不法なコピーをとると仮定する。CPE106で、オリジナルコンテンツのブロックを解除するために、クライアント107が同期化された信号をCPE106に送信するとき、コンテンツの「利用可能」コピーのみがCPE106でそのバージョンであると現れるであろう。しかしながら、(他のコンテンツを「チェックイン」するように)、クライアント107がCPE106に再同期化するとき、CPE106はクライアント107のコンテンツを調べて、そしてCPE106(バージョンU)で「チェックインされる」同じコンテンツもクライアント107で「利用可能である」と気付くであろう(不法なコピーもUと印を付けられる)。同じことを示すメッセージが次いでネットワークに供される。ネットワークオペレータは次いで、CPE106から受信されるメッセージに基づいて、もしあれば、気付かれた不法行為に応じて如何なるステップが取り得るか(例えば、購読権利の更なる評価、停止、更なるコンテンツ供与の阻止等)を決定することができる。
前述の方法及び装置は更に、もし、例えば、コンテンツを「チェックアウトした」クライアント107が失われ、盗まれ、機能不全等であれば、ユーザーがCPE106でコンテンツを原状回復させることを可能にする。ネットワークオペレータは、もし、(例えば、発見される又は機能し始めることによって)元々供されたバージョンが後ほど回復されるならば、再同期化及び適切に削除される際に、CPE106で釈明されるであろうと安心できる。従って、これらのタイプのユーザーデバイス問題はサービスであり得て、一方で、複数の及び/又は不法なコピーを避けるための機構をやはり提供する。
コンテンツサーバ−
図7は、本発明を用いると有用なコンテンツサーバ201の一つの例示的実施態様を図示する。示された通り、コンテンツサーバ201は一般的に、コンテンツ送達ネットワーク101及び/又は非MSOネットワーク202とインターフェイス接続するためのネットワークインターフェイス702、プロセッサ704、保存装置708及び、例えば、CPE106、クライアント107又は他のネットワーク(MSOネットワーク101及び/又は非MSOネットワーク202)エンティティと通信するための複数のインターフェイス710を含む。上で論じられた通り、コンテンツサーバ201がそれと通信している他のエンティティ、並びにコンテンツサーバ201自身もネットワークヘッドエンド150(図2を参照)、MSOネットワークの別の部分、又は代わりに非MSOネットワーク202(図2aを参照)に位置し得る。
図示された実施態様において、サーバ201は、そのプロセッサ704上で動く少なくともコンテンツルール実施アプリケーション706を含む。サーバ201上で動く単一アプリケーションとして図示されているが、前述のコンテンツルール実施機能は、互いにデータ通信している複数のエンティティ上で動く配信されたアプリケーションを含み得ると理解される。
ユーザー又はデバイスがコンテンツサーバ201からコンテンツを要求するとき、コンテンツルール実施アプリケーション706は、要求されたコンテンツに関連する適切なコピー、配信又は使用ルールを決定する責任がある。上述の通り、これらのルールは、要求している加入者又はデバイス及び/又は要求されたコンテンツに特有なものであり得る。一つの実施態様において、ルール実施アプリケーション706は、要求している顧客又はデバイスに対するサービスレベル又は階層を決定するために、(請求エンティティ等のような)ネットワークエンティティに問い合わせるように構成され得る。この情報は次いで、適切な使用/コピールールをコンテンツに割り当てるために利用され得る。あるいは、ルール実施アプリケーション706は、問い合せに応じて又は自動的にかの何れかで(コンテンツプロバイダ、又は前述の決定を行う責任を負う他のネットワークエンティティなどの)別々のエンティティから単純に使用/コピールールを受信し得る。ルール実施アプリケーション706は、使用/コピー情報を維持し、そして要求している加入者にそれを送信する前に、要求されたコンテンツに適切な情報を適用する。
ルール実施アプリケーション706は更に、エラーメッセージがクライアントデバイスから受信されるとき、コピー又は使用ルールを実施するために利用され得る。本明細書のどこか別の場所で論じられた通り、もし同期化プロセス中に(図5を参照)、コンテンツが存在しそして受信デバイス(例えば、PMD106)及び転送デバイス(例えば、クライアント107)の両方の上で同時に「利用可能」であると決定されるならば、(一つのバージョンのみがどんなときでも使用中であり得るとルールが特定すると仮定して)、コンテンツは不適切にコピーされた。これが起こると、エラーメッセージがデバイスで発生され、そしてコンテンツサーバ201の著作権ルール実施アプリケーション706に送信される。ルール実施アプリケーション706は、エラーメッセージが著作権侵害行為を示しているか否か、又は単に幾つかの他の非侵害関連エラーであるかを決定するように構成される。ルール実施アプリケーション706は、場合により、著作権侵害の行為が起きたと信じられる場合、システム統括者に通知する。
更に別の実施態様において、ルール実施アプリケーション706は更に、CPE106にダウンロードされる利用可能コンテンツリストを作成するように構成され得る。著作権ルール実施アプリケーション706は、各CPE106(又は加入者)に対して利用可能コンテンツのリストを保存する。利用可能コンテンツのリストは、ネットワークコンテンツ保存エンティティ(例えば、前述の「ネットワークDVR」又は「仮想DVR」)の加入者特有部分で保存されるそのコンテンツのみがCPE106(又はクライアント107)によってアクセスされ得るように、加入者の口座にリンクされ得る。ルール実施アプリケーション706は更に、アクセス可能なコンテンツを、それに対して使用/コピールールが要求を許すそのコンテンツに制限する。この実施態様によれば、ルール実施アプリケーション706は、例えば、コンテンツの状態を「利用可能」又は「チェックインされている」及び「利用不可能」又は「チェックアウトされている」として更新することによって、利用可能コンテンツリストを維持するために(図5に関して上で論じたように)同期化信号を受信するように構成される。
また更に、利用可能コンテンツリストに載せられたコンテンツは更に、(その全文が、参照によって本明細書に取り込まれている、2009年3月30日に出願された、「推奨エンジン装置及び方法」(RECOMMENDATION ENGINE APPARATUS AND METHODS)という名称の、共有の、同時係属中の米国特許出願シリアル番号第12/414,576号において論じられた推奨エンティティによって選択されたコンテンツのような)ネットワークエンティティによって選択されるコンテンツ及び/又は(その全文が、参照によって本明細書に取り込まれている、2004年8月6日に出願された、「改善されたネットワークパーソナルビデオレコーダサービスに基づくプログラミングコンテンツの送達技術」(TECHNIQUE FOR DELIVERING PROGRAMMING CONTENT BASED ON A MODIFIED NETWORK PERSONAL VIDEO RECORDER SERVICE)という名称の、共有の、同時係属中の米国特許出願第2005/0034171号において論じられるような)「やり直し(start-over)」コンテンツであると選択されたコンテンツを含む。
顧客端末(CPE)-
図8は、本発明において使用するための例示的ユーザーデバイスを図示しているブロック図である。顧客端末(CPE)106として図示されているが、クライアント107は類似の構成部材及び機能を有し得ると理解される。しかしながら、上で論じられた通り、CPE106は単一の加入者に関連する追加のデバイスにコンテンツを供するために利用され得る。
図示された通り、図8の例示的CPE106はネットワークと通信するための第一のインターフェイス802を含む。CPE106はコンテンツ送達ネットワーク101、及び/又は非MSOネットワーク202と通信し得る。CPE106はこのインターフェイス802を介してコンテンツを要求しそして受信する。CPE106は更に、デジタルプロセッサ804及びコンテンツプロセシングアプリケーション812、保存デバイス808、及び複数の追加加入者デバイス(例えば、他のCPE106、クライアント107等)に通信するための複数のバックエンドインターフェイス810を含む。
CPE106の保存デバイス808は、種々のフォーマット(例えば、移動型又は圧縮されたフォーマット)において同じコンテンツを含む複数の利用可能コンテンツをその上に保存するように構成され得る。保存デバイス808は更に、前述のプロセッサ804上で動かされる一つ又はそれ以上のコンピュータアプリケーションを保存する。保存デバイス808は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードディスクドライブ、光ドライブ(例えば、CD−ROM又はDVD)、NANDフラシュメモリ、又はそれらの幾つかの組合せを含み得る。
プロセッサ804は、少なくともクライアントコンテンツ実施アプリケーション806、コンテンツプロセシングアプリケーション812及びそれらの上での利用可能コンテンツリストアプリケーション814を動かすように構成される。実施アプリケーション806は、引き続いて他のデバイスにそれが送信される時、コンテンツに対して使用/コピー/配信ルールを実施する責任がある。例えば、CPE106がコンテンツに対する要求を、例えば、クライアント107から受信するとき、実施アプリケーション806は、要求されたコンテンツの転送がコンテンツに対する使用/コピールール内であるか否かを決定する。言い換えれば、CPE106の実施アプリケーション806は、コンテンツと一緒に受信した使用/コピールールを見直し、そしてコンテンツが第二のデバイス(例えば、クライアント107)に転送され得るか否かを決定するために、その中に含まれる情報を利用する。上で示された通り、コンテンツの転送は必ずしも要求されたコンテンツのCPE106からクライアント107への実際の動きをもたらさないが、幾つかの場合において、生み出されることになるコンテンツの移動型コピー(例えば、要求しているデバイスの能力に適するコピー)を含み得てそしてクライアント107に送信され、一方、オリジナルコピーはCPE106に残るが「利用不可能」とされ、一方、移動型コピーは使用中である(つまり、「チェックアウトされた」と名付けられてクライアント107上に存在する)。
CPEの実施アプリケーション806は、(その移動型バージョンを含む)コンテンツを第二のデバイスに転送する前に、コンテンツが「利用可能」であるか否かも決定する。上で論じた通り、一つの実施態様において、コンテンツの一つのコピーがクライアント107に送信され(「チェックアウトされた」)そしてまだ戻されて同期化されて(「チェックインされて」)いないとき、CPE106で保存された特別なコンテンツの全てのコピーは「利用不可能」とラベルされる。従って、実施アプリケーション806は、コンテンツの要求を受信した際に、要求されたコンテンツが現在利用可能か否かを決定するために利用され得る。実施アプリケーション806は、例えば、要求されたコンテンツの状態に対してコンテンツがその上に保持していた保存エンティティに問い合わせることによってこれを行い得る。
実施アプリケーション806は更に、コンテンツの正確な状態記録を維持するように構成され得る。実施アプリケーション806は、CPE106で保存されたコンテンツ上の状態マーカーを更新する責任がある。例えば、第一のコンテンツの移動型バージョンがクライアント107に送信されるとき、(図6bにおいて図示された通り)実施アプリケーション806はCPE106で保存されたそのコンテンツの全ての残っているバージョンに「利用不可能」であると印を付ける。次に、クライアント107がCPE106に戻って同期化するとき、一旦、コンテンツはクライアント107から削除され、実施アプリケーション806はそのコンテンツの全てのバージョンを現在「利用可能」であるとして更新する。
コンテンツプロセシングアプリケーション812は、実施アプリケーション806の指令の下でコンテンツの複数コピーをとるためにCPE106で利用される。本明細書のどこか別の場所で述べられた通り、CPE106は、例えば、それらの符号化、ビットレート、解像度等を変えることによって、要求しているデバイスの能力にマッチするように合わせられるコンテンツの追加のコピーをとり得る。一つの実施態様において、とることを許された(例えば、実施アプリケーション806によって)追加のコピーの数とタイプ(例えば、コーデック)は、CPE106及び/又はネットワークに登録されている、そしてCPE106と同じ加入者に関連するデバイスに基づいて決定される。コンテンツプロセシングアプリケーション812は、コンテンツに対するデバイスからの要求の際に、要求しているデバイスに対して具体的に適した要求されたコンテンツのバージョンを作成する。そのバージョンはクライアント107に供される。引き続き、クライアント107がCPE106に同期化するとき、クライアント107はコンテンツのそのバージョンを削除し、そしてCPE106でのコンテンツの一つ又は複数のバージョンは「利用可能」として復元される。
しかしながら、別の実施態様において、ネットワーク(例えば、MSO又は非MSOネットワーク)エンティティはコンテンツの複数のコピーをとる責任があり得ると理解されるであろう。コピーは、例えば、加入者に登録されたデバイス、及び/又は購読レベル又は加入者の階層に基づき得る。
利用可能なコンテンツリストアプリケーション814も、CPE106のプロセッサ804上で動かされる。利用可能なコンテンツリストアプリケーション814は、加入者デバイスにディスプレイすべく利用可能コンテンツのリストを作成するために、CPE106で保存された(及び/又はネットワークでの加入者に関係する)コンテンツの現在の状態から得られた情報を利用する。利用可能なコンテンツリストアプリケーション814は更に、その上でリストがディスプレイされるデバイスの特定の能力にリストを合わせるように構成され得る。例えば、図6a〜6cを再び参照すると、利用可能なコンテンツリストアプリケーション814は、それに対してフォーマット3が利用できるコンテンツのみを含むフォーマット3を復号のみが可能なクライアント107に対して利用可能コンテンツリストを作成するであろう。従って、フォーマット3において利用できないコンテンツYは、そのクライアント107上の利用可能コンテンツリストに載せられない。
しかしながら、別の実施態様において、ネットワーク(例えば、MSO又は非MSOネットワーク)エンティティは利用可能コンテンツリストを作成する責任があり得ると理解されるであろう。リストはコンテンツエレメントの特別なものの状態に関してCPE106から受信された信号に基づいて作成され得る。
CPE106は更に、複数の追加加入者デバイス(例えば、他のCPE106、クライアント107等)に通信するため複数のバックエンドインターフェイス810を含む。図示された通り、CPE106は幾つもの利用可能技術を介して通信し得る。適切なインターフェイスは、例えば、USB、Wi−Fi、Fire Wire(1394)、MoCA、Bluetooth、IEEE802.3、HDMI、DisplayPort、又はデジタルデータ転送及び信号方式(signaling)のために適合された幾つもの他のものも含む。
前に論じられた通り、本発明のCPE106の一つの実行例は、前に参照された、「メディアブリッジ装置及び方法」(MEDIA BRIDGE APPARATUS AND METHODS)という名称の、共有の、同時係属中の米国特許出願シリアル番号第12/480,597号において開示されたタイプのメディアブリッジを含み得る。
図8において示される特別なCPE106構成は図示目的のものであり、そしてCPE106の種々の他の構成が本発明に合致すると更に認められるであろう。例えば、CPE106は、図8において示された全てのエレメントを含むものではなく、及び/又は、例えば、電力ライン、特別化されたネットワーキング又はセキュリティプロセッサ、PAN(例えば、802.15)、Bluetooth、又は局所化されたデータ通信用の他の短い範囲の無線インターフェイス、より長い範囲のWLAN又はWi−MAX(IEEE Std. 802.16)インターフェイス等に亘ってデジタルデータを送信するHomePlug A/V標準のためのインターフェイスなどの追加のエレメント及びインターフェイスを含み得る。
別の実施態様において、CPE106は、LED、LCD、モニタ等のような一つ又はそれ以上の表示をディスプレイすることが可能なディスプレイ又は他のユーザーインターフェイスエレメントを含む。「ソフト」ディスプレイ(例えば、ソフトウエアによって生成させられた表示を有するTFT又はLCDディスプレイ)は、可撓性のディスプレイ環境を供するために、CPE106(又は無線遠隔制御などの、それと通信している遠隔デバイス)上で使用され得る。更に、その全文が、参照によって本明細書に取り込まれている、2004年2月6日に出願された、「情報ネットワークにおけるディスプレイエレメント管理のための装置及び方法」(METHODS AND APPARATUS FOR DISPLAY ELEMENT MANAGEMENT IN AN INFORMATION NETWORK)という名称の、共有の、同時係属中の米国特許出願シリアル番号第10/773,664号の方法及び装置は、CPE106又は他の通信デバイス(例えばクライアント107)内で使用され得る。具体的には、複数の関連する又は関連しないアプリケーションを動かしているクライアントデバイスにおけるGUIウインドウ又は離散インジケータなどのディスプレイエレメントが、管理及び制御できる。一つの実施態様において、改良されたウインドウ管理エンティティが、優先構造又は階級に従ってディスプレイエレメントにアクセスするために、一つ又は複数のHAVi対応のアプリケーションがそれとインターフェイス接続できるデバイス内に供される。一つ又はそれ以上の特権的アプリケーションが表示されそして優先構造の頂上に置かれることになる新しい焦点が合っているアプリケーションを要求することを含む、優先構造に影響を及ぼすことを可能にする。ネットワークオペレータは、場合により、ネットワークエージェントを介して遠隔でウインドウ管理者のオペレーションも制御できる。
CPE106は、本明細書において別のところでもっとより詳細に述べられた通り、構内で同軸ケーブルに亘って(HDコンテンツなどの)コンテンツのネットワーキングを助けるように、Sandiego、CAのEntropic Communications社によって製造された例示的c.Link EN2510デバイスなどのMoCa対応のIC又はチップセットも含み得る。
CPE106は更に、例えば、条件付きアクセス権又はビジネスルールに基づいて、ネットワーク上の新しいCPE106及び/又はクライアント107を識別し、そしてそれへのコンテンツを許可又は否定するための機構を供し得る。これはクライアント107上で利用可能コンテンツリストサービスに拡張され得るか又は拡張され得ない;つまり、デバイスは利用可能コンテンツのリストを見ることができ得るが、実際のコンテンツにアクセスしないか又はそれらを転送/コピーしない。
別の実施態様において、CPE106は、コンテンツ、メディア、又はデータファイルをバックアップ又は保存するために使用できるDVR又は他の記録及び/又は保存装置と関連する。このデバイスはCPE106に対して外部のものであり得るか、又は(例えば、取り外し可能なメディアを含む)そのフォームファクタ(form factor)内でセット組み込まれ得る。CPE106は同様に、新しくアップロードされたコンテンツ、及び/又は保存されたコンテンツに対してなされた変化を検知し、そしてこの新しい又は更新されたコンテンツを他の加入者デバイス(例えば、他のCPE106、クライアント107)に利用可能にするようにも構成され得る。このコンテンツ「リフレッシュ」処理は、(新しいコンテンツ106及び/又は新しいPMD202のような)新しいコンテンツ及び/又はデバイスが検知されるとき、又は幾つもの他の異なるスキームによって、定期的に(例えば、X分毎に)呼び出される(invoked)(例えば、ユーザーが開始した「更新」又は「リフレッシュ」オペレーションの受信などの或るイベントが生成した際の)イベント駆動型又は生成駆動型であり得る。
構内ネットワーキング−
更に別の実施態様において、CPE106は、加入者に関連する種々のデバイスの間の通信のために(家庭内における既存の同軸ケーブル又はCAT−5ケーブルを利用するローカルエリアネットワーク(LAN)などの)構内ネットワーク200も創出し得る。例えば、Ethernet−over−coaxベースの技術によって、伝統的なケーブルサービス送達周波数を外れた(例えば、それを上回る)周波数を用いて、サービスが家庭における他のデバイスに送達されることが可能になる。その全文が、参照によって本明細書に取り込まれている、そして現存の同軸ケーブルシステムに亘って送達される1GHzのオーダーのOFDM変調された無線周波数信号を記述している、MoCA(Multimedia over Coax)alliance及びMoCA標準バージョン1.0及び1.1も参照して下さい。従って、発明の一つの実施態様は、PC、ラップトップコンピュータ、その他のPMD、メディア拡張器、及びセットトップボックスなどの家庭内における他のデバイスにデータ及びアプリケーションを送達するために1150MHzのオーダーでの周波数を使用する。同軸ネットワークは単にPHY又はベアラ(bearer)である;ネットワーク上のデバイスは、ローカルエリアネットワーキングをもたらすために、Ethernet又は他の同等のネットワーキングプロトコールをこのベアラに亘って利用する。
一つの実施態様において、OpenCableTM Application Platform(OCAP)仕様:その全文が、参照によって本明細書に取り込まれているOCAP Home Networking Extension protocol(2008年4月18日付けのOC−SP−OCAP−HNEXT−I03−080418)に従って、家庭ネットワークが確立される。そこに開示されている通り、コンテンツは、本明細書において述べられた複数のネットワーキングされたCPE106の間で共有され得る。従って、コンテンツは全てのCPE106の間でEthernet−over−coaxトポロジ、又は種々のCPE106の別のインターフェイス及びクライアント107を介して共有され得る。
本明細書において図2及び2aで図示された実施態様において、種々のクライアント107は、(STB、デジタルセットトップボックス又はDSTB等のような)CPE106又は(示されていない)DVRなどのそこに接続されたデバイスからコンテンツを受信して、コンテンツをそこに転送するように適合される。
前に述べた通り、CPE106からのコンテンツは、その内部大量保存デバイス及び/又はそれに接続された別のデバイス(例えば、RAID、DVRなど)上に保存され得て、又は保存部から要求している又は目標のデバイスに直接送信され得る。一つの実施態様において、コンテンツは、共通のセキュリティモデルを共有する構内ネットワーク200における如何なる見る場所にも、例えば、Wi-Fi、USB、1394及びEthernetを含む、利用可能な種々のPHYインターフェイスを介して安全に送達される。
更に別の実施態様において、CPE106及び/又はクライアント107は他のCPE106ディレクトリ中に載せられたコンテンツにアクセスするためにUPnP A/Vを利用し得る。
例示的CPE106は同様に、Wi-Fiノード又はアクセス点(AP)としても作用し得て、それによってWi-Fiが、スマートフォン又はラップトップコンピュータなどのクライアント107をそれに接続しそしてそこからコンテンツにアクセスすることが可能になる。しかしながら、CPE106は、構内上の別のデバイスがAPとして働く場合のような、その場限りの又は他のWi−Fiネットワーク内の隷属又はステーション(STA)としても働き得ると認められるであろう。CPE106は、専用化されたラジオスイート(radio suite)(例えば、一つ又はそれ以上のIC又はASIC)において、より大きなSoCデバイスの部分として、Wi−Fiカードとして、又はCPE106又は(例えば、USB若しくは1394インターフェイスなどのCPE106の外部スロット又はポート内にプラグ差し込まれた)他の関連するデバイスとデータ通信している外部デバイスとしてさえ、このWi-Fi能力を含み得る。
Wi−Fiインターフェイスは更に、一つ又はそれ以上の無線接続における当業技術において周知のタイプのWired Equivalent Privacy(WEP)、Wi−Fi Protected Access(WPA)及び/又はWPA2暗号化サービスを供し得る。インターフェイスは、(例えば、RADIUSサーバ等を用いて)認証のために、Extensible Authentication Protocol(EAP)/802.1x Std.などの他のプロトコールもサポートし得る。同様に、CPE106は、無線アプリケーションプロトコール(WAP)スタック(例えば、CPE106がWAPゲートウエイ又は代理として作用する)、又は仮想個人ネットワーキング(VPN)におけるWireless Transport Layer Security(WTLS)層などの他のタイプの安全ネットワーク又はトンネル能力のために構成できる。Media Access Control(MAC)−レベル濾過も利用され得る。
一つの実施態様において、Wi−Fiインターフェイスは、それが使用される構内の実質的に全てに亘るサービスを供する;しかしながら、(「デイジーチェーン状の」APと一緒のような)追加の適用範囲(coverage)を供するための他のスキームも同様に使用され得る。インターフェイスのオペレーションチャンネルは、自由チャンネルに対して走査すること、及びそのチャンネル上のアクセス点を初期化することによって自動的に設定される。
一つの実施態様において、CPE106は全てのDLA−可能クライアント(例えば、クライアント107、CPE106等)を、ブートアップ(boot up)又は他のイベント中に自動的に発見できて、そしてCPE106コンテンツディレクトリ(DLNA CDS)からそれらに、利用可能なコンテンツを提示できる。CPE106も、前述のEthernet、MoCa及び/又はWi−Fiネットワークインターフェイスのみを用いて起動時に、DLNA適合メディアサーバ(UPnP Content Directry Serviceを有する)を自動的に開始するように適合され得る。CPE106は、(例えば、Accessory Serial Protocolに亘って全てのコンテンツを読むことのような)メディアデバイスからコンテンツディレクトリを読み、そしてそのコンテンツのローカルデータベースを構築する。CPE106は、次いで、如何なるデジタルメディアプレイヤー(例えば、クライアント107)もコンテンツを見るように、コンテンツをそのデジタルメディアサーバに公表する。一旦、特定のコンテンツが、再生のためにメディアプレイヤーによって選択されると、CPE106はそこへのコンテンツの送達(及び、もし、要求されるならば、コンテンツの戻り)を制御するために、前述のコンテンツ実施方法を利用する。もし転送に対して適切であれば、CPE106は次いでコンテンツの符号化された/トランスコード化されたコピー(例えば、「携帯コピー」)をとり、それは、例えば、DLNAが定義したメディアフォーマットにおいて、DLNAによってUPnPAVに亘ってクライアント107に送信される。
更に別の実施態様において、CPE106は更に、構内ネットワーク200におけるサービス品質(QOS)ポリシー実施ポイントとして作用し得る。例えば、CPE106は、ヘッドエンド150又は他のプロビジョニングシステムからポリシー実施構成ファイルを受信しそして与える(honor)。IEEE Std.802.1pタグ又は類似の機構はQOS優先度を識別するために使用できる。CPE106はこれらの定義された優先度のデータを適切な又は特定の順序で認めそして利用するために、MOCA、Ethernet及び他の関連インターフェイスを構成できる。例えば、一つの変形例において、ユーザーは、異なるコンテンツタイプ/送達パラダイムのどれが最も重要であるかを特定でき、又は適切に符号化された又はタグが付けられたデータを受信するとき、使用者の経験が最適化されるように、それらをランク付けできる。
コンテンツプロビジョニング−
上で論じた通り、CPE106はコンテンツサーバ201から(例えば、MSOネットワーク101又は非MSOネットワーク202を介して)コンテンツを受信し、そしてもし要求されれば、引き続きコンテンツを、要求しているデバイス(例えば、クライアント107)によって理解されるフォーマットにトランスコードする。本発明は種々のタイプのクライアント107と共に利用され得て、そのようにしてCPE106は、とりわけ、AVC、H.264、MPEG2等を含む種々のコンテンツフォーマットにコンテンツを変換するように適合され得る。一つの実施態様において、コンテンツはMPEG又はMPEG4符号化フォーマットにおいてコンテンツサーバ201から受信され、そして、もし、要求されるならば、(例えば、H.264/MPEG−4 Part 10又はAVC(Advanced Video Coding)、Windows Media Player、Real等へ)クライアント107に対して適切なフォーマットに翻訳される。
クライアント107に送信するコンテンツを供する(provision)ために、CPE106は(有線又は無線の方法の何れかを介して)接続されたクライアント107のタイプを最初に決定し、そしてクライアント107が受信可能な一つ又は複数のコンテンツフォーマットを書き留める。クライアント107が受信できるフォーマットを決定するために、CPE106はクライアント107の各タイプを適切な能力情報に関連付けるデータベースを作成しそして保存し得る。UPnPデバイスは、解像度及びビデオ復号能力を含むその能力を宣伝し得ると、更に理解される。この場合、CPE106は、各々の目標とされるデバイスに対してどのトランスコーダを使用すべきかを容易に決定できる。
また、上で論じた通り、CPE106はデバイス能力及び利用可能なコンテンツフォーマットに基づいて、利用可能コンテンツのリストを、要求しているデバイスに合わせることができる。
クライアント107ユーザーは次いで利用可能なコンテンツリストから送達するためのコンテンツを選択し得る。CPE106は要求された通りにコンテンツを解読し、コンテンツを復号し、コンテンツを前に決定された互換性のあるフォーマットにコンテンツを再符号化し、もし必要ならば、コンテンツを再暗号化し、そしてそれをクライアント107に送信する。上で論じられた通り、CPE106は、接続されたクライアント107のタイプ(又は要求されたコンテンツに関する少なくともその能力)を前以って決定し、そしてそのようにして適切なフォーマットに関して、クライアント107タイプに基づいて決定する。
もし、コンテンツが暗号化されたクライアント107に送られるならば、解読キーの生成及び/又はプロビジョンのための機構が必要である。一つの実施態様において、クライアントデバイスが単に、CPE106と同じDRMを保有することを必要とするように、暗号化されたコンテンツはDRM能力(例えば、ウインドウズSilverlight)を用いて保護される。あるいは、CPE106は、例えば、公共/プライベートなキーペアーの部分として使用するために暗号化キーペアーを作成できる、安全なマイクロプロセッサ(SM)を保有することを介して、暗号化キー生成能力を付与できる。本明細書において例示的実行例のために引き続いて供された「信頼される側のドメイン」の議論を参照下さい。
CPE106がクライアント能力の先験的知識を全く持たず、そしてクライアントがそのような情報を直接宣伝したり供したりしない場合、CPE106は、「データ処理能力の無い(dumb)」アプローチを利用し得る;例えば最もあり得る又は最も人気がある符号をクライアント107に送信し、そして送信された符号化の適性に関してクライアントからのフィードバックを待つ。もし、クライアントが、送られた第一のバージョンを復号できないならば、エラーメッセージが作成され、そしてこのメッセージを読みそして次いでコンテンツを、階層(hierarchy)又は他のルールのセットに従って(第一のバージョンの除去又は無効化の後)第二のフォーマット内のコンテンツを送信するCPE106上の処理アプリケーションに送り戻す。このプロセスはエラーメッセージが全く受信されなくなる(又は、適切な復号を示している「ACK」が受信される)まで続く。
前述のコンテンツ保護方法はCPE106でも実行される。例えば、上で述べられた通り、CPE106はコンテンツのコピー保護データを読みそして尊重するように適合される(例えば、OpenCableTM Specification − Home Networking Security Specification (その全文が、参照によって本明細書に取り込まれている、2008年10月27日付けのOC−SP−HN−SEC−DOl−081027)において設定された通りのIPコピー保護フィールドに亘るDTCPにおいて示された通りの保護ビット)。言い換えれば、CPE106は、コンテンツがクライアント107に送信され得るか(つまり、コンテンツが「利用可能である」か)、又は送信され得ないか(つまり、コンテンツが「利用不可能である」か)を決定する。一旦、コンテンツがクライアント107に転送されると、CPE106はコンテンツの状態を「チェックアウトされている」又は「利用不可能である」であるとして更新もする。
更に別の実施態様において、CPE106は複数のデバイスプロファイルをその中に保存するように構成される。一つの変形例において、ユーザーはそのデバイスをCPE106に登録し、CPE106は次いでデバイスの各々に対してプロファイル情報を保存する。プロファイルはデバイス上で動作可能なメディアフォーマット及びデバイスアイデンティティに関する情報を含む。例えば、ユーザーがZuneデバイスをCPE106に接続するとき、デバイスは、それがウインドウズメディアフォーマットでレンダリングされたコンテンツのみを受信し得ることをCPE106に示し得る。CPE106は、次いで、上で論じられた通り、クライアント107に送られるべきコンテンツの翻訳/トランスコーディングを決定するためにプロファイルを使用する。CPE106はまた、それが接続される種々のデバイスから学ぶことができる;つまり、デバイス特有のプロファイルを収集し、そしてそのようなプロファイルのライブラリー又はデータベースを将来の使用のために組み立てる。例えば、ブリッジの一つの実施態様は、メディア符号化/翻訳/セキュリティ要求事項及び許可を決定するために、特定のユーザークライアント107又はデバイスプロファイル(例えば、Joeのlaptop)を思い出し、そしてそれらの第一の取得に引き続いてこれらのプロファイル利用するように構成される。あるいは、プラットフォーム特有の及びユーザー一般の(user-generic)プロファイル又はテンプレート(例えば、所有又は特定の構成に関わらず、iPod)はCPE106によって使用できる。
あるいは、本発明の一つの変形例は、そのアドレスに関連するデバイスのタイプについてのルックアップテーブル(又はネットワーク問い合せ)に入るためにクライアント107のMACアドレスを利用する;デバイス構成は次いでデバイスプロファイルにアクセスすることによって決定できる。
CPE106はまた、加入者の口座におけるデバイスに関連するデバイスプロファイルを決定するためにヘッドエンド又はネットワークエンティティを調べ得る。
信頼される側のドメイン−
本発明は、もし望まれるならば、コンテンツ及び他のデータ保護に対する所謂「信頼される側のドメイン(trusted domain)」と併せて使用できると更に認められるであろう。例示的な信頼される側のドメイン装置(及び方法)が、本発明と矛盾せずに他のアプローチも使用され得るが、各々、その全文が、参照によって本明細書に取り込まれている、2004年12月7日に出願された、「安全に通信するプログラミングコンテンツのための技術」(TECHNIQUE FOR SECURELY COMMUNICATING PROGRAMMING CONTENT)という名称の、共有の、同時係属中の米国特許出願シリアル番号第11/006,404号、並びに2004年7月20日に出願された、同じ名称の米国特許出願第10/894,884号において述べられている。これらの出願は、とりわけ、特に構内ネットワーク200における不許可の使用及び保護されたコンテンツの転送を防ぐために、多層化権利配置(rights arrngement)を開示している。例えば、ネットワークは多層を含むと考えられ得る。一つのそのような層は前述の米国特許出願シリアル番号第10/894,884号において記述された「信頼される側のドメイン」であり得る。例えば、管理されたネットワークシステムにおいて、信頼される側のドメインは、例えば、ヘッドエンド、送達ネットワーク等を含むプログラミングコンテンツが伝統的にネットワークオペレータによって(及びその全体的制御内で)確保されるシステム部分のみならず、ユーザーデバイス、例えば、DSTB、又は他のCPE106をも、プログラミングコンテンツを所定の方法で受信すること及び安全に保存することが可能である加入者の構内で含むであろう。ネットワークオペレータは、信頼される側のドメイン内に保持されるコンテンツに関して或る加入者のアクセス及び使用を制御できる。例えば、ネットワークオペレータの信頼される側のドメイン(例えば、STB又はCPEのハードドライブ上の)内に保持された映画コンテンツは見ることができる形態でインターネトに亘って配信できない、そして複数の見ることができるコピーの複製のためのソースとなり得ない。
ネットワークの第二の層は信頼される側のドメインの外側にあるとして定義され得る。第二の層におけるデバイスはデバイスのセキュリティの程度を示すインジケータを割り当てられる。例えば、第二の層(例えば、クライアント107)におけるデバイスが、第一の層(例えば、CPE106)におけるデバイスから、保護されたコンテンツの転送を要求するとき、第一の層のデバイスは、保護されたコンテンツを受信するために、デバイスの正統性を決定するように第二の層デバイスを認証する。第二の層デバイスの認証された後、第一の層のデバイスは、保護されたコンテンツのみならず、前述の通り、保護されたコンテンツに関連するルールのセットも転送する。そのセットにおける少なくとも幾つかのルールはインジケータに関連付けられ、そして保護されたコンテンツの使用に関して第二の層デバイスに適用可能である。
前述の開示は、保護されたコンテンツの不許可の使用を防ぐための信頼される側のドメインを含む多層化権利配置の概念を広義に包含する。従って、本発明は配置における特定のデバイスの使用に制限されるものではないと理解されるであろう。例えば、本発明はCableCardモジュールに接続されたホストデバイスにも適用され得て、一緒にDVRSTB又はCPEの機能を実現する。一つの実行例において、CPE106はその中に暗号化され、保存されるプログラミングコンテンツを有する。CPE106はクライアント107からプログラミングコンテンツへアクセスするための要求を受信する。この要求には、保存部における暗号化されたプログラミングコンテンツに関連して保存されたデータパッケージが含まれる。この要求に応じて、CPE106は、クライアント107が、第一のデータパッケージにおける情報(例えば、使用権利情報)に基づいて、プログラミングコンテンツへのアクセスを許されることを決定する。CPE106は、次いで、クライアント107にプログラミングコンテンツへのアクセスを供するために、保存部における暗号化されたプログラミングコンテンツを解読する暗号エレメント(例えば暗号化キー)に関するデータを利用する。
所謂「DCAS」システム(ダウンロード可能な条件付きアクセスシステム)も、構内ネットワーク200内で信頼される側のドメインを定義し/実施するために本発明と矛盾せずに使用され得る。例えば、その全文が、参照によって本明細書に取り込まれている、2006年10月20日に出願された、「ダウンロード可能なセキュリティ及び保護の方法及び装置」(DOWNLOADABLE SECURITY AND PROTECTION METHODS AND APPARATUS)という名称の、共有の、同時係属中の米国特許出願シリアル番号第11/584,208号において述べられた例示的DCAS装置及び方法を参照のこと。
CPE106は、(例えば、the Time Warner Cable社の許可したサービスドメイン(ASD)などの)信頼される側のドメインをサポートする安全なマイクロプロセッサ(例えば、セキュリティプロセッサ;示されていない)も含み得る。ブリッジCPE106は、種々のCPE106及びクライアント107上で見られるコンテンツのために、許可されたサービスドメイン(ASD)からDRMライセンスドメインにコンテンツを転送できる。本発明を用いると有用な一つの例示的ASD構成が、その全文が、参照によって本明細書に取り込まれている、2006年11月1日に出願された、「構内のコンテンツ配信のための方法及び装置」(METHODS AND APPARATUS FOR PREMISES CONTENT DISTRIBUTION)という名称の、共有の、同時係属中の米国特許出願シリアル番号第11/592,054号において述べられている。
CPE106は、もし要求されるならば、3DESからAES暗号へのような、異なる暗号化環境からの翻訳も供し得る。
CPE106は更に、コンテンツサーバ201から暗号化されたコンテンツに関連するセキュリティパッケージを受信して保存するように構成され得る。CPE106は、再生のためにこれらのセキュリティパッケージ(及びコンテンツ)をクライアント107及び/又はCPE106に送達する。例えば、暗号化されたコンテンツ及びセキュリティパッケージはCPE106を介してクライアント107等に送達され得る。CPE106はまた、全てのWAN、WLAN、及びHLANインターフェイス上へのサービス攻撃の拒否に抵抗力があり/弾力的であるように構成され得る。
ビジネス/オペレーションルールエンジン−
本発明の別の態様において、CPE106又は他の場所でヘッドエンドサーバ又はエンティティ(例えば、コンテンツサーバ201)上に配列される一つ又はそれ以上のコンピュータプログラムとしてレンダリングされた処理エンティティは、所謂「ルール」エンジンを含む。このエンジンは、一つの例示的実施態様において、オペレーション又はビジネス(例えば、利益)に関連する一つ又はそれ以上の目標を達成するために、本明細書において論じられた使用/コピールール内でのコンテンツの通信(及びある場合には、例えばコンテンツサーバ201、CPE106、及び/又は一つ又は複数のクライアント107のオペレーション)を制御するよう適合された一つ又はそれ以上のソフトウエアルーチンを含む。これらの領域内には、ネットワーク最適化及び信頼性目標、メンテナンス間隔の増加、加入者又はユーザー満足の増加、購読ベースの増加、より高い利益(例えば、広告収入の増加)、或るコンテンツのより多い加入者「表示(views)」、(そうでなければネットワークによってサービスされないであろう移動型デバイスを含む)コンテンツのより広い配信、等々が含まれる。
これらのルールは別々のエンティティ又はプロセスを含み得て、そしてまた他の処理エンティティ(例えば、コンテンツルール実施アプリケーション706)内に完全に統合され得て、そしてCPE106若しくはコンテンツサーバ201又は配信ネットワークのヘッドエンド150で配列されるものなどの遠隔ノードに接続されたデバイスを介して制御され得る。事実、ルールエンジンは、望まれるオペレーション又はビジネスルールを実行するように、CPE106(及び場合により構内ネットワーク200及び/又はコンテンツサーバ201)オペレーションプロセスをより高いレベルで監視して選択的に制御する監督エンティティを含む。ルールエンジンは、IPアドレス帰属、等々のような、要求されるネットワークオペレーションを達成するために使用される、より基本的なアルゴルズムへの或る種のオーバーレイである考えられ得る。
例えば、CPE106又はコンテンツサーバ201は、CPE106(又はコンテンツサーバ201)への直接的な又は間接的なユーザー入力、(MSOネットワーク101、非MSOネットワーク202及び/又は構内ネットワーク200などの)ネットワーク内に存在する条件、人口統計学的データ、地理学的データ等に基づく、或るオペレーションプロトコール又は決定プロセスを呼び出し得る。しかしながら、これらのプロセスは、利益又はシステムの信頼性を最大化するようなより高いレベルのビジネス又はオペレーション目標を常に両立できるものではない。従って、強要されるとき(when imposed)、CPEの実施アプリケーション806、コンテンツプロセシングアプリケーション812、利用可能なコンテンツリストアプリケーション814、サーバ201及び/又は(他のCPE106及び/又はクライアント107などの)構内の他のデバイスのルール実施アプリケーション706のオペレーションを動的に(又は手動で)制御するために、ビジネス/オペレーションルールが使用できる。ルールは、例えば、本来、オペレーション又はビジネス志向であり得て、そしてまた時刻、継続時間、特定のローカルエリア、又は(例えば、TUNER ID、MACアドレスなどを介した、CPE106又はクライアント107の特定の識別を介して)個々のユーザーレベルに関してさえも選択的に適用され得る。
ルールエンジンによって実行される一つのルールは、加入者クラスに従って加入者デバイスの間でのコンテンツの転送を可能にすることを含み得る。例えば、加入者の第一のクラスは、限られた数の追加デバイス(例えば、クライアント107)に、又は無制限範囲のデバイスにコンテンツを送信することのみを許され得り、まだ限られた数の場合に対してのみであり、一方、加入者の第二のクラスは、より多くの数の追加デバイス及び/又は無制限の数のその加入者に登録されたデバイスに、又は無制限の時間数で、送信することが許され得る。同様に、要求されたコンテンツの送信も、或る基準を満たしている加入者のみに制御され得る。従って、もし要求しているデバイスが要求されたコーデック、CA/暗号化キー又は十分なバンド幅のネットワークインターフェイスを有しないならば、それはコンテンツを受信し得ない。
別の実施態様において、ルールは、加入者クラスが、デバイス間で転送され得るコンテンツのタイプを定義し得ることを示し得る。例えば、より上級の階層の加入者はプレミアムコンテンツ(例えば、映画コンテンツ、ペイパービュー方式のコンテンツ、プレミアムコンテンツ、「プレミアム」チャンネルの所定のセットからのコンテンツ、ゲーム,アプリ等)を転送することが可能であろうし、一方、より低級の階層の加入者は非プレミアムコンテンツのみ、及び/又は映画又は音楽などの特別なタイプのもののみを転送することに制約されるであろう。
更に別の実施態様において、転送されたコンテンツは満了期日を与えられ得る。つまり、どれだけ長くCPE106からクライアント107(又は第二のCPE106)にコンテンツが「チェックアウト」され得るかについての制限が設定され得る。一旦、期限が満了すれば、コンテンツは自動的にデバイスから消去され得て、そしてコンテンツを復元する(例えば、コンテンツを「チェックイン」する)ために同期化信号が自動的にCPE106に送られる。
前述のルールエンジンによって実行される別のルールは、コンテンツが見られた後で、コンテンツの自動的な削除(及び同期化)を含み得る。これは、コンテンツを送信する前にCPE106コンテンツプロセシングアプリケーション812によってコンテンツプレイアウトの最後に、その上に置かれ得るインジケータ又はフラッグを置くことによって実行され得る。フラッグが到着すると、クライアント107はコンテンツを削除し、そしてコンテンツがそこから受信されたCPE106でコンテンツを復元するために、上で論じられた同期化プロセスを始めるように合図される。
また更に別の実施態様において、ルールエンジンは、コンテンツがCPE106から別のデバイス(例えば、クライアント107)に動かされるとき、或る機能を無効にするように構成され得る。これは、早送り、捲き戻し、一時停止などの所謂「トリックモード」オペレーションを含み得る。一つの変形例において、機能は要求しているデバイスの或るタイプ、コンテンツのタイプ(例えば、「プレミアム」コンテンツ)、及び/又は或る加入者(つまり、非プレミアム加入者)等に対して無効にし得る。
更に、ルールエンジンは、「動かされた」コンテンツが有し得る多くのプレイアウトを事前定義し得る。例えば、特別なコンテンツの携帯バージョンは、クライアント107がコンテンツを削除し、そしてCPE106に同期化するようトリガーされる前に二回プレイされることのみ許され得る。尚、これに対する削除及び同期化の工程及び本明細書において論じられた他のルールは、(特に、もし、同期化がクライアント107のCPE106への実際の接続を要求するならば)一時的に分離され得る。従って、前述の通り、クライアント107は後で実行される同期化イベントを保存するように構成され得る。その間に、コンテンツはクライアント107又はCPE106のいずれかの上で利用され得ない(又は部分的に無効にされる)ので、ユーザーがデバイスを同期化することを助長する。
発明の或る態様が方法の特定の工程シーケンスで記述されている一方、これらの記述は発明のより広い方法の単なる例示的なものであり、そして特別なアプリケーションによって必要に応じて修正され得ると認められるであろう。或る工程は或る状況下では不必要又はオプションでレンダリングされ得る。加えて、或る工程又は機能性は開示された実施態様に追加され得て、又は二つ又はそれ以上の工程の実行順序は並べ替えられ得る。そのような変形例の全ては、本明細書において開示されそして請求された発明内に包含されると考えられる。
上述の詳細な記述は、種々の実施態様に適用されるものとして本発明の新規な特長を示し、記述しそして指摘している一方、図示されたデバイス又はプロセスの形態及び詳細における種々の省略、置き換え及び変更が、発明から逸脱することなく当業者によってなされ得ると理解されるであろう。前述の記述は、発明を行う上で現在考えられる最高のモードのものである。この記述は制限することを意味するものでは全くなく、むしろ発明の一般的原理の説明的なものであると取られるべきである。発明の範囲は請求項を参照して決定されるべきである。

Claims (19)

  1. 第一の加入者デバイスから第二の加入者デバイスにコンテンツを供する方法であって、該コンテンツはそれに関連する一つ又はそれ以上のコンテンツ保護ルールを有し、該方法は、
    該第二の加入者デバイスから該コンテンツに対する要求を該第一の加入者デバイスで受信すること、
    該要求が満たされ得るかを該第一の加入者デバイスで、決定すること、該決定は、少なくとも部分的に、上記コンテンツに関連する一つ又はそれ以上の上記コンテンツ保護ルールに基づき、
    該第一の加入者デバイスで、少なくとも部分的に前記第二の加入者デバイスから受け取られる情報の能力に基づいて、上記コンテンツのコピーをとること、
    該第一の加入者デバイスで、引き続く要求に対して上記コンテンツを利用不可能であるように印を付けること、
    該第一の加入者デバイスで、上記コンテンツの該コピーを上記第二の加入者デバイスに供すること、
    該第一の加入者デバイスで、該第二の加入者デバイスからの現状回復信号を受信すること、を含んでなり、
    前記現状回復信号に応答して、前記第一の加入者デバイスは、
    前記第一の加入者デバイスに、前記コピーを削除させ、
    前記コンテンツを、前記第一の加入者デバイスで使用可能、または第三の加入者デバイスに転送可能、であるとして印を付ける、
    上記方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記要求が満たされ得るかを決定する前に、
    前記コンテンツが利用できるかを該第一の加入者デバイスで、決定すること、及び
    記コンテンツが利用できないときは、前記第二の加入者デバイスに前記コンテンツへのアクセスを該第一の加入者デバイスで、供しないこと、
    を更に含んでなる、上記方法。
  3. 前記コンテンツが利用できるかを決定する上記行為が、前記複数のコンテンツの各々に対する複数のコンテンツ及び状態識別子を含んでなるデータ構造を調べることを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 引き続く要求に対して前記コンテンツを利用不可能であるように印を付ける前記行為が、上記データ構造における前記コンテンツの状態を変えることを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記コンテンツが利用できるか否かを決定する前記行為が、前記コンテンツが前記第二の加入者デバイスに存在するか否かを決定することを含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記方法が更に、前記コンテンツが前記第二の加入者デバイスに存在するときは、前記第一の加入者デバイスに前記コンテンツへのアクセスを供しないことを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記コンテンツを利用不可能であるように印を付ける前記行為が、前記第一の加入者デバイスから転送すること、及び該第一の加入者デバイスで再生することに対して、該コンテンツを利用不可能であるように印を付けることを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 著作権保護されたコンテンツを、それと通信している複数のクライアントデバイスに供するように構成される顧客端末(CPE)であって、CPEは、
    ネットワークからの該著作権保護されたコンテンツ、及びそれを転送するための又は使用するための少なくとも一つのルールを受信するように構成される第一のインターフェイス、
    保存デバイス、
    プロセッサ、該プロセッサは、その上で少なくとも一つのコンピュータアプリケーションを動かすよう構成され、該アプリケーションは、
    第一のクライアントデバイスから、上記著作権保護されたコンテンツに対する要 求を受信する、
    上記著作権保護されたコンテンツが該第一のクライアントデバイスに
    転送され得るか否かを決定する、
    上記著作権保護されたコンテンツのコピーをとる、及び
    該CPEで表示できない、そして上記複数のクライアントデバイスの第二のものに転送できないものであるとして該コンテンツに印を付けるように構成され、及び
    該コピーを上記第一のクライアントデバイスに転送するように構成される第二のインターフェイスを含み、前記著作権保護されたコンテンツのコピーをとることは、少なくとも部分的に前記第一のクライアントデバイスから受け取られる情報の能力に基づいている、上記CPE。
  9. 前記著作権保護されたコンテンツが前記第一のクライアントデバイスに転送され得るか否かの前記決定が、転送が、その転送又は使用に対して、前記少なくとも一つのルールに準拠しているか否かの決定を含む、請求項に記載のCPE。
  10. 前記著作権保護されたコンテンツが前記第一のクライアントデバイスに転送され得るか否かの前記決定が、前記コンテンツが使用されているか否か、又は前記複数のクライアントデバイスの前記第二のものの一つに転送されたか否かの決定を含む、請求項9に記載のCPE。
  11. 前記第二のインターフェイスが更に、前記第一のクライアントデバイスから、原状回復信号を受信するように構成されるように、及び
    前記少なくとも一つのコンピュータアプリケーションが、該原状回復信号に応じて、前記第一のクライアントデバイスに前記コピーを消去させるように、そして前記コンテンツに、前記CPEで表示させることができる、または前記複数のクライアントデバイスの少なくとも一つの第二のものに転送できるものとして印を付けさせるように、更に構成される、請求項9に記載のCPE。
  12. 請求項に記載のCPEであって、前記少なくとも一つのコンピュータアプリケーションが、
    複数の著作権が保護されたコンテンツの個々のものが、前記第一のクライアントデバイスに転送され得るか否かに関する情報を集め、
    ユーザーが選択可能な利用可能なコンテンツリストを作成するために、該集められた情報を利用し、及び
    該リストを前記第一のクライアントデバイスに供し、
    前記第二のインターフェイスは、前記著作権が保護されたコンテンツの該ユーザー選択を、前記第一のクライアントデバイスのユーザーから受信するように構成される、
    ように更に構成される、上記CPE。
  13. 保護されたコンテンツを、加入者と関連する複数のクライアントデバイスを含んでなる構内ネットワークに供する方法であって、方法は、
    第一のクライアントデバイスで、該保護されたコンテンツを第二のクライアントデバイスに送達するための要求を受信すること、
    コンテンツが利用可能であり、そしてその該送達が上記コンテンツに関連する一つ又はそれ以上の保護ルールに準拠しているときは、少なくとも部分的に前記第二のクライアントデバイスから受け取られる情報の能力に基づいて、上記コンテンツのコピーをとり、上記コンテンツを該第二のクライアントデバイスに供すること、及び
    上記第二のクライアントデバイスが上記コンテンツへのアクセスを有しつつ、上記第一のデバイスが上記コンテンツを表示することを防ぐこと、
    を含んでなる、上記方法。
  14. 上記供給行為が、前記第一のデバイスで前記コンテンツのオリジナルが保存されるのを維持し、そして上記防止行為が、該オリジナルをコピー及び再生のために利用できなくすることを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記コンテンツが利用できないときは、又は前記送達が、前記コンテンツに関連する前記一つ又はそれ以上のコピー保護ルールと適合しないならば、前記コンテンツを前記第二のクライアントデバイスに供しない、請求項13に記載の方法。
  16. 第一の加入者デバイスであって、著作権保護されたコンテンツを、通信している第二の加入者デバイスに供するように構成されている、該第一の加入者デバイスは、
    ネットワークからの著作権保護されたコンテンツ、及びそれの転送又は使用のための少なくとも一つのルールを受信するように構成される第一のインターフェイスと、
    該第二の加入者デバイスと通信するように構成される、第二のインターフェースと、
    保存デバイスと、
    その上で少なくとも一つのコンピュータアプリケーションを動かすよう構成されるプロセッサであって、該アプリケーションは、実行されるときに構成される複数のインストラクションを有している、該プロセッサと、からなり、
    該第二の加入者デバイスからの、該コンテンツに対する要求を受信し、
    該要求が、前記コンテンツに関連する前記一つのコンテンツ保護ルールを少なくとも部分的に満たすかどうかを決定し、
    該コンテンツのコピーを少なくとも部分的に前記第二の加入者デバイスから受け取られる情報の能力に基づいてとり、
    該コンテンツに、引き続く要求に対して利用不可能と印を付け、
    該コンテンツの該コピーを、該第二の加入者デバイスに供給し、そして
    該第二の加入者デバイスから現状回復信号を受信し、該現状回復信号は、該第二の加入者デバイスに該コピーを消去させ、該コンテンツが該第一の加入者デバイスで表示されることが可能か、または第三の加入者デバイスに転送されることが可能か、印を付けさせる、該第一の加入者デバイス。
  17. 該少なくとも一つのコンピュータアプリケーションは、
    前記要求が満たされ得るかを決定する前に、前記コンテンツが利用できるかを決定すること、及び
    もし、前記コンテンツが利用できないならば、前記第二の加入者デバイスに前記コンテンツへのアクセスを供しないこと、
    を更に含んでなる、請求項16に記載の第一の加入者デバイス。
  18. 前記コンテンツが利用できるかを決定する上記行為が、前記複数のコンテンツの各々に対する複数のコンテンツ及び状態識別子を含んでなるデータ構造を調べることを含む、請求項17に記載の第一の加入者デバイス。
  19. 前記少なくとも一つのコンピュータアプリケーションが、
    複数の保護されたコンテンツの個々のものが、前記第二の加入者デバイスに転送され得るか否かに関する情報を集め、
    ユーザーが選択可能な利用可能なコンテンツリストを作成するために、該集められた情報を利用し、及び
    該リストを前記第一の加入者デバイスに供し、
    前記第二のインターフェイスは、前記著作権が保護されたコンテンツの該ユーザー選択を、前記第二の加入者デバイスのユーザーから受信するように構成される、請求項18に記載の第一の加入者デバイス。
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