JP5812161B1 - 車両拘束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤロープ等を使用して車両を車両試験装置のローラ上に拘束する方式の車両拘束装置は、車両にワイヤロープ等を係止するためのフック部等を設けなければならず、また、ワイヤロープ等により車両をローラに押し付けるために車両ピッチング運動の挙動を再現するのが難しかった。【解決手段】車両試験装置のローラ7上に載せられた車両1を拘束する車両拘束装置11であって、一端側が車両1の車両重心位置6の近傍において車両1の左右のシートベルト固定ピラー2に回動自在に結合される一方で他端側が車両重心位置6と略同じ高さの位置において床面上の左右のポール10に回動自在に結合される一対の車両拘束治具12と、車両試験装置による車両1の試験時に生じる車両1の横振れを抑制する横振れ抑制機構61とを備える。【選択図】図15

Description

本発明は、車両をローラに載せて燃費や排ガス等の試験を行なうシャシダイナモメータ等の車両試験装置において車両を拘束する車両拘束装置に関するものである。
車両拘束装置として、図17に示すように、チェーンやワイヤロープ101を使用して、ワイヤロープ101の一端側101aを車両102に結合し、他端部101bを床面103上に設けたポール104に結合して、車両102のタイヤ102aをシャシダイナモメータ105のローラ106上に拘束する方式のものがある(例えば、特許文献1,2)。
また、図18(A)(B)に示すように、レール111に沿ってスライド可能に車両拘束装置112を取り付け、この車両拘束装置112のアーム支持部113に設けられたアーム部114の先端部に車体連結用のアダプタ115を設け、このアダプタ115を車両116のシャーシ117に設けたアダプタ挿入部118に挿入することにより車両を拘束する方式のものが開発されている(例えば、特許文献3)。
実開平10−307082号公報 特開2007−212154号公報 特開2011−033517号公報(段落[0002]〜段落[0005]及び図6,図7参照) 実開平2−118849号公報 実開平1−167642号公報
実際に路上を走行する車両においては、加減速に応じて各タイヤに加わる垂直荷重が変化するのに対して、シャシダイナモメータを使用した場合は、車両の各自由度を拘束するために垂直荷重が路上走行とは異なる。
実際の路上走行の場合と、シャシダイナモメータを使用した場合とでは、車両ピッチング運動の相違により垂直荷重の加わり方が異なり試験結果に影響を及ぼす。垂直荷重変化の違いは、車両性能試験精度に悪影響を与えるため車両ピッチング運動の挙動を再現する必要がある。
図17に示したチェーンやワイヤロープ101を使用した場合には、これらチェーンやワイヤロープ101により車両102のタイヤ102aをローラ106に押し付けるために前記車両ピッチング運動の挙動を再現するのが難しかった。
これに対して、特許文献3の車両拘束装置は、レール111に沿ってスライド可能に取り付けられた車両拘束装置112の連結用のアダプタ115を車両116のシャーシ117に設けたアダプタ挿入部118に挿入して車両を拘束するものであり、特許文献1,2のように、車両のタイヤをチェーンやワイヤロープ101でローラに押し付けることがないので、前記車両ピッチング運動の挙動を再現することが容易であるという利点がある反面、次に述べるような課題があった。
(1)前記アダプタ挿入部は、一般的に車両の底部のサイドシルに設けられており、サイドシルを有しない車両においては適用が困難である。サイドシルを有しない車両においては、アダプタ挿入部を設けたアタッチメントを車両の底部に取り付ける必要がある。
(2)前記アダプタ挿入部は、安全面から高剛性を要求されるが、車両全体からみるとサイドシルは、必ずしも高剛性部分ではない。
(3)サイドシルの位置は、車両の車両重心点位置ではなく、従って、車両の車両重心点位置を拘束していないために路上走行の車両ピッチング運動挙動と異なったものになる。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものである。
本発明の車両拘束装置は、車両試験装置のローラ上に載せられた車両を拘束する車両拘束装置であって、一端側が前記車両の左右のシートベルト固定ピラーに回動自在に結合される一方で他端側が床面上の左右のポールに回動自在に結合される一対の車両拘束治具と、前記車両試験装置による前記車両の試験時に生じる当該車両の横振れを抑制する横振れ抑制機構を備える。
本発明によれば、その性質上、高剛性が要求される車両のシートベルト固定ピラーに車両拘束治具の一端側が結合されることにより、車両ピッチング運動の挙動を再現しながらも、確実、強固に車両を拘束できる。また、車両(並進)前後運動は拘束されるが車両(回転)ピッチング運動と車両(並進)上下運動はフリーとなるので、垂直荷重が路上に近似した車両挙動の実現が可能になる。これにより、タイヤに加わる垂直荷重を加減速状態まで含めて走行状態と一致させることができるので、モード運転による燃費、排ガス試験や車両性能試験の車両挙動を含めた試験が可能となる。さらに、車両試験時に生じる車両の横振れ(横力)を抑制できる。
(A)は車両のシートベルト固定ピラーを示す概略側面図、(B)は同ピラーの概略平面図、(C)は同ピラーの要部の拡大図。 (A)は試験車両が供された本発明の第1実施形態の車両拘束装置の概略側面図、(B)は同装置の概略平面図。 (A)(B)(C)は、第1実施形態におけるシートベルト固定ピラーへの車両拘束治具の取り付け方法の一例を示す説明図。 (A)は試験車両が供された本発明の第2実施形態の車両拘束装置の概略側面図、(B)は同装置の概略平面図。 (A)は試験車両が供された本発明の第3実施形態の車両拘束装置の概略側面図、(B)は同装置の概略平面図。 第3実施形態の第1リンク機構の側面図。 第3実施形態の第1リンク機構の平面図。 第3実施形態の第1リンク機構の軸部の断面図。 第3実施形態の第2リンク機構及び長さ調整機構の側面図。 (A)は試験車両が供された本発明の第4実施形態の車両拘束装置の概略側面図、(B)は同装置の概略平面図並びに第1リンク機構の拡大図。 第4実施形態の車両拘束装置の概略背面図。 (A)は試験車両が供された本発明の第5実施形態の車両拘束装置の概略側面図、(B)は同装置の概略平面図。 (A)は試験車両が供された本発明の第6実施形態の車両拘束装置の概略側面図、(B)は同装置の概略平面図。 (A)は試験車両が供された本発明の第7実施形態の車両拘束装置の概略側面図、(B)は同装置の概略平面図。 (A)は試験車両が供された本発明の第8実施形態の車両拘束装置における同車両の横振れ抑制機構の概略側面図、(B)は同抑制機構の概略平面図。 第8実施形態の横振れ抑制機構の概略背面図。 従来例の説明図。 (A)は他の従来例を示す斜視図、(B)は車両拘束装置のアダプタとアダプタ挿入部の断面図。
本発明の車両拘束装置を説明する前に、本発明の車両拘束装置を使用する車両について簡単に説明する。
図1(A)(B)は、本発明の車両拘束装置を使用する車両1の略示的側面図と略示的平面図である。
車両1は、ドアサイドにシートベルト(図示省略)を取り付けるシートベルト固定ピラー2を備えている。
図1(C)に示すように、シートベルト固定ピラー2の上,下端部には、複数のネジ3によって上,下のシートベルト固定部4,5が取り付けられている。これら上,下のシートベルト固定部4,5にシートベルトの上,下端が取り付けられる。なお、図1(A)と(B)において、6は、車両重心点位置を示す。
[第1実施形態]
図2(A)(B)は、第1実施形態の車両拘束装置11を使用した車両1の略示的側面図と略示的平面図である。
車両拘束装置11は、シャシダイナモメータのローラ7上にタイヤ8を載せた車両1の左右のシートベルト固定ピラー2に一端側が結合され、他端側が床面9上の左右のポール10に結合される一対の車両拘束治具12,12を備える。
車両拘束治具12,12は、鋼板等の機械的強度に優れた素材により板材や鋼管材など、車両の前後移動を拘束するために必要な引張強度と圧縮強度を備えた材質により形成されている。車両拘束治具12,12は、車長に合わせてその長さを調整可能なターンバックル等の長さ調整機構13を一端側に備えている。また、左右一対の車両拘束治具12,12の長さ方向の中央部には両者を連結するタイロッド14が設けられている。タイロッド14は、長さ方向の中央部に車両拘束治具12,12の間隔を車幅に合わせて調整するためのターンバックル等の長さ調整機構15を備えている。
車両拘束治具12,12は、長さ方向の一端側が第1リンク機構16を介してシートベルト固定ピラー2に回動可能に結合されているとともに、他端側が第2リンク機構17を介してポール10に回動可能に結合されている。
図2(A)に示すように、第1リンク機構16は、軸18が車両重心点位置6の近傍に位置するようにシートベルト固定ピラー2に取り付けられる。また、第2リンク機構17の軸21も車両重心点位置6と略同じ高さの位置するようにポール10に取り付けられている。尚、車両重心点位置6の近傍とは、車両重心点位置6に極力近づけた位置を云う。
図3に示すように、第1リンク機構16は、軸18と、該軸18を回動可能に支持している軸受け部材19と、この軸受け部材19をシートベルト固定ピラー2に取り付けるための取り付け部材(以下、ピラー取り付け部材と称する)20と、を備えている。
そして、第1リンク機構16は、車両拘束治具12,12の長さ方向の一端側を、軸18、軸受け部材19、ピラー取り付け部材20でシートベルト固定ピラー2側に回動可能に連結している。
ピラー取り付け部材20は、シートベルト固定ピラー2に見合う長板状に形成されていて、シートベルト固定部4,5に代えてシートベルト固定ピラー2に取り付けられる。
また、第2リンク機構17は、車両拘束治具12の他端側に配置した軸21と、軸受け部材22と、を備えていて、該軸受け部材22を介してポール10に取り付けられている。
次に、車両拘束治具12をシートベルト固定ピラー2へ取り付ける方法の一例を図3(A)(B)(C)を参照して説明する。
この例においては、先ず、図3(A)に示すように、左右一対の車両拘束治具12,12の一端側を、軸18及び軸受け部材19を介してピラー取り付け部材20の中央部に取り付ける。一方、シートベルト固定ピラー2からシートベルト固定部4,5を取り外す。
そして、図3(B)(C)に示すように、ピラー取り付け部材20をシートベルト固定ピラー2に取り付ける。ピラー取り付け部材20のシートベルト固定ピラー2への取り付けは、シートベルト固定ピラー2のネジ穴23とピラー取り付け部材20のネジ穴24を重ね合わせて、これらネジ穴23,24にネジ25を螺合することにより行なわれる。なお、図3(C)において、26は車両のフレーム、27は車室内、28は車室外を示す。
第1実施形態の車両拘束装置11は、上述のような構成であって、その使用に際しては、先ず、図2に示すように、車両1をシャシダイナモメータのローラ7に載せ、車両1のシートベルト固定ピラー2に、車両拘束治具12の一端側を、第1リンク機構16を介して連結して、第1リンク機構16の軸18を車両重心点位置6の近傍に位置させる。一方、車両拘束治具12の他端側を、第2リンク機構17を介してポール10に取り付け、該ポール10の高さを調整して、第2リンク機構17の軸21を車両重心点位置6と略同じ高さの位置に設定して車両拘束治具12を略水平状態に保持する。
そして、左右一対の車両拘束治具12で車両1を拘束し、ローラ7を回転させて、車両1の各種試験を行なう。
車両拘束治具12の一端側を、高剛性のシートベルト固定ピラー2に結合するので、車両拘束治具12により確実、強固に車両を拘束することができる。
また、車両拘束治具12の一端側を、車両重心点位置6付近において第1リンク機構16を介してシートベルト固定ピラー2に回動自在に結合し、車両拘束治具12の他端側を、車両重心点位置6と略同じ高さの位置において第2リンク機構17を介してポール10に回動自在に結合したので、車両(並進)前後運動は拘束されるが車両(回転)ピッチング運動と車両(並進)上下運動はフリーとなり、垂直荷重が路上に近似した車両挙動の実現が可能になる。タイヤに加わる垂直荷重を加減速状態まで含めて走行状態と一致させることができるため、モード運転による燃費、排ガス試験や車両性能試験の車両挙動を含めた試験が可能となる。
さらに、車両拘束治具12は、長さ調整機構13によって長さが調整可能であるので、車両1の車長に応じて長さを任意に調整できる。
そして、ポール10は、車幅方向、車長方向の少なくとも一方向に調整可能であるので、車両1の車幅、車長等に合わせて、車両拘束治具12を調整することにより様々の大きさの車両に適用することができる。
[第2実施形態]
図4は第2実施形態を示す。本実施形態は、第1実施形態の態様において、第2リンク機構17とポール10との間に拘束力検出器29を備え、この拘束力検出器29により車両の拘束力を検出する。拘束力検出器29の取り付け位置は、第2リンク機構17とポール10の間に限定されるものではなく、車両拘束治具12と第2リンク機構17との間や、第1リンク機構16とシートベルト固定ピラー2の間などであってもよく、車両1の拘束力を確実に検出できる箇所であればよい。本実施形態の車両拘束装置11によれば、車両1の拘束力を検出できるので、第1実施形態の効果に加えて、車両バネ上の特性を計測及び解析評価することが可能になる。
[第3実施形態]
図5〜図9は第3実施形態を示す。この実施形態においては、図5に示すように、車両拘束治具12の一端側をシートベルト固定ピラー2に回動自在に結合する第1リンク機構31は、車両拘束治具12の一端側を回動可能に取り付ける筒状の軸部32と、この軸部32をシートベルト固定ピラー2に取り付ける軸支持アーム33と、を備える。
図6〜図8に示すように、軸支持アーム33は、略T字状に形成されていて、一端側に軸部32が設けられ、他端側がネジ34によりシートベルト固定ピラー2に取り付けられる。軸支持アーム33は、シートベルト固定ピラー2に形成されている複数のネジ穴35を選択的に使用することにより取り付け高さ位置を調整可能になっている。
軸支持アーム33を略T字状に形成したのは、軸支持アーム33をシートベルト固定ピラー2に取り付けた際に、軸部32の位置をシートベルト固定ピラー2の位置に対して車両の前後方向にずらすことにより、軸部32と運転席や助手席との干渉するのを抑制するためである。したがって、干渉するのを抑制することが可能であればその形状は問わない。尚、軸支持アーム33と軸部32は、伸縮可能にしてその長さを調整可能にしてもよい。
また、車両拘束治具12の他端側を、ポール10に回動可能に取り付ける第2リンク機構41は、図5及び図9に示すように、車両拘束治具12の他端側に設けられた軸部42と、この軸部42を回転自在に支持している軸受け部材43と、を備え、ブラケット44を介してポール10に取り付けられている。
ブラケット44は、図示を省略した高さ調整機構によりポール10に昇降可能に取り付けられていて、第2リンク機構41の高さ位置を調整可能になっている。
左右一対の車両拘束治具12の軸受け部材43側の端部には、ターンバックル等の長さ調整機構45が設けられている。長さ調整機構45は、中央部の回転操作体46を回転させると、回転操作体46の左右に連設されたボルト47,48が左右逆方向に回転して、車両拘束治具12を車両の車長に合わせて車両拘束治具12の長さを調整可能になっている。その他の構成は、第1,2実施形態の場合と同様であるので同一構成部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。
次に、第3実施形態の車両拘束装置11の使用方法の一例を説明する。
先ず、車両拘束治具12の一端側の第1リンク機構31の軸支持アーム33をシートベルト固定ピラー2の所望の高さ位置に取り付ける。そして、必要であれば軸支持アーム33の長さや軸部32の長さを調整し、第1リンク機構31の軸部32が運転席や助手席と干渉するのを防止する。
次に、車両拘束治具12の他端側を、第2リンク機構41およびブラケット44を介してポール10に取り付ける。
そして、左右一対の車両拘束治具12,12の長さや幅を調整して車両1を拘束し、ローラ7を回転させて、車両1の各種試験を行なう。
第3実施形態の車両拘束装置11は、車両拘束治具12,12の長さ調整や幅調整は勿論のこと、車両拘束治具12,12の一端側をシートベルト固定ピラー2へ回動可能に取り付けている第1リンク機構31の軸部32の位置を、軸支持アーム33によってシートベルト固定ピラー2の位置から離間させたので、第1リンク機構31の軸部32が運転席や助手席と干渉するのを防止することができる。
また、第2リンク機構41をポール10に昇降可能に取り付けたので、第2リンク機構41を昇降させて、第2リンク機構41を、第1リンク機構31の高さ位置に合わせて車両拘束治具12を略水平状態に保持して、各種試験を行なうことができるという効果がある。その他の構成、効果は第1、第2実施形態の車両拘束装置と同じであるので重複する説明は省略する。
[第4実施形態]
図10,図11は第4実施形態を示す。本実施形態は、第1実施形態の態様において、第1リンク機構16の代わりに、第1リンク機構51を備える。
第1リンク機構51は、車両1内の左右のシートベルト固定ピラー2に取り付けられる一対のピラー取り付け部材20を連結補強する長さ調整可能な補強治具52と、この補強治具52の両端近傍にて車両拘束治具12を車両1の外側後方全方位に回動自在に連結させる連結治具53とを備える。
補強治具52は前記一対のピラー取り付け部材20を連結させるクロスメンバーから成る。補強治具52はその長さを調整させる長さ調整機構54を備えている。尚、補強治具52は、その配置が車両1の車高方向に調整可能に、前記一対のピラー取り付け部材20に取り付けられる。
連結治具53は、補強治具52の一端近傍に装着固定されるピロボール55と、このピロボール55を収容する球面軸受け部56と、この軸受け部56を車両拘束治具12と接続させる接続治具57とから成る。
図10,図11を参照しながら本実施形態の車両拘束装置11の使用例を説明する。
例えば、後部座席ドア121を有する車両1では、先ず、当該ドア121を取り外した状態若しくは当該ドア121を開いてドア拘束治具58によって固定した状態にする。または、車両1の運転席と助手席のドア120を取り外した状態若しくは当該120ドアを開いてドア拘束治具58によって固定した状態にする。
ドア拘束治具58としては、吸盤による固定などの様々な拘束治具が挙げられるが、後部座席ドア121と車両拘束治具12が接触しないように固定できればよいので、特に限定されることなく周知の拘束治具を適用すればよい。また、ドア拘束治具58の配置箇所や数量も、後部座席ドア121と車両拘束治具12とが接触しないように固定できればよいので、特に限定しない。
次いで、車両1内に取り付けられた第1リンク機構51における両者の連結治具53に、車両1の外側後方斜めから車両1内に挿入された車両拘束治具12の一端が接続される。この連結治具53に接続された車両拘束治具12は車両1の外側後方全方位に回動自在となる。次いで、車両拘束治具12の他端側が、車両重心点位置6と略同じ高さの位置において、第2リンク機構17を介してポール10に回動自在に結合される。
次いで、車両拘束治具12,12の長さが長さ調整機構13によって調整され、また、車両拘束治具12,12の間隔が長さ調整機構15によって調整される。また、ポール10は、床面上の台座部100において、その高さ、車両1の前後方向若しくは幅方向の配置、車両拘束治具12に対する接続方向が適宜調整される。以上のように車両1が拘束された後、シャシダイナモメータのローラ7を回転させて車両1の各種試験が実施される。
以上の本実施形態の車両拘束装置11によれば、車両拘束治具12の一端側がリンク機構51によってシートベルト固定ピラー2にて回動自在に結合される一方で車両拘束治具12の他端側がリンク機構17によってポール10にて回動自在結合されている。したがって、第1実施形態の車両拘束装置11と同様に、車両1を確実、強固に車両を拘束することができる。また、車両(並進)前後運動は拘束されるが車両(回転)ピッチング運動と車両(並進)上下運動はフリーとなり、垂直荷重が路上に近似した車両挙動の実現が可能になる。よって、タイヤに加わる垂直荷重を加減速状態まで含めて走行状態と一致させることができるので、モード運転による燃費、排ガス試験や車両性能試験の車両挙動を含めた試験が可能となる。
特に、本実施形態では、車両1の後部座席ドア121を外す若しくは開いて固定した状態で、車両拘束治具12を車両1の外側後方斜めから連結治具53を介して車両1内の補強治具52の一端近傍に結合できる。したがって、後部座席やトランクルームの形状等の影響を受けることなく、車両1と車両拘束治具12との連結位置を車両1の車両重心点位置6の近傍への調整が容易となる。また、車両1を車両試験装置に供するに際し必要であった車両1の改造を最小限に抑えることができる。これにより、試験準備時間の短縮化が可能となる。
さらに、車両拘束治具12は、ピラー取り付け部材20の近傍部位(本実施形態では補強治具52の両端近傍)において連結治具53によって車両1の外側後方全方位に回動自在となっている。したがって、車両1内の車両拘束治具12の挿入空間に応じて車両拘束治具12を車両重心点位置6の近傍の高さまでに任意に設定できる。これにより、車両1の後部座席やトランクルーム等との物理的緩衝を避けるために車両重心点位置6から離れた高さ位置にて車両1の拘束を余儀なくした場合の車両1試験時に起こり得る路上走行とは異なる車両1のピッチング運動(例えば、オーバースイング等)を抑制できる。
また、車両1内において対向する一対のピラー取り付け部材20は補強治具52によって連結補強されている。さらに、この補強治具52の両端近傍に連結治具53を介して車両拘束治具12が連結された状態となっているので、補強治具52に対する車両拘束治具12のモーメント(トルク)の負荷率が軽減する。これにより、補強治具52の変形とこれに伴うピラー取り付け部材20の変形や破断を防止できる。また、補強治具52は長さ調整機構54によって長さが調整可能であるので車両1のサイズに応じて任意に対応できる。さらに、補強治具52は前記一対のピラー取り付け部材20において車両1の車高方向に調整可能となっているので、補強治具52の配置を車両1のサイズに応じて車両重心点位置6の近傍の高さまで任意に設定できる。
以上の説明から明らかなように本実施形態の車両拘束装置11は、例えば、4ドアタイプの車両1の拘束に有効である。
尚、第1リンク機構51は、ピラー取り付け部材20がその構成材料の選択により剛性を充分に確保できる場合、必ずしも補強治具52を要しない。この場合、例えば、ピラー取り付け部材20に一体的に設けられた短小な固定軸に、連結治具53のピロボール55が装着固定される。
[第5実施形態]
図12は第5実施形態を示す。本実施形態は、第4実施形態の態様において、車両拘束治具12と第2リンク機構17との間に拘束力検出器29を備え、この拘束力検出器29により車両の拘束力を検出する。拘束力検出器29の取り付け位置は、車両拘束治具12と第2リンク機構17との間に限定されるものではなく、第2リンク機構17とポール10の間や、第1リンク機構16とシートベルト固定ピラー2の間などであってもよく、車両1の拘束力を確実に検出できる箇所であればよい。以上の本実施形態の車両拘束装置11によれば、車両1の拘束力を検出できるので、第4実施形態の効果に加えて、車両バネ上の特性を計測及び解析することが可能になる。
[第6実施形態]
図13(a)(b)は第6実施形態を示す。本実施形態は、車両拘束治具12の一端側が車両1の内側後方斜めから車両重心点位置6の近傍の位置にて第1リンク機構51を介して車両1の左右のシートベルト固定ピラー2に回動自在に結合されていること以外は、第4実施形態と同じ態様となっている。
図13を参照しながら本実施形態の車両拘束装置11の使用例を説明する。
例えば、試験車両がハッチバックタイプの車両に例示される背面ドアを有する車両1である場合、この車両1の背面ドアを開き、このドアを図示省略のドア拘束治具58によって固定した状態にする。次いで、車両1内に取り付けられた第1リンク機構51の連結治具53に対して、車両1の内側後方斜めから車両1内に挿入された車両拘束治具12の一端が接続される。この連結治具53に接続された車両拘束治具12は車両1の内側後方の全方位に回動自在となる。次いで、第4実施形態と同様に、車両拘束治具12の他端側が、車両重心点位置6と略同じ高さの位置において、第2リンク機構17を介してポール10に回動自在に結合される。また、車両拘束治具12,12の長さ及び間隔は各々長さ調整機構13,15によって調整される。ポール10も、その高さ、前後方向若しくは左右方向の配置、車両拘束治具12との接続方向が各々調整される。以上のように車両1が拘束された後、シャシダイナモメータのローラ7を回転させて車両1の各種試験が実施される。
以上のように本実施形態の車両拘束装置11も、車両拘束治具12の一端側がリンク機構51によってシートベルト固定ピラー2にて回動自在に結合される一方で車両拘束治具12の他端側がリンク機構17によってポール10にて回動自在に結合されている。したがって、第4実施形態の車両拘束装置11と同様に、車両1を確実、強固に車両を拘束することができると共に、車両(並進)前後運動は拘束されるが車両(回転)ピッチング運動と車両(並進)上下運動はフリーとなり、垂直荷重が路上に近似した車両挙動の実現が可能になる。
特に、本実施形態では、車両1の内側後方斜めから車両拘束治具12を車両1内の補強治具52の一端近傍に結合できる。したがって、車両1のリアタイヤハウスや背面ドア開口部等との物理的緩衝を低減させながら、車両1と車両拘束治具12との連結位置を車両1の車両重心点位置6の近傍への調整が容易となる。また、車両1を車両試験装置に供するに際し必要であった車両の改造を最小限に抑えることができるので、試験準備時間の短縮化が可能となる。
さらに、車両拘束治具12は、ピラー取り付け部材20の近傍部位(本実施形態では補強治具52の両端近傍)において連結治具53によって車両1の内側後方全方位に回動自在であるので、車両1内の車両拘束治具12の挿入空間に応じて車両拘束治具12を車両重心点位置6の近傍の高さまでに任意に設定できる。よって、車両1のリアタイヤハウスや背面ドア開口部等との物理的緩衝を避けるために車両重心点位置6から離れた高さ位置にて車両1の拘束を余儀なくした場合の車両1試験時に起こり得る路上走行とは異なる車両1のピッチング運動(例えば、オーバースイング等)を抑制できる。
また、車両1内において対向する一対のピラー取り付け部材20は補強治具52によって連結され、この補強治具52の両端近傍には連結治具53を介して車両拘束治具12が連結された状態となっている。よって、実施形態4と同様に、ピラー取り付け部材20が補強される。さらに、補強治具52に対する車両拘束治具12のモーメント(トルク)の負荷率が軽減するので、補強治具52の変形とこれに伴うピラー取り付け部材20の変形や破断を防止できる。尚、補強治具52の長さは長さ調整機構54によって車両1のサイズに任意に対応できる。
以上の説明から明らかなように本実施形態の車両拘束装置11は、例えば、2ドアタイプの車両1や背面ドアを有する車両1の拘束に有効である。
本実施形態においても、ピラー取り付け部材20がその構成材料の選択により剛性を充分に確保できる場合、第1リンク機構51は必ずしも補強治具52を要しない。この場合も、前述のように、ピラー取り付け部材20に設けられた短小な固定軸に連結治具53のピロボール55を装着固定させた態様を採用すればよい。
[第7実施形態]
図14(a)(b)は第7実施形態を示す。本実施形態は、第6実施形態の態様において、第2リンク機構17とポール10との間に拘束力検出器29を備え、この拘束力検出器29により車両の拘束力を検出する。拘束力検出器29の取り付け位置は、第2リンク機構17とポール10の間に限定されるものではなく、車両拘束治具12と第2リンク機構17との間や、第1リンク機構16とシートベルト固定ピラー2の間などであってもよく、車両1の拘束力を確実に検出できる箇所であればよい。以上の本実施形態の車両拘束装置11によれば、車両1の拘束力を検出できるので、第6実施形態の効果に加えて、車両バネ上の特性を計測及び解析することが可能になる。
[第8実施形態]
図15、図16は第8実施形態を示す。本実施形態の車両拘束装置11は、第1〜7実施形態のいずれかの態様において、シャシダイナモメータによる車両1の試験時に生じる車両1の横振れを抑制する横振れ抑制機構61をさらに備える。
横振れ抑制機構61は車両1の前輪側及び後輪側の位置にて左右一対に配置されている。特に、第4,5実施形態においては、車両拘束治具12と緩衝しない程度に配置される。
横振れ抑制機構61は、車両1の本体と弾性当接する緩衝材62と、この緩衝材62の配置位置が車両1の幅方向に調整自在に緩衝材62を支持する支持部材63と、この支持部材63が取り付けられる支柱部64とを備える。
緩衝材62はスポンジやエアボールが充填されて成る。支持部材63,支柱部64は、車両拘束治具12と同様に、鋼板等の機械的強度に優れた素材により板材や鋼管材など、車両1の横力を拘束するために必要な引張強度と圧縮強度を備えた材質から成る。
支持部材63は、図16に示したように、支柱部64に固定された水平支持部材65によって水平支持されている。一方、支柱部64は、床面9上に配置固定された台座部67において車両1の車幅方向、車長方向、車高方向のいずれかに位置調整可能に立設支持部材66によって立設支持されている。
以上の本実施形態の車両拘束装置11によれば、横振れ抑制機構61が配置されたことにより、第1〜7実施形態の効果に加えて、シャシダイナモメータによる車両1の試験時に発生する車両1の横振れ(横力)を抑制できる。これにより、車両1のピッチング、上下運動以外の動きを抑えることができる。
ところで、シャシダイナモメータにおける車両拘束装置として、特許文献1〜3に開示された車両拘束装置の他に、例えば、特許文献4,5に開示された車両固定装置が知られている。特許文献4の車両固定装置は、試験車両の四隅の対応位置に当該車両の固定機を配置している。特許文献5の車両固定装置は、試験車両の前後側を固定する車止めバーと、当該車両の左右側を固定する横押え部を備える。
しかしながら、特許文献4,5の車両固定装置は、試験車両の前後及び左右が略完全に固定されるので車両ピッチング運動が必要以上に抑制される傾向となることから特許文献1〜3と同様に試験者の意図とする路上に近似した車両挙動を再現できない場合がある。
これに対して、本実施形態の車両拘束装置11は、第1〜7実施形態のいずれかの車両拘束治具12と、横振れ抑制機構61を備えたことにより、車両ピッチング運動の解放を確保しながらも、車両1の試験時に発生する車両1の横力を抑制できる。これにより、垂直荷重が路上に近似した車両挙動をより一層効果的に実現できる。
また、横振れ抑制機構61は、車両1の前輪側及び後輪側の位置にて左右一対に配置されることにより、車両1の左右フロントフェンダー部近傍と左右リアフェンダー部近傍する位置において車両1の横振れを抑制できる。したがって、通常、車両1の前方に設置されているエンジンを冷却するための車両1の冷却ファン吐出口に干渉することがなく運転が可能となる。また、乗車時などの車両1のドア開閉にも干渉しないため、計測機器を車両1に搭載する場合の準備時間が短縮する可能となる。
さらに、横振れ抑制機構61において、緩衝材62が車両1の本体と弾性当接するので、車両1のピッチング運動を阻害する影響を低減できる。また、緩衝材62の配置位置は支持部材63によって車両1の幅方向に調整自在となっているので、車両1の車幅に応じて緩衝材62の配置を任意に設定できる。
そして、支柱部64は車幅方向、車長方向、車高方向のいずれかに配置位置が調整可能であるので、車両1の車幅、車長、車高に応じて緩衝材62の配置を任意に設定できる。
1…車両
2…シートベルト固定ピラー
3…ネジ
4,5…シートベルト固定部
6…車両重心点位置
7…ローラ
8…タイヤ
9…床面
10…ポール
11…車両拘束装置
12…車両拘束治具
13,15,45,54…長さ調整機構
16,31,51…第1リンク機構
17,41…第2リンク機構
18…軸部
19…軸受け部材
20…ピラー取り付け部材
29…拘束力検出器
32…軸部
33…軸支持アーム
52…補強治具
53…連結治具
61…横振れ抑制機構
62…緩衝材
63…支持部材
64…支柱部

Claims (5)

  1. 車両試験装置のローラ上に載せられた車両を拘束する車両拘束装置であって、
    一端側が前記車両の左右のシートベルト固定ピラーに回動自在に結合される一方で他端側が床面上の左右のポールに回動自在に結合される一対の車両拘束治具と、
    前記車両試験装置による前記車両の試験時に生じる当該車両の横振れを抑制する横振れ抑制機構と
    を備えたことを特徴とする車両拘束装置。
  2. 前記車両拘束治具の一端側は、車両重心位置の近傍において第1リンク機構を介して前記シートベルト固定ピラーに回動自在に結合され、当該車両拘束治具の他端側は、前記車両重心位置と略同じ高さの位置において第2リンク機構を介して前記ポールに回動自在に結合されることを特徴とする請求項1に記載の車両拘束装置。
  3. 前記横振れ抑制機構は、前記車両の前輪側及び後輪側の位置にて左右一対に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の車両拘束装置。
  4. 前記横振れ抑制機構は、
    前記車両の本体と弾性当接する緩衝材と、
    この緩衝材の配置位置が前記車両の幅方向に調整自在に当該緩衝材を支持する支持部材と、
    この支持部材が取り付けられる支柱部と
    を備えたことを特徴とする請求項に記載の車両拘束装置。
  5. 前記支柱部は、車幅方向、車長方向、車高方向のいずれかに位置調整可能に設置されたことを特徴とする請求項に記載の車両拘束装置。
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