JP5804069B2 - 建物情報提供装置及び建物情報提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の構成情報を提供する技術に関する。
工務店、住宅メーカ、建設業者等のような建物の売り手は、従来、建物の平面図や立面図を用いて、建物の購入を検討する者(以降、買い手とも表記する)に説明を行っていた。しかし、平面図や立面図では、買い手が建物の完成イメージを抱き難いため、売り手は、パース、パース図、3Dパース等と呼ばれる透視投影図(以降、パース図と表記する)を買い手に見せることにより、買い手の購買意欲を向上させていた。このようなパース図には、建物の外観や内観の完成イメージが示される。
パース図は、3次元CAD(Computer Aided Design)等のソフトウェアを用いて一点物として作成されるのが一般的であった。売り手は、予めこのようなパース図を準備し、そのパース図を持って商談などに挑んでいた。
しかしながら、このような従来手法では、商談の場における買い手の要望に即座に応えることはできなかった。買い手が建物の或る部位を別の形態に変えることを望んだ場合に、売り手はその要求された形態を反映させたパース図を即座に提供することができなかった。
そこで、下記特許文献1は、このような問題点を解決するべく、エレベータパース画像作成システムを提案している。このエレベータパース画像作成システムは、顧客の要望に応じてオプションを種々選択したときのイメージを正確に伝え、専任のオペレータを置かなくても、顧客が納得できる仕様を迅速かつ容易に決定する手段を備える。
特開2006−318167号公報
しかしながら、上述の提案手法は、顧客の要望に応じたパース図をその場で作成することを試みているに過ぎず、リコメンド情報などを提供することにより、顧客のオプション選択を助けることについては考慮されていなかった。即ち、顧客は、エレベータのオプションを選ぶ際には、全てのオプションの中から或るオプションを自身で選択するしかなかった。
このように、上述の提案手法では、構成部材の選択オプションが多い建物が対象となる場合、買い手の要望を固めること自体に、多くの時間が必要となってしまう。これは、建物の構成部位が多ければ多い程、及び、各部位に採用され得る構成部材の種類が多ければ多い程、顕著である。更に、パース図の作成自体に料金が設定されている場合、買い手の要望が変わる度にコストが発生することになる。
なお、ここで用いられるパース図とは、建物の完成イメージの全体又は一部を示すあらゆる建物図面を意味するものとする。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、買い手が建物の構成を決定するために役立つ建物構成情報を提供する。
本発明の各態様では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
第1の態様に係る建物情報提供装置は、ユーザにより選択された、建物を形成する各部位に採用される各構成部材の組み合わせパターンを保持するパターン保持手段と、上記ユーザにより選択された組み合わせパターンが反映された建物の図面に関する、プレビュー作成を指示するプレビュー作成操作及び購入を指示する図面購入操作の少なくとも一方を含む所定ユーザ操作を検出する操作検出手段と、上記所定ユーザ操作の検出に応じて、パターン保持手段に保持されている組み合わせパターンに含まれる各構成部材に関し上記所定ユーザ操作の回数をそれぞれカウントするカウント手段と、カウント手段によりカウントされた各構成部材に関する上記所定ユーザ操作の回数が反映された建物構成情報をユーザ端末に表示させる表示データを生成する表示処理手段と、を備える。
第2の態様に係る建物情報提供方法は、少なくとも1つのコンピュータが、ユーザにより選択された、建物を形成する各部位に採用される各構成部材の組み合わせパターンを、パターン保持部に保持させ、上記ユーザにより選択された組み合わせパターンが反映された建物の図面に関する、プレビュー作成を指示するプレビュー作成操作及び購入を指示する図面購入操作の少なくとも一方を含む所定ユーザ操作を検出し、上記所定ユーザ操作の検出に応じて、パターン保持部に保持されている組み合わせパターンに含まれる各構成部材に関し上記所定ユーザ操作の回数をそれぞれカウントし、カウントされた各構成部材に関する上記所定ユーザ操作の回数が反映された建物構成情報をユーザ端末に表示させる表示データを生成する、ことを含む。
なお、本発明の別態様としては、第1の態様に係る各構成を少なくとも1つのコンピュータに実現させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。この記録媒体は、非一時的な有形の媒体を含む。
上記各態様によれば、買い手が建物の構成を決定するために役立つ建物構成情報を提供する技術を実現することができる。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
図1は、第1実施形態におけるパース画像作成システムの構成例を概念的に示す図である。 図2は、WEBサーバ、パースサーバ及び推奨パターンサーバの各処理構成をそれぞれ概念的に示す図である。 図3は、カレントパターンデータの例を示す図である。 図4は、部材データの例を示す図である。 図5は、部材別ユーザ操作データの例を示す図である。 図6は、推奨パターンデータ及びパターン別ユーザ操作データの例を示す図である。 図7は、第1実施形態におけるパース画像作成システムの動作例を示す図である。 図8は、推奨パターンのランキング表示画面の例を示す図である。 図9Aは、構成部材を変更するための外装デザイン詳細設定画面の例を示す図である。 図9Bは、構成部材を変更するための外装デザイン詳細設定画面の例を示す図である。 図10は、第2実施形態における部材別ユーザ操作データの例を示す図である。 図11は、第2実施形態におけるパターン別ユーザ操作データの例を示す図である。 図12は、第2実施形態におけるパース画像作成システム1の動作例を示す図である。 図13は、変形例における部材別ユーザ操作データの例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に挙げる実施形態は例示であり、本発明は以下の実施形態の構成に限定されない。
本実施形態に係る建物情報提供装置は、ユーザにより選択された、建物を形成する各部位に採用される各構成部材の組み合わせパターンを保持するパターン保持部と、ユーザにより選択された組み合わせパターンが反映される建物の図面のための所定ユーザ操作を検出する操作検出部と、当該所定ユーザ操作の検出に応じて、上記パターン保持部に保持されている組み合わせパターンに含まれる各構成部材に関し当該所定ユーザ操作の回数をそれぞれカウントするカウント部と、このカウント部によりカウントされた各構成部材に関する当該所定ユーザ操作の回数が反映された建物構成情報をユーザ端末に表示させる表示データを生成する表示処理部と、を備える。
このように、本実施形態では、建物に関する構成部材の組み合わせパターンが反映された建物の画像のための所定ユーザ操作が行われると、その建物画像の元となった組み合わせパターンに含まれる各構成部材の当該所定ユーザ操作の回数がそれぞれカウントされる。そして、各構成部材に関する当該所定ユーザ操作の回数が反映された建物構成情報の表示データが生成され、そのような建物構成情報がユーザ端末に表示される。
ここで、ユーザとは、建物情報提供装置の利用者であり、例えば、建物の購入を検討する買い手である。また、当該所定ユーザ操作は、例えば、建物の図面のプレビュー作成を指示するプレビュー作成操作、建物の図面の購入を指示する図面購入操作等である。
従って、本実施形態によれば、買い手は、他の買い手により、図面のプレビュー作成や図面の購入により選ばれる回数の多かった構成部材やその回数が少ない構成部材の情報を入手することができる。言い換えれば、買い手は、建物を形成する各部位に採用される構成部材の人気を知ることができるため、そのような情報を建物の構成を決定する上で役立てることができる。例えば、単純に人気が高い構成部材を優先的に選ぶことで、買い手は、所望の建物構成を簡単に決定することができる。
また、各構成部材に関する当該所定ユーザ操作の回数が反映された建物構成情報は、構成部材メーカにとっても有用な情報である。建物の図面のための所定ユーザ操作の対象とされる回数は、その構成部材の人気の高さを示すと言える。よって、このような情報が反映された建物構成情報を各構成部材メーカに提供すれば、各構成部材メーカは、自製品(構成部材)の人気や他社製品の状況を知ることができ、生産戦略、販売戦略の策定に役立てることができる。
なお、本実施形態における建物情報提供装置は、物理的に1台の装置(コンピュータ)で実現されることを前提としているわけではなく、物理的に複数の装置(コンピュータ)で実現されてもよい。
以下、上述の実施形態について更に詳細を説明する。以下の各実施形態は、上述の建物情報提供装置の構成を住宅のためのパース画像作成システムに適用した場合の例である。なお、上述の建物情報提供装置の構成は、住宅のためのパース画像作成システムへの適用に限定されるものではなく、ビル、娯楽施設などの様々な建物の構成情報を買い手に提供するシステムに適用可能である。
[第1実施形態]
〔システム構成〕
図1は、第1実施形態におけるパース画像作成システム(以降、単にシステムと表記する場合もある)1の構成例を概念的に示す図である。第1実施形態におけるシステム1は、WEBサーバ10、パースサーバ20、推奨パターンサーバ30等を有する。WEBサーバ10、パースサーバ20及び推奨パターンサーバ30はネットワーク2で相互に接続される。
ネットワーク2は、インターネット等のような公衆網、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、無線通信ネットワークなどの少なくとも1つの通信網によって形成される。本実施形態では、WEBサーバ10、パースサーバ20及び推奨パターンサーバ30間の接続形態、及び、本システム1とユーザ端末50との間の接続形態を限定しない。
ユーザ端末50は、PC(Personal Computer)、携帯電話、携帯PC等のような一般的なユーザ端末である。本システム1を利用するユーザは、ユーザ端末50を用いて、ネットワーク2を介して本システム1にアクセスすることにより、本システム1から住宅構成情報を受ける。ユーザ端末50は、システム1と通信する機能、システム1から提供される表示データ(HTML(Hyper Text Markup Language)データ等)を表示し、ユーザ操作を受け付けるユーザインタフェース機能等の一般的な機能を有していればよく、本実施形態は、ユーザ端末50のハードウェア構成及びソフトウェア構成を制限しない。なお、本実施形態では、ユーザ端末50とシステム1との間のインタフェースとしてWEBシステムが利用される例が示される。
WEBサーバ10は、ユーザ端末50と本システム1との間のインタフェースとして動作する。このインタフェースは例えばWEBシステムにより実現される。WEBサーバ10は、パースサーバ20及び推奨パターンサーバ30から得られるデータに基づいて、ユーザ端末50上で所定画面を表示させるための表示データを作成し、これをユーザ端末50へ送る。WEBサーバ10は、ユーザ端末50上に表示された画面を介したユーザ操作を受け付け、そのユーザ操作に応じた処理を行う。
パースサーバ20は、ユーザにより選択された、住宅を形成する各部位に採用される各構成部材の組み合わせパターン(後述のカレントパターンデータ)に基づいて、プレビュー画像及びパース画像を作成する。プレビュー画像及びパース画像は、WEBサーバ10を介してユーザ端末50へ送られる。
推奨パターンサーバ30は、住宅を形成する複数の構成部材に関する複数の推奨組み合わせパターン(以降、推奨パターンとも表記する)を管理すると共に、各構成部材や各推奨組み合わせパターンに対するユーザ操作回数をカウントし、これらユーザ操作回数が反映された所定の住宅構成情報をWEBサーバ10を介してユーザ端末50に提供する。推奨パターン及び所定の住宅構成情報については後述する。
WEBサーバ10、パースサーバ20及び推奨パターンサーバ30は、いわゆるコンピュータであり、例えば、バス8で相互に接続される、CPU(Central Processing Unit)5、メモリ6、入出力インタフェース(I/F)7等をそれぞれ有する。メモリ6は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスク、可搬型記憶媒体等である。入出力I/F7は、ネットワーク2を介して他のサーバと通信を行う通信装置等と接続される。入出力I/F7は、表示装置や入力装置等のようなユーザインタフェース装置と接続されてもよい。本実施形態は、WEBサーバ10、パースサーバ20及び推奨パターンサーバ30のハードウェア構成を限定しない。
〔装置構成〕
図2は、WEBサーバ10、パースサーバ20及び推奨パターンサーバ30の各処理構成をそれぞれ概念的に示す図である。以下、システム1を構成する各サーバ10、20及び30の処理構成についてそれぞれ説明する。
〈WEBサーバ〉
WEBサーバ10は、ページ作成部11、パターン保持部12、操作処理部13、通信部14等を有する。これら各処理部は、例えば、メモリ6に格納されるプログラムがCPU5により実行されることで実現される。当該プログラムは、例えば、CD(Compact Disc)、メモリカード等のような可搬型記録媒体やネットワーク上の他のコンピュータから入出力I/F7を介してインストールされ、メモリ6に格納される。
ページ作成部11は、操作処理部13からの指示に応じて、ユーザ端末50に表示させるための各種表示データ(WEBページ)を作成する。作成されたWEBページによりユーザ端末50で表示される画面の例については後述する。ページ作成部11は、予め用意されている複数のWEBページを保持しており、操作処理部13からの指示に対応するWEBページを取得するようにしてもよい。ページ作成部11は、作成された又は取得されたWEBページを通信部14を介してユーザ端末50へ送信する。
特に、ページ作成部11は、推奨組み合わせパターンのランキング表示画面をユーザ端末50に表示させるためのページを作成する。このランキング表示画面は、部位毎の構成部材のランキングから自動生成される推奨組み合わせパターンを含む場合もある。よって、このようなページは、建物構成情報と呼ぶことができ、ページ作成部11は、表示処理手段と呼ぶこともできる。
パターン保持部12は、カレントパターンデータを保持する。カレントパターンデータとは、ユーザにより選択された、住宅を形成する各部位に採用される各構成部材の組み合わせパターンに関する情報である。
図3は、カレントパターンデータの例を示す図である。図3に示されるように、カレントパターンデータには、その組み合わせパターンを特定するためのカレントパターンコードと、住宅を形成する各部位に採用されている各構成部材を特定するための部材コードとが含まれる。図3の例では、当該各部位として、屋根、外壁1階、外壁2階、バルコニー、玄関が示されている。本実施形態は、住宅を形成する構成部位を制限しない。構成部位には、図3の例の他に、例えば、破風、鼻隠し、軒天、樋、幕板、庇、外壁仕上、ポーチ、勝手口ドア、サッシ、シャッター、雨戸、面格子、基礎等がある。構成部位として、例えば、住宅を設計するにあたり変更され得る部位の全部又は一部がカレントパターンデータに含まれていればよい。
操作処理部13は、ページ作成部11により提供されるWEBページによりユーザ端末50上で表示される画面に対する所定のユーザ操作を検出し、その検出されたユーザ操作に応じた処理を実行する。よって、操作処理部13は、操作検出部と呼ぶこともできる。ユーザ操作は、例えば、ユーザ端末50で表示される画面内の構成要素(ボタン等)に対する選択操作(クリック操作等)が行われたことを示す通知をユーザ端末50から受信することにより検出される。所定ユーザ操作は、例えば、推奨パターンのランキング表示画面から所望の推奨パターンを選択する操作、住宅の図面のプレビュー作成を指示する操作、構成部材を変更する操作等である。
操作処理部13は、推奨パターンの選択操作を検出すると、その推奨パターンをパターン保持部12で保持されるカレントパターンデータに反映させる。このとき、カレントパターンデータのカレントパターンコードには、その推奨パターンを特定するためのパターンコードが格納される。また、操作処理部13は、構成部材の変更操作を検出すると、変更された構成部材の部材コードをその構成部材に対応する部位のフィールドに上書きすることにより、当該カレントパターンデータを変更する。
操作処理部13は、プレビュー作成操作を検出すると、パターン保持部12に保持されているカレントパターンデータをパースサーバ20及び推奨パターンサーバ30へ送信する。
通信部14は、一般的なプロトコルスタックを含み、ユーザ端末50、パースサーバ20、推奨パターンサーバ30等からのデータを受信し、ユーザ端末50、パースサーバ20、推奨パターンサーバ30等へデータを送信する。
〈パースサーバ〉
パースサーバ20は、プレビュー画像作成部21、パース画像作成部22、部材データベース(以降、部材DBと表記する)23、パース情報格納部24等を有する。これら各処理部の実現手法はWEBサーバ10と同様である。
部材DB23は、各構成部材に関するデータ(部材データ)を格納する。図4は、部材データの例を示す図である。部材データは、部材コード、ファイル名、部材名、部位情報、色情報、メーカ名、メーカのURL等を含む。部材コードは、各構成部材を特定するための識別情報であり、上述のカレントパターンデータの対応する部位フィールドに設定される。ファイル名は、各構成部材の面情報を有するファイルの名前(パスを含む)である。部材名は各構成部材の名前である。部位情報は各構成部材が採用される住宅中の部位を特定するための情報である。色情報は各構成部材のテクスチャを示す情報である。メーカ名は各構成部材を提供するメーカの名前であり、メーカのURLはそのメーカのホームページや所定ページのURLである。
パース情報格納部24は、WEBサーバ10から送られるカレントパターンデータを格納する。
パース画像作成部22は、部材DB23に格納される各構成部材に関する部材データ、及び、パース情報格納部24に格納されるカレントパターンデータを用いて、カレントパターンデータが示す各構成部材の組み合わせパターンが反映された住宅のパース画像を作成する。具体的には、パース画像作成部22は、カレントパターンデータに含まれる部位毎の部材データに応じて、各構成部材の面情報やテクスチャを取得し、それらが住宅の3次元データに張り付けられたパース画像を生成する。パース画像の作成手法は周知な手法が利用されればよいため、ここでは詳細な説明を省略する。
プレビュー画像作成部21は、ユーザのプレビュー作成操作に応じて、パース画像作成部22により作成されたパース画像をプレビューとしてユーザ端末50に表示させるためのプレビュー画像を作成し、そのプレビュー画像をWEBサーバ10へ送る。
〈推奨パターンサーバ〉
推奨パターンサーバ30は、カウント部31、ランキング算出部32、パターン生成部33、推奨パターン送信部34、部材操作情報格納部35、推奨パターン格納部36等を有する。これら各処理部の実現手法はWEBサーバ10と同様である。
カウント部31は、ユーザのプレビュー作成操作に応じてWEBサーバ10から送られるカレントパターンデータを受けると、そのカレントパターンデータに基づいて、各構成部材に関するユーザ操作回数をカウントする。このように、第1実施形態ではユーザ操作回数としてプレビュー作成回数がカウントされる。具体的には、カウント部31は、受信されたカレントパターンデータに含まれる各部材コードにより特定される、部材操作情報格納部35に格納される部材別ユーザ操作データのプレビュー作成回数に1を加算する。
更に、カウント部31は、推奨パターン格納部36に格納される推奨パターンに対してユーザのプレビュー作成操作が行われた場合に、その推奨パターンに関するユーザ操作回数をカウントする。具体的には、カウント部31は、ユーザのプレビュー作成操作に応じてWEBサーバ10から送られるカレントパターンデータを受けると、そのカレントパターンデータに含まれるカレントパターンコードと一致する、推奨パターン格納部36に格納される推奨パターンデータのパターンコードが存在するか否かを判定する。そのパターンコードが存在することが、推奨パターン格納部36に格納される推奨パターンに対してユーザのプレビュー作成操作が行われたことを意味する。これにより、カウント部31は、受信されたカレントパターンデータに含まれるカレントパターンコードにより特定される、推奨パターン格納部36に格納されるパターン別ユーザ操作データのプレビュー作成回数に1を加算する。
ランキング算出部32は、推奨パターン格納部36に格納される各パターン別ユーザ操作データのプレビュー作成回数に基づいて、各推奨パターンのランキングを算出する。具体的には、ランキング算出部32は、プレビュー作成回数が多い推奨パターンから順番に、高いランキングを付していく。よって、ランキング算出部32は、ランキング決定部と呼ぶこともできる。
更に、ランキング算出部32は、部材操作情報格納部35に格納される各部材別ユーザ操作データのプレビュー作成回数に基づいて、部位毎に、構成部材のランキングを算出する。具体的には、ランキング算出部32は、部材操作情報格納部35に格納される複数の部材別ユーザ操作データを部位毎に分類し、各部位において、プレビュー作成回数が多い構成部材から順番に、高いランキングを付していく。
パターン生成部33は、ランキング算出部32により算出された部位毎の構成部材のランキングに基づいて、各部位に所定ランキングの構成部材が採用された推奨パターンを新たに生成する。例えば、パターン生成部33は、各部位にランキング第1位の構成部材がそれぞれ採用された新たな推奨パターンを生成する(以降、最高推奨パターンと表記する)。パターン生成部33は、全順を対象に、各部位に同一ランキングの構成部材がそれぞれ採用された新たな推奨パターンをそれぞれ生成してもよい。
パターン生成部33は、生成された新たな推奨パターンを特定するパターンコードを取得し、このパターンコードを含むその推奨パターンに関する情報(推奨パターンデータ)を推奨パターン格納部36に格納する。また、パターン生成部33により生成された最高推奨パターンは、ランキング算出部32により、最上位ランキングが付されることが望ましい。
推奨パターン送信部34は、推奨パターン格納部36に格納される各推奨パターンデータを、ランキング算出部32により付されたランキング情報と共に、WEBサーバ10に送る。推奨パターン送信部34は、全ての推奨パターンデータを送るのではなく、最高順位から所定順位までのランキングが付された推奨パターンデータのみをWEBサーバ10に送ってもよい。
部材操作情報格納部35は、各構成部材に関し部材別ユーザ操作データをそれぞれ格納する。図5は、部材別ユーザ操作データの例を示す図である。部材別ユーザ操作データには、部材コード、部位情報及びプレビュー作成回数が含まれる。各部材別ユーザ操作データの初期データは、予め、部材操作情報格納部35に格納されてもよいし、カウント部31により、カレントパターンデータの受信時に追加されてもよい。
推奨パターン格納部36は、各推奨パターンに関し推奨パターンデータ及びパターン別ユーザ操作データをそれぞれ格納する。図6は、推奨パターンデータ及びパターン別ユーザ操作データの例を示す図である。推奨パターンデータには、その推奨パターンを特定するためのパターンコードと、その推奨パターンに含まれる各構成部材を特定するための部材コードとが含まれる。パターン別ユーザ操作データには、パターンコード及びプレビュー作成回数が含まれる。各パターン別ユーザ操作データの初期データは、予め、推奨パターン格納部36に格納されてもよいし、カウント部31により、カレントパターンデータの受信時に追加されてもよい。
〔動作例〕
以下、第1実施形態におけるパース画像作成システム1の動作例について説明する。図7は、第1実施形態におけるパース画像作成システム1の動作例を示す図である。
ユーザ端末50で表示されている画面において、ユーザは、パースサービスページを選択する(S100)。WEBサーバ10の操作処理部13は、この選択操作を検出すると、推奨パターンの送信を推奨パターンサーバ30に依頼する(S101)。
推奨パターンサーバ30のランキング算出部32は、その依頼を受けると、推奨パターン格納部36に格納される各パターン別ユーザ操作データのプレビュー作成回数に基づいて、各推奨パターンのランキングを算出する(S102)。続いて、ランキング算出部32は、部材操作情報格納部35に格納される各部材別ユーザ操作データのプレビュー作成回数に基づいて、部位毎に、構成部材のランキングを算出する(S103)。
構成部材のランキングが算出されると、パターン生成部33は、そのランキングに基づいて、各部位に所定ランキングの構成部材が採用された推奨パターンを新たに生成する(S104)。ここでは、各部位にランキング第1位の構成部材がそれぞれ採用された最高推奨パターンが生成されたものと仮定する。続いて、推奨パターン送信部34は、推奨パターン格納部36に格納される各推奨パターンデータを、ランキング算出部32により付されたランキング情報と共に、WEBサーバ10に送信する(S105)。
なお、システム起動初期には、パターン別ユーザ操作データ及び部材別ユーザ操作データが存在しない、又は、それらのプレビュー作成回数に0(ゼロ)が設定されている。この場合には、ランキング算出部32は、予め決められている所定ルールで、各推奨パターンのランキング及び各構成部材のランキングを算出する。この所定ルールは、例えば、各推奨パターン及び各構成部材について予め決められた優先順位の情報を用いて、その優先順位の高い推奨パターン及び構成部材から順に、高いランキングが付されるというルールであってもよい。
また、処理(S104)は、各部位に、所定値(1以上の数値)以上のプレビュー作成回数を持つ構成部材がそれぞれ存在する場合にのみ実行されるのが好ましい。システム起動初期で十分なユーザ操作回数が得られていない状況では、適切な推奨パターンが作成できない場合があるからである。
WEBサーバ10では、通信部14を介して推奨パターンデータ及びそのランキング情報を取得すると、ページ作成部11が、推奨パターンのランキング表示画面のページ(表示データ)を生成する。ページ作成部11は、生成されたそのページを通信部14を介してユーザ端末50へ送信する(S110)。これにより、ユーザ端末50では、その表示データに応じて、推奨パターンのランキング表示画面が表示される。
図8は、推奨パターンのランキング表示画面の例を示す図である。この表示画面では、図8に示されるように、各推奨パターンを示す表示領域がランキングの高い順にリスト表示される。各推奨パターンを示す表示領域には、その推奨パターンの名称(図8の例における「モダンA」等)や説明(図8の例における「全体をホワイト系でまとめ、クールな外観を演出しました」等)などが表示される。このような情報は、推奨パターンデータと共に、推奨パターンサーバ30からWEBサーバ10へ送られてもよいし、WEBサーバ10が予め保持していてもよい。また、図8には示されていないが、ランキングの順位が表示されてもよい。
ユーザは、ユーザ端末50を用いて、図8のような推奨パターンのランキング表示画面の中から、所望の推奨パターンを選択する(S111)。
WEBサーバ10では、操作処理部13がその推奨パターンの選択操作を検出する。これにより、操作処理部13は、選択された推奨パターンの推奨パターンデータを特定し、この推奨パターンデータをパターン保持部12にカレントパターンデータとして保持させる(S112)。このとき、カレントパターンデータのカレントパターンコードには、その選択された推奨パターンを特定するためのパターンコードが格納される。
その後、ユーザは、ユーザ端末50に表示されている画面を操作することにより、必要に応じて、その選択された推奨パターンの各種設定を変更する。例えば、パースの向きや構成部材などが変更される(S113)。構成部材の変更では、例えば、推奨パターンにおいて玄関の部材として設定されているメーカAの玄関ドアがメーカBの玄関ドアに変更される。
図9A及び図9Bは、構成部材を変更するための外装デザイン詳細設定画面の例を示す図である。この設定画面も、ページ作成部11により作成されるページ(表示データ)によりユーザ端末50に表示される。この設定画面では、部位毎に、選択可能な構成部材のリストが表示される。ユーザは、部位毎に、そのリストの中から所望の構成部材を選択することにより、構成部材を変更する。部位毎の選択可能な構成部材リストは、例えば、WEBサーバ10がパースサーバ20から部材DB23のデータを取得することにより作成される。構成部材のリストには、各構成部材を示すイメージ画像のみでなく、そのメーカ名やメーカURL等が表示されてもよい。
WEBサーバ10の操作処理部13は、構成部材の変更操作を検出すると、変更された構成部材の部材コードをその構成部材に対応する部位のフィールドに上書きすることにより、当該カレントパターンデータを変更する(S114)。このような処理は、ユーザの構成部材の変更操作が行われる度に実行される。よって、推奨パターンの選択(S111)以降、ユーザが構成部材を変更しなかった場合、カレントパターンデータは、選択された推奨パターンのデータのままとなる。
ユーザは、所望の組み合わせパターンを構築し終わると、ユーザ端末50に表示されている画面内のプレビュー作成ボタンを選択する(S120)。プレビュー作成ボタンは、例えば、図8、図9A及び図9Bにおいて符号71で示される。
WEBサーバ10では、操作処理部13がそのプレビュー作成操作を検出する。これにより、操作処理部13は、パターン保持部12に保持されているカレントパターンデータをパースサーバ20及び推奨パターンサーバ30へ送信する(S121)。
パースサーバ20ではカレントパターンデータが受信されると、パース情報格納部24が、そのカレントパターンデータを格納する。続いて、パース画像作成部22が、部材DB23に格納される各構成部材に関する部材データ、及び、パース情報格納部24に格納されるカレントパターンデータを用いて、カレントパターンデータが示す各構成部材の組み合わせパターンが反映された住宅のパース画像を作成する。その後、プレビュー画像作成部21が、パース画像作成部22により作成されたパース画像をプレビューとしてユーザ端末50に表示させるためのプレビュー画像を作成し、そのプレビュー画像をWEBサーバ10へ送る(S122)。
WEBサーバ10のページ作成部11は、そのプレビュー画像を受け、そのプレビュー画像をユーザ端末50に表示させるための表示データを生成し、その表示データをユーザ端末50に送信する。これにより、ユーザ端末50では、ユーザにより選択された構成部材の組み合わせパターンが反映された住宅の画像がプレビュー表示される。
一方、推奨パターンサーバ30では、カレントパターンデータが受信されると、カウント部31が、そのカレントパターンデータに含まれるカレントパターンコードと一致する、推奨パターン格納部36に格納される推奨パターンデータのパターンコードが存在するか否かを判定する(S125)。この判定は、処理(S114)が実行されたか否かの判定と同意である。カウント部31は、一致するパターンコードが存在する場合(S125;有り)、そのパターンコードにより特定される、推奨パターン格納部36に格納されるパターン別ユーザ操作データのプレビュー作成回数に1を加算する(S126)。カウント部31は、一致するパターンコードが存在しない場合(S125;なし)、推奨パターンが変更されているため、推奨パターンのプレビュー作成回数の更新を行わない。
更に、カウント部31は、受信されたカレントパターンデータに含まれる各部材コードにより特定される、部材操作情報格納部35に格納される部材別ユーザ操作データのプレビュー作成回数に1を加算する(S127)。
〔第1実施形態における作用及び効果〕
上述のように、第1実施形態におけるシステム1では、住宅を形成する複数の構成部材に関する複数の推奨組み合わせパターン(推奨パターン)が保持されており、各推奨パターンについて、住宅図面のプレビューの作成対象に選ばれた回数がそれぞれカウントされる。そして、そのプレビュー作成回数に基づいて、各推奨パターンにランキングが付され、そのランキングに応じて推奨パターンがリスト表示される。
これにより、ユーザは、各推奨パターン及びそれに付されたランキングを参考にすることで、住宅の販売者により推奨されており、かつ、人気のある構成部材の組み合わせパターンを簡単に知ることができる。従って、第1実施形態によれば、ユーザ、即ち、住宅の購入を検討している買い手は所望の住宅構成を決定し易くなる。
更に、第1実施形態では、各構成部材について、住宅図面のプレビューの作成対象に選ばれた組み合わせパターン(住宅構成)に含まれていた回数がそれぞれカウントされる。そして、そのプレビュー作成回数に基づいて、部位毎の各構成部材にランキングが付される。更に、部位毎の構成部材のランキングに基づいて、人気の高い構成部材のみから構成されるような、新たな推奨パターンが生成される。
このように、第1実施形態によれば、構成部材の人気が反映された新たな推奨パターンが提供されるので、買い手は、人気のある構成部材が組み合わされた住宅構成を簡単に知ることができる。これにより、買い手は、最近の流行や人気を参考にすることができるため、所望の住宅構成を決定し易くなる。
ところで、推奨パターンに選ばれた構成部材は、プレビュー作成の対象として選ばれる可能性が高くなる。プレビュー作成の対象として選ばれることは、住宅構成のシミュレーションで採用されたことと等しい。そして、住宅構成のシミュレーションで採用されるということは、その構成部材は購入される可能性が高いと言える。よって、構成部材メーカは、推奨パターンに自身の製品が組み込まれることを望むようになるため、第1実施形態によれば、構成部材メーカの本システム1への参加を促進させることができる。本システム1へ参加する構成部材メーカが増加すると、本システム1で保持する構成部材の情報を増やすことができる。これにより、住宅の購入を検討するユーザの本システム1への参加も併せて促進させることができる。
また、本システム1において保持される構成部材のプレビュー作成回数やランキング情報は、構成部材メーカにとっても有用な情報である。このような情報を用いれば、構成部材メーカはいち早く自製品(構成部材)の売れ行きを予想することができ、製造ラインの生産管理に役立てることができる。更に、構成部材メーカは、このような情報により、競合メーカの製品の売れ行き等のような市場動向を予想することもできる。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態におけるパース画像作成システム1について説明する。第2実施形態におけるシステム1では、プレビュー作成回数と共に、ユーザによる図面購入操作の回数がカウントされる。以下、第2実施形態におけるシステム1について、第1実施形態と異なる点を中心に説明し、第1実施形態と同じ内容については適宜説明を省略する。
図10は、第2実施形態における部材別ユーザ操作データの例を示す図である。第2実施形態では、推奨パターンサーバ30の部材操作情報格納部35は、図10に示すような部材別ユーザ操作データを格納する。部材別ユーザ操作データには、第1実施形態の内容に加えて、購入操作回数が格納される。
図11は、第2実施形態におけるパターン別ユーザ操作データの例を示す図である。第2実施形態では、推奨パターンサーバ30の推奨パターン格納部36は、図11に示すようなパターン別ユーザ操作データを格納する。パターン別ユーザ操作データには、第1実施形態の内容に加えて、購入操作回数が格納される。
WEBサーバ10のページ作成部11は、ユーザが住宅の図面を購入するための画面をユーザ端末50に表示させるための表示データを作成し、その表示データをユーザ端末50へ送信する。WEBサーバ10の操作処理部13は、当該所定ユーザ操作として、住宅の図面の購入を指示する操作(以降、購入操作と表記する)を検出する。操作処理部13は、購入操作を検出すると、パターン保持部12に保持されるカレントパターンデータをパースサーバ20及び推奨パターンサーバ30に送る。
パースサーバ20のパース画像作成部22は、購入操作の検出に応じて、第1実施形態と同様にパース画像を作成する。このとき、パース画像作成部22は、プレビュー画像作成部21と異なり、作成されたパース画像をユーザに提供するためのファイル形式で保存する。例えば、当該パース画像は、JPEGファイル、GIFファイル等で保存される。パース画像作成部22により作成されたパース画像ファイルは、WEBサーバ10を経由してユーザ端末50にダウンロードされる。
推奨パターンサーバ30のカウント部31は、第1実施形態におけるプレビュー作成回数のカウントと同様の手法により、購入操作の検出に応じて送られてきたカレントパターンデータに基づいて、パターン別ユーザ操作データ及び部材別ユーザ操作データの購入操作回数を更新する。
推奨パターンサーバ30のランキング算出部32は、推奨パターン格納部36に格納される各パターン別ユーザ操作データのプレビュー作成回数及び購入操作回数に基づいて、各推奨パターンのランキングを算出する。具体的には、ランキング算出部32は、プレビュー作成回数と購入操作回数との合計値が大きい推奨パターンから順番に、高いランキングを付していく。なお、ランキング算出部32は、プレビュー作成回数及び購入操作回数の少なくとも一方に所定の重みづけ係数を掛け合わせることにより得られた合計値を用いてもよい。
更に、ランキング算出部32は、部材操作情報格納部35に格納される各部材別ユーザ操作データのプレビュー作成回数及び購入操作回数に基づいて、部位毎に、構成部材のランキングを算出する。構成部材のランキングについても、推奨パターンのランキングと同様の手法によりプレビュー作成回数及び購入操作回数を用いることで、算出される。
〔動作例〕
図12は、第2実施形態におけるパース画像作成システム1の動作例を示す図である。図12では、第1実施形態と同様の処理については、図7と同じ符号が付されている。第2実施形態におけるシステム1は、第1実施形態の処理に加えて、以下のような処理を行う。
ユーザ端末50で表示されている画面において、ユーザは、第1実施形態で説明したような各種操作を行うことにより(S100、S111、S113等)、所望の構成部材の組み合わせパターンを選択する。これにより、WEBサーバ10のパターン保持部12には、ユーザにより選択された、構成部材の組み合わせパターンを示すカレントパターンデータが保持されている。この状態において、ユーザは、当該画面中のカートに入れるボタンを選択する(S200)。カートに入れるボタンは、例えば、図8、図9A及び図9Bにおいて符号72で示されている。
WEBサーバ10の操作処理部13が、この操作を検出すると、ページ作成部11は、ユーザにより選択された構成部材の組み合わせパターンが反映された住宅図面(パース画像)を購入するための画面に対応するページ(表示データ)を作成し、そのページをユーザ端末50へ送信する(S201)。このページにより、ユーザ端末50では、住宅図面の購入画面が表示される。
ユーザは、ユーザ端末50を操作することにより、住宅図面の購入画面の中の購入ボタンを選択する(S202)。
WEBサーバ10では、操作処理部13がその購入操作を検出する。これにより、操作処理部13は、パターン保持部12に保持されているカレントパターンデータをパースサーバ20及び推奨パターンサーバ30へ送信する(S203)。
パースサーバ20ではカレントパターンデータが受信されると、第1実施形態と同様に、パース画像作成部22が、そのカレントパターンデータが示す各構成部材の組み合わせパターンが反映された住宅のパース画像を作成する(S204)。作成されたパース画像は、所定のファイル形式で保存され、WEBサーバ10を介して、ユーザ端末50にダウンロードされる。この住宅のパース画像のダウンロードは、例えば、WEBサーバ10のページ作成部11により作成されたページに対応する表示画面がユーザにより操作されることで実現される。
一方、推奨パターンサーバ30は、カレントパターンデータを受信すると、プレビュー作成回数のカウント処理(S125からS127)と同様の手法により、パターン別ユーザ操作データ及び部材別ユーザ操作データの購入操作回数に1を加算する(S205からS207)。
ここで、処理(S211)及び(S212)は、購入操作回数を更に用いる点において、第1実施形態における処理(S102)及び(S103)とその内容が異なる。推奨パターンサーバ30のランキング算出部32は、プレビュー作成回数及び購入操作回数に基づいて、各推奨パターンのランキング及び各構成部材のランキングをそれぞれ算出する。
〔第2実施形態における作用及び効果〕
このように、第2実施形態では、各推奨パターン及び各構成部材について、住宅図面(パース画像)の購入操作が行われた回数がそれぞれカウントされる。そして、プレビュー作成回数及び購入操作回数に基づいて、各推奨パターンのランキング、及び、部位毎の各構成部材のラインキングが算出される。
プレビュー作成操作のみでは、ユーザの意思の確定程度が分からない場合がある。これに対して、購入操作は、費用が発生するため、その組み合わせパターンに対するユーザの意思の確定程度はプレビュー作成操作時よりは強いと考えられる。本実施形態は、購入操作の回数も更に考慮してランキングを決めるため、そのランキングが示す人気度の精度は一層高くなる。これにより、第2実施形態によれば、精度の高い情報を参考にして、ユーザは、所望の住宅構成を決めることができる。
[変形例]
上述の各実施形態では、システム1により提供されるユーザインタフェース(WEBページ)を用いて行われた所定ユーザ操作の回数がカウントされたが、構成部材の実際の販売数情報が取得されるようにしてもよい。このような販売数情報は、専用の販売管理サーバ(図示せず)により管理され、その販売管理サーバから推奨パターンサーバ30へ送られるようにしてもよいし、構成部材メーカから推奨パターンサーバ30へ送られるようにしてもよい。
図13は、変形例における部材別ユーザ操作データの例を示す図である。図13に示されるように、変形例における部材別ユーザ操作データは、販売数を更に含む。この場合、推奨パターンサーバ30のカウント部31は、上述の販売数情報を取得し、取得された販売数情報を部材別ユーザ操作データの販売数に反映させる。ランキング算出部32は、プレビュー作成回数及び購入操作回数に加えて、販売数も更に用いて、部位毎の構成部材のランキングを算出する。ランキング算出部32は、プレビュー作成回数と購入操作回数と販売数との合計値を用いて当該ランキングを算出してもよいし、プレビュー作成回数と購入操作回数とを用いて算出されるランキングとは別に、販売数のみを用いたランキング(販売ランキング)を算出するようにしてもよい。販売ランキングを算出する場合、パターン生成部33は、販売ランキングに基づく新たな推奨パターンを生成するようにしてもよい。
また、上述の第2実施形態では、プレビュー作成回数及び購入操作回数がカウントされる例が示されたが、プレビュー作成回数をなくし、購入操作回数のみがカウントされる形態であってもよい。この場合、推奨パターンサーバ30のランキング算出部32は、購入操作回数のみを用いて、各推奨パターン及び各構成部材のランキングをそれぞれ算出する。
また、上述の各実施形態では、ユーザに提供される建物構成情報として、ランキングが付された推奨パターンや、部位毎の構成部材のランキングから自動生成された推奨パターン等が例示された。システム1は、このような建物構成情報として、部位毎の構成部材のランキング情報をそのまま表示する画面を提供してもよいし、各構成部材のプレビュー作成回数、購入操作回数及び販売数をそのまま表示する画面を提供してもよい。
上述の各実施形態では、ランキング算出部32は、推奨パターン格納部36及び部材操作情報格納部35に格納されるプレビュー作成回数及び購入操作回数の少なくとも一方により、推奨パターン及び構成部材のランキングを算出していた。ランキング算出部32は、プレビュー作成回数及び購入操作回数に所定演算を施して得られる値(以降、操作値と表記する)から、当該ランキングを算出するようにしてもよい。この場合、部材操作情報格納部35及び推奨パターン格納部36に格納される部材別ユーザ操作データ及びパターン別ユーザ操作データには、当該操作値が格納されてもよい。当該操作値は、カウント部31が算出してもよいし、ランキング算出部32が算出してもよい。
また、推奨パターンサーバ30は、更に、各推奨パターンに関し、対応したエクステリアデザインの情報をそれぞれ保持するようにしてもよい。エクステリアデザインには、敷地の入り口から玄関までのアプローチの形態、庭の形態、車庫の形態、周辺環境(隣の家、公園)等が含まれる。この場合、このエクステリアデザインの情報は、組み合わせパターンの情報と共に管理されればよい。WEBサーバ10は、推奨パターン内の構成部材と同様に、自動で設定されたエクステリアデザインを個別に変更し得る画面データを生成する。このようにすれば、住宅のみのパース画像よりも買い手がイメージし易くなり、買い手の購買意欲を一層向上させることができる。
なお、上述の説明で用いた処理フロー図では、複数のステップ(処理)が順番に記載されているが、本実施形態で実行される処理ステップの実行順序は、その記載の順番に制限されない。本実施形態では、図示される処理ステップの順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。例えば、図7における処理(S102)と処理(S103)とは並列に処理されてもよいし、順番が逆になってもよい。また、処理(S127)は、処理(S125)の前に実行されるようにしてもよい。また、上述の各実施形態及び各変形例は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
この出願は、2011年8月31日に出願された日本出願特願2011−189813号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。上記の内容の一部又は全部は、以下のようにも特定され得る。但し、上記の内容例が以下の記載に限定されるものではない。
1. ユーザにより選択された、建物を形成する各部位に採用される各構成部材の組み合わせパターンを保持するパターン保持手段と、
前記ユーザにより選択された組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための所定ユーザ操作を検出する操作検出手段と、
前記所定ユーザ操作の検出に応じて、前記パターン保持手段に保持されている組み合わせパターンに含まれる各構成部材に関し前記所定ユーザ操作の回数をそれぞれカウントするカウント手段と、
前記カウント手段によりカウントされた前記各構成部材に関する前記所定ユーザ操作の回数が反映された建物構成情報をユーザ端末に表示させる表示データを生成する表示処理手段と、
を備えることを特徴とする建物情報提供装置。
2. 前記各構成部材に関し、前記カウント手段によりカウントされる前記所定ユーザ操作の回数に対応する操作値をそれぞれ保持する操作値保持手段と、
前記操作値保持手段により保持される前記操作値に基づいて、前記建物を形成する部位毎の構成部材のランキングを決定するランキング決定手段と、
前記建物を形成する各部位に所定ランキングの構成部材が採用される推奨組み合わせパターンを生成する生成手段と、
を更に備え、
前記表示処理手段は、前記生成手段により生成された推奨組み合わせパターンに関する情報を前記建物構成情報として生成する、
ことを特徴とする1.に記載の建物情報提供装置。
3. 前記建物を形成する複数の構成部材に関する複数の推奨組み合わせパターンを格納する格納手段を更に備え、
前記パターン保持手段は、前記格納手段に格納される前記複数の推奨組み合わせパターンの中からユーザにより選択された推奨組み合わせパターンを、前記ユーザにより選択された組み合わせパターンとして、保持する、
ことを特徴とする2.に記載の建物情報提供装置。
4. 前記格納手段は、前記複数の推奨組み合わせパターンと共に、各推奨組み合わせパターンに対する前記所定ユーザ操作の回数に対応する操作値を格納し、
前記操作検出手段は、前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための前記所定ユーザ操作を更に検出し、
前記カウント手段は、前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための前記所定ユーザ操作の検出時に前記パターン保持手段に保持されている組み合わせパターンが前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンと同一である場合に、前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンに対する前記所定のユーザ操作の回数を更新する、
ことを特徴とする3.に記載の建物情報提供装置。
5. 前記ランキング決定手段は、前記格納手段に格納される前記各推奨組み合わせパターンに関する操作値に基づいて、前記複数の推奨組み合わせパターンのランキングを更に決定し、
前記表示処理手段は、前記複数の推奨組み合わせパターンを前記ランキング決定手段により決定されたランキングでユーザ端末に表示させる表示データを更に生成する、
ことを特徴とする4.に記載の建物情報提供装置。
6. 前記所定ユーザ操作は、前記推奨組み合わせパターン又は前記組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のプレビュー作成を指示するプレビュー作成操作と、前記建物の図面の購入を指示する図面購入操作との少なくとも一方を含み、
前記カウント手段は、前記各構成部材に関し、前記プレビュー作成操作回数及び前記図面購入操作回数の少なくとも一方をそれぞれカウントする、
ことを特徴とする1.から5.のいずれか1つに記載の建物情報提供装置。
7. 前記所定ユーザ操作は、前記推奨組み合わせパターン又は前記組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のプレビュー作成を指示するプレビュー作成操作と、前記建物の図面の購入を指示する図面購入操作との少なくとも一方を含み、
前記カウント手段は、前記各推奨組み合わせパターンに関し、前記プレビュー作成操作回数及び前記図面購入操作回数の少なくとも一方をそれぞれカウントする、
ことを特徴とする4.又は5.に記載の建物情報提供装置。
8. 前記カウント手段は、前記各推奨組み合わせパターン及び前記各構成部材に関し、前記プレビュー作成操作回数及び前記図面購入操作回数をそれぞれカウントし、
前記ランキング決定手段は、前記プレビュー作成操作回数に対応する操作値及び前記図面購入操作回数に対応する操作値を用いて、前記建物を形成する部位毎の構成部材のランキング及び前記複数の推奨組み合わせパターンのランキングを決定する、
ことを特徴とする7.に記載の建物情報提供装置。
9. 前記建物は住宅であり、前記推奨組み合わせパターン又は前記組み合わせパターンが反映される前記建物の図面は、住宅の完成イメージを示すパース図である、
ことを特徴とする1.から8.のいずれか1つに記載の建物情報提供装置。
10. 少なくとも1つのコンピュータが、
ユーザにより選択された、建物を形成する各部位に採用される各構成部材の組み合わせパターンを、パターン保持部に保持させ、
前記ユーザにより選択された組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための所定ユーザ操作を検出し、
前記所定ユーザ操作の検出に応じて、前記パターン保持部に保持されている組み合わせパターンに含まれる各構成部材に関し前記所定ユーザ操作の回数をそれぞれカウントし、
前記カウントされた前記各構成部材に関する前記所定ユーザ操作の回数が反映された建物構成情報をユーザ端末に表示させる表示データを生成する、
ことを含む建物情報提供方法。
11. 前記少なくとも1つのコンピュータが、
前記各構成部材に関し、カウントされる前記所定ユーザ操作の回数に対応する操作値を操作値保持部にそれぞれ保持させ、
前記保持される前記操作値に基づいて、前記建物を形成する部位毎の構成部材のランキングを決定し、
前記建物を形成する各部位に所定ランキングの構成部材が採用される推奨組み合わせパターンを生成する、
ことを更に含み、
前記表示データの生成は、生成された前記推奨組み合わせパターンに関する情報を前記建物構成情報として生成することを含む、
10.に記載の建物情報提供方法。
12. 前記少なくとも1つのコンピュータが、
前記建物を形成する複数の構成部材に関する複数の推奨組み合わせパターンの中からユーザにより選択された推奨組み合わせパターンを、前記ユーザにより選択された組み合わせパターンとして、前記パターン保持部に保持させる、
ことを更に含む11.に記載の建物情報提供方法。
13. 前記少なくとも1つのコンピュータが、
前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための前記所定ユーザ操作を検出し、
前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための前記所定ユーザ操作の検出時に前記パターン保持部に保持されている組み合わせパターンが前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンと同一である場合に、前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンに対する前記所定のユーザ操作の回数を更新する、
ことを更に含む12.に記載の建物情報提供方法。
14. 前記少なくとも1つのコンピュータが、
前記各推奨組み合わせパターンに対する前記所定ユーザ操作の回数に対応する操作値に基づいて、前記複数の推奨組み合わせパターンのランキングを決定し、
前記複数の推奨組み合わせパターンを前記決定されたランキングでユーザ端末に表示させる表示データを生成する、
ことを更に含む13.に記載の建物情報提供方法。
15. 少なくとも1つのコンピュータに、
ユーザにより選択された、建物を形成する各部位に採用される各構成部材の組み合わせパターンを保持するパターン保持手段と、
前記ユーザにより選択された組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための所定ユーザ操作を検出する操作検出手段と、
前記所定ユーザ操作の検出に応じて、前記パターン保持手段に保持されている組み合わせパターンに含まれる各構成部材に関し前記所定ユーザ操作の回数をそれぞれカウントするカウント手段と、
前記カウント手段によりカウントされた前記各構成部材に関する前記所定ユーザ操作の回数が反映された建物構成情報をユーザ端末に表示させる表示データを生成する表示処理手段と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
16. 前記少なくとも1つのコンピュータに、
前記各構成部材に関し、前記カウント手段によりカウントされる前記所定ユーザ操作の回数に対応する操作値をそれぞれ保持する操作値保持手段と、
前記操作値保持手段により保持される前記操作値に基づいて、前記建物を形成する部位毎の構成部材のランキングを決定するランキング決定手段と、
前記建物を形成する各部位に所定ランキングの構成部材が採用される推奨組み合わせパターンを生成する生成手段と、
を更に実現させ、
前記表示処理手段は、前記生成手段により生成された推奨組み合わせパターンに関する情報を前記建物構成情報として生成する、
ことを特徴とする15.に記載のプログラム。
17. 前記少なくとも1つのコンピュータに、
前記建物を形成する複数の構成部材に関する複数の推奨組み合わせパターンを格納する格納手段を更に実現させ、
前記パターン保持手段は、前記格納手段に格納される前記複数の推奨組み合わせパターンの中からユーザにより選択された推奨組み合わせパターンを、前記ユーザにより選択された組み合わせパターンとして、保持する、
ことを特徴とする16.に記載のプログラム。
18. 前記格納手段は、前記複数の推奨組み合わせパターンと共に、各推奨組み合わせパターンに対する前記所定ユーザ操作の回数に対応する操作値を格納し、
前記操作検出手段は、前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための前記所定ユーザ操作を更に検出し、
前記カウント手段は、前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための前記所定ユーザ操作の検出時に前記パターン保持手段に保持されている組み合わせパターンが前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンと同一である場合に、前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンに対する前記所定のユーザ操作の回数を更新する、
ことを特徴とする17.に記載のプログラム。
19. 前記ランキング決定手段は、前記格納手段に格納される前記各推奨組み合わせパターンに関する操作値に基づいて、前記複数の推奨組み合わせパターンのランキングを更に決定し、
前記表示処理手段は、前記複数の推奨組み合わせパターンを前記ランキング決定手段により決定されたランキングでユーザ端末に表示させる表示データを更に生成する、
ことを特徴とする18.に記載のプログラム。

Claims (19)

  1. ユーザにより選択された、建物を形成する各部位に採用される各構成部材の組み合わせパターンを保持するパターン保持手段と、
    前記ユーザにより選択された組み合わせパターンが反映された建物の図面に関する、プレビュー作成を指示するプレビュー作成操作及び購入を指示する図面購入操作の少なくとも一方を含む所定ユーザ操作を検出する操作検出手段と、
    前記所定ユーザ操作の検出に応じて、前記パターン保持手段に保持されている組み合わせパターンに含まれる各構成部材に関し前記所定ユーザ操作の回数をそれぞれカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段によりカウントされた前記各構成部材に関する前記所定ユーザ操作の回数が反映された建物構成情報をユーザ端末に表示させる表示データを生成する表示処理手段と、
    を備えることを特徴とする建物情報提供装置。
  2. 前記各構成部材に関し、前記カウント手段によりカウントされる前記所定ユーザ操作の回数に対応する操作値をそれぞれ保持する操作値保持手段と、
    前記操作値保持手段により保持される前記操作値に基づいて、前記建物を形成する部位毎の構成部材のランキングを決定するランキング決定手段と、
    前記建物を形成する各部位に所定ランキングの構成部材が採用される推奨組み合わせパターンを生成する生成手段と、
    を更に備え、
    前記表示処理手段は、前記生成手段により生成された推奨組み合わせパターンに関する情報を前記建物構成情報として生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の建物情報提供装置。
  3. 前記建物を形成する複数の構成部材に関する複数の推奨組み合わせパターンを格納する格納手段を更に備え、
    前記パターン保持手段は、前記格納手段に格納される前記複数の推奨組み合わせパターンの中からユーザにより選択された推奨組み合わせパターンを、前記ユーザにより選択された組み合わせパターンとして、保持する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の建物情報提供装置。
  4. 前記格納手段は、前記複数の推奨組み合わせパターンと共に、各推奨組み合わせパターンに対する前記所定ユーザ操作の回数に対応する操作値を格納し、
    前記操作検出手段は、前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための前記所定ユーザ操作を更に検出し、
    前記カウント手段は、前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための前記所定ユーザ操作の検出時に前記パターン保持手段に保持されている組み合わせパターンが前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンと同一である場合に、前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンに対する前記所定のユーザ操作の回数を更新する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の建物情報提供装置。
  5. 前記ランキング決定手段は、前記格納手段に格納される前記各推奨組み合わせパターンに関する操作値に基づいて、前記複数の推奨組み合わせパターンのランキングを更に決定し、
    前記表示処理手段は、前記複数の推奨組み合わせパターンを前記ランキング決定手段により決定されたランキングでユーザ端末に表示させる表示データを更に生成する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の建物情報提供装置。
  6. 前記所定ユーザ操作は、前記推奨組み合わせパターン又は前記組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のプレビュー作成を指示するプレビュー作成操作と、前記建物の図面の購入を指示する図面購入操作との少なくとも一方を含み、
    前記カウント手段は、前記各構成部材に関し、前記プレビュー作成操作回数及び前記図面購入操作回数の少なくとも一方をそれぞれカウントする、
    ことを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の建物情報提供装置。
  7. 前記所定ユーザ操作は、前記推奨組み合わせパターン又は前記組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のプレビュー作成を指示するプレビュー作成操作と、前記建物の図面の購入を指示する図面購入操作との少なくとも一方を含み、
    前記カウント手段は、前記各推奨組み合わせパターンに関し、前記プレビュー作成操作回数及び前記図面購入操作回数の少なくとも一方をそれぞれカウントする、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の建物情報提供装置。
  8. 前記カウント手段は、前記各推奨組み合わせパターン及び前記各構成部材に関し、前記プレビュー作成操作回数及び前記図面購入操作回数をそれぞれカウントし、
    前記ランキング決定手段は、前記プレビュー作成操作回数に対応する操作値及び前記図面購入操作回数に対応する操作値を用いて、前記建物を形成する部位毎の構成部材のランキング及び前記複数の推奨組み合わせパターンのランキングを決定する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の建物情報提供装置。
  9. 前記建物は住宅であり、前記推奨組み合わせパターン又は前記組み合わせパターンが反映される前記建物の図面は、住宅の完成イメージを示すパース図である、
    ことを特徴とする請求項2から8のいずれか1項に記載の建物情報提供装置。
  10. 少なくとも1つのコンピュータが、
    ユーザにより選択された、建物を形成する各部位に採用される各構成部材の組み合わせパターンを、パターン保持部に保持させ、
    前記ユーザにより選択された組み合わせパターンが反映された建物の図面に関する、プレビュー作成を指示するプレビュー作成操作及び購入を指示する図面購入操作の少なくとも一方を含む所定ユーザ操作を検出し、
    前記所定ユーザ操作の検出に応じて、前記パターン保持部に保持されている組み合わせパターンに含まれる各構成部材に関し前記所定ユーザ操作の回数をそれぞれカウントし、
    前記カウントされた前記各構成部材に関する前記所定ユーザ操作の回数が反映された建物構成情報をユーザ端末に表示させる表示データを生成する、
    ことを含む建物情報提供方法。
  11. 前記少なくとも1つのコンピュータが、
    前記各構成部材に関し、カウントされる前記所定ユーザ操作の回数に対応する操作値を操作値保持部にそれぞれ保持させ、
    前記保持される前記操作値に基づいて、前記建物を形成する部位毎の構成部材のランキングを決定し、
    前記建物を形成する各部位に所定ランキングの構成部材が採用される推奨組み合わせパターンを生成する、
    ことを更に含み、
    前記表示データの生成は、生成された前記推奨組み合わせパターンに関する情報を前記建物構成情報として生成することを含む、
    請求項10に記載の建物情報提供方法。
  12. 前記少なくとも1つのコンピュータが、
    前記建物を形成する複数の構成部材に関する複数の推奨組み合わせパターンの中からユーザにより選択された推奨組み合わせパターンを、前記ユーザにより選択された組み合わせパターンとして、前記パターン保持部に保持させる、
    ことを更に含む請求項11に記載の建物情報提供方法。
  13. 前記少なくとも1つのコンピュータが、
    前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための前記所定ユーザ操作を検出し、
    前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための前記所定ユーザ操作の検出時に前記パターン保持部に保持されている組み合わせパターンが前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンと同一である場合に、前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンに対する前記所定のユーザ操作の回数を更新する、
    ことを更に含む請求項12に記載の建物情報提供方法。
  14. 前記少なくとも1つのコンピュータが、
    前記各推奨組み合わせパターンに対する前記所定ユーザ操作の回数に対応する操作値に基づいて、前記複数の推奨組み合わせパターンのランキングを決定し、
    前記複数の推奨組み合わせパターンを前記決定されたランキングでユーザ端末に表示させる表示データを生成する、
    ことを更に含む請求項13に記載の建物情報提供方法。
  15. 少なくとも1つのコンピュータに、
    ユーザにより選択された、建物を形成する各部位に採用される各構成部材の組み合わせパターンを保持するパターン保持手段と、
    前記ユーザにより選択された組み合わせパターンが反映された建物の図面に関する、プレビュー作成を指示するプレビュー作成操作及び購入を指示する図面購入操作の少なくとも一方を含む所定ユーザ操作を検出する操作検出手段と、
    前記所定ユーザ操作の検出に応じて、前記パターン保持手段に保持されている組み合わせパターンに含まれる各構成部材に関し前記所定ユーザ操作の回数をそれぞれカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段によりカウントされた前記各構成部材に関する前記所定ユーザ操作の回数が反映された建物構成情報をユーザ端末に表示させる表示データを生成する表示処理手段と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  16. 前記少なくとも1つのコンピュータに、
    前記各構成部材に関し、前記カウント手段によりカウントされる前記所定ユーザ操作の回数に対応する操作値をそれぞれ保持する操作値保持手段と、
    前記操作値保持手段により保持される前記操作値に基づいて、前記建物を形成する部位毎の構成部材のランキングを決定するランキング決定手段と、
    前記建物を形成する各部位に所定ランキングの構成部材が採用される推奨組み合わせパターンを生成する生成手段と、
    を更に実現させ、
    前記表示処理手段は、前記生成手段により生成された推奨組み合わせパターンに関する情報を前記建物構成情報として生成する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記少なくとも1つのコンピュータに、
    前記建物を形成する複数の構成部材に関する複数の推奨組み合わせパターンを格納する格納手段を更に実現させ、
    前記パターン保持手段は、前記格納手段に格納される前記複数の推奨組み合わせパターンの中からユーザにより選択された推奨組み合わせパターンを、前記ユーザにより選択された組み合わせパターンとして、保持する、
    ことを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記格納手段は、前記複数の推奨組み合わせパターンと共に、各推奨組み合わせパターンに対する前記所定ユーザ操作の回数に対応する操作値を格納し、
    前記操作検出手段は、前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための前記所定ユーザ操作を更に検出し、
    前記カウント手段は、前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンが反映される前記建物の図面のための前記所定ユーザ操作の検出時に前記パターン保持手段に保持されている組み合わせパターンが前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンと同一である場合に、前記ユーザにより選択された推奨組み合わせパターンに対する前記所定のユーザ操作の回数を更新する、
    ことを特徴とする請求項17に記載のプログラム。
  19. 前記ランキング決定手段は、前記格納手段に格納される前記各推奨組み合わせパターンに関する操作値に基づいて、前記複数の推奨組み合わせパターンのランキングを更に決定し、
    前記表示処理手段は、前記複数の推奨組み合わせパターンを前記ランキング決定手段により決定されたランキングでユーザ端末に表示させる表示データを更に生成する、
    ことを特徴とする請求項18に記載のプログラム。
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