JP5816650B2 - ヒューズホルダー - Google Patents

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Description

この発明は、ガラス管ヒューズを保持するヒューズホルダーに関する。
従来、電線内を流れる電流値が一定値を越えた場合に電流を遮断するために、制御盤内や機器内に回路保護用のガラス管ヒューズを設置することが行われている。こうしたガラス管ヒューズは、例えばヒューズホルダーに保持されて設置される。
こうしたヒューズホルダーとして、例えば特許文献1には、ヒューズの電極と接触する端子金具を備え、この端子金具に電線が接続されることで、ヒューズに電流が流れるように接続した構成が開示されている。この特許文献1記載の構成では、端子金具は、かしめ片により電線の芯線をかしめる電線接続部と、電線接続部に連なってボルトとナットによりヒューズの電極と機械的に接続される電気接触部と、を備えている。
特開2005−276494号公報
しかし、上記した特許文献1記載の構成では、端子金具と電線とがかしめられて固定されているため、端子金具や電線が物理的に変形しており、再利用が困難であった。また、電線をかしめる工程とボルトを締結する工程が必要なため、接続作業や取り換え作業が煩雑であった。
なお、端子金具と電線とを接続する他の従来技術としては、例えば半田で固定する方法が知られているが、このような方法でも上記と同様に端子金具や電線の再利用が困難であり、また、接続作業や取り換え作業も煩雑であった。
そこで、本発明は、端子金具や電線の再利用ができ、接続作業や取り換え作業も容易に行うことができるヒューズホルダーを提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
(請求項1)
請求項1に記載のヒューズホルダーは、ガラス管ヒューズを保持するヒューズホルダーであって、ガラス管ヒューズを保持する保持部を備えた一対の端子金具と、前記一対の端子金具を支持するために絶縁体で形成されたケース体と、前記一対の端子金具それぞれに臨むように前記ケース体に内蔵された付勢部材と、前記付勢部材を操作するために前記ケース体に対して押し込み操作可能に取り付けられた操作部材と、前記一対の端子金具を覆うように前記ケース体に取り付けられる端子カバーと、を備え、前記ケース体の両端には、電線を挿入するための挿入孔が設けられ、前記付勢部材は、前記挿入孔に挿入された電線を前記端子金具の電線接触部の方向へと付勢することで、前記端子金具の電線接触部と相俟って電線を狭持固定可能に形成され、前記操作部材を押し込み操作したときに、前記操作部材によって押圧された前記付勢部材が反付勢方向に変形し、前記付勢部材と前記端子金具の電線接触部とによる電線の狭持固定が解除され、前記端子カバーを透明とすることで電線と前記電線接触部との接続を上から目視で確認可能としたことを特徴とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記挿入孔は、前記ケース体の両端にそれぞれ2つ設けられていることを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記操作部材は、設置面に対して直交方向に押し込み操作可能であることを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記ケース体の側面には、他のケース体と接続するための接続部が形成されていることを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記挿入孔の端縁を筒状に突出させたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、ケース体の両端には、電線を挿入するための挿入孔が設けられ、付勢部材は、前記挿入孔に挿入された電線を端子金具の方向へと付勢することで、前記端子金具と相俟って電線を狭持固定可能に形成されているので、電線を挿入孔から差し込むだけのワンタッチで電線を端子金具に接続することができる。すなわち、電線の接続作業を容易に行うことができる。
また、操作部材を押し込み操作したときに、前記操作部材によって押圧された前記付勢部材が反付勢方向に変形し、前記付勢部材と前記端子金具とによる電線の狭持固定が解除されるので、容易に端子金具から電線を取り外すことができる。そして、取り外した端子金具や電線はそのまま再利用することができる。
また、端子金具が挿入孔の奥に配置されているため、絶縁距離を確保することができるので、安全性を高めることができる
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、前記挿入孔は、前記ケース体の両端にそれぞれ2つ設けられているので、ヒューズホルダーによって配線を分岐させて接続することもできる。また、ヒューズを通さないように配線を分岐させることもできるので、運用継続を重視する装置をヒューズを通さずに配線して、当該装置がヒューズの断線の影響を受けないようにすることもできる。
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、前記操作部材は、設置面に対して直交方向に押し込み操作可能であるため、ヒューズホルダーが取り付けられた状態でも容易に作業を行うことができる。
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、前記ケース体の側面には、他のケース体と接続するための接続部が形成されているため、ヒューズホルダーを最小限のスペースで容易に並設することができる。
また、請求項5に記載の発明は上記の通りであり、前記挿入孔の端縁を筒状に突出させたので、挿入孔の開口縁から端子金具までの絶縁距離を長くして安全性を高めることができる。例えば、絶縁被覆部を除去した電線の端部を筒状部に収容できるので、安全性を高めることができる。
ヒューズホルダーカバーを開放したヒューズ保持ユニットの外観斜視図である。 ヒューズホルダーカバーを閉じたヒューズ保持ユニットの外観斜視図である。 ヒューズホルダーの外観斜視図である。 ヒューズホルダーの分解斜視図である。 ヒューズホルダーの分解側面図である。 ヒューズホルダーの(a)平面図、(b)正面図、(c)側面図である。 ヒューズホルダーのX−X断面図である。 ヒューズホルダーに電線を着脱する様子を示すX−X断面図である。 ヒューズホルダーの接続例を示す図である。 端子金具の(a)平面図、(b)側面図、(c)背面図である。 電線の接続確認ができる様子を示すヒューズホルダーの一部拡大平面図である。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係るヒューズホルダー10は、制御盤内や機器内に設置されるガラス管ヒューズ70を保持するために使用されるものである。
なお、このヒューズホルダー10は、図1及び図2に示すように、ヒューズホルダーカバー50を取り付けることでヒューズ保持ユニットを構成することも可能である。ヒューズホルダーカバー50は、ヒューズホルダー10に対して回動可能に取り付けられ、ヒューズホルダーカバー50を開放することでガラス管ヒューズ70の交換が容易に行えるように形成されている。なお、ヒューズホルダーカバー50の内側には、図1に示すように、ガラス管ヒューズ70の保持部54が形成されており、この保持部54にガラス管ヒューズ70を取り付けた状態でヒューズホルダーカバー50を閉じることで、保持部54に取り付けられたガラス管ヒューズ70がヒューズホルダー10の端子金具11に装着されるようになっている。
ヒューズホルダー10は、図4及び図5に示すように、ガラス管ヒューズ70を保持する一対の端子金具11と、前記一対の端子金具11などを支持するために絶縁体で形成されたケース体20と、前記一対の端子金具11を覆うように前記ケース体20に取り付けられる端子カバー35と、前記一対の端子金具11のそれぞれに臨むように前記ケース体20に内蔵された付勢部材40と、前記付勢部材40を操作するために前記ケース体20に対して押し込み操作可能に取り付けられた操作部材46と、を備えている。
一対の端子金具11は、図3に示すように、長手方向に並べて配置され、それぞれの端子金具11がガラス管ヒューズ70の両端を保持するようになっている。それぞれの端子金具11は、図4に示すように、ガラス管ヒューズ70を保持する保持部12と、保持部12に連続して設けられる角柱状の埋設部14と、を備えている。
保持部12は、対向するように配置された一対の立設片によって形成されており、各立設片の中央にはガラス管ヒューズ70の端部が嵌合する凹曲部が形成されている。このため、保持部12の上方からガラス管ヒューズ70の端部を差し込んだときに、一対の立設片が広がり方向に弾性変形し、ガラス管ヒューズ70の端部を凹曲部まで差し込み可能となっている。ガラス管ヒューズ70の端部が凹曲部まで差し込まれると、一対の立設片が両側からガラス管ヒューズ70の端部付近を狭持固定する。なお、保持部12には、ガラス管ヒューズ70の端面を支持する端面支持片13が設けられており、この端面支持片13がガラス管ヒューズ70の端面を支持することで、保持部12によって狭持固定されたガラス管ヒューズ70の脱落を防止できるようになっている。
埋設部14は、ケース体20の凹部24(後述)に埋設される部分である。この埋設部14がケース体20の凹部24に埋設され、上から端子カバー35で覆われることで、端子金具11がケース体20に固定される。この埋設部14は角柱状に形成され、内部に付勢部材40を配設可能となっている。また、この埋設部14の天面は、電線80と接触する電線接触部15を構成しており、付勢部材40によって電線80がこの電線接触部15に押し付けられることで、電線80と端子金具11とが電気的に接続されるようになっている。
ケース体20は、上記した端子金具11などを内蔵する筐体であり、合成樹脂などの絶縁材料で形成されている。図6等に示すように、ケース体20は、上面に端子金具11を露出させて固定できるようになっており、露出した端子金具11の側部を覆う壁部21を備えている。壁部21の上端角部には、ヒューズホルダーカバー50を取り付けるための嵌合孔22が穿設されている。なお、壁部21の内側面には、端縁から嵌合孔22に向かって徐々に幅狭となるガイド溝23が形成されており、このガイド溝23によって、ヒューズホルダーカバー50の突起56を嵌合孔22に誘導できるようになっている。
ケース体20の上面には、前後二箇所に、端子金具11の埋設部14を埋設するための凹部24が陥没して設けられている。この凹部24の四隅には端子カバー35の挿入脚部38を挿入するための端子カバー装着部25が形成されている。
また、ケース体20の長手方向に見た前後の両端面には、電線80を挿入するための挿入孔26が貫通形成されている。この挿入孔26は、図7等に示すように、凹部24の内部まで貫通しており、挿入孔26に挿入された電線80を凹部24の内部に導入できるように形成されている。この挿入孔26の端縁は、図6等に示すように筒状に突出した筒状部27となっている。
また、ケース体20の側面には、一方に第1接続部28が設けられ、他方に第2接続部29が設けられている。この第1接続部28及び第2接続部29は互いに係合可能な形状で形成されており、この第1接続部28及び第2接続部29を係合させることで、隣り合う2つのケース体20を接続することができるようになっている。具体的には、第2接続部29は、上方向から第1接続部28をスライドさせて係合可能なアリ溝部30を備えており、第1接続部28は、このアリ溝部30に対応するホゾとして突出形成されているため、2つのケース体20の側面を互いに密接させた状態で上下にスライドすることで、ケース体20の結合及び結合解除ができるように形成されている。
また、ケース体20の下部には、DINレールなどに嵌合固定するためのレール取付部31が設けられている。このため、レール取付部31をDINレールなどに嵌合固定することで、ヒューズホルダー10を所望の場所に取り付け可能となっている。
端子カバー35は、ケース体20に取り付けられることで、ケース体20の凹部24に収容された端子金具11の埋設部14を覆うものであり、図4等に示すように、四角板状の被覆部36と、この被覆部36の四隅から下方に突出する挿入脚部38と、を備えている。挿入脚部38は、ケース体20の端子カバー装着部25に挿入される部位であり、この挿入脚部38が端子カバー装着部25に挿入されることで、端子カバー35をケース体20に取り付けることができるようなっている。また、被覆部36は、端子金具11及び操作部材46がケース体20から外れないように両者を上から覆う部位である。なお、被覆部36の中央には、操作部材46の角柱部47(後述)の上面を露出させるための開口37が形成されている。
付勢部材40は、挿入孔26から凹部24の内部に導入された電線80を端子金具11の電線接触部15に押し付けるとともに、操作部材46を上方に付勢するためのものである。この付勢部材40は、図4等に示すような板バネであり、端子金具11の埋設部14の内側に収容される。本実施形態においては、埋設部14の内部に入り込んでくる操作部材46の脚部49(後述)を中央に見て、両側に2つの付勢部材40が配置されている。このように付勢部材40を挿入孔26に対応して2つ設けることで、挿入孔26から挿入された電線80を別々に端子金具11の電線接触部15に押し付けることができるようになっている。
この付勢部材40は、埋設部14の底面に接触する載置面を備えた基部41と、基部41の一端から延設された第1アーム部42と、基部41の他端から延設された第2アーム部44と、を備えている。第1アーム部42及び第2アーム部44は、互いに略平行となるように斜め上方に延設されており、挿入孔26から挿入された電線80の先端が傾斜面に当接するように挿入方向に沿って傾斜している。このため、挿入孔26から電線80を挿入したときに、第1アーム部42及び第2アーム部44が下方に弾性変形して電線80が通過できるようになっている。このように通過した電線80は、第1アーム部42及び第2アーム部44の上端部と端子金具11の電線接触部15とに挟持され、容易には引き抜けないようになっている。すなわち、付勢部材40が挿入孔26に挿入された電線80を端子金具11の方向へと付勢することで、端子金具11と相俟って電線80を狭持固定するように形成されている。
なお、第1アーム部42及び第2アーム部44の中途部には、それぞれ受部43、45が設けられている。受部43、45は、操作部材46の角柱部47の底面と接触する位置に設けられている。
操作部材46は、ケース体20の凹部24の内部で上下移動可能に配置される部材であり、四角柱状の角柱部47と、角柱部47の底面から突出形成された脚部49と、を備えている。角柱部47の下面は、上述したように付勢部材40の受部43、45に接触しており、これにより操作部材46が付勢部材40によって上方へと付勢されている(または、操作部材46が付勢部材40に載置された状態となっている)。逆の側面から見ると、この操作部材46を押し込み操作すると、操作部材46の角柱部47の底面が受部43、45を下方に押圧するようになっており、操作部材46を押し込み操作することで操作部材46によって押圧された付勢部材40が弾性変形するようになっている。付勢部材40と端子金具11とで電線80が狭持固定されている場合には、操作部材46を押し込み操作して付勢部材40が弾性変形させることで、電線80の狭持固定を解除できるようになっている。
なお、操作部材46の角柱部47の上面には、スクリュードライバ90等を受けるための係合凹部48が凹設されている。このため、この係合凹部48にスクリュードライバ90等を係合させて上から押すことで、付勢部材40の付勢力に抗して操作部材46を押し込み操作しやすく形成されている。
特に、本実施形態の操作部材46は、設置面に対して直交方向に押し込み操作可能となっている。このため、レール取付部31を使用してヒューズホルダー10が固定された状態でも、固定された状態のままスクリュードライバ90等で操作部材46を押圧操作できるようになっている。
図8は、ヒューズホルダー10に電線80を着脱する様子を示す図である。図8(a)が示すように、ヒューズホルダー10に電線80を装着する場合には、挿入孔26から電線80を挿入するだけでよい。挿入孔26から挿入された電線80は、付勢部材40を押し退けて挿入され、ケース体20の凹部24内で挟持固定される。これにより、図8(b)が示すように、電線80と端子金具11とが電気的に接続される。
なお、電線80が細いために付勢部材40を押し退けて挿入できない場合には、操作部材46を上から押した状態で電線80を差し込めば、付勢部材40の影響を受けずに電線80を差し込むことができる。
また、ヒューズホルダー10から電線80を外す際には、図8(c)が示すように、操作部材46の係合凹部48にスクリュードライバ90等を係合させて上から押すことで、付勢部材40を下方に弾性変形させて、付勢部材40と端子金具11とによる電線80の狭持固定を解除する。そして、このように狭持固定を解除した上で、電線80を引き抜けばよい。なお、引き抜いた電線80やヒューズホルダー10は、半田やかしめなどによる外形的な変化が加えられていないため、そのまま再利用が可能である。
ところで、本実施形態においては、挿入孔26がケース体20の両端にそれぞれ2つずつ設けられており(すなわち、1つの端子金具11に対応して2つの挿入孔26が設けられており)、計4つの挿入孔26を備えている。このため、図9に示すように、一本の引き込み線をヒューズホルダー10を使用して分岐させ、それぞれの装置(図9のD1〜D5参照)を指定したヒューズに割り当てるような配線も可能となっている。また、ヒューズの影響を受けずに常時稼働を保証したい機器がある場合には、図9の装置D6が示すように、ヒューズを介しないで配線することもできる。このように、1つの端子金具11に対応する複数の挿入孔26を設けることで、接続のバリエーションを増やせるようになっている。
また、本実施形態においては、図10に示すように、端子金具11の電線接触部15の端縁に切欠き16が形成されている。そして、本実施形態に係る端子カバー35は透明な樹脂で形成されているため、端子金具11が端子カバー35で覆われている状態であっても、端子金具11の電線接触部15を上から目視できるようになっている。このような構成によれば、図11に示すように、電線80が切欠き16の奥に見えていれば電線80がしっかりと差し込まれて電線接触部15と接触していると判断できる。すなわち、電線80と端子金具11との接続を目視で確認することができるので、電線80を確実に装着することができる。
上記したように、本実施形態によれば、ケース体20の両端には、電線80を挿入するための挿入孔26が設けられ、付勢部材40は、前記挿入孔26に挿入された電線80を端子金具11の方向へと付勢することで、前記端子金具11と相俟って電線80を狭持固定可能に形成されているので、電線80を挿入孔26から差し込むだけのワンタッチで電線80を端子金具11に接続することができる。すなわち、電線80の接続作業を容易に行うことができる。
また、操作部材46を押し込み操作したときに、前記操作部材46によって押圧された前記付勢部材40が反付勢方向に変形し、前記付勢部材40と前記端子金具11とによる電線80の狭持固定が解除されるので、容易に端子金具11や電線80の取り外すことができる。そして、取り外した端子金具11や電線80はそのまま再利用することができる。
また、端子金具11が挿入孔26の奥に配置されているため、絶縁距離を確保することができるので、安全性を高めることができる
また、前記挿入孔26は、前記ケース体20の両端にそれぞれ2つ設けられているので、ヒューズホルダー10によって配線を分岐させて接続することもできる。また、ヒューズを通さないように配線を分岐させることもできるので、運用継続を重視する装置をヒューズを通さずに配線して、当該装置がヒューズの断線の影響を受けないようにすることもできる。
また、前記操作部材46は、設置面に対して直交方向に押し込み操作可能であるため、ヒューズホルダー10が取り付けられた状態でも容易に作業を行うことができる。
また、前記ケース体20の側面には、他のケース体20と接続するための接続部28、29が形成されているため、ヒューズホルダー10を最小限のスペースで容易に並設することができる。
また、前記挿入孔26の端縁を筒状に突出させたので、挿入孔26の開口縁から端子金具11までの絶縁距離を長くして安全性を高めることができる。例えば、絶縁被覆部を除去した電線80の端部を筒状部27に収容できるので、安全性を高めることができる。
10 ヒューズホルダー
11 端子金具
12 保持部
13 端面支持片
14 埋設部
15 電線接触部
16 切欠き
20 ケース体
21 壁部
22 嵌合孔
23 ガイド溝
24 凹部
25 端子カバー装着部
26 挿入孔
27 筒状部
28 第1接続部
29 第2接続部
30 アリ溝部
31 レール取付部
35 端子カバー
36 被覆部
37 開口
38 挿入脚部
40 付勢部材
41 基部
42 第1アーム部
43 受部
44 第2アーム部
45 受部
46 操作部材
47 角柱部
48 係合凹部
49 脚部
50 ヒューズホルダーカバー
54 保持部
56 突起
70 ガラス管ヒューズ
80 電線
90 スクリュードライバ
D1〜D7 装置

Claims (5)

  1. ガラス管ヒューズを保持するヒューズホルダーであって、
    ガラス管ヒューズを保持する保持部を備えた一対の端子金具と、
    前記一対の端子金具を支持するために絶縁体で形成されたケース体と、
    前記一対の端子金具それぞれに臨むように前記ケース体に内蔵された付勢部材と、
    前記付勢部材を操作するために前記ケース体に対して押し込み操作可能に取り付けられた操作部材と、
    前記一対の端子金具を覆うように前記ケース体に取り付けられる端子カバーと、
    を備え、
    前記ケース体の両端には、電線を挿入するための挿入孔が設けられ、
    前記付勢部材は、前記挿入孔に挿入された電線を前記端子金具の電線接触部の方向へと付勢することで、前記端子金具の電線接触部と相俟って電線を狭持固定可能に形成され、
    前記操作部材を押し込み操作したときに、前記操作部材によって押圧された前記付勢部材が反付勢方向に変形し、前記付勢部材と前記端子金具の電線接触部とによる電線の狭持固定が解除され
    前記端子カバーを透明とすることで電線と前記電線接触部との接続を上から目視で確認可能としたことを特徴とする、ヒューズホルダー。
  2. 前記挿入孔は、前記ケース体の両端にそれぞれ2つ設けられていることを特徴とする、請求項1記載のヒューズホルダー。
  3. 前記操作部材は、設置面に対して直交方向に押し込み操作可能であることを特徴とする、請求項1又は2記載のヒューズホルダー。
  4. 前記ケース体の側面には、他のケース体と接続するための接続部が形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のヒューズホルダー。
  5. 前記挿入孔の端縁を筒状に突出させたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のヒューズホルダー。
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