JP5806978B2 - リサイクル処理コスト、環境負荷評価装置、および評価方法 - Google Patents

リサイクル処理コスト、環境負荷評価装置、および評価方法 Download PDF

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Description

本発明は、リサイクル処理コスト、環境負荷評価装置、および評価方法に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2005−301867号公報(特許文献1)がある。この公報には、「リサイクル段階において、製品を構成する材料毎のリサイクル形態を指定することにより、産業連関表から算出した排出原単位を利用して環境負荷量を求める。」と記載されている(要約参照)。
特開2005−301867号公報
前記特許文献1には、製品を構成する材料毎のリサイクル形態を指定することで環境負荷量を算出する評価装置が記載されている。しかし、特許文献1の評価装置は評価対象製品について環境負荷が最小となる処理方法を探索することが非常に困難となる。
このような評価装置で環境負荷が最小となる処理方法を導出するには、評価製品がとりうるリサイクル形態全てを把握し、各形態について情報を入力しなければならなく工数は膨大となる。
そこで、本発明は、製品情報から当該製品が取りうる解体方法と回収物を、回収物から取りうる素材再生方法と回収素材を全て導出し、各処理で発生するコスト、環境負荷を計算することでこれらの値が最小となるリサイクル処理方法を導出する方法を提供する。
上記課題を解決するために本発明では、製品のリサイクルコスト、環境負荷が最小となるリサイクル処理方法を導出するリサイクル処理コスト、環境負荷評価装置を、製品を構成する素材情報、製品の解体方法、解体ユーティリティ情報、回収物の再生方法、再生ユーティリティ情報、ユーティリティのコスト、環境負荷情報を記憶する記憶装置と、評価製品の全ての解体方法を導出する全解体方法導出部と、評価製品の各解体方法に応じた再生方法を導出する全再生方法導出部と、各リサイクル処理方法の解体方法、再生方法ごとに用いるユーティリティと、コスト単価情報に基づき、解体コスト、再生コストを算出するコスト算出部と、各リサイクル処理方法の解体方法、再生方法ごとに用いるユーティリティと、環境負荷コスト換算係数情報に基づき、解体環境負荷、再生環境負荷を算出する環境負荷算出部と、前記算出したコスト、環境負荷からこれらの値が最小となる処理方法を出力する表示制御部とを備えて構成した。
また、上記課題を解決するために本発明では、リサイクル処理コスト、環境負荷評価装置が、入出力インターフェースを介して、ユーザにデータ入力画面を提示して、製品評価に先立って、ユーザによる製品情報ファイル、解体情報ファイル、再生情報ファイル、およびコスト、環境負荷原単位ファイルの読込みの指示を受付けて、データサーバ、または記憶媒体より該当データファイルを読み込んで、記憶装置の該当データテーブルに格納するデータ受付部を更に備えた。
また、上記課題を解決するために本発明では、前記全再生方法導出部は、評価製品を解体する各解体方法において、当該解体方法によって得られる回収物ごとに、当該回収物を構成する素材の組合せと同じ素材の組合せを再生処理の入力とする再生方法を検索して、各解体方法と、各解体方法に応じて検索された再生方法との全ての組合せを、新しい処理IDを付けて評価対象としてリストアップすることを特徴とする。
本発明によれば、評価製品についてコスト、環境負荷が最小となるリサイクル処理方法を提示することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
リサイクル処理コスト、環境負荷算出装置の構成図の例である。 リサイクル処理コスト、環境負荷の算出処理を説明するフローチャートの例である。 データ入力画面の例である。 製品情報テーブルの例である。 解体方法テーブルの例である。 解体ユーティリティテーブルの例である。 再生方法テーブルの例である。 再生ユーティリティテーブルの例である。 コスト、環境負荷情報テーブルの例である。 出力情報テーブルの例である。 出力画面の例である。 各解体方法に応じた再生方法の導出処理のフローチャートである。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
本実施例では、評価対象製品のリサイクル処理コスト、および環境負荷が最小となるリサイクル処理方法を導出するリサイクル処理コスト、環境負荷評価装置の例を説明する。本実施例において、リサイクル工程は製品を解体(製品を部品レベルに分解する工程と、破砕機によってチップ、粉体レベルまで破砕する工程を含む)する解体工程と、解体工程によって得られた回収物から素材を再生する再生工程からなるものとしている。
図1に、本実施例のリサイクル処理コスト、環境負荷評価装置の構成図の例を示す。
リサイクル処理コスト、環境負荷評価装置100は、CPU110、記憶装置120、メモリ130、ディスク記録・再生装置140、外部にあるデータサーバ201とネットワーク202を介して通信する通信装置150、ディスプレイ161やキーボード・マウス162の入出力インターフェース160を有する。
CPU110は、記憶装置120に記憶するプログラム(図示せず)をロード、実行して、機能的に、データ受付部111、全解体方法導出部112、全再生方法導出部113、コスト算出部114、環境負荷算出部115、表示制御部116を有する。
記憶装置120には、製品情報テーブル121、解体方法テーブル122、解体ユーティリティテーブル123、再生方法テーブル124、再生方法ユーティリティテーブル125、コスト、環境負荷情報テーブル126、出力情報テーブル127が記憶されている。
図2は、本実施例のリサイクル処理コスト、環境負荷評価装置を使用して、ユーザが評価製品の最適なリサイクル方法を得るまでの概略処理を説明するフローチャートである。各ステップの処理内容の詳細については後述する。
図3は、データ受付部111によりディスプレイ161に表示されたデータ入力画面300の例である。
データ入力画面300は、ユーザが評価対象製品の最適なリサイクル方法を本実施例の評価装置により評価をするために、予め入力するデータを指定するための画面である。各データファイルは、総務庁発行の統計資料、ユーザの企業内実績情報、製品設計情報、公知情報などに基づいて既に作成されてデータサーバ201に記憶されているか、ディスク記録・再生装置140を介して記憶媒体に記憶されたデータファイルが読み出される。
ユーザは、データ入力画面300上の製品情報ファイル読込み欄301、解体情報ファイル読込み欄302、再生情報ファイル読込み欄303、コスト、環境負荷原単位ファイル読込み欄304において、参照釦306をマウスでクリックして、データサーバ201、または記憶媒体に記憶されているデータファイルの一覧より、所望のデータファイルを選択して、読込釦307をマウスでクリックすることにより、該当データファイルを記憶装置120の該当テーブルに記憶する指示を入力する。
また、ユーザは、データ入力画面300上の評価製品選択欄305より、これから評価を行なう対象の製品を選択して、処理実行釦308により、評価製品の最適なリサイクル方法を得る処理を実行する指示を入力する。
データ受付部111は、データ入力画面300上よりユーザが指定したデータファイルの読込みを実行する(ステップS1)と共に、指定された評価製品を受け付けて(ステップS2)、評価処理を開始する。
なお、ここでいう製品情報ファイルとは、製品情報テーブル121を有するファイルを示す。解体情報ファイルとは解体方法テーブル122、解体ユーティリティテーブル123を有するファイルを示す。再生情報ファイルとは再生方法テーブル124、再生ユーティリティテーブル125を有するファイルを示す。コスト、環境負荷原単位ファイルとはコスト、環境負荷情報テーブル126を有するファイルを示す。
図4は、製品情報テーブル121の例である。製品情報テーブル121は、評価製品の製品IDが格納される製品ID領域121aと、評価製品の製品名が格納される製品名領域121bと、製品を構成する部品の部品IDが格納される部品ID領域121cと、製品を構成する部品の部品名が格納される部品名領域121dと、部品を構成する素材の素材IDが格納される素材ID領域121eと、部品を構成する素材の素材名が格納される素材名領域121fと、部品の重量が格納される部品重量領域121gとを少なくとも有している。
図4では、鉄100gで構成される部品「ケーシング」、鉄300gと銅300gで構成される部品「ステータ」、鉄200gとNd磁石100gで構成される部品「ロータ」で構成される製品「モータ」の情報が入力されたテーブルを示している。
図5は、解体方法テーブル122の例である。
解体方法テーブル122は、解体の対象となる製品のIDが格納される製品ID領域122aと、解体方法を特定するIDが格納される解体ID領域122bと、解体される部品のIDを示す解体部品ID領域122c〜eと、解体によって得られる回収物を特定するIDが格納される回収物ID領域122fと、回収物を構成する素材の素材IDが格納される素材ID領域122gと、回収物を構成する素材の重量が格納される重量領域122hとを少なくとも有している。
図5では、製品「モータ」において解体する部品が無く(未解体)、鉄600g、銅300g、Nd磁石100gの混合物が回収物となる解体方法の情報が解体ID「1」として、第1〜第3行目のデータレコードに示している。また、「モータ」から部品ID「11」の「ケーシング」を解体して鉄100gの回収物(回収物ID=2)と、鉄500g、銅300g、Nd磁石100gの回収物(回収物ID=3)が得られる解体方法の情報が解体ID「2」として、第4〜第7行目のデータレコードに格納されているテーブルを示している。
図6は、解体ユーティリティテーブル123の例である。
解体ユーティリティテーブル123は、解体方法を特定する解体IDが格納される解体ID領域123aと、当該解体方法で製品1kgを解体する場合に必要となる電力量が格納される電力領域123bと、製品1kgを解体する場合に必要となる工数が格納される工数領域123cと、製品1kgを解体する場合に必要となる水量が格納される水量領域123dとを少なくとも有している。この他にも必要となるユーティリティが存在する場合は、対応するユーティリティの情報を格納する領域を用意する。
図6では、「解体ID=1」の第1行目のデータレコードが、製品に何も処理をせずに回収物とする解体方法を表しており、「解体ID=2〜6」の第2〜第6行目のデータレコードが、図5の解体方法テーブルに示される解体方法に対応して、各ユーティリティに必要とされる情報を表している。
図7は、再生方法テーブル124の例である。
再生方法テーブル124は、再生方法を特定する再生IDが格納される再生ID領域124aと、再生処理の対象となる、解体処理によって得られる回収物を構成する素材の有無を「1 or 0」で示す数値が格納される素材領域124b〜dと、再生される素材の有無を「1 or 0」で示す数値が格納される再生素材領域124e〜gとを少なくとも有している。素材領域124b〜dの数は再生対象となる回収物を構成する素材の数に対応し、再生素材領域124e〜gの数も、再生対象となる回収物から再生される素材の数に対応して領域が確保される。
例えば、図7の再生方法テーブルでは、第1行目のデータレコードは、「再生ID=1」の再生方法は、素材1(例えば、鉄)を構成素材として含む回収物を再生対象として、再生素材1(例えば、鉄)が得られる再生処理方法であることを表している。また、第8行目のデータレコードは、「再生ID=8」の再生方法は、素材1(例えば、鉄)、素材2(例えば、銅)、および素材3(例えば、Nd磁石)を構成素材として含む回収物を再生対象として、再生素材1(例えば、鉄)のみが再生結果として得られて、銅およびNd磁石は廃棄物中に含まれて失われる再生処理方法であることを表している。
図8は、再生ユーティリティテーブル125の例である。
再生ユーティリティテーブル125は、再生方法を特定する再生IDが格納される再生ID領域125aと、当該再生方法で、解体によって得られた回収物1kgを再生する場合に必要となる電力量が格納される電力領域125bと、回収物1kgを再生する場合に必要となる工数が格納される工数領域125cと、回収物1kgを再生する場合に必要となる水量が格納される水量領域125dと、回収物1kgを再生する場合に必要となる酸の量が格納される酸領域125eを少なくとも有している。この他にも必要となるユーティリティが存在する場合は、対応するユーティリティの情報を格納する領域を用意する。
図9は、コスト、環境負荷情報テーブル126の例である。
コスト、環境負荷情報テーブル126は、解体処理、または再生処理に必要なユーティリティが格納されるユーティリティ領域126aと、当該ユーティリティの現状の単価が格納されるコスト領域126bと、当該ユーティリティの環境負荷がコストに換算された係数が格納される環境負荷コスト換算係数126cとを少なくとも有する。
以上の各テーブル121〜126は、いずれもリサイクル処理コスト、環境負荷評価装置100によるコスト、環境負荷算出処理過程の最初に、データ受付部111により各テーブルに格納されるデータを外部から受け付け、各データは各テーブル121〜126の該当領域に格納される。
図10は、出力情報テーブル127の例である。
出力情報テーブル127は、評価製品を特定する製品IDが格納される製品ID領域127aと、評価製品のリサイクル処理方法を示す処理IDが格納される処理ID領域127bと、処理方法のうち、解体方法を示す解体IDが格納される解体ID領域127cと、再生方法を示す再生IDが格納される再生ID領域127d〜fと、当該解体方法のコストが格納される解体コスト領域127gと、金額に換算された解体処理による環境負荷が格納される解体環境負荷領域127hと、当該解体方法のコストと環境負荷の合計値が格納される解体統合指標領域127iと、当該再生方法のコストが格納される再生コスト領域127jと、金額に換算された再生処理による環境負荷が格納される再生環境負荷領域127kと、当該再生方法のコストと環境負荷の合計値が格納される再生統合指標領域127lを有している。
出力情報テーブル127の各領域内のデータは、リサイクル処理コスト、環境負荷算出処理の過程で、各値を導出した際に格納される。
次に、本実施形態におけるリサイクル処理コスト、環境負荷評価装置100の動作について、図2に示すフローチャートに従って説明する
まず、リサイクル処理コスト、環境負荷評価装置100のデータ受付部111がデータ入力画面300上からユーザによる各情報ファイルの読込みの指示を受けると、ネットワークを介して外部に在るデータサーバなどに記憶されている既作成のデータファイルを検索して、ユーザ指定のデータを読み出して、記憶装置120の該当テーブルに格納する。(ステップS1)
具体的に説明すると、データ受付部111は、ディスク記録・再生装置140を介して記憶媒体から、または通信装置150を介してネットワークに接続されているデータサーバ201に保存されている製品情報、解体情報などの各種情報を受け付け、製品情報テーブル121に格納するデータ、解体方法テーブル122に格納するデータ、解体ユーティリティテーブル123に格納するデータ、再生方法テーブル124に格納するデータ、再生ユーティリティテーブル125に格納するデータ、コスト、環境負荷情報テーブル126に格納するデータを該当テーブル121〜126の該当領域に格納する。格納されるデータは、図3に示すデータ入力画面上で、ユーザがキーボード・マウス162を用いて記憶場所を指定し、読み込みボタンを押下することで決定される。
例えば、製品情報テーブル121に格納するデータとして、データ受付部111が製品IDとして「1」を受け付け、この製品IDの製品の製品名として「モータ」を受け付け、この製品を構成する部品の部品IDとして「11」を受け付け、当該部品の部品名として「ケーシング」を受け付け、当該部品を構成する素材の素材IDとして「1」を受け付け、当該素材の素材名として「鉄」を受け付け、当該部品の重量として「100」を受け付けた場合、データ受付部111は、図4に示すように、製品情報テーブル121の製品ID領域121aに「1」を格納し、製品名領域121bに「モータ」を格納し、部品ID領域121cに「11」を格納し、部品名領域121dに「ケーシング」を格納し、素材ID領域121eに「1」を格納し、素材名ID領域121fに「鉄」を格納し、重量領域121gに「100」を格納する。
解体方法テーブル122に格納するデータとして、データ受付部111が製品IDとして「1」を受け付け、解体IDとして「1」を受け付け、当該解体IDの解体方法で解体する部品の情報は受け付けず、当該解体IDの解体方法によって得られる回収物の回収物IDとして「1」を受け付け、当該回収物IDの回収物を構成する素材の素材IDとして「1」「2」「3」を受け付け、当該素材の重量として「600」「300」「100」を受け付けた場合、データ受付部111は、図5に示すように、解体情報テーブル122の製品ID領域122aに「1」を格納し、解体ID領域122bに「1」を格納し、解体部品領域122c〜e回収物領域には何も格納せず、回収物ID領域122fに「1」を格納し、素材ID領域122gに「1」「2」「3」を格納し、重量領域122hに「600」「300」「100」を格納する。このように回収物が複数の素材で構成される場合はカラムを追加して格納する。
解体ユーティリティテーブル123に格納するデータとして、データ受付部111が解体IDとして「1」を受け付け、当該解体IDの解体方法において消費する電力として「0」を受け付け、工数として「0」を受け付け、使用する水の量として「0」を受け付けた場合、データ受付部111は、図6に示すように、解体ユーティリティテーブル123の解体ID領域123aに「1」を格納し、電力領域123bに「0」を格納し、工数領域123cに「0」を格納し、水領域123dに「0」を格納する。
再生方法テーブル124に格納するデータとして、データ受付部111が再生IDとして「1」を受け付け、当該再生IDの再生方法の対象となる回収物を構成する素材の情報として素材1について「1」、素材2について「0」、素材3について「0」を受け付け、当該再生IDの再生方法で再生される素材の情報として再生素材1について「1」、再生素材2について「0」、再生素材3について「0」を受け付けた場合、データ受付部111は、図7に示すように、再生方法テーブル124の再生ID領域124aに「1」を格納し、素材領域124bに「1」を格納し、素材領域124cに「0」を格納し、素材領域124dに「0」を格納し、再生素材領域124eに「1」を格納し、再生素材領域124fに「0」を格納し、再生素材領域124gに「0」を格納する。
再生ユーティリティテーブル125に格納するデータとして、データ受付部111が再生IDとして「1」を受け付け、当該再生IDの再生方法において消費する電力として「2」を受け付け、工数として「2」を受け付け、使用する水の量として「2」を受け付け、使用する酸の量として「0」を受け付けた場合、データ受付部111は、図8に示すように、再生ユーティリティテーブル125の再生ID領域125aに「1」を格納し、電力領域125bに「2」を格納し、工数領域125cに「2」を格納し、水領域125dに「2」を格納し、酸領域125eに「0」を格納する。
コスト、環境負荷情報テーブル126に格納するデータとして、データ受付部111がユーティリティ情報として「電力(kWh)」、当該ユーティリティのコストとして「15」、環境負荷のコスト換算係数として「15」を受け付けた場合、データ受付部111は、図9に示すように、ユーティリティ領域126aに「電力(kWh)」を格納し。コスト領域126bに「15」、環境負荷コスト換算係数領域126cに「15」を格納する。
なお、これらのデータは、工場で得られた実績値や、一般に公開されている文献値より用意されたものであり、その出処は装置を利用するユーザが事前に作成、または入手しておいたものである。
次に、評価製品を選択する。(ステップS2)
具体的に説明すると、図3に示すデータ入力画面300において、ユーザが評価製品選択のタブ305を選ぶと展開される製品の一覧から評価対象とする製品を選択し、処理実行ボタン308を押下する。データ受付部111は、ユーザの選択を受付けて、評価対象製品IDをメモリ130に設定する。
例えば、図4に示す製品情報テーブル121が格納されている製品情報ファイルがステップS1において読み込まれた場合、評価製品の一覧には製品ID「1」の「モータ」が表示されるので、ユーザはこれを選択し、処理実行ボタン308を押下する。
次に、評価製品の全ての解体方法を導出する。(ステップS3)
具体的に説明すると、全解体方法導出部112が、解体方法テーブル122から、ステップS2で選択された製品の製品IDについて定義されている解体IDを抽出し、メモリ部130にその情報を格納する。
例えば、図5に示す解体方法テーブル122がステップS1で読み込まれ、ステップS2で評価製品として製品ID「1」の「モータ」が選択された場合、解体方法テーブル122には製品ID「1」の製品の解体方法として解体ID「1」から「6」までの解体方法が定義されていることから、これらのIDをメモリ部130に格納する。
次に、評価製品の各解体方法に応じた再生方法を導出する。(ステップS4)
具体的に説明すると、全再生方法導出部113が、前ステップS3でメモリ部130に格納された解体IDの解体方法によって得られる回収物を構成する素材IDと、再生方法テーブル124の素材領域に格納されている素材IDが一致する再生方法の再生IDを抽出し、出力情報テーブル127に解体IDと対応する再生IDを格納する。そして、解体方法と再生方法の組合せごとに処理IDを定義し、出力情報テーブル127に格納する。
例えば、ステップS3において製品ID「1」の製品の解体方法として解体ID「1」〜「6」がメモリ部130に格納されている場合、解体ID「1」の解体方法について得られる回収物が解体方法テーブル122において回収物ID「1」の1種類であり、その回収物を構成する素材IDが「1」「2」「3」と定義されている。それ故、再生方法テーブル124から素材ID「1」「2」「3」が再生の対象として定義されている再生方法である再生ID「8」「9」「10」を抽出する。そして、出力情報テーブル127に、解体ID「1」の解体方法を実施した場合に候補となる再生方法の再生IDとして「8」「9」「10」を各データレコードごとに格納し、それぞれについて処理IDを「1」「2」「3」と定義して出力情報テーブル127に値を格納する。同様の操作を、製品ID「1」についてとりうる解体方法として定義されている解体ID「6」までの各解体方法について実施する。以上の操作で、出力情報テーブル127には領域127a〜127fまでに図10に示すようなデータが格納される。
以上に説明した、製品IDを特定して、その評価製品を解体する全ての解体方法に応じた再生方法を導出して出力情報テーブルに格納する処理(ステップS4)のフローチャートを図12に示す。
ステップS11では、製品IDを特定して、解体方法テーブル122の評価対象製品を解体する方法のうち、最初の解体IDを選択する。
ステップS12では、解体IDごとに、ステップS22までの処理を繰り返す。
ステップS13では、選択された解体IDの解体方法によって得られる回収物IDを解体方法テーブル122より全て検索する。
ステップS14では、検索された1つの回収物を構成する素材IDを解体方法テーブル122より全て検索する。
ステップS15では、前ステップS14で検索された全ての素材IDと一致する素材を入力とする再生方法(再生ID)を、再生方法テーブル124より検索する。もし、一致する再生IDがあればステップS16へ移行し、一致する再生IDが無ければステップS18へ移行する。
ステップS16では、検索された再生IDを、回収物IDと対応させてメモリ130に記録する。
ステップS17では、再生方法テーブル124上の次の検索対象の再生IDを指定して、ステップS15へ移行する。
ステップS18では、ステップS14において対象とした回収物以外に、ステップS13において検索された回収物が残っているか確認する。もし、残っていればステップS19へ移行し、残っていなければステップS20へ移行する。
ステップS19では、残っていた回収物の中より次の回収物を素材IDの検索対象として、ステップS14へ移行する。
ステップS20では、選択された解体IDに対応させて、ステップS16で記録した回収物IDと再生IDとの全ての組合せのそれぞれに新しい処理IDを付けて、各データレコードを出力情報テーブル127に登録する。
ステップS21では、ステップS12でループ対象とした解体IDの次の解体IDがあれば検索対象とする。もし、次の解体IDがあるならばループ対象としてステップS12より処理を繰り返す。もし、次の解体IDが無ければ、S22においてループを終了して、本処理を終了する。
次に、各処理方法のコストを導出する。(S5)
具体的に説明すると、コスト算出部114が、各処理IDについて定義された解体IDの解体方法で用いるユーティリティのデータを解体ユーティリティテーブル123から読み込み、このデータと製品情報テーブル121から得られる解体対象の製品の部品重量を総計した製品重量を乗じて、製品の解体に必要となる各ユーティリティ量を算出する。そして、得られた値と、コスト、環境負荷情報テーブル126に定義されたコスト単価を乗じることで解体コストを算出し、出力情報テーブル127の解体コスト領域127gに格納する。同様に、各処理IDについて定義された再生IDの再生方法で用いるユーティリティのデータを再生ユーティリティテーブル125から読み込み、このデータと、解体方法テーブル122から得られる再生対象の回収物の各素材の重量を総計した回収物重量を乗じて、素材の再生に必要となる各ユーティリィ量を算出する。そして、得られた値とコスト、環境負荷情報テーブル126に定義されたコスト単価126bを乗じることで再生コストを算出し、出力情報テーブル127の再生コスト領域127jに格納する。
例えば、ステップS4までの処理で、図10に示す出力情報テーブル127の様に処理ID「1」の処理方法の解体方法として解体ID「1」、再生方法として再生ID「8」が定義されている場合、解体ユーティリティテーブル123から解体製品1kgあたりの電力使用量として「0」、工数として「0」、水使用量として「0」を読み込み(すなわち、解体ID「1」の解体方法は、製品に解体処理は何も行なわずに回収物として、再生処理へ送ることを表わす。)、これらデータに製品情報テーブル121から得られる解体対象の製品重量として1kg(=1000g)を読み込み、これらを乗じて解体に必要となるユーティリティ量(電力使用量「0」、工数「0」、水使用量「0」)を算出する。そして、コスト、環境負荷情報テーブル126から単位量あたりの各ユーティリティのコスト単価を読み込み(電力「15」、工数「20」、水「5」)、ユーティリティ量とコスト単価を乗じ、各ユーティリティのコストを合計することで解体コストを算出し(解体コスト「0」)、出力情報テーブル127の解体コスト領域127gに値を格納する。
同様に、再生ユーティリティテーブル125から再生対象の回収物1kgあたりの電力使用量として「2」、工数として「2」、水使用量として「2」を読み込み、これらに解体情報テーブル122から得られる再生対象の回収物重量として1kg(=1000g)を読み込み、これらを乗じて解体に必要となるユーティリティ量(電力使用量「2」、工数「2」、水使用量「2」、酸使用量「0」)を算出する。そして、コスト、環境負荷情報テーブル126から単位量あたりの各ユーティリティのコスト単価を読み込み(電力「15」、工数「20」、水「5」、酸「8」)、ユーティリティ量とコスト単価を乗じ、各ユーティリティのコストを合計することで再生コスト(再生コスト「80」)を算出し、出力情報テーブル127の再生コスト領域127jに値を格納する。同様の操作を製品ID「1」の製品の処理方法として定義されている処理ID「15」までの各処理について実施する。以上の操作で、出力情報テーブル127の解体コスト領域127g、再生コスト領域127jには図10に示すような値が格納される。
次に、各処理方法の環境負荷を導出する。(ステップS6)
具体的に説明すると、環境負荷算出部115が、各処理IDについて定義された解体IDの解体方法で用いるユーティリティのデータを解体ユーティリティテーブル123から読み込み、このデータと製品情報テーブル121から得られる解体対象の製品重量を乗じて製品の解体に必要となるユーティリィ量を算出する。そして、得られた値とコスト、環境負荷情報テーブル126に定義された環境負荷コスト換算係数126cを乗じることで解体環境負荷を算出し、出力情報テーブルの解体環境負荷領域127hに格納する。同様に、各処理IDについて定義された再生IDの再生方法で用いるユーティリティのデータを再生ユーティリティテーブル125から読み込み、これと解体方法テーブル122から得られる再生対象の回収物重量を乗じて素材の再生に必要となるユーティリティ量を算出する。そして、得られた値とコスト、環境負荷情報テーブル126に定義された環境負荷コスト換算係数126cを乗じることで再生環境負荷を算出し、出力情報テーブルの再生環境負荷領域127kに格納する。
例えば、ステップS4までの処理で、図10に示す出力情報テーブル127の様に処理ID「5」の処理方法の解体方法として解体ID「2」、再生方法として「1」と「9」が定義されている場合、解体ユーティリティテーブル123から解体対象製品1kgあたりの電力使用量として「1」、工数として「1」、水使用量として「1」を読み込み、これらに製品情報テーブル121から得られる解体対象の製品重量として1kgを読み込み、これらを乗じて解体に必要となるユーティリティ量(電力使用量「1」、工数「1」、水使用量「1」)を算出する。そして、コスト、環境負荷情報テーブル126から単位量あたりの各ユーティリティの環境負荷コスト換算係数126cを読み込み(電力「15」、工数「1」、水「2」)、ユーティリティ量と環境負荷コスト換算係数を乗じ、各ユーティリティの環境負荷コストを合計することで解体環境負荷を算出し(解体環境負荷「18」)、出力情報テーブル127の解体環境負荷領域127hに値を格納する。同様に、再生ユーティリティテーブル125から再生対象の回収物1kgあたりの電力使用量として「2」、「3」、工数として「2」、「3」、水使用量として「2」、「3」、酸使用量として「0」、「3」を読み込み、これらに解体方法テーブル122から得られる再生対象の回収物ID「2」、「3」のそれぞれの重量として0.1kg,0.9kgを読み込み、これらを乗じて再生に必要となるユーティリティ量(電力使用量「0.2」、「2.7」、工数「0.2」、「2.7」、水使用量「0.2」、「2.7」、酸使用量「0」、「2.7」)を算出する。そして、コスト、環境負荷情報テーブル126から単位量あたりの各ユーティリティの環境負荷コスト換算係数を読み込む(電力「15」、工数「1」、水「2」、酸「30」)。各ユーティリティ量と環境負荷コスト換算係数を乗じ、各ユーティリティの環境負荷コストを合計することで再生環境負荷(再生環境負荷「133」)を算出し、出力情報テーブル127の再生環境負荷領域127kに値を格納する。
同様の操作を製品ID「1」の製品の処理方法として定義されている処理ID「15」までの各処理について実施する。以上の操作で、出力情報テーブル127の解体環境負荷領域127h、再生環境負荷領域127kには図10に示すような値が格納される。
最後に、コスト、環境負荷最小となる処理方法を出力する。(ステップS7)
具体的に説明すると、表示制御部116が、解体コストと解体環境負荷の合計値を解体統合指標として、再生コストと再生環境負荷の合計値を再生統合指標として出力情報テーブル127の解体統合指標領域127i、再生統合指標領域127lに格納する。そして、評価製品名とその構成素材、再生処理によって得られる再生素材の量がユーザによって予め指定された条件と同一となる処理について、解体統合指標と再生統合指標の合計値(統合指標値と呼ぶ)を示したグラフ、統合指標値が最小となる処理IDの値401と解体する部品名、再生素材の量、統合指標値等を示した画面を作成し、出力する。
例えば、図10に示す出力情報テーブル127において、解体コスト領域127gと解体環境負荷領域127hの値を合計して解体統合指標領域127iに、再生コスト領域127jと再生環境負荷領域127kの値を合計して再生統合指標領域127lに格納する。次に、出力情報テーブル127に登録された処理方法のうち、例えば鉄600g、銅300g、Nd磁石100gが再生される処理方法は処理ID「3」「6」「12」「15」であるため、これらの処理の解体統合指標と再生統合指標の合計値を示したグラフを作成し、当該グラフと評価製品の名前とその構成素材、重量と、統合指標の合計値が最小となる処理ID「15」の解体部品、再生素材とその重量、統合指標値を画面上に表示(図11参照)、出力する。
前記した図11の算出結果画面では、再生処理の結果、再生素材が鉄600g、銅300g、Nd磁石100gとなり、構成素材とほぼ同等の再生結果が得られる処理方法(処理ID)を出力の対象としている。(実際には、再生処理において回収率が100%となることは考えられないが、本実施例では再生処理において失われる素材は誤差として考慮していない。)しかし、再生処理の結果、Nd磁石100gは失われても、鉄600g、銅300gが効率よく、低コストにて求まれば、ユーザの要求を満たす場合もあると考えられる。そのような場合の処理方法は処理ID「7」「9」「11」である。従って、ユーザが要求する再生素材によって、図11においてグラフを表示する処理IDの対象は異なることになる。このため、出力は、図11で示した様な、再生素材が鉄600g、銅300g、Nd磁石100gとなる処理についてのみではなく、処理によって得られうる再生素材とその重量のパターン全てにおいて、図11に示すような画面を出力する。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
100 リサイクル処理コスト、環境負荷評価装置
110 CPU
111 データ受付部
112 全解体方法導出部
113 全再生方法導出部
114 コスト算出部
115 環境負荷算出部
116 表示制御部
120 記憶装置
121 製品情報テーブル
122 解体方法テーブル
123 解体ユーティリティテーブル
124 再生方法テーブル
125 再生ユーティリティテーブル
126 コスト、環境負荷情報テーブル
127 出力情報テーブル
130 メモリ
140 ディスク記録・再生装置
150 通信装置
160 入出力インターフェース
161 ディスプレイ
162 キーボード・マウス
201 データサーバ
202 ネットワーク
300 データ入力画面
301 製品情報ファイル読込み欄
302 解体情報ファイル読込み欄
303 再生情報ファイル読込み欄
304 コスト、環境負荷原単位ファイル読込み欄
305 評価製品選択欄
306 参照釦
307 読込釦
308 処理実行釦
400 コスト、環境負荷算出結果出力画面
401 統合指標値が最小となる処理IDのグラフ

Claims (6)

  1. 製品のリサイクルコスト、環境負荷が最小となるリサイクル処理方法を導出するリサイクル処理コスト、環境負荷評価装置であって、
    製品を構成する素材情報、製品の解体方法、解体ユーティリティ情報、回収物の再生方法、再生ユーティリティ情報、ユーティリティのコスト、環境負荷情報を記憶する記憶装置と、
    評価製品の全ての解体方法を導出する全解体方法導出部と、
    評価製品の各解体方法に応じた再生方法を導出する全再生方法導出部と、
    各リサイクル処理方法の解体方法、再生方法ごとに用いるユーティリティと、コスト単価情報に基づき、解体コスト、再生コストを算出するコスト算出部と、
    各リサイクル処理方法の解体方法、再生方法ごとに用いるユーティリティと、環境負荷コスト換算係数情報に基づき、解体環境負荷、再生環境負荷を算出する環境負荷算出部と、
    前記算出したコスト、環境負荷からこれらの値が最小となる処理方法を出力する表示制御部とを備えたことを特徴とするリサイクル処理コスト、環境負荷評価装置。
  2. 入出力インターフェースを介して、ユーザにデータ入力画面を提示して、製品評価に先立って、ユーザによる製品情報ファイル、解体情報ファイル、再生情報ファイル、およびコスト、環境負荷原単位ファイルの読込みの指示を受付けて、データサーバ、または記憶媒体より該当データファイルを読み込んで、記憶装置の該当データテーブルに格納するデータ受付部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のリサイクル処理コスト、環境負荷評価装置。
  3. 前記全再生方法導出部は、評価製品を解体する各解体方法において、当該解体方法によって得られる回収物ごとに、当該回収物を構成する素材の組合せと同じ素材の組合せを再生処理の入力とする再生方法を検索して、各解体方法と、各解体方法に応じて検索された再生方法との全ての組合せを、新しい処理IDを付けて評価対象としてリストアップすることを特徴とする請求項1に記載のリサイクル処理コスト、環境負荷評価装置。
  4. 前記表示制御部は、解体コストと解体環境負荷との合計より解体統合指標を、再生コストと再生環境負荷との合計より再生統合指標を計算して、ユーザに算出結果の出力画面を提示して、評価製品名とその構成素材、再生処理によって得られる再生素材の量がユーザによって予め指定された条件と同一となる処理について、解体統合指標と再生統合指標合計した統合指標値を示したグラフ、および前記統合指標値が最小となる処理IDの再生素材の量、前記統合指標値を出力することを特徴とする請求項に記載のリサイクル処理コスト、環境負荷評価装置。
  5. 前記表示制御部は、ユーザに算出結果の出力画面を提示して、評価対象のリサイクル処理方法の中で、再生処理によって得られる再生素材の量がユーザが指定した条件を満たす処理方法のみを、解体統合指標と再生統合指標合計した統合指標値を示したグラフによって比較して出力することを特徴とする請求項に記載のリサイクル処理コスト、環境負荷評価装置。
  6. 製品を構成する素材情報、製品の解体方法、解体ユーティリティ情報、回収物の再生方法、再生ユーティリティ情報、ユーティリティのコスト、環境負荷情報を製品の評価に先立って記憶装置に記憶する工程と、
    評価対象となる製品のユーザ選択を受付ける工程と、
    評価製品の全ての解体方法を記憶装置に記憶した情報に基づいて導出する工程と、
    前記評価製品を解体する各解体方法において、当該解体方法によって得られる回収物ごとに、当該回収物を構成する素材の組合せと同じ素材の組合せを再生処理の入力とする再生方法を検索して、各解体方法と、各解体方法に応じて検索された再生方法との全ての組合せを、新しい処理IDを付けて評価対象としてリストアップする工程と、
    各リサイクル処理方法の解体方法、再生方法ごとに用いるユーティリティと、コスト単価情報に基づき、解体コスト、再生コストを算出する工程と、
    各リサイクル処理方法の解体方法、再生方法ごとに用いるユーティリティと、環境負荷コスト換算係数情報に基づき、解体環境負荷、再生環境負荷を算出する工程と、
    前記算出したコスト、環境負荷からこれらの値が最小となる処理方法を出力する工程とをリサイクル処理コスト、環境負荷評価装置が実行することを特徴とするリサイクル処理コスト、環境負荷評価方法。
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