JP5805474B2 - 音声評価装置,音声評価方法,及びプログラム - Google Patents
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Description
さらに、本発明の音声評価装置においては、楽譜データ取得手段が、対象楽曲の楽譜を表し、音源モジュールから出力される個々の出力音について、少なくとも音高及び出力開始タイミングが規定された楽譜データを取得し、帯域特定手段が、楽譜データ取得手段で取得した楽譜データに基づいて、対象楽曲の少なくとも一部の区間における最低音高から最高音高までの周波数帯域である楽曲音域を導出し、該楽曲音域に含まれる1つの出力音の音高から該1つの出力音を基音とした第規定倍音の音高までの周波数帯域を表す音声成分帯域を楽曲音域に加えた音域である歌唱音声帯域を特定する。
この場合、特性取得手段は、聴覚感度特性のうちの帯域特定手段にて特定された歌唱音声帯域に対応する周波数帯域での周波数特性を、聴覚感度特性として取得する。
波数帯域に対して実行されることになり、当該一致度の導出に必要な処理量を最小限とすることができる。
そして、楽譜データ取得過程で、楽譜データを取得し、帯域特定過程で、楽曲音域を導出し、音声成分帯域を楽曲音域に加えた音域である歌唱音声帯域を特定する。さらに、特性取得過程では、聴覚感度特性のうちの帯域特定過程にて特定された歌唱音声帯域に対応する周波数帯域での周波数特性を、聴覚感度特性として取得する。
さらに、楽譜データを取得する楽譜データ取得手順と、楽曲音域を導出し、音声成分帯域を楽曲音域に加えた音域である歌唱音声帯域を特定する帯域特定手順とをコンピュータに実行させる。さらに、特性取得手順では、聴覚感度特性のうちの帯域特定手順にて特定された歌唱音声帯域に対応する周波数帯域での周波数特性を、聴覚感度特性として取得する。
図1に示すように、カラオケシステム1は、ユーザによって指定されたカラオケ楽曲の再生を行うカラオケ装置20と、カラオケ楽曲の再生に必要なデータである楽曲MIDIデータをカラオケ装置20に配信するサーバ30とを備え、それらカラオケ装置20とサーバ30とはネットワーク(例えば、専用回線や、WAN等)を介して接続されている。つまり、カラオケシステム1は、いわゆる通信カラオケシステムとして構成されている。
次に、カラオケ装置20の構成について説明する。
操作受付部24は、例えば、複数のキースイッチ等から構成された入力装置や、周知のリモコンを介して入力された指令を受け付ける受信装置などからなる。
ここで、図2は、制御部28が実行する音声評価処理の処理手順を示すフローチャートである。
数の区間であり、例えば、対象楽曲中のフレーズや、Aメロ,Bメロ,サビといった単位の区間が規定されている。
以上説明したように、上記実施形態の音声評価処理では、対象楽曲の演奏中に取得した歌唱波形データvwの周波数成分強度分布におけるスペクトル包絡が帯域制限特性LRA
(fi(m))の感度の包絡に合致するほど、当該歌唱波形データvwに対応する音声が人にとって聴き取りやすいものとして、聴覚感度特性スコアSCの値を大きく、即ち、高く評価する。一方、スペクトル包絡が帯域制限特性LRA(fi(m))の感度の包絡に合致しないほど、当該歌唱波形データvwに対応する音声が人にとって聴き取りにくいものとして、聴覚感度特性スコアSCの値を小さく、即ち、低く評価する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、音声評価処理の起動タイミングは、カラオケ演奏処理の実行中に、当該音声評価処理を実行する旨の指令が操作受付部24を介して入力されたときであっても良いし、カラオケ演奏処理の終了後であっても良い。後者の場合、カラオケ演奏処理によって対象楽曲が演奏されている期間中に入力された歌唱波形データvwを記憶し、その記憶された歌唱波形データvwを、評価の対象とする必要がある。
最後に、上記実施形態の記載と、特許請求の範囲の記載との関係を説明する。
Claims (4)
- 人の聴覚の周波数特性を表す聴覚感度特性を取得する特性取得手段と、
楽曲の1つである対象楽曲の演奏中に入力された音の波形を表す音声波形を取得する音声波形取得手段と、
前記音声波形取得手段で取得した音声波形に含まれる周波数、及び各周波数成分の強さを表す周波数成分強度分布を導出する周波数成分強度分布導出手段と、
前記周波数成分強度分布導出手段で導出した周波数成分強度分布における周波数成分の強さの平均値が、予め規定された規定値に一致するように、当該周波数成分強度分布における周波数成分の強さを正規化する正規化手段と、
前記特性取得手段で取得した聴覚感度特性と、前記正規化手段で正規化された周波数成分強度分布とに基づいて、当該正規化された周波数成分強度分布と前記聴覚感度特性との差が小さいほど値が大きい音声パワーを導出し、該音声パワーが大きいほど、高い評価を出力する評価手段と、
前記対象楽曲の楽譜を表し、音源モジュールから出力される個々の出力音について、少なくとも音高及び出力開始タイミングが規定された楽譜データを取得する楽譜データ取得手段と、
前記楽譜データ取得手段で取得した楽譜データに基づいて、前記対象楽曲の少なくとも一部の区間における最低音高から最高音高までの周波数帯域である楽曲音域を導出し、該楽曲音域に含まれる1つの出力音の音高から該1つの出力音を基音とした第規定倍音の音高までの周波数帯域を表す音声成分帯域を前記楽曲音域に加えた音域である歌唱音声帯域を特定する帯域特定手段と
を備え、
前記特性取得手段は、
前記聴覚感度特性のうちの前記帯域特定手段にて特定された歌唱音声帯域に対応する周波数帯域での周波数特性を、前記聴覚感度特性として取得する
ことを特徴とする音声評価装置。 - 前記帯域特定手段は、
前記対象楽曲の時間進行に沿って、前記一部の区間として規定された区間ごとに前記歌唱音声帯域を順次特定し、
前記特性取得手段は、
前記帯域特定手段にて前記歌唱音声帯域が特定されるごとに、該歌唱音声帯域に対応する周波数帯域での周波数特性を、前記聴覚感度特性として取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の音声評価装置。 - 人の聴覚の周波数特性を表す聴覚感度特性を取得する特性取得過程と、
楽曲の1つである対象楽曲の演奏中に入力された音の波形を表す音声波形を取得する音声波形取得過程と、
前記音声波形取得過程で取得した音声波形に含まれる周波数、及び各周波数成分の強さを表す周波数成分強度分布を導出する周波数成分強度分布導出過程と、
前記周波数成分強度分布導出過程で導出した周波数成分強度分布における周波数成分の強さの平均値が、予め規定された規定値に一致するように、当該周波数成分強度分布における周波数成分の強さを正規化する正規化過程と、
前記特性取得過程で取得した聴覚感度特性と、前記正規化過程で正規化された周波数成分強度分布とに基づいて、当該正規化された周波数成分強度分布と前記聴覚感度特性との差が小さいほど値が大きい音声パワーを導出し、該音声パワーが大きいほど、高い評価を出力する評価過程と、
前記対象楽曲の楽譜を表し、音源モジュールから出力される個々の出力音について、少なくとも音高及び出力開始タイミングが規定された楽譜データを取得する楽譜データ取得過程と、
前記楽譜データ取得過程で取得した楽譜データに基づいて、前記対象楽曲の少なくとも一部の区間における最低音高から最高音高までの周波数帯域である楽曲音域を導出し、該楽曲音域に含まれる1つの出力音の音高から該1つの出力音を基音とした第規定倍音の音高までの周波数帯域を表す音声成分帯域を前記楽曲音域に加えた音域である歌唱音声帯域を特定する帯域特定過程と
を備え、
前記特性取得過程は、
前記聴覚感度特性のうちの前記帯域特定過程にて特定された歌唱音声帯域に対応する周波数帯域での周波数特性を、前記聴覚感度特性として取得する
ことを特徴とする音声評価方法。 - 人の聴覚の周波数特性を表す聴覚感度特性を取得する特性取得手順と、
楽曲の1つである対象楽曲の演奏中に入力された音の波形を表す音声波形を取得する音声波形取得手順と、
前記音声波形取得手順で取得した音声波形に含まれる周波数、及び各周波数成分の強さを表す周波数成分強度分布を導出する周波数成分強度分布導出手順と、
前記周波数成分強度分布導出手順で導出した周波数成分強度分布における周波数成分の強さの平均値が、予め規定された規定値に一致するように、当該周波数成分強度分布における周波数成分の強さを正規化する正規化手順と、
前記特性取得手順で取得した聴覚感度特性と、前記正規化手順で正規化された周波数成分強度分布とに基づいて、当該正規化された周波数成分強度分布と前記聴覚感度特性との差が小さいほど値が大きい音声パワーを導出し、該音声パワーが大きいほど、高い評価を出力する評価手順と、
前記対象楽曲の楽譜を表し、音源モジュールから出力される個々の出力音について、少なくとも音高及び出力開始タイミングが規定された楽譜データを取得する楽譜データ取得手順と、
前記楽譜データ取得手順で取得した楽譜データに基づいて、前記対象楽曲の少なくとも一部の区間における最低音高から最高音高までの周波数帯域である楽曲音域を導出し、該楽曲音域に含まれる1つの出力音の音高から該1つの出力音を基音とした第規定倍音の音高までの周波数帯域を表す音声成分帯域を前記楽曲音域に加えた音域である歌唱音声帯域を特定する帯域特定手順と
をコンピュータに実行させ
前記特性取得手順では、
前記聴覚感度特性のうちの前記帯域特定手順にて特定された歌唱音声帯域に対応する周波数帯域での周波数特性を、前記聴覚感度特性として取得する
ことを特徴とするプログラム。
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JP2011197391A JP5805474B2 (ja) | 2011-09-09 | 2011-09-09 | 音声評価装置,音声評価方法,及びプログラム |
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