JP5815433B2 - 増幅器及び半導体装置 - Google Patents

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本発明は、増幅器及び半導体装置に関する。
図7には、従来の増幅器の構成の一例が示されている。図7に示す例において、「PD」とは、増幅器をパワーダウンさせた状態(パワーダウン状態)を示す信号レベルと増幅器をパワーダウンさせない非パワーダウン状態(通常動作状態)を示す信号レベルとに遷移するパワーダウン信号が入力される第1パワーダウン入力端子のことであり、「PDN」とは、第1パワーダウン入力端子PDに入力されるパワーダウン信号を反転させた反転パワーダウン信号が入力される第2パワーダウン入力端子のことであり、「INN」とは、差動増幅回路の反転入力端子のことであり、「INP」とは、差動増幅回路の非反転入力端子のことであり、「VBN」とは、バイアス電圧に相当すると共に信号レベルが反転パワーダウン信号の信号レベルの遷移に対応して遷移するバイアス電圧信号が入力されるバイアス電圧入力端子のことであり、「OUT」とは、増幅器の出力端子のことであり、「VDD」とは、増幅器の駆動用電圧が供給される駆動用電圧端子のことであり、「VSS」とは、駆動用電圧の大きさよりも小さな低電圧(一例として接地電圧)が供給される低電圧端子のことである。
また、ここで言う「パワーダウン」とは、増幅器の駆動を停止すること(例えば増幅器からの出力を停止すること)を意味する。従って、増幅器は、パワーダウン信号の信号レベルがハイレベルの場合にパワーダウンし、ローレベルの場合に定常状態で動作(通常動作)する。また、以下では、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタのことを「PMOSトランジスタ」と言い、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタのことを「NMOSトランジスタ」と言う。また、パワーダウン信号、反転パワーダウン信号及びバイアス電圧は何れも信号レベルがハイレベルとローレベルとに遷移する信号であり、例えばパワーダウン信号の信号レベルは、通常動作状態でローレベルとされ、パワーダウン状態でハイレベルとされる。また、以下では、パワーダウン信号、反転パワーダウン信号及びバイアス電圧は何れもローレベルの電圧の大きさが低電圧VSSの大きさに揃えられているものとする。また、以下では、バイアス電圧信号の信号レベルのハイレベル時の電圧の大きさは、反転パワーダウン信号の信号レベルのハイレベル時の電圧の大きさの半分の大きさとされているものとする。
図7に示す増幅器は、カレントミラー回路を有する差動増幅回路と、この差動増幅回路の出力端に接続されたCMOSスイッチを有する出力回路と、を含んで構成されている。出力回路に含まれるCMOSスイッチの構成要素であるPMOSトランジスタ(出力段PMOSトランジスタ)のゲートには、パワーダウン用PMOSトランジスタのドレインが接続されている。パワーダウン用PMOSトランジスタのゲートには、パワーダウンの際に反転パワーダウン信号が入力される第2パワーダウン入力端子PDNが接続されている。従って、パワーダウンの際にはパワーダウン用PMOSトランジスタのゲートがプルダウンされ、これによって出力段PMOSトランジスタのゲートがプルアップされることとなる。このような増幅器は特許文献1にも開示されている。
特開昭64−10709号公報
しかしながら、増幅器をパワーダウンさせるために出力段PMOSトランジスタのゲートをプルアップしたにも拘らず、差動増幅回路及びパワーダウン用PMOSトランジスタから電流が漏れ出ていたため、十分に消費電力を削減することができない、という問題点があった。なお、図7に示す各トランジスタにおける電流値は、パワーダウン時に各トランジスタに流れる電流に係るものの一例である。
本発明は上記問題点を解決するために成されたものであり、パワーダウン時の消費電力を抑制することができる増幅器及び半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の増幅器を、駆動用電圧が供給される第1端子、該駆動用電圧よりも大きさが小さな低電圧が供給される第2端子、及び第3端子を備えた所定スイッチング素子を有する差動増幅回路と、前記第3端子に前記駆動用電圧を供給可能に接続され、入力された第1スイッチング信号が、前記差動増幅回路の非パワーダウン状態を示す場合に前記駆動用電圧の前記第3端子への供給を阻止する阻止状態となり、前記差動増幅回路のパワーダウン状態を示す場合に前記駆動用電圧が前記第3端子に供給される供給状態となる第1スイッチング素子と、前記第2端子と前記第3端子とを導通可能に接続し、入力された第2スイッチング信号が、前記差動増幅回路の非パワーダウン状態を示す場合に前記第2端子及び前記第3端子間を導通状態とし、前記差動増幅回路のパワーダウン状態を示す場合に前記第2端子及び前記第3端子間を非導通状態とする第2スイッチング素子と、前記駆動用電圧が供給される第4端子、前記低電圧の供給先とされた第5端子、及び前記差動増幅回路の出力端から出力される信号の供給先とされた第6端子を備えた出力用スイッチング素子と、前記出力用スイッチング素子の第6端子に前記駆動用電圧を供給可能に接続され、入力された前記第1スイッチング信号が、前記差動増幅回路の非パワーダウン状態を示す場合に前記駆動用電圧が前記第6端子に供給されることを阻止する阻止状態となり、前記差動増幅回路のパワーダウン状態を示す場合に前記駆動用電圧が前記第6端子に供給される供給状態となるパワーダウン用スイッチング素子と、前記出力端と前記第6端子とを導通可能に接続し、入力された前記第2スイッチング信号が、前記差動増幅回路の非パワーダウン状態を示す場合に前記出力端及び前記第6端子間を導通状態とし、前記差動増幅回路のパワーダウン状態を示す場合に前記出力端及び前記第6端子間を非導通状態とする第3スイッチング素子と、を含み、前記パワーダウン用スイッチング素子及び前記第3スイッチング素子の各々を、バックゲートを有するトランジスタとし、前記パワーダウン用スイッチング素子のバックゲートを介して前記駆動用電圧が供給されるソース及びバックゲート、前記第3スイッチング素子のバックゲートが接続されたドレイン、並びに前記パワーダウン用スイッチング素子の制御端子が接続されたゲートを備えた第1補助トランジスタと、前記第3スイッチング素子のバックゲートが接続されたソース、前記出力端が接続されたドレイン、前記第3スイッチング素子の制御端子が接続されたゲート、及び前記第1補助トランジスタのバックゲートが接続されたバックゲートを備えた第2補助トランジスタと、を含んで構成した。
上記目的を達成するために、請求項7に記載の増幅器を、差動増幅回路と、駆動用電圧が供給される第1端子、該駆動用電圧よりも大きさが小さな低電圧の供給先とされた第2端子、及び前記差動増幅回路の出力端から出力される信号の供給先とされた第3端子を備えた出力用スイッチング素子の該第3端子前に記駆動用電圧を供給可能に接続され、入力された第1スイッチング信号が、前記差動増幅回路の非パワーダウン状態を示す場合に前記駆動用電圧が前記第3端子に供給されることを阻止する阻止状態となり、前記差動増幅回路のパワーダウン状態を示す場合に前記駆動用電圧が前記第3端子に供給される供給状態となる第1スイッチング素子と、前記出力端と前記第3端子とを導通可能に接続し、入力された前記第2スイッチング信号が、前記差動増幅回路の非パワーダウン状態を示す場合に前記出力端及び前記第3端子間を導通状態とし、前記差動増幅回路のパワーダウン状態を示す場合に前記出力端及び前記第3端子間を非導通状態とする第2スイッチング素子と、を含んで構成した。
上記目的を達成するために、請求項7に記載の半導体装置を、請求項1〜請求項6に何れか1項に記載の増幅器と、前記増幅器に含まれるスイッチング素子をスイッチング制御する制御部と、を含んで構成した。
本発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、パワーダウン時の消費電力を抑制することができる、という効果が得られる。
第1の実施の形態に係る増幅器の構成の一例を示す回路図である。 第1の実施の形態に係る増幅器に含まれる第1パワーダウン入力端子、第2パワーダウン入力端子及びバイアス電圧入力端子の各々に供給される信号の信号レベルの遷移例を示すタイムチャートである。 従来例の増幅器を用いた実験結果として駆動用電圧の大きさに対する増幅器に含まれる特定の複数のトランジスタ及び低電圧用端子から流出する電流の大きさの関係の一例を示すグラフである。 第1の実施の形態に係る増幅器を用いた実験結果として駆動用電圧の大きさに対する増幅器に含まれる主要なPMOSトランジスタ及び低電圧用端子から流出する電流の大きさの関係の一例を示すグラフである。 第2の実施の形態に係る増幅器の構成の一例を示す回路図である。 第1の実施の形態に係る増幅器を用いた実験結果として駆動用電圧の大きさに対する特定のPMOSトランジスタのオン抵抗の大きさの関係の一例、及び第2の実施の形態に係る増幅器を用いた実験結果として駆動用電圧の大きさに対する特定のPMOSトランジスタのオン抵抗の大きさの関係の一例を示すグラフである。 従来の増幅器の構成の一例を示す回路図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態例について詳細に説明する。なお、以下の実施の形態では、図7に示す例で説明した第1パワーダウン入力端子PD、第2パワーダウン入力端子PDN、反転入力端子INN、非反転入力端子INP、バイアス電圧入力端子VBN、出力端子OUT、駆動用電圧端子VDD及び低電圧端子VSSを流用しており、図7に示す例で説明したパワーダウン信号、反転パワーダウン信号、バイアス電圧信号、駆動用電圧及び低電圧も流用している。また、以下の説明では、PMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタのスイッチング状態を表現する文言として「オン」との文言及び「オフ」との文言を用い、「オン」とは、ソース及びドレイン間が導通状態であることを意味し、「オフ」とは、ソース及びドレイン間が非導通状態であることを意味する。また、導通状態とは、電流が流れていない状態と認められる予め定められた許容範囲内の(電流値が0Aのときを含む)状態を指し、非導通状態とは、電流が流れていると認められる状態(上記許容範囲外の状態)を指す。
[第1の実施の形態]
図1は、本第1の実施の形態に係る増幅器10の構成の一例を示す回路図である。図1に示すように、増幅器10は、差動増幅回路12及び出力回路14を含んで構成されており、これらが1チップ化された半導体装置とされている。また、増幅器10は、CPU(central processing Unit)、RAM(random access memory)及びROM(read only memory)を有するコンピュータを含む制御部を備えている。この制御部は増幅器10に含まれる所定トランジスタのゲートにスイッチング制御を行うための信号(オン信号又はオフ信号)を供給する。ここで言う「オン信号又はオフ信号」の一例としては、パワーダウン信号、反転パワーダウン信号及びバイアス電圧信号が挙げられる。
差動増幅回路12は、PMOSトランジスタ12A,12B,12C,12D及びNMOSトランジスタ12E,12F,12Gを含んで構成されている。所定スイッチング素子の一例であるPMOSトランジスタ12Aは、駆動用電圧が供給される第1端子の一例であるソース、第1端子に流入した電流が流出可能な(低電圧の供給先とされた)第2端子の一例であるドレイン、第3端子の一例であるゲート、及びバックゲートを備えている。PMOSトランジスタ12Aにおいて、バックゲート及びソースは駆動用電圧端子VDDに接続されている。NMOSトランジスタ12Eにおいて、ドレインはPMOSトランジスタ12Aのドレインに接続されており、ゲートは反転入力端子INNに接続されている。
PMOSトランジスタ12Bにおいて、ソース及びバックゲートは駆動用電圧端子VDDに接続されており、ゲートはPMOSトランジスタ12Aのゲートに接続されている。NMOSトランジスタ12Fにおいて、ドレインはPMOSトランジスタ12Bのドレインに、ゲートは非反転入力端子INPに、バックゲートはNMOSトランジスタ12Eのバックゲートに各々接続されている。
NMOSトランジスタ12Gにおいて、ゲートはバイアス電圧入力端子VBNに、ソースは低電圧端子VSSに、ドレインはNMOSトランジスタ12E,12Fの各ソースに、バックゲートは低電圧端子VSS及びNMOSトランジスタ12E,12Fの各バックゲートに各々接続されている。
第1スイッチング素子の一例であるPMOSトランジスタ12Cにおいて、ソース及びバックゲートは駆動用電圧端子VDDに、ゲートは第2パワーダウン入力端子PDNに各々接続されている。また、PMOSトランジスタ12CのドレインはPMOSトランジスタ12Aのゲートに接続されている。従って、PMOSトランジスタ12CはPMOSトランジスタ12Aのゲートに駆動用電圧を供給することが可能となる。すなわち、PMOSトランジスタ12Cは、入力された反転パワーダウン信号が差動増幅回路12の通常動作状態を示す場合にオフとなり、これにより駆動用電圧がPMOSトランジスタ12Aのゲートに供給されることを阻止する阻止状態となる。また、PMOSトランジスタ12Cは、入力された反転パワーダウン信号が差動増幅回路12のパワーダウン状態を示す場合にオンとなり、これにより駆動用電圧がPMOSトランジスタ12Aのゲートに供給される供給状態となる。
第2スイッチング素子の一例であるPMOSトランジスタ12Dにおいて、ゲートは第1パワーダウン入力端子PDに、ソースはPMOSトランジスタ12Aに、ドレインはPMOSトランジスタ12Aのドレインに、バックゲートはPMOSトランジスタ12Cのバックゲートに各々接続されている。つまり、PMOSトランジスタ12Dは、PMOSトランジスタ12Aのドレインとゲートとを導通可能に接続しており、入力されたパワーダウン信号が差動増幅回路12の通常動作状態を示す場合にオンとなり、これによりPMOSトランジスタ12Aのドレイン及びゲート間(ダイオード接続区間)を導通状態とする。また、PMOSトランジスタ12Dは、差動増幅回路12のパワーダウン状態を示す場合にオフとなり、これによりPMOSトランジスタ12Aのドレイン及びゲート間(ダイオード接続区間)を非導通状態とする。
出力回路14は、PMOSトランジスタ14A,14B,14C、NMOSトランジスタ14D,14E、抵抗器14F及び位相補償用のコンデンサ14Gを含んで構成されている。抵抗器14F及びコンデンサ14Gは直列に接続されており、差動増幅回路12におけるPMOSトランジスタ12BのドレインとNMOSトランジスタ12Fのドレインとの接続点に相当する差動増幅回路12の出力端αは抵抗器14F及びコンデンサ14Gを介して出力端子OUTに接続されている。
出力用スイッチング素子の一例であるPMOSトランジスタ14Aは、駆動用電圧が供給される第4端子の一例であるソース、第4端子に流入した電流が流出可能な(低電圧の供給先とされた)第5端子の一例であるドレイン、PMOSトランジスタ14Cを介して出力端αに接続されている第6端子の一例であるゲート、及びバックゲートを備えている。PMOSトランジスタ14Aにおいて、ソース及びバックゲートは駆動用電圧端子VDDに接続されており、ドレインは出力端子OUTに接続されている。
パワーダウン用スイッチング素子の一例であるPMOSトランジスタ14Bにおいて、ソース及びバックゲートは駆動用電圧端子VDDに、ゲートは第2パワーダウン入力端子PDNに各々接続されている。また、PMOSトランジスタ14BのドレインはPMOSトランジスタ14Aのゲートに接続されている。従って、PMOSトランジスタ14BはPMOSトランジスタ14Aのゲートに駆動用電圧を供給することが可能となる。すなわち、PMOSトランジスタ14Bは、入力された反転パワーダウン信号が差動増幅回路12の通常動作状態を示す場合にオフとなり、これにより駆動用電圧がPMOSトランジスタ14Aのゲートに供給されることを阻止する阻止状態となる。また、PMOSトランジスタ14Bは、制御部から入力された反転パワーダウン信号が差動増幅回路12のパワーダウン状態を示す場合にオンとなり、これにより駆動用電圧がPMOSトランジスタ14Aのゲートに供給される供給状態となる。
パワーダウン用スイッチング素子の一例であるPMOSトランジスタ14Cにおいて、ゲートは第1パワーダウン入力端子PDに、ソースはPMOSトランジスタ14Aのゲートに、ドレインは出力端αに、バックゲートはPMOSトランジスタ14Bのバックゲートに各々接続されている。つまり、PMOSトランジスタ14Cは、出力端αとPMOSトランジスタ14Aのゲートとを導通可能に接続しており、入力されたパワーダウン信号が差動増幅回路12の通常動作状態を示す場合にオンとなり、これにより出力端αとPMOSトランジスタ14Aのゲートとの間を導通状態とする。また、PMOSトランジスタ4Cは、差動増幅回路12のパワーダウン状態を示す場合にオフとなり、これにより出力端αとPMOSトランジスタ14Aのゲートとの間を非導通状態とする。
出力用スイッチング素子の導電型と対を成す導電型の他の出力用スイッチング素子の一例であるNMOSトランジスタ14Dは、低電圧が供給される第7端子の一例であるソース、第8端子の一例であるドレイン、入力されたバイアス電圧信号が供給される制御端子の一例であるゲート、及びバックゲートを備えている。NMOSトランジスタ14Dにおいて、ソース及びバックゲートは低電圧端子VSSに、ドレインは出力端子OUTに、ゲートはバイアス電圧入力端子VBNに各々接続されている。
他のパワーダウン素子の一例であるNMOSトランジスタ14Eにおいて、ソース及びバックゲートは低電圧端子VSSに、ゲートは第1パワーダウン入力端子PDに各々接続されている。また、NMOSトランジスタ14EのドレインはNMOSトランジスタ14Dのゲートに接続されている。従って、NMOSトランジスタ14EはPMOSトランジスタ14Dのゲートに低電圧を供給することが可能となる。すなわち、NMOSトランジスタ14Eは、入力されたパワーダウン信号が差動増幅回路12の通常動作状態を示す場合にオフとなり、これにより低電圧がNMOSトランジスタ14Dのゲートに供給されることを阻止する阻止状態となる。また、NMOSトランジスタ14Eは、入力されたパワーダウン信号が差動増幅回路12のパワーダウン状態を示す場合にオンとなり、これにより低電圧がNMOSトランジスタ14Dのゲートに供給される供給状態となる。
次に、図1及び図2を参照しながら本第1の実施の形態に係る増幅器10の動作について通常動作状態とパワーダウン状態とで場合分けして説明する。なお、図2は、第1パワーダウン入力端子PDに入力されるパワーダウン信号、第2パワーダウン入力端子PDNに入力される反転パワーダウン信号及びバイアス電圧入力端子VBNに入力されるバイアス電圧信号の各信号レベルの状態遷移の一例を示すタイムチャートである。
先ず、通常動作状態について説明する。通常動作状態では、第1パワーダウン入力端子PDにローレベルのパワーダウン信号が入力され、第2パワーダウン入力端子PDNにハイレベルの反転パワーダウン信号が入力され、バイアス電圧入力端子VBNにハイレベルのバイアス電圧信号が入力される。これにより、差動増幅回路12において、PMOSトランジスタ12Cがオフとなり、PMOSトランジスタ12D及びNMOSトランジスタ12Gがオンとなる一方、出力回路14において、PMOSトランジスタ14B及びNMOSトランジスタ14Eがオフとなり、PMOSトランジスタ14Cがオンとなるので、反転入力端子INNに入力された反転入力信号及び非反転入力端子INPに入力された非反転入力信号の差分に応じた電圧の大きさを示す出力信号が出力端子OUTから出力される。
次に、パワーダウン状態について説明する。パワーダウン状態では、第1パワーダウン入力端子PDにハイレベルのパワーダウン信号が入力され、第2パワーダウン入力端子PDNにローレベルの反転パワーダウン信号が入力され、バイアス電圧入力端子VBNにローレベルのバイアス電圧信号が入力される。これにより、差動増幅回路12において、PMOSトランジスタ12Cがオンとなり、PMOSトランジスタ12D及びNMOSトランジスタ12Gがオフとなる一方、出力回路14において、PMOSトランジスタ14B及びNMOSトランジスタ14Eがオンとなり、PMOSトランジスタ14Cがオフとなるので、図7に示す従来例に比べ、差動増幅回路12から流出する電流量及び出力回路14から流出する電流量が劇的に減少する。
すなわち、差動増幅回路12については、PMOSトランジスタ12CがオンとなることでPMOSトランジスタ12Aのゲートがプルダウンされるので、PMOSトランジスタ12AがオフとなりPMOSトランジスタ12Aのドレインからの電流漏れが阻止される。ここで、図7に示す従来例のように仮にPMOSトランジスタ12Aのドレイン及びゲート間が単にダイオード接続されているのであれば、PMOSトランジスタ12CがオンとなることでPMOSトランジスタ12Cのドレインから流出した電流が差動増幅回路12から漏れ出てしまうところ、本第1の実施の形態に係る増幅器10では、PMOSトランジスタ12Cがオンとなる時期に合わせてPMOSトランジスタ12Dがオフされるため、PMOSトランジスタ12Cのドレインから流出する電流はPMOSトランジスタ12Dにて阻止される。
一方、出力回路14については、PMOSトランジスタ14BがオンとなることでPMOSトランジスタ14Aのゲートがプルダウンされるので、PMOSトランジスタ14AがオフとなりPMOSトランジスタ14Aのドレインからの電流漏れが阻止される。ここで、図7に示す従来例のように仮に出力端α及びPMOSトランジスタ14Aのゲート間が単に接続線で接続されているのであれば、PMOSトランジスタ14BがオンとなることでPMOSトランジスタ14Bのドレインから流出した電流が差動増幅回路12から漏れ出てしまうところ、本第1の実施の形態に係る増幅器10では、PMOSトランジスタ14Bがオンとなる時期に合わせてPMOSトランジスタ14Cがオフされるため、PMOSトランジスタ14Bのドレインから流出する電流はPMOSトランジスタ14Cにて阻止される。
従って、図7に示す従来例の増幅器における各トランジスタに流れる電流の大きさと図1に示す増幅器10のおける各トランジスタに流れる電流の大きさとを比較すると、図1に示すPMOSトランジスタ14Bのドレインから流出する電流の大きさは、図7に示すパワーダウン用PMOSトランジスタ(PMOSトランジスタMP1)のドレインから流出する電流の大きさよりも圧倒的に小さくなる。また、図1に示すPMOSトランジスタ12Aのドレインから流出する電流の大きさは、図7に示す差動増幅回路におけるダイオード接続されたPMOSトランジスタ(PMOSトランジスタMP6)のドレインから流出する電流の大きさよりも圧倒的に小さくなる。また、図1に示す差動増幅回路12から漏れ出る電流の大きさは、図7に示す差動増幅回路から漏れ出る電流の大きさよりも圧倒的に小さくする。このように、本第1の実施の形態に係る増幅器10によれば、パワーダウン状態の場合の増幅器10からの電流の漏れ量を従来例の場合に比べ圧倒的に少なくなくすることができる。
しかも、PMOSトランジスタ12C,12D,14Cをスイッチング制御するための信号を新たに生成することなく、従来から採用しているパワーダウン信号、反転パワーダウン信号及びバイアス電圧信号をそのまま利用しているため、本構成を有しない場合に比べ、消費電流を効率的に低減することができる。
図3には、従来例の増幅器を用いた実験結果として駆動用電圧VDDの大きさに対する増幅器に含まれる特定の複数のトランジスタ(図3に示すPMOSトランジスタMP6,MP8,MP1)及び低電圧用端子VDDから流出する電流の大きさの関係を示す一例が示されており、図4には、本第1の実施の形態に係る増幅器10を用いた実験結果として駆動用電圧VDDの大きさに対する増幅器10に含まれるPMOSトランジスタ12A,14A,14Bの各々(上記特定の複数のトランジスタに対応するトランジスタ)及び低電圧用端子VDDから流出する電流の大きさの関係を示す一例が示されている。図3及び図4に示すように、従来例の増幅器に含まれるPMOSトランジスタMP6,MP8,MP1及び本第1の実施の形態に係る増幅器10に含まれるPMOSトランジスタ12A,14A,14Bは共に駆動用電圧VDDの大きさが大きくなるに従って漏れ電流量が減少しているものの、本第1の実施の形態に係る増幅器10に含まれるPMOSトランジスタ12A,14A,14Bの各々から流出する電流の大きさは、従来例の増幅器に含まれるPMOSトランジスタMP6,MP8,MP1の各々から流出する電流の大きさに比べ圧倒的に小さいことが判る。
[第2の実施の形態]
本第2の実施の形態では、増幅器が安定して通常動作するために必要な位相補償を確保する場合について説明する。位相補償とは、帰還型増幅回路などにおいて、波形の位相を安定させるために設けられた回路(補償回路)のことである。オペアンプなどの増幅回路で、位相のずれが一定限度を超えると、発振が生じてしまい(一定の周波数を出力し続ける状態となり)、正しい波形が得られなくなってしまう。位相補償はこの位相のずれを一定限度内に抑えることで、発振を防ぎ波形を安定させている。
以下、上記第1の実施の形態で説明した構成と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
図5は、本第2の実施の形態に係る増幅器20の構成の一例を示す回路図である。図5に示すように、本第2の実施の形態に係る増幅器20は、上記第1の実施の形態に係る増幅器10に比べ、差動増幅器12に代えて差動増幅器22を適用した点及び出力回路14に代えて出力回路24を適用した点が異なっている。
出力回路24は、上記第1の実施の形態に係る出力回路14に比べ、PMOSトランジスタ14H,14Jを更に設けた点が異なっている。第1補助トランジスタの一例であるPMOSトランジスタ14Hは、PMOSトランジスタ14Bのバックゲートが接続され、これによって駆動用電圧が供給されるソース及びバックゲートと、PMOSトランジスタ14Cのバックゲートが接続されたドレインと、PMOSトランジスタ14Bのゲートが接続されたゲートと、を備えている。また、第2補助トランジスタの一例であるPMOSトランジスタ14Jは、PMOSトランジスタ14Cのバックゲートが接続されたソースと、出力端αが接続されたドレインと、PMOSトランジスタ14Cのゲートが接続されたゲートと、PMOSトランジスタ14Hのバックゲートが接続されたバックゲートと、を備えている。
差動増幅器22は、上記第1の実施の形態に係る差動増幅器12に比べ、PMOSトランジスタ12H,12Jを更に設けた点が異なっている。第3補助トランジスタの一例であるPMOSトランジスタ12Hは、PMOSトランジスタ12Bのバックゲートが接続され、これによって駆動用電圧が供給されるソース及びバックゲートと、PMOSトランジスタ12Dのバックゲートが接続されたドレインと、PMOSトランジスタ12Cのゲートが接続されたゲートと、を備えている。また、第4補助トランジスタの一例であるPMOSトランジスタ12Jは、PMOSトランジスタ12Dのバックゲートが接続されたソースと、PMOSトランジスタ12Aのドレインが接続されたドレインと、PMOSトランジスタ12Dのゲートが接続されたゲートと、PMOSトランジスタ12Hのバックゲートが接続されたバックゲートと、を備えている。
上記第1の実施の形態に係る増幅器10は、出力回路14に含まれるPMOSトランジスタ14Cのオン抵抗が高くなる条件(例えば、動作保証範囲の温度などの条件)下では、位相補償が低下してしまう虞がある。すなわち、図7に示す従来例では、出力段PMOSトランジスタのゲートと差動増幅回路の出力端とを接続する接続線には回路素子が何も挿入されていなかったのに対し、上記第1の実施の形態に係る増幅器10ではPMOSトランジスタ14Cを挿入したことに起因すると考えられる。
そこで、本第2の実施の形態に係る増幅器20では、PMOSトランジスタ14H,14Jを更に設けることにより、PMOSトランジスタ14Cのバックゲート及びソースを短絡することとした。これにより、PMOSトランジスタ14Cについて基板バイアス効果が減少してオン抵抗が低くなるので、位相補償が改善できる。オン抵抗を低くするのは、オン抵抗が高いと位相が遅れてしまうことがあるから(オン抵抗は低い程(0Ωに近い程)発振し難くなるから)である。位相補償は位相遅れを戻すための回路ということもでき、オン抵抗が高いと位相遅れを戻すことが困難になるため、オン抵抗は低くすることが好ましい。
また、位相補償の改善効果を更に高めるために、本第2の実施に係る増幅器20では、PMOSトランジスタ12H,12Jを更に設けることにより、PMOSトランジスタ12Dのバックゲート及びソースを短絡することとした。これにより、PMOSトランジスタ12Dについて基板バイアス効果が減少してオン抵抗が低くなるので、位相補償が改善できる。
このように本第2の実施の形態に係る増幅器20によれば、上記第1の実施の形態に係る増幅器10に対してPMOSトランジスタ12H,12J,14H,14Jを更に設けてPMOSトランジスタ12D,14Cの各々においてバックゲート及びソースを短絡したので、図7に示す従来例と同様の機能を発揮しながらも、図7に示す従来例に比べ、消費電流を低減することができる。
図6には、上記第1の実施の形態に係る増幅器10を用いた実験結果として駆動用電圧VDDの大きさに対するPMOSトランジスタ14Cのオン抵抗の大きさの関係を示す一例、及び本第2の実施の形態に係る増幅器20を用いた実験結果として駆動用電圧VDDの大きさに対するPMOSトランジスタ14Cのオン抵抗の大きさの関係を示す一例が示されている。図6に示すように、本発明者らは、−45℃、オン電圧の大きさが所定値以上の大きさ、及び駆動用電圧の大きさが2.1Vの条件下において、本第2の実施の形態に係る増幅器20に含まれるPMOSトランジスタ14Cのオン抵抗の大きさが、上記第1の実施の形態に係る増幅器10に含まれるPMOSトランジスタ14Cのオン抵抗の大きさの1/10以下となり、位相補償が改善したことを既に確認している。
10,20 増幅器
12,22 差動増幅回路
12A,12C,12D,12H,12J,14A,14B,14C,14H,14J PMOSトランジスタ
14D,14E NMOSトランジスタ

Claims (7)

  1. 駆動用電圧が供給される第1端子、該駆動用電圧よりも大きさが小さな低電圧が供給される第2端子、及び第3端子を備えた所定スイッチング素子を有する差動増幅回路と、
    前記第3端子に前記駆動用電圧を供給可能に接続され、入力された第1スイッチング信号が、前記差動増幅回路の非パワーダウン状態を示す場合に前記駆動用電圧の前記第3端子への供給を阻止する阻止状態となり、前記差動増幅回路のパワーダウン状態を示す場合に前記駆動用電圧が前記第3端子に供給される供給状態となる第1スイッチング素子と、
    前記第2端子と前記第3端子とを導通可能に接続し、入力された第2スイッチング信号が、前記差動増幅回路の非パワーダウン状態を示す場合に前記第2端子及び前記第3端子間を導通状態とし、前記差動増幅回路のパワーダウン状態を示す場合に前記第2端子及び前記第3端子間を非導通状態とする第2スイッチング素子と、
    前記駆動用電圧が供給される第4端子、前記低電圧の供給先とされた第5端子、及び前記差動増幅回路の出力端から出力される信号の供給先とされた第6端子を備えた出力用スイッチング素子と、
    前記出力用スイッチング素子の第6端子に前記駆動用電圧を供給可能に接続され、入力された前記第1スイッチング信号が、前記差動増幅回路の非パワーダウン状態を示す場合に前記駆動用電圧が前記第6端子に供給されることを阻止する阻止状態となり、前記差動増幅回路のパワーダウン状態を示す場合に前記駆動用電圧が前記第6端子に供給される供給状態となるパワーダウン用スイッチング素子と、
    前記出力端と前記第6端子とを導通可能に接続し、入力された前記第2スイッチング信号が、前記差動増幅回路の非パワーダウン状態を示す場合に前記出力端及び前記第6端子間を導通状態とし、前記差動増幅回路のパワーダウン状態を示す場合に前記出力端及び前記第6端子間を非導通状態とする第3スイッチング素子と、を含み、
    前記パワーダウン用スイッチング素子及び前記第3スイッチング素子の各々を、バックゲートを有するトランジスタとし、
    前記パワーダウン用スイッチング素子のバックゲートを介して前記駆動用電圧が供給されるソース及びバックゲート、前記第3スイッチング素子のバックゲートが接続されたドレイン、並びに前記パワーダウン用スイッチング素子の制御端子が接続されたゲートを備えた第1補助トランジスタと、
    前記第3スイッチング素子のバックゲートが接続されたソース、前記出力端が接続されたドレイン、前記第3スイッチング素子の制御端子が接続されたゲート、及び前記第1補助トランジスタのバックゲートが接続されたバックゲートを備えた第2補助トランジスタと、を更に含む
    増幅器。
  2. 前記第1補助トランジスタのバックゲートは、前記第3スイッチング素子のバックゲートを介さずに前記第2補助トランジスタのバックゲートに接続された請求項1に記載の増幅器。
  3. 前記出力用スイッチング素子の導電型と対を成す導電型の他の出力用スイッチング素子であって、前記低電圧が供給される第7端子、前記第5端子が接続された第8端子、及び入力された前記第1スイッチング信号に相当する信号が供給される第9端子を備えた他の出力用スイッチング素子と、
    前記第9端子に前記低電圧を供給可能に接続され、入力された前記第2スイッチング信号が、前記差動増幅回路の非パワーダウン状態を示す場合に前記低電圧が前記第9端子に供給されることを阻止する阻止状態となり、前記差動増幅回路のパワーダウン状態を示す場合に前記低電圧が前記第9端子に供給される供給状態となる他のパワーダウン用スイッチング素子と、を更に含む請求項1又は請求項2に記載の増幅器。
  4. 前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子の各々を、バックゲートを有するトランジスタとし、
    前記第1スイッチング素子のバックゲートを介して前記駆動用電圧が供給されるソース及びバックゲート、前記第2スイッチング素子のバックゲートが接続されたドレイン、並びに前記第1スイッチング素子のゲートが接続されたゲートを備えた第3補助トランジスタと、
    前記第2スイッチング素子のバックゲートが接続されたソース、前記所定スイッチング素子の第2端子に接続されたドレイン、前記第2スイッチング素子のゲートが接続されたゲート、及び前記第3補助トランジスタのバックゲートに接続されたバックゲートを備えた第4補助トランジスタと、を更に含む請求項1〜請求項3の何れか1項に増幅器。
  5. 差動増幅回路と、
    駆動用電圧が供給される第1端子、該駆動用電圧よりも大きさが小さな低電圧の供給先とされた第2端子、及び前記差動増幅回路の出力端から出力される信号の供給先とされた第3端子を備えた出力用スイッチング素子の該第3端子前に記駆動用電圧を供給可能に接続され、入力された第1スイッチング信号が、前記差動増幅回路の非パワーダウン状態を示す場合に前記駆動用電圧が前記第3端子に供給されることを阻止する阻止状態となり、前記差動増幅回路のパワーダウン状態を示す場合に前記駆動用電圧が前記第3端子に供給される供給状態となる第1スイッチング素子と、
    前記出力端と前記第3端子とを導通可能に接続し、入力された前記第2スイッチング信号が、前記差動増幅回路の非パワーダウン状態を示す場合に前記出力端及び前記第3端子間を導通状態とし、前記差動増幅回路のパワーダウン状態を示す場合に前記出力端及び前記第3端子間を非導通状態とする第2スイッチング素子と、を含み、
    前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子の各々を、バックゲートを有するトランジスタとし、
    前記第1スイッチング素子のバックゲートを介して前記駆動用電圧が供給されるソース及びバックゲート、前記第2スイッチング素子のバックゲートが接続されたドレイン、並びに前記第1スイッチング素子のゲートが接続されたゲートを備えた第1補助トランジスタと、
    前記第2スイッチング素子のバックゲートが接続されたソース、前記出力端が接続されたドレイン、前記第2スイッチング素子のゲートが接続されたゲート、及び前記第1補助トランジスタのバックゲートが接続されたバックゲートを備えた第2補助トランジスタと、を更に含む
    増幅器。
  6. 前記第1補助トランジスタのバックゲートは、前記第2スイッチング素子のバックゲートを介さずに前記第2補助トランジスタのバックゲートに接続された請求項1に記載の増幅器。
  7. 請求項1〜請求項6に何れか1項に記載の増幅器を1チップ化した半導体装置。
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