JP5802974B2 - 木製の太陽光発電パネル架台の架台取替方法 - Google Patents

木製の太陽光発電パネル架台の架台取替方法 Download PDF

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Description

本発明は、木製の太陽光発電パネル架台とその架台取替方法に関するものである。
従来は太陽光発電パネルを地上や建物の平らな屋上に設置する場合、金属製かFRP製が使われている
下記特許文献1には、全国各地で手軽に使用できる木製架台が提案されている。
登録実用新案第3180791号公報
解決しようとする問題点は、上記特許文献1は、屋外では木材が金属材料より腐朽に弱く太陽光発電パネルの耐用年数より短いと考えられるため、当初の設置費用が金属材料より安価でも、腐朽のための木製架台取替が必要になり、その取替時に、その上部の太陽光発電パネルの取り外し、再取り付け及び電気工事の費用が追加となり、木製架台の総費用は安価とはならないことである。
上記のような課題に鑑み、本発明ではその課題を解決すべく発明されたものであって、その目的とするところは、上部に取付けられている太陽光発電パネルは複数のパネルの集合体であるため防水機能のない太陽光発電パネルに下部の架台を雨雪から保護する屋根の機能を持たせることで木製架台の腐朽進行を遅らせ、さらに、木製架台取替の必要性が出てきた時、その上部の太陽光発電パネルを取り外さず、さらに電気工事も一切行わずに、取替出来る木製の太陽光発電パネル架台とその架台取替方法を、提供することを目的とする。
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段は次のとおりである。
即ち、本発明は、上部に太陽光発電パネルを設置する木製架台における架台の取替方法であって、
この架台は、基礎の上にそれぞれ起立させた二本の柱と、これらの柱間に前記太陽光発電パネルの設置勾配に合わせて傾斜させて配置した梁とからなる門型部が形成され、
この門型部の上部に複数の桁を配置してこれら門型部同士が連結される一方、当該桁の上には太陽光発電パネルを取付ける部分を備えているとともに、
柱と梁、柱と桁はそれぞれ方杖で連結固定されており、
これら柱、梁、桁、方杖は全て木製であり、かつ、前記基礎は、最初の柱と取替時の柱を同時に建てることが出来るスペースが上面に確保出来る大きさになっており、
架台の取替時、新規の柱を最初の柱の横に並べて基礎の上面に建て、新規の柱と基礎とを固定して、かつ、新規の梁を新規の柱の上部に固定し、
続いて、太陽光発電パネルの金属フレームと最初の梁との間に新規の桁を上下各開口部の方向からそれぞれ挿入して新規の梁に固定し、
次に、新規の方杖の上部を新規の梁および桁に、下部を新規の柱と固定し、
太陽光発電パネルを取り付けている金属フレームと最初の桁とを外し、新規の桁と金属フレームを固定した後に、
既存の、桁、梁、柱を順次解体撤去することによって、木製架台の全体あるいは部分を何度でも取替出来るようにするという技術的手段を採用したことによって、木製の太陽光発電パネル架台の架台取替方法を完成させた。
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、基礎を作るとき、最初の柱および新規の柱の2本の柱を基礎に固定できる位置に位置決め用の基礎金物を4本埋め込み、2本の基礎金物の穴にボルトを通して柱と基礎を固定するという技術的手段を採用することもできる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、柱の下部を基礎に固定する一方、取替時の新規の桁の巾寸法だけ最初の梁より上下共に長くした新規の梁を新規の柱の上部に固定するという技術的手段を採用することもできる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、最初の架台の方杖を取り外す場合に、取替用の新規の方杖を仮の方杖として取替工事に差し障りのない最初の架台部分に仮止めしておき、架台の安全を確保する一方、
仮止めしていた方杖を外し、新規の方杖として、上部は新規の梁、桁に、下部は新規の柱と固定するという技術的手段を採用することもできる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、新規の方杖を固定した後、太陽光発電パネルを取り付けている金属フレームと最初の桁との接合金物を外し、外した金物で、新規の桁と金属フレームを固定する時、接合金物の脱着を1個ずつ行い、太陽光発電パネルの落下を防ぐという技術的手段を採用することもできる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、妻側から挿入する新規の桁の桁背寸法を新規の桁より所定寸法だけ小さくして作り、架台の妻側から差込み、最初の桁に並べて設置し、新規の梁と新規の桁の間に前記所定寸法の厚さの木製パッキンを置き、新規の桁と新規の梁を固定するという技術的手段を採用することもできる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、下部の架台構造物を雪や雨による錆や腐敗から守るために、太陽光発電パネルの金属フレームの上部先端および桁の木口に水切りを取り付け、太陽光発電パネル同士の接合部分にコーキング処理を施して、防水屋根の機能を持たせるという技術的手段を採用することもできる。
全国各地で安価に入手しやすい木材(間伐材使用も可能)を使用し、取替工事も低費用で出来ることから、木材使用の太陽光発電パネル架台を半永久的に使用することが出来る効果と地域産業である木材産業の活性化にも寄与する。
さらに、架台は腐朽すれば取替えるという前提と周囲の環境保全のため、架台の木材には薬品による防腐処理を施さないから、撤去された架台の木材は、他の製品への再利用や、バイオマスとしての利用が可能である。
図1は架台の斜視図である。 図2は架台と太陽光発電パネルの斜視図である。 図3は架台の妻側立面図である。 図4は架台の桁側立面図である。 図5(イ)は実施例1の基礎金物bの斜視図であり、図5(ロ)は実施例1の基礎金物bを埋め込んだ基礎aの斜視図である。 図6は実施例1の最初に基礎aに柱1を建てた平面図である。 図7は実施例1の最初に柱1を建てた基礎aの平面図である。 図8は実施例1の最初に基礎aに柱1を建てた斜視図である。 図9は実施例1の取替時、基礎aに柱7を建てた平面図である。 図10は実施例1の取替時に柱1に接して柱7を建てた基礎aの平面図である。 図11は実施例1の取替時に柱1に接して柱7を建てた斜視図である。 図12は実施例1の取替時に柱7に梁8を取り付けた図である。 図13は実施例1の取替時に桁9を取り付けた図である。 図14(イ)は実施例2の基礎金物bの斜視図であり、図14(ロ)は実施例2の基礎金物bを埋め込んだ基礎pの斜視図である。 図15は実施例2の最初に基礎pに柱1を建てた平面図である。 図16は実施例2の最初に柱1を建てた基礎pの平面図である。 図17は実施例2の最初に基礎pに柱1を建てた斜視図である。 図18は実施例2の取替時に柱1に接して柱11を建てた平面図である。 図19は実施例2の取替時に柱1に接して柱11を建てた基礎pの平面図である。 図20は実施例2の取替時に柱1に接して柱11を建てた斜視図である。 図21は実施例2の取替時に柱11に梁12を取り付けた図である。 図22は実施例2の取替時に桁13と桁15を取り付けた図である。 図23は取替時に妻側から差し込んだ桁を取り付ける図である。 図24は水切りの図である。 図25は桁ズレ防止板の図である。 図26は桁15を増やした図である。 図27は実施例1の柱下部の溝の図である。 図28は実施例2の柱下部の溝の図である。
本発明の木製架台は、全体の形としては図1、図2、図3、図4に示す通りである。具体的には、基礎aの上にそれぞれ起立させた二本の柱1・1と、これらの柱間に前記太陽光発電パネルeの設置勾配に合わせて傾斜させて配置した梁2とからなる門型部が形成され、この門型部の上部に複数の桁3を配置してこれら門型部同士が連結される一方、当該桁3の上には太陽光発電パネルeを取付ける部分を備えているとともに、柱1と梁2、柱1と桁3はそれぞれ方杖4で連結固定されており、これら柱1、梁2、桁3、方杖4は全て木製であり、かつ、前記基礎aは、最初の柱1と取替時の柱7を同時に建てることが出来るスペースが上面に確保出来る大きさになっており、風雪に耐える構造に作られ、上部に設置される太陽光発電パネルeの大きさに合わせて、図1の矢印Aが示す桁行方向、矢印Bが示す梁間方向に長さを変えて対応出来るようになっている。
上記木製架台は、年月が立ち風雪で腐朽し架台を取替る必要が生じた時のため、最初につくる基礎aは図5の(ロ)、基礎pは図14の(ロ)に示すように、最初の柱と取替時の柱を同時に建てることが出来るスペースが上面に確保出来る大きさになっている。
なお、雨水が上部の太陽光発電パネルを伝って下部の架台を濡らし、架台に腐朽やサビが発生するのを防ぐため、図2、図24に示すように、太陽光発電パネルeの金属フレームfの上部先端にアングルsを使って取付けた水切りhと、桁3の木口に取付けた水切りiと、太陽光発電パネル相互の接合部に施工された防水コーキングgにより、上部の太陽光発電パネルeが下部の木製架台を雨水から守る屋根の役目を持っている。
次に、本発明を実施するための最良の形態の構成に基づく本架台の取替方法について以下詳述する。
最初に架台を建てるために作る基礎aは、架台取替時に図5の(ロ)、図10、図11に示すように、最初の柱1に接してもう1本の柱7を建てることができる大きさに作る。
上記基礎aを作るとき、図5の(イ)に示す基礎金物bを4本、図10に示すように柱1、柱7の2本の柱を基礎aに固定できる位置に埋め込み、その基礎aの上面に、図6に示す矢印kの方向の勾配に設置される太陽光発電パネルeの水下の方向(勾配の下がっている方向)から見て基礎a上の右側の部分に柱1を建て、図7、図8に示すように、2本の基礎金物bの穴cにボルトdを通して柱1と基礎aを固定する。続いて、図3、図4に示すように、梁2、桁3、方杖4の順に梁2、桁3、方杖4を柱1にボルトで固定し架台を組み立てる。続いて、桁3の上に金属フレームfを取付け、太陽光発電パネルeを取付ける。
年月が立ち、当初設置された木製架台が腐朽した時の架台取替の施工方法を示す。
はじめに、最初の架台の方杖4を外す。方杖4を取り外す場合、安全性を考え取替用の新規の方杖10を仮の方杖として取替工事に差し障りのない最初の架台部分に釘で仮止めしておき、架台の安全を確保する。次に、取替時の新規の柱7を図9、図10、図11に示すように、最初の柱1の横に並べて基礎aの上に建て、新規の柱7と2本の基礎金物bを最初の柱1の時と同様にボルトで固定する。続いて、図12、図13に示すように、取替時の新規の桁9の巾寸法tだけ最初の梁2より上下共に長くした新規の梁8を新規の柱7の上部に固定する。続いて、図13に示すように、太陽光発電パネルeの金属フレームfと最初の梁8との間に新規の桁9を上下各開口部(図中の矢印m、矢印n)の方向からそれぞれ挿入して新規の梁8に固定する。次に、仮止めしていた方杖10を外し、図3、図4に示すように、新規の方杖として、上部は梁8、桁9に、下部は新規の柱7とボルトで固定する。その後、太陽光発電パネルeを取り付けている金属フレームfと最初の桁3との接合金物を外し、外した接合金物で、新規の桁9と金属フレームfを固定する。この時、接合金物の脱着は1個ずつ行い、太陽光発電パネルの落下を防ぐ。その後に、既存の、桁3、梁2、柱1を順次解体撤去する。こうして組み立てられた新規の木製架台が、年月が立ち、腐朽した時は、本実施例の手順を繰り返すことによって、木製架台の全体あるいは部分を何度でも取替出来る。
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例は、基礎の上面における新規の柱の建て位置が異なるものである。最初に架台を建てるために作る基礎pは、架台取替時に図14の(ロ)、図19、図21に示すように、最初の柱1に接してもう1本の柱11を建てることができる大きさに作る。
上記基礎pを作るとき、図14の(イ)に示す位置決め用の基礎金物bを4本、図19に示すように柱1、柱11の2本の柱を基礎pに固定できる位置に埋め込み、その基礎pの上面に、図15に示す矢印kの方向の勾配に設置される太陽光発電パネルeの水下の方向(勾配の下がっている方向)から見て基礎p上の右側の部分に柱1を建て、図16、図17に示すように、2本の基礎金物bの穴cにボルトdを通して柱1と基礎pを固定する。続いて、図3、図4に示すように、梁2、桁3、方杖4の順に梁2、桁3、方杖4を柱1にボルトで固定し架台を組み立てる。続いて、桁3の上に金属フレームfを取付け、太陽光発電パネルeを取付ける。
年月が立ち、当初設置された木製架台が腐朽した時の架台取替の施工方法を示す。
はじめに、最初の架台の方杖4を外す。方杖4を取り外す場合、安全性を考え取替用の新規の方杖14を仮の方杖として取替工事に差し障りのない最初の架台部分に釘で仮止めし架台の安全を確保する。次に、取替時の新規の柱11を図18、図19、図20に示すように、最初の柱1の対角線に取替時の新規の柱11の対角線が接するように取替時の新規の柱11を建て、新規の柱11と2本の基礎金物bを最初の柱1と同様にボルトで固定する。続いて、図21に示すように、新規の梁12を新規の柱11の上部に固定する。続いて、図22に示すように、太陽光発電パネルeの金属フレームfと最初の梁12との間に新規の桁13を上開口部(図中の矢印q)の方向から挿入し最初の桁3に並べて設置し梁8に固定する。
次に、勾配下部の新規の桁15の取り付けは、太陽光発電パネルeの取り付け用金属フレームfと新規の梁12との間隙に新規の桁15を架台妻側から差し込んで設置するが、金属フレームfと新規の梁12の間隔寸法と新規の桁15の桁背寸法が同じであれば差し込むことは容易でない。その解決方法として、新規の桁15の桁背寸法を新規の桁13より所定寸法jだけ小さくして作り、架台の妻側から差込み、図22に示すように矢印rの方向に移動し最初の桁3に並べて設置し、新規の梁12と新規の桁15の間に前記所定寸法の厚さjの木製パッキン5を置き、新規の桁15と新規の梁12を固定する。その後、太陽光発電パネルeを取り付けている金属フレームfと最初の桁3との接合金物を外し、外した金物で、新規の桁13、桁15と金属フレームfを固定する。この時、接合金物の脱着は1個ずつ行い、太陽光発電パネルの落下を防ぐ。その後に、既存の、桁3、梁2、柱1を解体撤去する。
以上、実施例1、実施例2について説明したが、下記のような変形例も可能である。
上部に設置される太陽光発電パネルの枚数によっては、図1の矢印Aの桁行方向に伸ばす場合は、柱1、梁2の門型部の数を増やし、矢印Bの梁間方向に長さが長くなる場合は、図26に示すように桁15の数を増やして対応する。
前記の数を増やす桁15の取り付け方法は、全て、妻側から差込み、図22、図23に示す桁15の取り付け方法とする。
構造耐力上必要な桁3、桁9、桁13、の背寸法は、桁15の寸法に寸法jを加えた寸法とする。
架台取替時の新規架台組立においては、新規架台の柱2本とその上部に傾斜させて配置した梁1本からなる門型部3セットを組み立て完了後にその梁の上に桁を配置し門型部を連結し、桁と金属フレームと太陽光発電パネルを固定し、続いて新規架台に接した最初の架台の門型3セットとその上の桁を解体撤去する。この工程を繰り返すことで、解体撤去したボルト、ビス類の金物を再使用し新規架台組立時のボルト、ビス類の金物使用量を節約する。
最初の架台組立時も取替時の架台組立時も、桁3、桁9、桁13を取り付けた後、図3図4、図23、図24、図25、図26に示すように、桁3の下側、梁2の両側に接して桁ズレ防止板6を取付ける。
柱1、柱7が基礎aに、柱1、柱11が基礎pに接する柱中心部分の雨雪による腐朽防止のため、図27、図28に示すように、柱1、柱7、柱11の下面に15ミリ角の溝uを基礎固定ボルトdの方向と90度回転させた方向に作り、柱1、柱7、柱11内部の水分乾燥を促進する。
基礎金物bの代替として、基礎a、基礎pに市販のケミカルアンカーを打ち込むことも可能である。
本架台の各部材間の取り付け方法は、まず、柱と基礎a、基礎pは市販の基礎金物bとボルトで取付け、柱と梁は市販の羽子板ボルトとボルトで取り付け、梁と桁と木製パッキン5は市販のボルトと羽子板ボルト、ビスで取付け、方杖と柱、梁、桁の取付けは市販のボルトとビスを使用し、桁ズレ防止板6の取り付けは、ビスを使用するが、これらの取付け方法以外に、木造建築物に使われる相欠き、込み栓、ホゾなどの工法も架台の構造耐力上支障が本発明の要旨から逸脱しなければ使用可能である。
日本での太陽光発電の多くは、勾配のある住宅の屋根に設置されてあり、その場合太陽光発電パネルを屋根に取り付ける部材は金属フレームfを屋根材と太陽光発電パネルの間に1列に設置するのみで架台は不要である。しかし、2012年の再生可能エネルギー買取法成立により、太陽光発電パネルを大容量で平地に設置する需要が急拡大している。平地に太陽光発電パネルを設置する場合には架台が必要になる。
一般的にはその架台は金属か希に、FRPで作られ耐久性はあるが高価であり、地産地消できない材料である。この架台を、日本各地で容易に調達できる木材(間伐材も可)で制作できれば、コストも抑えることができ、その材料の調達から組立までの地域雇用も生まれる。しかし屋外設置であるため、木材は雨雪により腐朽し、太陽光発電パネルの耐用年数が来る以前に木製架台取替の必要性が生じるが、その時は上部の太陽光発電パネルを撤去し再取付し、さらに電気工事も必要となり、木製架台は金属架台より安価ではないという欠点があったが、上部の太陽光発電パネルをそのままに下部の架台のみ交換できるという本発明は架台制作が安価で出来、日本各地での太陽光発電普及とともに国産木材の利用普及にもつながり産業上の利用可能性が大きいと思われる。
1 最初の柱
2 最初の梁
3 最初の桁
4 最初の方杖
5 木製パッキン
6 桁ズレ防止板
7 実施例1の新規の柱
8 実施例1の新規の梁
9 実施例1の新規の桁
10 実施例1の新規の方杖
11 実施例2の新規の柱
12 実施例2の新規の梁
13 実施例2の新規の桁
14 実施例2の新規の方杖
15 実施例2の取替時の妻側から挿入する桁
a 実施例1の基礎
b 基礎金物
c 穴
d ボルト
e 太陽光発電パネル
f 金属フレーム
g コーキング
h 水切り
i 水切り
j 木製パッキン寸法
k 勾配方向
m 挿入方向
n 挿入方向
q 挿入方向
r 挿入方向
s アングル
t 梁長さ追加寸法
u 溝
GL 地面の表面線
p 実施例2の基礎

Claims (7)

  1. 上部に太陽光発電パネルを設置する木製架台における架台の取替方法であって、
    この架台は、基礎の上にそれぞれ起立させた二本の柱と、これらの柱間に前記太陽光発電パネルの設置勾配に合わせて傾斜させて配置した梁とからなる門型部が形成され、
    この門型部の上部に複数の桁を配置してこれら門型部同士が連結される一方、当該桁の上には太陽光発電パネルを取付ける部分を備えているとともに、
    柱と梁、柱と桁はそれぞれ方杖で連結固定されており、
    これら柱、梁、桁、方杖は全て木製であり、かつ、前記基礎は、最初の柱と取替時の柱を同時に建てることが出来るスペースが上面に確保出来る大きさになっており、
    架台の取替時、新規の柱を最初の柱の横に並べて基礎の上面に建て、新規の柱と基礎とを固定して、かつ、新規の梁を新規の柱の上部に固定し、
    続いて、太陽光発電パネルの金属フレームと最初の梁との間に新規の桁を上下各開口部の方向からそれぞれ挿入して新規の梁に固定し、
    次に、新規の方杖の上部を新規の梁および桁に、下部を新規の柱と固定し、
    太陽光発電パネルを取り付けている金属フレームと最初の桁とを外し、新規の桁と金属フレームを固定した後に、
    既存の、桁、梁、柱を順次解体撤去することによって、木製架台の全体あるいは部分を何度でも取替出来るようにしたことを特徴とする木製の太陽光発電パネル架台の架台取替方法。
  2. 基礎を作るとき、最初の柱および新規の柱の2本の柱を基礎に固定できる位置に位置決め用の基礎金物を4本埋め込み、2本の基礎金物の穴にボルトを通して柱と基礎を固定することを特徴とする請求項1記載の木製の太陽光発電パネル架台の架台取替方法。
  3. 柱の下部を基礎に固定する一方、取替時の新規の桁の巾寸法だけ最初の梁より上下共に長くした新規の梁を新規の柱の上部に固定することを特徴とする請求項1または2記載の木製の太陽光発電パネル架台の架台取替方法。
  4. 最初の架台の方杖を取り外す場合に、取替用の新規の方杖を仮の方杖として取替工事に差し障りのない最初の架台部分に仮止めしておき、架台の安全を確保する一方、
    仮止めしていた方杖を外し、新規の方杖として、上部は新規の梁、桁に、下部は新規の柱と固定することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の木製の太陽光発電パネル架台の架台取替方法。
  5. 新規の方杖を固定した後、太陽光発電パネルを取り付けている金属フレームと最初の桁との接合金物を外し、外した金物で、新規の桁と金属フレームを固定する時、接合金物の脱着を1個ずつ行い、太陽光発電パネルの落下を防ぐことを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の木製の太陽光発電パネル架台の架台取替方法。
  6. 妻側から挿入する新規の桁の桁背寸法を新規の桁より所定寸法だけ小さくして作り、架台の妻側から差込み、最初の桁に並べて設置し、新規の梁と新規の桁の間に前記所定寸法の厚さの木製パッキンを置き、新規の桁と新規の梁を固定することを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の木製の太陽光発電パネル架台の架台取替方法。
  7. 下部の架台構造物を雪や雨による錆や腐敗から守るために、太陽光発電パネルの金属フレームの上部先端および桁の木口に水切りを取り付け、太陽光発電パネル同士の接合部分にコーキング処理を施して、防水屋根の機能を持たせることを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の木製の太陽光発電パネル架台の架台取替方法。
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