JP5801969B2 - ブロードキャスト/マルチキャストサービスを介したグループ通信におけるアプリケーション層アクセスチャネル輻輳回避 - Google Patents

ブロードキャスト/マルチキャストサービスを介したグループ通信におけるアプリケーション層アクセスチャネル輻輳回避 Download PDF

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Description

優先権の主張
本特許出願は、係属中であり、本出願の譲受人に譲渡され、参照により全体が本明細書に明確に組み込まれる、2011年12月28日に出願された「APPLICATION LAYER ACCESS CHANNEL CONGESTION AVOIDANCE IN GROUP COMMUNICATIONS OVER BROADCAST / MULTICAST SERVICES」と題する米国仮特許出願第61/581,028号の優先権を主張する。
本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信システムにおけるブロードキャストおよびマルチキャストサービス上でグループ通信をサポートするための技法に関する。
セルラーまたはワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数のユーザのための双方向通信をサポートすることができる。セルラーシステムは、ブロードキャスト局からユーザへの単方向送信を主にサポートするかまたはそれのみをサポートすることができるブロードキャストシステムと異なる。セルラーシステムは、様々な通信サービスを提供するために広く展開されており、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)システムなどの多元接続システムであり得る。
セルラーシステムは、ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス、およびユニキャストサービスをサポートし得る。ブロードキャストサービスは、すべてのユーザによって受信され得るサービス、たとえば、ニュース放送である。マルチキャストサービスは、あるユーザのグループによって受信され得るサービス、たとえば、サブスクリプションビデオサービスである。ユニキャストサービスは、特定のユーザを対象とするサービス、たとえば、ボイス呼である。グループ通信は、ユニキャスト、ブロードキャスト、マルチキャスト、または各々の組合せのいずれかを使用して実装され得る。グループがより大きくなると、概して、マルチキャストサービスを使用するほうがより効率的になる。しかしながら、レイテンシが低くグループ通信を確立する時間が短いことが必要とされるグループ通信サービスでは、従来のマルチキャストチャネルのセットアップ時間がシステム性能にとって有害になり得る。
加えて、LTE eMBMSなどのブロードキャスト/マルチキャストサービスは、UEマルチキャストアプリケーションのためのアクセスチャネル輻輳回避およびACK/アップリンクTCH抑制をサポートする機構を提供しない。したがって、高密度グループ呼では、同じアクセススロットを巡って競合する多くの応答者が存在することになり、逆方向リンク共通アクセスチャネル上の過度の衝突および衝突に起因する遅延が生じかねない。
本開示は、ブロードキャスト/マルチキャスト通信システムにおける呼告知応答に優先度を設定することに関する。一実施形態は、各ユーザ機器(UE)に第1の呼告知に対する応答の第1のランダム遅延を割り当てることに基づいて、応答の第1の優先度を確立し、第1のランダム遅延を使用して第1の呼告知に応答し、各UEがマルチキャストエリアに存在する経過時間に基づいて、後続呼告知に対する応答の第2の優先度を判定する。
添付の図面は、本発明の実施形態の説明を助けるために提示され、実施形態の限定ではなく、実施形態の例示のためのみに提供される。
ワイヤレス通信システムを示す図である。 例示的な送信構造を示す図である。 マルチセルモードにおける異なるサービスの例示的な送信を示す図である。 シングルセルモードにおける異なるサービスの例示的な送信を示す図である。 ブロードキャスト/マルチキャストサービスをサポートすることができる追加のワイヤレス通信システムを示す図である。 ブロードキャスト/マルチキャストサービスをサポートすることができる追加のワイヤレス通信システムを示す図である。 ブロードキャスト/マルチキャストサービスをサポートすることができるワイヤレス通信システムの一部分のブロック図である。 様々なシステム構成要素間に様々な呼フローおよびシグナリングを有するシステムレベル図である。 第1の輻輳回避方式を示す図である。 第2の輻輳回避方式を示す図である。 情報を受信および/または送信するように構成された論理を含む通信デバイスを示す図である。
本発明の特定の実施形態を対象とする以下の説明および関連する図面で、本発明の態様を開示する。本発明の範囲から逸脱することなく代替的な実施形態を考案することができる。さらに、本発明の関連する詳細を不明瞭にしないように、本発明のよく知られている要素は詳細に記載されないか、または省略される。
「例示的な」という語は、「例、実例、または具体例としての役割を果たすこと」を意味するように本明細書において用いられている。本明細書で「例示的」として説明されるいかなる実施形態であれ、必ずしも他の実施形態よりも好ましい、または有利であると解釈すべきわけではない。同様に、「本発明の実施形態」という用語は、本発明のすべての実施形態が、論じられた特徴、利点または動作モードを含むことを必要としない。さらに、本明細書で使用するグループ通信、プッシュツートーク、または同様の変形態という用語は、2つ以上のデバイス間のサーバ調停されたサービスを指すものである。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態の説明のみを目的とするものであり、本発明の実施形態を限定するものではない。本明細書で使用する単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が別段に明確に示すのでなければ、複数形も含むものとする。「comprises(備える)」、「comprising(備える)」、「includes(含む)」および/または「including(含む)」という用語は、本明細書で使用される場合、記述する特徴、整数、ステップ、動作、要素および/または構成要素の存在を明示するものであって、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素および/またはそのグループの存在または追加を排除するものではないことがさらに理解されよう。
さらに、多くの実施形態が、たとえばコンピューティングデバイスの要素によって実施すべき、一連のアクションに関して説明される。本明細書で説明する様々なアクションは、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、あるいは両方の組合せによって実行され得ることを認識されよう。さらに、本明細書で説明するこれらの一連のアクションは、実行時に、関連するプロセッサに本明細書で説明する機能性を実施させるコンピュータ命令の対応するセットを記憶した、任意の形式のコンピュータ可読記憶媒体内で全体として具現化されるものと見なすことができる。したがって、本発明の様々な態様は、請求する主題の範囲内にすべて入ることが企図されているいくつかの異なる形式で具現化され得る。さらに、本明細書で説明する実施形態ごとに、任意のそのような実施形態の対応する形式について、本明細書では、たとえば、記載のアクションを実行する「ように構成された論理(手段)」として説明することがある。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMAおよびSC-FDMAシステムなどの、様々なセルラー通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形形態を含む。cdma2000は、IS-2000、IS-95、およびIS-856規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンクにOFDMAを使用しアップリンクにSC-FDMAを使用する、E-UTRAを使用するUMTSのリリースであり、UTRA、E-UTRA、UMTS、LTEおよびGSM(登録商標)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と名付けられた編成の文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と名付けられた編成の文書に記載されている。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下ではLTEに関して説明し、以下の説明の大部分でLTE用語を使用する。
図1に、LTEシステムであり得るセルラー通信システム100を示す。システム100は、いくつかのノードBと他のネットワークエンティティとを含み得る。簡単のために、3つのみのノードB110a、110bおよび110cが図1に示されている。ノードBは、ユーザ機器(UE)と通信するために使用される固定局であり得、また、発展型ノードB(eNB)、基地局、アクセスポイントなどと呼ばれることがある。各ノードB110は、特定の地理的エリア102に対して通信カバレージを提供する。システム容量を改善するために、ノードBの全体的なカバレージエリアは、複数のより小さいエリア、たとえば、3つのより小さいエリア104a、104bおよび104cに区分され得る。各より小さいエリアは、それぞれのノードBサブシステムによってサービスされ得る。3GPPでは、「セル」という用語が、このカバレージエリアをサービスするノードBおよび/またはノードBサブシステムの最小カバレージエリアを指し得る。他のシステムでは、「セクタ」という用語が、このカバレージエリアをサービスする基地局および/または基地局サブシステムの最小カバレージエリアを指し得る。明快のために、以下の説明ではセルの3GPP概念を使用する。
図1に示す例では、各ノードB110は、異なる地理的エリアをカバーする3つのセルを有する。簡単のために、図1は互いに重複していないセルを示している。実際の展開では、隣接するセルは一般にエッジにおいて互いに重複し、それにより、UEがシステムを動き回るときにUEがどのロケーションでも1つまたは複数のセルからカバレージを受信することが可能になり得る。
UE120はシステム全体にわたって分散され得、各UEは固定または移動であり得る。UEは、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォンなどであり得る。UEは、ダウンリンクおよびアップリンク上の送信を介してノードBと通信し得る。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、ノードBからUEへの通信リンクを指し、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、UEからノードBへの通信リンクを指す。図1では、両矢印の実線は、ノードBとUEとの間の双方向通信を示す。片矢印の破線は、たとえば、ブロードキャストおよび/またはマルチキャストサービスのために、ノードBからダウンリンク信号を受信しているUEを示す。「UE」および「ユーザ」という用語は、本明細書では互換的に使用される。
ネットワークコントローラ130が、それの制御の下でノードBのために調整および制御を行い、これらのノードBによってサービスされる端末のデータをルーティングするために、複数のノードBに結合し得る。アクセスネットワーク100は、図1に示されていない他のネットワークエンティティも含み得る。さらに、図示のように、ネットワークコントローラは、アクセスネットワーク100を通して様々なUE120にグループ通信サービスを提供するために、アプリケーションサーバ150に動作可能に結合され得る。UEとサーバとの間の通信を可能にするために使用され得る多くの他のネットワークおよびシステムエンティティと、アクセスネットワークの外部の情報とが存在し得ることを諒解されよう。したがって、本明細書で開示する様々な実施形態は、様々な図において詳述する特定の構成または要素に限定されない。
図2に、システム100においてダウンリンクのために使用され得る例示的な送信構造200を示す。送信タイムラインは、無線フレームの単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有し得、10個のサブフレームに区分され得る。各サブフレームは2つのスロットを含み得、各スロットは、固定数または構成可能な数のシンボル期間、たとえば、6つまたは7つのシンボル期間を含み得る。
システム帯域幅は、直交周波数分割多重化(OFDM)を用いて複数(K個)のサブキャリアに区分され得る。利用可能な時間周波数リソースはリソースブロックに分割され得る。各リソースブロックは、1つのスロット中にQ個のサブキャリアを含み得、ただし、Qは12または何らかの他の値に等しくなり得る。利用可能なリソースブロックは、データ、オーバーヘッド情報、パイロットなどを送るために使用され得る。
システムは、複数のUEのために発展型マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(eMBMSまたはE-MBMS:evolved multimedia broadcast/multicast service)をサポートし、ならびに個々のUEのためにユニキャストサービスをサポートし得る。eMBMSのためのサービスは、eMBMSサービスまたはフローと呼ばれることがあり、ブロードキャストサービス/フローまたはマルチキャストサービス/フローであり得る。
LTEでは、データおよびオーバーヘッド情報は、無線リンク制御(RLC)レイヤにおいて論理チャネルとして処理される。論理チャネルは、媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおいてトランスポートチャネルにマッピングされる。トランスポートチャネルは、物理レイヤ(PHY)において物理チャネルにマッピングされる。Table 1(表1)に、LTEにおいて使用される、(「L」として示された)いくつかの論理チャネルと、(「T」として示された)トランスポートチャネルと、(「P」として示された)物理チャネルとを記載し、各チャネルについて短い説明を与える。
Figure 0005801969
Table 1(表1)に示すように、異なるチャネル上で異なるタイプのオーバーヘッド情報が送られ得る。Table 2(表2)に、いくつかのタイプのオーバーヘッド情報を記載し、各タイプについて短い説明を与える。Table 2(表2)はまた、1つの設計に従って、各タイプのオーバーヘッド情報が送られ得るチャネルを与える。
Figure 0005801969
異なるタイプのオーバーヘッド情報は、他の名前で呼ばれることもある。スケジューリングおよび制御情報は動的であり得るが、システムおよび構成情報は半静的であり得る。
システムは、マルチセルモードとシングルセルモードとを含み得る、eMBMSのための複数の動作モードをサポートし得る。マルチセルモードは以下の特性を有し得る。
ブロードキャストサービスまたはマルチキャストサービスのためのコンテンツが、複数のセル上で同期的に送信され得る。
ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのための無線リソースが、ノードBの上に論理的に配置され得るMBMS協調エンティティ(MCE:MBMS Coordinating Entity)によって割り振られる。
ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのためのコンテンツがノードBにおいてMCH上にマッピングされる。
ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス、およびユニキャストサービスのためのデータの(たとえば、サブフレームレベルにおける)時分割多重化。
シングルセルモードは以下の特性を有し得る。
各セルが、他のセルとの同期なしにブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのためのコンテンツを送信する。
ブロードキャストサービスおよびマルチキャストサービスのための無線リソースがノードBによって割り振られる。
ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのためのコンテンツがDL-SCH上にマッピングされる。
ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとユニキャストサービスとのためのデータが、DL-SCHの構造によって可能にされる任意の方法で多重化され得る。
概して、eMBMSサービスは、マルチセルモード、シングルセルモード、および/または他のモードでサポートされ得る。マルチセルモードは、受信性能を改善するために、複数のセルから受信された信号をUEが合成することを可能にし得る、eMBMSマルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN:multicast/broadcast single frequency network)送信のために使用され得る。
図3に、マルチセルモードにおけるM個のセル1〜MによるeMBMSサービスとユニキャストサービスとの例示的な送信を示し、ただし、Mは任意の整数値であり得る。各セルについて、水平軸は時間を表し得、垂直軸は周波数を表し得る。以下の説明の大部分について仮定するeMBMSの1つの設計では、各セルの送信タイムラインは、サブフレームの時間単位に区分され得る。eMBMSの他の設計では、各セルの送信タイムラインは、他の持続時間の時間単位に区分され得る。概して、時間単位は、サブフレーム、スロット、シンボル期間、複数のシンボル期間、複数のスロット、複数のサブフレームなどに対応し得る。
図3に示す例では、M個のセルは、3つのeMBMSサービス1、2、および3を送信する。すべてのM個のセルは、サブフレーム1および3ではeMBMSサービス1を、サブフレーム4ではeMBMSサービス2を、ならびにサブフレーム7および8ではeMBMSサービス3を送信する。M個のセルは、3つのeMBMSサービスの各々について同じコンテンツを送信する。各セルは、サブフレーム2、5および6においてそれ自体のユニキャストサービスを送信し得る。M個のセルは、それらのユニキャストサービスについて異なるコンテンツを送信し得る。
図4に、シングルセルモードにおけるM個のセルによるeMBMSサービスおよびユニキャストサービスの例示的な送信を示す。各セルについて、水平軸は時間を表し得、垂直軸は周波数を表し得る。図4に示す例では、M個のセルは、3つのeMBMSサービス1、2、および3を送信する。セル1は、1つの時間周波数ブロック410においてeMBMSサービス1を、時間周波数ブロック412および414においてeMBMSサービス2を、ならびに1つの時間周波数ブロック416においてeMBMSサービス3を送信する。同様に、他のセルは、図4に示すようにサービス1、2および3を送信する。
概して、eMBMSサービスは任意の数の時間周波数ブロックで送られ得る。サブフレームの数は、送るべきデータの量、および場合によっては他の因子に依存し得る。M個のセルは、図4に示すように、時間および周波数において整合されないことがある時間周波数ブロックにおいて3つのeMBMSサービス1、2および3を送信し得る。さらに、M個のセルは、3つのeMBMSサービスについて同じまたは異なるコンテンツを送信し得る。各セルは、3つのeMBMSサービスのために使用されない残りの時間周波数リソースにおいてそれ自体のユニキャストサービスを送信し得る。M個のセルは、それらのユニキャストサービスについて異なるコンテンツを送信し得る。
図3および図4は、マルチセルモードおよびシングルセルモードにおいてeMBMSサービスを送信する例示的な設計を示している。eMBMSサービスはまた、マルチセルモードおよびシングルセルモードにおいて他の方法で、たとえば、時分割多重化(TDM)を使用して送信され得る。
上記に示したように、eMBMSサービスは、グループにマルチキャストデータを配信するために使用され得、グループ通信システム(たとえば、プッシュツートーク(PTT)呼)では有用であり得る。eMBMSにおける従来のアプリケーションは、別個のサービス告知/発見機構を有する。さらに、事前確立されたeMBMSフロー上の通信は、エアインターフェースにおいてさえ常時オンである。節電最適化は、呼/通信が進行中でないとき、UEをスリープにするように適用しなければならない。これは、典型的には、ユニキャストまたはマルチキャストユーザプレーンデータに関する帯域外のサービス告知を使用することによって実現される。代替的に、アプリケーション層ページングチャネル様の機構を使用することができる。アプリケーション層ページング機構は、アクティブのままでなければならないので、ページング機構が休んでいる場合にアイドル状態である可能性があるマルチキャストサブフレームの帯域幅を消費する。加えて、マルチキャストサブフレームは、アプリケーション層ページングを使用している間はアクティブであるので、サブフレーム内のリソースブロックの残りは、ユニキャストトラフィックに使用することができない。したがって、合計5Mhzの帯域幅は、たとえば、アプリケーション層ページングが他のどんなデータもなしにスケジューリングされる際、サブフレームのために消費される。
図5Aは、本明細書で互換的に使用される、発展型マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(eMBMS)またはMBMSサービスを実装することができるワイヤレスネットワークの別の説明図である。MBMSサービスエリア500は、複数のMBSFNエリア(たとえば、MBSFNエリア1、501およびMBSFNエリア2、502)を含み得る。各MBSFNエリアは、コアネットワーク530に結合される1つまたは複数のeノードB510によってサポートされ得る。コアネットワーク530は、コンテンツプロバイダ570(アプリケーションサーバなどを含み得る)からのコンテンツを制御し、MBMSサービスエリア500に配信するのを容易にするために、様々な要素(たとえば、MME532、eMBMSゲートウェイ534、およびブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM-SC)536)を含み得る。
図5Bは、本明細書で開示される、マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBMS)を実装することができるワイヤレスネットワークの別の説明図である。説明されるネットワークでは、アプリケーションサーバ550(たとえば、PTTサーバ)は、コンテンツサーバとして働くことができる。アプリケーションサーバ550は、ネットワークコアにユニキャストパケット552内のメディアを通信することができ、コンテンツは、ユニキャスト構成で維持され、ユニキャストパケットとして所与のUE(たとえば、発信者/話者520)に送信され得るか、またはBM-SCを介してマルチキャストパケット554に変換され、次いでターゲットUE522に搬送され得る。たとえば、PTT呼は、ユニキャストチャネル上でユニキャストパケット552を介してアプリケーションサーバ550と通信することにより、UE520によって開始され得る。呼発信者/呼話者については、アプリケーションシグナリングとアプリケーションメディアの両方が、アップリンクすなわち逆方向リンク上でユニキャストチャネルを介して通信されることに留意されたい。次いで、アプリケーションサーバ550は、呼告知/通話確立要求を生成し、これらをターゲットUE522に通信することができる。この特定の例で示されるように、通信は、マルチキャストフロー上でマルチキャストパケット554を介してターゲットUE522になされ得る。さらに、この例では、アプリケーションシグナリングとアプリケーションメディアの両方が、ダウンリンクすなわち順方向リンク内でマルチキャストフローを介して通信され得ることが諒解されよう。従来のシステムとは異なり、アプリケーションシグナリングとアプリケーションメディアの両方をマルチキャストフロー内に有することにより、アプリケーションシグナリング用の別個のユニキャストチャネルを有する必要がなくなる。しかしながら、例示したシステムのマルチキャストフローを介したアプリケーションシグナリングを可能にするために、発展型パケットシステム(EPS)ベアラは、BM-SC536、EMBS GW534、eNB510、およびターゲットUE522間で(持続的に)確立される。
本明細書で開示する様々な実施形態に従って、eMBMSに関連するダウンリンクチャネルのいくつかについてさらに論じるが、これらのチャネルは、
MCCH:マルチキャスト制御チャネル、
MTCH:マルチキャストトラフィックチャネル、
MCH:マルチキャストチャネル、および
PMCH:物理マルチキャストチャネルを含む。
eMBMSおよびユニキャストフローの多重化は、時間ドメインのみにおいて実現されることが諒解されよう。MCHは、物理層上の固有のサブフレームにおいてMBSFNを介して送信される。MCHは、ダウンリンクのみのチャネルである。単一のトランスポートブロックは、サブフレーム単位で使用される。異なるサービス(MTCH)は、図6に関して示されるように、このトランスポートブロックにおいて多重化され得る。
低レイテンシを実現し、制御シグナリングを低減するために、各サービスエリアに関して、1つのeMBMSフロー(562、564)をアクティブ化することができる。データレートに応じて、単一のスロット上で複数のマルチキャストフローを多重化することができる。PTT UE(ターゲット)は、スケジューリングされたサブフレーム間で無視し「スリープ状態」になる可能性があり、UEに関してユニキャストデータがスケジューリングされていないとき、電力消費量を低減させることができる。MBSFNサブフレームは、同じMBSFNサービスエリアにおけるグループによって共有され得る。MAC層シグナリングは、ターゲットUEにおけるアプリケーション層(たとえば、PTTアプリケーション)を「起動する」ために活用され得る。
実施形態は、各々がLTEブロードキャストフロー上の別個のeMBMSフローであり、各々定義されたブロードキャスト領域502、501(たとえば、ネットワーク内のセクタのサブセット)に関する、それ自体のアプリケーションレベルブロードキャストストリーム、およびそれ自体のマルチキャストIPアドレスを有する、2つのブロードキャストストリームを使用することができる。別個の領域として示されているが、ブロードキャストエリア502、501は重複し得ることが諒解されよう。
LTEでは、マルチキャストに関する制御およびデータトラフィックは、それぞれ、MCCHおよびMTCHを介して配信される。UEに関する媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MAC PDU)は、MTCHのマッピングおよびサブフレーム内の特定のMTCHの位置を示す。MCHスケジューリング情報(MSI)MAC制御要素は、各MTCHの位置およびMCH上の未使用のサブフレームを示すためにMCHスケジューリング周期内にMCHに割り振られる第1のサブフレームに含まれる。MTCH論理チャネルによって搬送されるeMBMSユーザデータに関して、MCHスケジューリング情報(MSI)は、下位の層においてMTCHを復号することに関する情報(たとえば、MAC層情報)を周期的に与える。MSIスケジューリングは、構成され得、この実施形態によると、MTCHサブフレームインターバルの前にスケジューリングされる。
図6に、様々な実施形態に関して本明細書で説明する、eノードBのうちの1つおよびUEのうちの1つであり得る、eノードB110およびUE120の設計のブロック図を示す。この設計では、ノードB110はT個のアンテナ634a〜634tを装備し、UE120はR個のアンテナ652a〜652rを装備するが、概して、Tは1以上であり、Rは1以上である。
ノードB110において、送信プロセッサ620が、データソース612から(たとえば、アプリケーションサーバ150から直接または間接的に)、ユニキャストサービスのためのデータと、ブロードキャストおよび/またはマルチキャストサービスのためのデータとを受信し得る。送信プロセッサ620は、各サービスのためのデータを処理してデータシンボルを取得し得る。送信プロセッサ620はまた、コントローラ/プロセッサ640および/またはスケジューラ644から、スケジューリング情報、構成情報、制御情報、システム情報および/または他のオーバーヘッド情報を受信し得る。送信プロセッサ620は、受信されたオーバーヘッド情報を処理し、オーバーヘッドシンボルを与え得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ630が、データおよびオーバーヘッドシンボルをパイロットシンボルと多重化し、多重化されたシンボルを処理(たとえば、プリコード)し、T個の変調器(MOD)632a〜632tにT個の出力シンボルストリームを与え得る。各変調器632は、それぞれの出力シンボルストリームを(たとえば、OFDM用に)処理して出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器632はさらに、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログ変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器632a〜632tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ634a〜634tを介して送信され得る。
UE120において、アンテナ652a〜652rが、ノードB110からダウンリンク信号を受信し、受信された信号をそれぞれ復調器(DEMOD)654a〜654rに与え得る。各復調器654は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して受信サンプルを取得し得、受信サンプルを(たとえば、OFDM用に)さらに処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器660が、すべてのR個の復調器654a〜654rから受信シンボルを受信し、処理し、検出シンボルを与え得る。受信プロセッサ670は、検出シンボルを処理し、UE120および/または所望のサービスについての復号されたデータをデータシンク672に与え、復号されたオーバーヘッド情報をコントローラ/プロセッサ690に与え得る。概して、MIMO検出器660および受信プロセッサ670による処理は、ノードB110におけるTX MIMOプロセッサ630および送信プロセッサ620による処理と相補関係にある。
アップリンク上で、UE120において、データソース678からのデータと、コントローラ/プロセッサ690からのオーバーヘッド情報とは、送信プロセッサ680によって処理され、(適用可能な場合は)TX MIMOプロセッサ682によってさらに処理され、変調器654a〜654rによって調整され、アンテナ652a〜652rを介して送信され得る。ノードB110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ634によって受信され、復調器632によって調整され、MIMO検出器636によって検出され、受信プロセッサ638によって処理されて、UE120によって送信されたデータおよびオーバーヘッド情報が取得され得る。
コントローラ/プロセッサ640および690が、それぞれノードB110およびUE120における動作を指示し得る。スケジューラ644は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク送信についてUEをスケジューリングし、ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとの送信をスケジューリングし、スケジューリングされたUEおよびサービスへの無線リソースの割当てを行い得る。コントローラ/プロセッサ640および/またはスケジューラ644は、ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのためのスケジューリング情報および/または他のオーバーヘッド情報を生成し得る。
コントローラ/プロセッサ690は、本明細書で説明する技法のためのプロセスを実装し得る。メモリ642および692は、それぞれノードB110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。様々な論理要素の詳細は、以下の説明で与えられる。したがって、eMBMS環境におけるグループ通信は、本明細書に開示された様々な実施形態に従って達成され得るが、依然として既存の規格に準拠したままである。
アプリケーション層論理を実装することによって、アクセスリソースおよび逆方向リンクリソースの利用が、MBSFNエリアにおけるPTT/グループ通信に参加するUEのアクセスチャネル使用をずらすことによって最小化または低減され得る。UEは、グループ中のユーザの数および/またはMBSFNエリア中のUEの存在の時間加重平均に基づくアクセスチャネルバックオフ確率を導入することができる。これは、アクセスバックオフ遅延のランダム分布をもたらす。グループ通信のための呼告知が到着したとき、アクセスバックオフ遅延が低いUEは、告知に応答することになる。その場合、アプリケーションサーバは、ACKを送るのを待っているグループ中の他のUEにACKを抑制するよう通知するメッセージを送ることができる。
第1の呼に関して、各UEは第1の呼告知に対する応答を遅延させるランダム時間を選択することができる。その場合、各UEはランダム遅延時間に基づいて応答することができる。第1の呼の後、各UEはマルチキャストエリアに存在した時間を追跡し、そのUEがマルチキャストエリアに存在した総経過時間に基づいて遅延時間を調整することができる。
図7に、様々なシステム構成要素間に様々な呼フローおよびシグナリングを有するシステムレベル図を示す。図示のように、全般的に要素710〜736は従来のアクションを表すので、グループ呼をセットアップする様々な態様の詳細な説明は、本明細書では詳しく記述しない。グループ呼を開始するために、発信者UE520は、アプリケーションサーバ550にシグナリングすることによってグループ呼を要求することができる(たとえば、710〜714参照)。次いでアプリケーションサーバ550は、呼告知740を様々なターゲットUE522に送ることができる。呼告知740は、ターゲットUE522によって利用され得る所与の期間の第1の呼(たとえば、1日の第1の呼など)である場合、従来の呼告知であってよく、またはユニキャストターゲットがあるかどうかなどの追加のインジケータを含んでもよい。たとえば、所与の期間の開始時点に、ターゲットUEは、以前計算されたランダムバックオフ時間(ブロック750)を使用して、呼告知に応答することができる。従来の呼告知が送られた場合、ターゲットUE522は、期間の開始を独自に判定することができる。一方、告知メッセージでセットされたインジケータがある場合、ターゲットUE522は、それらの独自の判定にかかわらず、以前確立されたバックオフ時間を使用する。本質的にインジケータは、アプリケーションサーバからのリセットとして使用され得る。同様に、ユニキャストターゲットがあることを示すインジケータを呼告知が含んでいる場合、バックオフ時間は、追加のオフセット時間にわたって遅延し得る。これらの態様については、以下でより詳細に説明する。
ターゲットUEは呼告知を受信した後、本明細書で説明する様々な実施形態に従って逆方向リンクの肯定応答メッセージ(ACK)により応答する。たとえば、少なくとも1つのターゲットUEが、アプリケーションサーバが話者権(floor)を付与し、話し始めることができる発信者に話者権付与を示し、グループ呼を確立し行うこと(たとえば、720〜736参照)ができるようにするACK716により応答する。上記のように、これらの態様は知られているので、詳しく説明しない。
一方、ACK716に加えて、ACK718などの異なるACKが受信され得る。複数のターゲットUE522からこれらの異なるACKを受信することを回避するために、アプリケーションサーバはACK抑制メッセージ742をターゲットUE522に送ることができる。
ターゲットUEはそれぞれ、本明細書で開示する様々な実施形態に従って呼告知メッセージに対する応答を制御するための様々な論理を実装することができる。たとえば、ブロック750において、各ターゲットUE522は、呼告知メッセージ740が受信されたときに適用されるべきバックオフ時間を計算することができる。ブロック752において、各ターゲットUE522は、1日の第1の呼または所定期間の第1の呼のインジケータをチェックすることができる。これは上述のように、ターゲットUE522において単独で行われてよく、かつ/または告知メッセージ740に含まれてもよい。ブロック754において、各ターゲットUEは、告知メッセージ740をチェックして、告知メッセージ740に任意選択で含まれ得る、ユニキャストターゲットがあることを示すインジケータがあるかどうかを確認することができる。ブロック756において、各ターゲットUE522はアプリケーション層バックオフ論理を適用して、呼告知メッセージに対するそれらのそれぞれの応答を、本明細書で説明する要素(たとえば、第1の呼、ユニキャストターゲットなど)に基づいて判定する。これらの要素および応答については、以下の説明でさらに論じる。ブロック758において、抑制メッセージがアプリケーションサーバ550から受信された場合、告知メッセージ740に対するACKを出すためにアクセスチャネルを使用していないターゲットUE522は、それらのACKを抑制し、それにより逆方向リンクリソースを保持することができる。
上記で説明したように、実施形態は、輻輳低減のためのアプリケーション層機構を含むことができる。PTTマルチキャストUE(たとえば、520、522)は、アクセスプローブを送るアクセス手順を開始するために、アルゴリズム案に基づいて数を選ぶことができる。数は、呼告知が受信されてからアクセス手順が開始できるようになるまでUEが待機する必要があるミリ秒数に対応する。数選択アルゴリズムには2つの手法があり、1つは、所与の期間(たとえば、1日)の第1の呼に関し、もう1つは、所与の期間(説明を簡単にするために、期間を日と呼ぶが、様々な実施形態はこの期間に限定されない)の後続呼に関する。たとえば、1日を期間として使用して、数選択論理は深夜にリセットする。
加えて、リソースの使用を回避するために、アプリケーションサーバがACK抑制メッセージを送ると、ACKを出していないUEは、ACKに関するそれらのアクセス手順を抑制する。したがって、逆方向リンクリソースが保持される。
説明したように、輻輳回避論理には2つの部分がある。図8に、1日の第1の呼に関する第1のアルゴリズムを示す。図9に、1日のすべての後続呼に関する第2のアルゴリズムを示す。
図8を参照すると、第1のアルゴリズム800は2つの区分810および820でランダムアクセス優先度(待機時間)を割り当てる。たとえば、0〜300msの第1の区分810および600〜1000msの追加待機を加える第2の区分820がある。301〜599msの間はアクセス手順が許可されず、これは、告知が受信された時点から1〜300msの間である第1の区分810において送られたACKが、アプリケーションサーバに到着する機会を有し、ACK抑制をトリガするアプリケーションサーバからの応答を求めるようにする、告知が受信された後の競合なし期間830である。第1のアルゴリズム/論理(800)は、日(または期間)ごとに第1の呼にのみ適用される。その上、告知メッセージがユニキャストターゲットの存在を示すとき、UEは所定の固定バックオフを、各UEで計算された既存のバックオフに追加する。これは、ユニキャストUEが共通チャネルにアクセスし、トラフィックチャネルを確立することを可能にするために行われる。このプロセスはさらに、マルチキャストUEによって使用されるユニキャストトラフィックチャネルのオーバーヘッドを低減する。たとえば、UEがそのスロット用に乱数(1, 1000)を選び、これをXmsのバックオフとして割り当てる場合がある。その数が(301, 599)の間にある場合、UEは(600, 1000)の間の乱数を選ぶ。UEは、告知が受信された後、アクセスを実行するまでXms待機し、ここでX ms =上記で選ばれたランダムスロットである。告知メッセージが呼におけるユニキャストターゲットを示す場合、UEはそのスロット計算に500msを追加する(850)。
図9に、UEのためのスロットのランダム選択に時間バイアスを適用するために使用される第2のアルゴリズム/論理900を示す。マルチキャストエリアに存在するターゲットUEは、より高い優先度(アクセス待機時間が少ない)を取得し、一方でカバレージに出入りするクライアントはより低い優先度を取得する。第1のアルゴリズムでは、カバレージエリアの外にあるUEに初期スロットが割り当てられた場合、それらのスロット中にアクセスを実行するUEはなく、したがってレイテンシの原因となる。時間バイアスは、この欠点を回避するために使用され得る。しかしながら、すべてのユーザがMBSFNエリアに入ったばかりであり得る1日の第1の呼では、時間バイアスは大半のユーザを時間スロットの後ろのほうに置くことになるので、乱数に基づく第1のアルゴリズムは第1の呼に使用される。
図9を参照すると、アクセススロットの数は、グループメンバーの数、スロット持続時間などに基づいて複数の区分に分割され得る。たとえば、アクセス区分の数は64ms=>グループ中のメンバーの数/16で見つけることができる。開始時間は、UEがマルチキャストエリアに入ったときに記録されてよく、経過時間が監視されてよい。経過時間は、複数のしきい値に分割され得る(たとえば、各部分16個の区分において1区分につき15分であるので、4時間後にUEは区分1に割り当てられる)。時間しきい値に応じて、UEは区分、たとえば、910、920、930、または940を選び、マルチキャストサービスエリアにおいて経過時間が最高であるUEは、低い番号の区分に割り当てられる。したがって、経過時間が4時間であるUEは区分1、910にあってよい。経過時間が3:45である別のUEは区分2、920にあってよく、以下同様である。区分が選ばれると、UEは区分中のランダムスロットを選ぶ(たとえば、UEが4時間にわたってマルチキャストエリアにある場合、UEは区分1、910中のスロットを選ぶ)。告知メッセージが到着したとき、UEは、選択されたランダムスロットに到着するまで待機し得る(すなわち、選択されたスロットに基づいて決定されたms数にわたってACKを遅延させる)。ACK抑制メッセージが受信されなかった場合、UEはそのアクセス手順を実行してACKを送る(たとえば、UEが4時間にわたってマルチキャストエリアにある場合、UEは区分1中のランダムスロット10を選び、告知後、アクセス手順を開始するまで10ms待機する)。告知メッセージが呼にユニキャストターゲットがあることを示している場合、UEは500msをそのスロット計算に追加し、それにより、オフセット遅延をもたらす(950)。この時間は、ユニキャストUEがACK応答を配信するのに必要な往復時間およびアプリケーションサーバの処理時間を表す。
いくつかの実施形態では、第1の呼の直後に、様々な区分にわたってUEの一部または全部をランダムに分布させるアルゴリズムを用いて、区分1(最高優先度)に少なくとも1つのUEが存在する確率を高めることができ、この場合、最後の区分(最低優先度)にすべてのUEを有する場合とは反対に、肯定応答のレイテンシを低減することになる。さらに、アプリケーションサーバなどのネットワークエンティティがUEの一部または全部に、タイマーの再始動を強制するリセットを送って、先行期間からの累積優先度に基づいてすべてのUEが区分1に押し込められることのないようにするいくつかの実施形態があり得ることが諒解されよう。随意に、リセットの後、前述のように、UEの一部または全部は、様々な区分にわたってランダムに分布して、区分1(最高優先度)に少なくとも1つのUEが存在する確率を高めることができる。
一実施形態では、第2の優先度は、経過時間を判定するためにマルチキャストエリアにUEが入ったときにタイマーを開始することによって判定される。次いで経過時間が複数のしきい値に分割される。遅延時間区分は、各しきい値を超えたことに基づいて選択され、第2のランダム時間は、遅延区分内で選択される。各しきい値を超えると、それぞれのUEの優先度が高まる。経過時間が増大するのに伴い、第2のランダム時間は、遅延区分内のランダムスロットとして判定される。UEがマルチキャストエリアの外にある場合、タイマーは短い持続時間にわたって停止される。
特定の一連のアクションおよび使用される値(たとえば、オフセット遅延では500ms)は、説明のためにのみ提供されており、様々な実施形態を限定するものではないことが諒解されよう。したがって、本発明の実施形態は、任意のオフセット遅延値、区分数、または上述した任意の他の変数の変形態を使用することができる。
図10は、機能を実行するように構成された論理を含む通信デバイス1000を示す。通信デバイス1000は、限定はしないが、ノードB110または510、UE120または520、アプリケーションサーバ150、ネットワークコントローラ130、BM-SC536、コンテンツサーバ570、MME532、E-MBMS-GW534などを含む上述の通信デバイスのうちのいずれかに対応する可能性がある。したがって、通信デバイス1000は、ネットワークを介して1つまたは複数の他のエンティティと通信する(または通信を容易にする)ように構成された任意の電子デバイスに対応し得る。
図10を参照すると、通信デバイス1000は、情報を受信および/または送信するように構成された論理1005を含む。一例では、通信デバイス1000がワイヤレス通信デバイス(たとえば、UE120、ノードB110など)に対応する場合、情報を受信および/または送信するように構成された論理1005は、ワイヤレストランシーバおよび関連ハードウェア(たとえば、RFアンテナ、モデム、変調器および/または復調器など)などのワイヤレス通信インターフェース(たとえば、ブルートゥース、WiFi、2G、3Gなど)を含むことができる。別の例では、情報を受信および/または送信するように構成された論理1005は、ワイヤード通信インターフェース(たとえば、インターネットにアクセスする手段となり得るシリアル接続、USBまたはファイアワイヤ接続、イーサネット(登録商標)接続など)に対応し得る。したがって、通信デバイス1000が、何らかのタイプのネットワークベースのサーバ(たとえば、アプリケーションサーバ150、ネットワークコントローラ130、BM-SC536、コンテンツサーバ570、MME532、E-MBMS-GW534など)に対応する場合、情報を受信および/または送信するように構成された論理1005は、一例では、イーサネット(登録商標)プロトコルを介してネットワークベースのサーバを他の通信エンティティに接続するイーサネット(登録商標)カードに対応し得る。さらなる一例では、情報を受信および/または送信するように構成された論理1005は、通信デバイス1000がそのローカル環境を監視する手段となり得る知覚または測定ハードウェア(たとえば、加速度計、温度センサ、光センサ、ローカルRF信号を監視するためのアンテナなど)を含むことができる。情報を受信および/または送信するように構成された論理1005は、実行されると、その受信および/または送信機能を実施するための、情報を受信および/または送信するように構成された論理1005の関連ハードウェアを許可するソフトウェアも含み得る。ただし、情報を受信および/または送信するように構成された論理1005は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、情報を受信および/または送信するように構成された論理1005は、その機能性を遂行するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図10を参照すると、通信デバイス1000は、情報を処理するように構成された論理1010をさらに含む。一例では、情報を処理するように構成された論理1010は、少なくともプロセッサを含むことができる。情報を処理するように構成された論理1010によって実施することができる処理タイプの例示的実装形態は、判断を実施すること、接続を確立すること、異なる情報選択肢の間での選択を行うこと、データに関連した評価を実施すること、測定動作を実施するための、通信デバイス1000に結合されたセンサと対話すること、ある形式から別の形式に(たとえば、.wmvから.aviなど、異なるプロトコルの間で)情報を変換することなどを含むが、それに限定されない。たとえば、情報を処理するように構成された論理1010中に含まれるプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せに対応することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。情報を処理するように構成された論理1010は、実行されると、その処理機能を実施するための、情報を処理するように構成された論理1010の関連ハードウェアを許可するソフトウェアも含み得る。ただし、情報を処理するように構成された論理1010は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、情報を処理するように構成された論理1010は、その機能性を遂行するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図10を参照すると、通信デバイス1000は、情報を記憶するように構成された論理1015をさらに含む。一例では、情報を記憶するように構成された論理1015は、少なくとも非一時的メモリおよび関連ハードウェア(たとえば、メモリコントローラなど)を含むことができる。たとえば、情報を記憶するように構成された論理1015中に含まれる非一時的メモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体に対応することができる。情報を記憶するように構成された論理1015は、実行されると、その記憶機能を実施するための、情報を記憶するように構成された論理1015の関連ハードウェアを許可するソフトウェアも含み得る。ただし、情報を記憶するように構成された論理1015は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、情報を記憶するように構成された論理1015は、その機能性を遂行するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図10を参照すると、通信デバイス1000はさらに、情報を提示するように構成された論理1020を任意選択で含む。一例では、情報を表示するように構成された論理1020は、少なくとも出力デバイスおよび関連ハードウェアを含むことができる。たとえば、出力デバイスは、ビデオ出力デバイス(たとえば、ディスプレイスクリーン、USB、HDMI(登録商標)など、ビデオ情報を搬送することができるポートなど)、オーディオ出力デバイス(たとえば、スピーカー、マイクロフォンジャック、USB、HDMI(登録商標)など、オーディオ情報を搬送することができるポートなど)、振動デバイス、および/または情報が出力のためにフォーマットされるか、通信デバイス1000のユーザもしくはオペレータによって実際に出力される手段となり得る任意の他のデバイスを含むことができる。たとえば、通信デバイス1000がUE120または520に対応する場合、情報を提示するように構成された論理1020は、ディスプレイスクリーンおよびオーディオ出力デバイス(たとえば、スピーカー)を含むことができる。さらに別の例では、情報を提示するように構成された論理1020は、ローカルユーザをもたないネットワーク通信デバイス(たとえば、ネットワークスイッチやルータ、リモートサーバなど)など、いくつかの通信デバイスに関しては省くことができる。情報を提示するように構成された論理1020は、実行されると、その提示機能を実施するための、情報を提示するように構成された論理1020の関連ハードウェアを許可するソフトウェアも含み得る。ただし、情報を提示するように構成された論理1020は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、情報を提示するように構成された論理1020は、その機能性を遂行するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図10を参照すると、通信デバイス1000はさらに、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1025を任意選択で含む。一例では、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1025は、少なくともユーザ入力デバイスおよび関連ハードウェアを含むことができる。たとえば、ユーザ入力デバイスは、ボタン、タッチスクリーンディスプレイ、キーボード、カメラ、オーディオ入力デバイス(たとえば、マイクロフォン、またはマイクロフォンジャックなど、オーディオ情報を搬送することができるポートなど)、および/または情報がそれによって通信デバイス1000のユーザもしくはオペレータから受信され得る任意の他のデバイスを含むことができる。たとえば、通信デバイス1000がUE120または520に対応する場合、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1025は、ディスプレイスクリーン(タッチスクリーンを実装した場合)、キーパッドなどを含むことができる。さらに別の例では、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1025は、ローカルユーザをもたないネットワーク通信デバイス(たとえば、ネットワークスイッチやルータ、リモートサーバなど)など、いくつかの通信デバイスに関しては省くことができる。ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1025は、実行されると、その入力受信機能を実施するための、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1025の関連ハードウェアを許可するソフトウェアも含み得る。ただし、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1025は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1025は、その機能性を遂行するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図10を参照すると、1005〜1025の構成された論理は、図10では別個または相異なるブロックとして示されているが、それぞれの構成された論理がその機能性を実施するためのハードウェアおよび/またはソフトウェアは、部分的に重複し得ることが諒解されよう。たとえば、1005〜1025の構成された論理の機能性を容易にするのに使われるどのソフトウェアも、情報を記憶するように構成された論理1015に関連付けられた非一時的メモリに記憶することができ、そうすることによって、1005〜1025の構成された論理は各々、その機能性(すなわち、この場合、ソフトウェア実行)を、情報を記憶するように構成された論理1015によって記憶されたソフトウェアの動作に部分的に基づいて実施する。同様に、構成された論理のうちの1つに直接関連付けられたハードウェアは、他の構成された論理によって時々借り、または使うことができる。たとえば、情報を処理するように構成された論理1010のプロセッサは、データを、情報を受信および/または送信するように構成された論理1005によって送信される前に、適切な形式にフォーマットすることができ、そうすることによって、情報を受信および/または送信するように構成された論理1005は、その機能性(すなわち、この場合、データの送信)を、情報を処理するように構成された論理1010に関連付けられたハードウェア(すなわち、プロセッサ)の動作に部分的に基づいて実施する。さらに、1005〜1025の構成された論理または「ように構成された論理」は、特定の論理ゲートまたは論理要素に限定されるのではなく、概して、本明細書に記載した機能性を、(ハードウェアまたはハードウェアとソフトウェアの組合せのいずれかを介して)実施するための能力を指す。したがって、1005〜1025の構成された論理または「ように構成された論理」は、「論理」という言葉を共有するにもかかわらず、必ずしも論理ゲートまたは論理要素として実装されるわけではない。構成された論理1005〜1025の間の他の対話または協働が、後でより詳しく説明する実施形態の検討から、当業者には明らかになるであろう。
さらに、本明細書で開示した実施形態に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装できることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示した実施形態と関連して説明した方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはその2つの組合せで直接実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。
したがって、本発明の一実施形態は、発展型マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(eMBMS)上のグループ通信のための方法を実施するコンピュータ可読媒体を含むことができる。したがって、本発明は図示の例に限定されず、本明細書で説明した機能を実行するためのいかなる手段も、本発明の実施形態中に含まれる。
上記の開示は本発明の例示的な実施形態を示すが、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更および修正を行えることに留意されたい。本明細書で説明した本発明の実施形態による方法クレームの機能、ステップおよび/または動作は、特定の順序で実行されなくてもよい。さらに、本発明の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
100 システム
102 特定の地理的エリア
104a より小さいエリア
104b より小さいエリア
104c より小さいエリア
110 ノードB
110a ノードB
110b ノードB
110c ノードB
120 UE
130 ネットワークコントローラ
150 アプリケーションサーバ
200 例示的な送信構造
410 時間周波数ブロック
412 時間周波数ブロック
414 時間周波数ブロック
416 時間周波数ブロック
500 MBMSサービスエリア
501 MBSFNエリア1
502 MBSFNエリア2
510 eノードB
510 ノードB
520 発信者/話者、発信者UE、UE
522 UE、ターゲットUE
532 MME
534 eMBMS-GW
536 BM-SC
550 アプリケーションサーバ
552 ユニキャストパケット
554 マルチキャストパケット
564 eMBMSフロー
570 コンテンツプロバイダ、コンテンツサーバ
612 データソース
620 送信プロセッサ
630 TX MIMOプロセッサ
632a MOD/DEMOD
632t MOD/DEMOD
634a アンテナ
634t アンテナ
636 MIMO検出器
638 受信プロセッサ
639 データシンク
640 コントローラ/プロセッサ
642 メモリ
644 スケジューラ
652a アンテナ
652r アンテナ
654a DEMOD/MOD
654r DEMOD/MOD
660 MIMO検出器
670 受信プロセッサ
672 データシンク
678 データソース
680 送信プロセッサ
682 TX MIMOプロセッサ
690 コントローラ/プロセッサ
692 メモリ
694 グループ通信アプリケーション
710〜736 要素
716 ACK
718 ACK
740 呼告知、呼告知メッセージ
742 ACK抑制メッセージ
800 第1のアルゴリズム
810 第1の区分
820 第2の区分
830 競合なし期間
900 第2のアルゴリズム/論理
910 区分1
920 区分2
1000 通信デバイス
1005 情報を受信および/または送信するように構成された論理
1010 情報を処理するように構成された論理
1015 情報を記憶するように構成された論理
1020 情報を提示するように構成された論理(オプション)
1025 ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理(オプション)

Claims (32)

  1. ブロードキャスト/マルチキャスト通信システムにおける呼告知応答に優先度を設定する方法であって、
    ユーザ機器(UE)に第1の呼告知に対する応答の第1のランダム遅延を割り当てることに基づいて、応答の第1の優先度を確立するステップと、
    前記第1のランダム遅延を使用して前記第1の呼告知に応答するステップと、
    前記UEがマルチキャストエリアに存在する経過時間に基づいて、後続呼告知に対する応答の第2の優先度を判定するステップとを含み、
    前記経過時間は、前記UEが前記マルチキャストエリアに入ったときにタイマーを開始することにより判定される、方法。
  2. 前記第1の優先度は、各々が遅延範囲を有する2つの区分で割り当てられ、前記区分は、第1の区分および第2の区分を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の区分は、0msから300msの遅延範囲を有するとともに、前記第2の区分は、600msから1000msの遅延範囲を有し、前記UEは、前記2つの区分のうち一方の中のランダム時間に割り当てられる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の優先度は、アプリケーションサーバからリセット信号を受信した後に判定される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2の優先度を判定することは、
    前記経過時間を複数のしきい値に分割するステップと、
    各しきい値を超えたことに基づいて遅延時間区分を選択するステップと、
    前記遅延時間区分内で第2のランダム時間を選択するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2のランダム時間は、前記遅延時間区分内のランダムスロットとして判定される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記遅延時間区分は、前記経過時間が増大するのに伴って低減される、請求項5に記載の方法。
  8. 前記UEが前記マルチキャストエリアの外にある場合、前記タイマーは短い持続時間にわたって停止される、請求項5に記載の方法。
  9. 各しきい値を超えると、前記UEの第2の優先度が高まる、請求項5に記載の方法。
  10. 前記第1の呼告知を受信したユニキャストターゲットの指示がある場合に、オフセット遅延にわたって応答の前記第1のランダム遅延を遅延させるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記オフセット遅延は、一往復のユニキャストメッセージ配信にかかる時間である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記オフセット遅延は500msである、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ユニキャストターゲットの前記指示は、ユニキャストターゲットのしきい値数が予測された後にのみ提供される、請求項10に記載の方法。
  14. 前記ユニキャストターゲットの前記指示は、少なくとも1つのユニキャストターゲットが応答する確率に基づいて提供される、請求項10に記載の方法。
  15. 前記第1の呼告知に対する第1の応答が受信されていることの肯定応答を受信するステップと、
    前記肯定応答を受信した後に応答しないステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  16. ブロードキャスト/マルチキャスト通信システムにおける呼告知応答に優先度を設定する装置であって、
    ユーザ機器(UE)に第1の呼告知に対する応答の第1のランダム遅延をそれぞれ割り当てることに基づいて、応答の第1の優先度を確立するように構成されたロジックと、
    前記第1のランダム遅延を使用して前記第1の呼告知に応答するように構成されたロジックと、
    前記UEがマルチキャストエリアに存在する経過時間に基づいて、後続呼告知に対する応答の第2の優先度を判定するように構成されたロジックとを含み、
    前記経過時間は、前記UEが前記マルチキャストエリアに入ったときにタイマーを開始することにより判定される、装置。
  17. 前記第1の優先度は、各々が遅延範囲を有する2つの区分で割り当てられ、前記区分は、第1の区分および第2の区分を含む、請求項16に記載の装置。
  18. 前記第1の区分は、0msから300msの遅延範囲を有するとともに、前記第2の区分は、600msから1000msの遅延範囲を有し、前記UEは、前記2つの区分のうち一方の中のランダム時間に割り当てられる、請求項17に記載の装置。
  19. 前記第1の優先度は、アプリケーションサーバからリセット信号を受信した後に判定される、請求項16に記載の装置。
  20. 前記第2の優先度を判定するように構成されたロジックは、
    前記経過時間を複数のしきい値に分割するように構成されたロジックと、
    各しきい値を超えたことに基づいて遅延時間区分を選択するように構成されたロジックと、
    前記遅延時間区分内で第2のランダム時間を選択するように構成されたロジックとをさらに含む、請求項16に記載の装置。
  21. 前記第2のランダム時間は、前記遅延時間区分内のランダムスロットとして判定される、請求項20に記載の装置。
  22. 前記遅延時間区分は、前記経過時間が増大するのに伴って低減される、請求項20に記載の装置。
  23. 前記UEが前記マルチキャストエリアの外にある場合、前記タイマーは短い持続時間にわたって停止される、請求項20に記載の装置。
  24. 各しきい値を超えると、前記UEの第2の優先度が高まる、請求項20に記載の装置。
  25. 前記第1の呼告知を受信したユニキャストターゲットの指示がある場合に、オフセット遅延にわたって応答の前記第1のランダム遅延を遅延させるように構成されたロジックをさらに含む、請求項16に記載の装置。
  26. 前記オフセット遅延は、一往復のユニキャストメッセージ配信にかかる時間である、請求項25に記載の装置。
  27. 前記オフセット遅延は500msである、請求項26に記載の装置。
  28. 前記ユニキャストターゲットの前記指示は、ユニキャストターゲットのしきい値数が予測された後にのみ提供される、請求項25に記載の装置。
  29. 前記ユニキャストターゲットの前記指示は、少なくとも1つのユニキャストターゲットが応答する確率に基づいて提供される、請求項25に記載の装置。
  30. 前記第1の呼告知に対する第1の応答が受信されていることの肯定応答を受信するように構成されたロジックと、
    前記肯定応答を受信した後に応答しないように構成されたロジックとをさらに含む請求項16に記載の装置。
  31. ブロードキャスト/マルチキャスト通信システムにおける呼告知応答に優先度を設定する装置であって、
    ユーザ機器(UE)に第1の呼告知に対する応答の第1のランダム遅延を割り当てることに基づいて、応答の第1の優先度を確立するように構成された手段と、
    前記第1のランダム遅延を使用して前記第1の呼告知に応答するように構成された手段と、
    前記UEがマルチキャストエリアに存在する経過時間に基づいて、後続呼告知に対する応答の第2の優先度を判定するように構成された手段とを含み、
    前記経過時間は、前記UEが前記マルチキャストエリアに入ったときにタイマーを開始することにより判定される、装置。
  32. ブロードキャスト/マルチキャスト通信システムにおける呼告知応答に優先度を設定するための持続性コンピュータ可読記録媒体であって、
    ユーザ機器(UE)に第1の呼告知に対する応答の第1のランダム遅延を割り当てることに基づいて、応答の第1の優先度を確立するための少なくとも1つの命令と、
    前記第1のランダム遅延を使用して前記第1の呼告知に応答するための少なくとも1つの命令と、
    前記UEがマルチキャストエリアに存在する経過時間に基づいて、後続呼告知に対する応答の第2の優先度を判定するための少なくとも1つの命令とを含み、
    前記経過時間は、前記UEが前記マルチキャストエリアに入ったときにタイマーを開始することにより判定される、持続性コンピュータ可読記録媒体。
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