JP5806691B2 - 通信装置及びその通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置及びその通信方法に関する。
IEEE802.11方式の無線LANシステムには、通信モードとして、インフラストラクチャーモードとアドホックモードとがあり、各端末が通信モードを切り替えて通信している。インフラストラクチャーモードは、アクセスポイントなどの中継ノード(親機)を介して通信する通信モードである。一方、アドホックモードは、中継ノードを介さずに、端末同士が直接通信する通信モードである。
また、何れかの通信モードで動作している無線LAN通信部が、実際に通信を行うためには、ネットワークアドレスが、一意に割り当てられる必要がある。その理由は、ネットワークアドレスが一意に割り当てられない、即ち、ネットワークアドレスの重複があると、通信したい相手とは別のものと通信する可能性があるからである。
そこで、IP(Internet Protocol)ネットワークにおいては、ネットワークアドレスであるIPアドレスを自動的に、かつ、一意に割り当てる以下のような仕組みが知られている。
DHCP:Dynamic Host Configuration Protocol
APIPA:Automatic Private IP Addressing
DHCPでは、DHCPサーバが各DHCPクライアントに対してIPアドレスを割り当てる。また、APIPAでは、ネットワークを構成する各々の端末が、まず所定のIPアドレス空間の中から任意のIPアドレスを選択する。次に、ネットワーク内を探索することでIPアドレスの重複による矛盾が生じないことを確認した後、実際に使用する。
上述のインフラストラクチャーモードの無線LANでは、通常、DHCPサーバが存在するため、DHCPが用いられている。一方、アドホックモードの無線LANでは、通常、DHCPサーバが存在しないため、APIPAが用いられている。
また、クライアント及びサーバの両方の機能を使用する第1の通信方法と、クライアントかサーバの一方の機能を使用する第2の通信方法とをアドホックモードかインフラストラクチャーモードかによって切り替える通信制御方法が知られている。例えば、特許文献1参照。
特開2005-26971号公報
しかしながら、APIPAでは、上述したように、確認する工程が含まれているため、IPアドレスを決定するまでの時間がかかるという問題があった。
一方、DHCPでは、APIPAよりもIPアドレスを決定するまでの時間は短くなるが、アドホックモードの無線LANでは、通常、DHCPサーバが存在しないため、DHCPが適用できないという問題があった。
また、1つの無線LAN通信部がDCHPサーバ、かつ、DHCPクライアントになることはできないため、特許文献1に記載された方法はDHCPには適用できない。
本発明の一形態は、通信装置であって、IEEE802.11シリーズに準拠した無線ネットワークによって相手装置と直接通信する通信モードで動作するか否かを判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段によって前記通信モードで動作すると判断された場合に、自装置が前記IEEE802.11シリーズに準拠した無線ネットワークを創設する役割であるか否かを判断する第2の判断手段と、前記第2の判断手段による判断の結果、自装置が前記IEEE802.11シリーズに準拠した無線ネットワークを創設する役割である場合、IPネットワークにおいて用いられるIPアドレスを決定する処理におけるサーバとして動作して前記相手装置にIPアドレスを割り当て、自装置が前記IEEE802.11シリーズに準拠した無線ネットワークを創設する役割でない場合、IPネットワークにおいて用いられるIPアドレスを決定する処理におけるクライアントとして動作する制御手段と、を有することを特徴とする。
第1の実施形態における無線通信装置を含む通信システムの構成の一例を示す図である。 通信装置101の無線通信及び無線通信設定に関連する機能ブロック図である。 第1の実施形態における通信装置101で行われる動作概要を示すフローチャートである。 第2の実施形態における通信装置を含む無線通信システムの構成の一例を示す図である。 第2の実施形態における通信装置401及び407で行われる動作概要を示すフローチャートである。 第3の実施形態における通信装置を含む無線通信システムの構成の一例を示す図である。 第3の実施形態における通信装置601及び607で行われる動作概要を示すフローチャートである。 第4の実施形態における通信装置を含む無線通信システムの構成の一例を示す図である。 第4の実施形態における通信装置801及び807で行われる動作概要を示すフローチャートである。 第5の実施形態における通信装置を含む無線通信システムの構成の一例を示す図である。 第5の実施形態における通信装置1001及び1007で行われる動作概要を示すフローチャートである。 第6の実施形態における通信装置を含む無線通信システムの構成の一例を示す図である。 第6の実施形態における通信装置1201及び1207で行われる動作概要を示すフローチャートである。 第7の実施形態における通信装置を含む無線通信システムの構成の一例を示す図である。 第7の実施形態における通信装置1401で行われる動作概要を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態における無線通信装置を含む通信システムの構成の一例を示す図である。通信システムは、IEEE802.11に準拠した無線LANシステムである。図1において、101は本発明を適用できる通信装置、102、105は無線LAN接続のコンピュータ、103は無線LANの親機、104は有線LAN106に接続するコンピュータである。
尚、通信装置101は、内部に無線LAN機能を有するプリンタやデジタルカメラなどであるが、不図示の無線LANアダプタにより無線LANに接続しても良い。また、コンピュータ102、105は無線LAN機能を有するノート型パソコンやPDAなどの携帯型機器である。
図2は、通信装置101の無線通信及び無線通信設定に関連する機能ブロック図である。無線データの受信時は、無線信号がアンテナ部201で取り込まれ、高周波回路部202においてベースバンド信号に変換される。変換されたベースバンド信号は、ベースバンド処理部203でディジタル信号に変換される。変換されたディジタル信号は、媒体アクセス制御(MAC)部204において所定のデータフォーマットに変換され、CPU205へと送られる。一方、無線データの送信時は、受信時とは逆にデータが流れる。
CPU205は、媒体アクセス制御部204からのデータを、メモリ206に保持するか、或いはインターフェース207を介して通信装置101と接続されている装置やユニットに送る。また、CPU205はインターフェース207に接続されている装置やユニットからのデータを、メモリ206に保持するか、或いは媒体アクセス制御部204に送る。
更に、CPU205は、メモリ206に保持されているデータを、媒体アクセス制御部204に送るか、或いはインターフェース207を介して通信装置101と接続されている装置やユニットに送る。また、CPU205はデータ処理を行う。
表示部208は、通信装置101の各部の状態やデータを表示する。入力部209は、各種設定を行う。この表示部208と入力部209とで操作パネルを構成し、ユーザインターフェースとして機能する。
ここで、図1に示す無線LANシステムの無線ネットワークに参加する際に、通信装置101で行われる動作概要を、図3を用いて説明する。
図3は、第1の実施形態における通信装置101で行われる動作概要を示すフローチャートである。図3のフローチャートは、CPU205がメモリ206に記憶されているプログラムを実行することにより実施される。
最初に、通信装置101は、ステップS301において、参加する無線LANにおける無線通信モードを確認する。つまり、親機を介して通信するインフラストラクチャーモードか、通信装置同士が直接通信するアドホックモードかを判定する。ここで、無線LANの親機103が送信するビーコンを受信すれば、無線通信モードが無線LANの親機103に接続するようなインフラストラクチャーモードと判定し、通信装置101はDHCPクライアントとして動作する(S302)。つまり、無線通信モードがインフラストラクチャーモードと判定された場合はクライアント機能を選択する。なお、DHCPクライアントは、DHCPによりIPアドレスの割り当て、決定を行う際のクライアント機能である。
そして、無線LANの親機103がDHCPサーバとして動作し、有線LAN106に接続するコンピュータ104及び無線LAN接続のコンピュータ105がDHCPクライアントとして動作する。これにより、DHCPクライアントである通信装置101、コンピュータ104、コンピュータ105にIPアドレスが割り当てられ、これらの間でインフラストラクチャーモードでの通信が可能となる。
また、ステップS301で、無線LANの親機103からビーコンを受信しなければ、無線通信モードがアドホックモードと判定し、通信装置101自身はDHCPサーバとして動作する(S303)。つまり、無線通信モードがアドホックモードと判定された場合はサーバ機能を選択する。なお、DHCPサーバは、DHCPによりIPアドレスの割り当て、決定を行う際のサーバ機能である。
そして、無線LAN接続のコンピュータ102がDHCPクライアントとして動作すると、DHCPサーバとして動作する通信装置101によってIPアドレスが割り当てられ、これらの間でアドホックモードでの無線通信が可能となる。
[第2の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。
図4は、第2の実施形態における無線通信装置を含む通信システムの構成の一例を示す図である。通信システムは、IEEE802.11に準拠した無線LANシステムである。図4において、401、407は本発明を適用できる通信装置である。通信装置401、407の無線通信及び無線通信設定に関連する機能ブロックは、第1の実施形態で説明した図2と同様であるため、その説明は省略する。
尚、通信装置407は自身が内蔵する電源で動作しており、通信装置401は商用電源で動作している。また、無線LAN接続のコンピュータ402、405と、無線LANの親機403と、有線LAN406に接続するコンピュータ404は、第1の実施形態と同様である。
ここで、図4に示す無線LANシステムの無線ネットワークに参加する際に、通信装置401又は407で行われる動作概要を、図5を用いて説明する。
図5は、第2の実施形態における通信装置401及び407で行われる動作概要を示すフローチャートである。図5のフローチャートは、CPU205がメモリ206に記憶されているプログラムを実行することにより実施される。
最初に、第1の実施形態と同様に、通信装置401及び407は、ステップS501において、参加する無線LANにおける無線通信モードを確認する。ここで、無線通信モードが無線LANの親機403に接続するようなインフラストラクチャーモードであれば、通信装置401及び407はDHCPクライアントとして動作する(S502)。
そして、無線LAN接続のコンピュータ405がDHCPクライアントとして動作し、有線LAN406に接続するコンピュータ404がDHCPサーバとして動作する。これにより、DHCPクライアントである通信装置401、407及びコンピュータ405にIPアドレスが割り当てられ、これらの間でインフラストラクチャーモードでの無線通信が可能となる。
また、ステップS501で、無線通信モードがアドホックモードであれば、自身が商用電源で動作しているか否かを確認する(S503)。ここで、商用電源で動作していれば(通信装置401の場合)、DHCPサーバとして動作する(S504)。しかし、内蔵する電源で動作していれば(通信装置407の場合)、DHCPクライアントとして動作する(S505)。
そして、DHCPサーバとして動作する通信装置401によってDHCPクライアントとして動作する通信装置407及びコンピュータ402にIPアドレスが割り当てられ、これらの間でアドホックモードでの無線通信が可能となる。
[第3の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第3の実施形態を詳細に説明する。
図6は、第3の実施形態における無線通信装置を含む通信システムの構成の一例を示す図である。通信システムは、IEEE802.11に準拠した無線LANシステムである。図6において、601、607は本発明を適用できる通信装置である。通信装置601、607の無線通信及び無線通信設定に関連する機能ブロックは、第1の実施形態で説明した図2と同様であるため、その説明は省略する。
尚、通信装置607は可搬型装置であり、通信装置601は据置型装置である。また、無線LAN接続のコンピュータ602、605と、無線LANの親機603と、有線LAN606に接続するコンピュータ604は、第1の実施形態と同様である。
ここで、図6に示す無線LANシステムの無線ネットワークに参加する際に、通信装置601又は607で行われる動作概要を、図7を用いて説明する。
図7は、第3の実施形態における通信装置601及び607で行われる動作概要を示すフローチャートである。図7のフローチャートは、CPU205がメモリ206に記憶されているプログラムを実行することにより実施される。
最初に、第1の実施形態と同様に、通信装置601及び607は、ステップS701において、参加する無線LANにおける無線通信モードを確認する。ここで、無線通信モードが無線LANの親機603に接続するようなインフラストラクチャーモードであれば、通信装置601及び607はDHCPクライアントとして動作する(S702)。
そして、無線LAN接続のコンピュータ605がDHCPクライアントとして動作し、有線LAN606に接続するコンピュータ604がDHCPサーバとして動作する。これにより、DHCPクライアントである通信装置601、607及び無線LAN接続のコンピュータ605にIPアドレスが割り当てられ、これらの間でインフラストラクチャーモードでの無線通信が可能となる。
また、ステップS701で、無線通信モードがアドホックモードであれば、自身が据置型装置か否かを確認する(S703)。ここで、据置型装置であれば(通信装置601の場合)、DHCPサーバとして動作する(S704)。しかし、据置型装置でなければ(通信装置607の場合)、DHCPクライアントとして動作する(S705)。
そして、DHCPサーバとして動作する通信装置601によってDHCPクライアントとして動作する通信装置607及びコンピュータ602にIPアドレスが割り当てられ、これらの間でアドホックモードでの無線通信が可能となる。
[第4の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第4の実施形態を詳細に説明する。
図8は、第4の実施形態における無線通信装置を含む通信システムの構成の一例を示す図である。通信システムは、IEEE802.11に準拠した無線LANシステムである。図8において、801、807は本発明を適用できる通信装置である。通信装置801、807の無線通信及び無線通信設定に関連する機能ブロックは、第1の実施形態で説明した図2と同様であるため、その説明は省略する。
尚、通信装置807は画像入力装置であり、通信装置801は画像出力装置である。また、無線LAN接続のコンピュータ802、805と、無線LANの親機803と、有線LAN806に接続するコンピュータ804は、第1の実施形態と同様である。
ここで、図8に示す無線LANシステムの無線ネットワークに参加する際に、通信装置801又は807で行われる動作概要を、図9を用いて説明する。
図9は、第4の実施形態における通信装置801及び807で行われる動作概要を示すフローチャートである。図9のフローチャートは、CPU205がメモリ206に記憶されているプログラムを実行することにより実施される。
最初に、第1の実施形態と同様に、通信装置801及び807は、ステップS901において、参加する無線LANにおける無線通信モードを確認する。ここで、無線通信モードが無線LANの親機803に接続するようなインフラストラクチャーモードであれば、通信装置801及び807はDHCPクライアントとして動作する(S902)。
そして、無線LAN接続のコンピュータ805がDHCPクライアントとして動作し、有線LAN806に接続するコンピュータ804がDHCPサーバとして動作する。これにより、DHCPクライアントである通信装置801、807及び無線LAN接続のコンピュータ805にIPアドレスが割り当てられ、これらの間でインフラストラクチャーモードでの無線通信が可能となる。
また、ステップS901で、無線通信モードがアドホックモードであれば、自身が画像出力装置か否かを確認する(S903)。ここで、画像出力装置であれば(通信装置801の場合)、DHCPサーバとして動作する(S904)。しかし、画像入力装置であれば(通信装置807の場合)、DHCPクライアントとして動作する(S905)。
そして、DHCPサーバとして動作する通信装置801によってDHCPクライアントとして動作する通信装置807及びコンピュータ802にIPアドレスが割り当てられ、これらの間でアドホックモードでの無線通信が可能となる。
[第5の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第5の実施形態を詳細に説明する。
図10は、第5の実施形態における無線通信装置を含む通信システムの構成の一例を示す図である。通信システムは、IEEE802.11に準拠した無線LANシステムである。図10において、1001、1007は本発明を適用できる通信装置である。通信装置1001、1007の無線通信及び無線通信設定に関連する機能ブロックは、第1の実施形態で説明した図2と同様であるため、その説明は省略する。
また、無線LAN接続のコンピュータ1002、1005と、無線LANの親機1003と、有線LAN1006に接続するコンピュータ1004は、第1の実施形態と同様である。
ここで、図10に示す無線LANシステムの無線ネットワークに参加する際に、通信装置1001又は1007で行われる動作概要を、図11を用いて説明する。
図11は、第5の実施形態における通信装置1001及び1007で行われる動作概要を示すフローチャートである。図11のフローチャートは、CPU205がメモリ206に記憶されているプログラムを実行することにより実施される。
最初に、第1の実施形態と同様に、通信装置1001及び1007は、ステップS1101において、参加する無線LANにおける無線通信モードを確認する。ここで、無線通信モードが無線LANの親機1003に接続するようなインフラストラクチャーモードであれば、通信装置1001及び1007はDHCPクライアントとして動作する(S1102)。
そして、無線LAN接続のコンピュータ1005がDHCPクライアントとして動作し、有線LAN1006に接続するコンピュータ1004がDHCPサーバとして動作する。これにより、DHCPクライアントである通信装置1001、1007及び無線LAN接続のコンピュータ1005にIPアドレスが割り当てられ、これらの間でインフラストラクチャーモードでの無線通信が可能となる。
また、ステップS1101で、無線通信モードがアドホックモードであれば、他にDHCPサーバがいないか否かを、DHCPにおけるディスカバリーと呼ばれる手法によって検出する(S1103)。ここで、例えば、通信装置1001を先に起動させると、アドホックモードにおけるDHCPサーバは他にいないため、DHCPサーバとして動作する(S1104)。次に、通信装置1007を起動させると、通信装置101がDHCPサーバとして検出されるため、通信装置1007はDHCPクライアントとして動作する(S1105)。
そして、DHCPサーバとして動作する通信装置1001によってDHCPクライアントとして動作する通信装置1007及びコンピュータ1002にIPアドレスが割り当てられ、これらの間でアドホックモードでの無線通信が可能となる。
[第6の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第6の実施形態を詳細に説明する。
図12は、第6の実施形態における無線通信装置を含む通信システムの構成の一例を示す図である。通信システムは、IEEE802.11に準拠した無線LANシステムである。図12において、1201、1207は本発明を適用できる通信装置である。通信装置1201、1207の無線通信及び無線通信設定に関連する機能ブロックは、第1の実施形態で説明した図2と同様であるため、その説明は省略する。
また、無線LAN接続のコンピュータ1202、1205と、無線LANの親機1203と、有線LAN1206に接続するコンピュータ1204は、第1の実施形態と同様である。
ここで、図12に示す無線LANシステムの無線ネットワークに参加する際に、通信装置1201又は1207で行われる動作概要を、図13を用いて説明する。
図13は、第6の実施形態における通信装置1201及び1207で行われる動作概要を示すフローチャートである。図13のフローチャートは、CPU205がメモリ206に記憶されているプログラムを実行することにより実施される。
最初に、第1の実施形態と同様に、通信装置1201及び1207は、ステップS1301において、参加する無線LANにおける無線通信モードを確認する。ここで、無線通信モードが無線LANの親機1203に接続するようなインフラストラクチャーモードであれば、通信装置1201及び1207はDHCPクライアントとして動作する(S1302)。
そして、無線LAN接続のコンピュータ1205がDHCPクライアントとして動作し、有線LAN1206に接続するコンピュータ1204がDHCPサーバとして動作する。これにより、DHCPクライアントである通信装置1201、1207及び無線LAN接続のコンピュータ1205にIPアドレスが割り当てられ、これらの間でインフラストラクチャーモードでの無線通信が可能となる。
また、ステップS1301で、無線通信モードがアドホックモードであれば、自装置がアドホックネットワークを創設したか否かを確認する(S1303)。ここで、例えば、通信装置1201を先に起動させると、自装置がアドホックネットワークを創設するので、DHCPサーバとして動作する(S1304)。次に、通信装置1207を起動させると、自装置はアドホックネットワークを創設していないため、DHCPクライアントとして動作する(S1305)。
そして、DHCPサーバとして動作する通信装置1201によってDHCPクライアントとして動作する通信装置1207及びコンピュータ1202にIPアドレスが割り当てられ、これらの間でアドホックモードでの無線通信が可能となる。
[第7の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第7の実施形態を詳細に説明する。
図14は、第7の実施形態における無線通信装置を含む通信システムの構成の一例を示す図である。通信システムは、IEEE802.11に準拠した無線LANシステムである。図14において、1401は本発明を適用できる通信装置である。通信装置1401の無線通信及び無線通信設定に関連する機能ブロックは、第1の実施形態で説明した図2と同様であるため、その説明は省略する。
また、無線LAN接続のコンピュータ1402、1405と、無線LANの親機1403と、有線LAN1406に接続するコンピュータ1404は、第1の実施形態と同様である。
ここで、図14に示す無線LANシステムの無線ネットワークに参加する際に、通信装置1401で行われる動作概要を、図15を用いて説明する。
図15は、第7の実施形態における通信装置1401で行われる動作概要を示すフローチャートである。図15のフローチャートは、CPU205がメモリ206に記憶されているプログラムを実行することにより実施される。
最初に、第1の実施形態と同様に、通信装置1401は、ステップS1501において、参加する無線LANにおける無線通信モードを確認する。ここで、無線通信モードが無線LANの親機1403に接続するようなインフラストラクチャーモードであれば、通信装置1401は、DHCPクライアントになっても良いかを確認する旨のメッセージを自装置の表示部208に表示する(S1502)。その後、ユーザがDHCPクライアントになるか否かを確認し、ユーザによりDHCPクライアントになることの了承が入力部209に対して行われたことを検出した場合(S1504)、DHCPクライアントとして動作する(S1506)。
そして、有線LAN1406に接続するコンピュータ1404と無線LAN接続のコンピュータ1405がDHCPクライアントとして動作し、無線LANの親機1403がDHCPサーバとして動作する。これにより、DHCPクライアントとして動作する通信装置1401、コンピュータ1404及びコンピュータ1405にIPアドレスが割り当てられ、これらの間で通信が可能となる。
また、ステップS1501で、無線通信モードがアドホックモードであれば、通信装置1401はDHCPサーバになっても良いかを確認する旨のメッセージを自装置の表示部208に表示する(S1503)。その後、ユーザがDHCPサーバになるか否かを確認し、ユーザによりDHCPサーバになることの了承が入力部209に対して行われたことを検出した場合(S1505)、DHCPサーバとして動作する(S1507)。
そして、無線LAN接続のコンピュータ1402がDHCPクライアントとして動作し、DHCPサーバである通信装置1401からIPアドレスが割り当てられ、これらの間でアドホックモードでの無線通信が可能となる。
一方、上述のステップS1504又はS1505で、DHCPクライアント或いはDHCPサーバになることが了承されなかった場合、通信装置1401は手動による設定に従って動作する(S1508)。
[他の実施形態]
前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する。これによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体として、例えばフレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、次の場合も含まれることは言うまでもない。即ち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合である。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードがコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。

Claims (9)

  1. 通信装置であって、
    IEEE802.11シリーズに準拠した無線ネットワークによって相手装置と直接通信する通信モードで動作するか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段によって前記通信モードで動作すると判断された場合に、自装置が前記IEEE802.11シリーズに準拠した無線ネットワークを創設する役割であるか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第2の判断手段による判断の結果、自装置が前記IEEE802.11シリーズに準拠した無線ネットワークを創設する役割である場合、IPネットワークにおいて用いられるIPアドレスを決定する処理におけるサーバとして動作して前記相手装置にIPアドレスを割り当て、自装置が前記IEEE802.11シリーズに準拠した無線ネットワークを創設する役割でない場合、IPネットワークにおいて用いられるIPアドレスを決定する処理におけるクライアントとして動作する制御手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記サーバはDHCPサーバであり、前記クライアントはDHCPクライアントである、
    ことを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  3. 前記通信装置は、無線通信機能を有するプリンタ又は無線通信機能を有するカメラである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記通信装置は、表示部を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の通信装置。
  5. 前記第2の判断手段は、前記通信装置が前記相手装置よりも先に起動されたかどうかに基づいて、無線ネットワークを創設する際の役割を判断する、
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の通信装置。
  6. 前記通信装置は、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LANによって相手装置と直接通信する通信モードの他に、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LANによって親機を介して相手装置と通信する通信モードで動作可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の通信装置。
  7. 前記IEEE802.11シリーズに準拠した無線ネットワークによって相手装置と直接通信する通信モードは、アドホックモードである、
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の通信装置。
  8. 通信装置の制御方法であって、
    IEEE802.11シリーズに準拠した無線ネットワークによって前記通信装置が相手装置と直接通信する通信モードで動作するか否かを判断する第1の判断工程と、
    前記第1の判断手段によって前記通信モードで動作すると判断された場合に、前記通信装置が前記IEEE802.11シリーズに準拠した無線ネットワークを創設する役割であるか否かを判断する第2の判断工程と、
    前記第2の判断工程における判断の結果、前記通信装置が前記IEEE802.11シリーズに準拠した無線ネットワークを創設する役割である場合、IPネットワークにおいて用いられるIPアドレスを決定する処理におけるサーバとして動作して前記相手装置にIPアドレスを割り当て、前記通信装置が前記IEEE802.11シリーズに準拠した無線ネットワークを創設する役割でない場合、IPネットワークにおいて用いられるIPアドレスを決定する処理におけるクライアントとして動作する制御工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  9. 請求項1乃至の何れか一項に記載された通信装置が備える各手段として、コンピュータを動作させるためのプログラム。
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