JP5816695B2 - 可変速磁性軸継手 - Google Patents

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Description

本出願は、2010年10月20日に提出された米国仮特許出願第61/405,065号に対し優先権を主張する。この先の出願は、参照によって、全体としてここに含まれる。
軸継手は、2つのシャフトの間のトルクを伝達するために用いられる。ある場合には、前記2つのシャフトが、異なる速度で回転することが望まれている。歯車箱軸継手はこの分野では、2つのシャフトが異なる速度で回転することを可能にするように2つのシャフトを連結することが知られている。しかしながら、歯車箱軸継手は、頻繁なメンテナンスを要求する傾向がありかつ前記歯車の摩擦接触に起因して比較的短い寿命をもつ。
磁性軸継手は、2つのシャフト間でトルクを伝達するためにも使用される。歯車箱軸継手と対比して、磁性軸継手における可動部分は接触しない。むしろ、前記トルクは、磁場を介して前記磁性軸継手構成部分間で伝達される。その結果、連結磨耗量が除去されて、より高い信頼性とより低い頻度のメンテナンスに導く。しかしながら、従来の磁性軸継手は、各シャフトの回転速度は等しくなるように2つのシャフト間でトルクを伝達するように形成され、これは、異なるシャフトの速度が望まれるような形態に対しては不利である。
したがって、2つのシャフト間でトルクを伝達する一方、2つのシャフトが異なる速度で回転することを可能にするように形成される磁性軸継手に対する必要性がある。
本開示の実施の形態は、磁性軸継手を提供することがある。前記磁性軸継手は、連結される第1の磁石組立体を有する回転可能な駆動連結具と、連結される第2の磁石組立体を有する回転可能な従動連結具を有することがある。前記従動連結具は、前記駆動連結具と従動連結具との間で伝達される制御可能なトルク量に基づいて駆動連結具に関して予測可能に滑るように形成されることがある。
本開示の実施の形態は、コンプレッサ・システムを提供することもある。前記コンプレッサ・システムは第1の駆動部と連結しかつ第1の駆動部によって駆動される第1のシャフトを含有することがある。コンプレッサは前記第1のシャフトと連結されて、前記第1のシャフトの速度で回転するように形成されることがある。駆動連結具は、前記第1のシャフトと連結されることもある。従動連結具は前記駆動連結具と磁場により連結されることがあり、前記従動連結具は前記駆動連結具と前記従動連結具との間で伝達されるトルク量に基づいて前記駆動連結具に関して予測可能なように滑るように形成されることがある。第2のシャフトは前記従動連結具と連結されることがある。回転分離機が前記第2のシャフトと連結されて、前記第2のシャフトの速度で回転するように形成されることがある。制御システムが前記磁性軸継手と連結されて前記駆動連結具と従動連結具との間で伝達されるトルク量を制御する前記磁性軸継手への信号を送信するように構成されることがある。
本開示の実施の形態は、磁性軸継手を通してトルクを伝達するための方法を提供することもある。前記方法は、駆動器によって第1のシャフトを駆動することを含有することがある。前記方法は、磁性的に連結した駆動連結具と従動連結具との間で、制御されたトルク量を伝達し、前記従動連結具が前記駆動連結具に関して予測可能に滑るように構成されていることを含有することもある。前記駆動連結具は、前記第1のシャフトと連結されることがあり、前記従動連結具は第2のシャフトと連結されることがある。
本開示は、添付の図面を用いて読み取る場合には、下記の詳細な説明から最も良く理解される。工業上の通常の慣例にしたがって、種々の構成要素が一定の比率に描かれていない。実際、前記種々の構成要素の前記大きさは、考察の明瞭性のために任意に拡大されまたは縮小されている可能性がある。
は、本開示の1または2以上の実施の形態に係る典型的な磁性軸継手の断面図を表す。
は、本開示の1または2以上の実施の形態に係る他の典型的な磁性軸継手の断面図を表す。
は、本開示の1または2以上の実施の形態に係る典型的なコンプレッサ・システムのブロック図を表す。
は、本開示の1または2以上の実施の形態に係る第1のシャフトと第2のシャフトの間で伝達されるトルク量を制御する典型的な方法を表す。
発明の詳細な説明
下記の開示は、本発明の種々の構成要素、構造または機能を実施するためのいくつかの典型的な実施の形態を記述していることが理解されるべきである。構成部分、配列および形状の典型的な実施の形態が下記に説明されて本開示を簡単化している。しかしながら、これらの典型的な実施の形態は、単に、実施例として提供されるものであって、本発明の前記範囲を制限する意図はない。加えて、本開示は、種々の典型的な実施の形態においておよびここに提供された図面に渡って、参照符号および/または文字を繰り返すことがある。この繰り返しは、簡単化および明瞭化の目的のためであって、それ自体が前記種々の典型的な実施の形態および/または前記種々の図面で考察された構成の間の関係を規定するものではない。さらに、下記の説明内での第2の構成要素上にまたは第2の構成要素上方での第1の構成要素の形成は、前記第1および第2の構成要素が、直接の接触で形成される実施の形態を含有することがあり、かつ、追加の構成要素が、前記第1および第2の構成要素の間に挿入されるように形成され、それによって、前記第1および第2の構成要素が直接的な接触状態にないこともある実施の形態を含有することもある。最後に、下記に提示される前記典型的な実施の形態は、任意の結合方法で結合されることがある。すなわち、1の典型的な実施の形態からの任意の要素が、本開示の範囲を逸脱することなく任意の他の典型的な実施の形態において使用されることがある。
加えて、ある種の語句が下記の説明および特許請求の範囲を通して使用されて特定の構成部分を言及している。いわゆる当業者が認めるように、種々の団体が、異なる名称によって同一の構成部分を言及することがあり、そうであるので、ここに記載された前記要素に対する命名の伝統的手法は、ここでそうでないように特に規定しない限りは、本発明の範囲を制限する意図はない。さらに、ここで用いられた前記命名の伝統的手法は、名称において異なるが機能において異ならない構成部分間を識別する意図はない。加えて、下記の考察および特許請求の範囲において、前記語句「含有すること」および「有すること」は、開放型様式で使用され、したがって、「(それ)を有するが、(それ)に限定されない」ことを意味するように解釈すべきである。本開示での全ての数値は、もしそうでないと特に記述しない限りは、厳密または近似的な値である可能性がある。したがって、本開示の種々の実施の形態は、前記意図した範囲から逸脱することなく、ここに開示された前記数値、値および範囲から外れることがある。さらに、前記特許請求の範囲または明細書で使用されているように、前記語句「または」は、排他的および包括的な場合の両方を含有するように意図している。すなわち、「AまたはB」は、そうでないようにここに明示していない限りは、「AおよびBの内の少なくとも1つ」と同義語であることを意図している。
図1は、本開示の1または2以上の実施の形態に係る典型的な磁性軸継手100の断面図を表す。前記典型的な磁性軸継手100は第1のシャフト110と連結した第1の駆動連結具112と、第2のシャフト120と連結した第2の従動連結具122とを含有する。前記駆動連結具112は第1のシャフト台114および前記第1のシャフト台114と連結した第1の磁石組立体116を含有する。前記従動連結具122は、第2のシャフト台124および該第2のシャフト台124と連結した第2の磁石組立体126とを含有する。磁場ギャップ102は、前記駆動連結具112と前記従動連結具122との間に配置されて、前記駆動連結具112が前記従動連結具122に接触しないようにしている。
前記駆動連結具112と前記従動連結具122は、前記連結具112と122との間で、予測可能および/または制御可能な態様で回転の滑りを可能にする磁性的係合を持つ任意の形態に配置されることがある。少なくとも1の実施の形態にあっては、前記駆動連結具112と前記従動連結具122は、一方の連結具112,122が他方の連結具112,122の内側に半径方向に沿って配置されているというラジアル形態に配置されている。さらに、前記連結具112,122は、実質的に同軸のことがある。図示されているように、前記従動連結具122は、前記駆動連結具112の内側に半径方向に沿って配置され、前記第2の磁石組立体126が前記第1の磁石組立体116の内側に半径方向に沿って配置されている。他の実施の形態では、前記駆動連結具112および前記従動連結具122は、一方の連結具112,122が他方の連結具112,122に対向した軸性配置に配列されている(図示せず)。軸性配置において、前記磁石組立体116,126は、平面状であって、円形、長方形等を含有する任意の形状を有する。他の磁性軸継手100の配置が、本開示の前記範囲を逸脱することなく用いられることがあることが認められることになる。
前記第1および第2の磁石組立体116,126は、各々1または2以上の永久磁石、1または2以上の電磁石、鉄材、非鉄電導材等を含有することがある。前記第1および第2の磁石組立体116,126は回転動作、すなわち、トルクを前記駆動連結具112から前記従動連結具122に、前記駆動連結具112を前記従動連結具122に磁性的に連結することによって、伝達する磁場を生み出す。2つの連結具112,122が等速度で回転するためには、予め定めた(最大の)トルク量が前記駆動連結具112から前記従動連結具122に伝達されなければならない。したがって、もし、前記予め定めた(最大の)トルク量が前記駆動連結具112から前記従動連結具122にまで伝達されるならば、前記2つの連結具112,122は、等速度で回転することになる。しかしながら、もし、前記駆動連結具112から前記従動連結具122に伝達されたトルク量が前記予め定めた(最大の)量より下に落ち込んだ場合には、予測可能な滑り量が前記磁性軸継手100内に生ずることになる。これは前記従動連結具122が前記駆動連結具112よりもより遅い速度で回転することを可能にし、したがって、前記第2のシャフト120は、前記第1のシャフト110よりも遅い速度で回転することがある。
少なくとも1の実施の形態において、前記第1および第2の磁石組立体116,126は、電磁石のことがあり、前記駆動連結具112と前記従動連結具122との間で伝達される前記トルク量は前記電磁石116,126に供給される電力量に応じて変えることができる。したがって、電力量が増加すると、前記連結具112,122間で伝達される前記トルク量は前記予め定めた(最大の)トルク量にまで増加する。前記電力量が減少すると、前記連結具112,122間で伝達されるトルク量は減少する。前記第1および第2の磁石組立体に供給される前記電力量が前記予め定めた(最大の)トルク量、すなわち、前記連結具112,122が等速で回転するために要求される量を生み出すには十分でない場合には、前記第1および第2の磁石組立体116,126に供給される前記電力量は前記従動連結具122の前記回転速度に対する前記駆動連結具112の前記回転速度の前記比を制御することができる。
少なくとも1の実施の形態にあっては、強磁性流体のような流体104が、前記第1および第2の磁石組立体116,126の間の前記ギャップ102内に配置されることがある。
前記強磁性流体104は、前記第1および第2の磁石組立体116,126によって生み出されるような磁場の素材によって磁化される液体である。前記強磁性流体104は、有機流体、水等の輸送流体内に懸濁する強磁性粒子またはフェリ磁性粒子を含有するコロイド状の混合物でありまたはそれを含有することがある。前記粒子は磁力の存在下で前記粒子が塊りにならないように界面活性剤の被覆を含有することがある。少なくとも1の実施の形態にあっては、前記流体104は磁気流体力学的流体、電気流体力学的流体等を含有することもある。
少なくとも1の実施の形態では、1または2以上の封止材130,132が、前記ギャップ102内にまたは全体として前記磁性軸継手100内に前記強磁性流体104を維持するために、(任意の箇所に)配置されることがある。図示されているように、第1の封止材130は、前記磁石組立体116,126の第1の側で前記第1および第2のシャフト台114,124の間に配置されることがあり、第2の封止材132は、前記磁石組立体116,126の第2の側で前記第1および第2のシャフト台114,124の間に配置されることがある。少なくとも1の実施の形態では、前記第1の封止材130は、省略されることがある。他の実施の形態では、前記第2の封止材132が前記第1のシャフト台114と前記第2のシャフト120(図示せず)との間に配置されることがある。前記封止材130,132は、回転機構の特定の流域内に流体を閉じ込めることができるための公知の任意の種類の封止材のことがある。しかしながら、ご察しのように、前記封止材130,132の前記種類および配置は、前記利用に応じて変わることがある。
前記駆動連結具112から前記従動連結具122まで伝達される前記トルク量は、直接前記第1および第2の磁石組立体116,126間の磁場または磁束の濃度に依存することがある。例えば、前記磁束の濃度が減少すると、前記駆動連結具112から前記従動連結具122まで伝達されるトルク量も減少する。前記駆動連結具112から前記従動連結具122にまで伝達される前記トルク量に影響を与えることがある他の因子は、前記ギャップ102の前記サイズ、前記磁石組立体116,126の前記材料、および前記第1および第2のシャフト110,120と連結した負荷220,230の量(図2を参照)である。
エネルギーまたは他の力が前記強磁性流体104に印加されると、前記強磁性流体104の状態または状況が変化することがあり、その結果として、前記駆動連結具と従動連結具112,122との間で伝達される前記トルクを増加または減少させることがある。前記エネルギーは前記強磁性流体104が前記磁束の濃度を増加させることを可能にし、それによって前記駆動連結具112から前記従動連結具122への前記トルクの伝達を増加させることがある。同じようにして、前記エネルギーは、前記強磁性流体104が前記磁束の濃度を減少させることができて、それによって、前記駆動連結具112から前記従動連結具122への前記トルクの伝達を減少させることがある。したがって、前記強磁性流体104へ印加されるエネルギーは前記磁束の濃度を増加させまたは減少させることができるので、前記エネルギーは、前記連結具112,122の間に十分なトルクが伝達されて前記連結具112,122が等速度で回転するかどうか、または前記磁性軸継手100内で滑りが生じて前記連結具112,122が異なる速度で回転するかどうかを制御することがある。さらに、前記予め定めた(最大の)トルク量よりも小さいものが前記駆動連結具112から前記従動連結具122に伝達されて、前記連結具112,122が異なる速度で回転する場合には、前記従動連結具122の前記回転速度に対する前記駆動連結具112の前記回転速度の前記比は、前記強磁性流体104に印加されるエネルギー量に相当する(かつそれによって制御される)ことがある。
少なくとも1の実施の形態にあっては、前記エネルギーは電流のことがある。他の実施の形態にあっては、前記エネルギーは、前記磁石組立体116,126の内の少なくとも1または外部磁石(図示せず)によって生み出された磁場のことがある。ご察しのように、本開示の前記範囲を逸脱することなく、他の種類のエネルギーが使用されることがある。
図2は、他の典型的な磁性軸継手200の断面図を表し、図1で上述された前記磁性軸継手100といくつかの点において類似している。したがって、前記磁性軸継手200は、図1を参照することで最も良く理解できることになり、類似の参照符号は、類似の構成部分に対応し、したがって、再び詳細には説明されないことになる。しかしながら、前記磁性軸継手100と異なり、前記磁性軸継手200は、前記ギャップ102に配置されかつ内部に前記強磁性流体104を有する1または2以上の密閉された封込め組立体230を含有することがある。1または2以上のアームまたは他の付着装置232が前記封込め組立体230と連結しまたは一体化されて前記ギャップ102内に前記封込め組立体230を、それが静止しかつ前記駆動連結具または従動連結具112,122と接触しないように配置することがある。前記アーム232は、軸方向および/または半径方向に伸びて、前記磁性軸継手200の近くにある1又は2以上の静止成分(図示せず)と連結することがある。少なくとも1の実施の形態では、前記アーム232は前記従動連結具122の周囲を周方向に沿って延びる環状構造のことがある。前記封込め組立体230および前記強磁性流体104のいずれも前記連結具112,122と接触しないので、前記封込め組立体230は、圧力障壁のように振る舞って、前記連結具112,122の間での隔離を提供することがある。前記封込め組立体230は前記ギャップ102内での前記磁束に影響を与えないこととなる合成材料等のような材料から製造されることがある。
図3は、本開示の1または2以上の実施の形態に係る典型的なコンプレッサ・システム300のブロック図を表す。少なくとも1の実施の形態において、駆動装置310が前記第1のシャフト110と連結しかつそれを駆動することがある。前記駆動装置310はタービン、モータ等のことがある。コンプレッサ320は前記第1のシャフト110(図示されているように)または前記第2のシャフト120と連結されることがあり、かつ、それが連結した前記シャフト110,120と同一の速度で回転するように形成されることがある。前記コンプレッサ320は、遠心型コンプレッサ、軸流コンプレッサ、往復運動型コンプレッサ、超音波コンプレッサ等のことがある。回転分離機330が、前記第1のシャフト110または前記第2のシャフト120(図示せず)と連結されることがあり、それが連結した前記シャフト110,120と同一の速度で回転するように形成されることがある。前記回転分離機330は、流体流を実質的にガス状の出力および実質的に液状の出力に分離するように形成される。前記コンプレッサ320は、流体的に前記回転分離機330と連結して、前記回転分離機330からの実質的にガス状の出力が圧縮のための前記コンプレッサ320に流入する。
前記回転分離機330は、前記コンプレッサ320とは異なる最適な回転速度を有することがある。制御システム340は前記磁性軸継手100、前記コンプレッサ320、および/または前記回転分離機330と連結することがある。前記制御システム340は前記回転分離機330、前記コンプレッサ320または操作者(図示せず)からの信号を受け取りかつ、前記磁性軸継手100によって伝達される前記トルクを維持し、増加しまたは減少させることを指示する信号を前記磁性軸継手100に伝送するように形成されることがある。例えば、もし前記コンプレッサ320および回転分離機330が前記第1および第2のシャフト110,120と各々(図示されるように)連結されるならば、前記制御システム340はより回転分離機330に対してより遅い回転速度を要求する信号を受け取ることがあり、前記制御システム340は、前記磁性軸継手100に対して、前記トルクを減少させるように指示する信号を伝送することがある。少なくとも1の実施の形態にあっては、前記信号は前記電磁石組立体116,126に供給される前記電力を制御することがある。他の実施の形態にあっては、前記信号は前記強磁性流体104に印加されるべきエネルギー量を制御することがある。
図4は、本開示の1または2以上の実施の形態に係り、磁性軸継手を介してトルクを伝達するための典型的な方法400を表す。該方法400は、ステップ402で表すように、駆動機を用いて第1のシャフトを駆動することを有することがある。ステップ404で表すように、該方法400は、制御されたトルク量を、磁気的に連結された駆動連結具および従動連結具の間で伝達して、前記従動連結具は前記駆動連結具に関して予測可能に滑るように構成される。前記駆動連結具は前記第1のシャフトと連結され、前記従動連結具は第2のシャフトと連結することがある。
前述したことはいくつかの実施の形態の構成要素を概説したものなので、いわゆる当業者が本開示をより良く理解することができる。いわゆる当業者は、ここに紹介した実施の形態と同一の目的を実行し、および/または同一の利益を達成するために他の方法および構造を設計しまたは変更するための基礎として本開示を喜んで使用する可能性があることを承認すべきである。いわゆる当業者は、また、そのような等価な構成は、本開示の主旨および範囲から逸脱していないこと、および、彼らが本開示の主旨および範囲を逸脱することなく、種々の変形、置換えおよび変更を行なう可能性があることを十分に理解すべきである。

Claims (17)

  1. 連結される第1の磁石組立体(116)を有する回転可能な駆動連結具(112)と、
    連結される第2の磁石組立体(126)を有する回転可能な従動連結具(122)と
    前記駆動連結具と前記従動連結具との間のギャップ(102)に静止封込め組立体を配置するように構成された付着装置(232)を有する前記静止封込め組立体(230)と、
    前記静止封込め組立体に配置された強磁性流体(104)とを有し、
    前記従動連結具(122)は、前記駆動連結具(112)に関して、前記駆動連結具と前記従動連結具との間で伝達される制御されたトルク量に基づいて予測可能に滑るように形成された磁性軸継手(100,200)。
  2. 前記静止封込め組立体(230)の前記付着装置(232)は前記従動連結具(122)の周囲を周方向に沿って延びる環状構造である請求項1に記載の磁性軸継手。
  3. 前記駆動連結具と前記従動連結具との間で伝達される前記トルク量は前記強磁性流体の状態または状況に依存する請求項1に記載の磁性軸継手。
  4. 前記強磁性流体の前記状態または状況は前記強磁性流体へのエネルギーの印加によって制御される請求項3に記載の磁性軸継手。
  5. 前記従動連結具の回転速度は、前記強磁性流体に印加されるエネルギーの量によって制御される請求項4に記載の磁性軸継手。
  6. 前記エネルギーは磁場である請求項4に記載の磁性軸継手。
  7. 前記駆動連結具と前記従動連結具は、半径方向または軸方向に沿った形態で配列される請求項1に記載の磁性軸継手。
  8. 前記第1および第2の磁石組立体の少なくとも1は永久磁石を含有する請求項1に記載の磁性軸継手。
  9. 前記第1および第2の磁石組立体の少なくとも1は電磁石を含有する請求項1に記載の磁性軸継手。
  10. 駆動機(310)と連結しかつ駆動される第1のシャフト(110)と、
    前記第1のシャフト(110)と連結されかつ前記第1のシャフト(110)の速度で回転するように形成されたコンプレッサ(320)と、
    前記第1のシャフト(110)と連結された駆動連結具(112)前記駆動連結具(112)と磁性的に連結した従動連結具(122)、前記駆動連結具と前記従動連結具との間のギャップ(102)に静止封込め組立体を配置するように構成された付着装置(232)を有する前記静止封込め組立体(230)、および前記静止封込め組立体に配置された強磁性流体(104)を有する磁性軸継手(100,200)と、
    前記従動連結具(122)と連結した第2のシャフト(120)と、
    前記第2のシャフト(120)と連結されかつ前記第2のシャフト(120)の速度で回転するように形成された回転分離機(330)と、
    前記磁性軸継手と連結し、前記駆動連結具と従動連結具との間で伝達されるトルク量を制御する前記磁性軸継手に信号を伝送するように形成された制御システム(340)とを有し、
    前記従動連結具(122)は前記駆動連結具と前記従動連結具との間で伝達される前記トルク量に基づいて前記駆動連結具に関して予測可能な量によって滑るように形成されたコンプレッサ・システム(300)。
  11. 前記信号は、前記強磁性流体に印加されるエネルギー量を制御し、該エネルギー量は、前記駆動連結具と従動連結具との間で伝達されるトルク量を制御する請求項10に記載のコンプレッサ・システム。
  12. 前記従動連結具の速度に対する前記駆動連結具の速度の比は前記強磁性流体に印加されるエネルギー量に応じて変化する請求項11に記載のコンプレッサ・システム。
  13. 前記強磁性流体の状態または状況が前記強磁性流体に印加された前記エネルギー量に依存する請求項11に記載のコンプレッサ・システム。
  14. 駆動機(310)を用いて第1のシャフト(110)を駆動し、
    磁性的に連結した駆動連結具(112)と従動連結具(122)との間で、制御されたトルク量を伝達し、
    前記従動連結具が前記駆動連結具に関して予測可能な量によって滑るように形成され、
    前記駆動連結具と前記従動連結具との間のギャップに静止封込め組立体(230)を該静止封込め組立体の付着装置(232)を用いて配置し、かつ
    前記静止封込め組立体内に磁性流体を配置することを有し、
    前記駆動連結具は前記第1のシャフトと連結され、かつ前記従動連結具は第2のシャフト(120)に連結される磁性軸継手(100,200)を通したトルクの伝達方法。
  15. 前記強磁性流体が、前記駆動連結具(112)と連結した第1の磁石組立体(116)と前記従動連結具(122)と連結した第2の磁石組立体(126)との間に配置され、前記強磁性流体にエネルギーを印加して、前記駆動連結具と前記従動連結具との間に伝達される前記トルク量を制御することをさらに有する請求項14に記載の方法。
  16. 前記強磁性流体に印加される前記エネルギー量を削減することによって、前記トルク量を削減することをさらに有する請求項15に記載の方法。
  17. 前記強磁性流体に印加される前記エネルギー量を制御することによって前記従動連結具の速度を制御することをさらに有する請求項16に記載の方法。
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