JP5811043B2 - 広角レンズ,撮像光学装置及びデジタル機器 - Google Patents

広角レンズ,撮像光学装置及びデジタル機器 Download PDF

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Description

本発明は広角レンズ,撮像光学装置及びデジタル機器に関するものである。例えば、被写体の映像を撮像素子で取り込むレンズ交換式デジタルカメラに適したコンパクトで大口径の広角レンズと、その広角レンズ及び撮像素子で取り込んだ被写体の映像を電気的な信号として出力する撮像光学装置と、その撮像光学装置を搭載したデジタルカメラ等の画像入力機能付きデジタル機器と、に関するものである。
一眼レフカメラ用の交換レンズとして用いられる従来の大口径広角レンズでは、例えば特許文献1に記載されているような全体繰り出し方式や特許文献2に記載されているようなリアフォーカス方式が、フォーカシング方式の主流となっている。また近年、一眼レフカメラから跳ね上げミラーを取り除いたミラーレスレンズ交換式カメラのコンパクト性がユーザーに受け入れられて、その市場が拡大しつつある。そのようなミラーレスレンズ交換式カメラでは、従来の一眼レフカメラにおいて主流であった位相差AF(autofocus)を用いることができないものも存在する。そのようなカメラでは、フォーカシングレンズ群を走査してコントラストが最大になる場所を探すことで合焦を行う、いわゆるコントラストAFを用いることになる。
特開2012−037640号公報 特開2010−039340号公報
コントラストAFを用いる場合に問題となるのが、フォーカシングレンズ群の重量である。位相差AFの場合、AFセンサーからの情報を用い、合焦させるのに必要なフォーカシングレンズ群の移動量を算出できるため、その量にしたがってフォーカシングレンズ群を移動させることができる。一方、コントラストAFの場合、AFセンサーから得られる情報はその瞬間のコントラスト値のみであり、フォーカシングレンズ群を移動させて、その時々のコントラストの変化を読み取りながら、コントラストが最大となる場所を探すことで合焦動作を行うことになる。したがって、合焦までに移動するフォーカシングレンズ群の移動量をコントラストAFと位相差AFとで比較した場合、前者の場合が圧倒的に大きくなる。以上の点から、コントラストAFに対応しようとする光学系においては、フォーカシングレンズ群の軽量化が大きなポイントとなる。その点に関し、上記の特許文献1,2ではフォーカシングレンズ群が十分に軽量とは言えず、新たな光学解の創出が求められている。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであって、その目的は、大口径であってフォーカシングレンズ群が軽量化された小型で高性能な広角レンズ,それを備えた撮像光学装置及びデジタル機器を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明の広角レンズは、物体側から順に、正パワーを有する第1群と、負パワーを有する第2群と、正パワーを有する第3群と、から構成され、フォーカシング時に第2群のみが光軸上を移動する広角レンズであって、以下の条件式(1)(2)及び(7)を満足することを特徴とする。
0.3<BH1/T1<0.7 …(1)
0.9<f3/f<1.8 …(2)
(1−β2 2 )β3 2 <−0.5 …(7)
ただし、
BH1:第1群の最終面から第1群の後ろ側主点位置までの距離(物体側から像面に向かう方向を正とする。)、
T1:第1群の最も物体側に位置するレンズ面から最も像側に位置するレンズ面までの光軸上の距離、
f3:第3群の焦点距離、
f:全系の焦点距離、
β2:無限遠合焦時における第2群の近軸横倍率、
β3:無限遠合焦時における第3群の近軸横倍率、
である。
第2の発明の広角レンズは、上記第1の発明において、以下の条件式(3)を満足することを特徴とする。
−2.4<f2/f<−0.5 …(3)
ただし、
f2:第2群の焦点距離、
f:全系の焦点距離、
である。
第3の発明の広角レンズは、上記第1又は第2の発明において、以下の条件式(4)を満足することを特徴とする。
0.7<f1/f<1.6 …(4)
ただし、
f1:第1群の焦点距離、
f:全系の焦点距離、
である。
第4の発明の広角レンズは、上記第1〜第3のいずれか1つの発明において、以下の条件式(5)を満足することを特徴とする。
−1.0<BH3/T3<−0.5 …(5)
ただし、
BH3:第3群の最終面から第3群の後ろ側主点位置までの距離(物体側から像面に向かう方向を正とする。)、
T3:第3群の最も物体側に位置するレンズ面から最も像側に位置するレンズ面までの光軸上の距離、
である。
第5の発明の広角レンズは、上記第1〜第4のいずれか1つの発明において、以下の条件式(6)を満足することを特徴とする。
2<|β2| …(6)
ただし、
β2:無限遠合焦時における第2群の近軸横倍率、
である。
の発明の広角レンズは、上記第1〜第のいずれか1つの発明において、前記第1群と前記第2群との間の空気間隔に絞りが配置されていることを特徴とする。
の発明の広角レンズは、上記第の発明において、前記第2群が負レンズ1枚で構成されており、以下の条件式(8)を満足することを特徴とする。
0.2<(r1+r2)/(r1−r2)<1.5 …(8)
ただし、
r1:負レンズの物体側面の曲率半径、
r2:負レンズの像側面の曲率半径、
である。
の発明の広角レンズは、上記第1〜第のいずれか1つの発明において、前記第2群が負レンズと正レンズから成る接合レンズ1枚で構成されており、以下の条件式(9)を満足することを特徴とする。
νp−νn>20 …(9)
ただし、
νp:接合レンズを構成する正レンズのアッベ数、
νn:接合レンズを構成する負レンズのアッベ数、
である。
の発明の広角レンズは、上記第〜第のいずれか1つの発明において、前記第3群に、周辺部に行くに従って正のパワーが減少する非球面を備えた両凸正レンズが配置されていることを特徴とする。
10の発明の撮像光学装置は、上記第1〜第のいずれか1つの発明に係る広角レンズと、受光面上に形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と、を備え、前記撮像素子の受光面上に被写体の光学像が形成されるように前記広角レンズが設けられていることを特徴とする。
11の発明のデジタル機器は、上記第10の発明に係る撮像光学装置を備えることにより、被写体の静止画撮影,動画撮影のうちの少なくとも一方の機能が付加されたことを特徴とする。
本発明によれば、フォーカシングレンズ群を軽量化するための条件が適切に設定された構成になっているため、大口径であってフォーカシングレンズ群が軽量化されているにもかかわらず、小型で高性能な広角レンズ及び撮像光学装置を実現することができる。その大口径で軽量・小型化された広角レンズ又は撮像光学装置をデジタル機器(例えばデジタルカメラ)に用いることによって、デジタル機器に対して高性能の画像入力機能をコンパクトに付加することが可能となる。例えば、フォーカシングレンズ群の軽量化により、高い精度のコントラストAFを達成することができる。
第1の実施の形態(実施例1)の光学構成図。 第2の実施の形態(実施例2)の光学構成図。 第3の実施の形態(実施例3)の光学構成図。 第4の実施の形態(実施例4)の光学構成図。 第5の実施の形態(実施例5)の光学構成図。 実施例1の収差図。 実施例2の収差図。 実施例3の収差図。 実施例4の収差図。 実施例5の収差図。 広角レンズを搭載したデジタル機器の概略構成例を示す模式図。
以下、本発明に係る広角レンズ,撮像光学装置及びデジタル機器を説明する。本発明に係る広角レンズは、物体側から順に、正パワーを有する第1群と、負パワーを有する第2群と、正パワーを有する第3群と、から構成され(パワー:焦点距離の逆数で定義される量)、フォーカシング時に第2群のみが光軸上を移動する構成になっている。つまり、正パワーの第1群と第3群はフォーカシング時に固定であり、負パワーの第2群はフォーカシング時に光軸に沿って移動する。
そして、以下の条件式(1)及び(2)を満足することを特徴としている。
0.3<BH1/T1<0.7 …(1)
0.9<f3/f<1.8 …(2)
ただし、
BH1:第1群の最終面から第1群の後ろ側主点位置までの距離(物体側から像面に向かう方向を正とする。)、
T1:第1群の最も物体側に位置するレンズ面から最も像側に位置するレンズ面までの光軸上の距離、
f3:第3群の焦点距離、
f:全系の焦点距離、
である。
大口径レンズでは、球面収差やコマ収差を良好に補正するために、軸上光線高さの高い場所に可能な限り多くの補正自由度を配置することが重要である。本光学系の場合、第3群に入射する光束の軸上光線高さをできるだけ高く保つ構成になっているため、第1群から第3群までのすべてのレンズ面の自由度を余すことなく球面収差やコマ収差の補正に活用することができる。
このとき、条件式(1)の下限を下回ると、第1群による結像面が第2群に近づきすぎるため、第3群に入射する光束の軸上光線高さを維持しようとすると、第2群の負のパワーを強くする必要が生じる。その結果、フォーカシング時の第2群の移動による収差変動を抑えることが困難となる。逆に、条件式(1)の上限を上回ると、第2群に入射する光束の軸上光線高さが高くなりすぎて、第2群の径を大きくする必要が生じる。その結果、フォーカシングレンズ群の重量が増大してしまうため望ましくない。
また、条件式(2)は、第3群の正パワーに関する好ましい条件範囲を規定している。条件式(2)の上限を上回ると、第3群のパワーが不十分となり、光学系が大型化して望ましくない。逆に、条件式(2)の下限を下回ると、第3群のパワーが強くなりすぎて、光学系は小型化するが、第3群内で発生する球面収差やコマ収差の補正が困難となって望ましくない。
上記特徴的構成によると、フォーカシングレンズ群を軽量化するための条件が適切に設定された構成になっているため、大口径であってフォーカシングレンズ群が軽量化されているにもかかわらず、小型で高性能な広角レンズ及び撮像光学装置を実現することができる。その大口径で軽量・小型化された広角レンズ又は撮像光学装置をデジタルカメラ等のデジタル機器に用いれば、デジタル機器に対して高性能の画像入力機能を軽量・コンパクトに付加することが可能となり、デジタル機器のコンパクト化,低コスト化,高性能化,高機能化等に寄与することができる。例えば、フォーカシングレンズ群の軽量化により、高い精度のコントラストAFを達成することができる。また、本発明に係る広角レンズは、ミラーレスタイプのレンズ交換式デジタルカメラ用の交換レンズとして好適であるため、持ち運びに便利な軽量・小型の交換レンズを実現することができる。こういった効果をバランス良く得るとともに、更に高い光学性能,小型化等を達成するための条件等を以下に説明する。
本発明に係る広角レンズは、以下の条件式(1a)を満足することが更に望ましい。
0.4<BH1/T1<0.6 …(1a)
この条件式(1a)は、前記条件式(1)が規定している条件範囲のなかでも、前記観点等に基づいた更に好ましい条件範囲を規定している。したがって、好ましくは条件式(1a)を満たせば、上述の作用がより確実なものとなって、上記効果をより一層大きくすることができる。
本発明に係る広角レンズは、以下の条件式(2a)を満足することが更に望ましい。
1.0<f3/f<1.5 …(2a)
この条件式(2a)は、前記条件式(2)が規定している条件範囲のなかでも、前記観点等に基づいた更に好ましい条件範囲を規定している。したがって、好ましくは条件式(2a)を満たせば、上述の作用がより確実なものとなって、上記効果をより一層大きくすることができる。
本発明に係る広角レンズは、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
−2.4<f2/f<−0.5 …(3)
ただし、
f2:第2群の焦点距離、
f:全系の焦点距離、
である。
条件式(3)は、第2群の負パワーに関する好ましい条件範囲を規定している。条件式(3)の下限を下回ると、第2群の負のパワーが弱くなり過ぎて、フォーカシング時の移動量が増大してしまうため望ましくない。逆に、条件式(3)の上限を上回ると、第2群の負のパワーが強くなり過ぎて、フォーカシングに伴う球面収差やコマ収差の変動を抑えることが困難となる。
本発明に係る広角レンズは、以下の条件式(3a)を満足することが更に望ましい。
−2.0<f2/f<−0.9 …(3a)
この条件式(3a)は、前記条件式(3)が規定している条件範囲のなかでも、前記観点等に基づいた更に好ましい条件範囲を規定している。したがって、好ましくは条件式(3a)を満たせば、上述の作用がより確実なものとなって、上記効果をより一層大きくすることができる。
本発明に係る広角レンズは、以下の条件式(4)を満足することが望ましい。
0.7<f1/f<1.6 …(4)
ただし、
f1:第1群の焦点距離、
f:全系の焦点距離、
である。
条件式(4)は、第1群の正パワーに関する好ましい条件範囲を規定している。条件式(4)の下限を下回ると、第1群のパワーが強くなりすぎて、第1群内で発生する球面収差やコマ収差の補正が困難となる。逆に、条件式(4)の上限を上回ると、第1群のパワーが弱くなり過ぎて、光学系が大型化してしまうため望ましくない。光学系の大型化を避けるためには第3群のパワーを強くする必要が生じ、第3群内で発生する球面収差やコマ収差の補正が困難となる。
本発明に係る広角レンズは、以下の条件式(4a)を満足することが更に望ましい。
0.9<f1/f<1.4 …(4a)
この条件式(4a)は、前記条件式(4)が規定している条件範囲のなかでも、前記観点等に基づいた更に好ましい条件範囲を規定している。したがって、好ましくは条件式(4a)を満たせば、上述の作用がより確実なものとなって、上記効果をより一層大きくすることができる。
本発明に係る広角レンズは、以下の条件式(5)を満足することが望ましい。
−1.0<BH3/T3<−0.5 …(5)
ただし、
BH3:第3群の最終面から第3群の後ろ側主点位置までの距離(物体側から像面に向かう方向を正とする。)、
T3:第3群の最も物体側に位置するレンズ面から最も像側に位置するレンズ面までの光軸上の距離、
である。
条件式(5)の下限を下回ると、第3群の後ろ側主点位置が物体側に位置し過ぎるため、軸外光束のセンサーへの入射角度が大きくなってしまって望ましくない。逆に、条件式(5)の上限を上回ると、第3群を通過する軸外光線高さが高くなり過ぎて、非点収差や歪曲収差の補正が困難となる。
本発明に係る広角レンズは、以下の条件式(5a)を満足することが更に望ましい。
−0.9<BH3/T3<−0.6 …(5a)
この条件式(5a)は、前記条件式(5)が規定している条件範囲のなかでも、前記観点等に基づいた更に好ましい条件範囲を規定している。したがって、好ましくは条件式(5a)を満たせば、上述の作用がより確実なものとなって、上記効果をより一層大きくすることができる。
本発明に係る広角レンズは、以下の条件式(6)を満足することが望ましい。
2<|β2| …(6)
ただし、
β2:無限遠合焦時における第2群の近軸横倍率、
である。
フォーカシングに伴う収差変動を抑えるためには、フォーカシングに伴って移動する第2群からの射出光束をアフォーカルに近づけて、第3群に入射する軸上光線高さの変動を減らすことが有効である。条件式(6)の下限を下回ると、第2群から射出する光束が収束又は発散し過ぎてしまうため、上述の作用が望めない。
本発明に係る広角レンズは、以下の条件式(6a)を満足することが更に望ましい。
3<|β2| …(6a)
この条件式(6a)は、前記条件式(6)が規定している条件範囲のなかでも、前記観点等に基づいた更に好ましい条件範囲を規定している。したがって、好ましくは条件式(6a)を満たせば、上述の作用がより確実なものとなって、上記効果をより一層大きくすることができる。
本発明に係る広角レンズは、以下の条件式(7)を満足することが望ましい。
(1−β22)β32<−0.5 …(7)
ただし、
β2:無限遠合焦時における第2群の近軸横倍率、
β3:無限遠合焦時における第3群の近軸横倍率、
である。
条件式(7)の上限を上回ると、第2群のフォーカシング敏感度が低くなりすぎて、フォーカシング時の第2群の移動量が増大してしまうため望ましくない。
本発明に係る広角レンズは、以下の条件式(7a)を満足することが更に望ましい。
(1−β22)β32<−0.6 …(7a)
この条件式(7a)は、前記条件式(7)が規定している条件範囲のなかでも、前記観点等に基づいた更に好ましい条件範囲を規定している。したがって、好ましくは条件式(7a)を満たせば、上述の作用がより確実なものとなって、上記効果をより一層大きくすることができる。
本発明に係る広角レンズは、前記第1群と前記第2群との間の空気間隔に絞りが配置されていることが望ましい。フォーカシングレンズ群を絞りに隣接するように配置することによって、フォーカシングレンズ群の移動によって発生する倍率色収差の変動を抑えることが可能となる。
本発明に係る広角レンズは、前記第2群が負レンズ1枚で構成されており、以下の条件式(8)を満足することが望ましい。
0.2<(r1+r2)/(r1−r2)<1.5 …(8)
ただし、
r1:負レンズの物体側面の曲率半径、
r2:負レンズの像側面の曲率半径、
である。
第2群を負レンズ1枚で構成することにより、フォーカシングレンズ群を軽量化することができる。この際、第2群の物体側に絞りを配置した上で条件式(8)を満たすことにより、該負レンズにおいて正の非点収差を発生させ、光学系全体の負の非点収差とバランスさせることが可能となる。
本発明に係る広角レンズは、以下の条件式(8a)を満足することが更に望ましい。
0.4<(r1+r2)/(r1−r2)<1.3 …(8a)
この条件式(8a)は、前記条件式(8)が規定している条件範囲のなかでも、前記観点等に基づいた更に好ましい条件範囲を規定している。したがって、好ましくは条件式(8a)を満たせば、上述の作用がより確実なものとなって、上記効果をより一層大きくすることができる。
本発明に係る広角レンズは、前記第2群が負レンズと正レンズから成る接合レンズ1枚で構成されており、以下の条件式(9)を満足することが望ましい。
νp−νn>20 …(9)
ただし、
νp:接合レンズを構成する正レンズのアッベ数、
νn:接合レンズを構成する負レンズのアッベ数、
である。
第2群を負の接合レンズ1枚で構成することにより、フォーカシングレンズ群を軽量化することができる。この際、条件式(9)を満たすことにより、第2群で発生する色収差を抑えて、フォーカシングに伴う色収差の変動を抑えることが可能となる。
本発明に係る広角レンズは、以下の条件式(9a)を満足することが更に望ましい。
νp−νn>30 …(9a)
この条件式(9a)は、前記条件式(9)が規定している条件範囲のなかでも、前記観点等に基づいた更に好ましい条件範囲を規定している。したがって、好ましくは条件式(9a)を満たせば、上述の作用がより確実なものとなって、上記効果をより一層大きくすることができる。
本発明に係る広角レンズは、前記第3群に、周辺部に行くに従って正のパワーが減少する非球面を備えた両凸正レンズが配置されていることが望ましい。第1群と第2群との間に絞りを配置していることから、第3群における軸外光線高さはある程度高くなっており、ここに非球面を配置することは非点収差やコマ収差の補正に有効である。この際、パワーの強い両凸レンズに周辺に行くほど正のパワーが弱くなる非球面を配置することで、上述の効果に加え、球面収差の発生を抑えつつ第3群全体で必要なパワーを十分に確保することが可能となる。
本発明に係る広角レンズは、画像入力機能付きデジタル機器(例えば、デジタルカメラ)用の撮像レンズとしての使用に適しており、これを撮像素子等と組み合わせることにより、被写体の映像を光学的に取り込んで電気的な信号として出力する撮像光学装置を構成することができる。撮像光学装置は、被写体の静止画撮影や動画撮影に用いられるカメラの主たる構成要素を成す光学装置であり、例えば、物体(すなわち被写体)側から順に、物体の光学像を形成する広角レンズと、その広角レンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と、を備えることにより構成される。そして、撮像素子の受光面(すなわち撮像面)上に被写体の光学像が形成されるように、前述した特徴的構成を有する広角レンズが配置されることにより、小型・低コストで高い性能を有する撮像光学装置やそれを備えたデジタル機器を実現することができる。
画像入力機能付きデジタル機器の例としては、デジタルカメラ,ビデオカメラ,監視カメラ,車載カメラ,テレビ電話用カメラ等のカメラが挙げられる。また、パーソナルコンピュータ,携帯用デジタル機器(例えば、携帯電話,スマートフォン,モバイルコンピュータ等),これらの周辺機器(スキャナー,プリンター等),その他のデジタル機器等に内蔵又は外付けによりカメラ機能が搭載されたものが挙げられる。これらの例から分かるように、撮像光学装置を用いることによりカメラを構成することができるだけでなく、各種機器に撮像光学装置を搭載することによりカメラ機能を付加することが可能である。例えば、カメラ付き携帯電話等の画像入力機能付きデジタル機器を構成することが可能である。
図11に、画像入力機能付きデジタル機器の一例として、デジタル機器DUの概略構成例を模式的断面で示す。図11に示すデジタル機器DUに搭載されている撮像光学装置LUは、物体(すなわち被写体)側から順に、物体の光学像(像面)IMを形成する広角レンズLN(AX:光軸)と、平行平面板PT(撮像素子SRのカバーガラス;必要に応じて配置される光学的ローパスフィルター,赤外カットフィルター等の光学フィルター等に相当する。)と、広角レンズLNにより受光面(撮像面)SS上に形成された光学像IMを電気的な信号に変換する撮像素子SRと、を備えている。この撮像光学装置LUで画像入力機能付きデジタル機器DUを構成する場合、通常そのボディ内部に撮像光学装置LUを配置することになるが、カメラ機能を実現する際には必要に応じた形態を採用することが可能である。例えば、ユニット化した撮像光学装置LUをデジタル機器DUの本体に対して着脱自在又は回動自在に構成することが可能である。
撮像素子SRとしては、例えば複数の画素を有するCCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサー,CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)型イメージセンサー等の固体撮像素子が用いられる。広角レンズLNは、撮像素子SRの光電変換部である受光面SS上に被写体の光学像IMが形成されるように設けられているので、広角レンズLNによって形成された光学像IMは、撮像素子SRによって電気的な信号に変換される。
デジタル機器DUは、撮像光学装置LUの他に、信号処理部1,制御部2,メモリ3,操作部4,表示部5等を備えている。撮像素子SRで生成した信号は、信号処理部1で所定のデジタル画像処理や画像圧縮処理等が必要に応じて施され、デジタル映像信号としてメモリ3(半導体メモリ,光ディスク等)に記録されたり、場合によってはケーブルを介したり赤外線信号等に変換されたりして他の機器に伝送される(例えば携帯電話の通信機能)。制御部2はマイクロコンピュータから成っており、撮影機能(静止画撮影機能,動画撮影機能等),画像再生機能等の機能の制御;フォーカシング,手ぶれ補正等のためのレンズ移動機構の制御等を集中的に行う。例えば、被写体の静止画撮影,動画撮影のうちの少なくとも一方を行うように、制御部2により撮像光学装置LUに対する制御が行われる。表示部5は液晶モニター等のディスプレイを含む部分であり、撮像素子SRによって変換された画像信号あるいはメモリ3に記録されている画像情報を用いて画像表示を行う。操作部4は、操作ボタン(例えばレリーズボタン),操作ダイヤル(例えば撮影モードダイヤル)等の操作部材を含む部分であり、操作者が操作入力した情報を制御部2に伝達する。
広角レンズLNは、正負正の3群構成になっており、第1群及び第3群の位置を像面IMに対して固定した状態で、第2群を光軸AXに沿って像側に移動させることにより近距離物体へのフォーカシングを行い、撮像素子SRの受光面SS上に光学像IMを形成する構成になっている。
ここで、第1〜第5の実施の形態を挙げて、広角レンズLNの具体的な光学構成を更に詳しく説明する。図1〜図5は、第1〜第5の実施の形態を構成する広角レンズLNにそれぞれ対応する光学構成図であり、被写体無限遠状態でのレンズ配置を光学断面で示している。広角レンズLNは、物体側から順に、正パワーを有する第1群Gr1と、負パワーを有する第2群Gr2と、正パワーを有する第3群Gr3と、から成っている。フォーカシング時には、第2群Gr2のみが光軸AX上を移動する。つまり、フォーカシングレンズ群である第2群Gr2が、矢印mFで示すように、近距離物体へのフォーカシングにおいて像側へ移動する。第1〜第4の実施の形態では第2群Gr2が負レンズ1枚で構成されており、第5の実施の形態では第2群Gr2が負レンズと正レンズから成る接合レンズ1枚で構成されている。第2群Gr2は、負レンズ1枚のみ又は接合レンズ1枚のみから成ることにより軽量化されているため、フォーカシングに有利である。
第1の実施の形態の広角レンズLN(図1)は、正負正の3群構成になっており、各群は以下のように構成されている。第1群Gr1は、物体側から順に、像側に凹の負メニスカスレンズと、物体側に凹の負メニスカスレンズと、両凸の正レンズ及び物体側に凹の負メニスカスレンズから成る接合レンズと、から成っている。第2群Gr2(フォーカシングレンズ群)は、両凹の負レンズ1枚から成っており、第1群Gr1と第2群Gr2との間には開口絞りSTが配置されている。第3群Gr3は、物体側から順に、両面非球面(周辺部に行くに従って正のパワーが減少する非球面)から成る両凸の正レンズと、像側に凹の負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレンズから成る接合レンズと、から成っている。広角レンズLNの像側に配置されている平行平面板PTは、撮像素子SRのカバーガラスとモアレ防止用のローパスフィルターとのトータルの光学厚みに等価なガラス平板である。
第2の実施の形態の広角レンズLN(図2)は、正負正の3群構成になっており、各群は以下のように構成されている。第1群Gr1は、物体側から順に、像側に凹の負メニスカスレンズと、物体側に凹の負メニスカスレンズと、像側に凹の負メニスカスレンズ及び両凸の正レンズから成る接合レンズと、から成っている。第2群Gr2(フォーカシングレンズ群)は、両凹の負レンズ1枚から成っており、第1群Gr1と第2群Gr2との間には開口絞りSTが配置されている。第3群Gr3は、物体側から順に、両面非球面(周辺部に行くに従って正のパワーが減少する非球面)から成る両凸の正レンズと、像側に凹の負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレンズから成る接合レンズと、から成っている。広角レンズLNの像側に配置されている平行平面板PTは、撮像素子SRのカバーガラスとモアレ防止用のローパスフィルターとのトータルの光学厚みに等価なガラス平板である。
第3の実施の形態の広角レンズLN(図3)は、正負正の3群構成になっており、各群は以下のように構成されている。第1群Gr1は、物体側から順に、像側に凹の負メニスカスレンズと、物体側に凹の負メニスカスレンズと、両凸の正レンズ及び物体側に凹の負メニスカスレンズから成る接合レンズと、から成っている。第2群Gr2(フォーカシングレンズ群)は、両凹の負レンズ1枚から成っており、第1群Gr1と第2群Gr2との間には開口絞りSTが配置されている。第3群Gr3は、物体側から順に、両面非球面(周辺部に行くに従って正のパワーが減少する非球面)から成る両凸の正レンズと、像側に凹の負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレンズから成る接合レンズと、から成っている。広角レンズLNの像側に配置されている平行平面板PTは、撮像素子SRのカバーガラスとモアレ防止用のローパスフィルターとのトータルの光学厚みに等価なガラス平板である。
第4の実施の形態の広角レンズLN(図4)は、正負正の3群構成になっており、各群は以下のように構成されている。第1群Gr1は、物体側から順に、像側に凹の負メニスカスレンズと、物体側に凹の負メニスカスレンズと、両凸の正レンズ及び物体側に凹の負メニスカスレンズから成る接合レンズと、から成っている。第2群Gr2(フォーカシングレンズ群)は、像側に凹の負メニスカスレンズ1枚から成っており、第1群Gr1と第2群Gr2との間には開口絞りSTが配置されている。第3群Gr3は、物体側から順に、両面非球面(周辺部に行くに従って正のパワーが減少する非球面)から成る両凸の正レンズと、両凹の負レンズ及び物体側に凸の正メニスカスレンズから成る接合レンズと、から成っている。広角レンズLNの像側に配置されている平行平面板PTは、撮像素子SRのカバーガラスとモアレ防止用のローパスフィルターとのトータルの光学厚みに等価なガラス平板である。
第5の実施の形態の広角レンズLN(図5)は、正負正の3群構成になっており、各群は以下のように構成されている。第1群Gr1は、物体側から順に、像側に凹の負メニスカスレンズと、物体側に凹の負メニスカスレンズと、像側に凹の負メニスカスレンズ及び両凸の正レンズから成る接合レンズと、から成っている。第2群Gr2(フォーカシングレンズ群)は、両凹の負レンズ及び物体側に凸の正メニスカスレンズから成る接合レンズ1枚から成っており、第1群Gr1と第2群Gr2との間には開口絞りSTが配置されている。第3群Gr3は、物体側から順に、両面非球面(周辺部に行くに従って正のパワーが減少する非球面)から成る両凸の正レンズと、像側に凹の負メニスカスレンズ及び物体側に凸の正メニスカスレンズから成る接合レンズと、から成っている。広角レンズLNの像側に配置されている平行平面板PTは、撮像素子SRのカバーガラスとモアレ防止用のローパスフィルターとのトータルの光学厚みに等価なガラス平板である。
以下、本発明を実施した広角レンズの構成等を、実施例のコンストラクションデータ等を挙げて更に具体的に説明する。ここで挙げる実施例1〜5(EX1〜5)は、前述した第1〜第5の実施の形態にそれぞれ対応する数値実施例であり、第1〜第5の実施の形態を表す光学構成図(図1〜図5)は、対応する実施例1〜5のレンズ構成,光路等をそれぞれ示している。
各実施例のコンストラクションデータでは、面データとして、左側の欄から順に、面番号,曲率半径r(mm),軸上面間隔d(mm),d線(波長587.56nm)に関する屈折率nd,d線に関するアッベ数vdを示す。面番号に*が付された面は非球面であり、その面形状は面頂点を原点とするローカルな直交座標系(x,y,z)を用いた以下の式(AS)で定義される。非球面データとして、非球面係数等を示す。なお、各実施例の非球面データにおいて表記の無い項の係数は0であり、すべてのデータに関してE−n=×10-nである。
z=(c・h2)/[1+√{1−(1+K)・c2・h2}]+Σ(Aj・hj) …(AS)
ただし、
h:z軸(光軸AX)に対して垂直な方向の高さ(h2=x2+y2)、
z:高さhの位置での光軸AX方向のサグ量(面頂点基準)、
c:面頂点での曲率(曲率半径rの逆数)、
K:円錐定数、
Aj:j次の非球面係数、
である。
各種データとして、全系の焦点距離(f,mm),Fナンバー(FNO),全画角(2ω,°),像高(Y’,mm)を示し、さらに、全系の倍率(β),可変間隔データ(di:フォーカシングにより変化する軸上面間隔,i:面番号,d0:被写体距離),レンズ全長(TL,mm),バックフォーカス(BF,mm),有効Fナンバー(有効FNO)を、各フォーカスポジション(被写体無限遠状態,β=−0.025倍状態,被写体最至近状態)について示し、レンズ群データとして各レンズ群の焦点距離(f1,f2,f3;mm)を示す。ただし、ここで使っているバックフォーカスBFは平行平面板PTの像側面から像面IMまでの距離であり、レンズ全長TLはレンズ最前面から像面IMまでの距離である。また、表1に条件式の関連データを各実施例について示し、表2に条件式対応値を各実施例について示す。
図6〜図10は、実施例1〜実施例5(EX1〜EX5)にそれぞれ対応する収差図であり、各フォーカスポジション(被写体無限遠状態,β=−0.025倍状態,被写体最至近状態)における諸収差(左から順に、球面収差等,非点収差,歪曲収差である。)を示している。図6〜図10中、FNOはFナンバー、Y’(mm)は撮像素子SRの受光面SS上での最大像高(光軸AXからの距離に相当し、受光面SSの対角長の半分に相当する。)である。球面収差図において、実線d,一点鎖線g,二点鎖線cはd線,g線,c線に対する球面収差(mm)をそれぞれ表しており、破線SCは正弦条件不満足量(mm)を表している。非点収差図において、破線DMはメリディオナル像面、実線DSはサジタル像面であり、d線に対する各非点収差(mm)を表している。また、歪曲収差図において実線はd線に対する歪曲(%)を表している。
実施例1
単位:mm
面データ
面番号 r d nd vd
物面 ∞ d0
1 15.846 1.500 1.48749 70.45
2 10.374 10.169
3 -13.584 6.420 1.91082 35.25
4 -18.037 0.200
5 33.781 4.667 1.77250 49.65
6 -20.395 0.800 1.84666 23.78
7 -44.804 0.800
8(絞り) ∞ 可変
9 -111.572 0.800 1.49700 81.61
10 19.908 可変
11* 17.511 5.608 1.58313 59.38
12* -22.234 0.200
13 219.229 0.800 1.60342 38.00
14 10.314 4.362 1.49700 81.61
15 24.004 17.041
16 ∞ 3.000 1.51680 64.20
17 ∞ BF
像面 ∞
非球面データ
第11面
K= 0.00000
A4=-2.66952E-05
A6= 4.68752E-08
第12面
K= 0.00000
A4= 4.54598E-05
A6=-1.74512E-09
A8= 3.07624E-10
各種データ
f 23.000
FNO 2.030
2ω 31.691
Y' 14.200

β 無限遠 -0.025 -0.101
d0 ∞ -926.712 -234.000
d8 2.804 3.661 6.269
d10 5.830 4.972 2.364
TL 66.000 66.000 66.000
BF 1.000 1.000 1.000
有効FNO 2.077 2.208
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 28.092
2 9 -33.922
3 11 27.969
実施例2
単位:mm
面データ
面番号 r d nd vd
物面 ∞ d0
1 18.596 1.500 1.48749 70.45
2 10.150 10.010
3 -12.751 4.433 1.83481 42.72
4 -16.744 0.200
5 40.069 1.200 1.84666 23.78
6 17.945 4.813 1.80420 46.49
7 -32.648 0.800
8(絞り) ∞ 可変
9 -61.346 0.800 1.49700 81.61
10 21.542 可変
11* 17.871 5.619 1.58313 59.38
12* -23.948 0.200
13 28.992 0.800 1.75520 27.52
14 12.380 2.389 1.49700 81.61
15 16.954 20.038
16 ∞ 3.000 1.51680 64.20
17 ∞ BF
像面 ∞
非球面データ
第11面
K= 0.00000
A4=-3.46388E-05
A6= 2.55063E-09
第12面
K= 0.00000
A4= 3.20873E-05
A6=-3.04654E-08
A8= 3.07720E-10
各種データ
f 23.000
FNO 2.030
2ω 31.691
Y' 14.200

β 無限遠 -0.025 -0.103
d0 ∞ -931.633 -234.000
d8 3.085 4.018 6.890
d10 6.113 5.180 2.308
TL 66.000 66.000 66.000
BF 1.000 1.000 1.000
有効FNO 2.085 2.250
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 29.011
2 9 -31.976
3 11 26.572
実施例3
単位:mm
面データ
面番号 r d nd vd
物面 ∞ d0
1 17.320 1.500 1.48749 70.45
2 10.412 10.088
3 -13.114 5.869 1.83481 42.72
4 -16.747 0.200
5 30.498 4.839 1.80420 46.49
6 -20.871 0.800 1.84666 23.78
7 -49.280 0.800
8(絞り) ∞ 可変
9 -66.253 0.800 1.69680 55.48
10 21.950 可変
11* 17.603 5.412 1.58313 59.38
12* -21.633 0.200
13 33.186 0.800 1.64769 33.84
14 10.836 3.449 1.49700 81.61
15 18.319 19.017
16 ∞ 3.000 1.51680 64.20
17 ∞ BF
像面 ∞
非球面データ
第11面
K= 0.00000
A4=-4.10110E-05
A6= 2.70047E-08
第12面
K= 0.00000
A4= 3.20724E-05
A6= 1.97597E-09
A8= 3.58643E-10
各種データ
f 23.000
FNO 2.030
2ω 31.691
Y' 14.200

β 無限遠 -0.025 -0.104
d0 ∞ -932.490 -234.000
d8 3.001 3.731 5.943
d10 5.225 4.495 2.283
TL 66.000 66.000 66.000
BF 1.000 1.000 1.000
有効FNO 2.091 2.262
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 24.952
2 9 -23.574
3 11 22.950
実施例4
単位:mm
面データ
面番号 r d nd vd
物面 ∞ d0
1 15.647 1.500 1.48749 70.45
2 10.469 11.337
3 -12.550 6.387 1.91082 35.25
4 -16.225 0.200
5 35.186 4.759 1.80420 46.49
6 -19.830 0.800 1.84666 23.78
7 -61.072 0.800
8 ∞ 可変
9 203.712 0.800 1.49700 81.61
10 19.626 可変
11* 15.946 6.031 1.58313 59.38
12* -22.815 0.200
13 -643.993 0.800 1.70154 41.15
14 10.616 4.146 1.49700 81.61
15 29.573 15.833
16 ∞ 3.000 1.51680 64.20
17 ∞ BF
像面 ∞
非球面データ
第11面
K= 0.00000
A4=-2.40340E-05
A6= 3.30155E-08
第12面
K= 0.00000
A4= 5.59929E-05
A6=-3.22955E-08
A8= 4.40878E-10
各種データ
f 23.000
FNO 2.030
2ω 31.691
Y' 14.200

β 無限遠 -0.025 -0.099
d0 ∞ -921.989 -234.000
d8 2.500 3.423 6.201
d10 5.908 4.985 2.207
TL 66.000 66.000 66.000
BF 1.000 1.000 1.000
有効FNO 2.066 2.166
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 28.614
2 9 -43.762
3 11 33.397
実施例5
単位:mm
面データ
面番号 r d nd vd
物面 ∞ d0
1 19.239 1.500 1.48749 70.45
2 10.408 9.874
3 -12.658 5.279 1.83481 42.72
4 -15.861 0.200
5 32.372 0.800 1.84666 23.78
6 17.568 4.615 1.83481 42.72
7 -61.400 0.800
8(絞り) ∞ 可変
9 -291.851 0.800 1.74330 49.23
10 14.173 3.043 1.49700 81.61
11 95.544 可変
12* 23.372 4.586 1.58313 59.38
13* -20.098 0.200
14 79.060 0.800 1.69895 30.05
15 12.877 2.229 1.91082 35.25
16 17.245 19.578
17 ∞ 3.000 1.51680 64.20
18 ∞ BF
像面 ∞
非球面データ
第12面
K= 0.00000
A4=-2.44408E-05
A6=-3.33996E-08
第13面
K= 0.00000
A4= 4.37817E-05
A6=-1.40417E-07
A8= 3.65864E-10
各種データ
f 23.000
FNO 2.030
2ω 31.691
Y' 14.200

β 無限遠 -0.025 -0.101
d0 ∞ -925.301 -234.000
d8 2.623 3.506 6.196
d11 5.073 4.190 1.500
TL 66.000 66.000 66.000
BF 1.000 1.000 1.000
有効FNO 2.073 2.190
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 28.344
2 9 -39.426
3 12 31.016
Figure 0005811043
Figure 0005811043
DU デジタル機器
LU 撮像光学装置
LN 広角レンズ
Gr1 第1群
Gr2 第2群
Gr3 第3群
ST 開口絞り(絞り)
SR 撮像素子
SS 受光面(撮像面)
IM 像面(光学像)
AX 光軸
1 信号処理部
2 制御部
3 メモリ
4 操作部
5 表示部

Claims (11)

  1. 物体側から順に、正パワーを有する第1群と、負パワーを有する第2群と、正パワーを有する第3群と、から構成され、フォーカシング時に第2群のみが光軸上を移動する広角レンズであって、
    以下の条件式(1)(2)及び(7)を満足することを特徴とする広角レンズ;
    0.3<BH1/T1<0.7 …(1)
    0.9<f3/f<1.8 …(2)
    (1−β2 2 )β3 2 <−0.5 …(7)
    ただし、
    BH1:第1群の最終面から第1群の後ろ側主点位置までの距離(物体側から像面に向かう方向を正とする。)、
    T1:第1群の最も物体側に位置するレンズ面から最も像側に位置するレンズ面までの光軸上の距離、
    f3:第3群の焦点距離、
    f:全系の焦点距離、
    β2:無限遠合焦時における第2群の近軸横倍率、
    β3:無限遠合焦時における第3群の近軸横倍率、
    である。
  2. 以下の条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1記載の広角レンズ;
    −2.4<f2/f<−0.5 …(3)
    ただし、
    f2:第2群の焦点距離、
    f:全系の焦点距離、
    である。
  3. 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1又は2記載の広角レンズ;
    0.7<f1/f<1.6 …(4)
    ただし、
    f1:第1群の焦点距離、
    f:全系の焦点距離、
    である。
  4. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の広角レンズ;
    −1.0<BH3/T3<−0.5 …(5)
    ただし、
    BH3:第3群の最終面から第3群の後ろ側主点位置までの距離(物体側から像面に向かう方向を正とする。)、
    T3:第3群の最も物体側に位置するレンズ面から最も像側に位置するレンズ面までの光軸上の距離、
    である。
  5. 以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の広角レンズ;
    2<|β2| …(6)
    ただし、
    β2:無限遠合焦時における第2群の近軸横倍率、
    である。
  6. 前記第1群と前記第2群との間の空気間隔に絞りが配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の広角レンズ。
  7. 前記第2群が負レンズ1枚で構成されており、以下の条件式(8)を満足することを特徴とする請求項記載の広角レンズ;
    0.2<(r1+r2)/(r1−r2)<1.5 …(8)
    ただし、
    r1:負レンズの物体側面の曲率半径、
    r2:負レンズの像側面の曲率半径、
    である。
  8. 前記第2群が負レンズと正レンズから成る接合レンズ1枚で構成されており、以下の条件式(9)を満足することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の広角レンズ;
    νp−νn>20 …(9)
    ただし、
    νp:接合レンズを構成する正レンズのアッベ数、
    νn:接合レンズを構成する負レンズのアッベ数、
    である。
  9. 前記第3群に、周辺部に行くに従って正のパワーが減少する非球面を備えた両凸正レンズが配置されていることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の広角レンズ。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載の広角レンズと、受光面上に形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と、を備え、前記撮像素子の受光面上に被写体の光学像が形成されるように前記広角レンズが設けられていることを特徴とする撮像光学装置。
  11. 請求項10記載の撮像光学装置を備えることにより、被写体の静止画撮影,動画撮影のうちの少なくとも一方の機能が付加されたことを特徴とするデジタル機器。
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