JP5803800B2 - 情報処理装置、端末装置、情報処理方法、表示方法、情報処理プログラム、及び表示プログラム - Google Patents
情報処理装置、端末装置、情報処理方法、表示方法、情報処理プログラム、及び表示プログラム Download PDFInfo
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また、ユーザの推薦に対する興味を持続するために、ユーザに提示するアイテムの集合を変化させる技術の開発も行われている。
例えば、ユーザのアイテムに対するアクセス履歴や提示状況を用いて、未提示のアイテムを優先して推薦する技術が特許文献1と特許文献2に開示されている。
また、特許文献2は、ユーザが入力したキーワードに対するアイテムの提示状況を用いて、予め人気順や価格順などの指標でソートされたアイテムに対して、分布数えソートを用いて、アイテムに対する提示回数の少ない順でソートすることで、別のキーワードを入力した際に、前回提示されたアイテムが提示されにくくなるので、提示するアイテムを変化させることができる。
また、本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置であって、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納部と、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出部と、一のユーザと一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出部と、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定部とを備え、前記閲覧情報格納部は、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが、前記閲覧特定情報に対応付けられたユーザが利用する端末装置に表示される確率である表示確率を推定するための表示確率推定情報を、前記閲覧特定情報にさらに関連付けて格納し、前記閲覧率集計値算出部では、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記表示確率推定情報を基に、前記表示確率の推定値である表示確率推定値を算出し、前記表示確率推定値が高いほどその値が高くなるように閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出することを特徴とする情報処理装置を提供する。
また、本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置であって、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納部と、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出部と、一のユーザと一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出部と、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定部とを備え、前記閲覧情報格納部は、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが、前記閲覧特定情報に対応付けられたユーザが利用する端末装置に最終的に表示される順位である最終表示順位ごとに、その最終表示順位になる確率である表示順位確率を推定するための表示順位推定情報を、前記閲覧特定情報にさらに関連付けて格納し、前記閲覧率集計値算出部では、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記表示順位推定情報を基に、各最終表示順位ごとの表示順位確率の推定値である表示順位確率推定値を算出し、前記表示順位確率推定値を用いて、最終表示順位の期待値を算出し、前記最終表示順位の期待値が高いほどその値が高くなるように閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出することを特徴とする情報処理装置を提供する。
また、本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置であって、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納部と、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出部と、一のユーザと一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出部と、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定部とを備え、前記閲覧情報格納部は、前記閲覧特定情報に対して、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧されたアイテムの集合である閲覧アイテム集合を表示するページを特定できるページ情報を、さらに関連付けて格納し、前記ページ情報と、閲覧率集計値算出に用いる定数である閲覧定数とを対応付けたページ情報対応表を格納するページ情報対応表格納部をさらに備え、前記閲覧率集計値算出部では、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、前記ページ情報対応表格納部よりその閲覧特定情報に対応する閲覧定数を取得し、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれ対して前記取得した閲覧定数を関連付け、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムに関連付けられた閲覧定数の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出することを特徴とする情報処理装置を提供する。
また、本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理方法であって、閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップとを有し、前記閲覧情報格納ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが端末装置の端末表示部にて最終的に表示された順番を示す最終表示順位を特定する情報を、さらに関連付けて格納し、前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対し、そのアイテムの前記最終表示順位が上位であるほどその値が高くなるような閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれる複数のアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出することを特徴とする情報処理方法を提供する。
また、本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理方法であって、閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップとを有し、前記閲覧情報格納ステップは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが、前記閲覧特定情報に対応付けられたユーザが利用する端末装置に表示される確率である表示確率を推定するための表示確率推定情報を、前記閲覧特定情報にさらに関連付けて格納し、前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記表示確率推定情報を基に、前記表示確率の推定値である表示確率推定値を算出し、前記表示確率推定値が高いほどその値が高くなるように閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出することを特徴とする情報処理方法を提供する。
また、本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理方法であって、閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップとを有し、前記閲覧情報格納ステップは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが、前記閲覧特定情報に対応付けられたユーザが利用する端末装置に最終的に表示される順位である最終表示順位ごとに、その最終表示順位になる確率である表示順位確率を推定するための表示順位推定情報を、前記閲覧特定情報にさらに関連付けて格納し、前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記表示順位推定情報を基に、各最終表示順位ごとの表示順位確率の推定値である表示順位確率推定値を算出し、前記表示順位確率推定値を用いて、最終表示順位の期待値を算出し、前記最終表示順位の期待値が高いほどその値が高くなるように閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出することを特徴とする情報処理方法を提供する。
また、本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理方法であって、閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップとを有し、前記閲覧情報格納ステップは、前記閲覧特定情報に対して、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧されたアイテムの集合である閲覧アイテム集合を表示するページを特定できるページ情報を、さらに関連付けて格納し、前記ページ情報と、閲覧率集計値算出に用いる定数である閲覧定数とを対応付けたページ情報対応表を格納するページ情報対応表格納ステップをさらに有し、前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、前記ページ情報対応表格納ステップよりその閲覧特定情報に対応する閲覧定数を取得し、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれ対して前記取得した閲覧定数を関連付け、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムに関連付けられた閲覧定数の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出することを特徴とする情報処理方法を提供する。
また、本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置のコンピュータに、閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップとを実行させ、前記閲覧情報格納ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが端末装置の端末表示部にて最終的に表示された順番を示す最終表示順位を特定する情報を、さらに関連付けて格納し、前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対し、そのアイテムの前記最終表示順位が上位であるほどその値が高くなるような閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれる複数のアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出することを特徴とする情報処理プログラムを提供する。
また、本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置のコンピュータに、閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップとを実行させ、前記閲覧情報格納ステップは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが、前記閲覧特定情報に対応付けられたユーザが利用する端末装置に表示される確率である表示確率を推定するための表示確率推定情報を、前記閲覧特定情報にさらに関連付けて格納し、前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記表示確率推定情報を基に、前記表示確率の推定値である表示確率推定値を算出し、前記表示確率推定値が高いほどその値が高くなるように閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出することを特徴とする情報処理プログラムを提供する。
また、本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置のコンピュータに、閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップとを実行させ、前記閲覧情報格納ステップは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが、前記閲覧特定情報に対応付けられたユーザが利用する端末装置に最終的に表示される順位である最終表示順位ごとに、その最終表示順位になる確率である表示順位確率を推定するための表示順位推定情報を、前記閲覧特定情報にさらに関連付けて格納し、前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記表示順位推定情報を基に、各最終表示順位ごとの表示順位確率の推定値である表示順位確率推定値を算出し、前記表示順位確率推定値を用いて、最終表示順位の期待値を算出し、前記最終表示順位の期待値が高いほどその値が高くなるように閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出することを特徴とする情報処理プログラムを提供する。
また、本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置のコンピュータに、閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップとを実行させ、前記閲覧情報格納ステップは、前記閲覧特定情報に対して、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧されたアイテムの集合である閲覧アイテム集合を表示するページを特定できるページ情報を、さらに関連付けて格納し、前記ページ情報と、閲覧率集計値算出に用いる定数である閲覧定数とを対応付けたページ情報対応表を格納するページ情報対応表格納ステップをさらにコンピュータに実行させ、前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、前記ページ情報対応表格納ステップよりその閲覧特定情報に対応する閲覧定数を取得し、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれ対して前記取得した閲覧定数を関連付け、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムに関連付けられた閲覧定数の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出することを特徴とする情報処理プログラムを提供する。
以下に、本発明の第1の実施形態について、図を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態におけるシステム全体の構成図である。本実施形態におけるシステムは、情報処理サーバ装置1と、1つ以上の端末装置3(3a〜3n)がネットワーク2を介して接続されている。なお、各実施形態において、情報処理サーバ装置1のみが情報処理装置として機能してもよいし、情報処理サーバ装置1が、端末装置3と協働して情報処理装置として機能してもよい。
端末装置3は、CPU、RAM、ROM、ハードディスクドライブ、ネットワークインタフェース等を備える一般的なコンピュータ、または、携帯電話やスマートフォンやタブレットPC等の携帯情報端末であり、端末制御部31と端末通信部32と端末入力部33と端末表示部34とで構成されている。
端末通信部32は、ネットワーク2を介して情報処理サーバ装置1と通信を行うための部である。
端末表示部34は、例えば、ディスプレイといったように、様々な情報を表示し、ユーザに視覚的に示すためのインタフェースである。
端末制御部31は、ネットワーク2を介して、利用履歴送信処理や、関連アイテム取得要求送信処理や、アイテム詳細情報表示処理や、表示履歴送信処理を行う。
アイテム詳細情報とは、1つ以上のアイテムに関する情報である。アイテム詳細情報の一例は、前述した関連アイテム詳細情報であり、情報処理サーバ装置1に、関連アイテム取得要求を送信した場合には、送信した関連アイテム取得要求に対応する関連アイテム詳細情報を受信することになる。また、アイテム詳細情報は、最新のアイテム情報の一覧でもよいし、人気のあるアイテム情報の一覧といったように、全てのユーザに同様に表示するような情報であってもよい。
また、関連アイテム詳細情報に含まれた関連アイテムを表示順位の順に表示しない場合もある。例えば、関連アイテム詳細情報に含まれた関連アイテムからランダムに選んで表示する場合や、表示順位ごとに予め出現確率を定め、その出現確率に応じて、受信した関連アイテム詳細情報から関連アイテムを抽出する場合がある。このとき、表示順位と最終表示順位が異なるため、端末表示部34に表示する際に、表示順位も関連アイテムに関連付けて表示することで、利用ユーザに対して、どのアイテムが関連性が高いかを判断する要素を与えつつ、表示するたびに入れ替わることで、次は何が出てくるのだろうという期待感を持たせることができる。
図2は、本実施形態における情報処理サーバ装置1の構成図である。本実施形態における情報処理サーバ装置1は、情報処理サーバ制御部11と、情報処理サーバ通信部12と、情報処理サーバ格納部13とで構成される。
アイテム情報格納部132は、アイテム情報を複数記憶する。図4は、アイテム情報格納部132の格納状態を示す図である。アイテム情報とは、アイテム識別子(item_id)とアイテム属性情報(item_info)とを関連付けたものであり、図4のようなテーブル形式で記憶する。アイテム属性情報とは、例えば、アイテムの名称、制作者、制作年、ジャンル、価格、アイテムを利用するのに適したユーザの条件などの情報である。
利用履歴登録部111は、ネットワーク2を介して、端末装置3より利用履歴を受信し、利用履歴格納部133に、受信した利用履歴を格納する。
表示情報登録部112は、表示情報登録処理を行う。表示情報登録処理とは、ネットワーク2を介して、端末装置3より受信した表示履歴を基に、表示情報の格納形式に合わせて表示情報を作成し、表示情報格納部135に、作成した表示情報を格納する処理である。
関連アイテム選出処理は、まず、選出対象のキー条件と各アイテムとの関連度を算出する。次に、算出した関連度を基に複数の関連アイテムを選出する。次に、選出した関連アイテムごとに、選出対象のキー条件と、選出した関連アイテムのアイテム識別子と、関連度とを少なくとも関連付けた関連アイテム情報を作成する。そして、関連アイテム情報格納部134に、作成した関連アイテム情報を全て記憶する。なお、選出対象のキー条件と各アイテムとの関連度を算出し、算出した関連度を基に複数の関連アイテムを選出する方法を関連アイテム選出方法とする。なお、関連度を算出したアイテムの集合が関連アイテム候補集合となる。
利用履歴格納部133に格納されている利用履歴を用いて、選出対象のキー条件に対応するアイテムの関連アイテムを選出する。関連アイテムを選出するには、例えば、Jaccard係数を用いて関連度を算出し、算出した関連度を用いて関連アイテムを選出する方法がある。具体的には、選出対象のキー条件となるアイテムibを利用したユーザの集合をU(ib)とし、他のアイテムisを利用したユーザの集合をU(is)とし、U(ib)とU(is)の両方に存在するユーザ数を|U(ib)∩U(is)|とし、U(ib)とU(is)の少なくともどちらか一方に存在するユーザ数を|U(ib)∪U(is)|とし、式(1)を用いて関連度v(ib,is)を算出する。
以上が、関連アイテム選出方法の例である。もちろん、上記の方法以外の方法を用いて、選出対象のキー条件とアイテムとの関連度を算出し、関連アイテムを選出してもよく、サービスに応じて適した方法で関連アイテムを選出すればよい。具体的に、例えば、検索サイトのようなサービスであれば、キー条件であるキーワードと、アイテムであるウェブページとの関連度を、公知の技術であるtf−idfを用いて算出すればよい。
なお、本実施形態における関連アイテム選出部113は、関連度算出部の役割を持っている。
表示情報集計部114は、表示情報集計処理を行う。
表示情報集計処理は、表示情報格納部135に、表示情報が格納されるたびに行ってもよい。また、関連アイテム選出処理と同様に、サービス提供側にて予め定められた所定のタイミングごとに行ってもよい。
表示情報集計処理の手順を、以下に2種類説明する。
まず、図10を用いて、第1の表示情報集計処理を説明する。第1の表示情報集計処理は、新規に登録された表示情報、言い換えると、前回までの処理で利用されなかった表示情報のみを用いて、表示集計情報を更新することになる。
次に、表示情報集計部114が、ステップS102にて選択した表示情報に含まれるアイテム識別子ごとに、閲覧率を算出する(ステップS103)。なお、表示情報格納部135の格納形式が、第1の格納形式の場合、表示情報の表示詳細情報に1つ以上のアイテム識別子が含まれているので、アイテム識別子それぞれに対して閲覧率を算出する必要がある。閲覧率とは、ユーザがそのアイテムを閲覧した可能性が高いほど高くなる値であり、閲覧率の算出方法によって、閲覧率の性質も変わっていく。
閲覧率算出の第1の方法は、どのようなキー条件であっても、どのようなアイテム識別子であっても一律に同じ値(例えば、「1」)を付与する方法である。この方法は、キー条件に関らず、表示された全てのアイテムがユーザによって閲覧されているとしている。このとき、閲覧率を集計した値である閲覧率集計値は、端末装置3の端末表示部34に、そのアイテムが表示された回数のみ比例する。
また、関連アイテム表示ページ情報に対応する表示情報に関しては、その表示情報に集合識別子が含まれている場合、集合識別子ごとに、利用する閲覧率の算出方法を変えてもよい。
以上が、閲覧率の算出方法の説明である。
次に、表示情報集計部114が、ステップS101にて取得した未処理の表示情報が、ステップS102にて全て選択したか否かを判定する(ステップS105)。全て選択した場合はステップS106へ進み。まだ未選択のものが残っている場合には、ステップS102へ進む。
まず、表示情報集計部114が、ステップS103にて閲覧率を算出した閲覧率算出対象アイテムのアイテム識別子ごとに、例えば、アイテム識別子の辞書順に、1つ選択する(ステップS201)。
次に、表示情報集計部114が、表示集計情報格納部136に、ステップS102にて選択した表示情報に含まれるユーザ識別子と、ステップS102にて選択した表示情報に含まれるキー条件と、ステップS201にて選択したアイテム識別子が一致する表示集計情報が存在するか否かを判定する(ステップS202)。存在する場合はステップS203へ進み、存在しない場合はステップS204へ進む。
閲覧率集計値の第1の更新方法は、閲覧率集計値に対して、ステップS103にて算出した閲覧率を加算する方法である。このとき、閲覧率集計値は、閲覧率の総和となる。
ステップS204では、表示情報集計部114が、ステップS102にて選択した表示情報に含まれるユーザ識別子と、ステップS102にて選択した表示情報に含まれるキー条件と、ステップS201にて選択したアイテム識別子と、ステップS103にて算出した閲覧率を閲覧率集計値としたものと、ステップS102にて選択した表示情報に含まれる表示時期情報を最終表示時期情報としたものを関連付けた表示集計情報を、表示集計情報格納部136に登録する。なお、表示集計情報に閲覧率の総和と表示回数も関連付ける場合は、閲覧率の総和をステップS103にて算出した閲覧率とし、表示回数を「1」とすればよい。
以上が、ステップS104の表示集計登録更新処理の手順の説明である。
第1の表示情報集計処理は、未処理の表示情報のみを扱うため処理量が少ない。このため、表示情報格納部135に、表示情報が格納されるたびに行う場合に適している。
以上が、第1の表示情報集計処理の手順の説明である。
まず、表示情報集計部114が、表示集計情報格納部136に格納されている表示集計情報を全て削除する(ステップS301)。
次に、表示情報集計部114が、表示情報格納部135より、所定の処理期間に該当する表示時期情報を有する表示情報を全て取得する(ステップS302)。所定の処理期間は、第2の表示情報集計処理を行う時刻から、サービス提供側が予め定めた所定時間(例えば、一日や一週間や一ヶ月など)遡った期間とすればよい。第2の表示情報集計処理においても、表示情報にページ情報が含まれる場合は、第1の表示集計処理の場合と同様に、所定の条件を満たす表示情報のみを取得して、以降の処理を行ってもよい。
第2の表示情報集計処理は、一から表示集計情報を作成するため処理量は多いが、所定の処理期間に該当する表示情報のみを用いて表示集計情報を作成できる。なお、第2の表示情報集計処理は処理量が多いため、所定のタイミングごとに行うのがよい。
以上が、第2の表示情報集計処理の手順の説明である。表示情報集計部114が、本実施形態における閲覧率集計値算出部となる。
まず、表示順位決定部115が、ネットワーク2経由で端末装置3より関連アイテム取得要求を受信する(ステップS401)。
次に、表示順位決定部115が、関連アイテム情報格納部134より、関連アイテム情報を取得する(ステップS402)。関連アイテム情報格納部134が第1の格納形式の場合、ステップS401にて受信した関連アイテム取得要求に含まれるキー条件を含む関連アイテム情報を全て取得すればよい。関連アイテム情報格納部134が第2の格納形式の場合、ステップS401にて受信した関連アイテム取得要求に含まれるキー条件と、関連アイテム取得要求を用いて取得した集合識別子とを含む関連アイテム情報を全て取得すればよい。なお、集合識別子を取得するには、ステップS401にて受信した関連アイテム取得要求に集合識別子が含まれていればそのまま取得してもよいし、ステップS401にて受信した関連アイテム取得要求に関連アイテム表示ページ情報が含まれており、かつ、情報処理サーバ格納部13に関連アイテム表示ページ情報と集合識別子とを関連付けた集合決定情報が記憶されている場合、情報処理サーバ格納部13より取得すればよい。また、情報処理サーバ格納部13に、ステップS401にて受信した関連アイテム取得要求に含まれるユーザ識別子に対応するユーザが現在閲覧中のページに関する情報を保持しており、かつ、情報処理サーバ格納部13に集合決定情報が記憶されている場合も、情報処理サーバ格納部13より取得すればよい。なお、ステップS401にて受信した関連アイテム取得要求に含まれるユーザ識別子に対応するユーザが過去に利用したアイテムを除外して取得してもよい。
次に、表示順位決定部115が、ステップS402にて取得した関連アイテム情報に含まれるアイテム識別子ごとに、優先度を算出する(ステップS404)。
ここで、優先度の算出方法を説明する。なお、関連アイテム情報のうち、ステップS403にて、対応する表示集計情報を取得することができなかった関連アイテム情報の閲覧率集計値を「0」とみなす。
また、閲覧率算出式の定数を調整することで、関連アイテムの表示回数1回に対して、どの程度関連アイテムを入れ替えるかを調整することができる。
以上が、表示順位決定処理の手順の説明である。
アイテム詳細情報送信処理とは、関連アイテム詳細情報以外のアイテム詳細情報を端末装置3に送信する処理であり、まず、端末装置3の端末表示部34に表示するページに必要なアイテム情報を、アイテム情報格納部132から全て取得する。次に、取得したアイテム情報を用いてアイテム詳細情報を作成する。そして、作成したアイテム詳細情報を、端末装置3に送信する。
以上が、アイテム詳細情報送信処理の説明である。
まず、端末装置3の端末制御部31が、関連アイテム取得要求送信処理を行い、ネットワーク2を通じて、情報処理サーバ装置1に、関連アイテム取得要求を送信する(ステップS501)。
次に、情報処理サーバ装置1の関連アイテム選出部113が、ネットワーク2を通じて、端末装置3より、関連アイテム取得要求を受信すると、受信した関連アイテム取得要求に含まれるキー条件に対して、関連アイテム選出処理を行う(ステップS502)。
次に、端末装置3の端末制御部31が、ネットワーク2を通じて、情報処理サーバ装置1より、ステップS501にて送信した関連アイテム取得要求に対応する関連アイテム詳細情報を受信すると、関連アイテム詳細情報表示処理を行う(ステップS504)。
次に、情報処理サーバ装置1の表示情報登録部112が、ネットワーク2を通じて、端末装置3より、表示履歴を受信すると、受信した表示履歴に対して、表示情報登録処理を行う(ステップS506)。このとき、ステップS506にて受信した表示履歴を基に作成された表示情報が、未処理の表示情報として、表示情報格納部135に記憶されることになる。
なお、所定のタイミングごとに、関連アイテム選出処理を行う場合は、ステップS502の処理をスキップすればよい。また、所定のタイミングごとに、表示情報集計処理を行う場合は、ステップS507の処理をスキップすればよい。
以上が、関連アイテム詳細情報を取得し、表示履歴を送信する一連の手順の一例の説明である。
多くのユーザが頻繁にアクセスするようなサービスにおいて、協調フィルタリング方式などのような処理量の多い関連アイテム選出処理を適用する場合、ユーザがアイテムを表示するページにアクセスするたびに、そのアイテムに対する関連アイテム選出処理を行うと、処理量が多くなり、最終的に処理しきれなくなってしまうため、関連アイテム選出処理を所定のタイミングごとに所定の条件を満たすアイテムに対して行うことが多い。このようなサービスにおいて、本実施形態における表示順位決定処理を行うことで、関連アイテム選出処理を頻繁に行わなくても、ユーザの閲覧状況に応じて、キー条件に関連するアイテム集合の表示順位を入れ替えることができる。また、ユーザごと、キー条件ごとに、閲覧状況を管理しているので、同一のキー条件に対応する関連アイテム集合であっても、他のユーザの閲覧状況に影響されずに、自身の閲覧状況によって閲覧アイテム集合の表示順位を変化させることができる。
以下に、本発明の第2の実施形態について、図を用いて詳細に説明する。本発明の第2の実施形態は、端末装置から表示履歴が送信されない場合に、後述する表示情報を用いて、表示集計情報を作成する方法である。
本発明の第2の実施形態におけるシステム全体の構成は、情報処理サーバ装置1の代わりに情報処理サーバ装置5を用いる以外は本発明の第1の実施形態と同様である。
ネットワーク2は、本発明の第1の実施形態と同様である。
端末装置3は、本発明の第1の実施形態における端末装置3と同様の構成であるが、端末制御部31で行なう処理が異なる。
図18は、本実施形態における情報処理サーバ装置5の構成図である。本実施形態における情報処理サーバ装置5は、情報処理サーバ制御部51と、情報処理サーバ通信部12と、情報処理サーバ格納部53とで構成される。
情報処理サーバ通信部12は、本発明の第1の実施形態と同様である。
利用履歴登録部111と、関連アイテム選出部113は、本発明の第1の実施形態と同様である。
ステップS401からステップS406までの一連の処理は、本発明の第1の実施形態と同様である。ステップS406までの処理が終わると、ステップS707へ進む。
なお、ステップS707からステップS708までの処理を、ステップS406の処理の後に行う手順で説明したが、ステップS401以降であれば、どのようなタイミングで行ってもよいし、ステップS402からステップS406までの処理と並行して行ってもよい。
以上が、本実施形態における表示順位決定処理の手順の説明である。
本実施形態における表示情報集計処理は、表示情報格納部535に、表示情報が格納されるたびに行ってもよい。また、関連アイテム選出処理と同様に、サービス提供側にて予め定められた所定のタイミングごとに行ってもよい。
まず、図21を用いて、本実施形態における第1の表示情報集計処理を説明する。
本実施形態における第1の表示情報集計処理は、本発明の第1の実施形態における第1の表示情報集計処理のステップS103の処理をステップS803の処理で置き換えればよいため、ステップS803の処理について説明する。
ステップS803では、表示情報集計部514が、ステップS802にて選択した表示情報を用いて、閲覧率算出の対象となるアイテム(閲覧率算出対象アイテム)を抽出し、抽出した閲覧率算出対象アイテムのアイテム識別子ごとに、閲覧率を算出する。
表示形式情報に、表示したアイテムのアイテム識別子が含まれている場合は、そのアイテム識別子を閲覧率算出対象アイテムのアイテム識別子として抽出すればよい。
また、端末装置3にて特定ルールを用いて、ランダム性のある再ソートが行われていた場合において、表示したアイテムのアイテム識別子や最終表示順位は特定できないが、特定ルールが判別できるのであれば、以下の2つの算出方式を用いることができる。
以上が、表示したアイテムのアイテム識別子や最終表示順位は特定できないが、特定ルールが判別できる場合に利用できる閲覧率の算出方法である。
以上が、第1の表示情報集計処理の手順の説明である。
本実施形態における第2の表示情報集計処理は、本発明の第1の実施形態における第2の表示情報集計処理のステップS103の処理をステップS803の処理で置き換えればよい。ステップS803に関しては、本実施形態における第1の表示情報集計処理におけるステップS803と同様の処理を行えばよい。
以上が、第2の表示情報集計処理の手順の説明である。
かなり多くのユーザが頻繁にアクセスし、ネットワークの負荷が高いような、サービスでは、ネットワークの負荷を抑えるために、端末装置3から表示履歴を送信しないことが多い。このような場合においても、本実施形態では、表示情報を用いることで、ユーザの閲覧状況に応じて、キー条件に関連するアイテム集合の表示順位を入れ替えることができる。
2 ネットワーク
3 端末装置
31 端末制御部
32 端末通信部
33 端末入力部
34 端末表示部
11,51 情報処理サーバ制御部
111 利用履歴登録部
112 表示情報登録部
113 関連アイテム選出部
114,534 表示情報集計部(閲覧率集計値算出部)
115,515 表示順位決定部
12 情報処理サーバ通信部
13,53 情報処理サーバ格納部
131 ユーザ情報格納部
132 アイテム情報格納部
133 利用履歴格納部
134 関連アイテム情報格納部
135,535 表示情報格納部(閲覧情報格納部)
136 表示集計情報格納部
Claims (20)
- ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置であって、
ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納部と、
一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出部と、
一のユーザと一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出部と、
前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定部と
を備え、
前記閲覧情報格納部では、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが端末装置の端末表示部にて最終的に表示された順番を示す最終表示順位を特定する情報を、さらに関連付けて格納し、
前記閲覧率集計値算出部では、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対し、そのアイテムの前記最終表示順位が上位であるほどその値が高くなるような閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれる複数のアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出する
ことを特徴とする情報処理装置。 - ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置であって、
ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納部と、
一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出部と、
一のユーザと一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出部と、
前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定部と
を備え、
前記閲覧情報格納部は、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが、前記閲覧特定情報に対応付けられたユーザが利用する端末装置に表示される確率である表示確率を推定するための表示確率推定情報を、前記閲覧特定情報にさらに関連付けて格納し、
前記閲覧率集計値算出部では、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記表示確率推定情報を基に、前記表示確率の推定値である表示確率推定値を算出し、前記表示確率推定値が高いほどその値が高くなるように閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出する
ことを特徴とする情報処理装置。 - ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置であって、
ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納部と、
一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出部と、
一のユーザと一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出部と、
前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定部と
を備え、
前記閲覧情報格納部は、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが、前記閲覧特定情報に対応付けられたユーザが利用する端末装置に最終的に表示される順位である最終表示順位ごとに、その最終表示順位になる確率である表示順位確率を推定するための表示順位推定情報を、前記閲覧特定情報にさらに関連付けて格納し、
前記閲覧率集計値算出部では、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記表示順位推定情報を基に、各最終表示順位ごとの表示順位確率の推定値である表示順位確率推定値を算出し、前記表示順位確率推定値を用いて、最終表示順位の期待値を算出し、前記最終表示順位の期待値が高いほどその値が高くなるように閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出する
ことを特徴とする情報処理装置。 - ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置であって、
ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納部と、
一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出部と、
一のユーザと一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出部と、
前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定部と
を備え、
前記閲覧情報格納部は、前記閲覧特定情報に対して、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧されたアイテムの集合である閲覧アイテム集合を表示するページを特定できるページ情報を、さらに関連付けて格納し、
前記ページ情報と、閲覧率集計値算出に用いる定数である閲覧定数とを対応付けたページ情報対応表を格納するページ情報対応表格納部をさらに備え、
前記閲覧率集計値算出部では、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、前記ページ情報対応表格納部よりその閲覧特定情報に対応する閲覧定数を取得し、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれ対して前記取得した閲覧定数を関連付け、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムに関連付けられた閲覧定数の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記閲覧情報格納部は、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合が、前記一のユーザが利用する端末装置に提供された時期を示す送信時期情報を、前記閲覧特定情報にさらに関連付けて格納し、
前記閲覧率集計値算出部では、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報のうち、前記送信時期情報が、所定期間に該当するもののみを用いて閲覧率集計値を算出する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記表示順位決定部では、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれる複数のアイテムに対して、そのアイテムに対して算出された前記関連度の高い順に関連順位を付与し、前記関連順位と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連順位が高いほどその値が高くなり、前記閲覧率集計値が高いほどその値が低くなるように優先度を算出する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記表示順位決定部では、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムのうち、前記関連度が所定値以上のアイテムまたは前記関連度の高い順に所定数を超えない数のアイテムを選択し、前記選択したアイテムに対してのみ優先度を算出する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記キー条件は、複数のアイテム情報から、一のアイテムに関連する所定数のアイテム情報を抽出するための条件であり、
前記関連度算出部では、アイテムごとに、前記一のアイテムとの関連性の度合いを示す関連度を算出する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記キー条件は、1つ以上のキーワードで構成される検索キーワードであり、
前記関連度算出部では、アイテムごとに、前記検索キーワードとの関連性の度合いを示す関連度を算出する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 端末装置より、一のキー条件に対応する関連アイテムの取得を要求する関連アイテム取得要求を受信する受信部と、
前記関連アイテム取得要求に対応する一のキー条件に対する関連アイテム候補集合と、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれの表示順位を示す情報とを関連付けた関連アイテム詳細情報を、前記端末装置に送信する送信部と
を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 一のユーザに提供する前記一のキー条件に関連するアイテム情報の集合であるアイテム詳細情報を、前記一のユーザが利用する端末装置に送信する送信部
を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。 - 一のユーザに提供する前記一のキー条件に関連するアイテム情報の集合であるアイテム詳細情報を、前記一のユーザが利用する端末装置に送信する送信部と、
前記一のユーザが利用する端末装置の端末装置より、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報を受信する受信部と、
を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理方法であって、
閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、
関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、
表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップと
を有し、
前記閲覧情報格納ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが端末装置の端末表示部にて最終的に表示された順番を示す最終表示順位を特定する情報を、さらに関連付けて格納し、
前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対し、そのアイテムの前記最終表示順位が上位であるほどその値が高くなるような閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれる複数のアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出する
ことを特徴とする情報処理方法。 - ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理方法であって、
閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、
関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、
表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップと
を有し、
前記閲覧情報格納ステップは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが、前記閲覧特定情報に対応付けられたユーザが利用する端末装置に表示される確率である表示確率を推定するための表示確率推定情報を、前記閲覧特定情報にさらに関連付けて格納し、
前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記表示確率推定情報を基に、前記表示確率の推定値である表示確率推定値を算出し、前記表示確率推定値が高いほどその値が高くなるように閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出する
ことを特徴とする情報処理方法。 - ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理方法であって、
閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、
関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、
表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップと
を有し、
前記閲覧情報格納ステップは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが、前記閲覧特定情報に対応付けられたユーザが利用する端末装置に最終的に表示される順位である最終表示順位ごとに、その最終表示順位になる確率である表示順位確率を推定するための表示順位推定情報を、前記閲覧特定情報にさらに関連付けて格納し、
前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記表示順位推定情報を基に、各最終表示順位ごとの表示順位確率の推定値である表示順位確率推定値を算出し、前記表示順位確率推定値を用いて、最終表示順位の期待値を算出し、前記最終表示順位の期待値が高いほどその値が高くなるように閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出する
ことを特徴とする情報処理方法。 - ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理方法であって、
閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、
関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、
表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップと
を有し、
前記閲覧情報格納ステップは、前記閲覧特定情報に対して、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧されたアイテムの集合である閲覧アイテム集合を表示するページを特定できるページ情報を、さらに関連付けて格納し、
前記ページ情報と、閲覧率集計値算出に用いる定数である閲覧定数とを対応付けたページ情報対応表を格納するページ情報対応表格納ステップをさらに有し、
前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、前記ページ情報対応表格納ステップよりその閲覧特定情報に対応する閲覧定数を取得し、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれ対して前記取得した閲覧定数を関連付け、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムに関連付けられた閲覧定数の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出する
ことを特徴とする情報処理方法 - ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置のコンピュータに、
閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、
関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、
閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、
表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップと
を実行させ、
前記閲覧情報格納ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが端末装置の端末表示部にて最終的に表示された順番を示す最終表示順位を特定する情報を、さらに関連付けて格納し、
前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対し、そのアイテムの前記最終表示順位が上位であるほどその値が高くなるような閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれる複数のアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出する
ことを特徴とする情報処理プログラム。 - ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置のコンピュータに、
閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、
関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、
閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、
表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップと
を実行させ、
前記閲覧情報格納ステップは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが、前記閲覧特定情報に対応付けられたユーザが利用する端末装置に表示される確率である表示確率を推定するための表示確率推定情報を、前記閲覧特定情報にさらに関連付けて格納し、
前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記表示確率推定情報を基に、前記表示確率の推定値である表示確率推定値を算出し、前記表示確率推定値が高いほどその値が高くなるように閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出する
ことを特徴とする情報処理プログラム。 - ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置のコンピュータに、
閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、
関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、
閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、
表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップと
を実行させ、
前記閲覧情報格納ステップは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧された前記一のキー条件に関連するアイテムの集合である閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムが、前記閲覧特定情報に対応付けられたユーザが利用する端末装置に最終的に表示される順位である最終表示順位ごとに、その最終表示順位になる確率である表示順位確率を推定するための表示順位推定情報を、前記閲覧特定情報にさらに関連付けて格納し、
前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記表示順位推定情報を基に、各最終表示順位ごとの表示順位確率の推定値である表示順位確率推定値を算出し、前記表示順位確率推定値を用いて、最終表示順位の期待値を算出し、前記最終表示順位の期待値が高いほどその値が高くなるように閲覧率を算出し、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記閲覧率の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出する
ことを特徴とする情報処理プログラム。 - ユーザに対する、アイテムを絞り込むためのキー条件に関連するアイテム情報の提供に用いられる情報処理装置のコンピュータに、
閲覧情報格納部が、ユーザに閲覧された可能性のある前記キー条件に関連するアイテム情報に係わるアイテムを特定できる情報である閲覧特定情報を格納する閲覧情報格納ステップと、
関連度算出部が、一のキー条件に対して、アイテムごとに関連性の度合いを示す関連度を算出すると共に、前記関連度が算出されたアイテムの集合である関連アイテム候補集合を形成する関連度算出ステップと、
閲覧率集計値算出部が、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報に基づいて、前記一のユーザが、前記一のキー条件に関連するアイテムを閲覧した度合いを示す閲覧率集計値をアイテムごとに算出する閲覧率集計値算出ステップと、
表示順位決定部が、前記一のキー条件に対応する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、前記関連度と前記閲覧率集計値とを用いて、前記関連度が高いほど優先する度合いが高くなり、前記閲覧率集計値が高いほど優先する度合いが低くなるような優先度を算出し、前記優先度に従って、前記一のユーザに提供される前記一のキー条件に関連するアイテム情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップと
を実行させ、
前記閲覧情報格納ステップは、前記閲覧特定情報に対して、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報により特定される、前記一のユーザに閲覧されたアイテムの集合である閲覧アイテム集合を表示するページを特定できるページ情報を、さらに関連付けて格納し、
前記ページ情報と、閲覧率集計値算出に用いる定数である閲覧定数とを対応付けたページ情報対応表を格納するページ情報対応表格納ステップをさらにコンピュータに実行させ、
前記閲覧率集計値算出ステップでは、前記一のユーザと前記一のキー条件とに対応する前記閲覧特定情報ごとに、前記ページ情報対応表格納ステップよりその閲覧特定情報に対応する閲覧定数を取得し、その閲覧特定情報により特定される閲覧アイテム集合に含まれるアイテムそれぞれ対して前記取得した閲覧定数を関連付け、前記一のキー条件に対する関連アイテム候補集合に含まれるアイテムそれぞれに対して、そのアイテムに関連付けられた閲覧定数の平均をとった値が高いほどその値が高くなり、前記一のユーザが利用する端末装置の端末表示部にて表示された回数である表示回数が多いほどその値が高くなるように閲覧率集計値を算出する
ことを特徴とする情報処理プログラム。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2012102401A JP5803800B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 情報処理装置、端末装置、情報処理方法、表示方法、情報処理プログラム、及び表示プログラム |
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JP2012102401A Active JP5803800B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 情報処理装置、端末装置、情報処理方法、表示方法、情報処理プログラム、及び表示プログラム |
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JP2008146147A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Nec Corp | 情報提示装置、情報提示方法及び情報提示用プログラム |
-
2012
- 2012-04-27 JP JP2012102401A patent/JP5803800B2/ja active Active
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