JP5806432B2 - ウォーターサーバー - Google Patents

ウォーターサーバー Download PDF

Info

Publication number
JP5806432B2
JP5806432B2 JP2015109542A JP2015109542A JP5806432B2 JP 5806432 B2 JP5806432 B2 JP 5806432B2 JP 2015109542 A JP2015109542 A JP 2015109542A JP 2015109542 A JP2015109542 A JP 2015109542A JP 5806432 B2 JP5806432 B2 JP 5806432B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
water tank
water
temperature
hot water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015109542A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015171914A (ja
Inventor
嘉範 織田
嘉範 織田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cosmo Life KK
Original Assignee
Cosmo Life KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cosmo Life KK filed Critical Cosmo Life KK
Priority to JP2015109542A priority Critical patent/JP5806432B2/ja
Publication of JP2015171914A publication Critical patent/JP2015171914A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5806432B2 publication Critical patent/JP5806432B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Description

この発明は、ミネラルウォーター等の飲料水を充填した交換式の原水容器から飲料水を供給するウォーターサーバーに関する。
従来、主にオフィスや病院などでウォーターサーバーが利用されてきたが、近年、水の安全や健康への関心の高まりから、一般家庭にもウォーターサーバーが普及しつつある。ウォーターサーバーは、一般に、外部に注出するための低温の飲料水を収容する冷水タンクと、外部に注出するための高温の飲料水を収容する温水タンクとを有する。
そして、従来、ウォーターサーバーの内部を衛生的に保つため、ウォーターサーバーの内部に、温水タンクを経由して飲料水が循環できるように設けられた循環経路と、その循環経路の途中に設けられたポンプとを有するものが提案されている(例えば、特許文献1の図2)。
この特許文献1の図2のウォーターサーバーは、温水タンクのヒーターをONにした状態でポンプを駆動することで、高温の飲料水が循環経路を循環し、冷水タンクを含む循環経路を高温殺菌することが可能である。
特許第3387526号公報
ところで、本願の発明者は、ウォーターサーバーの衛生を高めるため、循環経路の殺菌運転を、2、3日に1回(好ましくは1日に1回)程度の高頻度で行なうことができないか検討した。その結果、高頻度で殺菌運転を行なったときに、比較的短期間でポンプの累計回転数が大きくなるため、ポンプの寿命を確保できないおそれがあることが分かった。
この発明が解決しようとする課題は、高頻度で殺菌運転を行なったときにも、ポンプの寿命を確保することが可能なウォーターサーバーを提供することである。
本願の発明者は、上記課題を解決するために、高温の飲料水を循環させるときにポンプを間欠駆動することで、1回の殺菌運転に要するポンプの回転数を低減できる可能性に気付いた。
すなわち、一般に、温水タンクの高温の飲料水で循環経路を殺菌しようとするとき、温水タンクのヒーター制御を行ないながら、ポンプを駆動する。ここで、ポンプは、殺菌運転を開始してから殺菌運転を終了するまでの間、停止させずに連続して駆動する。温水タンクのヒーター制御は、温水タンク内の温度が予め設定された下限温度よりも低いときにヒーターをONにし、温水タンク内の温度が予め設定された上限温度に達したときにヒーターをOFFにする制御である。
しかしながら、本願の発明者は、上記の一般的な殺菌運転の方法を採用した場合、循環する飲料水の温度が殺菌温度まで上昇していない間も、絶え間なくポンプが回転している
ため、1回の殺菌運転に要するポンプの総回転数が必要以上に大きくなっていることに気付いた。そして、1回の殺菌運転に要するポンプの総回転数を抑えるため、温水タンク内の温度が殺菌温度まで上昇していないときはポンプを停止状態に保持し、温水タンク内の温度が殺菌温度まで上昇したときにポンプを所定時間だけ連続駆動するという間欠駆動の着想を得た。
この着想に基づいて、本願の発明者は、以下の構成をウォーターサーバーに採用したのである。
外部に注出するための高温の飲料水を収容する温水タンクと、
その温水タンク内の飲料水を加熱するヒーターと、
前記温水タンクを経由して飲料水が循環できるように設けられた循環経路と、
その循環経路の途中に設けられたポンプと、
前記循環経路を前記温水タンク内の高温の飲料水で高温殺菌するように前記ヒーターとポンプとを制御する制御装置とを有し、
その制御装置は、前記循環経路の殺菌運転時に、
前記温水タンク内の温度が予め設定された下限温度よりも低いときに前記ヒーターをONにし、前記温水タンク内の温度が予め設定された上限温度に達したときに前記ヒーターをOFFにするヒーター制御と、
前記温水タンク内の温度が予め設定された所定の高温よりも低いときに前記ポンプを停止状態に保持する第1動作と、前記温水タンク内の温度が前記ヒーター制御で上昇して前記所定の高温に達したときに、前記ポンプを所定時間だけ連続して駆動する第2動作とを交互に繰り返すポンプ間欠駆動制御と、
を並行して行なう。
このようにすると、循環経路の殺菌運転時において、温水タンク内の温度が予め設定された所定の高温まで上昇していないときはポンプを停止状態に保持し、温水タンク内の温度が所定の高温まで上昇したときに、ポンプを駆動して高温の飲料水を温水タンクから送り出すので、循環経路を循環する飲料水の温度を全体として殺菌温度に上昇させるのに要するポンプの総回転数が小さい。そのため、1回の殺菌運転に要するポンプの総回転数を抑えることができ、高頻度で殺菌運転を行なったときにも、ポンプの寿命を確保することが可能である。
前記第2動作で、前記ポンプの連続駆動を行なう所定時間は、ポンプが前記温水タンクの容量に相当する飲料水を送り出す時間と同じか、それよりも短い時間に設定すると好ましい。すなわち、ポンプが温水タンクの容量に相当する飲料水を送り出したとき、その時点で、温水タンク内の高温の飲料水はほとんど入れ替わっていると考えられ、それよりも長くポンプを連続駆動することはポンプの無用の消耗に繋がる。そこで、上記のとおり、第2動作でポンプの連続駆動を行なう所定時間を、ポンプが温水タンクの容量に相当する飲料水を送り出す時間と同じか、それよりも短い時間に設定することにより、ポンプの無用の消耗を防止して、ポンプの寿命を効果的に延ばすことが可能となる。
この発明のウォーターサーバーは、循環経路の殺菌運転時において、温水タンク内の温度が所定の高温まで上昇したときにポンプを駆動して高温の飲料水を温水タンクから送り出し、それまでの間はポンプを停止状態に保持するので、循環経路を循環する飲料水の温度を全体として殺菌温度に上昇させるのに要するポンプの総回転数が小さい。そのため、1回の殺菌運転に要するポンプの総回転数を抑えることができ、高頻度で殺菌運転を行なったときにも、ポンプの寿命を確保することが可能であり、この結果、ウォーターサーバーの衛生を高めることが可能である。
この発明の実施形態のウォーターサーバーの通常運転時の状態を示す断面図 図1のウォーターサーバーの殺菌運転時の状態を示す断面図 図1に示す冷水タンクから低温の飲料水を注出している状態を示す断面図 図1に示す温水タンクから高温の飲料水を注出している状態を示す断面図 図1に示す容器ホルダーを筐体から引き出した状態を示す容器ホルダー近傍の断面図 図1のウォーターサーバーの制御装置を示すブロック図 図6に示す制御装置による温水タンクのヒーター制御を示すフロー図 図6に示す制御装置による殺菌運転時のポンプ間欠駆動制御を示すフロー図
図1に、この発明の実施形態のウォーターサーバーを示す。このウォーターサーバーは、筐体1と、筐体1の外部に注出するための低温の飲料水を収容する冷水タンク2と、冷水タンク2に補給するための飲料水が充填された交換式の原水容器3と、原水容器3を支持する容器ホルダー4と、原水容器3と冷水タンク2の間を連通する原水汲出し管5と、原水汲出し管5の途中に設けられたポンプ6と、筐体1の外部に注出するための高温の飲料水を収容する温水タンク7と、温水タンク7の上方に配置されたバッファタンク8と、バッファタンク8と温水タンク7の間を連通する温水タンク給水管9とを有する。
原水汲出し管5の上流側の端部には、原水容器3の水出口11に着脱可能に接続されるジョイント部5aが設けられている。原水汲出し管5の下流側の端部は冷水タンク2に接続されている。この原水汲出し管5は、ジョイント部5aよりも低い位置を通るように、ジョイント部5aから下方に延び出した後、上方に向きを変えるように設けられている。そして、原水汲出し管5のジョイント部5aよりも低い部分にポンプ6が配置されている。
ポンプ6は、原水汲出し管5内の飲料水を原水容器3側から冷水タンク2側に移送し、この原水汲出し管5を通じて原水容器3から飲料水を汲み出す。ポンプ6としては、例えばダイヤフラムポンプを用いることができる。ダイヤフラムポンプは、往復動する図示しないダイヤフラムと、このダイヤフラムの往復動により容積が増減するポンプ室と、このポンプ室に設けられた吸入口および吐出口と、ポンプ室内に流入する方向の流れのみを許容するように吸入口に設けられた吸入側チェックバルブと、ポンプ室から流出する方向の流れのみを許容するように吐出口に設けられた吐出側チェックバルブとを有し、ダイヤフラムの往動によりポンプ室の容積が増加するときに吸入口から飲料水を吸入し、ダイヤフラムの復動によりポンプ室の容積が減少するときに吐出口から飲料水を吐出するものである。
また、ポンプ6としてギヤポンプを用いることも可能である。ギヤポンプは、図示しないケーシングと、このケーシング内に収容された互いに噛み合う一対のギヤと、この一対のギヤの噛み合い部分を介して区画されたケーシング内の吸入室および吐出室とを有し、各ギヤの歯溝とケーシングの内面との間に閉じ込められた飲料水を、ギヤの回転により吸入室側から吐出室側に移送するものである。
原水汲出し管5のポンプ6の吐出側には、流量センサ12が設けられている。流量センサ12は、ポンプ6の駆動時に原水汲出し管5内の飲料水の流れが無くなると、その状態を検知する。このとき、筐体1の正面に配置された図示しない容器交換ランプが点灯し、原水容器3の交換時期であることをユーザーに知らせる。
原水汲出し管5のうちポンプ6と冷水タンク2の間の部分(好ましくは原水汲出し管5
の冷水タンク2側の端部)には、第1の三方弁13が設けられている。図では、冷水タンク2から離れた位置に第1の三方弁13を配置しているが、第1の三方弁13は、冷水タンク2に直接接続してもよい。この第1の三方弁13には、第1の三方弁13とバッファタンク8の間を連通するバッファタンク給水管14が接続されている。バッファタンク給水管14のバッファタンク8側の端部は、バッファタンク8の上面8aに接続されている。
第1の三方弁13は、ポンプ6と冷水タンク2の間を連通しかつポンプ6とバッファタンク8の間を遮断する冷水側接続位置(図1参照)と、ポンプ6と冷水タンク2の間を遮断しかつポンプ6とバッファタンク8の間を連通するバッファ側接続位置(図2参照)との間で流路を切り替えることができるように構成されている。ここで、第1の三方弁13は、通電することで冷水側接続位置からバッファ側接続位置に切り替わり、通電を解除することでバッファ側接続位置から冷水側接続位置に切り替わる電磁弁を採用している。
原水汲出し管5のうちのポンプ6と原水容器3の間の部分(好ましくは原水汲出し管5の原水容器3側の端部)には、第2の三方弁15が設けられている。図では、ジョイント部5aから離れた位置に第2の三方弁15を配置しているが、第2の三方弁15は、ジョイント部5aに直接接続してもよい。この第2の三方弁15には、第2の三方弁15と温水タンク7の間を連通する循環用配管16が接続されている。循環用配管16の温水タンク7側の端部は、温水タンク7の上面7aに接続されている。
第2の三方弁15は、ポンプ6と原水容器3の間を連通しかつポンプ6と温水タンク7の間を遮断する原水側接続位置(図1参照)と、ポンプ6と原水容器3の間を遮断しかつポンプ6と温水タンク7の間を連通する温水側接続位置(図2参照)との間で流路を切り換え可能に構成されている。ここで、第2の三方弁15は、第1の三方弁13と同様に、通電することで原水側接続位置から温水側接続位置に切り替わり、通電を解除することで温水側接続位置から原水側接続位置に切り替わる電磁弁を採用している。
ここで、図2に示すように、第1の三方弁13をバッファ側接続位置に切り換えかつ第2の三方弁15を循環側接続位置に切り換えたとき、温水タンク7を経由して飲料水が循環できる循環経路19が形成される。循環経路19は、温水タンク7から順に、循環用配管16、第2の三方弁15、原水汲出し管5の第1の三方弁13と第2の三方弁15の間の部分、第1の三方弁13、バッファタンク給水管14、バッファタンク8、温水タンク給水管9からなり、この循環経路19の途中にポンプ6が配置されている。
図1に示すように、冷水タンク2は、空気と飲料水を上下二層に収容している。冷水タンク2には、冷水タンク2内に収容された飲料水を冷却する冷却装置17が取り付けられている。冷却装置17は、冷水タンク2の下部外周に配置され、冷水タンク2内の飲料水を低温(5℃程度)に保つようになっている。
冷水タンク2には、冷水タンク2内に溜まった飲料水の水位を検知する水位センサ18が取り付けられている。この水位センサ18で検知される水位が下がると、その水位の低下に応じて、第1の三方弁13が冷水側接続位置に切り換わった状態でポンプ6が作動し、原水容器3から冷水タンク2に飲料水が汲み上げられる。
冷水タンク2の底面には、冷水タンク2内の低温の飲料水を外部に注出する冷水注出管20が接続されている。冷水注出管20には、筐体1の外部から操作可能な冷水コック21が設けられ、この冷水コック21を開くことによって冷水タンク2から低温の飲料水をカップ等に注出できるようになっている。冷水タンク2の飲料水の容量は、原水容器3の容量よりも小さく、2〜4リットル程度である。
冷水タンク2には、空気導入路22を介して空気殺菌チャンバ23が接続されている。空気殺菌チャンバ23は、空気取り入れ口24が形成された中空のケース25と、ケース25内に設けられたオゾン発生体26とからなる。オゾン発生体26としては、例えば、空気中の酸素に紫外線を照射して酸素をオゾンに変化させる低圧水銀灯や、絶縁体で覆われた対向一対の電極間に交流電圧を負荷して電極間の酸素をオゾンに変化させる無声放電装置などを使用することができる。この空気殺菌チャンバ23は、一定時間ごとにオゾン発生体26に通電してオゾンを発生することにより、常時、ケース25内にオゾンが溜まった状態となっている。
空気導入路22は、冷水タンク2内の水位の低下に応じて冷水タンク2内に空気を導入して冷水タンク2内を大気圧に保つ。また、このとき冷水タンク2内に導入される空気が、空気殺菌チャンバ23を通過してオゾン殺菌された空気なので、冷水タンク2内の空気は清浄に保たれる。
バッファタンク8は、空気と飲料水を上下二層に収容している。バッファタンク8の上面8aには通気管27が接続されている。通気管27は、バッファタンク8内の空気層と冷水タンク2内の空気層の間を連通することで、バッファタンク8内を大気圧に保っている。
バッファタンク8には、バッファタンク8内に溜まった飲料水の水位を検知する水位センサ10が取り付けられている。この水位センサ10で検知される水位が下がると、その水位の低下に応じて、第1の三方弁13がバッファ側接続位置に切り換わった状態でポンプ6が作動し、原水容器3からバッファタンク8に飲料水が汲み上げられる。
バッファタンク8の飲料水の容量は、温水タンク7の容量よりも小さく、0.2〜0.5リットル程度である。バッファタンク8内の飲料水は、後述のとおり、温水タンク7内の高温の飲料水を外部に注出するときに温水タンク7内の飲料水を外部に押し出すための役割をもつ。そのため、バッファタンク8は、上下に細長い形状(例えば、高さが直径よりも大きい円筒形状)とすると好ましい。このようにすると、バッファタンク8の飲料水の容量が少なくても、バッファタンク8の下部に比較的高い水圧が発生するので、温水タンク7内の飲料水を外部に押し出す力を効果的に得ることが可能となる。また図では、バッファタンク8内の水面の位置が冷水タンク2内の水面と同じ高さかそれよりも低くなるようにバッファタンク8を配置した例を示しているが、バッファタンク8内の水面の位置が冷水タンク2内の水面よりも高くなるようにバッファタンク8を配置してもよい。このようにすると、バッファタンク8と温水タンク7の高低差が大きくなるので、温水タンク7内の飲料水を外部に押し出す力を効果的に得ることが可能となる。
バッファタンク8の底面8bは、中心に向かって次第に低くなる円錐状に形成され、この底面8bの中心に温水タンク給水管9が接続されている。温水タンク給水管9は、バッファタンク8の下方に配置された温水タンク7に接続している。バッファタンク8の底面8bを円錐状としたのは、後述する殺菌運転時に高温の飲料水をバッファタンク8の底面8bの外周隅部にも行き渡らせ、死角を生じさせないためである。
温水タンク7は、飲料水で完全に満たされた状態となっている。温水タンク7には、温水タンク7内の飲料水の温度を検知する温度センサ29と、温水タンク7内の飲料水を加熱するヒーター30が取り付けられている。温度センサ29で検知される温度に応じてヒーター30のON・OFFが切り換えられ、温水タンク7内の飲料水が高温(90℃程度)に保たれる。図では、ヒーター30にシースヒーターを採用した例を示しているが、バンドヒーターを採用することもできる。シースヒーターは、金属製のパイプの中に通電に
より発熱する発熱線を収容したものであり、温水タンク7の壁面を貫通して温水タンク7の内部を延びるように取り付けられる。バンドヒーターは、通電により発熱する発熱線が埋め込まれた円筒形の発熱体であり、温水タンク7の外周に密着して取り付けられる。
温水タンク7の上面7aには、温水タンク7内の上部に溜まった高温の飲料水を外部に注出する温水注出管31が接続されている。温水注出管31には、筐体1の外部から操作可能な温水コック32が設けられ、この温水コック32を開くことによって温水タンク7から高温の飲料水をカップ等に注出できるようになっている。温水タンク7から飲料水を注出すると、バッファタンク8内の飲料水がその自重で温水タンク給水管9を通って温水タンク7内に導入され、温水タンク7は常に満水状態に保たれる。温水タンク7の飲料水の容量は1〜2リットル程度である。
温水タンク7の底面には、筐体1の外部に延びるドレン管35が接続されている。ドレン管35の出口はプラグ36で閉鎖されている。プラグ36にかえて開閉弁を設けてもよい。
図5に示すように、原水容器3は、中空筒状の胴部37と、その胴部37の一端に設けられた底部38と、胴部37の他端に肩部39を介して設けられた首部40とを有し、この首部40に水出口11が設けられている。原水容器3の胴部37は、残水量の減少に伴って収縮するように柔軟性をもたせて形成されている。原水容器3は、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)のブロー成形によって形成されている。原水容器3の容量は、満水状態で10〜20リットル程度である。
原水容器3として、水出口11を有する接続具を熱溶着などで接着した樹脂フィルム製の袋を段ボール箱等の箱体に収容したもの(いわゆるバッグインボックス)を採用してもよい。
容器ホルダー4は、筐体1内に原水容器3が収容される収容位置(図1の位置)と、筐体1から原水容器3が出る引出位置(図5の位置)との間を水平に移動可能に支持されている。ジョイント部5aは、図5に示すように、容器ホルダー4を引出位置に移動させたときに原水容器3の水出口11から切り離され、図1に示すように、容器ホルダー4を収容位置に移動させたときに原水容器3の水出口11に接続するように筐体1内に固定されている。
原水汲出し管5(ジョイント部5aの部分を除く)としては、シリコンチューブを用いることも可能であるが、シリコンは酸素の透過性をもつことから、シリコンを透過する空気中の酸素により原水汲出し管5で雑菌が繁殖しやすくなる問題がある。そこで、原水汲出し管5は、金属管(例えば、ステンレススチール管や銅管)を用いることができる。このようにすると、原水汲出し管5の管壁を空気が透過するのを防止して、原水汲出し管5での雑菌の繁殖を効果的に防止することが可能となる。また、殺菌運転時の耐熱性も確保することができる。原水汲出し管5としてポリエチレンチューブや耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管を用いても、原水汲出し管5の管壁を空気が透過するのを防止して、原水汲出し管5での雑菌の繁殖を防止することが可能である。
ヒーター30とポンプ6と第1の三方弁13と第2の三方弁15は、図6に示す制御装置41によって制御される。制御装置41は、通常運転時には、冷水タンク2の水位とバッファタンク8の水位を一定範囲に保ち、かつ、温水タンク7内の温度も一定範囲に保つように、ヒーター30とポンプ6と第1の三方弁13と第2の三方弁15とを制御する。一方、殺菌運転時には、循環経路19(すなわち温水タンク7、循環用配管16、第2の三方弁15、原水汲出し管5の第1の三方弁13と第2の三方弁15の間の部分、第1の
三方弁13、バッファタンク給水管14、バッファタンク8、温水タンク給水管9)を温水タンク7内の高温の飲料水で高温殺菌するように、ヒーター30とポンプ6と第1の三方弁13と第2の三方弁15とを制御する。
図6に示すように、制御装置41には、殺菌運転開始ボタン42からユーザーによるボタン操作の有無を示す信号、水位センサ18から冷水タンク2内に溜まった飲料水の水位を示す信号、水位センサ10からバッファタンク8内に溜まった飲料水の水位を示す信号、温度センサ29から温水タンク7内の飲料水の温度を示す信号がそれぞれ入力される。また、制御装置41からは、ポンプ6を駆動するための制御信号、ヒーター30のON・OFFを切り換える制御信号、第1の三方弁13の流路を切り換える制御信号、第2の三方弁15の流路を切り換える制御信号が出力される。
殺菌運転開始ボタン42は、殺菌運転の開始を指示するボタンであり、ユーザーが殺菌運転開始ボタン42を操作すると、初回の殺菌運転が開始される。2回目以降の殺菌運転は、制御装置41に内蔵のタイマーで初回の殺菌運転を行なった時刻からの経過時間をカウントし、1日が経過する毎に自動で行なう。また、殺菌運転開始ボタン42の操作がない場合には、ウォーターサーバーの電源を投入した直後から1日が経過する毎に自動で殺菌運転を行なうようにすることも可能である。殺菌運転開始ボタン42は筐体1の正面に配置される。
この制御装置41の制御を説明する。
通常運転時は、冷水タンク2およびバッファタンク8の水位制御を行なう。すなわち、図3に示すように、冷水タンク2内の水位が予め設定された下限水位を下回ったときは、第1の三方弁13を冷水側接続位置に切り換え、その状態でポンプ6を駆動することにより、原水容器3から冷水タンク2に飲料水を汲み上げ、その後、冷水タンク2内の水位が予め設定された上限水位に達したときに、ポンプ6を停止する。また、図4に示すように、バッファタンク8内の水位が予め設定された下限水位を下回ったときは、第1の三方弁13をバッファ側接続位置に切り換え、その状態でポンプ6を駆動することにより、原水容器3からバッファタンク8に飲料水を汲み上げ、その後、バッファタンク8内の水位が予め設定された上限水位に達したときに、ポンプ6を停止する。
また、通常運転時には、上記の水位制御と並行して、温水タンク7のヒーター制御を行なう。このヒーター制御は、例えば、図7に示すルーチンに従って行なう。温水タンク7内の温度が予め設定された下限温度L(例えば85℃)よりも低くなったときは、ヒーター30をONにして温水タンク7内の温度を上昇させる(ステップS10、S11)。その後、温水タンク7内の温度が予め設定された上限温度H(例えば90℃)に達したときは、ヒーター30をOFFにする(ステップS12、S13)。
殺菌運転時には、図2に示すように、第1の三方弁13をバッファ側接続位置に切り換えかつ第2の三方弁15を循環側接続位置に切り換えて循環経路19を形成し、その状態を保ったまま、上述した温水タンク7のヒーター制御と、温水タンク7の温度変化に応じてポンプ6を間欠駆動するポンプ間欠駆動制御とを並行して行なう。
このポンプ間欠駆動制御は、例えば、図8に示すルーチンに従って行なう。まず、温水タンク7内の温度が予め設定された所定の高温(図ではヒーター制御の下限温度L)よりも低いときは、ヒーター制御により温水タンク7内の温度が上昇して所定の高温に達するまでの間、ポンプ6を停止状態に保持する第1動作を行なう(ステップS20、S21)。所定の高温は、少なくとも殺菌可能な温度(65℃)よりも高い温度(ただし、ヒーター制御の上限温度H以下の温度)に設定される。このような所定の高温として、ヒーター
制御の下限温度L(例えば85℃)と同一の温度を採用すると好ましい。これにより、サーモスタットを温度センサ29に使用して上記ヒーター制御を行なったときに、サーモスタットのON、OFFを利用してポンプ6の第1動作(ステップS20、S21)を制御することが可能となる。所定の高温として、ヒーター制御の上限温度H(例えば90℃)と同一の温度を採用することも可能である。
その後、温水タンク7内の温度がヒーター制御により上昇して上述の所定の高温(ヒーター制御の下限温度L)に達したときは、ポンプ6を所定時間Tだけ連続して駆動する第2動作を行なう(ステップS22)。この第2動作(ステップS22)により、循環経路19(ここでは特にバッファタンク8)の飲料水が温水タンク7に導入されるため、温水タンク7内の温度が低下する。この温水タンク7内の温度が、ヒーター制御の下限温度Lを下回ると、ヒーター30がONになる。
ここで、所定時間Tは、ポンプ6が温水タンク7の容量に相当する飲料水を送り出す時間と同じか、それよりも短い時間に設定される。例えば、温水タンク7の飲料水の容量が1.2リットルであり、ポンプ6が1分あたりに送り出す飲料水の量が1リットルである場合、ステップS22においてポンプ6の連続駆動を行なう所定時間Tは、ポンプ6が1.2リットルの飲料水を送り出す時間(1分12秒)と同じか、それよりも短い時間(例えば1分)に設定される。
また、所定時間Tは、ポンプ6がバッファタンク8の容量に相当する飲料水を送り出す時間と同じか、それよりも長い時間に設定されている。例えば、バッファタンク8の飲料水の容量が0.3リットルであり、ポンプ6が1分あたりに送り出す飲料水の量が1リットルである場合、ステップS22においてポンプ6の連続駆動を行なう所定時間Tは、ポンプ6が0.3リットルの飲料水を送り出す時間(18秒)と同じか、それよりも長い時間(例えば1分)に設定される。
第2動作(ステップS22)を行なった後、そのときの温水タンク7内の温度が、ヒーター制御の下限温度L以上であるか否かを判定し(ステップS23)、下限温度Lよりも低いと判定されたときは、第1動作(ステップS20、S21)に戻る。その後も、第1動作(ステップS20、S21)と第2動作(ステップS22)を交互に繰り返して行なう。
第2動作(ステップS22)を行なった後、そのときの温水タンク7内の温度が、殺菌温度(図ではヒーター制御の下限温度L)以上であると判定されたときは(ステップS23)、循環経路19内の飲料水の温度が全体として殺菌温度に達したと考えられるため、ポンプ間欠駆動制御の第1動作と第2動作の繰り返しを終了する。ここで、殺菌温度は、殺菌可能な温度(65℃)よりも高く、かつ、ヒーター制御の上限温度Hよりも低い温度に設定され、このような温度として、ヒーター制御の下限温度L(例えば85℃)と同一の温度を採用することができる。
ポンプ間欠駆動制御(図8)が終了した後、更に継続してポンプ6の駆動を行なうとともに、これと並行して温水タンク7のヒーター制御を行なうことにより、殺菌温度に達した高温の飲料水で循環経路19を確実に殺菌することができる。このとき、ポンプ6を予め設定された第1の時間(例えば2分)だけ連続して駆動する第3動作と、その後、予め設定された第2の時間(例えば2分)だけポンプ6を停止状態に保持する第4動作とを交互に繰り返す駆動方法を採用することができる。これにより、殺菌温度に達した高温の飲料水を循環経路19に循環させるのに要するポンプ6の総回転数を抑えることができる。
また、制御装置41は、殺菌運転時にポンプ6を駆動するとき(すなわちポンプ間欠駆
動制御のステップS22)のポンプ6の回転速度が、通常運転時にポンプ6を駆動するときのポンプ6の回転速度よりも低速となるようにポンプ6を駆動する。これにより、殺菌運転時のポンプ6の駆動音を低減することが可能となり、深夜に行なうことが想定される殺菌運転時の静粛性を確保することができる。
上述したウォーターサーバーは、温水タンク7の高温の飲料水で、原水容器3から汲み出された常温に近い飲料水に触れる原水汲出し管5およびバッファタンク8を含む循環経路19を殺菌することができるので、衛生面に優れている。
また、このウォーターサーバーは、殺菌運転時において、温水タンク7内の温度が所定の高温(ここでは下限温度L)まで上昇していないときはポンプ6を停止状態に保持し、温水タンク7内の温度が所定の高温(下限温度L)まで上昇したときに、ポンプ6を駆動して高温の飲料水を温水タンク7から送り出すので、循環経路19を循環する飲料水の温度を全体として殺菌温度に上昇させるのに要するポンプ6の総回転数が小さい。そのため、1回の殺菌運転に要するポンプ6の総回転数を抑えることができ、高頻度(例えば1日に1回程度)で殺菌運転を行なったときにも、ポンプ6の寿命を確保することが可能である。この結果、ウォーターサーバーの衛生を高めることが可能となっている。
また、このウォーターサーバーは、ポンプ間欠駆動制御の第2動作(ステップS22)でポンプ6の連続駆動を行なう所定時間Tを、ポンプ6が温水タンク7の容量に相当する飲料水を送り出す時間と同じか、それよりも短い時間に設定しているため、ポンプ6の寿命を効果的に延ばすことが可能となっている。すなわち、ポンプ6が温水タンク7の容量に相当する飲料水を送り出したとき、その時点で、温水タンク7内の高温の飲料水はほとんど入れ替わっていると考えられ、それよりも長くポンプ6を連続駆動することはポンプ6の無用の消耗に繋がる。そこで、上記のとおり、第2動作(ステップS22)でポンプ6の連続駆動を行なう所定時間Tを、ポンプ6が温水タンク7の容量に相当する飲料水を送り出す時間と同じか、それよりも短い時間に設定することにより、ポンプ6の無用の消耗を防止して、ポンプ6の寿命を効果的に延ばすことが可能となる。
また、このウォーターサーバーは、ポンプ間欠駆動制御の第2動作(ステップS22)でポンプ6の連続駆動を行なう所定時間Tを、ポンプ6がバッファタンク8の容量に相当する飲料水を送り出す時間と同じか、それよりも長い時間に設定しているので、ポンプ6が1回の連続駆動を行なう毎に、バッファタンク8内の飲料水を高温の飲料水に置換することができ、バッファタンク8を効果的に殺菌することができる。
上記実施形態では、殺菌運転時に温水タンク7を経由して飲料水が循環する循環経路19として、冷水タンク2を経由しない循環経路19をもつウォーターサーバーを例に挙げて説明したが、この発明は、冷水タンク2を経由する循環経路をもつウォーターサーバー(すなわち、温水タンク7の高温の飲料水で冷水タンク2を殺菌するタイプのウォーターサーバー)にも適用することができる。
6 ポンプ
7 温水タンク
19 循環経路
30 ヒーター
41 制御装置

Claims (1)

  1. 外部に注出するための低温の飲料水を収容する冷水タンク(2)と、
    外部に注出するための高温の飲料水を収容する温水タンク(7)と、
    その温水タンク(7)内の飲料水を加熱するヒーター(30)と、
    前記温水タンク(7)と、前記冷水タンク(2)に原水を汲み上げる流路(5)の少なくとも一部とを経由して飲料水が循環できるように設けられた循環経路(19)と、
    その循環経路(19)の途中に設けられたポンプ(6)と、
    前記循環経路(19)を前記温水タンク(7)内の高温の飲料水で高温殺菌するように前記ヒーター(30)とポンプ(6)とを制御する制御装置(41)とを有し、
    その制御装置(41)は、前記循環経路(19)の殺菌運転時に、
    前記ポンプ(6)を停止状態に保持する第1動作(ステップS20、S21)と、前記ポンプ(6)を所定時間(T)だけ連続して駆動する第2動作(ステップS22)とを交互に繰り返すポンプ間欠駆動制御を行なうことで、前記循環経路(19)を循環する飲料水の温度を全体として65℃よりも高い殺菌温度に上昇させる、ウォーターサーバー。
JP2015109542A 2015-05-29 2015-05-29 ウォーターサーバー Active JP5806432B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015109542A JP5806432B2 (ja) 2015-05-29 2015-05-29 ウォーターサーバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015109542A JP5806432B2 (ja) 2015-05-29 2015-05-29 ウォーターサーバー

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013042976A Division JP5806247B2 (ja) 2013-03-05 2013-03-05 ウォーターサーバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015171914A JP2015171914A (ja) 2015-10-01
JP5806432B2 true JP5806432B2 (ja) 2015-11-10

Family

ID=54259530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015109542A Active JP5806432B2 (ja) 2015-05-29 2015-05-29 ウォーターサーバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5806432B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3387526B2 (ja) * 1992-07-24 2003-03-17 サントリー株式会社 飲料水のディスペンサ
JP3746605B2 (ja) * 1997-12-26 2006-02-15 富士電機リテイルシステムズ株式会社 飲料水のディスペンサ
JP2004206301A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Benten:Kk 冷温水機の殺菌装置
JP4912981B2 (ja) * 2007-08-20 2012-04-11 パーパス株式会社 飲料水供給装置
JP5559722B2 (ja) * 2011-02-18 2014-07-23 パーパス株式会社 飲料水供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015171914A (ja) 2015-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5806247B2 (ja) ウォーターサーバー
JP5529312B1 (ja) ウォーターサーバー
JP5529314B1 (ja) ウォーターサーバー
JP5520405B1 (ja) ウォーターサーバー
JP5571218B1 (ja) ウォーターサーバー
JP5647636B2 (ja) ウォーターサーバー
JP5806432B2 (ja) ウォーターサーバー
JP5806433B2 (ja) ウォーターサーバー

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5806432

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250