JP5815409B2 - カミソリカートリッジ、及び該カミソリカートリッジを備えている機械式カミソリ - Google Patents

Description

本発明は、カミソリカートリッジ、及び該カミソリカートリッジを備えている機械式カミソリに関する。

特に、本発明は、ハウジングと、ハウジングによって受容されると共に平行な第１の表面及び第２の表面を有している少なくとも１つのサポートであって、下側部分と、上側部分と、下側部分と上側部分との間に位置する湾曲した中間部分とを備えている少なくとも１つのサポートと、刃先部とサポートの上側部分の第２の表面に固定されている固定部分とを備えているカミソリ刃とを備えているカミソリカートリッジに関する。

特許文献１は、安全を保証するこのようなカミソリヘッドを開示する。

しかしながら、このようなシェーバーの性能の改善を求めるニーズがある。

国際公開第２００７／１４７４２０号パンフレット 国際公開第２００６／０２７０１８号パンフレット

この目的を達成するために、本発明では、このようなカミソリヘッドにおいて、サポートの第２の表面は、少なくとも曲げられた部分において延在している凹所（１７９）を有している。

これら特徴によって、ヘッド部分を全体的に大きくすることなく、カミソリ刃を受容するサポートの上側部分を延長することが可能となる。

幾つかの実施例では、当業者は、従属請求項に規定される１つ以上の特徴を利用することができる。

１つ以上の実施例における利点は、以下の通りである。
−カミソリ刃をサポートに良好に固定すること；
−サポートの曲げ剛性を改善すること；
−製品同士又はマルチ−カミソリ刃ヘッドのための製品同士におけるカミソリ刃の位置のばらつきを低減し、シェービングの精度を向上させること。

本発明の他の特徴及び利点は、非限定的な実施例及び添付図面のうち一の実施例又は図面に関する以下の説明から明らかになる。

第１の実施例における構成部品の製造設備の概略図である。 図３の断面II-IIに沿った、図１に表わす装置の溝形成ステーションの概略的な断面図である。 整直ステーションにおけるストリップの概略的な側面図である。 図１に表わす装置のノッチングステーションの詳細な斜視図である。 図４の断面Ｖ−Ｖに沿った、ノッチング装置の部分的な断面図である。 図１に表わすベンディングステーションの斜視図である。 図６の断面VII-VIIに沿った、ベンディングステーションの断面図である。 図７のVIII部分を示す、ベンディングステーションの拡大断面図である。 図１に表わす装置の変位ステーション及び分離ステーションの詳細な斜視図である。 図９の部分的な斜視図である。 図１０の断面XI-XIに沿った部分的な断面図である。 図９の他の斜視図である。 図１５の詳細図である。 図１３の断面XIV-XIVに沿った断面図である。 図１に表わす装置の組立ステーションの斜視図である。 図１に表わす装置のためのベンディングステーションの斜視図である。 図１に表わす装置のための破断ステーション及びスタックステーションの斜視図である。 運搬ステーションから出たストリップの一部分の概略的な斜視図である。 溝形成ステーションを出たストリップの概略的な断面図である。 ノッチングステーションを出たストリップの、断面XX-XXに沿った断面図である。 ノッチングステーションを出たストリップの一部分の平面図である。 ベンディングステーションにおけるストリップの部分的な斜視図である。 図２２の一部分を拡大した図である。 分離ステーションを出たサポートの概略的な斜視図である。 結合ステーションにおけるカミソリ刃とカミソリ刃サポートとから成る組立体の側面図である。 破断ステーションを出たカミソリ刃とカミソリ刃サポートとから成る組立体の斜視図である。 カミソリ刃とカミソリ刃サポートとから成る組立体の部分図である。 第２の実施例におけるカミソリ刃サポートの断面図である。 第３の実施例におけるカミソリ刃サポートの断面図である。 例示的なカミソリヘッドの分解斜視図である。

異なる図面において、同一の参照符号が類似する構成部品に付されている。

図１は、カミソリ刃及びカミソリ刃サポートから成る組立体を製造するための製造装置１の概略図である。このような装置は、図１において実線及び点線の両方によって、特に直線によって具体化されている経路２に沿って、より具体的にはカミソリ刃サポートの材料のための矩形状の経路に沿って配置されている複数のステーションを備えている。ステーションについては後述する。

当該実施例では、製造装置１は、カミソリ刃サポートの材料から成る細長いストリップを搬送する搬送ステーション３と、経路２に沿って配置されている以下のステーションとを備えている。該ステーションは以下の順で配設されている。
−搬送ステーションによって搬送されるストリップ材料の搬送速度を制御するために利用されるループ制御ステーション４。ループ制御ステーションは、本発明が属する技術分野では典型的であるので、以下に詳述しない；
−長手方向に延在する溝をストリップに形成するように適合されている溝形成ステーション５。溝形成ステーションについては、図２に関連して説明する；
−例えば、サポートストリップの高さ方向に対して平行に延在している並列された回転軸線を有している２列のローラであって、該回転軸線に対する横方向及びストリップの移動方向に対する横方向において互いから離隔しており、ストリップをその移動方向に沿って整直するためにストリップの両表面と接触した状態において回転する２列のローラを備えているストリップ整直ステーション６。ストリップ整直ステーションは、本発明が属する技術分野では典型的である；
−ストリップにノッチングを実施するように適合されているノッチングステーション７（図３及び図４参照）；
−ストリップを湾曲させるように適合されているベンディングステーション（図５及び図６参照）。
−ストリップを経路に沿って移動させるように適合されている第１の変位ポスト９ａ（図８参照）と、サポートそれぞれを経路に沿って移動させるように適合されている第２の変位ポスト９ｂ（図１０参照）とを備えている移動ステーション（図７参照）；
−サポートそれぞれをストリップから分離し、第１の変位ポスト９ａと第２の変位ポスト９ｂとの間に配置させるように適合されている分離ステーション１０（図７参照）；
−サポートに応答してカミソリ刃を搬送するように適合されているカミソリ刃搬送ステーション１１（図１１参照）；
−カミソリ刃をカミソリ刃サポートに組み付けるように適合されているカミソリ刃組立ステーション１２（図１２及び図１３参照）；
−カミソリ刃とカミソリ刃サポート（図１４参照）とを共に堅固に結合するように適合されているカミソリ刃カミソリ刃サポート結合ステーション１３；
−カミソリ刃の一部分を破損させるように適合されている破損ステーション１４（図１５参照）；及び
−積み重ねられた組立体（図１５参照）を形成するように適合されている組立体スタックステーション。

大部分の該ステーションは、ボード１６上に配置されており、１つ以上のアクチュエータ５´，７´，８´，９ａ´，１０´，９ｂ´，１２´，１４´，１５´それぞれによって動作される。例えば、サーボモータ１８によって駆動される共通する回転シャフト１７にこれらアクチュエータすべてを接続することによって、ステーションが確実に同期して動作する。

さらに、図１には示さないが、検査装置（例えば光学センサやこれに類する物）が、特定ステーションにおける製造工程を制御するように、ステーション同士の間に配置されている。このような制御は、例えばマイクロコンピュータやこれに類する物のような遠隔管理ステーション１９に接続されている。また、遠隔管理ステーションは、サーボモータ１８の動作を制御する。例えば結合ステーションのような幾つかのステーションは、回転シャフト１７によって直接制御される必要はなく、遠隔管理ステーション１９によって直接制御可能とされる場合がある。

搬送ステーション３は、例えば回転軸線Ｙ_３を中心として回転可能なリールであって、カミソリ刃ヘッドのためのカミソリ刃サポートになる材料のストリップを搬送するリールを備えている。

図１８に表わすように、ストリップ３４は、高剛性材料から成る細長く平坦で薄肉な材料片である。例えば、該ストリップは、冷間圧延や焼鈍によって得ることができ、以下の組成（単位：質量％）から成る母材から適切な幅に切断される。
Ｃ＝ ［０．０７； ０．１５］，
Ｃｒ＝ ［１７．５； １９．５］，
Ｍｎ＝ ［５．０； ７．５］，
Ｎｉ＝ ［６．５； ８．５］，
Ｎ＝ ［０．２０； ０．３０］，
Ｓｉ＝ ［０．５０； １．００］，
Ｐ＝ ［０； ０．０３０］，
Ｓ＝ ［０； ０．０１５］．

このような材料は、その硬度が約２００〜２５０Ｈｖ１Ｋｇｆであり、その引張強度が７６０〜９６０Ｎ／ｍｍ^２である。材料の表面形状については、その厚さｔ（図２７参照）は約０．２７ｍｍ（例えば０．２２ｍｍ〜０．３２ｍｍ、好ましくは０．２７５ｍｍ〜０．２８５ｍｍ）であり、その高さｈは約２．５８ｍｍ（例えば２．５３ｍｍ〜２．６３ｍｍ）である。

続いて、基準座標系Ｘ−Ｙ−Ｚが、ストリップの形状を説明するために利用される。Ｘはストリップの長さ（延在方向）を規定し、Ｙはストリップが最小となる方向（厚さ方向）を規定し、Ｚはストリップの第３の方向、すなわち高さ方向を規定する。基準座標系Ｘ−Ｙ−Ｚは、ストリップに関する局所的基準座標系であり、例えばストリップが２つのステーションの間における間隙において回転する場合には、全体的な基準座標系（図示しない）に変更される。

ストリップは、平坦な薄肉材料であるので、自身の高さに沿って（Ｚ方向に沿って）上側部分３９、下側部分３５、及び上側部分３９と下側部分３５との間の中間部分３６において任意に分割可能である。上側部分３９は頂面４６から下方に延在しており、下側部分３５は底面４７から上方に延在している。ストリップ３４は、方向Ｙにおいて反対向きになっていると共に例えば製造工程のこの段階では区別することができない、２つの表面４８，４９を有している。

ストリップ３４は、以下に詳述するように、リールが連続的に回転することによって、及び第１の変位ポスト９ａがステップ的に移動することによって、搬送ステーション３の外側に駆動される。このようにして、ストリップは、リール３の回転速度を制御するために利用されるループ制御ステーション４を通過する。その後、ストリップ３４は、図２及び図３に詳細に表わすように、溝形成ステーション５を通過する。

図２及び図３に表わすように、溝形成ステーション５において、ストリップ３４は、ストリップの中間部分３６に配置されていると共に回転軸線Ｚ_２０及びＺ_２１を中心として回転するように制御される溝形成ローラ２０とカウンターローラ２１との間において、長手方向Ｘに沿って移動される。外面２２は、ストリップの外面４９を変形させることなく、ストリップの外面４９を支持するにすぎない。溝形成ローラ２０の外面２３は、中間部分においてストリップ３４の内面４８に溝５０を形成するように配置されている。溝５０は、例えば圧延によって、連続的且つ途切れずにストリップ３４に形成される。溝５０は、例えばＸ−Ｙ平面に関して対称な斜面５０_１及び５０_２を有している三角状の断面を有している。他の形状であっても良い。溝切りは、他の溝形成方法である。

溝形成ステーション５から出たストリップのＹ−Ｚ平面における断面形状は、概略的に図１９に表わす通りである。

アクチュエータ５´は、溝形成ステーション５の移動、特に軸Ｚ_２０を中心とするローラ２０の回転を制御する。

その後、ストリップは、経路２に沿って上述の整直ステーション６に移動した後に、図４に表わすノッチングステーション７に移動する。アクチュエータ７´は、ノッチング装置２４が所定の周期でストリップ３４にノッチを形成するように適合されている。当該実施例では、この周期が、将来の対応するカミソリ刃サポート１３４がストリップの２つの隣り合うノッチ５１の間において延在するように選定される。図５では、ノッチング装置２４は、ストリップの内面４８及び外面４９のうち一方の表面（例えば内面４８）に面している端部２５´を有している円筒状のシート２５と、アクチュエータ７´によって前後方向に動作するように方向Ｙ_７に沿ってシート２５に対して滑動可能なピストン２６とを備えている。ピストン２６は、ノッチングヘッド２６´において、ストリップ３４を貫通して穿孔するように適合されているノッチング部分２７を備えている。図２０及び図２１では、ノッチ５１は、内面４８と外面４９との間におけるストリップ３４の厚さ全体に亘って延在している。該ノッチは、頂面４６から下方に延在しているが、底面４７には到達していない。さらに、ノッチ５１は、頂面４６から下方に延在している頂部短辺部分５２と、Ｘ軸に沿って頂部短辺部分５２よりも長く、頂部短辺部分５２から下方にストリップ３４の中間部分に至るまで延在している底部長辺部分５３とを備えている。

その後に、ストリップ３４は、図６〜図８に詳細に表わすベンディングステーション８に移動される。ベンディングステーション８は、ストリップ３４の下側部分３５を受容するスロット２９を備えている固定式受容部分２８を備えている（図８参照）。ストリップの中間部分３６と上側部分３９とが、スロット２９の外側に突出している。

ベンディングステーション８は、回転軸線Ｘ_８に関して回転可能にアクチュエータ８´に取り付けられているベンディングツール３０を備えている。アクチュエータ８´は、ベンディングツール３０が中立位置（図示しない）と図７に表わすベンディング位置との間において回転軸線Ｘ_８を中心として回転するように、サポート７９に対して軸線Ｘ_８´を中心として相対的に可動とされる。ベンディングツール３０の（図７に表わす平面に対して直角な）Ｘ軸に沿った長さは、２つのノッチ５１を隔てている距離と略同一である。ベンディングツール３０は、２つの隣り合うノッチ５１同士の間においてＸ軸を中心として屈曲させるように、ストリップ３４を支持しているベンディング面３１を有している。

当該実施例では、溝５０が形成されたストリップの表面４８がストリップの内面となるように、且つ、外面４９が外面となるように、ベンディングが実施される。しかしながら、代替的な実施例では、ベンディングは、ストリップの外面に形成された溝５０と共に実施される。ベンディングは、主にストリップ３４の中間部分３６において実施されるので、下側部分３５は略平坦な状態を維持し、上側部分３９も略平坦な状態を維持し、約６０°〜約７６°（約６８°）の角度で下側部分に対して傾斜している。図２２はストリップの最終的な部分を表わす。

図２２は、軸線Ｘに沿って長手方向において三分割可能なストリップ３４の一部分を表わす。左手側部分３４_１は、部分的にのみ図示するが、まだベンディングステーションに入っていない将来のカミソリ刃サポートに相当する。中央部分３４_２は、このステーションにおいて曲げ工程が実施された直後において、ベンディングステーション内に配置されている将来の個々のカミソリ刃サポートである。右手側部分３４_３は、ベンディングステーションから出た直後における、将来の個々のカミソリ刃サポートである。

様々な実施例では、ベンディングツール３０が、受容部分２８に対して前後方向に並進運動する。

他の基準座標系は、ベンディングステーションの後の装置の形状を記述するために利用される。長手方向Ｘは上述のように同一のままである。方向Ｕすなわち深さ方向は、曲げられたストリップ３４の上側部分３９の上面７３の平面を方向Ｘと共に規定している。方向Ｖは、Ｘ−Ｕ平面に対して垂直な方向である。従って、この段階では、ノッチ５１も曲げられ、ノッチ７１の最下部分がストリップの下側部分３５のＸ−Ｚ平面内に位置したままであり、部分５２全体を含んでいるノッチ５１の最上部分が上側部分３９の平面Ｘ−Ｕ内に配置されている。長手方向溝５０は、この段階ではほとんど閉じており、２つの斜面５０_１，５０_２がベンディング後に互いに向かい合っている。

図９は、第１の変位ポスト９ａ、分離ステーション１０、及び第２の変位ポスト９ｂの概略図である。

第１の変位ポスト９ａは、ストリップの下側部分３５が配置されている溝であって、ベンディングステーション（図８参照）の受容部分２８のスロット２９と軸線Ｘに沿って位置合わせされている溝３３（図１１参照）を備えている溝付ベース３２ａを備えている。ベース３２は、図１０において矢印３７にて示す固定された受容レール３８上における前後運動において、軸線Ｘ_９ａに沿って移動するようになっている。さらに、ベース３２は、方向Ｙに沿って延在している長手方向穴４０を有している。接続装置４１ａは、長手方向本体４２と、それぞれが溝付ベース３２ａの長手方向穴４０それぞれの中に延在している２つのサイドアーム４３（図１１参照）とを備えている。サイドアーム４３それぞれが、自身の端部に、ストリップの屈曲部分のノッチ５１、特に該ストリップの底部長辺部分５３と相補的な形状をした端部ピン４４を有している。接続装置４１は、方向Ｙ_９ａに沿って滑動可能に溝付ベース３２ａに取り付けられており、端部ピン４４（案内装置）がストリップのノッチ５１（被案内部分）内に延在し、これにより溝付ベース３２ａ及びストリップ３４と共に接続している位置と、端部ピン４４がストリップのノッチ５１から取り外される第２の位置との間において、アクチュエータによって方向Ｙ_９ａに沿って前後運動される。

特に図１０に表わすように、アクチュエータ４５ａは、矢印５５にて表わすように方向Ｙ_９ａに沿って前後運動するように適合されているアクチュエーティングアーム５４であって、例えば軸線Ｗ_９ａを中心として回転する回転アーム９ａ´によって動作するアクチュエーティングアーム５４を備えている。代替的には、アクチュエーティングアームは、サイドアーム４３の端部をノッチ５１に入れるために、又は長手方向本体を解放するために、長手方向本体４２を押圧している。アクチュエーティングアーム５４は、方向Ｙに沿った必要な運動を方向Ｘ９ａに沿った接続装置の全行程に亘って接続装置４１ａに付与するのに十分な長さを方向Ｘに沿って有している。動作時に、エンドピン４４は、方向Ｙ_９ａに沿って移動し、ストリップ３４の２つの隣り合うノッチ５１に入る。その後に、ベース３２が受容レール３８に沿って且つ方向Ｘ_９ａに沿って移動し、これによりストリップが２つの隣り合うノッチ同士の間の間隙に対応する一の行程によって方向Ｘ_９ａに沿って運搬される。その後に、接続装置４１ａのサイドアーム４３は、ストリップをベース３２ａから解放するように、方向Ｙ_９ａに沿って反対方向に移動し、ベース３２ａは、ストリップ３４を運搬することなく、反対方向に移動し初期位置に復帰する。

図９に表わすように、ストリップは、レール３８に静的に取り付けられている溝付ベース５６を備えている分離ステーション１０に移動される。レール３８は、ストリップの下側部分３５を受容し且つ同様の形状をした溝５７と、アクチュエータ１０´によって必要な時にストリップを切断するように動作される切断装置５８とを備えている。ストリップの分離部分５９は、図２３において、ノッチ５１の底部の（方向Ｚ_１０に沿って）中間部分からストリップの底部側面４７まで下方に延在している２つのサポート同士の間に破線で表わすように定義される。従って、切断装置５８は、装置と同期し、これにより分離部分５９を破断することによって、ノッチ５１においてストリップ３４からサポート１３４それぞれを分離することができる。図２４は、この切断作業によって得られたサポート１３４それぞれを表わす。

図２４は、サポートそれぞれの斜視図である。

湾曲したサポート１３４は、略平坦な下側部分１３５と、略平坦な上側部分１３９とを備えている。

湾曲したサポート１３４の下側部分１３５は、２つの横方向部分１４０同士の間において長手方向に延在している。横方向部分それぞれが、分離ステーション１０において得られる側縁部１４１を含んでいる。

上側部分は、ノッチングステーションにおいて得られる側縁部を含んでいる。湾曲したサポートの上側部分１３９は、それぞれが丸められた突出部分１４２を含んでいる２つの横方向縁部同士の間において横方向に延在している。突出部分は、上側部分１３９から横方向に突出している丸められた角部と共に横方向ウイングによって構成されている。

さらに、丸められた段付部分１４３は、丸められた突出部分１４２を下側部分の横方向縁部１４１から分離する。

従って、湾曲したサポートの下側部分の側縁部１４１は、丸められた突出部分１４２から横方向に突出している。

分離ステーション１０において材料のストリップ３４から解放されたサポート１３４それぞれが、この段階において、図９に部分的に表わす第２の変位ポスト９ｂによって単独で取り扱われる（図１２参照）。第２の変位ポスト９ｂは第１の変位ポスト９ａに類似している。
従って、第２の変位ポスト９ｂは、溝付ベース３２ａに類似している溝付ベース３２ｂを備えている。溝付ベース３２ｂは、サポートそれぞれの下側部分１３５を受容する溝と接続装置４１ｂ及びアクチュエータ４５ｂに類似する機構とを有している。さらに、第１の変位ポスト及び第２の変位ポストは、回転軸線Ｗ_９を中心として回転する共通するディスク６０が動作することによって同期する。

ベース３２ｂは、図１２に表わすように、サポート１３４それぞれを、サポート１３４それぞれが対応するカミソリ刃６６それぞれに組み付けられる組立ステーション１２に方向Ｘに沿って移動させる。組立ステーション１２は、サポート１３４それぞれの下側部分を受容する上述の溝に類似している溝を有している溝付ベース６１を備えている。

図１３に表わすように、カミソリ刃６６は、例えば積み重ねられたカミソリ刃を備えているカミソリ刃搬送ステーション１１から提供される。

図１４に表わすように、ベース６１は、平面Ｕ−Ｘに対して平行に延在し、これによりサポート１３４の上側部分を受容する平坦な受容面６１ａを備えている。

溝付ベース６１は、方向Ｖに沿って延在していると共にカミソリ刃配置用ピン６３を受容するように適合されている穴６２を備えている。カミソリ刃配置用ピン６３は、図１４の矢印６４にて表わす方向Ｖ_１２に沿って前後運動するように、動作機構１２´によって動作される。図１２に表わすように、動作機構１２´は、ベース６１に対して相対的に移動軸線Ｔ_１２に沿って前後運動するように滑動可能なピン動作装置８２を動作させるために、軸線Ｗ_１２を中心として回転可能な動作アーム８１を備えている。さらに、動作機構１２´は、カミソリ刃配置用ピン６３を軸線Ｖ_１２に沿って移動させるために接続面８３を有している。また、例えば、カミソリ刃配置用ピン６３は、自身が上下運動をしている最中に軸線Ｖ_１２を中心として回転運動することができる。

図１５に表わすように、例えば真空発生装置を利用することによって、カミソリ刃運搬ステーション１１は、カミソリ刃６６を搬送ステーションから取り出し、該カミソリ刃を溝付ベース６１に載置するように適合されているピック＆プレース装置６５を備えている。このことは何れの図面にも開示されていないが、カミソリ刃６６を所定位置に維持させるために、真空発生装置が、溝付ベース６１に設けられており、穴が、カミソリ刃配置用ピン６３を受容する穴６２に対して平行に延在している。

図１３では、カミソリ刃６６それぞれが、前方縁部６８を備えている前方部分６７と、後方ハンドリング部分６９とを備えている。後方ハンドリング部分は、平行な上面６９ａ及び下面６９ｂを有している。下面６９ｂは、ベース６１の受容面６１ａに載置されている。後方ハンドリング部分６９は、例えばカミソリ刃６６の両側面に配置されている２つの配置用穴７０を有している。配置用穴７０の形状は、カミソリ刃配置用ピン６３の形状に対して相補的とされる。図１４に表わすように、サポート１３４それぞれを受容するベース６１の溝７１の位置とカミソリ刃配置用ピン６３の位置とが比較的正確に知られているので、カミソリ刃６６は、動作中、カミソリ刃サポートそれぞれ１３４に対して正確に配置される。カミソリ刃６６は、カミソリ刃の穴７０をカミソリ刃配置用ピン６３に挿入することによって、前方部分６７と共にサポートのプラットフォーム部分の頂面に正確に配置される。カミソリ刃の前方部分６７の下面２２８は、サポート１３４の上側部分の頂面に載置されている固定部分を備えている。

この段階では、図１６に表わすように、カミソリ刃及びカミソリ刃サポートが、結合ステーション１３内に配置されている。結合ステーション１３は、カミソリ刃と対応するカミソリ刃サポートとを共に永続的に固着するための手段を備えている。例えば、カミソリ７２が、レーザースポット溶接によって、結合ステーション１３において下方に配置されているカミソリ刃と対応するカミソリ刃サポート１３４とを組み立てるために利用される。

図２５は、この段階におけるカミソリ刃６６及びカミソリ刃サポート１３４から成る組立体８０の断面図である。カミソリ刃６６は、下面２２８及び頂面２２７を備えている前方部分６７であって、後方部分が略平坦であるが、刃先部２２６に収束するような先細り状になっている（ファセット２３１，２３２を備えている）前方部分６７を有している。カミソリ刃の下面２２８は、対応するカミソリ刃サポート１３４の上側部分１３９の上面７３と接触しており、スポット溶接７４によって該上面に固定されている。ファセットは、カミソリ刃サポートの縁部１４６を越えて延在している。

図１７に表わすように、対応するカミソリ刃６６と対応するカミソリ刃サポート１３４とから成る組立体８０は、結合ステーション１３に移動された第２の変位ポスト９ｂによって次の対応するサポートによって、次の破断ステーション１４に至るまでＸ方向に沿って押し出される。

破断ステーション１４は、対応するカミソリ刃サポート１３４とカミソリ刃６６の前方部分６７に実質的に対応する切断カミソリ刃１２５とから成る組立体を構成する、刃部材１２４を解放するために、カミソリ刃６６の後方部分６９を破断するように適合されている。従って、破断ステーション１４は、カミソリ刃６６の後方部分６９を該組立体から離れるように破断するために、アクチュエータ１４´が動作することによって軸線Ｘ_１４を中心として回転運動される破断ツール７６を備えている。吸引装置７７は、これら後方部分６９を吸引することによって該後方部分を廃棄するために設けられている。

図２６及び図２７は最終的な刃部材１２４の斜視図である。最終的な刃部材１２４は、下側部分１３５と、自身の内面に長手方向ノッチを備えている中間部分（図示せず）において該下側部分に対して折り曲げられた上側部分１３９とを有している、対応するサポート１３４を備えている。最終的な刃部材は、カミソリ刃１２５を備えている。カミソリ刃１２５の厚さは、自身の平坦部分において約０．１ｍｍ（例えば０．０４ｍｍ〜０．１１ｍｍ（好ましくは０，０９ｍｍ））であり、カミソリ刃１２５の軸線Ｕに沿った長さは、その刃先部１２６から反対側の後縁部に至るまでにおいて約１．３ｍｍ（例えば１．１ｍｍ〜１．５ｍｍ）である。カミソリ刃の軸線Ｕに沿った部分は、カミソリ刃サポートの上側部分１３９の頂面に接触しており、接触している長さは、約０．９ｍｍ＋／−０．１５ｍｍである。このようにして、カミソリ刃がサポートに確実且つ良好に保持される。刃先部１２６は、カミソリ刃サポートが隣接するカミソリ刃のシェービング性能を損なわせることがないように、サポートの前方縁部１４６から少なくとも０．３５ｍｍ離隔している。カミソリ刃の上面１２７及び下面１２８はそれぞれ、２つの平行な主面１２９，１３０と、刃先部１２６に向かって先細り状になっている２つのテーパー状のファセット１３１，１３２とを含んでいる。

それにも関わらず、湾曲したサポートの上側部分１３９は、丸められた突出部分１４２をそれぞれが含んでいる２つの横方向縁部同士の間において長手方向に延在している。丸められた突出部分１４２は、上側部分１３９から且つカミソリ刃の対応する横方向縁部１３３から横方向に突出している丸められた角部と共に横方向ウイングによって構成されている。

さらに、丸められた段付部分１４３は、カミソリ刃サポートを形成するシート状材料から切り出されており、丸められた突出部分１４２を下側部分の横方向縁部１４１から分離する。

湾曲したカミソリ刃サポートの下側部分の側縁部１４１は、カミソリ刃の側方端部１３３から且つ丸められた突出部分１４２から横方向に突出している。

最終的な刃部材１２４は、カミソリヘッドを製造するためのカミソリヘッドの組立プロセスで利用するために、該最終的な刃部材がバヨネット７８内に積み重ねられるスタックステーション１５に移動される（図１７参照）。

このような装置の様々な実施例では、結合ステーション１３の後に、破断ステーション１４の後に、又はスタックステーションの前に、分離ステーション１０が設けられている。

このような装置の様々な実施例では、１つ以上のステーションが該装置の残り部分と一直線に配設されている必要は必ずしもない。例えば、プロセスの第１の部分が、例えば図１に表わす搬送ステーション３のような搬送ステーションによって搬送され、ベンディングステーションに戻されるストリップに対して実施される。その後に、部分的に形成されたストリップを運搬するリールは、製造プロセスの他のステップを実行するための第２の装置に移動される。この他のステップとは、例えば溝を形成するステップである。

上述のことが、カミソリ刃サポートの第１の実施例に当て嵌まる。第２の実施例では、図２８に表わすように、カミソリ刃サポート１３４は、湾曲した中間部分３６の外面４９に凹所１７９を備えている点において、上述のカミソリ刃サポートとは異なる。この凹所は、凹状の形態をしている。この凹所は、内面４８に形成されている溝５０と共に設けられている。他の実施例では、このような溝５０さえ存在しない。凹所１７９は、ストリップの他方の側面４９に溝５１に類似する溝を形成することによって、又はＸ軸に沿ってローラを移動させると同時に若しくはＸ軸に沿ってローラを移動させることを伴って、材料に溝を形成する若しくはプレスをかけることによって、例えば溝形成ステーション６において製造される。

図２９は、本発明におけるカミソリ刃サポート１３４のさらに他の実施例を表わす。当該実施例では、中間部分３６は、カミソリ刃サポートの上側部分１３９とカミソリ刃サポートの下側部分１３５との間においてヒンジとして機能する。湾曲した中間部分１３６において、例えば、内面４８は約０．２ｍｍの曲率半径を有しており、外面４９は約０．３８ｍｍの凸状の曲率半径を有している。ヒンジは、図２８に表わす実施例に関連して上述されたように、溝形成ステーションにおいて製造される。その上、外面４９の凹所はＵ字状の断面を有している。カミソリ刃サポートの上側部分１３９及び下側部分１３５の外面４９に接続されているウイング１８１ａ，１８１ｂが、ベース１８０の各端部から延伸しているベース１８０を有している。凸状のベースを有している類似する形状２８０，２８１ａ，２８１ｂが、内面４９に形成されている。

図３０は、（ウエットシェーバーとも呼称される）安全カミソリ、すなわち安全カミソリのカミソリ刃がモータによってカミソリ刃ユニットに対して相対的に駆動されないシェーバーのためのカミソリ刃ユニット１０５を表わす。

このようなシェーバーは、一般にカミソリ刃ユニット１０５すなわちシェービングヘッドを支持する近位部分と遠位部分との間において長手方向に延在しているハンドルを含んでいる。長手方向Ｌは、湾曲しているか、又は１つ又は幾つかの直線部分を含んでいる。

カミソリ刃ユニット１０５は、１つ又は幾つかの刃部材１２４を備えている上面と、接続機構によってハンドルの遠位部分に接続されている下面とを含んでいる。接続機構によって、例えばカミソリ刃ユニット１０５は、長手方向Ｌに対して略垂直な回動軸線に対して回動可能とされる。さらに、接続機構によって、カミソリ刃ユニットを交換するために、カミソリ刃ユニットが選択的に解放可能とされる。本発明で利用することができない接続機構の一例が、特許文献２に開示されている。当該特許文献全体が、参照によってあらゆる観点から本願に組み込まれている。

図３０に表わすように、カミソリ刃ユニット１０５は、合成材料すなわち熱可塑性材料（例えばポリエチレンやＡＢＳ）及び弾性材料から作られているにすぎないフレーム１１０を含んでいる。

より具体的には、フレーム１１０は、接続機構によってハンドルに接続されているプラスチック製プラットフォーム部材１１１を含んでいる。また、該プラットフォーム部材は、回動軸線に対して平行に延在しているガード１１２と、シェービング方向においてガード１１２の後方に配設されているカミソリ刃受容部分１１３と、シェービング方向においてカミソリ刃受容部分１１３の後方に配設されているキャップ部分１１４と、ガード１１２の長手方向端部及びキャップ部分１１４の長手方向端部と共に結合している２つの側面部分１１５とを有している。

添付図面に表わす実施例では、ガード１１２は、回動軸線に対して平行に延在している複数のフィン１１７を形成している弾性層１１６によって覆われている。

さらに、特定の実施例では、プラットフォーム部材１１１の下面が、接続機構に形成されている２つのシェル支持部分１１８を含んでいる。このようなシェル支持部分は、例えば特許文献２に開示されている。

フレーム１１０はプラスチック製カバー１１９を含んでいる。カバー１１９は、キャップ部分１２０がプラットフォームのキャップ部分１１４を部分的に覆っている状態で、且つ、２つの側面部材１２１がプラットフォームの２つの側面部材１１５を覆っている状態で、略Ｕ字状を呈している。当該実施例では、カバー１１９はプラットフォームのガード１１２を覆っていない。

カバー１１９のキャップ部分１２０は、上向きになっていると共にシェービングの最中に利用者の皮膚と接触するようになっている潤滑ストリップ１２３を含んでいる。潤滑ストリップは、例えばカバーの残り部分と同時に射出されることによって形成される場合がある。

図２７を参照すると、少なくとも１つの刃部材１２４が、プラットフォームのカミソリ刃受容部分１１３内に可動に取り付けられている。カミソリ刃受容部分１１３が、幾つかの刃部材１２４を、添付図面の実施例に表わすように、例えば４つの刃部材を含んでいる。

刃部材１２４それぞれが、シェービング方向において前方に向いている刃先部１２６を備えたカミソリ刃１２５を含んでいる。カミソリ刃１２５それぞれが、シェービングすべき皮膚に向かっている上面１２７と、ハンドルに向かっている下面１２８とを有している。

カミソリ刃１２５それぞれが、２つの横方向端部１３３の間において、回動軸線に対して平行な長手方向に延在している。

カミソリ刃１２５それぞれが、湾曲したサポート１３４それぞれによって支持されている。湾曲したサポート１３４は、（例えばシェービング面に対して略垂直な）略平坦な下側部分１３５と、カミソリ刃１２５に対して平行に延在している略平坦な上側部分１３９とを備えている。

上側部分１３９及びカミソリ刃１２５のシェービング面に対する角度αは約２２°である。

湾曲したサポート１３４の下側部分１３５は、２つの横方向部分１４０の間において、回動軸線に対して平行な長手方向に延在している。

図３０に表わすように、刃部材１３４それぞれが、プラットフォーム１１１と一体に成型されていると共に互いに向かって且つプラットフォームの側面部材１１５の両方から上方に延在している、２つの弾性フィンガー１４４によって支持されている。

それにも関わらず、図３０では、湾曲したカミソリ刃サポートの端部分１４０は、プラットフォームの側面部材１１５それぞれの内面に設けられている垂直方向スロット１４５（すなわちシェービング面に対して略垂直なスロット）内において滑動可能に案内されている。
カミソリ刃部材１２４は、残り部分に向かって弾性アーム１４４によって弾性的に付勢されている。この残り部分では、カミソリ刃の上面１２７が、カミソリ刃の横方向端部それぞれにおいてカバーの側面部材１２１それぞれの底面に設けられている対応する上部ストッパを支持している。

従って、カミソリ刃部材１２４の残り部分は十分に規定されており、高精度のシェービングを可能とする。

１ 製造装置
２ 経路
３ 搬送ステーション
４ ループ制御ステーション
５ 溝形成ステーション
５´ アクチュエータ
６ ストリップ整直ステーション
７ ノッチングステーション
７´ アクチュエータ
８ ベンディングステーション
８´ アクチュエータ
９ 移動ステーション
９ａ 第１の変位ポスト
９ａ´ アクチュエータ
９ｂ 第２の変位ポスト
９ｂ´ アクチュエータ
１０ 分離ステーション
１０´ アクチュエータ
１１ カミソリ刃搬送ステーション
１２ カミソリ刃組立ステーション
１２´ アクチュエータ
１３ カミソリ刃サポート結合ステーション
１４ 破損ステーション
１４´ アクチュエータ
１５ 組立体スタックステーション
１５´ アクチュエータ
１６ ボード
１７ 回転シャフト
１８ サーボモータ
１９ 遠隔管理ステーション
２０ 溝形成ローラ
２１ カウンターローラ
２２ 外面
２３ 外面
２４ ノッチング装置
２５ 円筒状のシート
２５´ 端部
２６ ピストン
２６´ ノッチングヘッド
２７ ノッチング部分
２８ 受容部分
２９ スロット
３０ ベンディングツール
３１ ベンディング面
３２ ベース
３２ａ 溝付ベース
３２ｂ ベース
３３ 溝
３４ ストリップ
３５ 下側部分
３６ 中間部分
３７ 矢印
３８ 受容レール
３９ 上側部分
４０ 長手方向穴
４１ 接続装置
４１ａ 接続装置
４２ 長手方向本体
４３ サイドアーム
４４ 端部ピン（案内装置）
４５ａ アクチュエータ
４６ 頂面
４７ 底面
４８ 表面（内面）
４９ 表面（外面）
５０ 溝
５１ ノッチ（被案内部分）
５２ 頂部短辺部分
５３ 底部長辺部分
５４ アクチュエーティングアーム（エンドピン）
５５ 矢印
５６ 溝付ベース
５７ 溝
５８ 切断装置
５９ 分離部分
６０ ディスク
６１ 溝付ベース
６１ａ 受容面
６２ 穴
６３ カミソリ刃配置用ピン
６４ 矢印
６５ ピック＆プレース装置
６６ カミソリ刃
６７ 前方部分
６８ 前方縁部
６９ 後方ハンドリング部分（後方部分）
６９ａ 上面
６９ｂ 下面
７０ 配置用穴
７１ ノッチ
７２ カミソリ
７３ 上面
７４ スポット溶接
７６ 破断ツール
７７ 吸引装置
７８ バヨネット
８０ 組立体
８１ 動作アーム
８２ ピン動作装置
１０５ カミソリ刃ユニット
１１０ フレーム
１１１ プラットフォーム部材
１１２ ガード
１１３ カミソリ刃受容部分
１１４ キャップ部分
１１５ 側面部分
１１６ 弾性層
１１７ フィン
１１８ シェル支持部分
１１９ カバー
１２０ キャップ部分
１２１ 側面部材
１２３ 潤滑ストリップ
１２４ 刃部材
１２５ 切断カミソリ刃
１２６ 刃先部
１２７ カミソリ刃の上面
１２８ カミソリ刃の下面
１３１ テーパー状のファセット
１３２ テーパー状のファセット
１３３ 横方向端部
１３４ カミソリ刃サポート
１３５ 下側部分
１３６ 中間部分
１３９ 上側部分
１４０ 横方向部分
１４１ 側縁部
１４２ 丸められた突出部分
１４３ 丸められた段付部分
１４４ 弾性フィンガー（弾性アーム）
１４５ 垂直方向スロット
１４６ 縁部
１７９ 凹所
１８０ ベース
１８１ａ ウイング
１８１ｂ ウイング
２２６ 刃先部
２２７ 頂面
２２８ 下面
２３１ ファセット
２３２ ファセット
２８０ 凸状のベースを有している類似する形状
２８１ａ 凸状のベースを有している類似する形状
２８１ｂ 凸状のベースを有している類似する形状
３４１ 左手側部分
３４２ 中央部分
３４３ 右手側部分
５０１ 斜面
５０２ 斜面
Ｌ 長手方向
Ｔ_１２ 移動軸線
Ｖ_１２ 方向
Ｗ_９ 回転軸線
Ｘ 長手方向
Ｘ_８ 回転軸線
Ｘ_８´ 軸線
Ｘ_９ａ 方向
Ｘ_１４ 軸線
Ｙ_３ 回転軸線
Ｙ_７ 方向
Ｙ_９ａ 方向
Ｚ_１０ 方向
Ｚ_２０ 回転軸線
Ｚ_２１ 回転軸線

Claims (12)

1. ハウジング（１１０）と、
   前記ハウジング（１１０）によって受容されており、平行な第１の表面（４８）と第２の表面（４９）とを有しているサポート（１３４）であって、下側部分（１３５）と、上側部分（１３９）と、前記下側部分（１３５）と前記上側部分（１３９）との間に位置し、第１の側面と第２の側面（１４１）との間において長手方向（Ｘ）に沿って延在している湾曲部分（１３６）とを備えている少なくとも１つの前記サポート（１３４）と、
   前記長手方向に沿って延在する刃先部（１２６）と、前記サポートの前記上側部分（１３９）の前記第２の表面（４９）に固定されている固定部分（１２８）とを備えているカミソリ刃（１２５）と、
   を備えているカミソリカートリッジであって、
   前記サポートの前記第２の表面が、少なくとも前記湾曲部分において前記第１の側面から前記第２の側面に延在している凹所（１７９）を有していることを特徴とするカミソリカートリッジ。
2. 前記サポートの前記湾曲部分の前記第１の表面が、凹所（５０）を有していることを特徴とする請求項１に記載のカミソリカートリッジ。
3. 前記第１の表面の前記凹所（５０）が、前記長手方向に沿って細長いことを特徴とする請求項２に記載のカミソリカートリッジ。
4. 前記第１の表面の前記凹所（５０）が、前記第１の側面から前記第２の側面に延在していることを特徴とする請求項３に記載のカミソリカートリッジ。
5. 凹所（５０；１７９）が、前記長手方向に対して直角な方向から見た場合に凹状の断面を有していることを特徴とする請求項１〜４のいずれか一項に記載のカミソリカートリッジ。
6. 凹所（５０；１７９）が、前記長手方向に対して直角な方向から見た場合にＵ字状の断面を有しており、ウイング（１８１ａ；１８１ｂ；２８１ａ；２８１ｂ）がベースの端部それぞれから延在している前記ベース（１８０；２８０）を有しており、
   前記ベースが、前記長手方向に対して直角な方向から見た場合に凸状の断面を有していることを特徴とする請求項１〜４のいずれか一項に記載のカミソリカートリッジ。
7. 前記サポート（１３４）が、第１の自由度に沿って可動に前記ハウジング内に取り付けられていることを特徴とする請求項１〜６のいずれか一項に記載のカミソリカートリッジ。
8. 前記サポート（１３４）が、０．２２ミリメートル〜０．３２ミリメートルの最大厚さを有していることを特徴とする請求項１〜７のいずれか一項に記載のカミソリカートリッジ。
9. 前記カミソリ刃（１２５）が、０．０４ミリメートル〜０．１１ミリメートルの最大厚さを有していることを特徴とする請求項１〜８のいずれか一項に記載のカミソリカートリッジ。
10. 前記カミソリ刃が、深さ方向に沿って前記刃先部から後縁部に延在しており、
    前記サポートの前記上側部分の前記第２の表面が、深さ方向に沿って０．７５ミリメートル〜１．０５ミリメートルであることを特徴とする請求項１〜９のいずれか一項に記載のカミソリカートリッジ。
11. ４つの前記サポートと、前記サポートそれぞれに固定されているカミソリ刃とを備えていることを特徴とする請求項１〜１０のいずれか一項に記載のカミソリカートリッジ。
12. ハンドルと、請求項１〜１１のいずれか一項に記載のカミソリカートリッジとを備えていることを特徴とする機械式カミソリ。

Images