JP5814773B2 - ヘルメットのサイズの種類およびパッドの形態を選定する方法、この選定方法を用いてヘルメットのサイズを調整する方法ならびに上記選定方法に用いる頭部サイズ測定具 - Google Patents

ヘルメットのサイズの種類およびパッドの形態を選定する方法、この選定方法を用いてヘルメットのサイズを調整する方法ならびに上記選定方法に用いる頭部サイズ測定具 Download PDF

Info

Publication number
JP5814773B2
JP5814773B2 JP2011276947A JP2011276947A JP5814773B2 JP 5814773 B2 JP5814773 B2 JP 5814773B2 JP 2011276947 A JP2011276947 A JP 2011276947A JP 2011276947 A JP2011276947 A JP 2011276947A JP 5814773 B2 JP5814773 B2 JP 5814773B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
size
head
pad
measuring tool
helmet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011276947A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013127699A5 (ja
JP2013127699A (ja
Inventor
海老沢 孝
孝 海老沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shoei Co Ltd
Original Assignee
Shoei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shoei Co Ltd filed Critical Shoei Co Ltd
Priority to JP2011276947A priority Critical patent/JP5814773B2/ja
Priority to EP12193445.9A priority patent/EP2606758B1/en
Priority to US13/709,428 priority patent/US9182208B2/en
Publication of JP2013127699A publication Critical patent/JP2013127699A/ja
Publication of JP2013127699A5 publication Critical patent/JP2013127699A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5814773B2 publication Critical patent/JP5814773B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B3/00Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/04Parts, details or accessories of helmets
    • A42B3/10Linings
    • A42B3/12Cushioning devices
    • A42B3/125Cushioning devices with a padded structure, e.g. foam
    • A42B3/127Cushioning devices with a padded structure, e.g. foam with removable or adjustable pads
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42CMANUFACTURING OR TRIMMING HEAD COVERINGS, e.g. HATS
    • A42C2/00Manufacturing helmets by processes not otherwise provided for
    • A42C2/007Manufacturing custom-sized helmets
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41HAPPLIANCES OR METHODS FOR MAKING CLOTHES, e.g. FOR DRESS-MAKING OR FOR TAILORING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A41H1/00Measuring aids or methods
    • A41H1/02Devices for taking measurements on the human body

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、フルフェイス型ヘルメットなどのヘルメットのサイズの種類およびパッドの形態を選定する方法に関するものである。また、本発明は、上記選定方法を用いてヘルメットのサイズを調整する方法にも関するものである。さらに、本発明は、上記選定方法に用いる頭部サイズ測定具にも関するものである。
ヘルメットのサイズとしては、一般的に、XSサイズ(53〜54cm)、Sサイズ(55〜56cm)、Mサイズ(57〜58cm)、Lサイズ(59〜60cm)、XLサイズ(61〜62cm)およびXXLサイズ(63〜64cm)の6種類が知られている。なお、上記数値は、ヘルメット着用者の頭部の周囲長サイズを示すものである。そして、これら6種類のサイズのヘルメットは、その頭部収容空間の頭部周囲長に対応する部分が互いにほぼ相似するほぼ楕円形状になっている。
ヘルメットを販売しているヘルメット販売店では、ヘルメットを着用する予定のヘルメット着用予定者などのヘルメット購入予定者にヘルメットを販売する場合、ヘルメット購入予定者が申し出るサイズのヘルメットをこのヘルメット購入予定者に販売するか、あるいは、ヘルメット着用予定者の頭部の周囲長サイズを巻尺などで実測し、この実測値に対応した巻尺上の適合サイズ表示から適合サイズの種類を選定し、この選定した種類のサイズのヘルメットを販売するようにしている。
また、特許文献1には、ヘルメットのサイズの種類およびパッドの形態をコンピュータを用いて選定する方法が開示されている。そして、特許文献1には、上記選定方法を用いてヘルメットのサイズを調整する方法も開示されている。さらに、特許文献1には、ヘルメット着用予定者の頭部の前後長サイズおよび左右幅サイズを実測するのに用いられる頭部サイズ測定具も開示されている。
具体的には、特許文献1の上記頭部サイズ測定具においては、ほぼ逆L字形状の第1の測定具片に対してほぼ逆L字形状の第2の測定具片を往復動させることによって、ヘルメット着用予定者の頭部の前後長サイズおよび左右幅サイズを実測するようにしている。そして、特許文献1の上記選定方法においては、上記ヘルメットサイズの種類と上記パッドの形態との選定に必要なプログラムを利用することができるコンピュータにヘルメット着用予定者の頭部の前後長サイズおよび左右幅サイズをデータとしてそれぞれ入力することと、上記プログラムを用いて上記前後長サイズおよび上記左右幅サイズをデータ処理することによって、上記ヘルメット着用予定者にそれぞれ適合する上記ヘルメットサイズの種類および上記パッドの形態をそれぞれ選定することとを行うようにしている。さらに、特許文献1の上記調整方法においては、特許文献1の上記選定方法において選定された選定結果を用いてヘルメットのサイズを調整するようにしている。
特開2004−301523号公報
しかし、特許文献1の頭部サイズ測定具によっては、本発明の後述の第1の観点において用いられる必要があるヘルメット着用予定者の頭部の上頭部高さサイズを実測することを仮に考えたとしても、この上頭部高さサイズを正確に実測することは、きわめて困難である。
また、特許文献1のヘルメットサイズの種類およびパッドの形態の選定方法においては、本発明の後述の第1の観点におけるようにヘルメット着用予定者の頭部の上頭部高さサイズを実測することは、全く考えられていない。このために、選定されたヘルメットサイズの種類や選定されたパッドの形態が、上頭部高さサイズの個人差のために、ヘルメット着用予定者の頭部に十分には適合しないおそれがある。
さらに、特許文献1のヘルメットサイズの種類およびパッドの形態の選定方法においては、本発明の後述の第2の観点におけるようにヘルメット着用予定者の頭部の左右ほほ前幅サイズおよび左右ほほ後幅サイズを実測することは、全く考えられていない。このために、左側および右側のチークパッドの選定の際には、標準サイズのチークパッドを実装したヘルメットをヘルメット着用予定者に着用させてから、実装されたチークパッドのサイズの適合状態をヘルメット着用予定者から聞き出すようにしている。そして、実装されたチークパッドのサイズがヘルメット着用予定者に適合していない場合には、サイズの異なるチークパッドをヘルメットに実装し直してから、ヘルメット着用予定者に上記適合状態を聞き出すことを繰り返すようにしている。したがって、チークパッドの選定に手間が掛かるとともに、チークパッドについての客観的な適合状態を得ることができない場合が生じる。
本発明は、上述のような従来の方法の欠点を比較的簡単な構成によって効果的に是正し得るようにしたものである。
本発明は、その第1の観点においては、ヘルメットのサイズの種類およびパッドの形態を選定する方法であって、上記ヘルメットサイズの種類と上記パッドの形態との選定に必要なプログラムを利用することができるコンピュータにヘルメット着用者の頭部の前後長サイズおよび左右幅サイズをデータとしてそれぞれ入力する工程と、上記プログラムを用いて上記前後長サイズおよび上記左右幅サイズをデータ処理することによって、上記ヘルメット着用者にそれぞれ適合する上記ヘルメットサイズの種類および上記パッドの形態をそれぞれ選定する工程とを備えている選定方法において、上記ヘルメット着用者の頭部の上頭部高さサイズを上記コンピュータにデータとして入力する工程と、上記プログラムを用いて上記上頭部高さサイズをデータ処理することによって、上記ヘルメット着用者に適合する頭頂部付近のパッドの形態を選定する工程とをさらに備えていることを特徴とする選定方法に係るものである。
そして、本発明の第1の観点の第1の態様においては、上記頭頂部付近のパッドの形態の選定は、センターパッドの頭頂部付近を頭頂部用追加パッドによって調整することが必要であるかあるいは不要であるかの選定を含んでいる。また、本発明は、その第1の観点の第2の態様においては、上記ヘルメット着用者の頭部の左右ほほ前幅サイズ(この左右ほほ前幅サイズは、上記頭部の左側のほほ骨の出っ張り部分付近と、上記頭部の右側のほほ骨の出っ張り部分付近との間隔を意味している。)および左右ほほ後幅サイズ(この左右ほほ後幅サイズは、上記頭部の左側のほほ部のうちの左側の耳たぶの下端から少し前方の部分付近と、上記頭部の右側のほほ部のうちの右側の耳たぶの下端から少し前方の部分付近との間隔を意味している。)のそれぞれを上記コンピュータにデータとして入力する工程と、上記プログラムを用いて上記左右ほほ前幅サイズおよび上記左右ほほ後幅サイズをデータ処理することによって、上記ヘルメット着用者に適合するチークパッドの形態を選定する工程とをさらに備えている。
本発明は、その第2の観点においては、ヘルメットのサイズの種類およびパッドの形態を選定する方法であって、上記ヘルメットサイズの種類と上記パッドの形態との選定に必要なプログラムを利用することができるコンピュータにヘルメット着用者の頭部の前後長サイズおよび左右幅サイズをデータとしてそれぞれ入力する工程と、上記プログラムを用いて上記前後長サイズおよび上記左右幅サイズをデータ処理することによって、上記ヘルメット着用者にそれぞれ適合する上記ヘルメットサイズの種類および上記パッドの形態をそれぞれ選定する工程とを備えている選定方法において、上記ヘルメット着用者の頭部の左右ほほ前幅サイズ(この左右ほほ前幅サイズは、上記頭部の左側のほほ骨の出っ張り部分付近と、上記頭部の右側のほほ骨の出っ張り部分付近との間隔を意味している。)および左右ほほ後幅サイズ(この左右ほほ後幅サイズは、上記頭部の左側のほほ部のうちの左側の耳たぶの下端から少し前方の部分付近と、上記頭部の右側のほほ部のうちの右側の耳たぶの下端から少し前方の部分付近との間隔を意味している。)のそれぞれを上記コンピュータにデータとして入力する工程と、上記プログラムを用いて上記左右ほほ前幅サイズおよび上記左右ほほ後幅サイズをデータ処理することによって、上記ヘルメット着用者に適合するチークパッドの形態を選定する工程とをさらに備えていることを特徴とする選定方法に係るものである。
そして、本発明の第1の観点の第3の態様および第2の観点の第1の態様においては、上記チークパッドの形態の選定は、厚みが互いに相違している複数種類のチークパッドのうちから、上記ヘルメット着用者に適合するチークパッドを選定することを含んでいる。また、本発明は、その第1の観点の第4の態様および第2の観点の第2の態様においては、上記ヘルメットサイズの選定された種類と上記パッドの選定された形態とをそれぞれ表示する工程をさらに備えている。さらに、本発明の第1の観点の第5の態様および第2の観点の第3の態様においては、上記ヘルメット着用者に適合する上記パッドの形態の選定は、前側追加パッド、後側追加パッド、左側追加パッドおよび右側追加パッドのうちの少なくとも1つの追加パッドによるセンターパッドの調整が必要であるかあるいは不要であるかの選定を含んでいる。
そして、本発明は、その第3の観点においては、上記第1の観点における選定方法を用いてヘルメットのサイズを調整する方法において、上記選定されたパッドの形態に基づいて、少なくとも1種類の追加パッドを上記センターパッドに配置することを特徴とする調整方法に係るものである。また、本発明は、その第4の観点においては、上記第2の観点における選定方法を用いてヘルメットサイズを調整する方法において、上記選定されたチークパッドの形態に基づいて、複数種類のチークパッドのうちのいずれか1種類のチークパッドを上記ヘルメットの内部に配置することを特徴とする調整方法に係るものである。
さらに、本発明は、その第5の観点においては、上記第1の観点における選定方法に用いる頭部サイズ測定具であって、ヘルメット着用者の頭部の前後長サイズ、左右幅サイズおよび上頭部高さサイズを少なくとも測定することができる頭部サイズ測定具において、第1の測定具片と、この第1の測定具片に対して相対的に往復動可能である第2の測定具片と、上記第1または第2の測定具片に対して相対的に往復動可能である第3の測定具片とを備え、上記第1の測定具片を上記頭部の前側面または後側面に当接させるとともに上記第2の測定具片を上記頭部の後側面または前側面に当接させた第1の当接状態において、上記第1の測定具片に対する上記第2の測定具片の相対的な往復動位置によって、上記前後長サイズを測定し得るように構成し、上記第1の測定具片を上記頭部の左側面または右側面に当接させるとともに上記第2の測定具片を上記頭部の右側面または左側面に当接させた第2の当接状態において、上記第1の測定具片に対する上記第2の測定具片の相対的な往復動位置によって、上記左右幅サイズを測定し得るように構成し、上記第1および第2の測定具片の上記第2の当接状態において上記第3の測定具片を上記頭部の頭頂部に当接させた第3の当接状態において、上記第1または第2の測定具片に対する上記第3の測定具片の相対的な往復動位置によって、上記上頭部高さサイズを測定し得るように構成したことを特徴とする頭部サイズ測定具に係るものである。
そして、本発明は、その第5の観点の第1の態様においては、上記第1および第2の測定具片のうちの一方に第1の長さ目盛が設けられ、上記第1および第2の測定具片のうちの他方に、上記第1の長さ目盛に対応した第1の指針が設けられ、上記第1または第2の測定具片と上記第3の測定具片とのうちの一方に第2の長さ目盛が設けられ、上記第1または第2の測定具片と上記第3の測定具片とのうちの他方に、上記第2の長さ目盛に対応した第2の指針が設けられている。また、本発明は、その第5の観点の第2の態様においては、上記第1の測定具片に対して上記第2の測定具片を固定解除操作可能に固定することができる第1の固定手段と、上記第1または第2の測定具片に対して上記第3の測定具片を固定解除操作可能に固定することができる第2の固定手段とを備えている。
請求項1、2、6および7に記載の発明によれば、ヘルメット着用者の頭部の前後長サイズおよび左右幅サイズにそれぞれ適合した種類のヘルメットサイズを容易に選定することができるとともに、ヘルメット着用者の頭部の上頭部高さサイズに適合した頭頂部付近のパッドの形態も容易に選定することができる。さらに、請求項3および5に記載の発明によれば、ヘルメット着用者の頭部の左右ほほ前幅サイズおよび左右ほほ後幅サイズにそれぞれ適合したチークパッドの形態も容易に選定することができる。
また、請求項4、5、6および7に記載の発明によれば、ヘルメット着用者の頭部の前後長サイズおよび左右幅サイズにそれぞれ適合した種類のヘルメットサイズを容易に選定することができるとともに、ヘルメット着用者の頭部の左右ほほ前幅サイズおよび左右ほほ後幅サイズにそれぞれ適合したチークパッドの形態も容易に選定することができる。
また、請求項8に記載の発明によれば、選定されたパッドの形態に適合したセンターパッドの調整を容易に行うことができる。さらに、請求項9に記載の発明によれば、選定されたチークパッドの形態に適合したチークパッドの調整を容易に行うことができる。
また、請求項10に記載の発明によれば、ヘルメット着用者の頭部の前後長サイズ、左右幅サイズおよび上頭部高さサイズのそれぞれを比較的簡単な操作でもって確実に実測することができる。
本発明をフルフェイス型ヘルメットのサイズの種類およびパッドの形態を選定しこの選定した種類のヘルメットサイズを必要に応じて調整する方法に適用した一実施例に用いられるヘルメットサイズ診断結果を示すパソコン画面である。(実施例1) 図1の診断結果表示欄に表示させるための前後長サイズおよび左右幅サイズに関するXSサイズ、SサイズおよびMサイズの概略的な調整データ表である。(実施例1) 図1の診断結果表示欄に表示させるための前後長サイズおよび左右幅サイズに関するLサイズ、XLサイズおよびXXLサイズの概略的な調整データ表である。(実施例1) 図2および図3の調整データ表を単一の表にまとめて示す概略的な仮想の調整データ表である。(実施例1) 図1の診断結果表示欄に表示させるための上頭部高さサイズに関するXSサイズ、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ、XLサイズおよびXXLサイズの概略的な調整データ表である。(実施例1) 図1の診断結果表示欄に表示させるための左右ほほ前幅サイズおよび左右ほほ後幅サイズに関するXSサイズ、SサイズおよびMサイズの概略的な調整データ表である。(実施例1) 図1の診断結果表示欄に表示させるための左右ほほ前幅サイズおよび左右ほほ後幅サイズに関するLサイズ、XLサイズおよびXXLサイズの概略的な調整データ表である。(実施例1) 図1の各種の数値入力欄に入力する数値を測定するための頭部サイズ測定器を用いて前後長サイズを測定する状態を示す左側面図である。(実施例1) 図8の頭部サイズ測定器を用いて左右幅サイズを測定する状態を示す正面図である。(実施例1) 図8の頭部サイズ測定器を用いて上頭部高さサイズを測定する状態を示す正面図である。(実施例1) 図10の測定状態における右側面図である。(実施例1) 左右ほほ前幅サイズおよび左右ほほ後幅サイズの測定箇所と、左右ほほ前幅サイズおよび左右ほほ後幅サイズを測定する際の図8の頭部サイズ測定器との関係を示す斜視図である。(実施例1) 図8の頭部サイズ測定器を斜め上方から見た分解斜視図である。(実施例1) 図8の頭部サイズ測定器を斜め下方から見た分解斜視図である。(実施例1) 図1のヘルメットサイズ診断結果に基づいて各種の内装パッドが装着されているヘルメットの底面と、このヘルメットにそれぞれ装着される各種の内装パッドおよび各種の追加パッドの装着前の状態とを示す図である。(実施例1)
つぎに、本発明をフルフェイス型ヘルメットのサイズの適合する種類を選定しこの選定した種類のサイズのヘルメットについて必要に応じてサイズ調整する方法に適用した一実施例を、「1.頭部サイズ測定具の構成」、「2.頭部サイズの測定」および「3.頭部サイズの実測値に基づくヘルメットサイズの種類およびパッドの選定」に項分けして、図面を参照しつつ順次説明する。
1.頭部サイズ測定具の構成
頭部サイズ測定具1は、図8〜図14に示すように、ほぼ逆L字状にそれぞれ構成された3種類の測定具片2、3、4を備えている。そして、第1の測定具片2と第2の測定具片3とは、互いに摺動可能に構成されている。また、第2の測定具片3が第1の測定具片2に対して最大伸長状態になったときには、これら第1および第2の測定具片2、3が全体としてほぼ倒立U字形状になるように構成されている。なお、これら3種類の測定具片2、3、4は、透明または半透明のプラスチック材料などから構成されているのが好ましい。
具体的には、第1の測定具片2は、図13および図14に示すように、上板部5と側板部6とからほぼ逆L字形状に構成されている。そして、上板部5には、その長さ方向に沿ってこの上板部5の中央部分を延在している貫通孔としてのガイド用スリット11が形成されている。また、上板部5の上面には、ガイド用スリット11の両側に位置するように、上板部5の両端部に沿ってそれぞれ延在している一対の長さ目盛板12a、12bが配設されている。さらに、上板部5の下面には、ガイド用スリット11の両側に位置するように、上板部5の両側部に沿ってそれぞれ延在している一対のガイドレール部13a、13bが配設されている。そして、上板部22の上面には、これら一対のガイドレール部13a、13bがそれぞれ当接している。また、側板部6のほぼ中央上部には、貫通孔としての逃げ穴14が形成されている。さらに、上板部5の基部内側面と側板部6の上部内側面との相互の交差部位には、ほぼ直角三角形状であってよい一対の補強用当て板15が配設されている。そして、側板部6の下端部の内側面には欠如部が設けられているので、上記下端部には、段差部16および肉薄部17がそれぞれ形成されている。また、側板部6の外側面には、板厚方向において段差部16にほぼ対向するように、測定用の基準線21が形成されている。なお、肉薄部17の上下長さは、例えば、ほぼ2cmであってよい。そして、この肉薄部17の上下長さは、実用性の観点から見て一般的に、1〜3cmの範囲であるのが好ましく、1.5〜2.5cmの範囲であるのがさらに好ましい。
第2の測定具片3は、図13および図14に示すように、上板部22と側板部23とからほぼ逆L字形状に構成されている。そして、上板部22には、その長さ方向に沿ってこの上板部22のほぼ中央部分を順次延在している一対のガイド用突起部24、25が配設されている。なお、これら一対のガイド用突起部24、25は、第1の測定具片2のガイド用スリット11にそれぞれ嵌合している。したがって、第2の測定具片3は、ガイド用突起部24、25がガイド用スリット11内をこのスリット11の長さ方向に摺動することによって、第1の測定具片2に対して相対的に往復動することができる。
ガイド用突起部24には、このガイド用突起部24の上面にそれぞれ開口している一対のねじ穴26、27が形成されている。そして、上板部22には、一対のガイド用突起部24、25の間において、貫通孔としてのねじ穴31が形成されている。また、一対のガイド用突起部24、25がガイド用スリット11に嵌合している状態(以下、「上記第1嵌合状態」という。)においては、ガイド用突起部24、25のそれぞれの上面が上板部5の上面とほぼ面一になっている。そして、上記第1嵌合状態において、スペーサ用ワッシャ32、33がガイド用突起部24の上面に当接されてから、これらのワッシャ32、33上に指針板34が当接される。また、この指針板34の上面には、一対の長さ目盛板12a、12bのための一対の指針35a、35bがそれぞれ配設されている。さらに、指針板34には、一対のねじ穴26、27にほぼ上下方向においてそれぞれ対応している一対のねじ挿通孔36、37が配設されている。そして、一対のねじ41、42が、一対のねじ挿通孔36、37および一対のスペーサ用ワッシャ32、33をそれぞれ介して、一対のねじ穴26、27にそれぞれねじ込まれている。したがって、指針板34は、一対のスペーサ用ワッシャ32、33の厚みにほぼ対応する距離だけガイド用突起部24に対して浮き上がった状態でもって、ガイド用突起部24に取り付け固定されている。さらに、固定ねじ43が、径の比較的大きいワッシャ44およびガイド用スリット11をそれぞれ介してねじ穴31にねじ込まれている。したがって、このワッシャ44は、上板部5の上面に当接している。なお、固定ねじ43を十分にねじ込んだときには、ワッシャ44が上板部5の上面に強く押し付けられるので、第2の測定具片3が第1の測定具片2に固定されて、この第1の測定具片2に対する第2の測定具片3の相対的な摺動が阻止される。
第2の測定具片3の側板部23には、その長さ方向に沿ってこの側板部23の中央部分を延在している貫通孔としてのガイド用スリット51が形成されている。そして、側板部23の外側面には、上記ガイド用スリット51の両側に位置するように、側板部23の両端部に沿ってそれぞれ延在している一対の長さ目盛板52a、52bが配設されている。また、側板部23の基部内側面と上板部22の上部内側面との相互の交差部位には、ほぼ直角三角形状であってよい一対の補強用当て板53が配設されている。さらに、側板部23の下端部の内側面には欠如部が設けられているので、上記下端部には、段差部54および肉薄部55がそれぞれ形成されている。そして、側板部23の外側面には、板厚方向において段差部54にほぼ対向するように、測定用の基準線56が形成されている。なお、肉薄部55の上下長さは、例えばほぼ2cmであってよい。そして、この肉薄部55の上下長さは、実用性の観点から見て一般的に、1〜3cmの範囲であるのが好ましく、1.5〜2.5cmの範囲であるのがさらに好ましい。
第3の測定具片4は、図13および図14に示すように、上板部61と側板部62とからほぼ逆L字形状に構成されている。そして、上板部61のうちの長さ方向における先端部側のほぼ半分の長さの部分は、第1の測定具片2の逃げ穴14に挿通され得る幅狭部63になっている。また、側板部62には、その上下方向に沿ってこの側板部62のほぼ中央部分を延在しているガイド用突起部64が配設されている。なお、このガイド用突起部64は、第2の測定具片3のガイド用スリット51に嵌合している。さらに、側板部62の両側端部には、この側板部62に対してほぼ直交するように外側に向かってそれぞれ突出している一対の突壁部65a、65bが配設されている。そして、側板部23が一対の突壁部65a、65bの間に嵌合している。したがって、第3の測定具片4は、ガイド用突起部64がガイド用スリット51内をこのスリット51の長さ方向(換言すれば、上下方向)に相対的に摺動することによって、第2の測定具片3に対して相対的に往復動することができる。そして、この往復動時には、側板部23の両側端部は、一対の突壁部65a、65bのうちの互いに対向する一対の面に当接した状態でもって、これら一対の面に対して相対的に摺動する。
ガイド用突起部64には、このガイド用突起部24の側面にそれぞれ開口している一対のねじ穴71、72が形成されている。そして、側板部62には、ガイド用突起部64の下方において、貫通孔としてのねじ穴73が形成されている。また、ガイド用突起部64がガイド用スリット51に嵌合している状態(以下、「上記第2嵌合状態」という。)においては、ガイド用突起部64の外側面(具体的には、側板部23とは反対側の面)が側板部23の外側面とほぼ面一になっている。そして、上記第2嵌合状態において、スペーサ用ワッシャ81、82がガイド用突起部64の側面に当接されてから、これらのワッシャ81、82上に指針板83が当接する。また、この指針板83の外側面には、一対の長さ目盛板52a、52bのための一対の指針84a、84bがそれぞれ配設されている。さらに、指針板83には、一対のねじ穴71、72にほぼ水平方向においてそれぞれ対応している一対のねじ挿通孔85、86が配設されている。そして、一対のねじ87、88が、一対のねじ挿通孔85、86および一対のスペーサ用ワッシャ81、82をそれぞれ介して、一対のねじ穴71、72にそれぞれねじ込まれている。したがって、指針板83は、一対のスペーサ用ワッシャ81、82の厚みにほぼ対応する距離だけガイド用突起部64に対して浮き上がった状態でもって、ガイド用突起部64に取り付け固定されている。さらに、固定ねじ91が、径の比較的大きいワッシャ92およびガイド用スリット51をそれぞれ介して、ねじ穴73にねじ込まれている。したがって、このワッシャ92は、側板部23の外側面に当接している。なお、固定ねじ91を十分にねじ込んだときには、ワッシャ92が側板部23の外側面に強く押し付けられるので、第3の測定具片4が第2の測定具片3に固定されて、この第2の測定具片2に対する第3の測定具片4の相対的な摺動が阻止される。
2.頭部サイズの測定
つぎに、図13および図14に示す頭部サイズ測定具1を用いて、ヘルメット着用者93の頭部94についてのつぎの(a)項〜(e)項に記載のサイズを実測する工程を図8〜図12を参照しつつ説明する:
(a)前後長サイズ(X)、
(b)左右幅サイズ(Y)、
(c)上頭部高さサイズ(Z)、
(d)左右ほほ前幅サイズ(L)、および
(e)左右ほほ後幅サイズ(L)。
(a)前後長サイズ(X)の実測工程
まず、図8に示す前後長サイズ(X)の実測工程について説明すると、頭部サイズ測定具1の固定用ねじ43をねじ戻してから、第1および第2の測定具片2、3の一対の側板部6、23の間隔をヘルメット着用者93の頭部94の前後長サイズ(X)よりも多少大きくする。ついで、一対の側板部6、23の間隔が頭部94の前頭部から後頭部までの長さのうちの所定の間隔に対応するように(すなわち、図8に示すように)、頭部サイズ測定具1を頭部94にセットする。なお、上記所定の間隔とは、例えば、ヘルメット着用者93の眉間95(図12参照)の中心からほぼ1cm上方の部位付近と、後頭骨のほぼ中央に存在している出っ張り部分96の中心付近との間隔(X)を意味している。そして、上記上方の部位付近は、上下方向においては、実用性の観点から見て一般的に、ヘルメット着用者93の眉間95の中心から0.5〜3cmの範囲でもって上方にずれて存在する部位であるのが好ましく、0.75〜2.5cmの範囲でもって上方にずれて存在する部位であるのがさらに好ましい。また、上記上方の部位付近は、左右方向においては、実用性の観点から見て一般的に、ヘルメット着用者93の眉間95の中心から0〜1.5cmの範囲でもって左側または右側の方向にずれて存在する部位であるのが好ましく、0〜1cmの範囲でもって左側または右側にずれて存在する部位であるのがさらに好ましい。さらに、上記出っ張り部分96の中心付近は、上下方向においては、実用性の観点から見て一般的に、出っ張り部分96の中心から下方に向かって0.5cmで上方に向かって2cmの範囲でもって存在する部位であるのが好ましく、出っ張り部分96の中心から下方に向かって0.25cmで上方に向かって1.5cmの範囲でもって存在する部位であるのがさらに好ましい。なお、本文において、「ヘルメット着用者93」とは、ヘルメット101(図15参照)を購入して使用することを希望している者などのように、ヘルメットを少なくとも将来着用する可能性のある者を含んでいる。
この実測の際には、測定者(この測定者は、ヘルメット着用者93自身であってもよい。)は、一方の手で第1の測定具片2を掴んだ状態において、第1の測定具片2を頭部94に対して位置固定させる。この場合、上記測定者は、第1の測定具片2の段差部16(換言すれば、基準線21)をヘルメット着用者93の眉間95の中心からほぼ1cm上方の部位付近(または出っ張り部分96の中心付近)にほぼ対応させる。これとともに、上記測定者は、他方の手で第2の測定具片3を掴んだ状態において、この第2の測定具片3の側板部23をその外側面から第1の測定具片2の側板部6側に向かって押圧して、第2の測定具片3を頭部94に対して位置固定させる。この場合、上記測定者は、第2の測定具片3の段差部54(換言すれば、基準線56)をヘルメット着用者93の出っ張り部分96の中心付近(または眉間95の中心からほぼ1cm上方の部位)にほぼ対応させる。なお、図8は、上述のような前後長寸法(X)の実測時の状態に至る過程の状態を示している。
ついで、上記測定者が固定用ねじ43をねじ込むと、第1および第2の測定具片2、3は互いに摺動し得ない固定状態になる。したがって、頭部サイズ測定具1を頭部94に取り付けたままでまたは頭部94から取り外した後に、指針35aまたは35bが指示している長さ目盛12aまたは12bの数値を頭部94の前後長サイズ(X)の実測値として読み取ればよい。したがって、この前後長サイズ(X)は、頭部94の前頭部から後頭部までの間隔(換言すれば、長さ)を実質的に意味している。
(b)左右幅サイズ(Y)の実測工程
つぎに、図9に示す左右幅サイズ(Y)の実測工程について説明すると、頭部サイズ測定具1の固定用ねじ43をねじ戻してから、第1および第2の測定具片2、3の一対の側板部6、23の間隔をヘルメット着用者93の頭部94の左右幅サイズよりも多少大きくする。ついで、一対の側板部6、23の間隔が頭部94の左側頭部から右側頭部までの長さのうちの所定の間隔に対応するように(すなわち、図9に示すように)、頭部サイズ測定具1を頭部94にセットする。なお、上記所定の間隔とは、例えば、ヘルメット着用者93の左側頭部のうちの左耳102の付け根部分の上端からほぼ2cm上方の部位付近108と、ヘルメット着用者93の右耳103の付け根部分の上端からほぼ2cm上方の部位付近109との間隔(Y)を意味している。そして、上記上方の部位付近108、109は、上下方向においては、実用性の観点から見て一般的に、左耳102または右耳103の付け根部分の上端から0〜4cmの範囲でもって上方にずれて存在する部位であるのが好ましく、1〜3cmの範囲でもって上方にずれて存在する部位であるのがさらに好ましい。また、上記上方の部位付近108、109は、左右方向においては、実用性の観点から見て一般的に、左耳102または右耳103の付け根部分の上端から0〜3cmの範囲でもって左側または右側にずれて存在する部位であるのが好ましく、0〜2cmの範囲でもって左側または右側にずれて存在する部位であるのがさらに好ましい。
上述の場合にも、前項(すなわち、「(a)前後長サイズ(X)の実測工程」の項)に記載したのと同様にして、第1の測定具片2に対する第2の測定具片3の相対的な摺動および固定を行えばよい。そして、図9は、上述のような左右幅サイズ(Y)の実測時の状態を示している。したがって、この左右幅サイズ(Y)は、頭部の左側頭部と右側頭部との間隔(換言すれば、長さ)を実質的に意味している。なお、肉薄部17、55を形成するための欠如部が存在するために、この実測時には、図9に示すように、肉薄部17、55と頭部94との間に間隙104が形成される。このために、上記実測の邪魔にならないように、ヘルメット着用者93の頭髪の一部をこれらの間隙104に収容させることができる。
(c)上頭部高さサイズ(Z)の実測工程
つぎに、図10および図11に示す上頭部高さサイズ(Z)の実測工程について説明すると、図9に示す左右幅サイズ(Y)の実測工程における状態と実質的に同一の状態において、まず、固定用ねじ91をねじ戻す。なお、このねじ戻しによって、第3の測定具片4が第2の測定具片3に対してほぼ上下方向に摺動可能になる。ついで、上記測定者は、第3の測定具片4を第2の測定具片3に対してほぼ下方に摺動させることによって、この第3の測定具片4の上板部61の下面をヘルメット着用者93の頭頂部105付近に押し当てて、第3の測定具片4を頭部94に対して位置固定させる。
ついで、上記測定者が固定用ねじ91をねじ込むと、第3の測定具片4は、第2の測定具片3に対して摺動し得ない固定状態になる。したがって、頭部サイズ測定具1を頭部94に取り付けたままで、または、頭部94から取り外した後に、図11に示すように、指針84aまたは84bが指示している長さ目盛板52aまたは52bの数値を頭部94の上頭部高さサイズ(Z)として読み取ればよい。したがって、この上頭部高さサイズ(Z)とは、頭部94を上半分と下半分とに大よそ2分割したときの上記上半分の高さ(換言すれば、ほぼ上下方向における長さ)を意味している。なお、上記上半分は、好ましくは、頭部のほぼ上下方向における長さの30〜45%(さらに好ましくは、35〜40%)の長さを意味している。そして、前項(すなわち、「(b)左右幅サイズ(Y)の実測工程」の項)において記載した4種類の数値範囲(すなわち、0〜4cm、1〜3cm、0〜3cmおよび0〜2cmの数値範囲)は、この項(すなわち、「(c)上頭部高さサイズ(Z)の実測工程」の項)においても同様に該当する。
(d)左右ほほ前幅サイズ(L)の実測工程
つぎに、図12に示す左右ほほ前幅サイズ(L)の実測工程について説明すると、頭部サイズ測定具1の固定用ねじ43をねじ戻してから、第1および第2の測定具片2、3の一対の側板部6、23の間隔をヘルメット着用者93の頭部94の左右ほほ前幅サイズよりも多少大きくする。ついで、一対の側板部6、23の間隔が頭部94の左側のほほ部の上部付近から右側のほほ部の上部付近までの長さのうちの所定の間隔(すなわち、図12の左右ほほ前幅サイズ(L))に対応するように、頭部サイズ測定具1を頭部94にセットする。なお、上記所定の間隔とは、例えば、ヘルメット着用者93の頭部94の左側のほほ骨の出っ張り部分付近(具体的には、この左側のほほ骨のうちの左目の目尻から少し下方の部分付近の出っ張り部分付近であって、左側のほほ前の部分付近)106と、右側のほほ骨の出っ張り部分付近(具体的には、この右側のほほ骨のうちの右目の目尻から少し下方の部分の出っ張り部分付近であって、右側のほほ前の部分付近)107との間隔(L)を意味している。そして、上記左側および右側のほほ前の部分付近のそれぞれは、左側および右側の上記出っ張り部分の頂点を中心とする半径2cmの仮想の円で囲まれた領域に含まれているのが好ましく、左側および右側の上記出っ張り部分の頂点を中心とする半径1cmの仮想の円で囲まれる領域に含まれているのがさらに好ましい。
上述の場合にも、前記「(a)前後長サイズ(X)の実測工程」の項に記載したのと同様にして、第1の測定具片2に対する第2の測定具片3の相対的な摺動および固定を行えばよい。そして、図12には、上述のような左右ほほ前幅サイズ(L)を実測すべき間隔(すなわち、左側のほほ骨の出っ張り部分106と、右側のほほ骨の出っ張り部分107との間隔)が示されている。したがって、この左右ほほ前幅サイズ(L)は、ヘルメット着用者93の頭部94のうちの左側のほほ部の上部の前端部付近から右側のほほ部の上部の前端部付近までの左右幅のサイズを意味している。換言すれば、上記左右ほほ前幅サイズ(L)は、頭部94のうちの左右両側の目から下方の部分における頭部94の最大左右幅サイズを実質的に意味している。
(e)左右ほほ後幅サイズ(L)の実測工程
つぎに、図12に示す左右ほほ後幅サイズ(L)の実測工程について説明すると、前項(すなわち、「(d)左右ほほ前幅サイズ(L)の実測工程」の項)に記載したのと同様にして、頭部サイズ測定具1を頭部94にセットする。この場合、一対の側板部6、23の間隔が頭部94の左側のほほ部のうちの左側の耳たぶ111の下端(図8参照)から少し前方の部分付近(すなわち、左側のほほ後の部分付近であって、下顎骨の左側の先端部よりも多少下方の部分−以下同じ)113(図8参照)から右側のほほ部のうちの右側の耳たぶ112の下端から少し前方の部分付近(すなわち、右側のほほ後の部分付近)114までの長さ(すなわち、図12の左右ほほ後幅サイズ(L))に対応するように、頭部サイズ測定具1を頭部94にセットする。そして、上記左側および右側のほほ後の部分付近のそれぞれは、左耳102または右耳103の外耳道の外側端の中心から3cm前方の第1の地点からさらに2cm下方の第2の地点を中心とする半径2cmの仮想の円で囲まれた領域に含まれているのが好ましく、上記第2の地点を中心とする半径1cmの仮想の円で囲まれた領域に含まれているのがさらに好ましい。
上述の場合にも、前項(すなわち、「(d)左右ほほ前幅サイズ(L)の実測工程」の項)に記載したのと同様にして、第1の測定具片2に対する第2の測定具片3の相対的な摺動および固定を行えばよい。そして、図12には、上述のような左右ほほ後幅サイズ(L)を実測すべき間隔(すなわち、左側のほほ部のうちの左側の耳たぶ111から少し前方の部分付近113と、右側のほほ部のうちの右側の耳たぶ112から少し前方の部分付近114との間隔)が示されている。なお、左右ほほ後幅サイズ(L)の実測に際しては、左右ほほ前幅サイズ(L)の実測時の状態において、第1の測定具片2の上板部5側をほぼ下方に向かって移動させて、側板部6を傾斜させてから、上記実測を行えば、ほほ骨の前記出っ張り部分が実測の邪魔にならないので、上記実測を容易に行うことができる。
3.頭部サイズの実測値に基づくヘルメットサイズの種類およびパッドの種類の選定
前記第2項において実測された前後長サイズ(X)、左右幅サイズ(Y)、上頭部高さサイズ(Z)、左右ほほ前幅サイズ(L)および左右ほほ幅サイズ(L)は、それぞれが実測された時点ごとにパソコンなどのコンピュータ(図示せず−以下、単に「パソコン」という。)に順次入力されるか、あるいは、これら5種類のサイズが総て実測され終わった後にパソコンに一括して入力されることができる。なお、上記パソコンは、必要なプログラムが予めメモリされているものであるか、あるいは、インターネットなどのコンピュータネットワークを経由して上記プログラムを利用することができるものであってよい。このようなパソコンは、ヘルメット販売店に備えられているものであってもよいし、ヘルメット着用者93が所有しているものであってもよい。
上記プログラムの実行時におけるパソコン上の画面は、図1に「ヘルメットサイズ診断結果」として示されている。そして、この図1の紙面の下側の端部付近には、上記5種類のサイズの実測値が表示されることができる。また、パソコン操作者(例えば、ヘルメット販売店の従業者またはヘルメット着用者93)が操作手段としての「診断する」の操作ボタン115を操作すると、上記パソコンは、上記プログラムを用いて、上記5種類のサイズの実測値のうちの前後長サイズ(X)および左右幅サイズ(Y)の実測値に基づいてヘルメット101のサイズの適合する種類を選定する。そして、この選定は、上記プログラムに含まれている6種類の調整データ表121、122、123、124、125および126(図2および図3参照)に従って行われる。
これら6種類の調整データ表のうちの調整データ表121は、XSサイズ用のヘルメット101のためのものである。そして、調整データ表122は、Sサイズ用のヘルメット101のためのものである。また、調整データ表123は、Mサイズ用のヘルメット101のためのものである。さらに、調整データ表124は、Lサイズ用のヘルメット101のためのものである。そして、調整データ表125は、XLサイズ用のヘルメット101のためのものである。また、調整データ表126は、XXLサイズ用のヘルメット101のためのものである。なお、これら6種類の調整データ表121〜126のそれぞれにおいて、縦軸は、前後長サイズ(X)を示している。そして、横軸は、左右幅サイズ(Y)を示している。また、6種類の調整データ表121〜126における縦軸および横軸の数値の単位は、mmである。
つぎに、頭部サイズの実測値に基づくヘルメットサイズの種類およびパッドの選定についての具体例を、「(1)第1の具体例」および「(2)第2および第3の具体例」に項分けして、図面を参照しつつ順次説明する。
(1)第1の具体例
前後長サイズ(X)および左右幅サイズ(Y)のそれぞれの実測値として、175mmおよび156mmがそれぞれ上述のようにしてパソコンに入力されていれば、図2および図3に示す調整データ表121〜126に従って、これらの入力値の交点が含まれる調整データ表121に対応するXSサイズが適合サイズとして選定されてパソコンにメモリされる。そして、図1に示すパソコン画面におけるXSサイズ用の表示欄127のうちの上側の表示欄128に、「XSサイズ」と表示される。また、XSサイズ用の表示欄127のうちの下側の表示欄129の各項目には、例えば、つぎの(a)項〜(e)項に記載のように表示される:
(a)センターパッドの項「XS5」、
(b)前後の項「前/1+ハード1 後/1+ハード2 パッド追加」、
(c)左右の項「(空欄)」、
(d)頭頂部の項「(空欄)」、および
(e)チークバッドの項「(空欄)」。
図1の下側表示欄129のうちの上記(a)項に記載の項に表示されている「XS5」とは、前後長サイズ(X)および左右幅サイズ(Y)の実測値に適合するセンターパッド131(図15参照)の種類を意味している。そして、図示の実施例においては、6種類のサイズのヘルメットのうちの各サイズのヘルメット101ごとに3種類のセンターパッド131のうちのいずれか1つを選定することができるようになっている。したがって、XSサイズ用のセンターパッド131としては、XS13、XS9およびXS5の3種類がある。そして、XSサイズのうちの標準仕様のヘルメット101には、XS9のセンターパッド131が用いられる。この場合には、上記(a)項に記載の項には、センターパッド131の種類が表示されないので、上記(a)項に記載の項は空欄になる。なお、上記XSに続く数値である「13」、「9」および「5」は、センターパッド131の厚みの相違をそれぞれ意味している。なお、本文において、センターパッド131などの「パッド」とは、衝撃吸収ライナ139の内側などに配置される内装パッドを意味している。
図1の下側表示欄129のうちの上記(b)項に記載の項に表示されている「前/1+ハード1 後/1+ハード2 パッド追加」とは、図15に示すように、上記(a)項に記載の項において選定されたセンターパッド131の前側の部分132および後側の部分133のそれぞれの厚みを調整するための指示である。そして、上記表示中の「前/」に続く「1+ハード1」とは、標準仕様の前側の追加パッド134の1枚と硬め仕様の前側の追加パッド134の1枚とをセンターパッド131の前側の部分132に配置することを意味している。また、上記表示中の「後/」に続く「1+ハード2」とは、標準仕様の後側の追加パッド135の1枚と硬め仕様の後側の追加パッド135の2枚とをセンターパッド131の後側の部分133に配置することを意味している。なお、上述のおよび後述の追加パッドをセンターパッド131に対向して配置する場合には、追加パッドは、一般的には、センターパッド131の外側面(換言すれば、センターパッド131と外側シェル138の内側に配置される衝撃吸収ライナ139との間)に配置される。そして、これらの追加パッドは、粘着剤、接着剤、粘着テープなどによって、センターパッド131の外側面に止着されることができる。
図1に示すパソコン画面には、図2および図3に示すように、Sサイズ用、Mサイズ用、Lサイズ用、XLサイズ用およびXXLサイズ用の表示欄127も、XSサイズ用の表示欄127の場合と同様に、表示されることができる。そして、図1の下側表示欄129のうちの上記(c)項に記載の項に表示されている「(空欄)」とは、左右幅サイズ(Y)の実測値と上述のように選定された「XS5」のセンターパッド131との関係において、左右幅サイズの調整が不要であることを意味している。もしも左右幅サイズの調整が必要であれば、左側および右側の追加パッドについて、「左右 1セットパッド追加」として表示される。なお、この左右幅サイズの調整についても、標準仕様の左側および右側の追加パッドと硬め仕様の左側および右側の追加パッドとが存在している。このような硬め仕様の追加パッドは、標準仕様の追加パッドよりも厚さが薄いものであってよい。そして、上記1セットパッドのうちの1セットとは、図15に示すように、第1の左側追加パッド136、第2の左側追加パッド137、第1の右側追加パッド141および第2の右側追加パッド142からなるセットを意味している。また、第1の左側追加パッド136および第1の右側追加パッド141のそれぞれは、第2の左側追加パッド138および第2の右側追加パッド142のそれぞれよりも下方の側(換言すれば、図15における紙面の前方側)に配置された状態でもって、センターパッド131に重ね合わせられる。
図1の下側表示欄129のうちの上記(d)項に記載の項に表示されている「(空欄)」とは、センターパッド131の頭頂部付近についての頭頂部用の追加パッド143、144、145による調整が必要であるかあるいは不要であるかが不明であることを意味している。そして、前記上頭部高さサイズ(Z)の実測値がパソコンに入力された場合には、前記(a)項に記載のセンターパッド131の種類と、上頭部高さサイズ(Z)の実測値との関係において、頭頂部用追加パッド143〜145による調整が必要であれば、前記(d)項に記載した頭頂部の項には、「1パッド追加」などの表示がなされる。
具体的には、上頭部高さサイズ(Z)の実測値として、89mmが上述のようにしてパソコンに入力されていたとする。一方、この第1の具体例の場合には、ヘルメットのサイズの種類として、XSサイズが選定されるとともに、センターパッド131の種類として、「XS5」が選定されている。このために、図5に示す調整データ表148に従って、「XS5(横軸)」と「89mm(縦軸)」との交点に記載されている高さ調整情報を得ることができる。この場合の高さ調整情報は、「1パッド追加」であるから、頭頂部用の追加パッド143〜145を追加することを意味している。なお、図5において、上記交点における空欄は、「1パッド追加」などのパッド追加情報が記載されていることを意味している。そして、「○」の印は、追加パッド143〜145を追加する必要がないことを意味している。また、「□」の印は、追加パッド143〜145を追加しても、ヘルメット101のサイズが大きすぎて、サイズ調整が実質的に不可能であることを意味している。さらに、「×」の印しは、ヘルメット101のサイズが小さすぎて、サイズ調整が不可能であることを意味している。
上記「○」の印について記述したように、上述のようなサイズ調整が不必要であれば、図1の下側表示欄129のうちの上記(d)項に記載の頭頂部の項は、引き続いて、「(空欄)」のままになる。さらに、上述のように、「1パッド追加」などの表示がなされたときには、図15にそれぞれ示す頭頂部用の中央の追加パッド143、頭頂部用の左側の追加パッド144および頭頂部用の右側の追加パッド145がセンターパッド131の外側面に図15に示す状態でもって配置される。
図1の下側表示欄129のうちの上記(e)項に記載の項に表示されている「(空欄)」とは、左側チークパッド146および右側チークパッド147のそれぞれ3種類ある組み合わせのうちのどの種類のものを選択してヘルメット101に用いるべきであるのかが不明であることを意味している。具体的には、厚みなどが互いに異なる第1、第2および第3の左側チークパッド146と、厚みなどが互いに異なる第1、第2および第3の右側チークパッド147とが存在している。そして、第1の選定の場合には、第1の左側チークパッド146と、この第1の左側チークパッド146とは左右対称的に構成されていてよい第1の右側チークパッド147とが、選定される。また、第2の選定の場合には、第2の左側チークパッド146と、この第2の左側チークパッド146とは左右対称的に構成されていてよい第2の右側チークパッド147とが、選定される。さらに、第3の選定の場合には、第3の左側チークパッド146と、この第3の左側チークパッド146とは左右対称的に構成されていてよい第3の右側チークパッド147とが、選択される。
前記左右ほほ前幅サイズ(L)および前記左右ほほ後幅サイズ(L)の実測値がパソコンにそれぞれ入力された場合には、前記(a)項に記載のセンターパッド131の種類と、前記左右ほほ前幅サイズ(L)および前記左右ほほ後幅サイズ(L)のそれぞれの実測値との関係において、上記第1〜第3の選定のうちのいずれか1つの選定がなされる。そして、この選定結果が上記第1の選定の場合には、図1の下側表示欄129のうちの上記(e)項に記載のチークパッドの項には、「31」が表示される。また、上記選定結果が上記第3の選定の場合には、上記(e)項に記載のチークパッドの項には、「39」が表示される。さらに、上記選定結果が上記第2の選定の場合には、前記(e)項に記載のチークパッドの項は、引き続いて、「(空欄)」のままである。
左側および右側のチークパッド146、147に関する上記第1〜第3の選択について、以下において、図6および図7に基づいて具体的に説明すると、これら第1〜第3の選定は、上記プログラムに含まれている6種類の選定データ表151、152、153、154、155および156に従って行われる。これら6種類の選定データ表のうちの選定データ表151は、XSサイズ用のヘルメット101のためのものである。そして、選定データ表152は、Sサイズ用のヘルメット101のためのものである。また、選定データ表153は、Mサイズ用のヘルメット101のためのものである。さらに、選定データ表154は、Lサイズ用のヘルメット101のためのものである。そして、選定データ表155は、XLサイズ用のヘルメット101のためのものである。また、選定データ表156は、XXLサイズ用のヘルメット101のためのものである。なお、これら6種類の選定データ表151〜156のそれぞれにおいて、縦軸は、左右ほほ前幅サイズ(L)を示している。そして、横軸は、左右ほほ後幅サイズ(L)を示している。また、6種類の調整データ表121〜126における縦軸および横軸の数値の単位は、mmである。
左右ほほ前幅サイズ(L)および左右ほほ後幅サイズ(L)のそれぞれの実測値として、148mmおよび127mmがそれぞれ上述のようにしてパソコンに入力されていたとする。一方、この第1の具体例の場合には、ヘルメット101のサイズの種類として、XSサイズが選定されている。このために、図6のXSサイズ用の選定データ表151に従って、これらの入力値の交点に記載されているチークパッドの種類(この場合には、「31」)が、上述のXSサイズのヘルメット101に用いられる左側および右側のチークパッド146、147の種類として、選定される。そして、このようにして選定されたチークバッドの種類が、上述のようにして、図1の下側表示欄129のうちの上記(e)項に記載のチークパッドの項に表示される。したがって、ヘルメット101には、「31」という種類の左側および右側のチークパッド146、147が用いられることができる。
(2)第2および第3の具体例
まず、第2の具体例について説明すると、前後長サイズ(X)および左右幅サイズ(Y)のそれぞれの実測値として、185mmおよび153mmがそれぞれ上述のようにしてパソコンに入力されていれば、図2および図3に示す調整データ表121〜126に従って、これらの入力値の交点が含まれる2種類の調整データ表121、122にそれぞれ対応するXSサイズおよびSサイズが適用サイズとしてそれぞれ選定されて、パソコンにメモリされる。したがって、図1に示すパソコン画面におけるXSサイズ用およびSサイズ用の表示欄127のうちの上側の表示欄128に、前記第1の具体例の場合と同様に、「XSサイズ」および「Sサイズ」とそれぞれ表示される。また、XSサイズ用およびSサイズ用の表示欄のうちの下側の表示欄の各項目には、例えば、前記第1の具体例の場合と同様に、前記(a)項〜(e)項に記載のように表示される。したがって、ヘルメット着用者の意向などに従ってXSサイズおよびSサイズのうちのいずれか一方を選定してから、これらの(a)項〜(e)項に記載のパッド情報に基づいて前記第1の具体例と同様にして、パッドの種類の選定とヘルメットサイズの調整作業とをそれぞれ行えばよい。
つぎに、第3の具体例について説明すると、前後長サイズ(X)および左右幅サイズ(Y)のそれぞれの実測値として、188mmおよび156mmがそれぞれ上述のようにしてパソコンに入力されていれば、図2および図3に示す調整データ表121〜126に従って、これらの入力値の交点が含まれる3種類の調整データ表121、122、123にそれぞれ対応するXSサイズ、SサイズおよびMサイズが適用サイズとしてそれぞれ選定されて、パソコンにメモリされる。したがって、図1に示すパソコン画面におけるXSサイズ用、Sサイズ用およびMサイズ用の表示欄127のうちの上側の表示欄128に、「XSサイズ」、「Sサイズ」および「Mサイズ」とそれぞれ表示される。また、XSサイズ用、Sサイズ用およびMサイズ用の表示欄のうちの下側の表示欄の各項目には、例えば、前記第1および第2の具体例の場合と同様に、前記(a)項〜(e)項に記載のように表示される。したがって、ヘルメット着用者の意向などに従ってXSサイズ、SサイズおよびMサイズのうちのいずれか一つを選定してから、これらの(a)項〜(e)項に記載のパッド情報に基づいて前記第1おおび第2の具体例の場合と同様にして、パッドの種類の選定とヘルメットサイズの調整作業とを行えばよい。
図4には、第2および第3の具体例の場合のように、複数種類の適用サイズが互いに重複している状態が示されている。そして、この図4における白抜きの枠によって囲まれたそれぞれの領域のうちで、1種類の適用サイズしか有していない領域(具体的には、「XS」、「S」、「M」、「L」、「XL」および「XXL」)には、符号161が付されている。また、2種類の適用サイズを有している領域(具体的には、「XSおよびS」、「SおよびM」、「MおよびL」、「LおよびXL」ならびに「XLおよびXXL」)には、符号162が付されている。さらに、3種類の適用サイズを有している領域(具体的には、「XS、SおよびM」、「S、MおよびL」、「M、LおよびXL」、「L、XLおよびXXL」)には、符号163が付されている。
上記第2および第3の具体例においては、上述のように、複数種類の適用サイズが選定されて、パソコンにメモリされる。したがって、上記測定者などは、これら複数種類の適用サイズのうちからいずれか1つの適用サイズを選定する必要がある。したがって、この選定を比較的容易に行うことができるように、推奨されるべき適用サイズが図1に示すパソコン画面に表示されるのが好ましい。なお、推奨されるべき適用サイズとは、一般的に言えば、複数種類の適用サイズのうちで、ヘルメットサイズの調整作業が比較的簡単なものであってよい。したがって、図示の実施例においては、パソコンが、複数種類の適用サイズのうちの最も推奨されるべき適用サイズを検出するようにしている。そして、パソコンが、例えば、この検出した適用サイズの表示欄127の上側および下側の表示欄128、129の全面をヘルメットサイズの種類に応じた色彩でもって色付けするようにしている。なお、上記第3の具体例においては、最も推奨されるべき第1の適用サイズと2番目に推奨されるべき第2の適用サイズとの両方について上記色付けを行ってもよい。
以上において、本発明の一実施例について詳細に説明したが、本発明は、この実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に基づいて各種の変更および修正が可能である。
例えば、上述の実施例においては、本発明をフルフェイス型ヘルメットについて適用したが、本発明をジェット型、セミジェット型などの別の種類のヘルメットにも適用することができる。
また、上述の実施例においては、側頭部用の左側および右側の追加パッドを第1の左側追加パッド136および第2の左側追加パッド137からなる左側頭部用の追加パッドセットと、第1の右側追加パッド141および第2の右側追加パッド142からなる右側頭部用の追加パッドセットとして構成した。そして、頭頂部用の追加パッドを、中央の追加パッド143、左側の追加パッド144および右側の追加パッド145からなる頭頂部用の追加パッドセットとして構成した。さらに、前側の追加パッド134および後側の追加パッド135のそれぞれを単一の追加パッドから構成した。しかし、側頭部用の左側および右側の追加パッドならびに頭頂部用の追加パッドのそれぞれは、単一の追加パッド、その他の任意の個数の追加パッドであってもよい。そして、前側および後側の追加パッド134、135のそれぞれは、任意の複数個の追加パッドであってもよい。
また、上述の実施例においては、左側および右側のチークパッド146、147のそれぞれには、追加パッドを配置しないようにした。しかし、左側および右側のチークパッド146、147のそれぞれにも、必要に応じて、チークパッド用の追加パッドを配置するようにしてもよい。この場合、前頭部用の追加パッド134の場合と同様に、パソコンから得られるサイズ情報やパッド情報に基づいてチークパッド用の追加パッドによる調整が必要であるかあるいは不要であるかの選定や、どのような種類のチークパッド用追加パッドによるどのような調整が必要であるかの選定が行われることができる。
また、上述の実施例においては、上頭部高さサイズ(Z)は、ヘルメット着用者93の左耳102および右耳103のそれぞれの付け根部分の上端からほぼ2cm上方の部位付近108、109から、頭頂部105付近までの高さを意味している。そして、上記ほぼ2cmは、0〜4cmの範囲であるのが好ましく、1〜3cmの範囲であるのがさらに好ましい。しかし、上頭部高さサイズ(Z)は、左耳102および右耳103のそれぞれの付け根部分の上端付近から頭頂部105付近までの高さ、その他の高さを意味していてもよい。
さらに、上述の実施例においては、ヘルメット販売所の従業員、ヘルメット着用者などがヘルメットサイズを調整するようにした。しかし、ヘルメット着用者が頭部サイズの実測値(具体的には、前記2(a)項〜2(e)項に記載した頭部の前後長、左右幅、上頭部高さ、左右ほほ前幅、左右ほほ後幅などのサイズ情報)やその他の情報(具体的には、図1に示すヘルメットサイズや各種のパッド情報など)を添えて、コンピュータネットワークを経由してヘルメットメーカなどにヘルメットを直接に注文することもできる。この場合には、ヘルメットメーカなどは、ヘルメットが最適サイズになるように、必要に応じて各種のパッドの取り付け作業(すなわち、サイズ調整作業)を行ってから、サイズ調整されたヘルメットをヘルメット着用者に必要に応じて送り届ければよい。
1 頭部サイズ測定具
2 第1の測定具片
3 第2の測定具片
4 第3の測定具片
12a 第1の長さ目盛
12b 第1の長さ目盛
35a 第1の指針
35b 第1の指針
43 固定用ねじ(第1の固定手段)
52a 第2の長さ目盛
52b 第2の長さ目盛
84a 第1の指針
84b 第1の指針
91 固定用ねじ(第2の固定手段)
93 ヘルメット着用者
94 頭部
101 ヘルメット
106 左側のほほ骨の出っ張り部分
107 右側のほほ骨の出っ張り部分
111 左側の耳たぶ
112 右側の耳たぶ
113 少し前方の部分
114 少し前方の部分
131 センターパッド
134 前側追加パッド
135 後側追加パッド
136 第1の左側追加パッド
137 第2の左側追加パッド
141 第1の右側追加パッド
142 第2の右側追加パッド
143 頭頂部用の中央の追加パッド
144 頭頂部用の左側の追加パッド
145 頭頂部用の右側の追加パッド
146 左側チークパッド
147 右側チークパッド
X 前後長サイズ
Y 左右幅サイズ
Z 上頭部高さサイズ
左右ほほ前幅サイズ
左右ほほ後幅サイズ

Claims (12)

  1. ヘルメットのサイズの種類およびパッドの形態を選定する方法であって、
    上記ヘルメットサイズの種類と上記パッドの形態との選定に必要なプログラムを利用することができるコンピュータにヘルメット着用者の頭部の前後長サイズおよび左右幅サイズをデータとしてそれぞれ入力する工程と、
    上記プログラムを用いて上記前後長サイズおよび上記左右幅サイズをデータ処理することによって、上記ヘルメット着用者にそれぞれ適合する上記ヘルメットサイズの種類および上記パッドの形態をそれぞれ選定する工程とを備えている選定方法において、
    上記ヘルメット着用者の頭部の上頭部高さサイズを上記コンピュータにデータとして入力する工程と、
    上記プログラムを用いて上記上頭部高さサイズをデータ処理することによって、上記ヘルメット着用者に適合する頭頂部付近のパッドの形態を選定する工程とをさらに備えていることを特徴とする選定方法。
  2. 上記頭頂部付近のパッドの形態の選定は、センターパッドの頭頂部付近を頭頂部用追加パッドによって調整することが必要であるかあるいは不要であるかの選定を含むことを特徴とする請求項1に記載の選定方法。
  3. 上記ヘルメット着用者の頭部の左右ほほ前幅サイズ(この左右ほほ前幅サイズは、上記頭部の左側のほほ骨の出っ張り部分付近と、上記頭部の右側のほほ骨の出っ張り部分付近との間隔を意味している。)および左右ほほ後幅サイズ(この左右ほほ後幅サイズは、上記頭部の左側のほほ部のうちの左側の耳たぶの下端から少し前方の部分付近と、上記頭部の右側のほほ部のうちの右側の耳たぶの下端から少し前方の部分付近との間隔を意味している。)のそれぞれを上記コンピュータにデータとして入力する工程と、
    上記プログラムを用いて上記左右ほほ前幅サイズおよび上記左右ほほ後幅サイズをデータ処理することによって、上記ヘルメット着用者に適合するチークパッドの形態を選定する工程とをさらに備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の選定方法。
  4. ヘルメットのサイズの種類およびパッドの形態を選定する方法であって、
    上記ヘルメットサイズの種類と上記パッドの形態との選定に必要なプログラムを利用することができるコンピュータにヘルメット着用者の頭部の前後長サイズおよび左右幅サイズをデータとしてそれぞれ入力する工程と、
    上記プログラムを用いて上記前後長サイズおよび上記左右幅サイズをデータ処理することによって、上記ヘルメット着用者にそれぞれ適合する上記ヘルメットサイズの種類および上記パッドの形態をそれぞれ選定する工程とを備えている選定方法において、
    上記ヘルメット着用者の頭部の左右ほほ前幅サイズ(この左右ほほ前幅サイズは、上記頭部の左側のほほ骨の出っ張り部分付近と、上記頭部の右側のほほ骨の出っ張り部分付近との間隔を意味している。)および左右ほほ後幅サイズ(この左右ほほ後幅サイズは、上記頭部の左側のほほ部のうちの左側の耳たぶの下端から少し前方の部分付近と、上記頭部の右側のほほ部のうちの右側の耳たぶの下端から少し前方の部分付近との間隔を意味している。)のそれぞれを上記コンピュータにデータとして入力する工程と、
    上記プログラムを用いて上記左右ほほ前幅サイズおよび上記左右ほほ後幅サイズをデータ処理することによって、上記ヘルメット着用者に適合するチークパッドの形態を選定する工程とをさらに備えていることを特徴とする選定方法。
  5. 上記チークパッドの形態の選定は、厚みが互いに相違している複数種類のチークパッドのうちから、上記ヘルメット着用者に適合するチークパッドを選定することを含むことを特徴とする請求項3または4に記載の選定方法。
  6. 上記ヘルメットサイズの選定された種類と上記パッドの選定された形態とをそれぞれ表示する工程をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか1つに記載の選定方法。
  7. 上記ヘルメット着用者に適合する上記パッドの形態の選定は、前側追加パッド、後側追加パッド、左側追加パッドおよび右側追加パッドのうちの少なくとも1つの追加パッドによるセンターパッドの調整が必要であるかあるいは不要であるかの選定を含むことを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか1つに記載の選定方法。
  8. 請求項2または7に記載の選定方法を用いてヘルメットのサイズを調整する方法において、
    上記選定されたパッドの形態に基づいて、少なくとも1種類の追加パッドを上記センターパッドに配置することを特徴とする調整方法。
  9. 請求項4、5または6に記載の選定方法を用いてヘルメットサイズを調整する方法において、
    上記選定されたチークパッドの形態に基づいて、複数種類のチークパッドのうちのいずれか1種類のチークパッドを上記ヘルメットの内部に配置することを特徴とする調整方法。
  10. 請求項1〜3、6および7のうちのいずれか1つに記載の選定方法に用いる頭部サイズ測定具であって、
    ヘルメット着用者の頭部の前後長サイズ、左右幅サイズおよび上頭部高さサイズを少なくとも測定することができる頭部サイズ測定具において、
    第1の測定具片と、この第1の測定具片に対して相対的に往復動可能である第2の測定具片と、上記第1または第2の測定具片に対して相対的に往復動可能である第3の測定具片とを備え、
    上記第1の測定具片を上記頭部の前側面または後側面に当接させるとともに上記第2の測定具片を上記頭部の後側面または前側面に当接させた第1の当接状態において、上記第1の測定具片に対する上記第2の測定具片の相対的な往復動位置によって、上記前後長サイズを測定し得るように構成し、
    上記第1の測定具片を上記頭部の左側面または右側面に当接させるとともに上記第2の測定具片を上記頭部の右側面または左側面に当接させた第2の当接状態において、上記第1の測定具片に対する上記第2の測定具片の相対的な往復動位置によって、上記左右幅サイズを測定し得るように構成し、
    上記第1および第2の測定具片の上記第2の当接状態において上記第3の測定具片を上記頭部の頭頂部に当接させた第3の当接状態において、上記第1または第2の測定具片に対する上記第3の測定具片の相対的な往復動位置によって、上記上頭部高さサイズを測定し得るように構成したことを特徴とする頭部サイズ測定具。
  11. 上記第1および第2の測定具片のうちの一方に第1の長さ目盛が設けられ、
    上記第1および第2の測定具片のうちの他方に、上記第1の長さ目盛に対応した第1の指針が設けられ、
    上記第1または第2の測定具片と上記第3の測定具片とのうちの一方に第2の長さ目盛が設けられ、
    上記第1または第2の測定具片と上記第3の測定具片とのうちの他方に、上記第2の長さ目盛に対応した第2の指針が設けられていることを特徴とする請求項10に記載の頭部サイズ測定具。
  12. 上記第1の測定具片に対して上記第2の測定具片を固定解除操作可能に固定することができる第1の固定手段と、上記第1または第2の測定具片に対して上記第3の測定具片を固定解除操作可能に固定することができる第2の固定手段とを備えていることを特徴とする請求項10または11に記載の頭部サイズ測定具。
JP2011276947A 2011-12-19 2011-12-19 ヘルメットのサイズの種類およびパッドの形態を選定する方法、この選定方法を用いてヘルメットのサイズを調整する方法ならびに上記選定方法に用いる頭部サイズ測定具 Active JP5814773B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011276947A JP5814773B2 (ja) 2011-12-19 2011-12-19 ヘルメットのサイズの種類およびパッドの形態を選定する方法、この選定方法を用いてヘルメットのサイズを調整する方法ならびに上記選定方法に用いる頭部サイズ測定具
EP12193445.9A EP2606758B1 (en) 2011-12-19 2012-11-20 Method of selecting size of a helmet and shape of a pad, method of adjusting helmet size by using the selection method, and head size measuring tool used in aforesaid selection method
US13/709,428 US9182208B2 (en) 2011-12-19 2012-12-10 Method of selecting kind of size of a helmet and shape of a pad, method of adjusting helmet size by using the selection method, and head size measuring tool used in aforesaid selection method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011276947A JP5814773B2 (ja) 2011-12-19 2011-12-19 ヘルメットのサイズの種類およびパッドの形態を選定する方法、この選定方法を用いてヘルメットのサイズを調整する方法ならびに上記選定方法に用いる頭部サイズ測定具

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013127699A JP2013127699A (ja) 2013-06-27
JP2013127699A5 JP2013127699A5 (ja) 2014-12-25
JP5814773B2 true JP5814773B2 (ja) 2015-11-17

Family

ID=47715770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011276947A Active JP5814773B2 (ja) 2011-12-19 2011-12-19 ヘルメットのサイズの種類およびパッドの形態を選定する方法、この選定方法を用いてヘルメットのサイズを調整する方法ならびに上記選定方法に用いる頭部サイズ測定具

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9182208B2 (ja)
EP (1) EP2606758B1 (ja)
JP (1) JP5814773B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3231308A1 (en) 2016-04-15 2017-10-18 Shoei Co., Ltd. Method for adjusting comfort level of helmet and information processing apparatus for adjustment

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012024506A2 (en) 2010-08-18 2012-02-23 Christopher Burnside Gordon In situ molded orthotic and method for its fabrication
US9924756B2 (en) * 2013-12-09 2018-03-27 Stephen Craig Hyman Total contact helmet
JP6282491B2 (ja) * 2014-03-05 2018-02-21 株式会社Shoei 留め機構及びヘルメット
US11033796B2 (en) * 2016-07-20 2021-06-15 Riddell, Inc. System and methods for designing and manufacturing a bespoke protective sports helmet
WO2021038276A1 (en) 2019-08-28 2021-03-04 Elasizer S.R.L. Method and system for an automatic selection of items of equipment

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3882546A (en) 1973-01-12 1975-05-13 William G Morton Safety helmet with individualized head-contoured liner
DE3300276A1 (de) 1983-01-07 1984-07-12 Battelle-Institut E.V., 6000 Frankfurt Anpass- und messschutzhelm fuer individuell unterschiedliche kopfgroessen und -formen
US4612675A (en) * 1985-03-07 1986-09-23 Bell Helmets Inc. Helmet with adjustable ventilation
FR2585239B1 (fr) 1985-07-24 1987-09-25 Commissariat Energie Atomique Calotte de protection pour boite cranienne et son procede de fabrication
US5056162A (en) * 1990-06-07 1991-10-15 Kaiser Aerospace & Electronics Corporation Form-fitting, energy-absorbing material and method for making the same
GB9016106D0 (en) 1990-07-23 1990-09-05 Helmets Ltd Helmet liner
US5511250A (en) * 1995-01-26 1996-04-30 A-Star Sports Group, Inc. Adjustable protective helmet
FR2750578B1 (fr) 1996-07-08 1998-11-06 Intertechnique Sa Procede de fabrication de coiffe personnalisee de casque
JP2003082515A (ja) 2001-09-10 2003-03-19 Nec Corp 製品販売システム
US20060101559A1 (en) 2002-12-06 2006-05-18 Moore Dan T Iii Custom-fitted helmet and method of making the same
JP4208623B2 (ja) * 2003-03-28 2009-01-14 株式会社Shoei ヘルメットのサイズの適合する種類を選定する方法ならびにこの選定方法を用いてヘルメットのサイズを調整する方法
JP4976153B2 (ja) * 2007-02-06 2012-07-18 株式会社Shoei ヘルメットサイズの調整方法
NL2003713C2 (en) * 2009-10-27 2011-04-28 Livit Orthopedie B V Helmet, method for manufacturing a helmet.
US20110203038A1 (en) 2010-02-19 2011-08-25 Jones Jr James Donald Custom fit helmet and its method of making
DE102010017770A1 (de) 2010-07-06 2012-01-12 POLO EXPRESSVERSAND Gesellschaft für Motorradbekleidung und Sportswear mbH Helmpassform-Messverfahren und Messvorrichtung
JP2012031541A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Ogk Kabuto:Kk ヘルメット用ゲージ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3231308A1 (en) 2016-04-15 2017-10-18 Shoei Co., Ltd. Method for adjusting comfort level of helmet and information processing apparatus for adjustment
US10235801B2 (en) 2016-04-15 2019-03-19 Shoei Co., Ltd. Method for adjusting comfort level of helmet and information processing apparatus for adjustment

Also Published As

Publication number Publication date
US20130158949A1 (en) 2013-06-20
EP2606758A3 (en) 2013-10-23
JP2013127699A (ja) 2013-06-27
EP2606758B1 (en) 2014-08-06
US9182208B2 (en) 2015-11-10
EP2606758A2 (en) 2013-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5814773B2 (ja) ヘルメットのサイズの種類およびパッドの形態を選定する方法、この選定方法を用いてヘルメットのサイズを調整する方法ならびに上記選定方法に用いる頭部サイズ測定具
JP6308277B2 (ja) 視線検出装置、表示方法、眼鏡レンズ設計方法、眼鏡レンズ選択方法、眼鏡レンズ製造方法、および印刷物
JP4208623B2 (ja) ヘルメットのサイズの適合する種類を選定する方法ならびにこの選定方法を用いてヘルメットのサイズを調整する方法
CN101548220B (zh) 眼科镜片分配方法和系统
CA2273162C (en) Eyeglasses try-on simulation system
ES2401123T3 (es) Control de diseño por medio de un polígono de diseño
US20150359423A1 (en) Trial frame and method for measuring key parameter thereof
US4573121A (en) Method for determining optimum thickness of ophthalmic lens
JP2010517087A (ja) オルト位置のための基準点
JP2019109313A (ja) 三次元顔画像の基準正面の設定方法、それを用いた眼鏡の選定方法及びそれを用いたカルテの作成方法
JP6730880B2 (ja) 眼鏡レンズの製造方法、眼鏡レンズ製造システム、及び眼鏡レンズ
JP2017190543A (ja) ヘルメットの被り心地の調整方法及び調整用の情報処理装置
CN104869901B (zh) 用于测量视觉引起的人员姿势不稳定性的方法
US20160363788A1 (en) Method and device for aiding the choice of a piece of equipment comprising at least one ophthalmic lens and a frame, method and device for selecting such a piece of equipment
JP2016077437A (ja) ヘアスタイル分析装置、ヘアスタイル分析プログラム、ヘアスタイル分析方法
KR200481355Y1 (ko) 탈착 가능한 광고 디스플레이부가 포함된 콘택트 렌즈 진열장
TW201434512A (zh) 模組化近視泳鏡之銷售系統及其方法
JP6490861B1 (ja) 三次元顔画像の基準正面の設定方法、それを用いた眼鏡の選定方法及びそれを用いたカルテの作成方法
KR200480948Y1 (ko) 탈착 가능한 광고 디스플레이부가 포함된 콘택트 렌즈 진열장
JP5420691B2 (ja) 眉を描写するための化粧情報提供システム
JP2008009349A (ja) 眼鏡フレームのサイズを顔の巾で表示し顔巾を測定、鼻梁の形状の型を取って製作する眼鏡フレーム
JP2010066421A (ja) 累進屈折力レンズの設計方法及び製造方法
TWI539198B (zh) 外掛鏡片組裝方法
WO2019117146A1 (ja) 基準正面設定装置、計測装置、眼鏡選定装置、カルテ作成装置、計測方法、眼鏡選定方法、及びカルテ作成方法
JP5014638B2 (ja) 眉スケール及びこれを使用する眉の描写方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141111

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150908

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150918

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5814773

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250