JP5810332B1 - ウェアラブルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】現場で即座に撮影可能な操作モードになるウェアラブルカメラを提供する。【解決手段】ウェアラブルカメラ10は、筐体11と、レンズ12と、録画ボタン13と、スナップショットボタン14と、モード切り替えスイッチ15、確認切り替えスイッチ16とを備えている。録画ボタン13は、筐体11の正面において、正面の中心線X−Xを境界として一方の領域に設けられ、その領域側の側面11aにモード切り替えスイッチ15が設けられている。また、モード切り替えスイッチ15は、操作部15aと操作部15aが移動する直線状のスロット15bを備えている。スロット15bの上端側には緊急時に使用頻度の高い最多使用頻度モードである第1モードM1が配置され、下端側には外部との接続をオフにするオフモードである第4モードM4が配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、警察官等が身に着けるウェアラブルカメラに関する。
最近、特に米国では警察官の発砲などについて検証の困難性が問題になっており、このため、緊急事態において現場の状況を撮影し、その後の検証に役立てるため、警察官にウェアラブルカメラを着用させる流れが出ている。身体に付けて自動的に撮影可能なウェアラブルカメラが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1には、撮影者が身につけたまま音響入力部で取り込んだ音響が所定の音域の音響である場合、トリガ検出部がトリガ検出信号を生成して、自動的に撮影が行われるウェアラブルカメラが開示されている。
特開2004−356970号公報
緊急の出動要請等で現場に到着した警察官が捜査時にウェアラブルカメラを操作する必要あるが、緊急かつ緊張した状況では円滑な操作が必要となる。しかしながら、特許文献1の構成では、上述した実情を考慮したウェアラブルカメラとして提示されていないという課題がある。
本発明は、現場で即座に撮影可能な操作モードになるウェアラブルカメラを提供することを目的とする。
本発明のウェアラブルカメラは、筐体と、前記筐体の正面において、当該正面の一つの中心線を境界として一方の領域側に設けられた録画ボタンと、前記一方の領域側に存在する前記筐体の側面に設けられたモード切り替えスイッチと、を備えるウェアラブルカメラであって、前記モード切り替えスイッチは、操作者が直接操作する操作部と、当該操作部が移動する直線状のスロットとを含み、当該スロットの少なくとも一端に、緊急時に最も使用頻度の高い最多使用頻度モードが位置する。
本発明のウェアラブルカメラの一態様として例えば、前記最多使用頻度モードが携帯電子機器との通信モードである。
本発明のウェアラブルカメラの一態様として例えば、前記スロットの他端に通信オフモードが位置する。
本発明のウェアラブルカメラの一態様として例えば、前記スロットの前記一端および前記他端の間に、外部機器と接続可能な少なくとも一つの外部機器接続モードが位置する。
本発明によるウェアラブルカメラは、録画ボタンをウェアラブルカメラの筐体の正面で中心線を境界として一方側に配置し、さらにその側にモード切り替えスイッチを配置することで、例えば胸に手をあてて人差し指で録画ボタンとモード切り替えスイッチを容易に操作することが可能となる。また、スロットの一端に緊急時に最も使用頻度の高いモードを位置させることにより、緊急時でも録画ボタンとモード切り替えスイッチを同時に適切に使用することが可能となる。そして、中心線を境界として一方の領域に設けられることにより、録画ボタンの操作性を向上させている。
本発明に係るウェアラブルカメラを使用するウェアラブルカメラシステムの全体像の一例を示す模式図。 本発明に係るウェアラブルカメラの一実施形態を示し、(a)正面図、(b)右側面図。 本発明に係るウェアラブルカメラの装着状態の一例を示す概念図。 本発明に係るウェアラブルカメラのモード切り替えスイッチの一例を示す模式図、(a)操作部が第1モード位置、(b)操作部が第4モード位置。 本発明に係るウェアラブルカメラの構成の一例を示すブロック図。 本発明に係るウェアラブルカメラの録画開始と停止の一例を示すフローチャート図。
以下、本発明に係るウェアラブルカメラの好適な実施形態を、図1〜図6に基づいて詳述する。
図1は、ウェアラブルカメラ10を使用するウェアラブルカメラシステムの全体像の一例を示す模式図である。図面左から、ウェアラブルカメラ10が直接用いられるフロントエンドシステム、フロントエンドシステムからデータを送信する転送、転送された情報を処理するバックエンドシステムである。
操作者(ユーザ)の一例である警察官が身につけるウェアラブルカメラ10(WCAM:Wearable CAMera)は、フロントエンドシステムで用いられ、主に映像の撮像、記憶などを行い、特に現場の証拠映像をより的確に取得及び保存するために警察官が装着可能な撮像装置である。また、ウェアラブルカメラシステムは、ウェアラブルカメラ10と、携帯電子機器20と、パトカー21等に搭載する車載ビデオレコーダ22およびPC(パーソナルコンピュータ)23と、サーバ装置100とを有している。ウェアラブルカメラ10、車載ビデオレコーダ22、PC23はフロントエンドシステムに設けられ、サーバ装置100はバックエンドシステムに設けられている。
携帯電子機器20は、容易に持ち運び可能な例えばスマートフォン、携帯電話機、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)等であり、パトカー21に搭載されるPC23でもよい。また、携帯電子機器20は、入力部や認証部等を備え、ウェアラブルカメラ10とWi−Fi(登録商標)等を利用して通信可能な無線通信装置であればよい。そして、携帯電子機器20は、ウェアラブルカメラ10で撮像された録画映像の表示、録画映像の再生、録画映像への属性情報のタグ付け、録画映像へのブックマーク付与、録画映像への事件番号付け、撮影映像(静止画映像)の表示、ウェアラブルカメラ10の電池残量確認、ウェアラブルカメラ10の映像保存用メモリの空き状況の確認などが可能である。
フロントエンドシステムは、現場の最前線に出動する警察官が身に着けるウェアラブルカメラ10と、携帯電子機器20と、警察官が乗用するパトカー21と、パトカー21内に設置された車載ビデオレコーダ22とを含む構成である。例えばパトカー21が到着した現場の映像をウェアラブルカメラ10により撮像し、撮像された映像のデータファイルをウェアラブルカメラ10内部の映像保存用メモリや、携帯電子機器20や、車載ビデオレコーダ22(又は、必要に応じて外付けストレージSSD24)に保存して蓄積する。なお、外付けストレージSSD24は、例えばハードディスクドライブ又はソリッドステートドライブ等である。
車載ビデオレコーダ22は、ウェアラブルカメラ10及び携帯電子機器20との間で通信可能に接続され、ウェアラブルカメラ10により撮像された映像のデータファイルを携帯電子機器20に転送し、又は車載ビデオレコーダ22自身に保存して蓄積する。
警察官は、所定の用件(例えばパトロール)で警察署から出動する際、警察署内からウェアラブルカメラ10を持ち出して、パトカー21内に設置された車載ビデオレコーダ22との間で通信可能に接続する。PC23は、警察官の操作に応じて、ウェアラブルカメラ10および車載ビデオレコーダ22によりパトロール中に撮像された録画映像の表示、録画映像の再生、録画映像への属性情報のタグ付け、録画映像へのブックマーク付与、録画映像への事件番号付け、撮影映像(静止画映像)の表示などを行う。パトロールが終了してパトカー21が警察署に戻った際には、有線、無線又は手動(例えば記憶媒体の持ち運び)により、ウェアラブルカメラ10に蓄積された映像のデータファイルを、サーバ装置100(例えば警察署内に設置された所定のバックエンドサーバ)に転送する。ウェアラブルカメラ10に限らず、携帯電子機器20や車載ビデオレコーダ22(又は、必要に応じて外付けストレージSSD24)に蓄積された映像を転送しても良い。
バックエンドシステムは、警察署内に設置されたサーバ装置100と、フロントエンドシステムとの通信を行うための管理ソフトウェア101と、サーバ装置100にストレージとして接続された外付けハードディスク(HDD)とを含む構成である。そして、フロントエンドシステムにあるウェアラブルカメラ10や携帯電子機器20や車載ビデオレコーダ22から転送された映像のデータファイルをサーバ装置100内のストレージに保存、蓄積する。バックエンドシステムに蓄積された映像のデータファイルは、例えば警察署内の関係部署の担当者により利用され、必要に応じて、所定の記憶媒体(例えばDVD:Digital Versatile Disk)に映像のデータがコピーされて、所定のシーン(例えば裁判)において証拠品として提出される。
図2〜図4を用いてウェアラブルカメラ10を詳述する。図2は、ウェアラブルカメラ10の一例を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。図3はウェアラブルカメラ10の装着状態の一例を示す概念図である。図4は、ウェアラブルカメラ10のモード切り替えスイッチ15の一例を示す模式図で、(a)は操作部15aが第1モードM1の位置にあることを示し、(b)は操作部15aが第4モードM4に位置にあることを示している。
ウェアラブルカメラ10は、図3に示すように例えば警察官の胸部近傍に装着される。警察官が右利きであれば身体の左側に、左利きであれば身体の右側に装着することが操作上望ましい。ウェアラブルカメラ10は、図2に示すように、略四角形状の筐体11と、レンズ12と、録画ボタン13と、スナップショットボタン14と、モード切り替えスイッチ15と、確認切り替えスイッチ16とを備えている。
レンズ12は、撮像するための映像を取得する光学部材であり、録画ボタン13は、映像の撮像の開始時又は終了時に操作されるボタンである。現場では様々の要因があるため録画ボタン13が容易にON/OFFしないために、例えば、奇数回押下されることで動画(映像)の撮像が開始され、偶数回押下されることで動作(映像)の撮像は終了する方法を設けてもよい。また、動画(映像)の撮像の開始は1回のボタン押下で容易に開始されるが、動作(映像)の撮像は終了のみ容易にできないようにボタンの長押しを必要としてもよい。スナップショットボタン14は、静止画の撮像を行う時に操作されるボタンである。
また、録画ボタン13は、筐体11の正面において、正面の一つの中心線X−Xを境界として一方の領域に設けられている。図2に示すように録画ボタン13の一部が、中心線X−Xを跨いでもよく、中心線X−Xの片側のみに配置されていてもよい。身体の左側にウェアラブルカメラ10を装着する場合は、録画ボタン13が中心線X−Xの左側に設けられていることが望ましく、操作性が向上する。そして、上述の中心線X−Xは、筐体11の略中心(又は重心)を上下に通る線上であるが、警察官である操作者が親指と他の指で筐体11を把持した際の親指と他の指との間に位置する線上であってもよい。
緊急現場では、複雑な操作や録画ボタン13を探している余裕はないため、片手一つで簡単に録画ボタン13を操作できることが望ましく、中心線X−Xを境界として一方の領域に設けられることにより、録画ボタン13の操作性を向上させている。
モード切り替えスイッチ15は、録画ボタン13が配置された領域側に存在する筐体11の側面11aに設けられ、警察官である操作者が直接操作する操作部15aと、操作部15aが移動する(筐体11の上下方向)直線状のスロット15bを備えている。また、モード切り替えスイッチ15は、本実施形態では4つのモードを備えている(図4参照)。スロット15bの上端側には第1モードM1、次に第2モードM2、そして第3モードM3、さらに下端側には第4モードM4が配置されている。尚、モードの数、種類は適宜変更が可能である。
第1モードM1は、緊急時に使用頻度の高い最多使用頻度モードとして位置づけられている。本実施形態では、携帯電子機器20への通信接続モードAP(アクセスポイント)として表示されている。第2モードM2は、バックエンドシステムに設けられるサーバ装置100への接続モードSTA1として表示されている。警察官は出動後警察署に戻り、接続モードSTA1にすることによりウェアラブルカメラ10に記録された映像データをサーバ装置100へ転送する。
第3モードM3は、パトカー21内に搭載された車載ビデオレコーダ22(又は、必要に応じて外付けストレージSSD24)への外部機器接続モードSTA2として表示されている。第4モードM4は、外部との接続をオフにする通信オフモードOFFとして表示されている。
上述の各モードM1〜M4は、スロット15bの上端に緊急時に使用頻度の高い最多使用頻度モードAP、上端に対して他端となる下端には通信オフモードOFF、そして、スロット15bの上端と下端との間に外部機器(例えばサーバ装置100、車載ビデオレコーダ22、等)と接続可能な外部機器接続モードSTA1、STA2が位置づけられている。
録画ボタン13をウェアラブルカメラ10の筐体11の正面で中心線X−Xより略一方側に配置し、さらにその側にモード切り替えスイッチ15を配置することで、例えば胸に手をあてて人差し指で録画ボタン13とモード切り替えスイッチ15を容易に操作することが可能となる。また、スロット15bの一端(上端)に緊急時に最も使用頻度の高い第1モードM1を位置させることにより、緊急時に手袋をつけたままであっても録画ボタン13とモード切り替えスイッチ15を同時に適切に使用することが可能となる。
そして、録画ボタン13を押して現場の撮影をウェアラブルカメラ10で開始した場合、緊急時に最重要である携帯電子機器20との連携(通信等)が即座に可能となる。また、スロット15bの上端と下端との間に外部機器接続モードSTA1、STA2を設けているため、警察官の出動前後において警察署内で落ち着いて確実に起動させることが可能である。また、Wi−Fi(登録商標)等の外部との無線通信接続をオン(オフ以外のいずれか)にしておくと、ウェアラブルカメラ10の内蔵電池の減りが早くなるため、必要時以外はまめにオフにしておくべきである。このため、通信オフモードである第4モードM4が、スロット15bの下端(他端)に配置されることが望ましい。また、外部機器接続モードSTA1、STA2は、携帯しない、いわば固定された外部機器(例えばサーバ装置100、車載ビデオレコーダ22、等)との接続に好ましく用いられ、現場ではあまり起動させないモードであり、緊急性を要することが少ないため、スロット15bの上端と下端との間に配置されることが望ましい。
尚、上述の接続は、Wi−Fi(登録商標)等を利用した通信接続でも良く、有線でも手動でも良い。
確認切り替えスイッチ16は、モード切り替えスイッチ15と同様に、録画ボタン13が配置された領域側に存在する筐体11の側面11aに設けられ、警察官である操作者が直接操作する確認操作部16aと、確認操作部16aが移動する直線状の確認スロット16bを備えている。確認操作部16aを操作することにより、ウェアラブルカメラ10に設けられた後述するLED32の点灯や消灯、バイブレーターの操作を行う。例えば、確認スロット16bの上端からLED32点灯、バイブレーターのON、LEDおよびバイブレーターの両方がON、下端がOFFであり、モード切り替えスイッチ15と同様4種類のモードが設けられているが、確認切り替えスイッチ16の構成は特に限定されず、確認切り替えスイッチ16そのものも必須のものではない。
次に、図5のブロック図を用いてウェアラブルカメラ10の構成を説明する。
ウェアラブルカメラ10は、上述の録画ボタン13、スナップショットボタン14、モード切り替えスイッチ15および確認切り替えスイッチ16の他に、撮像部30と、GPIO31(General Purpose Input/Output)と、LED32と、MCU(Micro Control Unit)33とを備えている。また、ウェアラブルカメラ10は、上述の他に、RAM(Random Access Memory)34と、ROM(Read Only Memory)35と、SDメモリ36と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)37とを備えている。さらに、ウェアラブルカメラ10は、RTC(Real Time Clock)38と、GPS(Global Positioning System)39と、通信部40とを備えている。さらに、ウェアラブルカメラ10は、USB(Universal Serial Bus)41と、コンタクトターミナル42と、電源部43と、バッテリ44とを備えている。
撮像部30は、上述したレンズ12の他に、CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサ又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサの固体撮像素子を有し、撮像により得られた映像のデータをMCU33に出力する。GPIO31は、パラレルインタフェースであり、上述した録画ボタン13、スナップショットボタン14、モード切り替えスイッチ15、確認切り替えスイッチ16およびLED32とMCU33との間の信号の入出力を行う。LED32は、ウェアラブルカメラ10の電源投入状態を示し、図示しない電源ボタンが押下されることで点灯する。
MCU33は、ウェアラブルカメラ10の各部の動作を全体的に統括するための制御処理、他の各部との間のデータの入出力処理、データの演算(計算)処理及びデータの記憶処理を行い、ROM35に記憶されたプログラム及びデータに従って動作する。MCU33は、動作時には、RAM34を使用するとともに、RTC38より現在の時刻情報を得るとともに、GPS39より現在の位置情報を得る。
また、MCU33は、録画ボタン13およびスナップショットボタン14の各ボタンの押下ならびにモード切り替えスイッチ15および確認切り替えスイッチ16の操作の検出を行い、操作があったボタンに対する処理を行う。即ち、MCU33は、録画ボタン13が押下された場合には、撮像部30から得られた映像のデータを動画像としてSDメモリ36に保存する。また、MCU33は、スナップショットボタンB2が押下された場合は、スナップショットボタン14が押されたときの画像データを静止画像としてSDメモリ36に保存する。また、MCU33は、例えば録画ボタン13が奇数回押下された場合にはLED32を点灯させ、録画ボタン13が偶数回押下された場合にはLED32を消灯させてもよい。さらに、MCU33は、モード切り替えスイッチ15の操作に応じて、通信部40と携帯電子機器20等の外部の機器との通信接続を、上述した説明に従って確保する。さらに、MCU33は、確認切り替えスイッチ16の操作に応じて、LED32の点灯や消灯、バイブレーターを制御する。
MCU33は、動画の撮像、静止画の撮像及び無線通信を行うが、携帯電子機器20(PC23も含む)との間でウェアラブルカメラ10の使用者の認証に関わる処理を行うこともできる。例えば、予め警察官に与えられている警官ID(「Officer ID」)と、その警察官が持ち出したウェアラブルカメラ10で撮像して得られた映像のデータファイルとの関連付けが携帯電子機器20において行われる。そして、撮像された映像のデータファイルがどの警察官によって行われたものかを容易に把握することも可能となる。
RAM34は、不揮発性又は揮発性の半導体メモリを用いて構成され、MCU33の動作において使用されるワークメモリである。ROM35は、不揮発性又は揮発性の半導体メモリを用いて構成され、MCU33を動作、制御するためのプログラム及びデータを予め記憶する。SDメモリ36は、撮像部30で撮像して得られた映像のデータを記憶する。SDメモリ36は、ウェアラブルカメラ10の筐体11に対して取付け及び取外しが可能である。
EEPROM37は、ウェアラブルカメラ10を識別する識別番号(シリアル番号)を記憶する。RTC38は、現在の時刻情報をカウントしてMCU33に出力する。GPS39は、現在のウェアラブルカメラ10の位置情報を例えばGPS発信機から受信してMCU33に出力する。
通信部40は、例えばOSI(Open Systems Interconnection)参照モデルの第1層である物理層において、通信部40とMCU33との接続を規定し、その規定に従って、携帯電子機器20と無線通信(例えばWi−Fi(登録商標))を行う。USB41は、シリアルバスであり、ウェアラブルカメラ10の電子機器との通信接続を可能とする。電源部43は、コンタクトターミナル42を介して図示しないクレードル又は外付けアダプタより供給される電源でバッテリ44を充電する。バッテリ44は、ウェアラブルカメラ10の各部に電源を供給する。
図6は、ウェアラブルカメラ10の録画開始と停止の一例を示すフローチャート図である。
録画ボタン13が押下されると(ステップS1)、MCU33は録画中か否かを判定する(ステップS2)。録画中でないと判定した場合(ステップS2がNo)、録画ボタン13の開放までに録画開始保持時間(例えば1秒以内)を経過したか否かを判定する(ステップS3)。録画開始保持時間を経過した場合(ステップS3がYes)、ウェアラブルカメラ10の録画を開始する(ステップS4)。また、録画中と判定した場合(ステップS2がYes)、録画ボタン13の開放までに録画停止保持時間(例えば約3秒)を経過したか否かを判定する(ステップS5)。録画停止保持時間を経過したと判定した場合(ステップS5がYes)、録画を停止する(ステップS6)。
上述のウェアラブルカメラ10の構成(図5参照)の他、携帯電子機器20、外部機器である車載ビデオレコーダ22およびサーバ装置100等への通信をWi−Fi(登録商標)として説明したが、短距離通信であるBluetooth(登録商標)でもよい。Bluetooth(登録商標)の無線通信である場合、無線通信が可能なチップが内蔵されていても良い。
また、パトカー21との携帯電子機器20との間の無線通信が途絶えると、ウェアラブルカメラ10は、自動で録画(撮像)を開始してもよい。特に、Bluetooth(登録商標)の通信方式は、Wi−Fi(登録商標)の通信方式に比べて、例えば10数メートルと通信距離が短いので、警察官がパトカー21を離れるとすぐに自動で録画(撮像)を開始することができるので、ウェアラブルカメラ10の利便性を向上することが可能となる。
また、無線通信(例えばBluetooth(登録商標))が可能なチップは、ウェアラブルカメラ10の固定具(例えば警察官の制服に引っ掛けるためのクリップ等)に内蔵されてもよいし、ウェアラブルカメラ10に内蔵されてもよい。
また、ウェアラブルカメラ10は、緊急時の対応のために、所定の優先度が付与された重要な映像のデータファイルから優先的に携帯電子機器20やサーバ装置100に転送(アップロード)してもよい。ウェアラブルカメラ10は、所定の優先度として例えば携帯電子機器20を介して入力された映像のデータファイルに関する事件番号(Case File Number)又は分類(Classify)を参照し、特定の事件番号又は分類に該当する映像のデータファイルを転送(アップロード)する。また、優先度が付与されていない場合には、ウェアラブルカメラ10は、撮像された時間帯が古い映像のデータファイルから順にサーバ装置100に転送(アップロード)してもよい。
尚、本実施形態のウェアラブルカメラ10は、例えば警察署において使用される場合を想定して説明したが、ユーザは警察官に限定されず、その他様々な緊急時に現場で活動する事業所(例えば、警備会社、消防署、ガス会社、等)において使用されてもよい。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明のウェアラブルカメラは、緊急時において円滑に容易に操作ができる下で現場の撮影を必要としている警察署や警備会社等に、特に好適に使用できる。
10:ウェアラブルカメラ
11:筐体
11a:側面
12:レンズ
13:録画ボタン
14:スナップショットボタン
15:モード切り替えスイッチ
15a:操作部
15b:スロット
16:確認切り替えスイッチ
20:携帯電子機器
21:パトカー
22:車載ビデオレコーダ
100:サーバ装置
M1:第1モード
M2:第2モード
M3:第3モード
M4:第4モード
X−X:中心線

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体の正面において、当該正面の一つの中心線を境界として一方の領域側に設けられた録画ボタンと、
    前記一方の領域側に存在する前記筐体の側面に設けられたモード切り替えスイッチと、
    を備えるウェアラブルカメラであって、
    前記モード切り替えスイッチは、操作者が直接操作する操作部と、当該操作部が移動する直線状のスロットとを含み、
    当該スロットの少なくとも一端に、緊急時に最も使用頻度の高い最多使用頻度モードが位置する、ウェアラブルカメラ。
  2. 請求項1に記載のウェアラブルカメラであって、
    前記最多使用頻度モードが携帯電子機器との通信モードである、ウェアラブルカメラ。
  3. 請求項1または2に記載のウェアラブルカメラであって、
    前記スロットの他端に通信オフモードが位置する、ウェアラブルカメラ。
  4. 請求項3に記載のウェアラブルカメラであって、
    前記スロットの前記一端および前記他端の間に、外部機器と接続可能な少なくとも一つの外部機器接続モードが位置する、ウェアラブルカメラ。
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