JP5812919B2 - バーナ - Google Patents
バーナ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5812919B2 JP5812919B2 JP2012082191A JP2012082191A JP5812919B2 JP 5812919 B2 JP5812919 B2 JP 5812919B2 JP 2012082191 A JP2012082191 A JP 2012082191A JP 2012082191 A JP2012082191 A JP 2012082191A JP 5812919 B2 JP5812919 B2 JP 5812919B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- air
- hole
- gas
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)
- Air Supply (AREA)
Description
図1は、本発明によるバーナ1の第1の実施の形態を示す断面図である。図示例において、11はバーナ内管であり、その基端側には燃料ガス供給口12が設けられ、バーナ内管11の先端側端部は開口している。13はバーナ内管11の外側にバーナ内管11の中心軸線Lと同軸に配置されたバーナ外管であり、14はバーナ外管13に設けられた空気供給口である。燃料ガス供給口12と空気供給口14には、図示しないバーナ燃焼制御装置を介して、燃料ガスGと空気Aとが、それぞれの流量をコントロールされた状態で供給される。
図4は、本発明によるバーナの第2の実施の形態でのバーナコーン15Aとその近傍を拡大して示しており、図4(a)は断面図、図4(b)はバーナの先端側から見た側面図である。第2の実施の形態のバーナ1Aは、図1〜図3で示す第1の実施の形態のバーナ1に対してバーナコーンの形状や第1の空気孔の配置等が相違しており、その他の構成は、第1の実施の形態のバーナ1とほぼ同様である。したがって、第1の実施の形態のバーナ1と同様の構成については同様の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
本発明者等は、上記する実施の形態1、2のバーナを基本構成とし、第1の空気孔と燃焼用空気噴出孔の孔径や配置を変更した7種類の試験用バーナ(実施例1〜4、比較例1〜3)を作製し、各バーナについて都市ガス(13A)を燃料ガスとして燃焼させた際の着火性とオフガスを燃料ガスとして燃焼させた際の燃焼性を検証した。
実施例1、2および比較例1〜3は、図1〜図3で示す実施の形態1のバーナ1を基本構成とし、実施例3、4は、図4で示す実施の形態2のバーナ1Aを基本構成とし、以下の表1で示すように、第1の空気孔と燃焼用空気噴出孔を設定して各試験用バーナを作製した。図5は、実施例1、2と比較例1〜3の試験用バーナの第1の空気孔と燃焼用空気噴出孔の孔径と配置の定義を示したものであり、図6は、実施例3、4の試験用バーナの第1の空気孔と燃焼用空気噴出孔の孔径と配置の定義を示したものであり、図5、6および表1中、aは第1の空気孔の孔径、r1は第1の空気孔とバーナ内管の軸線との距離、r2はバーナコーンの1段目の燃焼用空気噴出孔とバーナ内管の軸線との距離、r3はバーナコーンの3段目の燃焼用空気噴出孔とバーナ内管の軸線との距離、L1は第1の空気孔と1段目の燃焼用空気噴出孔とのバーナ内管の軸線方向の距離をそれぞれ表している。なお、実施例1〜4と比較例1〜3の各試験用バーナの着火プラグの外径はφ8.5mmであった。
表2は、実施例1〜4と比較例1〜3の各試験用バーナの第1の空気孔と燃焼用空気噴出孔の設定と都市ガス(13A)とオフガスを用いた燃焼実験による着火性と燃焼性の結果を示したものである。また、表3は、実施例1〜3と比較例1、3の各試験用バーナの都市ガスを用いた燃焼実験の際の、バーナ内管から噴出される都市ガス(燃料ガス)と第1の空気孔から噴出される空気の流速、着火プラグ下流における混合ガスの流速の測定結果を示したものである。なお、実施例3の試験用バーナについては、都市ガスの流速が異なる2つの場合について燃焼実験を実施した。
本発明者等は、良好な着火性と燃焼性を備えた実施例1の試験用バーナについて、空気比の異なる混合ガスを燃焼させた際の着火性を検証した。その際、実施例1の試験用バーナの第1の空気と燃焼用空気噴出孔の孔径を調整することによって混合ガスの空気比を調整して燃焼実験を行った。なお、空気比とは、都市ガスを完全燃焼するために必要な空気量に対する空気量の比率を表したものである。
11…バーナ内管、
12…燃料ガス供給口、
13…バーナ内管の外側に配置されたバーナ外管、
14…空気供給口、
15…バーナコーン、
16…バーナコーンの接続部、
17…バーナコーンの円錐形の周側面、
18…バーナコーンの周側面先端部の垂直面、
20…バーナコーンの周側面に形成した燃焼用空気噴出孔、
20a…バーナコーンの周側面に形成した1段目の燃焼用空気噴出孔、
20b…バーナコーンの周側面に形成した2段目の燃焼用空気噴出孔、
20c…バーナコーンの周側面に形成した3段目の燃焼用空気噴出孔、
21…着火プラグと電極、
22…着火プラグの先端、
23…着火プラグ、
24…電極の先端部、
25…第1の空気孔、
26…着火プラグの肩部、
27…着火プラグの側面、
A…燃焼用空気、
G…燃料ガス、
L…バーナの軸線、
T…第1の空気孔の貫通方向の軸線
Claims (9)
- 先端が開口しており内部が燃料ガス流路であるバーナ内管と、前記バーナ内管を包囲しており内管外周面との間に燃焼用空気流路を形成するバーナ外管と、前記バーナ内管の先端から前記バーナ外管の内周面に向けて拡開する周側面を持ち且つその周側面に複数個の燃焼用空気噴出孔を有するバーナコーンと、前記バーナ内管の内側に配置され且つその一部が電極として機能する先端部を有する着火プラグとを少なくとも備えたバーナにおいて、
前記バーナコーンのうち前記燃焼用空気噴出孔よりも前記バーナ内管側、もしくは、前記バーナコーンの前記バーナ内管の先端との接続部には第1の空気孔が形成されており、前記着火プラグの先端と側面とで形成される肩部が、前記第1の空気孔の貫通方向もしくは前記第1の空気孔の貫通方向よりも上流側に配置されていることを特徴とするバーナ。 - 前記第1の空気孔と前記燃焼用空気噴出孔のうち最も前記バーナ内管側に配置された空気噴出孔とは、前記バーナ内管の軸線方向で前記第1の空気孔の孔径の6倍以上離間して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のバーナ。
- 前記第1の空気孔から噴出された空気と前記バーナ内管から噴出された燃料ガスとが混合されて生成された混合ガスの流速は、20cm/s以上かつ40cm/s以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のバーナ。
- 前記第1の空気孔における空気の流速は、前記バーナ内管から噴出される燃料ガスの流速の30倍以上であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のバーナ。
- 前記燃焼用空気噴出孔の開口面積の総和は、前記第1の空気孔の開口面積の総和の2倍以上かつ6倍以下であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のバーナ。
- 前記バーナコーンの前記周側面に形成した複数個の燃焼用空気噴出孔は、前記周側面の拡開方向に間隔をおいて多段に形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のバーナ。
- 前記バーナコーンの周側面は、前記バーナ内管の先端から前記バーナ外管の内周面に向けて連続的もしくは段階的に拡開することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のバーナ。
- 燃料電池用の水素製造装置のための加熱源であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のバーナ。
- メンブレン型の水素製造装置のための加熱源であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のバーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012082191A JP5812919B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | バーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012082191A JP5812919B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | バーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013210173A JP2013210173A (ja) | 2013-10-10 |
JP5812919B2 true JP5812919B2 (ja) | 2015-11-17 |
Family
ID=49528152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012082191A Expired - Fee Related JP5812919B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | バーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5812919B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104728858A (zh) * | 2013-12-20 | 2015-06-24 | 伊克利普有限公司 | 用于燃烧器的喷嘴混合引燃以及方法 |
JP6597662B2 (ja) * | 2017-02-08 | 2019-10-30 | トヨタ自動車株式会社 | 水素ガスバーナ装置 |
CN113944928B (zh) * | 2021-11-18 | 2023-09-01 | 中广核研究院有限公司 | 分级燃烧器 |
JP2023176463A (ja) * | 2022-05-31 | 2023-12-13 | 株式会社豊田自動織機 | 燃焼器及びアンモニアエンジンシステム |
CN118572147A (zh) * | 2024-07-29 | 2024-08-30 | 武汉船用电力推进装置研究所(中国船舶集团有限公司第七一二研究所) | 燃料电池重整系统 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5217223A (en) * | 1975-06-19 | 1977-02-09 | Showa Tekko Kk | Gas burner |
JPS5948426U (ja) * | 1982-09-24 | 1984-03-30 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスバ−ナ |
JPS59139735U (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-18 | 東京瓦斯株式会社 | 管内燃焼バ−ナ |
JPS61259014A (ja) * | 1985-05-13 | 1986-11-17 | Olympia Kogyo Kk | 保炎筒の過熱防止装置を有するバ−ナ |
JPH0228929U (ja) * | 1988-08-04 | 1990-02-23 | ||
JP2001015142A (ja) * | 1999-06-30 | 2001-01-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 燃料電池車両の走行方法及び燃料電池車両 |
JP2003254514A (ja) * | 2001-12-25 | 2003-09-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水素生成装置用バーナとそれを備える水素生成装置 |
JP2004156895A (ja) * | 2002-10-16 | 2004-06-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バーナ、水素発生装置、及び、燃料電池発電システム |
JP4523054B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2010-08-11 | 東京瓦斯株式会社 | 燃料電池の改質器用バーナとそれを備えた改質器 |
-
2012
- 2012-03-30 JP JP2012082191A patent/JP5812919B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013210173A (ja) | 2013-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4523054B2 (ja) | 燃料電池の改質器用バーナとそれを備えた改質器 | |
EP2171356B1 (en) | Cool flame combustion | |
JP4906689B2 (ja) | バーナ,燃焼装置及び燃焼装置の改造方法 | |
JP6641374B2 (ja) | スワーラの上流および下流に燃料噴射器を備える改良されたスワールバーナー | |
KR100501603B1 (ko) | 수소 생성 장치용 버너 및 이를 구비하는 수소 생성 장치 | |
JP5812919B2 (ja) | バーナ | |
JP2016130619A (ja) | 低燃焼性燃料燃焼装置 | |
CA2892234A1 (en) | Perforated flame holder and burner including a perforated flame holder | |
JP5449205B2 (ja) | バーナ装置およびこのようなバーナ装置の使用方法 | |
JP2007255744A (ja) | 管状火炎バーナ及び燃料改質器 | |
JP2003254514A (ja) | 水素生成装置用バーナとそれを備える水素生成装置 | |
US6718773B2 (en) | Method for igniting a thermal turbomachine | |
JP7302273B2 (ja) | バーナ | |
JP4089382B2 (ja) | 燃料電池システムの水素製造装置用加熱器 | |
JP2006017367A (ja) | 水素・酸素燃焼方法および水素・酸素燃焼装置 | |
JP5686646B2 (ja) | バーナ | |
JP2004053144A (ja) | 円筒内旋回燃焼器 | |
JP2010286130A (ja) | 二モード燃焼バーナとそれを備えた燃料電池 | |
JP2003074804A (ja) | 燃焼装置 | |
JP7262521B2 (ja) | ガスバーナ、及び燃焼設備 | |
JP7545764B1 (ja) | 燃焼装置 | |
JPH06294517A (ja) | 予混合燃焼器 | |
JP7319621B1 (ja) | バーナ | |
EP4253838A1 (en) | Gas burner with low nox emission | |
JP2005042974A (ja) | 燃焼装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150203 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150325 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150901 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150915 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5812919 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |