JP5805731B2 - 粒子分離装置、及びそれを備えた微粒子測定器 - Google Patents

粒子分離装置、及びそれを備えた微粒子測定器 Download PDF

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Description

本発明は、粒子分離装置、及びそれを備えた微粒子測定器に関する。
大気中に浮遊する微粒子を分離し、分離した微粒子の量を測定する粒子測定装置として、例えば特許文献1に開示された装置が挙げられる。特許文献1に開示された微粒子の分離方法では、流体中に浮遊する粒子を加速して慣性力によって分離している。
図8は、特許文献1に開示された分離方法を示す概略説明図である。図8に示されるように、特許文献1の分離方法では、分岐路13において、主流11と支流12とを逆方向に配列し、浮遊粒子を含む含粒子流体15を支流12側へ傾斜した流入路16を通ってノズル部17を経て導入する。主流11及び支流12は、ポンプや測定器等によって吸引される吸気路を通る。主流11と支流12とで吸引されることによって、含粒子流体15は、流入路16を通して系内に導入される。
系内に導入された含粒子流体15は、ノズル部17において加速され、粗大粒子110は慣性力が大きいので主流11に乗せて主吸引路112から除去される。また、微小粒子18は慣性力が小さいので、分岐路13にて反転して逆方向の支流12に乗せて支吸引路114へ送り込むようになっている。これによって、含粒子流体15に含まれる微小粒子18及び粗大粒子110が分離されることになる。特許文献1の分離方法では、主流11及び支流12の流量調整、またはサンプリング管116のような可動部材の上下移動でノズル部17の全長とその間隔を調整することによって、粒子の分級特性を変えることができる。
特開2004−89898号公報(2004年 3月25日公開)
特許文献1に記載された装置は、粗大粒子110を吸引する主吸引路112と微小粒子18を吸引する支吸引路114とが完全に独立して、互いに正反対の方向に伸びた構成になっている。このような構成では、主吸引路112及び支吸引路114それぞれに対して、別個にファンなどの駆動源を設けて排気する必要がある。このため、特許文献1の装置は、大型化するうえに、コストが高くなるという問題がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、小型であり、かつ安価な粒子分離装置、及びそれを備えた微粒子測定器を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る粒子分離装置は、外部から気体を導入する導入流路と、導入流路における外部と反対側の末端にある分岐部にて分岐した主流路及び支流路と、上記主流路及び上記支流路に連結し気体を外部へ排出する排出路と、を有する気体流路と、上記導入流路から上記主流路及び上記支流路を介して上記排出路へ向かう気流を発生させる、1つの流体駆動部と、を備え、上記導入流路から導入される気体に含まれる粒子を、その慣性力によって、上記主流路及び上記支流路へ分離する粒子分離装置であって、上記排出路には、上記主流路から排出される主流と上記支流路から排出される支流とを仕切る仕切板が設けられていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、小型であり、かつ安価な粒子分離装置を提供できるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る微粒子測定器の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る微粒子測定器内に形成された気体流路の概略構成を示した断面図である。 導入流路を通して系内へ導入された含粒子流体の分岐部における分粒の状態を模式的に示した断面図である。 排出流路に仕切板がない場合における微粒子測定器内の主流及び支流の状態を説明するための断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の実施形態2に係る微粒子測定器の構成を示す断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の実施形態3に係る微粒子測定器の構成を示す断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の実施形態4に係る微粒子測定器の構成を示す断面図である。 特許文献1に開示された分離方法を示す概略説明図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る微粒子測定器10の構成を示す斜視図である。本実施形態に係る微粒子測定器10は、外部から気体(例えば空気)を吸引し、該気体に含まれる所望粒径の微粒子の量を測定するものである。
図1に示されるように、本実施形態に係る微粒子測定器10は、センサ1(測定部)と、吸気部2と、分粒部3と、ファン4(流体駆動部)と、を備えている。微粒子測定器10は、単一の流体駆動部としてのファン4を駆動することによって、吸気部2から外部の空気を導入するようになっている。微粒子測定器10内に導入された空気は、装置内に形成された気体流路を通過して、ファン4を介して外部へ排出される。センサ1は、微粒子測定器10内に形成された気体流路の途中に設けられており、通過する空気中に含まれる微粒子の量を測定する。
図2は、微粒子測定器10内に形成された気体流路の概略構成を示した断面図である。図2に示されるように、微粒子測定器10内に形成された気体流路は、導入流路5aと、主流路5bと、支流路5cと、排出路5dとから構成されている。
導入流路5aは、吸気部2に形成されており、外部から気体(空気)を導入するための流路である。主流路5b及び支流路5cは、導入流路5aにおける外部と反対側の末端である分岐部Aにて分岐した流路である。また、排出路5dは、主流路5b及び支流路5cに連結しており、気体を外部へ排出するための流路である。
微粒子測定器10における粒子分離装置は、ファン4、及び導入流路5aと主流路5bと支流路5cと排出路5dとから構成された気体流路を備えている。そして、ファン4を駆動源として、導入流路5aから導入された気体に含まれる粒子を、その慣性力によって、分岐部Aにおいて主流路5b及び支流路5cへ分離する。導入流路5aから導入された気体に含まれる粒子の分離(分粒)の原理については、後述する。
微小粒子を測定する測定部としてのセンサ1は、支流路5cの途中に設けられており、支流路5cを通過する気体中の微小粒子の量を測定する。このセンサ1は、例えば、通過する気流中の微粒子に光を照射し、微粒子から散乱した光を検出する(すなわち光散乱法)によって、気体中の微小粒子の量を測定するものである。また、センサ1は、光散乱法に限らず、重量法によって気体中の微小粒子の量を測定するものであってもよい。また、微小粒子を測定する測定部は、センサ1に限定されず、例えば、微小粒子を捕集するフィルターを備え、フィルターによって捕集された微小粒子を測定するものであってもよい。
ファン4は、ただ1つ設けられおり、導入流路5aから主流路5b及び支流路5cを介して排出路5dへ向かう気流を発生させる流体駆動部として機能する。ファン4における気体吸入面4aは、排出路5dと接続している。本実施形態における流体駆動部は、図2に示されるファン4に限定されず、導入流路5aから主流路5b及び支流路5cを介して排出路5dへ向かう気流を発生させることが可能なものであればよい。例えば、流体駆動部は、ポンプであってもよい。
図2に示されるように、ファン4の駆動によって、浮遊粒子を含んだ空気の流体(以下、含粒子流体と記す)は、支流路5c側へ傾斜した導入流路5aを通って、微粒子測定器10内に導入される(気流7a)。導入流路5aは、気流7aの方向に対して垂直な断面形状において、分岐部Aへ向かうに従い、流路が取り囲む面積(流路を構成する側壁によって囲まれた面積ともいう。以下、流路断面積と記す)が小さくなる構成になっている。それゆえ、導入流路5aに導入された含粒子流体は、気流7aに沿って、分岐部Aに向かうに従い加速することになる。それゆえ、導入流路5aは、流体加速部ともいう。
含粒子流体の気流7aは、分岐部Aにおいて、主流7b及び支流7cに分岐する。主流7b及び支流7cは、それぞれ、ファン4によって吸引される主流路5b及び支流路5cを通る。1つのファン4を流体駆動源として、主流7b及び支流7cに分岐して吸引することによって、大気などの含粒子流体を、導入流路5aを通して系内へ導入することができる。
微粒子測定器10において、系内へ吸引された含粒子流体は、気流7aが分岐部Aにおいて主流7b及び支流7cに分岐したときに、所望粒径の微小粒子8bを含む含粒子流体と所望粒径以外の粗大粒子8aを含む含粒子流体とに分粒される。このとき、主流7bには、所望粒径以外の粗大粒子8aを含む含粒子流体が含まれる。一方、支流7cには、所望粒径の微小粒子8bを含む含粒子流体が含まれる。
図3は、導入流路5aを通して系内へ導入された含粒子流体の分岐部Aにおける分粒の状態を模式的に示した断面図である。
図3に示されるように、ファン4によって系内に吸引された含粒子流体は、導入流路5aの分岐部Aへ向かうに従い加速する。分岐部Aにおいて、含粒子流体に含まれる粒子が周囲の気流7aに沿った主流7bに沿って運動するか否かは、ストークスの式より、粒子の密度、直径、速度に依存する。同一成分の粒子であれば、含粒子流体に含まれる粒子は、粒径が大きいほど、低い速度で含粒子流体の運動から外れる。このため、粒径が比較的大きい粗大粒子8aは、慣性力が大きいので、主流7bに乗せて主流路5bから排出路5dへ排出され、支流7c側へ入り込みにくくなる。一方、粒径が比較的小さい微小粒子8bは、慣性力が小さい。それゆえ、微小粒子8bの移動は、含粒子流体の粘性によって支配される。このため、微小粒子8bは、主流7b及び主流7bと逆方向の支流7cに乗せて、主流路5b及び支流路5cへ送り込まれる。このように、分岐部Aにおける粒子の速度によって特定粒径以下の粒子のみを支流7cへ導くことが可能になる。
このように、本実施形態に係る微粒子測定器10では、上述の流路構成及びファン4の配置などによって、ファン4によって吸引される含粒子流体に含まれる粗大粒子8aは、分岐部Aにおいて主流路5bと逆方向に延びた支流路5cへ混入しないようになっている。一方、微小粒子8bは、主流路5b及び支流路5cの両方に存在する。
図2に示すように、支流路5cへ送り込まれた、微小粒子8bを含む含粒子流体は、支流7cに乗って、センサ1を通過する。このようにセンサ1を通過することによって、含粒子流体に含まれる微小粒子8bの量が測定される。
センサ1から流出した、微小粒子8bを含む含粒子流体は、排出路5dへ向かって流出することになる。ここで、導入流路5a、主流路5b、及びファン4は、略同一方向に配列して設けられている。このような構成とすることによって、粗大粒子8aは、支流路5cへ逆流することなく、主流路5bへ分岐後、排出路5dを介して外部へ排出されやすくなる。それゆえ、測定対象でない粗大粒子8aを、効率的に除去することができる。
このように、図2に示される含粒子流体の気流において、粗大粒子8aを含む、含粒子流体の主流7bは、分岐部Aから、下側に配された排出路5dへ向かって最短距離になるように延びる主流路5bを通って、排出路5dから排出される。一方、微小粒子8bを含む、含粒子流体の支流7cは、分岐部Aから、主流路5bと逆方向に延びセンサ1を介して迂回して排出路5dに合流する支流路5cを通って、排出路5dから排出される。そして、このように分岐部Aにて粗大粒子8a及び微小粒子8bが分粒されるので、外部から吸引された含粒子流体のうち、粗大粒子8aを含む含粒子流体は、センサ1を通過することなく外部へ排出される。一方、微小粒子8bを含む含粒子流体は、センサ1にて量が測定された後、外部へ排出されることになる。
このように、本実施形態に係る微粒子測定器10においては、外部から吸引される含粒子流体の気流7aを、分岐部Aにおいて主流7b及び支流7cに分岐し、この分岐に際し、粗大粒子8a及び微小粒子8bの分粒を行っている。さらに、主流7b及び支流7cを1つの排出路5dにて合流させて外部へ排出している。また、主流7b及び支流7cの分岐は、単一の流体駆動源であるファン4によって実現されている。そして、支流路5cの途中にセンサ1を設けたことによって、支流7cの含粒子流体中の微小粒子8bの量を測定している。
それゆえ、ポンプ及び測定器という2つの駆動源を用いている特許文献1の技術と比較して、小型であり、かつ安価な微粒子測定器を実現することができる。
ここで、主流路5bの主流7bの流速と支流路5cの支流7cの流速とは、非常にシビアな調整が必要である。例えば、主流7bの流速が最適値よりも大きく、支流7cの流速が最適値よりも小さい場合、主流路5b側に、粗大粒子8aのみならず微小粒子8bの大半が流れてしまう。その結果、支流路5c側へ流れる微小粒子8bの量が僅少となるため、好適に、粗大粒子8aと微小粒子8bとを分別することができない。反対に、主流7bの流速が最適値よりも小さく、支流7cの流速が最適値よりも大きい場合、粗大粒子8aの一部が支流路5c側へ流れてしまい、やはり好適に、粗大粒子8aと微小粒子8bとを分別することができない。主流7bの流速及び支流7cの流速はそれぞれ、主流路5b及び支流路5cの流路抵抗とファン4の排気速度によって決定される。このうち、流路抵抗は、主流路5b及び支流路5cの形状によって決定される値であり、流路形状を変更しない限り調整することができない。一方、排気速度は、ファン4の出力の調整によってのみ、調整可能な値であり、比較的調整が容易である。このため、特許文献1の技術のように、主吸引路112及び支吸引路114に対し個別のファンによって排気する構成では、主吸引路112及び支吸引路114それぞれにおける流体の流速の調整は、容易に行うことができる(図7参照)。これに対して、微粒子測定器10では、単一のファン4によって主流路5b及び支流路5cの両方を排気するので、ファン4の出力によってそれぞれの流路における排気速度(すなわち主流7b及び支流7cの流速)を自由に調整することができないという課題が残されている。
また、主流7b及び支流7cの流速に対しファン4の排気速度を十分に活かすためには、ファン4における気体吸入面4aの面積を可能な限り広くし、排気に利用する形態とすることが望ましい。このような形態をとるために、微粒子測定器10では、主流路5bと支流路5cとを途中で合流させた合流流路(排出路5d)をファン4に接続した構成となっている。このような構成において、ファン4の気体吸入面4aが塞がれている場合、抵抗が大きくなりファン4の駆動源としての性能を十分に発揮することができない。それゆえ、ファン4の性能を十分に発揮するため、微粒子測定器10では、ファン4における吸気側の真上の部分に、気体吸入面4aと同程度の面積を有する空間を設けている。すなわち、気体吸入面4aと排出路5dとにより形成された空間を確保している。主流7b及び支流7cは、気体吸入面4aと排出路5dとにより形成された空間を通って外部に排出される。
ここで、図2に示されるように、微粒子測定器10では、支流路5cの流路長は、主流路5bの流路長よりも長くなっている。このため、主流7bよりも支流7cの方が、流路抵抗が大きくなっている。それゆえ、図3に示されるように、主流7b及び支流7cが合流する排出路5dでは、主流7bの方が、支流7cよりも流速が大きいため、乱流が発生する。その結果、排出路5dにおいて、主流7bに含まれる粗大粒子8aの一部が支流路5c側へ逆流するおそれがある。
そこで、本実施形態に係る微粒子測定器10では、図2に示されるように、排出路5dに、主流路5bから排出される主流7bと、支流路5cから排出される支流7cとを仕切る仕切板6が設けられている。この仕切板6は、排出路5dの中央に設けられている。すなわち、仕切板6によって区切られた気体吸入面4aの面積が、主流路5b側と支流路5c側とにおいて同じになっている。この仕切板6によって、主流7bと支流7cとの合流が防止される。その結果、主流路5bと支流路5cとの間にて粒子の逆流を防止することができる。
なお、仕切板6の位置は、排出路5dの中央に限定されず、仕切板6によって区切られた気体吸入面4aにおいて、主流7bが通過する面積と支流7cが通過する面積とが異なっていてもよい。このように、排出路5dにおいて仕切板6を中央からずれた位置に配置することによって、主流7bの流速及び支流7cの流速の比率が変化した微粒子測定器10を実現することができる。
また、仕切板6の角度や厚さは、主流路5b側と支流路5c側との間で異なっていてもよい。また、図3に示された構成では、仕切板6は、平板形状である。しかし、仕切板6の形状は、主流7bと支流7cとの合流を防止する構成であれば、平板形状に限定されず、曲面を有する形状であってもよい。さらには、仕切板6は、排出路5dにおける支流7cの出口部分を囲うような構造であってもよい。
また、本実施形態に係る微粒子測定器10において、粗大粒子8aを含む含粒子流体の主流7bが通る主流路5bは、下側に配された排出路5dへ向かって最短距離になるように延びて、排出路5dに連結する。一方、微小粒子8bを含む含粒子流体の支流7cが通る支流路5cは、分岐部Aから、主流路5bと逆方向に延びセンサ1を介して迂回して排出路5dに連結する。
このように、本実施形態に係る微粒子測定器10において、主流路5bは、ファン4によって直接主流7bを外部へ排出するため、流路長が比較的短くなっている。一方、支流路5cは、途中にセンサ1が設けられており、支流7cがセンサ1を通過するように構成されているため、流路長が比較的長くなっている。微粒子測定器10は、支流路5cの途中にセンサ1を備え、かつただ1つのファン4を流体駆動源としているため、支流路5cの流路長が主流路5bの流路長よりも長くなった構成となる。このように、支流路5cの流路長が主流路5bの流路長よりも長くなることによって、支流路5cにおける支流7cの流路抵抗が全体として大きくなり、分岐部Aでの支流7cの流速を低くすることができる。
また、本実施形態に係る微粒子測定器10において、分岐部Aでの支流路5cの入口の位置は、センサ1の位置よりも重力方向の下側に配されている。この場合、分岐部Aにおいて分岐した支流7cの方向は、重力方向と反対側の方向になる。
センサ1は、PM2.5等の微小粒子8bを測定対象としている。導入流路5aから流入する含粒子流体の気流7aには、微小粒子8bの他に、ほこり等の粗大粒子8aが含まれる。粗大粒子8aは、慣性力によって直進運動し、排出路5dから外部へ排出される。ここで、ほこり等の粗大粒子8aは、自重によって自然沈降の影響が大きいため、分岐部Aでの支流路5cの入口の位置を、センサ1の位置よりも重力方向の下側に配することによって、粗大粒子8aのセンサ1への誤混入を確実に防止することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図5の(a)及び(b)に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図5の(a)及び(b)は、本実施形態に係る微粒子測定器の構成を示す断面図である。
本実施形態に係る微粒子測定器10Aは、仕切板6Aの位置または形状が可変する点が、上記実施形態1と異なる。図5の(a)及び(b)に示されるように、仕切板6Aは、ファン4の気体吸入面4aの面内方向に移動可能になるように構成されている。そして、仕切板調整機構61(調整機構)は、仕切板6Aに接続し、仕切板6Aの位置または形状を変更する。仕切板調整機構61が、仕切板6Aの位置または形状を変更することによって、仕切板6Aによって区切られた気体吸入面4aにおける、主流7bが通過する面積と支流7cが通過する面積との比率を調節することが可能になる。例えば、支流7cの流速を増加させ主流7bの流速を減少させる場合、仕切板調整機構61は、支流7cが通過する面積が、主流7bが通過する面積よりも大きくなるように、仕切板6Aの位置または形状を変化させる。このように本実施形態に係る微粒子測定器10Aによれば、比較的単純な構成によって、主流7b及び支流7cの流速を調整することが可能になる。
そして、このように仕切板6Aの位置または形状を変化させることによって、主流7b及び支流7cの抵抗が変化し、導入流路5aに導入される気流7aの流速、並びに分岐部Aにおける主流7b及び支流7cの流速が変化する。このため、センサ1に流入する支流7cに含まれる微小粒子8bの粒度分布を変化させることができる。仕切板6Aの位置とセンサ1に流入する微小粒子8bの粒度分布との関係を示すデータを予め測定ことによって、ファン4の出力を変化させることなく測定対象の微小粒子8bの粒度分布を変化させることができる。
以上のように、本実施形態に係る微粒子測定器10Aによれば、主流7b及び支流7cそれぞれの流速を容易に調整可能とするとともに、主流路5bと支流路5cとの間にて粒子の逆流を防止することができる。
なお、仕切板6Aの位置または形状の変更は、単に仕切板6Aの手動による差し替えによって実現してもよいし、仕切板調整機構61のような駆動系によって実現してもよい。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について、図6の(a)及び(b)に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図6の(a)及び(b)は、本実施形態に係る微粒子測定器の構成を示す断面図である。
本実施形態に係る微粒子測定器10Bは、排出路5dにおける、仕切板6Bによって仕切られた2つの空間の連通及び分離を切り替える仕切板切替機構62(切替機構)を備えた点が、上記実施形態1と異なる。
図6の(a)及び(b)に示されるように、排出路5dの側壁面、ファン4の気体吸入面4a、及び排出路5dにおけるファン4と対向する対向面によって形成された空間は、仕切板6Bによって、主流通過空間5Eと支流通過空間5Fとに仕切られている。仕切板切替機構62は、仕切板6Bの位置または角度を変え、ファン4と対向する対向面からの高さを調整し、主流通過空間5Eと支流通過空間5Fとの連通及び分離を切り替える。そして、これによって、排出路5dにおける主流7b及び支流7cの合流並びに分離を切り替えることが可能になる。
仕切板切替機構62による切替によって、排出路5dにおいて主流7b及び支流7cが合流する場合(図6の(b)参照)、主流7b及び支流7cの混合流体は、支流路5cを通過してセンサ1へ逆流する。その結果、微粒子測定器10Bでは、主流7b及び支流7cの混合流体に含まれる粗大粒子8a及び微小粒子8bの両方がセンサ1にて測定される。一方、仕切板切替機構62による切替によって、排出路5dにおいて主流7b及び支流7cが分離する場合(図6の(a)参照)、支流7cに含まれる、特定の粒子径を有する微小粒子8bがセンサ1にて測定される。
このように、本実施形態に係る微粒子測定器10Bによれば、導入される気流7aに含まれる全粒子の測定(主流7b及び支流7cの合流時)と、導入される気流7aに含まれる特定粒径範囲の微小粒子8bの測定(主流7b及び支流7cの分離時)とを、1つの装置である仕切板切替機構62によって、切り替えることが可能になる。
なお、仕切板切替機構62は、主流通過空間5E及び支流通過空間5Fの連通並びに分離を切り替える機構を有していればよい。仕切板切替機構62は、例えば、仕切板6Bの除去及び取付を可能とする機構、仕切板6Bとファン4の気体吸入面4aとを離接可能とする機構、仕切板6Bの高さ(気体吸入面4aに対し垂直な方向の長さ)を調節する機構仕切板6Bに開口部が設けられ、該開口部を開閉する機構等が挙げられる。
〔実施形態4〕
本発明のさらに他の実施形態について、図7の(a)及び(b)に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図7の(a)及び(b)は、本実施形態に係る微粒子測定器の構成を示す断面図である。
本実施形態に係る微粒子測定器10Cは、仕切板切替機構62が排出路5dにおけるファン4と対向する対向面に対し仕切板6Bを起立及び転倒させる機構になっている点が、上記実施形態3と異なる。
仕切板切替機構62は、図7の(a)に示されるように、仕切板6Bを、ファン4と対向する対向面に対し起立させることによって、主流通過空間5Eと支流通過空間5Fとを分離している。また、図7の(b)に示されるように、仕切板6Bを、ファン4と対向する対向面に対し転倒させることによって、主流通過空間5Eと支流通過空間5Fと連通させている。これによって、仕切板切替機構62は、排出路5dにおける主流7b及び支流7cの合流並びに分離を切り替えることが可能になる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る粒子分離装置は、外部から気体を導入する導入流路5aと、導入流路5aにおける外部と反対側の末端にある分岐部Aにて分岐した主流路5b及び支流路5cと、上記主流路5b及び上記支流路5cに連結し気体を外部へ排出する排出路5dと、を有する気体流路と、上記導入流路5aから上記主流路5b及び上記支流路5cを介して上記排出路5dへ向かう気流を発生させる、1つの流体駆動部(ファン4)と、を備え、上記導入流路5aから導入される気体に含まれる粒子を、その慣性力によって、上記主流路5b及び上記支流路5cへ分離する粒子分離装置であって、上記排出路5dには、上記主流路5bから排出される主流7bと上記支流路5cから排出される支流7cとを仕切る仕切板6、6A、6Bが設けられていることを特徴としている。
上記の構成によれば、外部から吸引される含粒子流体の気流7aを、分岐部Aにおいて主流路5bを通過する主流7b、及び支流路5cを通過する支流7cに分岐し、この分岐に際し、粗大粒子8a及び微小粒子8bの分粒を行っている。さらに、主流7b及び支流7cを1つの排出路5dにて合流させて外部へ排出している。また、単一の流体駆動源であるファン4によって、上記導入流路5aから導入される気体に含まれる粒子を、その慣性力によって、上記主流路5b及び上記支流路5cへ分離している。
それゆえ、ポンプ及び測定器という2つの駆動源を用いている特許文献1の技術と比較して、小型であり、かつ安価な粒子分離装置を実現することができる。
ここで、主流7b及び支流7cが合流する排出路5dでは、主流7bの方が、支流7cよりも流速が大きいため、乱流が発生する。その結果、排出路5dにおいて、主流7bに含まれる粗大粒子8aの一部が支流路5c側へ逆流するおそれがある。
そこで、上記の構成によれば、上記排出路5dには、上記主流路5bから排出される主流7bと、上記支流路5cから排出される支流7cとを仕切る仕切板6が設けられているので、この仕切板6によって、主流7bと支流7cとの合流が防止される。その結果、上記の構成によれば、主流路5bと支流路5cとの間にて粒子の逆流を防止することができる。
本発明の態様2に係る粒子分離装置は、上記態様1において、上記流体駆動部(ファン4)の気体吸入面4aは、上記排出路5dと接続しており、上記仕切板6によって区切られた上記気体吸入面4aにおいて、上記主流7bが通過する面積と上記支流7cが通過する面積とが異なっていてもよい。
これによって、主流7bの流速及び支流7cの流速の比率を変化させることができる。
本発明の態様3に係る粒子分離装置は、上記態様1または2において、上記流体駆動部(ファン4)の気体吸入面4aは、上記排出路5dと接続しており、上記仕切板6Aの位置または形状を変更し、上記仕切板6Aによって区切られた上記気体吸入面4aにおける、上記主流7bが通過する面積と上記支流7cが通過する面積との比率を調節する調整機構(仕切板調整機構61)をさらに備えたことが好ましい。
上記の構成によれば、上記調整機構(仕切板調整機構61)は、上記仕切板6Aの位置または形状を変更し、上記仕切板6Aによって区切られた上記気体吸入面4aにおける、上記主流7bが通過する面積と上記支流7cが通過する面積との比率を調節することによって、主流7b及び支流7cの流速を調整している。このように、上記の構成によれば、比較的単純な構成によって、主流7b及び支流7cの流速を調整することが可能になる。
本発明の態様4に係る粒子分離装置は、上記態様1から3において、上記排出路5dにおける、上記仕切板6Bによって仕切られた2つの空間(主流通過空間5E及び支流通過空間5F)同士の連通及び分離を切り替える切替機構(仕切板切替機構62)を備えたことが好ましい。
上記の構成によれば、上記切替機構(仕切板切替機構62)によって、排出路5dにおける主流7b及び支流7cの合流並びに分離を切り替えることができる。それゆえ、上記の構成によれば、導入される気流7aに含まれる全粒子の測定(主流7b及び支流7cの合流時)と、導入される気流7aに含まれる特定粒径範囲の微小粒子8bの測定(主流7b及び支流7cの分離時)とを、1つの装置である仕切板切替機構62によって、切り替えることが可能になる。
本発明の態様5に係る粒子分離装置は、上記態様1から4において、導入流路5a、主流路5b、及び流体駆動部(ファン4)が、同一方向に配列して設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、導入流路5a、主流路5b、及び流体駆動部(ファン4)が、同一方向に配列して設けられているので、粗大粒子は、支流路5cへ逆流することなく、主流路5bへ分岐後、すぐに排出路5dを介して外部へ排出される。それゆえ、上記の構成によれば、測定対象でない、比較的サイズが大きな粗大粒子を、効率的に除去することができる。
また、本発明の態様6に係る粒子分離装置は、上記態様1から5において、支流路5cの流路長は、主流路5bの流路長よりも長いことが好ましい。
さらに、本発明の態様7に係る粒子分離装置は、上記態様1から6において、支流路5cは、分岐部Aから、主流路5bと逆方向に延びており、迂回して排出路5dと合流していることが好ましい。
上記の構成によれば、主流路5bは、ファン4によって直接主流7bを外部へ排出するため、流路長が比較的短くなっている。一方、支流路5cは、途中にセンサ1が設けられており、支流7cがセンサ1を通過するように構成されているため、流路長が比較的長くなっている。粒子分離装置は、ただ1つのファン4を流体駆動源としているため、支流路5cの流路長が主流路5bの流路長よりも長くなった構成となる。このように、支流路5cの流路長が主流路5bの流路長よりも長くなることによって、支流路5cにおける支流7cの流路抵抗が全体として大きくなり、分岐部Aでの支流7cの流速を低くすることができる。
本発明の態様8に係る微粒子測定器は、上記態様1から7の何れかの粒子分離装置と、気体中の微小粒子を測定する測定部(センサ1)と、を備えた微粒子測定器10,10A,10Bであって、上記測定部(センサ1)は、上記支流路5cの途中に設けられていることを特徴としている。
それゆえ、ポンプ及び測定器という2つの駆動源を用いている特許文献1の技術と比較して、小型であり、かつ安価な微粒子測定器を実現することができる。
また、本発明の態様9に係る微粒子測定器は、上記態様8において、上記測定部(センサ1)は、分岐部Aにおける流体駆動部(ファン4)と反対側に配置されており、支流路5cは、分岐部Aから、主流路5bと逆方向に延びており、測定部(センサ1)を介して迂回して排出路5dと合流していることが好ましい。
本発明の態様10に係る微粒子測定器は、上記態様8または9において、上記分岐部Aでの上記支流路5cの入口の位置は、上記測定部(センサ1)の位置よりも重力方向の下側に配されていることが好ましい。この場合、分岐部Aにおいて分岐した支流7cの方向は、重力方向と反対側の方向になる。
粗大粒子8aは、慣性力によって直進運動し、排出路5dから外部へ排出される。ここで、上記の構成によれば、ほこり等の粗大粒子8aは、自重によって自然沈降の影響が大きいため、分岐部Aでの支流路5cの入口の位置を、センサ1の位置よりも重力方向の下側に配することによって、粗大粒子8aのセンサ1への誤混入を確実に防止することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、大気中に浮遊する微粒子を分離し分離した微粒子の量を測定する、微粒子測定装置や微粒子センサに利用することができる。
1 センサ(測定部)
2 吸気部
3 分粒部
4 ファン(流体駆動部)
5a 導入流路
5b 主流路
5c 支流路
5d 排出路
6、6A、6B 仕切板
61 仕切板調整機構(調整機構)
62 仕切板切替機構(切替機構)
7a 気流
7b 主流
7c 支流
8a 粗大粒子
8b 微小粒子
10、10A、10B、10C 微粒子測定器
A 分岐部

Claims (7)

  1. 外部から気体を導入する導入流路と、導入流路における外部と反対側の末端にある分岐部にて分岐した主流路及び支流路と、上記主流路及び上記支流路に連結して気体を外部へ排出するとともに、上記分岐部にて分岐した上記主流路及び上記支流路を再び合流させた合流流路である排出路と、を有する気体流路と、
    上記導入流路から上記主流路及び上記支流路を介して上記排出路へ向かう気流を発生させる、1つの流体駆動部と、を備え、上記導入流路から導入される気体に含まれる粒子を、その慣性力によって、上記主流路及び上記支流路へ分離する粒子分離装置であって、
    上記排出路には、上記主流路から排出される主流と上記支流路から排出される支流とを仕切る仕切板が設けられており、
    上記流体駆動部の気体吸入面は、上記排出路と接続しており、
    上記仕切板によって、上記気体吸入面において、上記主流が通過する領域と上記支流が通過する領域とが区切られていることを特徴とする粒子分離装置。
  2. 外部から気体を導入する導入流路と、導入流路における外部と反対側の末端にある分岐部にて分岐した主流路及び支流路と、上記主流路及び上記支流路に連結し気体を外部へ排出する排出路と、を有する気体流路と、
    上記導入流路から上記主流路及び上記支流路を介して上記排出路へ向かう気流を発生させる、1つの流体駆動部と、を備え、上記導入流路から導入される気体に含まれる粒子を、その慣性力によって、上記主流路及び上記支流路へ分離する粒子分離装置であって、
    上記排出路には、上記主流路から排出される主流と上記支流路から排出される支流とを仕切る仕切板が設けられており、
    上記排出路における、上記仕切板によって仕切られた主流通過空間及び支流通過空間同士の連通及び分離を切り替える切替機構を備えたことを特徴とする粒子分離装置。
  3. 上記排出路における、上記仕切板によって仕切られた主流通過空間及び支流通過空間同士の連通及び分離を切り替える切替機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の粒子分離装置。
  4. 上記仕切板によって区切られた上記気体吸入面において、上記主流が通過する面積と上記支流が通過する面積とが異なっていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の粒子分離装置。
  5. 上記排出路において、主流の方が支流よりも流速が大きいことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の粒子分離装置。
  6. 上記仕切板の位置または形状を変更し、上記仕切板によって区切られた上記気体吸入面における、上記主流が通過する面積と上記支流が通過する面積との比率を調節する調整機構をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の粒子分離装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の粒子分離装置と、
    気体中の微小粒子を測定する測定部と、を備えた微粒子測定器であって、
    上記測定部は、上記支流路の途中に設けられていることを特徴とする微粒子測定器。
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