JP5809832B2 - ガイドベーン及びポンプ装置 - Google Patents

ガイドベーン及びポンプ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5809832B2
JP5809832B2 JP2011082814A JP2011082814A JP5809832B2 JP 5809832 B2 JP5809832 B2 JP 5809832B2 JP 2011082814 A JP2011082814 A JP 2011082814A JP 2011082814 A JP2011082814 A JP 2011082814A JP 5809832 B2 JP5809832 B2 JP 5809832B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting plate
guide vane
outer peripheral
main surface
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011082814A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012219632A (ja
Inventor
後藤 透
透 後藤
充 玉川
充 玉川
里実 中島
里実 中島
Original Assignee
株式会社川本製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社川本製作所 filed Critical 株式会社川本製作所
Priority to JP2011082814A priority Critical patent/JP5809832B2/ja
Publication of JP2012219632A publication Critical patent/JP2012219632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5809832B2 publication Critical patent/JP5809832B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/44Fluid-guiding means, e.g. diffusers
    • F04D29/445Fluid-guiding means, e.g. diffusers especially adapted for liquid pumps
    • F04D29/448Fluid-guiding means, e.g. diffusers especially adapted for liquid pumps bladed diffusers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D1/00Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
    • F04D1/06Multi-stage pumps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、流体を案内するガイドベーン及びガイドベーンを有するポンプ装置に関する。
液体を供給するポンプ装置として、複数のインペラ及びケーシングを積層させた多段ポンプをモータで駆動させるものが知られている。このようなポンプ装置は、高揚程及び高効率の要望が高く、このため、ケーシング内に、ガイドベーンを備え、インペラとガイドベーンを通過させることで、漸次流体を増圧させるものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−221987号公報
上述したポンプ装置では、以下の問題があった。即ち、ポンプ装置は、インペラの数を増加させることにより、高揚程とすることが可能となるが、ポンプ及びモータの大型化、製造コストの増大、ポンプ効率の低下、及び、駆動軸長の増加による騒音の増大等の問題が発生する虞がある。このため、ポンプ装置は、ポンプ効率の向上が求められている。
そこで、本発明は、製造コストを増大させることなく、高いポンプ効率を有することが可能なポンプのガイドベーン及びポンプ装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明のガイドベーン及びポンプ装置は次のように構成されている。
本発明の一態様のガイドベーンは、インペラにより増圧された流体を次のインペラに案内するガイドベーンにおいて、円盤状の取付板と、前記取付板の一方の主面に設けられ、互いに隣り合う間隔が、前記取付板の外周側から中心側に向かって漸次狭くなる複数のベーンと、前記取付板の前記主面及び前記複数のベーンの側面の稜部をそれぞれ連続させる連続部と、を備え、前記ベーンは、前記外周側から前記中心側に向かって円弧状に延設され、前記連続部は、前記主面と前記ベーンの小径側の側面との稜部に形成される
本発明の一態様のポンプ装置は、モータと、前記モータにより回転する回転軸と、前記回転軸の回転に伴って回転することで流体を増圧する複数のインペラと、前記インペラを収納するポンプケーシングと、円盤状の取付板、前記取付板の一方の主面に設けられ、互いに隣り合う間隔が、前記取付板の外周側から中心側に向かって漸次狭くなる複数のベーン、及び、前記取付板の前記主面及び前記複数のベーンの側面の稜部をそれぞれ連続させる連続部を具備するガイドベーンと、を備え、前記ベーンは、円弧状に前記外周側から前記中心側に向かって延設され、前記連続部は、前記主面と前記ベーンの小径側の側面との稜部に形成される
本発明によれば、高いポンプ効率を有することが可能なポンプのガイドベーン及びポンプ装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係るポンプ装置の構成を示す断面図。 同ポンプ装置の要部構成を示す断面図。 同ポンプ装置に用いられるガイドベーンの構成を示す断面図。 同ガイドベーンの構成を一部切欠して示す斜視図。 同ガイドベーンの構成を示す上面図。 同ガイドベーンの構成を示す断面図。 同ガイドベーンの構成を示す断面図。 同ガイドベーンの構成を示す断面図。
以下、本発明の一実施の形態に係るポンプ装置1を、図1乃至図8を用いて説明する。
図1は本発明の一実施の形態に関わるポンプ装置1の構成を一部外観から示す断面図、図2は同ポンプ装置1のポンプ5の構成を拡大して示す断面図、図3はポンプ5のガイドベーン40の構成を示す断面図、図4はガイドベーン40の構成を一部切欠して示す斜視図、図5はガイドベーン40の構成を示す上面図、図6はガイドベーン40の構成を、図5中VI−VI断面で示す断面図、図7はガイドベーン40の構成を、図5中VII−VII断面で示す断面図、図8はガイドベーン40の構成を、図5中VIII−VIII断面で示す断面図である。なお、図1中Fは水の流れを示す。
図1に示すようにポンプ装置1は、例えば、縦型の多段ポンプであり、使用流体は水等が用いられる。このような、ポンプ装置1は、モータ2と、このモータ2に接続された第1連結部材3と、第1連結部材3に接続された第2連結部材4と、この第2連結部材4に接続されたポンプ5と、モータ2に第1連結部材3及び第2連結部材4を介して接続された回転軸6と、を備えている。
モータ2は、固定子と、回転子と、回転子の回転力を外部に伝達可能なモータ軸2aと、を有する。モータ2は、例えばDCモータが用いられる。
第1連結部材3は、円筒状の軸受ケース11と、この軸受ケース11内に設けられた第1継手12と、第1継手12を軸支する複数(図1中3つ)の軸受13と、軸受13を軸受ケース11に回転自在に支持する固定具14と、を備えている。
第1継手12は、2つの異なる外径を有する円筒体に形成されており、モータ2側に大径部が、ポンプ5側に小径部が配置されるよう、軸受ケース11内に収納されている。第1継手12は、その大径部側でモータ軸2aを少なくとも回転方向に固定可能に形成されている。第1継手12は、第1継手12の回転を駆動体、ここでは後述する第2連結部材4の第2継手16に伝達可能な伝達部15を小径部側に有している。
第2連結部材4は、第2継手16と、この第2継手16をその内部に収納する継手ケース17と、を備えている。
第2継手16は、一対の半円筒部材16aを有し、ボルト等により一対の半円筒部材16aを一体に結合することで円筒状に組立可能に形成されている。また、第2継手16は、半円筒部材16aを円筒状に組立てることで、伝達部15及び回転軸6を固定可能に形成されている。
第2継手16による伝達部15の固定方法は、例えば、伝達部15にキーを、第2継手16の一方にキー溝を設け、キーにより固定する。第2継手16による回転軸6の固定方法は、例えば、第2継手16の他方及び回転軸6にそれぞれ孔部を設け、これら孔部にピンを嵌合させて固定する。なお、これら固定方法は他の方法であってもよく、適宜設定可能である。
継手ケース17は、軸受ケース11を介してボルトBによりモータ2に固定可能に形成されている。継手ケース17は、後述するポンプ5の吐出流路部64の上端側を閉塞することで、ポンプ5の外郭部材の一部を構成する。継手ケース17は、回転軸6を挿通させる挿通孔18を有する。また、継手ケース17は、挿通孔18と回転軸6との間に、当該挿通孔18と回転軸6との間を軸封するメカニカルシール19が設けられる。
ポンプ5は、回転軸6と、この回転軸6に固定された複数のインペラ20と、インペラ20を収納するとともに、互いに積層された複数のポンプケーシング30と、ポンプケーシング30に一体に設けられたガイドベーン40と、インペラ20及びポンプケーシング30の間に設けられたライナリング50と、回転軸6及びポンプケーシング30の間に設けられた軸受部材51とを備えている。
また、ポンプ5は、最下段のポンプケーシング30に接続され、吸込口61及び吐出口62を形成する流路カバー60と、複数のポンプケーシング30の外周を覆うとともに、ポンプケーシング30の最上段から吐出口62まで流路を形成する円筒状の吐出流路部64とを備えている。
流路カバー60、吐出流路部64及び継手ケース17は、ポンプ5の外郭部材を構成する。なお、流路カバー60の吸込口61は、ポンプケーシング30への流路を形成し、吐出口62は、最上段のポンプケーシング30と吐出流路部64介して連続する流路を形成する。
インペラ20は、例えばステンレスや樹脂等で形成されている。インペラ20は、一対のシュラウド21,22と、一対のシュラウド21,22間に設けられた複数の羽根23と、を備えている。インペラ20は、シュラウド21,22及び羽根23の外周側に設けられた吐出口24と、一方(図1中下方)のシュラウド21の中央側に設けられた吸込口25と、を有している。
ポンプケーシング30は、例えばステンレスで形成され、底部30aを有する椀状に形成されている。ポンプケーシング30は、その上面にシール溝31が設けられた係合部32と、底部30aの外周端に係合部32と係合する被係合部33が、形成されている。
ポンプケーシング30は、互いに係合部32及び被係合部33がOリング等のパッキンSを介して係合することで、互いに積層される。底部30aは、その中心に、回転軸6及びインペラ20のシュラウド21の一部を挿通させる開口部35と、開口部35に設けられ、ライナリング50が設けられる円環状の嵌合溝36と、を備えている。
ガイドベーン40は、ポンプケーシング30の底部30aに設けられ、当該底部30aと対向するポンプケーシング30にインペラ20と共に収納される。即ち、ガイドベーン40は、固定されるポンプケーシング30の下段(前段)のポンプケーシング30内に位置する。
ガイドベーン40は、取付板41と、複数のベーン42と、を備えている。取付板41は、円盤状に形成されている。取付板41は、その中心側に、回転軸6を挿通させる挿通孔43と、挿通孔43に設けられ、軸受部材51の一部が設けられる円環状の嵌合溝44と、を備えている。取付板41は、その外周側から中心側に向かって、その厚みが漸次厚くなるように、その外周側から中心側に向かって傾斜して形成されている。
ベーン42は、図5に示すように、上面視で取付板41の外周側から中心側に向かって円弧状に取付板41の主面41a上に形成され、隣り合うベーン42間の隙間が、取付板41の外周側から中心側に向かって漸次狭くなるように、取付板41に等間隔に配置される。
また、ガイドベーン40は、取付板41の主面41aとベーン42の内円弧側の側面42aとの稜部45に連続部46を有している。連続部46は、所謂隅R(隅アール)と呼ばれる曲面状の隅肉であり、主面41a及び側面42aを曲面で連続させる。連続部46は、取付板41の外周側から中心側に向かってその曲面の半径が漸次大となる形状に形成されている。
このようなガイドベーン40は、当該下段のポンプケーシング30内においてインペラ20により圧送された流体を、取付板41及びベーン42間に形成される流路を通過させて、次段のポンプケーシング30のインペラ20に案内する。
ライナリング50は、嵌合溝36に配置され、樹脂やCAC系の銅合金等により形成された円環状のライナリング本体53と、嵌合溝36に圧入され、ライナリング本体53を覆うカバー54とを備えている。
ライナリング本体53は、嵌合溝36にカバー54を圧入した際に、カバー54の内周面に略同一となる外周径であって、インペラ20の吸込口25側の外周面と所定の微小隙間を形成する内周径を有している。
カバー54は、例えば、その側面の断面形状が円弧状に形成されたL字状に形成されている。また、カバー54の外周径は、嵌合溝36の内径よりも少し大きな径に形成されている。カバー54は、嵌合溝36に嵌合されることで、ライナリング本体53の嵌合溝36からの脱離を防止する。
軸受部材51は、スリーブ55と、軸受部(軸受)56と、止め輪57と、を備えている。スリーブ55は、例えばSiC系のセラミックにより円筒状に成型されている。スリーブ55は、回転軸6に嵌合することで固定されている。
スリーブ55は、その内径が、回転軸6に嵌合可能に、回転軸6の外径と略同一に形成されている。また、スリーブ55は、貫通孔37の内径よりその外径が小さく形成されている。
軸受部56は、例えばSiC系のセラミックによりその内径が挿通孔43の内径より小径の円筒状に形成され、その内周面がスリーブ55と摺接可能に形成されている。軸受部56は、その内周径が、スリーブ55の外周面と接触可能、且つ、摺動可能に形成されている。軸受部56は、スリーブ55が軸受部56の内周面を滑らかに回転可能に形成されることで、回転軸6を軸支可能に形成されている。
即ち、軸受部56は、スリーブ55及び軸受部56の隙間(寸法公差)が、スリーブ55の回転時に摺動可能であって、齧り付きが防止可能、且つ、回転軸6の回転時に偏心やぶれが生じない所定の隙間に形成されている。また、軸受部56は、嵌合溝44に係合される。なお、軸受部56には回転軸6との供回りを防止する防止手段が設けられている。
止め輪57は、ポンプケーシング30と熱膨張率(熱膨張係数)が略同一となるように、同一材料のステンレス材で形成され、その断面が方形のリング状に形成されている。止め輪57は、軸受部56を覆うように、嵌合溝44にしまりばめ等の方法を用いて嵌合される。なお、止め輪57とポンプケーシング30とは、同一材料を用いることで、熱膨張率が同一となるが、同一材料でなくとも、熱膨張率が略同等の性質であれば適用できる。
このように構成されたポンプ装置1では、モータ2によりモータ軸2aが回転すると、モータ軸2aから、第1連結部材3及び第2連結部材4を介して回転軸6が回転(駆動)する。回転軸6の回転に伴って、回転軸6に固定されているインペラ20も追従して回転する。
インペラ20が回転すると、インペラ20の吸込口25から水が吸込まれ、当該吸込まれた水は、インペラ20の羽根23により増圧されるとともに、インペラ20の吐出口24からポンプケーシング30内に吐出される。
当該ポンプケーシング30内に吐出された水は、同ポンプケーシング30内に位置するガイドベーン40に移動し、当該ガイドベーン40により、次段のポンプケーシング30に収納されたインペラ20の吸込口25に案内されることとなる。
具体的に説明すると、ガイドベーン40の主面41a及び複数のベーン42により形成される複数の流路に沿って水が移動する。当該流路は、ベーン42間の幅が主面41aの外周側から中心側に向かって漸次狭くなるため、その流路面積が漸次小となる。この流路形状により、流路に移動した水は、その流速が増加しながら、インペラ20の吸込口25へと移動することとなる。
また、ガイドベーン40は、主面41aとベーン42の内径側の側面42aの稜部45に、ガイドベーン40の外周側から中心側に向かって漸次大径となる連続部46により、稜部45に水の流れによる渦が発生することを防止する。この渦発生の防止により、ガイドベーン40の流路の流路抵抗を低減することが可能となり、結果、ガイドベーン40内を流れる水は、その流速の低減が防止されながら、次段(二次側)のインペラ20へと移動する。
このように構成されたポンプ装置1によれば、ガイドベーン40の取付板41の主面41aとベーン42の内径側の側面42aとの稜部45に、隅肉である連続部46を設けることで、当該稜部45において、水の流れの圧力差による渦の発生を防止することが可能となる。このため、渦による流路抵抗の増加を防止し、ポンプ効率の向上が可能となる。
また、連続部46を、その断面積がガイドベーン40の外周側から中心側に向かって漸次大となるように構成することで、より流速が早いガイドベーン40の中心側での渦の発生を極力防止可能となる。また、ガイドベーン40の連続部46は、曲面状とすることで、極力渦の発生を防止することが可能となる。
また、連続部46は、稜部45に隅肉を設けるだけという簡単な構成でよく、製造コストを増大させることなくポンプ効率を向上することが可能となる。また、連続部46は取付板41の主面41a上に位置し、且つ、ベーン42は回転軸6の軸心方向に延設されるため、取付板41の主面側において、連続部46が、ベーン42や他の構成品に隠れることがない。このため、型を用いた成型等の場合の型抜きも容易であり、生産性の維持も可能である。
上述したように本実施の形態に係るポンプ装置1によれば、ガイドベーン40の取付板41とベーン42との稜部45に隅肉である連続部46を設けることで、流体の流れにより発生する渦の発生を防止し、製造コストを増大させることなく、高いポンプ効率を有することが可能となる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した例では、連続部46は、所謂隅Rと呼ばれる曲面状である旨を説明したがこれに限定されない。例えば、連続部46は平面状であってもよい。平面状とすることで曲面状の連続部46より渦の発生を防止する効果は低減するが、渦の発生を防止することが可能である。但し、渦の発生の防止の効果を考慮すると、曲面状であることが望ましい。
また、上述した例では、連続部46は、取付板41及びベーン42に一体に成型される構成を説明したが、これに限定されない。例えば、連続部46は、溶接や接着剤等により、取付板41及びベーン42稜部45に固定させる構成であっても同様の効果を得ることが可能である。
また、上述した例では、連続部46は、ベーン42の内径側の側面42aと取付板41の主面41aとの稜部45に設ける構成としたが、ベーン42の外径側の側面と主面41aとの稜部にさらに連続部46を設ける構成であってもよい。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] インペラにより増圧された流体を次のインペラに案内するガイドベーンにおいて、
円盤状の取付板と、
前記取付板の一方の主面に設けられ、互いに隣り合う間隔が、前記取付板の外周側から中心側に向かって漸次狭くなる複数のベーンと、
前記取付板の前記主面及び前記複数のベーンの側面の稜部をそれぞれ連続させる連続部と、
を備えることを特徴とするガイドベーン。
[2] 前記ベーンは、前記外周側から前記中心側に向かって円弧状に延設され、
前記連続部は、前記主面と前記ベーンの小径側の側面との稜部に形成されることを特徴とする請求項1に記載のガイドベーン。
[3] 前記連続部は、前記取付板の外周側から中心側に向かってその径が漸次大となる曲面形状に形成されていることを特徴とする[2]に記載のガイドベーン。
[4] モータと、
前記モータにより回転する回転軸と、
前記回転軸の回転に伴って回転することで流体を増圧する複数のインペラと、
前記インペラを収納するポンプケーシングと、
円盤状の取付板、前記取付板の一方の主面に設けられ、互いに隣り合う間隔が、前記取付板の外周側から中心側に向かって漸次狭くなる複数のベーン、及び、前記取付板の前記主面及び前記複数のベーンの側面の稜部をそれぞれ連続させる連続部を具備するガイドベーンと、
を備えることを特徴とするポンプ装置。
[5] 前記ベーンは、円弧状に前記外周側から前記中心側に向かって延設され、
前記連続部は、前記主面と前記ベーンの小径側の側面との稜部に形成されることを特徴とする[4]に記載のポンプ装置。
[6] 前記連続部は、前記取付板の外周側から中心側に向かってその径が漸次大となる曲面形状に形成されていることを特徴とする[5]に記載のポンプ装置。
1…ポンプ装置、2…モータ、2a…モータ軸、3…連結部材、4…連結部材、5…ポンプ、6…回転軸、11…軸受ケース、12…継手、13…軸受、14…固定具、15…伝達部、16…継手、16a…半円筒部材、17…継手ケース、18…挿通孔、19…メカニカルシール、20…インペラ、21,22…一対のシュラウド、23…羽根、24…吐出口、25…吸込口、30…ポンプケーシング、30a…底部、31…シール溝、32…係合部、33…被係合部、35…開口部、36…嵌合溝、37…貫通孔、40…ガイドベーン、41…取付板、41a…主面、42…ベーン、42a…側面、43…挿通孔、44…嵌合溝、45…稜部、46…連続部、50…ライナリング、51…軸受部材、53…ライナリング本体、54…カバー、55…スリーブ、56…軸受部、57…止め輪、60…流路カバー、61…吸込口、62…吐出口、64…吐出流路部、B…ボルト、S…パッキン。

Claims (4)

  1. インペラにより増圧された流体を次のインペラに案内するガイドベーンにおいて、
    円盤状の取付板と、
    前記取付板の一方の主面に設けられ、互いに隣り合う間隔が、前記取付板の外周側から中心側に向かって漸次狭くなる複数のベーンと、
    前記取付板の前記主面及び前記複数のベーンの側面の稜部をそれぞれ連続させる連続部と、
    を備え
    前記ベーンは、前記外周側から前記中心側に向かって円弧状に延設され、
    前記連続部は、前記主面と前記ベーンの小径側の側面との稜部に形成されることを特徴とするガイドベーン。
  2. 前記連続部は、前記取付板の外周側から中心側に向かってその径が漸次大となる曲面形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガイドベーン。
  3. モータと、
    前記モータにより回転する回転軸と、
    前記回転軸の回転に伴って回転することで流体を増圧する複数のインペラと、
    前記インペラを収納するポンプケーシングと、
    円盤状の取付板、前記取付板の一方の主面に設けられ、互いに隣り合う間隔が、前記取付板の外周側から中心側に向かって漸次狭くなる複数のベーン、及び、前記取付板の前記主面及び前記複数のベーンの側面の稜部をそれぞれ連続させる連続部を具備するガイドベーンと、
    を備え
    前記ベーンは、円弧状に前記外周側から前記中心側に向かって延設され、
    前記連続部は、前記主面と前記ベーンの小径側の側面との稜部に形成されることを特徴とするポンプ装置。
  4. 前記連続部は、前記取付板の外周側から中心側に向かってその径が漸次大となる曲面形状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のポンプ装置。
JP2011082814A 2011-04-04 2011-04-04 ガイドベーン及びポンプ装置 Active JP5809832B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011082814A JP5809832B2 (ja) 2011-04-04 2011-04-04 ガイドベーン及びポンプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011082814A JP5809832B2 (ja) 2011-04-04 2011-04-04 ガイドベーン及びポンプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012219632A JP2012219632A (ja) 2012-11-12
JP5809832B2 true JP5809832B2 (ja) 2015-11-11

Family

ID=47271444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011082814A Active JP5809832B2 (ja) 2011-04-04 2011-04-04 ガイドベーン及びポンプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5809832B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5789631B2 (ja) * 2013-04-04 2015-10-07 Kawamoto Gec株式会社 ポンプ装置
JP2015028314A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 株式会社川本製作所 ガイドベーン及びポンプ装置
US9500203B2 (en) * 2013-10-08 2016-11-22 Henry A. Baski Turbine-pump system bowl assembly
CN116044814B (zh) * 2023-01-10 2024-04-12 新界泵业(浙江)有限公司 一种具有密封结构的井泵

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3964664B2 (ja) * 2001-12-14 2007-08-22 株式会社川本製作所 縦型多段遠心ポンプ
JP4379180B2 (ja) * 2004-03-31 2009-12-09 株式会社日立プラントテクノロジー バーレル形多段タービンポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012219632A (ja) 2012-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9086075B2 (en) Impeller assembly and method
JP5274468B2 (ja) 分子ドラグポンプ機構
JP6948198B2 (ja) 遠心ポンプ
US9890797B2 (en) Impeller with removable and replaceable vanes for centrifugal pump
JP5809832B2 (ja) ガイドベーン及びポンプ装置
JP6682483B2 (ja) 遠心回転機械
US20150016958A1 (en) Vacuum pump
JP6785041B2 (ja) シール構造及びタービン
US20140064975A1 (en) Impeller and rotary machine provided with the same
US8297913B2 (en) Fuel pump
JP6589217B2 (ja) 回転機械、回転機械の製造方法
WO2009096226A1 (ja) 流体機械
JP5832106B2 (ja) 回転機械
US7354240B2 (en) Centrifugal turbo machine with axial thrust control member
WO2006035724A1 (ja) 立軸形遠心ポンプおよびそのロータならびに空気調和装置
JP5727881B2 (ja) 輪切形多段ポンプ
JP6844619B2 (ja) 過給機
JP6065509B2 (ja) 遠心圧縮機
JP5568383B2 (ja) ウォータポンプ
JP2015028314A (ja) ガイドベーン及びポンプ装置
JP2016223404A (ja) 過給機用のコンプレッサハウジング及びその製造方法
KR102104416B1 (ko) 원심 압축기
JP5118951B2 (ja) 遠心ポンプ用羽根車及び遠心ポンプ
JP2006183475A (ja) 遠心圧縮機
JP6802002B2 (ja) ボルテックス形ポンプ及びボルテックス形ポンプ内の羽根車の位置を調整する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5809832

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250